JP2017534312A - ひもの締緩装置及びその締緩方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で低コストであり繰り返し操作による弾性素子の磨耗及び故障が発生しにくいひもの締緩装置及びその締緩方法を提供する。【解決手段】ベース200と、リリースユニット400と、ひもの締緩部材300とを備える。ベース200は係止素子220を有する。ひもの締緩部材300には第1の結合部320が設けられ、リリースユニット400には複数の環状歯列421、431、第2の結合部430、第1の位置制限部411、及び第2の位置制限部413が設けられる。係止素子220が第1の位置制限部411により位置決めされた場合、第2の結合部430が第1の結合部320に対応して結合し、弾性当接アーム520がリリースユニット400のリリース方向への回転を阻む。係止素子220が第2の位置制限部413により位置決めされる場合、第2の結合部430が第1の結合部320から脱離する。【選択図】図2

Description

本発明は、ひもの締緩装置及びその締緩方法に関する。
近年、歩行やスポーツする場合に足が靴内で滑ってけがをすることを防止するために、スポーツ靴では、靴本体と足との間の密着性の調整が特に注目されるようになっている。従来は、靴紐、ゴムひも、ファスナー又は面ファスナーによって密着性の調整が行われていた。面ファスナーは、バーブエッジにふけや塵埃が付着しやすいうえ、何度も貼り付けを繰り返すと疲労しやすい。ファスナーは調整幅が小さく固定性が悪い。ゴムひもは耐候性が悪く時間経過につれ硬化してしまう。このため市販のスポーツ靴の多くは靴紐型である。
しかし、靴紐をうまく結べない子供もおり、靴紐が緩んでしまうことがある。体力が衰えた老人にとっては、しゃがんで靴紐を結ぶ動作は困難である。例えば、バスケットボール、テニス、岩登り、スケートボード等の激しい又は特殊なスポーツをするとき、緩んだ靴紐や長すぎる靴紐のせいで足を取られる、又は外部異物に引っかかるなどの危険が生じる。そのため緩んだ靴紐や長すぎる靴紐はスポーツを職業とする選手たちにとって大きな脅威となっている。
現在、特許文献1に開示されたひもの締付けと緩め機能を有する留め具が既に市販されている。このような留め具は、締めひもを締め付ける必要がある各種の着用品に使用することができるので、市場で広く歓迎されている。従来の留め具は、ラッチング具である環状シート体と弾性シートとの連設により上下垂直の均一な係止力を形成し、回転カバーの回転と垂直動作によって、線材コイルを連動させて靴紐を締め付け又は緩ませる効果を得ている。
台湾特許第374016号公報
しかし、従来の留め具は、弾性素子が複雑で数が多い。また、弾性素子のコストが高いだけでなく、弾性素子が繰り返し靴紐を締め付け又は緩めた後、弾性疲労を引き起こしやすく弾性素子と当接された部材との間にも大量の磨耗が発生し、弾性素子の故障頻度と誤操作率を更に増加させる。
本発明は、上記課題に鑑みて創作されたもので、その目的は、構造が簡単で低コストであり繰り返し操作による弾性素子の磨耗及び故障が発生しにくいひもの締緩装置及びその締緩方法を提供することにある。
本発明の一つの態様は、2つのひも穴を介して外へ連通する収容空間、及び少なくとも1つの係止素子を有するベースと、収容空間に枢設され、2つのひも穴に対応して環状レールが設けられ、第1の結合部が設けられるひもの締緩部材と、収容空間に枢設され、ノブを有し、複数の環状歯列、第2の結合部、第1の位置制限部、第2の位置制限部及び滑り中止部が設けられるリリースユニットと、収容空間内に固定され、環状歯列に対応する少なくとも1つの弾性当接アームを有する連動部材と、を備え、滑り中止部は、第1の位置制限部と第2の位置制限部との間に位置し、係止素子は力を加えられた後で滑り中止部を通過することを許可され、係止素子が第1の位置制限部により位置決めされた場合、リリースユニットは第1の位置に位置し、第2の結合部が第1の結合部に対応して結合し、弾性当接アームがリリースユニットのリリース方向への回転を阻み、且つ弾性当接アームがリリースユニットの引き締め方向への回転を阻まず、係止素子が第2の位置制限部により位置決めされた場合、リリースユニットは第2の位置に位置し、第2の結合部が第1の結合部から脱離するひもの締緩装置である。
