JP2018002256A - キャップユニット及び飲料用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】通液口から飲料を飲み易くすると共に、口形成部材に付着した飲料の残留を防ぐことを可能としたキャップユニットを提供する。
【解決手段】上部が開口した容器本体2の口頸部2cに着脱自在に取り付けられるキャップユニット3であって、容器本体2の上部開口部2dを閉塞するキャップ本体8と、キャップ本体8に着脱自在に取り付けられると共に、通液口14が設けられた口形成部材13と、キャップ本体8にヒンジ部9を介して回動自在に取り付けられた状態で、通液口14を開閉する蓋体10とを備え、口形成部材13は、キャップ本体8の天面を形成する天壁部13aと、天壁部13aの周囲から下方に向かって延長された筒状の内壁部13bと、ヒンジ部9とは反対側に位置して内壁部13bの一部が拡径方向に突出された突出部13cとを有し、通液口14は、突出部13cの上方に位置して設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、キャップユニット及び飲料用容器に関する。
従来より、上部が開口した容器本体の口頸部に着脱自在に取り付けられるキャップユニット(栓体)がある(例えば、特許文献1,2を参照。)。キャップユニットの上部には、通液口を開閉する蓋体がヒンジ部を介して回動自在に取り付けられている。また、キャップユニットは、ヒンジ部に設けられた付勢部材により通液口を開放する方向に付勢された蓋体を通液口を閉塞する位置にて固定する蓋ロック機構を備えている。
このようなキャップユニットを備えた飲料用容器では、蓋ロック機構による蓋体の固定を解除することによって、蓋体が付勢部材の付勢により回動しながら、通液口が開放された状態となる。これにより、容器本体をヒンジ部とは反対側に傾けながら、通液口を通して容器本体内の飲料を飲むことができる。
また、上述したキャップユニットを備えた飲料用容器では、キャップユニットを洗浄し易くするため、キャップユニットを分解可能とすることが行われている。例えば、特許文献1,2に記載の飲料用容器の栓体では、通液口を形成する口形成部材をキャップ本体に対して着脱自在に取り付けたり、通液口や通気口を閉塞するシール部材を蓋体に対して着脱自在に取り付けたりすることが行われている。
特開2002−102078号公報 特開2015−13674号公報
ところで、上述した従来のキャップユニットでは、凹状に形成された口形成部材の底壁に通液口を配置し、蓋体の閉塞時に、蓋体の内側に取り付けられたシール部材を口形成部材の内側に進入させながら、口形成部材の底壁に押し当てられたシール部材によって通液口を閉塞している。
このような凹状に形成された口形成部材の場合、飲み口となる口形成部材から飲料を飲む際に、容器本体をヒンジ部とは反対側に傾けながら、通液口から口形成部材の内側に流出した飲料を飲むことになる。この場合、容器本体内の飲料は、口形成部材の傾けた側の底壁を乗り越えた後、通液口から口形成部材の内側へと流出する。このため、口形成部材の形状によっては、底壁を乗り越えたときの勢いによって、飲料が幅方向に広がり、飲み口からこぼれて易くなってしまう。また、容器本体を傾けるスピードによっては、通液口から流出する飲料に脈動が生じることもある。
また、温かい飲料を飲む際には、容器本体を少しずつ傾けながら、容器本体内の飲料が通液口から勢いよく飛び出さないように注意する必要がある。しかしながら、容器本体内の飲料は、通液口から口形成部材の内側に流出するまで見えないため、特に慎重に飲まざるを得ない。
さらに、凹状に形成された口形成部材の場合、飲料を飲んだ後に蓋体を閉じると、口形成部材の内側に残った飲料が通液口から容器本体内へと戻らずに、口形成部材とシール部材との間に残留したままとなってしまう。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、通液口から飲料を飲み易くすると共に、口形成部材に付着した飲料の残留を防ぐことを可能としたキャップユニット、並びに、そのようなキャップユニットを備えた飲料用容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 上部が開口した容器本体の口頸部に着脱自在に取り付けられるキャップユニットであって、
前記容器本体の上部開口部を閉塞するキャップ本体と、
前記キャップ本体に着脱自在に取り付けられると共に、通液口が設けられた口形成部材と、
