JP2001209827A - 画像処理装置、画像処理サービス提供方法および受注処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理サービス提供方法および受注処理方法

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JP2001209827A
JP2001209827A JP2000350931A JP2000350931A JP2001209827A JP 2001209827 A JP2001209827 A JP 2001209827A JP 2000350931 A JP2000350931 A JP 2000350931A JP 2000350931 A JP2000350931 A JP 2000350931A JP 2001209827 A JP2001209827 A JP 2001209827A
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image
image processing
processing apparatus
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Application number
JP2000350931A
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English (en)
Inventor
Kenya Uomori
謙也 魚森
Atsushi Morimura
森村  淳
Takasuke Sonoyama
隆輔 園山
Shuhei Taguchi
周平 田口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体の3次元位置情報を有する画像の処理
において、使用者にとって利便性が高く、また魅力的な
機能を実現する。 【解決手段】 表示パネル21に被写体(机)の画像を
表示する。この画像は被写体の3次元位置情報を有して
いる。使用者が画面上の位置Cを指定すると(b)、3
次元位置情報に基づいて、指定位置Cにおける被写体の
実際の寸法を求める。そして、求めた実際の寸法を実質
的に表すスケール画像Sを生成して被写体の画像に合成
して表示する(c)。使用者は、スケール画像Sの向き
や位置を自在に変えることができる(d)(e)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理技術に関
するものであり、特に、被写体の3次元位置情報を利用
した画像処理に係る技術に属する。
【0002】
【従来の技術】図8は距離画像(奥行き画像)を撮像可
能なレンジファインダ装置の基本構成を示す図である
(特願平11−144097)。図8において、51は
カメラ、52a,52bは複数の光源、55は複数の光
源52a,52bの発光動作を制御する光源制御部、5
6はカメラ51の撮像画像から距離画像を生成する距離
計算部である。光源制御部55は、カメラ51の垂直同
期信号に同期して、光源52a,52bを順次発光させ
る。
【0003】図9(a)は光源52a,52bの構成例
を示す図である。図9(a)に示すように、光源52
a,52bとしては例えば、キセノンフラッシュランプ
等の閃光光源57,58を縦に配置し、後方の反射板5
9,60の方向を左右にずらしたものを用いる。図9
(b)は図9(a)の構成を平面的にみた図である。光
源52a,52bはそれぞれ図9(b)における範囲
A,Bに光を輻射する。ここで用いるキセノンランプは
発光部分が小さく、平面的に見て点光源とみなせるもの
である。さらに、光源52a,52bの間隔は1cm程度
であり、このため光はほとんど一点から投射されるもの
とみなせる。
【0004】図10〜図13を用いて図8に示すレンジ
ファインダ装置の動作原理を説明する。
【0005】図10は図9に示す光源52a,52bか
ら輻射される光パタンを示す図である。図10におい
て、実線La,Lbは、光源52a,52bから架空の
スクリーンYに光を投射した場合におけるスクリーン面
の明るさを示している。明るさの程度は実線La,Lb
の→方向の高さによって表されている。図10から分か
るように、各光源52a,52bの投射光は投射方向の
中心軸上が最も明るく、周辺になるほど暗くなる特性を
持つ。この特性は、半円筒状の反射板59,60が閃光
光源57,58の背後に配置されていることに起因す
る。反射板59,60の向きによって、各光源52a,
52bの投射光はその一部が重なっている。
【0006】図11は図10のH方向における投射光の
角度φと光強度との関係を示すグラフである。H方向と
は、光源中心とレンズ中心とを含む任意の面Sと架空の
スクリーンYとの交差線の方向、角度φとはXZ平面に
投影した照射光がX軸に対してなす角度である。図11
に示す光パタンの部分αでは、光源52a,52bから
被写体空間に照射される光は、光源側から見て、一方は
右側が明るく左側が暗い光、他方は左側が明るく右側が
暗い光になっている。ただし、図11に示す光パタンは
高さ方向(Y方向)によって、言い換えると光源中心と
レンズ中心とを含む面によって異なる。
【0007】図12は図11の部分αにおける投射光角
度φと光強度比との関係を示すグラフである。部分αで
は、光強度比と角度φの関係は1対1である。
【0008】ここで、距離測定のために、光源に垂直に
所定距離離れて立てられた平面に2種類の光パタンを交
互に投射し、この反射光をカメラ51によって撮像す
る。そして、図12に示すような光強度比と投射光角度
との関係をY座標(CCD上のY座標に対応)毎に予め
得ておく。そして、カメラ51のレンズ中心と光源52
a,52bを結ぶ線分がCCD撮像面のX軸と平行にな
るように光源52a,52bを配置すれば、予め得たY
座標毎の光強度比と投射光角度との関係のデータを用い
ることによって、正確な距離計算を行うことができる。
【0009】いま、図8の点Pに着目する。カメラ51
の撮像画像から、点Pにおける光源52a,52bから
の投射光の光強度比を求める。求めた光強度比と点Pの
Y座標値に対応した図12に示すような関係を用いるこ
とによって、光源52a,52bから見た点Pの角度φ
を計測することができる。また、点Pのカメラ51から
見た角度θは、点Pの画素座標値と焦点距離およびレン
ズ系の光学中心位置等のカメラパラメータから決定する
ことができる。そして、これら2つの角度φ,θと、基
線長すなわち光源52a,52bの位置およびカメラ5
1の光学中心位置間の距離とから、三角測量の原理によ
って距離を計算する。
【0010】カメラ51の光学中心を原点とし、カメラ
51の光軸方向にZ軸、水平方向にX軸、垂直方向にY
軸を設定する。光源52a,52bからみた点Pの方向
がX軸となす角がφ、カメラ51から見た点Pの方向が
X軸となす角がθであり、基線長をDすなわち光源52
