JP2018005432A - 画像配信システム - Google Patents

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友香 高山
英明 小口
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英明 小口
田中 秀幸
Hideyuki Tanaka
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Abstract

【課題】セキュリティ検査を、遠隔地に位置する複数の検査員とネットワークを介したシステムにより連携、遠隔集中監視する形態で、検査画像を時系列順に配信することによる課題がある。【解決手段】画像配信システムを、複数の検査画像および第1の属性情報(301)を受信し、それぞれの検査端末に対応する複数の検査員に関する第2の属性情報(401)を記憶し、検査画像に基づいて、検査画面を生成し、第2の属性情報を読み込み、第2の属性情報から第1の属性情報に含まれる判断基準と同一の判断基準を持つ検査員がいる場合には、その検査員に対応する検査端末に検査画面を配信する(ステップ504)構成とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、画像配信システムに関する。
近年のセキュリティリスクの高まりに際し、セキュリティ検査の手段として各施設やイベントに参加する人の荷物をチェックしたり、入場者の保持する衣服に金属物などが含まれていないかを検索したりするための検査装置の導入が一般化している。
例えば特許文献1には、X線を用いた検査装置の一例が開示されている。また、特許文献2には、医療分野において地理的に離れた放射線検査を支援するためのシステムが開示されている。
特開平第10-267867号 特許第5490327号
特許文献2のような医療用の放射線検査においては、発生する検査の頻度も少なく、また患者、症状、医療従事者や放射線検査員などの専門性が求められる分野である。そのため、充分な時間を確保し、準備した上で、確実な医療を施すための対応が求められる事となる。
一方、特許文献1のような施設やイベント等の安全確保のためのセキュリティ検査においては、検査のスループットが重要な要素となり、入場の待ち時間を最小化する上でも、その場に搬入される様々な荷物に対し、検査員による即時かつ確実な検査結果判断が求められる。このため、全ての検査員に高い専門性が求められ、セキュリティ検査装置の設置される場所に立ち会う事が一般的であった。
係るセキュリティ検査を、遠隔地に位置する複数の検査員とネットワークを介したシステムにより連携、遠隔集中監視する形態では、セキュリティ検査装置から検査員が位置する検査端末に画像を配信することとなるが、時系列順に配信することにより、3つの課題がある。
1つ目は、複数のセキュリティ検査装置から取得される画像が時系列順に検査員へ配信されると、個々のセキュリティ検査装置において異なる検査基準で画像検査をすることになり、検査員の負荷が大きく検査の効率性及び精度が低下する課題がある。
2つ目は、検査員毎にスキルが異なり、セキュリティ検査に関する判断に要する時間に差異が発生する場合、時間を長く要する検査員に検査時間が律速され、全体としての検査速度の低下につながる課題がある。
3つ目は、複数施設におけるセキュリティ検査を実施する場合、セキュリティ検査において即時性・リアルタイム性が求められる施設の画像の検査が遅れ、該当施設における入退場手続での遅延が発生するという課題がある。
本願発明による課題を解決する手段のうち代表的なものを例示すれば、画像配信システムであって、それぞれが第1の属性情報を持つ複数のセキュリティ検査装置から、複数の検査画像および第1の属性情報を受信する通信部と、複数の検査画像を検査する複数の検査端末について、それぞれの検査端末に対応する複数の検査員に関する第2の属性情報を記憶するメモリと、CPUと、を具備するサーバを有し、CPUは、検査画像に基づいて、検査画面を生成し、対応する第1の属性情報を読み込む画像処理部と、第2の属性情報を読み込み、第2の属性情報から第1の属性情報に含まれる判断基準と同一の判断基準を持つ検査員がいる場合には、その検査員に対応する検査端末に検査画面を配信する振分装置判定部と、を具備する。
