JP2018001439A - ホルダーファイル - Google Patents

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Abstract

【課題】 綴じ孔を有する紙葉類を容易に綴じ込むことができ、長期間にわたって綴じ込んだ紙葉類の落下を防止することを可能にしたホルダーファイルを提供すること。
【解決手段】 可撓性シート体20からなり、少なくとも2つの綴じ孔52を有する紙葉類が綴じ込み可能なホルダーファイル10であって、可撓性シート体20を折り曲げる折曲線30と、起立基部40Aが少なくとも2つの綴じ孔52の位置に位置合わせされていると共に、可撓性シート体20の平面内において折曲線30に対して所要角度傾斜する方向に延伸し、可撓性シート体20の面外方向に起立可能な綴じ孔挿通片40と、が形成されていることを特徴とするホルダーファイル10である。
【選択図】図1

Description

本発明はホルダーファイルに関し、より詳細には綴じ孔が穿設されている紙葉類を綴じ込む際に用いて好適なホルダーファイルに関する。
紙葉類にいわゆるパンチ穴を穿設して簡易にファイルにとじ込みする際等において用いられるホルダーファイルとしては、特許文献1や特許文献2に開示されているような構成のものが知られている。これら特許文献1および2に開示されているホルダーファイルは、ホルダーファイルに綴じ込んだ紙葉類の落下を防ぐための構成を備えている。
実用新案登録第3126705号公報 特開2010−274535号公報
特許文献1のホルダーファイル100においては、図5に示すように、ホルダーファイル100の裏表紙120Bに裏表紙120Bから起立可能な綴じ孔に挿通させる部分(以下、綴じ孔挿通体140という)を略L字形に形成することで綴じ込んだ紙葉類(図示せず)の落下防止対策としている。これに対して特許文献2のホルダーファイル100においては、図6に示すようにホルダーファイル100の裏表紙120Bに裏表紙120Bから起立可能な綴じ孔挿通体140を設けると共に、表紙120Aに綴じ孔挿通体140の先端を差し込む切込160を設け、紙葉類150の綴じ孔に挿通させた後の綴じ孔挿通体140を切込160に挿通させることで綴じ込んだ紙葉類150の落下防止対策としている。
特許文献1に開示されているホルダーファイルにおいては、L字型に形成された2本の綴じ孔挿通体140の先端部は互いに離反した状態で配設されている。したがって、綴じ孔挿通体140を紙葉類の綴じ孔に挿通させる際は、綴じ孔挿通体140を弾性変形させる等しなければならず、紙葉類の綴じ込みが煩雑になるといった課題を有している。また、綴じ込むべき紙葉類の枚数が少ないと、綴じ孔挿通体140の裏表紙120Bからの起立部分で紙葉類がスライドするように動き、紙葉類に形成されている綴じ孔が破損してしまうといった課題もある。
また、特許文献2に開示されているホルダーファイル100においては、切込160に挿通させた綴じ孔挿通体140の見た目が悪い。また、紙葉類150に綴じ孔挿通体140を挿通させた後、さらに切込160にも綴じ孔挿通体140を挿通させなければならず煩雑である。さらには、継続的なホルダーファイル100の使用により表紙120Aに設けた切込160が裂けてしまうと、綴じ込んだ紙葉類150の落下防止対策として機能しなくなってしまうといった課題がある。
そこで本発明は、綴じ孔を有する紙葉類を綴じ込む際に用いて好適であって、紙葉類の綴じ込みが容易であって、綴じ込むべき紙葉類の枚数が少ない場合であっても、紙葉類を安定的に保持することが可能で、しかも、長期間にわたって綴じ込んだ紙葉類の落下を防止することを可能にしたホルダーファイルの提供を目的としている。
発明者が上記課題を解決するため鋭意研究した結果、以下の構成に想到した。
すなわち、本発明は、可撓性シート体からなり、少なくとも2つの綴じ孔を有する紙葉類が綴じ込み可能なホルダーファイルであって、前記可撓性シート体を折り曲げる折曲線と、起立基部が前記少なくとも2つの綴じ孔の位置に位置合わせされていると共に、前記可撓性シート体の平面内において前記折曲線に対して所要角度傾斜する方向に延伸し、前記可撓性シート体の面外方向に起立可能な綴じ孔挿通片と、が形成されていることを特徴とするホルダーファイルである。
