JP2018006868A - 動画再生装置、動画再生方法及びプログラム - Google Patents

動画再生装置、動画再生方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】再生する動画クリップの切り替えの有無に応じて、動画クリップの拡大表示においてユーザにとって利便性の高い領域を拡大して表示することができる動画再生装置、動画再生方法及びプログラムを提供する。【解決手段】表示制御手段は、拡大表示の終了指示を受けた後、拡大表示の開始指示を受けた場合において、一の動画クリップと関連付けられた変更後の位置が記憶手段に記憶されているときには、一の動画クリップのフレームの拡大領域を、記憶手段に記憶された変更後の位置で表示部に表示する拡大表示を行い、記憶されていないときには、別の動画クリップのフレームの拡大領域を所定の位置で表示部に表示する拡大表示を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、動画再生装置、動画再生方法及びプログラムに関する。
連写等で撮影された複数の静止画を連続して拡大表示するとき、次の静止画に同じ拡大位置を適用することが行われている(特許文献1)。
特開2004−260715号公報
動画を連続して再生するとき、1つの同じ動画に含まれる各フレームについては、時間軸方向に似た構図で被写体が撮影されていることが多いので、同じ領域を拡大して表示する方が視認性がよい。一方、異なる動画は構図が異なっているため、前の動画と同じ領域を拡大すると、ユーザの意図とは異なる場合がある。
本発明の目的は、再生する動画クリップの切り替えの有無に応じて、動画クリップの拡大表示においてユーザにとって利便性の高い領域を拡大して表示することができる動画再生装置、動画再生方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一観点によれば、1回の撮影で生成された動画クリップを再生し、前記動画クリップのフレームの全体を表示部に表示する全体表示を行い、拡大表示の開始指示を受けると、前記全体表示を終了して、前記動画クリップのフレームの一部の領域である拡大領域を前記表示部に表示する拡大表示を行い、前記拡大表示の終了指示を受けると、前記拡大表示を終了して前記全体表示を行う表示制御手段と、前記拡大表示の間に前記拡大領域の位置の変更指示を受けると、前記表示部に表示される前記拡大領域の位置を変更する位置変更手段と、前記位置変更手段により変更された前記拡大領域の変更後の位置を、再生中の前記動画クリップと関連付けて記憶する記憶手段と、再生する前記動画クリップが一の動画クリップから別の動画クリップに切り替えられると、その切り替え前の前記一の動画クリップと関連付けて前記記憶手段に記憶された前記拡大領域の変更後の位置を消去する消去手段とを有し、前記表示制御手段は、前記拡大表示の終了指示を受けた後、前記拡大表示の開始指示を受けた場合において、前記一の動画クリップと関連付けられた前記変更後の位置が前記記憶手段に記憶されているときには、前記一の動画クリップのフレームの前記拡大領域を、前記記憶手段に記憶された前記変更後の位置で前記表示部に表示する前記拡大表示を行い、記憶されていないときには、前記別の動画クリップのフレームの前記拡大領域を所定の位置で前記表示部に表示する前記拡大表示を行うことを特徴とする動画再生装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、1回の撮影で生成された動画クリップを再生し、前記動画クリップのフレームの全体を表示部に表示する全体表示を行い、拡大表示の開始指示を受けると、前記全体表示を終了して、前記動画クリップのフレームの一部の領域である拡大領域を前記表示部に表示する拡大表示を行い、前記拡大表示の終了指示を受けると、前記拡大表示を終了して前記全体表示を行うステップと、前記拡大表示の間に前記拡大領域の位置の変更指示を受けると、前記表示部に表示される前記拡大領域の位置を変更するステップと、前記拡大領域の変更後の位置を、再生中の前記動画クリップと関連付けて記憶手段に記憶するステップと、再生する前記動画クリップが一の動画クリップから別の動画クリップに切り替えられると、その切り替え前の前記一の動画クリップと関連付けて前記記憶手段に記憶された前記拡大領域の変更後の位置を消去するステップと、前記拡大表示の終了指示を受けた後、前記拡大表示の開始指示を受けた場合において、前記一の動画クリップと関連付けられた前記変更後の位置が前記記憶手段に記憶されているときには、前記一の動画クリップのフレームの前記拡大領域を、前記記憶手段に記憶された前記変更後の位置で前記表示部に表示する前記拡大表示を行い、記憶されていないときには、前記別の動画クリップのフレームの前記拡大領域を所定の位置で前記表示部に表示する前記拡大表示を行うステップとを有することを特徴とする動画再生方法が提供される。
本発明によれば、再生する動画クリップの切り替えの有無に応じて、動画クリップの拡大表示においてユーザにとって利便性の高い領域を拡大して表示することができる。
本発明の一実施形態による動画再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による動画再生装置における動画再生プログラムの画面の例を示す図(その1)である。 本発明の一実施形態による動画再生装置における動画再生プログラムの画面の例を示す図(その2)である。 本発明の一実施形態による動画再生装置における動画再生プログラムの画面の例を示す図(その3)である。 本発明の一実施形態による動画再生装置における動画再生プログラムの画面の例を示す図(その4)である。 本発明の一実施形態による動画再生装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下で説明する図面において、同じ機能を有するものは同一の符号を付し、その説明を省略又は簡潔にすることもある。
<一実施形態>
本発明の一実施形態による動画再生装置及び動画再生方法について図1乃至図3を用いて説明する。
