JP2017521913A - 不連続受信管理 - Google Patents

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Abstract

例示的な方法は、第1のサブフレームを受信するステップを含むことができる。加えて、本例示的な方法は、第1のサブフレームで送信された情報を復号するステップを含むことができる。さらに、本例示的な方法は、第1のサブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるステップを含むことができる。さらにまた、本例示的な方法は、復号された、第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示すとき、非アクティブモードを終了し、現在の受信(Rx)バースト時間区間に1つまたは複数の第2のサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するステップを含むことができる。

Description

優先権の主張
これは、いずれも本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2015年2月10日に出願された「DISCONTINUOUS RECEPTION MANAGEMENT」と題する非仮出願第14/618,844号、および2014年6月11日に出願された「POWER-OPTIMIZED DRX OPERATION IN CELL_FACH STATE」と題する仮出願第62/010,855号の優先権を主張する出願である。
本開示の態様は一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、不連続受信管理に関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に展開されている。そのようなネットワークは、たいていは多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部として定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のような拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
モバイルブロードバンドアクセスに対する要望が増し続けるにつれて、研究開発は、モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる要望を満たすためだけでなく、モバイル通信によるユーザ経験を進化させ拡張させるためにも、UMTS技術を進化させ続けている。
たとえば、ユーザ機器(UE)が、URA_PCH状態およびCELL_FACH状態を含む、様々な無線リソース制御(RRC)状態で動作する場合がある。URA_PCH状態では、ページング情報の復号は、最初にページングインジケータチャネル(PICH)を監視することと、次いで、UEへの可能なページングについてページングチャネル(PCH)またはページング制御チャネル(PCCH)を調べるために、2次共通制御物理チャネル(SCCPCH:secondary common control physical channel)を復号することとを含む場合がある。PICHは、PICH処理が終わるまでSCCPCHおよび関係する復号ブロックをイネーブルにする(enable)必要なしに、オフラインで復号され、処理されることが可能であり、結果として、UEからの非常に効率的な電力管理をもたらし、バッテリー寿命を伸ばす。
一方、CELL_FACH状態での不連続受信(DRX)動作については、UEは、チャネルのフレーム構造が重なる性質のために、複数の高速(HS)チャネル(たとえば、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH))を並行して監視しなければならない場合がある。したがって、URA_PCH状態のPICHの処理とは異なり、HSチャネルに対して利用できるオフライン処理がない。HSチャネルは、DRXサイクル起動時間の各受信バースト(Rxバースト)期間の間、アウェイクであるので、UEのバッテリーは、URA_PCH状態でのページング情報の復号中よりも、CELL_FACH状態のDRX動作においてはるかに速く消耗する可能性が高い。したがって、UEがCELL_FACH状態でDRX動作中であるとき、電力節約を可能にする機構を提供することが求められている。
RRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
本開示は、不連続受信(DRX)管理のための技法の例を提示する。例示的な方法は、第1のサブフレームを受信するステップを含むことができる。加えて、本例示的な方法は、第1のサブフレームで送信された情報を復号するステップを含むことができる。さらに、本例示的な方法は、第1のサブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるステップを含むことができる。さらにまた、本例示的な方法は、復号された、第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示すとき、非アクティブモードを終了し、現在の受信(Rx)バースト時間区間に1つまたは複数の第2のサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するステップを含むことができる。
例示的な装置が、サブフレームを受信するための手段を含むことができる。加えて、本例示的な装置は、第1のサブフレームを受信するための手段を含むことができる。加えて、本例示的な装置は、第1のサブフレームで送信された情報を復号するための手段を含むことができる。さらに、本例示的な装置は、第1のサブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるための手段を含むことができる。さらにまた、本例示的な装置は、復号された、第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示すとき、非アクティブモードを終了し、現在の受信(Rx)バースト時間区間に1つまたは複数の第2のサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するための手段を含むことができる。
DRX管理のためのコンピュータ実行可能コードを記憶した例示的なコンピュータ可読媒体が、第1のサブフレームを受信するためのコードを含むことができる。加えて、本例示的なコンピュータ可読媒体は、第1のサブフレームで送信された情報を復号するためのコードを含むことができる。さらに、本例示的なコンピュータ可読媒体は、第1のサブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるためのコードを含むことができる。さらにまた、本例示的なコンピュータ可読媒体は、復号された、第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示すとき、非アクティブモードを終了し、現在の受信(Rx)バースト時間区間に1つまたは複数の第2のサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するためのコードを含むことができる。
別の例示的な装置が、第1のサブフレームを受信するように構成された通信構成要素を含むことができる。加えて、本例示的な装置は、第1のサブフレームで送信された情報を復号するように構成されたデコーダを含むことができる。さらに、本例示的な装置は、第1のサブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるように構成された受信モードコントローラを含むことができ、受信モードコントローラは、非アクティブモードを終了するように構成され、デコーダは、第1のサブフレームで送信されたデコード情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示すとき、現在の受信(Rx)バースト時間区間に1つまたは複数の第2のサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するように構成される。
上記の目的および関連の目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され特許請求の範囲で具体的に指摘される特徴を含む。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に説明する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が利用され得る様々な方法のうちのいくつかを示すものにすぎず、この説明は、そのようなすべての態様およびそれらの等価物を含むものとする。
開示する態様を限定するためではなく例示するために提供する、同様の記号表示が同様の要素を示す添付の図面と併せて、開示する態様を以下で説明する。
DRX管理を実施することができるワイヤレス通信システムを示すブロック図である。 DRX管理の手法を示す時間図である。 本開示の態様による、DRX管理の第1の手法を示す時間図である。 本開示の態様による、DRX管理の第2の手法を示す時間図である。 DRX管理のための方法の態様のフローチャートである。 DRX管理のための方法の態様の別のフローチャートである。 DRX管理を実施することができる処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。 DRX管理を実施することができる電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 DRX管理を実施することができるアクセスネットワークの一例を示す概念図である。 DRX管理を実施することができるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 DRX管理を実施することができる電気通信システムにおいてUEと通信しているNodeBの一例を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実行され得る唯一の構成を表すように意図されているわけではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかし、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
UEがCELL_FACH状態でDRX動作中であるとき、電力節約を可能にする(たとえば、バッテリー性能を高める)ために使用することができる様々な手法について、以下に説明する。これらの手法では、UEが時間的に後にHS-PDSCHにスケジュールされるかどうかを確認するために、HS-PDSCHよりも前にHS-SCCHをデコードすることができる。最初の処理はHS-SCCHに限定されるので、HS-SCCHに関係する処理および評価は、オフラインで実行されてよく、一般的にはより計算量が多く、より高いクロックを必要とする(たとえば、より高い電力要件を含む)HS-PDSCHに関係するブロック、構成要素、および/またはモジュールをイネーブルにする必要がない。