a,52bの位置を(0,−D)とすると、点Pの奥行
き値Zは Z=Dtanθtanφ/(tanθ−tanφ) と求められる。また、図13に示す角度ωを用いて、次
式によって3次元座標(X,Y,Z)を全て計算するこ
ともできる。 X=Z/tanθ Y=Z/tanω
【0011】また、光源52a、52bが発光したとき
の画像を加算平均することによって、通常のカラー画像
を得ることができる。したがって、図8に示すような構
成によって、3次元位置情報を含む画像を撮像すること
ができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように3次元位置情報を含む画像を撮像すること自体
が技術的に可能になっても、それだけでは、市場に歓迎
されるような魅力あふれる製品には必ずしも結びつかな
い。上述したような技術内容をベースにして、使用者に
とって利便性が高く、また一方で、面白みが感じられる
ような機能を付加することが商品開発の面ではきわめて
重要である。
【0013】本発明は、画像処理において、被写体の3
次元位置情報を利用して、使用者にとって利便性が高
く、かつ、魅力的な機能を実現することを課題とする。
【0014】また、本発明は、画像の3次元位置情報を
利用した、画像処理サービス提供方法および受注処理方
法を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明が講じた解決手段は、画像を表示
する表示部を有する画像処理装置として、前記表示部に
表示された画像上の指定位置について当該画像に撮され
た被写体の3次元位置情報に基づいて実質的に実際の寸
法を表すスケール画像を生成し、前記画像に合成する画
像合成部を備え、前記表示部は前記スケール画像が合成
された画像を表示するものである。
【0016】請求項1の発明によると、表示部に表示さ
れた画像上で、指定位置における実際の寸法を実質的に
表すスケール画像が合成して表示される。したがって、
使用者は、表示された画像を見て、撮影された被写体の
実際の大きさを即座に認識することができる。
【0017】請求項2の発明では、前記請求項1の画像
処理装置は、3次元位置情報を含む画像を撮像可能な撮
像部と、前記撮像部によって撮像された画像から3次元
位置情報を得る距離画像生成部とを備えたものとし、前
記画像合成部は、前記距離画像生成部によって得られた
前記3次元位置情報を用いて前記スケール画像を生成す
るものとする。
【0018】請求項3の発明では、前記請求項2の画像
処理装置における撮像部は、所定の輻射パターンを持つ
投射光を被写体に照射する発光手段を有し、前記投射光
の被写体からの反射光を撮像することによって3次元位
置情報を含む画像を撮像するものとする。
【0019】請求項4の発明では、前記請求項1の画像
処理装置は、自動合焦装置または手動合焦装置を有する
撮像部を備えたものとし、前記画像合成部は、前記自動
合焦装置または手動合焦装置によって得られた被写体ま
での距離データを前記3次元位置情報として用いて前記
スケール画像を生成するものとする。
【0020】請求項5の発明では、前記請求項1の画像
処理装置におけるスケール画像は、ものしの形状を表す
画像であるものとする。
【0021】請求項6の発明は、前記請求項1の画像処
理装置は、前記指定位置を外部から入力可能に構成され
た入力手段を備えたものとする。
【0022】請求項7の発明は、前記請求項6の画像処
理装置における入力手段は、前記表示部表面に設けられ
たタッチパネルであるものとする。
【0023】請求項8の発明は、前記請求項6の画像処
理装置における入力手段は、前記表示部表面における任
意の座標を指定可能に構成されたペン型のポインティン
グデバイスであるものとする。
【0024】請求項9の発明は、前記請求項6の画像処
理装置における入力手段は、前記表示部に表示されたカ
ーソルを移動可能であり、かつ、カーソル位置の座標を
指定可能なカーソルキー、マウスまたは押しボタンであ
るものとする。
【0025】請求項10の発明が講じた解決手段は、画
像を表示する表示部を有する画像処理装置として、複数
の画像を前記各画像に撮された被写体の3次元位置情報
に基づいて所望の寸法関係を満たすように合成する画像
合成部を備え、前記表示部は前記複数の画像が合成され
た画像を表示するものである。
【0026】請求項10の発明によると、複数の画像
が、所望の寸法関係を満たすように、例えば実際の寸法
が実質的に合うように、合成されて表示部に表示され
る。したがって、使用者は例えば、被写体の画像を他の
背景画像にスケールを合わせて合成することができるの
で、異なる背景上の被写体の仮想的な画像を即座に見る
ことができる。
【0027】請求項11の発明は、前記請求項10の画
像処理装置における画像合成部は、背景と分離された被
写体の画像と他の背景画像とを合成するものとする。
【0028】請求項12の発明は、前記請求項11の画
像処理装置における画像合成部は、画像から距離が所定
範囲内にある位置の画素からなる画像を背景と分離され
た被写体の画像として切り出すものとする。
【0029】請求項13の発明は、前記請求項10の画
像処理装置は、3次元位置情報を含む画像を撮像可能な
撮像部と、前記撮像部によって撮像された画像から前記
3次元位置情報を得る距離画像生成部とを備えたものと
し、前記画像合成部は、前記距離画像生成部によって得
られた3次元位置情報を用いて画像合成を行うものとす
る。
【0030】請求項14の発明は、前記請求項13の画
像処理装置における撮像部は、所定の輻射パターンを持
つ投射光を被写体に照射する発光手段を有し、前記投射
光の被写体からの反射光を撮像することによって3次元
位置情報を含む画像を撮像するものとする。
【0031】請求項15の発明は、前記請求項10の画
像処理装置は、自動合焦装置または手動合焦装置を有す
る撮像部を備えたものとし、前記画像合成部は、前記自
動合焦装置または手動合焦装置によって得られた被写体
までの距離データを前記3次元位置情報として用いて画
像合成を行うものとする。
【0032】請求項16の発明は、前記請求項10の画
像処理装置における画像合成部は、前記の複数の画像の
少なくとも1つを拡大、縮小または回転可能に構成され
ているものとする。
【0033】請求項17の発明は、前記請求項10の画
像処理装置は、画像を合成する際の各画像の相対位置を
外部から設定または修正可能に構成されているものとす
る。
【0034】請求項18の発明が講じた解決手段は、画
像を表示する表示部を有する画像処理装置として、画像
を、当該画像に撮された被写体の3次元位置情報に基づ
いて拡大または縮小し、前記表示部に表示されたとき前
記被写体が実寸大となる画像を生成する画像合成部を備
え、前記表示部は前記実寸大画像を表示するものであ
る。
【0035】請求項19の発明が講じた解決手段は、画
像処理のサービスを提供する方法として、サービス利用
