JP2017533762A - インプラントを送達するため遊星ギア作動アセンブリを用いる方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
ハンドル、トリガ、及び作動アセンブリを備えるインプラント送達システム。作動アセンブリは、遊星キャリヤ、遊星キャリヤに動作可能に連結した少なくとも1個の遊星ギア、遊星ギアに動作可能に係合するサンギアシャフト、遊星ギアに動作可能に係合するリングギア、第1クラッチドライバ、及び第2クラッチドライバを有する。作動アセンブリは、トリガを第1位置から第2位置に展開させる際に、外側管状部材をハンドルに対して基端方向に距離(d) 変位させ、且つ、別個に内側シャフト部材をハンドルに対して末端方向に距離(x) 移動し、且つ、トリガを第2位置から第1位置に復帰させる際に、外側管状部材を変位させることなく、内側シャフト部材をハンドルに対して基端方向に距離(y) 移動するよう構成され得る。【選択図】図1
Description
本出願は、2014年11月4日に出願された米国仮出願番号62/075,059の優先権を主張し、その全体の内容を参照として組み込む。
本発明は、1つ以上の医療デバイス、例えばインプラント、より具体的には、編組インプラントを送達するシステム及び方法に関する。編組インプラント、例えば、ステント又は足場(スカフォールド)は、反復動作を用いて、編組インプラントを送達するよう構成した作動アセンブリを有する送達システム内に配置することができる。
従来型の自己拡張ステント送達システムは、ハンドルハウジング部分及び細長シャフトを有することができ、ステントはシャフトの末端部における送達部分内に配置する。ステントを展開するためには、外側シースをステントに対して後退させ、これによりステントを送達形態から釈放する。若干のシステムにおいては、末端部近傍に配置した押出し機構を有する内側部材を用いて、外側シースを後退させている間にステントを外側シースから押し出すことができる。
しかし、比較的簡単な動作を用いて、インプラントをより正確に送達し、使用が容易なシステム及び方法に対する必要性が依然として存在する。
本発明の目的及び利点は、以下に本明細書に記載し、その記載から明らかになるであろうとともに、本発明の実践によって学ばれるであろう。本発明の他の利点は、本明細書の記載及び特許請求の範囲、並びに添付図面に特別に指摘した方法及びシステムによって実現及び達成されるであろう。
これら及び他の目的を達成するため、また本発明の目的によれば、本明細書に広範的に記載される実施形態のように、本発明は、インプラント送達システム及び方法を企図する。例えば、インプラントは、システムにおける外側管状部材の末端(遠位)部分内に配置することができ、また内側シャフト部材を外側管状部材に対して末端(遠位)方向に移動するとき、システムにおける内側シャフト部材の末端部分に係合するよう位置決めすることができる。内側シャフト部材は、外側管状部材内に配置し、また外側管状部材に対して末端(遠位)方向及び基端(近位)方向に移動可能である。インプラント送達システムは、ハンドルと、ハンドルに動作可能に連結したトリガと、並びにトリガ、内側シャフト部材、及び外側管状部材に動作可能に連結した作動アセンブリとを備えることができる。
本明細書に記載のように、作動アセンブリは、遊星ギアタイプのアセンブリである。とくに、作動アセンブリは、遊星キャリヤと、前記遊星キャリヤに動作可能に連結される少なくとも1個の遊星ギアと、前記遊星ギアに動作可能に係合するサンギアシャフトと、前記遊星ギアに動作可能に係合するリングギアと、前記サンギアシャフトを一方向回転運動に制限するよう構成される第1クラッチドライバと、並びに前記サンギアシャフト及び前記遊星キャリヤを一方向にロックするよう構成される第2クラッチドライバと、を有することができる。本明細書に記載の作動アセンブリは、前記トリガを第1位置から第2位置に展開させる際に、前記外側管状部材を前記ハンドルに対して基端方向に距離(d) 変位させ、また別個に前記内側シャフト部材を前記ハンドルに対して末端方向に距離(x) 移動するよう構成され、またさらに、前記作動アセンブリは、前記トリガを前記第2位置から前記第1位置に復帰させる際に、前記外側管状部材をハンドルに対して変位させることなく、前記内側シャフト部材を前記ハンドルに対して基端方向に距離(y) 移動するよう構成されている。
前記第2クラッチドライバは、前記トリガの前記第1位置から前記第2位置への展開中に、前記サンギアシャフト、前記遊星キャリヤ及びリングギアが1:1の回転比を有するよう、前記サンギアシャフト及び前記遊星キャリヤを一方向にロックするよう構成することができる。作動アセンブリは、さらに、前記第2クラッチドライバに動作可能に連結されたクラッチレリーズであって、前記クラッチレリーズがストップに係合するとき、前記第2クラッチドライバが前記サンギアシャフト及び前記遊星キャリヤに対して一方向にロックするのを阻止するよう構成された、該クラッチレリーズを有することができる。前記ストップは前記ハンドルに配置され、また前記ストップは、前記作動アセンブリが前記ハンドルに沿って基端方向に距離(z) 移動するとき、前記クラッチレリーズに係合することができる。例えば、前記クラッチレリーズは鋸歯状部分を有し、また前記ストップは弾性衝合部分を有し、また前記ストップの前記弾性衝合部分は、前記作動アセンブリが前記ハンドルに沿って基端方向に距離(z) 移動するとき、前記クラッチレリーズの前記鋸歯状部分に係合することができる。
前記第1クラッチドライバは、前記トリガの前記第2位置から前記第1位置への復帰中に前記サンギアシャフトが回転せず、また前記遊星ギアが前記サンギアシャフトの周りを回転するよう、前記サンギアシャフトを一方向運動に制限する構成にすることができる。前記サンギアシャフトは、前記トリガの前記第1位置から前記第2位置への展開中に前記サンギアシャフトが回転し、またこれにより前記外側管状部材をハンドルに対して基端方向に移動させるよう、前記外側管状部材に機能可能に連結され得る。
本明細書に記載の実施形態のように、前記作動アセンブリは、さらにシャトルフレームであって、前記シャトルフレームには、前記遊星キャリヤ、前記少なくとも1個の遊星ギア、前記サンギアシャフト、前記リングギア、前記第1クラッチドライバ、及び前記第2クラッチドライバが配置される、該シャトルフレームを有することができる。シャトルフレームは、外側管状部材に固定的に連結することができる。サンギアシャフトはハンドルに機能可能に連結して、トリガの第1位置から第2位置への展開の際に、サンギアシャフトが回転し、またシャトルフレームがハンドルに対して基端方向に或る距離移動できるようにする。付加的に、作動アセンブリは、サンギアシャフトとハンドルとの間でシャトルフレームに機能可能に配置し、またサンギアシャフトに動作可能に係合する中間ギアを有することができる。
さらに、作動アセンブリは、前記内側シャフト部材に固定的に連結され、かつ前記シャトルフレームに配置されるラチェットラックを有することができる。前記ラチェットラックは、遊星キャリヤに動作可能に係合することができる。前記ラチェットラックは、前記リングギアに動作可能に係合することができる。
作動アセンブリは、駆動ラックによってトリガに機能可能に連結することができる。駆動ラックはリングギアに動作可能に係合することができ、また駆動ラックはハンドルによって支持することができる。駆動ラックは、遊星キャリヤに動作可能に係合することができ、また駆動ラックはシャトルフレームによって支持することができる。
さらに本明細書に記載の実施形態のように、作動アセンブリは、少なくとも1個のピンを有することができ、前記少なくとも1個のピンは、前記ハンドル内に配置された少なくとも1個のピントラックに係合し、したがって、前記シャトルフレームを前記ハンドルに沿ってガイドするよう構成される。前記少なくとも1個のピンは第1ピンを有することができ、前記第1ピンは、前記サンギアシャフトと前記ハンドルとの間で前記シャトルフレームに機能可能に配置される中間ギアの軸に配置される。前記少なくとも1個のピンは、第2ピン及び第3ピンを有することができ、前記第2ピン及び第3ピンそれぞれは、前記シャトルフレームに配置される。前記少なくとも1個のピンは、前記サンギアシャフトの軸に配置される第4ピンを有することができる。前記作動アセンブリは、さらに、前記シャトルフレームに配置されるプレートを有することができる。
さらに、シースゴンドラを外側管状部材とサンギアシャフトとの間に配置して設けることができ、シースゴンドラは、第1張力素子によってサンギアシャフトに機能可能に連結する。作動アセンブリは、内側管状部材とリングギアとの間に配置されるラチェットゴンドラを有することができ、ラチェットゴンドラは第2張力素子によってリングギアに機能可能に連結する。
前記サンギアシャフトは、サンギア部分、シースピニオン、及びクラッチ係合部分を有することができる。前記遊星キャリヤは、周縁ピニオン、クラッチコンポーネント、及び少なくとも1個のピンを有することができる。前記リングギアは、周縁ピニオン、及びリングギア部分を有することができる。前記第1クラッチドライバ及び前記第2クラッチドライバそれぞれは、サンギアシャフト係合部分、及びクラッチ部分を有することができる。
さらに、本明細書に記載のように、インプラントを送達するシステムを提供する。このシステムは、ハンドル、並びにそれぞれがハンドルに動作可能に連結されるトリガ、外側管状部材及び内側シャフト部材を有することができる。インプラントは、キットとしてシステムに設ける、又は別個に設けることができる。トリガは第1位置と第2位置との間で移動可能にすることができる。ハンドルは、さらに、トリガに動作可能に連結される作動アセンブリを有することができる。外側管状部材は基端部分及び末端部分を有することができ、外側管状部材は、作動アセンブリに動作可能に連結され、またハンドルに対して基端方向に移動可能である。内側シャフト部材は基端部分及び末端部分を有することができる。内側シャフト部材は外側管状部材内に配置され、また作動アセンブリに動作可能に連結される。内側シャフト部材は、外側管状部材に対して末端方向及び基端方向に移動可能にすることができる。インプラントは、外側管状部材の末端部分内に配置することができ、また内側シャフト部材が外側管状部材に対して末端方向に移動するとき、内側シャフト部材の末端部分に係合するよう位置決めすることができる。本明細書に記載の作動アセンブリは、トリガを第1位置から第2位置に展開させる際に、外側管状部材をハンドルに対して基端(近位)方向に距離(d) 変位させ、また別個に内側シャフト部材をハンドルに対して末端(遠位)方向に距離(x) 移動し、さらにまた作動アセンブリは、トリガを第2位置から第1位置に復帰させる際に、外側管状部材をハンドルに対して変位させることなく、内側シャフト部材をハンドルに対して基端方向に距離(y) 移動するよう構成される。
距離(y)−距離(x) は、距離(d) にほぼ等しくすることができる。トリガの第1位置から第2位置への展開、及びトリガの第2位置から第1位置への復帰の際に、内側シャフト部材の外側管状部材に対する正味変位はゼロになり得る。編組インプラントは長さを有し、編組インプラントの長さは距離(x) よりも短くすることができる。トリガの第1位置から第2位置への展開、及びトリガの第2位置から第1位置への復帰を反復して行うことにより、内側シャフト部材に作用して編組インプラントを外側管状部材から押し出すことができる。作動アセンブリは、トリガの第1位置から第2位置への展開の際に外側管状部材をハンドルに対して基端方向に距離(d) 変位するよう構成することができる。ハンドルは、ユーザーの手の内にフィットするよう構成することができ、またトリガの第1位置から第2位置への展開、及びトリガの第2位置から第1位置へ復帰を反復する際に、作動アセンブリは、ユーザーの手におけるハンドル末端側内の位置からユーザーの手におけるハンドル基端側内の位置に移動するよう構成することができる。作動アセンブリは、遊星ギアシステムを有することができる。
