JP2017520361A - 歯科用穿孔テンプレートの製造方法 - Google Patents

歯科用穿孔テンプレートの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017520361A
JP2017520361A JP2017516035A JP2017516035A JP2017520361A JP 2017520361 A JP2017520361 A JP 2017520361A JP 2017516035 A JP2017516035 A JP 2017516035A JP 2017516035 A JP2017516035 A JP 2017516035A JP 2017520361 A JP2017520361 A JP 2017520361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
mounting
blank
impression
mounting body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017516035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6582043B2 (ja
Inventor
アクセル シェファー
アクセル シェファー
Original Assignee
メド.デント.マインズ ゲーエムベーハー
メド.デント.マインズ ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メド.デント.マインズ ゲーエムベーハー, メド.デント.マインズ ゲーエムベーハー filed Critical メド.デント.マインズ ゲーエムベーハー
Publication of JP2017520361A publication Critical patent/JP2017520361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6582043B2 publication Critical patent/JP6582043B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/082Positioning or guiding, e.g. of drills
    • A61C1/084Positioning or guiding, e.g. of drills of implanting tools
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/16Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
    • A61B17/17Guides or aligning means for drills, mills, pins or wires
    • A61B17/1739Guides or aligning means for drills, mills, pins or wires specially adapted for particular parts of the body
    • A61B17/176Guides or aligning means for drills, mills, pins or wires specially adapted for particular parts of the body for the jaw
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/10Computer-aided planning, simulation or modelling of surgical operations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Devices for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/51
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/082Positioning or guiding, e.g. of drills
    • A61C1/085Positioning or guiding, e.g. of drills for multiple drills, for simultaneous drilling
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/0003Making bridge-work, inlays, implants or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/0003Making bridge-work, inlays, implants or the like
    • A61C13/0022Blanks or green, unfinished dental restoration parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0089Implanting tools or instruments
    • A61C8/009Implanting tools or instruments for selecting the right implanting element, e.g. templates
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C9/00Impression cups, i.e. impression trays; Impression methods
    • A61C9/004Means or methods for taking digitized impressions
    • A61C9/0046Data acquisition means or methods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C9/00Impression cups, i.e. impression trays; Impression methods
    • A61C9/004Means or methods for taking digitized impressions
    • A61C9/0093Workpiece support
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/10Computer-aided planning, simulation or modelling of surgical operations
    • A61B2034/101Computer-aided simulation of surgical operations
