JP2017532671A - マルチプロセッサシステムにおけるメモリの管理 - Google Patents

マルチプロセッサシステムにおけるメモリの管理 Download PDF

Info

Publication number
JP2017532671A
JP2017532671A JP2017515721A JP2017515721A JP2017532671A JP 2017532671 A JP2017532671 A JP 2017532671A JP 2017515721 A JP2017515721 A JP 2017515721A JP 2017515721 A JP2017515721 A JP 2017515721A JP 2017532671 A JP2017532671 A JP 2017532671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
circuit
microprocessor
mode
microprocessors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017515721A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6757717B2 (ja
Inventor
イーガル アーヴェル,
イーガル アーヴェル,
サギール アーマッド,
サギール アーマッド,
ジェームズ ジェー. マリー,
ジェームズ ジェー. マリー,
ニシット パテル,
ニシット パテル,
アーマッド アール. アンサリ,
アーマッド アール. アンサリ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xilinx Inc
Original Assignee
Xilinx Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xilinx Inc filed Critical Xilinx Inc
Publication of JP2017532671A publication Critical patent/JP2017532671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6757717B2 publication Critical patent/JP6757717B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0602Interfaces specially adapted for storage systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/0604Improving or facilitating administration, e.g. storage management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/16Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
    • G06F13/1605Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus based on arbitration
    • G06F13/1652Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus based on arbitration in a multiprocessor architecture
    • G06F13/1657Access to multiple memories
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0655Vertical data movement, i.e. input-output transfer; data movement between one or more hosts and one or more storage devices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0668Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
    • G06F3/0671In-line storage system
    • G06F3/0683Plurality of storage devices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/30003Arrangements for executing specific machine instructions
    • G06F9/3004Arrangements for executing specific machine instructions to perform operations on memory

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)

Abstract

一例では、制御回路(106)にそれぞれ連結された第1および第2のマイクロプロセッサ(102,104)間のメモリを管理する回路(100)は、第1および第2のメモリ回路(112,114)と、第1及び第2のメモリ回路、並びに第1及び第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェース(210−0,210−1)に連結され、モード信号を入力として有するスイッチ回路(110)とを含む。スイッチは、モード信号に基づいて第1のモード又は第2のモードのいずれかで選択的に動作するように構成され、第1のモードにおいて、スイッチ回路が、第1のメモリ回路を第1のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、且つ第2のメモリ回路を第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、第2のモードにおいて、スイッチ回路が、第1又は第2のメモリ回路を第1又は第2のマイクロプロセッサのいずれかのメモリインタフェースに選択的に連結する。【選択図】図1