本発明の他の実施形態によれば、インプラント送達システムを提供する。このシステムは、ハンドルと、ハンドルに動作可能に連結したトリガと、作動手段とを有することができ、この作動手段は、トリガを第1位置から第2位置に展開させる際に、外側管状部材をハンドルに対して基端方向に距離(d) 変位させ、また別個に内側シャフト部材をハンドルに対して末端方向に距離(x) 移動し、さらにまた作動アセンブリは、トリガを第2位置から第1位置に復帰させる際に、外側管状部材をハンドルに対して変位させることなく、内側シャフト部材をハンドルに対して基端方向に距離(y) 移動するよう構成される。
上述の概説及び以下の詳細な説明双方は例示的であって、特許請求の範囲で請求する本発明を説明することを意図するものであると理解されたい。
本明細書に組み入れられ、また本明細書の一部をなす添付図面は、本発明をよりよく理解されるよう、図示及び提示するために設ける。本明細書とともに図面は本発明の原理を説明するために供する。
添付図面で示す本発明の様々な例示的実施形態の詳細を以下に説明する。本発明を形成する方法及び使用方法に対応する構成を、送達システムの詳細な説明に関連して説明する。本明細書に記載の方法及びシステムは、医療デバイス、例えばステント、足場(スカフォールド)、ステント移植片(グラフト)、弁、フィルタ、又は他の適正なインプラントを患者の所望場所に送達するのに使用することができる。
概して、またより詳細に記述するように、本明細書に記載する本発明は、ハンドル、トリガ、及び作動アセンブリを備える。トリガは、ハンドルに動作可能に連結する。作動アセンブリは、トリガ、内側シャフト部材、及び外側シャフト部材に動作可能に連結する。本明細書に記載の「連結した/された(coupled)」、「係合した/された(engaged)」又は「接続した/された(connected)」とともに使用される用語「機能可能に(functionally)」及び「動作可能に(operatively)」は、相互に置換可能であって、当業者には理解されるであろう。作動アセンブリは、遊星キャリヤ、遊星キャリヤに動作可能に連結された少なくとも1個の遊星ギア、遊星ギアに動作可能に係合するサンギアシャフト、遊星ギアに動作可能に係合するリングギア、サンギアシャフトを一方向回転運動するよう制限する構成にされた第1クラッチドライバ、及びサンギアシャフト及び遊星キャリヤを一方向にロックするよう構成された第2クラッチドライバを有する。作動アセンブリは、トリガを第1位置から第2位置に展開させる際に、外側管状部材をハンドルに対して基端(近位)方向に距離(d) 変位させ、また別個に内側シャフト部材をハンドルに対して末端(遠位)方向に距離(x) 移動させ、さらにまた作動アセンブリは、トリガを第2位置から第1位置に復帰させる際に、外側管状部材をハンドルに対して変位させることなく、内側シャフト部材をハンドルに対して基端方向に距離(y) 移動させるよう構成される。
種々のタイプの医療デバイスは、本発明の送達システムが送達するのに適する。限定目的ではなく説明目的のため、送達システムを自己拡張するステントとして示した医療デバイスで本明細書に記載する。とくに、限定ではなく、説明目的だけのため、インプラントは編組ステント又は足場であるものとして本明細書で言及する。しかし、本明細書に記載する送達システムは、自己拡張するステントに限定するものではない。他のデバイスも使用することができる。例えば、足場(スカフォールド)、コイル、フィルタ、ステント移植片(グラフト)、塞栓症保護デバイス、及び人工弁を、患者の脈管構造、心臓、又は他の臓器及び身体ルーメン(管腔)内に、本明細書記載の送達システムを用いて送達することができる。補綴(プロテーゼ)回収機構のような他のデバイスも送達システムで患者の管腔系における所定場所の送達することができる。さらに、医療デバイス及び/又は有益薬剤も本発明を用いて送達することができる。例えば、多重ステント及び/又はステントと塞栓症保護デバイスとの組合せ及び/又は有益薬剤も本明細書に以下に記載するようにして送達することができる。インプラント送達に関連する他の情報としては、特許文献1、すなわち米国特許出願公開第2008/0097572号(2007年10月22日出願の米国特許出願第11/876,764号)、及び特許文献2、すなわち米国特許出願公開第2011/0295354号(2011年5月27日出願の米国特許出願第13/118,325号)に見ることができ、これら特許文献は参照により全体が本明細書に組み入れられるものとする。
図1につき説明すると、本明細書に記載する送達システムの様々な実施形態は、ハンドル1、外側管状部材22、及び内側シャフト部材21を備えることができる。インプラント23、例えば編組インプラントは、システムに設ける又は独立的に設けることができる。ハンドルは、第1位置と第2位置との間で移動可能なトリガ60と、トリガ60に動作可能に連結した作動アセンブリ2(図3参照)とを含むトリガアセンブリを有することができる。外側管状部材22は、基端部分及び末端部分を有することができる。外側管状部材22は、作動アセンブリ2に動作可能に連結し、またハンドル1に対して基端方向に移動可能にすることができる。スタビライザチューブ(図示せず)を外側管状部材22の少なくとも基端部分にわたり配置し、また張力緩和部15を使用して、スタビライザチューブとハンドル1との間を連結する。内側シャフト部材21は、基端部分及び末端部分を有することができる。内側シャフト部材21は、外側管状部材22内に配置することができ、また作動アセンブリ2に動作可能に連結することができる。本明細書に記載する送達システムにおける内側シャフト部材21は、外側管状部材22に対して末端方向及び基端方向に移動可能である。インプラント23は、外側管状部材22の末端部分内に配置することができ、また内側シャフト部材が外側管状部材22に対して末端方向に移動するとき内側シャフト部材21の末端部分が係合するよう位置決めすることができる。内側シャフト部材21の末端部分は、この末端部分に配置した押出し機構を有することができる。例えば、参照により全体が本明細書に組み入れられるものとする上述の特許文献2、すなわち米国特許出願公開第2011/0295354号は、送達システム用のプッシャ素子を開示している。外側管状部材22は、図1で破断させて示し、図示の長さは単に例示であって、外側管状部材22及び内側シャフト部材21は図示より長いものであり得る。実際、任意の適当な長さを用いることができる。例であって限定するものでは決してないが、外側管状部材22及び内側シャフト部材21は十分長く、患者の身体外部から曲がりくねった経路を経て、患者体内の治療場所まで延在することができる。ハンドル1は、さらに、ガイドワイヤを収容するハンドルの基端部にルアー(luer)ロック部を設けることができ、このガイドワイヤを通じて内側シャフト部材及び/又は所望のフラッシュ洗浄デバイスを貫通させることができる。
本発明の作動アセンブリ2は、トリガ60を第1位置から第2位置に展開させる際に、外側管状部材22をハンドル1に対して基端(近位)方向に距離(d) 変位させ、また別個に内側シャフト部材21をハンドル1に対して末端(遠位)方向に距離(x) 移動させるよう構成される。さらに、作動アセンブリ2は、トリガ60を第2位置から第1位置に復帰させる際に、外側管状部材22を変位させることなく、内側シャフト部材21をハンドル1に対して基端方向に距離(y) 移動させるよう構成される。換言すれば、作動アセンブリ2は、トリガ60を第1位置から第2位置に展開させる際に、外側管状部材22をハンドル1に対して基端(近位)方向に移動させ、また別個に内側シャフト部材21を外側管状部材22に対して末端(遠位)方向に移動させるよう構成し得る。作動アセンブリ2は、さらに、トリガを第2位置から第1位置に復帰させる際に、外側管状部材22をハンドル1に対して変位させることなく、内側シャフト部材21を外側管状部材22に対して基端方向に移動させるよう構成し得る。トリガ60を第1位置から第2位置に展開すること、及びトリガを第2位置から第1位置の復帰させることを反復して行うことにより、内側シャフト部材21に作用してインプラント23を外側管状部材22から押し出すことができる。
距離(y)−距離(x) は、距離(d) にほぼ等しくすることができる。したがって、トリガ60の第1位置から第2位置への展開、及びトリガの第2位置から第1位置への復帰の際に、内側シャフト部材21の外側管状部材22に対する正味変位はゼロになり得る。インプラント23は長さを有し、インプラント23の長さは距離(x) よりも短くすることができる。インプラント23の長さの例としては、説明目的であって限定するものではないが、20mm、30mm、40mm、60mm、80mm、100mm、120mm、及び150mmとすることができる。
距離(d) 、距離(x) 及び距離(y) は、少なくとも一部には送達すべきインプラントの直径、送達すべきインプラントの所望圧縮、挿入ポイントとインプラント送達場所、及び/又は他の変数に基づいて選択することができる。例であって決して限定するものではないが、脈管に送達されたとき長さが約12mmとなり得る直径4.5mmのステントに関しては、(x) は約28mm、及び距離(y) は約40mmとすることができる。他の例であって決して限定するものではないが、内側シャフト部材21の外側管状部材22に対する正味末端方向運動(すなわち距離(d)+距離(x))の距離(d) に対する比(本明細書では「ギア比」と称する)は、3より大きくすることができる。例として(12+28):(12)のギア比は約3.3である。このようなギア比を有する本明細書に記載の作動アセンブリは、編組ステントを拡張した送達形態から拡張した展開形態まで適正に展開させ、送達長さから展開長さへの3:1のステントの長さ変化に対処するのに使用することができる。脈管に送達されたときの例示的ステント直径は、4mm〜12mmの範囲又はそれ以上にすることができ、例えば、例示的直径は、4.5mm、5.0mm、5.5mm、6.0mm、6.5mm、7.5mm、若しくは8mm、又はそれらの間における適当な増分とすることができる。
説明目的であって、限定しないが、インプラントを送達するシステムの例示的実施形態を図1に示し、全体的に参照符号1000で示す。この例示的実施形態の部分を図2〜23に示す。ハンドル1は、第1ハンドルハウジング部分1a及び第2ハンドルハウジング部分1bを有することができる。このシステムは、さらに、トリガ60を備えることができる。トリガ60は、動作可能にハンドルに連結することができ、この連結は、第1位置と第2位置との間で移動可能になり得るように行う。図示の実施形態のように、トリガは、例えば、ばねによって第1位置又は第2位置に向けて押圧偏倚することができる。ラチェット機構80を設け、所望に応じて一方向又は双方向へのフルストロークを必要とする第1位置と第2位置との間でトリガを移動するのを阻止することができるようにする。さらに、トリガストップ67(図2参照)を設けることができる。トリガストップ67は、トリガ60とハンドル1との間に配置することができ、またトリガ60がどのくらい作動できるかの範囲を制限することができる。トリガストップ67のサイズは、少なくとも一部には送達すべきステントの直径、送達すべきステントの所望圧縮度、挿入ポイントとステント送達場所との間における経路及び/又は他の変数に基づいて選択することができる。実際、システムは、トリガのいかなる運動をも阻止できるトリガロック1eを有することができる。例えば、トリガロック1eは、使用前(例えば、輸送中)に係合させることができ、またシステムの使用が予想される際に離脱することができる。
