JP2017532175A - 超音波器具のための超音波先端具及びその超音波先端具を用いた歯科的な治療方法 - Google Patents

超音波器具のための超音波先端具及びその超音波先端具を用いた歯科的な治療方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、超音波器具のためのチタン製の超音波先端具(22)を提供するとともに、治療されるべき歯科用のインプラント(42)の表面に超音波振動を伝えるための超音波器具と協働して操作可能な超音波先端具を用い、インプラント及び超音波先端具がチタンでできている、インプラント周囲炎の歯科的な治療方法をさらに提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、超音波歯科用器具に関する。より具体的に、本発明はそのような器具のための超音波先端具を提供する。
本発明は、特に、歯科用のインプラントの歯周の治療に適用される。
近年、歯科用のインプラントを用いた治療の急速な増加により、インプラント周囲の疾患の発生が増加していることが世界中で報告されている。インプラント周囲炎において、支持骨とのオッセオインテグレーションを失った歯科用のインプラントの固定具の露出した表面が細菌によるバイオフィルム及び/又はミネラル化した付着物によって汚染されている。
インプラント周囲炎を治療するために、歯科用のインプラントの固定具の汚染された露出した表面に対し汚染除去を行う必要がある。超音波技術は、インプラント周囲の疾患の治療のための効果的な方法として報告されている。
この技術分野において通常の知識を有する者に知られている通り、今日では、ほとんどの歯科用のインプラントはチタン製である。しかしながら、チタン製のインプラントの表面における異なる電位の複数のエレメントにより、固定具の腐食が生じる可能性があり、チタン製のインプラントの微細構造を有する表面のデブリードマンのための超音波先端具の最適な材料についてはまだ適切な評価がなされていない。
加えて、インプラント周囲炎の治療のための現存の超音波器具は満足のいくものではない。
したがって、インプラント周囲炎の治療のためのインプラントのデブリードマンを安全かつ十分に行うことができる超音波システムに対する強い要求がある。特に、超音波器具に取り付けたときに、病菌に汚染された歯科用のインプラントの治療に最適な結果をもたらす超音波先端具に対する要求がある。
本発明は、治療されるべき歯科用のインプラントの表面に超音波振動を伝える超音波器具と協働して操作可能な超音波先端具を用いてインプラント周囲炎を歯科的に治療する方法であって、前記インプラント及び前記超音波先端具がチタン製である方法を提供する。
本発明の方法は、インプラント周囲炎の歯科的な治療、及び、このような治療の後のインプラントの表面のメンテナンスのために、ほとんどのインプラントの安全かつ十分なデブリードマンを保証する。
市場におけるほとんどの歯科用のインプラントと同じように、純チタンで作製された本発明の先端具は、インプラントにおける物質の移動を有利に防止でき、これにより、細菌による再度の汚染の危険を回避できる。
特定の実施形態において、前記超音波先端具は、ISO 5832-2及びASTM F-67という規格に従ったgrade 4のタイプでできている。
特定の実施形態において、前記インプラントの表面は、複数のねじ山を備えたねじ領域を含み、前記超音波先端具の遠位端は、前記ねじ領域における各対の前記ねじ山の間の溝領域の輪郭に適合するように形作られている。
特定の実施形態において、前記超音波先端具の構造的仕様は、前記超音波先端具が前記超音波器具の動作周波数の範囲に収まる特定の共振周波数を有するように調整されている。
特定の実施形態において、30kHzから34kHzの間にある前記特定の共振周波数で前記インプラントの表面に超音波振動が伝わる。
また、本発明は、歯科用のインプラントのインプラント周囲炎の歯科的な治療に用いるために特定の超音波周波数で振動する超音波器具と協働して操作可能である、チタン製の超音波先端具を提供する。
特定の実施形態において、前記超音波先端具は、ISO 5832-2及びASTM F-67という規格に従ったgrade 4のタイプのチタンでできている。
特定の実施形態において、前記超音波先端具の遠位端は、先の尖った形状、半球形状、及び湾曲形状のいずれか1つを有するように形成されている。
