JP2017521951A - サウンドトランスデューサ - Google Patents

サウンドトランスデューサ Download PDF

Info

Publication number
JP2017521951A
JP2017521951A JP2017501283A JP2017501283A JP2017521951A JP 2017521951 A JP2017521951 A JP 2017521951A JP 2017501283 A JP2017501283 A JP 2017501283A JP 2017501283 A JP2017501283 A JP 2017501283A JP 2017521951 A JP2017521951 A JP 2017521951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
magnet pot
magnet
pot
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017501283A
Other languages
English (en)
Inventor
シェンロン シー
シェンロン シー
ユアンジア ヤン
ユアンジア ヤン
ジエン グオ
ジエン グオ
オスカー ロペス
オスカー ロペス
Original Assignee
ノキア テクノロジーズ オーユー
ノキア テクノロジーズ オーユー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノキア テクノロジーズ オーユー, ノキア テクノロジーズ オーユー filed Critical ノキア テクノロジーズ オーユー
Publication of JP2017521951A publication Critical patent/JP2017521951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/06Loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R31/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor
    • H04R31/006Interconnection of transducer parts
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/025Magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2209/00Details of transducers of the moving-coil, moving-strip, or moving-wire type covered by H04R9/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2209/022Aspects regarding the stray flux internal or external to the magnetic circuit, e.g. shielding, shape of magnetic circuit, flux compensation coils
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2209/00Details of transducers of the moving-coil, moving-strip, or moving-wire type covered by H04R9/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2209/024Manufacturing aspects of the magnetic circuit of loudspeaker or microphone transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2400/00Loudspeakers
    • H04R2400/11Aspects regarding the frame of loudspeaker transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2499/00Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
    • H04R2499/10General applications
    • H04R2499/11Transducers incorporated or for use in hand-held devices, e.g. mobile phones, PDA's, camera's

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

フレームと;可動に配置されるコイルと;前記フレームに連結される磁石システムを備える装置。磁石システムは、少なくとも1つの磁石と、少なくとも1つの磁石に連結される少なくとも1つのポールピースを備える。少なくとも1つのポールピースは磁石ポットを備える。磁石ポット及びフレームの断面長は、少なくとも1つの断面部位において実質的に同じである。【選択図】図4