これにより、少なくとも2つの綴じ孔を有する紙葉類の綴じ込み作業を簡単に行うことができ、綴じ込むべき紙葉類の枚数が少ない場合であっても安定的に紙葉類を保持することが可能であると共に、綴じ込んだ後の紙葉類の落下を防止することができる。
また、前記綴じ孔挿通片は、前記可撓性シート体から起立させる前の状態において、前記可撓性シート体からの前記起立基部の位置よりも先端部の位置を前記折曲線に近づけた状態で形成されていることが好ましい。
これにより、綴じ込んだ後の紙葉類の落下をさらに確実に防止することができる。
また、前記綴じ孔挿通片の幅方向両端縁を規定する第1綴じ孔挿通片形成線と第2綴じ孔挿通片形成線の長さが異なることが好ましい。
これにより、綴じ孔挿通片が可撓性シート体からの起立する部分(起立基部)における第1綴じ孔挿通片形成線の先端部および第2綴じ孔挿通片形成線の先端部の離間距離を可及的に長くすることができるため、ホルダーファイルを繰り返し使用しても綴じ孔挿通片が可撓性シート体から離脱してしまう(千切れてしまう)ことを防ぐことができる。
また、前記折曲線よりも前記可撓性シート体の外側位置には前記折曲線に平行な補助折曲線が形成されていることが好ましい。
これにより、いわゆるクリアファイル型としての使用形態のみならず、背表紙を有する製本型の形態やいわゆるレールファイル型またはバーファイル型としての使用形態も可能になり、ホルダーファイルとしての使用形態のバリエーションを増加させることができる。
また、前記綴じ孔挿通片の前記可撓性シート体からの前記起立基部位置は、前記補助折曲線の位置に形成されていることが好ましい。
これにより、いわゆるレールファイル型やバーファイル型の使用形態時において、表紙の折り曲げ位置を紙葉類に対して適切な位置関係に揃えることができるため、紙葉類の閲覧がしやすくなる。
また、前記補助折曲線は、前記補助折曲線の長手方向において前記綴じ孔挿通片と重複する範囲の一部で不連続になっていることが好ましい。
これにより、綴り孔を有する紙葉類のホルダーファイルとして継続的に使用したとしても、綴じ孔挿通片の起立部分が可撓性シート体から離脱することが防止できる。
本発明にかかるホルダーファイルの構成を採用することにより、綴じ孔を有する紙葉類を綴じ込む際において用いて好適であって、紙葉類の綴じ込みが容易で、綴じ込むべき紙葉類の枚数が少ない場合であっても安定的に紙葉類を保持することが可能であると共に、長期間にわたって綴じ込んだ紙葉類の落下を防止することができる。また、補助折曲線を採用することによりホルダーファイルの使用形態のバリエーションを増加させることができる。
第1実施形態におけるホルダーファイルの流通時における(折り曲げ前)平面図である。 第1実施形態におけるホルダーファイルの使用状態を示す説明図である。 第2実施形態におけるホルダーファイルの流通時における平面図である。 第3実施形態におけるホルダーファイルの流通時における平面図である。 特許文献1記載のホルダーファイルの概略構成を示す説明図である。 特許文献2記載のホルダーファイルの概略構成を示す説明図である。
以下に、本発明にかかるホルダーファイルの実施形態について図面に基づきながら説明する。
(第1実施形態)
本実施形態はいわゆるクリアファイル型のホルダーファイル10である。図1は、本実施形態におけるホルダーファイルの流通時における平面図である。図1に示す可撓性シート体20を所要位置で折り曲げることによりホルダーファイル10を得ることができる。本実施形態にかかるホルダーファイル10は、ポリプロピレン製等の透明または半透明の合成樹脂製の可撓性シート体20の一部に、折曲線30および綴じ孔挿通片40が形成されたものである。なお、本明細書中における可撓性シート体20は人力で撓ませることが可能な程度の可撓性を有していればよく、可撓性シート体20の肉厚寸法も特に限定されるものではない。すなわち、ここでの可撓性シート体20とは、いわゆるフィルム状のものやプレート状のものを含むものである。
