JP2017528093A - 画像による空間パラメータ特定方法、装置、プログラム、記録媒体および端末機器 - Google Patents

画像による空間パラメータ特定方法、装置、プログラム、記録媒体および端末機器 Download PDF

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Abstract

本開示は、画像により画像における被写体の本当の大きさを便利に特定するように、画像による空間パラメータ特定方法、装置、プログラム、記録媒体および端末機器に関する。前記方法は、表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標および画像における対応する第2の画素座標を特定するステップと、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップと、画像像距離、画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するステップとを含む。本開示の技術案によれば、表示機器において、画像により、画像における被写体の空間パラメータを便利に特定でき、画像により被写体の本当の大きさを定量化することで、画像に参照物を設ける方式で被写体の本当の大きさを対比することが回避され、ユーザ体験が向上する。【選択図】図1A

Description

本開示は、画像処理技術分野に関し、特に、画像による空間パラメータ特定方法、装置および端末機器に関する。
ピクチャにより、ピクチャにおける物体の大きさを他人にディスプレイする際、ピクチャの撮像されたシーンに参照物を置く必要がある。例えば、A4シートを参照物とし、空気清浄機をA4シートと比較することで、他人が空気清浄機の大きさに対して直観的に認知することができる。ユーザの撮像距離が異なると、被写体がカメラの画像センサに占める画素点の個数も異なるため、ユーザが写真における参照物により被写体の本当の大きさを便利に知ることは、不可能となる。
関連技術に存在する問題を解決するために、本開示の実施例は、画像により画像における被写体の本当の大きさを便利に特定するように、画像による空間パラメータ特定方法、装置および端末機器を提供する。
本開示の実施例の第1の態様によれば、表示機器に用いられる、画像による空間パラメータ特定方法を提供する。前記方法は、前記表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、前記画像における対応する第2の画素座標を特定するステップと、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップと、前記画像像距離、前記画像を撮像する時の物点距離および前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するステップと、を含む。
ある実施例では、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップは、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定するステップと、前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するステップと、前記画素距離と前記画素の物理サイズに基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップと、を含んでも良い。
ある実施例では、前記方法は、前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられていない場合、前記画像のピクチャフォーマットを特定するステップと、前記ピクチャフォーマットに基づいて、前記画像の情報ヘッダから、前記画像を撮像する時の物点距離、前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するステップと、をさらに含んでも良い。
ある実施例では、前記方法は、前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられている場合、前記画像を撮像する時の物点距離を特定するステップと、前記画像を撮像する時の物点距離、前記撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで前記画像の情報ヘッダに書き込むステップと、をさらに含んでも良い。
ある実施例では、前記画像を撮像する時の物点距離を特定するステップは、前記表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定するステップと、前記時間と前記赤外光の波長に基づいて、前記物点距離を特定するステップと、を含んでも良い。
ある実施例では、前記方法は、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を、所定の形状で前記表示機器に表示するステップと、前記所定の形状により、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトするステップと、をさらに含んでも良い。
本開示の実施例の第2の態様によれば、表示機器に用いられる、画像による空間パラメータ特定装置を提供する。前記装置は、前記表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、前記画像における対応する第2の画素座標を特定するように構成される第1の特定モジュールと、前記第1の特定モジュールにより特定された前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するように構成される第2の特定モジュールと、前記第2の特定モジュールにより特定された前記画像像距離、前記画像を撮像する時の物点距離および前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するように構成される第3の特定モジュールと、を備える。
ある実施例では、前記第2の特定モジュールは、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定するように構成される第1の特定サブモジュールと、前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するように構成される第2の特定サブモジュールと、前記第1の特定サブモジュールにより特定された前記画素距離、および、前記第2の特定サブモジュールにより特定された前記画素の物理サイズに基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するように構成される第3の特定サブモジュールと、を有しても良い。
ある実施例では、前記装置は、前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられていない場合、前記画像のピクチャフォーマットを特定するように構成される第4の特定モジュールと、前記第4の特定モジュールにより特定された前記ピクチャフォーマットに基づいて、前記画像の情報ヘッダから、前記画像を撮像する時の物点距離、前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するように構成される第5の特定モジュールと、をさらに備えても良い。
ある実施例では、前記装置は、前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられている場合、前記画像を撮像する時の物点距離を特定するように構成される第6の特定モジュールと、前記第6の特定モジュールにより特定された前記画像を撮像する時の物点距離、前記撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで前記画像の情報ヘッダに書き込むように構成される書込モジュールと、をさらに備えても良い。
ある実施例では、前記第6の特定モジュールは、前記表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定するように構成される第4の特定サブモジュールと、前記第4の特定サブモジュールにより特定された前記時間と前記赤外光の波長に基づいて、前記物点距離を特定するように構成される第5の特定サブモジュールと、を有しても良い。
ある実施例では、前記装置は、前記第1の特定モジュールにより特定された前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を、所定の形状で前記表示機器に表示するように構成される表示モジュールと、前記表示モジュールに表示されている前記所定の形状によって、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトするように構成されるプロンプトモジュールと、をさらに備えても良い。
本開示の実施例の第3の態様によれば、端末機器を提供する。前記端末機器は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を備え、前記プロセッサは、前記表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、前記画像における対応する第2の画素座標を特定し、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定し、前記画像像距離、前記画像を撮像する時の物点距離および前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するように構成される。
本開示の実施例による技術案は、以下の格別な作用効果を含むことができる。表示機器に表示された画像において、第1の画素座標と第2の画素座標を特定すれば、画像における測定する必要がある被写体の本当の大きさを得ることができ、これによって、表示機器において、画像により画像における被写体の空間パラメータを便利に特定することができ、画像により被写体の本当の大きさを定量化することで、画像に参照物を設ける方式で被写体の本当の大きさを対比することが回避され、ユーザ体験が向上する。
上述した一般的な記述および後続の詳細な記述は、単に例示的および解釈的なものであり、本発明を制限できるものでないと理解されるべきである。
ここでの図面は、明細書を構成する一部として見なされ、本開示に適した実施例を示し、かつ、明細書の文字記載とともに本開示の仕組みを解釈するために用いられる。
ある実施例による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートである。 ある実施例による画像における第1の画素座標と第2の画素座標を示す模式図である。 ある実施例によるイメージング模式図である。 ある実施例一による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートである。 ある実施例二による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートである。 ある実施例による画像による空間パラメータ特定装置を示すブロック図である。 ある実施例による別の画像による空間パラメータ特定装置を示すブロック図である。 ある実施例による端末機器のためのブロック図である。
