JP2017518063A - 生体物質を増殖および排出する微生物発酵システム - Google Patents
生体物質を増殖および排出する微生物発酵システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017518063A JP2017518063A JP2016573774A JP2016573774A JP2017518063A JP 2017518063 A JP2017518063 A JP 2017518063A JP 2016573774 A JP2016573774 A JP 2016573774A JP 2016573774 A JP2016573774 A JP 2016573774A JP 2017518063 A JP2017518063 A JP 2017518063A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- phase
- liquid
- bacteria
- tanks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/58—Reaction vessels connected in series or in parallel
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M45/00—Means for pre-treatment of biological substances
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F3/00—Biological treatment of water, waste water, or sewage
- C02F3/34—Biological treatment of water, waste water, or sewage characterised by the microorganisms used
- C02F3/341—Consortia of bacteria
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/44—Multiple separable units; Modules
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M27/00—Means for mixing, agitating or circulating fluids in the vessel
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M29/00—Means for introduction, extraction or recirculation of materials, e.g. pumps
- C12M29/18—External loop; Means for reintroduction of fermented biomass or liquid percolate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/12—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of temperature
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/26—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of pH
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/44—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of volume or liquid level
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/48—Automatic or computerized control
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
指数増殖期を促進することによって、スターター物質の生物学的な増殖における誘導期の負の側面を克服するように設計された、生体物質を増殖および排出する微生物発酵システムを提供する。本システムは、細菌の指数増殖に関する理想的な条件を維持するように設計され、少なくとも一つの第一期タンクおよび第二期タンクを有する。【選択図】図1
