JP2017525176A - 双方向性サブタイトルデータの管理 - Google Patents

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Abstract

本出願の実施形態は、サブタイトルデータを処理するための方法、装置、およびシステムに関する。方法は、再生オブジェクトに関連づけられたサブタイトルデータ表示時間情報にしたがって、サブタイトルデータを複数のサブタイトルグループに分割することであり、サブタイトルグループは、少なくとも1つのサブタイトルデータ入力を含み、サブタイトルデータ入力は、サブタイトルコンテンツと、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間と、サブタイトル運動速度とを含む、サブタイトルデータの分割と、再生オブジェクトの表示時間情報にしたがって、サブタイトルグループから1つのサブタイトルデータを選択することと、選択されたサブタイトルデータが、トラック上に表示された別のサブタイトルデータと重複するまたは別のサブタイトルデータを追い越すことがないように、選択されたサブタイトルデータをトラック上に表示させることとを含む。【選択図】図4

Description

[関連技術の相互参照]
本出願は、2014年6月19日に出願され名称を「A METHOD AND A SYSTEM OF PROCESSING SUBTITLE DATA(サブタイトルデータを処理する方法およびシステム)」とする中国特許出願第201410277306.1号の優先権を主張する。この出願は、あらゆる目的のために、参照によって本明細書に組み込まれる。
本発明は、サブタイトルデータ管理の分野に関し、特に、サブタイトルデータを管理するための方法、デバイス、およびシステムに関する。
今や、ユーザがサブミットしたコメントをサブタイトルデータとして表示することができる双方向性のオーディオおよび/またはビデオプログラム(以下、省略してオーディオ/ビデオプログラムと呼ぶ)が、オーディオ/ビデオウェブサイト上に数多く提供されている。サブタイトルデータは、オーディオ/ビデオプログラムに対応するオーディオ/ビデオプレーヤウィンドウ上に直接動画表示されるのが一般的である。ユーザサブタイトルデータが、オーディオ/ビデオプレーヤウィンドウ上に動画表示可能であるゆえに、ユーザは、視聴覚コンテンツを視ながらまたは聴きながらそのプログラムとやり取りして関与を深めることができ、オーディオ/ビデオコンテンツに対するユーザの理解度を高めることができる。オーディオ/ビデオプレーヤウィンドウ上にユーザサブタイトルデータが動画表示されるサブタイトルデータ表示技術は、総じて、サブタイトルデータ動画像表示技術と呼ばれる。サブタイトルデータ動画像表示技術は、ユーザによって発行されたサブタイトルデータの動画像表示を、再生されている視聴覚コンテンツまたはオーディオコンテンツ内において、同時刻にまたは異なる期間に、提供する。
参加ユーザ数の増加に伴って、オーディオ/ビデオコンテンツに対応するサブタイトルデータの量がどんどん増している。サブタイトルデータ動画像表示技術に関係した課題は、画面上におけるサブタイトルデータの運動経路を決定するために、サブタイトルデータが辿るべきある種のトラックおよびタイムポイントを決定するという問題を解決するための、完全なるサブタイトルデータ運動アルゴリズムをいかにして提供するかになっている。いくつかのサブタイトルデータ動画像表示技術の関連技術にしたがうと、以下の、サブタイトルデータの動画像表示を実現するための手法が一般的である。
サブタイトルデータの動画像表示を実現する第1の方法は、画面上の指定区域を1つの画面方向に複数行のトラックに分割することと、トラックを無作為に選択することと、サブタイトルデータを無作為に選択することと、処理のためにトラック上にサブタイトルデータを配置することとを含む。全ての画面データが移動する起点となる座標の初期位置は、指定区域の幅である。サブタイトルデータを動画表示するプロセスにおいて、様々なサブタイトルデータの運動速度が一貫していないときおよび過度のサブタイトルデータが存在するときは、異なるサブタイトルデータどうしが重複する恐れがある。
サブタイトルデータの動画像表示を実現する第2の方法は、画面上の指定区域を1つの画面方向に複数行のトラックに分割することと、データを無作為に選択することと、および選択されたデータを移動させるために空白トラック上に配置することとを含む。選択されたサブタイトルデータは、トラックがサブタイトルデータを有さない限り、その空白トラック上に動画表示のために再生される。無作為に選択されたサブタイトルデータのみが空白トラック内に配置されるので、トラックは完全には用いられず、また、サブタイトルデータをオーディオ/ビデオと正確に整合させることはできない。その結果、サブタイトルデータ運動プロセスにおいて、表示するサブタイトルデータが多すぎるときは、それらのサブタイトルデータの多くは画面上に表示できない。したがって、一部の関連技術は、大量のサブタイトルデータを伴うオーディオ/ビデオに適用されるときは、満足のいくものではない。
まとめると、より優れたサブタイトルデータ管理のための方法、デバイス、およびシステムが必要とされている。
本発明の様々な実施形態が、以下の詳細な説明および添付の図面で開示される。
本出願の様々な実施形態にしたがった、サブタイトルデータを処理する方法を示したフローチャートである。
本出願の様々な実施形態にしたがった、再生オブジェクトに対応するディスプレイ画面上の指定区域を示した図である。
本出願の様々な実施形態にしたがった、トラック上に表示されるサブタイトルデータを示した図である。
本出願の様々な実施形態にしたがった、サブタイトル運動速度を参照にしてトラック上にサブタイトルデータが表示される方法を示したフローチャートである。
本出願の様々な実施形態にしたがった、サブタイトルデータを処理するシステムを示したブロック図である。
本出願の様々な実施形態にしたがった、サブタイトルデータを処理するためのコンピュータシステムを示した機能図である。
本発明は、プロセス、装置、システム、合成物、コンピュータ読み取り可能ストレージ媒体に実装されたコンピュータプログラム製品、ならびに/または接続先のメモリに格納された命令および/もしくは接続先のメモリによって提供される命令を実行するように構成されたプロセッサなどのプロセッサを含む、数々の形態で実現できる。本明細書では、これらの実現形態、または本発明がとりえるその他のあらゆる形態が、技術と称されてよい。総じて、開示されるプロセスのステップの順番は、本発明の範囲内で変更されてよい。別途明記されない限り、タスクを実施するように構成されるものとして説明されるプロセッサまたはメモリなどのコンポーネントは、所定時にタスクを実施するように一時的に構成される汎用コンポーネントとして、またはタスクを実施するように製造された特殊コンポーネントとして実装されてよい。本明細書で使用される「プロセッサ」という用語は、コンピュータプログラム命令などのデータを処理するように構成された1つ以上のデバイス、回路、および/または処理コアを言う。
本発明の原理を例示した添付の図面とともに、以下で、本発明の、1つ以上の実施形態の詳細な説明が提供される。本発明は、このような実施形態に関連して説明されるが、いずれの実施形態にも限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定され、本発明は、数々の代替形態、変更形態、および均等物を包含している。以下の説明では、本発明の完全な理解を与えるために、数々の具体的詳細が明記されている。これらの詳細は、例示を目的として提供されるものであり、本発明は、これらの詳細の一部または全部を伴うことなく特許請求の範囲にしたがって実施されてよい。明瞭を期するために、本発明に関係する技術分野で知られる技工物は、本発明が不必要に不明瞭にされないように、詳細に説明されていない。
本明細書で使用される端末という表現は、総じて、ネットワークシステム内において1つまたは複数のサーバと通信するために(例えば、ユーザによって)使用されるデバイスを言う。本開示の様々な実施形態にしたがうと、端末は、通信機能を含んでいてよい。例えば、端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、携帯電話、ビデオ電話、電子ブックリーダ、デスクトップパーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップPC、ネットブックPC、携帯情報端末(PDA)、携帯型マルチメディアプレーヤ(PMP)、mp3プレーヤ、モバイル医療機器、カメラ、ウェアラブルデバイス(例えば、頭部装着型デバイス(HMD)、電子衣服、電子ブリッジ、電子ネックレス、電子アクセサリ、電子タトゥ、またはスマートウォッチ)などであってよい。
本開示の一部の実施形態にしたがうと、端末は、通信機能を持つスマート家電を含む。スマート家電は、例えば、テレビ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、オーディオ機器、冷蔵庫、エアコン、掃除機、オーブン、電子レンジ、食洗器、ドライヤ、空気清浄機、セットトップボックス、TVボックス(例えば、Samsung HomeSync(商標)、Apple TV(商標)、またはGoogle TV(商標))、ゲーム機、電子辞書、電子キー、カムコーダ、電子フォトフレームなどであることができる。
本開示の様々な実施形態にしたがうと、端末は、上記端末の任意の組み合わせであることができる。また、当業者にならば、本開示の様々な実施形態にしたがった端末が、上記端末に限定されないことが明らかである。
本開示の様々な実施形態は、サブタイトルデータを管理するための方法およびデバイス(例えば、端末またはサーバ)を含む。一部の実施形態では、サブタイトルデータは、サブタイトルトラック上への表示のために選択および構成される。サブタイトルデータは、選択されたサブタイトルデータもしくは既存のサブタイトルデータ(例えば、トラック上に既に提供されているサブタイトルデータ)がトラック上に表示される運動速度、または選択されたサブタイトルデータもしくは既存のサブタイトルデータの長さにしたがって構成される。
総じて、オーディオ/ビデオソースは、オンデマンドのオーディオ/ビデオ、または直接放送されるオーディオ/ビデオとしてカテゴリ分けされる。これらの2つのタイプのオーディオ/ビデオソースは、以下のように、別々に導入される。
オンデマンドのオーディオ/ビデオは、ユーザが必要に応じてオーディオおよびビデオを注文することを可能にする。例えば、オーディオ/ビデオサービスプロバイダによって提供されるオーディオおよびビデオには、ユーザがウェブページ、モバイルアプリケーション、オーディオ/ビデオ再生ソフトウェア、プラグイン、およびクライアントを通じて観賞することができる、ならびにユーザが繰り返し再生することができる様々な種類のものがある。いつでも再生可能であるこのオーディオおよびビデオのためのオンデマンドプロセスでは、ユーザは、観賞中にユーザコメントならびにその他のデータおよび情報を発行することを許されるのが一般的である。ウェブページまたはその他のインターフェースによって提供されるクライアントまたはテキストボックスを通じて、多くのユーザが、コメントおよびその他のデータ情報を入力することができる。
直接放送されるオーディオおよびビデオは、総じて、時間的な制約が強い。例えば、直接放送されるオーディオおよびビデオは、指定の期間帯内に放送され、ユーザが自身のニーズにしたがって再生することを許していない。直接放送されるオーディオおよびビデオとして提供されるコンテンツの例として、直接放送されているニュースやスポーツ競技などが挙げられる。直接放送プロセスでは、双方向性を高めるために、ユーザは、観賞中にユーザコメントおよびその他のデータ情報を発行することを許されるのが一般的である。
本開示の様々な実施形態は、サブタイトルデータ(例えば、1つのサブタイトルデータ)を収集するための方法およびデバイスを含む。例えば、様々な実施形態は、観賞中にサブミットされるユーザコメントならびにその他のデータおよび情報を収集するための方法とデバイスとを含む。観賞中にサブミットされるユーザコメントおよびその他のデータおよび情報は、オンデマンドの再生中にまたは直接放送(例えば、生放送)中にサブミットできる。
1つのサブタイトルデータは、サブタイトルコンテンツを含む。
