JP2018005390A - 物体追跡方法及び物体追跡装置 - Google Patents

物体追跡方法及び物体追跡装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロバスト性に優れた物体追跡が可能になる物体追跡方法及び物体追跡装置を提供する。【解決手段】物体追跡装置100は、移動体の周囲の物体を検出する物体検出部10と、物体のパラメータのうち、位置、大きさ、移動方向の時間変化を算出する時間変化算出部21と、を備え、少なくともいずれか一つのパラメータの時間変化が物体を同一と判定する第一所定値以上であり、その他のパラメータのうち、少なくともいずれか一つのパラメータの時間変化が物体を同一と判定する第二所定値未満である時、物体は同一であると判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、物体追跡方法及び物体追跡装置に関する。
従来より、自車周囲に存在する物体を追跡する技術が知られている(特許文献1)。特許文献1は、物体の奥行きや横幅の時間変化を用いて、排ガスや霧等の浮遊物が物体に含まれているか否かを判定する。
特開2014−93028号公報
しかしながら、特許文献1は、物体に含まれる浮遊物は判定できるものの、浮遊物によって隠蔽された物体の追跡を続行することができなくなるおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、その目的は、ロバスト性に優れた物体追跡が可能になる物体追跡方法及び物体追跡装置を提供することである。
本発明の一態様に係る物体追跡方法は、物体のパラメータのうち、位置、大きさ、移動方向を検出し、少なくともいずれか一つのパラメータの時間変化が物体を同一と判定する第一所定値以上であり、その他のパラメータのうち、少なくともいずれか一つのパラメータの時間変化が物体を同一と判定する第二所定値未満である時、物体は同一であると判定する。
本発明によれば、ロバスト性に優れた物体追跡が可能になる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る物体追跡装置の構成図である。 図2Aは、本発明の第1実施形態に係る物体追跡装置が検出する物体の各パラメータを説明する図である。 図2Bは、本発明の第1実施形態に係る物体追跡装置が検出する物体の各パラメータを説明する図である。 図3は、物体の各パラメータの時間変化を説明する図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る物体追跡装置による物体の同一判定方法を説明する図である。 図5Aは、物体の位置の時間変化を示すグラフである。 図5Bは、物体の大きさの時間変化を示すグラフである。 図5Cは、物体の移動方向の時間変化を示すグラフである。 図6は、物体の大きさの時間変化を説明する図である。 図7は、物体の大きさの重みと時間変化の関係を示すグラフである。 図8は、物体の大きさの時間変化を示すグラフである。 図9は、物体の位置及び大きさの時間変化を説明する図である。 図10は、物体の大きさの時間変化を示すグラフである。 図11は、本発明の第1実施形態に係る物体追跡装置の動作例を説明するフローチャートである。 図12は、本発明の第2実施形態に係る物体追跡装置の構成図である。 図13は、直線道路における物体の移動方向の時間変化を説明する図である。 図14は、物体の移動方向の時間変化を示すグラフである。 図15は、カーブにおける物体の移動方向の時間変化を説明する図である。 図16は、物体の移動方向の時間変化を示すグラフである。 図17は、本発明の第2実施形態に係る物体追跡装置の動作例を説明するフローチャートである。 図18は、本発明の第3実施形態に係る物体追跡装置の構成図である。 図19は、本発明の第3実施形態に係る物体追跡装置の動作例を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
[第1実施形態]
図1を参照して第1実施形態に係る物体追跡装置100について説明する。図1に示すように、物体追跡装置100は、物体検出部10と、コントローラ20とを備える。
