JP2017535829A - 加工ユニット、加工ユニットの運用方法、および加工ユニットの使用 - Google Patents

加工ユニット、加工ユニットの運用方法、および加工ユニットの使用 Download PDF

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Abstract

少なくとも1つの加工ステーションとこの加工ステーションを少なくとも部分的に取り囲む少なくとも1つの覆いとを有し、この少なくとも1つの覆いが少なくとも1つの覗き窓を有する加工設備。これにより、表示ユニットが加工ステーションに関する少なくとも1つの情報を覗き窓に表示する場合に、改良されたエラー修正が可能になる。【選択図】図2a

Description

本主題は、少なくとも1つの加工ステーションとこの加工ステーションを部分的に取り囲む少なくとも1つの覆いとを有し、この覆いが少なくとも1つの覗き窓を有する加工ユニットに関する。また、本主題は、このような加工設備の運用方法と、このような加工設備の使用とに関する。
製造業における今日の加工設備(ユニットとも呼称)、例えば、製造設備、製造ライン、包装設備、充填設備、等々、はますます複雑化している。法的規定により、例えば衛生に関する、要件はますます厳しくなっている。寸法精度およびプロセス信頼性の要件も製品購入者によって高められている。無故障の製造工程を常に保証する必要がある。このような製造工程では、更に、製造工程および起こり得るエラーの追跡の可能性および監視の可能性が必要とされている。
無故障の製造フローを維持するために、および製造ステップの追跡を可能にするために、通常、多数のセンサが加工設備内に据え付けられている。加工設備は、通常、原料を装置内に導入するための送り込み経路と、原料がそこで加工される少なくとも1つの加工ステーションと、加工済み製品を出力する送り出し経路とを有する。加工設備内に複数の加工ステーションを順次配置可能であり、これにより製造ラインを形成できる。
稼働中の安全性のために、加工設備(加工装置、加工ユニットとも呼称)は通常、カバーによって保護されている。これらカバーは、一般原則として、製造工程中、負傷の危険性が高い手動介入を防止する。また、衛生上の理由からも、加工ステーションの覆いが必要になり得る。最後に、加工ステーションのカバー(覆い)は、加工ステーションから周辺への生産廃棄物の無制御な放出を防止する。覆い(ケーシング)は、必ずしも加工ステーションを完全に覆う必要はない。この覆いは、加工ステーションのオペレータとこの加工ステーションの実際の加工手段との間に壁またはトンネルのように配置されていれば十分である。
包装業界においては、特に充填設備(装置)において、相前後して順に配置される加工ステーションは、例えば、展張ユニット、滅菌ユニット、充填ユニット、および密閉ユニットを備えることができる。ここで、例えば、包装スリーブが最初に展張ユニットにおいて展張される。次に、例えば、包装スリーブの底部が閉じられ、一方の側だけが開いている展張された包装スリーブが滅菌ユニットにおいて滅菌される。その後、無菌室において滅菌済みの展張された包装体に食品を充填できる。その後、包装体の開いたままになっている側を閉じることができる。加工設備を通過している間、包装体は搬送装置、例えばコンベアベルト、によって加工ステーションから加工ステーションへと移動される。各加工ステーションの覆いに少なくとも1つの覗き窓を設けることができる。覗き窓は、加工ステーションの加工手段または加工工程の眺めを少なくとも部分的に遮断しないように配置される。勿論、上記の各加工ステーションを後述の主題のシステムの一部にすることもできる。
導入部で既に説明したように、加工ステーション内のセンサの数は絶え間なく増加している。製造工程の監視はますます連続的になっており、加工ステップは絶え間なくより複雑化している。この結果、多数のパラメータおよび状態、例えば、温度、圧力、処理量、速度、角速度、距離、等々を、この目的のためにそれぞれ適したセンサによって監視する必要がある。この目的のために、例えば、温度センサ、圧力センサ、処理能力測定装置、速度指示計、湿度計、マノメータ、距離センサ、近接センサ、光電センサ、電圧計、電流計、カメラ、等々、を使用できる。これらセンサは何れも、加工ステーションのそれぞれのパラメータについて実際状態データを供給する。勿論、上記の各センサを後述の主題のシステムの一部にすることもできる。
オペレータにとっては、加工ステーション全体の監視は着実により複雑化していくので、オペレータはエラーの場合に介入してエラーを修正できるようにすべきである。製造工程のために多数のパラメータを監視および設定する必要があり、誤ったパラメータを組み合わせると、望ましくない結果を招き得るので、オペレータがパラメータの監視および/または再調整をできる限り容易に行えるようにする必要がある。そのために、今日では、オペレータは、どのパラメータがどの値範囲内にあるべきか、およびパラメータを如何に監視すべきかがユーザマニュアルで知らされる。
エラーの場合、オペレータはユーザマニュアルを調べる必要がある。これにより、オペレータ自身がエラーを自分で修正できることもある。オペレータがこれを行えなかった場合、オペレータはこの目的のための資格を有する技術者の助けを求める必要がある。これは、製造工程を不要に停止させることになる。エラーが修正されない限り、加工設備全体が遊休状態になっている。
製造工程を簡素化するために、加工ステーションのパラメータを監視する手段をオペレータが利用できるようにすると有益であろう。したがって、本主題は、加工ステーションの稼動性を向上するという目的に基づいている。
この目的は請求項1に記載の加工設備と、請求項12に記載の方法と、請求項16に記載の使用とによって達成される。
本主題によると、加工ステーションに関する情報がその覗き窓に表示ユニットによって表示されることが提案される。この表示ユニットは、視覚表示手段を有し、この視覚表示手段によって加工ステーションに関する情報をその覗き窓に表示できる。この情報は、加工ステーションの状態に関する詳細をこの加工ステーションのオペレータに提供できるように、視覚的にフォーマット化される。
各センサによって測定された加工ステーションの状態データは評価される。この評価に基づいて、加工ステーションの状態に関する情報を取得できる。このプロセスにおいて、全てのパラメータが許容範囲内にあるかどうか、および加工ステーションの状態が正常であるかどうかを確認できる。更に、パラメータの値が非許容値の方向に変化しているかどうかを判定できる。値の変化の速度を評価でき、この評価から、パラメータが許容可能な値範囲から今後逸脱する確率を結論付けることができる。製造に必須でないパラメータが許容可能な値範囲から逸脱したかどうかを判定することもできる。この情報は、警告メッセージを出力するために使用できる。製造に不可欠なパラメータが許容可能な範囲から逸脱した場合は、エラーメッセージを出力できる。