または、画像配信システムであって、それぞれが第1の属性情報を持つ複数のセキュリティ検査装置から、複数の検査画像を受信する通信部と、複数の検査画像を検査する複数の検査端末について、それぞれの検査端末に対応する複数の検査員に関する第2の属性情報を記憶するメモリと、CPUと、を具備するサーバを有し、CPUは、検査画像に基づいて、検査画面を生成し、検査画像の難易度を判定する画像処理部と、第2の属性情報を読み込み、第2の属性情報から検査画像の難易度よりも高いスキルレベルを持つ検査員がいる場合には、その検査員に対応する検査端末に検査画面を配信する振分装置判定部と、を具備する。
または、画像配信システムであって、それぞれが第1の属性情報を持つ複数のセキュリティ検査装置から、複数の検査画像および第1の属性情報を受信する通信部と、CPUと、を具備するサーバを有し、CPUは、検査画像に基づいて、検査画面を生成し、対応する第1の属性情報を読み込む画像処理部と、複数の検査画像のうち、第1の属性情報に含まれる優先度が高い検査画像に対応する検査画面を、優先的に、検査画像を検査する前記検査端末に配信する振分装置判定部と、を具備する。
本発明によれば、検査の効率性及び精度が向上する。または、検査速度の低下を抑止できる。または、検査における遅延を抑止できる。
本発明のシステム構成図である。 本発明のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明のセキュリティ検査装置101に関する属性情報の説明図である。 本発明の検査員に関する属性情報の説明図である。 実施例1に係る振分装置判断部213における同一判定基準の検査画面601を検査端末105へ配信する場合の処理フローである。 本発明の検査員が使用する検査画面の説明図である。 実施例2に係る振分装置判断部213における検査員のスキル情報と判定難易度に基づく場合の処理フローである。 実施例2に係る重点監視エリア604の数から検査画面601の難易度判定をする場合の説明図である。 実施例2に係る荷物の材質量605から検査画面601の難易度判定をする場合の説明図である。 実施例3に係る振分装置判断部213における検査画面601の優先度608eに基づいた配信を行う場合の処理フローである。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
本実施例は、遠隔集中監視センタ103に集約された検査画像を、判定基準などの振分基準に基づいて特定の検査員に配信するものである。
図1は、本発明の一実施例のシステム構成を示す図である。本発明のシステムは、複数のセキュリティ検査装置101、遠隔集中監視センサ103およびこれらを接続するネットワーク102を含む。遠隔集中監視センタ103は、複数の検査端末105と、セキュリティ検査装置101からネットワーク102を介して集まった検査画像を検査端末105に配信する監視システムサーバ104とを含む。具体的には、セキュリティ検査装置101は、X線検査装置でも金属探知機でも爆発物探知機でも監視カメラなどでも良い。
ネットワーク102は、それを介して、セキュリティ検査装置101から監視システムサーバ104にデータを転送できるものである限り、どのようなものであってもよい。例えば、ネットワーク102は、LANであってもよいし、広域ネットワークであってもよいし、それらの組み合わせであってもよい。あるいは、ネットワーク102がUSB(Universal Serial Bus)のようなデータ伝送路であってもよい。
遠隔集中監視センタ103は、セキュリティ検査装置101から送られてくる検査画像を集中監視する。
監視システムサーバ104は、セキュリティ検査装置101から送られてくる検査画像の集約及び検査端末105への検査画面601の配信を行う。
検査端末105は、検査員が検査を実施するための検査画面601を表示するPC(Personal Computer)である。