サブタイトルデータ入力は、再生オブジェクトコンテンツ(例えば、ビデオコンテンツ)に関係付けられた情報に相当する。サブタイトルデータ入力は、再生オブジェクトコンテンツに関連付けてデータベースに格納できる。サブタイトルデータ入力は、サブタイトルテータの特性を含むことができる。例えば、サブタイトルデータ入力は、サブタイトルフォントまたはフォントサイズ情報と、サブタイトル発行タイムポイントと、サブタイトルコンテンツと、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間と、サブタイトル運動速度とを含むことができる。
図1は、本出願の様々な実施形態にしたがった、サブタイトルデータを処理する方法を示したフローチャートである。
さらに、この実施形態は、再生オブジェクトクライアントによって実行できる、または再生オブジェクトコンテンツを提供するサーバによって実行できる。再生オブジェクトクライアントは、再生オブジェクトコンテンツを再生する端末に相当することができる。例えば、再生オブジェクトクライアントは、再生オブジェクトコンテンツを処理してそれを表示するまたはディスプレイへ出力する端末であることができる。再生オブジェクトコンテンツは、オーディオデータおよび画像データを含むビデオに相当することができる。一例として、再生オブジェクトコンテンツは、端末によって再生されるビデオコンテンツであることができる。
図1を参照すると、サブタイトルデータを管理するためのプロセス100が提供される。一部の実施形態では、プロセス100は、図5のサーバ500によって実行できる。プロセス100は、コンテンツが再生されるクライアントによってまたは再生されるコンテンツを提供するサーバによって実行できる。
110では、サブタイトルデータが分割される。サブタイトルデータは、表示コンテンツを聴いているまたは視ているユーザによって入力されたコメントはもちろん、クローズドキャプション(限定字幕)などのその他のコンテンツ関連データも含むことができる。サブタイトルデータは、複数のサブタイトルグループに分割される。一部の実施形態では、サブタイトルデータ表示時間情報が、再生オブジェクト(例えば、コンテンツ)に関係しているゆえに、サブタイトルデータは、サブタイトルデータ表示時間情報にしたがって分割される。各サブタイトルグループは、少なくとも1つのサブタイトルデータ入力を含み、各サブタイトルデータ入力は、サブタイトルコンテンツと、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトルデータ表示時間と、サブタイトル運動速度とを含む。
サブタイトルデータは、事前に収集できる、または再生オブジェクトが再生されている間に段階的に収集されて継続的なアップデートを通じて獲得できる。一部の実施形態では、サブタイトルデータは、サブタイトルデータを1つ以上のサーバに送信するブラウザまたはその他のアプリケーションによって提供されるユーザインターフェースを通じてユーザから収集される。再生オブジェクトは、オーディオファイルまたはビデオファイルであってよい。再生オブジェクトに対応するサブタイトルデータが収集される場合は、不適切なサブタイトルデータの一部を事前にふるいにかけて排除することができる。例えば、不適切なワードのリストに照らしてサブタイトルデータをチェックすることによって、サブタイトルデータの収集と同時に不適切なサブタイトルデータをふるいにかけて排除することができる。
タイムポイントは、再生オブジェクトに相対的なある時点に相当することができる。例えば、タイムポイントは、再生オブジェクトに相当するコンテンツの開始に相対的に測定できる。発行タイムポイントは、このサブタイトル情報がユーザによって発行されたある特定の時点に相当することができる。
一部の実施形態では、サブタイトルグループは、再生オブジェクトの再生時間の長さにしたがって決定される。例えば、サブタイトルグループは、システムの初期化設定次第であることができる。1秒のデータ(例えば、再生オブジェクト)を1つのグループに分割することもできるし、1分のデータを1つのグループに分割することもできる。一部の実施形態では、サブタイトルグループの決定に使用される時間間隔が短いほど、サブタイトルグループの決定に関係する計算の複雑性が上がり、システムリソースの消費も増える。例えば、サブタイトルグループの決定に使用される時間間隔が短い場合は、再生オブジェクトは、多くのグループに分割される。一部の実施形態では、時間間隔が長いほど、サブタイトルグループの決定に関係する計算の複雑性が下がり、システムリソースの消費も減る。しかしながら、サブタイトルグループの決定に使用される時間間隔が長い場合は、サブタイトルコンテンツと再生オブジェクトとの間の整合性の精度が下がる。例えば、もし、グループ分けの決定に使用される時間間隔が長いと、サブタイトルコンテンツは、再生中に長い期間にわたって提示され、サブタイトルコンテンツが関連付けられている再生コンテンツの特定の部分に対して適時でなくなる可能性がある。一部の実施形態では、サブタイトルグループの決定に使用される時間間隔は、20秒から1分の間である。テーブル1は、再生オブジェクトに関連して収集されるサブタイトルデータの一例を提供する。テーブル1に示されるように、再生オブジェクトの再生時間の長さが30分であり、1つのサブタイトルグループとして2分の時間長が選択できると想定する。サブタイトルデータは、複数のサブタイトルグループに分割できる。一例としてテーブル1を参照すると、(ビデオの開始から測定して)5分から7分までの時間に対応するサブタイトルグループは、サブタイトルグループG1であってよく、9分から11分までの時間に対応するサブタイトルグループは、サブタイトルグループG2であってよく、11分から13分の時間に対応するサブタイトルグループは、サブタイトルグループG3であってよい。テーブル1に示されるように、今現在、C1からC11までの11のサブタイトルデータ入力があると想定する。C1からC11までのサブタイトルデータ入力は、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間にしたがって、3つのサブタイトルグループG1〜G3の中に別々に配置できる。オーディオ/ビデオタイムポイント00:05−00:07は、2分間に及ぶ。したがって、オーディオ/ビデオポイント00:05−00:07に関係付けられたサブタイトルデータ入力(例えば、これらの2つのタイムポイント中に生成されるC1、C2、C3、C4、C5、およびC6)は、サブタイトルグループG1に割り当てられる。オーディオ/ビデオタイムポイント00:07−00:09は、対応するサブタイトルデータ入力を持たない。オーディオ/ビデオタイムポイント00:09−00:11に関係付けられたサブタイトルデータ入力(例えば、C7、C8、およびC9)は、サブタイトルグループG2に割り当てられる。オーディオ/ビデオタイムポイント00:11−00:13に関係付けられたサブタイトルデータ入力(例えば、C10およびC11)は、サブタイトルグループG3に割り当てられる。様々な実施形態にしたがうと、サブタイトルグループに分割するための、その他の時間長が使用可能である。例えば、もし、サブタイトルグループへの分割に使用される時間長が3分であるならば、10のサブタイトルグループが定められるだろう。別の一例として、もし、サブタイトルグループへの分割に使用される時間長が1分であるならば、30のサブタイトルグループが定められるだろう。
一部の実施形態では、サブタイトルデータ入力の数にしたがって、サブタイトルグループの数が決定されてもよい。もし、サブタイトル入力の数が比較的多いならば、より多くのサブタイトルグループが定められてよい。サーバまたはクライアント端末が、サブタイトルデータグループの数を決定することができる。サブタイトルグループの数が決定されるときは、サブタイトルデータ表示技術を最適化するために、端末またはサーバの消費電力および処理能力、ならびにその他の類似の要素のバランスが計られてもよい。
一部の実施形態では、サブタイトルデータ表示時間が、再生オブジェクトに関係しているゆえに、サブタイトルデータは、先ず、サブタイトルデータ表示時間情報にしたがって複数のサブタイトルグループに分割できる。各サブタイトルグループは、少なくとも1つのサブタイトルデータ入力を含むことを求められ、サブタイトルデータ入力を持たないサブタイトルグループは、リストから除外される。
テーブル1のデータは、事前に収集できる、または段階的に収集されて継続的にアップデートされてよい。例えば、新しいサブタイトルデータが収集される場合は、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトルデータ表示時間情報が、対応するサブタイトルグループが存在するかどうかの決定の基準として機能することができる。もし、対応するサブタイトルグループが存在するならば、新しく収集されたサブタイトルデータは、その対応するサブタイトルグループに追加される。もし、対応するサブタイトルグループが存在しないならば、新しいサブタイトルグループが確立され、新しく収集されたサブタイトルデータは、新しく確立されたサブタイトルグループに追加される。例えば、もし、サブタイトルデータC0の、再生オブジェクトの開始と関連づけられた表示時間情報が00:04:08であるならば、現時点では、対応するサブタイトルグループが存在しない。したがって、00:04−00:06に対応する新しいサブタイトルグループG0が確立でき、C0は、サブタイトルグループG0に追加される。別の一例として、もし、サブタイトルデータC12の表示時間が00:08:05であり、現時点では、対応するサブタイトルグループが存在しないならば、00:07−00:09に対応する新しいサブタイトルグループG4が確立され、C12は、このグループに追加される。
Figure 2017525176
一部の実施形態では、サブタイトルデータは、サブタイトルコンテンツと、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間と、サブタイトル運動速度と、その他の類似の情報とを含む。一例として、テーブル1におけるサブタイトルC1を参照し、再生オブジェクト再生時間の長さが15分であると想定する。ユーザ(例えば、ユーザA)が、2014年1月6日の10:00:05に再生オブジェクトを視はじめ、ビデオが5分5秒にわたって再生されたときに、再生オブジェクトに関係したコメントデータ(例えば、サブタイトルC1)を発行する。サブタイトルC1の長さは、長さ(C1)である。サブタイトルの長さは、文字の数および文字の幅によって決定できる。一部の実施形態では、サブタイトルデータは、パケット長(例えば、グループの決定に使用される時間間隔)に関わらず、同じ数の文字を含む。例えば、サブタイトルの長さは、対応するグループに関係付けられた時間の長さではなく、文字数に関係付けられる。一部の実施形態では、システムの初期化中に、長さ数(c1)が、文字数を1文字の幅で乗じた値に等しく設定される。サブタイトルC1が収集された後、サブタイトルのコンテンツ、および再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル再生時間が記録され、サブタイトル運動速度、即ち速度(C1)、およびその他の類似の情報が設定される。
一部の実施形態では、サブタイトルデータおよびその他の情報は、再生オブジェクトに関係付けられたテーブルまたはデータベースに格納できる。テーブルまたはデータベースは、サブタイトルグループと、サブタイトル、発行タイムポイント、表示時間、速度、サブタイトルの長さなどのその他の情報とのマッピングを格納することができる。