本発明の他の態様によると、ひもの締緩装置における環状歯列は、ベースに向かって凸設される複数の外環状歯列及び複数の内環状歯列を含んでもよく、複数の弾性当接アームは、連動部材に一体的に接続され、各弾性当接アームの外端に滑り止めブロック及び止め端が設けられ、各止め端が内環状歯列に対応して制限力を付与し、滑り止めブロックが止め端に合わせて外環状歯列のリリース方向への回転を阻むが、止め端に合わせて外環状歯列の引き締め方向への回転を阻まない。これにより、各止め端と内環状歯列との合わせによる制限力によって、意図しない操作を効果的に避けることができる。例えば、リリースユニットが変位すると、元々締め付けられたひもに強いリリース反作用力があり、本発明では、制限力によって操作過程中にバッファを発生させることができる。
本発明の他の態様によると、連動部材は、中空の環体を含み、中空の環体内に等間隔で複数の弾性支持台が凸設され、各弾性支持台が中空の環体に沿って延伸し突出して弾性当接アームを形成する。外環状歯列はストッパ面及び斜面を有し、内環状歯列はストッパ斜面及びリリース斜面を有し、且つストッパ面がストッパ斜面に対向する。各滑り止めブロックが各ストッパ面及び斜面に対応する平面を有し、各止め端が2つの斜面でそれぞれ各ストッパ斜面及びリリース斜面に対応する斜面を有する。
本発明の他の態様は、ひもの締緩装置を着用品に合わせて使用する締めひもの締緩方法である。リリースユニットを第1の位置にする工程と、リリースユニットのノブを回転させてリリースユニットを連動部材に対してリリース方向へ回転させて、ひもの締緩部材がリリースユニットにより連動されて締めひもを環状レールに回って巻き取る工程と、リリースユニットを第2の位置にする工程と、最後、締めひもに力を加えて、ひもの締緩部材を自由に回転させて、締めひもをリリースする工程と、を備える。
本発明の他の態様は、2つのひも穴を介して外へ連通する収容空間、及び少なくとも1つの係止素子を含むベースと、収容空間に枢設され、2つのひも穴に対応して環状レールが設けられ、第1の結合部が設けられるひもの締緩部材と、ひもの締緩部材と同軸になって収容空間内に枢設され、軸方向に往復して変位可能なノブを有し、外径側から内径側へ順次に複数の環状歯列、第2の結合部、第1の位置制限部、滑り中止部、及び第2の位置制限部が設けられるリリースユニットと、収容空間内に固定され、環状歯列に対応して軸方向に往復して弾性的に変位する弾性当接アームを有する連動部材と、を備え、係止素子は軸方向の力を加えられた後で滑り中止部を通過することを許可され、
係止素子が第1の位置制限部により位置決めされる場合、リリースユニットは第1の位置に位置し、第2の結合部が第1の結合部に対応して結合し、弾性当接アームがリリースユニットのリリース方向への回転を阻み、リリースユニットの引き締め方向への回転を阻まず、係止素子が第2の位置制限部により位置決めされる場合、リリースユニットは第2の位置に位置し、第2の結合部が第1の結合部から脱離する締緩装置である。
本発明の他の態様によると、単にリリースユニットを軸方向に駆動するだけで、着用品における締めひもを容易にリリースし又は引き締めすことができる。
本発明の他の態様は、複数のベース環状歯列、ひも穴を介して外へ連通する1つの収容空間、及び少なくとも1つの係止素子を有するベースと、収容空間に枢設され、ひも穴に対応して環状レールが設けられ、第1の結合部が設けられるひもの締緩部材と、収容空間に枢設され、操作用のノブを有し、第1の位置制限部、第2の位置制限部、及び滑り中止部が設けられるリリースユニットと、収容空間内に回転可能に位置決めされ、第2の結合部を有し、ベース環状歯列に対応して噛み合う弾性当接アームを有する連動部材と、を備え、滑り中止部は第1の位置制限部と第2の位置制限部との間に位置し、係止素子は力を加えられた後で滑り中止部を通過することを許可され、係止素子が第1の位置制限部により位置決めされる場合、リリースユニットが第1の位置に位置し、且つ第2の結合部が第1の結合部に対応して結合し、弾性当接アームがリリースユニットのリリース方向への回転を阻み、且つリリースユニットの引き締め方向への回転を阻まず、係止素子が第2の位置制限部により位置決めされる場合、リリースユニットが第2の位置に位置し、第2の結合部が第1の結合部から全体的に又は部分的に脱離し、前記連動部材がベース環状歯列に対応しなくなるひもの締緩装置である。
