JP2018004709A - 液体現像剤 - Google Patents

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【課題】カーボンブラックを含有し、長期にわたって保管された場合でも、トナー粒子の凝集を抑制し、高いドット再現性が維持できる液体現像剤を提供する。【解決手段】結着樹脂及びカーボンブラックを含有するトナー粒子、トナー粒子分散剤並びにキャリア液を含有する液体現像剤であって、該カーボンブラックの表面における第15族元素、16族元素、及び17族元素の量が該表面の元素の総量に対してそれぞれ0.1原子%以下であることを特徴とする液体現像剤。【選択図】なし

Description

本発明は、電子写真方式を利用する画像形成装置に用いられる液体現像剤に関する。
近年、電子写真方式を利用する画像形成装置において、高速での画像形成に優れている湿式現像方式による高画質高速デジタル印刷装置が注目を集めている。
湿式現像方式では、キャリア液中にトナー粒子を分散させた液体現像剤を用いる。乾式現像方式で使用する現像剤と比較するとより微細なトナー粒子を用いることができる。そのため、湿式現像方式は、乾式現像方式に比べてドット画像の再現性や階調再現性に優れている。
しかし、最近の高画質化のニーズに応えるためには、トナー粒子を従来以上に微細にすることが求められている。一般的に、液中に分散する粒子が微細になると粒子間の凝集が生じ易くなる。よって、単純に分散剤を用いて液体現像剤中のトナー粒子を分散させているだけでは、長期保管で液中のトナー粒子が凝集する可能性があった。このように液中で凝集したトナー粒子を用いて印刷を行った場合、湿式現像方式の特徴である優れたドット画像の再現性が損なわれる場合があるため、長期の保管でも凝集しないトナー粒子の開発が重要視されている。特に黒色顔料であるカーボンブラックを含有したトナー粒子の場合は、カーボンブラック自体が凝集しやすい特性を持つために、それに伴ってトナー粒子の凝集が生じ易い傾向がある。
従来から液体現像剤中のトナー粒子の分散性については議論されており、いくつかの対策として、特許文献1ではpH4以下のカーボンブラックと変性シリコーンよりなる分散剤を使用することで、液中のトナー分散性を高めている。また、特許文献2では、ハロゲン化アルキルアルコキシシランを分散剤として用いることで、トナー粒子の分散性を向上させている。しかし、どちらの公報も長期保管ついては言及していない。
特開2005−115244号公報 特開2011−128388号公報
上述のとおり、液体現像剤のトナー粒子の分散性について考慮した発明はいくつか開示されているが、特にカーボンブラックを含有するトナー粒子を用いた液体現像剤を長期保管した場合について言及されているものはなく、更なる改良の余地が残されているのが現状である。そこで、本発明は、上述の状況を鑑み、カーボンブラックを含有するトナー粒子を用い、長期にわたって保管された場合でも、トナー粒子の凝集を抑制し、高いドット再現性が維持できる液体現像剤を提供することを目的とする。
本発明は、結着樹脂及びカーボンブラックを含有するトナー粒子、トナー粒子分散剤並びにキャリア液を含有する液体現像剤であって、該カーボンブラックの表面における第15族元素、16族元素、及び17族元素の量が該カーボンブラック表面の元素の総量に対してそれぞれ0.1原子%以下である液体現像剤に関する。
本発明の液体現像剤は、長期保管された場合でも、トナー粒子同士の凝集を抑えること
ができるため、高いドット再現性を維持することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、数値範囲を表す「○○以上××以下」や「○○〜××」の記載は、特に断りのない限り、端点である下限及び上限を含む数値範囲を意味する。
本発明は、結着樹脂及びカーボンブラックを含有するトナー粒子、トナー粒子分散剤並びにキャリア液を含有する液体現像剤であって、該カーボンブラックの表面における第15族元素、16族元素、及び17族元素の量が該カーボンブラック表面の元素の総量に対してそれぞれ0.1原子%以下であることを特徴とする。
