JP2017537265A - ジェロータポンプ - Google Patents

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Abstract

本発明は、約20〜約40mmの歯先円径を備えたロータのためのジェロータポンプに関し、このジェロータポンプは、3〜20バールの間の範囲の供給圧力でもって作動しかつ例えば低粘度のエンジンオイルを搬送するための自動車業界のオイルポンプとしてのようなほとんど潤滑しない媒体を搬送するために使用される。本発明の根底を成す課題は、スリーブで案内されるロータを備えたジェロータポンプを開発することであり、このジェロータポンプは、“流動性の低粘度オイル”のような低粘度の被搬送媒体を使用する際に、それらのロータが約20〜約40mmの歯先円径を有し、それらの供給圧力が3〜20バールの範囲内にあり、そしてこれらのロータは、それ自体500〜1000U/minの範囲の低回転数の場合にかつ高い供給圧力の場合に、効率損失が同じな場合の駆動トルクの不相応な上昇を低減し、本発明によるジェロータポンプは、互いに噛合う歯車の端壁(5)の両側に配置された端壁(6)を備え、これらの端壁(6)の少なくとも一方に、各々円弧状の圧力腎臓状部(8)と向かい合った円弧状の吸込み腎臓状部(9)が配置されているジェロータポンプにおいて、圧力腎臓状体(8)と吸込み腎臓状体(9)に隣接したロータ(1)の端壁(5)において、各歯(10)にその歯高(H)にわたり、歯中心平面(M)において始まり、或いはロータ(1)の回転方向(R)で歯中心平面(M)の前方に“ずらされて”始まる、ロータ(1)の回転方向(R)でロータ(1)の端壁(5)に対して傾斜した潤滑面(11)が各々配置されており、この潤滑面が一つの平坦な面又は相並んで接続する複数の平坦な部分面から形成され、これら部分面がロータ(1)の端壁(5)の表面平面に対して、各々傾斜角(α,β,γ…)を形成し、この傾斜角が各々0.2°〜74°までの範囲にあることを特徴とするジェロータポンプ。

Description

本発明は、約20〜40mmの歯先円径を備えたロータ用のジェロータポンプであって、これらのロータが、3バールと20バールの間の範囲の供給圧でもって作動しかつほとんど潤滑しない媒体を搬送するために、例えばより低粘度のモータオイルを搬送するための自動車業界のオイルポンプとして使用されるジェロータポンプに関する。
従来技術においては、外側に歯切りされた内歯車、内側に歯切りされた環状歯車、及びケーシングリングの円形の凹部内で、両歯車が噛合いかつその周囲を特有であるが、相対してずらされた軸線の周囲を回転するように案内されている外歯車を備えた、ジェロータポンプの原理に対する及び動作原理に対する多くの出願があり、噛合うロータは広く一緒に、それらの大きさで及びそれらの位置で周期的に変化する圧力室を形成する。
これらの互いに噛合う歯車の両側で、端壁は蓋および/またはケーシングとして配置されており、軸線を含み、断面が中心線として現れる偏心平面の両側に対する端壁および/または蓋の少なくとも一方に、一方では円弧状の圧力溝が、他方では円弧状の吸込み溝が配置されている。
ジェロータの原理に従って作動するこれらの歯車ポンプは、自動車業界用に使用する場合には偏心を高い精度で維持し、信頼性が高く耐用年数が長い場合にはできるだけコストの安い製造を要求する。
特許文献1には、ジェロータポンプが記載されており、このジェロータポンプの場合、曲げられ、直線から逸れた噛合い線と歯の輪郭全体に沿って先細になる、歯車の端壁の縁部領域を用いて、例えばジェロータポンプを運転する際に騒音発生の低減を結果として伴う圧力脈動は低減されねばならない。
その際に、この解決手段において、この解決手段から結果として生じる歯間空間間の間隙閉鎖部に基づき、この容積型機械(Verdraengermaschine)を運転する際の歯面の縁部領域間の封止挙動の悪化は受け入れられる。