本発明の他の態様によると、連動部材は、外へ放射する複数本の弾性当接アームを有し、各弾性当接アームが対応してリリース環状歯列により押し当てられ又はリリースされ、これにより各弾性当接アームを繰り返して径方向に弾性的に収縮させ又は径方向に弾性的に伸張させ、リリースユニットが第1の位置に位置する場合、各弾性当接アームがリリース環状歯列により押し当てられ又はリリースされるため、リリースユニットが回転しない時に、弾性当接アームがリリースユニットのリリース方向への回転を阻むが、リリースユニットの引き締め方向への回転を阻まない。リリースユニットが回転する場合、弾性当接アームは、リリースユニットのリリース方向への区分的な回転を許可する。
本発明の他の態様によると、組み立てやすく、操作しやすく及び弾性ユニットを省略できる機能を発揮できるだけではなく、素子の複雑さ及び数が減少するため、製品のコストを更に低下させることができる。
本発明の一実施形態に係る組み合わせた外観を示す斜視図である。 一実施形態の第1の方向による斜視分解図を示す。 一実施形態の第2の方向による斜視分解図を示す。 図1に示すリリースユニットが第1の位置にあるときの断面図である。 図1に示すリリースユニットが第2の位置にあるときの断面図である。 図1における部分斜視図を示す。 図6に示す滑り止めブロック及びストッパ面を示す部分拡大模式図である。 本発明の弾性当接アームにより締めひもを締め付ける状態を示す模式図である。 本発明の弾性当接アームにより締めひものリリースを阻む状態を示す模式図である。 本発明の別の実施形態に係る組み合わせた外観を示す斜視図である。 図10に示す実施形態に係る第1の方向による斜視分解図を示す。 図10に示す実施形態に係る第2の方向による斜視分解図を示す。 図10に示すリリースユニットが第1の位置にあるときの断面図である。 図10に示すリリースユニットが第2の位置にあるときの断面図である。 図10に示す弾性当接アームにより締めひもを締め付ける状態を示す模式図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。
本発明に係る一実施形態について、図1から図5に基づいて説明する。一実施形態は、ベース200と、ひもの締緩部材300と、リリースユニット400と、連動部材500と、を備えるひもの締緩装置100である。
ベース200は、2つのひも穴230を介して外へ連通される収容空間210、及び少なくとも1つの係止素子220を有する。ベース200に収容空間210を囲んで4つの押え台240が開設される。係止素子220は、ベース200の中心軸線に対応する複数の爪部からなり、中央に貫通穴250が開設される。
ひもの締緩部材300は、枢孔301によって係止素子220外に枢嵌されるように、収容空間210内に格納される。ひもの締緩部材300に、2つのひも穴230に対応して環状レール310が設けられ、ひもの締緩部材300の上方に、枢孔301をめぐって、突出し放射した歯状の第1の結合部320が設けられる。