図2は、本発明のハードウェア構成を示すブロック図である。セキュリティ検査装置101は、検査対象物の画像を撮影する画像撮影部201と、CPU(Central Processing Unit)202と、後述するセキュリティ検査装置101の属性情報301を入出力する入出力部205と、属性情報301を保存しておくメモリ203と、メモリに保存されたセキュリティ検査装置101の属性情報301と画像撮影部201で撮影された検査画像を含むデータを遠隔集中監視センタ103に送信する通信部204を備える。他の構成要素については後述する。
図3は、属性情報301の説明図である。属性情報301は、例えば、セキュリティ検査装置名302と、セキュリティ検査装置101が置かれている施設303と、セキュリティ検査装置101のベンダー304と、セキュリティ検査装置101の判定基準305と、セキュリティ検査装置101のレーン番号306と、セキュリティ検査装置101の機器の型番307と、セキュリティ検査装置101の検査の優先度合を示す優先度308を備える。但し、必ずしもこれらのすべてを含んでいなくても良く、これとは別の属性情報をさらに含んでも良い。
セキュリティ検査装置名302は、セキュリティ検査装置101の種類を示し、例えばX線検査装置、金属探知機、サーモグラフィー、監視カメラ等が該当する。
施設303は、セキュリティ検査装置101が設置されている場所を示し、具体的には空港、港、裁判所、データセンター等が該当する。
ベンダー304は、セキュリティ検査装置101の製造元を示す。
判定基準305は、後述する検査画面601の検査判定基準608dを示し、例えばペットボトルの持ち込み禁止を示す基準Aとペットボトルの持ち込みを許可する基準Bがある。この判定基準305は、空港Aではペットボトルの持ち込みが禁止されているため基準Aであり、港Aではペットボトルの持ち込みを禁止していないため基準Bであることを示している。
レーン番号306は、1つの施設にセキュリティ検査装置101が複数ある場合、レーン番号によってセキュリティ検査装置101を区別するために使用する。例えば、空港では同じ施設にX線検査装置が複数台設置されているのが一般的だが、レーン番号を管理することで、どのX線検査装置で手荷物に危険物が見つかったかを特定できる。
機器の型番307は、同じセキュリティ検査装置101であっても型番が異なると出力されるデータ仕様等に差異が発生する可能性に対応するために管理する。
優先度308は、セキュリティ検査装置101が設置されている場所のエリア特性により決定される。例えば、1日の来場者数の多さや、一般者より関係者が多い場所を優先するといった来場者の特性や、リアルタイムで処理が求められるような空港などの施設情報のいずれか1つもしくは複数の組み合わせから優先度308を決める。優先度308は、例えば三段階で評価し、優先度が高いものから順にレベル3、レベル2、レベル1とする。
さらに図2において、監視システムサーバ104は、ネットワーク102を介して送られたデータを、通信部206を介して受信し、メモリ208に格納する。また、後述する検査員に関する属性情報401を、入出力部207を介してメモリ208に保存する。CPU209において、メモリ208に格納された検査画像と属性情報301から検査員が使用する検査画面601を作成する画像処理部210を起動する。画像処理部210は、検査画像と属性情報301を読み込み、該当荷物に含まれる金属量、有機物質量、ペットボトル等の水分包含物の分量等を材質量として算出する。また、CPU209は、検査画面601を構成する上で必要となるデータを、処理結果読込部211において読み込み、検査画面601の判定難易度を判断する難易度判定部212を起動する。その結果をもとに、どの検査端末105にどの検査画面601を配信するか判定する振分装置判定部213を起動し、該当する検査端末105へ検査画面601を配信する配信部214を起動する事で、該当する検査端末105に対応する検査員にセキュリティ判定処理が割り振られる事となる。
また、検査端末105は、検査員が使用するPCであり、例えばディスプレイ215とCPU216とメモリ217を有する。CPU216において、メモリ217に格納された検査画面601をディスプレイ215に表示する。
図4は、検査員に関する属性情報401の説明図である。属性情報401は、検査員の名前402と、検査員が使用する検査端末番号403と、検査員が検査を担当する担当施設名404と、検査員が担当するセキュリティ検査装置405と、セキュリティ検査装置のベンダー名406と、担当検査の判定基準407と、スキルレベル408とを含む。但し、必ずしもこれらのすべてを含んでいなくても良く、これとは別の属性情報をさらに含んでも良い。