まず、本実施形態による動画再生装置の構成について図1を用いて説明する。本実施形態による動画再生装置は、PC(Personal Computer)等のコンピュータ装置上で動作するソフトウェアで実現される。なお、本実施形態による動画再生装置は、動画を再生する機能のほか、動画を編集する機能をも有する動画編集装置であってもよい。また、本実施形態による動画再生装置は、デジタルビデオカメラ、動画撮影機能付きのデジタルスチルカメラ等の動画撮影装置に一体的に組み込まれたものであってもよい。この場合、動画再生装置は、動画撮影装置の表示部又は動画撮影装置に接続された外部の表示部に動画クリップを再生表示することができる。
図1は、本実施形態による動画再生装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態による動画再生装置100は、制御部101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103とを有している。さらに、本実施形態による動画再生装置100は、外部記憶装置104と、操作部105と、表示部106とを有している。制御部101、ROM102、RAM103、外部記憶装置104、操作部105、及び表示部106は、それぞれシステムバス107に接続されている。
制御部101は、動画再生装置100全体を制御するものであり、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部101は、例えば、ROM102に記憶されたプログラムや、RAM103に記憶された情報、操作部105からの情報等に従って各部を制御する。制御部101は、後述するように表示制御手段等として機能する。
ROM102は、不揮発性メモリであり、例えばフラッシュROM等が用いられている。ROM102は、例えば、変更を必要としないプログラムやパラメータを格納する。
RAM103は、揮発性メモリである。RAM103は、例えば、外部装置等から供給されるプログラムやデータを一時記憶する。制御部101は、RAM103をワークメモリとして使用する。
外部記憶装置104は、再生すべき動画クリップを記録するものである。外部記憶装置104は、動画再生装置100の本体内に固定されて設置されていてもよいし、動画再生装置100の本体外に設置されてケーブル等を介して動画再生装置100に接続されていてもよい。外部記憶装置104は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリ等である。あるいは、外部記憶装置104は、動画再生装置100から着脱可能なフレキシブルディスクや、CD(Compact Disk)等の光ディスク、磁気や光カード、IC(Integrated Circuit)カード、メモリーカード等である。
操作部105は、各種操作を入力するためのものであり、ユーザの操作を受け、データを入力するキーボード、マウス等である。また、操作部105としては、例えば、カーソルキー、ポインティングデバイス、タッチパネル、ダイヤル等のあらゆるタイプの操作子を用いることができる。操作部105の各操作部材は、表示部106に表示される種々の機能アイコンによって実現することも可能である。ユーザは、これらの機能アイコンを適宜選択することによって、操作を行うことが可能である。
表示部106は、動画再生装置100の保持するデータや供給されたデータを表示するものである。表示部106には、制御部101により実行される動画再生プログラムの画面が表示される。動画再生プログラムの画面には、後述するように、動画再生装置100により再生される動画クリップが再生表示される動画再生エリアが含まれている。動画再生装置100が動画編集機能をも有する動画編集装置である場合、動画再生エリアは、編集される動画を再生表示するプレビューエリアである。表示部106としては、例えば液晶表示装置等の表示装置を用いることができる。表示部106は、動画再生装置100に接続された外部の表示装置であってもよいし、動画再生装置100に内蔵された表示装置であってもよい。
システムバス107は、制御部101、ROM102、RAM103、外部記憶装置104、操作部105、及び表示部106の各ユニットを通信可能に接続する。
ROM102には、後述する動画再生プログラムが制御部101に読み取り可能なプログラムコードとして格納されている。本実施形態による動画再生装置100では、このROM102に格納されたプログラムコードを制御部101が実行する構成になっている。ROM102に格納された動画再生プログラムは、図3に示すフローチャートを用いて後で説明する処理の各ステップを実行させる。
以上のように構成された本実施形態による動画再生装置100の動作例を説明する。
本実施形態による動画再生装置100が再生の対象とする動画は、1回の撮影で生成された動画クリップである。1回の撮影で生成された動画クリップとは、1回の撮影で生成された1つの動画ファイル、又は1回の撮影で生成された複数の動画ファイルを1つの組としたものである。動画クリップを構成する動画ファイルは、ある一定のファイルサイズ又は記録時間等で複数に分割されたものでもよいし、1フレームが1ファイルで構成されるものでもよい。1つの動画クリップにおいて複数の動画ファイルを1つの組として管理する方法では、例えば、動画ファイルのファイル名に関する命名規則で関連付けて管理してもよい。具体的には、動画クリップを構成する複数の動画ファイルに、例えば、再生順を示す連続番号を含むファイル名を付けて管理することができる。また、例えば、1つのフォルダ又はディレクトリに入っている複数の動画ファイルを1つの動画クリップと関連付けて管理してもよいし、複数の動画ファイルを管理するための管理ファイルを作成して管理してもよい。なお、ここで列挙した複数の動画ファイルを1つの組として管理する方法は、あくまで例であり、これ以外の方法で管理してもよい。
また、上記動画クリップを構成する動画ファイルのファイル形式は、特に限定されるものではなく、例えばMOV、MP4、AVI等である。また、動画ファイルのフレームレート、ビットレート、解像度等も特に限定されるものではない。また、動画ファイルに含まれる映像データ及び音声データのコーデックも、それぞれ特に限定されるものではなく、動画ファイルのファイル形式に応じたコーデックが用いられる。また、動画ファイルは、映像データと音声データとを含むもののみならず、映像データを含むが音声データを含まないものであってもよい。