者から、3次元位置情報を含む画像と所望する画像処理
の形態の指定とを受けるステップと、受けた画像から、
当該画像に撮された被写体の3次元位置情報を得るステ
ップと、得られた3次元位置情報に基づいて、前記受け
た画像について、指定された形態の画像処理を行うステ
ップと、画像処理の結果得られた画像データを前記サー
ビス利用者に送るステップとを備えたものである。
【0036】請求項20の発明が講じた解決手段は、受
注処理方法として、利用者から商品の種類の指定を受け
るステップと、指定された種類の商品についての3次元
位置情報を含む画像を前記利用者に送るステップと、前
記利用者から、当該商品の受注をその商品のサイズを指
定する情報とともに受けるステップとを備えたものであ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0038】本明細書において、距離画像とは、各画素
におけるカメラからの距離、または3次元座標系での奥
行き値が示された画像のことをいう。前者は球座標系
(r,θ,φ)のrに相当するものであり、後者は直角
座標系(x,y,z)のzに相当するものである。第1
の実施形態では球座標系におけるrを、第2の実施形態
では直角座標系におけるzを、用いた例をそれぞれ示し
ている。ただし、球座標系(r,θ,φ)と直角座標系
(x,y,z)とは双方向に変換可能である。また、C
CD上の画素位置(x,y)を用いれば、3次元幾何計
算によって、rから(r,θ,φ)を、zから(x,
y,z)を容易に求めることができる。
【0039】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る画像処理装置としての形状計測カメラの
構成を示す図である。図1において、1はカメラの筐
体、11a,11bは光源となる第1および第2ストロ
ボ、12は第1および第2ストロボ11a,11bの発
光を制御する光源制御部、13は撮像器、14は撮像器
13によって撮像された画像から、画像上の各位置にお
けるカメラからの距離データを含む距離画像を生成する
距離画像生成部、15は撮像器13によって撮像された
画像から通常のカラー画像を生成するカラー画像生成部
である。第1および第2ストロボ11a,11bおよび
光源制御部12によって発光手段16が構成されてお
り、撮像器13および発光手段16によって、撮像部1
0が構成されている。発光手段16は撮像部10本体と
分離可能に構成されている。
【0040】21は画像を表示する表示部としての表示
パネル、22は表示パネル21の表面に設けられたタッ
チパネル、23はシャッターボタン、24は距離画像ま
たはカラー画像の記録メディア25への記録および記録
メディア25からの再生を行う記録・再生部である。
【0041】制御部30はシャッターボタン23からの
信号に応じて光源制御部12および撮像器13の動作を
制御するとともに、入力されたカラー画像を表示パネル
21に表示する。また制御部30は、カラー画像に、画
像上の指定位置における実際の寸法を表すスケール画像
を合成する画像合成部31を有している。
【0042】図1の形状計測カメラでは、従来例におい
て示したものと同様に、3次元位置情報を含む画像が撮
像器13によって撮像可能である。本実施形態は、距離
画像生成部14によって生成された距離画像を3次元位
置情報として用い、この3次元位置情報に基づいて、実
質的に実際の寸法を表すスケール画像をカラー画像と併
せて表示できることを特徴とする。
【0043】図2は図1に示す形状計測カメラの外観の
概略を示す図であり、カメラを背面側からみた図であ
る。カメラの背面には、表示パネル21とタッチパネル
22とが重ねて配置されており、使用者は表示パネル2
1に表示された撮像画像上においてスケール画像によっ
て実寸を示す位置をタッチパネル22によって指定する
ことができる。
【0044】図3を用いて、スケール画像を表示させる
場合の本実施形態に係る形状計測カメラの動作を、使用
者の操作と併せて説明する。
【0045】まず、図3(a)に示すように、使用者
は、被写体として例えば部屋に置かれた机を本実施形態
に係る形状計測カメラを用いて撮影する。ここで得られ
た画像は、机の各部分の3次元位置情報を含んでいる。
そして、表示パネル21に机のカラー画像を表示させ
る。
【0046】次に、図3(b)に示すように、使用者
は、実際の寸法をスケール画像によって表示させたい箇
所を画像上で指定する。例えば表示パネル21のモード
をスケール表示モードにし(カメラ本体にモード切替ス
イッチ等を設けておけばよい)、表示画面を見ながらタ
ッチパネル22によって指定位置C(図では机の上面
部)を指定する。
【0047】すると、画像合成部31は、指定位置Cに
おける実際の寸法を距離画像に基づいて求め、求めた実
際の寸法を表すスケール画像を生成してカラー画像に合
成する。これにより、図3(c)に示すように、指定位
置Cに机の上面部の実際の寸法を表すスケール画像Sが
表示される。ここでは、スケール画像Sは目盛りの入っ
たものさしの形状を表す画像とする。
【0048】実際の寸法は、次のように計算することが
できる。指定位置Cの3次元座標とカメラのレンズ中心
の3次元座標とのユークリッド距離によって、カメラと
被写体の距離Lが求められる。カメラの焦点距離をf、
カメラのCCDのサイズをSx、CCDの横方向の有効
画素数をNxとすると、指定位置Cにおける表示画面1
画素当たりの実際の長さPxは、 Px=L/f・Sx/Nx となる。このため、実際の長さXに相当する画面上の画
素数Npは、 Np=X/Px となる。そこで、指定位置Cに、長さNp画素のスケー
ル画像Sと、実際の長さX(図では20cm)を表す表
示Lを合成する。
【0049】また図3(d),(e)に示すように、使
用者は、表示されたスケール画像Sの向きや表示位置を
タッチパネル22等を用いて変えることができる。な
お、図3(d)に示すようにスケール画像Sを画面の奥
行き方向に沿って表示した場合には、カメラと被写体と
の距離Lが徐々に変化するため、スケール画像Sの目盛
りは等間隔ではなくなる。また、スケール画像Sの種類
は目盛りの刻み幅等も選択可能にしてもよい。
【0050】スケール画像Sを画面から消したいとき
は、使用者は、モード切替スイッチ等によってスケール
表示モードを解除する。これにより、図3(f)に示す
ように、スケール画像Sが消去され、元のカラー画像の
みが表示される。
【0051】このように本実施形態によると、使用者
は、撮像画像を見たときに、撮像された被写体の大きさ
を、画面上に表示された実際の寸法を表すスケール画像
を基にして容易に確認することができる。したがって、
例えば釣果の魚や発掘した遺跡などの被写体について、
サイズ比較のための基準物を並べて撮影しなくても、撮
像画像を見たときにその大きさを容易に知ることができ
る。また、本実施形態に係るカメラを防犯カメラとして
用いた場合には、画像に撮った犯人の体のサイズを容易