Description

本願の例示的かつ非限定的実施形態は、概して磁石システムに関し、より具体的にはコイルと共に使用される磁石システムに関する。
先行開発の概要
スピーカは一般にフレーム、磁石システム、コイル、ダイヤフラムを備える。磁石システムはフレームに連結されており、ダイヤフラムはフレームとコイルに連結されている。コイルは選択的に励起され、フレームと磁石システムに対してダイヤフラムを動かす。
摘要
以下の摘要は単なる例示であり、本出願の特許請求の範囲を限定しようとするものではない。
ある態様によれば、例示的実施形態が次の装置で提供される。この装置はフレームと;装置において可動に配置されるコイルと;フレームに連結される磁石システムを備え、磁石システムは、少なくとも1つの磁石と、少なくとも1つの磁石に連結される少なくとも1つのポールピースを備え、少なくとも1つのポールピースは磁石ポットを備え、磁石ポット及びフレームの断面長は、少なくとも1つの断面部位において実質的に同じである。
別の態様によれば、次の例示的方法が提供される。この方法は、磁石ポットを提供することと;磁石ポットにフレームを連結することを含み、フレームと磁石ポットは、少なくとも1つの断面部位において実質的に同じ断面長を有する。
また別の態様によれば、例示的実施形態が次の装置で提供される。この装置はフレームと;フレームに連結される磁石ポットを備え、フレームは磁石ポット内部と磁石ポット外部の両方に配置され、その連結はフレームを磁石ポットにインターロックする連結である。
さらにまた別の態様によれば、次の例示的方法が提供される。この方法は、磁石ポットを提供することと;磁石ポットにフレームをインサート成形することを含み、磁石ポットは内部受容領域を備え、フレームは、磁石ポットにインターロックされるように、磁石ポットの外側で内部受容領域の内側に配置される。
前述した態様とその他の特徴については、添付図面と合わせて以降の記述で説明される。
本願に記述される特徴を備える装置の例示的実施形態の正面図である。 図1に示された装置の背面図である。 図1に示された装置の構成要素の一部を示す模式図である。 図1−3に示された装置のラウドスピーカの分解上方斜視図である。 図4に示された磁石システム及びフレームの上平面図である。 図5の線6−6による断面図である。 図5に示された磁石システム及びフレームの下方斜視図である。 図5の線8−8による断面図である。 従来型磁石ポットを関するシミュレーションによる結果である。 図4−8に示された磁石ポットに関する、図9と同様のシミュレーションによる結果である。 代替的実施形態の断面図である。 代替的実施形態の断面図である。 代替的実施形態の断面図である。 代替的実施形態の分解斜視図である。 代替的実施形態の部分断面図である。 図15に示された実施形態の側面図である。 代替的実施形態の部分断面図である。 代替的実施形態の部分断面図である。 例示的方法を示す模式図である。
実施形態の詳細な説明
図1を参照すると、例示的実施形態における特徴を備える装置10の正面図が示されている。こうした特徴は図面に示された例示的実施形態を参照しながら説明されることになるが、これらの特徴が実施形態に関する多数の変形形態においても具現化可能である点が理解されなくてはならない。また、素子や材料としてあらゆる適切なサイズ、形状、タイプのものを使用することもできる。
装置10は手持ち式の携帯装置でもよく、例えば電話アプリケーションを備える通信デバイス等でもよい。本願で示される実施例では、装置10はカメラ及びカメラアプリケ−ションを備えるスマートフォンである。あるいは又は加えて、装置10はインターネットブラウザアプリケーションやビデオレコーダアプリケーション、音楽プレーヤアプリケーション、レコーダアプリケーション、電子メールアプリケーション、ナビゲーションアプリケーション、ゲームアプリケーション、その他適切な電子デバイスアプリケーションの何れか又は全てを備えてもよい。あるいは別の例示的実施形態において、装置がスマートフォンでなくてもよい。例えば、装置がタブレットコンピュータや携帯ゲームデバイス、ハンドセットコントローラでもよく、スピーカ又はラウドスピーカを備える任意のデバイスでもよい。
図2、3も参照すると、装置10はこの例示的実施形態では、ハウジング12、タッチスクリーン14、受信機16、送信機18、コントローラ20、充電式バッテリ26、カメラ30を備える。ただし、以下で説明するこうした機能の全てを実装する必要はない。コントローラ20は、少なくとも1つのプロセッサ22、少なくとも1つのメモリ24、ソフトウェア28を備えてもよい。ハウジング12内の電子回路は、コントローラ20等の構成要素を実装した少なくとも1つのプリント配線基板(PWB)21を備えてもよい。受信機16及び送信機18は一次通信システムを形成し、装置10が例えば携帯電話の基地局のような無線電話システムと通信可能にする。
この実施例では、装置10は、装置の背面13に配置されるカメラ30と、フロントカメラ32、LED34、フラッシュシステム36を備える。LED34及びフラッシュシステム36も装置の背面に見えていて、カメラ30専用である。カメラ30・32、LED34、フラッシュシステム36はコントローラ20に接続され、コントローラ20がこれらを制御することができる。あるいは別の例示的実施形態において、背面に複数のカメラが具備されてもよく、正面に複数のカメラを具備することもでき、これら両方が同時に具わっていてもよい。装置10は、マイクロフォン38として提供されるサウンドトランスデューサを備える。あるいは別の例示的実施形態において、装置が複数のマイクロフォンを備えてもよい。装置10はイヤーピース40として提供されるサウンドトランスデューサと、スピーカ42として提供されるサウンドトランスデューサを備える。スピーカは複数具備されてもよく、全く具備されなくてもよい。
図4−8も参照すると、ラウドスピーカ42は前述のようなサウンドトランスデューサである。サウンドトランスデューサ42は磁石システム43、コイル44、コイル44に連結されたダイヤフラム45を備える。磁石システム43は永久磁石46と2個のポールピース48・49を備える。あるいは別の実施形態において、磁石を電磁石にすることもできる。また別の実施例では、複数の永久磁石と3個以上のポールピースを具備することもできる。ここに示す実施例では、ダイヤフラム45の外周にフレーム50がフロントカバー51で取り付けられている。アセンブリ42は、装置10の筐体又はフレームピースに取り付けられてもよい。磁石46及びポールピース48・49は、コイル44が可動する領域54を形成する。
