JP2017523115A - ガラス製造方法に使用される牽引ロールカートリッジ、並びにその製造及び使用方法 - Google Patents

ガラス製造方法に使用される牽引ロールカートリッジ、並びにその製造及び使用方法 Download PDF

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Abstract

第1の端部及び第2の端部を有するハブ部、第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有する第1の保持リング部、並びに第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有する第2の保持リング部を含むカートリッジ組立体。カートリッジ組立体は、第1の保持リング部と第2の保持リング部との間に配置され、第1の保持リング部及び第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素、及びハブ部の第1の端部及び第2の端部に配置され、ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材を更に含んでいる。

Description

関連技術の相互参照
本出願は、2014年8月7日出願の米国特許出願第14/454278号の米国特許法第120条に基づく優先権を主張するものであって、その内容に依拠し、参照により全内容が本明細書に組み込まれたものとする。
本明細書は、概して、ガラス製造方法において、板ガラスの製造に使用される牽引ロールに関するものである。
牽引ロールは、板ガラスの製造に使用され、個々のシートが形成されるガラスリボン又はウェブに垂直牽引力を加えるものである。牽引ロールがガラスに加える牽引力の大きさを利用して、特許文献1及び2に記載されているオーバーフローダウンドローフュージョン法、又は同様の方法において、溶融ガラスからガラスを延伸する際のガラスの公称厚さが制御される。主たる牽引ロールの他に、リボンの動きを安定させるため、又はガラスリボンを横断した水平張力を生じさせるために、付加的なロールも時々使用される。一般に牽引ロールと呼ばれているが、これ等のロールは、移動するガラスリボンとの接触を介して回転し、駆動モータなしで動くことができる場合もある。能動駆動と受動駆動とに関わらず、延伸工程中にリボンに接触するロールは、牽引ロールと呼ばれている。
牽引ロールを用いて溶融ガラスを延伸する際、比較的高温の溶融ガラスによって、溶融ガラスに接触する牽引ロールの一部が劣化する可能性がある。時間の経過と共に、牽引ロール及び/又は溶融ガラスに接触する牽引ロールの一部を交換する必要があり、工程の停止時間及び製造コストの増加を招く。
米国特許第3,338,696号明細書 米国特許第3,682,609号明細書
従って、これまでとは別の牽引ロールの設計が必要である。
1つの実施の形態によれば、ガラスウェブ牽引ロール用カートリッジ組立体は、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部、第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、ハブ部の第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部、第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、ハブ部の第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部、第1の保持リング部と第2の保持リング部との間に配置され、第1の保持リング部及び第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素、及びハブ部の第1の端部及び第2の端部に配置され、ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材を含んでいる。
別の実施の形態において、ガラスウェブ牽引ロールは、シャフト部材、及びシャフト部材に配置されたカートリッジ組立体を備え、カートリッジ組立体が、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部、第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、ハブ部の第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部、第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、ハブ部の第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部、第1の保持リング部と第2の保持リング部との間に配置され、第1の保持リング部及び第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素、及びハブ部の第1の端部及び第2の端部に配置され、ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材を含んでいる。
更に別の実施の形態において、ガラスウェブを延伸する方法が、ガラスバッチ材料を溶融して溶融ガラスを形成するステップと、入口、成形容器、及び牽引ロールを有するフュージョンドローマシンを用いて、溶融ガラスをガラスウェブに成形するステップと、牽引ロールを通して、ガラスウェブを延伸するステップであって、牽引ロールが、シャフト部材、及びシャフト部材に配置されたカートリッジ組立体を備え、カートリッジ組立体が、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部、第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、ハブ部の前記第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部、第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、ハブ部の第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部、第1の保持リング部と第2の保持リング部との間に配置され、第1の保持リング部及び前記第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素、及びハブ部の第1の端部及び第2の端部に配置され、ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材を含む、ステップとを備えている。
前述の概要説明及び以下の詳細な説明は、いずれも様々な実施の形態を説明するもので、特許請求した主題の性質及び特徴を理解するための概要、及び枠組みの提供を意図したものであることを理解されたい。添付図面は、様々な実施の形態について、更なる理解が得られることを意図して添付したもので、本明細書に組み込まれ、その一部を構成するものである。図面は様々な実施の形態を示すもので、その説明と併せ、特許請求した主題の原理及び作用の説明に役立つものである。
本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、溶融ガラスからガラスリボンを成形するための装置の概略図。 本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、ガラスリボンの延伸に用いられる延伸組立体の概略断面図。 本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、ガラスリボンを延伸するための牽引ロールの概略斜視図。 本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、ガラスリボンを延伸するための牽引ロールの概略斜視図。 本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、ガラスリボンを延伸するためのカートリッジ組立体の概略断面図。 本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、ガラスリボンを延伸するためのカートリッジ組立体の概略断面図。 本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、ガラスリボンを延伸するためのカートリッジ組立体の概略断面図。 本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、ガラスリボンを延伸するためのカートリッジ組立体の概略断面図。 本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、ガラスリボンを延伸するためのカートリッジ組立体の概略斜視図。 本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、ガラスリボンを延伸するためのカートリッジ組立体の概略断面図。 本明細書に図示又は記載の1つ又は複数の実施の形態による、カートリッジ組立体をシャフトに配置するための方法の論理フローチャート。
