JP2017522106A - パーソナルケアアプリケータおよびその製造のためのプロセス - Google Patents

パーソナルケアアプリケータおよびその製造のためのプロセス Download PDF

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Abstract

パーソナルケアアプリケータは、ハンドルを含む基端部と、基端部の反対側にある末端部とを有する少なくとも1つの柄部と、柄部へ取り付けられる少なくとも1つの剛毛付構成要素とを含む。剛毛付構成要素は、キャリアと、キャリアへ超音波溶接されると共に予め決められたパターンに従ってそこから外向きに延在する複数の剛毛とを含む。長尺状のキャリアおよび少なくとも第1の複数の剛毛は超音波適合材料を含む。剛毛はキャリアの表面と剛毛の各々の縦方向部分との間の直接的な超音波接合を通じてキャリアへ超音波接合される。

Description

本発明は、例えば化粧品アプリケータなどのパーソナルケアアプリケータを対象とする。より詳細には、本発明は、剛毛が支持体へ超音波溶接により取り付けられるパーソナルケアアプリケータに関連する。
今日、剛毛付アプリケータを含む、例えばマスカラブラシなどの幾つかのタイプのパーソナルケアアプリケータが存在する。例には、非限定的に、撚線ブラシ、成形ブラシ、および房状ブラシが含まれる。撚線ブラシは、略円形の繊維パターンを有する。これらのパターンは、捻る前のステップまたは捻った後のステップにおいて、繊維をトリミングすることにより形成または修正し、様々な幾何学的および機能的パターンを提供することができる。撚線ブラシを作るための典型的なプロセスは、製造業者に、限られてはいるが、繊維タイプおよび繊維の直径を変化させる能力を与える。しかしながら、様々な利用可能パターンは、トリミングにより達成されるものを除くと、概して本質的に円形の構成および特定の繊維密度パターンに限定され、隣接した剛毛は同等の太さを有していなければならない。撚線ブラシにおける繊維密度パターンの選択肢が限られていることは、剛毛を埋設するために使用されるワイヤの延性がもともと欠けていることに基づいている。例えば、比較的太い剛毛が比較的細い剛毛の隣に置かれると、後者は、太い剛毛を収容するために撚線に形成された間隙を通って滑り落ちる(いわゆる、ワイヤが撚り合わさるときのワイヤの「テンティング」である)。
例えば射出成形または鋳造など成形によりブラシを製造することにより、ほとんどどの所望のパターンを選択することができるようになる。しかしながら、全ての新たなブラシ設計には新たな型が必要となり、これにより、成形によりブラシを製造することは、プロトタイプを製造するのに費用がかかりかつ困難となる。また、成形には、典型的には多重サイクルのバッチ加工が必要であり、これには時間がかかる。加えて、射出成形および鋳造は最も典型的には、結果として得られるブラシを型から除去することを可能にするために、剛毛長さ全体にわたる連続的なテーパー、および/または、型分割線を有する剛毛パターンをもたらす。連続的なテーパーは、ブラシ構成によっては望ましくない場合がある。また、分割線は剛毛の機能性に影響を与える場合があり、そうでなければ、審美的観点から好ましくないと思われる場合がある。
房状ブラシは、ステープル加工および/またはホットメルト加工により製造することができる。これらもまた特定の限界を含む。ステープル加工では、例えば、通常は同一または同様の繊維の処理が求められ、したがって、それらの選択、量、分布は、典型的には繊維を受け入れる穴のサイズにより限定される。他方でホットメルト加工は、労働集約的であり、衝撃繊維強度に悪影響を及ぼす。
加えて、化粧品ブラシを作るために用いられてきたほとんどの製造方法は、本明細書において上記で説明されたプロセスを含み、典型的には連続的なプロセスとは反対のいわゆる「バッチ」加工を必要とする。バッチ加工は、典型的には連続的な製造プロセスよりも費用および時間がかかる。また、連続的な製造プロセスに比べてバッチごとの製品の品質を制御することがより難しくなる。
繊維材料の裏張への超音波溶接が知られている。例えば、移動バンドの周りに巻かれた糸パイルへ裏張を固定することは、目張りパイル製品などの繊維製品を製造する際に使用されてきた。幾つかの米国特許は、例えば、糸と裏張の両方を組立経路に沿って移動させながら糸を裏張へ超音波溶接することにより目張りパイル製品を作るための技術を説明している:(特許文献1)、(特許文献2)、(特許文献3)、および(特許文献4)。これらの特許の開示は参照により本明細書に組み込まれる。
米国特許第4,148,953号 米国特許第4,302,494号 米国特許第5,338,382号 米国特許第5,807,451号
本開示は、パーソナルケアアプリケータの開発を対象とし、製造業者に、同じアプリケータ内で新たなまたは複数の要素並びに新たなおよび複数の機能性を作るにあたって、より大きい程度のフレキシビリティを生じさせる能力を与え、同時に、広い種類の機能的形状および表面を有するアプリケータの創造を可能にする、パーソナルケアアプリケータの開発を対象とする。より具体的には、本開示は、一態様において、キャリアへ超音波溶接された複数の剛毛を含む、様々なパーソナルケアアプリケータを対象とする。別の態様において、本開示は、複数の剛毛がキャリアへ超音波溶接された、化粧品アプリケータのための様々な剛毛付構成要素を対象とする。さらなる態様において、本開示は、上記のパーソナルケアアプリケータおよび剛毛付構成要素を製造するためのプロセスを対象とする。
化粧品アプリケータのための剛毛付構成要素は、少なくとも1つの長手方向キャリアと複数の剛毛とを含む。キャリアおよび剛毛は、超音波適合材料を含む。キャリアは長手方向軸と長さとを有する。剛毛は、キャリアの表面と、例えば剛毛の各々の長手方向部分など剛毛の各々の一部との間に直接的な超音波接合が形成されるように、キャリアの長さ全体にわたってキャリアへ超音波溶接される。剛毛は予め決められたパターンに従ってキャリアから外向きに延在する。剛毛は、キャリアの長手方向軸に対して約−45度〜約+45度を含む様々な角度でキャリアから外向きに延在することができる。一実施形態において、個々の剛毛がキャリアから延在する角度は、剛毛のうちの幾つかが、キャリアの表面からある距離のところで互いに交差して剛毛の十字形パターンを形成するようになっている。十字に交差した剛毛のこのような「ウェブ」は、幾つかの化粧品用途にとっては有益な機能性を有する。キャリアの長手方向軸に垂直な断面において、剛毛は、従来のX−Yデカルト座標系のX軸およびY軸のいずれか一方に対して無制限の角度で延在することができる。
複数の剛毛は、少なくとも剛毛の第1の配列および剛毛の第2の配列を含むことができる。剛毛は、非限定的に、円形、矩形、三角形、多角形、楕円形、中実の形状、中空の形状、および不規則な形状およびこれらの任意の組合せを含む任意の好適な断面形状を有することができる。剛毛は、剛毛の房を形成するために一緒にまとめることができる。一実施形態において、剛毛の第1の配列は第1の複数の房を含み、剛毛の第2の配列は第2の複数の房を含む。さらなる一実施形態において、第1の複数の房は、キャリアの長さに沿って第2の複数の房に対してオフセットされる。
キャリアは任意の好適な断面を有することができる。非限定的な例には、円形、矩形、三角形、多角形、楕円形、実質的に平らな形状、中実の形状、中空の形状、および不規則な形状、ならびにこれらの任意の組合せを有する断面が含まれる。一実施形態において、長尺状のキャリアは、キャリアの長さに沿って配置された少なくとも1つの長手方向スロットを有する。剛毛の配列は、長手方向スロットの内側でキャリアへ超音波溶接される。長手方向スロットは、任意の好適な形状を有することができる。一実施形態において、スロットは、キャリアの長手方向軸に垂直な断面で見ると略V字形である。
V字形のスロットは、第1の内面と当該第1の内面に対して角度をなす第2の内面とを有し、第1および第2の内面は、それらの間に角度を形成する。一実施形態において、この角度は約1度〜約179度を含むことができる。別の実施形態において、角度は約5度〜約90度を含むことができる。なお別の実施形態において、角度は約10度〜約45度を含むことができる。さらに別の実施形態において、角度は約15度〜約30度を含むことができる。V字形のスロットは、対称的であることも非対称的であることもでき、後者の場合、スロットの第1の内面はスロットの第2の内面より広い。
スロットの第1および第2の内面は、好都合には、溶接面であってそれに剛毛が超音波溶接される溶接面を提供することができる。例えば、剛毛の第1の配列は、長手方向スロットの第1の内面へ超音波溶接され、一方で、剛毛の第2の配列は、スロットの第2の内面へ超音波溶接される。剛毛は、第1の内面へ取り付けられた剛毛の第1の配列の縦方向部分が、スロットの第1の内面に実質的に平行であり、第2の内面へ取り付けられた剛毛の第2の配列の縦方向部分が、スロットの第2の内面に実質的に平行であるように、スロットの内面へ溶接される。溶接される剛毛(すなわち、キャリアと直接的な超音波接合を形成する剛毛)の縦方向部分は、約0.1mm〜約10mmとすることができる。
剛毛の複数の配列を含む実施形態において、剛毛の配列は、円周周りに互いに等距離のところに、または他の方法でキャリアから延在することができる。キャリアから円周方向に延在する剛毛の複数の配列を含む一実施形態において、剛毛の配列は無作為ではないパターンでキャリアの周りに配置され、剛毛の配列のうちのいずれも、その断面で見たとき、キャリアにわたって、その直接反対側に配置された対応する剛毛の配列を有しない。
剛毛の複数の配列を含む実施形態において、ある剛毛の配列は、剛毛の材料、個々の剛毛の数、剛毛の平均長さ、隣接する剛毛間の平均距離、別個の剛毛の平均太さ、別個の剛毛の長手方向形状、別個の剛毛の断面形状、キャリアに対する剛毛の平均傾斜角、および別個の剛毛の互いに対する傾斜角を含む剛毛の分布のパターンを含む少なくとも1つの物理的パラメータに関して、別の剛毛の配列と異なることができる。
一実施形態において、剛毛付構成要素は複数のキャリアを含むことができ、各々が剛毛の1つまたは複数の配列を有する。さらなる実施形態において、剛毛付構成要素は、1つまたは複数のキャリアが取り付けられるコアを含むことができる。コアは、非限定的に、円形、矩形、三角形、多角形、楕円形、中実の形状、中空の形状、および不規則な形状を含む任意の好適な断面形状を有し得る長尺状の要素である。
