JP2017528390A - ペーパー加工プラントにおける親リール支持用伸縮ピン - Google Patents

ペーパー加工プラントにおける親リール支持用伸縮ピン Download PDF

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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Abstract

外側部分(PX)及び内側部分(PN)を有し、前記内側部分(PN)はペーパー材料のリール(1)に挿入されるように形成され、そして前記内側部分(PN)がリール(1)の内部に位置する場合に、前記外側部分(PX)は前記リール(1)の外側に位置するように形成されたペーパー材料の支持リール用伸縮ピン。前記内側部分(PN)の外表面は複数の扇形部材(4)によって形成され、当該扇形部材(4)の各々は自由前面部(40)を備えた円筒状表面部分によって形成されている。前記扇形部材(4)の前面部(40)は最大値(4a)と最小値(4c)の間を変動する直径を有する実質的に円形形状を形成する。前記扇形部材(4)の各々がそれぞれのヒンジ(42;106)に枢着された部分を有しそして前記ヒンジ(42;106)周囲の回転を決めるのに適した移動手段に接続されており、その結果として、前記扇形部材(4)は前記ヒンジ(42;106)の周囲の回転に応じて実質的に円筒形状又は実質的に円錐形状をとることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ペーパー加工プラントにおける親リール支持用伸縮ピンに関する。
ペーパーログの製造は所定の通路に沿って連続的なペーパーウェブを供給することを含むことは知られている。ペーパーウェブは前記通路の所定位置において横方向に開穿せしめられ、その結果、引き裂かれることによって所定の長さのシートに分断される。
さらに、形成されるログの最初のシートの糊付けを行うために所定量の糊がその表面に塗布される管状部材(通常、コアと呼ばれる)が使用される。さらにまた、ログ形成ステーションに設置されかつ作動する巻取ロールが使用され、この巻取ロールはペーパーが巻き付けられるコアの回転を引き起こす。
ペーパーの所定量がコアに巻き付けられると、ログの形成は終了する。次いで、別のロールが形成される。ログの形成が完了すると、ログの自然発生的な巻き戻し(アンワインディング)を防ぐために、ログの最後のシートの下側シートに糊付けを行う必要がある。各ログは次いで切断機によって複数のより短尺のロールに細分化される。
プロセスの適切な作動を行うために、そこからペーパーウェブが供給される親リールが設置されている場合には、ペーパー加工プラントは常に巻き戻し機(アンワインダ)を含んでいる。巻き戻し機は特に各親リールを支持するためのベースを含んでおり、そして当該ベースはその長手方向軸の周りに回転可能とされている。何故ならば、そのベースは2本の支持ピンに取付けられており、それらの支持ピンのそれぞれが前記親リールの対応する側に着脱可能に挿入されているからである。
ペーパーが巻き戻される(アンワインドされる)と、前記親リールは巻き戻し機のベース上に位置しそして前記ピンは当該親リールの内側に位置する。一方、一般的に、親リールが殆ど消耗しかつ取り換える必要がある場合には、親リールをフリーにするために前記ピンは引き抜かれる。
本発明は巻き戻し機において前記親リールを支持するピンに関し、そしてその目的は巻き戻し機に対する前記親リールの装着を簡略化しかつ前記親リールの取り外し及び取扱いをそれぞれ簡易化することである。
本発明によれば、請求項1に示された特徴を有する装置を設けることにより、上記目的が達成される。本発明の他の特徴は、従属請求項の主題である。
本発明の請求項1記載の伸縮ピンは、外側部分(PX)及び内側部分(PN)を有し、前記内側部分(PN)はペーパー材料のリール(1)に挿入されるように形成され、そして前記内側部分(PN)がリール(1)の内部に位置する場合に、前記外側部分(PX)は前記リール(1)の外側に位置するように形成され、前記内側部分(PN)の外表面は複数の扇形部材(4)によって形成され、当該扇形部材(4)の各々は自由前面部(40)を備えた円筒状表面部分によって形成され、前記扇形部材(4)の前面部(40)は最大値(4a)と最小値(4c)の間を変動する直径を有する実質的に円形形状を形成するペーパー材料の支持リール用伸縮ピンであって、前記扇形部材(4)の各々がそれぞれのヒンジ(42;106)に枢着された部分を有しそして前記ヒンジ(42;106)周囲の回転を決めるのに適した移動手段に接続されており、その結果として、前記扇形部材(4)は前記ヒンジ(42;106)の周囲の回転に応じて実質的に円筒形状又は実質的に円錐形状をとることができるようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項2記載の伸縮ピンは、請求項1記載の伸縮ピンにおいて、前記最大値(4a)と前記最小値(4c)の間の差(△)は最大値(4a)の10%と30%の間であり、即ち、0.30×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.10×(4a)であることを特徴とする。