リリースユニット400が軸部材410によってひもの締緩部材300の枢孔301及びベース200の貫通穴250を貫通するため、リリースユニット400とひもの締緩部材300とが同軸になって収容空間210内に枢設される。リリースユニット400は、互いに嵌合するノブ420及び第2の結合部430を更に含み、第2の結合部430が第1の結合部320に対応する凹状である。ノブ420、第2の結合部430及び軸部材410は、外から内へ順次に組み合わせられて、収容空間210において軸方向に往復して変位することができる。ノブ420に複数の外環状歯列421が設けられる。軸部材410に、上から下に、順次に、第1の位置制限部411、滑り中止部412及び第2の位置制限部413が作られる。第2の結合部430の外側にも複数の内環状歯列431が環状配列される。外環状歯列421も内環状歯列431も、軸方向に沿ってベース200へ突出する。第1の位置制限部411及び第2の位置制限部413により、係止素子220の爪部を位置決めすることができる。係止素子220は、軸方向の力を加えられた後で滑り中止部412を通過することを許可され、更に、係止素子220を第1の位置制限部411と第2の位置制限部413との間で切り替えさせる。係止素子220が第1の位置制限部411により位置決めされる場合、リリースユニット400が第1の位置に位置すると見なし、第2の結合部430が第1の結合部320に対応して嵌合する。また、係止素子220が第2の位置制限部413により位置決めされる場合、リリースユニット400が第2の位置に位置すると見なし、第2の結合部430が第1の結合部320から脱離する。
連動部材500は、略中空の環体となる。連動部材500の中空の環体内に、等間隔で4つの弾性支持台510が凸設される。各弾性支持台510が連動部材500の中空の環壁に沿って延伸し突出して、弾性当接アーム520を形成する。連動部材500の弾性当接アーム520は、外環状歯列421及び内環状歯列431に対応して軸方向に、往復して弾性的に変位することができる。各弾性当接アーム520が連動部材500に一体的に作られる。各弾性当接アーム520の外端に滑り止めブロック521及び止め端522が設けられる。各止め端522が内環状歯列431に対応して制限力を付与する。リリースユニット400により力を加えてない状態で、各滑り止めブロック521は、止め端522に合わせて外環状歯列421のリリース方向への回転を阻むが、止め端522に合わせて何れの外環状歯列421の引き締め方向への回転を阻まない。連動部材500に、更に、下向きに幾つかの突出止め530が凸設される。各突出止め530がいちいち各押え台240内に位置決めされて嵌め合って、連動部材500を収容空間210内に固定させる。外環状歯列421は、ストッパ面4211を有し、内環状歯列431は、ストッパ斜面4311とリリース斜面4312を有し、ストッパ面4211がストッパ斜面4311に対向する。各滑り止めブロック521は、平面5211で各ストッパ面4211に対応し、各止め端522は、何れも斜面(符号はない)で各ストッパ斜面4311と各リリース斜面4312に対応する。
次に図6から図9に基づいて、本実施形態の締緩装置100の動作について説明する。
本実施形態のリリースユニット400が第1の位置に位置する場合、各滑り止めブロック521は、止め端522に合わせて、その内環状歯列431のリリース方向への回転を阻む。それゆえ、使用者は、容易にノブ420を回転させ、第2の結合部430と第1の結合部320とに対応して結合した嵌合状態によって、ひもの締緩部材300を枢孔301によって係止素子220外に枢嵌し、ひもの締緩部材300が連動されて回転するようにして、締めひも(図示せず)を環状レール310内に締め付けることができる。この場合、各止め端522が各リリース斜面4312により押し当てられて、弾性当接アーム520に弾性変形が起きるため、弾性当接アーム520は、締め付ける操作に影響を与えない。操作者が手を緩めると、各滑り止めブロック521が止め端522に合わせて内環状歯列431のリリース方向への回転を阻むため、ひもの締緩部材300は、自由に回転して締めひもが緩むことはない。
リリースユニット400がリリース方向へ力を加えて回転する状態について、図8に示す。各滑り止めブロック521が元々止め端522に合わせてその外環状歯列421のリリース方向への回転を阻むが、リリースユニット400がリリース方向へ力を加えて回転するため、各滑り止めブロック521は、斜面5212で外環状歯列421の斜面4212の押し当てに対応する。この場合、滑り止めブロック521は、2つの斜面4212、5212によって下向きの力を発生させて、弾性当接アーム520を弾性変形させて、更に、各止め端522が下向きに各ストッパ斜面4311から抜け出すようになる。この場合、各滑り止めブロック521は、止め端522に合わせて1段階ずつリリース(1歯ずつ)する操作をして、締めひもをリリース方向へ制御可能にリリースさせる。