図1を参照すると、ワイヤレス通信システム100が、DRX管理のための1つまたは複数の構成要素を有するUE102を含むことがある。一態様では、本明細書で使用する「構成要素」という用語は、システムを構成する部品のうちの1つであってもよく、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せとして実施されてもよく、さらに他の構成要素に分割されてもよい。ネットワーク104と通信して動作することによって、UE102は、順方向アクセスチャネル(FACH)状態にあって、UE宛てのシグナリングメッセージもしくはユーザデータ、または任意のブロードキャストメッセージを受信するためにFACHを監視してよい。シグナリングメッセージまたはユーザデータは、通信リンク108を通じて送信される1つまたは複数のサブフレーム130に含まれてよい。いくつかの例では、UE102がDRX動作を実行するとき、FACH状態は、CELL_FACH状態を指すことができる。UE102は、通信構成要素105と、タイマー120と、DRXマネージャ107とを含むことができ、DRXマネージャは、デコーダ106と、受信モードコントローラ110とをさらに含むことができる。デコーダ106は、高速シグナリング制御チャネル(HS-SCCH)および高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)を復号し、処理するようにそれぞれ構成された制御チャネルデコーダ111と、共有チャネルデコーダ112とをさらに含むことができる。受信モードコントローラ110は、UE102を非アクティブモードに切り換える、またはUE102にいくつかのサブフレーム130の受信および/もしくは処理に関連して非アクティブモードを終了させるように構成された非アクティブモードコントローラをさらに含むことができる。
いくつかの例では、UE102が、HSチャネル(たとえば、HS-SCCHおよびHS-PDSCH)の重なったフレーム構造のために、高速FACHモードで動作するとき、UE102は、HS-SCCHがUE102に対して識別されるまで、または識別されなくなるまで、HS-SCCHとHS-PDSCHの両方を監視する必要がある場合がある。HS-SCCHは、ネットワーク(たとえば、ネットワーク104)とUE(たとえば、UE102)との間で制御情報を搬送するチャネルを指すことができる。制御情報は、他の情報とともに、UE識別情報、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)を含むことができる。HS-PDSCHは、ネットワーク(たとえば、ネットワーク104)からUE(たとえば、UE102)に送信されるユーザデータを搬送するチャネルを指すことができる。有効なHS-SCCHが識別されると、UE102は、所定の時間、たとえば、LTE規格で定義されるT321タイマーの継続時間、または、場合によってはT321タイマーに対応することができるタイマー120によって指定される継続時間の間、次のHS-SCCHおよびHS-PDSCHサブフレームを監視し続けることができる。有効なHS-SCCHが識別されない場合、UEは、不連続受信を実行することができる。本明細書で言及する有効なHS-SCCHは、次に来るデータ送信を示すHS-SCCHを指すことができる。
一態様では、HS-SCCHおよびHS-PDSCHは、いくつかの時間期間の間に同時に送信されることがあるので、UE102は、高速復号およびデータ処理を実行するために、UE102に実装された最高のクロックでHS-SCCHとHS-PDSCHの両方を同時に復号するように構成されることがある。HS-SCCHおよびHS-PDSCHが送信されるCELL_FACH状態のDRXサイクルの時間期間は、受信バースト(Rxバースト)または受信バースト時間区間(Rxバースト時間区間)として参照されることがある。すなわち、制御チャネルデコーダ111および共有チャネルデコーダ112は、HS-SCCHがHS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示さないときでも、それぞれHS-SCCHとHS-PDSCHの両方を同時に復号し、処理するように構成されることがあり、したがって、不必要にHS-PDSCHを処理する際に電力を浪費することがある。
別の態様では、追加または代替として、UE102および/またはDRXマネージャ107が、受信バースト時間区間の1つまたは複数においてHS-SCCHおよびHS-PDSCHを選択的に復号するように構成されてよい。すなわち、通信構成要素105またはUE102の受信機が、ネットワーク104からサブフレームを受信するように構成されてよい。DRXマネージャ107のデコーダ106は、ダウンリンクデータが、HS-PDSCHを通じてサブフレーム130の1つで送信されるかどうかを判断するために、最初にHS-SCCHを復号するように構成されてよく、これは、現在の受信バースト時間期間内またはそれより前であってよい(たとえば、図3のRxバースト320または図4のRxバースト406参照)。
たとえば、UE102がDRX動作でCELL-FACH状態であるとき、HS-SCCHおよびHS-PDSCHを処理するために使用される電力を低減させるための第1の手法によれば、デコーダ106および/または制御チャネルデコーダ111は、現在の受信バースト時間区間の時間に、現在の受信バーストの時間の第1のフレームに含まれる第1のサブフレームで送信されたHS-SCCHの情報を復号するように構成されてよい。サブフレームの受信の完了に続いて、受信モードコントローラ110および/または非アクティブモードコントローラ113は、UE102を非アクティブモード(たとえば、図3のスリープ期間310または図4のスリープ期間411参照)に切り換えるように構成されてよく、非アクティブモードにおいて受信モードコントローラ110は、電力消費を低減させるためにUE102の1つまたは複数の受信機チェーンの電源を切断することができる。HS-SCCHの復号された情報が、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示す場合、受信モードコントローラ110および/または非アクティブモードコントローラ113は、UE102に前述の第1のフレームに続くフレームの初めに非アクティブモードを終了させ、所定の時間期間の間アクティブモードで維持させるように構成されてよい。たとえば、所定の時間期間は、T321タイマーの継続時間および/または受信バースト時間区間の継続時間であってよい。T321タイマーの継続時間は、3GPP仕様によって指定され、タイマー120に記憶されてよい。一方、デコーダ106および/または共有チャネルデコーダ112は、所定の時間期間にHS-PDSCHを通じてサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するように構成されてよい。
HS-SCCHの復号された情報が、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示さない場合、受信モードコントローラ110および/または非アクティブモードコントローラ113は、次の受信時間バーストの時間の第1のサブフレームまでUE102を非アクティブモードで維持するように構成されてよい。次の受信時間バーストの時間の第1のサブフレームの後、受信モードコントローラ110は、UE102を再び非アクティブモードに切り換えることができる。
別の例では、UE102がDRX動作でCELL-FACH状態であるとき、HS-SCCHおよびHS-PDSCHを処理するために使用される電力を低減させるための第2の手法により、デコーダ106および/または制御チャネルデコーダ111は、現在のDRXサイクルの現在の受信バースト時間区間の開始より一定時間前に送信されるサブフレーム中のHS-SCCHの情報を復号するように構成されてよい。たとえば、デコーダ106および/または制御チャネルデコーダ111は、現在の受信バースト時間区間の開始より10ミリ秒(または、5サブフレーム)前に送信されたサブフレーム中のHS-SCCHの情報を復号するように構成されてよい。サブフレームの受信の完了に続いて、受信モードコントローラ110は、UE102を非アクティブモードに切り換えるように構成されてよい。HS-SCCHの復号された情報が、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示す場合、受信モードコントローラ110および/または非アクティブモードコントローラ113は、UE102に現在の受信バースト時間区間の初めに非アクティブモードを終了させ、所定の時間期間の間アクティブモードで維持させるように構成されてよい。デコーダ106および/または共有チャネルデコーダ112は、所定の時間期間にHS-PDSCHを通じてサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するように構成されてよい。
HS-SCCHの復号された情報が、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示さない場合、受信モードコントローラ110は、次の受信バースト時間区間(たとえば、図4のRxバースト406の後のRxバースト時間区間)より10ミリ秒前に送信されるサブフレームまで、UE102を非アクティブモードで維持するように構成されてよい。
少なくともいくつかの例では、HS-PDSCHは、現在の受信バースト時間区間内の、または現在の受信バースト時間区間に続くサブフレームで送信されることがあるので、デコーダ106、または共有チャネルデコーダ112は、現在の受信バースト時間区間で、または現在の受信バースト時間区間に続く1つもしくは複数のサブフレームで送信されるHS-PDSCHを復号するように構成されてよい。
図2を参照すると、DRX動作のために使用される手法の例示的な時間図200が示されている。図示するように、各Rxバースト時間区間、たとえばRxバースト時間区間202、204、および206の間、制御チャネルデコーダ111および共有チャネルデコーダ112が、それらのそれぞれのダウンリンクチャネルを同時にまたは並行して復号することがある。ダウンリンクチャネルの復号に続いて、非アクティブモードコントローラ113は、DRXサイクル、たとえばDRXサイクル214または216のスリープ期間、たとえばスリープ期間210および212の間、UE102を非アクティブモードに切り換えるように構成されてよい。さらに、サブフレーム、たとえばサブフレーム208に有効なHS-SCCHが検出される場合、UE102および/または共有チャネルデコーダ112は、対応するRxバースト時間区間の後にHS-PDSCHを通じて1つまたは複数のサブフレームを連続して監視または復号するように構成されてよい。
図3を参照すると、本開示による、UE102がDRX動作でCELL-FACH状態であるとき、HS-SCCHおよびHS-PDSCHを処理するために使用される電力を低減させるための第1の手法について、例示的な時間図300が示されている。
図示するように、受信モードコントローラ110は、UE102にCELL-FACH状態の各DRXサイクル、たとえばeDRXサイクル312および314の初めに、非アクティブモードを終了させることができる。デコーダ106は、それぞれの受信バースト時間区間、たとえば、Rxバースト302および304の時間に、HS-SCCHを通じた第1のサブフレーム中の情報を復号するように構成されてよい。HS-SCCHの第1のサブフレーム中の復号された情報が、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示すか否かにかかわらず、受信モードコントローラ110は、第1のサブフレーム、たとえばサブフレーム301またはサブフレーム303の受信の完了に続いてUE102を非アクティブモードに切り換えることができる。次に来るデータ送信は、1つまたは複数の次に来るサブフレームで、HS-SCCHとHS-PDSCHの両方がUE102に送信されることを示すことがある。本明細書で言及するように、UE102が非アクティブモードで動作する時間区間は、スリープ期間と呼ばれることがある。