に特定できるという効果が得られる。
【0052】また、本実施形態では、指定位置Cの指示
はタッチパネル22を用いて行うものとしたが、タッチ
パネル22の代わりに、表示パネル21上における座標
を指定可能に構成されたペン型のポインティングデバイ
スや、表示パネル21上に表示されたカーソルを移動可
能に構成されたカーソルキーや押しボタンスイッチ、ダ
イヤルまたはマウスなどを用いてもかまわない。図4は
カーソルキー28を設けた場合のカメラ背面を示す図で
ある。図4では、表示パネル21上に表示されたカーソ
ル27の位置をカーソルキー28によって移動、設定可
能に構成されている。この場合には、タッチパネル22
は必要ないので省略することができる。
【0053】また、スケール画像を表示するための3次
元位置情報として、カメラの自動合焦(オートフォーカ
ス)装置やカメラの手動合焦(マニュアルフォーカス)
結果から得られる被写体までの距離データを用いること
も可能である。この場合、3次元位置情報を含む画像を
撮像する必要はなく、第1および第2ストロボ11a,
11bおよび光源制御部12からなる発光手段を設ける
必要はない。すなわち、自動合焦装置または手動合焦装
置を有し、被写体までの距離情報データが得られる通常
の撮像部を備えたカメラであれば、スケール画像を表示
することができる。
【0054】具体的には、自動合焦装置または手動合焦
装置によって得られた距離データL(カメラと被写体の
距離)、レンズの焦点距離f、CCDのサイズ(Sx,
Sy)およびCCDの有効画素数(Nx,Ny)から、
距離LにおけるCCD一画素当たりの実際の長さ(P
x,Py)を次式によって求める。添字xは横方向を、
添字yは縦方向を表す。 Px=L/f・Sx/Nx Py=L/f・Sy/Ny そして、この長さ(Px,Py)を基にしてスケール画
像を生成する。例えば、長さN画素のスケール画像を生
成し、このスケール画像と併せて実際の長さN×Px
(x方向)またはN×Py(y方向)を画面に表示す
る。また、実際の長さRに相当する画像上の画素数R/
Px(x方向)またはR/Py(y方向)を求め、その
画素数分のスケール画像を生成し、これとともに長さR
を画面に表示してもよい。
【0055】また、被写体の大きさの計算結果を記録・
再生部24を介して記録メディア25に記録すれば、使
用者が計算結果を覚えておく必要はない。また、記録・
再生部24と同等の機能を有するパーソナルコンピュー
タ等の機器によって、記録メディア25に記録された情
報を利用することもでき、便利である。もちろん、距離
画像やカラー画像、さらにはスケール画像が合成された
画像を記録メディア25に保存してもよい。
【0056】また、CCDのサイズ、撮影時のレンズの
焦点距離、自動合焦装置や手動合焦結果から得た被写体
までの距離データを画像データとともに記録・再生部2
4を介して記録メディア25に記録すれば、撮影時でな
くても、後に画像を表示させた際にスケール画像を併せ
て表示させることができる。
【0057】また、図5に示すように、画像メモリ35
を設けて、撮像器13からの画像データを画像メモリ3
5に一旦蓄積するようにすれば、画像を連続して入力し
て、後に記録・再生部24を介して記録メディア25に
記録することができる。また、記録メディア25に記録
された画像を画像メモリ35に複数個読み出して、高速
に再生表示することもできる。
【0058】また、スケール画像は、被写体の実際の寸
法を示す目安となるものであれば、どのような画像であ
ってもかまわない。したがって、ものさしの画像に限ら
れるものでなく、例えばバットやゴルフクラブなどを示
す画像や、キャラクターの似顔絵を連ねたようなもので
もかまわない。また、使用者がスケール画像の種類を選
択できるようにしてもよいし、表示する画像に応じてス
ケール画像の種類を変えるようにしてもかまわない。
【0059】また、本実施形態において、撮像された画
像データに含まれた被写体の実寸情報(3次元位置情
報)を利用して、被写体を実寸大の大きさで表示パネル
21に表示することもできる。これは、表示パネル21
の1画素当たりの長さPxを画像合成部31に与えるこ
とによって、容易に実現できる。すなわち、実際の長さ
Xに相当する画素数Npは、 Np=X/Px となるので、画像合成部31は、画像を、表示パネル2
1に表示されたときに長さXに相当する画素数がこのN
Pと等しくなるように、拡大または縮小すればよい。
【0060】なお、表示パネル21は筐体1に付されて
いるので、そのサイズは比較的小さく、このため、大き
な被写体を実寸大で表示することはできない。ところ
が、デスクトップパソコンのような外部表示パネルを用
いることによって、大きな被写体であっても実寸大に表
示することができる。また、同様にして、プリンタに、
被写体が実寸大に示されるプリントを出力させることも
可能である。
【0061】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態に係る画像処理装置としての形状計測カメラの構成は
基本的には図1および図2と同様である。第1の実施形
態と異なるのは、画像合成部31が、複数の画像を実際
の寸法が合うように合成する点である。すなわち、本実
施形態は、距離画像生成部14によって生成された距離
画像を3次元位置情報として用い、この3次元位置情報
に基づいて、複数の画像を実質的に実際の寸法が合うよ
うに合成して表示できることを特徴とする。
【0062】図6を用いて、複数の画像を合成する場合
の本実施形態に係る形状計測カメラの動作を使用者の操
作と併せて説明する。ここでは、机の画像を自分の部屋
の画像に合成する場合を例にとって説明する。
【0063】まず、図6(a)に示すように、使用者
は、被写体として例えば机を本実施形態に係る形状計測
カメラを用いて撮影する。そして、その撮像画像から距
離画像生成部14およびカラー画像生成部15によって
生成された机のカラー画像および距離画像の画像データ
を、記録・再生部24によって記録メディア25に記録
する。
【0064】また、図6(b)に示すように、使用者
は、例えば自分の家の部屋の写真を本実施形態に係る形
状計測カメラを用いて撮影し、部屋のカラー画像および
距離画像を得て、その画像データを記録・再生部24に
よって記録メディア25に保存する。
【0065】次に、図6(c)に示すように、使用者は
記録した机の画像を呼び出し、背景と分離して表示パネ
ル21に表示させる。撮像したカラー画像のうち所定の
3次元位置を有する画像のみを表示すれば、被写体の画
像を背景と分離して切り出すことができる。本実施形態
では、距離画像を用いて、カメラからの距離が所定範囲
内にある位置の画素からなる画像を机の画像として切り
出す。例えば、距離画像が有する距離データが2m以上
である部分は背景であると判断すれば、2m未満の距離
にある被写体すなわち机の画像のみを切り出すことがで
きる。
【0066】そして、使用者は、切り出された机の画像