本実施形態による動画再生装置100は、動画クリップを再生し、動画クリップのフレームの全体を順に表示部106の画面に全体表示し、又は動画クリップのフレームの一部の領域を順に表示部106の画面に拡大表示することが可能になっている。全体表示の場合、動画クリップのフレームを縮小してその全体を表示部106の画面に全体表示する。一方、拡大表示の場合、動画クリップのフレームの一部の領域である拡大領域を100%で表示してその拡大領域を表示部106の画面に拡大表示する。表示部106の画面では、その動画再生エリアに、動画クリップが全体表示又は100%表示で再生される。
100%表示では、動画クリップのフレームの1ピクセルと、表示部106の動画再生エリアの1ピクセルとを1:1で対応させて表示する。本実施形態では、表示部106の動画再生エリアのピクセル数が、動画クリップのフレームのピクセル数より少ない。このため、100%表示では、表示部106の動画再生エリアに、動画クリップのフレームの一部の領域である拡大領域が、全体表示の場合と比較して拡大されて表示されることになる。拡大領域は、操作部105を介して入力されるユーザの指示に応じて、動画クリップのフレームの隅々まで移動することが可能になっている。なお、本実施形態では、拡大表示の場合に、動画クリップのフレームの拡大領域を100%で表示しているが、拡大領域の表示倍率は100%に限定されるものではなく、任意の倍率に設定することができる。拡大表示は、動画クリップのフレームの一部の領域を拡大して表示するものであればよい。
制御部101は、上記のような動画クリップの全体表示及び拡大表示を行う表示制御手段として機能する。また、制御部101は、拡大表示の間に操作部105を介してユーザによる拡大領域の位置の変更指示を受けると、表示部106に表示される拡大領域の位置を変更する位置変更手段として機能する。制御部101は、変更した拡大領域の変更後の位置を、再生中の動画クリップと関連付けてRAM103に記憶する。RAM103は、制御部101により変更された拡大領域の変更後の位置を、再生中の動画クリップと関連付けて記憶する記憶手段として機能する。なお、RAM103に代えて、例えば、外部記憶装置104やその他の記憶装置が、制御部101により変更された拡大領域の変更後の位置を、再生中の動画クリップと関連付けて記憶する記憶手段として機能するように構成することもできる。さらに、制御部101は、再生する動画クリップが一の動画クリップから別の動画クリップに切り替えられると、その切り替え前の一の動画クリップと関連付けてRAM103に記憶された拡大領域の変更後の位置を消去する消去手段として機能する。
さらに、本実施形態による動画再生装置100は、同一の動画クリップを再生している間は、100%表示時に表示する拡大領域の位置を移動させたときに、その表示した拡大領域の位置を記憶しておく。さらに、同一の動画クリップを再生している間、100%表示をオフにして再びオンにしたときに、記憶しておいた表示位置で100%表示を行う。一方、再生する動画ファイルを別の動画ファイルに切り替えた場合には、切り替え前に記憶していた拡大領域の位置を消去して初期化し、所定の初期位置の拡大領域を100%表示する。
本実施形態による動画再生装置100の制御部101により実行される動画再生プログラムは、起動すると外部記憶装置104に格納された動画クリップを読み込む。さらに、動画再生プログラムは、読み込んだ動画クリップのうち、再生可能な動画クリップを表示部106にリスト化して表示し、そのリストの先頭の動画クリップを選択状態にする。なお、動画再生プログラムは、外部記憶装置104に格納された動画クリップから、再生可能な動画クリップをユーザが任意に選択できるように構成することもできる。
上記動画再生プログラムの画面についてさらに図2を用いて説明する。図2A乃至図2Dは、それぞれ本実施形態による動画再生装置100における動画再生プログラムの画面の例を示す図である。
図2A乃至図2Dは、それぞれ動画再生装置100の表示部106に表示された動画再生プログラムの画面2010、2210、2410、2610を示している。画面2010、2210、2410、2610のうち、画面2010、2210、2410は、互いに同一の動画クリップ(「Movie A」)を再生表示しているものである。一方、画面2610は、画面2010、2210、2410で再生表示された動画クリップとは異なる動画クリップ(「Movie B」)を再生表示しているものである。なお、画面2010、2210、2410、2610は、「Movie A」を再生した後、続いて「Movie B」を再生した際に表示部106に表示された動画再生プログラムの一連の画面を時間順に示している。
まず、図2Aに示す画面2010について説明する。
図2Aに示すように、画面2010は、動画クリップのフレーム全体を表示するフィット表示になっている。画面2010は、動画再生エリア2020と、100%表示チェックボックス2030と、ガイドエリア2040と、クリップリスト表示エリア2050と、閉じるボタン2060と、再生ボタン2070と、再生スライダ2080とを含んでいる。
動画再生エリア2020は、クリップリスト表示エリア2050で選択されている動画クリップのフレームを表示するものである。この動画再生エリア2020では、100%表示時に動画再生エリア2020の表示画像を例えばマウスでドラッグする操作で、動画クリップのフレームにおける任意の場所を隅々まで100%表示することができる。
100%表示チェックボックス2030は、動画クリップのフレームを100%表示するときにチェックするものである。この100%表示チェックボックス2030がチェックされてチェックが有効になると、動画再生エリア2020に動画クリップのフレームが100%表示、すなわちドットバイドットで拡大表示される。画面2010では、100%表示チェックボックス2030がチェックされていないため、動画再生エリア2020には、動画クリップのフレームの全体が表示されている。