ガラスシートの製造に使用されるカートリッジ組立体、並びに牽引ロールの製造及び使用方法の様々な実施の形態について以下詳細に説明する。図面全体を通し、可能な限り、同一又は同様の部品には、同じ参照番号が用いられている。カートリッジ組立体の1つの実施の形態が、図2Aに概略的に示してある。カートリッジ組立体は、第1の端部と第2の端部、及び第1の端部と第2の端部との間に配置された、ガラス接触部を含むことができる。一部の実施の形態において、カートリッジ組立体は、クランプ部によって、牽引ロールのシャフト部材に連結することができる。別の実施の形態において、カートリッジ組立体は、複数の留め具によって、牽引ロールのシャフト部材に連結することができる。添付図面を具体的に参照しながら、カートリッジ組立体、及びカートリッジ組立体をシャフト部材に配置するための方法について更に詳細に説明する。
ガラスシート材料は、一般に、ガラスバッチ材料を溶融して溶融ガラスを形成し、溶融ガラスをガラスリボンに成形することによって、形成することができる。例示的な方法には、フロートガラス法、スロットドロー法、及びフュージョンダウンドロー法が含まれる。これらの方法の各々において、1つ又は複数の牽引ロールを用いて、ガラスに接触してガラスを下流方向に搬送することができる。
例として図1Aを参照すると、フュージョンドローマシンを用いて、溶融ガラスをガラスリボンに成形する、溶融ガラスからガラスリボンを成形するための例示的なガラス製造装置100が示されている。ガラス製造装置100は、溶融容器101、清澄容器103、混合容器104、送出容器108、及びフュージョンドローマシン(FDM)120を含んでいる。矢印102で示すように、ガラスバッチ材料が溶融容器101に導入される。ガラスバッチ材料が溶融されて、溶融ガラス106が形成される。清澄容器103は、溶融容器101から溶融ガラス106を受け取って、溶融ガラス106から泡を除去する高温処理領域を有している。清澄容器103は、接続管105によって、混合容器104に流体連通している。即ち、清澄容器103から混合容器104に流れる溶融ガラスは、接続管105を通して流れる。次に、混合容器104は、混合容器104から送出容器108に流れる溶融ガラスが、接続管107を通して流れるように、接続管107によって、送出容器108に流体連通している。
送出容器108は、下降管109を通して、FDM120に溶融ガラスを供給する。FDM120は、入口110、成形容器111、及び少なくとも1つの延伸組立体150が配置されている、エンクロージャー122を有している。図1Aに示すように、下降管109からの溶融ガラス106は、成形容器111に通じる入口110に流入する。成形容器111は、溝槽113に流入し、次いでオーバーフローして、2つの収斂側部114a及び114bを下降し、2つの側部が合流する根底部において互いに融合し、次いで延伸組立体150が接触し下流方向151に延伸して、連続したガラスリボン148に成形される、溶融ガラス106を受け取る開口部112を有している。
本明細書において、牽引ロール200は、フュージョンドローマシンを用いてガラスリボンを成形する装置と共に用いられると説明してきたが、牽引ロールは、ガラスバッチ材料を溶融して溶融ガラスを形成し、次いで溶融ガラスをガラスリボンに成形する、同様の方法に用いることができることを理解されたい。限定ではなく例として、本明細書に記載の牽引ロールは、アップドロー法、スロットドロー法、フロートドロー法、及びその他同様の方法と共に用いることもできる。
図1Bを参照すると、延伸組立体150の断面が概略的に示されている。図1Bに示すように、延伸組立体150は、概して、ガラスリボン148の対向する側に接触する、一対の対向する牽引ロール200を備えている。牽引ロール200は、動力が供給される(即ち、牽引ロール200が能動的に回転して、ガラスリボン148を下流方向151に搬送する延伸力を付与する)ロール、又は受動的な(即ち、別の牽引ロールによって、ガラスリボン148が下流方向151に延伸されるとき、牽引ロール200が、ガラスリボン148に接触して、ガラスリボンを安定化させる)ロールであってよい。
ここで、図2A、2B、及び3を参照すると、ガラスリボンの延伸に用いられる例示的な牽引ロール200が概略的に示されている。牽引ロール200は、概して、シャフト部材202に配置された、カートリッジ組立体210を備えている。カートリッジ組立体210はハブ部212を含んでいる。ハブ部212は、シャフト部材202の外周204に配置することができる内周260を有している。実施の形態において、ハブ部212の内周260は、名目上、シャフト部材202の外周204より大きい。ハブ部212の内周260が、名目上、シャフト部材202の外周204より大きいため、ハブ部212は、シャフト部材202に対して、カートリッジ軸方向(即ち、図2A〜3の+/−X方向)にスライドさせることができる。
カートリッジ組立体210のハブ部212は、第1の端部214及びカートリッジ軸方向において、第1の端部214に対向して配置された第2の端部216を有している。第1の端部214は、フランジ部218を有することができる。ハブ部212のフランジ部218は、ハブ部212の本体から半径方向外側に延びている。フランジ部218は、リム部222及びクランプ部220を有することができる。リム部222は、図3に示すように、ハブ部212の周囲に延びることができる。フランジ部218のクランプ部220は、ハブ部212の周囲213に部分的に延びることができ、図2Bに示すようにC字形を形成している。
実施の形態において、クランプ部220は、リム部222に固定される独立した部品であってよい。実施の形態において、クランプ部220は、少なくとも1つの留め具224によってリム部222に固定される。少なくとも1つの留め具224は、リム部222を通過し、クランプ部220の少なくとも一部に延びている。少なくとも1つの留め具224は、図2Bに示すように、少なくとも1つのナット225に係合する。別の方法として、少なくとも1つの留め具224は、ナット225を使用せずに、クランプ部220内のねじ溝(図示せず)に係合させることができる。
少なくとも1つの留め具224を締めると、留め具224によってクランプ部220が半径方向内側に引き寄せられ、クラン部220の凹面262が、シャフト部材202の外周204に係合する。このようにして、少なくとも1つの留め具224によって、クランプ部220の有効内周が、シャフト部材202の外周より小さくなるように、クランプ部220の有効内周を小さくすることができる。クラン部220の凹面262が、シャフト部材202の外周204に係合するため、クラン部220によって、シャフト部材202に対する、カートリッジ組立体210の軸方向及び回転方向の何れも制限される。従って、カートリッジ組立体210は、クランプ部220及び少なくとも1つの留め具224を介して、固定連結することができる。
反対に、少なくとも1つの留め具224を緩めると、クランプ部220の凹面262が係合を解き、シャフト部材202の外周204から離間することができる。前述のように、ハブ部212の内周260は、シャフト部材202の外周より大きいため、ハブ部212は、シャフト部材202に対してスライドさせることができる。従って、少なくとも1つの留め具224が、締められていないとき又は緩められているとき、クラン部220の凹面262が、シャフト部材202の外周204に係合していないため、ハブ部212は、シャフト部材202に対し、カートリッジ軸方向にスライドさせることができる。このようにして、カートリッジ組立体210は、軸方向において、シャフト部材202に沿った様々な位置で固定連結することができる。
図3を参照すると、ハブ部212の第2の端部216は、第2の端部216に近接して配置された、保持リング部228を有することができる。保持リング部228は、保持リング部材230を含むことができる。保持リング部228は、保持リング部材230に近接して配置されたスナップリング232を更に含むことができる。スナップリング232は、少なくとも部分的に、ハブ部212に形成されたスナップリング溝234に配置することができる。スナップリング溝234は、少なくとも部分的に、ハブ部212の本体240から窪んでいてよい。スナップリング232は、スナップリング溝234によって、スナップリング232のカートリッジ軸方向の移動が制限されるように、少なくとも部分的に、スナップリング溝234に配置することができる。次いで、スナップリング232によって、保持リング部材230のカートリッジ軸方向の移動が制限される。より具体的には、スナップリング232は、保持リング部材230と機械的干渉を起こすことによって、保持リング部材230のカートリッジ軸方向(即ち、図3の+X方向)の移動を制限することができる。
更に図3において、カートリッジ組立体210は、ガラス接触部250を含むことができる。ガラス接触部250は、第1の端部214のフランジ部218と第2の端部216の保持リング部228との間に配置される。実施の形態において、ガラス接触部250は、ハブ部212のフランジ部218と保持リング部228との間において、カートリッジ軸方向に圧縮された複数のディスク(図示せず)を含むことができる。ガラス接触部250は外径d2を有している。ガラス接触部250の外径d2は、保持リング部228及びフランジ部218の外径d1より大きい。ガラス接触部250が、保持リング部228及びフランジ部218の外径d1より大きい外径d2を有しているため、カートリッジ組立体210をガラスリボン148に接触させると、ガラス接触部250のみがガラスリボン148に接触することになる。