また、本発明は、インプラント周囲炎の治療のための超音波システムであって、
上記の超音波先端具と、
超音波器具であって、前記超音波先端具が当該超音波器具に機械的につながっているときに前記超音波先端具に超音波振動を伝えることができる超音波器具と、を備えた、
超音波システムを提供する。
特定の実施形態において、前記超音波システムは、前記超音波器具につなげられ、前記超音波先端具の超音波振動を発生させるように超音波駆動信号を前記超音波器具に供給する超音波発生器をさらに備えている。
好ましい実施形態及び利点を含んでいる本発明について、例えば添付の図面を参照しつつ、以下に詳細に説明する。
図1Aは、天然歯を示す断面図である。 図1Bは、歯科用のインプラントを示す断面図である。 図2は、本発明の特定の実施形態に係る超音波システムの図である。 図3は、本発明の特定の実施形態に係る、超音波器具のハンドピースの一部の縦断面図である。 図4は、本発明の特定の実施形態に係る、超音波先端具を用いたインプラント周囲炎の治療を示す。 図5Aは、本発明に係る超音波先端具の典型的な実施形態を示す。 図5Bは、本発明に係る超音波先端具の典型的な実施形態を示す。 図6Aは、特定の実施形態に係る超音波先端具の構成を示す。 図6Bは、特定の実施形態に係る超音波先端具の構成を示す。 図7は、別の特定の実施形態に係る超音波先端具の具体例を示す。 図8は、特定の実施形態に係る超音波先端具の遠位端の様々な配置を示す。 図9は、特定の実施形態に係る超音波先端具の遠位端の様々な配置を示す。 図10は、特定の実施形態に係る超音波先端具の遠位端の様々な配置を示す。
本発明は異なった多くの形式の実施形態で実施されうるが、具体的な実施形態が図面に示され、かつ、以下に詳細に説明される。この具体的な実施形態は、本開示が、本発明の原理の例証とみなされるべきものであり、示された具体的な実施形態に本発明を制限する意図でなされたものではないという条件を伴っている。
下記に説明された実施形態の理解を促すために多くの細部が説明される。典型的な実施形態はこのような細部を有することなく実施されてもよい。他の例において、良く知られた方法、手順、及び構成要素は、説明された実施形態が不明瞭になることを避けるために、詳細には説明されていない。
分かりやすい明確な説明の観点から、対応する又は類似の構成要素を示すために、複数の図面において参照符号が繰り返されることがある。
図1A及び図1Bは、それぞれ、天然歯及び歯科用のインプラントを模式的に示す。図1Aに示す通り、生来、歯周組織は、骨を歯根の表面にくっつけており、緩衝装置のようにふるまう。歯肉組織は、歯根の表面に付着しており、下に横たわっている骨を保護している。
図1Bに示す通り、ほとんどの歯科用のインプラントの材料であるチタンがあご骨と一体化しており、インプラントに優れた強度と安定性がもたらされている。より詳細に、周囲のあご骨へのインプラントの取り付け性を向上させるために、インプラントの基部に存在する複数のねじ山が設計されている。
しかし、歯肉組織は、歯根にくっついているのと同じ様にはインプラントにくっつくことはできず、歯肉組織及びインプラントは、代わりに吸着タイプのメカニズムによって密にくっついている。
歯科用のインプラントは、通常隙間及び空洞を(特に、各ねじ山同士の間に)有し、この隙間及び空洞に口腔から細菌が侵入できる。細菌感染によりインプラントを取り囲む硬軟な歯周組織に炎症がある場合、下に横たわっているあご骨が縦方向及び/又は横方向に変性する傾向がある。インプラント周囲炎は、このような破壊的な炎症を起こすプロセスであり、細菌に汚染された歯科用のインプラントの周りの硬軟な組織に影響を及ぼす。疾患のあるインプラント(インプラント周囲炎に罹患したインプラント)の周囲に見られる多数の歯周の病原菌は、様々な形態の歯周病に関連して見られる病原菌にとても似ている。
歯科用のインプラントの周りで支持骨及び柔らかい組織が回復し再生できるように、細菌に汚染されたインプラントの表面を清潔にして(細菌によるバイオフィルム及び/又はミネラル化した付着物などの除去)、炎症を抑えるために、適切な治療が必要である。
インプラント周囲の疾患の治療のために、この分野において、化学療法の使用が知られているとともに、機械的なデブリードマンが(単独で又は組み合わせて)とてもよく用いられる。