液体現像剤中のトナー粒子の凝集を防ぐためには、トナー粒子分散剤を使用するだけでなく、液中におけるトナー粒子同士の相互作用を制御することが重要である。特に、黒色顔料としてカーボンブラックを使用する場合には、トナー粒子表面近傍に存在するカーボンブラックがトナー粒子の凝集に及ぼす影響を無視することはできない。これは、カーボンブラックが表面に様々な官能基を有しているため、その相互作用により液中で凝集しやすい特性を持つためである。
液中におけるトナー粒子の凝集の要因となる相互作用はいくつかあるが、その中でも制御すべき特性の一つに極性が挙げられる。極性とは、分子内の正電荷と負電荷の重心が一致しない場合に生じる電気的な偏りのことである。一般的に、液中では、極性を持つ分子同士が凝集した方が安定であるため、トナー粒子表面に極性を持つ分子が多く存在すると凝集しやすくなる。すなわち、トナー粒子表面近傍に存在するカーボンブラックについても、その表面に極性を持つ分子が存在している場合、トナー粒子の凝集を促進する可能性があると考えられる。
ここで、分子が極性を持つ原因の一つに、分子を構成する種類の異なる原子同士の電気陰性度の差が挙げられる。電気陰性度とは、分子内の原子が電子を引き寄せる力の強さを示す尺度であり、分子内に電気陰性度の大きい原子が存在すると、分子内に電気的な偏りが生じ易く、極性の大きい分子になりやすい。一般に元素周期表の左側よりも右側の原子の方が電気陰性度は大きく、上側に行くほど更に大きくなる。つまり、第15族元素、16族元素、17族元素は電気陰性度が大きく、その中でも、窒素、酸素、フッ素、塩素、硫黄は原子の中でも特に電気陰性度が大きい。
本発明者らは、液体現像剤中のトナー粒子の凝集を抑制する為には、トナー粒子分散剤を使用するだけではなく、カーボンブラック表面に存在する官能基に含まれる元素にも着目する必要があると考え鋭意検討を行った。その結果、表面に、電気陰性度の大きい第15族元素、16族元素、17族元素を含む官能基が存在するカーボンブラックを顔料として使用した場合に、トナー粒子間の凝集力が一層強くなることを突き止めた。
これは、トナー粒子表面近傍に存在するカーボンブラックが、表面に持つ官能基の極性によって、トナー粒子を凝集しやすくさせているためと考えられる。本発明者らの検討の結果、このようなカーボンブラックを用いて作製した液体現像剤を長期保管すると、液体現像剤中でトナー粒子が凝集する可能性が高くなり、ドット再現性が低下することがわかった。
以下、本発明の液体現像剤を構成する材料について、詳細に説明する。
<カーボンブラック>
本発明で使用されるカーボンブラックは、その表面における第15族元素、16族元素、17族元素の量が該カーボンブラック表面の元素の総量に対してそれぞれ0.1原子%以下であることを特徴とする。その中でも、窒素、酸素、フッ素、塩素、及び硫黄原子が0.1原子%以下であることが好ましい。カーボンブラック表面における第15族元素、
16族元素、17族元素の量が該カーボンブラック表面の元素の総量に対してそれぞれ0.1原子%以下であれば、液体現像剤中のトナー粒子の凝集を抑制できるため、長期保管した液体現像剤を用いても高いドット再現性を得ることができる。カーボンブラック表面における第15族元素、16族元素、17族元素の量は少ないほど好ましい。
カーボンブラック表面における第15族元素、16族元素、及び17族元素の量は、後述する熱処理の温度や、表面の化学処理の程度により制御できる。
本発明に用いるカーボンブラックは、例えば、表面を熱処理及び化学処理することで表面改質をしたものを使用することができる。その中でも、表面を熱処理した黒鉛化処理カーボンブラックは、表面の耐酸化安定性が向上し、官能基が残りにくくなるため好ましい。
前記黒鉛化処理カーボンブラックの原料となるカーボンブラックとしては、従来知られているファーネス法、チャンネル法、サーマル法で製造されたカーボンブラック、ランプブラック、サーマルブラック、チャンネルブラック、種々の副生カーボンブラックを挙げることができる。
また、本発明で使用するカーボンブラックは、X線回折で測定される黒鉛(002)面の面間隔が0.3370nm以上0.3450nm以下である黒鉛化カーボンブラックであることが好ましい。炭素原子の六方網目平面が規則的に積み重なり、完全な黒鉛構造を有する黒鉛の(002)面の面間隔は0.3354nmであることが知られている。また、黒鉛ほどには結晶構造が発達していない炭素前駆体の面間隔が0.3470nm以上0.3600nm以下であることが知られている。