再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間が記録される場合は、サブタイトル表示時間は、現再生オブジェクトについての再生時間情報(例えば、再生時間軸もしくは再生プログレスバー)にしたがって決定できる、またはユーザサブタイトル発行時間と観賞開始時間との間の差にしたがって決定できる。再生オブジェクトが、ユーザによって継続的に観賞されている(例えば、再生オブジェクトが、早送り、スロー再生、または再生の一時停止を伴うことなく正常速度で観賞されている)場合は、サブタイトル表示時間は、ユーザサブタイトル発行時間と観賞開始時間との間の差にしたがって決定できる。サブタイトル表示時間は、サブタイトルデータが表示される時間に相当することができる。テーブル1を参照し、ユーザAを一例として使用すると、もし、ユーザAが2014年1月6日の10:00:05に観賞を開始し、ビデオが5分5秒にわたって再生されたときにコメントC1を発行したとすると、この時点における、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間は、5分5秒である。再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトルC1の表示時間は、5分5秒である。一部の実施形態では、サブタイトルの表示時間は、再生オブジェクトと関連づけられた生じる可能性があるユーザ発行サブタイトルの遅延を補償するように調整できる。例えば、ユーザが、一区切りの再生オブジェクトとの関連でコメントを発行し、しかしながら、その再生オブジェクトは、発行時には既にいくらか再生されているとする。例えば、サブタイトルの発行は、2分の時間を要する。サブタイトルの発行における遅延は、ユーザがテキストを入力するために要する時間によって引き起こされることがある。この場合は、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間を、さらに最適化することができる。再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間は、サブタイトルの長さを考慮して(例えば、サブタイトルが長いほど、入力のために長い時間がかかるのが一般的である)短縮することができる。例えば、再生オブジェクトが5分5秒にわたって再生された際に、ユーザがサブタイトルC1を発行する場合は、サブタイトルの長さ、即ち長さ(C1)が、ユーザが入力のために平均で時間T1を要したことを決定するための基準として機能することができる。サブタイトルC1を入力するためにユーザが要した時間が1分であると想定する。この場合は、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間は、5分5よりも1分短い(例えば、4分5秒)である。説明を簡単にするために、本出願の実施形態のその他の部分では、ユーザによるサブタイトルデータ発行の時間のみが、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間の決定に使用される。一部の実施形態では、サブタイトルの長さに基づいてサブタイトルを入力するために使用される時間を決定するまたはそうではなく推定するために、ユーザ設定またはユーザの好みが使用できる。サブタイトルの長さは、サブタイトル内の文字の数にしたがって決定できる。
一部の実施形態では、可能な限り多くのサブタイトルをサブタイトルトラック上に表示するために、サブタイトル運動速度は、サブタイトルコンテンツの長さに比例する。例えば、サブタイトルが長いほど、長いサブタイトルが完全に表示されるようにするために、対応する運動速度が速くなる。こうして、オーディオ/ビデオユーザによる閲覧に影響を及ぼし待ち時間を過度に長くする過度に遅い再生(およびひいては、表示のためのトラックスペースの欠如)などの問題が、回避される。
一部の実施形態では、計算を単純にし、サブタイトル計算速度を複雑にするサブタイトルの多さの問題を回避するために、運動速度(速度)に対するサブタイトルデータの長さ(長さ)の比は、式1にしたがった値tである。様々な実装形態において、tは、動的に動いているサブタイトル中の1つの文字がディスプレイウィンドウの一方の端からもう一方の端へ移動するための時間の長さ、または静的に表示されるサブタイトルテキストのブロックが画面上に示される時間の長さを表すことができる。様々な実装形態において、tは、システムまたはユーザの設定/好みにしたがって構成できる。
Figure 2017525176
式1を参照すると、値tは、実際のビデオ/オーディオ再生のニーズにしたがって調整できる。例えば、サブタイトル表示効果は、サブタイトル速度および表示効果(例えば、もし、サブタイトルの表示が速すぎると、ユーザは、サブタイトルをはっきり視ることができないかもしれず、反対に、もし、サブタイトルの表示が遅すぎると、多量のサブタイトルデータが完全に表示できないゆえにユーザエクスペリエンスが悪影響を受ける)、(トラックがサブタイトルを何も表示していない状況を回避するために、可能な限り多く)トラックスペースが使用できるかどうか、サブタイトルの量、ならびにサブタイトルの長さのうちの、1つ以上の要素にしたがって向上できる。したがって、サブタイトルの長さおよび値tを使用して(例えば、サブタイトルの長さおよび値tの関数として)、サブタイトル速度が決定できる(例えば、計算できる)。サブタイトルC1を一例として使用すると、サブタイトルC1の運動速度は、式1を使用して、速度(C1)=長さ(C1)/tであるように決定される。
一部の実施形態では、ユーザエクスペリエンスを向上させるために、サブタイトルのフォントが構成できる。例えば、サブタイトルのフォントは、サブタイトルがデフォルトフォントおよびデフォルトフォントサイズで表示されるように、固定のサイズおよびタイプであることができる。デフォルトフォントおよびデフォルトフォントサイズは、ユーザによって、またはユーザの好みもしくはユーザ設定にしたがってサーバによって構成できる。ユーザによって発行されるコメントデータの表現形態を豊かにするために、サブタイトルデータは、サブタイトルのフォントおよび/またはフォントサイズ情報を含むことができる。したがって、サブタイトルデータの長さは、少なくとも部分的に、対応するサブタイトルデータのフォントおよび/またはフォントサイズに基づいて計算できる。例えば、サブタイトルデータの長さは、サブタイトルデータに含まれる文字の数を使用して計算できる、またはサブタイトルデータに含まれる文字の数とフォントサイズとの積を使用して尚もさらに正確に計算できる。
一部の実施形態では、サブタイトルデータは、サブタイトルデータの表示を向上させるために、サブタイトルが発行された時間に関係付けられた現時間情報を含むことができる。例えば、ユーザがサブタイトル情報を発行するときに、現時間情報(例えば、このサブタイトル情報がユーザによって発行されたある特定の時点)が取得される。例えば、サブタイトルC1のユーザは、サブタイトルデータを2014年1月6日の10:00:05に発行した。
120では、サブタイトルデータの一部分が選択される。再生オブジェクトの再生時間情報にしたがって、サブタイトルグループからサブタイトルデータが選択できる。一部の実施形態では、選択されたサブタイトルは、(例えば、再生オブジェクトの再生中に)トラック上に表示できる。選択されたサブタイトルデータは、トラック上に表示できる。一部の実施形態では、サブタイトルデータは、発行時間にしたがって選択される(例えば、より直近に発行されたサブタイトルデータが表示される)。一部の実施形態では、サブタイトルデータは、ピアレビュー(専門家同士の相互評価)などの格付けにしたがって選択される。もし、格付けにしたがってサブタイトルデータが選択されるならば、より高い(例えば、最も高い)格付けを有するサブタイトルデータが表示できる。一部の実施形態では、サブタイトルデータは、サブタイトルデータを発行したユーザにしたがって選択される。例えば、再生中に、ユーザは、特定のユーザによって発行されたサブタイトルデータを観賞することができる。
サブタイトルデータがトラック上に表示されるときは、サブタイトルデータをトラック上に表示するプロセスは、サブタイトルデータの表示を、より後でトラック上に表示される(例えば、同じトラック上で後ろの方に表示される)サブタイトルコンテンツが、より早くトラック上に表示される(例えば、同じトラック上で前の方に表示される)サブタイトルコンテンツを追い越すことがないように、サブタイトル運動速度にしたがって設定することができる。
一部の実施形態では、サブタイトルデータは、現グループのサブタイトルを選択し、選択されたグループのサブタイトルデータのなかから、サブタイトルデータに関係付けられた発行時間にしたがってサブタイトルデータを選択することによって、現放送スケジュール(例えば、現再生オブジェクト)用に選択される。例えば、選択されたグループのなかで最も直近に発行されたサブタイトルデータが、トラック内に表示するために選択できる。サブタイトルデータが選択される場合は、その選択されるサブタイトルデータが動作条件との整合性を有するどうかをチェックするために、式(2)または式(3)が使用できる。選択されたサブタイトルデータが動作条件との整合性を有さない場合は、選択されたグループ内で別のサブタイトルデータが選択できる、または(例えば、もし、サブタイトルデータが別のトラックの動作条件との整合性を有するならば、)選択されたサブタイトルデータを表示するために別のトラックが使用できる。一部の実施形態では、どのトラックの動作条件とも整合性を有さないデータは破棄される。
130では、サブタイトルデータのうちの選択された部分が表示される。120で選択されたサブタイトルデータは、表示オブジェクトコンテンツのうちの対応する部分に関連付けて表示できる。例えば、選択されたサブタイトルデータは、トラック上に表示される。サブタイトルデータがトラック上に表示される場合は、後に続いて表示されるサブタイトルコンテンツが、同じトラック上に表示されている先のサブタイトルコンテンツを追い越すことがないようにまたはそうでなくともそのようなサブタイトルコンテンツと重複することがないように、サブタイトル運動速度が参照される。サブタイトルデータがサーバによって分割および選択される場合は、サブタイトルデータを表示させることは、選択されたサブタイトルデータが表示される端末にサブタイトルデータを提供することを含む。例えば、選択されたサブタイトルデータは、関連付けられたコンテンツを表示するクライアント端末へ伝達できる。
トラックは、サブタイトルデータの表示に使用される。例えば、サブタイトルデータは、トラックの一方の端からもう一方の端へ移動することができ、そうして、ユーザの閲覧および観賞に便利になるようにサブタイトルの表示を達成する。トラック上でのトラックおよびサブタイトルの構成は、既存のサブタイトル表示実装形態を使用して実現されてよい。例えば、再生オブジェクトに対応するサブタイトルを表示するための指定区域内で、座標系がセットアップされ、1つの画面方向に分割がなされる。1つの画面方向は、画面の垂直軸に沿って、または画面の水平軸に沿って、または画面の斜め方向に沿ってであることができる。指定区域の分割は、垂直軸の正方向から負方向にまたは負方向から正方向に分割が進むように、垂直軸に平行であることができる。指定区域の分割は、水平軸の正方向から負方向にまたは負方向から正方向に分割が進むように、水平軸に平行であることができる。以下の説明は、様々な実装形態を説明する目的で、水平軸に平行で尚且つ水平軸の正方向から負方向に進むトラックの例のみを使用する。その他の実装形態および構成のトラックも可能である。
図2は、本出願の様々な実施形態にしたがった、再生オブジェクトに対応するディスプレイ画面の指定区域を示した図である。
図2を参照すると、指定区域200が提供される。指定区域200は、ブラウザのおよび/またはオーディオ/ビデオ表示アプリケーションの一部として、クライアント端末の画面上に表示できる。
図2に示されるように、画面の指定区域200は、画面上に形成された矩形の区域である。指定区域は、座標を使用して形成できる。座標は、画素の座標などに関するものであってよい。例えば、座標{[0,0];[x,0];[0,y];[x,y]}から形成された矩形区域が示されている。矩形区域は、水平軸に平行な方向に、少なくとも1本のトラックに分割される。トラックは、矩形区域が分割された後に、水平軸に平行であるように構成される。サブタイトルデータは、指定区域の水平軸に相対的に、正から負の方向に移動する(例えば、サブタイトルデータは、右から左に移動する)。一部の実施形態では、その他の構成が可能である。例えば、サブタイトルが移動する方向は、ユーザの好み、コンテンツに関係付けられた管轄(例えば、コンテンツがライセンスを付与されている管轄)、ユーザの管轄、サブタイトルデータの言語などにしたがって設定可能であることができる。サブタイトルデータは、システム構成にしたがって、またはユーザもしくはシステムの設定/好みにしたがって、右から左へ、左から右へ、上から下へ、または下から上へ移動することができる。トラックの高さは、設定可能である。例えば、トラックの高さは、フォントサイズなどのニーズにしたがって、または表示されるサブタイトルデータのトラック間間隙がユーザの閲覧に影響するかどうかにしたがって設定できる。一部の実施形態では、指定区域の起点は、左側にあり、画面指定区域の幅は、xである。例えば、選択されたサブタイトルデータC1は、水平軸上の座標xから発生する(例えば、開始する)。したがって、サブタイトルデータC1が発生するときの水平軸座標は、xである。様々な実施形態にしたがうと、選択された画面データは、その他の様々な場所(例えば、水平軸上のその他の場所)で発生でき、したがって、選択された画面データが発生するときに、その他の様々な場所を有することができる。例えば、画面が垂直軸に沿って分割され、画面指定区域の起点が下側にあり、画面指定区域の幅がyであると想定すると、サブタイトルデータC1は、垂直軸座標yから発生する。したがって、サブタイトルデータC1が発生する垂直軸座標は、yである。