    • A61B2034/102Modelling of surgical devices, implants or prosthesis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/0003Making bridge-work, inlays, implants or the like
    • A61C13/0004Computer-assisted sizing or machining of dental prostheses

Abstract

本発明は、患者の顎構造に適合する歯科用穿孔テンプレートであって、顎構造のネガティブ印象を形成する印象要素1の上に、穿孔ツールを案内するための、位置データに従って位置決めされた少なくとも1つの案内通路5を有する歯科用穿孔テンプレートの製造方法に関する。アダプタ要素7を有し、案内通路5の必要な位置に適合される取付体6が、機械加工装置により材料を機械加工することによって製造される。周期的な閉鎖モールド取付構造10、好ましくは少なくとも2方向に延びるモールド取付構造10が取付体6の上に、その製造中に位置データに従って製造される。通路要素4であって、特に金属ハウジングの形態であり、取付体6のアダプタ要素7に対応するアダプタ領域を有する案内通路5をすでに含み、特に案内通路5自体により形成される通路要素4が、製造された取付体6に固定される。相互接続された取付体6と通路要素4により形成され、取付体6の閉鎖モールド取付構造10を含む部品が、特に少なくとも2方向に延びる周期構造14において適合する閉鎖モールド構造14を有する取付板12の上に、位置データに従って計算された位置に固定される。印象要素1が取付板12の反対側で固定要素2に固定される。通路要素4が、固定により、特に接着剤によって印象要素1に、および取付体6から切り離すことによって印象要素1に配置される。

Description

本発明は、患者の顎構造に適合され、穿孔ツールを案内するための少なくとも1つの案内通路を有し、顎構造のネガティブ印象で形成された印象要素に関する位置データに従って位置付けられる歯科用穿孔テンプレートの製造方法に関する。
この種の方法は当該技術分野において知られており、インプラント技術の分野で使用されている。これらの方法は、主として患者の顎のX線写真撮影と、それをデータ処理システムによってモデルとして仮想的に表示することに基づいており、それゆえ、表示されたデータに基づいて、その後埋入されるインプラントとの位置と、インプラントのために必要な案内通路であって、それに沿って穿孔ツールにより患者の顎骨に穴を、その穴にインプラントを挿入するために形成するべきである案内通路の位置が、特定される。この場合、位置データの定義は通常、顎の放射線記録中に患者により支えられる印象要素上に設けられた基準に関して行われ、それも放射線により記録される。治療対象の顎の記録とその後の表示は、例えばデジタルボリュームトモグラフィ(Digital Volume Tomography)により実行できる。
当該技術分野においてはすでに、案内通路位置決めの仮想プランニングが有利には実行され、それによって、一方で充分な骨構造のある領域の位置が特定されるだけでなく、他方で、インプラント埋入のために設けられる穴がいずれの神経経路またはその他の危険にさらされる周囲構造にも損傷を与えないことが確実となる。
それゆえ、仮想プランニング中に測定されるこの位置データは、患者の顎構造のネガティブ印象を有する印象要素の上で案内通路をどこに位置付けるかを特定するために使用される。少なくとも1つの案内通路を有するこのような印象要素は、本発明に関連する穿孔テンプレートを形成し、これは患者の既存の顎構造の上に載せられ、それに従って、歯科医は少なくとも1つの案内通路を通じて穿孔できる。
例えば、特許文献1は、このような方法を開示しており、その中では、少なくとも1つの案内通路を含む顎構造のネガティブ印象の全体が、コンピュータを援用してブランクから機械加工される。しかしながら、先行技術において知られている方法には、精巧で高価な機械加工装置、特に、例えば案内通路を穴としてブランクの中にあらゆる角度方位で形成することのできる機械が必要となる。これは基本的に、経験豊富な専門スタッフによって、または高価な5軸機械加工装置によって、多軸取付ベースの上で時間のかかる手作業での調整手順を経なければ行うことができない。
上記のような理由により、それゆえ、実質的に顎構造のネガティブ印象と少なくとも1つの案内通路を有する印象要素から形成されるこのような穿孔テンプレートは通常、専門の機械加工センタによってしか製作できない。関係する患者にとって、これは担当の歯科医がこのような穿孔テンプレートを自分で作れないため、長い待ち時間を受け入れなければならないことを意味する。
独国特許第10 2010 031 018号明細書
したがって、本発明の目的は、インプラントの埋入を助けるこのような穿孔テンプレートの製作を簡単に、素早く、費用対効果の高い方法で行うことができるようにする方法と、それを実行するための手段を提供して、患者にとっての利益、すなわち、より短い待ち時間と、担当する歯科医にとっての利益、すなわちさらに別の利用分野の開発とそこから得られる収入が提供されるようにすることである。
特に、本発明の目的はまた、顎構造のネガティブ印象を有する印象要素の上、またはその中に、より単純で安価な機械加工装置、例えば4軸機械を援用して、また既知の作業ステップを使って案内通路を任意に位置決めできるようにする方法を提供することでもある。
その目的は、本発明により、上述のような一般的方法が諸ステップによりさらに開発されるという点で実現され、諸ステップは、アダプタを有し、案内通路の必要な位置に適合される取付体が、機械加工装置により材料を機械加工することによって製造されるステップと、製造中に位置データに従って、周期的な閉鎖モールド取付構造、好ましくは少なくとも2方向への閉鎖モールド取付構造が取付体の上に製造されるステップと、さらに、通路要素であって、特に金属スリーブの形態であり、取付体のアダプタに対応するアダプタを有する案内通路をすでに含み、特に案内通路自体により形成される通路要素が製造された取付体に固定され、その後、取付体と通路要素により形成され、取付体の閉鎖モールド取付構造を含む部品が、適合する閉鎖モールド構造、好ましくは少なくとも2方向への周期的構造を含む取付板の上に、位置データに従って計算された位置において固定され、印象要素が固定要素の取付板と反対に固定され、通路要素が、印象要素上に、固着により、特に接着剤よって配置され、および取付体から切り離して印象要素に固定することによって配置されるステップである。
閉鎖モールド取付構造とは、取付体上の表面構造物であり、取付体が、適合する、好ましくは同様に平坦な構造の取付板に取り付けられた時に、噛み合いロック構成を形成し、その結果、これらの部品を相互に固定した後、取付板の上の取付体の位置、特にそのアダプタの向きが確実に固定されるものであると理解される。取付体と取付板上の構造は好ましくは、少なくとも2方向(構造を有する表面の平面に平行)に周期的とすることができる。特に、取付体上の取付構造は、取付板上の構造と同じとすることができる。取付構造と、取付板上の構造は、特にこれらが相互に同じ場合、構造の反転形態/ネガティブ形態が今度は構造そのものに対応し、それゆえ、反転同一性(inversion identity)もあるように形成される。