物体検出部10は、周期的に自車周囲の物体を検出するセンサであって、例えばレーザレンジファインダーである。レーザレンジファインダーは、自車周囲(例えば30m以内)に存在する物体(歩行者、自転車、二輪車、他車両など)を検出する。より詳しくは、レーザレンジファインダーは、レーザ光をある角度範囲内で走査し、その時の反射光を受光して、レーザ発射時点と反射光の受光時点との時間差を検出する。これにより、レーザレンジファインダーは、自車両に対する物体の相対距離や相対速度、物体の移動方向などを検出する。物体検出部10は、検出した物体の情報をコントローラ20に出力する。なお、物体検出部10として、赤外線センサや超音波センサ、カメラなどを用いてもよい。
コントローラ20は、物体検出部10から取得したデータを処理する回路であり、例えばIC、LSI等により構成される。コントローラ20は、これを機能的に捉えた場合、時間変化算出部21と、重み変更部22と、物体追跡部23とに分類することができる。
時間変化算出部21は、現在検出された物体のパラメータと、過去に検出された物体のパラメータとを用いて、物体のパラメータの時間変化を算出する。第1実施形態において、物体のパラメータは、物体の位置、物体の大きさ、物体の移動方向である。以下、これらを物体の各パラメータとよぶ。時間変化算出部21は、算出した物体の各パラメータの時間変化を重み変更部22に出力する。
重み変更部22は、時間変化算出部21から取得した時間変化に基づいて、初期の重み設定値から重みを変更する。第1実施形態において、重みは、物体が同一か否かを判定するために用いる閾値を変更する指標である。重みには、物体の位置の重みW1、物体の大きさの重みW2、物体の移動方向の重みW3がある。以下の記載では、位置の重みW1と表現したり、単に重みW1と表現することがある。第1実施形態では、初期の重み設定値を、位置の重みW1を1.0、大きさの重みW2を0.8、移動方向の重みW3を0.6として説明する。重み変更部22は、変更した重みW1〜W3を物体追跡部23に出力する。
物体追跡部23は、重み変更部22から取得した重みW1〜W3を用いて、物体が同一か否かを判定する。また、物体追跡部23は、物体に識別番号を付与して物体を追跡する。
次に、図2A及び図2Bを参照して、物体検出部10が検出する物体の各パラメータについて説明する。図2A及び図2Bに示すように、物体検出部10は、自車両M1の前方に存在する他車両M2の各パラメータを検出する。より詳しくは、物体検出部10は、他車両M2の車両前後方向の長さLと、他車両M2の車幅方向の幅Wと、他車両M2の移動方向を検出する。第1実施形態では、長さLは、他車両M2の大きさを示す。また、幅Wの中心位置は、他車両M2の位置Pを示す。
次に、図3を参照して、物体の各パラメータの時間変化について説明する。図3に示すように、時間変化算出部21は、時刻Tにおいて検出された他車両M2の各パラメータと、時刻T+1において検出された他車両M2の各パラメータとの差分を算出する。図3に示す例では、他車両M2の大きさL、位置P、移動方向に変化がないため、各パラメータの差分は0となる。ただし、センサには計測誤差があるため、差分が0にならない場合もあるが、図3に示す例では計測誤差は考慮しない。
次に、図4、図5A〜5Cを参照して、物体の同一判定方法を説明する。図4に示すように、時刻Tにおいて、物体検出部10は、物体30を検出する。次に、物体追跡部23は、物体30の位置情報や速度情報などを用いて、時刻T+1における物体30の位置を予測する。物体追跡部23が予測した位置を予測位置40とする。なお、図示は省略するが、物体検出部10は、物体30の大きさ及び移動方向も検出する。
次に、時刻T+1において、物体検出部10は、物体30を再度検出する。物体追跡部23は、時刻T+1において検出された物体30の位置と、時刻Tにおいて予測した予測位置40との関係を算出する。具体的には物体追跡部23は、時刻T+1においる物体30の中心と予測位置40の中心との距離dを算出し、距離dと閾値1とを比較する。閾値1については後述する。また、物体追跡部23は、時刻Tと時刻T+1における物体30の大きさの時間変化と閾値2とを比較する。また、物体追跡部23は、時刻Tと時刻T+1における物体30の移動方向の時間変化と閾値3とを比較する。なお、距離dは、物体30の位置の時間変化に相当する。
閾値1〜3は、物体30が同一か否かの判定に用いる値である。第1実施形態において、閾値1〜3は、重みW1〜W3を用いて(1)〜(3)式で表される。
閾値1=0.5m/W1=0.5m・・・(1)