一態様では、復号された情報は、復号されたHS-SCCHサブフレームに含まれる情報を指すことができる。復号されたHS-SCCHサブフレームが、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示す、たとえば、サブフレーム305が次に来るデータ送信を示す場合、受信モードコントローラ110が、現在の受信バースト時間区間、たとえばRxバースト320の第1のフレーム(たとえば、Rxバースト316の第1のフレーム)に続くフレームの初めにUE102をアクティブモードに切り換え、所定の時間期間、たとえば、T321タイマー318の間UE102を維持することができる。デコーダ106は、所定の時間期間に、HS-SCCHおよびHS-PDSCHを含むサブフレームを復号するように構成されてよい。いくつかの例では、共有チャネルデコーダ112は、所定の時間期間にHS-PDSCHを処理または復号するように構成されてよい。
復号されたHS-SCCHサブフレームが、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示さない場合、受信モードコントローラ110は、次の受信バースト時間区間まで、UE102を非アクティブモードで維持することができる。たとえば、UE102は、スリープ期間306および308に非アクティブモードで維持されてよい。
図4を参照すると、本開示による、UE102がDRX動作でCELL-FACH状態であるとき、HS-SCCHおよびHS-PDSCHを処理するために使用される電力を低減させるための第2の手法について、例示的な時間図400が示されている。
図示するように、受信モードコントローラ110は、各受信バースト時間区間、たとえば、Rxバースト402および404の10ミリ秒(または5サブフレーム)前にUE102をアクティブモードに切り換えるように構成されてよい。10ミリ秒または5サブフレームは、本明細書で示す一例であり、複雑さおよび実装形態に基づいて使用することができる任意の数のサブフレーム前とすることができる。デコーダ106は、各受信バースト時間区間の10ミリ秒(または5サブフレーム)前のサブフレーム、たとえば、サブフレーム401および403において、HS-SCCH上の情報を復号するように構成されてよい。復号された情報が、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示すか否かにかかわらず、受信モードコントローラ110は、サブフレームの受信の完了に続いてUE102を非アクティブモードに切り換えることができる。
復号された情報が、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示す、たとえば、サブフレーム405が次に来る送信を示す場合、受信モードコントローラ110が、現在の受信バースト時間区間、たとえばRxバースト406の初めにUE102を切り換えることができ、所定の時間期間、たとえば、T321タイマー414の間UE102を維持することができる。デコーダ106は、所定の時間期間に送信された、HS-SCCHおよびHS-PDSCHを含んだサブフレームを復号するように構成されてよい。
復号された情報(たとえば、サブフレーム401および403中のデータ)が、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示さない場合、受信モードコントローラ110は、次の受信バースト時間区間より10ミリ秒(または5サブフレーム)前に送信されるサブフレームまで、UE102を非アクティブモードで維持するように構成されてよい。たとえば、UE102は、スリープ期間408および410に非アクティブモードで維持されてよい。
図5Aを参照すると、DRX管理のための方法500Aの諸態様は、図1のUE102およびその構成要素によって行われてよい。一態様では、UE102は、CELL_FACH状態で方法500Aを行うことができる。より詳細には、方法500Aの諸態様は、図1に示すように、デコーダ106と、受信モードコントローラ110と、共有チャネルデコーダ112とを含んだDRXマネージャ107によって行われてよい。図5Aに示すように、破線ボックスは、方法500Aのオプションの動作を示すことができる。
502において、方法500Aは、HS-SCCHを通じて第1のサブフレームを受信するステップを含む。たとえば、通信構成要素105が、ネットワーク104からサブフレームを受信するように構成されてよい。
504において、方法500Aは、第1のサブフレームで送信された情報を復号するステップを含む。たとえば、UE102がDRX動作でCELL-FACH状態であるとき、HS-SCCHおよびHS-PDSCHを処理するために使用される電力を低減させるための第1の手法によれば、デコーダ106は、現在の受信バースト時間区間の時間に、現在の受信バースト時間区間の時間の第1のフレームに含まれる第1のサブフレームで送信されたHS-SCCHの情報を復号するように構成されてよい。別の例では、UE102がDRX動作でCELL-FACH状態であるとき、HS-SCCHおよびHS-PDSCHを処理するために使用される電力を低減させるための第2の手法により、デコーダ106は、現在の受信バースト時間区間の開始より一定時間前に送信されるサブフレーム中のHS-SCCHの情報を復号するように構成されてよい。
506において、方法500Aは、サブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるステップを含む。たとえば、サブフレーム301の受信の完了に続いて、受信モードコントローラ110は、UE102を非アクティブモードに切り換えるように構成されてよく、非アクティブモードで受信モードコントローラ110は、電力消費を低減させるためにUE102の1つまたは複数の受信機チェーンの電源を切断することができる。
508において、方法500Aは、復号された、第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示すとき、非アクティブモードを終了し、Rxバースト時間区間において1つまたは複数の第2のサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するステップを含むことができる。
たとえば、UE102がDRX動作でCELL-FACH状態であるとき、HS-SCCHおよびHS-PDSCHを処理するために使用される電力を低減させるための第1の手法によれば、復号された情報、たとえば、復号されたHS-SCCHサブフレームが、HS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信を示す場合、受信モードコントローラ110はUE102に、前述の第1のフレーム(Rxバースト316の第1のフレーム)に続くフレームの初めで非アクティブモードを終了させ、所定の時間期間、たとえばT321タイマーの継続時間または受信バースト時間区間の継続時間の間アクティブモードで維持させるように構成されてよい。一方、デコーダ106は、所定の時間期間にサブフレームで送信されたHS-PDSCHのダウンリンクデータを復号するように構成されてよい。
別の例では、UE102がDRX動作でCELL-FACH状態であるとき、HS-SCCHおよびHS-PDSCHを処理するために使用される電力を低減させるための第2の手法により、復号された情報が、次に来るデータ送信を示す場合、受信モードコントローラ110は、現在の受信バースト時間区間の初めに、UE102に非アクティブモードを終了させ、所定の時間期間の間アクティブモードで維持させるように構成されてよい。
510において、方法500Aは、現在の受信バースト時間区間において、または現在の受信バースト時間区間に続く1つもしくは複数のサブフレームで送信される物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号するステップを含む。たとえば、デコーダ106は、所定の時間期間に送信されたサブフレームのPDSCHを復号するように構成されてよい。いくつかの例では、共有チャネルデコーダ112は、所定の時間期間にHS-PDSCHを処理または復号するように構成されてよい。
図5Bを参照すると、DRX管理のための方法500Bの諸態様は、図1のUE102およびその構成要素によって行われてよい。一態様では、UE102は、CELL_FACH状態で方法500Bを行うことができる。より詳細には、方法500Bの諸態様は、図1に示すように、デコーダ106と、受信モードコントローラ110と、共有チャネルデコーダ112とを含んだDRXマネージャ107によって行われてよい。図5Bに示すように、破線ボックスは、方法500Bのオプションの動作を示すことができる。
522において、方法500Bは、DRX動作でFACHモードであるUEで、制御チャネルを監視するステップを含む。たとえば、DRXマネージャ107、またはその構成要素は、制御チャネルに示されるHS-PDSCHを通じた次に来るデータ送信があるかどうかを判断するために、UE102で制御チャネルを監視するように構成されてよい。いくつかの例では、制御チャネルは、HS-SCCHを指す場合がある。
524において、方法500Bは、制御チャネルの監視に続いてUEで共有チャネルを復号するステップを含み、復号するステップは、UEで共有チャネルの処理を可能にするステップを含む。すなわち、制御チャネルが、共有チャネルの次に来る送信があることを示す場合、デコーダ106または共有チャネルデコーダ112は、DRXマネージャ107が制御チャネルを監視するのに続いて、UEで共有チャネルを復号するように構成されてよい。いくつかの例では、共有チャネルは、HS-PDSCHである場合がある。
図6を参照すると、DRX管理のために構成された態様を有する処理システム614を採用する装置600のハードウェア実装の一例が示されている。一態様では、装置600は、デコーダ106と、受信モードコントローラ110とを有するDRXマネージャ107を含む、図1のUE102であってよい。
この例では、処理システム614は、バス602によって概略的に表されるバスアーキテクチャで実装されてもよい。バス602は、処理システム614の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス602は、プロセッサ604によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータ可読媒体606によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体と、たとえば、図1のDRXマネージャ107など、1つまたは複数の通信構成要素とを含む、様々な回路を互いにリンクさせる。バス602は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース608は、バス602とトランシーバ610との間にインターフェースを提供する。トランシーバ610は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース612(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)が設けられてもよい。
