JP2018061822A - ステントデリバリーシステム - Google Patents
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Abstract
Description
従って、簡易な操作で所望の位置にステントを留置することができるステントデリバリーシステムが望まれる。
先端側の内側に前記ステントを収納可能な外筒と、前記外筒の内側に軸方向に進退可能に配置され、先端部で前記ステントを前記外筒から押し出し可能な内筒と、前記内筒の内側に軸方向に進退可能に配置され、前記内筒の内側に軸方向に進退可能に配置される軸状部材と、前記内筒が先端側へ移動する動きに連動して前記紐状部材を基端側に移動させる操作機構と、を備え、前記内筒には、前記軸状部材が挿通される貫通孔とは別に、前記紐状部材が挿通される貫通孔が軸方向に沿って形成されており、前記操作機構は、前記内筒を先端側に移動させる動力の向きを逆方向に変換可能な方向変換部と、前記紐状部材の基端側が接続され、前記内筒と前記紐状部材との間で動力を伝達する伝達部と、を備えるステントデリバリーシステムに関する。
図1は、本発明の第1実施形態におけるステントデリバリーシステム1Aを示す模式図であり、図2A及び2Bは、ステント10Aを狭窄部に留置する方法について説明するための模式図である。図1に示すように、ステントデリバリーシステム1Aは、ステント10Aと、筒状部材20Aとしての外筒210と、軸状部材としてのガイドワイヤ誘導管30と、押し子40Aと、操作機構50Aと、を備える。
ガイドワイヤ誘導管30は、外筒210の内部に進退可能に配置できれば、その材質や内外径はどのようなものでも適宜利用可能であるが、本実施形態では一例として外径1.1mm、内径1.0mm、材質はPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂のものを用いた。
ガイドワイヤ誘導管30を外筒210に対して先端側に移動させることで、ガイドワイヤ誘導管30の先端側に取り付けられた押し子40Aも先端側に移動して、ステント10Aを外筒210から押し出すことができる。
押し子40Aの材料としては、ナイロンを用いることができる。
また、外筒210の基端部は、後述の伝達部材530Aを介して、軸方向にスライド可能に操作基盤510に保持される。
本実施形態では、操作基盤510は、硬質の樹脂部材により構成され、外筒210を保持した状態で、外筒210の長さ方向に長い形状に形成される。
本実施形態では、方向変換部520には、ガイドワイヤ誘導管30の基端側が掛け渡され、これにより、ガイドワイヤ誘導管30の基端側は、先端側(X方向側)に方向変換されている。
(1)第1実施形態では、筒状部材としての外筒210と、軸状部材としてのガイドワイヤ誘導管30と、外筒210とガイドワイヤ誘導管30とを軸方向に逆方向に連動して移動させる操作機構50Aと、を備え、操作機構50Aは、方向変換部520と、伝達部材530Aと、を有するものとした。これにより、外筒210が、ガイドワイヤ誘導管30と逆方向に連動して移動するので、押し子を備えるガイドワイヤ誘導管を固定して、外筒を基端側に後退させることでステントを留置する場合に比べて、外筒210を縮径状態のステント長L1の半分の長さ1/2L1だけ、後退させるだけで、ステント10Aを狭窄部Nに留置することができる。よって、外筒210を後退させる操作の長さを半分にすることができ、操作性が向上する。特に、デリバリーシステムに収納したときのステントの長さが長くなるステントに好適である。
次に本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態においては、ステント10Bが、拡径機構120を備えている点、ステントデリバリーシステム1Bが筒状部材20Bとして外筒210ではなく内筒220を用いている点、及び第2伝達部材540Bを更に備える点で第1実施形態と異なる。第1実施形態と同様の構成については、同様の符号を付して説明を省略する。
内筒220は、外筒210に収納可能とするため、外径が外筒210の内径よりも小さく、ガイドワイヤ誘導管30を収納可能とするため、内径がガイドワイヤ誘導管30の外径よりも大きく構成される。