閾値2=0.5m/W2=0.625m・・・(2)
閾値3=±1°/W3=±1.67°・・・(3)
なお、閾値1〜3の算出に用いた数値は、物体の同一判定に用いる標準的な数値であり、これに限定されるものではなく、適宜変更できる。また、閾値1〜3は、物体を同一と判定する第一所定値及び第二所定値に相当する。
物体追跡部23は、物体30の各パラメータの時間変化のうち、一つでも閾値より小さいパラメータがあれば、時刻Tと時刻T+1における物体30は同一であると判定する。例えば、図4に示す例において、距離dが0.5mより大きく、物体30の大きさの時間変化が0.625mより小さく、物体30の移動方向の時間変化が1.67°より小さいとする。この場合、物体30の各パラメータの時間変化は、図5A〜図5Cに示すグラフになる。図5A〜図5Cに示すように、時刻T+1において、位置の時間変化は閾値1より大きいものの、残りの2つのパラメータである大きさと移動方向は、それぞれ閾値2と閾値3より小さい。このように、物体30の各パラメータの時間変化のうち、閾値以上となるパラメータ(位置)が存在していても、残りの二つのパラメータ(大きさ及び移動方向)が閾値より小さいため、物体追跡部23、時刻Tと時刻T+1における物体30は同一であると判定する。
次に、図6を参照して、物体の大きさの時間変化について説明する。図6に示すように、物体検出部10は、時刻T及び時刻T+1において、他車両M2の各パラメータを検出する。ここで、時刻T+1において、他車両M2は他車両M3によって隠蔽されてしまい、精度よく他車両M2の大きさを取得できない場合ある。図6に示す例のように、時刻T1において長さL1は5mと検出されたのに対し、時刻T+1において長さL2は2mと検出される場合がある。なお、時刻T及び時刻T+1における他車両M2の位置Pと移動方向に変化はないものとする。この場合、他車両M2の大きさの時間変化は、5mから2mを減算し、3mとなる。物体追跡部23は、この3mと閾値2とを比較する。3mは閾値2以上であるため、物体追跡部23は、時刻T及び時刻T+1における他車両M2は同一物体でないと判定する場合がある。すなわち、他車両M3の隠蔽という外部要因により、物体追跡部23は、ロバスト性に優れた同一判定ができない場合がある。
図6に示す例では、他車両M2の大きさの時間変化は3mであり、閾値2以上である。そのため、重み変更部22は、図7に示すように、大きさの重みW2を0.8から0.15に小さくする。なお、図7に示すグラフは、予め実験やシミュレーションを通じて求めることができる。また、図7に示すように、時間変化が大きくなるほど、重みW2は小さくなる。これは物体の大きさだけでなく、物体の位置、移動方向についても同様である。重みW2の変更により、上述した(2)式を用いると、図8に示すように、閾値2(0.625m)は、閾値2’(3.33m)になる。これにより、他車両M2の大きさの時間変化(3m)は閾値2’より小さくなり、物体追跡部23は、時刻Tと時刻T+1における他車両M2は同一であると判定できる。このように外部要因により他車両M2のパラメータを精度よく検出できない場合でも、そのパラメータの重みを変更することにより、物体追跡部23は、ロバスト性に優れた同一判定を行うことができる。なお、重みの差が大きいほど、閾値1〜3と、閾値1’〜3’との差は大きくなるため、物体追跡部23は、ロバスト性に優れた同一判定を行うことができる。
次に、図9を参照して、物体の位置及び大きさの時間変化について説明する。図9に示すように、物体検出部10は、時刻T及び時刻T+1において、他車両M2の各パラメータを検出する。ここで、時刻T+1において、他車両M2は他車両M3によって隠蔽されてしまい、精度よく他車両M2の位置Pを取得できない場合ある。図9に示す例では、時刻T1において幅Wは2mであるが、時刻T+1において幅Wが検出されなくなり、また、時刻T1において長さL1は5mと検出されたのに対し、時刻T+1において長さL2は3mと検出されるため、車両前部の中心としていた位置Pは、車両側面の隠蔽された端部へ移動する。なお、時刻T及び時刻T+1における他車両M2の移動方向に変化はないものとする。