ジェロータポンプと関連した特許文献2に紹介された解決手段も、この液圧式機械を運転する際の圧力ピークを低下させるのに使用される。
特許文献2による解決手段の場合、歯車の両側で、歯先の頂点の両側に、長方形の凹部が配置されており、これらの凹部により、圧力室が最小限の或いは最大限の容積を有する時点で、隣接した圧力室との短絡が生じ、それによって、隣接した圧力室に対する流体の還流が可能になり、それで圧力の調節が可能になる。それにより生じる有利な及び不利な圧力ピークの低下に続いて、ここでは液圧機械の動作挙動は低摩耗で作られるべきである。
特許文献3には、小さい半径方向の寸法を備えたジェロータポンプの他の構造が記載されており、この構造の場合、ジェロータポンプの連続する端壁に当接する、リング溝内で隣接する歯車端面に位置決めされたシールリングを片側だけに取付けることにより、漏れ損失は低く保たれるべきである。しかし、シール要素を内側ロータにこのように片側だけに取付けることにより、歯車は相当な力により、開口部を備えた対向する端壁に向かって押圧される。大きい法線力から結果として生じる極めて大きい摩擦力を低減させるために、シール要素に対向する歯車の端面に、各歯先に上側で、歯先の高さの一部にわたり、歯中心軸線に対して対称に、隣接した容積室(Verdraengerkammern)と接続された二つの圧力補償面が、半径方向のウェブにより互いに分離されている二つの凹所の形態で配置されている。この圧力補償面を用いて、片側だけのシールにより生じる、摩擦力をもたらす大きい法線力、すなわち軸線方向のシール力は、たしかにまだ漏れギャップを減らす歯車の圧力が、開口部を備えた端壁にあるが、この圧力が“過度な”摩擦がもはや発生しない程度まで低減されている程まで弱められるか或いは補整されるべきである。その際に、両容積室の間で歯先の端面に配置された半径方向のウェブにより、歯先に互いに隣接して配置された容積室は短絡しない。
だが、小さい半径方向の直径を有するジェロータポンプのこの解決手段により、加わるポンプ圧力により歯車又はロータに傾倒力が生じ、この傾倒力により、回転角の180°にわたる、ジェロータポンプの対向する端壁と内側ロータの部分的な接触が生じかつ結果として無視すべきではない磨耗を伴う。
さらにこのような構造において必然的に生じる摩擦力のような磨耗の問題は、粘性の低い媒体を搬送する場合に増幅されて発生しかつそれに加えて結果として高い駆動トルクを伴う。
燃費を低減するために、自動車業界では、過去数年間に、濃縮された状態で粘性の低いエンジンオイルを使用した。
従って、ほとんど潤滑しない媒体を通す(搬送する)際に、オイルポンプの場合も、極めて硬質でかつ同時に耐腐食性の材料、例えばセラミックあるいは硬質合金を使用する必要性がある。
軟質の材料を使用する際に恒常的な磨耗を防止するために、硬質の材料の使用することは、ジェロータポンプの摩擦学的に必要とされる機能部材全てにおいて意味がある。
しかし、製造技術的見地から、特にコスト的理由から、セラミックあるいは硬質合金から成るポンプケーシングの製造は極めて高くつく。
10年前から、セラミックあるいは硬質合金から成る支承スリーブを備えた、スリーブで案内されるロータの使用が一般的になっている。全く同様に、上記10年前から、接着剤を用いた、鋳物或いは軽金属から成るポンプケーシング内にこのスリーブを固定することが知られている。
そのロータが約20〜約40mmの歯先円径を備え、かつ3〜20バールの範囲の供給圧力で
作動する、特により小さいポンプシステムにおいて、スリーブで案内されるロータの使用と関連して、特に500〜1000U/minの範囲の低回転数と高い作動圧の場合に、効率損失が同時の場合の駆動トルクの不相応な上昇が目につくようになる。
このため、その理由は低粘度の被搬送媒体の使用と関連して、摺動速度が低い場合に、動的に担持する潤滑フィルムはもはや発生できず、従ってシステムは混合摩擦の状態に移行することである。