図1に示すように、可撓性シート体20は矩形状をなし、幅方向端辺22の中心位置において可撓性シート体20の平面内で幅方向端辺22に直交する折曲線30が配設されている。図1においては、折曲線30により可撓性シート体20を幅方向に折り畳むことにより、可撓性シート体20を表紙20Aと裏表紙20Bとに区分している。ここでは、互いに対向する2つの幅方向端辺22のそれぞれに連通するようにして折曲線30を形成しているが、折曲線30の両端部を幅方向端辺22に連通させないようにしてもよい。
折曲線30の中途位置には、綴じ込み対象物であるいわゆる2穴パンチ(図示せず)で2つの綴じ孔52が形成された綴じ孔付紙資料50を綴じ込むための綴じ孔挿通片40が形成されている。綴じ孔挿通片40は、綴じ孔付紙資料50の綴じ孔52の位置(折曲線30の長手方向を略3等分する位置)に起立基部40Aが位置合わせされていると共に、折曲線30に対して可撓性シート体20の平面内において所要角度傾斜する方向に延伸させた状態に形成されている。綴じ孔挿通片40は、可撓性シート体20から起立可能に形成されている。
折曲線30および綴じ孔挿通片40のそれぞれの長手方向における中心線により形成される角度は特に限定されるものではないが、10°未満の所要角度であることが好ましい。また、同角度は4〜6°の範囲であることがさらに好ましい。本実施形態においては、折曲線30および綴じ孔挿通片40のそれぞれの長手方向の中心線により形成される角度を5°とし、綴じ孔挿通片40の長手方向寸法を40mmとしている。
図1からも明らかであるが、綴じ孔挿通片40は、可撓性シート体20から起立させる前の状態において、可撓性シート体20から起立させる部分である起立基部40Aの位置よりも先端部40Bの位置を折曲線30に近づけた状態で形成されている。図1に示すように、本実施形態における綴じ孔挿通片40は、先端部40Bどうしが互いに離反する平面視ハの字型に形成されている。このような綴じ孔挿通片40を採用することにより、図2に示すようにホルダーファイル10の使用時において、折曲線30部分が下側になる場合を除いて、綴じ孔付紙資料50を綴じ込んだ後の綴じ孔挿通片40が綴じ孔付紙資料50の落下を妨げる矢印A方向の力を作用させることができる。なお、折曲線30が下側になる場合は、折曲線30(可撓性シート体20)が綴じ孔付紙資料50を保持することになる。このように、本実施形態におけるホルダーファイル10によれば、ホルダーファイル10からの綴じ孔付紙資料50の落下を好適に防止することができるのである。
また、本実施形態においては、綴じ孔挿通片40の幅方向両端縁を規定する第1綴じ孔挿通片形成線42と第2綴じ孔挿通片形成線44の長さ寸法を異ならせている。このようにすることで、綴じ孔挿通片40の起立基部40Aの位置において、第1綴じ孔挿通片形成線42および第2綴じ孔挿通片形成線44の第1の先端部どうしの最短離間距離を可及的に長くする(綴じ孔挿通片40の幅寸法よりも大きくする)ことができる。これにより、綴じ孔挿通片40を繰り返し使用しても第1綴じ孔挿通片形成線42および第2綴じ孔挿通片形成線44の第1の先端部どうしが連通して可撓性シート体20から綴じ孔挿通片40が離脱して(千切れて)しまうことを防止することができ好都合である。
第1綴じ孔挿通片形成線42および第2綴じ孔挿通片形成線44のそれぞれの先端部分に丸孔(図示せず)を形成することによっても、第1綴じ孔挿通片形成線42および第2綴じ孔挿通片形成線44のそれぞれの第1の先端部分どうしの連通を防止することができる。
第1綴じ孔挿通片形成線42および第2綴じ孔挿通片形成線44の第2の先端部どうしは円弧線46により連結されている。これにより、綴じ孔付紙資料50の綴じ孔52に綴じ孔挿通片40の先端部40Bを挿通させる際に、綴じ孔挿通片40の先端部40Bを綴じ孔52の内周部分に引っかかりにくくすることができる。なお、第1綴じ孔挿通片形成線42と第2綴じ孔挿通片形成線44と円弧線46とは、いずれも輪郭線が可撓性シート体20にハーフカットまたはミシン目により形成されていて、ユーザが道具を使わずに可撓性シート体20から綴じ孔挿通片40を可撓性シート体20の面外方向に起立させることができるようになっている。