この場合、他車両M2の位置Pの予測位置との距離dは、予測位置から縦方向で1m、横方向で2mずれるので、2.24mとなる。また、他車両M2の大きさの時間変化は、5mから3mを減算し、2mとなる。このように位置Pの予想位置との距離dは、閾値1以上であり、大きさの時間変化は、閾値2以上であるため、重み変更部22は、予め設定されたデータに基づいて、位置の重みW1を1.0から0.2に小さくし、大きさの重みW2を0.8から0.2に小さくする。この変更により、図10に示すように、閾値2(0.625m)は閾値2’(2.5m)になる。これにより、他車両M2の大きさの時間変化は、閾値2’より小さくなる。したがって、物体追跡部23は、時刻Tと時刻T+1における他車両M2は同一であると判定できる。
次に、図11に示すフローチャートを参照して、物体追跡装置100の一動作例について説明する。このフローチャートは、例えばイグニッションスイッチがオンされたときに開始する。
ステップS101において、物体検出部10は、自車周囲の物体を検出する。
ステップS103において、時間変化算出部21は、現在検出されたデータが初期フレームか否かを判定する。現在検出されたデータが初期フレームの場合(ステップS103でYES)、処理がステップS105に進む。現在検出されたデータが初期フレームでない場合(ステップS103でNo)、処理がステップS107に進む。
ステップ105において、物体追跡部23は、検出されたすべての物体に識別番号を付与する。
ステップ107において、時間変化算出部21は、現在検出された物体の各パラメータと、過去に検出された物体の各パラメータとを用いて、物体の各パラメータの時間変化を算出する。
ステップ109において、重み変更部22は、物体の各パラメータの時間変化が各閾値より小さいか否かを判定する。各パラメータの時間変化が各閾値より小さい場合(ステップS109でYES)、処理がステップS115に進む。一方、各パラメータのうち、一つでも時間変化が各閾値以上の場合(ステップS109でNo)、処理がステップS111に進む。
ステップS111において、重み変更部22は、閾値以上の時間変化が算出されたパラメータの重みを変更する。
ステップS113において、重み変更部22は、変更後の重みを用いて閾値1〜3のうち、該当する閾値を変更する。
ステップS115において、物体追跡部23は、閾値1〜3(変更されていれば、変更後の閾値)を用いて物体が同一か否かを判定する。物体が同一の場合(ステップS115でYes)、処理がステップS117に進む。一方、物体が同一でない場合(ステップS115でNo)、処理がステップS105に進む。
ステップS117において、物体追跡部23は、前回付与した物体の識別番号を継続する。
ステップS119において、物体追跡装置100は、イグニッションスイッチがオフか否かを判定する。イグニッションスイッチがオンの場合(ステップS119でNo)、ステップS101に処理が戻る。イグニッションスイッチがオフの場合(ステップS119でYes)、物体追跡装置100は、一連の処理を終了する。
以上説明したように、第1実施形態に係る物体追跡装置100によれば、以下の作用効果が得られる。
物体追跡装置100は、物体の各パラメータを検出し、各パラメータの時間変化を算出する。物体追跡装置100は、少なくともいずれか一つのパラメータの時間変化が閾値(閾値1〜3のいずれか)以上であっても、その他のパラメータのうち、少なくともいずれか一つのパラメータの時間変化が閾値(閾値1〜3のいずれか)未満である時、物体は同一であると判定する。これにより、他の物体による隠蔽やセンサの計測誤差などにより、一時的に一つのパラメータの時間変化が大きい場合であっても物体追跡装置100は物体が同一と判定できるため、ロバスト性に優れた物体追跡が可能になる。
また、物体追跡装置100は、各パラメータに重みW1〜W3を設定し、各パラメータの時間変化が各閾値(閾値1〜3のいずれか)以上の場合、該当するパラメータの重みを変更し、閾値(閾値1〜3のいずれか)を変更する。物体追跡装置100は、重みが小さいほど、閾値(閾値1〜3のいずれか)を大きくする。これにより、各パラメータの時間変化が閾値(閾値1’〜3’のいずれか)より小さくなる確率が高まるため、物体追跡装置100は、ロバスト性に優れた物体追跡が可能になる。
また、物体追跡装置100は、時間変化が大きいパラメータほど、そのパラメータの重みを小さくする。これにより、パラメータの時間変化が閾値(閾値1’〜3’のいずれか)より小さくなる確率が高まるため、物体追跡装置100は、ロバスト性に優れた物体追跡が可能になる。パラメータの時間変化が大きい場合とは、例えば交差点において他車両の前を歩行者が通過する場合がある。歩行者によって他車両の大きさの時間変化が大きく変わる可能性があるが、このような場合、物体追跡装置100は、大きさの重みW2を小さくすることにより、ロバスト性に優れた物体追跡が可能になる。