図4A及び図4Bに示すように、ステント10Bは、ステント本体部110と、拡径機構120と、を備える。
本発明の変形例について、図7を参照して説明する。変形例に係るステントデリバリーシステム1Cは、第1実施形態及び第2実施形態とは、操作機構の構成が異なる。それ以外の構成は、第1実施形態及び第2実施形態と同様であるので、説明を省略する。ここでは、一例として操作機構以外は第2実施形態と同様の筒状部材及び軸状部材を備える構成について説明する。
回転ギア522は、操作基盤510に回転可能に固定されている。
リニアギア531は、筒状部材としての内筒220に接続され、回転ギア522と係合可能となっている。リニアギア531は、連結部材512を介して操作基盤510に対して軸方向に摺動可能に連結される。
また、リニアギア532は、軸状部材としてのガイドワイヤ誘導管30に接続され回転ギア522と係合可能となっている。
(11)変形例では、操作機構50Cにおいて、方向変換部として回転ギア522を備え、伝達部材530Cとしてリニアギア531及びリニアギア532を備える構成とした。これにより、筒状部材としての内筒220と軸状部材としてのガイドワイヤ誘導管30を軸方向に逆方向に連動して移動させることができる。
次に本発明の第3実施形態について図8及び図9を参照して説明する。本実施形態に係るステントデリバリーシステム1Dは、第1実施形態、第2実施形態、及び変形例とは、操作機構及び方向変換部の構成が異なる。それ以外の構成は、第1実施形態、第2実施形態、及び変形例と同様であるので、説明を省略する。ここでは、一例として操作機構及び方向変換部以外は第2実施形態と同様の筒状部材及び軸状部材を備える構成について説明する。
尚、ピン部材523は、内筒220又はガイドワイヤ誘導管30の移動方向に垂直な軸を回転軸として、第3伝達部材560に対して回転可能に取り付けられてもよい。これにより、後述するように、ピン部材523に掛け渡される伝達紐550にかかる負荷を軽減できる。
ピン部材523を介して伝達紐550により内筒220とガイドワイヤ誘導管30とが接続されるので、内筒220を先端側(X方向側)に移動させる動作に連動して、ガイドワイヤ誘導管30を基端側(Y方向側)に移動させることが可能となる。
また、伝達紐550とガイドワイヤ誘導管30との接続部分を内筒220に挿入された部分に設けることで、ピン部材523と内筒220の基端部との距離d(図8参照)を短くすることができる。よって、操作機構のDの長さを軸方向に短くすることができ、省スペース化できる。
(12)第3実施形態では、筒状部材20Dとしての内筒220と、軸状部材としてのガイドワイヤ誘導管30と、内筒220とガイドワイヤ誘導管30とを軸方向に逆方向に連動して移動させる操作機構50Dと、を備え、操作機構50Dは、操作基盤510と、方向変換部としてのピン部材523と、伝達部として一端が内筒220に接続され、他端がガイドワイヤ誘導管30に接続され、ピン部材523に掛け渡される伝達紐550と、を備え、ステント10Bがガイドワイヤ誘導管30に接続される紐状部材123を備える拡径機構120を有するものとした。これにより、内筒220を先端側に移動させることで、ガイドワイヤ誘導管30を基端側に移動させられる。よって、外筒210からステント10Bを押し出すために内筒220を先端側にスライドさせる操作により、ステント10Bの拡径機構120が備える紐状部材123が接続されたガイドワイヤ誘導管30を基端側にスライドさせてステント10Bを拡径し、その状態を維持することができる。よって、留置のために複雑な操作を必要とするステント10Bであっても、操作者(医師)が1人でステント留置の操作を容易に行うことができる。
次に本発明の第4実施形態について図10〜図16を参照して説明する。本実施形態においては、ステント10Cが更に拡径部を備えている点で、第2実施形態、第3実施形態、及び変形例のステント10Bと異なり、ステントデリバリーシステム1Eの伝達部材530Eがリール部を備えている点で第3実施形態のステントデリバリーシステム1Dと異なる。上述した各実施形態及び変形例と同様の構成については、同様の符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、ステント10Cが拡径部を備えているために、ステント10Bの場合に比べて、伝達紐550及びガイドワイヤ誘導管30を介して紐状部材123を更に基端側に引っ張る必要がある。そのため、拡径部を拡径させるために伝達紐550を基端側に引く分について、リール部で巻き取る構成とするものとした。