また、加工ステーションに関する情報として理解され得る命令が出力され得る。このような命令は、例えば、オペレータ命令または修理命令であり得る。本主題によると、この情報の全てを覗き窓に表示できる。加工ステーションでは、覗き窓は、通常、加工工程の目視監視のための手段として役立つ。覆いは、通常、加工ステーションを見え難くする。その結果として、覗き窓が覆いに設けられ、この覗き窓を通してオペレータは覆いの背後にある加工ステーションを覗き込むことができる。覗き窓は、通常、視覚的に透明な材料製であり、加工ステーション、または加工ステーションの製造工程に必須の構成要素、がオペレータにはっきりと見えるように、覆いに配置されている。
今日、オペレータは、加工ステーションに関する情報をこの加工ステーションに隣接して取り付けられたモニタで見る必要がある。これは、通常厄介であり、この最中のオペレータは加工ステーションに対する集中力を失う。オペレータが加工ステーション自体を見ているとき、すなわち製造工程を見ているとき、加工ステーションの操作に必要な情報が覗き窓内のオペレータ自身の視野内に直接表示されるとはるかに便利である。すなわち、通信経路を短縮し、より直観的にすることは、あらゆるヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)の目的である。HMIでの通信が良好且つより明確であるほど、オペレータにとって操作がより容易になる。したがって、本主題によると、情報が実際に必要とされる場所に移動されることが提案される。警告、エラーメッセージ、または数値などの情報は、オペレータが素早く、直観的に、且つ包括的に読めるように構成される。
1つの実施形態によると、覗き窓は、加工ステーションの眺めをオペレータにもたらすために役立つだけでなく、加工ステーションのオペレータのための機械的保護としても形成される。この機械的保護は、一方では、オペレータが覗き窓から加工ステーションに手を突っ込むことを防ぎ、他方では、材料が加工ステーションから覗き窓を通って飛び出ることを防ぐ。これは、一例として、しぶき、溶剤、火花、破片、チップ、液体、煙霧、等々であり得る。機械的保護は、覗き窓によって確実なものにされる。
覗き窓はガラス板として、例えば一般的なガラス板として、またはプレキシガラス板として、形成されることが好ましい。覗き窓は覆いに埋め込み可能であり、覆いの透明な要素が、加工ステーションの観察を可能にする。
覗き窓が半透明のガラス板として形成される場合は、加工ステーションに関する情報の投射を特に簡単に行える。この場合、情報を覗き窓に投射できる。投射された内容は、オペレータの方向に反射または散乱される。加工ステーションからの光は、覗き窓を透過する。
覆いは複数のドアまたは複数の窓を有することができ、これらに覗き窓を配置できる。例えば、覆いの複数の部分が引き戸によって形成され得る。引き戸は、摺動溝ガイドに沿って案内される枠を有し、覗き窓はこの枠の内側に配置される。この場合、覗き窓が加工ステーションの可能最大視域をもたらすように、枠は可能最小寸法で構築される。
特に、覆いは、加工ステーションをすっぽり包むことができ、したがってハウジングとしての役割を果たす。この場合、覆いは加工ステーションのハウジングの一部であり、本発明の本主題の覗き窓はこの覆いに設けられる。
エラーの場合に、または他の目的のために、製造工程への手動介入を可能にするために、あるいは加工ステーションまたはその加工手段における特定の設定を手作業で行えるようにするために、加工ステーションへの手動アクセスを可能にするべく、覆い、何れにしても少なくとも覗き窓、を開閉可能にすることが提案される。覆いは、2つの異なる目的に役立つことが好ましい。すなわち、一方では加工ステーションに関する情報を覗き窓に表示するために役立ち、他方では、加工ステーションおよびオペレータの機械的保護をもたらすことが好ましい。ただし、覆いは、加工ステーションの所定位置に必ずしも固定される訳ではなく、例えばヒンジまたは摺動溝ガイドによって、移動させることができる。この場合、覆いは、加工ステーションへのアクセスを可能にする。
表示ユニットは、加工ステーションに関する情報を覗き窓に表示できる必要がある。この目的のために、覗き窓は、表示ユニットによって制御されるディスプレイとして形成可能である。覗き窓自体は、TFT素子、LED素子、OLED素子、等々の制御可能な光学素子を複数有し得る。これら光学素子は、表示ユニットによって制御され、ディスプレイを形成する。これら素子によって覗き窓を被覆することも、これら素子から覗き窓を形成することもできる。当該技術においては、ガラス板に貼り付けることができ、適した制御要素によって光学的に活性化できるフィルムが既知である。すなわち、これらフィルムは、見通すことができるばかりでなく、その透明度の変化によって、またはフィルム自体の発光によって、情報を視覚的に表示できる。
表示ユニットをプロジェクタとして形成し、この表示ユニットのための投射スクリーンを覗き窓によって形成することも可能である。表示ユニットによって投射された情報は、覗き窓の投射スクリーンによって、特にオペレータの方向に、反射または散乱される。加工ステーションからの光は覗き窓を通過できるので、加工ステーションに関する情報は表示ユニットによって投射されてオペレータに表示され、オペレータは加工ステーションを直視し続ける。
既に説明したように、製造工程は今日では殆ど連続的に監視されている。加工ステーションの状態を監視する各種センサが用いられる。各センサによって検出された状態は、実際状態データとして記憶させることができる。この目的のために、好ましくは中央サーバが設けられ、各加工ステーションの、または複数の加工ステーションの、実際状態データを管理する。
加工ステーションに関する情報を実際状態データによって作成することも可能である。一方では、これは、ユーザが理解できるように、実際状態データをプレーンテキストで覗き窓に表示することによって行うことができる。他方では、規則から導き出された情報に基づき、実際状態データを表示することも可能である。
更に、実際状態データを目標状態データと比較できる。このような目標・実際の比較は、加工ステーションの各パラメータが受け入れ可能な許容範囲内にあるかどうかに関して、これらパラメータの監視を可能にする。目標・実際の比較結果は、加工ステーションに関する情報としても使用可能である。全ての実際状態値が許容範囲内である場合は、加工ステーションが適正に稼働しているとの表示が可能である。実際状態データが臨界値の方向に変化した場合は、または製造に必須ではないパラメータの実際状態データが許容範囲から逸脱した場合は、警告の出力が可能である。製造工程に必須のパラメータの実際状態データが許容範囲から逸脱した場合は、エラーの出力が可能である。警告メッセージおよびエラーメッセージは、直ちにオペレータに対して覗き窓に表示可能である。同時に、パラメータ値およびセンサの場所ならびに名前および/または記号表示を当該パラメータが発生した覗き窓に表示できる。