[第2実施形態]
次に、図12を参照して、本発明の第2実施形態に係る物体追跡装置200の構成について説明する。第2実施形態が、第1実施形態と異なる点は、物体追跡装置200が地図情報取得部50を備える点である。第1実施形態と重複する構成については符号を引用してその説明は省略することとし、以下、相違点を中心に説明する。
地図情報取得部50は、道路情報を含む地図情報を取得する装置であり、例えばナビゲーション装置である。第2実施形態において地図情報とは、例えば曲率を含む道路構造、交通ルールなどである。地図情報取得部50は、取得した地図情報を重み変更部22に出力する。なお、地図情報取得部50は、記憶媒体から地図情報を取得してもよいし、サーバから地図情報を取得してもよい。
次に、図13及び図14を参照して、直線道路における物体の移動方向の時間変化について説明する。図13に示すように、物体検出部10は、時刻T、時刻T+1及び時刻T+2において、他車両M2の各パラメータを検出する。図13に示す例では、時刻Tと時刻T+1における他車両M2の移動方向の時間変化は1.8°であり、時刻T+1と時刻T+2における他車両M2の移動方向の時間変化は2.4°とあるとする。なお、時刻T及び時刻T+1における他車両M2の位置Pと大きさに変化はないものとする。同様に時刻T+1及び時刻T+2における他車両M2の位置Pと大きさに変化はないものとする。この場合、時刻Tと時刻T+1における他車両M2の移動方向の時間変化は閾値3以上であり、時刻T+1と時刻T+2における他車両M2の移動方向の時間変化も閾値3以上である。
このとき、重み変更部22は、地図情報取得部50から地図情報を取得し、現在走行中の道路は直線道路であると認識する。直線道路において、他車両M2の移動方向が閾値3以上になることは通常考えにくいため、重み変更部22は、センサの測定精度が低下したと判定し、移動方向の重みW3を0.6から0.4に小さくする。これにより、図14に示すように、閾値3(1.67°)は、閾値3’(2.5°)になる。そして、他車両M2の移動方向の時間変化は、閾値3’より小さくなるため、物体追跡部23は、時刻Tと時刻T+1における他車両M2、及び時刻T+1と時刻T+2における他車両M2は同一であると判定できる。このようにセンサの計測精度の低下によりパラメータを精度よく検出できない場合でも、重みを変更することにより、物体追跡部23は、ロバスト性に優れた同一判定を行うことができる。
次に、図15及び図16を参照して、カーブにおける物体の移動方向の時間変化について説明する。図15に示すように、物体検出部10は、時刻T、時刻T+1及び時刻T+2において、他車両M2の各パラメータを検出する。図15に示す例では、時刻Tと時刻T+1における他車両M2の移動方向の時間変化は1.8°であり、時刻T+1と時刻T+2における他車両M2の移動方向の時間変化は1.9°とあるとする。なお、時刻T及び時刻T+1における他車両M2の位置Pと大きさに変化はないものとする。同様に時刻T+1及び時刻T+2における他車両M2の位置Pと大きさに変化はないものとする。この場合、時刻Tと時刻T+1における他車両M2の移動方向の時間変化は閾値3以上であり、時刻T+1と時刻T+2における他車両M2の移動方向の時間変化も閾値3以上である。
このとき、重み変更部22は、地図情報取得部50から地図情報を取得し、現在走行中の道路はカーブであると認識する。カーブにおいて、他車両M2の移動方向が閾値3以上になる可能性があり、図13に示す例とは異なりセンサの計測精度低下の可能性は低い。そこで、重み変更部22は、地図情報取得部50から道路の曲率を取得し、他車両M2の移動方向の時間変化から道路の曲率の変化を減算し、移動方向の時間変化を再計算する。次に、重み変更部22は、再計算後の時間変化が閾値3以上か否かを判定する。再計算後の時間変化が閾値3より小さい場合、重み変更部22は、重みW3を変更しない。図16に示すように、再計算後の時間変化は、閾値3より小さくなるため、物体追跡部23は、時刻Tと時刻T+1における他車両M2、及び時刻T+1と時刻T+2における他車両M2は同一であると判定できる。このように、地図情報に基づいて移動方向の時間変化を再計算することにより、物体追跡部23は、センサの計測精度低下の影響や、道路に沿って走行するための時間変化を考慮することができる。これにより、物体追跡部23は、ロバスト性に優れた同一判定を行うことができる。