内筒220Eは、外筒210に収納可能とするため、外径が外筒210の内径よりも小さく、ガイドワイヤ誘導管30を収納可能とするため、内径がガイドワイヤ誘導管30の外径よりも大きく構成される。
尚、ピン部材524は、内筒220又はガイドワイヤ誘導管30の移動方向に垂直であって図10において紙面に垂直な軸を回転軸として、第3伝達部材560Eに対して回転可能に取り付けられてもよい。これにより、ピン部材524に掛け渡される伝達紐550にかかる負荷を軽減できる。
回転量規制ギア5304Gは、外周に回転量規制ピニオン5304Pと噛み合う2つの歯を有する平歯車であり、巻取り用ギア5303と同じ回転軸で巻取り用ギア5303に固定される。
回転量規制ピニオン5304Pは、リール本体部5302に回転可能に取り付けられ、周方向の内側に図11Bに示すようなC形状の貫通溝が形成される。
回転量規制ピン5304pは、リール本体部5302に対して固定されて取り付けられており、回転量規制ピニオン5304Pの貫通溝に挿通されて回転量規制ピニオン5304Pの回転量を規制する。
回転方向規制ピニオン5305Pは、例えば、外周に12の歯数を有し、巻取り用ギア5303と噛み合う平歯車であり、リール本体部5302に回転可能に取り付けられる。
ストッパー5305Sは、回転方向規制ピニオン5305Pを所定方向(図11Aにおいては時計回り)のみに回転させるために設けられ、ストッパー本体部5305Bと、ストッパー用ピン5305pと、ストッパー本体部5305Bを所定方向に付勢する弾性部材5305Eと、を備える。図11A及び11Bに示すように、ストッパー本体部5305Bは、弾性部材5305Eにより付勢されて回転方向規制ピニオン5305Pにおける歯と歯の間に配置される。ストッパー用ピン5305pは、ストッパー本体部5305Bの上方への動きを止めることにより、回転方向規制ピニオン5305Pが反時計回りに回転する動きを規制する。
本実施形態では、回転量規制ピニオン5304Pを回転方向規制ピニオン5305Pと同様の大きさに構成して同じ回転軸となるように配置し、ストッパー本体部5305Bと同様のストッパー本体部5304Bを、回転量規制ピニオン5304Pにおける歯と歯の間に配置し、更にこのストッパー本体部5304Bを弾性部材5304Eにより所定方向に付勢している。このように構成することにより、回転量規制ピニオン5304Pの回転方向も規制することができる。
伝達紐550は、ピン部材524で方向変換され、伝達部材530Eとしてのリール部5301を介して内筒220Eとガイドワイヤ誘導管30とに接続されるので、内筒220Eを先端側(X方向側)に移動させる動作に連動して、ガイドワイヤ誘導管30を基端側(Y方向側)に移動させることが可能となる。
本実施形態においては、巻取り用ギア5303を、図12において反時計回りに所定量回転させて伝達紐550を巻き取る例を示す。ここでは略3回転させるものとする。
図12Aに示すように、伝達紐550の巻取りを開始する前は、回転量規制ギア5304Gの2つの歯は回転量規制ピニオン5304Pの歯との噛み合いが外れた直後の位置に配置される。また、回転量規制ピニオン5304Pは、回転量規制ピン5304pが貫通溝の時計回りの端部に位置するよう配置される。
図12Aに示す状態から、巻取り用ギア5303を反時計回りに1回転させると、回転量規制ギア5304Gも同様に1回転して、図12Bに示すように回転量規制ピニオン5304Pは、時計回りに貫通溝の1/3分だけ回転する。
図12Bに示す状態から、更に巻取り用ギア5303を2回転させると、回転量規制ギア5304Gも同様に2回転して、図12Cに示すように回転量規制ピニオン5304Pは、時計回りに貫通溝の2/3分だけ回転する。これにより、回転量規制ピン5304pは貫通溝の反時計回りの端部に位置する状態となり、回転量規制ピニオン5304Pは、これ以上時計回りに回転することができなくなる。それと伴に、巻取り用ギア5303の所定量の回転(略3回転)終了時に、回転量規制ギア5304Gの2つの歯が回転量規制ピニオン5304Pの歯と噛み合うように構成する。これにより、回転量規制ピニオン5304Pの回転が止まることにより回転量規制ギア5304G及び巻取り用ギア5303の回転も止まる。