すなわち、黒鉛(002)面の面間隔の値は、黒鉛の結晶化の発達の程度を示すパラメータである。表面が黒鉛化された黒鉛化カーボンブラックは、表面の官能基が少なく、特に酸化などの経時変化によって極性を持つ官能基が結合することを防ぐことができる。
面間隔が小さいほど黒鉛化(結晶化)が進行しているが、カーボンブラックは一般的に結晶化しにくいため、この面間隔を0.3370nm未満とすることは困難である。一方、面間隔が0.3450nm以下であれば、表面が充分に黒鉛化(結晶化)されたカーボンブラックとなるため、表面の極性のある官能基を少なくできる。その結果、液体現像剤中のトナー粒子の凝集を抑制できるため、長期保管をされた液体現像剤を用いても高いドット再現性を得ることができる。
かかる黒鉛化カーボンブラックは、通常のカーボンブラックを黒鉛坩堝に充填し、非酸化性雰囲気下で、1000℃以上3200℃以下で焼成することにより得ることができる。
<結着樹脂>
本発明に用いることができる結着樹脂としては、キャリア液に不溶であれば、紙、プラスチックフィルム等の被着体に対して定着性を有する公知の結着樹脂が使用できる。ここで、「キャリア液に不溶」とは、キャリア液100質量部に対し、溶解する結着樹脂が1質量部以下であることが指標である。
そのような結着樹脂の例として、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、エステル樹脂、ビニル樹脂(例えば、(メタ)アクリル樹脂、スチレン−(メタ)アクリル樹脂)、アルキド樹脂、ポリエチレン樹脂、エチレン−(メタ)アクリル樹脂、及びロジン変性樹脂が挙げられる。また、必要に応じ、これらは単独又は2種以上併用することができる。
なお、前記カーボンブラックの含有量は、該結着樹脂100質量部に対して1質量部以上100質量部以下の範囲とすることが好ましい。
<トナー粒子分散剤>
本発明で使用可能なトナー粒子分散剤は、トナー粒子をキャリア液中に安定に分散させ
るものであり、そのために用いられるものであれば特に種類は限定されない。また、キャリア液に溶解するものであってもよいし、分散するものであってもよい。そのような分散剤の例として、例えば、アジスパーPB817(味の素ファインテクノ(株)製)、ソルスパース11200、13940、17000、18000、36000(日本ルーブリゾール(株)製)を挙げることができる。トナー粒子分散剤の含有量はトナー粒子100質量部に対して、0.5質量部以上30質量部以下が好ましい。上記範囲で使用することで、トナー粒子の分散性がより向上する。
また、本発明の液体現像剤に用いる結着樹脂の酸価は5mgKOH/g以上50mgKOH/g以下であることが好ましい。また、トナー粒子分散剤は塩基性分散剤であることが好ましい。結着樹脂の酸価が5mgKOH/g以上でかつ分散剤が塩基性分散剤であれば、トナー粒子表面の酸性基部分と分散剤の持つ塩基性部分が効果的に結合するため、液体現像剤中のトナー粒子の分散状態が更に良好になる。その結果、液体現像剤中のトナー粒子の凝集を抑制できるため、長期保管後でも高いドット再現性を得ることができる。一方、結着樹脂の酸価が50mgKOH/g以下であれば、トナー粒子表面に極性を持つ官能基が多くなりすぎず、液体現像剤中のトナー粒子の分散状態が更に良好になる。その結果、液体現像剤中のトナー粒子の凝集を抑制できるため、長期保管後でも高いドット再現性を得ることができる。結着樹脂の酸価は、用いるモノマーの種類により制御することができる。
<キャリア液>
本発明で使用されるキャリア液は、体積抵抗率が高く電気絶縁性があり、室温付近で低粘度の液体であれば、特に制限されることはない。
具体的には、ヘキサン、ヘプタン、及びオクタンのような炭化水素系溶剤やアイソパーE,G(丸善油化商事(株)製)、アイソパーG、アイソパーE、アイソパーL(エクソ
ンモービル社製)、及びモレスコホワイトP−40(MORESCO社製)のような流動
パラフィン系溶剤、シリコーン化合物が挙げられる。
キャリア液体の体積抵抗率は、1×10Ω・cm以上1×1015Ω・cm以下であることが好ましく、1×1010Ω・cm以上1×1015Ω・cm以下であることがより好ましい。
(重合性モノマー)
上記キャリア液体に重合性モノマーを使用することもでき、使用できる重合性モノマーは上記キャリア液体の特性を満たせば特に制限されない。