加工ステーションに関する情報をアイコン/シンボルとして表すことも可能である。温度表示は、例えば、絵で表された温度計を含むことができる。実際の温度をこの温度計にバーとして表示できる。実際の温度が許容可能な範囲を超えた場合、温度計を、例えば、赤色に着色できる。圧力値の場合、例えば、許容できない過剰圧力を対応するシンボルによって表すことができる。加工ステーションに関する情報を表すための各シンボルは、オペレータが直ちに理解できるように選択される。
1つの実施形態によると、センサ測定値に依存する情報の覗き窓内の表示位置が加工ステーション内のそのセンサの位置に応じて決められることが提案される。これにより、表示ウインドウ内の情報の相対的な表示位置は、その情報に関連のある加工ステーション内のセンサの位置に応じて選択可能である。したがって、例えば、加工ステーションの中心点からのセンサの位置に対応させて、覗き窓の中心に対して表示位置を選択すると理にかなう。
センサは、特にパラメータの、状態データを提供する。これら状態データを用いて、加工ステーションに関する情報を生成できる。この情報は、測定値の絵による表現とすることができる。値の範囲に応じてシンボルを表示することも可能である。センサの形態を抽象的に表現することもできる。一例として、目標値に対する測定値の状態に応じて、センサを着色することもできる。センサの位置と表示位置とが互いに依存し合うという事実の結果として、オペレータは表示された情報を加工ステーション内のセンサに極めて容易に空間的に割り当てることができる。換言すると、例えば、臨界値が覗き窓の右上に赤色で表示された場合、オペレータはこのことから、オペレータが覗き窓を通して加工ステーションを見た場合に、当該センサも加工ステーション内の右上に配置されていると結論付けることができ、ひいては自身の視線を問題エリアに直接集中させる。
1つの実施形態によると、加工ステーションのオペレータの空間位置を検出ユニットが検出することが提案される。この検出ユニットは、例えば、オペレータの顔をパターン認識によって検出するカメラを少なくとも1つ備えることができる。覗き窓に対するオペレータの移動は、適した追尾ソフトウェアによって検出および評価可能である。したがって、加工ステーションに対する、特に覗き窓に対する、オペレータの空間位置を検出ユニットによって検出できる。
オペレータの位置が分かると、この検出されたオペレータの位置に応じて、覗き窓内の情報の表示位置を決定することが可能である。この結果として、視差によって起こり得る影響を打ち消すことができるので、オペレータは常に、自身の位置に関係なく、例えば、表示位置が加工ステーション内の当該センサの相対位置に対応するように、表示位置を受け取る。
情報の表示位置は、オペレータ、特にオペレータの両目、と加工ステーション内のセンサの位置との間の直線上に決定され得ることが好ましい。この場合、情報の表示位置は、オペレータの視線方向に沿ってオペレータと当該センサとの間になる。換言すると、オペレータが或るセンサを見ている場合は、それに対応して表示位置が決定されるので、このセンサに関する情報は、オペレータに対してオペレータの視線方向に沿ってオペレータの視野内に直接表示される。ここで、オペレータが覗き窓に対して移動すると、これに対応して表示位置も変位される。
情報の種類および/または内容は、覗き窓に対するオペレータの位置に応じて決定されることが更に提案される。例えば、複数の加工ステーションを製造ラインに沿って相前後して順次配置可能である。これら加工ステーションのうちの複数が覗き窓を有し得る。全てのパラメータが適正である加工ステーションにオペレータがいるとき、このオペレータはこの加工ステーションの覗き窓で肯定的なメッセージを受け取る。ただし、オペレータから遠い別の加工ステーションに警告の徴候またはエラーの徴候がある場合、このオペレータがこの覗き窓から遠い場所にいる場合は、対応する警告シンボルのみを表示できる。このシンボルは、警告またはエラーの徴候が実際に存在するという情報を与えることのみを意図している。オペレータはこの覗き窓から遠いところにいるので、オペレータは、何れの場合も、具体的な情報に気付くことはできないであろう。警告は、例えば、赤色の三角形および/または点滅として表示可能である。遠くいるオペレータは、このような警告表示に遠くからでも気付くことができる。
ここで警告表示が現れた覗き窓にオペレータが接近すると、特にオペレータが当該覗き窓の前に立っていると、警告シンボルはこの警告またはエラーの具体的な記述に置き換えられる。換言すると、オペレータが当該覗き窓から遠くにいるか、または当該覗き窓の直近にいるか、に応じて、情報の種類が切り替わる。特に、情報の内容、特に情報量、は、覗き窓からのオペレータの距離に逆比例させることができる。オペレータが当該覗き窓から遠くに離れているときは、情報の内容または情報量を減らすことができ、特に2つの状態、すなわち、警告/エラーまたは無情報の状態のどちらかしか含まない。次に、警告またはエラーが表示されているこの覗き窓にオペレータが近付くと、情報量が増加し得る、例えば、具体的なエラー記述を表示できる。また、このようなエラーの修正方法に関する情報を既に表示しておくこともできる。ユーザは覗き窓または覆いを取り外し、ユーザ自身に与えられた命令に従ってエラーを修正できる。
警告表示が発生した加工ステーションの覗き窓にオペレータが近付いたときに、上記のように、最初に警告表示を具体的なエラー記述に置き換えることも可能である。ただし、その後、このオペレータがこのエラーの修正を試みるかどうかが監視される。例えば、オペレータが加工ステーションを開くかどうか、および/または技術者の助けを求めるかどうか、を監視できる。一定期間が経過してもオペレータによる手動介入が検出されない場合は、警告表示を再び有効にし、エラー記述を停止できる。これにより、手動で開始される措置を一切取らないかもしれないユーザによる警告表示の停止、およびこれによりエラーが長期間気付かれないままになることも防止され得る。
1つの実施形態によると、互いに空間的に離して配置される少なくとも2つの加工ステーションを設けることが提案される。これら加工ステーションは、製造ラインを形成できる。これら加工ステーションの各々に少なくとも1つの覗き窓を割り当てることができる。ここで、製造ラインに沿ったあらゆる加工ステーションに覗き窓を必ずしも割り当てる必要はないことを理解されたい。すなわち、何れの場合も製造ラインに沿った複数の加工ステーション、特に少なくとも2つの加工ステーション、に少なくとも1つの覗き窓が割り当てられれば十分である。
加工工程の進行中、この工程は各種センサによって監視される。この加工ステーションでの加工を監視する1つ以上のセンサを各加工ステーションに設置できる。どのセンサがどの加工ステーションに配置されているかに関する情報によって受信データを増強できるように、センサデータを評価することができる。したがって、複数のセンサを複数の加工ステーションに割り当てることが可能である。この割り当てを評価できるので、情報の発生元センサがどの加工ステーションに割り当てられているかに応じて、この情報が表示される覗き窓を決定することができる。各覗き窓または各表示ユニットが配置されている加工ステーションを当該覗き窓または当該表示ユニットに割り当てることが可能である。