プロセッサ604は、バス602の管理、およびコンピュータ可読媒体606上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を受け持つ。ソフトウェアは、プロセッサ604によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明される様々な機能を処理システム614に実行させる。コンピュータ可読媒体606はまた、たとえば、DRXマネージャ107によって表されるソフトウェアモジュールなど、ソフトウェアを実行するとき、プロセッサ604によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。
たとえば、DRXマネージャ107は、制御チャネルに示される次に来るデータ送信があるかどうかを判断するために、UE102で制御チャネルを監視するように構成されてよい。制御チャネルが、共有チャネルの次に来る送信があることを示す場合、デコーダ106または共有チャネルデコーダ112は、DRXマネージャ107が制御チャネルを監視するのに続いて、UEで共有チャネルを復号するように構成されてよい。
別の例では、DRXマネージャ107の通信構成要素105は、第1のサブフレームを受信するように構成されてよい。DRXマネージャ107のデコーダ106は、第1のサブフレームで送信される情報を復号するように構成されてよい。DRXマネージャ107の受信モードコントローラ110は、第1のサブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるように構成されてよい。さらに、復号された、第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示さないとき、受信モードコントローラ110は、非アクティブモードを終了するように構成され、デコーダ106は、次のRxバースト時間区間の時間内の第1のサブフレームを復号するようにさらに構成される。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。限定されるものではないが、例として、図7に示す本開示の態様は、W-CDMAエアインターフェースを使用するUMTSシステム700を参照して示される。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)704、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)702、およびユーザ機器(UE)710の3つの相互作用する領域を含む。一態様では、UE710は、デコーダ106と、受信モードコントローラ110とを有するDRXマネージャ107を含む、図1のUE102の一例であってよい。
たとえば、DRXマネージャ107は、制御チャネルに示される次に来るデータ送信があるかどうかを判断するために、UE102で制御チャネルを監視するように構成されてよい。制御チャネルが、共有チャネルの次に来る送信があることを示す場合、デコーダ106または共有チャネルデコーダ112は、DRXマネージャ107が制御チャネルを監視するのに続いて、UEで共有チャネルを復号するように構成されてよい。
別の例では、DRXマネージャ107の通信構成要素105は、第1のサブフレームを受信するように構成されてよい。DRXマネージャ107のデコーダ106は、第1のサブフレームで送信される情報を復号するように構成されてよい。DRXマネージャ107の受信モードコントローラ110は、第1のサブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるように構成されてよい。さらに、復号された、第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示さないとき、受信モードコントローラ110は、非アクティブモードを終了するように構成され、デコーダ106は、次のRxバースト時間区間の時間に第1のサブフレームを復号するようにさらに構成される。
この例では、UTRAN702は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN702は、無線ネットワークコントローラ(RNC)706などのそれぞれのRNCによって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)707などの複数のRNSを含み得る。ここで、UTRAN702は、本明細書で説明するRNC706およびRNS707に加えて、任意の数のRNC706およびRNS707を含むことができる。RNC706は、とりわけ、RNS707内の無線リソースの割り当て、再構成、および解放を担う装置である。RNC706は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用する、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを介して、UTRAN702中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE710と、図1のネットワーク104の構成要素のエンティティの一例とすることができるNodeB708との間の通信は、物理(PHY)レイヤと媒体アクセス制御(MAC)レイヤとを含むものと見なすことができる。さらに、それぞれのNodeB708によるUE710とRNC706との間の通信は、無線リソース制御(RRC)レイヤを含むものと見なされ得る。本明細書では、PHYレイヤは、レイヤ1と見なされ、MACレイヤは、レイヤ2と見なされ、RRCレイヤは、レイヤ3と見なされ得る。以下、情報は、参照により本明細書に組み込まれるRRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0に述べられている用語を使用する。
RNS707によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分けることができ、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS適用例ではNodeBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、送受信基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。明快にするために、各RNS707に3つのNodeB708が示されているが、RNS707は、任意の数のワイヤレスNodeBを含んでもよい。NodeB708は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのCN704に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオ装置、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤなど)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。モバイル装置は、通常、UMTS適用例ではUEと呼ばれるが、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE710は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)711をさらに含み得る。説明のために、1つのUE710がいくつかのNodeB708と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)は、NodeB708からUE710への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)は、UE710からNodeB708への通信リンクを指す。
CN704は、UTRAN702など1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、CN704は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念を、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装することができる。
CN704は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換領域とパケット交換領域の両方によって共有され得る。図示の例では、CN704は、MSC712およびGMSC714によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの用途では、GMSC714は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC706のような1つまたは複数のRNCが、MSC712に接続され得る。MSC712は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC712は、UEがMSC712のカバレッジエリア内にある間に加入者関連の情報を格納するVLRも含む。GMSC714は、UEが回線交換ネットワーク716にアクセスするためのゲートウェイを、MSC712を通じて提供する。GMSC714は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータのような加入者データを格納するホームロケーションレジスタ(HLR)715を含む。HLRは、加入者に固有の認証データを格納する認証センター(AuC)とも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC714は、UEの位置を判断するためにHLR715に問い合わせ、その位置でサービスする特定のMSCに呼を転送する。
CN704はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)718およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)720によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能なものよりも速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN720は、パケットベースネットワーク722へのUTRAN702の接続を提供する。パケットベースネットワーク722は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークでもよい。GGSN720の一次機能は、UE710にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC712が回線交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN718を介して、GGSN720とUE710との間で転送され得る。
UMTSのエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムを利用してよい。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSの「広帯域」W-CDMAエアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、NodeB708とUE710との間のULおよびDLに異なるキャリア周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明される様々な例は、W-CDMAエアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であり得ることを、当業者は理解するだろう。