システム1000は、さらに、作動アセンブリ2を備える。作動アセンブリ2は、トリガ60、内側シャフト部材21及び外側管状部材22に動作可能に連結し、詳細に上述したような所望相対移動を生ずるようにする。
図4は、説明目的であって限定するものではなく、送達システム1000の作動アセンブリにおける選択した素子又はコンポーネントを示す。すなわち、図5〜11は、説明目的であって限定するものではなく、作動アセンブリ2における選択した素子又はコンポーネントを示す。図12〜23は、説明目的であって限定するものではなく、作動アセンブリ2における選択したコンポーネント間の関係を示す。上述したように、作動アセンブリ2は、トリガ60を第1位置から第2位置に展開させる際に、外側管状部材22をハンドル1に対して基端方向に距離(d) 変位させ、また別個に内側シャフト部材21をハンドル1に対して末端方向に距離(x) 移動させるよう構成され得る。作動アセンブリ2は、トリガ60を第2位置から第1位置に復帰させる際に、外側管状部材22をハンドル1に対して変位させることなく、内側シャフト部材21をハンドル1に対して基端方向に距離(y) 移動させるよう構成され得る。
図示のように、作動アセンブリ2は、遊星ギアシステムを有することができる。例えば、作動アセンブリは、遊星キャリヤ5、少なくとも1個の遊星ギア6、サンギアシャフト3、リングギア7、第1クラッチドライバ4a及び第2クラッチドライバ4bを備えることができる。作動アセンブリはシャトルフレーム9を備えることができる。シャトルフレームは、このシャトルフレーム上に配置した、遊星キャリヤ5、遊星ギア6、サンギアシャフト3、リングギア7、並びに第1及び第2のクラッチドライバ4a、4bを有することができる。シャトルフレーム9は、ハンドル1内に配置することができ、またハンドル1の長さに沿ってハンドル1に対して移動可能とすることができる。
サンギアシャフト3(図5参照)は、サンギア部分3a、シースピニオン3b、クラッチ係合部分3c、及び段差部分3dを有することができる。図示したように、クラッチ係合部分3cは鋸歯状であるが、他の適当な形態を使用することができる。遊星キャリヤ5(図6参照)は、周縁ピニオン5a、クラッチコンポーネント5b、及び少なくとも1個のピン5cを有することができる。例えば、少なくとも図6に示すように、遊星キャリヤ5は3個のピン5cを有する。リングギア7(図7参照)は、周縁ピニオン7a及びリングギア部分7bを有することができる。各クラッチドライバ4a、4b(図8参照)は、形状を互いに同一にすることができ、またサンギアシャフト係合部分4c及びクラッチ部分4dを有することができる。サンギアシャフト係合部分4cは鋸歯状とするが、他の適当な形態を使用することができる。
遊星キャリヤ5は、したがって、遊星ギアシステムの「遊星キャリヤ」として動作する。このようにして、少なくとも1個の遊星ギア6は、動作可能に遊星キャリヤ5に連結することができる。各遊星ギア6は、説明目的であって限定するものではない図12に示すように、遊星キャリヤ5のピン5cに動作可能に連結することができる。例示的実施形態において、システムは、遊星ギアシステムにおける「遊星ギア」として動作する3個の遊星ギア6を備えるが、1個、2個、4個又はそれ以上の遊星ギア6を設けることができる。サンギアシャフト3は、遊星ギアシステムの「サンギア」として動作することができる。サンギア3のサンギア部分3aは、遊星ギア6に動作可能に係合し、これにより、説明目的であって限定するものではない図13に示すように、遊星ギア6は、サンギア部分3aに動作可能に噛合する。リングギア7は、遊星ギアシステムの「リングギア」として動作することができる。リングギア部分7bは遊星ギア6に動作可能に係合することができ、これにより、説明目的であって限定するものではない図14に示すように、遊星ギア6は、リングギア7のリングギア部分7bに動作可能に噛合する。サンギアシャフト3の段差部分3dは、遊星ギアシステムの残りの部分の位置を維持するよう構成され得る。例えば、段差部分3dは、リングギア7に係合してリングギア7の望ましくない運動を減少し、これにより遊星ギア6の望ましくない運動を減少することができる。
さらに図示のように、シャトルフレーム9(図9参照)は、クラッチ係合部分9aと、外側管状部材22の基端部に連結するフェルールを収容するよう構成し得るキャビティ9bと、及びガイド9cを有することができる。
第2クラッチドライバ4bは、サンギアシャフト3及び遊星キャリヤ5を一方向にロックするよう構成され得る。このようにして、サンギアシャフト3、遊星キャリヤ5、及びリングギア7は、トリガ60の第1位置から第2位置への展開中に1:1の回転比を有する。例えば、第2クラッチドライバ4bのサンギア係合部分4cは、サンギアシャフト3のクラッチ係合部分3cに係合することができ、これにより、説明目的であって限定するものではない図15に示すように、サンギアシャフト3及び第2クラッチドライバ4bは一緒に回転する。加えて、第2クラッチドライバ4bのクラッチ部分4dは、説明目的であって限定するものではない図16に示すように、遊星キャリヤ5のクラッチコンポーネント5bとラチェット状に係合することができる。このような形態によれば、サンギアシャフト3及び遊星キャリヤ5は、第1方向には互いに独立的に回転でき(例えば、遊星キャリヤ5が図16における反時計方向に回転するとき)、また第2方向には互いにロックされる(例えば、遊星キャリヤ5が図16における時計方向に回転するとき)。
第1クラッチドライバ4aは、サンギアシャフト3の一方向回転運動を制限するよう構成され得る。第1クラッチドライバ4a及びサンギアシャフト3は、トリガの第2位置から第1位置への復帰中サンギアシャフト3が回転しないよう構成され得る。例えば、第1クラッチドライバ4aのサンギア係合部分4cは、サンギアシャフト3のクラッチ係合部分3cと固定的に係合することができ、これにより、説明目的であって限定するものではない図15に示すように、サンギアシャフト3及び第1クラッチドライバ4aは一緒に回転する。さらに、第1クラッチドライバ4aは、別個の素子、例えば、説明目的であって限定するものではない図17に示すように、シャトルフレーム9におけるクラッチ係合部分9aとラチェットタイプの係合をすることができる。このように、第1クラッチドライバ4aは、クラッチ係合部分9aによって一方向運動に制限され、したがって、サンギアシャフト3を一方向運動に制限することができる(例えば、サンギアシャフト3は、図17で反時計方向にのみ回転することができる)。
サンギアシャフト3は、外側管状部材22に機能可能に連結されて、トリガの第1位置から第2位置への展開の際にサンギアシャフト3が回転し、これにより外側管状部材22を基端方向に移動させることができる。例えば、シャトルフレーム9は、キャビティ9bで外側管状部材22に固定的に連結することができる。説明目的で図示するように、シャトルフレーム9及び外側管状部材22はフェルールによって連結することができる。サンギアシャフト3のシースピニオン部分3bは、ハンドル1に機能可能に連結することができ、これによりトリガの第1位置から第2位置への展開の際にサンギアシャフト3は、回転し、ハンドル1に係合し、またシャトルフレーム9をハンドル1に対して基端方向に或る距離移動させる。このように、また本明細書の実施形態のように、外側管状部材22もハンドル1に対して基端方向に移動し、これはすなわち、外側管状部材22がシャトルフレーム9の固定的に連結されているからである。さらに、中間ギア10は、説明目的であって限定するものではない図18に示すように、シースピニオン部分3bと、ハンドル1に配置されたシースラック1cとの間に機能可能に噛合することができる。付加的に又は代替的に、シースピニオン部分3bはシースラック1cに直接噛合することができる。上述したように、第1クラッチドライバ4bは、トリガ60の第2位置から第1位置への復帰中にサンギアシャフト3が回転するのを阻止することができる。したがって、シャトルフレーム9、このシャトルフレーム9に固定的に連結された外側管状部材22、及びシャトルフレーム9に担持されるすべての他のコンポーネントは、トリガ60が第1位置から第2位置に展開するとき基端方向に移動するが、トリガ60が第2位置から第1位置に復帰するとき静止状態を維持する。中間ギア10の小平歯車10bであるギア(又はシースピニオン部分3bのギア)及びシースラック1cのギアは、所望又は必要に応じて非標準ピッチを利用することができる。例としてであって、決して限定するものではないが、標準48ピッチを僅かに拡大することができる。このような変化により、トリガ60が第1位置から第2位置に展開するとき、所望の値(d) を得ることができる。
作動アセンブリ2は、さらに、ラチェットラック8を有することができる。ラチェットラック8は、内側シャフト部材21に固定的に連結することができ、また説明目的であって限定するものではない図19に示すように、シャトルフレーム9に配置することができる。ラチェットラック8は、リングギア7に動作可能に係合することができる。例えば、ラチェットラック8は、説明目的であって限定するものではない図20に示すように、リングギア7の周縁ピニオン7aに動作可能に噛合することができる。トリガ60の第1位置から第2位置への展開の際に、リングギア7は回転し、ラチェットラック8を、またひいては内側シャフト部材21を、ハンドルに対して末端方向に移動させる。トリガ60の第2位置から第1位置への復帰の際にリングギア7は反対方向に回転し、またラチェットラック8、及びひいては内側シャフト部材21をハンドルに対して基端方向に移動させる。
作動アセンブリ2は、さらに、シャトルアセンブリ9に配置されたプレート14を有する。このプレート14は、作動アセンブリ2の部分を所定位置に保持して、作動アセンブリ2を保護することができる。作動アセンブリ2は、さらに、少なくとも1個のピン13を有することができ、これらピン13は、ハンドル1内に配置された少なくとも1個のピントラックに係合し、これにより、説明目的であって限定するものではない図21に示すように、ハンドルに沿ってシャトルフレーム9を案内するよう構成される。ピントラックは、ハンドルハウジングの第1側面1a、ハンドルハウジングの第2側面1b、又はハンドル1の両側双方の側面に設けることができる。少なくとも1個のピンは、サンギアシャフト3の軸に配置された第1ピン13aを有することができる。作動アセンブリは、第2ピン13b及び第3ピン13c(図2参照)のような追加的ピンを有することができ、各ピンはプレート14及びシャトルフレーム9に配置される。第2ピン13b及び第3ピン13cはプレート14をシャトルフレーム9の所定位置に保持することができる。作動アセンブリ2は、中間ギア10の軸に配置された第4ピン13dを有することができる。第4ピン13dは、ハンドルに係合し、シャトルフレーム9がハンドル1に対して移動するときにガイドとして作用することができる。
本発明の他の態様によれば、作動アセンブリ2は、駆動ラック12によってトリガ60に機能可能に連結することができる。例えば、駆動ラック12は、駆動ラック2とトリガ60との間に機能可能に配置された中間素子に固定的に連結する又は釈放可能に連結することができる。例としてであって決して限定するものではないが、駆動ラック12は中間素子に対してバヨネット式に係合することができる。駆動ラック12は、遊星キャリヤ5に対して動作可能に係合することができる。例えば、駆動ラック12は、説明目的であって限定するものではない図22に示すように、遊星キャリヤ5の周縁ピニオン5aに動作可能に噛合することができる。駆動ラック12は、説明目的であって限定するものではない図22に示すように、シャトルフレーム9に配置されたガイド9cに支持することができる。このような形態によれば、駆動ラック12と対応の支持表面との間の接触領域を限定し、これにより摩擦を軽減することができる。さらに、このような形態は、駆動ラック12と遊星キャリヤ5との間における接触ポイントの基端側で支持することができ、この接触ポイントが駆動ラック12の長さに沿って移動するときでさえも支持することができる。動作にあたり、トリガ60を第1位置から第2位置に展開する際に、駆動ラック12は、ハンドル1に対して末端方向に移動でき、また遊星キャリヤ5を第1方向に回転させることができる。トリガ60が第2位置から第1位置に復帰する際に、駆動ラックは、ハンドルに対して基端方向に移動でき、また遊星キャリヤ5を反対方向に回転させることができる。