該重合性モノマーとして、例えば、ビニルエーテル化合物、エポキシ化合物、アクリル系化合物、及びオキセタン化合物が挙げられる。
これらのうち、人体への安全性、高抵抗、及び低粘度という観点からビニルエーテル化合物が好ましい。
ビニルエーテル化合物とは、ビニルエーテル構造(−CH=CH−O−C−)を有する化合物を示す。
該ビニルエーテル構造は好ましくは、R−CH=CH−O−C−で表される(Rは、水素又は炭素数1〜3のアルキルであり、好ましくは水素又はメチルである)。
該ビニルエーテル化合物としては、例えば、n−オクチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、ベンジルビニルエーテル、ジシクロペンタジエンビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリシクロデカンビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル、2−エチル−1,3−ヘキサンジオールジビニルエーテル、2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオールジビニルエーテル、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオールジビニルエーテル、ネオペンチルグリコールジビニルエーテル、ペンタ
エリスリトールテトラビニルエーテル、及び1,2−デカンジオールジビニルエーテルが挙げられる。
本発明の液体現像剤を紫外線硬化型とする場合、上記重合性モノマーとともに、光重合開始剤や光重合増感剤を併用することもできる。該光重合性開始剤、及び光重合増感剤は、液体現像剤の体積抵抗率を低下させ過ぎず、粘度が高くなりすぎないものであれば、公知のいずれの化合物でも使用することが可能である。
<顔料分散剤>
本発明では、カーボンブラックの分散を行う際に顔料分散剤又は顔料分散助剤を使用することも可能である。
顔料分散剤としては、例えば、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、高分子量不飽和酸エステル、高分子共重合物、ポリエステル及びその変性物、変性ポリアクリレート、脂肪族多価カルボン酸、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル燐酸エステル、及び顔料誘導体を挙げることができる。
また、各種顔料に応じたシナジストを用いることも可能である。
これらの顔料分散剤及び顔料分散助剤は、顔料100質量部に対し、1質量部以上100質量部以下で添加することが好ましい。
顔料分散剤の添加方法は特に限定されないが、顔料を分散する工程で添加することが顔料分散性の観点から好ましい。
<電荷補助剤>
本発明では、トナー粒子の帯電性を調整する目的で、電荷補助剤を含有することができる。該電荷補助剤としては、公知のものが利用できる。
具体的な化合物としては、例えば、ナフテン酸ジルコニウム、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸鉄、ナフテン酸亜鉛、オクチル酸コバルト、オクチル酸ニッケル、オクチル酸亜鉛、ドデシル酸コバルト、ドデシル酸ニッケル、ドデシル酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、トリステアリン酸アルミニウム及び2−エチルヘキサン酸コバルトのような金属石鹸類;石油系スルホン酸金属塩及びスルホコハク酸エステルの金属塩のようなスルホン酸金属塩類;レシチンのようなリン脂質;t−ブチルサリチル酸金属錯体のようなサリチル酸金属塩類;ポリビニルピロリドン樹脂、ポリアミド樹脂、スルホン酸含有樹脂、及びヒドロキシ安息香酸誘導体が挙げられる。
<その他の材料>
本発明の液体現像剤には、必要に応じて、記録媒体適合性、画像保存性、及びその他の諸性能向上の目的に応じて、公知の各種添加剤を用いてもよい。例えば、界面活性剤、滑剤、充填剤、消泡剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、退色防止剤、防錆剤を適宜選択して用いることができる。
<製造方法>
本発明において、液体現像剤の製造方法としては、特に限定されることは無く、例えば、コアセルベーション法や湿式粉砕法のような公知の方法が挙げられる。