複数のディスク(図示せず)は、ミルボード、マイカ紙、又は高温度での使用に適した別の類似の材料から形成することができる。一部の実施の形態において、ニチアス株式会社(日本の東京)から入手できる、SD−115ミルボードを使用することができる。マイカ紙を使用する実施の形態において、マイカ紙は、概して、コーニング社に譲渡された米国特許出願第13/477,719号明細書に記載のように構成することができる。実施の形態において、ガラス接触部250の複数のディスク(図示せず)を圧縮して、ガラス接触部250の硬度等、所望の材料特性を得ることができる。一部の実施の形態において、複数のディスク(図示せず)は、2000lbf(約1.379×10パスカル)を超える力で圧縮される。別の実施の形態において、ガラス接触部250の複数のディスク(図示せず)は、2500lbf(約1.724×10パスカル)を超える力で圧縮することができる。
一部の実施の形態において、カートリッジ組立体210は、キー部238を含むことができる。具体的には、ハブ部212がキー溝242を有し、シャフト部材202がキースロット236を有することができる。キー部238は、少なくとも部分的に、キー溝242及びキースロットの両方に配置することができる。キー部238がハブ部212のキー溝242及びシャフト部材201のキースロット236に配置されるため、キー部238によって、シャフト部材202に対するハブ部212の回転が制限されると共に、その逆も同様に制限される。
実施の形態において、シャフト部材202のキースロット236は、シャフト部材202の外周204に沿って、カートリッジ軸方向に長さlに延びることができる。キースロット236が、シャフト部材202の外周204に沿って長さlに延びているため、ハブ部212が、カートリッジ軸方向に平行移動したとき、キー部238が、少なくとも部分的に、キースロット236内に留まり、ハブ部212のカートリッジ軸方向の位置が異なっても、シャフト部材202に対するハブ部212の回転を制限することができる。
ここで、図4を参照すると、別の実施の形態のカートリッジ組立体410が示されている。本実施の形態において、カートリッジ組立体410は、図2A〜3に関連して前述したようなフランジ部418及び保持リング部428を有している。しかし、本実施の形態では、カートリッジ組立体410は、複数の締結部材464を含んでいる。
前述のように、カートリッジ組立体410は、ハブ部412を含んでいる。ハブ部412は、シャフト部材202の外周204に配置することができる内周460を有している。実施の形態において、ハブ部412の内周460は、名目上、シャフト部材202の外周204より大きい。ハブ部412の内周460が、名目上、シャフト部材202の外周204より大きいため、ハブ部412は、シャフト部材202に対して、カートリッジ軸方向(即ち、図4の+/−X方向)にスライドさせることができる。
ハブ部412は、ハブ部412の第1の端部414及び第2の端部416に配置された、複数の締結部材464を含んでいる。複数の締結部材464は、ハブ部412から半径方向内側に延びている。より具体的には、複数の締結部材464は、ハブ部412から、半径方向内側又は半径方向外側に、選択的に平行移動させることができる。複数の締結部材464が半径方向内側に平行移動されると、複数の締結部材464が、シャフト部材202の外周204に係合する。複数の締結部材464とシャフト部材202の外周204との係合によって、シャフト部材202に対する、カートリッジ組立体410の軸方向及び回転方向の移動が制限される。従って、カートリッジ組立体410は、複数の締結部材464を介して、シャフト部材202に連結することができる。
反対に、複数の締結部材464が半径方向内側に平行移動されていないとき、複数の締結部材464は、シャフト部材202の外周204に係合することができない。前述のように、ハブ部412の内周460が、シャフト部材202の外周204より大きく、ハブ部412はシャフト部材20に対してスライドさせることができる。従って、締結部材464が半径方向内側に平行移動されていないとき、締結部材464が、シャフト部材202の外周204に係合しないため、ハブ部412は、シャフト部材202に対し、カートリッジ軸方向にスライドさせることができる。このようにして、カートリッジ組立体410は、軸方向において、シャフト部材202に沿った様々な位置で固定連結することができる。
実施の形態において、複数の締結部材464は、止めねじ、ピン等の留め具を含むことができる。複数の締結部材464が止めねじを含む場合、止めねじを選択的に締めたり緩めたりすることによって、複数の締結部材464を、ハブ部412から半径方向内側及び半径方向外側に、選択的に平行移動させることができる。
前述のように、カートリッジ組立体410のハブ部412は、第1の端部414及びカートリッジ軸方向において、対向して配置された第2の端部416を有している。第1の端部414は、ハブ部412の本体440から半径方向外側に延びる、フランジ部418を有することができる。
ハブ部412の第2の端部416は、第2の端部416に近接して配置された、保持リング部428を有することができる。保持リング部428は、保持リング部材430を有することができる。保持リング部428は、保持リング部材430に近接して配置された、スナップリング432を更に有することができる。スナップリング432は、少なくとも部分的に、ハブ部412に形成されたスナップリング溝434に配置することができる。スナップリング432は、スナップリング溝434によって、スナップリング432のカートリッジ軸方向の移動が制限されるように、少なくとも部分的に、スナップリング溝434に配置することができる。次いで、スナップリング432によって、保持リング部材430のカートリッジ軸方向の移動が制限される。より具体的には、スナップリング432は、保持リング部材430と機械的干渉を起こすことによって、保持リング部材430のカートリッジ軸方向(即ち、図4の+X方向)の移動を制限することができる。
更に図4において、カートリッジ組立体410は、ガラス接触部450を含むことができる。ガラス接触部450は、第1の端部414のフランジ部418と第2の端部416の保持リング部428との間に配置される。実施の形態において、ガラス接触部450は、ハブ部412のフランジ部418と保持リング部428との間において、カートリッジ軸方向に圧縮された複数のディスク(図示せず)を含むことができる。ガラス接触部450は外径d2を有している。ガラス接触部450の外径d2は、保持リング部428及びフランジ部418の外径d1より大きい。ガラス接触部450が、保持リング部428及びフランジ部418の外径d1より大きい外径d2を有しているため、カートリッジ組立体410をガラスリボン148に接触させると、ガラス接触部450のみが、ガラスリボン148に接触することになる。
複数のディスク(図示せず)は、ミルボード、マイカ紙、又は高温での使用に適した別の類似の材料から形成することができる。一部の実施の形態において、ニチアス株式会社(日本の東京)から入手できる、SD−115ミルボードを使用することができる。実施の形態において、ガラス接触部450の複数のディスク(図示せず)を圧縮して、ガラス接触部450の硬度等、所望の材料特性を得ることができる。一部の実施の形態において、複数のディスク(図示せず)は、2000lbf(約1.379×10パスカル)を超える力で圧縮される。別の実施の形態において、ガラス接触部450の複数のディスク(図示せず)は、2500lbf(約1.724×10パスカル)を超える力で圧縮することができる。
図5Aを参照すると、別の実施の形態のカートリッジ組立体510が示されている。本実施の形態において、カートリッジ組立体510は、図4に関連して説明した実施の形態と同様に、複数の締結部材564を含んでいる。しかし、本実施の形態では、カートリッジ組立体は、ハブ部512の第1の端部514に近接して配置された、第1の保持リング部527、及びハブ部512の第2の端部516に近接して配置された、第2の保持リング部528を更に含んでいる。
前述のように、カートリッジ組立体510は、ハブ部512を含んでいる。ハブ部512は、シャフト部材202の外周204に配置することができる内周560を有している。実施の形態において、ハブ部512の内周560は、名目上、シャフト部材202の外周204より大きい。ハブ部512の内周560が、名目上、シャフト部材202の外周204より大きいため、ハブ部512は、シャフト部材202に対して、カートリッジ軸方向(即ち、図5Aの+/−X方向)にスライドさせることができる。
ハブ部512は、ハブ部512の第1の端部514及び第2の端部516に配置された、複数の締結部材564を含んでいる。複数の締結部材564は、ハブ部512から半径方向内側に延びている。より具体的には、複数の締結部材564は、ハブ部512から、半径方向内側又は半径方向外側に、選択的に平行移動させることができる。複数の締結部材564が半径方向内側に平行移動されると、複数の締結部材564が、シャフト部材202の外周204に係合する。複数の締結部材564とシャフト部材202の外周204との係合によって、シャフト部材202に対する、カートリッジ組立体510の軸方向及び回転方向の移動が制限される。従って、カートリッジ組立体510は、複数の締結部材564を介して、シャフト部材202に連結することができる。