本発明の要旨を考慮すると、トリガストップ67、シャトル9及びこのシャトル上に配置された素子、シースラック1c、並びにハンドルガイドの寸法及び特徴は、インプラント23の仕様、例えば、インプラント23の直径に基づいて設計することができる。例としてであって、決して限定するものではないが、中間ギア10の所定半径に対して、シースラック1c及びハンドルガイドは、中間ギア10の小平歯車10b及び中間ギア10の軸に配置されたピン13dに適正に係合するよう特定距離だけ離間できるようにする。中間ギアの半径が変化する場合、シースラック1cとハンドルガイドとの間の距離は、これに応じて調整され得る。
説明目的のため、以下に本明細書に記載の作動アセンブリを有するシステムの動作に言及する。動作中、ユーザーは、トリガ60を第1位置から第2位置に展開することができる(本明細書において、「第1アクション」と称する)。トリガ60は、駆動ラック12を末端方向に移動させることができる。遊星キャリヤ5の周縁部分5aに機能可能に噛合する駆動ラック12は、遊星キャリヤ5に回転運動を与えることができる。遊星キャリヤ5は、3個の遊星ギア6に回転運動を与えることができる。遊星ギア6は、サンギアシャフト3のサンギア部分3aに噛合するため、自由な回転を規制され得る。3個の遊星ギア6は、リングギア7のリングギア7bに噛合することができ、またリングギア7に回転運動を与えることができる。リングギア7は、ラチェットラック8に動作可能に噛合することができ、またラチェットラック8を末端方向に駆動することができる。ラチェットラック8に固定的に連結できる内側シャフト部材21は、末端方向に移動する。遊星キャリヤ5は、第1アクションで回転するとき第2クラッチドライバ4bによってサンギアシャフト3に回転可能に連結することができ、したがって、回転がサンギアシャフト3に1:1の比で伝達され得る。第1クラッチドライバ4aは、第1アクション中、サンギアシャフト3をシャトルフレーム9に対して自由回転させる。サンギアシャフト3のシースピニオン3bは中間ギア10の大平歯車10aに噛合することができ、また中間ギア10に回転運動を与えることができる。中間ギア10の小平歯車10bは、第2ハンドルハウジング部分1bに配置されたラック1cに動作可能に噛合し、したがって、中間ギア10の回転運動は、シャトルフレーム9に基端方向への直線運動を与えることができる。シャトルフレーム9に固定的に連結し得る外側管状部材22は、ハンドルに対して基端方向に移動できる。したがって、第1アクション中内側シャフト部材21はハンドル1に対して末端方向に移動でき、また外側管状部材22はハンドル1に対して基端方向に移動できる。
トリガ60が第2位置から第1位置に復帰する(本明細書において「第2アクション」と称される)際に、駆動ラック12はハンドル1に対して基端方向に移動することができる。駆動ラック12は、遊星キャリヤ5に回転運動を与えることができる。遊星キャリヤ5は遊星ギア6に回転運動を伝達することができる。遊星ギア6は、第1クラッチドライバ4aを介してシャトルフレーム9に対して静止状態に保持され得るサンギアシャフト3の周りに回転できる。遊星ギア6はリングギア7に回転運動を与えることができる。遊星キャリヤ5とリングギア7との間における運動比は、リングギア部分7bの歯数のサンギア部分3aの歯数に対する比(比 = R/(R+S))によって決定することができる。リングギア7によって直線運動をラチェットラック8に対して基端方向に伝達することができる。内側シャフト部材21はハンドル1に対して基端方向に移動することができる。このようにして、第2アクション中に内側シャフト部材はハンドル1に対して基端方向に移動し、また外側管状部材22はハンドルに対して静止状態となる。
本明細書に記載の実施形態のように、作動アセンブリ2は、クラッチレリーズ11を有することができる。クラッチレリーズ11は、第2クラッチドライバ4bに動作可能に連結することができ、またクラッチレリーズ11にストップ1dが係合するとき、第2クラッチドライバ4bが、サンギアシャフト3及び遊星キャリヤ5を一方向にロックしないよう構成することができる。例えば、クラッチレリーズ11は、説明目的であって限定するものではない図23に示すように、クラッチ部分の素子をクラッチコンポーネント5bから離れる方向に押圧することによって、第2クラッチドライバ4bのクラッチ部分が遊星キャリヤ5のクラッチコンポーネント5bに係合するのを阻止することができる。このようにして、クラッチレリーズ11は、サンギアシャフト3、遊星キャリヤ5、及びリングギア7が第1アクション中に1:1で回転するのを阻止することができる。むしろ、クラッチレリーズ11にストップ1dが係合するとき、遊星キャリヤ5とリングギア7との間の運動比は、第1アクションと第2アクションとで同一になる。ストップ1dは、ハンドル1に、例えば、第2ハンドルハウジング部分1bに配置することができる。ストップ1dは、作動アセンブリ2がハンドル1に沿って基端方向に距離(z) 移動したとき、クラッチレリーズ11に係合するよう構成することができる。任意の適当な距離(z) を使用することができる。ストップ1dは、ハンドルに配置された、又は他に既知の技術で固定された収容ポケット内に挿入することができる。クラッチレリーズ11は鋸歯状部分11a又は他の適当な形態を有することができ、またストップ1dは弾性衝合部分を有することができる。クラッチ11の鋸歯状部分は、ストップ1dの弾性衝合部分に係合するよう構成することができる。例えば、ストップは、ストップ1dの弾性衝合部分がクラッチ11の鋸歯状部分に係合するとき弾性コンプライアンス及び対向バイアスを得ることができるP字状ストップとすることができる。このような形態によれば、クラッチレリーズ11と遊星キャリヤ5のクラッチコンポーネント5bとの離脱を阻止又は抑止することができる。
次に、説明目的であって限定するものではない図24につき説明すると、これはインプラント送達システムの他の例示的実施形態を提示し、また全体的に参照符号1001で示す。この例示的実施形態の各部分を図25〜35に示す。上述の実施形態に類似の素子は同様の符号を付している。送達システム1001は、上述したのと同様にしてインプラントを送達するよう構成することができる。
送達システム1001は、ハンドル101、外側管状部材122、内側シャフト部材121、インプラント123、例えば編組インプラントを備えることができる。ハンドル101は、トリガ160及び作動アセンブリ102を有することができ、この作動アセンブリ102は、上述したように、トリガ160が第1位置から第2位置に展開する際及び第2位置から第1位置に復帰する際に、内側シャフト部材121及び外側管状部材122をハンドル101に対して移動させるよう構成することができる。トリガ160は、上述したように、ロックを有することができる。
次に、説明目的であって限定するものではない図25〜35につき説明すると、作動アセンブリ102は遊星ギアシステムを備えることができる。説明目的であって限定するものではないが、作動アセンブリ102は、好適には、上述の実施形態と同様にする。しかし、上述した実施形態の作動アセンブリの代替物として若干の変更を組み入れることができる。例えば、ラチェットラック108を遊星キャリヤ105に動作可能に噛合させ、また駆動ラック112をリングギア7に動作可能に噛合させることができる。
作動アセンブリ102は、サンギアシャフト103(図27に示すように、サンギア部分103a、シースピニオン103b、及びクラッチ係合部分103cを有することができる)と、遊星キャリヤ105(図28に示すように周縁ピニオン105a、クラッチコンポーネント105b、及び少なくとも1個のピン105cを有することができる)と、少なくとも1個の遊星ギア106と、リングギア107(図29に示すように、周縁ピニオン107a及びリングギア部分107bを有することができる)と、第1クラッチドライバ104a及び第2クラッチドライバ104bであって、双方とも形状が同一であるクラッチドライバ(図30に示すように、それぞれサンギアシャフト係合部分104c及びクラッチ部分104dを有することができる)と、を有することができる。作動アセンブリ102は、シャトルフレーム109を有することができる。シャトルフレーム109は、シャトルフレームに配置された、遊星キャリヤ105、遊星ギア106、サンギアシャフト103、リングギア107、並びに第1及び第2のクラッチドライバ(104a、104b)を有することができる。シャトルフレーム109は、ハンドル101内に配置することができ、またハンドル101の長さに沿ってハンドル101に対して移動可能とすることができる。シャトルフレーム109は、クラッチ係合部分109a、外側管状部材122の基端部に連結されたフェルールを収容できるキャビティ109b、並びに遊星ギアシステムをシャトルフレーム109の所定位置に保持できるクリップ109d及び109eを有することができる。遊星キャリヤ105、遊星ギア106、サンギアシャフト103、及びリングギア107は、上述したように、遊星ギアシステムにおける対応の素子として作用することができる。作動アセンブリは、さらにラチェットラック108も有することができる。作動アセンブリは、ハンドル101が支持する駆動ラック112によって、トリガ160に機能可能に連結することができる。作動アセンブリは、システム1000につき説明したように、ハンドルに配置されたストップ101dに係合し得るクラッチレリーズ111を有することができる。
動作中、ユーザーは、トリガ160を第1位置から第2位置に展開する(本明細書で「第1アクション」と称する)ことができる。トリガ160は駆動ラック112を基端方向に移動させることができる。リングギア107の周縁ピニオン107aに機能可能に噛合する駆動ラック112は、リングギア107に回転運動を与えることができる(図34参照)。リングギア107のリングギア部分107bは、遊星ギア106に動作可能に噛合することができ、また遊星ギア106に回転運動を与えることができる。遊星ギア106は、サンギアシャフト103のサンギア部分103aに動作可能に噛合するため、自由回転を抑止され得る。遊星キャリヤ105のピン105cに配置される遊星ギア106の運動は、遊星キャリヤ105に回転運動を与えることができる。遊星キャリヤ105及びサンギアシャフト103は、第1アクションで回転するとき第2クラッチドライバ104bに回転可能に連結することができ、したがって、回転をサンギアシャフト103に1:1の比で伝達することができる。第1アクション中には、第1クラッチドライバ104aは、サンギアシャフト103をシャトルフレーム109に対して自由回転させることができる。サンギアシャフト103のシースピニオン103bは、中間ギア110の大平歯車110aに噛合することができ、また中間ギア110に回転運動を与えることができる。中間ギア110の小平歯車110bは、第2ハンドルハウジング部分101bに配置されたラック101cに動作可能に噛合することができ、したがって、中間ギア110の回転運動がシャトルフレーム109の基端方向への直線運動を与える。シャトルフレーム109に固定的に連結し得る外側管状部材122は、ハンドル101に対して基端方向に移動することができる。遊星キャリヤ105の周縁ピニオン105aは、ラチェットラック108に動作可能に噛合することができ、また遊星キャリヤ105の回転は、ラチェットラック108を末端方向に移動させることができる(図35参照)。ラチェットラック108に固定的に連結し得る内側シャフト部材121は末端方向に移動する。したがって、第1アクション中に、内側シャフト部材121はハンドル101に対して末端方向に移動し、また外側管状部材122はハンドル101に対して基端方向に移動することができる。