セラミックあるいは硬質合金から成る低摩擦の支承スリーブの使用の際に、スリーブで案内されるロータの場合、特に鋳物或いは軽金属から成るポンプケーシングの使用と関連して、測定可能な磨耗現象がケーシングおよび/または蓋の吸込み溝の両側の領域で発生し、この磨耗現象は、上昇する作動圧と降下する搬送すべき媒体の粘度でもって、ロータがケーシングおよび/または蓋に接触することに基づいており、かつ使用期間により、圧力側と吸込み側の間の増大する漏れ損失を伴う。
これによりポンプの効率損失が同時の場合の駆動トルクが不釣合いに大きくなり、それにより信頼性の他に、先に記載されたジェロータポンプの耐用年数も影響を及ぼされる。
独国特許出願公開第102012205406号明細書 独国特許出願公開第102006047312号明細書 独国特許第2606172号明細書
従って本発明の根底を成す課題は、スリーブで案内されるロータを備えたジェロータポンプを開発することであり、このジェロータポンプは先に挙げた従来技術の短所を無くし、“流動性の低粘度オイル”のような低粘度の被搬送媒体を使用する際に、それらのロータが約20〜約40mmの歯先円径を有し、それらの供給圧力が3〜20バールの範囲内にある小型のポンプシステムの場合の使用と関連して、効率損失が同じな場合の駆動トルクの不相応な上昇を低減し、そしてこれらのロータは、それ自体500〜1000U/minの範囲の低回転数の場合にかつ高い供給圧力の場合に、効率損失が同じな場合の駆動トルクの不相応な上昇を低減し、従って本発明による、信頼性が高く、耐用年数が長い場合にジェロータポンプは常に高いポンプ効率を保証する。
本発明によれば、この課題は本発明の独立請求項の特徴による歯車ポンプにより解決される。本発明の有利な構成、詳細および特徴は、従属請求項ならびに本発明による解決手段のための図面の描写から明らかになる。
ジェロータポンプの側面の断面図を示す。 従来技術において普通のVerschleisspuren13を備えた、従来技術による図1に対し対応して形成されかつ現在、課題に応じて組立てられたポンプの蓋7の側壁6の空間的な斜視図を示す。 傾斜角αで傾斜した平坦な潤滑面11を備えた本発明により組立てられたロータ1の平面図を示す。 ロータ1の回転方向Rに、歯中心平面Mの前方に“ずらされて”始まり、傾斜角αで傾斜した歯壁部を備えた、図3に似て組立てられたロータの潤滑面11を備えた、他の可能な本発明による実施形態の歯10の詳細図として描かれた歯壁部の平面図を示す。 二つの傾斜角αとβで段階を付けられて傾斜した潤滑面11を備えた本発明により組立てられたロータ1の平面図を示す。 ロータ1の回転方向Rに、歯中心平面Mの前方に“ずらされて”始まり、傾斜角αとβで段階を付けられて傾斜した歯壁部を備えた、図5に似て組立てられたロータの潤滑面11を備えた、他の可能な本発明による実施形態の歯10の詳細図として描かれた歯壁部の平面図を示す。
本発明による図1に示されたジェロータポンプであって、このジェロータポンプが図3〜6に示されたような外側に歯切られた内歯車と、ロータ1と、内側に歯切られた外歯車と、環状歯車2とを備えており、この環状歯車が、ポンプケーシング3の円形の作動室内で、両歯車が噛合いながら係合しかつその固有であるが、相対してずらされた軸線を中心に回転するように案内されており、ロータ1が支承スリーブ4上で片側だけで支承されており、互いに噛合っている歯車の端壁5の両側で各々側壁6が配置されており、これらの端壁がポンプケーシング3内で一体化されているか或いは蓋7としてポンプケーシング3に配置されており、これらの端壁6の少なくとも一方に、ロータ1と環状歯車2の相対してずらされている軸線を含む偏芯平面の両側に対して、各々円弧状の圧力腎臓状部8と向かい合った円弧状の吸込み腎臓状部9が配置されているジェロータポンプにおいて、圧力腎臓状部8と吸込み腎臓状部9に隣接したロータ1の端壁5において、各歯10にその歯高Hにわたり、歯の中心平面Mにおいて始まり、或いはロータ1の回転方向Rで歯の中心平面Mの前方に“ずらされて”始まる、ロータ1の端壁5の表面平面に対してロータ1の回転方向Rに傾斜した潤滑面11が各々配置されており、この潤滑面が一つの平坦な面又は複数の相並んで接続する平坦な部分面から形成され、これら部分面がロータ1の端壁5の表面平面に対して各々傾斜角α,β,γ…を、この傾斜角が各々0.2°〜7°の範囲にあることを特徴とする。