本発明の請求項3記載の伸縮ピンは、請求項2記載の伸縮ピンにおいて、前記差(△)は最大値(4a)の15%と20%の間であり、即ち、0.20×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.15×(4a)であることを特徴とする。
本発明の請求項4記載の伸縮ピンは、請求項2記載の伸縮ピンにおいて、前記差(△)は最大値(4a)の15%と18%の間であり、即ち、0.18×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.15×(4a)であることを特徴とする。
本発明の請求項5記載の伸縮ピンは、請求項1記載の伸縮ピンにおいて、前記扇形部材(4)の各々は、それぞれのヒンジ(42)に枢着された後部部分(41)を有しかつ前記ヒンジ(42)周囲の回転を決めるのに適した移動手段に接続された中間部分を有していることを特徴とする。
本発明の請求項6記載の伸縮ピンは、請求項1〜5のいずれか1項記載の伸縮ピンにおいて、外側部分(PX)は円筒状シャンク(2)を含み、当該円筒状シャンク(2)は内部空間を有し、そして内側部分(PN)はボディ部材(5)を含み、当該ボディ部材(5)は:ベアリング(51)を介在させて状態でシャンク(2)の中空部の長手方向に挿通された後部部分(50)と;前記扇形部材(4)の前面部(40)方向に向けられかつ後部部分(50)の長手方向の延長部分である前部部分(52)と;そして外部カップ型部分(53)を含み、当該外部カップ型部分(53)の内径(d53)は後部部分(50)と前部部分(52)の中間点においてシャンク(2)の外径よりも大であり、その結果、前記ボディ部材(5)の後部部分(50)は前記シャンク(2)に挿通され、前記中間のカップ型部分(53)は前記シャンク(2)の外側に位置し、当該シャンク(2)は、部分的に、即ちその最も前進した部分において、前記カップ型部分(53)に挿通され、そして前記前部部分(52)は前記扇形部材(4)の内側に位置する前記ボディ部材(5)の延伸部分を構成することを特徴とする。
本発明の請求項7記載の伸縮ピンは、請求項1〜6のいずれか1項記載の伸縮ピンにおいて、各扇形部材(4)の前記後部部分(41)は、カップ型部分(53)から外方に突出している放射状ウイング(54)内に挿入されたピン(42)によってボディ部材(5)のカップ型部分(53)に係止されており、各ピン(42)の軸は、表面が円筒形状のシャンク(2)の接線方向に方向付けされ、そして各ピン(42)はシャンク(2)の外面から所定の距離だけ離れて設けられかつスペーサとして作用するウイング(54)に挿入されていることを特徴とする。
本発明の請求項8記載の伸縮ピンは、請求項1〜7のいずれか1項記載の伸縮ピンにおいて、各扇形部材(4)は、ボディ部材(5)の前部部分(52)の面及びそれぞれの扇形部材(4)の対向上面から内面の長手方向に摺動可能に設けられたカラー部材(56)の下側部分にヒンジ留めされた結合ロッド(55)を介して前記ボディ部材(5)の前部部分(52)に係止され;前記カラー部材(56)に対する結合ロッド(55)の結合はピン(57)によって行われており、そのピン(57)の軸は、カップ型部分(53)のそれぞれのウイング(54)に対して扇形部材(4)の後部部分(41)を結合するそれぞれのピン(42)に対して平行であり;前記扇形部材(4)の内側部分に対する同一の結合ロッド(55)の結合は上記ピン(57)に平行な別のピン(58)によって行われることを特徴とする。
本発明の請求項9記載の伸縮ピンは、請求項1〜8のいずれか1項記載の伸縮ピンにおいて、前記ボディ部材(5)の前部部分(52)の前端部の前には、前記軸(x−x)と直交する2枚の板(60,61)の間に位置する空気バネ(6)が配置されていることを特徴とする。
本発明の請求項10記載の伸縮ピンは、請求項9記載の伸縮ピンにおいて、前記2枚の板のうちの第1の板(60)は、スペーサとして働く後部延伸部(62)を有し、そして前記ボディ部材(5)の前部部分(52)の前端部に固着され、そして第2の板(61)は空気バネ(6)に関して反対側に位置し;複数個のロッド(63)が第2の板(61)と前記カラー部材(56)を結合し、各ロッド(63)は一側部で第2の板(61)に固着され、他側部で前記カラー部材(56)の後部付属部材(560)に固着されており、そして第1の板(60)に形成されたそれぞれの穴を自由に通過し;前記ロッド(63)の各々には螺旋状バネ(64)が取り付けられ;前記ロッド(63)と螺旋状バネ(64)は前記軸(x−x)に平行に方向付けられていることを特徴とする。