ポールピースは透磁率の高い金属から成る構造で、磁石が生成する磁界を導くのに使用される。ポールピースは磁石の磁極に取り付けられ、ある意味、磁極を延長するものである。こうした理由から、「ポールピース」という名で呼ばれる。磁束は、抵抗が最小となる(より正確には、磁気抵抗が最小となる)経路に沿って移動する。磁気回路の鋼製部品は磁気抵抗の低い経路を磁束に提供する。この事実から、鋼製ポールピースを使用することによって、磁束をとらえて関心領域に集中させる(あるいは、単に向きを変える)ことができる。
こうした磁束集束は、鋼の先端を細くすることによって行うことができる。ただし、鋼製ポールピースの磁極領域が狭くなるにつれ、(スチール部品を貫通する全磁束が一定であるならば)鋼内の磁束密度は高くなることに留意しなくてはならない。鋼製ポールピースはアクティブボリュームを覆う磁界を均一にするために使用することもできる。
磁石は必要に応じて複雑な形状に加工することが難しいため、ポールピースが望ましい。しかしそれ故、ポールピースは高価でもある。ポールピースは永久磁石と電磁石の両方で共に使用される。電磁石の場合、1つ又は複数のポールピースによって磁心が簡単に延長され、その一部とみなすことすら可能となる。特に、これらが同じ材料から作られている場合がそのようになる。従来のポールピース材料はミューメタルのような軟鉄であった。鋼は永久磁石でよく用いられるが、軟鉄は渦電流の影響を受け、そのため軟鉄は電磁石と共に使用するには不向きである。特に、交流電流で磁石を励磁するときに効率が悪い。ポールピースは、その適用に応じて多くの形状・形態をとる。従来のダイナミックラウドスピーカは独特な環状磁石及びポールピース構造を有し、この構造がコイルの磁束を集束させる働きをする。
ラウドスピーカ42では、コイル44を流れる電流が向きを変えると、コイルの磁極の向きが反転する。これにより、コイル44と永久磁石/ポールピース46・48・49の間の磁力が変化し、この力がギャップ54の中でコイル44とそれに付随するダイヤフラム45を前後に動かす。
コイル44が形成する電磁石は、永久磁石46及びポールピース48・49が形成する一定の磁界の中に置かれる。この電磁石と永久磁石は、任意の2つの磁石と同じように相互作用する。電磁石のS極は永久磁石磁界のN極と引き合い、電磁石のN極は永久磁石磁界のN極と斥け合う。電磁石の極の向きが反転すると、斥力と引力の向きも反転する。こうして、交流電流がコイルと永久磁石の間の磁力を絶えず反転させることになる。これにより、コイル44はピストンのように前後に繰り返し押されることになる。
コイル44が動くと、それがダイヤフラム45を押し引きする。これがダイヤフラム前面の空気を振動し、音波を生成する。この電気的なオーディオ信号は、波動としても解釈可能である。この波動の周波数と振幅は元の音波を表わし、コイルの動く速度と距離を決定する。次にこれが、ダイヤフラムが生成する音波の周波数と振幅を決定する。
本願に記載された特徴は、従来のマイクロスピーカと同じサイズでありながら、より高い許容入力、感度、ロバスト性を提供する改良構造を導入するために使用されてもよい。家庭用電化製品(家電)の需要が高まるにつれ、スマートフォンやタブレットコンピュータ等のような家電におけるマイクロスピーカの要求も益々高まっている。高感度と高許容入力は魅力的なポイントである。感度と許容入力を上げる場合、従来のスピーカ構造はより一層ボトルネックとなるであろう。
従来のマイクロスピーカ構造は、プラスチックフレームと従来型磁石システムによって構成されている。従来型磁石システムは、磁石、磁石ポット、トッププレート、コイル、膜、フロントカバー、接点板ばねによって構成される。磁石システムは通常、接合部を接着してフレームに組み込まれる。この種の構造では、フレームによって外気に触れる金属領域が制限される。この金属領域は通常、スピーカ全体の主要冷却部である。13×18 mmのスピーカを例に取ると、冷却領域のサイズは通常、約13×8 mmである。また、プラスチックフレームと磁石システムの間の接着部は、過剰な力が加えられると動く可能性がある。このため、例えばスマートフォンを落としたときのような装置の回転や自由落下の後で、信頼性に問題が生じることになる。このため、接着剤や粘着剤の使用の代わりに、あるいはそれに加えるものとして、プラスチックフレームを磁石システムに連結する他の技術が用いられてもよい。ただし、プラスチックフレームと磁石システムを備えるアセンブリでも、過剰な力が加えられると変形することもある。また、従来型磁石システムにはBL値を改善する余地があまりない。
本願に記載された特徴は、新しいマイクロスピーカ構造の設計に用いることができる。これにより、設計時に磁石ポットの半径に関して柔軟な最適化と、プラスチックフレームと磁石システムの新しい連結を実現することができる。これは、BL最適化による感度の向上、熱冷却領域の拡大による許容入力の向上、磁石システムとプラスチックフレームの間の新しい連結方法による信頼性の向上をそれぞれ行うために用いることができる。
BLは磁気ギャップ54での磁束密度(B)とギャップ内のコイルの線長によって決定される。一般に、BLが大きい程、スピーカが高い相対的感度(能率)を持つことを意味する。ただしこれは、BLの大きいスピーカなら必ず音圧レベル(SPL)も高くなるということを意味しない。BLが非常に大きいスピーカは通常、Xmax(=コイルの長さ−ギャップの高さ)が小さい。
例示的実施形態において、13×18 mmのスピーカを例に取ると、本願に記載された特徴を採用することによって、熱冷却用金属領域は従来設計より200〜300%拡げることができ、許容入力を上げることができる。また、磁束密度(B)の値は、磁石、トッププレート、磁気ギャップがそれぞれ同じ大きさの従来設計と比べて22%大きくなる。これにより感度は、例えば平均約1.7dBまで上げることができる。またこれは、特に磁石システムとプラスチックバスケットの接合部分においてスピーカの信頼性を向上させることができる。
添付図面を参照すると、磁石システム43は、磁石ポットとして供される第1のポールピース48を有する。磁石ポットは、同じサイズのフレームと磁石を有する従来型磁石ポットよりも大きい。磁石ポット48は、底面56と底面56から延在する4つの側面58a、58b、59a、59bを有する。図示された実施例では、側面58・59はそれぞれ約180度に屈曲している。ただし、この実施例とは別の実施例では、4より多い又は少ない側面が90度を超える角度で折り曲げられていることもある。
この設計では、磁石ポット48は、従来型プラスチックフレームの輪郭又はフットプリントFと実質的の同じ大きさでもよい。13×18mmのスピーカを例に取ると、冷却部として外気に触れる磁石ポット48の金属領域は、228 mm2まで拡げられる。これは従来設計の220%であり、120%の増加である。
フーリエの法則によれば、次式のようになる:
温度勾配は同一材料であっても同じではない。全表面積が大きくなる程、より多くの熱が外気に伝導できる。従来型マイクロスピーカの設計と比較すると、新しい構造では外気に触れる領域が広く、熱伝導も大きくすることができる。これは、所定時間をtとすると、従来設計について次のようになることを意味する:
・コイルを摂氏120度に維持することができる熱量をQ1、
・コイル及び膜から放出される熱量をQ2、
・磁石システムから放出される熱量をQ3、
・音声に変換されるエネルギーをQ4とすると、
・全出力は (Q1+Q2+Q3+Q4)/t となる。
・新構造では概ね (Q1+Q2+2*Q3+Q4)/t となる。したがって、この設計では許容入力(PHC)をQ3/tだけ増加できる。
金属磁石ポットはフレーム50の下側領域の大部分を占有するため、コイルリード62との電気リード接続用として、従来の板ばねの代わりにコイルばね対60が使用されてもよい。
新ポット設計は、同じサイズの磁気ギャップを有する従来設計と比べて、磁界ギャップ54における磁界強度も向上させる。BL値は主に、磁石ポット半径の最適化によって向上する。従来設計ではこの半径が非常に小さく、損失を大きくしている。新構造48では、側面58・59での屈曲半径は非常に滑らかになるように設計されてもよく、これにより、B値をゆっくりと減少させることが可能となる。こうした変化によりBL値は、例示的三次元モデルに基づくANSYSシミュレーション結果を用いると平均約22%超である。ここで、例示的三次元モデルはトッププレートと磁気ギャップが同じであるが、その配置が異なっている。同じ音声膜を用いる場合、感度は平均して約1.7dB上げることができる。従来設計に対するANSYSシミュレーションの結果と、磁石ポット48を用いた設計に対する結果は、それぞれ図9、図10に示されている。新磁石ポット48の断面長68′は、プラスチックフレームのフットプリントサイズが同じ従来型磁石ポットの断面長68よりも長い。
新磁石ポット設計では、磁石ポットにフレームを組み立てる際、接着剤のみを使用する代わりにインサート金属射出成形又はインサート成形を用いることも可能である。この種の組立方法は、磁石ポット48に対してプラスチックフレーム50を一体的に成形可能にするため、磁石ポット48とフレームの間の連結をより堅固にする。側面58・59の各々は90度を超える角度で折り曲げられているため、各側面58・59は内面リセス64を形成する。これらのリセス64は、部位66においてフレーム50の材料で少なくとも部分的に充填されている。フレーム50の材料は側面58・59の外側にも配置される。フレーム50の材料を磁石ポット48の内側と外側の両方に配置することによって、フレーム50は磁石ポット48に固定連結される。
全組立順序は、プラスチック射出ツールにより変更されてもよい。通常、従来方法では、最初に磁石ポット、磁石、トッププレートをサブアセンブリに組み立てから、磁石ポットをプラスチックフレームの受用開口部内に接着する等でサブアセンブリをプラスチックフレームに組み入れる。一方、フレームを磁石ポットに射出成形する方法を用いると、新磁石ポット48は射出金型に配置でき、フレームはその金型で射出成形され、磁石ポットがプラスチック成形ツールの一部になる。プラスチックフレーム50が磁石ポット48に形成されから、磁石とトッププレートがこの金属ポットに組み込まれてもよい。
従来型マイクロスピーカ構造における磁石ポットとプラスチックフレームの間の接合強度は接着の程度に依存し、常に剪断力に対して比較的弱い。従来設計では、プラスチックフレームは容器であって、磁石システムはサブアセンブリとして、容器のスルーホール内部で周辺を接着固定することによって容器に組み込まれる。こうした従来設計の連結では、磁石ポットに加わる力を殆ど許容できないが、サブアセンブリがプラスチック容器の軸方向に対するオフセットとなることができる。図4−8に例示した新構造では、磁石システム43がプラスチックフレーム50の容器になる。フロントカバー51に加わる力は制限内で許容される。形成/連結がインサート金属射出過程であるため、磁石ポットとプラスチックフレームの間の接着剤は不要である。接合強度はフレーム50を形成するプラスチックの強度に依存し、接着剤よりもはるかに強い。あるいは、磁石ポットにスルーホール70を設計することも可能である。図11の実施例で示すように、スルーホール70はプラスチックを側壁まで延在させ、信頼性を高めることができる。
新構造の磁気ギャップは、X、Y軸方向において従来設計と同じでもよい。しかし、必ずしもこのようにしなければならないというわけではない。ギャップ54のサイズはこれより大きくても小さくてもよい。ポールプレート49及び折り曲げられた磁石ポット48の中心は、BL値を最大化するためZ軸に向くように合わせることができる。これは、磁界の対称性を向上させるために僅かに補正することもできる。X、Y方向の境界については、最大BL値を得るために、磁石ポットの屈曲側壁半径の最適化方法に依存してもよい。前述と同じ値でなくてもよく、13×18 mmの実施例が用いられるが、これは単なる例であって、これに限定されるものと見なしてはならない。本願に記載されたこうした特徴は、それよりも大きさが小さくても、大きくてもよく、別の大きさでもよい。磁石ポットの側壁の半径が十分に最適化されていれば、小型でも高い感度を有することが可能である。場合によっては、この折り曲げ方が放射状でなくてもよく、摺動面であって、磁界のB値の最適化方法に依存してもよい。通常、半径が長く滑らかである程、BL値の増加を可能にする。図12・13は磁石ポット48′・48″の実施例を示す。これらの実施例は側壁がそれぞれ異なる形状を有し、これらの側壁にはそれぞれに対応する一体型成形プラスチックフレーム50′・50″が具備されている。
図14は別の例示的実施形態を示す。この実施形態では、磁石ポット48''' の2つの側壁59a・59bのみが90度を超える角度で折り曲げられている。他の2側壁58c・58dは90度だけ折り曲げられ、従来型磁石ポットの側壁と同じである。この場合、図4−8に示した実施形態よりも冷却領域が狭くBL値も小さい可能性があるが、それでも従来構造よりは向上している。このハイブリッド設計は特に、6x15 mm等の現行のイヤーピースに適している。こうしたイヤーピースは、一方の短い側面と比べてもう一方の側面がはるかに長いためである。この設計では、側壁58c・58dの側面でフレーム50''' に連結される板ばねコンタクト61を用いることができる。
本願に記載された特徴は、BL値を向上し、冷却領域を拡げ、ロバスト性を高める新構造を提供するために使用されてもよい。また、本願に記載された特徴は、磁石ポットに加えられる、プラスチックフレームと磁石ポットを分離しない程度の力100(図6参照)に対応可能な新構造を提供するために使用されてもよい。