サブタイトルグループ内のサブタイトルデータは、トラック上への表示のために、再生オブジェクトの再生時間情報にしたがって選択される。テーブル1のサブタイトルデータを一例として参照すると、もし、再生オブジェクトの現再生時間が00:05:05であるならば(例えば、再生オブジェクトが5分と5秒にわたって再生されている、即ち再生オブジェクトの開始から5分と5秒であるときは)、対応するサブタイトルグループは、G1である。したがって、サブタイトルデータは、サブタイトルグループG1内のサブタイトルデータC1、C2、C3、C4、C5、およびC6のなかから選択され、選択されたサブタイトルデータは、トラック上への表示のために使用されてよい。再生オブジェクトと関連づけられた、サブタイトルグループG1内のサブタイトルデータの表示時間は、00:05−00:07であるので、サブタイトルデータは、再生オブジェクトの再生がこの時間範囲に到達したときに、サブタイトルグループG1から選択されてトラック上に表示されることが可能である。その結果、選択されたサブタイトルデータは、再生オブジェクトの現再生コンテンツに対応することができる。
一部の実施形態では、もし、サブタイトルグループ内に複数のサブタイトルデータが存在するならば、サブタイトルデータは、対応する発行時間(例えば、発行日)にしたがって選択できる。例えば、サブタイトルデータは、最も直近に発行されたサブタイトルデータが選択されるように選択できる。この選択は、表示の適時性(例えば、サブタイトルデータがどれくらい最新であるかの尺度)を強化することができるまたはそうでなくとも向上させることができる。例えば、サブタイトルグループG1のサブタイトルデータC1、C2、C4、C5、およびC6からサブタイトルデータが選択される場合は、サブタイトルグループG1内のサブタイトルデータ表示順序は、サブタイトルデータC1、C2、C4、C5、およびC6としてのサブタイトル発行タイムポイントにしたがって決定できる。また、選択されたサブタイトルデータC2が表示のためにトラック上に配置される場合に、同じサブタイトルグループG1に属する新しいサブタイトルデータC3がこの時点で収集される(例えば、受信および格納される)と想定する。C3は、現在表示されているサブタイトルグループ(例えば、C1、C2、C4、C5、およびC6と同じサブタイトルグループ)に入れられる。最も直近に発行されたサブタイトルデータが、表示の優先を受けることができるので、サブタイトルデータC3の表示優先レベルは、まだ表示されていないサブタイトルデータC4よりも高い。もし、サブタイトルデータC3と同様な新しく収集されたサブタイトルデータが、複数存在するならば、これらの新しく収集されたサブタイトルデータも、表示の優先を受けることができる。
一部の実施形態では、再生オブジェクトに関係付けられるサブタイトルデータが多すぎることがある。存在するサブタイトルデータが多すぎるのは、再生オブジェクトの再生中に、その再生オブジェクトに関係付けられた全てのサブタイトルデータが表示できない場合である。サブタイトルデータは、再生オブジェクトの再生中に、その再生オブジェクトの特定の期間に関係付けられた全てのサブタイトルデータが(人ユーザが読める形で)トラック上に表示できない場合に、多すぎる可能性がある。一部の実施形態では、過剰なサブタイトルデータは破棄される。例えば、動作条件にしたがって再生オブジェクトに関連付けて表示できるサブタイトルデータを超えるサブタイトルデータは、破棄できる。サブタイトルグループから選択されたサブタイトルデータが一連のトラック上への表示のために使用され、存在するサブタイトルデータが多すぎる場合に、再生オブジェクトの再生時間情報にしたがうと全てのサブタイトルデータを表示することが不可能である(例えば、サブタイトルグループに対応する表示時間間隔ではそのサブタイトルグループ内の全てのサブタイトルデータを表示することができない)ときは、特定のサブタイトルデータに属している表示されないサブタイトルデータは、再生オブジェクトの再生がその特定のサブタイトルグループに対応する表示時間間隔を過ぎた後に、表示される必要はない。例えば、もし、選択されたサブタイトルデータ内に存在するサブタイトルデータが多すぎるならば、選択された全てのサブタイトルデータが表示されるためには、選択されたサブタイトルデータの表示は、サブタイトルデータが選択されたサブタイトルグループに対応する期間を超えた期間内に表示されることになる。例えば、もし、再生オブジェクトの再生が00:08に到達したならば、グループG1の中のまだ表示されていないサブタイトルデータの表示は不要である。別の言い方をすると、再生オブジェクトの再生が00:08に到達し、再生オブジェクトの再生中にサブタイトルデータC5およびC6がサブタイトルグループG1に対応する時間内に表示されなかったと想定すると、C5およびC6は、再生オブジェクトの再生中に表示されることはない。むしろ、サブタイトルデータの表示は、再生時間上にしたがって、次のサブタイトルグループに進むことができる。再生オブジェクトに関係付けられた(例えば、特定のサブタイトルグループ内の)特定のサブタイトルデータの表示は、再生オブジェクトの再生を観賞している人ユーザによって読み取り可能な(例えば、理解可能な)形で表示できない場合に、不可能であると見なせる。一部の実施形態では、サブタイトルグループ内の一部のサブタイトルデータが表示されていない旨を示す標識が提供できる。再生オブジェクトの再生中または再生後、ユーザは、表示されていないサブタイトルデータを表示する選択肢を与えられる。例えば、ダイアログボックスが、ユーザインターフェース上に表示できる。
この例では、サブタイトルデータは、一連のトラック上に表示される。一部の実施形態では、より後でトラック上に表示される(例えば、同じトラック上で後ろの方に表示される)サブタイトルコンテンツが、より早くトラック上に表示される(例えば、同じトラック上で前の方に表示される)サブタイトルコンテンツの前に表示されるまたはそのようなサブタイトルコンテンツと重複することがないように、表示される。図2の状況およびサブタイトルがトラックの右側からトラックの左側に(例えば、トラック1の[x,0]からトラック1の[0,0]へ)スクロールする場合は、先にトラック上に表示される(例えば、同じトラック上で前の方に表示される)サブタイトルコンテンツは、もう一方のコンテンツ(例えば、より後で表示されるまたは同じトラック上で後ろの方に表示される)よりも早く表示される、即ち[0,0]に近いコンテンツに相当する。
図3は、本出願の様々な実施形態にしたがった、トラック上に表示されるサブタイトルデータを示した図である。
図3を参照すると、複数のコンテンツ表示トラック300が提供される。複数のコンテンツ表示トラック300は、ブラウザのおよび/またはオーディオ/ビデオ表示アプリケーションの一部としてクライアント端末の画面上に表示できる。
複数のコンテンツ表示トラック300は、トラック1と、トラック2と、トラック3と、トラック4と、トラック5とを含むことができ、各トラックは、対応するコンテンツ(例えば、サブタイトルデータ)の表示を含む。トラック(例えば、トラック1、トラック2、トラック3、トラック4、およびトラック5)内のコンテンツは、異なる速度で表示できる。例えば、サブタイトルデータが複数のコンテンツ表示トラック300のうちの特定のトラック内に表示される速度は、その他のトラックとは独立に決定できる。
図3に示されるように、サブタイトルの運動速度が様々であるゆえに、後ろの方に表示されるサブタイトルデータ(例えば、より後で表示されるサブタイトルデータ、またはそうでなくとも再生オブジェクトとの関連で、より後の表示時間に関係付けられているサブタイトルデータ)が移動して、前の方に表示されるサブタイトルデータ(例えば、より早く表示されるサブタイトルデータ、またはそうでなくとも再生オブジェクトとの関連で、より早い表示時間に関係付けられているサブタイトルデータ)を追い越す状況が発生する恐れがある。一部の実施形態では、後ろの方に表示されるサブタイトルコンテンツの距離および表示時間は、同じトラック上で前の方に表示されるサブタイトルコンテンツに相対的に制御される。後ろの方に表示されるサブタイトルコンテンツの距離または表示時間は、後ろの方に表示されるサブタイトルコンテンツが同じトラック上で前の方に表示されるサブタイトルコンテンツを追い越すことがないように、前の方に表示されるサブタイトルコンテンツに相対的に制御できる。例えば、トラック1では、サブタイトルC1およびC2の速度は、両サブタイトルが表示されている間にC2がC1を追い越すことがないように制御される。
一部の実施形態では、システムは、サブタイトルコンテンツが同じトラック上に表示されることになる先行するサブタイトルコンテンツおよび後続のサブタイトルコンテンツに相対的に表示できるかどうかを計算することができる。例えば、サブタイトルコンテンツの表示前に、そのサブタイトルコンテンツの距離または表示時間が計算できる。
図4は、本出願の様々な実施形態にしたがった、サブタイトル運動速度を参照にしてトラック上にサブタイトルデータが表示される方法を示したフローチャートである。
図4を参照すると、サブタイトルデータを処理するためのプロセス400が提供される。一部の実施形態では、プロセス400は、図5のシステム500によって実行できる。プロセス400は、コンテンツが再生されるクライアントによってまたは再生されるコンテンツを提供するサーバによって実行できる。
様々な実施形態にしたがうと、サブタイトルデータの提供(例えば、表示)は、サブタイトルデータが先のサブタイトルデータ(例えば、管理されているサブタイトルデータよりも前に発生しているサブタイトルデータ)を追い越すまたはそのようなサブタイトルデータと重複することがないように管理される(例えば、制御される)。例えば、サブタイトルデータがトラック上に表示されるときは、後ろの方に表示されるサブタイトルコンテンツが同じトラック上で前の方に表示されるサブタイトルコンテンツ(例えば、先のサブタイトルデータ)を追い越すことがないように、サブタイトル運動速度が参照される。
410では、サブタイトルデータが選択される。一部の実施形態では、サブタイトルグループから1つのサブタイトルデータ入力が選択される。例えば、サブタイトルグループG1からC1〜C6のサブタイトルデータ入力が選択される。サブタイトルデータ入力は、トラック上に表示されるサブタイトルデータ入力の管理(例えば、設定)との関連で選択できる。
例えば、サブタイトルグループG1では、第1のサブタイトルデータC1およびC2が既に表示されており、トラック上で移動している。この時点で、サブタイトルデータC3が選択され、サブタイトルデータC1およびC2と同じトラック上に表示されるために使用される。
図3の状況では、サブタイトルデータ入力C11が、特定のトラック(例えば、トラック1)上に表示されるために選択できる。図3に示されるように、トラック1は、もっと早くに表示されたサブタイトルデータC1およびC2を含む。
一部の実施形態では、サブタイトルデータが選択されるためには、そのサブタイトルデータが式2、3、および4を満たす必要がある。例えば、選択されるサブタイトルデータは、動作条件を満たしていることが望ましい。一部の実施形態では、式2、3、および4によって定められた条件が満たされている場合にのみ、サブタイトルデータは、現トラック内の現タイムポイントに正確に合わせられる。一部の実施形態では、サブタイトルデータの選択を確定するために使用される動作条件は、各サブタイトルデータの長さ、サブタイトルデータが表示されることになるトラック、および再生オブジェクトのビデオ時間に相対的なランタイム(例えば、開始時間)を含むことができる。
420では、先のサブタイトルデータが決定される。例えば、選択されたサブタイトルデータに先行するサブタイトルデータ(例えば、最後のサブタイトルデータ入力)が決定される。例えば、選択されたサブタイトルデータの直前の、先行するサブタイトルデータが決定される。図3の状況では、トラック1上への表示のためにサブタイトルデータ入力C11が選択される場合に、先のサブタイトルデータ、即ち選択されたサブタイトルデータに先行するサブタイトルデータ(例えば、最後のサブタイトルデータ)は、サブタイトルデータC2である。