本発明の請求項11記載の伸縮ピンは、請求項9又は10記載の伸縮ピンにおいて、前記空気バネ(6)の空気が放出され、即ちバネが圧縮されると、前記螺旋状バネ(64)の動作は、前記ボディ部材(5)の前部部分(52)に設けられたカラー部材(56)を維持するように働き、この状態で、前記カラー部材(56)の後部部分は、中間部分(53)と前部部分(52)との間に前記ボディ部材(5)に形成された側壁面(59)に対向するバネ(64)によって押圧され、そして前記扇形部材(4)は開放し、前記結合ロッド(55)は軸(x−x)に関して放射方向に方向付けされ、即ち伸縮ピン(P)に作用する負荷に対して平行に方向付けされており;前記扇形部材(4)は前記バネ(64)によって通常は開放状態で維持され;前記空気バネ(6)に空気が注入され、即ち、伸長すると、前記バネ(64)の抵抗力が負けて、前記結合ロッド(55)の最下部とともに前記カラー部材(56)が前進し、それによって前記扇形部材(4)はそれぞれの前面部(40)が互いに近接する方向に移動することを特徴とする。
本発明の請求項12記載の伸縮ピンは、請求項1〜4のいずれか1項記載の伸縮ピンにおいて、前記移動手段が可撓性手段であることを特徴とする。
本発明の請求項13記載の伸縮ピンは、請求項12記載の伸縮ピンにおいて、前記可撓性手段が複数の螺旋状バネであることを特徴とする。
本発明の請求項14記載の伸縮ピンは、請求項12記載の伸縮ピンにおいて、前記可撓性手段が空気バネであることを特徴とする。
本発明の請求項15記載の伸縮ピンは、請求項1〜14のいずれか1項記載の伸縮ピンにおいて、前記ピン(P)の外側部分(PX)にアイレット(30,31)によって区切られたフック部分(3)が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項16記載の伸縮ピンは、請求項15記載の伸縮ピンにおいて、前記ピン(P)の外側部分(PX)はシャンク(2)によって形成されており、そのシャンクの長手方向軸はピン(P)の長手方向軸(x−x)と一致しており、前記アイレットは前記シャンク(2)に形成されており、そして前記外側部分には、前記シャンク(2)から放射状に設けられかつ前記長手方向軸(x−x)に平行なボディ部材(31)によって結合された2つの平行アーム(30)を含むことを特徴とする。
本発明の請求項17記載の伸縮ピンは、請求項16記載の伸縮ピンにおいて、前記アイレット(30,31)は前記シャンク(2)の上面側に設けられることを特徴とする。
本発明の請求項18記載の伸縮ピンは、請求項1記載の伸縮ピンにおいて、前記扇形部材(4)が、前記直径がその最大値(4a)を取るような態様で、通常は配置されることを特徴とする。
本発明の請求項19記載の伸縮ピンは、請求項1〜18のいずれか1項記載の伸縮ピンにおいて、伸長形態から縮小形態へ切り替えるために外部エネルギー源を使用することを特徴とする。
本発明の請求項20記載の伸縮ピンは、請求項19記載の伸縮ピンにおいて、外部から供給されるエネルギーが圧縮空気によって伝達されることを特徴とする。
本発明の請求項21記載の伸縮ピンは、請求項1記載の伸縮ピンにおいて、前記扇形部材(4)の各々は、それぞれのヒンジ(106)に枢着された中間部分を有し、当該中間部分は前記ヒンジ(106)周囲の回転を決めるのに適した移動手段に接続されていることを特徴とする。
本発明に係るピンは、特に簡単でかつ正確な態様で親リールのコアに挿着される。さらに、本発明に係るピンは、当該ピンが巻き戻し機の支持体によって支持されている限り、当該ピンはブリッジクレーンのアームにフック止めされるような態様に設計されている。さらにまた、本発明に係るピンは、当該ピンが提供する利点に関連すると簡単な構造でありかつ経済的である。
本発明のこれらの利点及び特徴並びに他の利点及び特徴は、以下の説明から、限定的な意味で考慮されないが本発明の例示として与えられている添付図面の助けによって当業者に最良に理解されるであろう。
本発明に係るピンの概略斜視図である。 内部をよりよく見せるために2つの扇形部材を除いた状態の図1の伸縮ピンを示す図面である。 図1に示したピンの断面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図4Aに示したユニットから離れた一群の部材を示す図面である。 伸長した配置の代わりに縮小された配置におけるピンを示す図4Aと同様の図面である。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第1の概略図で、その動きをより明瞭に示すために図6のみに親リールが示されている。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第2の概略図である。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第3の概略図である。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第4の概略図である。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第5の概略図である。 ブリッジクレーンによるピンの処理に関する一連の工程を示す第6の概略図である。 それぞれのコアの反対側端部に挿入されたピンを有する親リールの概略側面図である。 図6の詳細図である。 図6の別の詳細図である。 本発明に係る伸縮ピンの他の実施の形態を示す概略断面図で、扇形部材が円筒形状の場合を示す。 本発明に係る伸縮ピンの他の実施の形態を示す概略断面図で、扇形部材が円錐形状の場合を示す。 本発明に係る伸縮ピンの他の実施の形態を示す概略斜視図で、扇形部材が円筒形状の場合を示す。 本発明に係る伸縮ピンの他の実施の形態を示す概略側面図で、扇形部材が円筒形状の場合を示す。