反対に、複数の締結部材564が半径方向内側に平行移動されていないとき、複数の締結部材564は、シャフト部材202の外周204に係合することができない。前述のように、ハブ部512の内周560がシャフト部材202の外周204より大きく、ハブ部512はシャフト部材20に対してスライドさせることができる。従って、締結部材564が半径方向内側に平行移動されていないとき、締結部材464が、シャフト部材202の外周204に係合しないため、ハブ部512は、シャフト部材202に対し、カートリッジ軸方向にスライドさせることができる。このようにして、カートリッジ組立体510は、軸方向において、シャフト部材202に沿った様々な位置で固定連結することができる。
実施の形態において、複数の締結部材564は、止めねじ、ピン等の留め具を含むことができる。複数の締結部材564が止めねじを含む場合、止めねじを選択的に締めたり緩めたりすることによって、複数の締結部材564を、ハブ部512から半径方向内側及び半径方向外側に、選択的に平行移動させることができる。
前述のように、カートリッジ組立体510のハブ部512は、第1の端部514及びカートリッジ軸方向において、対向して配置された第2の端部516を有している。カートリッジ組立体510は、ハブ部512の第1の端部514に近接して配置された、第1の保持リング部527を含んでいる。
第1の保持リング部527は、第1の保持リング部材529を有することができる。第1の保持リング部527は、第1の保持リング部材529に近接して配置された、第1のスナップリング531を更に有することができる。スナップリング531は、少なくとも部分的に、ハブ部512に形成された第1のスナップリング溝533に配置することができる。第1のスナップリング溝533は、少なくとも部分的に、ハブ部512の本体540から窪んでいてよい。第1のスナップリング531は、第1のスナップリング溝533によって、第1のスナップリング531のカートリッジ軸方向の移動が制限されるように、少なくとも部分的に、第1のスナップリング溝533に配置することができる。次いで、第1のスナップリング531によって、第1の保持リング部材529のカートリッジ軸方向の移動が制限される。より具体的には、第1のスナップリング531は、第1の保持リング部材529と機械的干渉を起こすことによって、第1の保持リング部材529のカートリッジ軸方向(即ち、図5Aの−X方向)の移動を制限することができる。
更に図5Aにおいて、カートリッジ組立体510は、ハブ部512の第2の端部516に近接して配置された第2の保持リング部528を含んでいる。第2の保持リング部528は、第2の保持リング部材530を有することができる。第2の保持リング部528は、第2の保持リング部材530に近接して配置された、第2のスナップリング532を更に有することができる。スナップリング532は、少なくとも部分的に、ハブ部512に形成された第2のスナップリング溝534に配置することができる。第2のスナップリング溝534は、少なくとも部分的に、ハブ部512の本体540から窪んでいてよい。第2のスナップリング532は、第2のスナップリング溝534によって、第2のスナップリング532のカートリッジ軸方向の移動が制限されるように、少なくとも部分的に、第2のスナップリング溝534に配置することができる。次いで、第2のスナップリング532によって、第2の保持リング部材530のカートリッジ軸方向の移動が制限される。より具体的には、第2のスナップリング532は、第2の保持リング部材530と機械的干渉を起こすことによって、第2の保持リング部材530のカートリッジ軸方向(即ち、図5Aの+X方向)の移動を制限することができる。
更に図5Aにおいて、カートリッジ組立体510は、ガラス接触部550を含むことができる。ガラス接触部550は、第1の保持リング部527と第2の保持リング部528との間に配置される。図5A及び5Bを参照すると、ガラス接触部550は、第1の保持リング部527と第2の保持リング部528との間において、カートリッジ軸方向に圧縮された複数のディスク要素552を含むことができる。実施の形態において、複数のディスク要素552は、外径d2及び外周551を有している。複数のディスク要素552の外径d2は、第1の保持リング部527及び第2の保持リング部528の外径d1より大きい。複数のディスク要素552が、第1の保持リング部527及び第2の保持リング部528の外径d1より大きい外径d2を有しているため、カートリッジ組立体510をガラスリボン148に接触させると、複数のディスク要素552のみが、ガラスリボン148に接触することになる。
図5Bを参照すると、実施の形態において、複数のディスク要素552は、コーニング社に譲渡された、国際公開第2013/052026号に記載のような、ハブ部512から半径方向外側に延びる、複数のばね要素553を含むことができる。複数のばね要素553は、半径方向外側に付勢可能であり、半径方向内側に従動させることができる。複数のばね要素を半径方向に従動させることができるため、複数のディスク要素552は、ガラスリボン148を損傷させることなく、ガラスリボン148に接触することができる。
図5Aを参照すると、実施の形態において、ガラス接触部550は、第1の保持リング部527と第2の保持リング部528との間に配置された、複数のリミッタ554を更に含むことができる。複数のリミッタ554の各々は、図5Aに示すように、複数のディスク要素552の各々と交互に配置されている。
複数のリミッタ554は、外径d3及び外周555を有することができる。複数のリミッタ554の外径d3は、複数のディスク要素552の外径d2より小さくてよい。複数のリミッタ554が、複数のディスク要素552の外径d2より小さい外径d3を有しているため、カートリッジ組立体410をガラスリボン148に接触させると、複数のディスク要素552の外周551のみが、名目上ガラスリボン148に接触することになる。
実施の形態において、複数のリミッタ554は、複数のディスク要素552と比較して、半径方向内側に対して比較的硬い。複数のリミッタ554に相対的な硬さを与えるために、複数のリミッタ554を硬質の非従動性材料から形成することができる。複数のディスク要素552が、複数のリミッタ554の径d3より大きい径d2を有しているため、ガラス接触部550は、複数のリミッタ554の外周555と複数のディスク要素552の外周551との間の半径方向の位置において、従動させることができる。しかし、複数のリミッタ554が、複数のディスク要素と比較して比較的硬いため、複数のリミッタ554の外周555から半径方向内側の位置において、ガラス接触部を比較的硬くすることができる。
複数のリミッタ554及び複数のディスク要素552は、高温度での使用に適した材料から形成することができる。実施の形態において、複数のリミッタ554及び複数のディスク要素552は、Haynes InternationalInc.から入手可能なHaynes282及びRene41等のニッケル系合金を含みこれに限定されない、高温合金から形成することができる。実施の形態において、複数のリミッタ554は、複数のディスク要素552と異なる材料から形成することができる。例えば、実施の形態において、複数のディスク要素552は、Rene41から形成することができ、複数のリミッタ554は、Haynes282から形成することができる。あるいは、複数のディスク要素552は、図2A〜4に関連して説明した実施の形態と同様に、ミルボード、マイカ紙、又は高温度の使用に適した同様の材料から形成することができる。一部の実施の形態において、ニチアス株式会社(日本の東京)から入手できる、SD−115を使用することができる。
更に図5Aにおいて、カートリッジ組立体510は、第1の付勢部材570を更に含むことができる。第1の付勢部材570は、第1の保持リング部材529と複数のディスク要素552との間に配置することができる。第1の付勢部材570は、複数のディスク要素552に対し、カートリッジ軸方向に圧縮力を加えることができる。カートリッジ組立体510は、第2の付勢部材572を更に含むことができる。第2の付勢部材572は、複数のディスク要素552と第2の保持リング部528との間に配置することができる。第2の付勢部材572は、複数のディスク要素552に対し、第1の付勢部材とは逆のカートリッジ軸方向に圧縮力を加えることができる。このようにして、第2の付勢部材572及び第1の付勢部材570は、複数のディスク要素552に対し、カートリッジ軸方向に圧縮力を加えることができる。
第1の付勢部材570及び第2の付勢部材572は、これに限定されるものではないが、圧縮ばね、ばね座金等から形成することができる。実施の形態において、第1の付勢部材570及び/又は第2の付勢部材572による圧縮によって、複数のディスク要素552及び/又は複数のリミッタ554の軸方向位置が維持される。複数のリミッタ554を含む実施の形態において、第1及び/又は第2の付勢部材570、572によって与えられる圧縮力が、複数のリミッタ554による、複数のディスク要素552の半径方向の従動性を制限するのを支援する。より具体的には、第1及び/又は第2の付勢部材570、572によって与えられる圧縮力が、複数のリミッタ554と複数のディスク要素552との間の摩擦を増加させ、それによって、複数のディスク要素552の半径方向の従動性が制限される。