図12A〜12Cに示すように、巻取り用ギア5303を反時計回りに回転させて、回転方向規制ピニオン5305Pを時計回りに回転させる場合は、回転方向規制ピニオン5305Pの歯でストッパー本体部5305Bが下方に押されて弾性部材5305Eが縮む。また、ストッパー本体部5305Bは、回転方向規制ピニオン5305Pの歯により下方に押されなくなれば、弾性部材5305Eの付勢力により元の位置に戻る。よって、ストッパー5305Sは、回転方向規制ピニオン5305Pが時計回りに回転する場合には回転を妨げない。
一方、図13に示すように、巻取り用ギア5303を時計回りに回転させて、回転方向規制ピニオン5305Pを反時計回りに回転させようとする場合は、ストッパー用ピン5305pによりストッパー本体部5305Bの上方への移動が妨げられ、ストッパー本体部5305Bと回転方向規制ピニオン5305Pの歯が噛み合って、回転方向規制ピニオン5305Pは反時計回りに回転することができない。よって、巻取り用ギア5303が時計回りに回転することを防止することができる。また、図13には図示していないが、ストッパー5305Sにより、回転量規制ピニオン5304Pが反時計回りに回転することも同様に防止することができる。これにより、回転量規制ギア5304Gが回転量規制ピニオン5304Pと噛み合っていないときに、回転量規制ピニオン5304Pが反時計回りに回転することを防止できるので、正確に回転量を規制するこができる。
図14A及び図14Bに示すように、ステント10Cは、ステント本体部110Cと、拡径機構120と、を備える。拡径機構120は、ステント10Bの場合と同様に構成されるので、説明を省略する。
また、回転方向規制部材5305(回転方向規制ピニオン5305P及びストッパー5305S)が機能することにより、巻取り動作中における巻取り用ギア5303及び回転量規制ピニオン5304Pの逆回転を防止することができる。
また、回転方向規制部材5305(回転方向規制ピニオン5305P及びストッパー5305S)が機能することにより、リール部5301を先端側(X方向側)に移動させる動作中における巻取り用ギア5303及び回転量規制ピニオン5304Pの逆回転が防止される。よって、伝達紐550の張力が保たれるので、リール部5301を介して内筒220Eとガイドワイヤ誘導管30との間で動力を伝達することができる。
次に本発明の第5実施形態について図17及び図18を参照して説明する。本実施形態においては、第4実施形態と比較して、筒状部材として内筒及び伝達部の構成が異なる。その他の構成は、第4実施形態と同様であるので、同様の符号を付して説明を省略する。
また、内筒220Fは、可撓性を有する樹脂材料等の材料により構成される内筒本体部221Fと、ステンレス管等の剛性材により構成される内筒基端部222Fと、により構成される。内筒本体部221Fは、図18Bに示すように、ガイドワイヤ誘導管30が進退可能に挿通される貫通孔とは別に、2本の紐状部材123がそれぞれ挿通される貫通孔が軸方向に沿って2つ形成される。また、内筒本体部221Fは、外筒210に収納可能とするため、外径が外筒210の内径よりも小さく、ガイドワイヤ誘導管30を収納可能とするため、ガイドワイヤが挿通される貫通孔の内径がガイドワイヤ誘導管30の外径よりも大きく構成される。内筒基端部222Fは、図17に示すように、内筒220Fの基端部分を構成し、内筒本体部221Fと略同じ外形を有しており、後述する伝達部材530Fに形成された貫通孔5302Hに挿通される。これにより内筒220Fの基端部分に剛性を持たせることができ、内筒220Eを長手方向に押し出す操作が容易となる。
図18Aに示す内筒220Eは、ガイドワイヤ誘導管30が挿通される貫通孔のみが形成され、2本の紐状部材123は、内筒220Eとガイドワイヤ誘導管30との間に配される。内筒220E及びガイドワイヤ誘導管30は、様々な方向に曲げられながら患者の体内に挿入されるため、紐状部材123を途中で絡ませることなく、内筒220Eの先端から基端まで挿通させるのが若干難しい場合がある。