具体的には、検査員の名前402は、担当検査員の名前を管理する。
検査端末番号403は、監視システムサーバ104が検査画面601を検査端末105へ配信する際に使用される。
担当施設名404は、検査員がどこの施設の検査画像を判定しているか管理する。
セキュリティ検査装置405は、検査員が担当するセキュリティ検査装置101の種類を管理する。
ベンダー406は、検査員が担当するセキュリティ検査装置101の製造元を示す。
判定基準407は、検査員がどの判定基準を用いて検査を実施しているかを管理する。
スキルレベル408は、検査画面601の処理速度、ミス件数、勤務年数または主に担当する画像種別等のうち少なくとも1つもしくは複数の組み合わせによってあらかじめ決定される。検査員のスキルレベルは、例えば三段階で評価し、スキルが高い検査員を3、平均的である検査員を2、検査に時間を要する検査員を1とする。
図5は、振分装置判定部213において、同一判定基準の検査画面601を、検査員へ配信する場合の処理フローである。まず、画像処理部210が後述する検査画面601を作成する(ステップ501)。具体的には、画像撮影部201が撮影した画像と属性情報301を通信部206が受信し、これを元に、画像処理部210が検査画面601を作成する。なお、検査画面601の詳細については後述する。
次に、処理結果読込部211が、ステップ501において作成された検査画面601を読み込む(ステップ502)。
次に、振分装置判定部213が、検査員の属性情報401を読み込む(ステップ503)。
次に、振分装置判定部が、検査画面601のセキュリティ検査装置101の属性情報表示部608と検査員の属性情報401が一致するかを判定する(ステップ504)。例えば、検査画面601の施設608aと検査員の属性情報401の担当施設404が一致するか、検査画面601のセキュリティ検査装置608bと検査員の属性情報401のセキュリティ検査装置405が一致するか、検査画面601のベンダー608cと検査員の属性情報401のベンダー406が一致するか、もしくは、検査画面601の判定基準608dと検査員の属性情報401の判定基準407が一致するか、またはこれらの組み合わせで判定する。一致する場合は、検査端末番号403をもとに該当検査端末105へ検査画面601を配信する(ステップ505)。なお、複数の属性情報401を用いる場合には、一致する属性情報401のより多い検査端末105へ検査画面601を配信する方法や、全ての属性情報401が一致した検査端末105へ検査画面601を配信する方法を用いることができる。一致しない場合は、ランダムに検査員へ検査画面601を配信する(ステップ506)。
次に、配信された検査画面601が検査端末105のディスプレイ215に表示され、検査員は、検査画面601の検査を実施する(ステップ507)。ここで、対象施設608a・セキュリティ検査装置608b・ベンダー608c・判定基準608d・優先度608eを含めた検査の基準となる情報が変更された場合は、検査画面601に基準が変更された旨のメッセージを示すメッセージ608fを表示し、検査員はメッセージ608fを確認したのち検査を実施しても良い。係る構成により、基準の変更を見落とすことによる検査ミスのリスクを低減することができる。
最後に、検査判定部607にて検査結果が合格か不合格かをボタンを押下し、現地の検査員へ検査結果を送信する。(ステップ508)。
ここで、図6は、検査員が使用する検査画面の説明図である。本実施例では、X線検査装置による検査画面601を表示した場合の説明図であるが、金属探知機、サーモグラフィーもしくは監視カメラ等の少なくとも1つ、または、これらの複数の組み合わせでも良い。検査画面601は、画像撮影部201が撮影したX線画像を表示する画像表示部602と、形状認識された検査対象物を示す形状判定抽出エリア603と、危険物が含まれている可能性があるエリアを示す重点監視エリア604と、検査対象物の材質量を表示する材質量表示部605と、検査対象物の形状を表示する形状情報表示部606と、荷物検査の判定する検査判定部607と、属性情報301を表示する属性情報表示部608と、検査員が危険物と判定した理由を入力する判定理由入力部609を備える。