ここで、図6及び7を参照すると、牽引ロールをシャフトに配置する実施の形態及び方法が示されている。図4〜5Bに関連して前述したように、カートリッジ組立体410、510は、複数の締結部材464、564を含んでいる。複数の締結部材464、564を含む実施の形態のカートリッジ組立体410、510において、カートリッジ組立体410、510は、第1の端部414、514及び第2の端部416、516の近傍に複数のねじ穴566を有している。複数の締結部材464、564は、ねじ穴566に配置される。前述のように、複数の締結部材464、564が締められると、複数の締結部材464、564は、シャフト部材202の外周204に係合して、カートリッジ組立体410、510をシャフト部材202に連結する。複数の締結部材464、564によって、カートリッジ組立体410、510が、シャフト部材202に連結されたとき、カートリッジ組立体410、510が、シャフト部材202と同心でない可能性がある。シャフト部材202とカートリッジ組立体410、510との間の同心性の欠如、及びガラス接触部450、550の変動が、ガラス接触部450、550の振れ(即ち、ガラス接触部450、550の非真円形状又は偏心形状)の一因になる。ガラス接触部450、550の振れによって、ガラスリボン148が損傷し、製造上の損失や製造コストの増加につながる可能性がある。
図6A及び6Bにおいて、ガラス接触部450、550の振れを抑制するために、カートリッジ組立体410、510をシャフト部材202に配置するとき、複数のばね部材568を複数のねじ穴566の一部に取り付けることができる。前述の複数の締結部材464、564と同様に、複数のばね部材568を選択的に締めて、半径方向内側に平行移動するか、又は緩めて半径方向外側に平行移動することができる。複数のばね部材568を締めると、複数のばね部材568は、シャフト部材202の外周204に係合する。
図6Bにおいて、実施の形態において、複数のばね部材568は、ボールノーズばねプランジャーを備えることができる。複数のばね部材568は、シャフト部材202の外周204に係合するように、半径方向内側に付勢されたボール569を含むことができる。ボール569が、半径方向内側に付勢されているため、ボール569によって、複数のばね部材568とシャフト部材202との間において、半径方向に多少の従動性が得られる。
図6A,6B、及び7において、カートリッジ組立体410、510をシャフト部材202に配置する方法が示されている。第1のステップ710において、カートリッジ組立体410、510が、シャフト部材202に配置され、複数のばね部材568が、カートリッジ組立体410、510のねじ穴566に取り付けられる。複数のばね部材568が、シャフト部材202の外周204に係合するように、複数のばね部材568が、ねじ穴566において締められる。ステップ712において、ガラス接触部450、550の総指示振れ(TIR)が決定される。TIRは、ダイヤルテストインジケータ、又は類似の変位センサを使用して決定することができる。ガラス接触部450、550のTIRが、所定のTIRより大きい場合には、ステップ714において、複数のばね部材568の一部を締める及び/又は緩めることによって、複数のばね部材568が調整される。ガラス接触部450、550のTIRが、所定のTIRより小さい場合には、ステップ716において、複数の締結部材464、564が、複数のばね部材568の何れも有していない、カートリッジ組立体410、510のねじ穴566に取り付けられる。複数の締結部材464、564は、複数の締結部材464、564がシャフト部材202の外周204に係合するように、ねじ穴566において締められる。ステップ718において、ガラス接触部450、550のTIRが決定される。ガラス接触部450、550のTIRが、所定のTIRより大きい場合には、ステップ720において、複数の締結部材464、564の一部を締める及び/又は緩めることによって、複数の締結部材464、564が調整される。ガラス接触部450、550のTIRが、所定のTIRより小さい場合には、ステップ722において、複数のばね部材568をカートリッジ組立体410、510のねじ穴566から除去して、締結部材464、564のみをねじ穴566に残すことができる。別の方法として、複数のばね部材568をカートリッジ組立体410、510のねじ穴566に残すことができる。
前述のように、ガラス接触部450、550の振れによって、ガラスリボン148が損傷する可能性があり、ガラスリボン148が破棄され、製造コストが増加する可能性がある。ガラスリボン148の損傷を防止するため、実施の形態において、所定のTIRを約0.020インチ(約0.51mm)未満とすることができる。別の実施の形態において、所定のTIRを約0.010インチ(約0.25mm)未満とすることができる。更に別の実施の形態において、所定のTIRを約0.005インチ(約0.13mm)未満とすることができる。
ばね部材568及び締結部材464、564を調整して、ガラス接触部450、550の振れを調整することによって、カートリッジ組立体410、510をシャフト部材202に取り付けた後、ガラス接触部450、550を機械加工せずに、ガラス接触部450、550の振れを低減することができる。
ここで、本明細書によるカートリッジ組立体は、ガラスウェブ牽引ロールに使用できることを理解されたい。実施の形態において、カートリッジ組立体は、クランプ部又は複数の締結部材によって、シャフトに連結することができる。クランプ部及び複数の締結部材は、選択的に締めたり緩めたりすることができ、シャフトに対し、選択的に、カートリッジ組立体をカートリッジ軸方向にスライドさせることができる。カートリッジ組立体が、シャフトに対し、カートリッジ軸方向にスライドできるため、カートリッジ軸方向における、カートリッジのシャフト上の位置を調整することができる。加えて、カートリッジ組立体は、シャフトから容易に取り外すことができるため、カートリッジ組立体を取り外して交換することができる。カートリッジ組立体を容易に取り外すことができるため、牽引ロールを交換するための工程停止時間を短縮することができ、製造損失の低減につながる。
更に、締結部材を用いて、カートリッジ組立体をシャフトに連結することによって、牽引ロールのシャフトに連結したまま、ガラス接触部を機械加工せずに、ガラス接触部の振れを調整することができる。
本発明の幾つかの態様を本明細書に開示する。これ等の態様は、互いに重複していてもいなくてもよいことを理解されたい。従って、1つの態様の一部が、別の態様の範囲に属することがあり、逆も同様である。
各々の態様は、1つ又は複数の特定の実施の形態を含むことができる、幾つかの実施の形態によって例示される。これ等の実施の形態は、互いに重複していてもいなくてもよいことを理解されたい。従って、1つの実施形態の一部又はその特定の実施形態は、別の実施形態又はその特定の実施形態の範囲に属していてもいなくてもよく、逆も同様である。
従って、本開示の第1の態様は、カートリッジ組立体に関するものである。カートリッジ組立体は、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部を含んでいる。カートリッジ組立体は、第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、ハブ部の第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、ハブ部の第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、第1の保持リング部と第2の保持リング部との間に配置され、第1の保持リング部及び第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部及び第2の端部に配置され、ハブ部から半径方向内側に延びる、複数の締結部材を更に含んでいる。
本開示の第1の態様の特定の実施の形態において、複数のディスク要素が、複数のばね要素を更に含んでいる。
本開示の第1の態様の特定の実施の形態において、カートリッジ組立体が、複数のディスク要素と第1の保持リング部との間に配置され、複数のディスク要素に圧縮力を加える第1の付勢部材部を更に含んでいる。
本開示の第1の態様の特定の実施の形態において、カートリッジ組立体が、複数のディスク要素と第2の保持リング部との間に配置され、複数のディスク要素に圧縮力を加える第2の付勢部材部を含んでいる。
本開示の第1の態様の特定の実施の形態において、第1の付勢部材及び第2の付勢部材が、ばね座金を含んでいる。
本開示の第1の態様の特定の実施の形態において、カートリッジ組立体が、第1の保持リング部と第2の保持リング部との間に配置され、複数のディスク要素の外径より小さい外径を有する、複数のリミッタを含んでいる。
本開示の第1の態様の特定の実施の形態において、複数のリミッタの各々、及び複数のディスク要素の各々が、ハブ部に交互に配置されている。