それに対して、図18Bに示す内筒220Fは、ガイドワイヤ誘導管30及び2本の紐状部材123が別々に挿通される貫通孔がそれぞれ形成される。よって、2本の紐状部材123を、紐状部材123同士やガイドワイヤ誘導管30と絡ませることなく、内筒220Fの先端から基端まで挿通させることができる。
このように紐状部材123は、ピン部材524で方向変換され、伝達部材530Fとしてのリール部5301を介して内筒220Fに接続されるので、内筒220Fを先端側(X方向側)に移動させる動作に連動して、紐状部材123を基端側(Y方向側)に移動させることが可能となる。
例えば、第1実施形態においては、ステント10Aとして自己拡張型の金属ステントを用いたが、これに限らず、自己拡張型ではないバルーン拡張型の金属ステントや合成樹脂により形成されたステントを用いてもよい。
また、巻取り用ギアにおいて外周の一部のみに連続して歯が形成されており、巻取り用ギアと噛み合う操作用ギアを回転させて、巻取り用ギアを所定の回転量だけ回転させる構成としてもよい。
また、ゼネバストップ機構を利用して、巻取り用ギアとしてゼネバストップ機構の従動側を用い、巻取り操作用ギアとしてゼネバストップ機構の駆動側を回転させて回転量を規制する構成としてもよい。
また、ストッパーを直接巻取り用ギアに適用して回転方向を規制する構成としても良い。
また、巻取り用ギアをラチェット式ギアとし、回転方向規制部材としてラチェット爪を用いてもよい。
また、巻取り用ギアとして、ゼネバストップ機構の従動側を用い、巻取り操作用ギアとしてゼネバストップ機構の駆動側を回転させて巻取り用ギアを回転させる構成とすることで、巻取り用ギア(ゼネバストップ機構の従動側)の回転方向を規制する構成としてもよい。
10A、10B、10C ステント
110、110C ステント本体部
111 繊維素材
120 拡径機構
121 環状部材
122 係止部
123 紐状部材
20A 筒状部材(外筒)
20B、20D、20E、20F 筒状部材(内筒)
30 ガイドワイヤ誘導管(軸状部材)
40A 押し子
50A、50B、50C、50D、50E、50F 操作機構
510 操作基盤
520、522、523、524 方向変換部
530A、530B、530C、530E、530F 伝達部材(伝達部)
550 伝達紐(伝達部)
N 狭窄部
Claims (22)
- ステントを生体内に留置するためのステントデリバリーシステムであって、
筒状部材と、
前記筒状部材の内側に軸方向に進退可能に配置される軸状部材と、
前記筒状部材と前記軸状部材とを軸方向に逆方向に連動して移動させる操作機構と、を備え、
前記操作機構は、
前記筒状部材又は前記軸状部材を軸方向に移動させる動力の向きを逆方向に変換可能な方向変換部と、
前記筒状部材と前記軸状部材との間で動力を伝達する伝達部と、を有するステントデリバリーシステム。 - 前記操作機構は、
基端側に設けられ前記方向変換部を支持する操作基盤を更に備える請求項1に記載のステントデリバリーシステム。 - 前記方向変換部は、ローラ状に形成されると共に前記操作基盤に対して回転可能に連結され、
前記軸状部材は、前記筒状部材から基端側に延びて前記方向変換部により先端側に方向変換されて、基端側の一端が前記伝達部に接続される請求項2に記載のステントデリバリーシステム。 - 前記伝達部は、一端が前記筒状部材の基端部に接続され、他端が前記軸状部材に接続され、前記方向変換部に掛け渡される伝達紐により構成される請求項1又は2に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記操作機構は、基端側に設けられ前記方向変換部を支持する操作基盤を更に備え、
前記筒状部材は、基端部が軸方向にスライド可能に前記操作基盤に保持される請求項2〜4のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。 - 前記筒状部材は、先端側の内側に前記ステントを収納可能な外筒であり、
前記軸状部材の先端側に配置され前記ステントを前記外筒から押し出し可能な押し子を更に備える請求項1〜5のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。 - 先端側の内側に前記ステントを収納可能な外筒を更に備え、