HSPAエアインターフェースは、スループットの向上および遅延の低減を支援する、3G/W-CDMAエアインターフェースに対する一連の拡張を含む。前のリリースに対する他の修正には、HSPAが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、チャネル送信の共有、ならびに適応変調および適応符号化を利用する。HSPAを定義する規格は、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)およびHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス、拡張アップリンクまたはEULとも呼ばれる)を含む。
HSDPAは、高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)を、トランスポートチャネルとして利用する。HS-DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)という、3つの物理チャネルによって実装される。
これらの物理チャネルの中でも、HS-DPCCHは、対応するパケット送信の復号が成功したかどうかを示すための、HARQ ACK/NACKシグナリングをアップリンクで搬送する。つまり、ダウンリンクに関して、UE710は、ダウンリンク上のパケットを正常に復号したかどうかを示すために、HS-DPCCHを通じてフィードバックをノードB708に与える。
HS-DPCCHはさらに、変調方式と符号化方式の選択、およびプリコーディングの重みの選択に関して、ノードB708が正しい決定を行うのを支援するための、UE710からのフィードバックシグナリングを含み、このフィードバックシグナリングはCQIおよびPCIを含む。
「HSPA Evolved」またはHSPA+は、MIMOおよび64-QAMを含むHSPA規格の進化形であり、スループットの増大およびパフォーマンスの向上を可能にする。つまり、本開示のある態様では、ノードB708および/またはUE710は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、ノードB708は空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることができる。
多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち複数の送信アンテナ(チャネルへの複数の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を指す際に一般に使用される用語である。MIMOシステムは一般にデータ伝送パフォーマンスを高め、ダイバーシティ利得がマルチパスフェージングを低減させて伝送品質を高めること、および空間多重化利得がデータスループットを向上させることを可能にする。
空間多重化を使用して、同じ周波数で同時に様々なデータストリームを送信することができる。データストリームを単一のUE710に送信してデータレートを上げること、または複数のUE710に送信して全体的なシステム容量を拡大することができる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンクで異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、様々な空間シグネチャを伴いUE710に到着し、これによりUE710の各々は、当該UE710に向けられた1つまたは複数のデータストリームを回復することができる。アップリンク上では、各UE710は、1つまたは複数の空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信することができ、これによりノードB708は空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することができる。
空間多重化は、チャネル状態が良好なときに使用できる。チャネル状態がさほど好ましくないときは、ビームフォーミングを使用して送信エネルギーを1つもしくは複数の方向に集中させること、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善することができる。これは、複数のアンテナを介して送信するデータストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成できる。セルの端において良好なカバレージを達成するために、シングルストリームビームフォーミング伝送を送信ダイバーシティと組み合わせて使用できる。
一般に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムの場合、同じチャネル化コードを利用して同じキャリアでn個のトランスポートブロックが同時に送信され得る。n個の送信アンテナで送られる異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調方式および符号化方式を有し得ることに留意されたい。
一方、単入力多出力(SIMO)は一般に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を利用するシステムを指す。それによって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれのキャリアで送られ得る。
図8を参照すると、UTRANアーキテクチャのアクセスネットワーク800を示している。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル802、804、および806を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成されてよく、各々のアンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル802において、アンテナグループ812、814、および816は、各々異なるセクタに対応し得る。セル804において、アンテナグループ818、820、および822は、各々異なるセクタに対応する。セル806において、アンテナグループ824、826、および828は、各々異なるセクタに対応する。セル802、804、および806は、各セル802、804、または806の1つまたは複数のセクタと通信していてもよい、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器またはUEを含み得る。たとえば、UE830および832は、NodeB842と通信していてもよく、UE834および836は、NodeB844と通信していてもよく、UE838および840は、NodeB846と通信していてもよい。ここで、各NodeB842、844、846は、それぞれのセル802、804、および806の中のすべてのUE830、832、834、836、838、840のために、CN704(図7参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。一態様では、UE830、832、834、836、838、および/または840のうちの1つは、デコーダ106と、受信モードコントローラ110とを有するDRXマネージャ107を含んだ、図1のUE102の一例とすることができる。
たとえば、DRXマネージャ107は、制御チャネルに示される次に来るデータ送信があるかどうかを判断するために、UE102で制御チャネルを監視するように構成されてよい。制御チャネルが、共有チャネルの次に来る送信があることを示す場合、デコーダ106または共有チャネルデコーダ112は、DRXマネージャ107が制御チャネルを監視するのに続いて、UEで共有チャネルを復号するように構成されてよい。
別の例では、DRXマネージャ107の通信構成要素105は、第1のサブフレームを受信するように構成されてよい。DRXマネージャ107のデコーダ106は、第1のサブフレームで送信される情報を復号するように構成されてよい。DRXマネージャ107の受信モードコントローラ110は、第1のサブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるように構成されてよい。さらに、復号された、第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示さないとき、受信モードコントローラ110は、非アクティブモードを終了するように構成され、デコーダ106は、次のRxバースト時間区間の時間に第1のサブフレームを復号するようにさらに構成される。
ここで、各NodeB842、844、846は、それぞれのセル802、804、および806のすべてのUE830、832、834、836、838、および840に、CN704(図7参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。一態様では、NodeB842、844、および846は、図1のネットワーク104に含まれるNodeBの例とすることができる。
UE834がセル804における図示された位置からセル806に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが生じて、UE834との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル804からターゲットセルと呼ばれ得るセル806に移行することがある。UE834において、それぞれのセルに対応するNodeBにおいて、無線ネットワークコントローラ706(図7)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバプロシージャの管理が生じ得る。たとえば、ソースセル804との呼の間、または任意の他の時間において、UE834は、ソースセル804の様々なパラメータ、ならびに、セル806、および802のような近隣セルの様々なパラメータを監視することができる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE834は、近隣セルの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE834は、UE834が同時に接続されるセルのリストであるアクティブセットを保持することができる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF-DPCHをUE834に現在割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク800によって用いられる変調方式および多元接続方式は、導入されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを用いて移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W-CDMA)およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形形態を用いるユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、TDMAを用いるモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを用いる発展型UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびFlash-OFDMであってもよい。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。実際の利用されるワイヤレス通信規格、多元接続技術は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