Description

本開示の例は、広くは、マルチプロセッサシステムに関し、詳細には、マルチプロセッサシステムにおけるメモリの管理に関する。
マルチプロセッシングまたはマルチプロセッサシステムでは、1つのシステムに2つ以上の中央処理装置(CPU)を使用する。例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などの集積回路(IC)には、マルチプロセッシングに使用することができる複数のマイクロプロセッサを埋め込むことができる。マイクロプロセッサは、複数の別個のマイクロプロセッサであってもよいし、または単一のマイクロプロセッサの複数のコアであってもよい。マイクロプロセッサは、メモリインタフェースを含む、情報の送受信に使用される様々なインタフェースを有する。
マイクロプロセッサは、キャッシュメモリ、ローカルメモリ、メインメモリなどを含む様々なタイプのメモリへのメモリインタフェースを有することができ、異なるタイプのメモリをレイテンシおよび/または機能によって区別することができる。例えば、キャッシュメモリは、メインメモリに記憶された情報をキャッシュに格納するために使用される低レイテンシメモリであるため、マイクロプロセッサによってより容易にアクセス可能である。メインメモリは、キャッシュメモリよりも大量の情報を格納できる高レイテンシメモリである。ローカルメモリは、キャッシュとして動作しない低レイテンシメモリ(キャッシュメモリに類似)とすることができる。例えば、ARM(登録商標)アーキテクチャを有するいくつかのマイクロプロセッサは、低レイテンシ(非キャッシュ)メモリにアクセスするために使用することができる「密結合メモリ」インタフェースとして知られているものを含む。マルチプロセッサシステムでは、メモリなどのリソースを効果的に管理して、非効率的または無駄な使用を避ける必要がある。
マルチプロセッサシステムにおけるメモリの管理について説明する。一実施例では、制御回路にそれぞれ連結された第1のマイクロプロセッサと第2のマイクロプロセッサとの間でメモリを管理する回路は、第1のメモリ回路及び第2のメモリ回路、並びに前記第1のメモリ回路、前記第2のメモリ回路、並びに前記第1及び第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結され、モード信号を入力として有するスイッチ回路を含む。スイッチは、第1のモードにおいて、スイッチ回路が、第1のメモリ回路を第1のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、且つ第2のメモリ回路を第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、第2のモードにおいて、スイッチ回路が、第1又は第2のメモリ回路を第1又は第2のマイクロプロセッサのいずれかのメモリインタフェースに選択的に連結するように、モード信号に基づいて第1のモード又は第2のモードのいずれかで選択的に動作するように構成される。
別の実施例では、集積回路は、第1及び第2のマイクロプロセッサと、第1及び第2のマイクロプロセッサに連結された制御回路と、第1及び第2のメモリ回路と、第1のメモリ回路、第2のメモリ回路、及び制御回路に連結され、モード信号を入力として有するスイッチ回路と、を含む。スイッチ回路は、第1のモードにおいて、スイッチ回路が、第1のメモリ回路を第1のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、且つ第2のメモリ回路を第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、第2のモードにおいて、スイッチ回路が、第1又は第2のメモリ回路を第1又は第2のマイクロプロセッサのいずれかのメモリインタフェースに選択的に連結するように、モード信号に基づいて第1のモード又は第2のモードのいずれかで選択的に動作するように構成される。
別の実施例では、制御回路に各々が連結された第1のマイクロプロセッサと第2のマイクロプロセッサとの間でメモリを管理する方法は、第1のマイクロプロセッサ及び第2のマイクロプロセッサを、第1及び第2のマイクロプロセッサの各々が独立して動作しない第1のモードに構成すること、第1のマイクロプロセッサに関連付けられた第1のメモリ及び第2のマイクロプロセッサに関連付けられた第2のメモリを、結合されたアドレス空間を有する結合メモリになるように構成すること、並びに第1又は第2のメモリを第1又は第2のマイクロプロセッサのいずれかに、当該第1又は第2のマイクロプロセッサが結合メモリにアクセスしているときに、選択的に連結すること、を含む。
他の特徴は、以下の詳細な説明および特許請求の範囲の考察から認識されるであろう。
上記に列挙した特徴を詳細に理解できるように、上記で簡単に要約したより詳細な説明が、実施例を参照することによって得られ、そのいくつかを添付の図面に示す。しかしながら、添付の図面は典型的な実施例のみを示しているので、その範囲を限定するものと見なすべきではないことに留意されたい。
一実施例による、処理システムを示すブロック図である。 一実施例による、図1の処理システムのより詳細な部分を示すブロック図である。 一実施例による、集積回路を示すブロック図である。 一実施例による、第1及び第2のマイクロプロセッサ間でのメモリを管理する方法を示すフロー図である。 一実施例による、第1及び第2のマイクロプロセッサ間でのメモリを管理する別の方法を示すフロー図である。
理解を容易にするため、可能な場合には、図に共通する同一の要素を示すのに、同一の参照番号を使用した。1つの例の要素は他の例に有益に組み込むことができると、考えられる。
マルチプロセッサシステムにおけるメモリの管理について説明する。一例では、制御回路に各々が連結された第1のマイクロプロセッサと第2のマイクロプロセッサとの間でメモリを管理する回路が提供される。本回路は、第1及び第2のメモリ回路、並びに第1及び第2のメモリ回路を第1及び第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結するスイッチを含む。スイッチ回路は、2つの異なるモードで動作することができる。第1のモードでは、スイッチ回路は、第1のメモリ回路を第1のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、第2のメモリ回路を第2のマイクロプロセッサのインタフェースに連結する。第2のモードでは、スイッチ回路は、第1又は第2のメモリ回路を第1又は第2のマイクロプロセッサのいずれかのメモリインタフェースに選択的に連結する。スイッチ回路の第1のモードは、マイクロプロセッサが独立して動作しており、各々がメモリのうちのそれに関連付けられた別個の1つにアクセスするときに、使用することができる。スイッチ回路の第2のモードは、マイクロプロセッサが、ロックステップモードまたはシングルプロセッサモードなどの非独立モードで動作しているときに、使用することができる。第2のモードでは、2つのメモリ回路が結合されて、結合されたアドレス空間を有する単一の結合メモリを形成する。いずれかのマイクロプロセッサが、必要に応じて第1または第2のメモリ回路のいずれかを選択的に連結するスイッチ回路を介して結合メモリにアクセスすることができる。このようにして、第1のメモリ回路が通常は第1のマイクロプロセッサに関連付けられ、第2のメモリ回路が通常は第2のマイクロプロセッサに関連付けられる場合であっても、マイクロプロセッサがロックステップまたはシングルプロセッサモードで動作する場合に、両方のメモリ回路を利用することができる。