もし、現トラックが、サブタイトルデータを有さないと決定されたならば、選択されたサブタイトルデータは、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力として配置される。
反対に、もし、現トラックが、既にトラック上で順次移動している先立つサブタイトルデータC1および先立つサブタイトルデータC2を既に有すると決定されたならば、選択されたサブタイトルデータに先行する現トラック上のサブタイトルデータ(例えば、最後のサブタイトルデータ)は、C2であると決定される。
430では、選択されたサブタイトルデータの運動速度が、トラック上の先のサブタイトルデータの運動速度を上回るかどうかの決定がなされる。例えば、選択されたサブタイトルデータの運動速度が、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の運動速度を上回るかどうかが決定される。選択されたサブタイトルデータの運動速度が、現トラック上の最後のサブタイトルデータの運動速度を上回るならば、440において、相対距離が計算される。
440では、トラック上の先のサブタイトルデータに相対的な、選択されたサブタイトルデータの距離が計算される。一部の実施形態では、サブタイトルデータC2の速度とサブタイトルデータC3の速度とが比較できる(例えば、速度(C2)と速度(C3)とが比較される)。(例えば、サブタイトルデータC3がサブタイトルデータC2の(直ぐ)後に配置され、サブタイトルデータC2と同じトラック上で移動する場合に、)速度(C3)が速度(C2)を上回る場合は、サブタイトルデータC3は、最終的に、トラックに沿ってサブタイトルデータC3よりも前に表示されるサブタイトルデータC2を追い越すことになる。もし、サブタイトルデータC2よりも速い速度で移動しているサブタイトルデータC3が、サブタイトルデータC2と同じトラックに沿って移動し、サブタイトルデータC2の後に配置されるならば(例えば、もし、サブタイトルデータC3が、サブタイトルデータC2を追いかけることになるならば)、サブタイトルデータC3とサブタイトルデータC2は、トラックに沿った一地点で重複するだろう。もし、サブタイトルデータC3がサブタイトルデータC2に重複するまたはサブタイトルデータC2を追い越すことになると、ユーザの閲覧および観賞が影響を受けるだろう。したがって、選択されたサブタイトルデータと、トラック上の先のサブタイトルデータとの間の相対距離(例えば、サブタイトルデータC3とサブタイトルデータC2との間の相対距離)が、計算される。選択されたサブタイトルデータと、トラック上の先のサブタイトルデータとの間の相対距離は、トラック上に提供されることになる選択されたサブタイトルデータの設定に使用できる。
選択されたサブタイトルデータの運動速度(例えば、サブタイトルデータC3に対応する速度(C3))が、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の運動速度(例えば、サブタイトルデータC2に対応する速度(C2))以下である場合は、選択されたデータ入力は、現トラック上の最後のデータ入力の後に提供でき、この選択されたサブタイトルデータ入力は、動画表示できる(例えば、選択されたサブタイトルデータは、現トラックに沿って移動することができる)。例えば、もし、選択されたサブタイトルデータ入力の運動速度が、該選択されたサブタイトルデータが提供されることになるトラック上の先のサブタイトルデータ入力の運動速度以下であるならば、選択されたサブタイトルデータは、該選択されたサブタイトルデータの速度を変更する必要なくトラック上に提供できる。
一例として、トラックが水平軸に平行であり、水平軸の正方向から負方向に走ると想定する。したがって、トラックの両端の座標は、それぞれ[0,0]および[x,0]である。選択されたサブタイトルデータの運動速度(例えば、サブタイトルデータC3に対応する速度(C3))が、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の運動速度(例えば、サブタイトルデータC2に対応する速度(C2))以下である場合は、選択されたサブタイトルデータを、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の後に配置するだけでよい。
Figure 2017525176
式2を参照すると、XC3は、選択されたサブタイトルデータの起点の水平座標であり、XC2は、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の起点の水平座標であり、長さ(C2)は、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の長さである。選択されたサブタイトルデータの起点の水平座標XC3は、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の起点の水平座標XC2と、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力C2の長さとの和以上であり、0以上である。もし、XC3が、0未満であったとすれば、選択されたサブタイトルデータC3は、トラック上に適切に表示されないだろう。例えば、選択されたサブタイトルデータC3の少なくとも一部は、トラック上に表示できないだろう。したがって、選択されたサブタイトルデータC3をトラック上に提供するときは、選択されたサブタイトルデータC3の一部または全部が表示から省かれるだろう。一部の実装形態では、選択されたサブタイトルデータC3がトラック上に適切に表示できない場合に、別のサブタイトルデータが選択される。選択されたサブタイトルデータC3がトラック上に適切に表示できないゆえに別のサブタイトルデータが選択される場合は、サブタイトルデータC3は破棄できる。
選択されたサブタイトルデータの運動速度および現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の運動速度は、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力までの選択されたサブタイトルデータの相対距離を決定するための基準として使用できる。
トラックが水平軸に平行であり、水平軸の正方向から負方向に移動し(例えば、走り)、トラックの両端の座標がそれぞれ[0,0]および[x,0]であると想定すると、相対距離Mは、式3にしたがって決定できる。相対距離Mは、特定のトラック上に表示されるサブタイトルデータ入力間の距離(例えば、先行するサブタイトルデータ入力の終わりと、トラック上に表示されることになる選択されたサブタイトルデータ入力の始まりとの間の距離)に相当する。
Figure 2017525176
式3を参照すると、XC2は、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の起点の水平座標であり、長さ(C2)は、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の長さであり、速度(C2)は、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力C2の運動速度であり、速度(C3)は、選択されたサブタイトルデータC3の運動速度である。
一部の実施形態では、複数のトラックが存在する。複数のトラックが存在する場合は、選択されたサブタイトルデータと、先のサブタイトルデータ(例えば、最後のサブタイトルデータ)との間の相対距離を決定した後、プロセス400は、さらに、相対距離が閾値距離の値を上回るかどうかを決定することを含むことができる。相対距離が閾値距離を上回る場合は、現トラックとして別のトラックが選択され、プロセス400は、現トラック(例えば、相対距離が閾値距離を上回ることに基づいて新しく選択された現トラック)上の最後のサブタイトルデータ入力を決定するために420に戻る。閾値距離は、(例えば、ユーザの好みまたは設定にしたがって)設定可能であることができる。
トラック上のサブタイトルデータの運動速度は、様々でありえるので、選択されたサブタイトルデータの運動速度が比較的速く、トラック上の最後のサブタイトルデータ入力(例えば、先のサブタイトルデータ)の運動速度が比較的遅い場合は、決定される相対距離は、後ろの方に表示されるサブタイトルコンテンツ(例えば、より後で表示されるサブタイトルコンテンツ)が、同じトラック上で前の方に表示されるサブタイトルコンテンツ(例えば、より早く、即ち先に表示されるサブタイトルコンテンツ)を追い越すことがないように、比較的大きくなる。閾値距離を超える相対距離は、非効率的である(例えば、トラック表示スペースが無駄遣いされる)と見なせる。相対距離が閾値距離の値を上回ると決定された場合は、トラックスペースの使用に関係した非効率性を軽減するために、現トラックとして別のトラックが選択される。代替のトラックは、トラック表示スペースの使用を改善するために、選択されたサブタイトルデータの表示用の現トラックとして選択される。
450では、現トラック上に、選択されたサブタイトルデータが提供される。選択されたサブタイトルデータは、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力として提供(例えば、配置)できる。選択されたサブタイトルデータは、選択されたサブタイトルデータと先のサブタイトルデータとの間の相対距離にしたがって、現トラック上に提供できる。例えば、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力からの、選択されたサブタイトルデータの距離は、相対距離(例えば、440で計算された相対距離)以上である。
サブタイトルデータC3が、選択されたサブタイトルデータに相当し、該選択されたサブタイトルデータは、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力として提供されると想定する。選択されたサブタイトルデータC3の、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力までの距離は、相対距離M以上である。サブタイトルデータC3の起点の水平座標XC3は、式4にしたがって決定できる。
Figure 2017525176
もし、複数のトラックが存在するならば、420において、現トラックが満杯であるかどうかも決定できる。もし、現トラックが満杯であるならば、満杯ではない別のトラックが現トラックとして選択され、新しく選択された現トラック上の先のサブタイトルデータが決定できる。
現トラックが既に満杯であるかどうかの決定は、サブタイトルデータの量および全長、またはその他の様々なサブタイトル特性もしくはトラック特性にしたがって決定できる。
一部の実施形態では、420において、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力が決定された後、現トラックが既に満杯であるかどうかの決定がなされる。現トラックが既に満杯であるかどうかの決定は、少なくとも部分的に、トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の座標に基づくことができる。
例えば、トラックが水平軸に平行であり、水平軸の正方向から負方向に移動し(例えば、走り)、トラックの両端の座標がそれぞれ[0,0]および[x,0]であると想定する。さらに、トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の座標が[z,0]であり、Nが1よりも大きい値に設定されてよい場合にzが値xのN倍であると想定すると、トラックは、既に満杯であると決定できる。例えば、トラック上に提供された先のサブタイトルデータの長さは、トラックを超える長さに及ぶ。したがって、選択されたサブタイトルデータを提供するためのスペースは残されていない。もし、このトラック上にさらなるサブタイトルデータが配置されることになると、そのサブタイトルデータが動画表示可能になるまでに、(例えば、先のサブタイトルデータがスクロールするための)さらなる時間の経過が必要である。この時点で、選択されたサブタイトルデータが再生オブジェクト内における適切な時間にトラック上に表示されることを可能にするために、(例えば、選択されたサブタイトルデータのための十分なスペースをトラック上に形成するために先のサブタイトルデータがトラック上で引き続きスクロールするのを待つのではなく)別のトラックを現トラックとして機能させるために選択することができる。一部の実施形態では、現トラックとして機能させるために選択されるトラックは、トラックに関係付けられたサブタイトルデータの量にしたがって選択できる。例えば、サブタイトルデータの量が少ないトラックが、現トラックとして選択できる。