次に、実施例を詳細に説明し、例示が図に示されている。以下の記述が図に係る場合、別途にて示さない限り、異なる図面における同じ符号は、同じまたは相似する要素を示す。以下の実施例に記述される実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するとは限らない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲に記載されているように、本発明の一部の局面と一致する装置および方法の例に過ぎない。
図1Aは、ある実施例による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートであり、図1Bは、ある実施例による画像における第1の画素座標と第2の画素座標を示す模式図であり、図1Cは、ある実施例によるイメージング模式図である。当該画像による空間パラメータ特定方法は、表示機能を有する端末機器(例えば、スマートフォン、タブレットPC、デスクトップコンピュータなど)に用いられても良く、端末機器にアプリケーションをインストールする方式、または、デスクトップコンピュータにソフトウェアをインストールする方式によって実現されても良い。図1Aに示すように、当該画像による空間パラメータ特定方法は、以下のステップS101〜S103を含む。
ステップS101では、表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、画像における対応する第2の画素座標を特定する。
ある実施例では、図1Bに示すように、表示機器に画像10を表示する時、タッチスクリーンにおけるユーザのタッチ点の位置を監視し、タッチ点の位置を画像における画素座標に変換することで、ユーザがクリックする必要がある画像における画素座標を特定する。別の実施例では、表示機器に画像10を表示する時、マウスのクリック位置を監視し、マウスのクリック位置を画像における画素座標に変換することで、ユーザがクリックする必要がある画像における画素座標を特定する。
ある実施例では、第1の画素座標と第2の画素座標を、画像における被写体のエッジ位置(図1Bに示す赤いナツメの両端)に対応しても良く、これによれば、第1の画素座標と第2の画素座標により、空間での画像における物体の本当の大きさを特定することができる。別の実施例では、第1の画素座標と第2の画素座標を、画像における2つの物体の中心位置に対応しても良く、これによれば、第1の画素座標と第2の画素座標、例えば、図1Bに示すように、画像10における赤いナツメの第1の端点11に対応する第1の画素座標、第2の端点12に対応する第2の画素座標により、2つの物体間の本当の距離を特定することができる。
ステップS102では、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定する。
ある実施例では、第1の画素座標が[a1、b1]であり、第2の画素座標が[a2、b2]であり、第1の画素座標と第2の画素座標との間の画像距離は、
であっても良い。
ステップS103では、画像像距離、画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定する。
ある実施例では、図1Cに示すように、第1の画素座標と第2の画素座の間の対応する画像像距離を特定した後、撮像装置の対応する画像センサの画素の物理サイズに基づいて、物体イメージングのサイズを特定し、図1Cに示す相似三角形の相似関係
によって、画像における被写体の本当の空間パラメータを特定することができる。ある実施例では、空間パラメータは、被写体の本当のサイズであっても良く、別の実施例では、撮像されるシーンにおける本当の距離であっても良く、本開示では、空間パラメータを限定せず、第1の画素座標と第2の画素座標により第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する本当の距離を特定できれば良い。
ある例示的なシーンでは、ベンダーは図1Bに示す赤いナツメを販売しており、関連技術では、ベンダーは、画像10に一元のコインを置くことにより、赤いナツメの大きさを対比する必要がある。本開示によれば、購買者はオンラインショッピングする際に、画像における、画像を撮像する時に採用されるレンズの焦点距離、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズおよび撮像時の物点距離などの情報を読み取ることで、図1Bにおける前記第1の画素座標11と第2の画素座標12によれば、赤いナツメの本当のサイズを得ることができる。
本実施例では、表示機器に表示された画像において、第1の画素座標と第2の画素座標を特定すれば、画像における測定する必要がある被写体の本当の大きさを得ることができ、これによって、表示機器において、画像により画像における被写体の空間パラメータを便利に特定することができ、画像により被写体の本当の大きさを定量化することで、画像に参照物を設ける方式で被写体の本当の大きさを対比することが回避され、ユーザ体験が向上する。
ある実施例では、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップは、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定するステップと、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するステップと、画素距離と画素の物理サイズに基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップと、を含んでも良い。
ある実施例では、方法は、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられていない場合、画像のピクチャフォーマットを特定するステップと、ピクチャフォーマットに基づいて、画像の情報ヘッダから、画像を撮像する時の物点距離、画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するステップと、をさらに含んでも良い。
ある実施例では、方法は、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられている場合、画像を撮像する時の物点距離を特定するステップと、画像を撮像する時の物点距離、撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで画像の情報ヘッダに書き込むステップと、をさらに含んでも良い。
ある実施例では、画像を撮像する時の物点距離を特定するステップは、表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定するステップと、時間と赤外光の波長に基づいて、物点距離を特定するステップと、を含んでも良い。
ある実施例では、方法は、第1の画素座標と第2の画素座標を、所定の形状で表示機器に表示するステップと、第1の画素座標と第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトするステップと、をさらに含んでも良い。
具体的には如何に画像により空間パラメータを特定するかについて、後続の実施例を参照すればよい。
本開示の実施例による上記方法によれば、表示機器において、画像により、画像における被写体の空間パラメータを便利に特定することができ、画像により被写体の本当の大きさを定量化することで、画像に参照物を設ける方式で被写体の本当の大きさを対比することが回避され、ユーザ体験が向上する。
以下、具体的な実施例を用いて本開示の実施例による技術案を説明する。
図2は、ある実施例一による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートである。本実施例では、本開示の実施例による上記方法を用いて、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられていないことを例とし、かつ、図1Bと組み合わせて例示的に説明するが、図2に示すように、以下のステップを含む。
ステップS201では、表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、画像における対応する第2の画素座標を特定する。
ある実施例では、第1の画素座標と第2の画素座標を、所定の形状(図1Bに示す「+」)で前記表示機器に表示して、第1の画素座標と第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトしても良い。1つの例として、端末機器のユーザは赤いナツメの大きさを測定する必要があり、このとき、第1の画素座標と第2の画素座標が赤いナツメのエッジに位置する必要があり、ある実施例では、画像10に対してエッジを検出し、第1の画素座標と第2の画素座標が被写体(例えば、図1Bに示す赤いナツメ)のエッジに位置しているか否かを特定しても良く、第1の画素座標と第2の画素座標が被写体のエッジに位置していなければ、「+」をフリッカする方式で第1の画素座標と第2の画素座標を調整することをユーザにプロンプトし、これによって、第1の画素座標と第2の画素座標が被写体のエッジをより精確に反映し、さらに、画像における被写体の画像距離を特定することができる。もう1つの例として、端末機器のユーザは、2つの被写体(第1の被写体と第2の被写体)の間の距離を測定する必要があり、このとき、第1の画素座標と第2の画素座標がそれぞれ第1の被写体と第2の被写体の中心に位置する必要があり、ある実施例では、第1の被写体と第2の被写体とを含む画像(図示せず)に対してエッジを検出し、第1の画素座標と第2の画素座標が第1の被写体と第2の被写体の中心に位置しているか否かを特定しても良く、若し、第1の画素座標と第2の画素座標のうち1つが被写体の中心に位置していなければ、「+」をフリッカする方式で第1の画素座標及び第2の画素座標又はこれらのいずれかを調整することをユーザにプロンプトし、これによって、第1の画素座標と第2の画素座標が被写体の中心をより精確に反映し、さらに、画像における第1の被写体と第2の被写体の中心の画像距離を精確に特定することができる。
ステップS202では、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定する。
ステップS202の記述は上記ステップS102の記述を参照すればよいため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ステップS203では、画像のピクチャフォーマットを特定する。
ある実施例では、画像10に書き込まれるフォーマット情報によって画像のピクチャフォーマットを特定しても良い。
ステップS204では、ピクチャフォーマットに基づいて、画像の情報ヘッダから、画像を撮像する時の物点距離、画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定する。
ステップS205では、画素距離と画素の物理サイズに基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定する。