トリガ160が第2位置から第1位置に復帰する(本明細書で「第2アクション」と称する)際に、駆動ラック112はハンドル101に対して末端方向に移動することができる。駆動ラック112はリングギア107に回転運動を与えることができる。リングギア107は、3個の遊星ギア106に回転運動を与えることができる。遊星ギア106は、第1クラッチドライバ104aを介してシャトルフレーム109に対して静止状態に保持され得るサンギアシャフト103の周りに回転することができる。遊星ギア106は遊星キャリヤ105に回転運動を与えることができる。基端方向への直線運動は、遊星キャリヤ105によってラチェットラック108に伝達することができる。ラチェットラック108に固定的に連結された内側シャフト部材121は、ハンドル101に対して基端方向に移動することができる。したがって、第2アクション中には、内側シャフト部材121はハンドル101に対して基端方向に移動することができ、また外側管状部材122はハンドル101に対して静止した状態となり得る。
説明目的であって限定するものではない図36につき説明すると、これはインプラント送達システムの例示的実施形態を提示し、また全体的に参照符号1002で示す。この例示的実施形態の各部分を図37〜45に示す。上述の実施形態に類似の素子は同様の符号を付しており、他に記載しない限り、素子は上述したのと同一の特徴を有することができる。送達システム1002は、上述したのと同様にしてインプラントを送達するよう構成することができる。
送達システム1002は、ハンドル201、外側管状部材222、内側シャフト部材221、インプラント223、例えば編組インプラントを備えることができる。ハンドル201は、トリガ260及び作動アセンブリ202を有することができ、この作動アセンブリ202は、上述したように、トリガ260が第1位置から第2位置に展開する際及び第2位置から第1位置に復帰する際に、内側シャフト部材221及び外側管状部材222をハンドル201に対して移動させるよう構成することができる。トリガ260は、上述したように、ロックを有することができる。
次に、説明目的であって限定するものではない図37〜45につき説明すると、作動アセンブリ202は送達システム1001の実施形態のような遊星ギアシステムを備えることができる。例えば、作動アセンブリ202は、サンギアシャフト203(図39に示すように、サンギア部分203a、シースピニオン203b、及びクラッチ係合部分203cを有することができる)と、遊星キャリヤ205(図40に示すように周縁ピニオン205a、クラッチコンポーネント205b、及び少なくとも1個のピン205cを有することができる)と、少なくとも1個の遊星ギア206と、リングギア207(図41に示すように、周縁ピニオン207a及びリングギア部分207bを有することができる)と、第1クラッチドライバ204a及び第2クラッチドライバ204bであって、双方とも形状が同一であるクラッチドライバ(図42に示すように、それぞれサンギアシャフト係合部分204c及びクラッチ部分204dを有することができる)と、を有することができる。作動アセンブリ202は、シャトルフレーム209を有することができる。シャトルフレーム209は、シャトルフレームに配置された、遊星キャリヤ205、遊星ギア206、サンギアシャフト203、リングギア2207、並びに第1及び第2のクラッチドライバ(204a、204b)を有することができる。シャトルフレーム209は、ハンドル201内に配置することができ、またハンドル201の長さに沿ってハンドル201に対して移動可能とすることができる。シャトルフレーム209は、クラッチ係合部分209a、外側管状部材222の基端部に連結されたフェルールを収容できるキャビティ209b、並びに遊星ギアシステムをシャトルフレーム209の所定位置に保持できるクリップ209d及び209eを有することができる。遊星キャリヤ205、遊星ギア206、サンギアシャフト203、及びリングギア207は、上述したように、遊星ギアシステムにおける対応の素子として作用することができる。作動アセンブリは、さらにラチェットラック208も有することができる。作動アセンブリは、ハンドル201が支持し得る駆動ラック212によって、トリガ260に機能可能に連結することができる。作動アセンブリは、システム1000につき説明したように、ハンドルに配置されたストップ201dに係合し得るクラッチレリーズ211を有することができる。
動作中、ユーザーは、トリガ260を第1位置から第2位置に展開する(本明細書で「第1アクション」と称する)ことができる。トリガ260は駆動ラック212を基端方向に移動させることができる。リングギア207の周縁ピニオン207aに機能可能に噛合する駆動ラック212は、リングギア207に回転運動を与えることができる。リングギア207のリングギア部分207bは、遊星ギア206に動作可能に噛合することができ、また遊星ギア206に回転運動を与えることができる。遊星ギア206は、サンギアシャフト203のサンギア部分203aに動作可能に噛合するため、自由回転を抑止され得る。遊星キャリヤ205のピン205cに配置される遊星ギア206の運動は、遊星キャリヤ205に回転運動を与えることができる。遊星キャリヤ205及びサンギアシャフト203は、第1アクションで回転するとき第2クラッチドライバ204bに回転可能に連結することができ、したがって、回転をサンギアシャフト203に1:1の比で伝達することができる。第1アクション中には、第1クラッチドライバ204aは、サンギアシャフト203をシャトルフレーム209に対して自由回転させることができる。サンギアシャフト203のシースピニオン203bは、中間ギア210の大平歯車210aに噛合することができ、また中間ギア210に回転運動を与えることができる。中間ギア210の小平歯車210bは、第2ハンドルハウジング部分201bに配置されたラック201cに動作可能に噛合することができ、したがって、中間ギア210の回転運動がシャトルフレーム209の基端方向への直線運動を与える。シャトルフレーム209に固定的に連結し得る外側管状部材222は、ハンドル201に対して基端方向に移動することができる。遊星キャリヤ205の周縁ピニオン205aは、ラチェットラック208に動作可能に噛合することができ、また遊星キャリヤ205の回転は、ラチェットラック208を末端方向に移動させることができる。ラチェットラック208に固定的に連結し得る内側シャフト部材221は末端方向に移動する。したがって、第1アクション中に、内側シャフト部材221はハンドル201に対して末端方向に移動し、また外側管状部材222はハンドル201に対して基端方向に移動することができる。
トリガ260が第2位置から第1位置に復帰する(本明細書で「第2アクション」と称する)際に、駆動ラック212はハンドル201に対して末端方向に移動することができる。駆動ラック212はリングギア207に回転運動を与えることができる。リングギア207は、3個の遊星ギア206に回転運動を与えることができる。遊星ギア206は、第1クラッチドライバ204aを介してシャトルフレーム209に対して静止状態に保持され得るサンギアシャフト203の周りに回転することができる。遊星ギア206は遊星キャリヤ205に回転運動を与えることができる。基端方向への直線運動は、遊星キャリヤ205によってラチェットラック208に伝達することができる。ラチェットラック208に固定的に連結された内側シャフト部材221は、ハンドル201に対して基端方向に移動することができる。したがって、第2アクション中には、内側シャフト部材221はハンドル201に対して基端方向に移動することができ、また外側管状部材222はハンドル201に対して静止した状態となり得る。
説明目的であって限定するものではない図46につき説明すると、これはインプラント送達システムの例示的実施形態を提示し、また全体的に参照符号1003で示す。この例示的実施形態の各部分を図47〜51に示す。上述の実施形態に類似の素子は同様の符号を付しており、他に記載しない限り、素子は上述したのと同一の特徴を有することができる。
送達システム1003は、ハンドル301、外側管状部材322、内側シャフト部材321、インプラント3323、例えば編組インプラントを備えることができる。ハンドル301は、トリガ360及び作動アセンブリ302を有することができ、この作動アセンブリ302は、上述したように、トリガ360が第1位置から第2位置に展開する際及び第2位置から第1位置に復帰する際に、内側シャフト部材321及び外側管状部材322をハンドル301に対して移動させるよう構成することができる。トリガ360は、上述したように、ロックを有することができる。
次に、説明目的であって限定するものではない図47〜51につき説明すると、作動アセンブリ302は送達システム1001の実施形態のような遊星ギアシステムを備えることができる。例えば、作動アセンブリ302は、サンギアシャフト303(図47に示すように、サンギア部分303a、シースピニオン303b、及びクラッチ係合部分303cを有することができる)と、遊星キャリヤ305(図48に示すように周縁ピニオン305a、クラッチコンポーネント305b、及び少なくとも1個のピン305cを有することができる)と、少なくとも1個の遊星ギア306と、リングギア307(図49に示すように、周縁ピニオン307a及びリングギア部分307bを有することができる)と、第1クラッチドライバ304a及び第2クラッチドライバ304bであって、双方とも形状が同一であるクラッチドライバ(図50に示すように、それぞれサンギアシャフト係合部分304c及びクラッチ部分304dを有することができる)と、を有することができる。作動アセンブリ302は、シャトルフレーム309を有することができる。シャトルフレーム309は、シャトルフレームに配置された、遊星キャリヤ305、遊星ギア306、サンギアシャフト303、リングギア307、並びに第1及び第2のクラッチドライバ304a、304bを有することができる。シャトルフレーム309は、ハンドル301内に配置することができ、またハンドル301の長さに沿ってハンドル301に対して移動可能とすることができる。シャトルフレーム309は、遊星ギアシステムをシャトルフレーム309の所定位置に保持できるクリップ309d及び309eを有することができる。遊星キャリヤ305、遊星ギア3206、サンギアシャフト303、及びリングギア307は、上述したように、遊星ギアシステムにおける対応の素子として作用することができる。作動アセンブリは、さらにラチェットラック308も有することができる。作動アセンブリは、ハンドル301が支持し得る駆動ラック312によって、トリガ360に機能可能に連結することができる。