圧力腎臓状部8と吸込み腎臓状部9に隣接した、ロータ1のこの端壁5あるいは複数の端壁5において、ロータ1の各歯10に、本発明によりロータ1の回転方向Rに配置されたこれらの傾斜した潤滑面11を用いて、図2で、蓋7の側壁6の三次元図において示された磨耗は、従来技術において課題に従って使用されたジェロータポンプからは明らかに減らされることができる。
図2に示された、今日的従来技術において普通一般の磨耗の跡(Verschleissspuren)13により、低粘度の被搬送媒体又は油のような上手く潤滑できない被搬送媒体の場合に、ロータ1の端壁5と圧力腎臓状部8と吸込み腎臓状部9を備えた、ポンプケーシング3或いは蓋7の側壁6の間には、担持する潤滑フィルムはもはや発生できない。その理由は、摺動速度が低すぎ、従ってシステムが混合摩擦の状態に移行することにある。その際に、ロータ1の支承部の遊びのために、圧力腎臓状部8の圧力と吸込み腎臓状部9の圧力の間の圧力差によりもたらされる片側だけの付加によりジェロータポンプの隣接する側壁6にロータ1がぶつかり、負荷が増大しながら“傾倒し”、そしてその際起こり得る案内スリーブ上での案内遊びから生じる、ロータ1の起こり得る最大の傾倒角度に達するまで、連続してずっと隣接した側壁6の中に深く削る。
この磨耗はそれ自体、極めて費用のかかる摺動ペアによっても完全には阻止し得ない。その理由は、この混合摩擦領域において、古典的な摺動ペアは全て機能しなくなることにあり、それにより、連続運転において、極めて高価な摺動ペアであっても、それ自体費用のかかる被覆物等と関連して、絶え間なく進行する磨耗が生じ、この磨耗は抑制可能ではなくかつポンプの連続的な効率損失を絶え間なく増大する磨耗による漏れ損失を伴う。
本発明による、ロータ1の回転方向Rでのロータ1の各歯10に、および圧力腎臓状部8と吸込み腎臓状部9に隣接したロータ1の端壁5に配置されて傾斜した潤滑面11により、作動圧のような不利な基本条件の下で、粗悪な被搬送媒体を搬送する際に、同時に摺動の相手の摺動速度が低い場合に、そして摺動ペアのコストが安い場合に、ジェロータポンプのロータ1の端壁5とこの端壁に各々隣接した側壁6の間に水力で担持する潤滑フィルムの構造が生じる。
この関係においては、ロータ1の回転方向Rに端壁15の表面平面に対して傾斜した潤滑面11が、図3と4に示されたように、平坦に形成されておりかつロータ1の端壁5の表面平面に対して傾斜角αを形成し、この傾斜角が0.2°〜7°の範囲にあることが特徴的である。
極めて良好な結果は、図3に示されたように、例えば、ロータ1の端壁5の表面平面に対して0.5°の傾斜角α未満で傾斜している平坦な潤滑面により達成される。
他の実施例においては、図5に示されたように、ロータ1の端壁5において、各歯10に配置された潤滑面11は、各々二つの相並んで接続している平坦な部分面から形成されており、これらの部分面はロータ1の端壁5の表面平面に対して各々α或いはβの傾斜角を形成し、αはβよりも小さく、より大きな傾斜角β未満で傾斜した潤滑面11の部分面は、面の出口15において、ロータ1の端壁5の表面平面に移行する。
図5に示された実施例において、傾斜角αは0.2°であり傾斜角βは5°である。潤滑面11の部分面は両方とも、一緒に面分離端部15形成しており、その際に鈍角で相並んでおり、“第二の”傾斜角βで傾斜した潤滑面11の部分面は、面の出口14において、ロータ1の端壁5の表面平面に移行する。潤滑面11の部分面は両方とも、ロータの中心の方向に垂直な面縁部16に沿ってロータ1の端壁5の表面平面に移行する。現在の実施例において、ロータ1は材料SintD39から、環状歯車は材料SintD39から、支承リング12はSt38から成り、ポンプケーシング3は材料AlSi9Cu3から成る。