次に、使用者は、締めひもを完全にリリースする場合、軸方向に沿ってノブ420を引き上げて、係止素子220の爪部が軸方向の力を加えられて滑り中止部412を通過し、更に、係止素子220を第1の位置制限部411から第2の位置制限部413に切り替えればよい。係止素子220が第2の位置制限部413により位置決めされる場合、リリースユニット400は、第2の位置に位置すると見なし、第2の結合部430が第1の結合部320から脱離する。注意すべきなのは、各止め端522が内環状歯列431に対応して合わせて制限力を付与する。この制限力は、不注意なリリース又は意図しない操作を避け、更に、係止素子220が第1の位置制限部411から第2の位置制限部413に切り替えられる場合、リリースの反作用力による過大な衝撃に影響されないようにすることができる。従って、本実施形態において、設計を応用して、操作過程に制限やバッファ用の制限力を付与することができる。
係止素子220が第1の位置制限部411から第2の位置制限部413に切り替えられると、本実施形態のリリースユニット400が第2の位置に位置すると見なし、第2の結合部430は、第1の結合部320から脱離する。この場合、ひもの締緩部材300は、自由に回転して(制限力無し)、締めひもを環状レール310内から自由にリリースすることができる。
一実施形態において、ひもの締緩装置100を着用品に合わせて使用する締めひもの締緩方法を提供する。一実施形態の方法は、リリースユニット400を第1の位置にする工程と、リリースユニット400を連動部材500に対してリリース方向へ回転させて、ひもの締緩部材300がリリースユニット400により連動されて締めひもを環状レール310に回って巻き取る工程と、リリースユニット400を第2の位置にする工程と、最後、締めひもに力を加えて、ひもの締緩部材300を自由に回転させて、締めひもをリリースする工程と、を備える。
本発明の別の実施形態について図10から図15に基づいて説明する。別の実施形態はベース610と、ひもの締緩部材620と、リリースユニット630と、連動部材640と、を備えるひもの締緩装置である。
ベース610は、複数のベース環状歯列611、収容空間612、及び少なくとも1つの係止素子613を有する。収容空間612は、略円形となる凸壁により形成される。複数のベース環状歯列611が収容空間612の凸壁の内側に開設される。収容空間612が2つのひも穴6121を介して外へ連通される。
ひもの締緩部材620が収容空間612に枢設される。ひもの締緩部材620に、2つのひも穴6121に対応して環状レール621が設けられ、また、複数の歯状でめぐられた第1の結合部622が設けられる。
リリースユニット630は、使用者が操作できるように、軸部材631及びノブ632によって組み合わせられて、収容空間612に枢設される。ノブ632内に複数の環状配列されるリリース環状歯列6321が設けられる。リリースユニット630の軸部材631に第1の位置制限部6311及び第2の位置制限部6312が設けられる。第1の位置制限部6311と第2の位置制限部6312との間に滑り中止部6313が設けられる。係止素子613は、力を加えられた後で滑り中止部6313を通過することを許可される。
連動部材640は、回転可能に収容空間612内に位置決めされ、環状歯列状の第2の結合部642を有し、ベース環状歯列611及びリリース環状歯列6321に対応して、傾斜して外へ放射する複数本の弾性当接アーム641を有する。係止素子613が第1の位置制限部6311により位置決めされる場合、リリースユニット630が第1の位置に位置し、第2の結合部642が第1の結合部622に対応して結合し、弾性当接アーム641がベース環状歯列611に噛み合い、弾性当接アーム641がリリース環状歯列6321により径方向に押し当てられて、ベース環状歯列611に対応して引き締め方向において弾性的に径方向に収縮する。そのゆえ、弾性当接アーム641は、リリースユニット630のリリース方向への回転を阻むが、リリースユニット630の引き締め方向への回転を阻まない。また、係止素子613が第2の位置制限部6312により位置決めされる場合、リリースユニット630は第2の位置に位置し、第2の結合部642が第1の結合部622から脱離する。