無線プロトコルアーキテクチャは、具体的な用途に応じて様々な形態をとり得る。ここでHSPAシステムに関する一例を、図9を参照して提示する。
図9を参照すると、例示的な無線プロトコルアーキテクチャ900は、ユーザ機器(UE)またはノードB/基地局のユーザプレーン902および制御プレーン904に関係する。たとえば、アーキテクチャ900は、通信構成要素105と、デコーダ106と、受信モードコントローラ110と、共有チャネルデコーダ112とを有するDRXマネージャ107を含んだUE102(図1)などのUEに含まれてよい。
たとえば、DRXマネージャ107は、制御チャネルに示される次に来るデータ送信があるかどうかを判断するために、UE102で制御チャネルを監視するように構成されてよい。制御チャネルが、共有チャネルの次に来る送信があることを示す場合、デコーダ106または共有チャネルデコーダ112は、DRXマネージャ107が制御チャネルを監視するのに続いて、UEで共有チャネルを復号するように構成されてよい。
別の例では、DRXマネージャ107の通信構成要素105は、第1のサブフレームを受信するように構成されてよい。DRXマネージャ107のデコーダ106は、第1のサブフレームで送信される情報を復号するように構成されてよい。DRXマネージャ107の受信モードコントローラ110は、第1のサブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるように構成されてよい。さらに、復号された、第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示さないとき、受信モードコントローラ110は、非アクティブモードを終了するように構成され、デコーダ106は、次のRxバースト時間区間の時間に第1のサブフレームを復号するようにさらに構成される。UEおよびノードBの無線プロトコルアーキテクチャ900は、レイヤ1 906、レイヤ2 908、およびレイヤ3 910という3つのレイヤで示される。レイヤ1 906は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤの信号処理機能を実装する。したがって、レイヤ1 906は、物理レイヤ907を含む。レイヤ2(L2レイヤ)908は、物理レイヤ907の上にあり、物理レイヤ907を通じたUEとノードBとの間のリンクを担う。レイヤ3(L3レイヤ)910は、無線リソース制御(RRC)サブレイヤ915を含む。RRCサブレイヤ915は、UEとUTRANとの間のレイヤ3の制御プレーンシグナリングを扱う。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ908は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ909、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ911、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ913を含み、これらはネットワーク側のノードBで終端する。図示されないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワークレイヤ(たとえばIPレイヤ)と、接続の他の端部(たとえば、遠端のUE、サーバなど)で終端するアプリケーションレイヤとを含めて、L2レイヤ908より上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
PDCPサブレイヤ913は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ913はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および、ノードB間のUEのハンドオーバのサポートを実現する。RLCサブレイヤ911は、上位レイヤのデータパケットのセグメント化および再構築、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの再順序付けを行う。MACサブレイヤ909は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ909はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえばリソースブロック)の複数のUEへの割り当てを担う。MACサブレイヤ909はまた、HARQ動作も担う。
図10は、UE1050と通信しているNodeB1010のブロック図であり、NodeB1010は、図1のネットワーク104と関連付けられた基地局の一例とすることができ、UE1050は、デコーダ106と、受信モードコントローラ110とを有するDRXマネージャ107を有する、図1のUE102とすることができる。
たとえば、DRXマネージャ107は、制御チャネルに示される次に来るデータ送信があるかどうかを判断するために、UE102で制御チャネルを監視するように構成されてよい。制御チャネルが、共有チャネルの次に来る送信があることを示す場合、デコーダ106または共有チャネルデコーダ112は、DRXマネージャ107が制御チャネルを監視するのに続いて、UEで共有チャネルを復号するように構成されてよい。
別の例では、DRXマネージャ107の通信構成要素105は、第1のサブフレームを受信するように構成されてよい。DRXマネージャ107のデコーダ106は、第1のサブフレームで送信される情報を復号するように構成されてよい。受信モードコントローラ110および/または非アクティブモードコントローラ113は、第1のサブフレームの受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるように構成されてよい。さらに、復号された、第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示さないとき、受信モードコントローラ110は、非アクティブモードを終了するように構成され、デコーダ106は、次のRxバースト時間区間の時間に第1のサブフレームを復号するようにさらに構成される。
ダウンリンク通信では、送信プロセッサ1020は、データソース1012からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ1040から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ1020は、参照信号(たとえばパイロット信号)とともに、データ信号および制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ1020は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を支援するための符号化およびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号配列へのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードとの乗算を、提供することができる。送信プロセッサ1020のための、符号化方式、変調方式、拡散方式および/またはスクランブリング方式を決定するために、チャネルプロセッサ1044からのチャネル推定が、コントローラ/プロセッサ1040によって使われ得る。これらのチャネル推定は、UE1050によって送信される参照信号から、またはUE1050からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ1020によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ1030に与えられる。送信フレームプロセッサ1030は、コントローラ/プロセッサ1040からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームはトランスミッタ1032に与えられ、トランスミッタ1032は、アンテナ1034を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ1034は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE1050において、レシーバ1054は、アンテナ1052を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。レシーバ1054によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ1060に与えられ、受信フレームプロセッサ1060は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ1094に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ1070に提供する。受信プロセッサ1070は次いで、NodeB1010中の送信プロセッサ1020によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ1070は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、NodeB1010によって送信された、最も可能性の高い信号配列点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ1094によって計算されるチャネル推定に基づき得る。そして軟判定は、データ信号、制御信号、および参照信号を回復するために、復号されてデインターリーブされる。そして、フレームの復号が成功したかどうか判断するために、CRCコードが確認される。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータがデータシンク1072に与えられ、データシンク1072は、UE1050および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。復号に成功したフレームが搬送する制御信号は、コントローラ/プロセッサ1090に与えられる。受信プロセッサ1070によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ1090は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