剛毛付構成要素は、永続的または着脱可能のいずれかで、化粧品アプリケータの柄部へ取り付けられるように構造化または構成される。代替的に、剛毛付構成要素は、アプリケータの柄部を含むように設計され、キャリアまたはコアがアプリケータの柄部を形成する。着脱可能な取付けにより、製造業者または消費者がアプリケータに損傷を与えることなく剛毛付構成要素を取り外すことができる。これは、例えば剛毛付構成要素の清掃または修正のために、またはある剛毛付構成要素を別のものと取り替えるために、行うことができる。
パーソナルケアアプリケータのための1つまたは複数の剛毛付構成要素を製造するための連続的なプロセスは、少なくとも第1の連続的な材料ストランドを、表側と、裏側と、それらの間の少なくとも第1のエッジとを有する移動無端バンドの周りに巻くステップであって、それにより少なくとも第1の連続的な材料ストランドを所定の密度でバンドの少なくとも第1のエッジと接触させるステップと、少なくとも第1の支持ストリップをバンドの少なくとも第1のエッジと並置するステップであって、それにより、少なくとも第1の支持ストリップをバンドの第1のエッジに配置された少なくとも第1の材料ストランドと接触させ、少なくとも第1の材料ストランドおよび少なくとも第1の支持ストリップが超音波適合材料を含む、ステップと、第1のエッジに隣接する第1の材料ストランドの縦方向部分を第1の支持ストリップへ、所定の密度で、および、第1の材料ストランドの前記縦方向部分が、第1の支持ストリップの表面と第1の材料ストランドの前記縦方向部分の表面との間の直接的な超音波接合を通じて、第1の支持ストリップへ超音波接合されるようになるように、超音波溶接するステップであって、それにより、第1の支持ストリップとそれに超音波溶接されそこから外向きに延在する複数の第1のストランドの剛毛を含む少なくとも第1の連続的な剛毛付ストリップを形成する、ステップと、少なくとも第1の連続的な剛毛付ストリップを無端バンドから除去するステップと、少なくとも第1の連続的な剛毛付ストリップを複数の剛毛付構成要素になるよう切断するステップとを含む。少なくとも第1の連続的な材料ストランドが少なくとも第1のエッジに接触する所定の密度は、作られている剛毛付構成要素の用途および剛毛の望ましいパターンに依存して変えることができる。
また、プロセスは、少なくとも第1の材料ストランドを、その複数の自由端を形成するよう分割するステップを含むことができる。プロセスは、複数の第1のストランドの剛毛の少なくとも1つの物理的特徴を修正するステップをさらに含むことができる。このような修正は、トリミング、コーティング、機械的処理、温度処理、化学処理、放射線処理、表面エネルギーの修正、形状の変更、色の変更、および角度方向の変更からなる群から選択される処理を含むことができる。
また、プロセスは、少なくとも第1の支持ストリップを、トリミング、コーティング、温度処理、機械的処理、化学処理、放射線処理、表面エネルギーの修正、形状の変更、および色の変更からなる群から選択される処理にかけることにより、少なくとも第1の支持ストリップを修正するステップを含むことができる。
プロセスの一実施形態において、少なくとも第1の支持ストリップをバンドの少なくとも第1のエッジと並置するステップは、第2の支持ストリップをバンドの第2のエッジと並置することを含み、第2のエッジは第1のエッジの反対側にあるように、2つの支持ストリップが使用される。これにより、バンドの2つの互いに反対側にあるエッジで同時にかつ平行に超音波溶接を行うことが可能になる。
同一であるか異なるかのいずれかである2つ以上の材料ストランドが本プロセスにおいて使用されることができる。一実施形態において、少なくとも第1の材料ストランドを連続移動無端バンドの周りに巻くステップは、少なくとも第2の材料ストランドを連続移動無端バンドの周りに巻くことを含む。当業者であれば、「少なくとも1つの...」および/または「少なくとも2つの...」は、作られている剛毛付構成要素の用途および設計に依存して、1、2、3、4、5、およびその他の個数の要素を含むことを容易に理解するであろう。したがって、3つ以上の材料ストランドの使用が本開示により想定される。複数の材料ストランドは、物理的特徴のうちの少なくとも1つの性質において互いに異なることができる。それらには、非限定的に、化学組成物、太さ、断面形状、表面エネルギー、弾性、剛性、および材料ストランドの色が含まれることができる。
移動バンドの周りに巻かれた2つ以上の材料ストランドを含むプロセスの一実施形態において、複数のストランドが複数の密度でバンドの周りに巻かれることができる。例えば、1つ(または複数の)材料ストランドが第1の密度でバンドの周りに巻かれ、一方で、1つ(または複数の)他の材料ストランドが第2の密度でバンドの周りに巻かれ、第1の密度は第2の密度とは異なる。また、複数の材料ストランドは、バンドの1つまたは複数のエッジで互いに対して、任意の形式で互い違いに巻かれることができる。
一実施形態において、少なくとも第1の材料ストランドを連続移動無端バンドの周りに巻くステップは、少なくとも第1の材料ストランドにパターンを形成させることを含み、第1の材料ストランドの、バンドの表側に配置された部分が、バンドが進んでいる方向に対して鋭角を形成する。バンドの周りに巻かれた複数の材料ストランドを含むさらなる実施形態において、少なくとも第1の材料ストランドはパターンを形成するために巻かれ、第1の材料ストランドのにおけるバンドの表側に配置された部分は、バンドが進んでいる方向に対して第1の角度を形成し、一方で、少なくとも第2の材料ストランドはパターンを形成するために巻かれ、第2の材料ストランドにおけるバンドの表側に配置された部分は、バンドが進んでいる方向に対して第2の角度を形成し、第1の角度は第2の角度と異なる。
プロセスは、1つまたは複数の支持ストリップを製造するステップを含むことができる。当該技術分野において既知の任意の方法、例えば成形、打抜き加工、3D印刷、フライス加工、押出加工、引き抜き成形、およびこれらの任意の組合せを使用することができる。当業者であれば認識するとおり、用語「引き抜き成形」は、一定の断面を有する複合材料を製造するための連続的なプロセスを指す。
関連する態様において、開示は、本明細書において説明されたとおりの剛毛付構成要素を含む化粧品アプリケータを対象とする。例えば化粧品アプリケータは、ハンドルを含む基端部と基端部の反対側にある末端部とを有する少なくとも1つの柄部を
含むことができる。剛毛付構成要素は、永続的または着脱可能のいずれかで、柄部へ取り付けられる。代替的に、柄部自体が剛毛付構成要素のキャリアから形成されてもよい。
剛毛付構成要素は、柄部の基端部へ、本質的に柄部に平行にまたは柄部に対して角度が付いた位置にのいずれかに取り付けることができる。代替的に、剛毛付構成要素は、縦方向に、柄部の基端部と末端部との間で、柄部へ取り付けられることができる。後者の場合、剛毛付構成要素は、柄部に実質的に平行に取り付けられる。一実施形態において、剛毛付構成要素は永続的に柄部へ固定される。別の実施形態において、ある剛毛付構成要素を別の剛毛付構成要素に容易に取り替えることができるように、剛毛付構成要素は柄部へ着脱可能に取り付けられる。これは、例えば摺動可能な取付けにより達成される。このような取付けには、例えば柄部の構成されたスロットおよび剛毛付構成要素の嵌合突出部が含まれる。
柄部に平行であることの代替として、剛毛付構成要素は、柄部の長手方向軸の周りにらせんを描く実質的にらせん形のコイルを含むように柄部へ取り付けられる。これは、剛毛付構成要素を、通常はねじられない柄部の周りに望ましい構成で配置することにより、および、永続的または着脱可能のいずれかで、そのように配置された剛毛付構成要素を柄部へ取り付けることにより、達成される。代替的にまたは追加的に、剛毛付構成要素は、柄部の長手方向軸に実質的に平行に、柄部へ取り付けられ、次いで、剛毛付構成要素が取り付けられた柄部が、剛毛付構成要素が望ましい形状を獲得するまで、それ自体の長手方向軸の周りでねじられる。
複数の剛毛付構成要素が、永続的または着脱可能のいずれかで、柄部へ取り付けられる実施形態が想定される。2つ以上の剛毛付構成要素が同時にまたは互いの代わりのいずれかで柄部へ取り付けられる。これらのおよび他の実施形態において、1つまたは幾つかの剛毛付構成要素が、多量に載せるための(heavy loading)マスカラ塗布のための構成要素、ボリュームを増すための(increased-volume)マスカラ塗布のための構成要素、持ち上げて巻く(lift-and-curl)マスカラ塗布のための構成要素、睫毛を分離するマスカラ塗布のための構成要素、およびこれらの任意の組合せからなる群から選択されることができる。同様に、剛毛または剛毛の部分(配列)は、材料、長さ、厚さ、形状、弾性、スティフネス、剛性、色、傾斜角、ならびに密度および隣接する剛毛間の距離を含む列における剛毛の分布のパターンからなる群から選択される少なくとも1つの物理的パラメータにおいて互いに異なることができる。
アプリケータの有益な一実施形態において、単一の剛毛付構成要素または複数の剛毛付構成要素は柄部内へ少なくとも部分的に折り曲がり、柄部から広がるように構造化および構成される。このような実施形態において、1つまたは複数の剛毛付構成要素を折り曲げ構成で格納するためのスペースを提供するために、柄部は少なくとも部分的に中空であるように設計される。この実施形態において、剛毛付構成要素は、例えば構成要素の折り曲げを可能にする1つまたは複数のリビングヒンジを有することができる。
ハンドルが2つの柄部の末端部の中間に配置されるように、パーソナルケアアプリケータが、2つの柄部であってハンドルへその両側に取り付けられた2つの柄部を含む実施形態が想定される。アプリケータのこのような実施形態において、2つの柄部は第1の柄部と第1の柄部と実質的に平行な第2の柄部とからなる。第1の柄部はそれに取り付けられた剛毛の第1の配列を有し、第2の柄部はそれに取り付けられた剛毛の第2の配列を有する。第1の配列の剛毛は、柄部での剛毛の分布のパターン、剛毛材料、長さ、太さ、形状、比重、剛性、スティフネス、可撓性、弾性、色、柄部に対する傾斜角からなる群から選択される少なくとも1つの特徴において、第2の配列の剛毛とは異なる。このような構成は、通常は本質的に2つの個別のアプリケータである便利な組合せを提供することができ、本明細書において説明されたとおり、各々それ自体の剛毛設計を有し、それ自体の1つまたは複数の機能性を提供する。2つの平行な柄部を含むさらなる実施形態において、柄部のうちの1つは例えば撚線ブラシまたは成形ブラシを含む従来のアプリケータを担持することができる。