ステップS204とステップS205では、例えば、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズが1ミクロンであり(単なる模式的説明)、図1Bに示す第1の画素座標11と第2の画素座標12の間の画素距離が100個の画素であれば、第1の画素座標11と第2の画素座標12の間の対応する画像像距離は1*100=100ミクロンとなる。
ステップS206では、画像像距離、画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定する。
ステップS206の記述は上記ステップS103の記述を参照すればよいため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ある例示的なシーンでは、端末機器Aは、それに位置する撮像装置によって画像10を撮像した後、撮像装置のレンズの焦点距離、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズおよび画像10を撮像する物点距離を、画像10の情報ヘッダに書き込んで、所定のピクチャフォーマットで記憶し、それから、画像10を電子商取引プラットホームにアップロードして、撮像された商品「赤いナツメ」を電子商取引プラットホームにディスプレイする。端末機器Bは、電子商取引プラットホームによって画像10を閲覧した後、画像10における「赤いナツメ」の本当の大きさを知りたい場合、画像10をその記憶モジュールに記憶しても良く、本開示により、赤いナツメのエッジ座標、すなわち、第1の画素座標11と第2の画素座標12を特定し、それから、端末機器Aが画像10を撮像する時の関連パラメータ(例えば、撮像装置のレンズの焦点距離、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズおよび赤いナツメを撮像する時の物点距離)を、画像10から読み取り、さらに、赤いナツメの本当の大きさを特定する。これによって、端末機器Bのユーザが画像10におけるコインにより赤いナツメの本当の大きさを対比することが回避され、端末機器Bのユーザ体験が向上することができる。
本実施例では、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられておらず、画像を撮像する時に採用されるレンズの焦点距離、画像センサの画素の物理サイズおよび画像における被写体の物点距離を画像から読み取ることで、他の端末機器が画像を取得した後、画像における被写体の本当の空間パラメータを便利に知ることができ、画像の実際の使用価値を大きく高める。
図3は、ある実施例二による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートである。本実施例では、本開示の実施例による上記方法を用いて、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられて画像を表示機器にプレビューする必要があることを例とし、かつ、図1Bと組み合わせて例示的に説明するが、図3に示すように、以下のステップを含む。
ステップS301では、表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、画像における対応する第2の画素座標を特定する。
ステップS301の記述は上記ステップS101の記述を参照すればよいため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ステップS302では、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定する。
ステップS302の記述は上記ステップS102の記述を参照すればよいため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ステップS303では、画像を撮像する時の物点距離を特定する。
ある実施例では、画像を撮像する時の物点距離を特定するとき、表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定しても良く、時間と赤外光の波長に基づいて、物点距離を特定しても良い。別の実施例では、単一のビデオカメラまたはダブルビデオカメラによって、画像を撮像する時の物点距離を測定してもよい。関連距離測定方法は、関連技術を参照すればよいため、本開示では、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ステップS304では、画像像距離、画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定する。
ステップS304の記述は上記ステップS103の記述を参照すればよいため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ステップS305では、画像を撮像する時の物点距離、撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで画像の情報ヘッダに書き込み、画像を記憶する。
本実施例は、上記実施例の格別な作用効果を有する上、撮像画像時の物点距離、撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで画像の情報ヘッダに書き込むことにより、他の端末機器は当該画像を取得した時、当該画像を撮像する関連情報を、当該画像から読み取ることで、画像における被写体の本当のサイズを直接に取得することができ、より多くのユーザが画像により画像における被写体の本当のサイズを直接に特定し、ユーザ体験が向上する。
図4は、ある実施例による画像による空間パラメータ特定装置を示すブロック図である。図4に示すように、画像による空間パラメータ特定装置は、表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、画像における対応する第2の画素座標を特定するように構成される第1の特定モジュール41と、第1の特定モジュール41により特定された第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するように構成される第2の特定モジュール42と、第2の特定モジュール42により特定された画像像距離、画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するように構成される第3の特定モジュール43と、を備える。
図5は、ある実施例による画像により空間パラメータを特定する別の装置を示すブロック図である。図5に示すように、上記図4に示す実施例を基に、ある実施例では、第2の特定モジュール42は、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定するように構成される第1の特定サブモジュール421と、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するように構成される第2の特定サブモジュール422と、第1の特定サブモジュール421により特定された画素距離と、第2の特定サブモジュール422により特定された画素の物理サイズに基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するように構成される第3の特定サブモジュール423と、を有しても良い。
ある実施例では、装置は、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられていない場合、表示機器に表示された画像のピクチャフォーマットを特定するように構成される第4の特定モジュール44と、第4の特定モジュール44により特定されたピクチャフォーマットに基づいて、画像の情報ヘッダから、画像を撮像する時の物点距離、画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するように構成される第5の特定モジュール45と、をさらに備えても良く、これによって、第3の特定モジュール43は、第2の特定モジュール42により特定された画像像距離、第5の特定モジュール45により特定された画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定する。
ある実施例では、装置は、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられている場合、画像を撮像する時の物点距離を特定するように構成される第6の特定モジュール46と、第6の特定モジュール46により特定された画像を撮像する時の物点距離、撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで画像の情報ヘッダに書き込むように構成される書込モジュール47と、をさらに備えても良い。
ある実施例では、第6の特定モジュール46は、表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定するように構成される第4の特定サブモジュール461と、第4の特定サブモジュール461により特定された時間と赤外光の波長に基づいて、物点距離を特定するように構成される第5の特定サブモジュール462と、を有しても良い。
ある実施例では、装置は、第1の特定モジュール41により特定された第1の画素座標と第2の画素座標を、所定の形状で表示機器に表示するように構成される表示モジュール48と、表示モジュール48に表示されている所定の形状によって、第1の画素座標と第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトするように構成されるプロンプトモジュール49と、をさらに備えても良い。
上記実施例における装置中の各モジュールが操作を実行する具体的な形態は、当該方法に関する実施例において詳細に記述されているため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
図6は、ある実施例による端末機器のためのブロック図である。例えば、端末機器600は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信機器、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療設備、フィットネス機器、PDAなどであってもよい。
図6を参照すると、端末機器600は、以下の1つ又は複数のユニット、すなわち、処理ユニット602、メモリ604、電源ユニット606、マルチメディアユニット608、オーディオユニット610、入力/出力(I/O)インターフェース612、センサユニット614及び通信ユニット616を備えてもよい。
処理ユニット602は通常、端末機器600の全般操作、例えば、表示、電話発呼、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット602は、前記方法のステップの全部又は一部を実行するように、指令を実行する1つ又は複数のプロセッサ620を備えてもよい。また、処理ユニット602は、処理ユニット602と他のユニットとの間の相互作用を容易にするように、1つ又は複数のモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット602は、マルチメディアユニット608と処理ユニット602との間の相互作用を容易にするように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