上記コアセルベーション法については、例えば、特開2003−241439号公報、国際公開第2007/000974号、又は国際公開第2007/000975号に詳細が記載されている。
該コアセルベーション法では、カーボンブラック、結着樹脂、トナー粒子分散剤、該結着樹脂を溶解する溶剤、及び該結着樹脂を溶解しない溶剤を混合し、該混合液から該結着樹脂を溶解する溶剤を除去して、溶解状態にあった該結着樹脂を析出させることにより、カーボンブラックを包埋したトナー粒子を、該結着樹脂を溶解しない溶剤中に分散させることができる。
一方、上記湿式粉砕法については、例えば、国際公開第2006/126566号、又は国際公開第2007/108485号に詳細が記載されている。
該湿式粉砕法では、顔料と結着樹脂とを結着樹脂の融点以上で混練した後乾式粉砕し、得られた粉砕物を電気絶縁性媒体中で湿式粉砕することにより、トナー粒子を電気絶縁性媒体中に分散させることができる。
本発明においては、この様な公知の方法が利用可能である。
本発明で使用されるトナー粒子は、高いドット再現性を得るという観点から、体積中位径D50が0.5μm以上1.5μm以下であることが好ましい。トナー粒子の体積中位径D50が0.5μm以上であれば、液体現像剤中でトナー粒子が凝集しにくくなるためドット再現性に優れた液体現像剤を得ることができる。また、トナー粒子の体積中位径D50が1.5μm以下であれば、液体現像方式の特徴である微細なトナー粒子による画像形成が可能になるため、ドット再現性に優れた液体現像剤を得ることができる。
本発明において、液体現像剤中のトナー粒子濃度は、用いる画像形成装置に応じて、任意に調整して用いることができるが、1質量%以上70質量%以下が好ましい。
次に、以下に本発明に関わる物性の測定方法について述べる。
(1)カーボンブラック表面の元素量
カーボンブラック表面の元素量測定はX線光電子分光法(装置名:PHI5000VersaProbe II、アルバック・ファイ社製)により表面組成分析を行い算出した。
主要な条件を下記に示す。
出力:100μ25W15kV
測定範囲:300μm×300μm
PassEnergy:23.5eV
Step Size:0.1eV
本発明では、測定された各元素のピーク強度から、アルバック・ファイ社提供の相対感度因子を用いて、カーボンブラックの表面原子濃度を算出した。
なお、トナー中のカーボンブラックは、トルエン中にトナーを分散処理して結着樹脂を溶解した後、濾紙を用いてカーボンブラックを分離し、洗浄・乾燥処理することで抽出することができる。抽出したカーボンブラックを用いて上記元素量を測定できる。
(2)結着樹脂の酸価
結着樹脂の酸価はJIS K 0070−1992に基づいて測定した。具体的には以下の通り。
1)試料0.5〜2.0gを精秤する。このときの質量をM(g)とする。
2)50mlのビーカーに試料を入れ、テトラヒドロフラン/エタノール(2/1)の混合液25mlを加え溶解する。
3)0.1mol/lのKOHのエタノール溶液を用い、電位差滴定測定装置を用いて滴定を行う[例えば、平沼産業(株)製自動滴定測定装置「COM−2500」などが利用できる。]。
4)この時のKOH溶液の使用量をS(ml)とする。同時にブランクを測定して、この時のKOHの使用量をB(ml)とする。
5)次式により酸価を計算する。fはKOH溶液のファクターである。
酸価[mgKOH/g]=(S−B)×f×5.61/M
(3)トナー粒子の体積中位径D50
トナー粒子の体積中位径D50は、動的光散乱法(DLS)粒子径分布測定装置(商品名:ナノトラック150、日機装社製)を用いて、対応するキャリア液体中で測定を行っ
た。
(4)カーボンブラックのX線回折による黒鉛(002)面の面間隔
カーボンブラック粉末を測定試料とし、試料水平型強力X線回折装置(商品名「RINT/TTR−IIリガク社製)を用いて、X線回折スペクトルから求めた。まず、測定試料を無反射試料板に充填し、モノクロメーターにより単色化したCuKα線を線源とし、X線回折チャートを得た。これより黒鉛(002)回折線のピーク位置を求め、ブラッグの式(下記式(1))より面間隔を計算した。CuKα線の波長λは、0.15418nmを用いた。
面間隔(002)=λ/2sinθ (1)
以下に主な測定条件を記す。