アップリンクでは、データソース1078からのデータおよびコントローラ/プロセッサ1090からの制御信号が、送信プロセッサ1080に与えられる。データソース1078は、UE1050で実行されているアプリケーションおよび様々なユーザインターフェース(たとえばキーボード)を表し得る。NodeB1010によるダウンリンク送信に関して説明する機能と同様に、送信プロセッサ1080は、CRCコード、FECを支援するための符号化およびインターリービング、信号配列へのマッピング、OVSFによる拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。NodeB1010によって送信される参照信号から、または、NodeB1010によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ1094によって導出されるチャネル推定が、適切な符号化方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために、使われ得る。送信プロセッサ1080によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ1082に与えられる。送信フレームプロセッサ1082は、コントローラ/プロセッサ1090からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームはトランスミッタ1056に与えられ、トランスミッタ1056は、アンテナ1052を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE1050においてレシーバ機能に関して説明されたのと同様の方式で、NodeB1010において処理される。レシーバ1035は、アンテナ1034を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。レシーバ1035によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ1036に与えられ、受信フレームプロセッサ1036は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ1044に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ1038に提供する。受信プロセッサ1038は、UE1050中の送信プロセッサ1080によって実行される処理の逆を実行する。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータ信号および制御信号が、データシンク1039およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ与えられ得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ1040は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
コントローラ/プロセッサ1040および1090は、それぞれNodeB1010およびUE1050における動作を指示するために使われ得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ1040および1090は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供することができる。メモリ1042および1092のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、NodeB1010およびUE1050のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。NodeB1010におけるスケジューラ/プロセッサ1046は、リソースをUEに割り振り、UEのダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジューリングするために、使われ得る。
W-CDMAシステムを参照して、電気通信システムのいくつかの態様を示してきた。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明する様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、他のUMTS、たとえばTD-SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD-CDMAに拡張され得る。様々な態様は、(FDDモード、TDDモード、またはその両方のモードの)ロングタームエボリューション(LTE)、(FDDモード、TDDモード、またはその両方のモードの)LTEアドバンスト(LTE-A)、CDMA2000、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.10(WiMAX)、IEEE802.20、ウルトラワイドバンド(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを採用するシステムに拡張されることもある。実際の利用される電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
本開示の様々な態様によれば、要素または要素の一部分または要素の組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装できる。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理回路、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実施するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体上に存在し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、取り外し可能ディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。また、コンピュータ可読媒体は、例として、搬送波、伝送路、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に存在してもよく、処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティに分散してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品として具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって示される説明する機能を最善の形で実装する方法を認識するだろう。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的なプロセスを示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法クレームは、サンプル的順序で様々なステップの要素を提示しており、クレーム内で明記していない限り、提示した特定の順序または階層に限定されるように意図されているわけではない。
上記の説明は、本明細書で説明する様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、請求項は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、請求項の文言と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を意味する。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」という語句は、単一の要素を含め、それらの項目の任意の組合せを意味する。たとえば、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、「a」、「b」、「c」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、「a、bおよびc」を含むことが意図されている。当業者が知っているか、後に知ることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素と構造的かつ機能的に同等のものはすべて、参照により本明細書に明確に組み込まれ、請求項によって包含されることが意図される。また、本明細書で開示する内容は、そのような開示が請求項で明記されているか否かにかかわりなく、公に供することは意図されていない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という句を使用して要素が明示的に列挙されていない限り、または方法クレームの場合、「のためのステップ」という句を使用して要素が列挙されていない限り、米国特許法第112条第6項または米国特許法第112条(f)のどちらか適切なほうの規定の下で解釈されるべきではない。
100 ワイヤレス通信システム
102 UE
104 ネットワーク
105 通信構成要素
106 デコーダ
107 DRXマネージャ
108 通信リンク
110 受信モードコントローラ
111 制御チャネルデコーダ
112 共有チャネルデコーダ
113 非アクティブモードコントローラ
120 タイマー
130 サブフレーム
200 時間図
202 Rxバースト時間区間
204 Rxバースト時間区間
206 Rxバースト時間区間
208 サブフレーム
210 スリープ期間
212 スリープ期間
214 DRXサイクル
216 DRXサイクル
300 時間図
301 サブフレーム
302 Rxバースト時間区間
303 サブフレーム
304 Rxバースト時間区間
305 サブフレーム
306 スリープ期間
308 スリープ期間
310 スリープ期間
312 DRXサイクル
314 DRXサイクル
316 Rxバーストの第1のフレーム
318 T321タイマー
320 Rxバースト時間区間
400 時間図
401 サブフレーム
402 Rxバースト時間区間
403 サブフレーム
404 Rxバースト時間区間
405 サブフレーム
406 Rxバースト時間区間
408 スリープ期間
410 スリープ期間
411 スリープ期間
412 eDRXサイクル
414 T321タイマー
602 バス
604 プロセッサ
606 コンピュータ可読媒体
608 バスインターフェース
610 トランシーバ
612 ユーザインターフェース
614 処理システム
700 UMTSシステム
702 UTRAN
704 コアネットワーク(CN)
706 無線ネットワークコントローラ(RNC)
707 無線ネットワークサブシステム(RNS)
708 NodeB
710 UE
712 MSC
714 GMSC
715 ホームロケーションレジスタ(HLR)
716 回線交換ネットワーク
718 サービングGPRSサポートノード(SGSN)
720 ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)
722 パケットベースネットワーク
800 アクセスネットワーク
802 セル
804 セル
806 セル
812 アンテナグループ
814 アンテナグループ
816 アンテナグループ
818 アンテナグループ
820 アンテナグループ
822 アンテナグループ
824 アンテナグループ
826 アンテナグループ
828 アンテナグループ
830 UE
832 UE
834 UE
836 UE
838 UE
840 UE
842 NodeB
844 NodeB
846 NodeB
900 無線プロトコルアーキテクチャ
906 レイヤ1
907 物理レイヤ
908 レイヤ2
909 媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ
910 レイヤ3
911 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ
913 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ
915 無線リソース制御(RRC)サブレイヤ
1010 NodeB
1020 送信プロセッサ
1030 送信フレームプロセッサ
1032 トランスミッタ
1034 アンテナ
1036 受信フレームプロセッサ