本開示の第2の態様は、ガラスウェブ牽引ロールに関するものである。ガラスウェブ牽引ロールは、シャフト部材及びシャフト部材に配置されたカートリッジ組立体を備えている。カートリッジ組立体は、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部を含んでいる。カートリッジ組立体は、第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、ハブ部の第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、ハブ部の第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、第1の保持リング部と第2の保持リング部との間に配置され、第1の保持リング部及び第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部及び第2の端部に配置され、ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材を更に含んでいる。
本開示の第2の態様の特定の実施の形態において、複数のディスク要素が、複数のばね要素を更に含んでいる。
本開示の第2の態様の特定の実施の形態において、カートリッジ組立体が、複数のディスク要素と第1の保持リング部との間に配置され、複数のディスク要素に圧縮力を加える第1の付勢部材部を更に含んでいる。
本開示の第2の態様の特定の実施の形態において、カートリッジ組立体が、複数のディスク要素と第2の保持リング部との間に配置され、複数のディスク要素に圧縮力を加える第2の付勢部材部を含んでいる。
本開示の第2の態様の特定の実施の形態において、第1の付勢部材及び第2の付勢部材が、ばね座金を含んでいる。
本開示の第2の態様の特定の実施の形態において、カートリッジ組立体が、第1の保持リング部と第2の保持リング部との間に配置され、複数のディスク要素の外径より小さい外径を有する、複数のリミッタを含んでいる。
本開示の第2の態様の特定の実施の形態において、複数のリミッタの各々、及び複数のディスク要素の各々が、ハブ部に交互に配置されている。
本開示の第3の態様は、ガラスウェブを延伸する方法に関し、ガラスバッチ材料を溶融して溶融ガラスを形成するステップと、入口、成形容器、及び牽引ロールを有するフュージョンドローマシンを用いて、溶融ガラスをガラスウェブに成形するステップと、牽引ロールを通してガラスウェブを延伸するステップとを備えている。牽引ロールは、シャフト部材及びシャフト部材に配置されたカートリッジ組立体を備えている。カートリッジ組立体は、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部を含んでいる。カートリッジ組立体は、第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、ハブ部の第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、ハブ部の第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、第1の保持リング部と第2の保持リング部との間に配置され、第1の保持リング部及び第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部及び第2の端部に配置され、ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材を更に含んでいる。
本開示の第3の態様の特定の実施の形態において、複数のディスク要素が、複数のばね要素を更に含んでいる。
本開示の第3の態様の特定の実施の形態において、牽引ロールが、複数のディスク要素と第1の保持リング部との間に配置された第1の付勢部材部、及び複数のディスク要素と第2の保持リング部との間に配置された第2の付勢部材部であって、複数のディスク要素に圧縮力を加える、第1の付勢部材部及び第2の付勢部材部を更に備えている。
本開示の第3の態様の特定の実施の形態において、第1の付勢部材部及び第2の付勢部材部が、ばね座金を含んでいる。
本開示の第3の態様の特定の実施の形態において、牽引ロールが、第1の保持リング部と第2の保持リング部との間に配置され、複数のディスク要素の外径より小さい外径を有する、複数のリミッタを備えている。
本開示の第4の態様は、カートリッジ組立体に関するものである。カートリッジ組立体は、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部を含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部に近接して配置されたフランジ部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第2の端部に近接して配置された、スナップリング及び保持リング部材を有する、保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、フランジ部と保持リング部との間に配置され、フランジ部及び保持リング部の外径より大きい外径を有する、ガラス接触部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部及び第2の端部に配置され、ハブ部から半径方向内側に延びる、複数の締結部材を更に含んでいる。
本開示の第4の態様の一部の実施の形態において、ガラス接触部が、フランジ部と保持リング部との間において、2000lbf(約1.379×10パスカル)を超える力で、カートリッジ軸方向に圧縮される。
本開示の第5の態様は、ガラスウェブ牽引ロールに関するものである。ガラスウェブ牽引ロールは、シャフト部材及びカートリッジ組立体を備えている。カートリッジ組立体は第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部を含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部に近接して配置されたフランジ部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第2の端部に近接して配置された、スナップリング及び保持リング部材を有する、保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、フランジ部と保持リング部との間に配置され、フランジ部及び保持リング部の外径より大きい外径を有する、ガラス接触部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部及び第2の端部に配置され、ハブ部から半径方向内側に延びる、複数の締結部材を更に含んでいる。
本開示の第5の態様の一部の実施の形態において、ガラス接触部が、フランジ部と保持リング部との間において、2000lbf(約1.379×10パスカル)を超える力で、カートリッジ軸方向に圧縮される。
本開示の第6の態様は、ガラスウェブを延伸する方法に関し、ガラスバッチ材料を溶融して溶融ガラスを形成するステップと、入口、成形容器、及び牽引ロールを有するフュージョンドローマシンを用いて、溶融ガラスをガラスウェブに成形するステップと、牽引ロールを通してガラスウェブを延伸するステップとを備えている。牽引ロールは、シャフト部材及びシャフト部材に配置されたカートリッジ組立体を備えている。カートリッジ組立体は、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部を含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部に近接して配置されたフランジ部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第2の端部に近接して配置された、スナップリング及び保持リング部材を有する、保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、フランジ部と保持リング部との間に配置され、フランジ部及び保持リング部の外径より大きい外径を有する、ガラス接触部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部及び第2の端部に配置され、ハブ部から半径方向内側に延びる、複数の締結部材を更に含んでいる。
本開示の第5の態様の一部の実施の形態において、ガラス接触部が、フランジ部と保持リング部との間において、2000lbf(約1.379×10パスカル)を超える力で、カートリッジ軸方向に圧縮される。
本開示の第7の態様は、カートリッジ組立体に関するものである。カートリッジ組立体は、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部を含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部に近接して配置されたフランジ部を更に含んでいる。フランジ部は、リム部及びクランプ部を有している。カートリッジ組立体は、ハブ部の第2の端部に近接して配置された、スナップリング及び保持リング部材を備えた、保持リング部を更に備えている。カートリッジ組立体は、フランジ部と保持リング部との間に配置され、フランジ部及び保持リング部の外径より大きい外径を有する、ガラス接触部を更に含んでいる。
本開示の第7の態様の一部の実施の形態において、クランプ部が、ハブ部の周囲に部分的に延びている。
本開示の第7の態様の一部の実施の形態において、クランプ部が、凹面を有している。