本発明に係るピン(P)は、ペーパー加工プラントの巻き戻し機の親リール(1)のコア(10)に挿入されるように案出されたタイプのものである。
前記ピン(P)は外側部分(PX)及び内側部分(PN)を有し、内側部分(PN)は前記リール(1)のコア(10)に挿入されるようになっており、そして前記内側部分(PN)がコア(10)の内側に位置する場合には前記外側部分は前記リール(1)の外側に位置する。図1及び図2においては、外側部分(PX)は右側に位置し、一方内側部分(PN)は左側に位置している。前記ピン(P)は中央部の長手方向軸(x−x)に関して実質的に対称である。
前記ピン(P)の外側部分(PX)はシャンク(2)によって形成されており、そのシャンクの長手方向軸はピン(P)の長手方向軸(x−x)と一致している。当該シャンク(2)にはハンドル(3)が取り付けられている。このハンドル(3)は、シャンク(2)から放射状に設けられかつ前記長手方向軸(x−x)に平行なボディ部材(31)によって結合された2つの平行アーム(30)によって形成されている。前記ハンドル(3)はシャンク(2)の上面側、即ち作動中は上方に回転しているシャンク(2)の側に設けられる。前記シャンク(2)は中空である。
図面に示した実施の形態によれば、前記ピン(P)の内側部分(PN)は伸縮可能である。前記内側部分は、前記リール(1)のコア(10)に挿入される場合には当該コア(10)と係合するように伸長せしめられる(図1、図2、図3、図4A及び図4Bに示されるように)。一方、前記内側部分(PN)は、コア(10)に挿入させるため又は前記リール(1)から取り外すために縮小せしめられる(図5に示されるように)。
前記内側部分(PN)の外面は、複数の扇形部材(4)(図示の例では4つ)によって形成されている。この扇形部材の各々は自由前面部(40)と後部部分(41)を備えた円筒面部材によって形成されている。
前記ピン(P)はボディ部材(5)を有し、当該ボディ部材は、ベアリング(51)を介在させた状態で中空シャンク内に長手方向に挿通された後部部分(50)と;扇形部材(4)の前面部(40)方向に向けられかつ後部部分(50)の長手方向の延長部分である前部部分(52)と;そして外部カップ型部分(53)を含み、当該外部カップ型部分(53)の内径(d53)は後部部分(50)と前部部分(52)の中間点においてシャンク(2)の外径よりも大である。
実際上、ボディ部材(5)の後部部分(50)はシャンク(2)に挿入され、中間部分(53)は部分的に(即ち、その最も前の部分において)当該カップ型中間部分(53)の内側に位置するシャンク(2)の外面部に位置し、そして前部部分(52)は、図示したように、扇形部材(4)の内面側に位置するボディ部材(5)の延伸部分を構成する。
各扇形部材(4)の後部部分(41)は、カップ型部分(53)から外方に突出している放射状ウイング(54)内に挿入されたピン(42)によってボディ部材(5)のカップ型部分(53)に係止されている。この例においては、前記ウイング(54)は4個であり、そして互いに90度の角距離を置いて配設されている。各ピン(42)の軸は、表面が円筒形状のシャンク(2)の接線方向に方向付けされている。さらに各ピン(42)はシャンク(2)の外面から所定の距離だけ離れて設けられかつスペーサとして作用するウイング(54)に挿入されている。
図示した例によれば、前記扇形部材(4)は互いに同一形状でありかつ妨害されることなくそれらの動きが行えるように(以下に説明されるように)分離ライン又は切れ目部分(S4)によって分離されている。さらに、この例においては、上述したように、前記扇形部材(4)の各々は、その後部部分(41)に対応してより大きなベース部を備えた台形形状を有している。
また、各扇形部材(4)は、それぞれの扇形部材(4)の内面のボディ部材(5)の前部部分(52)に長手方向に摺動可能に設けられたカラー部材(56)の一側部(下側部分)及び反対側(上側部分)にヒンジ留めされた結合ロッド(55)を介して前記ボディ部材(5)の前部部分(52)に係止されている。
カラー部材(56)に対する結合ロッド(55)の結合はピン(57)によって行われており、そのピン(57)の軸は、カップ型部分(53)のそれぞれのウイング(54)に対して扇形部材(4)の後部部分(41)を結合するピン(42)に対して平行である。前記扇形部材(4)の内側部分に対する同一の結合ロッド(55)の結合は上記ピン(57)に平行な別のピン(58)によって行われる。