本発明による方法は、特にここでは、後に穿孔テンプレートの中またはその上に穿孔ツールを案内するために設けられる案内通路が、実際には機械加工装置により作られなくてもよく、既製の、または容易に製造できる要素が使用されるという点を利用する。その結果、費用と加工時間の面ですでに節約を行うことができる。
さらに、本発明による方法で使用される機械加工装置は、案内通路を任意選択の角度方位に作るために先行技術により必要なものより少ない自由度で機能する。特に、例えばフライス盤等の減法的に動作する機械加工装置だけでなく、例えば3Dプリンタ等の付加的/生成的に動作する機械加工装置も使用できる。
本発明によれば、すでに既製の案内通路を、例えばプラスチック材料により取り囲むことのできる金属スリーブの形態の案内通路を有する通路要素が使用され、前述のステップにより、正しい位置決めの中で、このような通路要素は次いで、取付体と取付板によって、印象要素についての必要な位置に移動され、次いで、通路要素が印象要素に、特にそれを印象要素に、例えば糊付けによって固定することにより転写され、それまでの取付体との固定が解除される。
この場合、案内通路についての必要な位置と向き、または軸アラインメントは、通路要素を支持する取付体の取付構造を所定の方法で、取付体をその上に配置されたその閉鎖モールド取付構造によって取付板の、それに適合する構造にフィットさせ、固定することによって向き付けることにより確保される。これに関連して、取付構造は、取付体の上のアダプタに関して必要な状況で、特に案内通路の必要な位置を定義する位置データに関して製造される。
取付体の製造は、例えば、材料を取り除くことによって行うことができる。取付体ブランクは、例えば、すでにアダプタを有し、材料を取り除くことによって機械加工され、必要な取付構造が生成されている、すなわちブランクから機械加工されているプラスチックブロックとして提供できる。さらに、この目的のために、取付体ブランクはまた、取付体ブランクを機械加工装置の中に留め付けることのできる把持可能要素も有することができる。
あるいは、取付体を、付加的/生成的製造技術によって、例えば3D印刷による材料の付加によって製造することも可能である。ここでは、プラスチックも金属材料も両方使用できる。取付構造、すなわちアダプタ要素と、これの領域を接続する領域も、1つの構成要素として生成的に製造できる。
個別の患者のための取付体を製造するための本発明によるステップに加え、通路要素もまたは個別の患者のために製造でき、例えば、すでに案内通路を含む通路要素ブランクから、特に位置データに応じて、および例えばここでも機械加工装置により材料を取り除くことによって製造できる。
これに関連して、本発明によれば、通路要素ブランクおよび/または取付体ブランクの機械加工は、同じ機械加工装置、例えば4軸フライス盤で行われ、その中でブランクはブランク上に設けられた把持可能要素により把持される。
また、通路要素は、ここでは、生成的製造方法、例えばいわゆる3Dプリンティングによって、プラスチックまたは金属から製造できる。この場合、通路要素全体のような案内通路は生成的に、特に好ましくは金属設計で製造されるようになっていてもよい。また、既存の金属スリーブは、機械加工装置の中での生成的製造法によりプラスチックで取り囲むことができる。
位置データを測定するためには、当該技術分野で知られているように、治療対象となる患者の顎を、例えばデジタルボリュームトモグラフィによって放射線撮影により記録されてもよい。このために、本発明は、治療対象の患者の顎構造のネガティブ印象を使い、後に製造される穿孔テンプレートの一部となる印象要素が製造されるようにしてもよい。
ここで、例えば、上述の先行技術と比較した場合のさらに別の利点は、印象要素を製作するために、費用対効果の高い既知の技術を使用できることであり、例えば顎構造の印象取得が、モールド材により、または、特に患者のバイトの、またはモデル上のアンダカットが組成物または深絞りフィルムを形成する前に充填される場合は深絞りフィルムにより顎の石膏モデルを成形することにより実行される。
本発明によれば、放射線記録に当初使用された印象要素を、本発明による穿孔テンプレートの後の構成要素のために、少なくとも1つの通路要素をこの印象要素に正確に固定することによって使用できる。
さらに、本発明は、印象要素に放射線基準、特にX線基準が設けられて、印象要素を患者の顎領域の中または上に位置決めした後に、位置データのための基準と共に放射線で記録されるようにする。
次に、ソフトウェアに基づき、案内通路の位置を患者の顎構造の仮想表示の中で特定でき、これは印象要素に固定された基準に関して行われる。取付体および/または通路要素は、位置データに応じて製造される。
通路要素を印象要素に転写するために、本発明は好ましくは、印象要素が取付板の上のそのような固定要素に、直接または、同時に放射線基準、特にX線基準を含む付属品によって間接的に固定されるようにすることができる。
それゆえ、このような固定要素は、印象要素に固定でき、それゆえ、患者の顎の放射線記録のため、およびその後の取付板への直接的な、または付属品による間接的な固定の両方に使用でき、これは同時に、放射線基準に関する案内通路の仮想の相対的位置決めによって、放射線基準に関する取付板の位置がわかっていて、固定されれば、取付板に関する位置決めもまた自動的に行われることを確実にする。
これを確実にするために、固定要素は、取付板またはそれに固定された付属品と再現可能に係合させられてもよい。
例えば、取付板またはそこに固定された付属品に印象要素を固定要素により固定することは、固定要素が金属要素、例えば取付板またはその上に配置された付属品の、それに適合する凹部または穴に挿入できる金属ピンを有するという点で実行できる。付属品は、例えば、取付板に、そこから離間させて、それと平行に固定された平面要素であってもよく、特に、平面要素は凹部を有し、特にその結果、平面フレームの形態をとることができる。
ここで、金属要素、特に金属ピンは、放射線基準を形成する。固定要素は、例えばその外面上の押出要素を取り囲む前庭弧として設計できる。
本発明はまた、フレームアセンブリによって取付板に対するモデルの関係を再現する可能性を含む。これは、以降、取付板に平行な間隔で配置された平面付属品および/または前庭X線基準を取り除いても方位が失われないため、有利である。それゆえ、取付板のうち、この付属品により覆われる表面には取付体が取り付けられない。同時に、モデルはチェックのために正しく位置付けられる。このフレームアセンブリを製造するために、基準がまず上述の方法で作られ、その後、取付板がフレームアセンブリの取付板に取り換えられ、これが同時にフレームアセンブリの取り外し可能な上部を形成し、ベースプレート上のモデルの正しい位置のために、個々の石膏ベースが作られる。
