JP2018000724A - 放射線照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、上記の問題に鑑み、バッテリの内部抵抗の影響を受けることなく、バッテリの残容量を適切に管理することができる放射線照射装置を提供する。
【解決手段】放射線を発生する放射線発生部と、放射線発生部に電力を供給するバッテリ部60と、バッテリ部60の残容量を算出する残容量算出部22aとを備え、残容量算出部22aが、バッテリ部60に流れる電流とバッテリ部60の内部抵抗とバッテリ部60の電圧とに基づいて、バッテリ部60の残容量を算出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、バッテリから電力の供給を受ける放射線源を有する放射線照射装置に関するものである。
従来、手術室、検査室または入院患者の病室などにおいて患者の放射線画像を撮影する場合に用いられる可搬型の放射線照射装置が種々提案されている。
この可搬型の放射線照射装置は、基本的に、車輪により走行可能とされた脚部と、放射線源駆動用のバッテリおよび放射線源の駆動に関わる電気回路等からなる制御部を収容して脚部の上に保持された本体部と、本体部に接続されたアーム部とを備え、アーム部の先端に放射線源を取り付けることにより構成されている。
このような放射線照射装置の使用時には、まず、放射線照射装置を患者のベッドの近くまで移動する。次いで、放射線源を所望とする位置に移動し、かつ放射線検出器を被検体の背後の所望とする位置に移動する。そして、この状態において、放射線源を駆動して被検体に放射線を照射し、被検体を透過した放射線を放射線検出器により検出して、被検体の放射線画像を取得する。
ここで、従来、可搬型の放射線照射装置においては、蓄電池を用いたバッテリが電源として用いられる(特許文献1〜特許文献3参照)。そして、このようなバッテリの残容量を管理する方法として、バッテリの端子電圧を監視する方法がある。
特開2014−150948号公報 特表2003−504798号公報 特開昭61−126800号公報 特開2008−292380号公報 特開2000−270493号公報
しかしながら、たとえばリチウムイオンバッテリを用いた場合、バッテリの内部抵抗が大きいため、バッテリからの出力電流が変化した場合にバッテリの端子電圧の変化が大きい。また、経時によってバッテリの内部抵抗が変化するため、端子電圧も経時によって変化する。したがって、放射線照射装置の消費電流が変化する度にバッテリの残容量が増減し、残容量の適切な管理を行うことができない。
また、放射線源からの放射線の出射によって大電流が流れた場合、バッテリの端子電圧の電圧降下が大きくなり、バッテリの残容量が閾値以下となったと誤判定され、放射線照射装置自体が停止する問題がある。
なお、特許文献4および特許文献5には、ハイブリッドカーおよび時計に設けられたリチウムイオンバッテリの残容量管理に関する記載があるが、放射線照射装置のバッテリの残容量管理については何も提案されていない。また、特許文献4においては、バッテリの内部抵抗については何も考慮されていない。
本発明は、上記の問題に鑑み、バッテリの内部抵抗の影響を受けることなく、バッテリの残容量を適切に管理することができる放射線照射装置を提供することを目的とする。
本発明の放射線照射装置は、放射線を発生する放射線発生部と、放射線発生部に電力を供給するバッテリ部と、バッテリ部の残容量を算出する残容量算出部とを備え、残容量算出部が、バッテリ部に流れる電流とバッテリ部の内部抵抗とバッテリ部の電圧とに基づいて、バッテリ部の残容量を算出する。
また、上記本発明の放射線照射装置において、残容量算出部は、第1の時点におけるバッテリ部に流れる電流およびバッテリ部の電圧と、第1の時点とは異なる第2の時点におけるバッテリ部に流れる電流およびバッテリ部の電圧とに基づいて、バッテリ部の内部抵抗を算出することができる。
また、上記本発明の放射線照射装置において、残容量算出部は、下式に基づいて、バッテリ部の内部抵抗Rを算出することができる。
R=(V1−V2)/(I1−I2)
ただし、I1は、第1の時点におけるバッテリ部に流れる電流であり、V1は、第1の時点におけるバッテリ部の電圧であり、I2は、第2の時点におけるバッテリ部に流れる電流であり、V2は、第2の時点におけるバッテリ部の電圧である
また、上記本発明の放射線照射装置において、残容量算出部は、放射線の発生期間以外の期間において、バッテリ部の残容量を算出することができる。
また、上記本発明の放射線照射装置においては、放射線発生部からの放射線の出射指示を受け付ける放射線曝射スイッチを備え、残容量算出部は、放射線曝射スイッチがオンされている期間以外の期間において、バッテリ部の残容量を算出することができる。