本開示の様々な実施形態にしたがうと、サブタイトルデータは、後ろの方に表示されるサブタイトルコンテンツ(例えば、より後のサブタイトルコンテンツ)が、同じトラック上で前の方に表示されるサブタイトルコンテンツ(例えば、先のサブタイトルコンテンツ)を追い越すことがないように、トラック上に表示される。したがって、トラック上に表示されるサブタイトルデータは、同じトラック上に表示されるその他のサブタイトルデータと重複することはない。様々な実施形態は、トラック上のサブタイトル表示スペースを効率的に使用する。例えば、様々な実施形態は、可能な限り多くのサブタイトルデータをトラック上に表示することができる。
図5は、本出願の様々な実施形態にしたがった、サブタイトルデータを処理するシステムを示したブロック図である。
図5を参照すると、サブタイトルデータを処理するためのシステム500が提供される。システム500は、サーバは、サーバまたはクライアント端末に実装できる。システム500は、図1のプロセス100を実行することができる。
システム500は、グループ分けモジュール510と、選択モジュール520とを含む。
グループ分けモジュール510は、サブタイトルデータを分割するように構成される。グループ分けモジュール510は、サブタイトルデータ表示時間情報が再生オブジェクト(例えば、コンテンツ)に関係しているゆえに、サブタイトルデータ表示時間情報にしたがって、サブタイトルデータを複数のサブタイトルグループに分割することができる。各サブタイトルグループは、少なくとも1つのサブタイトルデータ入力を含むことができ、各サブタイトルデータ入力は、サブタイトルコンテンツと、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトルデータ表示時間と、サブタイトル運動速度とを含むことができる。
選択モジュール520は、サブタイトルデータを選択するように構成される。選択モジュール520は、再生オブジェクトの再生時間情報にしたがって、サブタイトルグループからサブタイトルデータを選択することができる。選択モジュール520は、(例えば、再生オブジェクトの再生中に)トラック上に表示するために、選択されたサブタイトルデータを使用することができる。サブタイトルデータがトラック上に表示されるときに、サブタイトルデータの表示は、より後で表示される(例えば、後ろの方に表示される)サブタイトルコンテンツが、より早く同じトラック上に表示される(例えば、前の方に表示される)サブタイトルコンテンツを追い越すことがないように、サブタイトル運動速度にしたがって構成できる。
一部の実施形態では、システム500は、再生オブジェクトの再生時間の長さにしたがってサブタイトルグループを決定するように構成される第1の決定モジュール(不図示)を含む。
一部の実施形態では、システム500は、新しいサブタイトルデータの収集時に、対応するサブタイトルグループが存在するかどうかを決定するための基準として、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトルデータ表示時間情報を使用するように構成される収集モジュール(不図示)を含む。対応するサブタイトルグループが存在する場合は、収集モジュールは、新しく収集されたサブタイトルデータを、対応するサブタイトルグループに追加する。対応するサブタイトルグループが存在しない場合は、収集モジュールは、新しいサブタイトルグループを確立し、該新しく確立されたサブタイトルグループに、新しく収集されたサブタイトルデータを追加する。
一部の実施形態では、システム500は、現再生オブジェクトの再生時間情報にしたがって、またはサブタイトル発行時間と観賞開始時間との間の差にしたがって、再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間を決定するように構成される第2の決定モジュール(不図示)を含む。
一部の実施形態では、サブタイトル運動速度は、サブタイトルコンテンツの長さと正に関係している。
一部の実施形態では、サブタイトルデータの長さの運動速度に対する比は、固定値である。様々な実装形態において、サブタイトルデータの長さの運動速度に対する比は、(例えば、システムまたはユーザの設定/好みにしたがって)設定可能であることができる。
一部の実施形態では、システム500は、サブタイトルデータの長さを計算するように構成される計算モジュールを含む。サブタイトルデータは、サブタイトルフォントおよび/またはフォントサイズ情報を含むことができる。したがって、計算モジュールは、サブタイトルデータに含まれる文字の数にしたがって、またはフォントサイズとサブタイトルデータに含まれる文字の数との積にしたがって、サブタイトルデータの長さを計算することができる。
選択モジュール520は、さらに、後ろの方に表示されるサブタイトルコンテンツ(例えば、より後で表示されるサブタイトルコンテンツ)が、同じトラック上で前の方に表示されるサブタイトルコンテンツ(例えば、より早く、即ち先に表示されるサブタイトルコンテンツ)を追い越すまたはそのようなサブタイトルコンテンツと重複することがないように、サブタイトルトラック上にコンテンツを提供するように構成される。選択モジュール520は、サブタイトル運動速度にしたがって、サブタイトルトラック上にコンテンツを提供することができる。選択モジュール520は、サブタイトルグループから1つのサブタイトルデータ入力を選択し、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力(例えば、先のサブタイトルデータ入力)を決定し、選択されたサブタイトルデータの速度を決定し、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の速度を決定し、選択されたサブタイトルデータの速度を最後のサブタイトルデータの速度と比較し、選択されたサブタイトルデータの運動速度が現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の運動速度を上回る場合に、選択されたサブタイトルデータの運動速度および現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の運動速度を基準として使用して相対距離を決定し、選択されたサブタイトルデータの、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力までの距離が相対距離以上である場合に、選択されたサブタイトルデータを現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力として配置(例えば、提供)する。
一部の実施形態では、選択モジュール520は、さらに、選択されたサブタイトルデータの運動速度が現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の運動速度以下である場合に、選択されたデータ入力を現トラック上の最後のデータ入力の後に配置して動画表示するように構成される。
複数のトラックが存在する場合は、選択モジュール520は、さらに、相対距離が閾値距離を上回るかどうかを決定するように構成できる。もし、相対距離が閾値距離を上回るならば、選択モジュール520は、別のトラックを現トラックとして選択し、現トラック(新しく選択された現トラック)上の最後のサブタイトルデータ入力を決定することができる。
複数のトラックが存在する場合は、選択モジュール520は、さらに、現トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の決定中に、現トラックが満杯であるかどうかを決定するように構成できる。現トラックが満杯である場合は、選択モジュール520は、満杯ではない別のトラックを現トラックとして選択することができる。
システム500は、さらに、第3の決定モジュール(不図示)を含むことができる。第3の決定モジュールは、トラック上の最後のサブタイトルデータ入力の座標を、現トラックが満杯であるかどうかを決定するための基準として使用するように構成される。
上述されたモジュールは、1つ以上の汎用プロセッサ上で実行されるソフトウェアコンポーネントとして、またはプログラマブルロジックデバイス、および/もしくは特定の機能を実施するように設計された特殊用途向け集積回路などのハードウェアとして、またはそれらの組み合わせとして実装できる。一部の実施形態では、モジュールは、本発明の実施形態で説明される方法を(パソコン、サーバ、ネットワーク機器等などの)コンピュータデバイスに実行させるための幾つかの命令を含み尚且つ(光ディスク、フラッシュストレージデバイス、モバイルハードディスク等などの)不揮発性ストレージ媒体に格納できるソフトウェア製品の形態で具現化できる。モジュールは、1つのデバイス上に実装されてよい、または複数のデバイスに分散されてよい。モジュールの機能は、互いに合体されてよい、または複数のサブモジュールにさらに分割されてよい。
本明細書に開示された実施形態に照らして説明された方法またはアルゴリズムステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、またはそれらの組み合わせを使用して実現できる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、メモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的にプログラム可能なROM、電気的に消去可能でプログラム可能なROM、レジスタ、ハードドライブ、着脱式ディスク、CD−ROM、または当該技術分野で知られるその他の任意の形態のストレージ媒体にインストールできる。
図6は、本出願の様々な実施形態にしたがった、サブタイトルデータを処理するためのコンピュータシステムを示した機能図である。
図6を参照すると、サブタイトルデータを処理するためのコンピュータシステム600が提供される。ビデオ呼び出しの実行には、その他のコンピュータシステムアーキテクチャおよびコンピュータシステム構成も使用できることが明らかである。後述のような様々なサブシステムを含むコンピュータシステム600は、少なくとも1つのマイクロプロセッササブシステム(プロセッサまたは中央演算処理装置(CPU)とも呼ばれる)602を含む。例えば、プロセッサ602は、シングルチッププロセッサによってまたは複数のプロセッサによって実現できる。一部の実施形態では、プロセッサ602は、コンピュータシステム600の動作を制御する汎用デジタルプロセッサである。メモリ610から取り出された命令を使用して、プロセッサ602は、入力データの受信および操作、ならびに出力デバイス(例えば、ディスプレイ618)へのデータの出力および表示を制御する。
プロセッサ602は、メモリ610に双方向に接続され、該メモリ610は、通常はランダムアクセスメモリ(RAM)である第1の一次ストレージと、通常は読み出し専用メモリ(ROM)である第2の一次ストレージエリアとを含むことができる。当該分野で周知のように、一次ストレージは、汎用ストレージエリアとしておよびスクラッチパッドメモリとして使用でき、入力データおよび処理済みデータを格納するためにも使用できる。一次ストレージは、プロセッサ602上で起きるプロセスのためのその他のデータおよび命令に追加して、プログラミング命令およびデータも、データオブジェクトおよびテキストオブジェクトの形態で格納できる。やはり当該分野で周知のように、一次ストレージは、通常は、プロセッサ602がその機能(例えば、プログラムド命令)を実施するために使用する基本的な動作命令、プログラムコード、データ、およびオブジェクトを含む。例えば、メモリ610は、例えば、データアクセスが双方向または単方向のいずれである必要があるかに応じ、後述の任意の適切なコンピュータ読み取り可能ストレージ媒体を含むことができる。例えば、プロセッサ602は、頻繁に必要とされるデータを直接的に且つ非常に迅速に取り出してキャッシュメモリ(不図示)に格納することもできる。メモリは、非一過性のコンピュータ読み取り可能ストレージ媒体であることができる。