特に、超音波による歯科用のクリーニング及びスケーリングを行う器具は、口腔の衛生状態を増進するのに有用であると長期にわたって認識されており、最近ではインプラント歯周炎の治療にも有用であると認識されるようになっている。
既知の超音波システムは、ハンドピース(「超音波器具」ともいう)を含んでいる。典型的には、ハンドピースのハウジングの中に、コントロールユニット(すなわち、超音波発生器)から生じた(例えば、25KHz又は30KHzの)超音波駆動信号に応じて超音波振動を発生させるための圧電変換器(又は磁わい装置)が備わっている。ハンドピースの遠位端は、適切な超音波先端具を取り付けることができるように、好ましくは取り外すことができるように構成されている。
ハンドピースの遠位端は、超音波先端具に超音波振動を伝えるように設計されている。ハンドピースの中の内部流路から超音波先端具に流体(多くは水)が供給されてもよい。操作時には、特定の周波数で超音波先端具の末端が超音波振動し、治療されるべき歯の表面、組織、又はインプラントの表面の付近にハンドピースから超音波挿入具に供給された流体を送ることができる。
本発明に係る先端具の一例を用いた超音波システムの特定の実施形態を図2〜図4及び図5A及び図5Bを参照しつつ以下により詳細に説明する。
出願人は、様々なタイプの従来の超音波先端具を用いた超音波器具によって、チタン製の歯科用の骨内インプラントの微細構造を有する表面において特に誘発される形態上の変化及び自然な変化を徹底的に評価した。
インプラント周囲の疾患を治療するための、より一般的には歯科用のインプラントの汚染された表面を治療するための超音波器具とともに使用される先端具は、初期にはステンレス鋼製であったが、最近ではプラスチックアロイ(例えば、Peek(登録商標))製又は銅合金製である。インプラント周囲の疾患の治療以外のためのものではあるが、カーボン製の先端具も知られている。しかしながら、以下に説明する通り、これらの従来の先端具に伴う重要な欠点が出願人に認められた。
ステンレス製の従来の先端具が取り付けられた超音波器具を用いたチタン製の歯科用のインプラントにデブリードマンを実施した。テストは、例えば、カーボン製の超音波先端具を取り付けても実施した。立体顕微鏡及び走査型電子顕微鏡(SEM)を用いてデブリードマンの後にインプラントの表面(特に、その表面に形成されたねじ山)における形態上の変化を観察した。微小なひび割れの形成又は他の表面の劣化を伴う深刻な形態上の変化がテストを行ったインプラントの多くで観察された。従来の先端具を用いたデブリードマンの後では、インプラントの表面(ねじ山)において異質な成分も検出された。特に、インプラントのデブリードマンのためにカーボン製の先端具を用いた場合に、驚くほどの量のカーボン成分が確認された。
インプラントのデブリードマンの後に微小なひび割れ等があることは望ましくない。加えて、インプラントの表面が異質な成分(例えば、カーボン)で汚染されている結果生じる潜在的でネガティブな影響については現在のところ十分に理解されていない。
それゆえ、本発明は、インプラント周囲炎の治療により良い結果をもたらす超音波器具のための超音波先端具を提供し、特に、インプラントの表面における機械的損傷の発生を防止し、かつ、上記で説明したような異質な成分が存在することを防止する。
本発明によれば、超音波器具のための超音波先端具は、合金化されていないチタン(すなわち、純チタン)でできており、好ましくは、ISO 5832-2及びASTM F-67という規格に定義された「grade 4」のタイプのチタン(以降において、簡単のために、時折単に「grade 4」と表す)でできている。ASTM B 348という規格も参照されるべきである。
(望ましくはgrade 4である)純チタンの先端具は、インプラント表面を治療するための、特に、インプラント周囲炎を治療及び補修するための超音波器具に有利に装着できる。
本発明の典型的な実施形態を図2〜図10を参照しつつ説明する。
図2は、例えば20〜40kHzの範囲にある超音波信号を提供するための従来型のコントロールユニット(超音波発生器ともいう)12を含む超音波システム10を示す。特定の実施形態において、コントロールユニット12が動作できる動作周波数の範囲は、28〜36kHzである。