Description
本発明は、微生物発酵システムに関する。本システムは、スターター物質(starter material)の生物学的な増殖における誘導期の負の側面を、指数増殖期を促進することによって克服する。
種々の用途のために細菌を増殖、供給、溶解、移動および分配する、入手可能な装置およびシステムがある。これらの微生物発酵システムは、所望の用途に応じて、様々なサイズで入手可能である。用途としては、例えば、食品加工またはレストランの排水管からの油脂の消化および除去、油脂トラップ、油脂分離器、食肉処理場、下水管、腐敗タンクおよび下水処理場が含まれる。微生物発酵システムは、しばしば、大量の活性な天然細菌を所望の用途(例えば、排水管)に送るように設計される。細菌は、有機廃棄物の自然分解を促進することに役立つ。
通常、工業施設および商業施設から出る廃水に対しては、厳しい純度要求が定められ、このような微生物発酵システムは、高度に汚染された廃水を、規制条件を満たす排水に変えるために、十分な細菌を生成できる。また、これらの微生物システムは、エネルギー消費も低く、オフサイトのスラッジの処分量を減少させるというさらなる利点も有する。廃棄物を処理するための細菌の使用を、有害な化学物質の使用と置換できる。
細菌の増殖は、以下の段階で発生する(細菌の増殖曲線としても知られる):
1.誘導期:活動および増殖が観察される前の遅滞
2.増殖期:指数増殖期
3.定常期:数がほとんど一定
4.減退期:増加率で数が減少(死滅期としても知られる)
現行の装置は、休眠状態または低活性状態にある細菌を増殖させるため、全てのリサイクルは、誘導期を含む。指数増殖期は、処理条件に影響される。このことは、増殖サイクルの重要な部分が、非効率的であることを意味する。
1.誘導期:活動および増殖が観察される前の遅滞
2.増殖期:指数増殖期
3.定常期:数がほとんど一定
4.減退期:増加率で数が減少(死滅期としても知られる)
現行の装置は、休眠状態または低活性状態にある細菌を増殖させるため、全てのリサイクルは、誘導期を含む。指数増殖期は、処理条件に影響される。このことは、増殖サイクルの重要な部分が、非効率的であることを意味する。
本発明によれば、細菌を含む水性スラリーを生成するシステムを提供し、当該システムは、給水源と、制御システムと、少なくとも二つのタンク(少なくとも一つの第一のタンクは第一期タンクであり、第二のタンクは第二期タンクであり、前記第一期タンクは、前記第二期タンクと流体連結し、前記第二期タンクは、生成物の排出口をさらに有する)と、を有する。
第一期は、細菌の増殖曲線の第一段階であり、誘導期である。第二期は、細菌の増殖期の指数増殖期である。
本発明に係るシステムは、指数増殖期のために理想的な条件を準備し、維持する。誘導期を終え、増殖期を開始している細菌または細菌の集団は、第一期タンクから第二期タンクに移される。好ましくは、移動は、増殖を遅らせかねない移動の衝撃を最小限にする方法および時間で行われる。システムは、投入する細菌の指数増殖期の時間を延長してその量を増加させ、二次培養処理として作用しうる第二期タンク内に大規模な生成を提供するために、正確な処理条件を用いることを保証する。また、第二期は、必要に応じて、第三段階以上の段階にさらに延長される。第一期または第二期のいずれかに対する追加のタンクを、直列または並列に配置してもよい。生成物は、活性状態の細菌を含む液体またはスラリーであり、所望の用途に直ちに使用されうる。
システムは、好気性細菌、嫌気性細菌、または好気性細菌および嫌気性細菌の組み合わせと共に使用されうる。好気性細菌を使用する場合、システムは、細菌が増殖する液体を曝気する装置、またはシステムをさらに含みうる。嫌気性細菌を使用する場合、曝気工程は必要とされない。
細菌は、最終用途に必要とされる特定の菌株に適合するように調整された、任意の数の既存の装置内で予備培養されうる。システムの条件は、投入される細菌/菌株に必要とされる条件に一致するように、さらに、処理タスクに適合するように、調整されうる。
発酵処理の間に制御を必要とする多くの条件がある。(競合ストレスを回避するための)容量、曝気レベル(酸化度)、温度、pH、栄養度および混合物の均質性を制御することが望ましい。