パーソナルケアアプリケータを製造するためのプロセスは、基端部と末端部とを有する少なくとも第1の長尺状の柄部を提供するステップと、本明細書において説明されたとおり少なくとも1つの剛毛付構成要素を提供するステップと、少なくとも第1の剛毛付構成要素を少なくとも第1の柄部へ取り付けるステップとを含む。また、プロセスは、少なくとも第1の長尺状の柄部を、成形、打抜き加工、3D印刷、フライス加工、押出加工、引き抜き成形、およびこれらの任意の組合せからなる群から選択される技術を使用して、プラスチック材料から製造するステップを含むことができる。剛毛付構成要素の製造に含まれるステップは、本明細書においては、剛毛付構成要素を作るためのプロセスとの関連において説明される。
一実施形態において、少なくとも第1の剛毛付構成要素を少なくとも第1の柄部へ取り付けるステップは、第1の剛毛付構成要素が第1の柄部に実質的に平行になるように、第1構成要素を柄部の末端部へはり付けることを含む。代替的実施形態において、少なくとも第1の剛毛付構成要素を少なくとも第1の柄部へ取り付けるステップは、第1の剛毛付構成要素が第1の柄部に対して角度をなすように、第1の剛毛付構成要素を柄部の末端部へはり付けることを含む。
さらなる実施形態において、少なくとも第1の剛毛付構成要素は、縦方向に第1の柄部の基端部と末端部との間で少なくとも第1の柄部へはり付けられる。このような構成において、少なくとも第1の剛毛付構成要素は、第1の柄部に実質的に平行に配置される。さらなるステップにおいて、必要に応じて、第1の柄部へ取り付けられた第1の剛毛付構成要素が実質的にらせん形状をとるように、第1の剛毛付構成要素および柄部は柄部の長手方向軸の周りでねじられる。代替的に、少なくとも第1の剛毛付構成要素を少なくとも第1の柄部へらせん形パターンで取り付けることは、剛毛付構成要素の形状を調整することにより達成され、これは柄部をねじることなく行われ得る。
別の態様において、この開示は、柄部自体が複数の剛毛が超音波溶接された支持キャリアを含むパーソナルケアアプリケータを対象とする。このアプリケータは、長手方向軸と、ハンドルを含む基端部と、基端部の反対側にある末端部とを有する少なくとも1つの柄部と、柄部へ超音波溶接され、第1の予め決められたパターンに従ってそこから外向きに延在する少なくとも第1の複数の剛毛とを含み、長尺状の柄部および少なくとも第1の複数の剛毛は超音波適合材料を含み、剛毛は、柄部の表面と剛毛の各々の縦方向部分との間の直接的な超音波接合を通じて柄部へ超音波接合される。
このパーソナルケアアプリケータを製造するための連続的なプロセスは、長手方向軸を有する少なくとも第1の柄部ストリップを提供するステップと、少なくとも第1の連続的な材料ストランドを、表側と、裏側と、それらの間の少なくとも第1のエッジとを有する移動無端バンドの周りに巻くステップであって、それにより第1の連続的な材料ストランドを所定の密度で第1のエッジに当接させる、ステップと、第1の柄部ストリップを、第1のエッジと接触する第1の連続的な材料ストランドを有するバンドの第1のエッジと並置するステップであって、第1の連続的な材料ストランドおよび第1の柄部ストリップが超音波適合材料を含む、ステップと、第1のエッジに隣接する第1の連続的な材料ストランドの縦方向部分を、第1の柄部ストリップへ、所定の密度で、および、第1の連続的な材料ストランドの前記縦方向部分が、第1の柄部ストリップへ、第1の柄部ストリップの表面と第1の連続的な材料ストランドの前記縦方向部分の表面との間の直接的な超音波接合により超音波接合されるようになるように、超音波溶接するステップであって、それにより第1の柄部ストリップへ超音波溶接された複数の第1のストランドの剛毛を形成する、ステップと、第1の柄部ストリップであってそれに超音波溶接された複数の第1のストランドの剛毛を有する第1の柄部ストリップを無端バンドから除去するステップと、第1の柄部ストリップであってそれに超音波溶接された複数の第1のストランドの剛毛を有する第1の柄部ストリップを複数のアプリケータ構成要素であって、各々、基端部と、基端部の反対側にある末端部と、基端部と末端部との間で柄部へ超音波溶接された剛毛の配列とを有する柄部を含む複数のアプリケータ構成要素になるよう切断するステップとを含む。柄部ストリップは、非限定的に、成形、打抜き加工、3D印刷、フライス加工、押出加工、引き抜き成形、およびこれらの任意の組合せを含む任意の好適な技術を使用して、プラスチック材料から製造される。
図面で説明された実施形態は、事実上説明のためのものであり、例示的なものであり、請求項により定義される主題を限定することを意図されるものではない。例示的な実施形態の詳細な説明は、同様の構造が同様の参照符号で示される図面と併せて読み取られると理解される。
本開示による、剛毛付構成要素の例示的な実施形態の側面図を概略的に示す。 図1Aに示される実施形態の線B−Bに沿った断面図を概略的に示す。 剛毛がキャリアの長手方向軸に対して傾斜している、剛毛付構成要素の例示的な実施形態の側面図を概略的に示す。 剛毛が長手方向キャリアに対して異なる傾斜角を有する、剛毛付構成要素の例示的な実施形態の側面図を概略的に示す。 剛毛の2つの平行な配列を有する剛毛付構成要素の例示的な実施形態の側面図を概略的に示す。 図4Aに示される実施形態の線B−Bに沿った断面図を概略的に示す。 剛毛の2つの非平行な配列を有する剛毛付構成要素の例示的な実施形態の側面図を概略的に示す。 図5Aに示される実施形態の線B−Bに沿った断面図を概略的に示す。 等しい長さの内面を有する対称的なV字形のスロットを有する剛毛付構成要素の例示的な実施形態の断面図を概略的に示す。 同じでない幅の内面を有する非対称的なV字形のスロットを有する剛毛付構成要素の例示的な実施形態の断面図を概略的に示す。 剛毛の配列のいずれも、長手方向キャリアにわたってその直接反対側に配置された対応する剛毛の配列を有しない、奇数の剛毛の平行な配列を有する剛毛付構成要素の例示的な実施形態の断面図を概略的に示す。 各々複数の房を含む2つの剛毛の配列を有する剛毛付構成要素の例示的な実施形態を概略的に示し、剛毛の配列のうちの一方の房が剛毛の配列の他方の房に対してオフセットされている。 剛毛付構成要素の円周周りの剛毛の配列の様々な分布を例示する、剛毛付構成要素の様々な非限定的かつ例示的な実施形態の断面図を概略的に示す。 基端部と末端部とを有する柄部と、柄部の末端部へ取り付けられた剛毛付構成要素とを含み、剛毛付構成要素が柄部に実質的に平行である、化粧品アプリケータの例示的な実施形態を概略的に示す。 剛毛付構成要素が柄部に対してある角度で柄部の末端部へ取り付けられる、柄部を含む別の化粧品アプリケータの例示的な実施形態を概略的に示す。 複数の剛毛付構成要素が、柄部の両端部間で、柄部へ取り付けられた、柄部を含む化粧品アプリケータの例示的な実施形態を概略的に示す。 柄部の両端部の中間で柄部へ取り付けられた剛毛付構成要素が、柄部の周りでらせんを描く実質的にらせん形コイルの形状を有する、柄部を含む化粧品アプリケータの例示的な実施形態を概略的に示す。 柄部およびそれに取り付けられた剛毛付構成要素が柄部の長手方向軸周りでねじられる前の、図13のものと同様のアプリケータの例示的な実施形態を概略的に示す。 柄部およびそれに取り付けられた剛毛付構成要素が柄部の長手方向軸の周りでねじられ、それにより剛毛付構成要素に柄部の長手方向軸の周りにらせんを描く実質的にらせん形のコイルの形状を形成させた後の、図15に示されるアプリケータを概略的に示す。 剛毛付構成要素が、柄部における溝および剛毛付構成要素における嵌合突起部を介して柄部へ摺動可能に取り付けられる、アプリケータの例示的な実施形態の断面を概略的に示す。 本開示の化粧品アプリケータを作るための連続的なプロセスの例示的な実施形態の断片を概略的に示す。 本開示の化粧品アプリケータを作るための連続的なプロセスの例示的な実施形態を概略的に示す。 円形(図20A)、矩形(図20B)、三角形(図20C)、多角形(図20D)、楕円形(図20E)、中実の形状(図20A−20F)、中空の形状(図20G)、および不規則な形状(図20H)を含む、剛毛の断面形状の例示的な実施形態を示す。 コアとシェルとを含む複合フィラメントの例示的な実施形態の断面図を概略的に示す。 コアとそれに取り付けられた複数の長手方向キャリアとを含む剛毛付構成要素の例示的な実施形態を概略的に示す。 剛毛付構成要素を作るための例示的なプロセスを概略的に示す。 図23Aの線B−Bに沿った概略断面図である。 図23Aに示されるプロセスの例示的な実施形態を概略的に示す。 図23Aに示されるプロセスの別の例示的な実施形態を概略的に示す。 2つの糸をバンドの周りに巻くパターンの例示的な実施形態を概略的に示す。 糸が無端ループを形成する、本発明のプロセスにおいて使用される、糸が周りに巻かれた無端バンドの例示的な実施形態の断面を概略的に示す。 糸であって、バンドの周りに巻かれ、互いに反対側にあるエッジでバンドと並置された支持ストリップへ超音波溶接される糸を有し、糸が複数の自由端を形成するよう分割された、本発明のプロセスにおいて使用される無端バンドの例示的な実施形態の断面を概略的に示す。 長手方向キャリアの断面プロファイルの幾つかの非限定的な例示的な実施形態を概略的に示す。 プロセスの断片を概略的に示し、バンドに対する支持ストリップの、例示的かつ断面図でみた、角度が付いた位置を示す。 隣り合う2つの構成要素からなる構造を含むキャリアの幾つかの例示的な実施形態の断面図を概略的に示す。 シース−コアの2つの構成要素からなる構造を含むキャリアの幾つかの例示的な実施形態を断面図で概略的に示す。 母材−原繊維構造を含むキャリアの例示的な実施形態の側面図および断面図を概略的に示す。 「中空−パイウェッジ」構造を含むキャリアの例示的な実施形態を断面図で概略的に示す。 「接合−パイウェッジ」構造を含むキャリアの例示的な実施形態を断面図で概略的に示す。 複数の剛毛付構成要素が、その後柄部へ取り付けられる中央コア構成要素へ貼り付けられる、パーソナルケアアプリケータを作るための例示的なプロセスの断片を概略的に示す。 本質的に平らな支持キャリアであってそこから複数の剛毛が延在する本質的に平らな支持キャリアを含むものとして製造される剛毛付構成要素の例示的な実施形態を概略的に示し、このキャリアは、矩形(図36B)または円形(図36C)を作るために、コアの周りで折り曲げられる。 図37Aでは「広げられており」、図37Bでは折り曲げられている2つの半円筒を含む、剛毛付構成要素の例示的な実施形態を概略的に示す。 連続的な要素として製造され、その後、一緒に溶接されるか他の方法でつなぎ合わされる望ましい長さの複数の部分を形成するためにトリミングされる剛毛付構成要素の例示的な実施形態を概略的に示す。 二重ブラシアプリケータの例示的な実施形態を概略的に示す。 ローラーアプリケータの例示的な実施形態を概略的に示す。 「ピンセット」アプリケータの例示的な実施形態を概略的に示す。 折れ曲がるブラシを有するアプリケータの例示的な実施形態を概略的に示す。 折れ曲がるブラシを有するアプリケータの別の例示的な実施形態を概略的に示す。 折れ曲がるブラシを有するアプリケータの他の例示的な実施形態を概略的に示す。