において、位置合わせのための点αをタッチパネル22
を用いて指定する。ここでは使用者は、机を部屋の壁に
つけて置きたいので、壁につける基準位置として机上面
の端に点αを指定する。
【0067】次に、図6(d)に示すように、使用者は
記録した部屋の画像を呼び出し、表示パネル21に表示
させる。そして、位置合わせのための点βをタッチパネ
ル22を用いて指定する。ここでは、部屋の壁の表面に
点βを指定する。
【0068】次に、図6(e)に示すように、図6
(c)の机の画像と図6(d)の部屋の画像との画像合
成が行われる。画像合成は、指定した点αと点βが3次
元空間的に同じ位置になるように、行われる。すなわ
ち、点βの位置に点αがくるように、机が置かれた部屋
の合成画像が生成される。
【0069】ここで、机の画像と部屋の画像とは、撮影
時の被写体との距離やズーム倍率が異なっているので、
そのまま画像合成を行うと、実際の寸法とは異なった合
成画像になってしまう。すなわち、部屋のサイズに対し
て、机の寸法が実際よりも大きすぎたりあるいは小さす
ぎたりするという問題が生じる。
【0070】そこで本実施形態では、距離画像を用い
て、机の画像と部屋の画像とを実際の寸法が合うように
合成する。具体的な処理は、次の通りである。
【0071】まず、指定点α(xα,yα,zα)を指
定点β(xβ,yβ,zβ)に平行移動するための移動
量(l,m,n)を次式によって求める。 l=xβ−xα m=yβ−yα n=zβ−zα
【0072】次に、図6(c)に示す机の画像を構成す
る全ての画素について、3次元的に平行移動(l,m,
n)を行う。3次元座標P1を平行移動して3次元座標
P2に変換するものとすると、 P1=[x1 y1 z1 1] P2=[x2 y2 z2 1]
【数1】 と示される。
【0073】次に、透視変換によって、平行移動された
机の画像の3次元座標から、表示すべき大きさの2次元
の机画像を得る。図7に示すように、3次元座標P
(X,Y,Z)を投影平面のQ(x,y)に透視変換す
るものとすると、カメラの焦点距離fを用いて、 x=f・X/Z y=f・Y/Z となる。もちろん、撮影時においてズーム倍率が異なる
場合は、机の画像と部屋の画像のズーム倍率が同じにな
るように、拡大・縮小処理(上式のfの値が等価的に同
じになるような投影変換)を行えばよい。
【0074】そして、カラー画像から机表面のテクスチ
ャを抽出し、これを得られた机画像にテクスチャマッピ
ングする。
【0075】このような処理によって、図6(e)に示
すように、机の画像が部屋の画像にスケールを合わせて
合成される。このような画像合成処理は画像合成部31
によって行われる。すなわち本実施形態によると、切り
出された被写体画像と別の背景画像とを、撮影距離やズ
ーム倍率が異なっていても、実際の寸法を合わせて合成
することができるので、被写体(本実施形態では机)が
あたかも撮影した場所とは異なった場所(本実施形態で
は図6(b)の部屋)で撮影されたかのような合成画像
を得ることができる。
【0076】なお、位置あわせのための点α・βは使用
者が適当に指定するので、画像合成の結果、例えば机の
脚が床にめり込んだり、机の上面が壁に食い込んだりす
るような現実にはあり得ない状態の画像が生成される可
能性がある。このような場合を想定して、画像を合成す
る際の各画像の相対位置を、カメラ外部から設定または
修正可能に構成するのが好ましい。例えば、タッチパネ
ル22やカメラ背面に設けられたスイッチなどを用い
て、使用者が各画像を移動させることができるようにし
ておけばよい。
【0077】例えば、机の脚が床にめり込んだ状態のと
きは、使用者が手動で机の上方向への平行移動量を設定
する。画像合成部31は使用者による設定に従って机の
位置を平行移動して画像合成を再度行い、表示部パネル
21に合成画像を再表示する。使用者はほぼ満足のいく
位置に机画像が配置されるまで、合成画像を画面で確認
しながら平行移動量を設定する。
【0078】また本実施形態において、机の画像の各点
について透視変換を行うものとしたが、近似的には、点
α,点βとカメラまでの距離を距離画像からそれぞれ求
め、これらの値の比を机画像の拡大率として2次元拡大
・縮小処理を行い、得られた画像を合成してもよい。
【0079】また本実施形態では、各画像の実際のスケ
ールが同じになるように画像変換を行ったが、使用者が
故意に被写体の大きさを変化させることも容易である。
この場合、画像を2次元的に拡大・縮小してもよいし、
画像の3次元データを基にして3次元的に被写体の大き
さを拡大・縮小し、その後透視変換によって表示画像を
得ても良い。言い換えると、画像合成部31は、複数の
画像を、所望の寸法関係を満たすように合成することが
できる。ここでいう「所望の寸法関係を満たすように合
成する」とは、先に説明した、実質的に実際の寸法が合
うように合成することを含む。
【0080】すなわち、画像合成部31は合成する複数
の画像の少なくとも1つを拡大または縮小可能に構成さ
れている。この場合、拡大・縮小のためのスケーリング
処理は、以下の3次元変換によって実現できる。 P1=[x1 y1 z1 1] P2=[x2 y2 z2 1]
【数2】 この場合、使用者は、特定の被写体の大きさを意図的に
拡大・縮小することができ、例えばミニチュア的な合成
画像を得ることができる。
【0081】また、撮像時にカメラが傾いた場合等には
被写体の画像(本実施形態では机の画像)が斜めに写る
ときがある。例えばこのような場合には、机画像を回転
変換して部屋の画像と水平面が合うようにしてから合成
するのが好ましい。このような回転変換を行うために
は、上式の4×4行列を次に示すような行列に置き換え
ればよい。
【0082】
【数3】 この行列を用いれば、画像は原点と点(l,m,n)を
通る軸を中心にθだけ回転される。Rは回転マトリクス
である。ここで、回転軸がx軸となす角をα、y軸とな
す角をβ、z軸となす角をγと定義すれば、 nx=cosα ny=cosβ nz=cosγ で指定する。特別な場合の例として、x軸を中心に回転
させたときは、 nx=1,ny=nz=0 y軸を中心に回転させたときは、 nx=nz=0,ny=1 z軸を中心に回転させたときは、 nx=ny=0,nz=1 として、回転マトリクスRを簡単な形に変えられる。
【0083】また、複数の画像のスケールを合わせるた
めの3次元位置情報として、カメラの自動合焦(オート
フォーカス)装置やカメラの手動合焦(マニュアルフォ
ーカス)結果から得られる被写体までの距離データを用
いることも可能である。この場合、3次元位置情報を含
む画像を撮像する必要はなく、第1および第2ストロボ
11a,11bおよび光源制御部12からなる発光手段
を設ける必要はない。すなわち、自動合焦装置または手
動合焦装置を有し、被写体までの距離情報データが得ら
れる通常の撮像部を備えたカメラであれば、近似的に画
像のスケールを合わせることができる。