本発明は、放射線画像記録によって、特に例えばデジタルボリュームトモグラフィのようなトモグラフィ撮影法によって、ソフトウェアのアクセサリーを用い、患者の顎の仮想モデルが生成され、仮想案内通路が仮想顎モデルと基準に対して位置決めされ、取付体の上の閉鎖モールド取付構造の位置を決定する位置データが、少なくとも1つの仮想案内通路の特定された位置データから形成されるようにすることができる。次いで、この取付体の上の閉鎖モールド取付構造の位置を決定するこれらの位置データを参照して、機械加工装置が、例えばブランクから、取付構造の必要な位置で取付体を製造できる。
本発明による方法の特に好ましい実施形態は、取付体上の閉鎖モールド取付構造および/または取付板上の閉鎖モールド構造が、少なくとも2方向に相互に隣接して均一な間隔で配置されたテーパ状突起として形成されるようにすることができる。
このような突起は、例えば、ピラミッド型突起として形成でき、これは相互に対して傾斜している少なくとも3つ、好ましくは4つの側面と、特に相互に接触するその底面を有する。
このような突起はまた、円錐形の突起とすることもできる。
このような閉鎖モールド取付構造/構造の選択は、ここでは、特に材料を取り除くことによってブランクから製造する場合に有利であり、それは、4軸のみの単純な機械加工装置でも、このような構造を案内通路またはアダプタからの延長軸に対してほとんどの異なる角度の平面に配置できるからである。
このような場合、突起が配置される平面は、すべての突起の同じ領域、すなわち例えば突起のすべての先端または突起のすべての底面が配置される平面と理解される。
このような突起の選択によって、より単純な4軸の機械でも、突起が存在する平面を複数の角度に、例えば機械の機械軸に対してプラス/マイナス45°に確実に設定でき、これは、突起が機械加工ツールに向かってテーパ状の構成であることから、このツールに関して閉鎖モールド構造にアンダカットが存在しないからである。
最大の可能な角度範囲を開発するために、ピラミッドまたはテーパ状突起の側面は、その底面または、突起が配置される上述の平面に対して45°の角度とする。このとき、アンダカットを作らなくても、突起が配置される平面を機械加工装置の機械軸に対して最大45°まで、特に機械軸に対して機械のツールがブランクに向かって移動され、また戻される方向に傾斜させることができる。
このようにして、本発明は、4軸しか、またはさらには3軸しか持たない機械加工装置でも、過去においては、先行技術により、より複雑な5軸機械でなければ可能とならなかった案内通路の位置を提供することが可能となる。
さらに、本発明には、担当する歯科医が、例えば既製のブランクを使用できるという利点があり、これは、歯科医院においてその場でごく素早く起動することのできる機械加工装置により必要な形状にすればよいだけである。
それゆえ、この目的のために、本発明は、例えば取付体ブランクが、切削することによって取り除くことのできる材料、例えばプラスチックのブロックを含み、アダプタがブロック上またはその中に配置されるようにすることができる。また、本発明は、特に切削によって取り除くことのできる材料、例えばプラスチックのブロックを有する通路要素ブランクを提供し、ブロック上またはその中に案内通路が、例えば金属スリーブの方法で形成されるようにすることができ、特に、そのような通路部材ブランクがまた、上述の取付体ブランクに接続するためのアダプタ領域またはアダプタ要素も有し、このアダプタ領域は、例えば案内通路自体で形成できる。
さらに、本発明はまた、通路要素のブランクが案内通路の端面に、または案内通路の周囲に、たとえはノッチなどの方向付け要素を有するようにすることができる。例えば、取付体ブランクのアダプタが、例えばアダプタピンの周囲に相補的なタブを有する場合、通路要素ブランクと取付体ブランクとの間の所定の角度位置を、これらが相互に取り付けられたときに実現できる。さらに、しかしながら、通路要素ブランク上の上記のノッチはまた、後のインプラントのシャンクを顎骨の中に、回転に対して所定の角度位置でねじ込むために利用することもできる。
本発明はまた、ブランクを機械加工装置に固定するための、把持可能要素に関するアダプタまたは案内通路の間の相対位置が異なる、上記のタイプのブランク群があるようにしてもよい。必要性または、案内通路の必要な位置決めに応じて、ここでは、把持可能要素に対して異なる角度位置の所定のブランクを異なる方法で使用できるようにすることが合理的な場合もある。
本発明の実施形態を、下記の図面を参照しながら下により詳しく説明する。
患者の顎構造のネガティブ印象を有する印象要素の平面図である。 ブロックとしての通路要素を示す。 取付体のブランクの概観図である。 取付体を示す。 取付体の上に取り付けられた閉鎖モールド取付構造を示す。 印象要素に対してフレームアセンブリで固定された取付板を示す。
図1は、患者の顎構造のネガティブ印象(鋳型押し型)を有する印象要素(押し型要素)1の平面図である。この場合、印象要素1は患者の顎構造の石膏モデルの上に取り付けられている。自明な点として、例えば顎のX線撮影を行うために、印象要素1を特に患者の顎に固定することも可能である。
この目的のために、放射線基準、例えばX線基準2を印象要素1の上の、それ自体が例えば深絞りフィルムとして、また硬化された印象材として形成される印象要素1の上の前庭領域の円弧として配置でき、この基準2はここでは、弓状基準の表面から上方に延びる放射線不透過性の金属ピン3を有する。
本発明によれば、金属ピン3を有する弓状の基準2はここではまた、後に取付板、またはその上に配置される付属品の上に取り付けるための固定要素2も形成しており、これについては後述する。
ここで、本発明は、通常の方法で、放射線記録により、例えばデジタルボリュームトモグラフィにより、患者の顎を仮想的に表示して、歯科医が顎骨の局所的状態に関して設置されるべきインプラントのための、後に穿孔ツールが案内されることになる案内通路を画定することができる。
本発明によれば、このような案内通路は印象要素1の上に固定され、その結果、本発明に関連しては、穿孔テンプレート全体が形成される。
当然、本発明は、このような印象要素1の上に1つの案内通路を配置する方法だけでなく、原則的に、複数の、または任意の数の案内通路も提供でき、これは特に、本発明によれば、支持用の歯構造が不要であるからである。
図2は、左側に、例えば切削によって機械加工可能なプラスチック等の材料のブロック、例えば立方体または直方体ブロックとしての通路要素4を示している。ブロックは、その側面のうちの1つに、把持可能要素4aを有し、それによってブロックは予定の機械加工を行うために機械加工装置に固定できる。
本発明の重要な特徴として、通路要素4のブランクは、その側面のうちの1つに、金属スリーブを有し、これは、通路要素またはブランク4の表面からその深さ方向に延びる案内通路5を形成する。
さらに、図2は、通路5を形成するスリーブが、その端面の周囲に等しい角度距離の一連のノッチ5aを有することを示している。図2は、右側に、機械加工装置により機械加工された後の機械加工による完成した通路要素4を示している。
これは、例えば顎領域の空間条件がそれを必要とする場合にはブランクから余分な材料を取り除くために、または通路5の端面の位置を印象要素に対して必要とされるように正確に固定し、それゆえその後の穿孔深さを規定するために、提供される。
原則として、本発明はまた、後述のように本発明により取付体によって印象要素に固定する前にいかなる機械加工も行わなくてよい通路要素4を使用できるようにすることもできる。