したがって、それぞれのセンサ値がどの加工ステーションで、またはどの覗き窓で、検出されたかを確定でき、そこに表示が行われる。これにより、関連する場所または発生元である場所に情報が表示されることが保証される。
既に説明したように、表示される情報は、警告表示またはエラー表示とすることができる。ここで、警告またはエラーを適したシンボルによって表すことが可能である。例えば、黄色で表示される三角形の点滅は警告表示を意味することができ、赤色で表示される三角形の点滅はエラー表示を意味することができる。オペレータが当該加工ステーションに接近するほど、この情報はより具体的になり得る。
1つの例示的実施形態によると、好ましくは無線通信装置が設けられることが提案される。加工設備においては、無線通信装置によって、例えば近距離通信(NFC)、Bluetooth(登録商標)、W−LAN、等々によって、携帯型情報ユニットへの通信リンクを確立できる。携帯型情報ユニットが当該加工ステーションからどの程度離れているかを判定できる。
当該ステーションに対する携帯型情報ユニットの位置に応じて、当該加工ステーションに関する情報をその携帯型情報ユニットに送信できる。オペレータが或る加工ステーションにいる場合は、その加工ステーションに関する情報をその携帯型情報ユニットに送信できる。例えば、情報量が少ない情報、例えばシンボルのみ、を覗き窓に表示可能である。その後、具体的な命令またはエラー記述を更に携帯型情報ユニットに送信できる。覗き窓にいるオペレータは、そこに警告シンボルまたはエラーシンボルが表示されたときに、自身の携帯型情報ユニットを介して更に情報を取り出すことができ、それに応じて製造工程に介入することができる。
更に、オペレータ命令を携帯型情報ユニットによって受信し、表示ユニットによって覗き窓に表示できる。ここで、例えば、オペレータ命令または指令を加工ステーションから遠い場所で生成させ、次に携帯型情報ユニットに送信することが可能である。次に、オペレータはこの情報を携帯型情報ユニットから覗き窓に送信し、このオペレータ命令をオペレータの視野内に直接表示させることができる。これにより、加工ステーションを製造の観点から円滑に作動させるために実施すべきことと、その実施方法とをオペレータに対してオペレータの視野内に表示することが可能である。
したがって、覗き窓は、「拡張現実」をもたらす手段として機能する。オペレータによって見られているものは、覗き窓に重ね合わされた情報によって増強される。したがって、オペレータは、覗き窓を通して加工ステーションと、この加工ステーションの対応する加工手段とを見る。この眺めは、覗き窓に重ね合わされた加工ステーションに関する情報によって増強される。オペレータは、この増強された情報によって、加工ステーションをより良好に作動させることができ、場合によっては、エラーをより素早く修正できる。
既に説明したように、別の側面は、加工設備の運用方法である。このような加工設備は、1つ以上の加工ステーションを有し得る。この1つ以上の加工ステーションは、包装材料を加工する。例えば、包装材料を複数の包装体に形成し、これら包装体に中身、例えば食品、を充填する。さまざまな加工手段、例えば折り曲げユニット、滅菌ユニット、充填ユニット、密閉ユニット、搬送ユニット、印刷ユニット、測定ユニット、等々がさまざまな加工工程において互いに連係して包装材料と充填材料とを充填済みの包装体に加工する。
送り込み経路から開始し、送り出し経路で終了すると、例えば、展張された包装スリーブから充填済みの包装体が作成される。この加工中、製品はさまざまな加工ステーションを通過するので、加工ステーションに関する情報が覗き窓に表示されることが提案される。覗き窓を加工ステーションに割り当てることができる。この覗き窓により、オペレータは、加工ステーションの加工工程を視覚的に監視できる。オペレータは覗き窓を通して加工ステーションの加工手段を見ることができる。得られた視覚情報は、更なる情報を覗き窓に重ね合わせる、または表示する、ことによって増強可能である。加工ステーションに関する情報を表示することによって、「拡張現実」がもたらされる。情報は、オペレータ命令、稼働データ、制御データ、稼働パラメータ、等々としてオペレータに表示可能である。また、エラーの修正またはエラーの防止のための命令を表示できる。
1つの実施形態によると、警告表示またはエラー表示が表示されている覗き窓の方向を指す方向矢印がその警告表示またはエラー表示が表示されている覗き窓に隣接する、またはその隣の、覗き窓に表示されること、または警告表示またはエラー表示が別の覗き窓に表示されていることを知らせるメッセージが表示されること、が提案される。
第1の場合は、対応する表示が、警告またはエラーが発生した加工ステーションに割り当てられている覗き窓に表示されることが提案される。これは、絵文字またはシンボルによって行うことができる。オペレータの注意をこのような警告またはエラー表示に確実に引き付けるために、この警告またはエラーが発生した加工ステーションまたは覗き窓にオペレータの注意を引き付けるための方向表示を他の複数の覗き窓、特に隣接する覗き窓、に表示することが提案される。したがって、製造ラインに沿って歩いているオペレータは、エラーまたは警告が発生した加工ステーションまたは覗き窓に到達するために歩くべき方向を覗き窓で読み取ることができる。何れにせよ、警告表示が別の覗き窓に現れたことを少なくとも隣接する複数の覗き窓に表示することが可能である。これは、オペレータのより大きな注意を引き付けるので、オペレータは、これに従って、警告またはエラー表示が表示されている覗き窓を製造ラインに沿って探すことになる。
1つの実施形態によると、覗き窓内の情報の表示サイズおよび/または表示位置および/または表示種別は、目標状態変数からの実際状態変数の偏差量に応じて決定されることが提案される。変数、位置、または種別も実際状態変数の変化速度または絶対変化量に依存させ得る。変化の方向も関連し得る。
例えば、目標状態変数からの実際状態変数の偏差が僅かである場合は、例えば特定の百分比範囲内である場合は、最初に警告表示のみを出力させることが可能である。すなわち、表示種別は警告表示である。ただし、偏差が許容差範囲から外れるや否や、表示種別をエラー表示に切り替えることができる。