前記キャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に取り付けられた状態で、前記通液口を開閉する蓋体とを備え、
前記口形成部材は、前記キャップ本体の天面を形成する天壁部と、前記天壁部の周囲から下方に向かって延長された筒状の内壁部と、前記ヒンジ部とは反対側に位置して前記内壁部の一部が拡径方向に突出された突出部とを有し、
前記通液口は、前記突出部の上方に位置して設けられていることを特徴とするキャップユニット。
〔2〕 前記天壁部は、前記ヒンジ部とは反対側に向かって斜めに立ち上がり形成され、
前記突出部は、前記天壁部の最上部に位置する前記通液口に向かって傾斜した傾斜面を有し、
前記通液口は、前記傾斜面の先端側に位置して設けられていることを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔3〕 前記口形成部材は、前記突出部の前記通液口に臨む位置から隆起した堰止め部を有することを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載のキャップユニット。
〔4〕 前記口形成部材は、少なくとも前記天壁部が透明であることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕の何れか一項に記載のキャップユニット。
〔5〕 前記キャップ本体は、前記天面を形成する上壁部と、前記上壁部に形成された開口部とを有し、前記天壁部が前記開口部を閉塞した状態で、前記口形成部材が前記キャップ本体に取り付けられることによって、前記天壁部と前記上壁部とが連続した天面を形成していることを特徴とする前記〔1〕〜〔4〕の何れか一項に記載のキャップユニット。
〔6〕 前記天壁部の前記通液口とは反対側に通気口が設けられていることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕の何れか一項に記載のキャップユニット。
〔7〕 前記通液口と前記通気口とをそれぞれ閉塞するシール部材を備え、
前記シール部材は、前記蓋体の前記口形成部材と対向する面に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする前記〔6〕に記載のキャップユニット。
〔8〕 前記シール部材は、弾性部材からなり、前記通液口を閉塞する第1の栓部と、前記通気口を閉塞する第2の栓部と、前記蓋体に設けられた第1の凸部が嵌合される第1の凹部と、前記蓋体に設けられた第2の凸部が嵌合される第2の凹部とを有し、
前記第1の凹部及び前記第2の凹部は、前記第1の栓部及び前記第2の栓部の裏側にそれぞれ設けられていることを特徴とする前記〔7〕に記載のキャップユニット。
〔9〕 前記〔1〕〜〔8〕の何れか一項に記載のキャップユニットと、
前記キャップユニットが取り付けられた容器本体とを備える飲料用容器。
以上のように、本発明によれば、通液口から飲料を飲み易くすると共に、口形成部材に付着した飲料の残留を防ぐことを可能としたキャップユニット、並びに、そのようなキャップユニットを備えた飲料用容器を提供することが可能である。
本発明の一実施形態に係る飲料用容器の閉状態を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はその上面図である。 図1に示す飲料用容器の開状態を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はその上面図である。 図1に示す飲料用容器が備えるキャップユニットの閉状態を示す斜視図である。 図1に示す飲料用容器が備えるキャップユニットの開状態を示す斜視図である。 図1に示す飲料用容器が備えるキャップユニットの構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態として、例えば図1〜図5に示す飲料用容器1について説明する。なお、図1は、飲料用容器1の閉状態を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はその上面図である。図2は、飲料用容器1の開状態を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はその上面図である。図3は、キャップユニット3の閉状態を示す斜視図である。図4は、キャップユニット3の開状態を示す斜視図である。図5は、キャップユニット3の構造を示す断面図である。