図1は、一実施例による処理システム100を示すブロック図である。処理システム100は、マイクロプロセッサ102及び104、制御回路106、スイッチ回路110、並びにローカルメモリ回路112及び114(「メモリ回路」とも呼ばれる)を含む。マイクロプロセッサ102は「マイクロプロセッサ0」と呼ばれ、マイクロプロセッサ104は「マイクロプロセッサ1」と呼ばれる。同様に、ローカルメモリ回路112は「ローカルメモリ0」と呼ばれ、ローカルメモリ回路114は「ローカルメモリ1」と呼ばれる。マイクロプロセッサ102及び104の各々は、制御回路106に連結されたインタフェースを含む。ローカルメモリ回路112及び114の各々は、スイッチ回路110に連結されたインタフェースを含む。スイッチ回路110は、制御回路106に連結されたインタフェースを含む。制御回路106は、プロセッサモード選択信号を受信するためのインタフェースを含む。スイッチ回路110は、ローカルメモリモード選択信号を受信するように構成されたインタフェースを含む。制御回路106のインタフェースはまた、キャッシュメモリ116およびメインメモリ118に連結されてもよい。キャッシュメモリ116は、それぞれマイクロプロセッサ102および104による使用専用の特定のメモリ116−0および116−1を含むことができる。同様に、メインメモリ118は、メモリ118−0および118−1を含むことができる。本明細書で使用する「連結された」という用語は、要素間の直接的な接続(例えば、マイクロプロセッサ102と制御回路106との間の接続)と、少なくとも1つの中間要素を介してもよい要素間の通信(例えば、マイクロプロセッサ102とローカルメモリ112との間の通信)とを包含することを意味する。
マイクロプロセッサ102および104の各々は、デジタルデータを入力として受け取り、命令セットの命令に従ってデジタルデータを処理し、結果を出力として提供するプログラマブルデバイスであってもよい。本明細書で使用される「マイクロプロセッサ」という用語は、マイクロコントローラまたは他のシステムオンチップ(SoC)デバイスを含む任意のそのようなプログラマブルデバイスを含むことを意味する。マイクロプロセッサ102および104の各々は、別個の集積回路(IC)またはICに埋め込まれた別個のデバイスを含む、スタンドアロンデバイスとすることができる。あるいは、マイクロプロセッサ102および104は、単一のデバイスの2つのマイクロプロセッサ「コア」とすることができる。非限定的な例において、マイクロプロセッサ102および104は、デュアルコアARM(登録商標)Cortex(登録商標)−R5プロセッサまたはARM(登録商標)アーキテクチャを有する同様のタイプのプロセッサなどの縮小命令セットコンピューティング(RISC)デバイスとすることができる。マイクロプロセッサ102および104は、本明細書に記載の機能を含む他のタイプのデバイスであってもよいことを理解されたい。
制御回路106が、マイクロプロセッサ102および104の入力/出力(IO)インタフェースに連結される。制御回路106は、比較及び同期ロジック108と、ルーティング及びアービトレーションロジック109とを含む。制御回路106は、様々なプロセッサモードで動作するようにマイクロプロセッサ102および104を構成することができる。制御回路106は、入力として与えられるモード選択信号に基づいて、マイクロプロセッサ102および104のモードを選択することができる。
1つのプロセッサモードでは、制御回路106は、マイクロプロセッサ102および104をロックステップで動作するように構成する(「ロックステッププロセッサモード」)。ロックステップで動作する場合、マイクロプロセッサの1つが、冗長プロセッサとして使用され、両方のマイクロプロセッサが、同じ命令に従って同じデータを処理する。比較及び同期ロジック108は、ロックステップモードにあるときにマイクロプロセッサ102および104を同期させ、動作中に各プロセッサの出力を比較する。ルーティング及びアービトレーションロジック109は、ロックステップで動作するマイクロプロセッサ102および104の間で、キャッシュメモリ116、メインメモリ118、およびスイッチ回路110へのアクセスを同期させる。
別のモードでは、制御回路106は、他方のマイクロプロセッサが動作している間、マイクロプロセッサ102および104のうちの1つをディスエーブルにする(「シングルプロセッサモード」)。シングルプロセッサモードでは、ルーティング及びアービトレーションロジック109は、キャッシュメモリ116、メインメモリ118、およびスイッチ回路110へのアクセスを、マイクロプロセッサ102または104のうちの動作中のものに提供する。
別のモードでは、制御回路106は、マイクロプロセッサ102および104を、独立して動作するように構成し、各々が、独立した命令に従って独立したデータを処理する(「独立プロセッサモード」)。各マイクロプロセッサ102および104は、ルーティング及びアービトレーションロジック109を介して、キャッシュメモリ116、メインメモリ118、およびスイッチ回路110にアクセスすることができる。ルーティング及びアービトレーションロジック109は、マイクロプロセッサ102および104の間で、キャッシュメモリ116、メインメモリ118、およびスイッチ回路110へのアクセスを同期させる。一例では、ルーティング及びアービトレーションロジック109は、マイクロプロセッサ102および104と、キャッシュメモリ116およびメインメモリ118のそれぞれの部分との間の直接リンクを提供することができる。同様に、スイッチ回路110は、独立モードで動作しているとき、マイクロプロセッサ102と104との間でリソースの共有または競合がないように、各マイクロプロセッサ102および104に対して別個の部分を含むことができる。
マイクロプロセッサ102および104は、ローカルメモリ(例えばローカルメモリ112/114)に連結されたローカルメモリインタフェース、キャッシュメモリ116に連結されたキャッシュメモリインタフェース、およびメインメモリ118に連結されたメインメモリインタフェースなどの、いくつかのタイプのメモリインタフェースを有することができる。メモリインタフェースは、レベル(例えば、L1、L2、L3等、及びメイン)に分割することができる。L1、L2、L3等のメモリは、メインメモリによって記憶された情報をキャッシュに格納するキャッシュメモリを含む。すなわち、キャッシュメモリ116は、メインメモリ118によってバックアップされている。簡略化のために、キャッシュメモリ116が概略的に示されているが、キャッシュメモリ116は、マイクロプロセッサ102および104の各々のための命令およびデータキャッシュのための別個のメモリ回路を含むことができることを理解されたい。メモリのレベルはレイテンシを示し、L1メモリはL2よりもレイテンシが小さく、L2メモリはL3よりもレイテンシが小さい、等々であり、メインメモリが最も大きいレイテンシを有する。