表示変数を目標状態値からの偏差に依存させることもできる。偏差が大きくなるほど、表示を大きくすることができる。特に、限界値を超えたときは、表示を第1のサイズから第2のサイズに切り替えることができる。特に、許容値を超えたときは、表示変数は覗き窓の少なくとも50%を占め得る。実際状態変数が許容範囲内にある場合は、この状態変数の表示を覗き窓の周縁エリアに表示することもできる。実際状態変数が臨界範囲に接近するや否や、または許容差範囲から外れるや否や、表示位置を覗き窓の周縁エリアから中央エリアに切り替えることができる。これにより、オペレータのより大きな注意を引き付けるので、オペレータは加工工程中に加工ステーションのパラメータが臨界になるか、または既にエラーになっているかを直ちに発見する。この場合、オペレータは極めて素早く製造工程を停止させることができ、必要であればエラーの修正を開始することができる。オペレータがこれを行えるのは、エラーの修正方法に関する情報がオペレータに対して覗き窓に既に提供されているという事実による。オペレータがエラーの修正に成功しなかった場合にのみ、追加の技術者の助けを求めることができる。オペレータがエラーを修正する可能性は、オペレータが覗き窓でオペレータ命令を直接受け取るという事実によって大幅に向上する。この結果、加工ステーションの稼働停止時間が減り、したがってより高い生産性がもたらされる。
別の側面は、このような設備を包装設備または充填設備において使用することである。エラーが皆無の製造工程が保証されるように、特に包装および充填工程においては多数のパラメータを観察する必要がある。これらパラメータの全てを確実に観察でき、必要に応じて素早く介入できるようにするために、包装ステーションに関する情報をその包装ステーションの覗き窓に表示するという本主題の解決策は、従来の方法に比べ、多大な利点を提供する。
以下においては、複数の例示的実施形態を示す図面によって本主題をより詳細に説明する。
充填装置の概略図を示す。 覗き窓ガラスの第1の説明図を示す。 覗き窓ガラスの第2の説明図を示す。 覗き窓ガラスの第3の説明図を示す。 覗き窓ガラスの第4の説明図を示す。 表示の第1の説明図を示す。 表示の第2の説明図を示す。 表示の第3の説明図を示す。 表示の第4の説明図を示す。 表示の第5の説明図を示す。 表示の第6の説明図を示す。
本主題による加工設備の状態に関する情報の提示は、一例として、充填設備において示すことができる。例えば食品用の、充填ステーションでは、包装材料から製造された包装スリーブ2が最初に展張装置4に送り込まれる。展張装置4においては、平らに折り畳まれて一緒に重ね合わされた初期状態の複数の包装スリーブ2が展張され、一方の側が閉じられる。
展張された包装スリーブ2aは、次に充填装置6に搬送される。充填装置6では、展張された包装スリーブ2aに食品が充填される。
充填装置6によって充填された包装スリーブ2bは、次に密閉ユニット8に搬送される。密閉ユニット8では、充填された包装スリーブ2bのゲーブルが、例えばゲーブル端縁の溶接/封着によって、閉じられる。閉じられた充填済みの包装体2cは、次に密閉ユニット8から送り出される。
勿論、充填設備の上記描写は単に概略的である。とりわけ、例えば、滅菌ユニットが設けられていない。滅菌ユニットを充填装置6に存在させることができる。これら装置を共通のハウジングによって覆うことも可能であり、特に充填装置6と密閉ユニット8とを一緒に滅菌エリア内のハウジングに収容できる。他の複数のステーションを充填設備の一部にできるが、全体構造をより明確にするために図示されていない。
図1では、装置4〜8の各々がデータリンク10(通信リンク)を介して制御コンピュータ12およびデータベース14に接続されていることが分かる。データリンク10は、例えば有線LAN接続とすることができる。例えばWLANによって、無線接続を実装することもできる。複数の異なる種類のデータリンク10の組み合わせを使用することも可能である。
装置4〜8は制御コンピュータ12から制御命令を受信し、この制御命令によって加工手段を事前に規定された規則に従って油圧で、空気圧で、および/または電気的に作動させることができる。装置4〜6内では、一例として上で既に説明したように、加工手段のパラメータが各種センサによって検出される。収集された状態データ、すなわち、それぞれのパラメータの値、は装置4〜8のセンサによって制御コンピュータ12に、および/またはデータベース14に、送信される。データベース14では、包装スリーブ2aから充填済みの包装体2cまでの、それぞれのパラメータに関する完全な記録を各バッチについて再現可能である。装置4〜6を相応に制御するために、制御コンピュータ12は稼働パラメータを評価し、制御規則を適用する。
装置4〜8の制御に関するこの説明も単なる一例であり、単に概略的である。本主題のために重要であり得ることは、センサによって検出されたパラメータによって、装置4〜8の稼働状態が制御コンピュータ12によって、および/またはデータベース14によって、判定され、この判定された稼働状態に応じて、命令、指示、警告、またはエラーメッセージ、あるいは加工ステーションに関する何れか他の情報が装置4〜8のオペレータのために生成され、その後、覗き窓に表示されることである。本発明の本主題によると、指令、オペレータ命令、警告、エラーメッセージ、および稼働データをオペレータに対して、何れの場合も装置4〜8の覆いに存在する、覗き窓内のオーバーレイによって視覚的に提示することができる。
図1では、例えば展張装置4に、覗き窓16aが設けられていることを確認できる。覗き窓16は、窓のように展張装置4の覆いに一体化されている。例えば、展張装置4の覆いは、覗き窓16aが一体化された前面ドアを有することができる。展張装置4の加工手段にアクセスするために、このドアを開くことができる。
充填装置6は、充填装置6の覆いのドアの全面積の殆どを占める大きな覗き窓16bを有する。オペレータは、この覗き窓を通して充填装置全体を見ることができ、充填装置6に関する更なる情報を覗き窓16b経由で受け取ることができる。
密閉装置8は2つの引き戸を有し、これら引き戸は覗き窓16c’、16c”をそれぞれ有する。各覗き窓16c’、16c”は摺動溝ガイドに沿って摺動させることができるので、オペレータは覗き窓16c’、16c”を右または左に摺動させることによって密閉装置8の加工手段にアクセスできる。
図示の覗き窓16a〜16cは、単なる例として使用されていることは言うまでもない。周囲を囲むハウジングとして、または単に機械的保護として、装置4〜8に配置可能な覆いに、ガラス、プレキシガラス、または別の透明もしくは半透明の材料から成る覗き窓を設けることができる。オペレータは、この覗き窓16a〜16cを通して、それぞれの装置4〜8の加工手段を見ることができる。また、本発明の本主題によると、オペレータは、覗き窓16a〜16cを介して、それぞれの装置4〜6に関する付加情報を受け取る。このような付加情報は、覗き窓16a〜16cに重ね合わせて表示される。
図2aは、覆い18と覗き窓16とを有する加工設備、例えば装置4〜8のうちの1つ、を模式的に示す。ここでは、充填装置6が一例として示されている。各種センサ20a〜20cが充填装置6に配置されている。充填装置6とその加工手段とは単に模式的にブロックとして示されており、油圧で、空気圧で、電気的に、および/または別の方法で、駆動される加工手段が充填装置6に存在することを理解されたい。