動作中、ユーザーは、トリガ360を第1位置から第2位置に展開する(本明細書で「第1アクション」と称する)ことができる。トリガ360は駆動ラック312を基端方向に移動させることができる。リングギア307の周縁ピニオン307aに機能可能に噛合する駆動ラック312は、リングギア307に回転運動を与える(図34参照)ことができる。リングギア3307のリングギア部分307bは、遊星ギア306に動作可能に噛合することができ、また遊星ギア306に回転運動を与えることができる。遊星ギア306は、サンギアシャフト303のサンギア部分303aに動作可能に噛合するため、自由回転を抑止され得る。遊星キャリヤ305のピン305cに配置される遊星ギア306の運動は、遊星キャリヤ305に回転運動を与えることができる。遊星キャリヤ305及びサンギアシャフト303は、第1アクションで回転するとき第2クラッチドライバ304bに回転可能に連結することができ、したがって、回転をサンギアシャフト303に1:1の比で伝達することができる。第1アクション中には、第1クラッチドライバ304aは、サンギアシャフト303をシャトルフレーム309に対して自由回転させることができる。サンギアシャフト303のシースピニオン303bは、第2ハンドルハウジング部分301bに配置されたラック301cに噛合することができ、したがって、サンギアシャフト303の回転運動はシャトルフレーム309の基端方向への直線運動を与えることができる。シャトルフレーム309に固定的に連結し得る外側管状部材322は、ハンドル301に対して基端方向に移動することができる。遊星キャリヤ305の周縁ピニオン305aは、ラチェットラック308に動作可能に噛合することができ、また遊星キャリヤ305の回転は、ラチェットラック308を末端方向に移動させることができる。ラチェットラック308に固定的に連結し得る内側シャフト部材321は末端方向に移動する。したがって、第1アクション中に、内側シャフト部材321はハンドル301に対して末端方向に移動し、また外側管状部材322はハンドル301に対して基端方向に移動することができる。
トリガ360が第2位置から第1位置に復帰する(本明細書で「第2アクション」と称する)際に、駆動ラック312はハンドル301に対して末端方向に移動することができる。駆動ラック312はリングギア307に回転運動を与えることができる。リングギア307は、3個の遊星ギア306に回転運動を与えることができる。遊星ギア306は、第1クラッチドライバ304aを介してシャトルフレーム309に対して静止状態に保持され得るサンギアシャフト303の周りに回転することができる。遊星ギア306は遊星キャリヤ305に回転運動を与えることができる。直線運動は、遊星キャリヤ305によってラチェットラック308に伝達することができる。内側シャフト部材321は、ハンドル301に対して基端方向に移動することができる。したがって、第2アクション中には、内側シャフト部材321はハンドル301に対して基端方向に移動することができ、また外側管状部材322はハンドル301に対して静止した状態となり得る。
説明目的であって限定するものではない図52につき説明すると、これはインプラント送達システムの例示的実施形態を提示し、また全体的に参照符号1004で示す。この例示的実施形態の各部分を図53〜61に示す。上述の実施形態に類似の素子は同様の符号を付している。送達システム1004は、上述したのと同様にしてインプラントを送達するよう構成することができる。
送達システム1004は、ハンドル401、外側管状部材422、内側シャフト部材421、インプラント423、例えば編組インプラントを備えることができる。ハンドル401は、トリガ460及び作動アセンブリ402を有することができ、この作動アセンブリ402は、上述したように、トリガ460が第1位置から第2位置に展開する際及び第2位置から第1位置に復帰する際に、内側シャフト部材421及び外側管状部材422をハンドル401に対して移動させるよう構成することができる。トリガ460は、上述したように、ロックを有することができる。
次に、説明目的であって限定するものではない図53〜61につき説明すると、作動アセンブリ402は送達システム1000の実施形態のような遊星ギアシステムを備えることができる。例えば、作動アセンブリ402は、サンギアシャフト403(図55に示すように、サンギア部分403a、シースピニオン403b、及びクラッチ係合部分403cを有することができる)と、遊星キャリヤ405(図56に示すように周縁ピニオン405a、クラッチコンポーネント405b、及び少なくとも1個のピン405cを有することができる)と、少なくとも1個の遊星ギア406と、リングギア407(図57に示すように、周縁ピニオン407a及びリングギア部分407bを有することができる)と、第1クラッチドライバ404a及び第2クラッチドライバ404bであって、双方とも形状が同一であるクラッチドライバ(図58に示すように、それぞれサンギアシャフト係合部分404c及びクラッチ部分404dを有することができる)と、を有することができる。作動アセンブリ402は、シャトルフレーム409を有することができる。シャトルフレーム409は、シャトルフレームに配置された、遊星キャリヤ405、遊星ギア406、サンギアシャフト403、リングギア407、並びに第1及び第2のクラッチドライバ(404a、404b)を有することができる。シャトルフレーム409は、ハンドル401内に配置することができ、またハンドル401の長さに沿ってハンドル401に対して移動可能とすることができる。シャトルフレーム409は、クラッチ係合部分409a、外側管状部材422の基端部に連結されたフェルールを収容し得るキャビティ409b、及びガイド409cを有することができる。作動アセンブリ402は、シャトルアセンブリ409に配置されたプレート414を有することができる。このプレート414は、作動アセンブリ402の位置を所定位置に保持でき、また作動アセンブリ402を保護することができる。作動アセンブリ402は、少なくとも1個のピン413を有し、これらピン413は、ハンドル401内に配置された少なくとも1個のピントラックに係合し、これによりシャトルフレーム409をハンドルに沿ってガイドするよう構成される。少なくとも1個のピンは、サンギアシャフト403の軸に配置された第1ピン413aを有することができる。作動アセンブリは、第2ピン413b及び第3ピン413cを有し、これら第2ピン413b及び第3ピン413cそれぞれはプレート414及びシャトルフレーム409に配置される。第2ピン413b及び第3ピン413cは、プレート414をシャトルフレーム409上における所定位置に保持することができる。作動アセンブリ402は、中間ギア410の軸に配置された第4ピン413dを有することができる。この第4ピン413dはハンドルに係合して、作動アセンブリ402がハンドル401に対して移動するとき作動アセンブリ402をガイドすることができる。作動アセンブリは、ガイド409cに支持し得る駆動ラック412によってトリガ460に機能可能に連結することができる。作動アセンブリは、システム1000につき上述したように、ハンドルに配置されたストップ401dに係合し得るクラッチレリーズ411を有することができる。
動作中、ユーザーは、トリガ460を第1位置から第2位置に展開する(本明細書で「第1アクション」と称する)ことができる。トリガ460は駆動ラック412を末端方向に移動させることができる。遊星キャリヤ405の周縁ピニオン405aに機能可能に噛合する駆動ラック412は遊星キャリヤ405に回転運動を与えることができる。遊星キャリヤ405は、3個の遊星ギア406に回転運動を与えることができる。遊星ギア406は、サンギアシャフト403のサンギア部分403aに噛合するため、自由回転を抑止され得る。3個の遊星ギア406は、リングギア407のリングギア部分407bに噛合することができ、またリングギア407に回転運動を与えることができる。ラチェットラック408に噛合し得るリングギア407は、ラチェットラック408を末端方向に駆動することができる。ラチェットラック408に固定的に連結し得る内側シャフト部材421は、末端方向に移動する。遊星キャリヤ405は、第1アクションで回転するとき第2クラッチドライバ404bによってサンギアシャフト403に回転可能に連結することができ、したがって、回転をサンギアシャフト403に1:1の比で伝達することができる。第1アクション中には、第1クラッチドライバ404aは、サンギアシャフト403をシャトルフレーム409に対して自由回転させることができる。サンギアシャフト403のシースピニオン403bは、中間ギア410の大平歯車410aに噛合することができ、また中間ギア410に回転運動を与えることができる。中間ギア410の小平歯車410bは、第2ハンドルハウジング部分401bに配置されたラック401cに動作可能に連結することができ、したがって、中間ギア410の回転運動は、シャトルフレーム409に対して基端方向への直線運動を与えることができる。シャトルフレーム409に固定的に連結し得る外側管状部材422はハンドルに対して基端方向に移動することができる。したがって、第1アクション中に、内側シャフト部材421はハンドル401に対して末端方向に移動し、また外側管状部材422はハンドル401に対して基端方向に移動することができる。
トリガ460が第2位置から第1位置に復帰する(本明細書で「第2アクション」と称する)際に、駆動ラック412はハンドル401に対して基端方向に移動することができる。駆動ラック412は遊星キャリヤ405に回転運動を与えることができる。遊星キャリヤ405は、3個の遊星ギア406に回転運動を伝達することができる。遊星ギア406は、第1クラッチドライバ404aを介してシャトルフレーム409に対して静止状態に保持され得るサンギアシャフト403の周りに回転することができる。遊星ギア406はリングギア407に回転運動を与えることができる。直線運動は、リングギア407によってラチェットラック408に伝達することができる。ラチェットラック408に固定的に連結され得る内側シャフト部材421は、ハンドル401に対して基端方向に移動することができる。したがって、第2アクション中には、内側シャフト部材はハンドル401に対して基端方向に移動することができ、また外側管状部材422はハンドルに対して静止した状態となり得る。
説明目的であって限定するものではない図62につき説明すると、これはインプラント送達システムの例示的実施形態を提示し、また全体的に参照符号1005で示す。この例示的実施形態の各部分を図63〜75に示す。上述の実施形態に類似の素子は同様の符号を付している。送達システム1005は、上述したのと同様にしてインプラントを送達するよう構成することができる。
送達システム1005は、ハンドル501、外側管状部材522、内側シャフト部材521、インプラント523、例えば編組インプラントを備えることができる。ハンドル501は、トリガ560及び作動アセンブリ502を有することができ、この作動アセンブリ502は、上述したように、トリガ560が第1位置から第2位置に展開する際及び第2位置から第1位置に復帰する際に、内側シャフト部材521及び外側管状部材522をハンドル501に対して移動させるよう構成することができる。トリガ560は、上述したように、ロックを有することができる。
次に、説明目的であって限定するものではない図63〜75につき説明すると、作動アセンブリ502は送達システム1000の実施形態のような遊星ギアシステムを備えることができる。シャトルフレーム及びラチェットラックをそれぞれ外側管状部材及び内側シャフト部材に連結する代わりに、システム1005は、以下に説明するような張力素子に配置したゴンドラを有することができる。