ケーブル14は、治療されるべきインプラントの表面にかけられる流体(例えば、水又はある種の流体状の抗生物質)を供給するための流路に加えて、コントロールユニット12によって生成された電気信号のための導線を含む。
ケーブル14は、コントロールユニット12を、スケーリングシステム10のハンドピース(「超音波器具」ともいう)16につないでいる。
図3は、ハンドピース16の一部の内部構造を長軸に沿って模式的に示す断面図である。
ハンドピース16はハウジング18を備え、その内部には圧電変換器20が従来のように配置されている。
ハンドピース16の遠位端16bには、超音波先端具22がつなげられている。先端具22の基部(すなわち、近位端)22aは、例えば、本技術分野において通常の知識を有する者も知っている従来のロック機構24によって、ハンドピース16の遠位端16bと取り外し可能に係合するように設計されている。
超音波先端具22は、交換及び消毒の目的などのためにハンドピース16の遠位端から取り外すことができる。
圧電変換器20は、例えば、平衡錘部26と増幅器部28との間に位置している。圧電変換器20は、コントロールユニット12からの電気信号によって圧電変換器20を電気的に起動できるように、セラミック製の複数の圧電性円盤30をそれらの間に配置された電気接点32とともに備えている。複数の圧電性円盤30のスタックは、増幅器部28及び平衡錘部26によって互いに反対の端で物理的に拘束されている。
この特定の例において、増幅器部28及び平衡錘部26は、軸線方向プレストレスロッド34によってともに接続されており、このロッド自体は、ハンドピース16の遠位端16bに向かって流体を運ぶための中心流路36を有する。
本技術分野においてよく知られている通り、圧電変換器16は、コントロールユニット12によって電気接点32に供給される電力により超音波振動を発生させるのに適している。これにより、変換器16の遠位端16bに機械的につながっている超音波先端具22に振動性の運動がもたらされる。超音波先端具22にもたらされる振動の大きさは、コントロールユニット12によって送られる電力の関数である。
本発明の趣旨及び目的に反しなければ、様々な異なる実施形態の超音波器具がこの超音波先端具とともに使用されてもよいことが理解される。とりわけ、本技術分野においてよく知られた磁わいシステムを代わりに用いて、ハンドピースのハウジングの内部において超音波振動を発生させることができる。
本発明の超音波先端具は、インプラント周囲炎の歯科的な治療のために、ほとんどのインプラントの安全かつ十分なデブリードマンを保証する。
本発明の先端具は、市場におけるほとんどの歯科用のインプラントと同様に純チタンで設計されているので、インプラントにおける物質の移動及びその表面の変質を有利に防止できる。これにより、細菌による再度の汚染の危険を回避できる。
本発明の超音波先端具は、インプラント周囲炎の外科的及び/又は非外科的な治療及び補修に用いることができる。特定の状況において、治療すべきインプラントの表面に到達するために歯肉組織を外科的に切る必要はない。超音波先端具は、関心のある領域にデブリードマンを施すために、到達可能なインプラントの表面に直接接触させてもよい。特定の場合において、患者にとって侵襲的でないという意味合いで、治療は非外科的な治療と呼ばれる。
一方、関心のあるインプラントの表面に到達するために歯科施術者が歯肉組織を外科的に切る必要が時々ある。この場合、患者にとって侵襲的であるという意味合いで、治療は外科的な治療と呼ばれる。
本発明の様々な先端具の有効性が顕微鏡観察によって確認された。
このように、本発明は、歯科用のインプラントにおいてインプラント周囲炎の歯科的な治療に用いるための超音波器具と協働して操作される、上記の超音波先端具を提供する。
また、本発明は、上記の超音波先端具、より詳細には先に説明された実施形態の超音波器具と協働して操作する超音波先端具を用いた、インプラント周囲炎の歯科的な治療を提供する。
本発明の特定の側面において、超音波先端具はチタン製であり、好ましくは(ISO 5832-2及びASTM F-67という規格に従った)grade 4のタイプのチタン製であり、治療は、チタン製のインプラントの表面の汚染された表面を治療するためのものである。
本発明の特定の側面において、歯科的な治療は、超音波器具から超音波先端具に超音波振動を与え、デブリードマンのために超音波先端具をインプラントの表面に物理的に接触させることを含む。