更に、覆い18はその一部のみが示されている。覆い18は、充填装置6を完全に取り囲むこともでき、これにより、例えば無菌エリアを形成することができる。覗き窓16は、例えば安全ガラス板として、覆い18に形成される。ただし、覗き窓を少なくとも半透明の別の材料から形成することも可能である。ここで、例えば、プレキシガラスが適切である。覗き窓16の透過および/または反射特性に影響を及ぼすために、覗き窓16を被覆することもできる。
各種センサは、例えば、光電センサ20a、温度センサ20b、および圧力センサ20cとすることができる。他のあらゆる種類のセンサも可能である。
図2aにはオペレータ22も示されている。この図には、例えば、オペレータ22の複数の異なる視線方向24a〜24cが示されている。
最後に、表示装置26が図2aに示されている。図2aでは、覗き窓16は、表示装置26のための背面投射型スクリーンとして形成されている。換言すると、オペレータ22から見ると、覗き窓16の背面が投射スクリーンの役割を果たす。表示装置26によって覗き窓16のこの投射スクリーンに表示が重ね合わされる。表示装置26によって覗き窓16に重ね合わされる表示の種類は、例えば、制御コンピュータ12、および/またはデータベース14、および/またはこの図には示されていない上位の制御コンピュータ、によって制御される。この目的のために、表示装置26はデータリンク10を介して制御コンピュータ12に、およびその背後に配置されている可能性のあるデータ網(図示せず)に、接続される。
覗き窓16の形態は、例えば図1の複数の説明図に相当し得る。ただし、他の形態および種類の覗き窓16も可能である。基本的なことは、覗き窓16は、装置、この場合は充填装置6とそのセンサ20a〜20c、の眺めを少なくとも部分的にオペレータ22に提供することである。図2aでは、オペレータ22は、覗き窓16の正面中央に立っていると想定されている。この場合は、オペレータ22が当該センサ20a〜20bを見ている視線24a〜24cを事前に少なくともほぼ判定することが可能である。この情報によって、光電センサに関する情報の少なくとも一部を視線24aのエリアに表示できるように、表示装置26を制御することができる。温度センサ20bに関する情報の少なくとも一部が視線24b上に表示され、圧力センサ20cに関する情報の少なくとも一部が視線24c上に表示される。
更に、充填装置6の稼働状態およびパラメータ値に関する付加情報を表示装置26によって覗き窓16に重ね合わせることができる。これにより、オペレータ22は、自身が充填装置6を見ているときに、付加情報が提供される。これにより、オペレータ22にとって充填装置6の運用がより容易になる。オペレータに対する命令または警告を重ね合わせることができるので、この命令または警告によって、オペレータは、追加の技術者に相談することなく、自分で充填装置6を運用できる。
図2bは、基本的に図2aによる充填装置6を示す。図2bでは、図2aに比べ、表示装置26および覗き窓16のみが異なっている。追尾カメラ28が覆い18に更に設けられている。このカメラ28によって、オペレータ22の位置A、B、Cを検出できる。
表示装置26および追尾カメラ28は、データリンク10を介して制御コンピュータ12および/またはデータベース14に接続されている。
覗き窓16は、図2bでは、2つの部分に分割されて示されている。覗き窓16は、一方では透明なガラス板16’を有し、他方ではガラス板16’上に配置された半透明のディスプレイ16”を有する。このディスプレイ16”は、情報の視覚的提示を可能にする。
勿論、図2a〜図2dのさまざまな覗き窓16、さまざまな表示装置26、およびさまざまな追尾カメラ28の組み合わせが可能であり、相互に交換可能である。これらの図に示されている全ての特徴は互換性がある。
オペレータ22がその時点で見ているセンサまたは加工手段に関する情報をオペレータ22に対してオペレータの視線24aに沿ってオペレータの視野内に直接重ね合わせるために、オペレータ22の位置A、B、またはCが追尾カメラ28によって検出される。次に、関連情報が直接重ね合わされるセンサ20へのオペレータ22の視線24a’、24a”、または24a’’’が算出される。一例として、図2bには、温度センサ20bに関して、例えば、致命的な温度が重ね合わされることが示されている。
温度センサ20bは、例えば、充填される製品の温度を測定する。この製品は、例えば、摂氏90度以上に加熱されてはならない。充填される製品の温度が、例えば、摂氏88度に達すると、これは臨界温度であり得る。この場合、この温度は、警告表示、例えば温度センサ2bのシンボル、と共に表示装置26によって表示される。この目的のために、現時点におけるオペレータ22の位置A、B、またはCが表示装置26に通知される。これにより、表示装置26は、センサ20b上へのオペレータ22の視線24aを判定する。次に、センサ20bに関する情報が表示装置26によってこの視線上に重ね合わされる。換言すると、オペレータが位置Aに立っている場合は、温度センサ20bに関する情報がオペレータに対して視線24a’に沿って重ね合わされる。
他方、オペレータ22が位置Bにいる場合は、視線24a”は温度センサ20b上への別の視線であるので、表示装置26は温度センサ20bに関する情報をこの視線24a”上に重ね合わせる。同じことは、オペレータ22の位置Cにも当てはまる。この場合は、温度20bに関する情報が視線24a’’’上に重ね合わされる。これにより、ユーザ22は常に、関連情報が重ね合わされている加工手段への自身の視線方向においてその情報にアクセスできる。現実の加工手段の視覚による認識にオーバーレイ情報を重ね合わせると、当該加工手段への情報の割り当てが容易になる。
図2cは、図2aおよび図2bと同様の構成を示す。前の各図とは異なり、表示装置26は、覗き窓16’の外側に搭載されたディスプレイ16”に取り付けられている。このようなディスプレイ16”は、図2bのディスプレイ16”に相当し得る。オペレータ22の位置A、Dは、追尾カメラ28によって検出可能である。オペレータ22の位置A、Dに応じて、重ね合わされる情報の種類が決定され得る。
オペレータ22の位置Aが覗き窓16または覆い18のエリア内にあるとき、表示装置26は充填装置6の加工手段に関する情報をプレーンテキストで表示できる。オペレータ22は充填装置6のすぐ傍、ひいては覗き窓16のすぐ傍、にいるので、オペレータ22は警告、エラー、またはオペレータ命令に関する詳細情報を受け取ることができる。この場合、オペレータ22は覗き窓の極めて近くにいるので、オペレータ22はこれらの情報を直ちに読むことができる。
ただし、オペレータが覗き窓16から遠くにいる場合は、特に覗き窓16の中心軸線から60度超の角度にいる場合は、オペレータ22はディスプレイ16”上の情報を横目でしか知覚できないと結論付けることができる。この結果、表示装置26は、詳細度がより低い情報を表示するべく指示される。これは、例えば、警告またはエラーを象徴する大きなシンボルの表示になり得る。オペレータ22は、このようなシンボルを遠くから知覚し、次に警告またはエラーに関する詳細を得るために充填装置6に向かうこともできる。追尾カメラ28は、オペレータ22が、例えば、位置Dから位置Aに移動したことを検出する。これにより、それまで表示されていたシンボルは、表示装置26によって詳細情報に切り替えられる。