また、以下の説明では、後述するキャップ本体8に対して蓋体10がヒンジ部9を介して取り付けられる側を飲料用容器1の「後側」とし、それとは反対側を飲料用容器1の「前側」として説明する。
飲料用容器1は、図1、図2及び図5に示すように、容器本体2と、容器本体2に着脱自在に取り付けられるキャップユニット3とを備えている。飲料用容器1は、真空断熱構造を有する容器本体2によって、容器本体2に収容された飲料(内容物)を保温又は保冷することが可能となっている。
具体的に、この容器本体2は、例えばステンレス等からなる有底筒状の外容器4及び内容器5を有し、外容器4の内側に内容器5を収容した状態で互いの口元部を接合した二重構造の容器により構成されている。また、外容器4と内容器5との間には、真空断熱層6が設けられている。真空断熱層6は、例えば、高真空に減圧(真空引き)されたチャンバー内で、外容器4の底面中央部に設けられた脱気孔を塞ぐことによって形成することができる。
容器本体2は、略円形状の底面部2aと、底面部2aの外周から略円筒状に起立した胴部2bと、胴部2bの上部側において縮径された略円筒状の口頸部2cとを有している。また、口頸部2cの上端部は、容器本体2の上部開口部2dとして、円形状に開口している。また、口頸部2cの内側には、リング状の張出部7が全周に亘って突出して設けられている。
なお、本実施形態の飲料用容器1は、全体として略円筒状の外観形状を有しているが、飲料用容器1の外観形状については、特に限定されるものではなく、サイズやデザイン等に合わせて、適宜変更を加えることが可能である。また、容器本体2の外周面には、塗装や印刷等が施されていてもよい。
キャップユニット3は、容器本体2の上部開口部2dを閉塞する栓体を構成するものである。具体的に、このキャップユニット3は、図1〜図5に示すように、キャップ本体8と、キャップ本体8にヒンジ部9を介して回動自在に取り付けられた蓋体10とを備えている。
キャップ本体8は、例えばポリプロピレン等の耐熱性樹脂からなる。キャップ本体8は、容器本体2の胴部2bと連続するように略円筒状に形成された周壁部8aと、周壁部8aの上部に周壁部8aよりも縮径された開口部8bが形成された上壁部8cとを有している。
キャップ本体8は、容器本体2の口頸部2cに螺合により着脱自在に取り付けられている。このため、周壁部8aの内周面には、雌ネジ部11が設けられている。一方、口頸部2cの外周面には、雌ネジ部11と螺合される雄ネジ部12が設けられている。
キャップ本体8の開口部8bには、飲み口を形成する口形成部材13が着脱自在に取り付けられている。口形成部材13は、例えばポリプロピレン等の耐熱性樹脂からなる。また、口形成部材13は、少なくとも開口部8bから露出する部分(後述する天壁部13a)が透明であることが好ましい。本実施形態では、全体が透明な口形成部材13を用いている。これにより、本実施形態のキャップユニット3では、この透明な口形成部材13を介して容器本体2の内側を視認することが可能となっている。
さらに、口形成部材13は、その表面に撥水性又は親水性を持たせることが好ましい。これにより、透明な口形成部材13に結露が生じたり、水滴が付着したりすることを抑えつつ、容器本体2の内側をより視認し易くすることが可能である。
口形成部材13は、通液口14及び通気口15が形成された天壁部13aと、天壁部13aの周囲から下方に向かって延長された筒状の内壁部13bと、内壁部13bの前側の一部が拡径方向に突出された突出部13cと、内壁部13bの外周面の下端側から拡径方向にリング状に突出された下側フランジ部13dとを有している。
天壁部13aは、キャップ本体8の開口部8bを閉塞する部分であり、キャップ本体8の上壁部8cと連続した面(天面)を形成している。また、この天面(天壁部13a)は、ヒンジ部9とは反対側(前側)に向かって斜めに立ち上がり形成されている。
通液口14及び通気口15は、天壁部13aを貫通する孔部であり、前後方向に並んで設けられている。このうち、通液口14は、天壁部13aの前端側に位置して、上面視で略楕円状に開口して設けられている。一方、通気口15は 天壁部13aの通液口14とは反対側(後側)に位置して、通液口14よりも小さい丸孔により形成されている。
内壁部13bは、開口部8bから容器本体2の内側に進入される部分であり、略円筒状に形成されている。内壁部13bは、天壁部13aがキャップ本体8の開口部8bを閉塞した状態において、周壁部8a(キャップ本体8)の内側に同心円状に配置されている。