例えば、作動アセンブリ502は、サンギアシャフト503(図65に示すように、サンギア部分503a、クラッチ係合部分503c、及びシースギア係合部分503dを有することができる)と、遊星キャリヤ505(図66に示すように周縁ピニオン505a、クラッチコンポーネント505b、及び少なくとも1個のピン505cを有することができる)と、少なくとも1個の遊星ギア456と、リングギア507(図67に示すように、周縁ピニオン507a及びリングギア部分507bを有することができる)と、第1クラッチドライバ404a及び第2クラッチドライバ404bであって、双方とも形状が同一であるクラッチドライバ(図68に示すように、それぞれサンギアシャフト係合部分504c及びクラッチ部分504dを有することができる)と、を有することができる。作動アセンブリは、サンギアシャフト503のシースギア係合部分503bに係合し得るシースギア524を有することができる。作動アセンブリは、第1張力素子525、及びこの第1張力素子に配置されたシースゴンドラ526を有することができる。第1張力素子はシースギア524に機能可能に連結することができる。シースゴンドラ526は外側管状部材522に固定的に連結することができる。作動アセンブリは、第2張力素子527、及びこの第2張力素子に配置されたラチェットゴンドラ528を有することができる。第2張力素子527は、リングギア507の周縁ピニオン507aに機能可能に連結することができる。ラチェットゴンドラ528は内側シャフト部材521に固定的に取り付けることができる。作動アセンブリは、ハンドル501内に固定的に配置することができ、また第1クラッチドライバ501aに対してクラッチ係合部分を提供するクラッチリング531を有することができる。代替的に、ハンドル501は、第1クラッチドライバ501aに係合するクラッチ係合部分を有することができる。システムは、さらに、第1及び第2の張力素子をガイドするのに使用できる複数個のプーリ素子529と、第1及び第2の張力素子に所望張力をもたらすのに使用できる少なくとも2個のテンショナ(張力調整装置)530a、530bとを有することができる。作動アセンブリは、駆動ラック512によってトリガ560に機能可能に連結することができる。作動アセンブリはストップ501eに係合し得るクラッチレリーズ511を有することができ、このストップ501eは、ハンドル内に配置され、またシースゴンドラがストップ501eを所定位置に移動したときクラッチレリーズ511に係合するよう構成される。
動作中、ユーザーは、トリガ560を第1位置から第2位置に展開する(本明細書で「第1アクション」と称する)ことができる。トリガ560は駆動ラック512を末端方向に移動させることができる。遊星キャリヤ505の周縁ピニオン505aに機能可能に噛合する駆動ラック512は遊星キャリヤ505に回転運動を与えることができる。遊星キャリヤ505は、3個の遊星ギア506に回転運動を与えることができる。遊星ギア506は、サンギアシャフト503のサンギア部分503aに噛合するため、自由回転を抑止され得る。3個の遊星ギア506は、リングギア507のリングギア部分507bに噛合することができ、またリングギア507に回転運動を与えることができる。第2張力素子527によってラチェットゴンドラ528に機能可能に連結し得るリングギア507は、ラチェットゴンドラ528を末端方向に移動させることができる。ラチェットゴンドラ528に固定的に連結し得る内側シャフト部材521は、末端方向に移動することができる。遊星キャリヤ505は、第1アクションで回転するとき第2クラッチドライバ504bによってサンギアシャフト503に回転可能に連結することができ、したがって、回転をサンギアシャフト503に1:1の比で伝達することができる。第1アクション中には、第1クラッチドライバ504aは、サンギアシャフト503をクラッチリング531に対して自由回転させることができる。サンギアシャフト503のシースギア係合部分503dは、シースギア524に機能可能に係合することができ、またシースギア524に回転運動を与えることができる。第1張力素子525によってシースゴンドラ526に機能可能に連結され得るシースギア524は、シースゴンドラ526を基端方向に移動させることができる。シースゴンドラ526に固定的に連結し得る外側管状部材522はハンドルに対して基端方向に移動することができる。したがって、第1アクション中に、内側シャフト部材521はハンドル501に対して末端方向に移動し、また外側管状部材522はハンドル501に対して基端方向に移動することができる。
トリガ560が第2位置から第1位置に復帰する(本明細書で「第2アクション」と称する)際に、駆動ラック512はハンドル501に対して基端方向に移動することができる。駆動ラック512は遊星キャリヤ505に回転運動を与えることができる。遊星キャリヤ505は、3個の遊星ギア506に回転運動を伝達することができる。遊星ギア506は、第1クラッチドライバ504aを介してクラッチリング531に対して静止状態に保持され得るサンギアシャフト503の周りに回転することができる。遊星ギア506はリングギア507に回転運動を与えることができる。リングギア507は第2張力素子527を介してラチェットゴンドラ528を基端方向に駆動することができる。ラチェットゴンドラ528に固定的に連結され得る内側シャフト部材521は、ハンドル501に対して基端方向に移動することができる。したがって、第2アクション中には、内側シャフト部材はハンドル501に対して基端方向に移動することができ、また外側管状部材522はハンドルに対して静止した状態となり得る。
上述の実施形態は任意の適当な材料で形成することができ、例えば、ハンドル及び作動アセンブリ素子はプラスチック、複合材又は金属から形成することができる。例としてであって、決して限定するものではないが、ギア(例えば、サンギアシャフト、遊星キャリヤ、遊星ギア、中間ギア、及びリングギア)、クラッチドライバ、シャトルフレーム、駆動ラック、及びクラッチレリーズは、シリコン含浸ポリオキシメチレン又はアセタール(例えば、デュポン社によって販売されているデルリン(登録商標))によって形成することができる。ラチェットラックはTOPASから形成することができる。種々のピン及びばねは、プラスチック、金属(例えば、ステンレス鋼若しくはアルミニウム)、又はピアノ線から形成することができる。プレートはプラスチック又は金属から形成することができる。ハンドルハウジング部分はガラス充填プラスチック又は他のプラスチック樹脂、例えばADS、ポリカーボネート、若しくはADSポリカーボネートのブレンドから形成することができる。例えば、トリガ及びハンドル本体に把持性及び美観のためゴムによるオーバーモールドを使用することができる。張力緩和は軟質プラスチック、例えば、ポリエチレンとすることができる。トリガ及び関連素子は、シリコン含浸ポリオキシメチレン又はアセタール(例えば、デュポン社によって販売されているデルリン(登録商標))によって形成することができる。
本明細書において、説明目的であって限定するものではない若干の好適な実施形態につき本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更及び改良を加え得ることは認識するであろう。さらに、本発明の一実施形態における個別の特徴を本明細書で詳述した又は他の実施形態では示さず、一実施形態の図面で示したが、一実施形態における個別の特徴は、他の実施形態の1つ以上の特徴又は複数の実施形態からの特徴と組み合わせることは容易に明らかであろう。
特許請求の範囲で請求する特定の実施形態に加えて、本発明は、特許請求の範囲の従属項で請求された、また上述した従属的特徴の任意な他のあり得る組合せを有する他の実施形態をも企図する。このように、従属項に示した、また上述した特定の特徴は、他のあり得る組合せにおける各特徴と組み合わせることができる。したがって、本発明の特定実施形態の上述した説明は、説明及び記載目的のために提示してある。本明細書の実施形態は網羅的であること、又は本発明を本明細書に記載した実施形態に限定することを意図するものではない。
本件出願と同日に出願した以下の出願、すなわち、米国出願代理人案件整理番号第003168.1790-A、米国出願代理人案件整理番号第003168.1790-A1、米国出願代理人案件整理番号第003168.1790-B、米国出願代理人案件整理番号第003168.1790-C、米国出願代理人案件整理番号第003168.1790-D、米国出願代理人案件整理番号第003168.1790-E、米国出願代理人案件整理番号第003168.1790-F、米国出願代理人案件整理番号第003168.1790-G、PCT出願代理人案件整理番号第003168.1788-A、及びPCT出願代理人案件整理番号第003168.1790-Bの出願は、参照により全体が本明細書に組み入れられるものとする。
さらに、本明細書に記載した作動アセンブリ及び送達システムは、インプラント送達方法に使用することができると理解されたい。すなわち、このような方法は、説明目的として、本明細書に記載の送達システムを準備するステップと、外側管状部材の末端部分を所望部位近傍に位置決めするステップと、及び送達システムを展開してインプラントを外側管状部材から所望部位に押し出すステップとを備える。
当業者には、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、本発明の方法及びシステムに対して様々な変更及び改変を加え得ることは明らかであろう。すなわち、本発明は、特許請求の範囲及び均等物内にある変更及び改変を含むことを意図するものである。
Claims (39)
- インプラントは、外側管状部材の末端部分に配置され、且つ、内側シャフト部材を前記外側管状部材に対して末端方向に移動するとき前記内側シャフト部材の末端部分に係合するよう位置決めされるものであり、前記内側シャフト部材は、前記外側管状部材内に配置され、且つ、前記外側管状部材に対して末端方向及び基端方向に移動可能である、該インプラントを送達するシステムであって、
ハンドルと、
前記ハンドルに動作可能に連結されたトリガと、
前記トリガ、前記内側シャフト部材、及び前記外側管状部材に動作可能に連結される作動アセンブリであり、
遊星キャリヤ、
前記遊星キャリヤに動作可能に連結された少なくとも1個の遊星ギア、
前記遊星ギアに動作可能に係合するサンギアシャフト、
前記遊星ギアに動作可能に係合するリングギア、
前記サンギアシャフトを一方向回転運動に制限するよう構成された第1クラッチドライバ、及び
前記サンギアシャフト及び前記遊星キャリヤを一方向にロックするよう構成された第2クラッチドライバ
を有する、該作動アセンブリと、
を備え、
前記作動アセンブリは、前記トリガを第1位置から第2位置に展開させる際に、前記外側管状部材を前記ハンドルに対して基端方向に距離(d) 変位させ、且つ、別個に前記内側シャフト部材を前記ハンドルに対して末端方向に距離(x) 移動するよう構成され、さらに、前記作動アセンブリは、前記トリガを前記第2位置から前記第1位置に復帰させる際に、前記外側管状部材をハンドルに対して変位させることなく、前記内側シャフト部材を前記ハンドルに対して基端方向に距離(y) 移動するよう構成されている、システム。 - 請求項1記載のシステムにおいて、前記第2クラッチドライバは、前記トリガの前記第1位置から前記第2位置への展開中に、前記サンギアシャフト、前記遊星キャリヤ及びリングギアが1:1の回転比を有するよう、前記サンギアシャフト及び前記遊星キャリヤを一方向にロックするように構成されている、システム。
- 請求項1又は2記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、さらに、前記第2クラッチドライバに動作可能に連結されたクラッチレリーズであって、前記クラッチレリーズがストップに係合するとき、前記第2クラッチドライバが前記サンギアシャフト及び前記遊星キャリヤに対して一方向にロックするのを阻止するよう構成された、該クラッチレリーズを有する、システム。
- 請求項3記載のシステムにおいて、前記ストップは前記ハンドルに配置され、且つ、前記ストップは、前記作動アセンブリが前記ハンドルに沿って基端方向に距離(z) 移動するとき、前記クラッチレリーズに係合する、システム。