ガイドエリア2040は、動画クリップのフレームの中のどの部分を拡大表示しているのかを示すものである。画面2010では、100%表示チェックボックス2030のチェックが無効であるため、動画クリップのフレーム全体を動画再生エリア2020に表示している。このときのガイドエリア2040の表示は、フレーム全体を表すだけであるため、フレームの中の拡大表示された部分を表す枠が描画されていない。
クリップリスト表示エリア2050は、外部記憶装置104から読み込まれた再生可能な動画クリップの一覧を表示するものである。画面2010におけるクリップリスト表示エリア2050には、「Movie A」、「Movie B」、及び「Movie C」の3つの動画クリップがリストアップされていて、反転表示された「Movie A」が選択されている状態である。ユーザは、クリップリスト表示エリア2050において、反転表示された動画クリップを切り替えることにより、再生すべき動画クリップとして選択する動画クリップを切り替えることができる。
閉じるボタン2060は、動画再生プログラムを終了するときに押すものである。
再生ボタン2070は、クリップリスト表示エリア2050で選択している動画クリップを再生するときに押すものである。なお、再生ボタン2070は、動画クリップの再生時には、動画クリップの再生を一時停止するときに押す一時停止ボタン等に切り替わるようになっていてもよい。
再生スライダ2080は、動画再生エリア2020に表示されているフレームが動画クリップのどの再生位置なのかを確認したり、再生位置を調整したりするものである。
次に、図2Bに示す画面2210について説明する。
図2Bに示すように、画面2210は、動画クリップのフレームを100%表示で拡大する拡大表示になっている。拡大表示された拡大領域の位置は、初期位置である動画クリップのフレームの中央になっている。画面2210は、動画再生エリア2220と、100%表示チェックボックス2230と、ガイドエリア2240と、クリップリスト表示エリア2250と、閉じるボタン2260と、再生ボタン2270と、再生スライダ2280とを含んでいる。
動画再生エリア2220は、クリップリスト表示エリア2250で選択されている動画クリップのフレームを表示するものである。この動画再生エリア2220では、100%表示時に動画再生エリア2220の表示画像を例えばマウスでドラッグする操作で、動画クリップのフレームにおける任意の場所を隅々まで100%表示することができる。
100%表示チェックボックス2230は、動画クリップのフレームを100%表示するときにチェックするものである。画面2210では、100%表示チェックボックス2230にチェックが入っており、チェックが有効になっている。このため、画面2210では、動画再生エリア2220に、動画クリップのフレームが100%表示、すなわちドットバイドットで拡大表示されている。拡大表示されている拡大領域は、後述するガイドエリア2240に表示される枠2240aのエリアである。
ガイドエリア2240は、動画クリップのフレームの中のどの部分を拡大表示しているのかを示すものである。画面2210では、100%表示チェックボックス2230のチェックが有効であるため、動画クリップのフレームのうち、ガイドエリア2240内に表示された枠2240aのエリアに相当する領域を動画再生エリア2220に表示している。ガイドエリア2240内の枠2240aは、表示する拡大領域としてフレームの中央部分の領域を示している。
クリップリスト表示エリア2250は、外部記憶装置104から読み込まれた再生可能な動画クリップの一覧を表示するものである。画面2210におけるクリップリスト表示エリア2250には、「Movie A」、「Movie B」、及び「Movie C」の3つの動画クリップがリストアップされていて、反転表示された「Movie A」が選択されている状態である。ユーザは、クリップリスト表示エリア2250において、反転表示された動画クリップを切り替えることにより、再生すべき動画クリップとして選択する動画クリップを切り替えることができる。
閉じるボタン2260は、動画再生プログラムを終了するときに押すものである。
再生ボタン2270は、クリップリスト表示エリア2250で選択している動画クリップを再生するときに押すものである。なお、再生ボタン2270は、動画クリップの再生時には、動画クリップの再生を一時停止するときに押す一時停止ボタン等に切り替わるようになっていてもよい。
再生スライダ2280は、動画再生エリア2220に表示されているフレームが動画クリップのどの再生位置なのかを確認したり、再生位置を調整したりするものである。
次に、図2Cに示す画面2410について説明する。
図2Cに示すように、画面2410は、動画クリップのフレームを100%表示で拡大する拡大表示になっている。拡大表示された拡大領域の位置は、図2Bに示す場合の初期位置から左上に動かした位置になっている。画面2410は、動画再生エリア2420と、100%表示チェックボックス2430と、ガイドエリア2440と、クリップリスト表示エリア2450と、閉じるボタン2460と、再生ボタン2470と、再生スライダ2480とを含んでいる。
動画再生エリア2420は、クリップリスト表示エリア2450で選択されている動画クリップのフレームを表示するものである。この動画再生エリア2420では、100%表示時に動画再生エリア2420の表示画像を例えばマウスでドラッグする操作で、動画クリップフレームにおける任意の場所を隅々まで100%表示することができる。
100%表示チェックボックス2430は、動画クリップのフレームを100%表示するときにチェックするものである。画面2410では、100%表示チェックボックス2430にチェックが入っており、チェックが有効になっている。このため、画面2410では、動画再生エリア2420に、動画クリップのフレームが100%、すなわちドットバイドットで拡大表示されている。拡大表示されている拡大領域は、後述するガイドエリア2440に表示される枠2440aのエリアである。
ガイドエリア2440は、動画クリップのフレームの中のどの部分を拡大表示しているのかを示すものである。画面2410では、100%表示チェックボックス2430のチェックが有効であるため、動画クリップのフレームのうち、ガイドエリア2440内に表示された枠2440aのエリアに相当する領域を動画再生エリア2420に表示している。ガイドエリア2440内の枠2440aは、表示する拡大領域としてフレームの左上部分の領域を示している。