リリースユニット630が第1の位置に位置する場合、各弾性当接アーム641がリリース環状歯列6321により押し当てられ又はリリースされるため、弾性当接アーム641は、ベース環状歯列611に噛み合ってリリース方向への回転を阻むが、ベース環状歯列611に噛み合って引き締め方向への回転を阻まない。リリースユニット630がリリース方向へ駆動される場合、リリース環状歯列6321により弾性当接アーム641を弾性的に縮ませるように押し付け、1段階ずつリリースさせる機能を発揮させる。実施形態では、組み立てやすく、操作しやすく及び弾性ユニットを省略できる機能を発揮できるだけではなく、更に、素子の複雑さ及び数を減少し、確かに製品のコストを更に低下させることができる。
本発明の他の実施形態では、上記実施形態の係止素子の位置を変更する。図16に示すように、本実施形態に係る係止素子700は、ノブ710に一体的に作られ、軸部材720は独立で他の素子を枢設して昇降させることに用いられる。この実施形態により、係止素子700も、同様に軸部材720に合わせて2つの位置への昇降操作を行うことができる。この実施形態の他の細部については、上記実施形態と類似であるため、ここで繰り返して説明しない。
本発明を実施形態として開示したが、これは本発明を限定するためのものではなく、当業者であれば、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とするものである。
本発明のひもの締緩手段は、構造設計が簡単であり、コストが低く、組み立てやすく操作しやすくだけではなく、更に従来の独立な弾性ユニットの設計を省略でき、繰り返した操作による素子の磨耗及び故障を避けることができる。

Claims (13)

  1. 2つのひも穴を介して外へ連通する収容空間、及び少なくとも1つの係止素子を有するベースと、
    前記収容空間に枢設され、前記2つのひも穴に対応して環状レールが設けられ、第1の結合部が設けられるひもの締緩部材と、
    前記収容空間に枢設され、ノブを有し、複数の環状歯列、第2の結合部、第1の位置制限部、第2の位置制限部及び滑り中止部が設けられるリリースユニットと、
    前記収容空間内に固定され、前記環状歯列に対応する少なくとも1つの弾性当接アームを有する連動部材と、
    を備え、
    前記滑り中止部は、前記第1の位置制限部と前記第2の位置制限部との間に位置し、
    前記係止素子は力を加えられた後で滑り中止部を通過することを許可され、
    前記係止素子が前記第1の位置制限部により位置決めされた場合、前記リリースユニットは第1の位置に位置し、前記第2の結合部が前記第1の結合部に対応して結合し、前記弾性当接アームが前記リリースユニットのリリース方向への回転を阻み、且つ前記弾性当接アームが前記リリースユニットの引き締め方向への回転を阻まず、
    前記係止素子が前記第2の位置制限部により位置決めされた場合、前記リリースユニットは第2の位置に位置し、前記第2の結合部が前記第1の結合部から脱離するひもの締緩装置。
  2. 前記環状歯列は前記ベースに向かって凸設される複数の外環状歯列及び複数の内環状歯列を含み、
    複数の前記弾性当接アームは、前記連動部材に一体的に接続され、各前記弾性当接アームの外端に滑り止めブロック及び止め端が設けられ、
    前記止め端が前記内環状歯列に対応して制限力を付与し、
    前記滑り止めブロックが前記止め端に合わせて前記外環状歯列のリリース方向への回転を阻み、前記止め端に合わせて前記外環状歯列の引き締め方向への回転を阻まない請求項1に記載のひもの締緩装置。
  3. 前記連動部材は中空の環体であり、