【0084】また、本実施形態において、画像はカメラ
によって撮像される自然画像としたが、コンピュータグ
ラフィクスを用いて合成された画像を用いてもよい。
【0085】また、本実施形態において、机と部屋の2
種類の画像を合成するものとしたが、3種類以上の画像
を合成する場合であっても、前述の処理を各画像につい
て行うことによって、実際の寸法を合わせて合成するこ
とは可能である。この場合、例えば、異なる状況で写さ
れた複数の被写体を共通の背景画像上にスケールを合わ
せて画像合成することができる。
【0086】また、本実施形態では、位置あわせのため
の点α,βの指示はタッチパネル22を用いて行うもの
としたが、タッチパネル22の代わりに、表示パネル2
1上における座標を指定可能に構成されたペン型のポイ
ンティングデバイスや、図4に示すような表示パネル2
1上に表示されたカーソルを移動可能に構成されたカー
ソルキーや押しボタンスイッチ、ダイヤルまたはマウス
などを用いてもかまわない。この場合には、タッチパネ
ル22は必要ないので省略することができる。
【0087】また、CCDのサイズ、撮影時のレンズの
焦点距離、自動合焦装置や手動合焦結果から得た被写体
までの距離データを画像データとともに記録・再生部2
4を介して記録メディア25に記録すれば、撮影時でな
くても、後に画像を表示させた際に任意の画像合成を行
うことができる。
【0088】また、発光手段16は分離可能に構成され
ているので、距離画像を得る必要があるときには発光手
段16を取り付けて使用し、通常画像の撮影の際には発
光手段16を取り外して使用すればよい。もちろん、発
光手段16が固定されていてもかまわない。
【0089】また、本発明の第1および第2の実施形態
では、発光手段16の投射光の被写体反射光を撮像する
ことによって距離画像(奥行き画像)を得る形状計測カ
メラを例にとって説明したが、他の奥行き計測手法を用
いるカメラであっても本発明は容易に実現することがで
きる。例えば、カメラを左右に2台配置して左右画像の
ステレオマッチングを行い三角測量を行う手法や、空間
を時間的に走査するレーザスポット光を投射しその光の
飛行時間を測定する手法を用いたものであっても、奥行
き画像を得ることができるので、本発明は適用可能であ
る。要するに、本発明は、2次元画像と距離情報とを得
られるカメラであれば、距離情報を得る手法を問わず、
適用することができる。
【0090】また、本発明の適用範囲はカメラに限られ
るものではない。すなわち、撮像部を有しない画像処理
装置、例えばパーソナルコンピュータであっても、画像
合成部31と同等の機能を有するものであれば、本発明
は実現可能である。この場合は、画像処理装置は、カラ
ー画像および距離画像のような3次元位置情報を含む画
像データを受けて、第1および第2の実施形態と同様の
処理によって、スケール画像を表示したり、複数の画像
をスケールを合わせて合成したりする。使用者からの指
示の入力手段としては、マウス、キーボード、トラック
ボール、スイッチ、ボリュームなどが用いられる。
【0091】なお、本発明の画像処理装置の機能の全部
または一部を、専用のハードウェアを用いて実現しても
かまわないし、コンピュータのプログラムによってソフ
トウェア的に実現してもかまわない。また、本発明の画
像処理装置の機能の全部または一部をコンピュータに実
行させるためのプログラムを、コンピュータ読み取り可
能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録したプロ
グラムをコンピュータに実行させてもかまわない。
【0092】なお、各実施形態では、図1の形状計測カ
メラは静止画を撮像するものとして説明を行ったが、形
状計測カメラが動画像を撮像可能なものであっても、同
様に本発明を実現することができる。この場合には、光
源として、図11に示すような2種類の光パタンを交互
に連続して被写体に投光可能な構成を用いる必要があ
る。このような光源の実現方法としては、連続発光する
ストロボ光源を利用したり、半導体レーザー光をロッド
レンズで線状に整形し、これをガルバノミラーなどで掃
引しながらレーザー光の光強度を変調する方法などが挙
げられる。なお、動画で撮像した場合には、画像合成と
表示をともに動画で行うことはもとより、例えば動画中
の一静止画像について処理を行い、その結果を静止画像
として合成表示してもよい。
【0093】(画像処理サービスへの応用)また、各実
施形態では、撮像、画像生成、画像合成および表示の機
能全てをカメラ1の筐体内で実現し、カメラ単独でこれ
らの機能が発揮されるように構成した。ところが例え
ば、各機能を分散させ、これらの機能間でデータ送受信
を行うことによっても、同様の効果を得ることができ
る。このような実施形態によって、従来にはない新たな
画像処理サービスを実現することができる。
【0094】図14は本発明に係る画像処理サービスの
概念図である。図14において、撮像部61は、図1に
示す光源11a,11b、光源制御部12、撮像器1
3、シャッターボタン23および制御部30を備えてお
り、サービスの利用者は、撮像部61を用いて被写体を
撮像する。撮像画像は、3次元位置情報またはこれを生
成可能な情報を含む画像である。利用者は、撮像画像
を、処理を希望する画像処理の形態(3次元抽出計算、
CGデータ計算等の具体的な処理方法)または希望する
画像処理後の形態(3次元CGデータ、3次元立体画像
データなどの具体的な出力データ内容)の指定ととも
に、ネットワーク接続部62aを利用して処理サービス
サーバ63に画像処理依頼という形で伝送する。
【0095】処理サービスサーバ63の運営者は、画像
処理依頼をネットワーク接続部62bを介してネットワ
ーク経由で受け付ける。そして、利用者が撮像部61を
用いて得た画像データを、ネットワーク接続部62aを
介して伝送した撮像画像から、距離画像生成部14およ
びカラー画像生成部15によって、距離画像およびカラ
ー画像を生成する。そして、画像合成部31によって、
被写体の大きさを考慮して、指定された形態の画像処理
または、指定された画像処理後の形態が得られるような
画像処理を実行し、この画像処理の結果得られた画像デ
ータを、ネットワーク経由でサービス利用者に送る。利
用者は、送られた画像データを表示部64を用いて確認
する。
【0096】ここで、サービスする画像処理の形態とし
ては、例えば上述したようなスケール画像の合成や複数
画像の合成など、3次元位置情報を利用した様々なもの
が考えられる。また、利用者から伝送された画像データ
のみならず、他の画像データと組み合わせて合成しても
よい。例えば、処理サービスサーバ63の記憶部に予め
蓄えられている広く知られた被写体の画像データを、利
用者から送られた画像データと合成してもよい。
【0097】このとき、サービス利用者は、処理サービ
ス使用料として、サーバー運営者に代金を支払う。支払
方法は、サーバー運営者の銀行口座への振り込みでもよ