前記ボディ部材(5)の前部部分(52)の前端部の前には、前記軸(x−x)と直交する2枚の板(60,61)の間に位置する空気バネ(6)が配置されている。第1の板(60)は、スペーサとして働く後部延伸部(62)を有し、そして前記ボディ部材(5)の前部部分(52)の前端部に固着されている。第2の板(61)は空気バネ(6)に関して反対側に位置している。
複数個のロッド(63)が第2の板(61)と前記カラー部材(56)を結合している。各ロッド(63)は一側部で第2の板(61)に固着され、他側部で前記カラー部材(56)の後部付属部材(560)に固着されており、そして第1の板(60)に形成されたそれぞれの穴を自由に通過する。前記ロッド(63)の各々には螺旋状バネ(64)が取り付けられている。前記ロッド(63)と螺旋状バネ(64)は前記軸(x−x)に平行に方向付けられており、そして図示例においてその数は4つである。
空気バネ(6)の空気が放出され、即ちバネが圧縮されると、前記螺旋状バネ(64)の動作は、前記ボディ部材(5)の前記部分(52)に戻す状態にカラー部材(56)を維持するように働く。この状態で、前記カラー部材(56)の後部部分は、中間部分(53)と前部部分(52)との間に前記ボディ部材(5)に形成された側壁面(59)に対向するバネ(64)によって押圧され、そして前記扇形部材(4)は開放し、前記結合ロッド(55)は軸(x−x)に関して放射方向に方向付けされ、即ちピン(P)に作用する負荷に対して平行に方向付けされている。
前記扇形部材(4)は前記バネ(64)によって通常は開放状態で維持されている。
空気バネ(6)に空気が注入され、即ち、伸長すると、前記バネ(64)の抵抗力が負けて、結合ロッド(55)の最下部とともに前記カラー部材(56)が前進し、それによって前記扇形部材(4)はそれぞれの前面部(40)が互いに近接することによって閉じられる。
前記ボディ部材(5)に形成された長手方向の貫通孔(5F)を介して、圧縮空気が前記空気バネ(6)に導入され、又は排出される。このような態様で、前記扇形部材(4)は、前記ピン(42)を中心に回転させることによって開閉可能となる。
従って、上記した例に示した伸縮ピンは、伸長した配置から縮小した配置の間を切り替えるために外部エネルギー源を利用する。この例においては、外部から供給されるエネルギーは圧縮空気によって運ばれる。
前記扇形部材(4)の前面部(40)は実質的に円形形状を形成し、その外径(4a;4c)は最大値(4a)と最小値(4c)の間で同一の扇形部材(4)の形態(開放/閉鎖)に応じて変動する。有利には、最大値(4a)と最小値(4c)の間の差(△)は最大値(4a)の10%と30%の間であり、即ち、0.30×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.10×(4a)である。
より好ましくは、上記差(△)は最大値(4a)の15%と20%の間であり、即ち、0.20×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.15×(4a)である。
さらに好ましくは、上記差(△)は最大値(4a)の15%と18%の間であり、即ち、0.18×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.15×(4a)である。
図6〜11は、アクチュエータ(AS)によって制御された可動セミカラー部材(SM)を両側部のそれぞれに設けた巻き戻し機(S)への親リール(1)の装着に関する一連の動きを示しており、アクチュエータ(AS)は、それ自体公知である態様において、レバー(LS)によって、固定支持台(SF)の上方で可動セミカラー部材(SM)を時計回り方向(閉鎖方向)又は反時計回り方向(開放方向)に回転させる。前記ピン(P)が支持台(SF)の上方に存在している場合には、時計回り方向への可動セミカラー部材(SM)の回転は前記ピン(P)の外側部(PX)と前記巻き戻し機(S)のそれぞれの側部との係合を惹き起こす。反対に、可動セミカラー部材(SM)の反時計回り方向への回転は巻き戻し機(S)からのピン(P)の離脱を決定する。
図6において、前記コア(10)の両端部に挿入されたピン(P)を具備した親リール(1)はブリッジクレーン(CP)の可動アーム(BC)にフック留めされており、一方前記巻き戻し機(S)の可動セミカラー部材(SM)は開放している。特に、前記ブリッジクレーン(CP)の各可動アーム(BC)にはその自由端部に可動フック(G)が取り付けられ、そしてこの可動フック(G)はフック型の自由端部を有し、ハンドル(3)のボディ部材(31)の下側に可動フック(G)がより簡単に位置することができるようになっている。
前記フック(G)は、水平軸(PG)を備えたピンによって可動アーム(BC)の自由端部にヒンジ留めされ、かつ空気バネ(MP)に結合された後側部を有している。前記空気バネ(MP)によって前記フック(G)はピン(PG)の周りを時計回り又は反時計回りに回転可能となっている。前記可動アーム(BC)の運動はそれぞれのアクチュエータ(AP)によって制御されている。