マイクロプロセッサ102および104のローカルメモリインタフェースは、キャッシュレベル(例えば、L1)で動作することができるが、非キャッシュローカルメモリにアクセスするために使用される。すなわち、ローカルメモリ112および114は、メインメモリ118によってバックアップされず、明示的なキャッシュメモリとして動作しない。むしろ、ローカルメモリ112および114はそれぞれ、(明示的なキャッシュメモリとは対照的に)マイクロプロセッサ102および104による使用時に常に有効なメモリの連続領域を形成する。もちろん、ローカルメモリ112または114は、たまたまメインメモリ118にも格納されるが、明示的なキャッシュとしては格納されないデータを格納することができる。ローカルメモリ回路112および114は、(例えば、L1キャッシュのオーダーである)メインメモリ118よりもはるかに低いレイテンシを有することができる。例えば、ARM(登録商標)Cortex(登録商標)−R5プロセッサおよび同様のARM(登録商標)タイプのプロセッサには、非キャッシュメモリとして動作することができるローカルメモリにアクセスするために使用できる密結合メモリ(TCM)インタフェースが含まれる。
処理システム100において、ルーティング及びアービトレーションロジック109は、マイクロプロセッサ102および104のローカルメモリインタフェースをスイッチ回路110に連結する。一般に、マイクロプロセッサ102はローカルメモリ112に関連付けられ、マイクロプロセッサ104はローカルメモリ114に関連付けられる。スイッチ回路110は、入力されたローカルメモリモード選択信号に応じて異なるモードに従って、ローカルメモリ112および114をマイクロプロセッサ102および104に連結する。
第1のモードでは、スイッチ回路110は、ローカルメモリ112をマイクロプロセッサ102に連結し、ローカルメモリ114をマイクロプロセッサ104に連結する(「独立ローカルメモリモード」)。独立ローカルメモリモードでは、マイクロプロセッサ102および104の各々は、独立したローカルメモリを有する。スイッチ回路110は、マイクロプロセッサ102および104が独立モードで動作しているときに、独立ローカルメモリモードを呼び出すことができる。したがって、各マイクロプロセッサ102および104は、それぞれ、それ自体のローカルメモリ112および114にアクセスすることができる。
第2のモードでは、スイッチ回路110は、ローカルメモリ112またはローカルメモリ114を、マイクロプロセッサ102または104のいずれかに選択的に連結する(「結合ローカルメモリモード」)。結合ローカルメモリモードでは、スイッチ回路110は、マイクロプロセッサ102またはマイクロプロセッサ104のいずれかがローカルメモリ112および114の両方から形成された結合メモリにアクセスすることを可能にする。マイクロプロセッサ102および104がロックステッププロセッサモードまたはシングルプロセッサモードで動作している場合など、マイクロプロセッサ102および104が非独立で動作している場合に、スイッチ回路110は、結合ローカルメモリモードを呼び出すことができる。結合メモリを選択的に形成することにより、マイクロプロセッサ102および104がロックステッププロセッサモードまたはシングルプロセッサモードで動作しているときに、両方のローカルメモリ112および114を利用することができる。ローカルメモリ112および114が、それぞれのマイクロプロセッサ102および104に直接に連結されていると、ローカルメモリ112および114のうちの1つが、ロックステップモードでは利用されず、未使用のリソースとなるであろう。
一例では、プロセッサモードとメモリモードを、互いに独立して設定することができる。例えば、プロセッサモードを独立モードで動作するように設定することができ、メモリモードを結合ローカルメモリモードに設定して、プロセッサのうちの1つのみがすべてのメモリにアクセスできるようにすることができる。
図2は、一実施例による、処理システム100のより詳細な部分を示すブロック図である。図1の要素と同じまたは類似の図2の要素が、同一の参照符号を付して示され、上記で詳細に説明されている。マイクロプロセッサ0は、キャッシュインタフェース(単数または複数)202−0、他のインタフェース(単数または複数)204−0、ローカルメモリレジスタ(単数または複数)206−0、中央処理装置(CPU)208−0、およびローカルメモリインタフェース(単数または複数)210−0を含む。同様に、マイクロプロセッサ1は、キャッシュインタフェース(単数または複数)202−1、他のインタフェース(単数または複数)204−1、ローカルメモリレジスタ(単数または複数)206−1、CPU208−1、およびローカルメモリインタフェース(単数または複数)210−1を含む。ローカルメモリ112は、少なくとも1つのランダムアクセスメモリ(RAM)回路220を含み、ローカルメモリ114は、少なくとも1つのRAM回路222を含む。RAM回路220および222は、スタティックRAM(SRAM)などの任意のタイプのRAMを含むことができる。一例では、ローカルメモリ114および116の各々が、マイクロプロセッサ102および104内のECCロジックとともに使用するための誤り訂正符号(ECC)メモリを実装することができる。
キャッシュインタフェース202−0および202−1は、キャッシュメモリ(たとえば、キャッシュメモリ116)に連結することができる。他のインタフェース204−0および204−1は、メインメモリ118および制御回路106などの様々なコンポーネントに連結することができる。CPU208−0及び208−1は、マイクロプロセッサ0及び1の処理要素を含む。ローカルメモリインタフェース210−0および210−1は、ローカルメモリに連結することができる。ローカルメモリレジスタ206−0および206−1は、ローカルメモリのアドレス指定を容易にするために1つ以上のレジスタを含むことができる。ローカルメモリインタフェース210−0および210−1は、ルーティング及びアービトレーションロジック109を介してスイッチ回路110に連結される。
RAM回路220およびRAM回路222は、それぞれ、AグループおよびBグループなどの複数のメモリグループに分割することができる。ローカルメモリインタフェース210−0および210−1は、AグループにアクセスするためのAインタフェースおよびBグループにアクセスするためのBインタフェースなどの、各グループのためのインタフェースを含むことができる。異なるグループは、データ対命令のような異なる種類の情報を記憶するために使用することができる。以下の説明では、RAM回路220および222のグループは、ローカルメモリ112のための単一の論理メモリユニットおよびローカルメモリ114のための単一の論理メモリユニットとして説明される。