次に、図17に示すフローチャートを参照して、物体追跡装置200の一動作例について説明する。このフローチャートは、例えばイグニッションスイッチがオンされたときに開始する。ただし、ステップS201〜ステップS209,ステップS213〜ステップS219の動作はそれぞれ、図11のステップS101〜109,ステップS113〜ステップS119の動作と同じであるため詳細な説明を省略し、相違点のみ説明する。
ステップS210において、重み変更部22は、地図情報取得部50から、地図情報を取得する。
ステップS211において、重み変更部22は、地図情報に基づいて、パラメータの重みを変更するか否かを判定する。重み変更部22がパラメータの重みを変更する場合(ステップS211でYes)、処理がステップS213に進む。一方、重み変更部22がパラメータの重みを変更しない場合(ステップS211でNo)、処理がステップS212に進む。
ステップS212において、重み変更部22は、地図情報に基づいてパラメータの時間変化を再計算する。
以上説明したように、第2実施形態に係る物体追跡装置200によれば、以下の作用効果が得られる。
物体追跡装置200は、道路情報を取得し、取得した道路情報に基づいて物体の移動方向の時間変化を再計算する。これにより、物体追跡装置200は、センサの計測精度低下の影響や、道路に沿って走行するための時間変化を考慮することができる。これにより、物体追跡装置200は、ロバスト性に優れた物体追跡が可能になる。
[第3実施形態]
次に、図18を参照して、本発明の第3実施形態に係る物体追跡装置300の構成について説明する。第3実施形態が、第1実施形態と異なる点は、物体追跡装置300がコスト算出部24を備える点である。第1実施形態と重複する構成については符号を引用してその説明は省略することとし、以下、相違点を中心に説明する。
コスト算出部24は、各パラメータと重みを用いてコストファンクションCを定義する。コストファンクションCは、式(4)で表される。
C=距離d×重みW1+ΔL×W2+ΔP×W3
なお、ΔLは大きさの時間変化であり、ΔPは移動方向の時間変化である。コスト算出部24は、式(4)に基づいてコストファンクションCを算出する。
物体追跡部23は、コストファンクションCと閾値6とを比較し、物体が同一か否かを判定する。より詳しくは、物体追跡部23は、コストファンクションCが閾値6より小さい場合、物体は同一であると判定する。なお、閾値6は、3に設定されるが、これに限定されない。
コストファンクションCを用いた物体同一判定には、2つの方法がある。一つは、すべてのパラメータの時間変化が各閾値より小さい場合に用いる方法である。もう一つは、少なくとも一つのパラメータの時間変化が各閾値以上の場合に用いる方法である。
最初に、すべてのパラメータの時間変化が各閾値より小さい場合に用いる方法について説明する。例えば、物体検出部10が物体を検出した結果、距離dは2m、物体の大きさの時間変化は0.1m、移動方向の時間変化は0であるとする。この場合、コストファンクションCは、式(4)から、2.08となる。2.08は閾値6より小さいため、物体追跡部23は、物体は同一であると判定できる。
次に、少なくとも一つのパラメータの時間変化が各閾値以上の場合に用いる方法について説明する。例えば、物体検出部10が物体を検出した結果、距離dは2m、物体の大きさの時間変化は3m、移動方向の時間変化は0であるとする。この場合、重み変更部22は大きさの重みW2を0.8から0.15に変更する。その結果、コストファンクションCは、2.45となる。2.45は閾値6より小さいため、物体追跡部23は、物体は同一であると判定できる。なお、重みW2を変更しない場合は、コストファンクションCは、4.4となってしまい、物体は同一ではないと判定されることになる。
次に、図19に示すフローチャートを参照して、物体追跡装置300の一動作例について説明する。このフローチャートは、例えばイグニッションスイッチがオンされたときに開始する。ただし、ただし、ステップS301〜ステップS305,ステップS307〜ステップS311、ステップS317〜ステップS319の動作はそれぞれ、図11のステップS101〜ステップS105,ステップS107〜ステップS111、ステップS117〜ステップS119の動作と同じであるため詳細な説明を省略し、相違点のみ説明する。