図3は、実質的に直方体または立方体の形状の取付体6のブランクと、ブランクの側面のうちの1つから突出するアダプタ7の概観図である。このアダプタ7は、通路要素の案内通路5に対応し、ノッチ5aと相補的に適合するタブ8もまた、ここでアダプタ7の周囲に設けられている。この例において、適合とは、アダプタ7を実質的に遊びのない状態で案内通路5に挿入できることを意味すると理解する。それゆえ、通路要素4を取付体ブランク6上に所定の状況で、特にその機械加工後に取り付けることが可能である。
図2において通路要素に関して示されているように、ここで示されるブランク6もまた、把持可能要素9を有し、これはこのようなブランクを機械加工装置に保持するために使用できる。異なる向きを有するブランクを把持可能要素9とアダプタ7との間に挿入できる。
本発明によれば、図4に示されるように、取付体6は、案内通路5に関する確認済み位置データに従って取付体ブランクから製造され、閉鎖モールド取付構造10を有し、これは、この場合は、それぞれが4つの等しい側面を有するピラミッド型突起として設計されている。図4は、後の固定のために使用されるねじ穴とねじ11がこれらの構造の中に形成されていることを記している。図4によれば、通路要素4が取付体6に、取付体6のアダプタ7を案内通路5の中に挿入することによって固定される。このようにして、通路要素4と取付体6は1つのコンポーネントペアを形成する。
この実施形態においてピラミッド型である突起と、これらの突起、特にその先端または底面が位置付けられている平面との状況に関して、閉鎖モールド取付構造10は取付体の上に次のようにして取り付けられる。すなわち、図5が示すように、取付体6が取付板12の上の所定の位置に固定された後に、この取付体6がスリーブ4の案内通路5を、固定板12の上の金属ピン3によって、この場合、金属ピンに平行であるがそこから離して配置された平面付属品13によって間接的に固定された印象要素1に対して、必要な位置に正しく位置付けられる。
平面の、好ましくはフレーム状の付属品13は、金属ピン3と相補的に配置された図示されていない穴の列を有し、それによって印象要素1を固定要素2により、取付板12から離して、対向する位置に固定できる。
その取付構造10と適合されている取付体6は、この実施形態において、取付板12から突出する相補的なピラミッド型構造14と閉鎖モールド係合する。ここで、ピラミッド型突起は均一な2次元アレイであり、特にそれらの底面が相互に直に隣接していることがわかる。
取付体6の上の取付構造のピラミッド型突起と取付体の上の構造14は、ここでは相互に同じように相補的となるように形成され、それによって均一なアレイにおいて、その上に機械的に作られた取付構造が配置されている取付体6を、取付板の構造14の上に閉鎖モールド式に固定できる。
案内通路を正しく位置付けるために必要な取付板の構造上の取付体の位置は、例えば、均一アレイにおいてソフトウェアにより計算でき、使用者に対して出力することができ、それによって担当の歯科医は、板上に取り付けるための正しい位置がわかる。板12は構造14の中に形成され、これは複数の穴を有し、そこに図4に示されるねじ11を取付板12の裏面から取付ブロックへと通して、取付ブロックを構造14にしっかりと固定することができる。
図5は、通路要素4が、その前に行われた仮想案内通路の位置測定によって予め決定された印象要素1に関する位置と、取付体6の製造を調整する様子を示している。
あるいは、取付板12は、印象要素に対して、図6に示されるフレームアセンブリ16によって固定でき、付属品13と金属ピン3によるX線基準は接続に不要となり、特に取り除くことができる。フレームは、ベースプレート19と、スペーサ20によって相互に所望の間隔で、好ましくは相互に平行に保持されるカバープレート15と、を含む。
顎のモデル17を、例えばベース18によってフレーム16のベースプレート19に取り付けるために、上述の取付板12をフレームアセンブリのカバープレート15に置き換えることができる。この場合、カバープレート15は、上述の取付板12と同様に、その下面の同じ位置に同じ閉鎖モールド構造を有する。付属品要素13は、取付板12と同じ方法で、カバープレート15上の、それと同じ位置に固定することができる。特に、前述の取付板12は、それがカバープレート15に対応し、それゆえ、交換が不要となるように設計できる。
印象要素1を有するモデル17を、ベースプレート上に印象要素の固定要素によって位置付け、それを付属品要素13に係合させた後、付属品要素13を取り除くことができる。特に、これに関して、ベースプレート上にモデルの位置決めが固定される。
図5に関して、または図6の実施形態において、案内通路5を有する通路要素4を、例えば接着剤によって印象要素1の上に固定することが可能となり、それによって本発明により製造される穿孔テンプレートを、その後形成される案内通路要素4と印象要素1との組合せから形成される。そのために、通路要素4は取付ブロック6から分離される。
担当の歯科医は、印象要素1を治療対象の患者に挿入し、その後、歯科医はインブラントシャンクを埋入するためにドリルを案内するための案内通路にアクセスできる。
さらに、本発明はまた、例えば、穿孔動作中に冷却するための孔を、機械加工装置によって案内通路要素のブランクに導入されるようにすることもできる。このような冷却孔は、例えば案内通路と交差させることができる。
特に図5は、原則として、いくつかの通路要素4を印象要素1の弓状範囲に沿って設置できることを明確に示している。
ここではまた、案内通路を設置するために、残存歯の形態の支持構造を顎構造上に形成する必要がないことがさらに有利である。したがって、本発明による方法は、例えば、完全に無歯顎または、残存歯の少ない顎部分にインプラントを埋入する場合にも適している。

Claims (10)

  1. 患者の顎構造に合わせて成形された歯科用穿孔テンプレートであって、前記顎構造のネガティブ印象を形成する印象要素(1)の上に、穿孔ツールを案内するための、位置データに従って位置決めされた少なくとも1つの案内通路(5)を有する歯科用穿孔テンプレートの製造方法において、
    a)アダプタ(7)を有し、前記案内通路(5)の必要な位置に適合される取付体(6)が、機械加工装置により材料を機械加工することによって製造され、
    b)閉鎖モールド取付構造(10)、好ましくは少なくとも2方向に延びるモールド取付構造(10)が前記取付体(6)の上に、その製造中に前記位置データに従って製造され、
    c)通路要素(4)であって、特に金属スリーブの形態であり、前記取付体(6)のアダプタ要素(7)に対応するアダプタ領域を有する前記案内通路(5)をすでに含み、特に前記案内通路(5)自体により形成される通路要素(4)が、前記製造された取付体(6)に固定され、
    d)相互接続された前記取付体(6)と前記通路要素(4)により形成され、前記取付体(6)の前記閉鎖モールド取付構造(10)を含むサブアセンブリが、特に少なくとも2方向に延びるアレイ状の、適合する閉鎖モールド構造(14)を有する取付板(12)の上に、前記データに従って計算された位置に固定され、