- 請求項3又は4記載のシステムにおいて、前記クラッチレリーズは鋸歯状部分を有し、且つ、前記ストップは弾性衝合部分を有し、且つ、前記ストップの前記弾性衝合部分は、前記作動アセンブリが前記ハンドルに沿って基端方向に距離(z) 移動するとき、前記クラッチレリーズの前記鋸歯状部分に係合する、システム。
- 請求項1〜5のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記第1クラッチドライバは、前記トリガの前記第2位置から前記第1位置への復帰中に前記サンギアシャフトが回転せず、且つ、前記遊星ギアが前記サンギアシャフトの周りを回転するよう、前記サンギアシャフトを一方向運動に制限する構成にされた、システム。
- 請求項1〜6のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記サンギアシャフトは、前記トリガの前記第1位置から前記第2位置への展開中に前記サンギアシャフトが回転し、これにより前記外側管状部材を基端方向に移動させるよう、前記外側管状部材に機能可能に連結される、システム。
- 請求項1〜7のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、さらにシャトルフレームであって、前記シャトルフレームに、前記遊星キャリヤ、前記少なくとも1個の遊星ギア、前記サンギアシャフト、前記リングギア、前記第1クラッチドライバ、及び前記第2クラッチドライバが配置される、該シャトルフレームを有する、システム。
- 請求項8記載のシステムにおいて、前記シャトルフレームは、前記外側管状部材に固定的に連結される、システム。
- 請求項8又は9記載のシステムにおいて、前記サンギアシャフトは、前記トリガの前記第1位置から前記第2位置への展開中に、前記サンギアシャフト及び前記シャトルフレームが前記ハンドルに対して基端方向に或る距離移動するよう、前記ハンドルに機能可能に連結される、システム。
- 請求項8、9又は10記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、さらに、前記サンギアシャフトと前記ハンドルとの間で前記シャトルフレームに機能可能に配置され、かつ前記サンギアシャフトに動作可能に係合する中間ギアを有する、システム。
- 請求項8記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、さらに、前記内側シャフト部材に固定的に連結され、かつ前記シャトルフレームに配置されるラチェットラックを有する、システム。
- 請求項12記載のシステムにおいて、前記ラチェットラックは、前記遊星キャリヤに動作可能に噛合する、システム。
- 請求項12記載のシステムにおいて、前記ラチェットラックは、前記リングギアに動作可能に噛合する、システム。
- 請求項8〜14のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、さらに、少なくとも1個のピンを有し、前記少なくとも1個のピンは、前記ハンドル内に配置された少なくとも1個のピントラックに係合し、したがって、前記シャトルフレームを前記ハンドルに沿ってガイドするよう構成されている、システム。
- 請求項15記載のシステムにおいて、前記少なくとも1個のピンは、第1ピンを有し、前記第1ピンは、前記サンギアシャフトと前記ハンドルとの間で前記シャトルフレームに機能可能に配置される中間ギアの軸に配置され、且つ、前記サンギアシャフトに動作可能に係合する、システム。
- 請求項15又は16記載のシステムにおいて、前記少なくとも1個のピンは、第2ピン及び第3ピンを有し、前記第2ピン及び第3ピンそれぞれは、前記シャトルフレームに配置される、システム。
- 請求項15、16又は17記載のシステムにおいて、前記少なくとも1個のピンは、前記サンギアシャフトの軸に配置された第4ピンを有する、システム。
- 請求項8〜18のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、さらに、前記シャトルフレームに配置されたプレートを有する、システム。
- 請求項1〜19のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、駆動ラックによって前記トリガに機能可能に連結される、システム。
- 請求項20記載のシステムにおいて、前記駆動ラックは前記リングギアに動作可能に噛合し、且つ、前記駆動ラックは前記ハンドルによって支持される、システム。
- 請求項20記載のシステムにおいて、前記駆動ラックは前記遊星キャリヤに動作可能に噛合し、且つ、前記駆動ラックは前記シャトルフレームによって支持される、システム。
- 請求項1〜22のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記サンギアシャフトは、サンギア部分、シースピニオン、及びクラッチ係合部分を有する、システム。
- 請求項1〜23のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記遊星キャリヤは、周縁ピニオン、クラッチコンポーネント、及び少なくとも1個のピンを有する、システム。
- 請求項1〜24のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記リングギアは、周縁ピニオン、及びリングギア部分を有する、システム。
- 請求項1〜25のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記第1クラッチドライバ及び前記第2クラッチドライバそれぞれは、サンギアシャフト係合部分、及びクラッチ部分を有する、システム。
- 請求項1〜7、20、及び23〜26のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、さらに、前記外側管状部材と前記サンギアシャフトとの間に配置されたシースゴンドラを有し、前記シースゴンドラは、第1張力素子によって前記サンギアシャフトに機能可能に連結される、システム。
- 請求項1〜7、20、及び23〜27のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、さらに、前記内側管状部材と前記リングギアとの間に配置されたラチェットゴンドラを有し、前記ラチェットゴンドラは、第2張力素子によって前記リングギアに機能可能に連結される、システム。
- 編組インプラントを送達するシステムにおいて、
第1位置と第2位置との間で移動可能なトリガを有するハンドルであって、さらに、前記トリガに動作可能に連結された作動アセンブリを有する、該ハンドルと、
基端部分及び末端部分を有する外側管状部材であって、前記作動アセンブリに動作可能に連結され、かつ前記ハンドルに対して基端方向に移動可能である、該外側管状部材と、
基端部分及び末端部分を有する内側シャフト部材であって、前記外側管状部材内に動作可能に配置され、かつ前記外側管状部材に対して末端方向及び基端方向に移動可能である、該内側シャフト部材と、及び
前記外側管状部材の末端部分内に配置される編組インプラントであって、前記内側シャフト部材が前記外側管状部材に対して末端方向に移動するとき、前記内側シャフト部材の前記末端部分に係合するよう位置決めされる、該編組インプラントと、
を備え、
前記作動アセンブリは、前記トリガを第1位置から第2位置に展開させる際に、前記外側管状部材を前記ハンドルに対して基端方向に距離(d) 変位させ、且つ、別個に前記内側シャフト部材を前記ハンドルに対して末端方向に距離(x) 移動するよう構成され、さらに、前記作動アセンブリは、前記トリガを前記第2位置から前記第1位置に復帰させる際に、前記外側管状部材をハンドルに対して変位させることなく、前記内側シャフト部材を前記ハンドルに対して基端方向に距離(y) 移動するよう構成されている、システム。 - 請求項29記載のシステムにおいて、前記距離(y)−前記距離(x) は、前記距離(d) にほぼ等しいものである、システム。
- 請求項29又は30記載のシステムにおいて、前記トリガの前記第1位置から前記第2位置への展開、及び前記トリガの前記第2位置から前記第1位置への復帰の際に、前記内側シャフト部材の前記外側管状部材に対する正味変位はゼロである、システム。
- 請求項29〜31のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記編組インプラントは長さを有し、前記編組インプラントの長さは距離(x) よりも短いものである、システム。
- 請求項29〜32のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記トリガの前記第1位置から前記第2位置への展開、及び前記トリガの前記第2位置から前記第1位置への復帰を反復して行うことにより、前記内側シャフト部材に作用して前記編組インプラントを前記外側管状部材から押し出す、システム。
- 請求項29〜31のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、前記トリガの前記第1位置から前記第2位置への展開の際にハンドルに対して基端方向に距離(d) 変位するよう構成されている、システム。
- 請求項29〜31のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記ハンドルは、ユーザーの手の内にフィットするよう構成され、且つ、前記トリガの前記第1位置から前記第2位置への展開、及び前記トリガの前記第2位置から前記第1位置へ復帰を反復する際に、前記作動アセンブリは、前記ユーザーの手におけるハンドル末端側内の位置から前記ユーザーの手におけるハンドル基端側内の位置に移動するよう構成されている、システム。
- 請求項29〜31のうちいずれか一項記載のシステムにおいて、前記作動アセンブリは、遊星ギアシステムを有する、システム。
- 請求項36記載のシステムにおいて、前記遊星ギアシステムは、
遊星キャリヤと、
前記遊星キャリヤに動作可能に連結された複数個の遊星ギアと、
前記遊星ギアに動作可能に係合するサンギアシャフトと、
前記遊星ギアに動作可能に係合するリングギアと、
前記サンギアを一方向回転運動に制限するよう構成された第1クラッチドライバと、及び
前記サンギア及び前記遊星キャリヤを一方向にロックするよう構成された第2クラッチドライバと、
を有する、システム。 - インプラントは、外側管状部材の末端部分に配置され、且つ、内側シャフト部材を前記外側管状部材に対して末端方向に移動するとき前記内側シャフト部材の末端部分に係合するよう位置決めされるものであり、前記内側シャフト部材は、前記外側管状部材内に配置され、且つ、前記外側管状部材に対して末端方向及び基端方向に移動可能である、該インプラントを送達するシステムであって、
ハンドルと、
前記ハンドルに動作可能に連結されたトリガと、
前記トリガを第1位置から第2位置に展開させる際に、前記外側管状部材を前記ハンドルに対して基端方向に距離(d) 変位させ、且つ、別個に前記内側シャフト部材を前記ハンドルに対して末端方向に距離(x) 移動するよう構成されている作動手段であって、さらに、前記作動アセンブリは、前記トリガを前記第2位置から前記第1位置に復帰させる際に、前記外側管状部材をハンドルに対して変位させることなく、前記内側シャフト部材を前記ハンドルに対して基端方向に距離(y) 移動するよう構成されている、該作動手段と、
を備える、システム。 - 請求項38記載のシステムにおいて、前記作動手段は遊星ギアシステムを有する、システム。
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