図1〜3に示されるとおり、化粧品アプリケータのための剛毛付構成要素10は、長手方向キャリア20と複数の剛毛30とを含む。キャリア20および剛毛30は超音波適合材料を含む。そのような超音波適合材料には、例えばナイロンおよびポリプロピレンが含まれる。長手方向キャリア20は、長手方向軸21、長さL、および好適な形状の断面を有する。キャリアの断面形状の非限定的な例には、円形、矩形、三角形、多角形、および楕円形が含まれる。キャリア20は不規則な形状を有していてもよい。また、キャリア20は、平らな、中実の、または中空の構造を含んでいてもよい。図29A〜29Qは、長手方向キャリア20の断面プロファイルの幾つかの非限定的で例示的な実施形態を示している。キャリア20は、例えば、成形、打抜き加工、3D印刷、フライス加工、押出加工、引き抜き成形、およびこれらの任意の組合せなど、当該技術分野において既知の任意の方法により作ることができる。
キャリア20は、均一で単一の材料構造を含むことができる。代替的には、キャリア20は、材料の少なくとも1つが超音波溶接可能である多重材料構造を含むことができる。例えば、キャリア20は、材料(20a、20b)の1つが超音波溶接可能である隣り合う2つの構成要素からなる構造(図31A〜31G)を含む。代替的には、キャリア20は、少なくともシース20aが超音波溶接可能材料を含む、いわゆるシース−コア構造(図32Aおよび32B)を含む。構成要素(コア20b)のうちの1つが別の構成要素(シース20a)により完全に囲まれるこのようなシース−コアキャリア20は、キャリア20の強度全体へ寄与するコアを設けることが望ましい場合に有益となるとともに、シース20aによりキャリアが剛毛へ超音波溶接可能となる。
キャリア20の構成において使用することができる多重構成要素構造の別のタイプは、いわゆる母材−原繊維、または海の中の島(island-in-the-sea)を備える、2つの構成要素からなる構造である(図33Aおよび33B)。このようなキャリアにおいては、別の材料の母材(「海」)20a内に配置されたある材料の不連続的な領域(「原繊維」または「島」)20bが存在する。「島」20bは、融解紡糸可能なポリマー、例えばナイロン、ポリエステル、またはポリプロピレンなどを含む。ポリスチレン水溶性ポリエステルおよび可塑化または鹸化ポリビニルアルコールが海すなわち母材20aを形成する。また、2つ以上の材料の互い違いの部分を含むセグメント化されたパイ構造も、キャリア20として使用することができる(図34Aおよび34B)。このようなキャリアにおいて、互い違いの材料の部分20a、20bは、例えばナイロンおよびポリエステルで作ることができる。図34Aにおいて、キャリア20はいわゆる「中空−パイウェッジ」を含み、図34Bにおいて、キャリア20はいわゆる「接合−パイウェッジ」を含む。
キャリア20および剛毛30は超音波適合材料を含むため、剛毛30は、キャリアの長さL全体またはその任意の部分にわたって所定のパターンの分布を形成するように、キャリア20へ超音波溶接することができる。超音波溶接の結果として、直接的な接合23が、キャリア20の表面と剛毛30の縦方向部分35との間に形成される。キャリア20へ超音波溶接された剛毛30は、予め決められたパターンに従ってキャリア20から外向きに延在する。本明細書において検討されるとおり、このような所定のパターンは、剛毛付構成要素10の望ましい特性に基づく。
例えば、剛毛30は、キャリアの長手方向軸21に対して約−45度〜約+45度を含む様々な角度でキャリアから延在することができる。全ての剛毛30は、軸21に対して共通の傾斜角Aを有することができる。代替的に、剛毛30は、軸21に対して異なる傾斜角を有してもよい。例えば図2の実施形態において、全ての剛毛30は、軸21に対しておよそ同じ角度Aで傾斜している。図3の実施形態において、キャリア20に対する傾斜角は各剛毛30の間で異なり、個々の剛毛30がキャリアから延在する角度は、剛毛30のうちの幾つかが互いに交差してそれらの間に十字形パターンを形成するようになっている。剛毛30は、材料、長さ、太さ、形状、断面構造または形状(例えば中実または中空)、比重、およびキャリアに対する傾斜角からなる群から選択される少なくとも1つの物理的特徴において、互いに異なっていてもよい。
図4A〜5Bに示されるとおり、複数の剛毛30は、少なくとも剛毛の第1の配列または列31、および剛毛の第2の配列または列32を含むことができる。これら剛毛の配列31および32は、互いに実質的に平行に配置されてもよい(図4Aおよび4B)。代替的に、剛毛の配列31、32は、互いに非平行に配置されてもよい(図5Aおよび5B)。剛毛の配列の各々において、個々の剛毛もまた、互いに平行であってもよく、または代替的に互いに並行でなくてもよい。
図9の実施形態において、第1の配列31における剛毛は、第1の複数の房41を含むようにグループ分けされる。一方、第2の配列32における剛毛は、第2の複数の房42を含むようにグループ分けされる。第1の複数の房41は、キャリア20の長さに沿って、第2の複数の房42に対して、オフセットされる。第1の配列31の房41と第2の配列32の房42との間のオフセットの程度は、キャリア20の長さL全体にわたって、またはその任意の部分にわたって、一定でもよいし、または用途に応じて様々であってもよい。図9の例示的な実施形態において、房41および42は、互いに対しておよそ等しい間隔でオフセットされる。
長尺状のキャリア20は、任意の好適な形状を有することができる。本明細書において図示される幾つかの例示的な実施形態において、長尺状のキャリア20は、キャリアの長さLに沿って配置された長手方向スロット50を有する(図1B)。スロット50は、任意の好適な形状を有することができる。例えば、スロット50は、有益には長手方向軸21に垂直な断面で見て略V字形の外形を形成することができる。V字形のスロット50は、第1の内面51と当該第1の内面に対して角度をなす第2の内面52とを含み、第1および第2の内面51、52はそれらの間に角度Bを形成する。一実施形態において、角度Bは約1度〜約179度を含むことができる。別の実施形態において、角度Bは約5度〜約90度を含むことができる。なお、別の実施形態において、角度Bは約10度〜約45度を含むことができる。さらに、別の実施形態において、角度Bは約15度〜約30度を含むことができる。
V字形のスロット50は、対称的であることができる。すなわち、第1の内面51および第2の内面52は、図6に示されるとおり、実質的に等しい深さDl、D2を有する。代替的に、V字形スロット50は、非対称的であることもできる。すなわち、内面51、52の一方を他方よりも広くまたは狭くすることができる。図1Bの例示的な実施形態において、スロット50の第1の内面51は、スロット50の第2の内面52より狭い。一方、図7の例示的な実施形態において、(深さDlを有する)第1の内面51は、(深さD2を有する)第2の内面52より広い。
スロット50の第1および第2の内面51、52は、好都合には、剛毛30が超音波溶接されることができる接触面を提供する。例えば、剛毛の第1の配列31は、第1の内面51へ超音波溶接される。一方、剛毛の第2の配列32は、第2の内面52へ超音波溶接される(図7)。剛毛30は、第1の内面51へ取り付けられた剛毛の第1の配列31の縦方向部分35aが第1の内面51に実質的に平行であり、かつ、第2の内面52へ取り付けられた剛毛の第2の配列の縦方向部分35bがスロット50の第2の内面52に実質的に平行であるように、スロット50の内面51、52へ溶接される(図1B)。本明細書で使用される際、剛毛の「縦方向部分」という用語は、剛毛の部分であって、長手方向に測定される寸法が長手方向に垂直な方向に測定される寸法より著しく大きい剛毛の部分を指す。
剛毛の複数の配列を含む実施形態において、剛毛の配列は、キャリアの円周の周りに互いに等距離のところに(図8、10A〜10D)、または別の態様(図9、10F、10L、10M)のいずれかによって、キャリア20からその円周の周りに延在することができる。キャリア20から円周方向に延在する剛毛の複数の配列31、32、33、34、35、36、および37を含む、図8に示される例示的な実施形態において、剛毛の配列はキャリアの周りに無作為ではないパターンで配置され、剛毛の配列のいずれも、(長手方向キャリア20にわたって)その直接反対側に配置された対応する剛毛の配列を有しない。剛毛30の複数の配列は、奇数の配列または偶数の配列のいずれかから成ることができる。奇数の剛毛は、例えば3個、5個、7個、9個、11個、13個、15個などから選択することができる。図9〜21は、剛毛付構成要素10の円周の周りに様々に分配された、剛毛30の複数の配列を含む剛毛付構成要素10の幾つかの非限定的で例示的な実施形態の断面図を概略的に示している。
剛毛30の配列または個々の剛毛30は、例えば、材料、色、長さ、太さ、長手方向形状、断面形状、比重、剛性、スティフネス、可撓性、弾性、キャリアの線形部分ごとの個々の剛毛の数、キャリアに沿った分布のパターン、密度、表面特性(表面エネルギーを含む)、キャリアに対する剛毛の傾斜角、および個々の剛毛の互いに対する傾斜角などの、1つまたは複数の物理的パラメータまたは特徴について互いに異なることができる。
剛毛30は、円形、矩形、三角形、多角形、楕円形、中実の形状、中空の形状、および不規則な形状、およびこれらの任意の組合せを含む、任意の好適な断面形状を有することができる。図20A〜20Hは、上記の幾つかの例示的な実施形態を示している。剛毛30は、単一フィラメント、および例えばコアとシェルとを含む複合フィラメントなどの複合フィラメントから作ることができる。図21に示す剛毛30の例示的な実施形態において、剛毛30は、シェル30とコア30bとを含み、後者は3つの別個のストランドを含む。
一実施形態において、剛毛付構成要素10は、長手方向キャリア20が取り付けられたコア60をさらに含んでもよい。図22の例示的な実施形態においては、剛毛付構成要素10の断片が、コア60と複数の長手方向キャリア20とを含むものとして示されている。コア60は、例えばPET、ナイロン、ポリプロピレン、その他など任意の好適な材料を含むことができる。コア60は、例えば円形、矩形、三角形、多角形、楕円形、中実の形状、中空の形状、および不規則な形状(縮尺を問わずに図20A〜20Hに示されるものと同様のもの)など任意の好適な断面を有してもよい。