本開示の第7の態様の一部の実施の形態において、カートリッジ組立体が、少なくとも部分的に、ハブ部のキー溝に配置されたキー部を含んでいる。
本開示の第7の態様の一部の実施の形態において、ガラス接触部が、フランジ部と保持リング部との間において、2000lbf(約1.379×10パスカル)を超える力で、カートリッジ軸方向に圧縮される。
本開示の第8の態様は牽引ロールに関するものである。牽引ロールは、シャフト部材及びシャフト部材に配置されたカートリッジ組立体を備えている。カートリッジ組立体は、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部を含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部に近接して配置されたフランジ部を更に含んでいる。フランジ部はリム部及びクランプ部を有している。カートリッジ組立体は、ハブ部の第2の端部に近接して配置された、スナップリング及び保持リング部材を有する、保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、フランジ部と保持リング部との間に配置され、フランジ部及び保持リング部の外径より大きい外径を有する、ガラス接触部を更に含んでいる。
本開示の第8の態様の一部の実施の形態において、クランプ部が、ハブ部の周囲に部分的に延びている。
本開示の第8の態様の一部の実施の形態において、クランプ部が、シャフト部材の外周に係合する凹面を有している。
本開示の第8の態様の一部の実施の形態において、カートリッジ組立体が、少なくとも部分的に、ハブ部のキー溝に配置されたキー部を含んでいる。
本開示の第8の態様の一部の実施の形態において、シャフト部材が、キースロットを有し、キー部が、少なくとも部分的に、キースロットに配置される。
本開示の第8の態様の一部の実施の形態において、キースロットが、シャフト部材に沿って、長さlに延びている。
本開示の第8の態様の一部の実施の形態において、ガラス接触部が、フランジ部と保持リング部との間において、2000lbf(約1.379×10パスカル)を超える力で、カートリッジ軸方向に圧縮される。
本開示の第9の態様はガラスウェブを延伸する方法に関し、ガラスバッチ材料を溶融して溶融ガラスを形成するステップと、入口、成形容器、及び牽引ロールを有するフュージョンドローマシンを用いて、溶融ガラスをガラスウェブに成形するステップと、牽引ロールを通してガラスウェブを延伸するステップとを備えている。牽引ロールは、シャフト部材及びシャフト部材に配置されたカートリッジ組立体を備えている。カートリッジ組立体は、第1の端部及びカートリッジ軸方向において、第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部を含んでいる。カートリッジ組立体は、ハブ部の第1の端部に近接して配置されたフランジ部を更に含んでいる。フランジ部はリム部及びクランプ部を有している。カートリッジ組立体は、ハブ部の第2の端部に近接して配置された、スナップリング及び保持リング部材を有する、保持リング部を更に含んでいる。カートリッジ組立体は、フランジ部と保持リング部との間に配置され、フランジ部及び保持リング部の外径より大きい外径を有する、ガラス接触部を更に含んでいる。
本開示の第9の態様の一部の実施の形態において、クランプ部が、ハブ部の周囲に部分的に延びている。
本開示の第9の態様の一部の実施の形態において、クランプ部が、シャフト部材の外周に係合する凹面を有している。
本開示の第9の態様の一部の実施の形態において、カートリッジ組立体が、少なくとも部分的に、ハブ部のキー溝に配置されたキー部を含んでいる。
本開示の第9の態様の一部の実施の形態において、シャフト部材が、キースロットを有し、キー部が、少なくとも部分的に、キースロットに配置される。
本開示の第9の態様の一部の実施の形態において、キースロットが、シャフト部材に沿って、長さlに延びている。
本開示の第9の態様の一部の実施の形態において、ガラス接触部が、フランジ部と保持リング部との間において、2000lbf(約1.379×10パスカル)を超える力で、カートリッジ軸方向に圧縮される。
特許請求した主題の精神及び範囲を逸脱せずに、本明細書に記載の実施の形態に対し、様々な改良及び変形が可能であることは当業者には明らかであろう。従って、本明細書は、かかる改良及び変形が、添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲に属することを条件に、本明細書に記載の様々な実施の形態に対する改良及び変形も包含することを意図するものである。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
ガラスウェブ牽引ロール用のカートリッジ組立体であって、
第1の端部及びカートリッジ軸方向において、前記第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部、
第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部、
第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部、
前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記第1の保持リング部及び前記第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素、及び
前記ハブ部の前記第1の端部及び前記第2の端部に配置され、前記ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材
を含む、カートリッジ組立体。
実施形態2
前記ハブ部から半径方向外側に延びる、複数のばね要素を更に含む、実施形態1記載のカートリッジ組立体。
実施形態3
前記複数のディスク要素と前記第1の保持リング部との間に配置され、前記複数のディスク要素に対し、前記カートリッジ軸方向に圧縮力を加える、第1の付勢部材を更に含む、実施形態1記載のカートリッジ組立体。
実施形態4
前記複数のディスク要素と前記第2の保持リング部との間に配置された、第2の付勢部材を更に含み、前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材が、前記複数のディスク要素に対し、前記カートリッジ軸方向に圧縮力を加える、実施形態3記載のカートリッジ組立体。
実施形態5
前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材が、ばね座金を含む、実施形態4記載のカートリッジ組立体。
実施形態6
前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記複数のディスク要素の外径より小さい外径を有する、複数のリミッタを更に含む、実施形態1記載のカートリッジ組立体。
実施形態7
前記複数のリミッタの各々、及び前記複数のディスク要素の各々が、前記ハブ部に交互に配置されている、実施形態6記載のカートリッジ組立体。
実施形態8
ガラスウェブ牽引ロールであって、
シャフト部材、及び
前記シャフト部材に配置されたカートリッジ組立体
を備え、該カートリッジ組立体が、
第1の端部及びカートリッジ軸方向において、前記第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部、
第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部、
第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部、
前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記第1の保持リング部及び前記第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素、及び
前記ハブ部の前記第1の端部及び前記第2の端部に配置され、前記ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材
を含む、ガラスウェブ牽引ロール。
実施形態9
前記ハブ部から半径方向外側に延びる、複数のばね要素を更に備えた、実施形態8記載のガラスウェブ牽引ロール。
実施形態10
前記複数のディスク要素と前記第1の保持リング部との間に配置され、前記複数のディスク要素に対し、前記カートリッジ軸方向に圧縮力を加える、第1の付勢部材部を更に備えた、実施形態8記載のガラスウェブ牽引ロール。
実施形態11
前記複数のディスク要素と前記第2の保持リング部との間に配置された、第2の付勢部材を更に備え、前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材が、前記複数のディスク要素に対し、前記カートリッジ軸方向に圧縮力を加える、実施形態10記載のガラスウェブ牽引ロール。
実施形態12
前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材が、ばね座金を含む、実施形態11記載のガラスウェブ牽引ロール。
実施形態13
前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記複数のディスク要素の外径より小さい外径を有する、複数のリミッタを更に備えた、実施形態8記載のガラスウェブ牽引ロール。