図2dは、図2a〜図2cと同様の構成を示す。ただし、ここでは、対照的に、表示装置26は前面投射型プロジェクタとして構成されている。すなわち、情報は表示装置26によって覗き窓16の前面に投射される。この目的のために、覗き窓16は、その前面に半透明の塗膜を有する。したがって、表示装置26によって覗き窓16に投射された光は、その少なくとも一部が、可能であれば、覗き窓16の中心軸線の方向にも反射される。
また、図2dは、携帯型情報ユニット30の提供が可能であることを示している。これは、携帯電話機または携帯PDA、例えばタブレットコンピュータ、とすることができる。覗き窓16に重ね合わされる情報は、表示装置26から情報ユニット30に無線で送信可能である。更に、覗き窓16に現在表示されている情報に関する付加情報を表示装置から情報ユニット30に送信できる。
表示装置26は、情報を情報ユニット30から受信することも可能である。これは、この情報ユニット30が、例えばこのオペレータを助けたいと思っている、技術者の所有物である場合に意味を成し得る。この技術者は、充填装置6を操作するための付加情報を自身の情報ユニット30から表示装置26に送ることができる。これに対応して、表示装置26はこの情報を覗き窓16に表示する。技術者は、この表示された情報の助けを借りて、充填装置6に起こり得るエラーをオペレータ22が修正する方法、またはオペレータ22がセンサ20a〜20cを調節する方法、をオペレータ22に極めて容易に説明することができる。オペレータにとっては、覗き窓16に表示されている付加情報によって技術者の説明が増強されるので、説明された内容が特に良好に印象に残る。
図3a〜図3fは、覗き窓上の表示の複数の例を示す。図3a〜図3fは、オペレータ22によって知覚される覗き窓16上の画像をそれぞれ示す。図3a〜図3fにおいて、破線は、例えば充填装置の、実際の加工手段を表していると解釈されたい。ここでは、アクチュエータおよびセンサの両方が加工手段として機能し得るので、一例として、センサ20aおよび20bを図3aの充填装置6の一部として表すことができる。したがって、オペレータは、覗き窓16を通して、センサ20aおよび20bを有する充填装置6を見る。実線は、覗き窓16に表示されるものを表している。覗き窓に表示される情報(実線)が現実の情報(破線)に重ね合わされる。
所謂「ホーム画面」が図3aに示されている。この表示がオペレータ22に提示されるのは、例えば、充填装置6が適正に機能しており、手動介入が不要である場合である。例えば、現在の時刻32aと、無線網の信号強度32bと、充填装置6の状態32cと、現在加工中の包装体のバッチ番号32dと、充填装置6への現在の全てのユーザアクセス32eとをオペレータ22に対してスクリーンの上縁に表示できる。これにより、オペレータ22は、充填装置6を、付加情報と共に、一目で観察できる。特に、充填装置6へのアクセス32eの表示により、オペレータは充填装置6の工程を誰が現在観察しているか、または当該工程に誰が介入しているかを監視できる。
図3bは、オペレータ22が充填装置6を見ているときにオペレータ22に対して付加情報ウインドウ34a、34bが表示されている覗き窓16を示す。情報ウインドウ34a、34bの位置付けは、制御コンピュータ12によって決定され得る。この位置付けは、図2aおよび図2bに関して既に説明したように、オペレータ22の位置に依存させることもできる。
現在の稼働情報、状態データ、オペレータ命令、等々を情報ウインドウ34a、34bに重ね合わせることができる。これらは、オペレータ22の注意を特定のものに引き付けるために、例えば、外部コンピュータから供給可能である。オペレータ22が情報ユニット30を介して情報ウインドウ34a、34bを呼び出すこともできる。そのために、オペレータは、例えば、情報が制御コンピュータ12によって取り出されるべく、またはこの情報が情報ユニット30から表示装置26に送信されるべく、手配することができる。この情報は、シンボルとプレーンテキストの両方を含むことができる。
図3cは、別の例を示す。この例では、センサ20へのオペレータ22の視線上に位置する覗き窓16のエリアに情報ウインドウ34cが位置付けられている。これは、例えば、センサ20aに関する情報が情報ウインドウ34cに表示される場合に有用であり得る。この情報は、シンボルとプレーンテキストの両方にすることができる。例えば、情報34cは、センサ20a上の何かを調整すべきであることを示す着色された円のみとすることができる。この場合、オペレータ22は、覆いまたは覗き窓16を開き、センサ20aを手作業で調節または交換することができる。したがって、オペレータ22は、センサ20aを見ているときに、情報を情報ウインドウ34cから直接受け取る。
オペレータ22が、例えば、位置Dにいる場合、オペレータ22は覗き窓16から遠い。この場合、オペレータ22はそこから詳細情報を一切得ることはできない。ただし、エラーの場合は、このエラーをオペレータが横目でも検出できるように、図3dに示されているように、一例として、警告標識をシンボル36として覗き窓16に表示することが提案される。このシンボル36は、例えば、覗き窓16の広い面積にわたって表示され、信号色、例えば赤色、で表示可能である。シンボル36を点滅表示させることも可能である。たとえオペレータ22が覗き窓16から遠くにいる場合でも、オペレータは、このような警告標識またはシンボル36に確実に気付くことができる。
エラーの場合に、例えば製造ライン全体を監視しているオペレータ22をエラー箇所に素早く案内できるようにするために、図3eに示されているように、方向標識38を覗き窓16に表示することも可能である。これら方向標識38は、例えば矢印形状であり、エラーメッセージがシンボル36として表示されている覗き窓16の方向を示す。したがって、エラー箇所から遠くにいるオペレータ22に、エラーに達するためにオペレータ22がそこからどの方向に移動すべきかを通知できる。
オペレータ22が、例えば、図3eによる方向標識38によって、エラー箇所に案内されると、オペレータ22はエラー箇所に到達したときに、当該エラーを図3fによるエラー表示として認識できる。ここでは、オペレータ22が覗き窓16の直近にいる場合は、例えばシンボル36は、エラーが発生したエリアに限定されることが示されている。この場合、このエリアは、一例として、センサ20bである。シンボル36は、センサ20bへのオペレータ22の視線上に位置するように、配置されている。したがって、オペレータは、センサ20bにおいて何かが正常でないことを直ちに認識する。