当業者であれば、キャリア20に関して本明細書において説明された多重構成要素構造のタイプは、コア60の構成のためにも用いることができ、成形、打抜き加工、3D印刷、フライス加工、押出加工、引き抜き成形、およびこれらの任意の組合せなど、コア60の任意の好適な製造方法がこの開示により想定されることを理解するであろう。
同様に、非限定的に、接着材料、超音波溶接、加熱溶融、および例えば組み合うまたは滑動する突出部および/またはスロットを使用する機械的手段などを用いるものを含む、キャリア20をコア60へ取り付ける任意の好適な方法が、本明細書において開示されたプロセスの中に存在することができる。
また、本開示は、本明細書において説明されたとおりの剛毛付構成要素を含む化粧品アプリケータをも対象とする。図11〜16の幾つかの例示的な実施形態において、化粧品アプリケータ200は、ハンドル211aを含む基端部211と、当該基端部211の反対側にある末端部213と、柄部の表面212とを有する、少なくとも1つの柄部210を含む。剛毛付構成要素10は、様々なパターンに従って柄部210へ取り付けることができる。代替的にまたは追加的に、柄部210は剛毛付構成要素10を含むことができる。アプリケータ200の後者の構成において、剛毛付構成要素−柄部は、有益には好適な剛性を有していなければならない。
化粧品アプリケータ200は、1つまたは複数の機能的タスクを実施するように設計することのできる、単一の剛毛付構成要素10を用いることができる。代替的に、化粧品アプリケータ200は、例えば、多量に載せるためのマスカラ塗布、ボリュームを増すためのマスカラ塗布、持ち上げて巻くマスカラ塗布、睫毛を分離するマスカラ塗布、およびこれらの任意の組合せなどの様々な機能的タスクを実施するように構造化および構成された複数の剛毛付構成要素10を用いることもできる。当業者であれば認識するように、多量に載せるためのマスカラ塗布は、多量の製品が睫毛へ分配されることを可能にするために、正確にブラシに載せてブラシ上の製品載置プロファイルを制御することを含む。これは、マスカラが載せられたブラシを、ブラシのコアよりも著しく大きい拭き取り孔を通すことにより典型的には達成される。ボリュームを増すためのマスカラ塗布は、睫毛により大きい視覚的な太さまたは直径を与えるようなやり方で、睫毛の可視的プロファイル上に配合成分を堆積させるブラシの能力を含む。理想的なアプリケータは、睫毛を玉にせずに、個々の睫毛の体積が最大化されるように、多量に載せるためのマスカラを方向づけられたやり方で送り届ける。持ち上げて巻くマスカラ塗布は、製品が睫毛を整えられて巻かれた位置に保持するのを助けるか、または、化学的性質が睫毛形状を巻かれた位置にセットすることを可能にするような方法でのマスカラの塗布を含む。幾つかの製品の優先的積層は、製品の重量が重力により巻き毛にする効果を減じることを回避するよう、睫毛の長さの下半分により多くの製品が堆積することを必要とする場合もある。睫毛を分離するマスカラ塗布は、ユーザが、睫毛上に製品の望ましい分布を残しつつ、睫毛を櫛でとかして分離する能力を含む。最良の分離アプリケータは、幾つかの睫毛の上の製品が隣接する睫毛の上の製品と接合する際に睫毛が互いに付着する場合に、睫毛をグループ分けすることも睫毛を束にすることもなく、各睫毛上に均一な量の製品を堆積する。
図11の実施形態において、剛毛付構成要素10は、当該剛毛付構成要素10が柄部210に実質的に平行になるように、柄部210の末端部213へ取り付けられる。剛毛付構成要素10は、永続的または着脱可能のいずれかで柄部210へ取り付けることができる。図11に示される後者の場合、少なくとも部分的に中空の柄部210、および剛毛付構成要素10は、例えば摩擦接続、ねじ、嵌合/固定部材を含む滑動機構を通じて、またはそうでなければ当該技術分野において既知の任意の手段により、柄部210へ着脱可能に結合される。
図12の実施形態において、剛毛付構成要素10は、当該剛毛付構成要素10が柄部210に対して角度をなすように、柄部210へ取り付けられる。剛毛付構成要素10の角度が付いた位置は、永続的であることができる。代替的に、剛毛付構成要素10は、柄部210に対して角度的に可動であるように、柄部210へ取り付けることができる。当該技術分野において既知に任意の手段を、永続的または着脱可能のいずれかで、剛毛付構成要素10を柄部210の末端部へ角度が付いた構成で取り付けるのに使用することができる。例えば、ヒンジ213または同様の回転接続部、例えばボールソケットを用いることができる。また、「一体型」ヒンジ(図示せず)を、望ましくは、剛毛付構成要素10の一部をその他の部分および柄部210に対して角度が付いた構成で、位置付けおよび/または調節するのに使用することができる。一体型ヒンジは、望ましいように曲げることができる屈曲可能ワイヤ(図示せず)を含む柄部120を有する剛毛付構成要素10の実施形態において特に有用である。
図13の実施形態において、幾つかの剛毛付構成要素10は、柄部の基端部211および末端部213の中間に、なおかつ柄部210に対して平行な構成で、柄部210へ取り付けられる。このような構成において、1つまたは複数の剛毛付構成要素10は、当該技術分野において既知の任意の手段、例えば接着糊、超音波溶接、および機械的手段により、永続的に柄部210へ固定することができる。代替的に、1つまたは複数の剛毛付構成要素10は、柄部へ着脱可能に取り付けることもできる。例えば図17において、剛毛付構成要素10a、10b、10c、およびl0dは、柄部210に形成された溝、および剛毛付構成要素10における対応した外形の突起部を介して、摺動可能に柄部210へ取り付けられる。このようなまたは同様の実施形態において、ある剛毛付構成要素は、異なる機能性を有する、または試験もしくは実証目的のために、別の剛毛付構成要素と交換することができる。様々な剛毛付構成要素10を着脱可能かつ交換可能に受け入れるアプリケータ200のこの能力は、アプリケータの多用途性の増大に寄与する。それというのも、このことは、消費者が、単一のアプリケータで、例えば本明細書において上記で説明されたものなど様々な機能的タスクを達成することを可能にするからである。
図14および16に示されるとおり、剛毛付構成要素10は、柄部の長手方向軸の周りにらせんを描く実質的にらせん形のコイルを含むように、柄部210へ取り付けることができる。これは、剛毛付構成要素10を所望の渦巻構成で柄部210の周りに配置することにより、そのように配置された剛毛付構成要素10を、永続的または着脱可能のいずれかで柄部210へ取り付けることにより、達成することができる(図14)。代替的または追加的に、剛毛付構成要素10は、柄部の長手方向軸に実質的に平行に、柄部210へ取り付け(図15)、次いで、柄部210が、それに取り付けられた剛毛付構成要素10とともに、それ自体の長手方向軸の周りでねじられる。それにより、柄部210へ超音波溶接された剛毛30の、超音波溶接中に獲得された互いに対するそれらの位置を変更させる。図16において示される特定の一実施形態において、柄部210は、それに取り付けられた剛毛付構成要素10とともに、剛毛付構成要素10が所望のらせん形状を獲得するまで、それ自体の長手方向軸の周りでねじられる(図16)。
本明細書において説明されたプロセスを含む本開示の要素は、非限定的に、従来の単一ブラシアプリケータ、両面アプリケータ、ローラーアプリケータ、いわゆる「貝殻」アプリケータ、いわゆる「ピンセット」アプリケータ、広がるブラシを含むアプリケータ、その他を含む、任意の既知の設計のパーソナルケアアプリケータを製造するのに使用することができる。本発明は、上記に挙げられたアプリケータに限られるものではないが、本明細書においては、これらの幾つかの例示的な実施形態が簡潔に説明され図示される。
図39に示される化粧品アプリケータ300の実施形態は、アプリケータのハンドル311がアプリケータの2つの端部間に配置されるいわゆる両端構成を含み、アプリケータは柄部210へ取り付けられた少なくとも1つの剛毛付構成要素10を含むか、または本明細書において説明されたとおり剛毛付構成要素自体が柄部210を形成する。このような両端アプリケータ300は、2つの異なるブラシをその両端部に、例えば一端に多量に載せるためのブラシ、他端に持ち上げて巻くブラシを有することにより、または一端にボリュームを増すためのブラシ、反対側の端部に睫毛を分離するブラシを有することにより、2段階の製品塗布を達成することができる。この目的のために、両端アプリケータは、例えば、一端に成形ブラシまたは撚線ブラシ、反対側の端部に超音波溶接されたブラシを有してもよい。代替的には、本開示による、異なる物理的特性を有する2つの超音波溶接されたブラシが、両端アプリケータにおいて使用されてもよい。
図40は、フレーム430内での回転運動のためにフレーム430へ取り付けられた円筒形剛毛付ローラー420を含む、ローラーアプリケータ400の例示的な実施形態を概略的に示している。任意の既知の手段、例えばピンおよびボールベアリング410などを、ローラー420を取り付けるために使用することができる。ローラー420の機能的表面全体またはその一部のいずれかに、本発明の剛毛付構成要素10が含まれることができる。図40に示されるローラーアプリケータ400の実施形態では、ロールから延在する複数の別個の剛毛を含むが、当業者であれば、別個の剛毛の代わりにまたは加えて、例えばフェルト状作業面を含む他の実施形態もまた、本開示により作ることができることを容易に理解するであろう。
図41Aおよび41Bに示されるいわゆる「ピンセット」アプリケータの例示的な実施形態は、それらの各端部のうちの一方に、それらの各端部の自由端である他方の相対的な移動のために相互連結された脚部の対を含む。図41Aは、ケース530内で折り曲げられた位置にあるアプリケータ500を示している。それらの自由端の少なくとも1つは、本発明の剛毛付構成要素10を含むことができる。アプリケータ500の2つの脚部510は、例えばピン、ボールベアリング、または当該技術において既知の他の任意の手段により、相対的な回転のために有益には相互連結される。2つの脚部510間の接続は、当該技術分野において既知のとおり、ばねで留めることができる。脚部510は互いに永続的に固定され、それらの相対的な移動が脚部の一方の他方に対する屈曲によって達成される実施形態が(図示されないが)想定される。