さらに図15・16を参照すると、インサート成形連結を示す別の実施形態が示されている。この実施例では、磁石ポットのインターロックポケット72内にフレーム50が成形される。図17を参照すると、インサート成形連結を示すまた別の実施形態が示されている。この実施例では、磁石ポットの側壁の外側に、フレームが成形される受容領域74が具備される。図18を参照すると、インサート成形連結を示すまた別の実施形態が示されている。この実施例では、磁石ポットの側壁の外側に、フレームが成形される受容領域76で、形状の異なる領域が具備される。ただし、これらは単なる例であり、他の形状や大きさのインターロック連結を有する別の実施例も可能である。
ある種の例示的実施形態では、装置はフレーム;フレームに可動連結されるコイル;フレームに連結される磁石システムを備えてもよく、磁石システムは少なくとも1つの磁石と、磁石に連結されるポールピースを備え、ポールピースは磁石ポットを備え、磁石ポットとフレームそれぞれの断面長は、少なくとも1つの断面部位において実質的に同じである。
コイルは、ダイヤフラムによってフレームと間接的に可動連結されてもよい。コイル及び膜のアセンブリは、音声を生成するように構成される。この膜がプラスチックフレームに連結される場合、コイルは膜の下方に置かれ、プラスチックフレームに直結されていなくてもよい。コイルは膜に取り付けられ、膜を動かし、永久磁石と生成された磁界による合成相互作用に基づいて音声を生成することが可能となる。フレームは、磁石ポットにフレーム形状をインサート成形することによって、磁石ポットに連結されてもよい。こうして、磁石ポットにフレーム形状をインサート成形することによって、フレームと磁石ポットは、部材を別の部材の上に一体的に形成する単一部品として設計することができる。磁石ポットとフレームは、少なくとも2つの対角断面部位において実質的に同じ断面長を備えてもよい。磁石ポットの少なくとも2つの側面は、90度を超える角度で折り曲げられていてもよい。磁石ポットの少なくとも2つの側面はリセスを有し、フレームを磁石ポットにインターロックするために、フレームの一部がこのリセスに位置している。磁石ポットの少なくとも2つの側面は開口部を有し、フレームを磁石ポットにインターロックするために、フレームはこの開口部を貫いて延在している。磁石ポットの、膜と平行な向きでの最長寸法は、膜の最長寸法と比べて少なくとも同じでもよく、それより長くてもよい。実施形態によっては、磁石ポットが、トランスデューサ断面に基づくXY方向で膜より大きいことは自明である。磁石ポットの高さも、膜の高さと実質的に同じでもよい。新トランスデューサでは、ポットの全面がXYZ全方向に延在していてもよい。
例示的方法は、磁石ポットを提供することと;磁石ポットにフレームを連結することを備えてもよく、フレームと磁石ポットは、少なくとも1つの断面部位において実質的に同じ断面長を有する。フレームを磁石ポットに連結することは、磁石ポットにフレームをインサート成形することを含んでもよい。フレームを磁石ポットに連結することは又、磁石ポットにフレームのインターロック連結を形成するために、磁石ポットの受容領域内にフレームの一部を配置することを含んでもよい。フレームを磁石ポットに連結することは、磁石ポットの少なくとも2つの側面を貫通する開口部を貫いてフレームの一部を挿入することを含んでもよい。磁石ポットを提供することは、少なくとも2つの側面が90度を超える角度で内側に折り曲げられた磁石ポットを提供することを含んでもよい。フレームを磁石ポットに連結することは、少なくとも2つの対角断面部位を提供することであって、フレームと磁石ポットがそれぞれ、この少なくとも2つの対角断面部位において実質的に同じ断面長を有する、前記少なくとも2つの対角断面部位を提供することを含んでもよい。
例示的実施形態が、フレームと;フレームに連結される磁石ポットを備える装置において提供され、フレームは磁石ポット内部と磁石ポット外部の両方に配置され、その連結はフレームを磁石ポットにインターロックする連結であってもよい。
ある種の例示的実施形態では、磁石ポット及びフレームの断面長は、少なくとも1つの断面部位において実質的に同じでもよい。ただし、例示的実施形態によっては、磁石ポット及びフレームの断面長は、少なくとも1つの断面部位において実質的に同じでなくてもよい。フレームは磁石ポットよりも大きくても小さくてもよく、必要に応じて例えばダイヤフラムのサイズ等でもよい。また磁石ポットは、半径の最適化に基づいて、フレームの断面長よりも短くてもよい。フレームは、磁石ポットにフレーム形状をインサート成形することによって、磁石ポットに連結されてもよい。磁石ポットとフレームは、少なくとも2つの対角断面部位において実質的に同じ断面長を備えてもよい。磁石ポットの少なくとも2つの側面は、90度を超える角度で折り曲げられていてもよい。磁石ポットの少なくとも2つの側面は開口部を有し、フレームを磁石ポットにインターロックするために、フレームはこの開口部を貫いて延在している。
例示的方法は、磁石ポットを提供することと;磁石ポットにフレームをインサート成形することを含み、磁石ポットは内部受容領域を備え、フレームは、磁石ポットにインターロックされるように、磁石ポットの外側で内部受容領域の内側に配置されてもよい。
例示的実施形態が、フレームと;磁石ポットと;フレームを磁石ポットに連結する手段を備える装置に提供され、フレームは、磁石ポットへのインターロック連結が提供されるように、磁石ポットにインサート成形されてもよい。
例示的実施形態では、磁石ポットの、膜と平行な向きでの最長寸法は、膜/ダイヤフラムの最長寸法と比べて少なくとも同じでもよく、それより長くてもよい。実施形態によっては、磁石ポットが、トランスデューサ断面に基づくXY方向で膜より大きいこともある。磁石ポットの高さも、膜の高さと実質的に同じ程度に延ばされてもよい。従来型磁石ポットと比較すると、このポットの全表面はX、Y、Zの全方向に拡げることができる。
図19を参照すると、例示的方法は、ブロック80で示すように磁石ポットを提供すること、ブロック82で示すようにプラスチックフレームを磁石ポットにインサート成形すること、そしてブロック84で示すように磁石ポットに磁石を連結することを含んでもよい。
前述した説明は一例に過ぎないという点に留意しなくてはならない。当業者であれば、種々の代替や変更を考え出すことができる。例えば、種々の従属請求項に記載した特徴は、あらゆる適切な組合せにおいて互いに組み合わせることができる。加えて、前述した別々の実施形態からの特徴を選択的に組み合わせて新たな実施形態にすることもできる。したがって、本出願での記述は、添付の請求項に記載する範囲内にあるこうした代替、変更、及び変形の全てを包含しているものである。