クリップリスト表示エリア2450は、外部記憶装置104から読み込まれた再生可能な動画クリップの一覧を表示するものである。画面2410におけるクリップリスト表示エリア2450には、「Movie A」、「Movie B」、及び「Movie C」の3つの動画クリップがリストアップされていて、反転表示された「Movie A」が選択されている状態である。ユーザは、クリップリスト表示エリア2450において、反転表示された動画クリップを切り替えることにより、再生すべき動画クリップとして選択する動画クリップを切り替えることができる。
閉じるボタン2460は、動画再生プログラムを終了するときに押すものである。
再生ボタン2470は、クリップリスト表示エリア2450で選択している動画クリップを再生するときに押すものである。なお、再生ボタン2470は、動画クリップの再生時には、動画クリップの再生を一時停止するときに押す一時停止ボタン等に切り替わるようになっていてもよい。
再生スライダ2480は、動画再生エリア2420に表示されているフレームが動画クリップのどの再生位置なのかを確認したり、再生位置を調整したりするものである。
次に、図2Dに示す画面2610について説明する。
図2Dに示すように、画面2610は、動画クリップのフレームを100%表示で拡大する拡大表示になっている。画面2610で再生されている動画クリップは、画面2010、2210、2410で再生されている動画クリップとは異なっている。拡大表示された拡大領域の位置は、初期位置である動画クリップのフレームの中央になっている。画面2610は、動画再生エリア2620と、100%表示チェックボックス2630と、ガイドエリア2640と、クリップリスト表示エリア2650と、閉じるボタン2660と、再生ボタン2670と、再生スライダ2680とを含んでいる。
動画再生エリア2620は、クリップリスト表示エリア2650で選択されている動画クリップのフレームを表示するものである。この動画再生エリア2620では、100%表示時に動画再生エリア2620の表示画像を例えばマウスでドラッグする操作で、動画クリップのフレームにおける任意の場所を隅々まで100%表示することができる。
100%表示チェックボックス2630は、動画クリップのフレームを100%表示するときにチェックするものである。画面2610では、100%表示チェックボックス2630にチェックが入っており、チェックが有効になっている。このため、画面2610では、動画再生エリア2620に、動画クリップのフレームが100%表示、すなわちドットバイドットで表示されている。拡大表示されている拡大領域は、後述するガイドエリア2640に表示される枠2640aのエリアである。
ガイドエリア2640は、動画クリップのフレームの中のどの部分を拡大表示しているのかを示すものである。画面2610では、100%表示チェックボックス2630のチェックが有効であるため、動画クリップのフレームのうち、ガイドエリア2640内に表示された枠2640aのエリアに相当する領域を動画再生エリア2620に表示している。ガイドエリア2640内の枠2640aは、表示する拡大領域としてフレームの中央部分の領域を示している。
クリップリスト表示エリア2650は、外部記憶装置104から読み込まれた再生可能な動画クリップの一覧を表示するものである。画面2610におけるクリップリスト表示エリア2650には、「Movie A」、「Movie B」、及び「Movie C」の3つの動画クリップがリストアップされていて、反転表示された「Movie B」が選択されている状態である。ユーザは、クリップリスト表示エリア2650において、反転表示された動画クリップを切り替えることにより、再生すべき動画クリップとして選択する動画クリップを切り替えることができる。
閉じるボタン2660は、動画再生プログラムを終了するときに押すものである。
再生ボタン2670は、クリップリスト表示エリア2650で選択している動画クリップを再生するときに押すものである。なお、再生ボタン2670は、動画クリップの再生時には、動画クリップの再生を一時停止するときに押す一時停止ボタン等に切り替わるようになっていてもよい。
再生スライダ2680は、動画再生エリア2620に表示されているフレームが動画クリップのどの再生位置なのかを確認したり、再生位置を調整したりするものである。
次に、本実施形態による動画再生装置100の動作についてさらに図3を用いて説明する。図3は、本実施形態による動画再生装置100の動作を示すフローチャートである。
本実施形態による動画再生装置100では、ユーザが操作部105を操作して、本実施形態による動画再生プログラムを制御部101に実行させて起動する。動画再生プログラムを実行する制御部101は、外部記憶装置104に記録されている動画ファイルから動画クリップを構成する1つの動画ファイル又は複数の動画ファイルの組を探索して見つけ出す。制御部101は、探索の結果、見つけ出した動画ファイルにより構成される動画クリップのリストを表示部106に表示する。動画クリップのリストは、図2に示すクリップリスト表示エリア2050、2250、2450、2650に表示される。その後、制御部101は、動画クリップのリストの先頭に表示された動画クリップを選択したあと、図3に示すフローチャートによる処理を開始して、動画クリップを再生表示する。なお、動画再生エリアに表示するフレームは、再生ボタンやスライダの操作によりユーザが任意に変更することができる。以下では、このような表示するフレームの変更処理については、ユーザが任意に操作可能な処理として特に処理フローを明示しないことにする。
まず、ステップS3010で、制御部101は、選択されている動画クリップを構成する1つ又は複数の動画ファイルをすべて取得する。例えば、図2A、図2B、及び図2Cの場合、動画クリップである「Movie A」を構成する動画ファイルを取得する。図2Dの場合、動画クリップである「Movie B」を構成する動画ファイルを取得する。
次いで、ステップS3020で、制御部101は、ステップS3010で取得した動画ファイルを読み込む。制御部101は、取得した動画クリップを構成する動画ファイルを再生表示し、その間、以下のようにして全体表示と拡大表示とを切り替える。