可変ブラシ構成20を有するアプリケータ600の例示的な一実施形態が、図42A〜42Cに示されている。剛毛30の2つの配列が図示されているが、アプリケータ600は剛毛30の複数の配列を含んでもよい。これらの剛毛30は、所望の機能性を与えるか保持用ケースの形状に適合するために、互いに対して回転するかそうでなければ動くように構造化されることができる。図示の実施形態において、剛毛30は、折り曲がりかつ広がり、それによりブラシの形状を変更するように構造化および構成された剛毛付構成要素10の一部である。ブラシは、広げられたブラシの剛毛30の密度に対して、折り曲げられたブラシの剛毛30の密度が増大するように設計することができる。これは、例えば、完全に折り曲げられたブラシにおける密度が、広げられたブラシの密度と比べて2倍になるように、例えば隣接する剛毛30の配列がブラシの長手方向においてオフセットされるように設計される。
上述のアプリケータ600の一配列が図42Bおよび43Cに示されており、折れ曲がるブラシが中空の柄部630と組み合わせて描かれている。この実施形態において、剛毛付構成要素10の支持体20は、例えばレバー650によって完全に折り曲げられた位置(図42B)から完全に広げられた位置(図42C)へ、中空の柄部630内を移動することができる。中空の柄部630は、剛毛30を折り曲げることおよび広げることを円滑にするように構造化および構成された、徐々に広がる滑動表面(図示せず)を有益には含むことができる。
折れ曲がるブラシを有するアプリケータの別の実施形態が、図43Aおよび43Bに概略的に示されている。アプリケータ700は、中空の柄部730と、当該中空の柄部730内を移動可能なレバー750とを含んでいる。互いに反対側にある剛毛付構成要素10の対は、柄部730内での組み合わされた移動のために、レバー750の一端へ取り付けられる。剛毛付構成要素10は、ばねで留められるか、そうでなければ、レバー750が剛毛付構成要素10を中空の柄部730から出るように移動させるときに互いに離れるよう回転するように、構造化される。2つの剛毛付構成要素10を示す図43Aおよび43Bの実施形態において、剛毛付構成要素10は、それらの各剛毛30が、ブラシが折り曲げられた位置にあるときに反対の方向に延在するように位置づけられる。また、当業者であれば、図示の実施形態は、本明細書において主に説明されたとおりに広がりかつ折り曲がるように構造化および構成された、3つ以上の剛毛付構成要素10を含むこともできることを理解するであろう。
図44A〜44Dは、図43Aおよび43Bに示されたものと同様の折れ曲がるブラシを有するアプリケータの例示的な実施形態を概略的に示している。図44A、44B、および44Cにおいて、2つの剛毛付構成要素10の各々は、図44Cの断面図に具体的に示されるとおりの半円筒形状の支持体20を含む。折り曲げられた位置において、これらの半円筒形の支持体20は円筒形状を形成する。図44A、44B、および44Dにおいて、2つの剛毛付構成要素10は、図44Dに具体的に示される三角形の断面形状を有する実質的に角柱の支持体20を含む。折り曲げられた位置において、これらの三角形の支持体20は矩形または四角形の断面を有する。当業者であれば、必要に応じて、非限定的に、楕円形、多角形、不規則な、およびこれらの任意の組合せ含む、支持体の他の断面形状も用いることができることを容易に理解するであろう。
図23A〜26に概略的に示されるとおり、剛毛付構成要素10を作るための基本的な連続的プロセスは、幾つかの連続的ステップを含むことができる。少なくとも第1の材料ストランドまたは糸130を移動無端バンド140の周りに連続的に巻くステップが、例えば糸巻きステーション150において実行される。バンド140は、表側141と、裏側142と、少なくとも第1のエッジ143とを有する。また、図23Bにおいて、バンド140は第2のエッジ144を有する。材料ストランド130は、例えば糸、撚り糸、単一フィラメント、複合フィラメントなどの任意の好適な要素を含むことができる。材料ストランド130がフィルムを含む実施形態が想定される。便宜上、「材料ストランド」、「糸」などの用語は、本明細書では同義語として使用されることがある。第1の材料ストランドまたは糸130は、例えば、2、3、4など任意の望ましい数の糸を含むことができ、これらの糸は同一であってもよく、または、1つまたは幾つかの物理的特徴において互いに異なっていてもよい。このような物理的特徴の非限定的な例には、糸の材料、太さ、断面形状、表面エネルギー、弾性、剛性、色、および他の特徴またはパラメータが含まれる。
糸130は、支持ストリップ120への超音波溶接に適切な任意の材料を含むことができる。このような材料の限定的ではない例には、例えばナイロンおよびポリエステルが含まれる。糸130が、超音波溶接に適切な1つ(または複数の)材料、および超音波溶接に適していない1つ(または複数の)材料、の両方を含む複合構造でできている実施形態が想定される。第1の糸130は、当該糸130の所定の密度が、特に糸と第1および第2のエッジ143、144との並置のポイントで達成されるように、バンド140の周りに特定の制御されたペースで巻かれる。この密度は、一定でもよいし、またはプロセス全体にわたって用途に依存して変化してもよい。当該技術分野で既知である、バンド140の周りに糸130を巻くための任意の好適な方法を使用することができる。
幾つかの糸130を組み込む実施形態において、糸130の各々は、密度、およびバンド140が移動する方向Dに対する傾斜角Cを含むそれ自体のパターンにより、バンド140の周りに巻かれる(図23A)。各糸130に関するこのパターンは、バンド140の周りに巻かれる他の糸130の1つまたは複数のパターンと同一であっても異なっていてもよい。傾斜角Cは+45度〜−45度とすることができる。図23Aの例示的な実施形態において、角度Cはおよそ90度である。
代替的に、1つまたは複数の糸130は、製造されている剛毛付構成要素10の選択された設計に依存して、異なる密度および/または角度Cで巻かれる。例えば、図26の実施形態において、第1の糸131および第2の糸132は、異なる角度でバンド140の周りに巻かれた状態で示されている。バンドの長手方向軸T(すなわちバンドの移動方向)に対して、バンド140の周りに巻かれた糸131、132の結果としてのパターンは、第1の糸131におけるバンド140の表側141に配置された部分と、第2の糸132におけるバンド140の表側141に配置された部分とを含む。第1の糸131におけるバンドの表側141に配置された部分は、バンドの長手方向軸Tに対して第1の角度Clを形成し、第2の糸132におけるバンドの表側141に形成された部分は、バンドの長手方向軸Tの方向に対して第2の角度C2を形成する。図26の例示的な実施形態において、角度ClとC2は異なる。
本プロセスは、1つまたは複数の糸130が巻かれたバンド140を備える支持ストリップ120を連続的に並置するステップをさらに含むことができる。1つまたは複数の支持ストリップ120は、ストリップ取付ステーション160によるかそれを通じて、連続的または逐次的に設けられる(図23A)。支持ストリップ120は、本明細書において説明されたとおり、長手方向支持体20との関連において、任意の好適な長手方向の断面形状を有することができる。支持ストリップ120は、糸130との間の超音波溶接を目的として、糸130の材料に適合する任意の材料で作ることができる。支持ストリップ120が、超音波溶接に適する1つ(または複数の)材料、および超音波溶接に適さない1つ(または複数の)材料、の両方を含む複合構造でできている実施形態が想定される。支持ストリップ120は、1つまたは複数の糸130との直接的な超音波接合の形態を円滑にするように構造化および構成された長手方向溶接面を有する。V字形断面プロファイルを含むこのような表面の一実施形態が、長手方向支持体20との関連において、本書において説明される。
図23Bおよび図28に示されるプロセスの例示的な実施形態において、第1の支持ストリップ120aはバンド140の第1のエッジ143と並置され、第2の支持ストリップ120bはバンド140の第2のエッジ144と並置される。示されている幾つかの例示的な実施形態において、第1の支持ストリップ120aは、第2の支持ストリップ120bと異なる(図23B、28、および30)。しかしながら、当業者であれば、同一または同様の第1および第2の支持ストリップ120a、120bもまた使用できることを容易に理解するであろう。また、1つの支持ストリップのみが使用される実施形態も想定される(図27)。
プロセスは、糸130を支持ストリップ120へ、例えば溶接ステーション170において超音波溶接するステップをさらに含む(図23A)。開示のプロセスにおいて使用することができる超音波溶接の幾つかの詳細が、本明細書において挙げられた幾つかの特許において説明され、参照により本明細書に組み込まれる。超音波溶接は、一般に超音波ホーンおよび駆動装置を含む(図示せず)。超音波溶接は、所定の密度で、または作られる剛毛付構成要素10の用途および設計に依存して一定または可変である糸130の密度で、実施することができる。必要に応じて、剛毛30における、作られる剛毛付構成要素10のキャリア20に対する断面で見た際に角度付きの構成は、1つまたは複数の支持ストリップ120を、バンド140に対してある角度で置くことにより達成される(図30)。
超音波溶接の間、支持ストリップ120に当接する糸130の縦方向部分およびバンド140のエッジ143の領域は、支持ストリップ120の表面と糸120の縦方向部分の表面との間の直接的な超音波接合23(図1B、27および28)を形成する。連続的なプロセスにおいて、支持ストリップ120と、当該支持ストリップ120へ超音波接合されてそこから外向きに延在する複数の糸フィラメント130とを含む、1つまたは複数の連続的な剛毛付ストリップ110が形成される。バンドのエッジ143でストリップ120へ超音波接合された複数の糸フィラメント130は、無端ループを含む(図27)。代替的に、ストリップ120へ超音波接合された複数の糸フィラメント130は、複数の自由端139を有することもできる(図28)。本明細書において以下に説明されるとおり、後者は糸フィラメント130を分割することにより達成される。
プロセスは、少なくとも第1の糸130を、例えば分割ステーション180において分割して、それにより少なくとも第1の糸130の複数の自由端を形成することをさらに含んでもよい(図23A)。第1および第2の支持ストリップ120a、120bを使用するプロセスの実施形態において、糸130の分割は、支持ストリップ120と、当該支持ストリップ120へ超音波溶接されてそこから延在する複数の糸フィラメント135とを含む、第1および第2の連続的な剛毛付ストリップ110a、110bの形態をもたらす(図23A)。