実施例において、図5により示された、各歯10に配置され、回転方向に対して接線方向でかつロータ1の中心軸線に対して平行に延びている傾斜平面Eにおいて、例えば傾斜角αとβで傾斜した、潤滑面11の平坦な部分面は、製造技術的に容易であり、安く製造可能であり、そして例えば動作条件の下で、本発明による課題の最適な解決手段を保証する。
さらに本発明によれば、図4と6に示されたように、ロータ1の端壁5において、各歯10に歯高H全体にわたり配置された潤滑面11は、ロータ1の回転方向Rに、歯の中心平面Mの前に“ずらされた状態で”、歯の中心平面Mに対して平行にかつ歯元幅の最大20%のずれ量だけずらされて始まる。
それにより、軸方向の摺動支承部のように、局部的圧力上昇がもたらされ、この圧力上昇は、ロータ1と蓋7の間の摩擦力をさらに測れるほどに低下させる。
支承スリーブ4が、その支承表面に僅かな表面粗さを有するセラミック材料から成ることも本発明の真髄である。
現在の実施例において、支承スリーブ4の支承表面の粗さ値はRz=1くらいであり、支承スリーブそれ自体は材料Alから成る。
ロータ1の付設された支承孔の粗さは、現在の実施例においては、ほぼRk≦3である。
全ての実施例において、2100hにわたる最大負荷の下での耐久テストのその後も、計測学的に磨耗は支承スリーブ4にもロータ1にも検出できなかった。
その上、ロータ1の“支承面”にも蓋7にも、驚いたことに、今日まで説明できない微小動力学的効果が“固有の光沢”(Eigenpolitur)の形態で現れた。しかしこの磨耗は最大負荷の下での長時間テストの後でも検出できなかった。
さらに、支承スリーブ4の案内長Fが支承部直径Dの2倍から2.3倍であることが特徴的である。
それにより、ケース孔の変形とこの変形から結果として生じるロータ1の“傾倒”は、軽金属(例えばAL合金)から成るポンプケーシングの場合でも効果的に低減される。
ケースの固定に左右されず、特にダイキャストケーシングにおいて、ケース孔の起こり得る変形を、支承スリーブ4に作用するロータ1の“作業負荷”(Arbeitslast)により効果的に阻止するために、ケース案内部の周囲領域は構造的に高い剛性でもって形成されるのが有利である。
支承スリーブ4の案内長Fが支承スリーブ4の全長Lの約53%〜60%であることも特徴的である。
ケース孔の周囲領域の先に挙げた構成と関連して、支承スリーブ4の本発明による案内長Fは、粘着であれ圧入であれ、確実な位置決めと、高いEモジュールを備えた材料(例えばセラミック/Eモジュール:約380〜400GPa)から成る支承スリーブの使用と関連した、ポンプケーシング3内の支承スリーブの他に、同時に曲げ耐性の(すなわち支承スリーブ4の撓みの半径方向の負荷が大きい場合に相殺する)支承スリーブの構成の場合に、ポンプケーシング3におけるローラ1の確実な位置決めを保証する。
ポンプケーシング3がアルミダイキャストから製造されている場合も有利である。これにより、安価で製造技術的に容易な製造の他に、同時に信頼性が高くなりかつ寿命が延びることが可能である。
従って、本発明による解決手段により、見事にスリーブで案内されるロータを備えたジェロータポンプを開発することができ、これらのロータはそれ自体、“流動性の低粘度オイル”のような低粘度の被搬送媒体を使用する際に、それらのロータが約20〜約40mmの歯先円径を有し、それらの供給圧力が3〜20バールの範囲内にある小型のポンプシステムの場合の使用と関連して、効率損失が同じな場合の駆動トルクの不相応な上昇を低減し、そしてこれらのロータは、それ自体500〜1000U/minの範囲の低回転数の場合にかつ高い供給圧力の場合に、効率損失が同じな場合の駆動トルクの不相応な上昇を低減し、従って本発明による、信頼性が高く、耐用年数が長い場合にジェロータポンプは常に高いポンプ効率を保証する。