エラーを修正するために、情報ウインドウ34dを更に表示させることができる。情報ウインドウ34dには、エラーの種類を、場合によってはオペレータ命令も、ユーザ22に対して表示できる。したがって、オペレータ22は、覗き窓16を通してエラーを認識でき、その修正方法に関する命令を更に受け取る。その後、オペレータ22は覆い18または覗き窓16を取り外し、情報ウインドウ34dに提供された命令に従ってエラーを修正できる。
本主題の解決策によって、加工設備の生産性を大幅に向上させることができる。その理由は、機能不良を早期に認識でき、機能不良を修正するための命令をオペレータに与えることができるからである。これら命令は、装置において直接発生し、オペレータにとって分かり易い。情報をオペレータの視覚による現実認識に割り当てることによって、命令をオペレータにとって特に分かり易くすることが可能である。
2 包装スリーブ
2a 展張された包装スリーブ
2b 充填済みの包装スリーブ
2c 充填済みの包装体
4 展張装置
6 充填装置
8 密閉装置
10 データリンク
12 制御コンピュータ
14 データベース
16a、b 覗き窓
16’ ガラス板
16” ディスプレイ
18 覆い
20a 光電センサ
20b 温度センサ
20c 圧力センサ
22 オペレータ
24a〜c 視線
26 表示装置
28 追尾カメラ
30 情報ユニット
32 スクリーンの上縁
32a 時刻
32b 信号強度
32c 状態
32d バッチ番号
32e アクセス
34a〜d 情報ウインドウ
36 シンボル
38 方向標識

Claims (16)

  1. 加工設備であって、
    − 少なくとも1つの加工ステーションと、
    − 前記加工ステーションを少なくとも部分的に取り囲む少なくとも1つの覆いであって、少なくとも1つの覗き窓を有する覆いと、
    を備えた加工設備において、
    − 表示ユニットが前記加工ステーションに関する少なくとも1つの情報を前記覗き窓に表示することを特徴とする、加工設備。
  2. 前記覗き窓は前記加工ステーションの機械的保護を形成すること、および/または前記覗き窓はガラス板として形成されること、および/または前記覗き窓は半透明のガラス板として形成されること、および/または前記覗き窓は前記覆いのドアに配置されること、および/または前記覆いは前記加工ステーションのハウジングの一部として形成されること、および/または前記覆いは開閉可能であることを特徴とする、請求項1に記載の加工設備。
  3. 前記覗き窓は前記表示ユニットによって制御されるディスプレイとして形成されること、または前記覗き窓は前記表示ユニットのための投射スクリーンとして形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の加工設備。
  4. 前記加工ステーションに関する前記少なくとも1つの情報は前記加工ステーションの少なくとも1つの状態に依存すること、および/または前記加工ステーションの少なくとも1つの状態は少なくとも1つのセンサによって検出されること、および/または前記検出された状態は実際状態データとして中央サーバに記憶されること、および/または前記加工ステーションに関する前記情報は前記実際状態データの少なくとも複数部分から作成されること、および/または前記加工ステーションに関する前記情報は、前記実際状態データと前記目標状態データとの間の目標・実際の比較に応じて作成されることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の加工設備。
  5. 前記覗き窓内の前記情報の表示位置が前記加工ステーション内のセンサの位置に応じて決定されることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の加工設備。
  6. 検出ユニットが前記加工ステーションのオペレータの空間位置を検出すること、および/または前記覗き窓における前記情報の前記表示位置は、前記オペレータの前記検出された位置に応じて決定されること、特に前記表示位置は前記オペレータの前記位置と前記センサの前記位置との間の直線上に決定されることを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の加工設備。
  7. 前記覗き窓に対する前記オペレータの位置に応じて情報の種類が決定されることを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載の加工設備。
  8. 互いに空間的に離されて配置される少なくとも2つの加工ステーションが設けられること、および、何れの場合も、少なくとも1つの覗き窓が前記少なくとも2つの加工ステーションに割り当てられることを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載の加工設備。
  9. 何れの場合も複数のセンサが前記加工設備に割り当てられること、および前記少なくとも2つの加工ステーションのうちの1つへの前記情報の発生元である前記センサの前記割り当てに応じて、前記情報が表示される覗き窓が決定されることを特徴とする、請求項1〜8の何れか一項に記載の加工設備。
  10. 前記表示される情報は、警告表示またはエラー表示であることを特徴とする、請求項1〜9の何れか一項に記載の加工設備。
  11. 好ましくは無線通信装置が設けられること、および前記加工ステーションに関する前記情報は前記通信装置によって携帯型情報ユニットに送信可能であること、および/またはオペレータ命令が前記携帯型情報ユニットによって受信可能であり、前記表示ユニットによって前記覗き窓に表示可能であることを特徴とする、請求項1〜10の何れか一項に記載の加工設備。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載の加工設備の運用方法であって、前記加工ステーションに関する情報が前記覗き窓に表示されることを特徴とする方法。
  13. 警告表示またはエラー表示が表示されている覗き窓の方向を指す方向矢印が前記警告表示または前記エラー表示が表示されている前記覗き窓に隣接する覗き窓に表示される、あるいは警告表示またはエラー表示が別の覗き窓に表示されているというメッセージが表示されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 状態情報が覗き窓内の周縁エリアに表示されること、および/または前記警告表示または前記エラー表示は覗き窓内の中央エリアに表示されることを特徴とする、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記覗き窓内の情報の表示サイズおよび/または表示位置および/または表示種別が目標状態変数からの実際状態変数の偏差量に応じて決定されることを特徴とする、請求項12〜14の何れか一項に記載の方法。
  16. 請求項1〜11の何れか一項に記載の設備の、包装設備または充填設備における使用。
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