図4は、歯科用のインプラント42の表面のスケーラーの先端具22を用いたインプラント周囲炎の治療を示す。
インプラントをクリーニングするときに最適な結果を得るために、本発明の超音波先端具の形状及び寸法が適切に選ばれるべきである。超音波先端具の実用上の端(すなわち、遠位端)22bは、様々な形状及びサイズを取りうる。異なる径を有する先端具の複数の末端を使用することにより、ねじ山44の幅がどんなものであっても、インプラントの表面における(各対のねじ山44の間に形成された溝領域46における)ねじ山44の底にデブリードマンを施しうる。
特定の実施形態において、超音波先端具は、1つの細長い部材又は互いに接続された複数の細長い部分を含む。
特定の実施形態において、関心のあるインプラント表面は、複数のねじ山を備えたねじ領域を含み、超音波先端具の遠位端22bは、ねじ領域において各対のねじ山の間の溝領域の輪郭に適合するように形作られている。
特定の実施形態において、超音波先端具の遠位端は、先の尖った形状、半球形状、及び湾曲形状のいずれか1つを有するように形成されている。
図8、図9、及び図10は、本発明の特定の実施形態に係る超音波先端具の遠位端の異なる構造を示す。
より具体的に、図8は、特定の実施形態に係る超音波先端具60を示し、超音波先端具60の遠位端60bは、(例えば、基部の径D4=0.3mm及び高さL4=1mmの円錐部によって形成された)先の尖った形状を有する。この特定の形状により、かなり狭いねじ山間の隙間の内部に容易に届く。
図9は、別の実施形態に係る超音波先端具65を示し、その遠位端65は直径D5=0.3mmの半球形状を有する。
図10は、さらに別の実施形態に係る超音波先端具70を示し、その遠位端70bには互いに反対向きで距離L6=0.6mmだけ離れた2つの平坦な表面と、図10に定義された直径D6がD6=0.6mmである丸みを帯びた形状とが現れている。
特定の実施形態において、超音波先端具22は、全体的な汚染除去のために、インプラントの周囲への到達及び通過を容易にするための適切な湾曲形状に形作られている。
例えば、図5Aに示す右向きの先端具に似た形状を有する先端具は、中程度のねじ山のインプラントのデブリードマンに特に適している。
図5Bに示す左向きであって先の尖った先端具に似た形状を有する先端具は、狭いねじ山のインプラントのデブリードマンに特に適している。
もちろん、本発明の目的及び趣旨の範囲内において、他の多くの形状が検討されてもよい。
チタンは比較的伸縮性を有する材料であり、チタンは超音波先端具を形成するための直観的な候補には挙がらない。比較の意味で述べると、チタン製の超音波洗浄具及びステンレス鋼製の超音波洗浄具の弾性率(ヤング率)は、それぞれ、114GPa及び203GPaである。(同一の接触表面に関し)伸縮性がある材料ほど、治療されるべきインプラントに超音波振動を伝えるための超音波先端具の遠位端に向かなくなる。
さらに、同一の幾何学的な仕様において、チタン製の超音波先端具はステンレス鋼製の超音波先端具の共振周波数よりも高い共振周波数を有する。
特定の実施形態において、超音波先端具の構造的(又は幾何学的)な仕様は、超音波先端具が超音波器具の動作周波数の範囲に収まる特定の共振周波数を有するように調整されている。この特定の共振周波数は、例えば30kHzから34kHzの間にあり、超音波先端具はその共振周波数で振動し、その振動はインプラントの表面に伝わる。
図6A及び図6Bは、本発明に係る典型的な実施形態である超音波先端具50を示し、その先端具の共振周波数は33から34kHzの範囲にある。特定の実施形態において、超音波先端具は、その先端具の近位端から遠位端に向かって互いに接続された3つの連続的な部分によって形成されている。例えば、図6Aに示す通り、典型的な超音波先端具50は、
超音波器具16のロック機構24に機械的につながるように構成された連結部P1と、
超音波先端具50の遠位端50bに配置された作用部P3であって、治療されるべき領域に接触してその領域に超音波振動を伝えるように設計されている作用部P3と、
連結部P1と作用部P3とを接続している中間部である移行部P2と、を備えている。
本開示のチタン製の超音波先端具が治療において最適な条件で歯科的な表面に超音波振動を伝えることを保証するために、特定寸法の仕様が出願人によって決定されている。