ステップS306において、コスト算出部24は、各パラメータと重みを用いてコストファンクションCを定義する。
ステップS313において、コスト算出部24は、ステップS306で定義されたコストファンクションCを計算する。
ステップS315において、物体追跡部23は、コストファンクションCと閾値6とを用いて物体が同一か否かを判定する。物体が同一の場合(ステップS315でYes)、処理がステップS317に進む。一方、物体が同一でない場合(ステップS315でNo)、処理がステップS305に進む。
以上説明したように、第3実施形態に係る物体追跡装置300によれば、以下の作用効果が得られる。
物体追跡装置300は、各パラメータと重みを用いて定義したコストファンクションCを用いて物体が同一か否かを判定するため、ロバスト性に優れた物体追跡が可能になる。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
第2実施形態において、重み変更部22は、地図情報に基づいて物体の移動方向の時間変化を再計算したが、これに限られない。例えば、重み変更部22は、自車周囲に存在する他車両の移動方向に基づいて物体の移動方向の時間変化を再計算してもよい。地図情報が取得できない場合でも安定して追跡できた他車両の移動方向を参考するため、重み変更部22は、物体の移動方向の時間変化の精度よく再計算できる。これにより、物体追跡部23は、ロバスト性に優れた同一判定を行うことができる。
なお、上述の実施形態の各機能は、1または複数の処理回路により実装され得る。処理回路は、電気回路を含む処理装置等のプログラムされた処理装置を含む。処理回路は、また、実施形態に記載された機能を実行するようにアレンジされた特定用途向け集積回路(ASIC)や従来型の回路部品のような装置を含む。
100、200、300 物体追跡装置
10 物体検出部
20 コントローラ
21 時間変化算出部
22 重み変更部
23 物体追跡部
24 コスト算出部
50 地図情報取得部

Claims (6)

  1. 移動体の周囲の物体を検出するセンサと、前記物体のパラメータのうち、位置、大きさ、移動方向を用いて前記物体が同一か否かを判定するコントローラと、を備えた物体追跡装置の物体追跡方法であって、
    少なくともいずれか一つのパラメータの時間変化が前記物体を同一と判定する第一所定値以上であり、その他のパラメータのうち、少なくともいずれか一つのパラメータの時間変化が前記物体を同一と判定する第二所定値未満である時、前記物体は同一であると判定することを特徴とする物体追跡方法。
  2. 前記パラメータのそれぞれに重みを設定し、前記重みが小さいほど、前記第一所定値および、前記第二所定値を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の物体追跡方法。
  3. 前記時間変化が大きいパラメータほど、そのパラメータの重みを小さくすることを特徴とする請求項2に記載の物体追跡方法。
  4. 前記移動体が走行する道路情報に基づいて前記移動方向の時間変化を算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の物体追跡方法。
  5. 前記移動体の周囲に存在する他の移動体の移動方向に基づいて前記移動方向の時間変化を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の物体追跡方法。
  6. 移動体の周囲の物体を検出するセンサと、
    前記物体のパラメータのうち、位置、大きさ、移動方向の時間変化を算出するコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、少なくともいずれか一つのパラメータの時間変化が前記物体を同一と判定する第一所定値以上であり、その他のパラメータのうち、少なくともいずれか一つのパラメータの時間変化が前記物体を同一と判定する第二所定値未満である時、前記物体は同一であると判定することを特徴とする物体追跡装置。




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