1 ロータ
2 環状歯車
3 ポンプケーシング
4 支承スリーブ
5 端壁
6 側壁
7 蓋
8 圧力腎臓状部
9 吸込み腎臓状部
10 歯
11 潤滑面
12 支承リング
13 摩擦の跡
14 面出口
15 面分離端部
16 面縁部

H 歯高
B 歯元幅
M 歯中心面
R 回転方向
F 案内長
L 全長
D 支承部直径
E 傾斜平面
V ずれ量

α,β,γ 傾斜角

Claims (6)

  1. ジェロータポンプであって、このジェロータポンプが外側に歯切られた内歯車と、ロータ(1)と、内側に歯切られた外歯車と、環状歯車(2)とを備えており、この環状歯車が、ポンプケーシング(3)の円形の作動室内で、両歯車が噛合いながら係合しかつその特有であるが、相対してずらされた軸線を中心に回転するように案内されており、
    ロータ(1)が支承ケース(4)上で片側だけで支承されており、互いに噛合っている歯車の端壁(5)の両側に各々側壁(6)が配置されており、これらの端壁がポンプケーシング(3)内で一体化されているか或いは蓋(7)としてポンプケーシング(3)に配置されており、
    これらの端壁(6)の少なくとも一方に、ロータ(1)と環状歯車(2)の互いにずらされている軸線を含む偏芯平面の両側に対して、各々円弧状の圧力腎臓状部(8)と向かい合って円弧状の吸込み腎臓状部(9)が配置されているジェロータポンプにおいて、
    圧力腎臓状部(8)と吸込み腎臓状部(9)に隣接したロータ(1)の端壁(5)において、各歯(10)にその歯高(H)にわたり、歯中心平面(M)において始まり、或いはロータ(1)の回転方向(R)で歯中心平面(M)の前方に“ずらされて”始まる、ロータ(1)の回転方向(R)でロータ(1)の端壁(5)に対して傾斜した潤滑面(11)が各々配置されており、
    この潤滑面が一つの平坦な面又は相並んで接続する複数の平坦な部分面から形成され、これら部分面がロータ(1)の端壁(5)の表面平面に対して、各々傾斜角(α,β,γ…)を形成し、この傾斜角が各々0.2°〜74°までの範囲にあることを特徴とするジェロータポンプ。
  2. ロータ(1)の回転方向(R)で端壁(5)の表面平面に対して傾斜した潤滑面(11)が、各々相並んで接続する二つの平坦な部分平面から形成され、これらの部分平面がロータ(1)の端壁(5)の表面平面に対して、各々(α)又は(β)の傾斜角を形成し、
    (α)が(β)よりも小さく、より大きな傾斜角(β)で傾斜した潤滑面(11)の部分平面が、面出口(14)でロータ(1)の端壁(5)の表面平面に移行することを特徴とする請求項1に記載のジェロータポンプ。
  3. ロータ(1)の端壁(5)において、各歯(10)に歯高(H)全体にわたり配置されている潤滑面(11)が、ロータ(1)の回転方向(R)で、歯中心平面(M)の前方に“ずらされた状態で”、この潤滑平面が、歯中心平面(M)に対して平行にかつ歯元幅(B)の最大20%のずれ(V)だけずれて始まるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のジェロータポンプ。
  4. 支承スリーブ(4)が、その支承表面に僅かな表面粗さを有するセラミック材料から成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のジェロータポンプ。
  5. 支承スリーブ(4)の案内長(F)が、支承部直径(D)の2倍から2.3倍であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のジェロータポンプ。
  6. 支承スリーブ(4)の案内長(F)が、支承スリーブ(4)の全長(L)の約53%〜60%であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のジェロータポンプ。
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