光学系:平行ビーム光学系;ゴニオメータ:ローター水平型ゴニオメータ(TTR−2);管電圧/電流:50kV/300mA;測定法:連続法;スキャン軸:2θ/θ;測定角度:10°〜50°;サンプリング間隔:0.02°;スキャン速度:4°/min;発散スリット:開放;発散縦スリット:10mm;散乱スリット:開放;受光スリット:1.00mm。
なお、トナー中のカーボンブラックは、トルエン中にトナーを分散処理して結着樹脂を溶解した後、濾紙を用いてカーボンブラックを分離し、洗浄・乾燥処理することで抽出することができる。抽出したカーボンブラックを用いて上記面間隔を測定できる。
(5)トナー粒子分散剤のpH
トナー粒子分散剤0.5gと蒸留水20mlをガラス製スクリュー管に入れ、ペイントシェーカーを用いて30分間振り混ぜた後、ろ過することにより得られたろ液のpHをpHメータ(商品名:「D−51」、堀場製作所社製)を用いて測定した。なお、その結果、pHが7より大きい分散剤を塩基性分散剤とした。
(6)結着樹脂の分子量
結着樹脂の分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用い、ポリスチレン換算で算出した。GPCによる分子量の測定は以下に示すように行った。
サンプル濃度が1.0質量%になるようにサンプルを下記溶離液に加え、室温で24時間静置し溶解させた溶液を、ポア径が0.20μmの耐溶剤性メンブレンフィルターでろ過したものをサンプル溶液とし、以下の条件で測定した。
装置:高速GPC装置「HLC−8220GPC」[東ソー(株)製]
カラム:LF−804の2連
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
流速:1.0mL/min
オーブン温度:40℃
試料注入量:0.025mL
試料の分子量の算出にあたっては、標準ポリスチレン樹脂[東ソー(株)製TSK スタンダード ポリスチレン F−850、F−450、F−288、F−128、F−80、F−40、F−20、F−10、F−4、F−2、F−1、A−5000、A−2500、A−1000、A−500]により作成した分子量校正曲線を使用した。
以上、本発明の基本的な構成と特徴について述べたが、以下実施例に基づいて具体的に本発明について説明する。しかしながら、本発明は何らこれに限定されるものではない。なお、実施例中の部及び%は特に断りのない限り質量基準である。
<カーボンブラック1>
カーボンブラック(商品名:トーカブラック#5500、東海カーボン社製)を黒鉛坩
堝に入れ、窒素ガス雰囲気中2500℃で熱処理して黒鉛化を行い、カーボンブラック1を得た。得られたカーボンブラックの物性値を表1に示す。
<カーボンブラック2〜7>
カーボンブラック1の製造例から熱処理温度を表1のように変えることで、表面元素濃度と黒鉛化度の異なるカーボンブラック2〜7を製造した。黒鉛化処理は、カーボンブラックを黒鉛坩堝に充填し、窒素ガス雰囲気中、1500℃以上3000℃以下で、熱処理することで黒鉛化処理をした。得られたカーボンブラックの物性値を表1に示す。
<カーボンブラック8>
カーボンブラック8として、MA77(三菱化学社製)を用いた。カーボンブラック8の物性値を表1に示す。
<カーボンブラック9>
カーボンブラック9として、モナーク280(キャボット社製)を用いた。カーボンブラック9の物性値を表1に示す。
<カーボンブラック10>
カーボンブラック(商品名:ユニピュアブラックLC902、LCW社製)25質量部とN,N’−ジメチルホルムアミド30質量部を加え、窒素を導入しながら撹拌した。塩化チオニル5質量部を添加して超音波を照射し1時間反応を行った。次いで、スルファニル酸15質量部を加えて65℃まで昇温して1時間撹拌を続けた。その後、室温まで冷却してから水酸化ナトリウム水溶液を加え、0.1μmメンブランフィルターで加圧濾過する事により固形分を単離して少量の脱塩水で洗浄した後、100℃で減圧乾燥し、カーボンブラック10を得た。得られたカーボンブラック10の表面元素を測定したところ窒素及び酸素に由来するピークが検出された。カーボンブラック10の物性を表1に示す。
<カーボンブラック11>