いし、利用者とサーバー運営者との間に設けたクレジッ
ト会社を経由して支払うようにしてもよい。
【0098】なお、ここでは、ネットワーク経由で画像
データを伝送するものとしたが、例えば画像データを記
録した記録メディアを利用して、郵送または店頭での受
付・引き渡しとしても、かまわない。
【0099】(オーダーメイドへの応用)また、図1に
示すような形状計測カメラを用いて、本発明の第2の実
施形態で説明した,所望の寸法関係を満たすような画像
合成を利用することによって、商品の実寸情報を利用し
た商品受注を実現することができる。
【0100】ここでは、腕時計のオーダーメイドを例に
とって、図15を参照して説明する。図15に示すよう
に、ネットワーク上には、各商品について3次元構造情
報・カラー画像情報・代金情報などが格納されたデータ
ベースを有する商品カタログサーバー65が設けられて
いるものとする。
【0101】まず、利用者は、形状計測カメラ1を用い
て自分の腕を撮影する。利用者は次に、ネットワークを
介して商品カタログサーバー65にアクセスし、商品カ
タログをブラウザを用いて閲覧して、自分の所望のデザ
インの腕時計を選択する。すると、商品カタログサーバ
ー65から、指定された種類の腕時計についての3次元
位置情報を含む画像が利用者側に送られて、形状計測カ
メラ1の画像合成部31は、第2の実施形態で説明し
た,実際の寸法が合うような画像合成を行う。この結
果、表示パネル21に、あたかも自分の腕にその時計を
装着したような画面が表示される。
【0102】利用者は、表示パネル21の画像を見て、
自分の腕に対してその時計のデザインやサイズが好まし
いか否かを判断し、気に入った場合には、ネットワーク
を介して受注サーバー66に対してその商品の購入申請
を行う。
【0103】さらにこのとき、その商品がオーダーメイ
ドの商品であれば、利用者は、表示パネル21に表示さ
れた腕時計の大きさをスイッチなどによって調整し、自
分の好みのサイズに設定することもできる。そして、画
像合成部31は、このときの画像の拡大/縮小倍率によ
って、オーダーする腕時計の実寸を決定する。この実寸
情報とともに受注サーバー66に注文を行えば、簡単に
オーダーメイドを実現することができる。またこのと
き、腕時計全体のサイズだけでなく、文字盤・バンド・
竜頭など腕時計の各部品を独立して拡大/縮小し、自分
の気に入ったデザインを作成してこれを基にオーダーす
ることも可能である。あるいは、カタログサーバー65
に部品の3次元構造データを準備すれば、利用者が、複
数の部品を組み合わせて所望のデザインの腕時計を表示
パネル21上に表示して作成し、これを構成する部品と
その色・大きさ等を指定したオーダーを実現することが
できる。このオーダーに対する料金は、クレジットカー
ドや商品代引き、銀行振り込みなど、現在行われている
決済方法を利用して支払うことができる。
【0104】なお、上記のような受注処理方法は、腕時
計以外でも様々な商品のオーダーメイドに利用すること
ができる。例えば、机などの家具のオーダーメイドの場
合には、利用者はまず、形状計測カメラ1を用いて自分
の部屋を撮影し、次に、ネットワークを経由してカタロ
グサーバー65にアクセスし、商品カタログをブラウザ
を用いて閲覧し、所望の家具を選択する。すると、画像
合成部31は図6(e)に示すような実際の寸法が合う
ような画像を合成し、表示パネル21に表示する。利用
者は、表示パネル21の画像を見ながら、スイッチ操作
によって家具の位置や大きさを自由に設定する。そし
て、商品の発注の際には、選択した家具の識別番号と、
このときの画像の拡大/縮小倍率またはその家具の実寸
情報とを併せて、受注サーバー66に対して送信すれば
よい。
【0105】なお、上述の説明では、商品のサイズは利
用者が自由に設定可能であるものとしたが、この代わり
に、受注側で商品のサイズを複数種類準備しておき、利
用者はこれらのサイズの中から所望のサイズを選択する
ようにしてもよい。この場合、受注側は、完全オーダー
メードではなくサイズの種類を限定できるので、商品開
発コストを下げることが可能になる。
【0106】
【発明の効果】以上のように本発明によると、実際の寸
法を表すスケール画像が合成して表示されるので、使用
者は、表示された画像を見て、撮影された被写体の実際
の大きさを即座に認識することができる。また、複数の
画像が所望の寸法関係を満たすように、例えば実際の寸
法が合うように合成されて表示されるので、使用者は例
えば、異なる背景上の被写体の仮想的な画像を即座に見
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施形態に係る画像
処理装置としての形状計測カメラの構成図である。
【図2】図1に示す形状計測カメラの背面外観図であ
る。
【図3】(a)〜(f)は第1の実施形態に係るカメラ
の動作を示す図である。
【図4】カーソルキーを設けた場合のカメラの背面図で
ある。
【図5】画像メモリを設けた場合の形状計測カメラの構
成図である。
【図6】(a)〜(e)は第2の実施形態に係るカメラ
の動作を示す図である。
【図7】透視変換を表す図である。
【図8】距離画像を撮像可能なレンジファインダ装置の
基本構成を示す図である。
【図9】(a)は図8における光源の構成を示す図、
(b)は(a)の構成の平面図である。
【図10】図9に示す光源の光パタンを示す図である。
【図11】図10の光パタンにおける光強度と投射光角
度との関係を示すグラフである。
【図12】図11の部分αにおける光強度比と投射光角
度との関係を示すグラフである。
【図13】レンジファインダ装置における3次元座標の
概念図である。
【図14】本発明に係る画像処理サービスを示す概念図
である。
【図15】本発明に係る受注処理方法を実現する構成を
示す概念図である。
【符号の説明】
10 撮像部 14 距離画像生成部 16 発光手段 21 表示パネル(表示部) 22 タッチパネル(入力手段) 28 カーソルキー(入力手段) 31 画像合成部 S スケール画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 G01B 11/24 K (72)発明者 園山 隆輔 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田口 周平 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する表示部を有する画像処理
    装置であって、 前記表示部に表示された画像上の指定位置について、当
    該画像に撮された被写体の3次元位置情報に基づいて、
    実質的に実際の寸法を表すスケール画像を生成し、前記
    画像に合成する画像合成部を備え、 前記表示部は、前記スケール画像が合成された画像を表