ステップS3030で、制御部101は、拡大表示時に表示する拡大領域の位置を初期化する。本実施形態では、100%表示チェックボックスのチェックが有効なときに表示する拡大領域の位置情報を動画クリップのフレームの中心座標で初期化を行う。これにより、制御部101は、100%表示時に表示する拡大領域の中心位置を、動画クリップのフレームの中心座標である初期位置に設定する。すなわち、制御部101は、100%表示時に表示する拡大領域の位置を、動画クリップのフレームの中央である初期位置に設定する。また、制御部101は、後述するように動画クリップと関連付けられた拡大領域の位置がRAM103に記憶されていれば、この拡大領域の位置を消去する。なお、RAM103には、拡大領域の位置を記憶する記憶領域が1つだけ設けられている。また、RAM103とは別個に、拡大領域の位置を記憶する記憶装置が設けられていてもよい。
次いで、ステップS3040で、制御部101は、100%表示チェックボックスのチェックが有効であるか否かを判定して、拡大表示の開始指示を受けたか否かを判定する。本実施形態では、図2Aに示す100%表示チェックボックス2030のようにチェックがなく有効でないと判定した場合(ステップS3040、No)、ステップS3090へ移行する。一方、図2B乃至図2Dに示す100%表示チェックボックス2230、2430、2630のようにチェックがあり有効であると判定した場合(ステップS3040、Yes)、拡大表示の開始指示を受けたものとして、ステップS3050へ移行する。
ステップS3050で、拡大表示の開始指示を受けた制御部101は、100%表示時にどの部分を拡大表示するかを示す位置情報、すなわち拡大表示時に表示する拡大領域の中心位置をRAM103から読み出して取得する。100%表示の状態で表示位置を動かしていないときには、拡大領域の中心位置として、ステップS3030で初期化したフレームの中心座標が取得される。一方、動画再生エリアで、画像をドラッグする操作で表示位置を動かしていた場合は、拡大領域の中心位置として、後述するステップS3080で更新した動画再生エリアに表示されている画像の中心座標が取得される。RAM103において拡大領域の中心位置を記憶する領域は、1つなので、動画の再生位置によらず、拡大領域の中心位置として同じ値が取得される。
ステップS3060で、拡大表示の開始指示を受けた制御部101は、ステップS3050で取得した中心座標が動画再生エリアの中心座標に合致するように100%の大きさでフレームの拡大表示を行う。
ステップS3070で、制御部101は、動画再生エリアに表示する拡大領域の位置を変更する指示があったか否かを判定する。本実施形態では、拡大領域の位置を変更する指示は、ユーザが操作部105を操作して動画再生エリアに表示されているフレームの画像をドラッグすることで行う。拡大領域の位置を変更する指示があったと判定した場合(ステップS3070、Yes)、ステップS3080へ移行する。一方、拡大領域の位置を変更する指示がなかったと判定した場合(ステップS3070、No)、ステップS3100へ移行する。
ステップS3080で、拡大領域の位置変更の指示を受けた制御部101は、操作部105を介したユーザによる指示に応じて、動画再生エリアに表示する拡大領域の位置を更新して変更する。このとき、制御部101は、拡大領域の中心位置を、動画再生エリアに表示されている画像の中心座標の情報で更新する。これにより、制御部101は、拡大領域の中心位置を、動画再生エリアに表示されている画像の中心座標に設定する。また、制御部101は、更新により設定した拡大領域の中心位置を、再生している動画クリップと関連付けてRAM103に記憶する。
こうして、ステップS3070及びステップS3080の処理が行われることで、拡大表示時に表示する拡大領域の位置の更新を行う。ステップS3080で更新設定した拡大領域の位置は、再生する動画クリップの切り替えが行われない限り、拡大領域を表示する位置を初期化するステップS3030が行われないため、再生している動画クリップに関連付けて保持した状態となる。本実施形態では、動画再生エリアの画像のドラッグ処理が完了するたびに、表示している拡大領域の位置を更新する。
一方、ステップS3090で、制御部101は、動画クリップのフレーム全体を動画再生エリアの表示領域にフィットさせて全体表示する。このとき、制御部101は、動画クリップのフレームのアスペクト比を維持してフレーム全体を表示することもできるし、動画クリップのフレームのアスペクト比を変更して動画再生エリアの表示領域の形状にあわせてフレーム全体を表示することもできる。ユーザは、全体表示の場合にアスペクト比を維持するかどうかを任意に設定することができる。
こうして、制御部101は、動画クリップを再生する間、動画クリップのフレームの全体を順に表示部106に表示し、ユーザの指示に応じて、動画クリップのフレームの一部の領域である拡大領域を順に表示部106に表示する。
さらに、ステップS3100で、制御部101は、再生する動画クリップを切り替える指示を受けたか否かを判定する。動画クリップを切り替える指示は、例えば、ユーザが操作部105のマウス等を操作して、図2に示すクリップリスト表示エリア2050、2250、2450、2650から別の動画クリップを選択することで行う。動画クリップを切り替える指示を受けたと判定した場合(ステップS3100、Yes)、ステップS3110へ移行する。一方、動画クリップを切り替える指示を受けなかった判定した場合(ステップS3100、No)、ステップS3120へ移行する。
ステップS3110で、制御部101は、再生する動画クリップを、ステップS3100で選択された別の動画クリップへの切り替える処理を行う。この切り替え処理で、クリップリスト表示エリア2050、2250、2450、2650の動画クリップの選択状態を更新する。ステップS3110の後、ステップS3010に移行し、制御部101は、切り替え後の動画クリップの再生を開始する。切り替え後の動画クリップの再生では、ステップS3030の初期化処理において、制御部101は、RAM103に記憶された切り替え前の動画クリップと関連付けられた拡大領域の位置を消去する。