図7において、前記ブリッジクレーン(CP)の可動アーム(BC)はアクチュエータ(AP)によって下降せしめられており、前記ピン(P)は巻き戻し機(S)の支持台(SF)上に位置し、前記フック(G)はハンドル(3)を保持しており、そして前記可動セミカラー部材(SM)は開放している。図8において、前記フック(G)はピン(P)のハンドル(3)をいまだ保持しているが、セミカラー部材(SM)は時計回りに回転し巻き戻し機(S)にピン(P)をロックしている。
図9において、ブリッジクレーン(CP)のフック(G)は、ピン(P)のハンドル(3)からそれを離脱させるために回転せしめられる。
前記ブリッジクレーン(CP)の複数のアーム(BC)はそれ等相互の接近及び離間を行うために動くので、図12にダブル矢印“FB”で概略的に示したように、前記アーム(BC)はリール(1)のコア(10)の両端部へのピンの挿入に適しており、そしてそれぞれそれらの離脱にも適している。
図10及び図11は、巻き戻し機(S)から離間するブリッジクレーンの可動アームを示す。
前記巻き戻し機(S)からピン(P)付きリール(1)を離脱させるための一連の手順は上記した手順と反対の手順となる。
前述したように、前記ピン(P)上のハンドル(3)は、当該ピン(P)がいまだ巻き戻し機(S)上に位置している間に、ブリッジクレーンのそれぞれのアームに対する巻き戻し機のフック留めを行わせる。
図15〜18に示した実施の形態において、前記扇形部材(4)はその後端部においてヒンジ留めされる代わりにその中間部でヒンジ留めされている。特に、前記ボディ部材(5)には前記したカップ型部分(53)は設けられておらず、そしてフランジ(100)が放射状ウイング(54)の代わりとなっている。
前記フランジ(100)は、前記前部部分(52)から予め設定された間隔を介して前記ボディ部材(5)に形成された側壁面(59)に固定されている。各扇形部材(4)は第1レバーロッド(101)によって前記フランジ(100)にヒンジ留めされている。前記第1レバーロッド(101)は前記扇形部材(4)の内側と前記ボディ部材(5)の間に位置している。前記第1レバーロッド(101)は、図15及び16において前記シートに直交するように向けられている第1ピン(102)を介して前記フランジ(100)にヒンジ留めされている後部部分を有している。
前記第1レバーロッド(101)は、その前端部において、前記第1ピン(102)に平行な第2ピン(103)によって前記扇形部材(4)の内側にヒンジ留めされている。短尺な第2レバーロッド(104)は、前記第2ピン(103)にヒンジ留めされた第1端部と、第3ピン(106)を介してブシュ(105)の外側にヒンジ留めされた第2端部とを有している。前記第3ピン(105)は前記第1ピン(102)及び第2ピン(103)に平行である。
前記ブシュ(105)は前記ボディ部材(5)の前部部分(52)上を摺動することができ、そして空気圧シリンダのピストン(107)に固定されている。当該空気圧シリンダのチャンバ(108)は前記ボディ部材(5)の前端部に固定されている。前記ボディ部材(5)には長尺状孔(5F)が設けられており、当該孔(5F)を介して圧縮空気が注入可能とされている。前記ブシュ(105)には前記ボディ部材(5)に平行に向けられた延長部材(109)が設けられている。
バネ(110)は、前記ブシュ(105)と前記フランジ(100)との間で前記ブシュ(105)の各延長部材(109)に取り付けられている。バネ(111)は、各扇形部材(4)の前端部と前記チャンバ(108)の外側とを接続している。従って、前記長尺状孔(5F)を介して圧縮空気を注入することによって、前記扇形部材(4)を動かすことが可能となる。
上記した2つの実施の形態においては、前記扇形部材(4)は駆動手段と連結しており、当該駆動手段は各扇形部材(4)がそれぞれの軸(第1の実施の形態ではピン(42)によって限定される軸;第2の実施の形態ではピン(106)によって限定される軸)を回転させるように働き、その結果として、伸縮ピンは実質的に円筒形状(図4B及び図15のように)又は実質的に円錐形状(図5及び図16のように)をとることができるものである。
第1の実施の形態では、前記扇形部材(4)の各々は、それぞれのヒンジ(42)に枢着された後部部分(41)を有しかつ前記ヒンジ(42)周囲の回転を決めるのに適した移動手段に接続された中間部分を有している。第2の実施の形態では、前記扇形部材(4)の各々は、それぞれのヒンジ(106)に枢着された中間部分を有し、当該中間部分は前記ヒンジ(106)周囲の回転を決めるのに適した移動手段に接続されている。
実際上は、採用された解決手段から逸脱することなくかつ本特許によって付与された保護の範囲内に留まる限り、実施の詳細は記載されかつ図面に示された構成要素に関して如何なる均等の態様で変更することが可能である。