プロセスは、糸フィラメント135に、望ましい長さ、形状、表面特性、および他の選択された物理的特性を獲得させるために、複数の糸フィラメント135を、例えば修正ステーション190において、トリミングまたはそうでなければ修正し、それにより完成した剛毛30を形成するステップをさらに含むことができる。糸フィラメントの修正には、非限定的に、トリミング、コーティング、温度処理、化学処理、放射線処理、ならびに表面エネルギー、形状、色、角度方向、および/または先端の丸みの変更を含むことができる。糸フィラメント135の全てまたは一部が、このような修正の対象となることができる。図24のプロセスの例示的な実施形態では、修正のステップは、修正ステーション190において、切断ステーション200での切断に先立って生じるように示されているが、図25の例示的な実施形態においては、この順序は逆になっている。
また、プロセスは、少なくとも第1の支持ストリップ120を修正するステップを含むことができる。支持ストリップの修正には、非限定的に、支持ストリップの少なくとも1つまたは複数の部分のトリミング、コーティング、温度処理、化学処理、放射線処理、表面エネルギーの修正、形状の変更、および色の変更を含むことができる。例えば、支持ストリップ120は、望ましい形状を形成するように選択的に加熱されてもよいし、および/または部分的に研磨されてもよい。支持ストリップ120へ加えられるか貼り付けられる別の要素または複数の材料の追加により、支持ストリップ120が強化される実施形態が想定される。
プロセスは、剛毛付ストリップ110を、例えば切断ステーション200において、各々が長手方向キャリア20およびそれに超音波溶接された複数の剛毛30を含む複数の剛毛付構成要素10になるように、切断するステップを含むことができる(図24)。非限定的に、ブレード、熱、化学手段、レーザ、その他を含む任意の好適なバイトを用いることができる。切断のステップは、用途に依存して、複数の糸フィラメント110を修正するステップの前(図25)、または複数の糸フィラメント110を修正するステップの後(図24)、のいずれかで実施される。複数の糸フィラメントを修正するステップを切断のステップの後に行うこと(図25)により、製造業者が剛毛付構成要素10の様々な最終構成を作り出す際のより大きいフレキシビリティを有することが可能になる。例えば図25の例示的な実施形態において、図示の剛毛付構成要素10aは、剛毛付構成要素10bがそうであるように、それらの各剛毛パターンが互いに異なっている。
図18は、剛毛付構成要素10a、10b、10cをトリミングするために剛毛付構成要素10を(例えば修正ステーション190において)トリミングするプロセスステップと、剛毛付構成要素を(例えば選別ステーション195において)選別するプロセスステップと、修正されて選別された剛毛付構成要素10a、10b、10cを、それぞれ(例えば柄部取付ステーション197において)柄部210a、210b、210cへ取り付けるプロセスステップとを含む、幾つかのプロセスステップを概略的に示している。続いて、仕上げステップが(例えば仕上げステーション290において)実施され、例えば柄部にハンドル(211a、211b、211c)を設けること、および/または、柄部に所望の角度が付いた構成を形成することがおこなわれ、化粧品アプリケータ200が形成される。
図19に示されたプロセスの例示的な実施形態において、支持ストリップ220は、可能な修正の後、アプリケータの柄部210を形成するのに十分な剛性を有する。支持ストリップ220は、プロセスの他の実施形態と同様に、支持ストリップ取付ステーション160で取り付けることができる。その後、バンド140のエッジと並置された支持ストリップ220は、例えば溶接ステーション170において、糸130へ超音波溶接される。次いで、糸130は、例えば分割ステーション180において、2つの連続的な剛毛ストリップへ分割され、これらは続いて、例えば切断ステーション200において、所望の長さの別個のストリップ100になるよう切断され、これらは各々、支持ストリップ220およびそれに超音波溶接された複数の糸フィラメント135を含む。これらの剛毛ストリップ100は、例えば修正ステーション190において、支持ストリップ220から柄部210を形成するためにさらに修正される。これは例えば、糸フィラメント135の一部を支持ストリップ220から除去することにより行われる。糸フィラメント135の支持ストリップ220からのこのような部分的除去は、任意の既知の機械的または化学的手段により達成することができる。加えて、糸フィラメント135も、作られるブラシの所望の剛毛−フィールドプロファイルを形成するために、同様にトリミングされる。最後に、例えばハンドル211aを柄部210へ取り付けること、および/または柄部210を強化すること(図示せず)などの仕上げステップが行われる。
当業者であれば、本明細書において開示されたプロセスの様々な実施形態の表現は、プロセスの原理および任意選択のステップを説明する例示的な実施形態であり、プロセスステップの異なる順序または組合せを含む、本明細書において逐語的に説明されていない場合のある様々な並べ替え形態が、本発明により想定されることを理解されたい。例えば、プロセスは、図35A〜35Cの例示的な実施形態に概略的に示すとおり、好ましくは互いに平行な列に配置され、ハンドル211aを含む基端部を有する長尺状の柄部210の末端部へ永続的にまたは着脱可能に取り付けられる中央コア構成要素11へ貼り付けられる、剛毛付構成要素10の配列または複数の剛毛付構成要素10の製造を含むことができる。図22の実施形態において、剛毛付構成要素10は、コア60とそれに取り付けられた複数の長手方向剛毛キャリア20とを含み、各剛毛キャリア20は自身へ超音波溶接された複数の剛毛30を有する。
図36A、36B、および36Cに概略的に示す例示的な実施形態において、剛毛付構成要素10は、所望のパターンに従って複数の剛毛30が延在する本質的に平らな支持キャリア20を含むものとして製造される(図36A)。次いで、この広げられた剛毛付構成要素10は、任意の所望の断面形状、例えば矩形(図36B)、または円形(図36C)を形成するために、コア60の周りで折り曲げられる。
図37Aおよび37Bに概略的に示される別の例示的な実施形態において、剛毛付構成要素10は、図37Aにおいて「広げられた」状態で示される2つの半円筒を含む。これらの2つの半円筒は、図37Bに示されるとおり、互いに反対側にあるエッジにおいて一体型ヒンジ214により1つにされ、互いに当接するよう折り曲げられる。図38A〜38Cに示されるさらに別の例示的な実施形態において、剛毛30は、連続的なキャリア要素22へ逐次超音波溶接される(図38A)。次いで、剛毛30が溶接されたキャリア要素22が、所望の長さの複数の部分22を形成するためにトリミングされる(図38B)。その後、2つの部分は、複数の剛毛が延在するキャリア20を形成するために、溶接されるか、他の方法でつなぎ合わされる(図38C)。
本明細書において特定の実施形態が図示され、説明されたが、様々な他の変更および修正が本発明の趣旨および範囲から逸脱することなしになされることができる。さらに、本発明の様々な態様が本明細書において説明されたが、そのような態様は組み合せて用いられる必要はない。したがって、添付の特許請求の範囲において、本発明の範囲内にある全てのこのような変更形態および修正形態をカバーすることを意図する。
「実質的に」、「本質的に」、「約」、「およそ」などの用語は、本明細書で使用される場合は、任意の定量的な比較、値、測定、または他の表現に起因し得る固有の不確実性の度合いを表す。これらの用語はまた、定量的な表現が、問題になっている主題の基本的な機能の変更をもたらさずに述べられた事柄から変更され得る度合いを表す。さらに、本明細書において開示された寸法および値は、挙げられた厳密な数値に厳密に限定されていると理解されるものではない。代わりに、別段の定めが無い限り、このような寸法の各々は、挙げられた値およびその値を囲む機能的に均等な範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「65%」または「2mm」として開示された値は、それぞれ「約65%」または「約2mm」を意味することを意図する。
任意の相互参照されるもしくは関連する特許または出願ならびにこの出願がその優先権または利益を主張する任意の特許出願または特許を含む、本明細書に引用された全ての文書の開示は、明確に除かれるか他の方法で限定されない限り、本明細書に参照によりその全体が組み込まれる。任意の文献の引用は、それが、本明細書において開示または請求される任意の発明に対して先行技術であることを自認するものではなく−または、それ単体で、または他の任意の参照符号との任意の組合せで、任意のこのような発明を教示、提案、または開示するものでもない。さらに、この文献における用語のいずれかの意味または定義が、参照により組み込まれる文献における同じまたは同様の用語のいずれかの意味または定義と矛盾する限りにおいて、この文献においてその用語に割り当てられた意味または定義が適用される。

Claims (27)

  1. パーソナルケアアプリケータであって、
    ハンドルを含む基端部と、該基端部の反対側にある末端部とを有する少なくとも1つの柄部と、
    前記柄部へ取り付けられる少なくとも1つの剛毛付構成要素と
    を含み、
    前記少なくとも1つの剛毛付構成要素は、長手方向軸を有するキャリアと、該キャリアへ超音波溶接されると共に第1の予め決められたパターンに従ってそこから外向きに延在する少なくとも第1の複数の剛毛とを含み、
    前記長尺状のキャリアおよび前記少なくとも第1の複数の剛毛は、超音波適合材料を含み、
    前記剛毛は、前記キャリアの表面と前記剛毛の各々の縦方向部分との間の直接的な超音波接合を通じて、前記キャリアへ超音波接合される、パーソナルケアアプリケータ。
  2. 前記少なくとも1つの剛毛付構成要素は、前記柄部へ摺動可能に取り付けられる、請求項1に記載のパーソナルケアアプリケータ。
  3. 前記少なくとも1つの剛毛付構成要素は、複数の剛毛付構成要素を含み、
    前記複数の剛毛付構成要素は、多量に載せるためのマスカラ塗布のための構成要素、ボリュームを増すためのマスカラ塗布のための構成要素、持ち上げて巻くマスカラ塗布のための構成要素、睫毛を分離するマスカラ塗布のための構成要素、およびこれらの任意の組合せからなる群から選択される、請求項1または2に記載のパーソナルケアアプリケータ。
  4. 前記複数の剛毛構成要素は、前記柄部へ着脱可能に取り付け可能な剛毛付構成要素を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のパーソナルケアアプリケータ。