    e)前記印象要素(1)が前記取付板(12)の反対側の前記固定要素(2)に固定され、
    f)前記通路要素(4)が、特に接着剤によって前記印象要素(1)に、および前記取付体(6)から切り離すことによって前記印象要素(1)に固定される
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記位置データに応じて、通路要素(4)が、すでに前記案内通路(5)を含む通路要素ブランクから、特に材料を機械加工装置により取り除くことによって製造されるか、または少なくとも部分的に生成的製造法により製造されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記通路要素ブランクおよび/または取付体ブランクの機械加工は、それぞれのブランクが前記ブランクに配置された把持可能要素(5a、9)により把持される4軸フライス盤で行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記印象要素(1)は、特に金属要素(3)の形態の、特に前記取付板(12)の上の適合する凹部/穴と直接または間接に係合する金属ピン(3)である放射線基準(3)を有する固定要素(2)によって前記取付板(12)に直接または間接に固定され、特にその際印象要素に対する取付板の関係が生成されるか、この関係がより高いフレームアセンブリのために転写されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. トモグラフィ放射線画像記録、特にデジタルボリュームトモグラフィにより、ソフトウェアを援用して、患者の顎の仮想モデルが生成され、仮想案内通路が、前記仮想顎モデルおよび前記放射線基準に対して位置付けられ、前記取付体(6)の上の前記閉鎖モールド取付構造(10)の位置を決定する位置データが前記仮想案内通路の位置データから形成されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記取付体(6)の上の前記閉鎖モールド取付構造(10)および/または前記取付板(12)の上の前記閉鎖モールド構造(14)が、少なくとも2方向に相互に隣接して周期的に配置されたテーパ突起として、特に相互に対して傾斜した少なくとも3つ、好ましくは4つの側面を有するピラミッド形突起として、または円錐形突起として形成されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 特に請求項1〜6のいずれか一項による方法で使用するための取付体ブランクにおいて、
    前記取付体ブランクが特に切削によって除去可能な材料、特にプラスチックのブロックを含み、アダプタ(7)が前記ブロックの上/中に配置されることを特徴とする取付体ブランク。
  8. 特に請求項1〜6のいずれか一項による方法で使用するための通路要素ブランクにおいて、
    前記通路要素ブランクが、特に切削によって取り除くことのできる材料、特にプラスチックのブロックを含み、案内通路(5)が前記ブロックの上/中に配置され、特に前記案内通路がアダプタを形成することを特徴とする通路要素ブランク。
  9. 方向付け要素(5a)、例えば凹部が、前記案内通路(5)の端面または前記案内通路(5)の周辺に特にノッチまたは溝として配置されていることを特徴とする、請求項8に記載の通路要素ブランク。
  10. 複数のブランクがあり、機械加工装置に前記ブランクを固定するための把持可能要素(4a、9)に対するアダプタ(7)または案内通路(5)の相対位置が異なることを特徴とする、請求項7〜9のいずれか一項に記載のブランク群。
JP2017516035A 2014-06-03 2015-06-01 歯科用穿孔テンプレートの製造方法、取付体ブランク、通路要素ブランク、およびブランク群 Active JP6582043B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102014007870.1A DE102014007870B4 (de) 2014-06-03 2014-06-03 Verfahren und Rohlinge zur Herstellung einer zahnmedizinischen Bohrschablone
DE102014007870.1 2014-06-03
PCT/EP2015/001110 WO2015185205A2 (de) 2014-06-03 2015-06-01 Verfahren zur herstellung einer zahnmedizinischen bohrschablone

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017520361A true JP2017520361A (ja) 2017-07-27
JP6582043B2 JP6582043B2 (ja) 2019-09-25

Family

ID=53442712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017516035A Active JP6582043B2 (ja) 2014-06-03 2015-06-01 歯科用穿孔テンプレートの製造方法、取付体ブランク、通路要素ブランク、およびブランク群

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10092369B2 (ja)
EP (1) EP3151776B1 (ja)
JP (1) JP6582043B2 (ja)
KR (1) KR102459837B1 (ja)
CN (1) CN106456279B (ja)
CA (1) CA2950825C (ja)
DE (1) DE102014007870B4 (ja)
ES (1) ES2710224T3 (ja)
WO (1) WO2015185205A2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016004641A1 (de) * 2016-04-20 2017-10-26 Axel Scheffer Verfahren und System zur Erfassung der Ausrichtung von wenigstens einer Bohrhülse in einer für die lagerichtige Implantation von Zahnimplantaten hergestellten Bohrschablone
WO2019069112A1 (ru) * 2017-10-02 2019-04-11 Эмиль Рустам Оглы ИБРАГИМ Устройство для установки направляющих втулок в 3d -хирургический шаблон по соответствию с направлением виртуальных дентальных имплантатов
KR102067614B1 (ko) * 2019-08-02 2020-01-17 주식회사 임솔 임플란트 수술을 계획하는 방법, 장치 및 컴퓨터 프로그램