1:リール、2:シャンク、3:フック部分、ハンドル、4:扇形部材、5:ボディ部材、6:空気バネ、10:コア、30:アイレット、平行アーム、31:アイレット、ボディ部材、40:前面部、41:後部部分、42:ヒンジ、ピン、50:後部部分、51:ベアリング、52:前部部分、53:カップ型部分、54:ウイング、55:結合ロッド、56:カラー部材、57,58:ピン、59:側壁面、60,61:板、62:後部延伸部、63:ロッド、64:バネ、101:第1レバーロッド、102:第1ピン、103:第2ピン、104:第2レバーロッド、105:ブシュ、106:ヒンジ、第3ピン、107:ピストン、108:チャンバ、109:延長部材、110,111:バネ、560:後部付属部材、AP,AS:アクチュエータ、BC:可動アーム、CP:ブリッジクレーン、5F:孔、FB:矢印、G:フック、LS:レバー、MP:空気バネ、P:伸縮ピン、PG:水平軸、PN:内側部分、PX:外側部分、S:巻き戻し機、S4:切れ目部分、SF:支持台、SM:可動セミカラー部材、4a:直径の最大値、4c:直径の最小値、x:軸、d53:カップ型部分の内径。

Claims (21)

  1. 外側部分(PX)及び内側部分(PN)を有し、前記内側部分(PN)はペーパー材料のリール(1)に挿入されるように形成され、そして前記内側部分(PN)がリール(1)の内部に位置する場合に、前記外側部分(PX)は前記リール(1)の外側に位置するように形成され、前記内側部分(PN)の外表面は複数の扇形部材(4)によって形成され、当該扇形部材(4)の各々は自由前面部(40)を備えた円筒状表面部分によって形成され、前記扇形部材(4)の前面部(40)は最大値(4a)と最小値(4c)の間を変動する直径を有する実質的に円形形状を形成するペーパー材料の支持リール用伸縮ピンであって、
    前記扇形部材(4)の各々がそれぞれのヒンジ(42;106)に枢着された部分を有しそして前記ヒンジ(42;106)周囲の回転を決めるのに適した移動手段に接続されており、その結果として、前記扇形部材(4)は前記ヒンジ(42;106)の周囲の回転に応じて実質的に円筒形状又は実質的に円錐形状をとることができるようにしたことを特徴とする伸縮ピン。
  2. 前記最大値(4a)と前記最小値(4c)の間の差(△)は最大値(4a)の10%と30%の間であり、即ち、0.30×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.10×(4a)であることを特徴とする請求項1記載の伸縮ピン。
  3. 前記差(△)は最大値(4a)の15%と20%の間であり、即ち、0.20×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.15×(4a)であることを特徴とする請求項2記載の伸縮ピン。
  4. 前記差(△)は最大値(4a)の15%と18%の間であり、即ち、0.18×(4a)≧△=(4a−4c)≧0.15×(4a)であることを特徴とする請求項2記載の伸縮ピン。
  5. 前記扇形部材(4)の各々は、それぞれのヒンジ(42)に枢着された後部部分(41)を有しかつ前記ヒンジ(42)周囲の回転を決めるのに適した移動手段に接続された中間部分を有していることを特徴とする請求項1記載の伸縮ピン。
  6. 外側部分(PX)は円筒状シャンク(2)を含み、当該円筒状シャンク(2)は内部空間を有し、そして内側部分(PN)はボディ部材(5)を含み、当該ボディ部材(5)は:ベアリング(51)を介在させて状態でシャンク(2)の中空部の長手方向に挿通された後部部分(50)と;前記扇形部材(4)の前面部(40)方向に向けられかつ後部部分(50)の長手方向の延長部分である前部部分(52)と;そして外部カップ型部分(53)を含み、当該外部カップ型部分(53)の内径(d53)は後部部分(50)と前部部分(52)の中間点においてシャンク(2)の外径よりも大であり、その結果、前記ボディ部材(5)の後部部分(50)は前記シャンク(2)に挿通され、前記中間のカップ型部分(53)は前記シャンク(2)の外側に位置し、当該シャンク(2)は、部分的に、即ちその最も前進した部分において、前記カップ型部分(53)に挿通され、そして前記前部部分(52)は前記扇形部材(4)の内側に位置する前記ボディ部材(5)の延伸部分を構成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の伸縮ピン。
  7. 各扇形部材(4)の前記後部部分(41)は、カップ型部分(53)から外方に突出している放射状ウイング(54)内に挿入されたピン(42)によってボディ部材(5)のカップ型部分(53)に係止されており、各ピン(42)の軸は、表面が円筒形状のシャンク(2)の接線方向に方向付けされ、そして各ピン(42)はシャンク(2)の外面から所定の距離だけ離れて設けられかつスペーサとして作用するウイング(54)に挿入されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の伸縮ピン。