具体的には、画像表示部602は、画像撮影部201が撮影した検査画像、例えばX線画像やサーモグラフィーや金属探知機の画像などを、画像撮影部201が撮影したカラーもしくは白黒の検査画像、または、セキュリティ検査装置101に画像撮影部201とは別の監視カメラが設けられている場合の、当該監視カメラの画像の少なくとも1つもしくは複数の組み合わせで表示する。
また、本実施例では持ち込まれるすべての手荷物から形状と材質量により安全な物であるかを自動判定する。自動判定できなかった荷物に対して、検査員が検査画面601の検査を実施する。
形状判定抽出エリア603は、安全と判断された形状を示したエリアである。具体的には、画像処理部210が、事前に入力された安全と判断できる形状と画像処理部210によって認識された形状を比較し、一致する場合は該当する形状を安全と判断する。例えば、財布として登録された四角い形状と、画像処理部210が認識した四角い形状が一致した場合、財布と判断し、形状判定抽出エリア603として破線で囲む。
一方、重点監視エリア604は、自動判定により確実に安全と判断されなかった荷物を実線で囲む。例えば、安全と判断されなかった刃物や拳銃を重点監視エリア604のように示す。
材質量表示部605は、検査対象物の材質量、例えば金属605aや有機物605bの多さを表示する。図6のように画像表示部に複数の検査対象物が含まれている場合には、当該複数の検査対象物の総和で表示する。一般に、手荷物の材質量において金属や有機物が多いものは、危険物が含まれる可能性が高いとされているため、材質量表示部605に表示される情報は、検査員が危険物を判定する際に有用な情報となる。
形状情報表示部606は、形状から検査対象物は何かを判定した結果を表示する。
検査判定部607は、検査結果が合格か不合格のいずれかのボタンを押下することで、現地の検査員へ検査結果を送信する。
属性情報表示部608は、セキュリティ検査装置101が設置されている施設608a、ベンダー608c、判定基準608d、優先度608eなどの、属性情報301の少なくとも1つまたは複数の組み合わせを表示する。
判定理由入力部609は、検査員が検査結果を不合格とした理由、例えば持ち込み禁止荷物であるペットボトルや爆発物や刃物が検出されたことなどを入力する。この情報を現地検査員と共有する事により、現地での手荷物検査時間を短縮し、効率性を上げる。
このように、本実施例に係る画像配信システムは、それぞれが第1の属性情報(セキュリティ検査装置に関する属性情報301)を持つ複数のセキュリティ検査装置(101)から、複数の検査画像および第1の属性情報を受信する通信部と、複数の検査画像を検査する複数の検査端末(105)について、それぞれの検査端末に対応する複数の検査員に関する第2の属性情報(検査員に関する属性情報401)を記憶するメモリ(203)と、CPU(202)と、を具備するサーバを有し、CPUは、検査画像に基づいて、検査画面を生成し、対応する第1の属性情報を読み込む画像処理部(210)と、第2の属性情報を読み込み、第2の属性情報から第1の属性情報に含まれる判断基準と同一の判断基準を持つ検査員がいる場合には、その検査員に対応する検査端末に検査画面を配信する(ステップ504)振分装置判定部(213)と、を具備する。
係る構成により、各検査員は、検査員に関する属性情報401の判断基準に従い画像検査を実施することが可能となるため、検査の効率性を向上しうる。また、検査員による基準認識漏れを防止することで、検査の精度を向上しうる。
なお、実施例では、検査画面601を遠隔集中監視センタ103、監視システムサーバ104における画像処理部210で算定する構成を取ったが、セキュリティ検査装置101内で処理する構成を取る事もできる。この場合、各セキュリティ検査装置101にX線画像解析処理を分散し搭載する事となり、監視システムサーバ104側の負荷を軽減する事が可能となる。
また、本実施例では検査端末105の検査員が不合格の際に、不合格条件を判定理由入力部609によって指定し、送信する構成を取ったが、セキュリティ検査装置101側に位置する検査員に対し電話回線などを用いて音声で伝える事も可能である。また、検査端末105側に検査画面601を表示する事も可能であるし、何の情報も開示しない(該当の手荷物を目視により確認するよう指示する)構成を取る事も可能である。