処理の温度は、影響力がある物理的要因の一つである。温度範囲は、−10℃〜95℃の間であってもよいが、より一般的には、10℃〜50℃の間である。最適な温度範囲は、使用される細菌の特定種によって決定される。好冷菌は20℃未満の温度で、中温菌は20〜45℃の範囲の温度で、好熱菌は45℃より高い温度で最適な増殖を示す。極限微生物は、−17℃および130℃の温度で生存できる。一般に使用される細菌培養物のほとんどは中温菌であり、タンクの温度は10℃〜50℃の間で制御される。
処理のpHも、重要な要因である。ほとんどの細菌は、5〜9の範囲のpHを好み、最適なpHを7付近とする。嫌気性細菌は、好気性細菌より広範囲のpHに耐えうる。
多くの種類の細菌は、酸素がない場合のみ増殖できるが(嫌気性)、酸素の有無に関わらず増殖できる種類も多い。好気性生物は、酵素反応およびエネルギーを生成するために用いる電子輸送系に関して、酸素の存在に依存する。
増殖培地は、使用される細菌の種に対して特異的に形成されうる。これは、純粋な化合物を正確に規定された割合で混合して、明確に定義された合成増殖培地を得ることによって達成されうる。合成増殖培地は、容易に再生でき、低い発泡性を有し、透光性を示し、生成物の回収を容易にする傾向がある。合成増殖培地は、水性であってもよく、栄養添加物の選択された群を含む水を含んでもよい。あるいは、天然増殖培地(複合培地)が使用されうる。これらの種類の増殖培地は、糖蜜およびコーンスティープリカーを含み、天然増殖培地の化学組成は、複雑な性質により正確に定義されない場合がある。
細菌は、エネルギー源および炭素源に加え、必須元素および微量元素を含む追加の栄養物も必要とする場合がある。必要とされる栄養物は、細菌の種にもよるが、窒素源および硫黄源や、ミネラル源およびビタミン源を含む。追加の栄養物をシステムに加える場合、その目的は通常、増殖培地中に少量の特定の元素または成分を補うことである。
単一の細菌の株を使用でき、あるいは、細菌の集団も使用できる。細菌は、「スターター物質」の形態で提供される。このスターター物質は、細菌成分を含む粒状固体でありうる。スターター物質は、ペレット、プリル、錠剤または顆粒、および液状の形態で提供されうる。また、スターター物質は、栄養成分を含んでもよい。スターター物質が固形で提供される場合、重力供給機構を用いて、当該物質を一つ以上のタンクに添加することが好ましい。
供給流および生成流は、使用される細菌に関する最良の増殖条件に応じて、連続的または周期的でありうる。バッチ処理、周期的な処理または連続的な処理を使用するかどうかに影響する他の要因としては、プラントの種類、処理条件および処理状況が挙げられる。
二つ以上の第一期タンクを使用して、細菌を準備できる。細菌を含むスターター物質を第一期タンクに添加し、誘導期が完了するか、ほぼ完了するまで保持する。必要に応じて、第一期タンクは、加熱または冷却されうる。また、第一期タンクは、均一な混合物と良好な曝気レベルとを確保するために、混合装置を含んでもよい。誘導期が完了するか、ほぼ完了したら、増殖期に近づいている準備された細菌は、第二期タンクに移される。必要に応じて、第一期タンクまたは第二期タンクのいずれかに、栄養物を添加してもよい。
第一期タンクは、細菌を準備し、誘導期がほぼ完了するまで水性混合物またはスラッジを保持するための、任意の適切な容器でありうる。当該容器は、本願中ではタンクと記載されているが、ドラム缶、ボウル、バケツ、ボトル、汚水槽または液体を保持するために使用されうる任意の他の容器であってもよい。好ましくは、第一期タンクは、第二期タンクに供給する排出口を有する。
第二期タンクは、液体を保持するための任意の適切な容器でありうる。好ましくは、第二期タンクは、第一期タンクから細菌を含む液体を受け入れるための少なくとも一つの投入口と、所望の用途に生成物を供給するための少なくとも一つの排出口とを有する。第二期タンクは、例えばWO2011/005605に開示された種類の混合タンクであってもよく、その特徴が全体として本願に引用される。
第一期タンクおよび第二期タンクは、意図される用途に適した任意のサイズであってもよい。例えば、第一期タンクおよび第二期タンクは、250ml〜50,000リットルの範囲の液体容量を有してもよい。
タンクは、温度センサーと、タンクの内容物を所望の温度に加熱または冷却する手段とを備える。タンクの内容物の温度は、温かい給水、加熱ジャケット、タンク内の熱交換器、あるいは、再循環ラインまたは供給ラインの一つに配置された熱交換器を使用することによって、変更されうる。また、タンク内に吊るされた一つ以上の熱電加熱装置を使用することもできる。温度センサーとタンクを加熱/冷却する手段とは、全て制御システムに接続されうる。第一期タンクの温度を第二期タンクの温度と独立して制御するように、タンクを配置してもよい。あるいは、各タンクの温度を個別に制御してもよい。