(第2実施形態)
図3は第2実施形態にかかるホルダーファイル10の流通時における平面図である。本実施形態においては、第1実施形態と共通する構成部分については第1実施形態で用いた符号を付すことによりここでの詳細な説明を省略している。
本実施形態にかかるホルダーファイル10は、図3に示すように、可撓性シート体20の幅方向中央部分に幅方向端辺22に対して直交する2本の折曲線30が平行に配設されている点が特徴的である。このように2本の折曲線30を平行に配設することにより、背表紙20Cを有するホルダーファイル10を形成することができる。このとき、2本の折曲線30に挟まれている部分にマットニス加工等を施せば、背表紙20Cにホルダーファイル10の見出しの貼付や記入がし易くすることができ好都合である。
本実施形態においては、2本の折曲線30を平行に配設した形態について説明しているが、3本以上の折曲線30を平行に配設することもできる。このように3本以上の折曲線30を配設することにより、綴じ孔付紙資料50の綴じ込み枚数に応じて背表紙20Cの幅寸法を選択することが可能になる。
(第3実施形態)
図4は第3実施形態にかかるホルダーファイル10の流通時における平面図である。本実施形態においては、第1実施形態または第2実施形態と共通する構成部分については第1実施形態または第2実施形態で用いた符号を付すことによりここでの詳細な説明を省略している。
本実施形態にかかるホルダーファイル10は、図4に示すように、2本の折曲線30が平行に配設されていることに加え、2本の折曲線30よりもさらに可撓性シート体20の外側位置に折曲線30に平行な補助折曲線32が配設されている点が特徴的である。本実施形態にかかるホルダーファイル10は、綴じ孔52を形成することができない紙葉類を綴じ込みする際に、図示しないレールを2つ折りした可撓性シート体20の折曲線30と補助折曲線32との間に装着すればよい。これにより、いわゆるレールファイル型またはスライドレール型もしくはバーファイル型のホルダーファイル10を形成することができる。このとき紙葉類は図示しないレールにより挟持された状態になっているので、綴じ孔挿通片40を可撓性シート体20から起立させなくてもよい。
図4に示すように、裏表紙20Bに形成された補助折曲線32は、可撓性シート体20における綴じ孔挿通片40の起立基部40Aの位置(より詳細には第2綴じ孔挿通片形成線44)と交差する平面位置に配設されている。補助折曲線32と第2綴じ孔挿通片形成線44とが直接交差すると、第2綴じ孔挿通片形成線44が補助折曲線32と連通し、結果として綴じ孔挿通片40が可撓性シート体20から離脱するおそれがある。そこで本実施形態においては、補助折曲線32と綴じ孔挿通片40とが補助折曲線32の長手方向において重複する部分の所定位置で補助折曲線32を分断させているのである。
ここでは、綴じ孔挿通片40の先端部40B側から起立基部40Aに向って綴じ孔挿通片40の長さの3分の1の位置で補助折曲線32を分断した。補助折曲線32の分断位置は特に限定されるものではないが、綴じ孔挿通片40の先端部40Bを起点として起立基部40A側に向って綴じ孔挿通片40の長さ寸法の3分の1〜3分の2程度の位置であることが好ましい。
このように、補助折曲線32は、補助折曲線32の長手方向において綴じ孔挿通片40と重複する範囲(綴じ孔挿通片40の配設範囲に重複する部分)の一部で不連続になる状態で形成されている。これにより、綴じ孔挿通片40の起立基部40A(第2綴じ孔挿通片形成線44)と補助折曲線32とが連通して、綴じ孔挿通片40が可撓性シート体20から脱落してしまうことを防止することができる。
以上に本発明にかかるホルダーファイル10について実施形態に基づいて詳細に説明を行ったが、本発明の技術的範囲は、以上の実施形態に限定されるものではない。例えば、以上の実施形態においては、可撓性シート体20の材料として透明な合成樹脂製シートであるポリプロピレン製のシートを用いているが、これに限定されるものではない。可撓性シート体20は、透明であるか否かを問わず、適度な可撓性を有する材料によりフィルム状またはシート状もしくはプレート状に形成されていればよく、任意の材料を採用することができる。