一例では、スイッチ回路110は、マルチプレクサ/デマルチプレクサ回路(MUX/DMUX回路212)とスリーステートバッファ218とを含む。図2に示すスイッチ回路110の特定の論理構成は、スイッチ回路110の論理動作を示すように意図される。本明細書に記載のスイッチ回路110の論理動作に基づいて、当業者は、そのような論理動作を実施するための論理ゲートおよび同様のコンポーネントの様々な構成を設計できる、ということを理解されたい。
MUX/DMUX回路212は、マイクロプロセッサ0とローカルメモリ112および114との間のマルチプレクシングおよびデマルチプレクシングを提供する。MUX/DMUX回路212は、マルチプレクサ/デマルチプレクサ214とマルチプレクサ216とを含むことができる。マルチプレクサ/デマルチプレクサ214の出力は、ルーティング及びアービトレーションロジック109に連結される。マルチプレクサ/デマルチプレクサ214の入力は、ローカルメモリ112および114に連結される。マルチプレクサ/デマルチプレクサ214の制御入力は、マルチプレクサ216の出力に連結される。マルチプレクサ216の1つの入力は、ローカルメモリモード選択信号を受信するように構成される。マルチプレクサ216の別の入力は、ローカルメモリインタフェースから得られた信号を受信するように構成される。スリーステートバッファ218の出力は、ルーティング及びアービトレーションロジック109に連結される。スリーステートバッファ218の入力は、ローカルメモリ114に連結される。スリーステートバッファ218の制御入力は、ローカルメモリモード選択信号を受信するように連結される。
動作中、マルチプレクサ/デマルチプレクサ214は、マルチプレクサ216の制御の下で、ローカルメモリ112またはローカルメモリ114のいずれかをルーティング及びアービトレーションロジック109に選択的に連結する。マルチプレクサ216が、論理「0」でマルチプレクサ/デマルチプレクサ214の制御入力を駆動する場合、マルチプレクサ/デマルチプレクサ214は、ローカルメモリ112をルーティング及びアービトレーションロジック109に連結する。逆に、マルチプレクサ216が、論理「1」でマルチプレクサ/デマルチプレクサ214の制御入力を駆動する場合、マルチプレクサ/デマルチプレクサ214は、ローカルメモリ114をルーティング及びアービトレーションロジック109に連結する。ローカルメモリモード選択信号に応じて、マルチプレクサ216は、一定の論理「0」またはローカルメモリインタフェース(単数または複数)210−0の信号(単数または複数)から得られた論理値のいずれかで、マルチプレクサ/デマルチプレクサ214の制御入力を駆動する。
例えば、モード選択信号が、スイッチ回路110が独立ローカルメモリモードで動作すべきであることを示す(例えば、論理「1」である)場合、マルチプレクサ216は、マルチプレクサ/デマルチプレクサ214への制御入力として一定の論理「0」を提供するように制御される。MUX/DMUX212は、ローカルメモリ112をルーティング及びアービトレーションロジック109に連結するだけであり、選択的連結はない。さらに、スリーステートバッファ218は、ローカルメモリ114をルーティング及びアービトレーションロジック109に連結する。したがって、ローカルメモリ112および114のそれぞれは、マイクロプロセッサ0および1によって独立してアクセス可能である。独立ローカルメモリモードは、マイクロプロセッサが独立プロセッサモードにあるときに、構成することができる。
モード選択信号が、スイッチ回路110が結合ローカルメモリモードで動作すべきであることを示す(例えば、論理「0」である)場合、マルチプレクサ216は、ローカルメモリインタフェースの信号から得られた論理値を提供するように制御される。一例では、各ローカルメモリインタフェース210−0および210−1のアドレス部分からの信号が、論理「0」がローカルメモリ112にアクセスし、論理「1」がローカルメモリ114にアクセスするという点で、バンク選択として使用される。このように、第2のモードでは、スイッチ回路110は、ローカルメモリインタフェース(単数または複数)210−0のバンク選択信号に基づいて、マイクロプロセッサ0またはマイクロプロセッサ1のいずれかをローカルメモリ112またはローカルメモリ114のいずれかに選択的に連結する。ローカルメモリ112および114の結合は、いずれかのマイクロプロセッサによってアクセス可能である。ローカルメモリ112および114は、独立したメモリとしてアクセス可能ではない。結合ローカルメモリモードは、マイクロプロセッサがロックステップモードまたはシングルプロセッサモードなどの非独立モードにあるときに、構成することができる。
図3は、一実施例による、集積回路300を示すブロック図である。図3の要素と同じまたは類似の図1の要素が、同一の参照符号を付して示され、上記で詳細に説明されている。集積回路300は、プロセッサブロック302と、ローカルメモリブロック304と、制御ブロック306と、様々な他のブロック(単数または複数)308とを含む。プロセッサブロック302は、マイクロプロセッサ102と、マイクロプロセッサ104と、制御回路106とを含む。ローカルメモリブロック304は、ローカルメモリ112、ローカルメモリ114、およびスイッチ回路110を含む。制御ブロック306は、プロセッサモード選択信号をプロセッサブロック302に提供し、ローカルメモリモード選択信号をローカルメモリブロック304に提供する。他のブロック(単数または複数)308は、他のプロセッサブロックまたは他の回路などの様々な他の回路を含むことができる。一例では、集積回路300は、他のブロック(単数または複数)308がプログラマブル回路を含むようなプログラマブルデバイスであってもよい。例えば、集積回路は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)などであってもよい。
図4は、一実施例による、第1及び第2のマイクロプロセッサ間でのメモリを管理する方法400を示すフロー図である。方法400は、図1の処理システムを参照して理解することができる。方法400は、ステップ402で開始し、制御回路106が、第1および第2のマイクロプロセッサ102および104を、それぞれが独立して動作しない第1のモード(例えば、ロックステッププロセッサモードまたはシングルプロセッサモード)になるように、構成する。ステップ404において、スイッチ回路110は、第1のマイクロプロセッサに関連付けられた第1のメモリ(例えば、ローカルメモリ112)と、第2のマイクロプロセッサに関連付けられた第2のメモリ(例えば、ローカルメモリ114)とを、結合されたアドレス空間を有する結合メモリになるように、構成する。ステップ406において、スイッチ回路110は、第1または第2のメモリを第1のマイクロプロセッサ102または第2のマイクロプロセッサ104のいずれかに、当該第1のマイクロプロセッサ102または第2のマイクロプロセッサ104が結合メモリにアクセスしているときに、選択的に連結する。