突出部13cは、容器本体2を前側に傾けたときに、この容器本体2内の飲料を通液口14へと導く流路を形成している。具体的に、この突出部13cは、内壁部13bよりも前方に突出されると共に、天壁部13aの最上部に位置する通液口14に向かって傾斜した傾斜面13eを有している。したがって、通液口14は、突出部13cの上方に位置すると共に、傾斜面13eの先端(上端)側に位置して設けられている。
また、傾斜面13eには、通液口14に向けて流れ出す飲料が一旦堰き止められる堰止め部13fが設けられている。堰止め部13fは、傾斜面13eの通液口14に臨む位置から僅かに隆起した状態で設けられている。
キャップ本体8と口形成部材13との間には、キャップ本体8の開口部8bに口形成部材13を着脱自在に取り付けるための口脱着機構16が設けられている。口脱着機構16は、口形成部材13の前側に第1の爪部17と、口形成部材13の後側に第2の爪部18が設けられたストッパー19とを有している。
第1の爪部17は、突出部13cの前端(上端)から前方に向かって突出して設けられている。ストッパー19は、口形成部材13の後側に配置されている。また、ストッパー19の下端(基端)部は、口形成部材13に設けられたヒンジ部13gを介して回動自在に取り付けられている。第2の爪部18は、ストッパー19の上端(先端)側から後方に向かって突出して設けられている。また、ストッパー19には、口形成部材13に設けられた被当接部13hと当接される弾性片19aと、このストッパー19の後方側への回動を規制する規制片19bとが設けられている。さらに、ストッパー19の上端(先端)部には、このストッパー19を指で回動操作し易くするための凹部(又は凸部であってもよい。)を有した操作部19cが設けられている。
口脱着機構16では、ストッパー19の操作部19cを操作して、このストッパー19の先端側を前方側に向かって回動させたときに、被当接部13hに当接された弾性片19aが弾性変形しながら、ストッパー19を後方側に向かって付勢する。なお、口脱着機構16では、弾性片19aの長さや厚み等を変更することによって、上述した弾性片19aが弾性変形する際の付勢力を調整することが可能である。
口脱着機構16は、キャップ本体8の前側に第1の被係止部20と、キャップ本体8の後側に第2の被係止部21とを有している。第1の被係止部20及び第2の被係止部21は、上壁部8cの開口部8bに沿った前後位置に、第1の爪部17及び第2の爪部18に対応して切り欠かれた切り欠き部からなる。
口脱着機構16では、第1の被係止部20に対して第1の爪部17を位置決めした状態から、キャップ本体8の開口部8bの内側に、口形成部材13の天壁部13aを下側から嵌め込む。このとき、第1の爪部17が第1の被係止部20に係止されると共に、第2の被係止部21に当接した第2の爪部18が第2の被係止部21の縁を乗り越えるのに伴って、ストッパー19の先端側が前方に向かって回動した後に、ストッパー19の先端側が弾性片19aに付勢されて後方の元の位置へと復帰すると同時に、第2の爪部18が第2の被係止部21に係止される。これにより、口形成部材13は、キャップ本体8の開口部8bに装着された状態となる。
一方、口脱着機構16では、ストッパー19の先端側を前方に向かって回動させる操作によって、第2の被係止部21に対する第2の爪部18の係止状態を解除する。これにより、第1の被係止部20に対する第1の爪部17の係止状態を解除しながら、キャップ本体8の開口部8bの下側から口形成部材13を取り外すことが可能である。
口形成部材13が装着されたキャップ本体8は、容器本体2の口頸部2cに取り付けられることによって、口形成部材13の内壁部13bが上部開口部2dの内側に嵌め込まれた状態で、容器本体2の上部開口部2dを閉塞する。
口形成部材13の下側フランジ部13dには、止水パッキン22が着脱自在に取り付けられている。止水パッキン22は、張出部7(容器本体2)と口形成部材13(キャップ本体8)との間を密閉するためのリング状のシール部材である。止水パッキン22は、例えばシリコーンゴム等の耐熱性を有するゴムやエラストマーなどの弾性部材からなる。止水パッキン22は、下側フランジ部13dの外周部に嵌め付けられている。
止水パッキン22は、容器本体2の上部開口部2dの内側に嵌め込まれた際に、弾性変形しながら容器本体2の張出部7に全周に亘って密着した状態となる。これにより、張出部7と口形成部材13との間を密閉することが可能となっている。