また、上記本発明の放射線照射装置においては、放射線発生部の準備動作開始指示を受け付ける第1の曝射スイッチおよび放射線発生部からの放射線の出射指示を受け付ける第2の曝射スイッチを備え、残容量算出部は、第1の曝射スイッチがオンされた後、予め設定された期間経過後から第2の曝射スイッチがオフされるまでの期間以外の期間において、バッテリ部の残容量を算出することができる。
また、上記本発明の放射線照射装置において、残容量算出部は、バッテリ部の内部抵抗を予め設定された間隔で算出することができる。
また、上記本発明の放射線照射装置においては、上記第1の時点を装置立ち上げ時とし、上記第2の時点を装置立ち上げ後の安定時とすることができる。
また、上記本発明の放射線照射装置においては、上記第1の時点を放射線の発生期間中とし、上記第2の時点を放射線の発生期間以外の期間とすることができる。
また、上記本発明の放射線照射装置において、上記第1の時点を通常電力供給モードの期間とし、上記第2の時点を省電力供給モードの期間とすることができる。
また、上記本発明の放射線照射装置においては、残容量算出部によって算出されたバッテリ部の残容量が、予め設定された閾値以下になったことを報知する報知部を備えることができる。
また、上記本発明の放射線照射装置においては、残容量算出部によって算出されたバッテリ部の残容量が、予め設定された閾値以下になった場合、装置を停止させる制御部を備えることができる。
本発明の放射線照射装置によれば、放射線を発生する放射線発生部と、放射線発生部に電力を供給するバッテリ部とを備えた放射線照射装置において、バッテリ部に流れる電流とバッテリ部の内部抵抗とバッテリ部の電圧とに基づいて、バッテリ部の残容量を算出するようにしたので、バッテリの内部抵抗の変化の影響を受けることなく、バッテリの残容量を適切に管理することができる。
本発明の放射線照射装置の一実施形態の全体形状を示す斜視図 本発明の放射線照射装置の一実施形態の使用時の状態を示す図 脚部を下方から見た図 制御部の構成を示すブロック図 放射線発生期間以外の期間でバッテリ部の残容量の更新を行う場合における制御方法の一例を説明するためのフローチャート 図1に示す放射線照射装置を前方から見た図 放射線検出器を放射線の検出面側から見た外観斜視図
以下、本発明の放射線照射装置の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、放射線照射装置に設けられたバッテリ部の残容量の算出方法に特徴を有するものであるが、まずは、放射線照射装置の全体構成について説明する。図1は、本実施形態の放射線照射装置の非使用時における全体形状を示す斜視図であり、図2は、本実施形態の放射線照射装置の使用時の状態を示す側面図である。なお、以下において、たとえば医療機関の床等の装置載置面上に放射線照射装置が載置された状態において、鉛直方向上側および下側をそれぞれ「上」および「下」といい、また、同じ状態において鉛直方向に対して直角となる方向を「水平」方向という。また、以下に説明する図中においては、鉛直方向をz方向とし、放射線照射装置の左右方向をx方向とし、放射線照射装置の前後方向をy方向として設定している。なお、ここでいう前方とは、装置使用時に放射線照射装置の本体部からアーム部が延伸している側のことをいう。
本実施形態の放射線照射装置1は、図1および図2に示すように、脚部10と、本体部20と、支持部材30と、アーム部40と、放射線発生部50とを備える。
脚部10は、装置載置面2上を走行可能なものであり、本体部20が載置される板状の台座部11と、台座部11から前方に向かって延設されたフットアーム部12とから構成されている。図3は、脚部10を下方から見た図である。図3に示すように、フットアーム部12は、前方に向かって左右方向に広がるV字型に形成されている。そして、フットアーム部12の前方の2つの先端部12aの底面に第1のキャスター10aがそれぞれ設けられており、台座部11の後方の2つの隅の底面に第2のキャスター10bがそれぞれ設けられている。上述したようにフットアーム部12をV字型とすることによって、たとえば脚部10全体を矩形に形成した場合と比較すると、脚部10を回転させた際に、その縁部が周囲の障害物にぶつかりにくいので、取り回しやすくできる。また、軽量化も図ることができる。