制御システムは、プログラマブルロジックコントローラー(PLC)またはマイクロプロセッサーを含みうる。例えば、制御システムは、第二期タンクへの水の流量を制御するために、電磁弁に接続されたマイクロプロセッサーを含んでもよい。制御システムは、予め調整された所定の間隔で、指定時間に動作するようにプログラムされうる。あるいは、制御システムは、センサーからの読み取りに応答して、所定の条件を維持するように設計されうる。また、制御システムは、第一期タンクへの「スターター物質」の供給と、第一期タンクおよび第二期タンクへの水の流れとを活性化させ、第一期タンクから第二期タンクへの準備された細菌培養物の流れを制御するために使用されうる。さらに、制御システムは、任意の再循環流の流速および容量、任意の混合装置および任意の曝気装置を制御できる。以下に記載する例では、再循環の速度が、第二期タンク内の液体の曝気に影響するため、再循環流の流速を制御することによって、液体の曝気が制御される。任意の使用可能な電力源が使用されうる。
システムにおいて使用される弁は、一般的に制御弁であり、制御システムによって制御可能であったり、フィードバックループに接続可能であったりする。グローブ弁またはダイヤフラム弁は、制御弁としての使用に最適であり、弁は、(ダイアフラムを使用して、流れの全範囲にわたってスムーズな制御を提供する)電磁弁であってもよい。給水流に使用される弁は、清浄な給水の汚染を回避するために、一般的に逆止弁である。給水の質や地域の規制によっては、逆止弁または空気遮断器を給水流に備える必要はない。代わりのバルブの種類としては、ゲート弁、バタフライ弁、ボール弁およびプラグ弁が挙げられる。使用される弁の数、弁の種類、およびこれらの弁の配置は、システムごとに変化しうる。弁の位置は、例えば、二つ以上の第一期タンクまたは第二期タンクを使用するか、別の栄養タンクから栄養物を添加するか、曝気法を使用するか、使用する場合にはどの種類を使用するか、に依存しうる。また、使用されるポンプの種類は、例えば、再循環ループおよび生成流の固形分に応じて変化しうる。必要に応じて、水中ポンプも使用されうる。あるいは、ポンプの代わりに、重力供給システムが使用されてもよい。
タンク内の液体の水位は、制御システムによって制御されうる。制御システムは、タンク内の水位センサーまたは水位検出器を含みうる。適切な水位センサーの一例としては、フロートスイッチが挙げられる。あるいは、流量計を使用して、第一期タンクまたは第二期タンク内の水位を算出できる。
好気性細菌を使用するシステムの一例について、図1〜3を参照して以下で説明する。この例は、第二期タンクへの再循環液体流に位置する、エダクターの使用を含む。エダクターは、液体流の曝気を改善するために使用されうる。エダクターは、処理の他の位置で液体流内に空気の泡を同伴可能な、任意の他の装置と交換されうる。エダクターは、実際上、エジェクター装置またはインジェクター装置であり、移動する流体のエネルギーを使用して、吸引する流体(この例では空気)を吸引して同伴する低圧領域を生成する、ベンチュリ効果に依存する。空気の同伴は、曝気された移動液体流をもたらす。液体を同伴するための他の代わりの方法としては、曝気タービン、微細気泡ディフューザー、粗大気泡ディフューザー、リニア曝気管が挙げられ、または、噴水、カスケード、パドルホイールもしくはコーンの手段によって、液体を空気に通過させることが挙げられる。より小さな気泡は、より多くの気体を液体に晒す(接触面を増加させる)ため、気体の移動効率を増加させる。また、ディフューザーまたはスパージャーは、乱流を発生させたり、混合を促進させたりするために、システム内に設計されうる。
本発明の実施例を、添付の概略図を参照して、以下に一例として記載する。
図1は、一つの第一期タンク1と一つの第二期タンク12とを使用する、細菌を含む水性スラリーを生成するシステムの一例を示す。給水2を、逆止弁3を介して第一期タンク1に供給する。細菌を含むスターター物質源4を、投入口5を介して第一期タンク1に添加する。本実施例では、スターター物質は固形のペレット状である。また、さらなる栄養物および増殖培地を追加してもよい。本実施例では示していないが、給水を、第一期タンク1に供給する前に加熱してもよい。本実施例では、加熱ジャケット6を使用して、第一期タンク1を加熱する。第一期タンク1の内容物の温度およびpHを、細菌の増殖を促進するように慎重に制御する。このように、第一期タンク1は、細菌の初期の培養段階として作用する。