一方、ステップS3120で、制御部101は、100%表示チェックボックスのチェックの有効・無効を変更する指示を受けたか否かを判定する。チェックを有効から無効に変更する指示は、拡大表示を終了して全体表示を開始する指示に対応する。また、チェックを無効から有効に変更する指示は、全体表示を終了して拡大表示を開始する指示に対応する。ユーザは、例えば操作部105のマウス等を操作して、図2に示す100%表示チェックボックス2030、2230、2430、2630のチェックを入れ、又はチェックを外すことにより、チェックを有効又は無効に変更することができる。変更する指示を受けたと判定した場合(ステップS3120、Yes)、ステップS3130へ移行する。一方、変更する指示を受けなかったと判定した場合(ステップS3120、No)、ステップS3140へ移行する。
ステップS3130で、制御部101は、100%表示チェックボックスのチェックの有効・無効の情報を更新して表示する。チェックボックスの性質上、ステップS3120での変更指示前にチェックが有効な場合は、変更指示後にチェックが無効になる。ステップS3120での変更指示前にチェックが無効な場合は、変更指示後にチェックが有効になる。図2に示す100%表示チェックボックス2030、2230、2430、2630では、チェックが入っていればそのチェックが外れ、チェックが入っていなければチェックが入る。ステップS3130の後、ステップS3040に移行する。
一方、ステップS3140で、制御部101は、動画クリップの再生を終了する指示を受けたか否かを判定する。終了指示は、例えば、ユーザが操作部105のマウス等を操作し、図2の閉じるボタン2060、2260、2460、2660を押すことで行う。終了指示を受けたと判定した場合、この処理フローを終了する。一方、終了指示を受けなかったと判定した場合、ステップS3040へ移行する。
ステップS3100からステップS3110、さらに続いてステップS3010からステップS3030へと処理が行われることで、動画クリップの切り替え指示によって、ステップS3030で、拡大表示する拡大領域の位置を初期化する処理が行われる。この初期化によって、制御部101は、ステップS3080で動画クリップの切り替え前の動画クリップに関連付けられてRAM103に記憶されていた拡大領域の位置を消去する。これにより、切り替え後の動画クリップで拡大表示である100%表示を行った場合、拡大表示される拡大領域の中心位置は、まずはフレームの中心座標である初期位置になる。こうして、100%表示チェックボックスのチェック有効な状態で拡大領域の位置を変更した後、再生する動画クリップを別の動画クリップに切り替えた場合、例えば、図2Cの表示から図2Dの表示になる。図2Cに示す動画クリップから切り替えられた別の動画クリップで拡大表示を行うと、図2Dに示すように、拡大領域の位置は、初期位置であるフレームの中央になる。
ステップS3100の動画クリップの切り替え指示、又はステップS3140の終了指示が行われるまでは、ステップS3040からステップS3130までの処理が繰り返し行われる。ここで、ステップS3040からステップS3130までの間には、ステップS3030の拡大領域の位置を初期化する処理がない。このため、動画クリップを切り替えずに同一の動画クリップを再生している間は、100%表示チェックボックスのチェックを無効から有効に切り替えた場合に、前回の拡大領域と同じ位置の拡大領域を拡大表示することができる。すなわち、ステップS3050で取得した前回の100%表示チェックボックスのチェックが有効なときに表示していた拡大領域の位置でフレームを拡大表示することができる。このため、動画クリップを切り替えない限り、動画クリップの再生位置によらず、図2Aに示す状態と図2Cに示す状態とは、交互に切り替えることが可能となる。
なお、本実施形態では、100%表示時の拡大領域の位置を、動画再生エリアに表示される画像をドラッグして移動することにより変更する例を示したが、拡大領域の変更はこれに限定されるものではない。例えば、ユーザが操作部105のキーボードを操作して、100%表示時の拡大領域の位置の変更をできるようにしてもよい。または、それら以外の方法で、100%表示時の拡大領域の位置の変更をするようにしてもよい。
このように、本実施形態による動画再生装置100は、拡大表示する拡大領域の位置を記憶する記憶領域をRAM103に設け、動画クリップの切り替えの有無に応じて、その記憶領域から制御部101が読み出す拡大領域の位置が異なるように構成されている。すなわち、動画クリップの切り替えが行われない間は、制御部101は、その記憶領域に記憶される、ユーザの指示応じて更新される拡大領域の位置を読み出す。一方、動画クリップの切り替えが行われれば、その動画クリップの切り替えをきっかけにして、制御部101は、初期化された拡大領域の位置、すなわち拡大領域の初期位置を読み出す。なお、読み込んで再生している動画クリップと関連付けて拡大領域の位置を一時的に記憶しておき、動画クリップが切り替わるときにその関連付けを消去して初期位置で拡大領域を表示するような構成にしてもよい。
また、動画再生装置100の構成は、上記の構成に限定されるものではない。同一の動画クリップで、拡大表示をオンからオフにした後、その動画クリップの再生位置によらず拡大表示を再びオンにしたときに前回の拡大表示の位置を再現し、その後動画クリップが切り替わったときに所定の初期位置で拡大表示する構成であればよい。
また、本実施形態では、100%表示する拡大領域の適切な初期位置として、動画クリップのフレームの中央としたが、それ以外の箇所を拡大領域の初期位置としてもよい。
以上の処理によって、本実施形態では、同一の動画クリップの再生中には、当該動画クリップに含まれるフレーム毎に拡大表示のために同じ位置の指定をユーザが繰り返す手間を省くことができる。また、他の動画クリップの再生へ切り替えたときには、一般的に適切な位置である初期位置から拡大表示を開始することができ、ユーザが拡大領域の位置の変更を指定しやすくなる。こうして、本実施形態によれば、再生する動画クリップの切り替えの有無に応じて、動画クリップの拡大表示においてユーザにとって利便性の高い領域を拡大して表示することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクラアントコンピュータがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…動画再生装置