    示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、 3次元位置情報を含む画像を撮像可能な撮像部と、 前記撮像部によって撮像された画像から、前記3次元位
    置情報を得る距離画像生成部とを備え、 前記画像合成部は、前記距離画像生成部によって得られ
    た3次元位置情報を用いて、前記スケール画像を生成す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像処理装置において、 前記撮像部は、所定の輻射パターンを持つ投射光を被写
    体に照射する発光手段を有し、前記投射光の被写体から
    の反射光を撮像することによって、3次元位置情報を含
    む画像を撮像するものであることを特徴とする画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像処理装置において、 自動合焦装置または手動合焦装置を有する撮像部を備
    え、 前記画像合成部は、前記自動合焦装置または手動合焦装
    置によって得られた被写体までの距離データを前記3次
    元位置情報として用いて、前記スケール画像を生成する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記スケール画像は、ものさしの形状を表す画像である
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記指定位置を外部から入力可能に構成された入力手段
    を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像処理装置において、 前記入力手段は、前記表示部表面に設けられたタッチパ
    ネルであることを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の画像処理装置において、 前記入力手段は、前記表示部表面の任意の座標を指定可
    能に構成されたペン型のポインティングデバイスである
    ことを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の画像処理装置において、 前記入力手段は、前記表示部に表示されたカーソルを移
    動可能であり、かつ、カーソル位置の座標を指定可能な
    カーソルキー、マウスまたは押しボタンであることを特
    徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 画像を表示する表示部を有する画像処
    理装置であって、 複数の画像を、前記各画像に撮された被写体の3次元位
    置情報に基づいて、所望の寸法関係を満たすように合成
    する画像合成部を備え、 前記表示部は、前記複数の画像が合成された画像を表示
    することを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の画像処理装置におい
    て、 前記画像合成部は、背景と分離された被写体の画像と、
    他の背景画像とを合成するものであることを特徴とする
    画像処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の画像処理装置におい
    て、 前記画像合成部は、画像から、距離が所定範囲内にある
    位置の画素からなる画像を、背景と分離された被写体の
    画像として切り出すものであることを特徴とする画像処
    理装置。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の画像処理装置におい
    て、 3次元位置情報を含む画像を撮像可能な撮像部と、 前記撮像部によって撮像された画像から、前記3次元位
    置情報を得る距離画像生成部とを備え、 前記画像合成部は、前記距離画像生成部によって得られ
    た3次元位置情報を用いて、画像合成を行うことを特徴
    とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の画像処理装置におい
    て、 前記撮像部は、所定の輻射パターンを持つ投射光を被写
    体に照射する発光手段を有し、前記投射光の被写体から
    の反射光を撮像することによって、3次元位置情報を含
    む画像を撮像するものであることを特徴とする画像処理
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の画像処理装置におい
    て、 自動合焦装置または手動合焦装置を有する撮像部を備
    え、 前記画像合成部は、前記自動合焦装置または手動合焦装
    置によって得られた被写体までの距離データを前記3次
    元位置情報として用いて、画像合成を行うことを特徴と
    する画像処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項10記載の画像処理装置におい
    て、 前記画像合成部は、 前記の複数の画像の少なくとも1つを拡大、縮小または
    回転可能に構成されていることを特徴とする画像処理装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項10記載の画像処理装置におい
    て、 画像を合成する際の各画像の相対位置を、外部から設定
    または修正可能に構成されていることを特徴とする画像
    処理装置。
  18. 【請求項18】 画像を表示する表示部を有する画像処
    理装置であって、 画像を、当該画像に撮された被写体の3次元位置情報に
    基づいて、拡大または縮小し、前記表示部に表示された
    とき前記被写体が実寸大となる画像を生成する画像合成
    部を備え、 前記表示部は、前記実寸大画像を表示することを特徴と
    する画像処理装置。
  19. 【請求項19】 画像処理のサービスを提供する方法で
    あって、 サービス利用者から、3次元位置情報を含む画像と、所
    望する画像処理の形態の指定とを受けるステップと、 受けた画像から、当該画像に撮された被写体の3次元位
    置情報を得るステップと、 得られた3次元位置情報に基づいて、前記受けた画像に
    ついて、指定された形態の画像処理を行うステップと、 画像処理の結果得られた画像データを、前記サービス利
    用者に送るステップとを備えたことを特徴とする画像処
    理サービス提供方法。
  20. 【請求項20】 利用者から、商品の種類の指定を受け
    るステップと、 指定された種類の商品についての3次元位置情報を含む
    画像を、前記利用者に送るステップと、 前記利用者から、当該商品の受注を、その商品のサイズ
    を指定する情報とともに、受けるステップとを備えたこ
    とを特徴とする受注処理方法。
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