蓋体10は、口形成部材13に設けられた通液口14を開閉するものであり、例えばポリプロピレン等の耐熱性樹脂からなる。蓋体10は、ヒンジ部9の内側に設けられた付勢部材(図示せず。)によって、口形成部材13の通液口14を開放する方向(開方向)に付勢されている。なお、付勢部材については、捻りコイルバネなどのバネ部材や、ゴム又はエラストマー等の弾性部材などを用いることができる。
蓋体10は、キャップ本体8の上壁部8c(天面)の形状に沿って偏平板状に形成されると共に、前後方向においてキャップ本体8よりも幅狭となる形状を有している。また、蓋体10の口形成部材13と対向する面(下面)には、蓋パッキン23が着脱自在に取り付けられている。
蓋パッキン23は、口形成部材13の通液口14及び通気口15を閉塞するための偏平板状のシール部材である。蓋パッキン23は、例えばシリコーンゴム等の耐熱性を有するゴムやエラストマーなどの弾性部材からなる。蓋パッキン23の口形成部材13と対向する面(下面)には、通液口14を閉塞する第1の栓部23aと、通気口15を閉塞する第2の栓部23bとがそれぞれ突出して設けられている。
一方、第1の栓部23aの裏側には、蓋体10の下面に設けられた第1の凸部10aが嵌合される第1の凹部23cが設けられている。また、第2の栓部23bの裏側には、蓋体10の下面に設けられた第2の凸部10bが嵌合される第2の凹部23dが設けられている。
さらに、蓋パッキン23は、第1の凹部23cに対する第1の凸部10aの抜け止めを図るため、第1の凹部23cの内面の全周に亘って設けられた係止凹部23eに、第1の凸部10aの外面の全周に亘って設けられた係止凸部10cが係止される構成となっている。これにより、容器本体2内が減圧された状態であっても、蓋体10の開放時に、蓋パッキン23が蓋体10から外れることを防ぐことが可能である。
すなわち、通液口14は、通気口15に比べて開口面積が大きいために、容器本体2内が減圧されると、蓋パッキン23に対して通気口15よりも強い吸引力が発生する。このような吸引力による蓋パッキン23の脱落を防ぐため、第1の凹部23cと第1の凸部10aとの嵌合部分には、上述した係止凹部23eに係止凸部10cを係止するといった抜け止め構造を設けることが好ましい。なお、抜け止め構造としては、第1の凹部23cの内に係止凸部、第1の凸部10aの外面に係止凹部を設けることも可能である。
蓋パッキン23は、このような第1の凹部23c及び第2の凹部23dに第1の凸部10a及び第2の凸部10bを嵌合させるといった簡便な取付構造によって、蓋体10に対して着脱可能となっている。また、この蓋パッキン23が取り付けられた蓋体10を従来よりも薄く(全高を低く)且つ小さく設計することが可能である。
キャップユニット3は、ヒンジ部9に設けられた付勢部材の付勢に抗して、蓋体10がキャップ本体8の上部(口形成部材13)を閉塞する位置にて、キャップ本体8に対して蓋体10を固定する蓋ロック機構24を備えている。
蓋ロック機構24は、ヒンジ部9とは反対側(前側)に位置して、蓋体10に上下方向にスライド自在に取り付けられたロック部材25と、蓋体10にヒンジ部26を介して回動自在に取り付けられたリングストッパー27とを有している。
ロック部材25は、蓋体10との間に圧縮された状態で配置されたコイルバネ(バネ部材)28によって、上方に向かって付勢されている。また、ロック部材25後側の下端部には、フック部25aが後方に向かって突出して設けられている。さらに、ロック部材25の前側の上端部には、このロック部材25を指でスライド操作し易くするための凸部を有した操作部25bが設けられている。
リングストッパー27は、上部側が開放されたリング状の部材からなり、ロック部材25の周囲に沿って配置されるその両側の上端部がヒンジ部26に軸支されている。これにより、リングストッパー27は、その両側の上端部が蓋体10の前面に当接されて規制される範囲で、前後方向に回動可能となっている。
一方、蓋ロック機構24は、キャップ本体8の前側に位置して、ロック部材25のフック部25aが係止されるロック受部29と、リングストッパー27が掛け止めされるストッパー受部30とを有している。ロック受部29は、キャップ本体8の前面から突出された爪部からなる。ストッパー受部30は、ロック受部(爪部)29挟んだ両側から前方に突出された壁部からなる。