第一期タンク1内の細菌が誘導期の終わりに近づき、増殖を示し始めたら、細菌を含む液体を、排出口7を介して第二期タンク12に移しうる。第一期タンク1からの出力流を、第二期タンク12に供給し、20℃〜30℃の温度に予熱された水と混合する。給水2は、逆止弁8を通過し、熱交換器または加熱器9で加熱される。そして、温水は、第二期タンク12に入る前に、電磁弁10および空気分離/遮断器11を通過する。空気遮断器11の目的は、逆流を防止し、(一般に地方自治体によって課されるような)水の規制に従うことである。
第二期タンク12内の液体の水位は、プログラマブル制御システム13と第二期タンク12内の多数の水位検出器と共に、電磁弁であってもよい複数の弁を使用して、制御されうる。制御システムは、水位検出器、例えばフロートスイッチ14、15、16を使用することによって、タンク内の液体の水位の変動に反応できるように設計されてもよい。
栄養物17を、ポンプ19を使用して、栄養タンク18から第二期タンク12に供給する。あるいは、重力供給システムを使用して、栄養物を第二期タンク12に供給してもよい。供給される栄養物は、固形物質、液体またはスラッジであってもよい。第二期タンク12に添加される栄養物の量に関する制御を可能にするために、ポンプ19または入口弁(図示なし)は、制御システムに接続されうる。
本実施例では、混合物の均質性を改善し、曝気レベルを改善するために、第二期タンク12の液体を、タンクから再循環させる。第二期タンク12がある程度一杯になると、ポンプ20を始動する。ポンプ20は、三方調節弁21を介して、第二期タンク12の底部から液体を抜き、第二期タンク内の液体の水位を制御できる。ポンプに代えて、重力供給システムを使用してもよい。液体は、第二期タンク12から抜かれ、フィルター23を通った空気を吸気するエダクター22を通過する。空気の流量は、制御弁25を備える流量計24を使用して制御されうる。液体流に入る空気の量を制御することにより、第二期タンク12内の溶存酸素量の最適化が可能になる(したがって、処理パラメーターの一つである、曝気の制御が可能になる)。酸素富化液を、ノズル26および27を介して、第二期タンク12の内部で循環する液体に注入する。二つのノズル26および27を、第二期タンク内で接線方向に配置する。曝気された液体を、特定の細菌または細菌集団に関する指数増殖曲線の頂点に達するまで再循環する。この配置の使用によって、曝気および混合の性質および品質を改善できる。
第二期タンク12内の接線方向のノズル26およびノズル27の効果を、図2および図3に示す。接線方向のノズルを通す液体注入の方法は、第二期タンク12の内部に旋回渦を生成し、懸濁した微細な気泡を液体内に維持し、液体との接触時間を延長する。このことは、液体中への酸素の移動を最大化するのに役立ち、溶存酸素量を、細菌培養物の最大増殖のために理想的な量に維持する。
タンク内の温度を、細菌の増殖に最適な温度に維持する。この最適温度を維持するために、加熱ジャケット28を使用できる。あるいは、任意の適切な熱交換器の配置、例えば、熱電加熱/冷却システムを使用してもよい。
指数増殖が達成されたら、三方調節弁21を使用して、高活性細菌培養物である生成物29を、処理または所望の用途に排出できる。ポンプ20を使用して、第二期タンクからの生成物29の回収を補助できる。
第二期タンク12は、第一期タンク1から第二期タンク12への細菌の連続的な供給を可能にするために配置されうる。増殖率の平衡は、第二期タンク12への細菌の供給の速度を制御することによって、第二期タンク12内で達成されうる。適切な量の栄養物17が、第二期タンク12内に保持される。二次培養された細菌の相当量が、生成物29として弁21を通して排出される。
また、固形または液状の細菌培養物は、予備培養せずに第二期タンク12に直接供給されてもよい。添加速度は、第二期タンク12内の最適な増殖を維持するために、慎重に制御されうる。適切な量の栄養物17が、第二期タンク12内に保持される。第二期タンク12は、特定の細菌、菌株または細菌の集団の理想的な増殖平衡を維持するために、処理に対する入力流(供給物)および出力流(生成物)の両方を慎重に制御する、連続的な混合タンクであってもよい。このように、供給流および生成流は、意図される用途に応じて、連続的または周期的でありうる。
Claims (30)
- 細菌を含む水性スラリーを生成するシステムであって、
給水源と、
少なくとも一つの温度制御システムと、