図6A及び図6Bにおける超音波先端具50の実施形態の例を考慮すると、移行部P2及び作用部P3によって形成された超音波先端具の一部は、基部の直径D1が2mmから2.5mmの間(例えば、D1=2.4mm)であり、遠位端50bにおける直径D2が0.2mmから0.8mmの間(例えば、D2=0.3mm)である、円錐(又は円錐台)の形状を有する。
特定の実施形態において、本発明の超音波先端具は、先端具の移行部及び/又は作用部に形成された複数の湾曲部を備える。特定の実施形態において、超音波先端具は、例えば、図6Bに示す通り、2つの湾曲部B1及びB2を含む。
また、図6Bに示す通り、超音波先端具の作用部P3は1つの湾曲部によって形成できる。
図6Bの実施形態において、湾曲部B1及び湾曲部B2は以下の通り設計されている。
湾曲部B1:半径R1が2から4mmの間であり、傾斜角度α1が120°から130°の間である。
湾曲部B2:半径R2が4から6mmの間である。
図7に示す別の実施形態において、超音波先端具55の主要部分の全体は同一平面において延びている。超音波先端具55は、近位端55aから遠位端55bにかけて注目すべき連続した3つの湾曲部B3、B4、及びB5を含む。
図7の実施形態において、湾曲部B3、湾曲部B4、及び湾曲部B5は以下の通り設計されている。
湾曲部B3:半径R3が2から4mmの間であり、傾斜角度α3が135°から140°の間である。
湾曲部B4:半径R4が3から4mmの間であり、傾斜角度α4が135°から140°の間である。
湾曲部B5:半径R5が4から6mmの間である。
本開示の超音波先端具は、そのほとんどがチタンでできている歯科用のインプラントの予防ケア及び歯周ケアに利用するのに特に適切である。

Claims (10)

  1. 治療されるべき歯科用のインプラントの表面に超音波振動を伝える超音波器具と協働して操作可能な超音波先端具を用いてインプラント周囲炎を歯科的に治療する方法であって、前記インプラント及び前記超音波先端具がチタン製である方法。
  2. 前記超音波先端具は、ISO 5832-2及びASTM F-67という規格に従ったgrade 4のタイプでできている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記インプラントの表面は、複数のねじ山を備えたねじ領域を含み、前記超音波先端具の遠位端は、前記ねじ領域における各対の前記ねじ山の間の溝領域の輪郭に適合するように形作られている、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記超音波先端具の構造的仕様は、前記超音波先端具が前記超音波器具の動作周波数の範囲に収まる特定の共振周波数を有するように調整されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 30kHzから34kHzの間にある前記特定の共振周波数で前記インプラントの表面に超音波振動が伝わる、請求項4に記載の方法。
  6. 歯科用のインプラントのインプラント周囲炎の歯科的な治療に用いるために特定の超音波周波数で振動する超音波器具と協働して操作可能であるチタン製の超音波先端具。
  7. ISO 5832-2及びASTM F-67という規格に従ったgrade 4のタイプのチタンでできている、請求項6に記載の超音波先端具。
  8. 前記超音波先端具の遠位端は、先の尖った形状、半球形状、及び湾曲形状のいずれか1つを有するように形成されている、請求項6又は7に記載の超音波先端具。
  9. インプラント周囲炎の治療のための超音波システムであって、
    請求項6〜8のいずれか1項に記載の超音波先端具と、
    超音波器具であって、前記超音波先端具が当該超音波器具に機械的につながっているときに前記超音波先端具に超音波振動を伝えることができる超音波器具と、を備えた
    超音波システム。
  10. 前記超音波器具につなげられ、前記超音波先端具の超音波振動を発生させるように20kHzから40kHzの範囲内の超音波駆動信号を前記超音波器具に供給する超音波発生器をさらに備えた、請求項9に記載の超音波システム。
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