第1のキャスター10aは、上下方向に延びる軸を有し、その軸を中心として、水平面内において車輪の回転軸が旋廻可能にフットアーム部12に取り付けられている。また、第2のキャスター10bも、上下方向に延びる軸を有し、その軸を中心として、水平面内において車輪の回転軸が旋回可能に台座部11に取り付けられている。なお、ここでいう車輪の回転軸とは、車輪が回転して走行する際の回転軸のことである。第1のキャスター10aおよび第2のキャスター10bによって、脚部10は、装置載置面2上を任意の方向に走行可能に構成されている。
また、脚部10の後方には、図1に示すように、ペダル部13が設けられている。ペダル部13は、第1のペダル13aと第2のペダル13bとの2つのペダルから構成されている。第1のペダル13aは、第2のキャスター10bを旋廻不可能な状態とするためのペダルである。ユーザが第1のペダル13aを踏むことによって、第2のキャスター10bの旋廻がロック機構によってロックされ、旋廻不可能な状態となるように構成されている。
また、第2のペダル13bは、第2のキャスター10bを旋廻不可能な状態から旋廻可能な状態とするためのペダルである。ユーザが第2のペダル13bを踏むことによって、ロック機構による第2のキャスター10bのロックが解除され、再び旋廻可能な状態となるように構成されている。
第2のキャスター10bの旋廻をロックするロック機構については、公知の構成を用いることができ、たとえば第2のキャスター10bの車輪の両サイドを板状の部材で挟むようにして旋廻をロックするようにしてもよいし、第2のキャスター10bが有する上下方向に延びる軸の回転を停止させる部材を設けることによって旋廻をロックするようにしてもよい。
本体部20は、脚部10の台座部11に載置されたものであり、筐体21を備える。筐体21内には、放射線照射装置1の駆動を制御する制御部22およびバッテリ部60が収容されている。
バッテリ部60は、放射線発生部50、モニタ23および後述するクレードル25内に収容された放射線検出器に対して電力を供給するものである。なお、モニタ23は、本体部20に対して着脱可能に構成するようにしてもよく、その場合、バッテリ部60は、モニタ23に内蔵されたバッテリに対して電力を供給して充電する。また、放射線検出器もバッテリを内蔵したものであり、バッテリ部60は、その内蔵されたバッテリに対して電力を供給して充電する。
バッテリ部60は、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池およびNaS電池などの蓄電池を備えたものであるが、軽量化および取扱いが容易という観点からリチウムイオン電池を用いることが好ましい。バッテリ部60は、図示省略したコネクタを介して外部電源と接続され、外部電源からの電力の供給を受けて充電されるものである。
制御部22は、放射線発生部50における管電流、照射時間および管電圧等の放射線の発生および照射に関する制御、並びに後述する放射線検出器により取得された放射線画像に対する画像処理等の放射線画像の取得に関する制御を行うものである。制御部22は、たとえば制御のためのプログラムをインストールしたコンピュータ、専用のハードウェア、または両者を組み合わせて構成される。
また、制御部22は、バッテリ部60の残容量を算出し、残容量が予め設定された閾値以下となった場合には、その旨をユーザに報知するものである。具体的には、制御部22は、図4に示すように、残容量算出部22aと、報知部22bとを備えている。
残容量算出部22aは、バッテリ部60に流れる電流とバッテリ部60の内部抵抗とバッテリ部の電圧とに基づいて、バッテリ部60の残容量を算出するものである。バッテリ部60の残容量を算出する際に用いられるバッテリ部60の電流と電圧は、図4に示す電流電圧計測部70によって計測される。電流電圧計測部70は、バッテリ部60に対して設けられるものであり、バッテリ部60に流れる電流およびバッテリ部60の端子電圧を計測するものである。
具体的には、残容量算出部22aは、電流電圧計測部70によって計測されたバッテリ部60の電流Iおよび端子電圧Vと、内部抵抗Rとを用いて、下式(1)に基づいて、バッテリ部60の内部抵抗の影響を受けていない電圧V0を算出する。残容量算出部22aには、電圧V0の値とバッテリ部60の残容量との関係を表す関係式またはテーブルなどが予め設定されており、残容量算出部22aは、その関係を用いて、バッテリ部60の残容量を算出する。
V0=V+RI ・・・(1)
なお、バッテリ部60の内部抵抗Rについては、予め設定した値を用いるようにしてもよいが、バッテリ部60の内部抵抗は、経年変化することが知られている。したがって、バッテリ部60の内部抵抗を実際に計測し、内部抵抗Rの値を更新することが望ましい。本実施形態においては、バッテリ部60の内部抵抗Rを予め設定された間隔で定期的に算出する。内部抵抗Rを算出する間隔としては、たとえば2秒間隔とすることが望ましいが、10分間隔としてもよい。