メモリ604は、端末機器600での操作をサポートするために、各種別のデータを記憶するように構成される。これらのデータの例示は、端末機器600で操作する如何なるアプリケーションプログラムまたは方法の指令、連絡人データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、映像などを含む。メモリ604は、如何なる種別の揮発性もしくは不揮発性記憶デバイスまたはそれらの組合せ、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクによって実現されてもよい。
電源ユニット606は、端末機器600のユニットのそれぞれに電力を供給する。電源ユニット606は、電源管理システム、1つまたは複数の電源、並びに、端末機器600用の電力を生成、管理および配分するに関する他のユニットを含んでもよい。
マルチメディアユニット608は、前記端末機器600とユーザとの間に1つの出力インターフェースを供給するスクリーンを備える。一部の実施例では、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)およびタッチパネル(TP)を含んでも良い。スクリーンは、タッチパネルを含む場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現されてもよい。タッチパネルは、タッチ、スライドおよびタッチパネルでのジェスチャーを感知するように、1つまたは複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサは、タッチまたはスライド動作の境界を感知するだけではなく、前記タッチまたはスライド操作と関連する持続時間および圧力をさらに検出することができる。一部の実施例では、マルチメディアユニット608は、1つのフロントカメラおよび/またはバックカメラを含む。端末機器600が操作モード、例えば、撮像モードまたは映像モードにあるとき、フロントカメラおよび/またはバックカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。フロントカメラおよびバックカメラのそれぞれは、1つの固定の光学レンズシステムであってもよいし、焦点距離および光学ズーム能力を有するものであってもよい。
オーディオユニット610は、オーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、オーディオユニット610は、マイク(MIC)を備え、端末機器600が操作モード、例えば、発呼モード、記録モードおよび音声識別モードにあるとき、マイクは、外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号は、さらに、メモリ604に記憶される、または、通信ユニット616を介して送信されることができる。一部の実施例では、オーディオユニット610は、さらに、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに含む。
I/Oインターフェース612は、処理ユニット602とペリフェラルインターフェースモジュールとの間でインターフェースを供給するものであり、前記ペリフェラルインターフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームページボタン、ボリュームボタン、起動ボタンおよびロックボタンを含んでも良いが、それらに限定されない。
センサユニット614は、様々な側面での状態推定を端末機器600に供給するための1つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサユニット614は、端末機器600のオン/オフ状態、ユニットの相対位置を検出することができ、例えば、前記ユニットは、端末機器600のディスプレイおよびキーパッドである。センサユニット614は、さらに、端末機器600もしくは端末機器600の1つのユニットの位置変更、ユーザと端末機器600との接触の存在もしくは不存在、端末機器600の方位または加速/減速および端末機器600の温度変化をさらに検出することができる。センサユニット614は、如何なる物理的接触もないとき、近辺にある物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサユニット614は、さらに、イメージングアプリケーションに使用される光センサ、例えばCMOSまたはCCD画像センサを含んでも良い。一部の実施例では、当該センサユニット614は、さらに、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサまたは温度センサを含んでも良い。
通信ユニット616は、端末機器600と他の機器間の無線または有線方式の通信が便利になるように構成される。端末機器600は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2Gもしくは3G、またはそれらの組合せにアクセスすることができる。ある実施例では、通信ユニット616は、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報をブロードキャストチャネルを介して受信する。ある実施例では、前記通信ユニット616は、さらに、短距離通信を容易にするように、ニアフィールド通信(NFC)モジュールを含んでも良い。例えば、NFCモジュールでは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術および他の技術によって実現されてもよい。
実施例では、端末機器600は、上記方法を実行するための1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたは他の電子部品によって実現されてもよい。
実施例では、指令を含む非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、指令を含むメモリ604をさらに提供し、上記指令が端末機器600のプロセッサ620によって実行されることで上述した方法を実施させることができる。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD(登録商標)-ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスクおよび光データ記憶機器などであっても良い。
当業者は、明細書を考慮し、ここに公開された開示を実践した後、本開示の他の実施案を容易に想到する。本願は、本開示の如何なる変形、用途または適応的変化もカバーすることを意図する。これらの変形、用途または適応的変化は、本開示の一般的な仕組みに従い、かつ、本開示に開示されていない当分野における公知常識または慣用技術手段を含む。明細書および実施例は単なる例示と見なされ、本開示の本当の範囲および思想は添付の特許請求の範囲によって与えられる。
本開示が以上で記載され、且つ図面に示された正確な構造に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な補正や変更も可能であることは理解されるべきである。本開示の範囲は、添付する特許請求の範囲のみによって限定される。
本発明は、出願番号が201510429062.9であり、出願日が2015年7月20日である中国特許出願を基に提出するものであり、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容は、参照のため本願に援用される。
本開示は、画像処理技術分野に関し、特に、画像による空間パラメータ特定方法、装置、プログラム、記録媒体および端末機器に関する。
ピクチャにより、ピクチャにおける物体の大きさを他人にディスプレイする際、ピクチャの撮像されたシーンに参照物を置く必要がある。例えば、A4シートを参照物とし、空気清浄機をA4シートと比較することで、他人が空気清浄機の大きさに対して直観的に認知することができる。ユーザの撮像距離が異なると、被写体がカメラの画像センサに占める画素点の個数も異なるため、ユーザが写真における参照物により被写体の本当の大きさを便利に知ることは、不可能となる。
関連技術に存在する問題を解決するために、本開示の実施例は、画像により画像における被写体の本当の大きさを便利に特定するように、画像による空間パラメータ特定方法、装置、プログラム、記録媒体および端末機器を提供する。
本開示の実施例の第1の態様によれば、表示機器に用いられる、画像による空間パラメータ特定方法を提供する。前記方法は、前記表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、前記画像における対応する第2の画素座標を特定するステップと、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップと、前記画像像距離、前記画像を撮像する時の物点距離および前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するステップと、を含む。
ある実施例では、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップは、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定するステップと、前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するステップと、前記画素距離と前記画素の物理サイズに基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップと、を含んでも良い。
ある実施例では、前記方法は、前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられていない場合、前記画像のピクチャフォーマットを特定するステップと、前記ピクチャフォーマットに基づいて、前記画像の情報ヘッダから、前記画像を撮像する時の物点距離、前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するステップと、をさらに含んでも良い。
ある実施例では、前記方法は、前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられている場合、前記画像を撮像する時の物点距離を特定するステップと、前記画像を撮像する時の物点距離、前記撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで前記画像の情報ヘッダに書き込むステップと、をさらに含んでも良い。
ある実施例では、前記画像を撮像する時の物点距離を特定するステップは、前記表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定するステップと、前記時間と前記赤外光の波長に基づいて、前記物点距離を特定するステップと、を含んでも良い。
ある実施例では、前記方法は、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を、所定の形状で前記表示機器に表示するステップと、前記所定の形状により、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトするステップと、をさらに含んでも良い。