カーボンブラック(商品名:MA77、三菱化学社製)100質量部に対して次亜塩素酸ナトリウム(米山薬品社製アンチホルミン、有効塩素濃度約10%)を200質量部(カーボンに対する有効塩素濃度20%)秤量し、その4倍量の精製水に希釈(次亜塩素酸ナトリウム0.2%水溶液)してビーカーに投入した。その後、室温にて3時間撹拌し、反応を終了させた後にろ過水洗を行った。水洗はカーボンブラックに対して10倍量の温水を用いて2回以上水洗ろ過を繰り返した。その後、130℃で24時間乾燥させてカーボンブラック11を得た。得られたカーボンブラック11の表面元素を測定したところ塩素に由来するピークが検出された。カーボンブラック11の物性を表1に示す。
<結着樹脂1>
ビスフェノールAエチレンオキサイド(2.5モル)付加物(BPA−EO)40質量部テレフタル酸(TFA) 40質量部テトラブチルチタネート(TNBT) 0.2質量部
上記材料を仕込み、220℃で窒素気流下で生成する水を留去しながら10時間反応させた。次いで5mmHg以上20mmHg以下の減圧下で反応させた後、180℃に冷却し無水トリメリット酸(TMA)20質量部を加え、常圧密閉下2時間反応後取り出し、室温まで冷却後粉砕しポリエステル樹脂を得た。得られたポリエステル樹脂をTHFに50質量部になるように溶解させて重量平均分子量Mw11000、酸価20mgKOH/gの結着樹脂1を得た。
<結着樹脂2〜5>
原料比率を表2のように変更する以外は、結着樹脂1と同様にして結着樹脂2〜5を得
た。得られた結着樹脂の諸物性を表2に示す。
<結着樹脂6>
スチレン 70質量部
アクリル酸n−ブチル 24質量部
マレイン酸モノブチル 6質量部
ジ−t−ブチルパーオキサイド 1質量部
上記材料を仕込み、キシレン200質量部中に4時間かけて滴下した。さらに、キシレン還流下で重合を完了した。この後、昇温して有機溶剤を留去し、室温まで冷却後、粉砕し、重量平均分子量Mw10500、酸価20mgKOH/gの結着樹脂6を得た。
<トナー粒子分散剤1〜4>
本実施例、比較例で用いたトナー粒子分散剤1〜4について表3に示す。
<顔料分散剤の合成>
イソシアネート基を有するカルボジイミド当量262のポリカルボジイミド化合物のトルエン溶液(固形分50%)100部、N−メチルジエタノールアミンを8.5部仕込み、約100℃で3時間保持して、イソシアネート基と水酸基とを反応させた。次いで末端にカルボキシル基を有する数平均分子量8500のε−カプロラクトン自己重縮合物39.6部を仕込み、約80℃で2時間保持して、カルボジイミド基とカルボキシル基とを反応させた後、減圧下でトルエンを留去して数平均分子量約13000の顔料分散剤(固形分100%)を得た。
<液体現像剤1>
カーボンブラック1: 10質量部
顔料分散剤: 10質量部
テトラヒドロフラン(THF): 80質量部
を混合し、直径2mmのガラスビーズを用いてペイントシェーカーで1時間撹拌し、顔料分散スラリー1を得た後、
顔料分散スラリー1: 60質量部
結着樹脂1: 80質量部
トナー粒子分散剤1: 12質量部
(アジスパーPB−817、塩基性、味の素ファインテクノ(株)製)
を高速分散機(プライミクス社製、T.K.ロボミクス/T.K.ホモディスパー2.5型翼)で混合し、40℃で攪拌しながら混合し、顔料分散液1を得た。
上記で得られた顔料分散液1(100質量部)に、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて高速攪拌(回転数15000rpm)しながら、ドデシルビニルエーテル(DDVE)200質量部を少しずつ添加し、混合液1を得た。
得られた混合液1をナスフラスコに移し、超音波分散しながら50℃でTHFを完全に留去し、硬化型絶縁性液体中にトナー粒子を含有するトナー粒子分散体1を得た。
得られたトナー粒子分散体1(10質量部)を遠心分離処理し、上澄み液をデカンテーションにより除去し、除去した上澄み液と同じ質量の新たなDDVEにて置換し、再分散した。
その後、水素添加レシチン(商品名:レシノールS−10、日光ケミカルズ(株)製)0.10質量部、DDVEを90質量部、光重合開始剤(商品名:NHNI−PFBS、東洋合成社製)0.30質量部、KAYAKURE−DETX−S(日本化薬(株)製)1質量部を加え、液体現像剤1を得た。
得られたトナー粒子分散体に含有されるトナー粒子は体積中位径D50が0.7μmであった。
<液体現像剤2〜10及び13〜16>