    前記中空の環体内に等間隔で複数の弾性支持台が凸設され、
    各前記弾性支持台が前記中空の環体に沿って延伸し突出して前記弾性当接アームを成形する請求項2に記載のひもの締緩装置。
  4. 前記ベースに前記収容空間を囲んで幾つかの押え台が開設され、
    前記連動部材に、各前記押え台内に位置決めされる複数の突出止めが凸設される請求項3に記載のひもの締緩装置。
  5. 前記外環状歯列はストッパ面及び斜面を有し、
    前記内環状歯列はストッパ斜面及びリリース斜面を有し、
    前記ストッパ面が前記ストッパ斜面に対向し、
    各前記滑り止めブロックが各前記外環状歯列の前記ストッパ面及び前記斜面に対応し、各前記止め端が2つの斜面でそれぞれ各前記ストッパ斜面及び各前記リリース斜面に対応し、前記弾性当接アームに各前記斜面によって弾性変形が発生する請求項2に記載のひもの締緩装置。
  6. 複数のベース環状歯列、ひも穴を介して外へ連通する1つの収容空間、及び少なくとも1つの係止素子を有するベースと、
    前記収容空間に枢設され、前記ひも穴に対応して環状レールが設けられ、第1の結合部が設けられるひもの締緩部材と、
    前記収容空間に枢設され、操作用のノブを有し、第1の位置制限部、第2の位置制限部、及び滑り中止部が設けられるリリースユニットと、
    前記収容空間内に回転可能に位置決めされ、第2の結合部を有し、前記ベース環状歯列に対応して噛み合う弾性当接アームを有する連動部材と、
    を備え、
    前記滑り中止部は第1の位置制限部と第2の位置制限部との間に位置し、
    前記係止素子は力を加えられた後で滑り中止部を通過することを許可され、
    前記係止素子が前記第1の位置制限部により位置決めされる場合、前記リリースユニットが第1の位置に位置し、且つ前記第2の結合部が前記第1の結合部に対応して結合し、前記弾性当接アームが前記リリースユニットのリリース方向への回転を阻み、且つ前記リリースユニットの引き締め方向への回転を阻まず、
    前記係止素子が前記第2の位置制限部により位置決めされる場合、前記リリースユニットが第2の位置に位置し、前記第2の結合部が前記第1の結合部から全体的に又は部分的に脱離し、前記連動部材が前記ベース環状歯列に対応しなくなるひもの締緩装置。
  7. 前記収容空間は、円形となる凸壁により形成され、
    前記ベース環状歯列が前記凸壁の内側に開設され、
    前記リリースユニットが軸部材及び前記ノブによって前記収容空間に組み合わせられて枢設され、前記ノブ内に複数のリリース環状歯列が環状配列されて設けられ、前記リリースユニットの軸部材に第1の位置制限部及び第2の位置制限部が設けられ、前記第1の位置制限部と前記第2の位置制限部との間に滑り中止部が設けられ、前記係止素子は力を加えられた後で滑り中止部を通過することを許可され、
    前記連動部材の前記第2の結合部が環状歯列状であり、前記弾性当接アームが前記リリース環状歯列に対応して傾斜して外へ放射して延伸し、前記係止素子が前記第1の位置制限部により位置決めされる場合、前記リリースユニットが第1の位置に位置し、前記第2の結合部が前記第1の結合部に対応して結合し、前記弾性当接アームが前記ベース環状歯列に噛み合い、各前記弾性当接アームが前記リリース環状歯列に対応して径方向に当接し、前記係止素子が前記第2の位置制限部により位置決めされる場合、前記リリースユニットが第2の位置に位置し、前記第2の結合部が前記第1の結合部から全体的に又は部分的に脱離する請求項6に記載のひもの締緩装置。
  8. 請求項1に記載のひもの締緩装置を使用するひもの締緩方法において、
    前記リリースユニットを前記第1の位置にする工程と、
    前記リリースユニットの前記ノブを回転させ前記リリースユニットを前記連動部材に対して前記リリース方向へ回転させて前記ひもの締緩部材が前記リリースユニットに連動して前記ひもを前記環状レールに回って巻き取る工程と、
    前記リリースユニットを前記第2の位置にする工程と、
    前記ひもに力を加えて前記ひもの締緩部材を自由に回転させて前記ひもをリリースする工程と、