蓋ロック機構24では、蓋体10がキャップ本体8の上部(口形成部材13)を閉塞したときに、リングストッパー27がストッパー受部30に掛け止めされた状態となる。この状態から、ロック部材25の操作部25bを操作して、このロック部材25をコイルバネ28の付勢に抗して下方へとスライドさせる。このとき、ロック部材25のフック部25aがロック受部29に係止されると共に、このロック部材25によってリングストッパー27の前方への回動が規制された状態となる。これにより、蓋体10がキャップ本体8の上部(口形成部材13)を閉塞した状態が保持されると共に、リングストッパー27の不要な操作によって蓋体10が開くことを防止できる。
一方、蓋ロック機構24では、ロック部材25の操作部25bを操作して、このロック部材25を上方へとスライドさせる。これより、ロック受部29に対するフック部25aの係止状態が解除される。これにより、リングストッパー27に掛け止めされたリングストッパー27を前方に向けて回動させることが可能となる。したがって、このリングストッパー27を前方に向けて回動させることによって、ヒンジ部9内の付勢部材の付勢により蓋体10を開方向に回動させることが可能となる。また、付勢部材が無い場合でも、リングストッパー27を手で持ち上げることにより、蓋体10を開けることが可能である。
以上のように、本実施形態のキャップユニット3を備えた飲料用容器1では、上述したヒンジ部9とは反対側(前側)に向かって斜めに立ち上がる天壁部13aの最上部に通液口14が位置している。したがって、通液口14を通して容器本体2内の飲料を飲む際は、容器本体2を前側に傾けることによって、容器本体2内の飲料が口形成部材13の傾斜面13eに沿って通液口14へと導かれる。これにより、通液口14から流出した飲料を飲むことができる。
一方、上述した凹状に形成された口形成部材の底壁に通液口がある場合、口形成部材の傾けた側の底壁を乗り越えた後、通液口から口形成部材の内側へと流出する飲料を飲むことになる。これに対して、本実施形態のキャップユニット3では、傾斜面13eの先端側に通液口14が位置することから、口形成部材の底壁に通液口がある場合よりも、容器本体2を小さく傾けるだけで、通液口14から流出した飲料を直接飲むことが可能である。また、通液口14から流出する飲料に生じる脈動も抑えることが可能である。
また、温かい飲料を飲む際には、容器本体2を少しずつ傾けながら、容器本体2内の飲料が通液口14から勢いよく飛び出さないように注意する必要がある。これに対して、本実施形態のキャップユニット3では、例えばコーヒーやお茶などの色の付いた飲料であれば、上述した透明な口形成部材13(天壁部13c)を介して容器本体2の内側を容易に視認することができるため、通液口14に向けて流れ出す飲料を見ながら、安心して飲むことが可能である。
さらに、通液口14に向けて流れ出す飲料は、傾斜面13eに設けられた堰止め部13fによって一旦堰き止められるように調整して傾けることができる。このため、特に熱い飲料を飲む場合には、この堰止め部13fに溜まった飲料を通液口14から吸い込むようにして少量ずつ飲むことで、飲料を冷ましながら飲むことが可能である。
また、飲料を飲んだ後は、天壁部13aの最上部に通液口14が位置するため、上述した凹状に形成された口形成部材の底壁に通液口がある場合のように、口形成部材の内側に残った飲料が通液口から容器本体内へと戻らずに、口形成部材とシール部材との間に残留するといったことがない。したがって、飲料を飲んだ後に蓋体10を閉じた場合でも、口形成部材13に付着した飲料の残留を防ぐことが可能である。また、通液口14は、内壁部13bの一部が拡径方向に突出された突出部13cの上方に位置するため、口を付けて飲み易くなっている。
また、本実施形態のキャップユニット3では、上述した簡便な取付構造によって蓋パッキン23を蓋体10に確実に装着することができる。また、蓋パッキン23を取り外して洗浄し易くすることができる。さらに、蓋体10をよりコンパクトに設計することが可能である。
また、本実施形態のキャップユニット3では、上述した蓋体10に設けられた第1の凸部10aが第1の栓部23aの裏側に設けられた第1の凹部23cに嵌合され、蓋体10に設けられた第2の凸部10bが第2の栓部23bの裏側に設けられた第2の凹部23dに嵌合されることによって、蓋体10の閉塞時に、第1の凸部10a及び第2の凸部10bに支持された第1の栓部23a及び第2の栓部23bにより通液口14及び通気口15を確実に閉塞することができる。さらに、容器本体2内が減圧された状態であっても、蓋体10の開放時に、蓋パッキン23が蓋体10から外れることを防ぐことが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