Claims (21)

  1. 装置であって、
    フレームと;
    前記装置において可動に配置されるコイルと;
    前記フレームに連結される磁石システム
    を備え、前記磁石システムは、少なくとも1つの磁石と、前記少なくとも1つの磁石に連結される少なくとも1つのポールピースを備え、前記少なくとも1つのポールピースは磁石ポットを備え、前記磁石ポット及び前記フレームの断面長は、少なくとも1つの断面部位において実質的に同じである、装置。
  2. 前記フレームは、前記磁石ポットに前記フレームの形状をインサート成形することによって、前記磁石ポットに連結される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記磁石ポット及び前記フレームは、少なくとも2つの対角断面部位において実質的に同じ断面長を備える、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記磁石ポットの少なくとも2つの側面は、90度を超える角度で折り曲げられていている、請求項1から3の何れかに記載の装置。
  5. 前記磁石ポットの少なくとも2つの側面はリセスを有し、前記フレームの一部は、前記フレームを前記磁石ポットにインターロックするために前記リセスに配置される、請求項1から4の何れかに記載の装置。
  6. 前記磁石ポットの少なくとも2つの側面は開口部を有し、前記フレームは、前記フレームを磁石ポットにインターロックするために前記開口部を貫いて延在する、請求項1から5の何れかに記載の装置。
  7. 請求項1から6の何れかに記載の装置であって、該装置は前記コイルに連結されるダイヤフラムを備え、該ダイヤフラムは前記フレームに連結され、該装置はサウンドトランスデューサである、前記装置と;
    前記装置と電気接続される少なくとも1つのプリント配線基板と;
    前記少なくとも1つのプリント配線基板に接続されるプロセッサと;
    前記少なくとも1つのプリント配線基板に接続され、ソフトウェアを備えるメモリと;
    前記少なくとも1つのプリント配線基板に接続されるカメラと;
    前記少なくとも1つのプリント配線基板に接続されるバッテリ
    を備える、デバイス。
  8. 磁石ポットを提供することと;
    前記磁石ポットにフレームを連結すること
    を備える方法であって、前記フレーム及び前記磁石ポットは、少なくとも1つの断面部位において実質的に同じ断面長を有する、方法。
  9. 前記フレームを前記磁石ポットに連結することは、前記磁石ポットに前記フレームをインサート成形することを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記フレームを前記磁石ポットに連結することは、前記磁石ポットに前記フレームのインターロック連結を形成するために、前記磁石ポットの受容領域内に前記フレームの一部を配置することを含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記フレームを前記磁石ポットに連結することは、前記磁石ポットの少なくとも2つの側面を貫通する開口部を貫いて前記フレームの一部を挿入することを含む、請求項8から10の何れかに記載の方法。
  12. 前記磁石ポットを提供することは、少なくとも2つの側面が90度を超える角度で内側に折り曲げられた磁石ポットを提供することを含む、請求項8から11の何れかに記載の方法。
  13. 前記フレームを前記磁石ポットに連結することは、少なくとも2つの対角断面部位を提供することであり、前記フレーム及び前記磁石ポットはそれぞれ、前記少なくとも2つの対角断面部位において実質的に同じ断面長を有する、請求項8から12の何れかに記載の方法。
  14. フレームと;
    前記フレームに連結される磁石ポットを備える装置であって、前記フレームは前記磁石ポットの内部及び前記磁石ポットの外部の両方に配置され、前記連結は前記フレームを前記磁石ポットにインターロックする連結である、装置。
  15. 前記磁石ポット及び前記フレームの断面長は、少なくとも1つの断面部位において実質的に同じである、請求項14に記載の装置。
  16. 前記フレームは、前記磁石ポットに前記フレームの形状をインサート成形することによって、前記磁石ポットに連結される、請求項14又は15に記載の装置。
  17. 前記磁石ポット及び前記フレームは、少なくとも2つの対角断面部位において実質的に同じ断面長を備える、請求項14から16の何れかに記載の装置。
  18. 前記磁石ポットの少なくとも2つの側面は、90度を超える角度で折り曲げられていている、請求項14から17の何れかに記載の装置。
  19. 前記磁石ポットの少なくとも2つの側面は開口部を有し、前記フレームは、前記フレームを磁石ポットにインターロックするために前記開口部を貫いて延在する、請求項14から18の何れかに記載の装置。
  20. 内部受容領域を備える磁石ポットを提供することと;
    前記磁石ポットにフレームをインサート成形することを含む方法であって、前記フレームは、磁石ポットにインターロックされるように、前記磁石ポットの外側かつ前記内部受容領域の内側に配置される、方法。
  21. フレームと;
    磁石ポットと;
    前記フレームを前記磁石ポットに連結する手段を備える装置であって、前記フレームは、前記磁石ポットへのインターロック連結が提供されるように、前記磁石ポットにインサート成形される、装置。
JP2017501283A 2014-07-15 2015-06-15 サウンドトランスデューサ Pending JP2017521951A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/331,655 US9584921B2 (en) 2014-07-15 2014-07-15 Sound transducer
US14/331,655 2014-07-15
PCT/FI2015/050433 WO2016009107A1 (en) 2014-07-15 2015-06-15 Sound transducer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017521951A true JP2017521951A (ja) 2017-08-03