101…制御部
102…ROM
103…RAM
104…外部記憶装置
105…操作部
106…表示部
107…システムバス

Claims (7)

  1. 1回の撮影で生成された動画クリップを再生し、前記動画クリップのフレームの全体を表示部に表示する全体表示を行い、拡大表示の開始指示を受けると、前記全体表示を終了して、前記動画クリップのフレームの一部の領域である拡大領域を前記表示部に表示する拡大表示を行い、前記拡大表示の終了指示を受けると、前記拡大表示を終了して前記全体表示を行う表示制御手段と、
    前記拡大表示の間に前記拡大領域の位置の変更指示を受けると、前記表示部に表示される前記拡大領域の位置を変更する位置変更手段と、
    前記位置変更手段により変更された前記拡大領域の変更後の位置を、再生中の前記動画クリップと関連付けて記憶する記憶手段と、
    再生する前記動画クリップが一の動画クリップから別の動画クリップに切り替えられると、その切り替え前の前記一の動画クリップと関連付けて前記記憶手段に記憶された前記拡大領域の変更後の位置を消去する消去手段と
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記拡大表示の終了指示を受けた後、前記拡大表示の開始指示を受けた場合において、前記一の動画クリップと関連付けられた前記変更後の位置が前記記憶手段に記憶されているときには、前記一の動画クリップのフレームの前記拡大領域を、前記記憶手段に記憶された前記変更後の位置で前記表示部に表示する前記拡大表示を行い、記憶されていないときには、前記別の動画クリップのフレームの前記拡大領域を所定の位置で前記表示部に表示する前記拡大表示を行うことを特徴とする動画再生装置。
  2. 前記所定の位置は、前記別の動画クリップのフレームの中央であることを特徴とする請求項1に記載の動画再生装置。
  3. 前記動画クリップは、1回の撮影で生成された1つの動画ファイル、又は1回の撮影で生成された複数の動画ファイルの組であることを特徴とする請求項1又は2に記載の動画再生装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記拡大表示において、前記拡大領域を100%表示又は任意の倍率で拡大して表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の動画再生装置。
  5. 前記記憶手段は、前記拡大領域の前記変更後の位置を記憶する記憶領域を1つだけ有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の動画再生装置。
  6. 1回の撮影で生成された動画クリップを再生し、前記動画クリップのフレームの全体を表示部に表示する全体表示を行い、拡大表示の開始指示を受けると、前記全体表示を終了して、前記動画クリップのフレームの一部の領域である拡大領域を前記表示部に表示する拡大表示を行い、前記拡大表示の終了指示を受けると、前記拡大表示を終了して前記全体表示を行うステップと、
    前記拡大表示の間に前記拡大領域の位置の変更指示を受けると、前記表示部に表示される前記拡大領域の位置を変更するステップと、
    前記拡大領域の変更後の位置を、再生中の前記動画クリップと関連付けて記憶手段に記憶するステップと、
    再生する前記動画クリップが一の動画クリップから別の動画クリップに切り替えられると、その切り替え前の前記一の動画クリップと関連付けて前記記憶手段に記憶された前記拡大領域の変更後の位置を消去するステップと、
    前記拡大表示の終了指示を受けた後、前記拡大表示の開始指示を受けた場合において、前記一の動画クリップと関連付けられた前記変更後の位置が前記記憶手段に記憶されているときには、前記一の動画クリップのフレームの前記拡大領域を、前記記憶手段に記憶された前記変更後の位置で前記表示部に表示する前記拡大表示を行い、記憶されていないときには、前記別の動画クリップのフレームの前記拡大領域を所定の位置で前記表示部に表示する前記拡大表示を行うステップと
    を有することを特徴とする動画再生方法。
  7. コンピュータに、
    1回の撮影で生成された動画クリップを再生し、前記動画クリップのフレームの全体を表示部に表示する全体表示を行い、拡大表示の開始指示を受けると、前記全体表示を終了して、前記動画クリップのフレームの一部の領域である拡大領域を前記表示部に表示する拡大表示を行い、前記拡大表示の終了指示を受けると、前記拡大表示を終了して前記全体表示を行うステップと、
    前記拡大表示の間に前記拡大領域の位置の変更指示を受けると、前記表示部に表示される前記拡大領域の位置を変更するステップと、
    前記拡大領域の変更後の位置を、再生中の前記動画クリップと関連付けて記憶手段に記憶するステップと、
    再生する前記動画クリップが一の動画クリップから別の動画クリップに切り替えられると、その切り替え前の前記一の動画クリップと関連付けて前記記憶手段に記憶された前記拡大領域の変更後の位置を消去するステップと、
    前記拡大表示の終了指示を受けた後、前記拡大表示の開始指示を受けた場合において、前記一の動画クリップと関連付けられた前記変更後の位置が前記記憶手段に記憶されているときには、前記一の動画クリップのフレームの前記拡大領域を、前記記憶手段に記憶された前記変更後の位置で前記表示部に表示する前記拡大表示を行い、記憶されていないときには、前記別の動画クリップのフレームの前記拡大領域を所定の位置で前記表示部に表示する前記拡大表示を行うステップと
    を実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120121714A (ko) * 2011-04-27 2012-11-06 삼성전자주식회사 3차원 반도체 기억 소자 및 그 제조 방법

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