具体的には、残容量算出部22aは、下式(2)に基づいて、バッテリ部60の内部抵抗Rを算出する。下式(2)におけるI1は、第1の時点におけるバッテリ部60に流れる電流であり、V1は、第1の時点におけるバッテリ部60の電圧であり、I2は、第1の時点とは異なる第2の時点におけるバッテリ部60に流れる電流であり、V2は、第2の時点におけるバッテリ部60の電圧である。なお、電流I1,I2および電圧V1,V2も電流電圧計測部70によって計測される。
R=(V1−V2)/(I1−I2) ・・・(2)
また、上述したバッテリ部60の残容量を算出して更新するタイミングと、内部抵抗Rを算出して更新するタイミングとは、同じタイミングとしてもよいし、異なるタイミングとしてもよい。異なるタイミングとする場合には、算出した内部抵抗Rを半導体メモリなどの記憶媒体に記憶しておき、バッテリ部60の残容量の更新のタイミングで記憶媒体から読み出すようにすればよい。本実施形態においては、バッテリ部60の残容量の更新タイミングと、内部抵抗Rの更新タイミングとは同じタイミングとする。すなわち、バッテリ部60の残容量の更新の際に、上式(2)の電流I1,I2および電圧V1,V2を計測し、内部抵抗Rを算出する。バッテリ部60の残容量の更新頻度と内部抵抗Rの更新頻度については、同じ頻度としてもよいし、内部抵抗Rの更新頻度を少なくするようにしてもよい。
なお、内部抵抗Rを上式(2)に基づいて算出する場合、第1の時点で計測される電圧V1と第2の時点で計測される電圧V2の差が大きいほど計算結果が誤差に埋もれにくいため好ましい。したがって、たとえば電圧V1および電流I1を計測する第1の時点を放射線照射装置1の立ち上げ時とし、電圧V2および電流I2を計測する第2の時点を装置立ち上げ後の安定時としてもよい。なお、装置立ち上げ時とは、装置の初期化処理を行っている間であり、装置の安定時とは初期化処理が完了した後の時点である。
また、電圧V1および電流I1を計測する第1の時点と電圧V2および電流I2を計測する第2の時点とは、上記のタイミングに限らない。たとえば電圧V1および電流I1を計測する第1の時点を放射線発生期間中の時点とし、電圧V2および電流I2を計測する第2の時点を放射線発生期間以外の期間の時点としてもよい。
また、電圧V1および電流I1を計測する第1の時点を通常電力供給モードの期間の時点とし、電圧V2および電流I2を計測する第2の時点を省電力供給モードの期間の時点としてもよい。なお、通常電力供給モードとは、放射線照射装置1全体に対してバッテリ部60から電力供給されているモードであり、省電力供給モードとは、バッテリ部60が有するインバータ回路(図示省略)および照射野を示す照射野ランプ(図示省略)などといった一部の構成に対して電力供給をしないようにするモードである。通常電力供給モードと省電力供給モードの切り替えについては、自動的に行うようにしてもよいし、手動で行うようにしてもよい。
また、電圧V1および電流I1を計測する第1の時点と電圧V2および電流I2を計測する第2の時点については、上述したタイミングを組み合わせるようにしてもよい。また、内部抵抗Rを複数回算出して平均値を求めるようにしてもよい。
また、前回算出した内部抵抗Rと比較して次に算出した内部抵抗Rが異常値である場合、たとえば前回算出した内部抵抗Rに対して次に算出した内部抵抗Rが2倍である場合など内部抵抗Rの差が予め設定された閾値以上である場合には、バッテリ部60の残容量の更新を行わないようにしてもよい。
また、上述したように、本実施形態においては、バッテリ部60の残容量の更新を定期的に行うようにしたが、放射線発生期間中については、バッテリ部60に大電流が流れ、10V程度の電圧ドロップが発生するため、上式(1)の電圧Vが大きく変化して電圧V0が変化し、バッテリ部60の残容量を精度良く算出することができない。一方、放射線発生期間は、数ms〜数sと短いため、この期間に敢えてバッテリ部60の残容量の更新を行う必要なない。
したがって、放射線発生期間にはバッテリ部60の残容量の更新は行わず、放射線発生期間以外の期間のみでバッテリ部60の残容量の更新を行うようにしてもよい。図5は、放射線発生期間以外の期間のみでバッテリ部60の残容量の更新を行う場合における制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、本実施形態の放射線照射装置1は、図4に示すように、放射線の発生(曝射)のユーザの指示を受け付ける放射線曝射スイッチ80を備えている。放射線曝射スイッチ80は、放射線発生部50の準備動作開始指示を受け付ける曝射SW1(第1の曝射スイッチ)と、放射線発生部50からの放射線の出射指示を受け付ける曝射SW2(第2の曝射スイッチ)とを備えている。曝射SW1がユーザによってオンされた場合には、放射線発生部50の準備動作が開始され、さらに曝射SW2がユーザによってオンされた場合に、放射線発生部50から放射線が出射される。