DE202019105207U1 (de) 2019-09-19 2019-11-25 Dental Service Center Michael Menzel Gmbh Implantologie-Bohrhilfe, Bohrschablone und Implantologie-Bohrhilfenset
KR102035758B1 (ko) * 2019-09-19 2019-10-23 주식회사 임솔 임플란트 식립 가이드의 가공을 위한 지그 기구
CN110893481B (zh) * 2019-12-09 2020-10-30 中航沈飞民用飞机有限责任公司 一种多孔返孔钻模及其制作方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005392A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Hogyoku Seigi Kofun Yugenkoshi コンピュータ誘導人工歯根手術のために使用するサージカルテンプレートを製造する方法
JP2010221020A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Hogyoku Seigi Kofun Yugenkoshi 歯科手術用テンプレートの製造方法
US20110066267A1 (en) * 2006-10-07 2011-03-17 Schmitt Stephen M Surgical guides and methods for positioning artificial teeth and dental implants

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5133660A (en) * 1989-08-07 1992-07-28 Fenick Thomas J Device for locating the optimum position for a tooth implant
US5556278A (en) * 1994-09-07 1996-09-17 Meitner; Sean W. Method for making and using a template for a dental implant osteotomy and components relating thereto
DE19952962B4 (de) * 1999-11-03 2004-07-01 Sirona Dental Systems Gmbh Verfahren zur Herstellung einer Bohrhilfe für ein Zahnimplantat
EP1506745A1 (de) * 2003-08-15 2005-02-16 Jeanette Mörmann Rohling und Verfahren zur Herstellung einer Zahnrestauration
GB0327274D0 (en) 2003-11-24 2003-12-24 Retractotop Ltd Dental device and method for its use
GB0514554D0 (en) * 2005-07-15 2005-08-24 Materialise Nv Method for (semi-) automatic dental implant planning
FR2896403B1 (fr) * 2006-01-24 2008-08-01 Francois Blouzard Dispositif de guidage d'outil de percage pour la mise en place d'au moins un implant dentaire
CA2666374A1 (en) * 2006-10-10 2008-04-17 Lambert J. Stumpel Surgical guide for dental implant and methods therefor
KR100842096B1 (ko) * 2006-12-07 2008-06-30 김대현 치과용 임플란트 지대주 및 상부구조물에 있어 연결 구조가형성된 블록체 및 그 제조방법
US20080254414A1 (en) * 2007-04-10 2008-10-16 Mcguire James A Dental abutment blank with preformed passage
US9901417B2 (en) * 2007-10-03 2018-02-27 Cyber-Implants, LLC Assisted dental implant treatment
CN101342096B (zh) * 2008-09-04 2010-06-02 同济大学 牙科种植定位定向导板的制作方法
US20100316974A1 (en) * 2009-06-11 2010-12-16 Pou Yu Biotechnology Co., Ltd. Method of making a surgical template used for a computer-guided dental implant surgery
US20120202170A1 (en) 2009-10-28 2012-08-09 Johnson Ryan E Dental implant articles and methods
KR20120099696A (ko) 2009-10-28 2012-09-11 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 치과용 임플란트 밀 블랭크 용품 및 이를 제조하는 방법
DE102010013411A1 (de) * 2010-03-30 2011-12-15 Karsten Baumann Verfahren zur Anfertigung einer Bohrschablone
DE102010031018A1 (de) * 2010-07-06 2012-01-12 Sirona Dental Systems Gmbh Verfahren und Spannvorrichtung zur Herstellung einer zahnmedizinischen Bohrschablone
US8920167B2 (en) * 2010-09-21 2014-12-30 Implantdent Co., Ltd. Surgical guide preparation tool and method for preparing surgical guide
DE102011003561A1 (de) * 2011-02-03 2012-08-09 Sirona Dental Systems Gmbh Abdruck, Bohrschablone und Verfahren zur Bereitstellung einer Lagebeziehung und zur Erstellung einer Bohrschablone