さらに、検査員に関する属性情報401では、検査員の名前402、検査端末番号403、担当施設名404、セキュリティ検査装置405、ベンダー406、判定基準407およびスキルレベル408に関する情報を管理したが、検査員の在席/離席、他荷物の検査中/検査待ち、勤務シフトなどの情報を管理することも可能である。これにより、離席中の検査員への配信を抑止したり、検査負荷の平準化を実現したりすることが可能である。
加えて、本実施例では主にX線検査装置を用いたセキュリティ検査について記載をした。ただし、本構成はサーモグラフィー、金属探知、爆発物探知、その他のセキュリティ検査機器に対して適用可能であり、例えば発熱等を伴う傷病が流行する地域でのセキュリティ検査、該当地域から発着する飛行機からの乗客に対するセキュリティ検査において、施設、機器、該当機器で取得される情報などを用いて遠隔で検査を実施する検査員に対し、検査支援情報を提供することが可能である。
また、本実施例では検査員が使用する検査画面601としてセキュリティ検査装置に関する属性情報301を主に提示する方法について記載をした。これに対し、検査対象物そのものの映像情報、検査対象物を保持する人物に関する映像、年齢、性別、国籍等の属性情報を提示することで、セキュリティ検査を実施する検査員の作業を遠隔で支援する構成をとることで、より多面的な情報を用いた検査支援が可能となる。
さらに、本実施例では、形状判定抽出エリア603として、事前に入力された安全と判断できる形状を破線で囲む方法について記載をした。これに対し、AIなどによる機械学習を用いた形状認識を用いることで安全と判断できる形状のパターンを増やし、形状判定抽出エリア603で抽出可能な形状を増やす構成をとることで、より検査支援の高度化が可能となる。
本実施例は、遠隔集中監視センタ103に集約された検査画像を判定の難易度別に検査員の判定スキルを考慮して配信するものである。
図7は、難易度判定部212における判定が、検査員の属性情報401と画像検査難易度に基づく場合の処理フローである。
前述したステップ501およびステップ502の次に、難易度判定部212が検査画面601の難易度を判定する(ステップ701)。難易度の判定は、例えば、重点監視エリア604の数を判定基準にする方法、荷物の材質量を用いる方法、または、これらの組み合わせを用いることができる。これらの具体的な方法は、図8および図9で説明する。
次に、振分装置判定部213が、検査員の属性情報401のスキルレベルおよび検査画面601の検査の難易度を読み込む(ステップ702)。
次に、検査画面601の難易度と検査員のスキルレベルから、振分装置判定部213が誰にどの検査画面601を配信するか判定する(ステップ703)。例えば、検査画面601の難易度判定を三段階で評価し、難易度が最も高いものを3、平均的なものを2、低いものを1とする。同様に検査員のスキルレベルを高いものから順に三段階で評価する。具体例としては、検査画面601の難易度が3である場合は、スキルレベルが3である検査員へ配信する(ステップ704)。検査画面601の難易度が2である場合は、スキルレベルが2以上である検査員へ配信する、或いは、検査画面601の難易度が1である場合は、スキルレベルが1以上である検査員へ配信する(ステップ705)。その後のステップ507およびステップ508は、図5と同様である。
図8は、検査画面601の画像表示部602における重点監視エリア604の数から検査画面難易度判定をする場合の説明図である。
画像表示部801に表示された画像には、重点監視エリア604が3つ(801a〜801c)存在する。一方画像表示部802に表示された画像には、重点監視エリア604が1つ(802a)存在する。1画像において重点監視エリア604の数が多い検査画面601は、荷物が危険物であるかを判断する回数が多く、限られた時間で正確な判断を下すことが難しいと考えられるため、重点監視エリア604の数が多い検査画面801は検査の難易度が高いと判定し、重点監視エリア604の数が少ない検査画面802は検査の難易度が低いと判定する。