また、以上の実施形態においては、折曲線30は可撓性シート体20を幅方向に折り畳む形態について説明しているが、可撓性シート体20を高さ方向に折り畳むようにした形態を採用することもできる。
また、以上の実施形態においては、矩形状の可撓性シート体20を用いているが、可撓性シート体20の平面形状は矩形状に限定されるものではない。さらに、折曲線30は可撓性シート体20の幅方向における中央位置である必要はなく、綴じ孔付紙資料50を被覆することができれば、可撓性シート体20の任意の位置に折曲線30を配設することもできる。さらにまた、折曲線30は幅方向端辺22に対して可撓性シート体20の平面内において直交する方向に形成されていなくてもよい。
さらに、以上の実施形態においては、ホルダーファイル10への綴じ込み対象物である綴じ孔52を有する紙葉類として、パンチ穴を有する綴じ孔付紙資料50を用いた形態について説明しているが、綴じ孔52を有する紙葉類はいわゆるルーズリーフのような多数の綴じ孔52を有する紙葉類や、合成樹脂製等の紙以外の材料により形成された紙葉類を採用することもできる。綴じ孔挿通片40は、すべての綴じ孔52に挿通させることもできるし、多数の綴じ孔52のうち一部の複数の綴じ孔52に挿通させるようにすればよい。
また、図4は裏表紙20Bに長手方向に沿って3箇所に補助折曲線32が配設されているホルダーファイル10の形態を示しているが、この形態に限定されるものではない。裏表紙20Bの補助折曲線32は、配設方向の両端部(幅方向端辺22に隣接する部分)または配設方向の中間部分(綴じ孔挿通片40と綴じ孔挿通片40との間の部分)のいずれか、またはすべての配設を省略することもできる。
また、以上の実施形態や各種変形例を組み合わせた形態を採用することも可能である。
10 ホルダーファイル
20 可撓性シート体
20A 表紙
20B 裏表紙
20C 背表紙
22 幅方向端辺
30 折曲線
32 補助折曲線
40 綴じ孔挿通片
40A 起立基部
40B 先端部
42 第1綴じ孔挿通片形成線
44 第2綴じ孔挿通片形成線
46 円弧線
50 綴じ孔付紙資料
52 綴じ孔

Claims (6)

  1. 可撓性シート体からなり、少なくとも2つの綴じ孔を有する紙葉類が綴じ込み可能なホルダーファイルであって、
    前記可撓性シート体を折り曲げる折曲線と、
    起立基部が前記少なくとも2つの綴じ孔の位置に位置合わせされていると共に、前記可撓性シート体の平面内において前記折曲線に対して所要角度傾斜する方向に延伸し、前記可撓性シート体の面外方向に起立可能な綴じ孔挿通片と、が形成されていることを特徴とするホルダーファイル。
  2. 前記綴じ孔挿通片は、前記可撓性シート体から起立させる前の状態において、前記可撓性シート体からの前記起立基部の位置よりも先端部の位置を前記折曲線に近づけた状態で形成されていることを特徴とする請求項1記載のホルダーファイル。
  3. 前記綴じ孔挿通片の幅方向両端縁を規定する第1綴じ孔挿通片形成線と第2綴じ孔挿通片形成線の長さが異なることを特徴とする請求項1または2記載のホルダーファイル。
  4. 前記折曲線よりも前記可撓性シート体の外側位置には前記折曲線に平行な補助折曲線が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のホルダーファイル。
  5. 前記綴じ孔挿通片の前記可撓性シート体からの前記起立基部の位置は、前記補助折曲線の位置に形成されていることを特徴とする請求項4記載のホルダーファイル。
  6. 前記補助折曲線は、前記補助折曲線の長手方向において前記綴じ孔挿通片と重複する範囲の一部で不連続になっていることを特徴とする請求項4または5記載のホルダーファイル。
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