カーボンブラック、結着樹脂、トナー粒子分散剤、キャリア液を、表4のように変更する以外は液体現像剤1と同様にし、液体現像剤2〜9及び13〜16を得た。また、液体現像剤9から、ホモジナイザーの回転数を24000rpmに変更する以外は同様にして、液体現像剤10を得た。物性を表4に示す。
<液体現像剤11>
カーボンブラック7: 10質量部
結着樹脂5: 70質量部
顔料分散剤: 10質量部
上記材料を、ヘンシェルミキサーで十分混合した後、ロール内加熱温度100℃の同方向回転二軸押出し機を用い溶融混練を行ない、得られた混合物を冷却、粗粉砕した後、湿式分級を行い、分級トナー粒子を得た。次いで、ドデシルビニルエーテル(DDVE)80質量部、上記で得られた分級トナー粒子20質量部、トナー粒子分散剤(アジスパーPB−817;味の素(株)製)4.5質量部を、サンドミルにより24時間混合することにより、トナー粒子分散体11を得た。得られたトナー粒子分散体11を(10質量部)を遠心分離処理し、上澄み液をデカンテーションにより除去し、除去した上澄み液と同じ質量の新たなDDVEにて置換し、再分散した。
その後、水素添加レシチン(商品名:レシノールS−10、日光ケミカルズ(株)製)0.10質量部、DDVEを90質量部、光重合開始剤(商品名:NHNI−PFBS、東洋合成社製)0.30質量部、KAYAKURE−DETX−S(日本化薬(株)製)1質量部を加え、液体現像剤11を得た。液体現像剤11の組成及び諸物性を表4に示す。
<液体現像剤12>
DDVEをアイソパーE,G(丸善油化商事(株)製)に変更した以外は液体現像剤11と同様にして液体現像剤12を得た。液体現像剤12の組成および諸物性を表4に示す。
(実施例1)
液体現像剤1を40℃環境で3カ月放置し、放置前後の液体現像剤を用いて以下の評価を行った。
<ドット画像の画質評価>
静電記録紙を500Vの表面電荷で静電パターンを形成し、液体現像剤1を用いて1画素を1ドット(20000μm以上25000μm以下)で形成するドット画像(FFH画像)を作成し、金属ローラを用いたローラ現像機により、20mm/secのプロセススピードで現像を行った。なお、ローラーと静電記録紙との距離(現像ギャップ)は34μmに設定した。デジタルマイクロスコープVHX−500(レンズワイドレンジズームレンズVH−Z100・キーエンス社製)を用い、ドット1000個の面積を測定した。ドット面積の個数平均(S)とドット面積の標準偏差(σ)を算出し、ガサツキ指数を下記式により算出した。
ガサツキ指数(I)=σ/S×100
(評価基準)
A(とても良好):Iが1.0未満
B(良好):Iが1.0以上2.0未満
C(実用可能レベル):Iが2.0以上4.0未満
D(ガサツキが目立つ):Iが4.0以上
なお、FFH画像とは、256階調を16進数で表示した値であり、00Hを1階調目(白地部)、FFHを256階調目(黒部)とした。
実施例1の試験結果を表5に示す。
(実施例2〜12)
液体現像剤を表5のように変更する以外は、実施例1と同様にして実施例2〜12の評価を行った。評価結果を表5に示す。
<比較例1〜4>
液体現像剤を表5のように変更する以外は、実施例1と同様にして比較例1〜4の評価を行った。評価結果を表5に示す。
表5の結果から、従来技術である比較例1〜4と比べ、本発明の実施例は、長期保管後も良好なドット再現性を得ていることがわかる。
Figure 2018004709
Figure 2018004709
Figure 2018004709

Figure 2018004709
Figure 2018004709

Claims (3)

  1. 結着樹脂及びカーボンブラックを含有するトナー粒子、トナー粒子分散剤並びにキャリア液を含有する液体現像剤であって、
    該カーボンブラックの表面における第15族元素、16族元素、及び17族元素の量が該表面の元素の総量に対してそれぞれ0.1原子%以下であることを特徴とする液体現像剤。
  2. 前記結着樹脂の酸価が5mgKOH/g以上50mgKOH/g以下であり、
    前記トナー粒子分散剤が塩基性分散剤である請求項1に記載の液体現像剤。
  3. 前記カーボンブラックは、X線回折で測定される黒鉛(002)面の面間隔が0.3370nm以上0.3450nm以下である黒鉛化カーボンブラックである請求項1又は2に記載の液体現像剤。
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