図9は、検査画面601の材質量表示部605から検査画面難易度判定をする場合の説明図である。
材質量表示部901は、金属902や有機物903を含む量が多いと判定された場合を示す。一方、材質量表示部904は、金属905や有機物906を含む量が少ないと判定された場合を示す。一般に、手荷物の材質量において金属や有機物が多いものは、危険物が含まれる可能性が高いとされていることから、金属902や有機物903の量が多い材質量表示部901の検査画面601を、難易度が高いと判定する。また、金属905や有機物906の量が少ない材質量表示部904の検査画面601を、難易度が低いと判定する。
このように、本実施例に係る画像配信システムは、それぞれが第1の属性情報を持つ複数のセキュリティ検査装置から、複数の検査画像を受信する通信部と、複数の検査画像を検査する複数の検査端末について、それぞれの検査端末に対応する複数の検査員に関する第2の属性情報を記憶するメモリと、CPUと、を具備するサーバを有し、CPUは、検査画像に基づいて、検査画面を生成し、検査画像の難易度を判定する画像処理部と、第2の属性情報を読み込み、第2の属性情報から検査画像の難易度よりも高いスキルレベルを持つ前記検査員がいる場合には、その検査員に対応する検査端末に検査画面を配信する(ステップ703)振分装置判定部と、を具備する。
係る構成により、スキルの低い検査員に検査の難しい検査画像が割り振られることが少なくなるため、当該検査員が当該検査画像を検査することによる検査速度の低下を抑止できる。
本実施例は、振分装置判断部213における検査画面601の優先度に基づいた配信方法である。
図10は、振分装置判断部213における検査画面601の優先度に基づいた配信を行う場合の処理フローである。
前述したステップ501およびステップ502の次に、振分装置判定部213が、検査画面601の優先度608eを読込む。(ステップ1001)。
次に、振分装置判定部213が、検査画面601の優先度判定を行う(ステップ1002)。具体的には、優先度レベル3の検査画面601と優先度レベル1の検査画面601がある場合、優先度レベル3の検査画面601を検査端末105へ優先的に配信する(ステップ1003)。優先度レベル1の検査画面601は、その後検査端末105へ配信する(ステップ1004)。その後のステップ507およびステップ508は、図5と同様である。
このように、本実施例に係る画像配信システムは、それぞれが第1の属性情報を持つ複数のセキュリティ検査装置から、複数の検査画像および第1の属性情報を受信する通信部と、CPUと、を具備するサーバを有し、CPUは、検査画像に基づいて、検査画面を生成し、対応する前記第1の属性情報を読み込む画像処理部と、複数の検査画像のうち、第1の属性情報に含まれる優先度が高い検査画像に対応する検査画面を、優先的に、検査画像を検査する検査端末に配信する(ステップ1002)振分装置判定部と、を具備する。
係る構成により、検査完了までの優先度が高い検査画像の検査を迅速に行うことが可能となり、検査における遅延を抑止できる。
101:セキュリティ検査装置、102:ネットワーク、103:遠隔集中監視センタ、104:監視システムサーバ、105:検査端末、201:画像撮影部、202:CPU、203:メモリ、204:通信部、205:入出力部、206:通信部、207:入出力部、208:メモリ、209:CPU、210:画像処理部、211:処理結果読込部、212:難易度判定部、213:振分装置判定部、214:配信部、215:ディスプレイ、216:CPU、217:メモリ、301:セキュリティ検査装置に関する属性情報、302:セキュリティ検査装置名、303:施設、304:ベンダー、305:判定基準、306:レーン番号、307:機器の型番、308:優先度、401:検査員に関する属性情報、402:検査員の名前、403:検査端末番号、404:担当施設名、405:セキュリティ検査装置、406:ベンダー、407:判定基準、408:スキルレベル、501、502、503、504、505、506、507、508、701、702、703、704、705、1001、1002、1003、1004:ステップ、601:検査画面、602、801、802:画像表示部、603:形状判定抽出エリア、604、801a〜c、802a:重点監視エリア、605、901、904:材質量表示部、605a、902、905:金属、605b、903、906:有機物、606:形状情報表示部、607:検査判定部、608:属性情報表示部、608a:施設、608b:セキュリティ検査装置、608c:ベンダー、608d:判定基準、608e:優先度、608f:メッセージ、609:判定理由入力部。