着脱式大容量ストレージデバイス612は、コンピュータシステム600のための追加のデータストレージ容量を提供し、双方向(読み出し/書き込み)にまたは単方向(読み出しのみ)のいずれかでプロセッサ602に接続される。例えば、ストレージ612は、磁気テープ、フラッシュメモリ、PCカード、ポータブル大容量ストレージデバイス、ホログラフィックストレージデバイス、およびその他のストレージデバイスなどの、コンピュータ読み取り可能媒体を含むこともできる。例えば、固定大容量ストレージ620も、追加のデータストレージ容量を提供できる。大容量ストレージ620として最も一般的な例は、ハードディスクドライブである。大容量ストレージデバイス612および固定大容量ストレージ620は、一般に、プロセッサ602によって通常は能動的に使用されていない追加のプログラミング命令やデータといったものを格納する。大容量ストレージデバイス612および固定大容量ストレージ620に保持される情報は、必要に応じて、仮想メモリとしてメモリ610(例えば、RAM)の一部に標準的に組み込み可能であることがわかる。
バス614は、プロセッサ602がストレージサブシステムにアクセスすることを可能にすることに加えて、その他のサブシステムおよびデバイスへのアクセスを可能にするためにも使用できる。図に示されるように、これらとしては、ディスプレイモニタ618、ネットワークインターフェース616、キーボード604、およびポインティングデバイス606はもちろん、必要に応じて、補助入出力デバイスインターフェース、サウンドカード、スピーカ、およびその他のサブシステムが挙げられる。例えば、ポインティングデバイス606は、マウス、スタイラス、トラックボール、またはタブレットであってよく、グラフィカルユーザインターフェースとのやり取りに有用である。
ネットワークインターフェース616は、図に示されるようなネットワーク接続を使用してプロセッサ602が別のコンピュータ、コンピュータネットワーク、または電気通信ネットワークに接続されることを可能にする。例えば、ネットワークインターフェース616を通じて、プロセッサ602は、方法/プロセスのステップを実施する過程において、別のネットワークから情報(例えば、データオブジェクトもしくはプログラム命令)を受信できるまたは別のネットワークに情報を出力できる。情報は、プロセッサ上で実行される一連の命令として表されることが多く、別のネットワークから受信できるまたは別のネットワークに出力できる。コンピュータシステム600を外部ネットワークに接続するためにおよびデータを標準プロトコルにしたがって転送するために、インターフェースカードまたは類似のデバイス、およびプロセッサ602によって実現される(例えば、プロセッサ602上で実行される/実施される)適切なソフトウェアが使用できる。例えば、本明細書で開示される様々なプロセスの実施形態は、プロセッサ602上で実行できる、または処理の一部を共有するリモートプロセッサと協働でインターネット、イントラネットネットワーク、もしくはローカルエリアネットワークなどのネットワークで実施できる。プロセッサ602には、ネットワークインターフェース616を通じて追加の大容量ストレージデバイス(不図示)も接続できる。
コンピュータシステム600と協働して、補助入出力デバイスインターフェース(不図示)が使用できる。補助入出力デバイスインターフェースは、プロセッサ602がマイク、タッチセンサ式ディスプレイ、トランスデューサカードリーダ、テープリーダ、音声または手書き文字認識装置、生体認証リーダ、カメラ、ポータブル大容量ストレージデバイス、およびその他のコンピュータなどの他のデバイスにデータを送信することを、およびさらに一般的にはこれらの他のデバイスからデータを受信することを可能にする、汎用ならびに専用のインターフェースを含むことができる。
図6に示されるコンピュータシステムは、本明細書で開示される様々な実施形態での使用に適したコンピュータシステムの一例に過ぎない。このような使用に適したその他のコンピュータシステムは、より多くの、またはより少ないサブシステムを含むことができる。また、バス614は、サブシステムをリンクする働きをする任意の相互接続方式を例示したものである。異なる設定のサブシステムを有するその他のコンピュータアーキテクチャも利用できる。
上述されたのは、本出願の実施形態に過ぎず、本出願を制限するものではない。当業者にとっては、本出願は、様々な変更形態および変形を有していてよい。本出願の趣旨および原理に沿ってなされた変更形態、等価な置換形態、または改良は、いずれも、本出願の特許請求の範囲内に含まれるものとする。
以上の形態は、理解を明瞭にする目的で幾らか詳細に説明されてきたが、本発明は、提供された詳細に限定されない。本発明を実現するには、数々の代替手法がある。開示された実施形態は、例示的なものであり、限定的なものではない。
一部の実施形態では、サブタイトルデータは、現サブタイトルグループ選択し、選択されたグループのサブタイトルデータのなかから、サブタイトルデータに関係付けられた発行時間にしたがってサブタイトルデータを選択することによって、現放送スケジュール(例えば、現再生オブジェクト)用に選択される。例えば、選択されたグループのなかで最も直近に発行されたサブタイトルデータが、トラック内に表示するために選択できる。サブタイトルデータが選択される場合は、その選択されるサブタイトルデータが動作条件との整合性を有するどうかをチェックするために、式(2)または式(3)が使用できる。選択されたサブタイトルデータが動作条件との整合性を有さない場合は、選択されたグループ内で別のサブタイトルデータが選択できる、または(例えば、もし、サブタイトルデータが別のトラックの動作条件との整合性を有するならば、)選択されたサブタイトルデータを表示するために別のトラックが使用できる。一部の実施形態では、どのトラックの動作条件とも整合性を有さないデータは破棄される。
以上の形態は、理解を明瞭にする目的で幾らか詳細に説明されてきたが、本発明は、提供された詳細に限定されない。本発明を実現するには、数々の代替手法がある。開示された実施形態は、例示的なものであり、限定的なものではない。
本発明は、たとえば、以下のような態様で実現することもできる。
[適用例1]
方法であって、
再生オブジェクトに関連づけられたサブタイトルデータ表示時間情報にしたがって、サブタイトルデータを複数のサブタイトルグループに分割することであり、サブタイトルグループは、少なくとも1つのサブタイトルデータ入力を含み、サブタイトルデータ入力は、サブタイトルコンテンツと、前記再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間と、サブタイトル運動速度とを含む、サブタイトルデータの分割と、
前記再生オブジェクトの前記表示時間情報にしたがって、サブタイトルグループからサブタイトルデータを選択することと、
前記選択されたサブタイトルデータが、トラック上に表示された別のサブタイトルデータと重複するまたは前記別のサブタイトルデータを追い越すことがないように、前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上に表示させることと、
を備える方法。
[適用例2]
適用例1の方法であって、
前記選択されたサブタイトルデータは、少なくとも部分的に、前記サブタイトル運動速度に基づいて、前記トラック上に表示させられる、方法。
[適用例3]
適用例1の方法であって、
前記サブタイトルグループは、少なくとも部分的に、前記再生オブジェクトの表示時間の長さに基づいて、決定される、方法。
[適用例4]
適用例1の方法であって、さらに、
新しいサブタイトルデータを収集することと、
前記新しいサブタイトルデータの収集を受けて、
前記新しいサブタイトルデータに関係付けられた表示時間に対応するサブタイトルグループが存在するかどうかを決定し、
前記対応するサブタイトルグループが存在する場合に、前記新しいサブタイトルデータを前記対応するサブタイトルグループに追加し、
前記対応するサブタイトルグループが存在しない場合に、新しいサブタイトルグループを確立し、前記新しいサブタイトルデータを前記新しく確立されたサブタイトルグループに追加することと、
を備える方法。
[適用例5]
適用例1の方法であって、
前記再生オブジェクトと関連づけられた前記サブタイトル表示時間は、前記再生オブジェクトの前記表示時間情報にしたがって決定される、または前記サブタイトルデータの発行時間と観賞開始時間との間の差にしたがって決定される、方法。
[適用例6]
適用例1の方法であって、
前記サブタイトル運動速度は、前記サブタイトルコンテンツの長さに比例する、方法。
[適用例7]
適用例1の方法であって、
前記サブタイトルデータの長さの前記サブタイトル運動速度に対する比は、固定値である、方法。
[適用例8]
適用例1の方法であって、
前記サブタイトルデータは、さらに、サブタイトルフォントまたはフォントサイズ情報の少なくともいずれかを含み、前記サブタイトルデータの長さは、前記サブタイトルに含まれる文字の数にしたがって、またはフォントサイズと前記サブタイトルデータに含まれる文字の数との積にしたがって計算される、方法。
[適用例9]
適用例1の方法であって、
前記サブタイトルデータは、さらに、サブタイトル発行タイムポイントを含む、方法。
[適用例10]
適用例1の方法であって、
前記サブタイトルデータを選ぶための複数のサブタイトルデータをサブタイトルグループが有する場合は、前記サブタイトルデータを選択することは、前記選択されたサブタイトルデータを選ぶための複数のサブタイトルデータに関係付けられた対応する発行時間に基づいて、前記サブタイトルデータを選択することを含む、方法。
[適用例11]
適用例10の方法であって、
より直近の発行時間に対応するサブタイトルデータは、より直近ではない発行時間に対応する別のサブタイトルデータよりも高い選択優先順位を与えられる、方法。
[適用例12]
適用例1の方法であって、
前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上に表示させることは、
前記トラック上の最後のサブタイトルデータ入力を決定することと、
前記選択されたサブタイトルデータの運動速度が前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力の運動速度を上回る場合に、前記選択されたサブタイトルデータの運動速度および前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力の運動速度を使用して、前記選択されたサブタイトルデータの、前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータまでの相対距離を決定することと、
前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上に配置することであり、前記選択されたサブタイトルデータの、前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力までの距離は、前記相対距離以上である、前記選択されたサブタイトルデータの配置と、
を含む、方法。
[適用例13]
適用例12の方法であって、さらに、
前記選択されたサブタイトルデータの運動速度が前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力の運動速度以下である場合に、前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上の前記最後のデータ入力の後ろに配置し、前記選択されたサブタイトルデータを動画表示することを備える、方法。
[適用例14]
適用例12の方法であって、
前記トラックは、サブタイトルデータを表示するように構成される複数のトラックのうちの1本であり、前記方法は、さらに、
前記相対距離が閾値距離を上回るかどうかを決定し、前記相対距離が前記閾値距離を上回る場合に、前記複数のトラックのなかから別のトラックを新しいトラックとして選択し、前記新しいトラック上の最後のサブタイトルデータ入力を決定することを備える方法。
[適用例15]
適用例12の方法であって、
前記トラックは、サブタイトルデータを表示するように構成される複数のトラックのうちの1本であり、前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力を決定することは、前記トラックが満杯であるかどうかを決定し、前記トラックが満杯である場合に、満杯ではない別のトラックを前記トラックとして選択することを含む、方法。
[適用例16]
適用例15の方法であって、
前記トラックが満たされているかどうかを決定することは、少なくとも部分的に、前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力の座標に基づく、方法。
[適用例17]