図5は、一実施例による、第1及び第2のマイクロプロセッサ間でのメモリを管理する方法500を示すフロー図である。方法500は、図1の処理システムを参照して理解することができる。方法500は、ステップ502で開始し、制御回路106は、第1および第2のマイクロプロセッサ102および104を、それぞれが独立して動作する第2のモード(例えば、独立プロセッサモード)になるように構成する。ステップ504において、スイッチ回路110は、第1のマイクロプロセッサと共に使用するための第1のメモリ(例えば、ローカルメモリ112)と、第2のマイクロプロセッサと共に使用するための第2のメモリ(例えば、ローカルメモリ114)とを、構成する。ステップ506において、スイッチ回路110は、第1のメモリを第1のマイクロプロセッサ102に連結し、第2のメモリを第2のマイクロプロセッサ104に連結する。
次に、マルチプロセッサシステムにおけるメモリ管理のいくつかの例を、以下に説明する。一例では、制御回路に各々が連結された第1のマイクロプロセッサと第2のマイクロプロセッサとの間でメモリを管理する回路が、提供され得る。このような回路は、第1のメモリ回路及び第2のメモリ回路と、第1のメモリ回路、第2のメモリ回路、並びに第1及び第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結され、モード信号を入力として有するスイッチ回路と、を含み、スイッチ回路は、モード信号に基づいて第1のモードまたは第2のモードのうちのいずれかで選択的に動作するように構成され、第1のモードでは、スイッチ回路は、第1のメモリ回路を第1のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、且つ第2のメモリ回路を第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、第2のモードでは、スイッチ回路は、第1または第2のメモリ回路を第1または第2のマイクロプロセッサのいずれかのメモリインタフェースに選択的に連結する。
このような回路のうちのあるものでは、制御回路がロックステップで第1のマイクロプロセッサを第2のマイクロプロセッサと同期させるときに、スイッチ回路が第2のモードで動作する。
このような回路のうちのあるものでは、スイッチ回路は、制御回路と第1および第2のメモリ回路との間に連結されたマルチプレクシング/デマルチプレクシング回路を含む。
このような回路のうちのあるものでは、マルチプレクシング/デマルチプレクシング回路は、第1または第2のマイクロプロセッサのいずれかのメモリバスから得られる信号に連結された制御入力を含み、第2のモードでは、スイッチ回路は、制御入力に基づいて第1または第2のメモリ回路を第1または第2のマイクロプロセッサのいずれかのメモリインタフェースに選択的に連結する。
このような回路のうちのあるものでは、第1および第2のメモリ回路のそれぞれが、少なくとも1つのランダムアクセスメモリ(RAM)回路を含む。
このような回路のうちのあるものでは、各RAM回路は、第1または第2のマイクロプロセッサのいずれかによる使用中に常に有効であるメモリの連続領域を形成する。
このような回路のうちのあるものでは、第1および第2のメモリ回路の各々が、誤り訂正符号(ECC)メモリ回路を含む。
別の実施例では、集積回路は、第1及び第2のマイクロプロセッサと、第1及び第2のマイクロプロセッサに連結された制御回路と、第1及び第2のメモリ回路と、第1のメモリ回路、第2のメモリ回路、及び制御回路に連結され、モード信号を入力として有するスイッチ回路と、を備える集積回路を含み、スイッチは、モード信号に基づいて第1のモードまたは第2のモードのいずれかで選択的に動作するように構成され、第1のモードでは、スイッチ回路は、第1のメモリ回路を第1のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、且つ第2のメモリ回路を第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、第2のモードにおいて、スイッチ回路は、第1または第2のメモリ回路を第1または第2のマイクロプロセッサのいずれかのメモリインタフェースに選択的に連結する。
このような集積回路のうちのあるものでは、制御回路がロックステップで第1のマイクロプロセッサを第2のマイクロプロセッサと同期させるときに、スイッチ回路が第2のモードで動作する。
このような集積回路のうちのあるものでは、第1および第2のメモリ回路のそれぞれが、少なくとも1つのランダムアクセスメモリ(RAM)回路を含む。
このような集積回路のうちのあるものでは、各RAM回路は、第1または第2のマイクロプロセッサのいずれかによる使用中に常に有効であるメモリの連続領域を形成する。
このような集積回路のうちのあるものでは、第1および第2のメモリ回路の各々が、誤り訂正符号(ECC)メモリ回路を含む。
このような集積回路のあるものは、スイッチ回路にモード信号を供給するように構成された制御ロジックをさらに含むことができる。
別の実施例では、メモリを管理する方法が提供され得る。
例えば、各々が制御回路に連結された第1のマイクロプロセッサと第2のマイクロプロセッサとの間でメモリを管理する方法は、第1および第2のマイクロプロセッサの各々が独立して動作しない第1のモードになるように、第1のマイクロプロセッサおよび第2のマイクロプロセッサを構成することと、第1のマイクロプロセッサに関連付けられた第1のメモリと、第2のマイクロプロセッサに関連付けられた第2のメモリとを、結合されたアドレス空間を有する結合メモリになるように構成することと、第1または第2のメモリを第1または第2のマイクロプロセッサのいずれかに、当該第1または第2のマイクロプロセッサが結合メモリにアクセスしているときに、選択的に連結することと、を含み得る。
このような方法のうちのあるものでは、第2のマイクロプロセッサは、第1のモードにおいて、第1のマイクロプロセッサとロックステップで動作する。
このような方法のうちのあるものでは、選択的に連結するステップは、第1または第2のマイクロプロセッサによる結合メモリへの各アクセスのためのアドレスの一部に基づいて、第1のメモリまたは第2のメモリのいずれかを選択することを含む。
このような方法のうちのあるものでは、第1および第2のメモリの各々は、少なくとも1つのランダムアクセスメモリ(RAM)回路を含む。
このような方法のうちのあるものでは、各RAM回路は、第1または第2のマイクロプロセッサのいずれかによる使用中に常に有効であるメモリの連続領域を形成する。
このような方法のうちのあるものでは、第1および第2のメモリの各々が、誤り訂正符号(ECC)メモリ回路を含む。
このような方法のうちのあるものは、第1のマイクロプロセッサと第2のマイクロプロセッサの各々が独立して動作する第2のモードになるように、第1のマイクロプロセッサと第2のマイクロプロセッサを構成することと、第1のマイクロプロセッサと共に使用するために第1のメモリを構成し、第2のマイクロプロセッサと共に使用するために第2のメモリを構成することと、第1のメモリを第1のマイクロプロセッサに連結し、第2のメモリを第2のマイクロプロセッサに連結することと、を更に含み得る。上記は本開示の例に向けられているが、本開示の他のおよびさらなる例が、その基本的な範囲から逸脱することなく考案され得、その範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (14)