    を備えるひもの締緩方法。
  9. 2つのひも穴を介して外へ連通する収容空間、及び少なくとも1つの係止素子を含むベースと、
    前記収容空間に枢設され、前記2つのひも穴に対応して環状レールが設けられ、第1の結合部が設けられるひもの締緩部材と、
    ひもの締緩部材と同軸になって前記収容空間内に枢設され、軸方向に往復して変位可能なノブを有し、外径側から内径側へ順次に複数の環状歯列、第2の結合部、第1の位置制限部、滑り中止部、及び第2の位置制限部が設けられるリリースユニットと、
    前記収容空間内に固定され、前記環状歯列に対応して軸方向に往復して弾性的に変位する弾性当接アームを有する連動部材と、
    を備え、
    前記係止素子は軸方向の力を加えられた後で滑り中止部を通過することを許可され、
    前記係止素子が前記第1の位置制限部により位置決めされる場合、前記リリースユニットは第1の位置に位置し、前記第2の結合部が前記第1の結合部に対応して結合し、前記弾性当接アームが前記リリースユニットのリリース方向への回転を阻み、前記リリースユニットの引き締め方向への回転を阻まず、
    前記係止素子が前記第2の位置制限部により位置決めされる場合、前記リリースユニットは第2の位置に位置し、前記第2の結合部が前記第1の結合部から脱離するひもの締緩装置。
  10. 前記環状歯列は、前記ベースに向かって凸設される複数の外環状歯列及び複数の内環状歯列を含み、
    複数の前記弾性当接アームが前記連動部材に一体的に接続され、各前記弾性当接アームの外端に滑り止めブロック及び止め端が設けられ、前記止め端が前記内環状歯列に対応して制限力を付与し、前記滑り止めブロックが前記内環状歯列のリリース方向への回転を阻み内環状歯列の引き締め方向への回転を阻まない請求項9に記載のひもの締緩装置。
  11. 前記連動部材は中空の環体を含み、前記中空の環体内に等間隔で複数の弾性支持台が凸設され、各前記弾性支持台が前記中空の環体に沿って延伸し突出して前記弾性当接アームを成形する請求項10に記載のひもの締緩装置。
  12. 前記外環状歯列はストッパ面及び斜面を有し、
    前記内環状歯列はストッパ斜面及びリリース斜面を有し、
    前記ストッパ面が前記ストッパ斜面に対向し、
    各前記滑り止めブロックが各前記外環状歯列の前記ストッパ面及び前記斜面に対応し、各前記止め端が2つの斜面で各前記ストッパ斜面及び各前記リリース斜面に対応し、前記弾性当接アームに各前記斜面によって弾性変形が発生する請求項10に記載のひもの締緩装置。
  13. 2つのひも穴を介して外へ連通する収容空間を有するベースと、
    前記ベースに設けられ、第1の位置制限部、滑り中止部、及び第2の位置制限部を有する軸部材と、
    前記軸部材に枢設されるように前記収容空間に位置し、前記2つのひも穴に対応して環状レールが設けられ、第1の結合部が設けられるひもの締緩部材と、
    前記ひもの締緩部材とともに前記軸部材によって収容空間内に枢設され、軸方向に往復して変位可能なノブを有し、少なくとも1つの係止素子、複数の環状歯列、及び第2の結合部が設けられるリリースユニットと、
    前記収容空間内に固定され、前記環状歯列に対応して軸方向に往復して変位する弾性当接アームを有する連動部材と、
    を備え、
    前記係止素子は軸方向の力を加えられた後で滑り中止部を通過することを許可され、
    前記係止素子が前記第1の位置制限部により位置決めされる場合、前記リリースユニットは第1の位置に位置し、前記第2の結合部が前記第1の結合部に対応して結合し、前記弾性当接アームがリリースユニットのリリース方向への回転を阻み、前記リリースユニットの引き締め方向への回転を阻まず、
    前記係止素子が前記第2の位置制限部により位置決めされる場合、前記リリースユニットは第2の位置に位置し、前記第2の結合部が前記第1の結合部から脱離するひもの締緩装置。
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