本開示の実施例の第2の態様によれば、表示機器に用いられる、画像による空間パラメータ特定装置を提供する。前記装置は、前記表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、前記画像における対応する第2の画素座標を特定するように構成される第1の特定モジュールと、前記第1の特定モジュールにより特定された前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するように構成される第2の特定モジュールと、前記第2の特定モジュールにより特定された前記画像像距離、前記画像を撮像する時の物点距離および前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するように構成される第3の特定モジュールと、を備える。
ある実施例では、前記第2の特定モジュールは、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定するように構成される第1の特定サブモジュールと、前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するように構成される第2の特定サブモジュールと、前記第1の特定サブモジュールにより特定された前記画素距離、および、前記第2の特定サブモジュールにより特定された前記画素の物理サイズに基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するように構成される第3の特定サブモジュールと、を有しても良い。
ある実施例では、前記装置は、前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられていない場合、前記画像のピクチャフォーマットを特定するように構成される第4の特定モジュールと、前記第4の特定モジュールにより特定された前記ピクチャフォーマットに基づいて、前記画像の情報ヘッダから、前記画像を撮像する時の物点距離、前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するように構成される第5の特定モジュールと、をさらに備えても良い。
ある実施例では、前記装置は、前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられている場合、前記画像を撮像する時の物点距離を特定するように構成される第6の特定モジュールと、前記第6の特定モジュールにより特定された前記画像を撮像する時の物点距離、前記撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで前記画像の情報ヘッダに書き込むように構成される書込モジュールと、をさらに備えても良い。
ある実施例では、前記第6の特定モジュールは、前記表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定するように構成される第4の特定サブモジュールと、前記第4の特定サブモジュールにより特定された前記時間と前記赤外光の波長に基づいて、前記物点距離を特定するように構成される第5の特定サブモジュールと、を有しても良い。
ある実施例では、前記装置は、前記第1の特定モジュールにより特定された前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を、所定の形状で前記表示機器に表示するように構成される表示モジュールと、前記表示モジュールに表示されている前記所定の形状によって、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトするように構成されるプロンプトモジュールと、をさらに備えても良い。
本開示の実施例の第3の態様によれば、端末機器を提供する。前記端末機器は、プロセッサと、プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を備え、前記プロセッサは、前記表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、前記画像における対応する第2の画素座標を特定し、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定し、前記画像像距離、前記画像を撮像する時の物点距離および前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するように構成される。
本開示の実施例の第4の態様によれば、プロセッサに実行されることにより、本開示の実施例の第1の態様に記載の画像による空間パラメータ特定方法を実現するプログラムを提供する。
本開示の実施例の第5の態様によれば、本開示の実施例の第4の態様に記載のプログラムが記録された記録媒体を提供する。
本開示の実施例による技術案は、以下の格別な作用効果を含むことができる。表示機器に表示された画像において、第1の画素座標と第2の画素座標を特定すれば、画像における測定する必要がある被写体の本当の大きさを得ることができ、これによって、表示機器において、画像により画像における被写体の空間パラメータを便利に特定することができ、画像により被写体の本当の大きさを定量化することで、画像に参照物を設ける方式で被写体の本当の大きさを対比することが回避され、ユーザ体験が向上する。
上述した一般的な記述および後続の詳細な記述は、単に例示的および解釈的なものであり、本発明を制限できるものでないと理解されるべきである。
ここでの図面は、明細書を構成する一部として見なされ、本開示に適した実施例を示し、かつ、明細書の文字記載とともに本開示の仕組みを解釈するために用いられる。
ある実施例による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートである。 ある実施例による画像における第1の画素座標と第2の画素座標を示す模式図である。 ある実施例によるイメージング模式図である。 ある実施例一による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートである。 ある実施例二による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートである。 ある実施例による画像による空間パラメータ特定装置を示すブロック図である。 ある実施例による別の画像による空間パラメータ特定装置を示すブロック図である。 ある実施例による端末機器のためのブロック図である。
次に、実施例を詳細に説明し、例示が図に示されている。以下の記述が図に係る場合、別途にて示さない限り、異なる図面における同じ符号は、同じまたは相似する要素を示す。以下の実施例に記述される実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するとは限らない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲に記載されているように、本発明の一部の局面と一致する装置および方法の例に過ぎない。
図1Aは、ある実施例による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートであり、図1Bは、ある実施例による画像における第1の画素座標と第2の画素座標を示す模式図であり、図1Cは、ある実施例によるイメージング模式図である。当該画像による空間パラメータ特定方法は、表示機能を有する端末機器(例えば、スマートフォン、タブレットPC、デスクトップコンピュータなど)に用いられても良く、端末機器にアプリケーションをインストールする方式、または、デスクトップコンピュータにソフトウェアをインストールする方式によって実現されても良い。図1Aに示すように、当該画像による空間パラメータ特定方法は、以下のステップS101〜S103を含む。
ステップS101では、表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、画像における対応する第2の画素座標を特定する。
ある実施例では、図1Bに示すように、表示機器に画像10を表示する時、タッチスクリーンにおけるユーザのタッチ点の位置を監視し、タッチ点の位置を画像における画素座標に変換することで、ユーザがクリックする必要がある画像における画素座標を特定する。別の実施例では、表示機器に画像10を表示する時、マウスのクリック位置を監視し、マウスのクリック位置を画像における画素座標に変換することで、ユーザがクリックする必要がある画像における画素座標を特定する。
ある実施例では、第1の画素座標と第2の画素座標を、画像における被写体のエッジ位置(図1Bに示す赤いナツメの両端)に対応しても良く、これによれば、第1の画素座標と第2の画素座標により、空間での画像における物体の本当の大きさを特定することができる。別の実施例では、第1の画素座標と第2の画素座標を、画像における2つの物体の中心位置に対応しても良く、これによれば、第1の画素座標と第2の画素座標、例えば、図1Bに示すように、画像10における赤いナツメの第1の端点11に対応する第1の画素座標、第2の端点12に対応する第2の画素座標により、2つの物体間の本当の距離を特定することができる。
ステップS102では、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定する。
ある実施例では、第1の画素座標が[a1、b1]であり、第2の画素座標が[a2、b2]であり、第1の画素座標と第2の画素座標との間の画像距離は、
であっても良い。
ステップS103では、画像像距離、画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定する。
ある実施例では、図1Cに示すように、第1の画素座標と第2の画素座の間の対応する画像像距離を特定した後、撮像装置の対応する画像センサの画素の物理サイズに基づいて、物体イメージングのサイズを特定し、図1Cに示す相似三角形の相似関係
によって、画像における被写体の本当の空間パラメータを特定することができる。ある実施例では、空間パラメータは、被写体の本当のサイズであっても良く、別の実施例では、撮像されるシーンにおける本当の距離であっても良く、本開示では、空間パラメータを限定せず、第1の画素座標と第2の画素座標により第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する本当の距離を特定できれば良い。
ある例示的なシーンでは、ベンダーは図1Bに示す赤いナツメを販売しており、関連技術では、ベンダーは、画像10に一元のコインを置くことにより、赤いナツメの大きさを対比する必要がある。本開示によれば、購買者はオンラインショッピングする際に、画像における、画像を撮像する時に採用されるレンズの焦点距離、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズおよび撮像時の物点距離などの情報を読み取ることで、図1Bにおける前記第1の画素座標11と第2の画素座標12によれば、赤いナツメの本当のサイズを得ることができる。
本実施例では、表示機器に表示された画像において、第1の画素座標と第2の画素座標を特定すれば、画像における測定する必要がある被写体の本当の大きさを得ることができ、これによって、表示機器において、画像により画像における被写体の空間パラメータを便利に特定することができ、画像により被写体の本当の大きさを定量化することで、画像に参照物を設ける方式で被写体の本当の大きさを対比することが回避され、ユーザ体験が向上する。