システムであって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続され、前記少なくとも1つのプロセッサに命令を提供するように構成されたメモリと、
を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
再生オブジェクトに関連づけられたサブタイトルデータ表示時間情報にしたがって、サブタイトルデータを複数のサブタイトルグループに分割し、サブタイトルグループは、少なくとも1つのサブタイトルデータ入力を含み、サブタイトルデータ入力は、サブタイトルコンテンツと、前記再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間と、サブタイトル運動速度とを含み、
前記再生オブジェクトの前記表示時間情報にしたがって、サブタイトルグループからサブタイトルデータを選択し、
前記選択されたサブタイトルデータが、トラック上に表示された別のサブタイトルデータと重複するまたは前記別のサブタイトルデータを追い越すことがないように、前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上に表示させる
ように構成される、システム。
[適用例18]
非一過性のコンピュータ読み取り可能ストレージ媒体に記録されているコンピュータプログラム製品であって、
再生オブジェクトに関連づけられたサブタイトルデータ表示時間情報にしたがって、サブタイトルデータを複数のサブタイトルグループに分割するためのコンピュータ命令であり、サブタイトルグループは、少なくとも1つのサブタイトルデータ入力を含み、サブタイトルデータ入力は、サブタイトルコンテンツと、前記再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間と、サブタイトル運動速度とを含む、コンピュータ命令と、
前記再生オブジェクトの前記表示時間情報にしたがって、サブタイトルグループから1つのサブタイトルデータを選択するためのコンピュータ命令と、
前記選択されたサブタイトルデータが、トラック上に表示された別のサブタイトルデータと重複するまたは前記別のサブタイトルデータを追い越すことがないように、前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上に表示させるためのコンピュータ命令と、
を備えるコンピュータプログラム製品。

Claims (18)

  1. 方法であって、
    再生オブジェクトに関連づけられたサブタイトルデータ表示時間情報にしたがって、サブタイトルデータを複数のサブタイトルグループに分割することであり、サブタイトルグループは、少なくとも1つのサブタイトルデータ入力を含み、サブタイトルデータ入力は、サブタイトルコンテンツと、前記再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間と、サブタイトル運動速度とを含む、サブタイトルデータの分割と、
    前記再生オブジェクトの前記表示時間情報にしたがって、サブタイトルグループからサブタイトルデータを選択することと、
    前記選択されたサブタイトルデータが、トラック上に表示された別のサブタイトルデータと重複するまたは前記別のサブタイトルデータを追い越すことがないように、前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上に表示させることと、
    を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記選択されたサブタイトルデータは、少なくとも部分的に、前記サブタイトル運動速度に基づいて、前記トラック上に表示させられる、方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、
    前記サブタイトルグループは、少なくとも部分的に、前記再生オブジェクトの表示時間の長さに基づいて、決定される、方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、さらに、
    新しいサブタイトルデータを収集することと、
    前記新しいサブタイトルデータの収集を受けて、
    前記新しいサブタイトルデータに関係付けられた表示時間に対応するサブタイトルグループが存在するかどうかを決定し、
    前記対応するサブタイトルグループが存在する場合に、前記新しいサブタイトルデータを前記対応するサブタイトルグループに追加し、
    前記対応するサブタイトルグループが存在しない場合に、新しいサブタイトルグループを確立し、前記新しいサブタイトルデータを前記新しく確立されたサブタイトルグループに追加することと、
    を備える方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、
    前記再生オブジェクトと関連づけられた前記サブタイトル表示時間は、前記再生オブジェクトの前記表示時間情報にしたがって決定される、または前記サブタイトルデータの発行時間と観賞開始時間との間の差にしたがって決定される、方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、
    前記サブタイトル運動速度は、前記サブタイトルコンテンツの長さに比例する、方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、
    前記サブタイトルデータの長さの前記サブタイトル運動速度に対する比は、固定値である、方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、
    前記サブタイトルデータは、さらに、サブタイトルフォントまたはフォントサイズ情報の少なくともいずれかを含み、前記サブタイトルデータの長さは、前記サブタイトルに含まれる文字の数にしたがって、またはフォントサイズと前記サブタイトルデータに含まれる文字の数との積にしたがって計算される、方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、
    前記サブタイトルデータは、さらに、サブタイトル発行タイムポイントを含む、方法。
  10. 請求項1に記載の方法であって、
    前記サブタイトルデータを選ぶための複数のサブタイトルデータをサブタイトルグループが有する場合は、前記サブタイトルデータを選択することは、前記選択されたサブタイトルデータを選ぶための複数のサブタイトルデータに関係付けられた対応する発行時間に基づいて、前記サブタイトルデータを選択することを含む、方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、
    より直近の発行時間に対応するサブタイトルデータは、より直近ではない発行時間に対応する別のサブタイトルデータよりも高い選択優先順位を与えられる、方法。
  12. 請求項1に記載の方法であって、
    前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上に表示させることは、
    前記トラック上の最後のサブタイトルデータ入力を決定することと、
    前記選択されたサブタイトルデータの運動速度が前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力の運動速度を上回る場合に、前記選択されたサブタイトルデータの運動速度および前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力の運動速度を使用して、前記選択されたサブタイトルデータの、前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータまでの相対距離を決定することと、
    前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上に配置することであり、前記選択されたサブタイトルデータの、前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力までの距離は、前記相対距離以上である、前記選択されたサブタイトルデータの配置と、
    を含む、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、さらに、
    前記選択されたサブタイトルデータの運動速度が前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力の運動速度以下である場合に、前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上の前記最後のデータ入力の後ろに配置し、前記選択されたサブタイトルデータを動画表示することを備える、方法。
  14. 請求項12に記載の方法であって、
    前記トラックは、サブタイトルデータを表示するように構成される複数のトラックのうちの1本であり、前記方法は、さらに、
    前記相対距離が閾値距離を上回るかどうかを決定し、前記相対距離が前記閾値距離を上回る場合に、前記複数のトラックのなかから別のトラックを新しいトラックとして選択し、前記新しいトラック上の最後のサブタイトルデータ入力を決定することを備える方法。
  15. 請求項12に記載の方法であって、
    前記トラックは、サブタイトルデータを表示するように構成される複数のトラックのうちの1本であり、前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力を決定することは、前記トラックが満杯であるかどうかを決定し、前記トラックが満杯である場合に、満杯ではない別のトラックを前記トラックとして選択することを含む、方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、
    前記トラックが満たされているかどうかを決定することは、少なくとも部分的に、前記トラック上の前記最後のサブタイトルデータ入力の座標に基づく、方法。
  17. システムであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続され、前記少なくとも1つのプロセッサに命令を提供するように構成されたメモリと、
    を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    再生オブジェクトに関連づけられたサブタイトルデータ表示時間情報にしたがって、サブタイトルデータを複数のサブタイトルグループに分割し、サブタイトルグループは、少なくとも1つのサブタイトルデータ入力を含み、サブタイトルデータ入力は、サブタイトルコンテンツと、前記再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間と、サブタイトル運動速度とを含み、
    前記再生オブジェクトの前記表示時間情報にしたがって、サブタイトルグループからサブタイトルデータを選択し、
    前記選択されたサブタイトルデータが、トラック上に表示された別のサブタイトルデータと重複するまたは前記別のサブタイトルデータを追い越すことがないように、前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上に表示させる
    ように構成される、システム。
  18. 非一過性のコンピュータ読み取り可能ストレージ媒体に記録されているコンピュータプログラム製品であって、
    再生オブジェクトに関連づけられたサブタイトルデータ表示時間情報にしたがって、サブタイトルデータを複数のサブタイトルグループに分割するためのコンピュータ命令であり、サブタイトルグループは、少なくとも1つのサブタイトルデータ入力を含み、サブタイトルデータ入力は、サブタイトルコンテンツと、前記再生オブジェクトと関連づけられたサブタイトル表示時間と、サブタイトル運動速度とを含む、コンピュータ命令と、
    前記再生オブジェクトの前記表示時間情報にしたがって、サブタイトルグループから1つのサブタイトルデータを選択するためのコンピュータ命令と、
    前記選択されたサブタイトルデータが、トラック上に表示された別のサブタイトルデータと重複するまたは前記別のサブタイトルデータを追い越すことがないように、前記選択されたサブタイトルデータを前記トラック上に表示させるためのコンピュータ命令と、
    を備えるコンピュータプログラム製品。
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