残容量算出部22aは、バッテリ部60の残容量の算出および更新を開始する際、図5に示すように、曝射SW1がオン状態であるか否かを確認する(S10)。そして、曝射SW1がオン状態である場合には(S10,YES)、さらに曝射SW2がオフ状態であるか否かを確認する(S12)。そして、曝射SW2がオフ状態である場合には(S12,YES)、放射線発生期間以外の期間なのでバッテリ部60の残容量の算出および更新を行う(S14)。一方、曝射SW2がオン状態である場合には(S12,NO)、放射線発生期間なのでバッテリ部60の残容量の算出および更新を行わない。なお、曝射SW1がオフ状態である場合には(S10,NO)、放射線発生期間以外の期間なのでバッテリ部60の残容量の算出および更新を行う(S14)。
また、図5に示すフローチャートによれば、曝射SW1がオンされてから曝射SW2がオフになるまでの期間について、バッテリ部60の残容量の更新を行わないようにすることができる。ただし、これに限らず、たとえば曝射SW1がオンされてから予め設定された時間(たとえば1300ms)経過後から曝射SW2がオフされるまでの期間についてバッテリ部60の残容量の更新を行わないようにしてもよい。また、たとえば曝射SW2がオンされてからオフされるまでの期間についてバッテリ部60の残容量の更新を行わないようにしてもよい。また、モニタ23の入力部24において撮影条件を決定するための撮影メニューが選択された時点から曝射SW2がオフされる期間についてバッテリ部60の残容量の更新を行わないようにしてもよい。
なお、放射線発生期間の終了時点については、曝射SW2がオフされた時点に限らず、放射線源としてのX線管の管電圧が0Vになってから予め設定された時間(たとえば2秒〜3秒)経過した時点としてもよい。
なお、本実施形態においては、曝射SW1と曝射SW2の2つの別のスイッチを設けるようにしたが、放射線曝射スイッチ80の構成としてはこれに限らず、たとえば半押しと全押しの2段階の押下状態を受け付けるスイッチを用い、半押しされた場合には、放射線発生部50の準備動作を開始し、全押しされた場合に、放射線を出射させるようにしてもよい。
また、放射線曝射スイッチ80は、後述するモニタ23における入力部24に設けるようにしてもよいし、モニタ23とは別に設けるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、バッテリ部60の残容量の更新を定期的に行うようにしたが、たとえば放射線発生部50からの放射線の出射後または出射前にバッテリ部60の残容量を更新することによって、放射線発生期間以外の期間にバッテリ部60の残容量の算出および更新を行うようにしてもよい。または、放射線照射装置1の立ち上げ時にバッテリ部60の残容量の算出および更新を行うようにしてもよい。また、上述したタイミングを組み合わせて放射線発生期間以外の期間にバッテリ部60の残容量の算出および更新を行うようにしてもよい。
そして、残容量算出部22aによって算出されたバッテリ部60の残容量は、報知部22bに出力される。報知部22bは、残容量が予め設定された閾値以下となった場合には、その旨をユーザに報知するものである。具体的には、本実施形態の報知部22bは、バッテリ部60の残容量が閾値以下となった旨をモニタ23に表示させる。なお、報知部22bの構成としてはこれに限らず、たとえばLED(light emitting diode)などの発光部をさらに設け、バッテリ部60の残容量が閾値以下となった場合に、報知部22bが発光部を発光させるようにしてもよい。
また、バッテリ部60の残容量が予め設定された閾値以下となった場合、上述したようにその旨をユーザに知らせるだけでなく、制御部22が、放射線照射装置1の動作を停止させるようにしてもよい。
図1および図2に戻り、放射線発生部50は、筐体51内に放射線源、昇圧回路および倍電圧整流回路などが設けられたものであり、いわゆるモノタンクである。
アーム部40の先端(一端)には、L字形状の線源取付部32が設けられている。放射線発生部50は、アーム部40の一端に対して、線源取付部32を介して取り付けられている。そして、図1および図2に示すように、アーム部40の一端から取り出されたケーブル部90がコネクタを介して放射線発生部50に接続されている。