  8. 各扇形部材(4)は、ボディ部材(5)の前部部分(52)の面及びそれぞれの扇形部材(4)の対向上面から内面の長手方向に摺動可能に設けられたカラー部材(56)の下側部分にヒンジ留めされた結合ロッド(55)を介して前記ボディ部材(5)の前部部分(52)に係止され;前記カラー部材(56)に対する結合ロッド(55)の結合はピン(57)によって行われており、そのピン(57)の軸は、カップ型部分(53)のそれぞれのウイング(54)に対して扇形部材(4)の後部部分(41)を結合するそれぞれのピン(42)に対して平行であり;前記扇形部材(4)の内側部分に対する同一の結合ロッド(55)の結合は上記ピン(57)に平行な別のピン(58)によって行われることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の伸縮ピン。
  9. 前記ボディ部材(5)の前部部分(52)の前端部の前には、前記軸(x−x)と直交する2枚の板(60,61)の間に位置する空気バネ(6)が配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の伸縮ピン。
  10. 前記2枚の板のうちの第1の板(60)は、スペーサとして働く後部延伸部(62)を有し、そして前記ボディ部材(5)の前部部分(52)の前端部に固着され、そして第2の板(61)は空気バネ(6)に関して反対側に位置し;複数個のロッド(63)が第2の板(61)と前記カラー部材(56)を結合し、各ロッド(63)は一側部で第2の板(61)に固着され、他側部で前記カラー部材(56)の後部付属部材(560)に固着されており、そして第1の板(60)に形成されたそれぞれの穴を自由に通過し;前記ロッド(63)の各々には螺旋状バネ(64)が取り付けられ;前記ロッド(63)と螺旋状バネ(64)は前記軸(x−x)に平行に方向付けられていることを特徴とする請求項9記載の伸縮ピン。
  11. 前記空気バネ(6)の空気が放出され、即ちバネが圧縮されると、前記螺旋状バネ(64)の動作は、前記ボディ部材(5)の前部部分(52)に設けられたカラー部材(56)を維持するように働き、この状態で、前記カラー部材(56)の後部部分は、中間部分(53)と前部部分(52)との間に前記ボディ部材(5)に形成された側壁面(59)に対向するバネ(64)によって押圧され、そして前記扇形部材(4)は開放し、前記結合ロッド(55)は軸(x−x)に関して放射方向に方向付けされ、即ち伸縮ピン(P)に作用する負荷に対して平行に方向付けされており;前記扇形部材(4)は前記バネ(64)によって通常は開放状態で維持され;前記空気バネ(6)に空気が注入され、即ち、伸長すると、前記バネ(64)の抵抗力が負けて、前記結合ロッド(55)の最下部とともに前記カラー部材(56)が前進し、それによって前記扇形部材(4)はそれぞれの前面部(40)が互いに近接する方向に移動することを特徴とする請求項9又は10記載の伸縮ピン。
  12. 前記移動手段が可撓性手段であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の伸縮ピン。
  13. 前記可撓性手段が複数の螺旋状バネであることを特徴とする請求項12記載の伸縮ピン。
  14. 前記可撓性手段が空気バネであることを特徴とする請求項12記載の伸縮ピン。
  15. 前記ピン(P)の外側部分(PX)にアイレット(30,31)によって区切られたフック部分(3)が設けられていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の伸縮ピン。
  16. 前記ピン(P)の外側部分(PX)はシャンク(2)によって形成されており、そのシャンクの長手方向軸はピン(P)の長手方向軸(x−x)と一致しており、
    前記アイレットは前記シャンク(2)に形成されており、そして前記外側部分には、前記シャンク(2)から放射状に設けられかつ前記長手方向軸(x−x)に平行なボディ部材(31)によって結合された2つの平行アーム(30)を含むことを特徴とする請求項15記載の伸縮ピン。
  17. 前記アイレット(30,31)は前記シャンク(2)の上面側に設けられることを特徴とする請求項16記載の伸縮ピン。
  18. 前記扇形部材(4)が、前記直径がその最大値(4a)を取るような態様で、通常は配置されることを特徴とする請求項1記載の伸縮ピン。
  19. 伸長形態から縮小形態へ切り替えるために外部エネルギー源を使用することを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項記載の伸縮ピン。
  20. 外部から供給されるエネルギーが圧縮空気によって伝達されることを特徴とする請求項19記載の伸縮ピン。
  21. 前記扇形部材(4)の各々は、それぞれのヒンジ(106)に枢着された中間部分を有し、当該中間部分は前記ヒンジ(106)周囲の回転を決めるのに適した移動手段に接続されていることを特徴とする請求項1記載の伸縮ピン。
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