  5. 前記複数の剛毛付構成要素および前記柄部は、前記柄部内へ少なくとも部分的に折れ曲がり、また該柄部から広がるように、構造化および構成される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のパーソナルケアアプリケータ。
  6. 前記剛毛付構成要素の少なくとも一部は、前記柄部の周りにらせんを描く実質的にらせん形のコイルの形状を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のパーソナルケアアプリケータ。
  7. 前記少なくとも第1の複数の剛毛は、少なくとも剛毛の第1の配列と剛毛の第2の配列とを含み、
    前記剛毛の第1の配列は、材料、長さ、厚さ、形状、弾性、スティフネス、剛性、色、傾斜角、ならびに密度および隣接する剛毛間の距離を含む列における剛毛の分布のパターンからなる群から選択される少なくとも1つの物理的パラメータに関して、前記剛毛の第2の配列と異なる、請求項1〜6のいずれか一項に記載のパーソナルケアアプリケータ。
  8. 前記少なくとも第1の複数の剛毛は、前記柄部に対して約−45度から約+45度を含む角度で前記柄部から外向きに延在する剛毛を含み、
    前記少なくとも第1の複数の剛毛は、互いに交差して剛毛の十字形パターンを形成する剛毛を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のパーソナルケアアプリケータ。
  9. 2つの柄部であって、前記ハンドルが該2つの柄部の末端部の中間に配置されるように前記ハンドルの両側に取り付けられる2つの柄部を含み、
    前記2つの柄部は、第1の柄部と、該第1の柄部と実質的に平行な第2の柄部とからなり、
    前記第1の柄部は、それに取り付けられる剛毛の第1の配列を有し、
    前記第2の柄部は、それに取り付けられる剛毛の第2の配列を有し、
    前記第1の配列の剛毛は、前記柄部上の剛毛の分布のパターン、剛毛材料、長さ、太さ、形状、比重、剛性、スティフネス、可撓性、弾性、色、および前記柄部に対する傾斜角からなる群から選択される少なくとも1つの特徴において、前記第2の配列の剛毛と異なる、請求項1〜8のいずれか一項に記載のパーソナルケアアプリケータ。
  10. パーソナルケアアプリケータを製造するためのプロセスであって、
    基端部と末端部とを有する少なくとも第1の長尺状の柄部を提供するステップと、
    少なくとも第1の剛毛付構成要素を提供するステップであって、該少なくとも第1の剛毛付構成要素は、長手方向軸と長さとを有する長尺状のキャリアと、該キャリアへ超音波溶接されると共に第1の予め決められたパターンに従ってそこから外向きに延在する少なくとも第1の複数の剛毛とを含み、前記キャリアおよび前記剛毛は超音波適合材料を含み、前記剛毛は前記キャリアの表面と前記剛毛の各々の縦方向部分との間の直接的な超音波接合を通じて前記キャリアへ超音波接合される、ステップと、
    前記少なくとも第1の剛毛付構成要素を前記少なくとも第1の柄部へ取り付けるステップと
    を含む、パーソナルケアアプリケータを製造するためのプロセス。
  11. 剛毛付構成要素を提供するステップは、
    少なくとも第1の材料ストランドを、表側と裏側とそれらの間の少なくとも第1のエッジとを有する連続移動無端バンドの周りに連続的に巻くステップであって、それにより、前記少なくとも第1の材料ストランドを、前記バンドの前記少なくとも第1のエッジに所定の密度で接触させる、連続的に巻くステップと、
    少なくとも第1の支持ストリップを、前記第1のエッジの周りに巻かれた前記第1の材料ストランドを有する前記バンドの前記第1のエッジと連続的に並置するステップであって、前記第1の材料ストランドおよび前記第1の支持ストリップは超音波適合材料を含む、連続的に並置するステップと、
    前記第1のエッジに隣接する前記第1の材料ストランドの縦方向部分を、前記第1の支持ストリップへ前記所定の密度で超音波溶接するステップであって、その結果、前記第1の材料ストランドの前記縦方向部分は、前記第1の支持ストリップの表面と前記第1の材料ストランドの前記縦方向部分の表面との間の直接的な超音波接合を通じて前記第1の支持ストリップへ超音波接合されるようになり、それにより、前記第1の支持ストリップと、該第1のストリップへ超音波溶接されると共にそこから外向きに延在する複数の第1のストランドのフィラメントとを含む、少なくとも第1の連続的な剛毛付ストリップを形成する、超音波溶接するステップと、
    前記少なくとも第1の連続的な剛毛付ストリップを、前記無端バンドから取り除くステップと、
    前記少なくとも第1の連続的な剛毛付ストリップを、複数の剛毛付構成要素になるように切断するステップと、
    前記第1の材料ストランドを、複数の自由端を形成するように分割するステップと
    を含む、請求項10に記載のプロセス。
  12. 前記第1の材料ストランドの少なくとも1つの物理的特徴を修正するステップをさらに含み、
    前記第1の材料ストランドの少なくとも1つの物理的特徴を修正するステップは、前記第1の材料ストランドを、トリミング、コーティング、温度処理、化学処理、放射線処理、機械的処理、表面エネルギーの修正、形状の変更、色の変更、および角度方向の変更からなる群から選択される処理にかけることを含む、請求項10または11に記載のプロセス。
  13. 前記第1の支持ストリップを修正するステップをさらに含み、
    前記第1の支持ストリップを修正するステップは、該第1の支持ストリップを、トリミング、コーティング、温度処理、化学処理、放射線処理、表面エネルギーの修正、形状の変更、および色の変更からなる群から選択される処理にかけることを含む、請求項10〜12のいずれか一項に記載のプロセス。
  14. 前記少なくとも第1の材料ストランドを連続移動無端バンドの周りに連続的に巻くステップは、前記所定の密度が可変で行われる、請求項10〜13のいずれか一項に記載のプロセス。
  15. 少なくとも第1の支持ストリップを前記バンドの前記少なくとも第1のエッジと連続的に並置するステップは、第2の支持ストリップを前記バンドの第2のエッジと連続的に並置するステップを含み、
    前記第2のエッジは前記第1のエッジの反対側にある、請求項10〜14のいずれか一項に記載のプロセス。
  16. 少なくとも第1の材料ストランドを連続移動無端バンドの周りに連続的に巻くステップは、少なくとも第2の材料ストランドを前記連続移動無端バンドの周りに連続的に巻くステップを含む、請求項10〜15のいずれか一項に記載のプロセス。
  17. 前記第1の材料ストランドは、材料、太さ、断面形状、表面エネルギー、弾性、剛性、および色からなる群から選択される少なくとも1つの物理的特徴において、前記第2の材料ストランドと異なる、請求項16に記載のプロセス。
  18. 少なくとも第1の材料ストランドを連続移動無端バンドの周りに連続的に巻くステップは、
    前記少なくとも第1の材料ストランドを前記バンドの周りに第1の密度で連続的に巻くステップと、
    前記少なくとも第2の材料ストランドを前記バンドの周りに第2の密度で連続的に巻くステップとを含み、
    前記第1の密度は前記第2の密度と異なる、請求項16に記載のプロセス。
  19. 少なくとも第1の材料ストランドを連続移動無端バンドの周りに連続的に巻くステップは、
    前記第1の材料ストランドを、パターンを含むように前記バンドの周りに巻き付かせるステップであって、前記少なくとも第1の材料ストランドにおける前記バンドの表側に配置された部分が前記バンドの移動方向に対して第1の角度を形成する、巻き付かせるステップと、
    前記第2の材料ストランドを、パターンを含むように前記バンドの周りに巻き付かせるステップであって、前記少なくとも第2の材料ストランドにおける前記バンドの表側に配置された部分が前記バンドの移動方向に対して第2の角度を形成する、巻き付かせるステップとを含み、
    前記第1の角度は前記第2の角度と異なる、請求項16に記載のプロセス。
  20. 少なくとも第1の支持ストリップを前記バンドの前記少なくとも第1のエッジと連続的に並置するステップは、
    その中に前記少なくとも第1のエッジを受け入れるように構成された少なくとも1つの長手方向スロットを有する第1の支持ストリップを連続的に並置するステップを含む、請求項3に記載のプロセス。
  21. 前記少なくとも1つの長手方向スロットは、前記長尺状のキャリアの長手方向軸に垂直な断面で見ると略V字形であり、
    前記スロットは、第1の内面と該第1の内面に対して角度をなす第2の内面とを有し、
    前記第1および第2の内面は、それらの間に約1度から約179度または約5度から約90度の角度を形成する、請求項20に記載のプロセス。
  22. 前記第1の内面は前記第2の内面より広い、請求項20または21に記載のプロセス。
  23. 前記少なくとも第1の剛毛付構成要素を前記少なくとも第1の柄部へ取り付けるステップは、
    前記第1の剛毛付構成要素が、前記第1の柄部に実質的に平行であるか、または前記第1の柄部に対して角度をなすかのいずれかとなるように、前記第1の構成要素を前記柄部の前記末端部へ貼り付けるステップを含む、請求項10〜22のいずれか一項に記載のプロセス。
  24. 前記少なくとも第1の剛毛付構成要素を前記少なくとも第1の柄部へ取り付けるステップは、
    前記第1の剛毛付構成要素を、前記第1の柄部の基端部と末端部との間で該柄部へ縦に貼り付けるステップを含む、請求項10〜23のいずれか一項に記載のプロセス。
  25. 前記第1の柄部へ取り付けられた前記第1の剛毛付構成要素を実質的にらせんの形状に適合させるように、前記第1の剛毛付構成要素と前記柄部との両方を前記柄部の長手方向軸の周りでねじるステップをさらに含む、請求項24に記載のプロセス。
  26. 前記少なくとも第1の剛毛付構成要素を前記少なくとも第1の柄部へ取り付けるステップは、
    前記第1の剛毛付構成要素を、前記第1の柄部へ摺動可能に取り付けるステップを含む、請求項10〜25のいずれか一項に記載のプロセス。
  27. 少なくとも第1の長尺状の柄部を提供するステップは、
    前記第1の剛毛構成要素が広がりまた折れ曲がることを可能にするように構造化および構成された中空の柄部を提供するステップを含む、請求項10〜26のいずれか一項に記載のプロセス。
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