放射線発生部50は、線源取付部32に対して、軸AX2を回動軸として回動可能に接続されている。回動軸AX2は、左右方向(x方向)に延びる軸である。なお、線源取付部32は、摩擦機構を介して放射線発生部50が回動するように放射線発生部50を保持している。このため、放射線発生部50は、ある程度強い外力が加えられることによって回動可能であり、外力が加えられない限り回動せず、アーム部40に対する相対角度を維持する。
また、筐体21の上面にはモニタ23が取り付けられている。また、筐体21の上部には、放射線照射装置1を押したり引いたりするためのハンドル部26が取り付けられている。ハンドル部26は、筐体21を一周するように設けられており、放射線照射装置1の後ろ側だけでなく、前側や側方側からも握ることができるように構成されている。図6は、放射線照射装置1を前方から見た図である。図6に示すように、ハンドル部26は、本体部20の前側まで回り込んで設けられている。
モニタ23は液晶パネル等からなり、被検体の撮影により取得された放射線画像、および放射線照射装置1の制御に必要な各種情報を表示する。また、モニタ23はタッチパネル方式の入力部24を備えており、放射線照射装置1の操作に必要な各種指示の入力を受け付ける。具体的には、撮影条件の設定のための入力、および撮影すなわち放射線の出射のための入力を受け付けることができる。モニタ23は、表示面の水平方向に対する傾きおよび回転位置を変更可能に筐体21の上面に取り付けられている。また、タッチパネル方式の入力部24に代えて、各種操作を行うためのボタン等を入力部として備えるものとしてもよい。
アーム部40の他端には、支持部材30の一端が接続されている。アーム部40は、支持部材30に対して、軸AX1を回動軸として回動可能に接続されている。回動軸AX1は、左右方向(x方向)に延びる軸である。アーム部40は、回動軸AX1を中心として、支持部材30となす角度が変更されるように、図2に示す矢印A方向に回動する。
回動軸AX1を有する回動部31は、摩擦機構を介してアーム部40が回動するようにアーム部40を保持している。このため、アーム部40は、ある程度強い外力が加えられることによって回動可能であり、外力が加えられない限り回動せず、支持部材30に対する相対角度を維持する。
なお、アーム部40および放射線発生部50の回動について、摩擦機構を介するものとしているが、公知のロック機構により回動位置を固定するものとしてもよい。この場合、ロック機構を解除することにより、アーム部40および放射線発生部50の回動が可能となる。そして、所望とする回動位置においてロック機構をロックすることにより、回動位置を固定することができる。
支持部材30の他端は、本体部20の前方側の面に接続されている。支持部材30は、本体部20に対して固定して設けられており、本体部20に対して回転不能に取り付けられている。本実施形態においては、上述したように第1のキャスター10aおよび第2のキャスター10bの旋廻によって、本体部20と一緒にアーム部40の向きを自由に変更することができるので、支持部材30に自由度を持たせる必要がなく、より簡略な構成とすることができる。ただし、これに限定されず、取り回し性を重視して、支持部材30を回転するように構成してもよい。すなわち、支持部材30が、支持部材30の本体部20に対する接続部分の中心を通り、かつ鉛直方向に延びる軸を回転軸として回転可能に構成するようにしてもよい。
本実施形態において、被検体の撮影時には、図2に示すように、ベッド3に仰臥している被検体Hの下に放射線検出器86を配置し、放射線発生部50から出射した放射線を被検体Hに照射することにより行われる。なお、放射線検出器86および放射線照射装置1は、有線あるいは無線により接続されている。これにより、放射線検出器86により取得された被検体Hの放射線画像は、放射線照射装置1に直接入力される。
ここで、図10を参照して放射線検出器86について簡単に説明する。図7は放射線検出器を放射線の検出面側である前面から見た外観斜視図である。図7に示すように放射線検出器86は、矩形平板形状を有し、検出部81を収容する筐体82を備えたカセッテ型の放射線検出器である。検出部81は、周知のように、入射した放射線を可視光に変換するシンチレータ(蛍光体)、およびTFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス基板を備える。TFTアクティブマトリクス基板上には、シンチレータからの可視光に応じた電荷を蓄積する複数の画素が配列された矩形状の撮像領域が形成される。