具体的に、上記飲料用容器1については、上述した外観形状を有したものに限定されるものではなく、そのサイズや機能、デザイン等に合わせて、適宜変更を加えることが可能である。
また、本発明は、上述した真空断熱構造を有する容器本体2によって保温・保冷機能を持たせた飲料用容器1に好適に適用できるが、上述した真空断熱構造を有する容器本体2を用いたものに必ずしも限定されるものではない。すなわち、本発明は、キャップユニットが容器本体の口頸部に着脱自在に取り付けられる飲料用容器に対して幅広く適用することが可能である。
1…飲料用容器 2…容器本体 2c…口頸部 2d…上部開口部 3…キャップユニット 8…キャップ本体 9…ヒンジ部 10…蓋体 10a…第1の凸部 10b…第2の凸部 13…口形成部材 13a…天壁部 13b…内壁部 13c…突出部 13e…傾斜面 13f…堰止め部 14…通液口 15…通気口 16…口脱着機構 22…止水パッキン 23…蓋パッキン(シール部材) 23a…第1の栓部 23b…第2の栓部 23c…第1の凹部 23d…第2の凹部 24…蓋ロック機構

Claims (9)

  1. 上部が開口した容器本体の口頸部に着脱自在に取り付けられるキャップユニットであって、
    前記容器本体の上部開口部を閉塞するキャップ本体と、
    前記キャップ本体に着脱自在に取り付けられると共に、通液口が設けられた口形成部材と、
    前記キャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に取り付けられた状態で、前記通液口を開閉する蓋体とを備え、
    前記口形成部材は、前記キャップ本体の天面を形成する天壁部と、前記天壁部の周囲から下方に向かって延長された筒状の内壁部と、前記ヒンジ部とは反対側に位置して前記内壁部の一部が拡径方向に突出された突出部とを有し、
    前記通液口は、前記突出部の上方に位置して設けられていることを特徴とするキャップユニット。
  2. 前記天壁部は、前記ヒンジ部とは反対側に向かって斜めに立ち上がり形成され、
    前記突出部は、前記天壁部の最上部に位置する前記通液口に向かって傾斜した傾斜面を有し、
    前記通液口は、前記傾斜面の先端側に位置して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
  3. 前記口形成部材は、前記突出部の前記通液口に臨む位置から隆起した堰止め部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップユニット。
  4. 前記口形成部材は、少なくとも前記天壁部が透明であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のキャップユニット。
  5. 前記キャップ本体は、前記天面を形成する上壁部と、前記上壁部に形成された開口部とを有し、前記天壁部が前記開口部を閉塞した状態で、前記口形成部材が前記キャップ本体に取り付けられることによって、前記天壁部と前記上壁部とが連続した天面を形成していることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のキャップユニット。
  6. 前記天壁部の前記通液口とは反対側に通気口が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のキャップユニット。
  7. 前記通液口と前記通気口とをそれぞれ閉塞するシール部材を備え、
    前記シール部材は、前記蓋体の前記口形成部材と対向する面に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載のキャップユニット。
  8. 前記シール部材は、弾性部材からなり、前記通液口を閉塞する第1の栓部と、前記通気口を閉塞する第2の栓部と、前記蓋体に設けられた第1の凸部が嵌合される第1の凹部と、前記蓋体に設けられた第2の凸部が嵌合される第2の凹部とを有し、
    前記第1の凹部及び前記第2の凹部は、前記第1の栓部及び前記第2の栓部の裏側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項7に記載のキャップユニット。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載のキャップユニットと、
    前記キャップユニットが取り付けられた容器本体とを備える飲料用容器。
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