前記筒状部材は、前記外筒の内側に軸方向に進退可能に配置され、先端部で前記ステントを前記外筒から押し出し可能な内筒であり、
前記ステントは、
繊維素材によって円筒状に編み組みされて形成され、縮径した状態から拡径した状態に変形可能なステント本体部と、
前記ステント本体部の先端側の端部に設けられる第1の係合部材と、
前記ステント本体部の基端側の端部に設けられ、前記第1の係合部材と係合可能な第2の係合部材と、
前記第1の係合部材と前記軸状部材とを接続する紐状部材と、を有し、
前記ステント本体部は、縮径された状態において、前記紐状部材が基端側に向かって引かれることによって、軸方向に収縮して拡径され、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが近接する方向に移動すると共に該第1の係合部材と該第2の係合部材とが係合して、拡径した状態に維持される請求項1〜3及び5のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。 - 先端側の内側に前記ステントを収納可能な外筒を更に備え、
前記筒状部材は、前記外筒の内側に軸方向に進退可能に配置され、先端部で前記ステントを前記外筒から押し出し可能な内筒であり、
前記ステントは、
繊維素材によって円筒状に編み組みされて形成され、縮径した状態から拡径した状態に変形可能なステント本体部と、
前記ステント本体部の先端側の端部に設けられる第1の係合部材と、
前記ステント本体部の基端側の端部に設けられ、前記第1の係合部材と係合可能な第2の係合部材と、
前記第1の係合部材と前記軸状部材とを接続する紐状部材と、を有し、
前記ステント本体部は、縮径された状態において、前記紐状部材が基端側に向かって引かれることによって、軸方向に収縮して拡径され、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが近接する方向に移動すると共に該第1の係合部材と該第2の係合部材とが係合して、拡径した状態に維持される請求項4に記載のステントデリバリーシステム。 - 前記操作機構は、基端側に設けられ前記方向変換部を支持する操作基盤を更に備え、
前記外筒は、基端部が軸方向にスライド可能に前記操作基盤に保持される請求項7又は8に記載のステントデリバリーシステム。 - 前記第1の係合部材は、繊維素材により形成された環状部材であり、
前記第2の係合部材は、繊維素材により形成され、前記環状部材を係止可能な係止部であり、
前記紐状部材は、一端が前記係止部に接続され、前記ステント本体部の先端側に延びて前記環状部材に挿通され、他端が前記ステント本体部の基端側に延びて、前記軸状部材に接続される請求項7〜9のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。 - 前記軸状部材は、前記ステントデリバリーシステムが体内に挿入されるのを案内するためのガイドワイヤが挿入されるガイドワイヤ誘導管である請求項1〜10のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。
- 前記ステント本体部は、
先端側の端部に、拡径された状態において中央部の径よりも大きい径を有する拡径部を有し、
前記拡径部は、前記ステント本体部が縮径された状態において、前記紐状部材が所定の長さ基端側に引かれることにより拡径され、
前記伝達部は、
一端側が前記軸状部材に接続され、前記方向変換部に掛け渡される伝達紐と、
前記内筒の基端部に固定されて設けられるリール部と、を備え、
前記リール部は、前記伝達紐の他端側が接続されて該伝達紐を巻き取り可能な巻取り用ギアを有する請求項7に記載のステントデリバリーシステム。 - ステントを生体内に留置するためのステントデリバリーシステムであって、
前記ステントは、
繊維素材によって円筒状に編み組みされて形成され、縮径した状態から拡径した状態に変形可能なステント本体部と、
前記ステント本体部の先端側の端部に設けられる第1の係合部材と、
前記ステント本体部の基端側の端部に設けられ、前記第1の係合部材と係合可能な第2の係合部材と、
先端側が前記第1の係合部材に接続される紐状部材と、を有し、