Claims (10)

  1. それぞれが第1の属性情報を持つ複数のセキュリティ検査装置から、複数の検査画像および前記第1の属性情報を受信する通信部と、
    前記複数の検査画像を検査する複数の検査端末について、それぞれの前記検査端末に対応する複数の検査員に関する第2の属性情報を記憶するメモリと、
    CPUと、を具備するサーバを有し、
    前記CPUは、
    前記検査画像に基づいて、検査画面を生成し、対応する前記第1の属性情報を読み込む画像処理部と、
    前記第2の属性情報を読み込み、前記第2の属性情報から前記第1の属性情報に含まれる判断基準と同一の判断基準を持つ前記検査員がいる場合には、その検査員に対応する前記検査端末に前記検査画面を配信する振分装置判定部と、を具備する画像配信システム。
  2. 請求項1において、
    前記同一の判断基準とは、前記第1の属性情報に含まれる施設の情報が前記第2の情報に含まれる担当施設の情報と一致するか、もしくは、前記第1の情報に含まれるベンダーの情報が前記第2の情報に含まれるベンダーの情報と一致するか、またはこれらの組み合わせである、画像配信システム。
  3. 請求項1において、
    前記振分装置判断部は、前記同一の基準を持つ前記検査員がいない場合は、ランダムに、前記検査端末に前記検査画像を配信する、画像配信システム。
  4. 請求項1において、
    前記検査画面は、形状認識されたものを示す形状判定抽出エリア、危険物が含まれている可能性がある重点監視エリア、対象物の材質量を表示する材質量表示部、形状から判定された対象物の情報を表示する形状情報表示部、または、前記第1の属性情報の少なくとも1つを表示する属性情報表示部を含む画像配信システム。
  5. 請求項1において、
    前記検査画面は、前記検査画像の判定結果を入力する検査判定部、および、前記判定の結果が不合格だった場合の理由を入力する判定理由入力部を含む画像配信システム。
  6. 請求項1において、
    前記複数の検査端末をさらに有する画像配信システム。
  7. 請求項1において、
    前記複数のセキュリティ検査装置をさらに有する画像配信システム。
  8. 請求項1において、
    前記セキュリティ検査装置は、X線検査装置、金属探知機、サーモグラフィー、または監視カメラである、画像配信システム。
  9. それぞれが第1の属性情報を持つ複数のセキュリティ検査装置から、複数の検査画像を受信する通信部と、
    前記複数の検査画像を検査する複数の検査端末について、それぞれの前記検査端末に対応する複数の検査員に関する第2の属性情報を記憶するメモリと、
    CPUと、を具備するサーバを有し、
    前記CPUは、
    前記検査画像に基づいて、検査画面を生成し、前記検査画像の難易度を判定する画像処理部と、
    前記第2の属性情報を読み込み、前記第2の属性情報から前記検査画像の前記難易度よりも高いスキルレベルを持つ前記検査員がいる場合には、その検査員に対応する前記検査端末に前記検査画面を配信する振分装置判定部と、を具備する画像配信システム。
  10. それぞれが第1の属性情報を持つ複数のセキュリティ検査装置から、複数の検査画像および前記第1の属性情報を受信する通信部と、
    CPUと、を具備するサーバを有し、
    前記CPUは、
    前記検査画像に基づいて、検査画面を生成し、対応する前記第1の属性情報を読み込む画像処理部と、
    前記複数の検査画像のうち、前記第1の属性情報に含まれる優先度が高い前記検査画像に対応する前記検査画面を、優先的に、前記検査画像を検査する前記検査端末に配信する振分装置判定部と、を具備する画像配信システム。
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