筐体82は、四隅がR面取りされた金属製の枠を備え、その内部には検出部81の他に、TFTのゲートにゲートパルスを与えてTFTをスイッチングさせるゲートドライバ、および画素に蓄積された電荷を、X線画像を表すアナログの電気信号に変換して出力する信号処理回路等を備えた撮影制御部等が内蔵されている。また、筐体82は、例えば、フイルムカセッテ、IP(Imaging Plate)カセッテ、あるいはCR(Computed Radiography)カセッテとほぼ同様の、国際規格ISO(International Organization for Standardization)4090:2001に準拠した大きさである。
筐体82の前面には、放射線を透過させる透過板83が取り付けられている。透過板83は、放射線検出器86における放射線の検出領域とほぼ一致するサイズであり、軽量で剛性が高く、かつ放射線透過性が高いカーボン材料から形成されている。なお、検出領域の形状は、筐体82の前面の形状と同様の長方形である。また、放射線検出器86の厚さ方向において、筐体82の枠の部分は透過板83よりも突出している。このため、透過板83が傷つきにくいものとなっている。
筐体82の前面の四隅には、放射線検出器86を識別するための識別情報を表すマーカ84A〜84Dが付与されている。本実施形態においては、マーカ84A〜84Dは、それぞれ直交する2つのバーコードからなる。
また、筐体82のマーカ84C,84D側の側面には、放射線検出器86を充電するためのコネクタ85が取り付けられている。
本実施形態による放射線照射装置1の使用時においては、操作者は図1に示すアーム部40の初期位置から、アーム部40を図示反時計回り方向に回動軸AX1の周りに回動させることにより、図2に示すように、被検体Hの真上の目標位置に放射線発生部50を移動させる。そして、放射線発生部50を目標位置に移動させた後、入力部24からの指示により放射線発生部50を駆動して、被検体Hに放射線を照射し、被検体Hを透過した放射線を放射線検出器86により検出して、被検体Hの放射線画像を取得することができる。
なお、放射線検出器86としては、上述したようにシンチレータと受光素子を備えたTFTアクティブマトリクス基板とを積層したものであって、かつTFTアクティブマトリクス基板側(シンチレータ側とは反対側)から放射線の照射を受けるものを用いることが望ましい。このような高感度な放射線検出器86を用いることによって、放射線発生部50として低出力線源を用いることができ、放射線発生部50の重量を軽くすることができる。なお、一般的に放射線発生部50の線源出力と放射線発生部50の重量とは比例関係にある。
そして、上述したように放射線発生部50の重量を軽くすることができるので、放射線照射装置1全体の重量も軽くすることができる。これにより、本実施形態の放射線照射装置1のように第2のキャスター10b(後輪)として旋廻キャスターを用いることによって、放射線照射装置1の旋回性能を向上させることができ、著しくハンドリングを良くすることができる。
なお、放射線発生部50の線源出力は、15kW以下であることが好ましく、4kW以下であることがさらに好ましい。また、放射線照射装置1全体の重量は、120kg以下であることが好ましく、90kg以下であることがさらに好ましい。
次に、本体部20における放射線検出器86を収容可能な構成について説明する。図1および図2に示すように、本体部20の筐体21は、支持部材30が取り付けられた側とは反対側の面に、支持部材30の側に傾斜する平坦面21aを有し、この平坦面21aにクレードル25が設けられている。
クレードル25の上面には、放射線検出器86を挿入するための挿入口25aが形成されている。挿入口25aは、放射線検出器86が嵌め合うサイズの細長形状を有する。本実施形態においては、放射線検出器86のコネクタ85を有する側の一端部側から挿入口25aに挿入され、これにより、この一端部がクレードル25の底部に支持されて、放射線検出器86がクレードル25に保持される。この際、放射線検出器86の前面は、平坦面21aの側に向けられる。
クレードル25の底部にはコネクタ25bが取り付けられている。コネクタ25bは、放射線検出器86がクレードル25に保持された際に、放射線検出器86のコネクタ85と電気的に接続する。コネクタ25bは、バッテリ部60と電気的に接続されている。したがって、放射線検出器86がクレードル25に保持された際には、放射線検出器86のコネクタ85とクレードル25のコネクタ25bを介して、バッテリ部60によって放射線検出器86が充電される。
なお、本実施形態においては、バッテリ部60によって放射線検出器86を充電可能に構成したが、上述したようにモニタ23をバッテリ部60によって充電可能に構成してもよく、さらに、本体部20に対して外部コネクタをさらに設け、モニタ以外の外部機器を接続可能に構成してもよい。そして、外部コネクタを介して、バッテリ部60によって外部機器に電力を供給し充電可能に構成するようにしてもよい。外部機器としては、たとえばコンソールとして使用されるノート型のコンピュータなどがある。