DE102011083439B4 (de) * 2011-09-26 2017-06-29 Sirona Dental Systems Gmbh Verfahren zur Überprüfung einer Bohrschablone zur Herstellung eines implantatgestützten Zahnersatzes
CN103142320B (zh) * 2013-03-20 2015-10-14 福州大学 牙种植系统孔钻的手术引导装置及其制作、使用方法
CN105690838A (zh) 2014-11-24 2016-06-22 富泰华工业(深圳)有限公司 压合装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110066267A1 (en) * 2006-10-07 2011-03-17 Schmitt Stephen M Surgical guides and methods for positioning artificial teeth and dental implants
JP2010005392A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Hogyoku Seigi Kofun Yugenkoshi コンピュータ誘導人工歯根手術のために使用するサージカルテンプレートを製造する方法
JP2010221020A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Hogyoku Seigi Kofun Yugenkoshi 歯科手術用テンプレートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3151776A2 (de) 2017-04-12
ES2710224T3 (es) 2019-04-23
WO2015185205A2 (de) 2015-12-10
JP6582043B2 (ja) 2019-09-25
US20170079744A1 (en) 2017-03-23
CN106456279A (zh) 2017-02-22
US10092369B2 (en) 2018-10-09
DE102014007870B4 (de) 2017-03-02
CA2950825A1 (en) 2015-12-10
EP3151776B1 (de) 2018-11-07
KR20170016431A (ko) 2017-02-13
CA2950825C (en) 2021-12-14
KR102459837B1 (ko) 2022-10-27
CN106456279B (zh) 2019-06-04
WO2015185205A3 (de) 2016-01-21
DE102014007870A1 (de) 2015-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6582043B2 (ja) 歯科用穿孔テンプレートの製造方法、取付体ブランク、通路要素ブランク、およびブランク群
JP6473767B2 (ja) 押型、ドリルテンプレート、位置関係の提供方法及びドリルテンプレートの作成方法
US8257083B2 (en) Methods for placing an implant analog in a physical model of the patient's mouth
US7905726B2 (en) Surgical guide for dental implant and methods therefor
US9949807B2 (en) Drill guide for a dental implant and a method for fabricating a drill guide
KR20090069166A (ko) 임플란트 식립가이드의 제작방법 및 가이드용 블록
KR20130128364A (ko) 치과용 드릴링 템플릿을 제조하기 위한 방법 및 클램핑 고정구
CA2735406A1 (en) Method and transfer element for manufacturing a superstructure and a corresponding template
JP2019528938A (ja) 誘導インプラント歯科医療のための外科用テンプレートの力拘束または形状拘束定位
JP2013529997A5 (ja)
KR20090127923A (ko) 치과 임플란트용 가이딩 템플릿의 제조 방법, 이에 의해 제조된 가이딩 템플릿, 및 이 방법을 실행하기 위한 레퍼런스 장치
KR20130137095A (ko) 치아 임플란트용 인공 유사물을 제조하기 위한 방법
EP3295892A1 (en) Calibration members and method for calibrating a virtual articulator
US20120028211A1 (en) Occlusion template
US10111728B2 (en) Partial surgical guide
KR101790839B1 (ko) 바이콘 타임에서도 3차원 스캔 데이터 추출이 가능토록 한 임플란트용 어버트먼트
KR20140119696A (ko) 기계가공된 외과용 가이드
US20130065195A1 (en) Method for manufacturing a template for providing dental implants in a jaw and scan prosthesis for applying this method
CN111388112A (zh) 一种后牙区辅助牙种植的组件
US20120225409A1 (en) Method For Producing Individual Drilling Templates For Dental Implant Surgery In A Patient's Jawbone
ES2814231T3 (es) Dispositivo para el uso en un procedimiento para la fabricación de una estructura de implante dental
JP2013523224A (ja) 歯科インプラントを顎内に設けるためのテンプレートを製造する方法
KR20190117069A (ko) 가공장치에 대한 가공 보정값을 제공하는 동기화용 플레이트
US20200397540A1 (en) Denture system and method of manufacturing a denture
EP3295893A1 (en) A method for generating a virtual model of a maxillary cast or a mandibular cast in a virtual articulator

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6582043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250