ある実施例では、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップは、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定するステップと、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するステップと、画素距離と画素の物理サイズに基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップと、を含んでも良い。
ある実施例では、方法は、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられていない場合、画像のピクチャフォーマットを特定するステップと、ピクチャフォーマットに基づいて、画像の情報ヘッダから、画像を撮像する時の物点距離、画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するステップと、をさらに含んでも良い。
ある実施例では、方法は、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられている場合、画像を撮像する時の物点距離を特定するステップと、画像を撮像する時の物点距離、撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで画像の情報ヘッダに書き込むステップと、をさらに含んでも良い。
ある実施例では、画像を撮像する時の物点距離を特定するステップは、表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定するステップと、時間と赤外光の波長に基づいて、物点距離を特定するステップと、を含んでも良い。
ある実施例では、方法は、第1の画素座標と第2の画素座標を、所定の形状で表示機器に表示するステップと、第1の画素座標と第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトするステップと、をさらに含んでも良い。
具体的には如何に画像により空間パラメータを特定するかについて、後続の実施例を参照すればよい。
本開示の実施例による上記方法によれば、表示機器において、画像により、画像における被写体の空間パラメータを便利に特定することができ、画像により被写体の本当の大きさを定量化することで、画像に参照物を設ける方式で被写体の本当の大きさを対比することが回避され、ユーザ体験が向上する。
以下、具体的な実施例を用いて本開示の実施例による技術案を説明する。
図2は、ある実施例一による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートである。本実施例では、本開示の実施例による上記方法を用いて、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられていないことを例とし、かつ、図1Bと組み合わせて例示的に説明するが、図2に示すように、以下のステップを含む。
ステップS201では、表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、画像における対応する第2の画素座標を特定する。
ある実施例では、第1の画素座標と第2の画素座標を、所定の形状(図1Bに示す「+」)で前記表示機器に表示して、第1の画素座標と第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトしても良い。1つの例として、端末機器のユーザは赤いナツメの大きさを測定する必要があり、このとき、第1の画素座標と第2の画素座標が赤いナツメのエッジに位置する必要があり、ある実施例では、画像10に対してエッジを検出し、第1の画素座標と第2の画素座標が被写体(例えば、図1Bに示す赤いナツメ)のエッジに位置しているか否かを特定しても良く、第1の画素座標と第2の画素座標が被写体のエッジに位置していなければ、「+」をフリッカする方式で第1の画素座標と第2の画素座標を調整することをユーザにプロンプトし、これによって、第1の画素座標と第2の画素座標が被写体のエッジをより精確に反映し、さらに、画像における被写体の画像距離を特定することができる。もう1つの例として、端末機器のユーザは、2つの被写体(第1の被写体と第2の被写体)の間の距離を測定する必要があり、このとき、第1の画素座標と第2の画素座標がそれぞれ第1の被写体と第2の被写体の中心に位置する必要があり、ある実施例では、第1の被写体と第2の被写体とを含む画像(図示せず)に対してエッジを検出し、第1の画素座標と第2の画素座標が第1の被写体と第2の被写体の中心に位置しているか否かを特定しても良く、若し、第1の画素座標と第2の画素座標のうち1つが被写体の中心に位置していなければ、「+」をフリッカする方式で第1の画素座標及び第2の画素座標又はこれらのいずれかを調整することをユーザにプロンプトし、これによって、第1の画素座標と第2の画素座標が被写体の中心をより精確に反映し、さらに、画像における第1の被写体と第2の被写体の中心の画像距離を精確に特定することができる。
ステップS202では、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定する。
ステップS202の記述は上記ステップS102の記述を参照すればよいため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ステップS203では、画像のピクチャフォーマットを特定する。
ある実施例では、画像10に書き込まれるフォーマット情報によって画像のピクチャフォーマットを特定しても良い。
ステップS204では、ピクチャフォーマットに基づいて、画像の情報ヘッダから、画像を撮像する時の物点距離、画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定する。
ステップS205では、画素距離と画素の物理サイズに基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定する。
ステップS204とステップS205では、例えば、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズが1ミクロンであり(単なる模式的説明)、図1Bに示す第1の画素座標11と第2の画素座標12の間の画素距離が100個の画素であれば、第1の画素座標11と第2の画素座標12の間の対応する画像像距離は1*100=100ミクロンとなる。
ステップS206では、画像像距離、画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定する。
ステップS206の記述は上記ステップS103の記述を参照すればよいため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ある例示的なシーンでは、端末機器Aは、それに位置する撮像装置によって画像10を撮像した後、撮像装置のレンズの焦点距離、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズおよび画像10を撮像する物点距離を、画像10の情報ヘッダに書き込んで、所定のピクチャフォーマットで記憶し、それから、画像10を電子商取引プラットホームにアップロードして、撮像された商品「赤いナツメ」を電子商取引プラットホームにディスプレイする。端末機器Bは、電子商取引プラットホームによって画像10を閲覧した後、画像10における「赤いナツメ」の本当の大きさを知りたい場合、画像10をその記憶モジュールに記憶しても良く、本開示により、赤いナツメのエッジ座標、すなわち、第1の画素座標11と第2の画素座標12を特定し、それから、端末機器Aが画像10を撮像する時の関連パラメータ(例えば、撮像装置のレンズの焦点距離、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズおよび赤いナツメを撮像する時の物点距離)を、画像10から読み取り、さらに、赤いナツメの本当の大きさを特定する。これによって、端末機器Bのユーザが画像10におけるコインにより赤いナツメの本当の大きさを対比することが回避され、端末機器Bのユーザ体験が向上することができる。
本実施例では、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられておらず、画像を撮像する時に採用されるレンズの焦点距離、画像センサの画素の物理サイズおよび画像における被写体の物点距離を画像から読み取ることで、他の端末機器が画像を取得した後、画像における被写体の本当の空間パラメータを便利に知ることができ、画像の実際の使用価値を大きく高める。
図3は、ある実施例二による画像による空間パラメータ特定方法を示すフローチャートである。本実施例では、本開示の実施例による上記方法を用いて、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられて画像を表示機器にプレビューする必要があることを例とし、かつ、図1Bと組み合わせて例示的に説明するが、図3に示すように、以下のステップを含む。
ステップS301では、表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、画像における対応する第2の画素座標を特定する。
ステップS301の記述は上記ステップS101の記述を参照すればよいため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ステップS302では、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定する。
ステップS302の記述は上記ステップS102の記述を参照すればよいため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ステップS303では、画像を撮像する時の物点距離を特定する。
ある実施例では、画像を撮像する時の物点距離を特定するとき、表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定しても良く、時間と赤外光の波長に基づいて、物点距離を特定しても良い。別の実施例では、単一のビデオカメラまたはダブルビデオカメラによって、画像を撮像する時の物点距離を測定してもよい。関連距離測定方法は、関連技術を参照すればよいため、本開示では、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ステップS304では、画像像距離、画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定する。
ステップS304の記述は上記ステップS103の記述を参照すればよいため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
ステップS305では、画像を撮像する時の物点距離、撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで画像の情報ヘッダに書き込み、画像を記憶する。