Family

ID=55075722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017501283A Pending JP2017521951A (ja) 2014-07-15 2015-06-15 サウンドトランスデューサ

Country Status (5)

Country Link
US (3) US9584921B2 (ja)
EP (1) EP3170319A4 (ja)
JP (1) JP2017521951A (ja)
CN (1) CN106537937A (ja)
WO (1) WO2016009107A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10560778B2 (en) * 2015-09-29 2020-02-11 Coleridge Design Associates Llc System and method for a loudspeaker with a diaphragm
JP2017076962A (ja) * 2015-10-06 2017-04-20 サウンド、ソリューションズ、インターナショナル、カンパニー、リミテッドSound Solutions International Co., Ltd. 電気音響変換器
WO2017157495A1 (en) * 2016-03-16 2017-09-21 Sound Solutions Austria Gmbh Membrane for a loud speaker
CN206923034U (zh) * 2017-06-20 2018-01-23 瑞声科技(新加坡)有限公司 发声器件
CN108322869B (zh) * 2018-01-24 2021-01-15 瑞声科技(新加坡)有限公司 发声器件
CN208638643U (zh) * 2018-08-04 2019-03-22 瑞声科技(新加坡)有限公司 扬声器
CN208638677U (zh) * 2018-08-09 2019-03-22 瑞声科技(新加坡)有限公司 发声单体
CN208638698U (zh) * 2018-08-13 2019-03-22 瑞声科技(新加坡)有限公司 发声器件
CN208798204U (zh) * 2018-08-17 2019-04-26 瑞声科技(新加坡)有限公司 扬声器
CN110366079B (zh) * 2019-07-30 2022-11-18 歌尔股份有限公司 发声装置
GB2591344B (en) * 2020-01-07 2022-06-22 Tymphany Acoustic Tech Ltd Non-dispensing manufacturing process for making speaker and speaker thereof

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4614380Y1 (ja) * 1968-05-09 1971-05-20
JPS63180299A (ja) * 1987-01-21 1988-07-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動電型スピ−カ用内磁型磁気回路
JPS63180229A (ja) * 1987-01-21 1988-07-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信方式
JPH09247794A (ja) * 1996-03-01 1997-09-19 Foster Electric Co Ltd スピーカ用磁気回路
JP2002152881A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ
JP2003037892A (ja) * 2001-07-26 2003-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ
JP2006254038A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカの製造方法
JP2009111792A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Star Micronics Co Ltd 電気音響変換器
JP2009153032A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Citizen Electronics Co Ltd マイクロスピーカ
JP2010016889A (ja) * 2009-10-19 2010-01-21 Panasonic Corp スピーカ