  1. 各々が制御回路に連結された第1のマイクロプロセッサと第2のマイクロプロセッサとの間でメモリを管理する回路であって、
    第1のメモリ回路及び第2のメモリ回路、並びに
    前記第1のメモリ回路、前記第2のメモリ回路、並びに前記第1及び第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結され、モード信号を入力として有するスイッチ回路を含み、
    前記スイッチ回路は、前記モード信号に基づいて第1のモード又は第2のモードのいずれかで選択的に動作するように構成され、前記第1のモードで、前記スイッチ回路は、前記第1のメモリ回路を前記第1のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、且つ前記第2のメモリ回路を前記第2のマイクロプロセッサのメモリインタフェースに連結し、前記第2のモードで、前記スイッチ回路は、前記第1又は第2のメモリ回路を前記第1又は第2のいずれかのマイクロプロセッサのメモリインタフェースに選択的に連結する、回路。
  2. 前記制御回路が、ロックステップで前記第1のマイクロプロセッサを前記第2のマイクロプロセッサと同期させるときに、前記スイッチ回路が、前記第2のモードで動作する、請求項1に記載の回路。
  3. 前記スイッチ回路が、前記制御回路と前記第1及び第2のメモリ回路との間に連結されたマルチプレクシング/デマルチプレクシング回路を含む、請求項1又は2に記載の回路。
  4. 前記マルチプレクシング/デマルチプレクシング回路が、前記第1又は第2のいずれかのマイクロプロセッサのメモリバスから得られる信号に連結された制御入力を含み、前記第2のモードで、前記スイッチ回路は、前記制御入力に基づいて前記第1又は第2のメモリ回路を前記第1又は第2のいずれかのマイクロプロセッサのメモリインタフェースに選択的に連結する、請求項3に記載の回路。
  5. 前記第1及び第2のメモリ回路の各々が、少なくとも1つのランダムアクセスメモリ(RAM)回路を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の回路。
  6. 各RAM回路が、前記第1と第2のマイクロプロセッサのうちの1つによる使用中に常に有効であるメモリの連続領域を形成する、請求項5に記載の回路。
  7. 前記第1及び第2のメモリ回路の各々が、誤り訂正符号(ECC)メモリ回路を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の回路。
  8. 各々が制御回路に連結された第1のマイクロプロセッサと第2のマイクロプロセッサとの間でメモリを管理する方法であって、
    前記第1及び第2のマイクロプロセッサの各々が独立して動作しない第1のモードになるように、前記第1のマイクロプロセッサ及び前記第2のマイクロプロセッサを構成することと、
    前記第1のマイクロプロセッサに関連付けられた第1のメモリ、並びに前記第2のマイクロプロセッサに関連付けられた第2のメモリを、結合されたアドレス空間を有する結合メモリになるように構成することと、
    前記第1又は第2のメモリを前記第1又は第2のいずれかのマイクロプロセッサに、前記第1又は第2のマイクロプロセッサが前記結合メモリにアクセスしているときに、選択的に連結することと、を含む方法。
  9. 前記第2のマイクロプロセッサが、前記第1のモードで前記第1のマイクロプロセッサとロックステップで動作する、請求項8に記載の方法。
  10. 選択的に連結するステップが、前記第1又は第2のマイクロプロセッサによる前記結合メモリへの各アクセスのためのアドレスの一部に基づいて、前記第1のメモリ又は前記第2のメモリのいずれかを選択することを含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記第1及び第2のメモリの各々が、少なくとも1つのランダムアクセスメモリ(RAM)回路を含む、請求項8から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 各RAM回路が、前記第1と第2のマイクロプロセッサのうちの1つによる使用中に常に有効であるメモリの連続領域を形成する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1及び第2のメモリの各々が、誤り訂正符号(ECC)メモリ回路を含む、請求項8から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記第1及び第2のマイクロプロセッサの各々が独立して動作する第2のモードになるように、前記第1のマイクロプロセッサ及び前記第2のマイクロプロセッサを構成することと、
    前記第1のマイクロプロセッサと共に使用するために前記第1のメモリを構成し、前記第2のマイクロプロセッサと共に使用するために前記第2のメモリを構成することと、
    前記第1のメモリを前記第1のマイクロプロセッサに連結し、前記第2のメモリを前記第2のマイクロプロセッサに連結することと
    を更に含む、請求項8から13のいずれか一項に記載の方法。
JP2017515721A 2014-09-22 2015-09-21 マルチプロセッサシステムにおけるメモリの管理 Active JP6757717B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/493,081 2014-09-22
US14/493,081 US9990131B2 (en) 2014-09-22 2014-09-22 Managing memory in a multiprocessor system
PCT/US2015/051216 WO2016048892A1 (en) 2014-09-22 2015-09-21 Managing memory in a multiprocessor system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017532671A true JP2017532671A (ja) 2017-11-02
JP6757717B2 JP6757717B2 (ja) 2020-09-23