本実施例は、上記実施例の格別な作用効果を有する上、撮像画像時の物点距離、撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで画像の情報ヘッダに書き込むことにより、他の端末機器は当該画像を取得した時、当該画像を撮像する関連情報を、当該画像から読み取ることで、画像における被写体の本当のサイズを直接に取得することができ、より多くのユーザが画像により画像における被写体の本当のサイズを直接に特定し、ユーザ体験が向上する。
図4は、ある実施例による画像による空間パラメータ特定装置を示すブロック図である。図4に示すように、画像による空間パラメータ特定装置は、表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、画像における対応する第2の画素座標を特定するように構成される第1の特定モジュール41と、第1の特定モジュール41により特定された第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するように構成される第2の特定モジュール42と、第2の特定モジュール42により特定された画像像距離、画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するように構成される第3の特定モジュール43と、を備える。
図5は、ある実施例による画像により空間パラメータを特定する別の装置を示すブロック図である。図5に示すように、上記図4に示す実施例を基に、ある実施例では、第2の特定モジュール42は、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定するように構成される第1の特定サブモジュール421と、撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するように構成される第2の特定サブモジュール422と、第1の特定サブモジュール421により特定された画素距離と、第2の特定サブモジュール422により特定された画素の物理サイズに基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するように構成される第3の特定サブモジュール423と、を有しても良い。
ある実施例では、装置は、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられていない場合、表示機器に表示された画像のピクチャフォーマットを特定するように構成される第4の特定モジュール44と、第4の特定モジュール44により特定されたピクチャフォーマットに基づいて、画像の情報ヘッダから、画像を撮像する時の物点距離、画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するように構成される第5の特定モジュール45と、をさらに備えても良く、これによって、第3の特定モジュール43は、第2の特定モジュール42により特定された画像像距離、第5の特定モジュール45により特定された画像を撮像する時の物点距離および画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、第1の画素座標と第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定する。
ある実施例では、装置は、画像を撮像する撮像装置が表示機器に設けられている場合、画像を撮像する時の物点距離を特定するように構成される第6の特定モジュール46と、第6の特定モジュール46により特定された画像を撮像する時の物点距離、撮像装置のレンズの焦点距離および撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで画像の情報ヘッダに書き込むように構成される書込モジュール47と、をさらに備えても良い。
ある実施例では、第6の特定モジュール46は、表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定するように構成される第4の特定サブモジュール461と、第4の特定サブモジュール461により特定された時間と赤外光の波長に基づいて、物点距離を特定するように構成される第5の特定サブモジュール462と、を有しても良い。
ある実施例では、装置は、第1の特定モジュール41により特定された第1の画素座標と第2の画素座標を、所定の形状で表示機器に表示するように構成される表示モジュール48と、表示モジュール48に表示されている所定の形状によって、第1の画素座標と第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトするように構成されるプロンプトモジュール49と、をさらに備えても良い。
上記実施例における装置中の各モジュールが操作を実行する具体的な形態は、当該方法に関する実施例において詳細に記述されているため、ここで繰り返して詳細に説明しない。
図6は、ある実施例による端末機器のためのブロック図である。例えば、端末機器600は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信機器、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療設備、フィットネス機器、PDAなどであってもよい。
図6を参照すると、端末機器600は、以下の1つ又は複数のユニット、すなわち、処理ユニット602、メモリ604、電源ユニット606、マルチメディアユニット608、オーディオユニット610、入力/出力(I/O)インターフェース612、センサユニット614及び通信ユニット616を備えてもよい。
処理ユニット602は通常、端末機器600の全般操作、例えば、表示、電話発呼、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット602は、前記方法のステップの全部又は一部を実行するように、指令を実行する1つ又は複数のプロセッサ620を備えてもよい。また、処理ユニット602は、処理ユニット602と他のユニットとの間の相互作用を容易にするように、1つ又は複数のモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット602は、マルチメディアユニット608と処理ユニット602との間の相互作用を容易にするように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
メモリ604は、端末機器600での操作をサポートするために、各種別のデータを記憶するように構成される。これらのデータの例示は、端末機器600で操作する如何なるアプリケーションプログラムまたは方法の指令、連絡人データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、映像などを含む。メモリ604は、如何なる種別の揮発性もしくは不揮発性記憶デバイスまたはそれらの組合せ、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクによって実現されてもよい。
電源ユニット606は、端末機器600のユニットのそれぞれに電力を供給する。電源ユニット606は、電源管理システム、1つまたは複数の電源、並びに、端末機器600用の電力を生成、管理および配分するに関する他のユニットを含んでもよい。
マルチメディアユニット608は、前記端末機器600とユーザとの間に1つの出力インターフェースを供給するスクリーンを備える。一部の実施例では、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)およびタッチパネル(TP)を含んでも良い。スクリーンは、タッチパネルを含む場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現されてもよい。タッチパネルは、タッチ、スライドおよびタッチパネルでのジェスチャーを感知するように、1つまたは複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサは、タッチまたはスライド動作の境界を感知するだけではなく、前記タッチまたはスライド操作と関連する持続時間および圧力をさらに検出することができる。一部の実施例では、マルチメディアユニット608は、1つのフロントカメラおよび/またはバックカメラを含む。端末機器600が操作モード、例えば、撮像モードまたは映像モードにあるとき、フロントカメラおよび/またはバックカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。フロントカメラおよびバックカメラのそれぞれは、1つの固定の光学レンズシステムであってもよいし、焦点距離および光学ズーム能力を有するものであってもよい。
オーディオユニット610は、オーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、オーディオユニット610は、マイク(MIC)を備え、端末機器600が操作モード、例えば、発呼モード、記録モードおよび音声識別モードにあるとき、マイクは、外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号は、さらに、メモリ604に記憶される、または、通信ユニット616を介して送信されることができる。一部の実施例では、オーディオユニット610は、さらに、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに含む。
I/Oインターフェース612は、処理ユニット602とペリフェラルインターフェースモジュールとの間でインターフェースを供給するものであり、前記ペリフェラルインターフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームページボタン、ボリュームボタン、起動ボタンおよびロックボタンを含んでも良いが、それらに限定されない。
センサユニット614は、様々な側面での状態推定を端末機器600に供給するための1つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサユニット614は、端末機器600のオン/オフ状態、ユニットの相対位置を検出することができ、例えば、前記ユニットは、端末機器600のディスプレイおよびキーパッドである。センサユニット614は、さらに、端末機器600もしくは端末機器600の1つのユニットの位置変更、ユーザと端末機器600との接触の存在もしくは不存在、端末機器600の方位または加速/減速および端末機器600の温度変化をさらに検出することができる。センサユニット614は、如何なる物理的接触もないとき、近辺にある物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサユニット614は、さらに、イメージングアプリケーションに使用される光センサ、例えばCMOSまたはCCD画像センサを含んでも良い。一部の実施例では、当該センサユニット614は、さらに、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサまたは温度センサを含んでも良い。