実施形態14
前記複数のリミッタの各々、及び前記複数のディスク要素の各々が、前記ハブ部に交互に配置されている、実施形態13記載のガラスウェブ牽引ロール。
実施形態15
ガラスウェブを延伸する方法であって、
ガラスバッチ材料を溶融して溶融ガラスを形成するステップと、
入口、成形容器、及び牽引ロールを有するフュージョンドローマシンを用いて、前記溶融ガラスをガラスウェブに成形するステップと、
前記牽引ロールであって、前記牽引ロールが、
シャフト部材、及び
前記シャフト部材に配置されたカートリッジ組立体
を備え、該カートリッジ組立体が、
第1の端部及びカートリッジ軸方向において、前記第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部、
第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部、
第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部、
前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記第1の保持リング部及び前記第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素、及び
前記ハブ部の前記第1の端部及び前記第2の端部に配置され、前記ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材
を含むものである牽引ロールを通して、前記ガラスウェブを延伸するステップと、
を有してなる方法。
実施形態16
前記複数のディスク要素が、該複数のディスク要素から半径方向外側に延びる、複数のばね要素を更に含む、実施形態15記載の方法。
実施形態17
前記牽引ロールが、前記複数のディスク要素と前記第1の保持リング部との間に配置された第1の付勢部材、及び前記複数のディスク要素と前記第2の保持リング部との間に配置された第2の付勢部材を更に備え、前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材が、前記複数のディスク要素に対し、前記カートリッジ軸方向に圧縮力を加える、実施形態15記載の方法。
実施形態18
前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材が、ばね座金を含む、実施形態17記載の方法。
実施形態19
前記牽引ロールが、前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記複数のディスク要素の外径より小さい外径を有する、複数のリミッタを更に備えた、実施形態15記載の方法。
実施形態20
前記複数のリミッタの各々、及び前記複数のディスク要素の各々が、前記ハブ部に交互に配置されている、実施形態19記載の方法。
100 ガラス製造装置
120 フュージョンとローマシン
148 ガラスリボン
150 延伸組立体
200 牽引ロール
202 シャフト部材
210、410、510 カートリッジ組立体
212、412、512 ハブ部
218、418 フランジ部
220 クランプ部
222 リム部
224 留め具
228、428 保持リング部
230 保持リング部材
232、432 スナップリング
234、434 スナップリング溝
236 キースロット
250、450、550 ガラス接触部
430 保持リング部材
464、564 締結部材
527 第1の保持リング部
528 第2の保持リング部
552 ディスク要素
554 リミッタ

Claims (10)

  1. ガラスウェブ牽引ロール用のカートリッジ組立体であって、
    第1の端部及びカートリッジ軸方向において、前記第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部、
    第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部、
    第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部、
    前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記第1の保持リング部及び前記第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素、及び
    前記ハブ部の前記第1の端部及び前記第2の端部に配置され、前記ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材
    を含むことを特徴とする、カートリッジ組立体。
  2. 前記ハブ部から半径方向外側に延びる、複数のばね要素を更に含むことを特徴とする、請求項1記載のカートリッジ組立体。
  3. 前記複数のディスク要素と前記第1の保持リング部との間に配置され、前記複数のディスク要素に対し、前記カートリッジ軸方向に圧縮力を加える、第1の付勢部材を更に含むことを特徴とする、請求項1又は2記載のカートリッジ組立体。
  4. 前記複数のディスク要素と前記第2の保持リング部との間に配置された、第2の付勢部材を更に含み、前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材が、前記複数のディスク要素に対し、前記カートリッジ軸方向に圧縮力を加えることを特徴とする、請求項3記載のカートリッジ組立体。
  5. 前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記複数のディスク要素の外径より小さい外径を有する、複数のリミッタを更に含むことを特徴とする、請求項1〜4何れか1項記載のカートリッジ組立体。
  6. ガラスウェブ牽引ロールであって、
    シャフト部材、及び
    前記シャフト部材に配置されたカートリッジ組立体
    を備え、該カートリッジ組立体が、
    第1の端部及びカートリッジ軸方向において、前記第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部、
    第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部、
    第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部、
    前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記第1の保持リング部及び前記第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素、及び
    前記ハブ部の前記第1の端部及び前記第2の端部に配置され、前記ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材
    を含むことを特徴とする、ガラスウェブ牽引ロール。
  7. 前記ハブ部から半径方向外側に延びる、複数のばね要素を更に備えたことを特徴とする、請求項6記載のガラスウェブ牽引ロール。
  8. 前記複数のディスク要素と前記第1の保持リング部との間に配置され、前記複数のディスク要素に対し、前記カートリッジ軸方向に圧縮力を加える、第1の付勢部材部を更に備えたことを特徴とする、請求項6又は7記載のガラスウェブ牽引ロール。
  9. 前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記複数のディスク要素の外径より小さい外径を有する、複数のリミッタを更に備えたことを特徴とする、請求項6〜9何れか1項記載のガラスウェブ牽引ロール。
  10. ガラスウェブを延伸する方法であって、
    ガラスバッチ材料を溶融して溶融ガラスを形成するステップと、
    入口、成形容器、及び牽引ロールを有するフュージョンドローマシンを用いて、前記溶融ガラスをガラスウェブに成形するステップと、
    前記牽引ロールであって、前記牽引ロールが、
    シャフト部材、及び
    前記シャフト部材に配置されたカートリッジ組立体
    を備え、該カートリッジ組立体が、
    第1の端部及びカートリッジ軸方向において、前記第1の端部に対向して配置された第2の端部を有するハブ部、
    第1のスナップリング及び第1の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第1の端部に近接して配置された第1の保持リング部、
    第2のスナップリング及び第2の保持リング部材を有し、前記ハブ部の前記第2の端部に近接して配置された第2の保持リング部、
    前記第1の保持リング部と前記第2の保持リング部との間に配置され、前記第1の保持リング部及び前記第2の保持リング部の外径より大きい外径を有する、複数のディスク要素、及び
    前記ハブ部の前記第1の端部及び前記第2の端部に配置され、前記ハブ部から半径方向内側に延びる複数の締結部材
    を含むものである牽引ロールを通して、前記ガラスウェブを延伸するステップと、
    を有してなることを特徴とする方法。
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