なお、本発明の放射線照射装置は、上記実施形態の放射線照射装置1のような脚部10を必ずしも備えてなくてもよい。また、支持部材30およびアーム部40の構成は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、その他の構成としてもよい。
1 放射線照射装置
2 装置載置面
3 ベッド
10 脚部
10a 第1のキャスター
10b 第2のキャスター
11 台座部
12 フットアーム部
12a 先端部
13 ペダル部
13a 第1のペダル
13b 第2のペダル
20 本体部
21 筐体
21a 平坦面
22 制御部
22a 残容量算出部
22b 報知部
23 モニタ
24 入力部
25 クレードル
25a 挿入口
25b コネクタ
26 ハンドル部
30 支持部材
31 回動部
32 線源取付部
40 アーム部
50 放射線発生部
51 筐体
60 バッテリ部
70 電流電圧計測部
80 放射線曝射スイッチ
80a 曝射SW1
80b 曝射SW2
81 検出部
82 筐体
83 透過板
84A-84D マーカ
85 コネクタ
86 放射線検出器
90 ケーブル部
AX1 回動軸
AX2 回動軸
H 被検体

Claims (12)

  1. 放射線を発生する放射線発生部と、
    前記放射線発生部に電力を供給するバッテリ部と、
    前記バッテリ部の残容量を算出する残容量算出部とを備え、
    前記残容量算出部が、前記バッテリ部に流れる電流と前記バッテリ部の内部抵抗と前記バッテリ部の電圧とに基づいて、前記バッテリ部の残容量を算出する放射線照射装置。
  2. 前記残容量算出部が、第1の時点における前記バッテリ部に流れる電流および前記バッテリ部の電圧と、前記第1の時点とは異なる第2の時点における前記バッテリ部に流れる電流および前記バッテリ部の電圧とに基づいて、前記バッテリ部の内部抵抗を算出する請求項1記載の放射線照射装置。
  3. 前記残容量算出部が、下式に基づいて、前記バッテリ部の内部抵抗Rを算出する請求項2記載の放射線照射装置。
    R=(V1−V2)/(I1−I2)
    ただし、I1は、前記第1の時点における前記バッテリ部に流れる電流であり、V1は、前記第1の時点における前記バッテリ部の電圧であり、I2は、前記第2の時点における前記バッテリ部に流れる電流であり、V2は、前記第2の時点における前記バッテリ部の電圧である
  4. 前記残容量算出部が、前記放射線の発生期間以外の期間において、前記バッテリ部の残容量を算出する請求項1から3いずれか1項記載の放射線照射装置。
  5. 前記放射線発生部からの放射線の出射指示を受け付ける放射線曝射スイッチを備え、
    前記残容量算出部が、前記放射線曝射スイッチがオンされている期間以外の期間において、前記バッテリ部の残容量を算出する請求項4記載の放射線照射装置。
  6. 前記放射線発生部の準備動作開始指示を受け付ける第1の曝射スイッチおよび前記放射線発生部からの放射線の出射指示を受け付ける第2の曝射スイッチを備え、
    前記残容量算出部が、前記第1の曝射スイッチがオンされた後、予め設定された期間経過後から前記第2の曝射スイッチがオフされるまでの期間以外の期間において、前記バッテリ部の残容量を算出する請求項4記載の放射線照射装置。
  7. 前記残容量算出部が、前記バッテリ部の内部抵抗を予め設定された間隔で算出する請求項2記載の放射線照射装置。
  8. 前記第1の時点が装置立ち上げ時であり、前記第2の時点が装置立ち上げ後の安定時である請求項3記載の放射線照射装置。
  9. 前記第1の時点が前記放射線の発生期間中であり、前記第2の時点が前記放射線の発生期間以外の期間である請求項3記載の放射線照射装置。
  10. 前記第1の時点が通常電力供給モードの期間であり、前記第2の時点が省電力供給モードの期間である請求項3記載の放射線照射装置。
  11. 前記残容量算出部によって算出された前記バッテリ部の残容量が、予め設定された閾値以下になったことを報知する報知部を備えた請求項1から10いずれか1項記載の放射線照射装置。
  12. 前記残容量算出部によって算出された前記バッテリ部の残容量が、予め設定された閾値以下になった場合、装置を停止させる制御部を備えた請求項1から11いずれか1項記載の放射線照射装置。
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