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2532413A (en) 1946-12-31 1950-12-05 Univ Loudspeakers Inc Magnet structure for loud-speakers
US3319201A (en) * 1961-03-30 1967-05-09 Aldo L Coen Unitary field structure for magnetic loudspeaker
US3550051A (en) * 1969-03-14 1970-12-22 Gen Electric Speaker magnet having curved preferred direction of magnetization
FR2315818A1 (fr) * 1975-06-27 1977-01-21 Ribatto Jean Jacques Procede de fabrication de haut-parleurs et haut-parleurs realises a l'aide de ce procede
DE2607198C2 (de) * 1976-02-23 1984-02-16 Fernsprech- und Signalbau Lehner & Co KG, 4330 Mülheim Dynamisches Antriebssystem für Druckkammer-Lautsprecher
JPS5853299A (ja) * 1981-09-25 1983-03-29 Seiko Instr & Electronics Ltd 動電形スピ−カ
DE4031742A1 (de) * 1990-10-06 1992-04-09 Nokia Unterhaltungselektronik Kalotten-hochton-lautsprecher
KR20020046897A (ko) * 2000-12-09 2002-06-21 이형도 마이크로 스피커의 자기회로
US7069061B2 (en) * 2003-07-18 2006-06-27 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Speaker assemblies and mobile terminals including the same
WO2007058133A1 (ja) * 2005-11-15 2007-05-24 Pioneer Corporation スピーカ、および磁気回路
US7894623B2 (en) 2006-03-22 2011-02-22 Harman International Industries, Incorporated Loudspeaker having an interlocking magnet structure
US8374379B2 (en) * 2007-08-30 2013-02-12 Jl Audio, Inc. Loudspeaker with replaceable motor assembly
KR101035790B1 (ko) * 2008-05-13 2011-05-20 호시덴 가부시기가이샤 전기 음향 변환기
JP5049883B2 (ja) 2008-06-02 2012-10-17 ホシデン株式会社 スピーカ
KR20100067914A (ko) * 2008-12-12 2010-06-22 주식회사 비에스이 프레임과 요크의 결합 방법 및 이를 이용한 스피커
JP5494494B2 (ja) * 2008-12-25 2014-05-14 三洋電機株式会社 スピーカユニットおよび携帯情報端末
US8428297B2 (en) * 2009-02-27 2013-04-23 Technology Properties Limited Acoustic transducer
CN201639618U (zh) * 2010-01-08 2010-11-17 青岛海信移动通讯技术股份有限公司 一种超薄音乐手机
WO2011125804A1 (ja) 2010-03-31 2011-10-13 パイオニア株式会社 スピーカ装置
CN102065359B (zh) 2010-05-25 2013-11-06 瑞声声学科技(深圳)有限公司 电磁扬声器
CN202183861U (zh) 2011-04-04 2012-04-04 瑞声光电科技(常州)有限公司 发声装置
TWI599242B (zh) * 2011-07-21 2017-09-11 Multi-drive transducer with symmetrical magnetic circuit and symmetrical coil circuit
JP2013143605A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Panasonic Corp スピーカユニットおよびスピーカシステムならびにこれらを用いた携帯電話および電子機器
CN202799127U (zh) * 2012-08-27 2013-03-13 瑞声光电科技(常州)有限公司 微型发声器件
CN203435142U (zh) * 2013-09-02 2014-02-12 美特科技(苏州)有限公司 一种薄型扬声器
CN203574814U (zh) * 2013-10-23 2014-04-30 瑞声声学科技(常州)有限公司 扬声器箱
CN203708415U (zh) * 2013-12-23 2014-07-09 瑞声光电科技(常州)有限公司 微型发声器
US10448165B2 (en) * 2014-04-17 2019-10-15 Nokia Technologies Oy Audio transducer with electrostatic discharge protection
CN204069323U (zh) * 2014-07-18 2014-12-31 瑞声声学科技(常州)有限公司 发声器件
CN208638621U (zh) * 2018-08-01 2019-03-22 瑞声科技(新加坡)有限公司 扬声器模组

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4614380Y1 (ja) * 1968-05-09 1971-05-20
JPS63180299A (ja) * 1987-01-21 1988-07-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動電型スピ−カ用内磁型磁気回路
JPS63180229A (ja) * 1987-01-21 1988-07-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信方式
JPH09247794A (ja) * 1996-03-01 1997-09-19 Foster Electric Co Ltd スピーカ用磁気回路
JP2002152881A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ
JP2003037892A (ja) * 2001-07-26 2003-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ
JP2006254038A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカの製造方法
JP2009111792A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Star Micronics Co Ltd 電気音響変換器
JP2009153032A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Citizen Electronics Co Ltd マイクロスピーカ
JP2010016889A (ja) * 2009-10-19 2010-01-21 Panasonic Corp スピーカ

Also Published As

Publication number Publication date
US20190141454A1 (en) 2019-05-09
US20160021460A1 (en) 2016-01-21
US20170134864A1 (en) 2017-05-11
US10212521B2 (en) 2019-02-19
EP3170319A1 (en) 2017-05-24
CN106537937A (zh) 2017-03-22
WO2016009107A1 (en) 2016-01-21
EP3170319A4 (en) 2018-05-02
US9584921B2 (en) 2017-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017521951A (ja) サウンドトランスデューサ
US9154884B2 (en) Electro-acoustic transducer
KR101088429B1 (ko) 이어폰
CN101888581B (zh) 多功能微型喇叭
JP6080867B2 (ja) スピーカーフレーム及びこれを備えたスピーカー
CN103152664B (zh) 一种具有改良结构的受话器
US8929570B2 (en) Speaker
CN102307324B (zh) 具有机械支撑的嵌件模制的包裹物
CN101931845A (zh) 多功能微型喇叭
CN204119001U (zh) 用于接收器的电机
EP2811759A1 (en) Slim width microspeaker
KR101208243B1 (ko) 박형 스피커 및 이를 위한 자기회로
KR100646041B1 (ko) 현장음을 구현하는 스피커
KR101812112B1 (ko) 스피커 유닛
KR101504019B1 (ko) 스피커 유닛
KR20170131920A (ko) 스피커 유닛
CN204206447U (zh) 接收器
US8879779B2 (en) Micro-speaker
CN104581581A (zh) 新型改进型小体积受话器
CN109327778A (zh) 发声装置和耳机
CN204206443U (zh) 接收器
CN104507025A (zh) 新型小体积受话器
KR100711298B1 (ko) 초박형 마이크로스피커
CN109362022A (zh) 一种发声装置及其加工方法以及耳机
CN204206445U (zh) 接收器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170203

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190802