1038 受信プロセッサ
1040 コントローラ/プロセッサ
1042 メモリ
1044 チャネルプロセッサ
1046 スケジューラ/プロセッサ
1050 UE
1052 アンテナ
1054 レシーバ
1056 トランスミッタ
1060 受信フレームプロセッサ
1070 受信プロセッサ
1072 データシンク
1078 データソース
1080 送信プロセッサ
1082 送信フレームプロセッサ
1090 コントローラ/プロセッサ
1092 コンピュータ可読媒体
1094 チャネルプロセッサ

Claims (28)

  1. ユーザ機器(UE)においてチャネルを復号するための方法であって、
    第1のサブフレームを受信するステップと、
    前記第1のサブフレームで送信された情報を復号するステップと、
    前記第1のサブフレームの前記受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるステップと、
    前記復号された、前記第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示すとき、前記非アクティブモードを終了し、現在の受信(Rx)バースト時間区間において前記1つまたは複数の第2のサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記第1のサブフレームが、前記現在のRxバースト時間区間の開始の一定時間前に送信されたサブフレームである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記現在のRxバースト時間区間において、または前記現在のRxバースト時間区間に続く1つもしくは複数のサブフレームにおいて送信される物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のサブフレームで、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)が送信される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のサブフレームが、前記現在のRxバースト時間区間の時間内の第1のサブフレームである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記復号された、前記第1のサブフレームで送信された情報が、前記1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの前記次に来る送信を示さないとき、前記非アクティブモードを終了し、次のRxバースト時間区間の時間内の第1のサブフレームを復号するステップと、
    前記次のRxバースト時間区間の時間内の前記第1のサブフレームが受信されるとき、前記非アクティブモードに切り換えるステップと
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記UEが、順方向アクセスチャネル(FACH)モードであり、前記非アクティブモードが、前記FACHモードであるとき前記UEによってサポートされる不連続受信(DRX)動作と関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  8. ユーザ機器(UE)においてチャネルを復号するための装置であって、
    第1のサブフレームを受信するための手段と、
    前記第1のサブフレームで送信された情報を復号するための手段と、
    前記第1のサブフレームの前記受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるための手段と、
    前記復号された、前記第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示すとき、前記非アクティブモードを終了し、現在の受信(Rx)バースト時間区間において前記1つまたは複数の第2のサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するための手段と
    を含む、装置。
  9. 前記第1のサブフレームが、前記現在のRxバースト時間区間の開始の一定時間前に送信されたサブフレームである、請求項8に記載の装置。
  10. 前記現在のRxバースト時間区間において、または前記現在のRxバースト時間区間に続く1つもしくは複数のサブフレームにおいて送信される物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号するステップをさらに含む、請求項8に記載の装置。
  11. 前記第1のサブフレームで、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)が送信される、請求項8に記載の装置。
  12. 前記第1のサブフレームが、前記現在のRxバースト時間区間の時間内の第1のサブフレームである、請求項8に記載の装置。
  13. 前記復号された、前記第1のサブフレームで送信された情報が、前記1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの前記次に来る送信を示さないとき、前記非アクティブモードを終了し、次の受信(Rx)バースト時間区間の時間内の第1のサブフレームを復号するための手段と、
    前記次のRxバースト時間区間の時間内の前記第1のサブフレームが受信されるとき、前記非アクティブモードに切り換えるための手段と
    をさらに含む、請求項12に記載の装置。
  14. 前記UEが、順方向アクセスチャネル(FACH)モードであり、前記非アクティブモードが、前記FACHモードであるとき前記UEによってサポートされる不連続受信(DRX)動作と関連付けられる、請求項8に記載の装置。
  15. ユーザ機器(UE)においてチャネルを復号するためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、
    第1のサブフレームを受信するためのコードと、
    前記第1のサブフレームで送信された情報を復号するためのコードと、
    前記第1のサブフレームの前記受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるためのコードと、
    前記復号された、前記第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示すとき、前記非アクティブモードを終了し、現在の受信(Rx)バースト時間区間において前記1つまたは複数の第2のサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するためのコードと
    を含む、コンピュータ可読記憶媒体。
  16. 前記第1のサブフレームが、前記現在のRxバースト時間区間の開始の一定時間前に送信されたサブフレームである、請求項15に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  17. 前記現在のRxバースト時間区間において、または前記現在のRxバースト時間区間に続く1つもしくは複数のサブフレームにおいて送信される物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号するステップをさらに含む、請求項15に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  18. 前記第1のサブフレームで、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)が送信される、請求項15に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  19. 前記第1のサブフレームが、前記現在のRxバースト時間区間の時間内の第1のサブフレームである、請求項15に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 前記復号された、前記第1のサブフレームで送信された情報が、前記1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの前記次に来る送信を示さないとき、前記非アクティブモードを終了し、次の受信(Rx)バースト時間区間の時間内の第1のサブフレームを復号するためのコードと、
    前記次のRxバースト時間区間の時間内の前記第1のサブフレームが受信されるとき、前記非アクティブモードに切り換えるためのコードと
    をさらに含む、請求項19に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  21. 前記UEが、順方向アクセスチャネル(FACH)モードであり、前記非アクティブモードが、前記FACHモードであるとき前記UEによってサポートされる不連続受信(DRX)動作と関連付けられる、請求項15に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  22. ユーザ機器(UE)においてチャネルを復号するための装置であって、
    第1のサブフレームを受信するように構成された通信構成要素と、
    前記第1のサブフレームで送信される情報を復号するように構成されたデコーダと、
    前記第1のサブフレームの前記受信の完了に続いて非アクティブモードに切り換えるように構成された受信モードコントローラとを含み、前記受信モードコントローラが、前記非アクティブモードを終了するように構成され、前記復号された、前記第1のサブフレームで送信された情報が、1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの次に来る送信を示すとき、前記デコーダが、現在の受信(Rx)バースト時間区間に前記1つまたは複数の第2のサブフレームで送信されたダウンリンクデータを復号するように構成される、装置。
  23. 前記第1のサブフレームが、前記現在のRxバースト時間区間の開始の一定時間前に送信されたサブフレームである、請求項22に記載の装置。
  24. 前記デコーダが、前記現在のRxバースト時間区間に、または前記現在のRxバースト時間区間に続く1つもしくは複数のサブフレームで送信される物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号するようにさらに構成される、請求項22記載の装置。
  25. 前記第1のサブフレームで、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)が送信される、請求項22に記載の装置。
  26. 前記第1のサブフレームが、前記現在のRxバースト時間区間の時間内の第1のサブフレームである、請求項22に記載の装置。
  27. 前記復号された、前記第1のサブフレームで送信された情報が、前記1つまたは複数の第2のサブフレームでのダウンリンクデータの前記次に来る送信を示さないとき、前記受信モードコントローラが、前記非アクティブモードを終了するようにさらに構成され、前記デコーダが、次のRxバースト時間区間の時間内の第1のサブフレームを復号するようにさらに構成される、請求項26に記載の装置。
  28. 前記受信モードコントローラが、前記次のRxバースト時間区間の時間内の前記第1のサブフレームが受信されるとき、前記非アクティブモードに切り換えるようにさらに構成される、請求項27に記載の装置。
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