通信ユニット616は、端末機器600と他の機器間の無線または有線方式の通信が便利になるように構成される。端末機器600は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2Gもしくは3G、またはそれらの組合せにアクセスすることができる。ある実施例では、通信ユニット616は、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報をブロードキャストチャネルを介して受信する。ある実施例では、前記通信ユニット616は、さらに、短距離通信を容易にするように、ニアフィールド通信(NFC)モジュールを含んでも良い。例えば、NFCモジュールでは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術および他の技術によって実現されてもよい。
実施例では、端末機器600は、上記方法を実行するための1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたは他の電子部品によって実現されてもよい。
実施例では、指令を含む非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、指令を含むメモリ604をさらに提供し、上記指令が端末機器600のプロセッサ620によって実行されることで上述した方法を実施させることができる。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD(登録商標)-ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスクおよび光データ記憶機器などであっても良い。
当業者は、明細書を考慮し、ここに公開された開示を実践した後、本開示の他の実施案を容易に想到する。本願は、本開示の如何なる変形、用途または適応的変化もカバーすることを意図する。これらの変形、用途または適応的変化は、本開示の一般的な仕組みに従い、かつ、本開示に開示されていない当分野における公知常識または慣用技術手段を含む。明細書および実施例は単なる例示と見なされ、本開示の本当の範囲および思想は添付の特許請求の範囲によって与えられる。
本開示が以上で記載され、且つ図面に示された正確な構造に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な補正や変更も可能であることは理解されるべきである。本開示の範囲は、添付する特許請求の範囲のみによって限定される。
本発明は、出願番号が201510429062.9であり、出願日が2015年7月20日である中国特許出願を基に提出するものであり、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容は、参照のため本願に援用される。

Claims (13)

  1. 表示機器に用いられる、画像による空間パラメータ特定方法であって、
    前記表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、前記画像における対応する第2の画素座標を特定するステップと、
    前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップと、
    前記画像像距離、前記画像を撮像する時の物点距離および前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するステップと、を含むことを特徴とする画像による空間パラメータ特定方法。
  2. 前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップは、
    前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定するステップと、
    前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するステップと、
    前記画素距離と前記画素の物理サイズに基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像による空間パラメータ特定方法。
  3. 前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられていない場合、前記画像のピクチャフォーマットを特定するステップと、
    前記ピクチャフォーマットに基づいて、前記画像の情報ヘッダから、前記画像を撮像する時の物点距離、前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の画像による空間パラメータ特定方法。
  4. 前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられている場合、前記画像を撮像する時の物点距離を特定するステップと、
    前記画像を撮像する時の物点距離、前記撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで前記画像の情報ヘッダに書き込むステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の画像による空間パラメータ特定方法。
  5. 前記画像を撮像する時の物点距離を特定するステップは、
    前記表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定するステップと、
    前記時間と前記赤外光の波長に基づいて、前記物点距離を特定するステップと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像による空間パラメータ特定方法。
  6. 前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を、所定の形状で前記表示機器に表示するステップと、
    前記所定の形状により、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトするステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の画像による空間パラメータ特定方法。
  7. 表示機器に用いられる、画像による空間パラメータ特定装置であって、
    前記表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、前記画像における対応する第2の画素座標を特定するように構成される第1の特定モジュールと、
    前記第1の特定モジュールにより特定された前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するように構成される第2の特定モジュールと、
    前記第2の特定モジュールにより特定された前記画像像距離、前記画像を撮像する時の物点距離および前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するように構成される第3の特定モジュールと、を備えることを特徴とする画像による空間パラメータ特定装置。
  8. 前記第2の特定モジュールは、
    前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画素距離を特定するように構成される第1の特定サブモジュールと、
    前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するように構成される第2の特定サブモジュールと、
    前記第1の特定サブモジュールにより特定された前記画素距離と、前記第2の特定サブモジュールにより特定された前記画素の物理サイズに基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定するように構成される第3の特定サブモジュールと、を有することを特徴とする請求項7に記載の画像による空間パラメータ特定装置。
  9. 前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられていない場合、前記画像のピクチャフォーマットを特定するように構成される第4の特定モジュールと、
    前記第4の特定モジュールにより特定された前記ピクチャフォーマットに基づいて、前記画像の情報ヘッダから、前記画像を撮像する時の物点距離、前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを特定するように構成される第5の特定モジュールと、をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の画像による空間パラメータ特定装置。
  10. 前記画像を撮像する撮像装置が前記表示機器に設けられている場合、前記画像を撮像する時の物点距離を特定するように構成される第6の特定モジュールと、
    前記第6の特定モジュールにより特定された前記画像を撮像する時の物点距離、前記撮像装置のレンズの焦点距離および前記撮像装置の画像センサの画素の物理サイズを、所定のピクチャフォーマットで前記画像の情報ヘッダに書き込むように構成される書込モジュールと、をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の画像による空間パラメータ特定装置。
  11. 前記第6の特定モジュールは、
    前記表示機器に設けられている赤外装置によって、赤外光を送信してから受信するまでの時間を特定するように構成される第4の特定サブモジュールと、
    前記第4の特定サブモジュールにより特定された前記時間と前記赤外光の波長に基づいて、前記物点距離を特定するように構成される第5の特定サブモジュールと、を有することを特徴とする請求項10に記載の画像による空間パラメータ特定装置。
  12. 前記第1の特定モジュールにより特定された前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を、所定の形状で前記表示機器に表示するように構成される表示モジュールと、
    前記表示モジュールに表示されている前記所定の形状によって、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標を調整する必要があるか否かをプロンプトするように構成されるプロンプトモジュールと、をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の画像による空間パラメータ特定装置。
  13. プロセッサと、
    プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を備え、
    前記プロセッサは、
    前記表示機器に表示された画像における対応する第1の画素座標、および、前記画像における対応する第2の画素座標を特定し、
    前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する画像像距離を特定し、
    前記画像像距離、前記画像を撮像する時の物点距離および前記画像を撮像する撮像装置のレンズの焦点距離に基づいて、前記第1の画素座標と前記第2の画素座標との間の対応する空間パラメータを特定するように構成されることを特徴とする端末機器。
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