Family

ID=54325659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017515721A Active JP6757717B2 (ja) 2014-09-22 2015-09-21 マルチプロセッサシステムにおけるメモリの管理

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9990131B2 (ja)
EP (1) EP3198455B1 (ja)
JP (1) JP6757717B2 (ja)
KR (1) KR102390397B1 (ja)
CN (1) CN106716336B (ja)
WO (1) WO2016048892A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2553010B (en) 2017-01-16 2019-03-06 Imagination Tech Ltd Efficient data selection for a processor

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619738A (ja) * 1984-06-26 1986-01-17 Fuji Electric Co Ltd アドレスマツピング方式
JPS6320652A (ja) * 1986-07-15 1988-01-28 Fujitsu Ltd プロセツサ同期方式
JPH03142534A (ja) * 1989-10-28 1991-06-18 Nec Corp メモリ二重書き方式
JPH07311751A (ja) * 1993-01-25 1995-11-28 Bull Hn Inf Syst It Spa 共用メモリを有するマルチプロセッサ・システム
JP2001344222A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Oki Electric Ind Co Ltd コンピュータ・システム
US20060059315A1 (en) * 2004-09-15 2006-03-16 Broadcom Corporation Nonuniform chip multiprocessor

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5794062A (en) * 1995-04-17 1998-08-11 Ricoh Company Ltd. System and method for dynamically reconfigurable computing using a processing unit having changeable internal hardware organization
US6516387B1 (en) * 2001-07-30 2003-02-04 Lsi Logic Corporation Set-associative cache having a configurable split and unified mode
US6950910B2 (en) * 2001-11-08 2005-09-27 Freescale Semiconductor, Inc. Mobile wireless communication device architectures and methods therefor
US7380085B2 (en) * 2001-11-14 2008-05-27 Intel Corporation Memory adapted to provide dedicated and or shared memory to multiple processors and method therefor
US20070260841A1 (en) * 2006-05-02 2007-11-08 Hampel Craig E Memory module with reduced access granularity
US7769942B2 (en) * 2006-07-27 2010-08-03 Rambus, Inc. Cross-threaded memory system
JP5449686B2 (ja) 2008-03-21 2014-03-19 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエル マルチポートメモリ及びそのマルチポートメモリを用いたシステム
DE102008040794A1 (de) 2008-07-28 2010-02-04 Robert Bosch Gmbh Speicheranordnung und Speicherarchitektur
US20120317356A1 (en) 2011-06-09 2012-12-13 Advanced Micro Devices, Inc. Systems and methods for sharing memory between a plurality of processors
US9563597B2 (en) 2012-03-19 2017-02-07 Rambus Inc. High capacity memory systems with inter-rank skew tolerance
US9472248B2 (en) * 2014-03-28 2016-10-18 Intel Corporation Method and apparatus for implementing a heterogeneous memory subsystem

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619738A (ja) * 1984-06-26 1986-01-17 Fuji Electric Co Ltd アドレスマツピング方式
JPS6320652A (ja) * 1986-07-15 1988-01-28 Fujitsu Ltd プロセツサ同期方式
US4975833A (en) * 1986-07-15 1990-12-04 Fujitsu Limited Multiprocessor system which only allows alternately accessing to shared memory upon receiving read and write request signals
JPH03142534A (ja) * 1989-10-28 1991-06-18 Nec Corp メモリ二重書き方式
JPH07311751A (ja) * 1993-01-25 1995-11-28 Bull Hn Inf Syst It Spa 共用メモリを有するマルチプロセッサ・システム
JP2001344222A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Oki Electric Ind Co Ltd コンピュータ・システム
US20060059315A1 (en) * 2004-09-15 2006-03-16 Broadcom Corporation Nonuniform chip multiprocessor

Also Published As

Publication number Publication date
US20160085449A1 (en) 2016-03-24
EP3198455B1 (en) 2019-05-22
KR20170062477A (ko) 2017-06-07
US9990131B2 (en) 2018-06-05
EP3198455A1 (en) 2017-08-02
JP6757717B2 (ja) 2020-09-23
CN106716336B (zh) 2018-09-11
KR102390397B1 (ko) 2022-04-22
WO2016048892A1 (en) 2016-03-31
CN106716336A (zh) 2017-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1222559B1 (en) Multiprocessor node controller circuit and method
US8595425B2 (en) Configurable cache for multiple clients
CN108121672A (zh) 一种基于NandFlash存储器多通道的存储阵列控制方法与装置
US20120311266A1 (en) Multiprocessor and image processing system using the same
US8359438B2 (en) Memory banking system and method to increase memory bandwidth via parallel read and write operations
US20230205726A1 (en) Device with data processing engine array that enables partial reconfiguration
JP7195486B1 (ja) 異種メモリシステムに対するシグナリング
JP2002222163A (ja) グローバルdmaアクセス用の結合サブシステムメモリバスを有するマルチコアdspデバイス
KR20220113818A (ko) 비휘발성 듀얼 인라인 메모리 모듈에 대한 커맨드 리플레이
JP2023505261A (ja) メモリと分散計算アレイとの間のデータ転送
US6694385B1 (en) Configuration bus reconfigurable/reprogrammable interface for expanded direct memory access processor
CN103294638A (zh) 确定性高整体性多处理器片上系统
US8806102B2 (en) Cache system
JP6757717B2 (ja) マルチプロセッサシステムにおけるメモリの管理
JP6979777B2 (ja) インターフェース装置およびその制御方法
US8099530B2 (en) Data processing apparatus
JP7383645B2 (ja) システムオンチップにおけるプログラマブル論理マスタのためのハードウェアベースの仮想-物理アドレス変換
EP2189909B1 (en) Information processing unit and method for controlling the same
US20240220436A1 (en) Supporting multiple controller circuits on a multiplexed communication bus
JP2012177966A (ja) 半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20170516

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180920

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180920

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190910

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191210

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6757717

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250