前記ステント本体部は、縮径された状態において、前記紐状部材が基端側に向かって引かれることによって、軸方向に収縮して拡径され、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが近接する方向に移動すると共に該第1の係合部材と該第2の係合部材とが係合して、拡径した状態に維持され、
前記ステントデリバリーシステムは、
先端側の内側に前記ステントを収納可能な外筒と、
前記外筒の内側に軸方向に進退可能に配置され、先端部で前記ステントを前記外筒から可能な内筒と、
前記内筒の内側に軸方向に進退可能に配置され、前記内筒の内側に軸方向に進退可能に配置される軸状部材と、
前記内筒が先端側へ移動する動きに連動して前記紐状部材を基端側に移動させる操作機構と、を備え、
前記内筒には、前記軸状部材が挿通される貫通孔とは別に、前記紐状部材が挿通される貫通孔が軸方向に沿って形成されており、
前記操作機構は、
前記内筒を先端側に移動させる動力の向きを逆方向に変換可能な方向変換部と、
前記紐状部材の基端側が接続され、前記内筒と前記紐状部材との間で動力を伝達する伝達部と、
を備えるステントデリバリーシステム。 - 前記操作機構は、基端側に設けられ前記方向変換部を支持する操作基盤を更に備える請求項13に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記紐状部材は、前記内筒から基端側に延びて前記方向変換部に掛け渡されて、基端側の一端が前記内筒の基端部に接続される請求項14に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記内筒は、基端部が軸方向にスライド可能に前記操作基盤に保持される請求項14又は15のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。
- 前記外筒は、基端部が軸方向にスライド可能に前記操作基盤に保持される請求項14〜16のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。
- 前記第1の係合部材は、繊維素材により形成された環状部材であり、
前記第2の係合部材は、繊維素材により形成され、前記環状部材を係止可能な係止部であり、
前記紐状部材は、一端が前記係止部に接続され、前記ステント本体部の先端側に延びて前記環状部材に挿通され、他端が前記ステント本体部の基端側に延びて、前記軸状部材に接続される請求項13〜17のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。 - 前記軸状部材は、前記ステントデリバリーシステムが体内に挿入されるのを案内するためのガイドワイヤが挿入されるガイドワイヤ誘導管である請求項13〜18のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。
- 前記ステント本体部は、
先端側の端部に、拡径された状態において中央部の径よりも大きい径を有する拡径部を有し、
前記拡径部は、前記ステント本体部が縮径された状態において、前記紐状部材が所定の長さ基端側に引かれることにより拡径され、
前記伝達部は、前記内筒の基端部に固定されて設けられるリール部により構成され、
前記リール部は、前記紐状部材の他端が接続されて該紐状部材を巻き取り可能な巻取り用ギアを有する請求項13〜19のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。 - 前記リール部は、前記巻取り用ギアの回転量を規制するための回転量規制部材を更に備える請求項12又は20に記載のステントデリバリーシステム。
- 前記リール部は、前記巻取り用ギアの回転方向を規制するための回転方向規制部材を更に備える請求項12、20及び21のいずれかに記載のステントデリバリーシステム。
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- 2017-03-31 JP JP2017071822A patent/JP6859808B2/ja active Active
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