少なくとも二つのタンク(少なくとも一つの第一のタンクは、加熱手段を有する第一期タンクであり、第二のタンクは第二期タンクであり、前記第一期タンクは、前記第二期タンクと流体連結し、前記第二期タンクは、生成物の排出口および加熱手段をさらに有する)と、
を有するシステム。 - 前記加熱手段は、前記温度制御システムに接続されている請求項1に記載のシステム。
- 前記加熱手段は、熱交換器、加熱ジャケット、または、熱電対装置などの発熱体を有する請求項1または請求項2に記載のシステム。
- 前記第一期タンクに対する前記温度制御は、前記第二期タンクに対する前記温度制御システムから独立している請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
- 水を前記第一期タンクまたは前記第二期タンクに供給する前に、前記給水源を加熱するように配置された熱交換器をさらに有する請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。
- 二つ以上の第一期タンクをさらに有する請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。
- 二つ以上の第二期タンクを有する請求項1〜6のいずれか一項に記載のシステム。
- 複数の直列のタンクを有する請求項1〜7のいずれか一項に記載のシステム。
- 各タンクは独立した温度制御を備える請求項6〜8のいずれか一項に記載のシステム。
- 少なくとも一つの前記第一期タンクは、細菌を含む物質の投入口を含む請求項1〜9のいずれか一項に記載のシステム。
- 少なくとも一つの前記第二期タンクは、混合装置を含む請求項1〜10のいずれか一項に記載のシステム。
- 少なくとも一つの前記第一期タンクは、混合装置を含む請求項1〜11のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記スラリーを曝気する手段をさらに有する請求項1〜12のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記スラリーを曝気する手段は、再循環ループ内に配置される請求項13に記載のシステム。
- 前記スラリーを曝気する手段は、エダクターである請求項13または請求項14に記載のシステム。
- 前記少なくとも一つの第二期タンクに対する再循環ループをさらに含む請求項1〜15のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記第二期タンクに対する前記水の投入口は、空気遮断器を備える請求項1〜16のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記第一期タンクまたは前記第二期タンクに対する前記水の投入口は、逆止弁を備える請求項1〜17のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記タンクのいずれかまたは全てに対する前記液体の投入口は、前記タンク内の接線方向に配置された一対のノズルを有する請求項1〜18のいずれか一項に記載のシステム。
- 少なくとも一つの弁、ポンプ、ならびに前記タンク内の液体の水位を測定し制御可能なセンサーおよびマイクロプロセッサーを含む流量制御システムをさらに有する請求項1〜19のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記流量制御システムは、前記システム内での前記液体の流速、前記液体の温度および/または前記液体のpHを制御可能である請求項20に記載のシステム。
- 栄養源をさらに備える請求項1〜21のいずれか一項に記載のシステム。
- 給水源と、
細菌源と、
少なくとも一つの第一期タンクと、
第二期タンクと、
前記第二期タンクに対する投入口に接続された前記第一期タンクからの排出口と、
前記第二期タンクからの生成物の排出口と、
を有する請求項1〜22のいずれか一項に記載のシステム。 - 前記第二期タンク内に液体を再循環させる再循環ループと、
前記第一期タンクおよび前記第二期タンク内での流速、温度、pHおよび液体量を制御するための、センサー、弁およびプログラマブルロジックコントローラーを有する制御システムと、
前記液体を加熱する手段と、
前記第一期タンクおよび/または前記第二期タンク内で前記液体を混合する手段と、
前記液体を曝気する手段と、
をさらに有する請求項23に記載のシステム。 - 細菌を含む水性スラリーを生成する方法であって、
細菌源を第一期タンクに供給するステップと、
液体の増殖培地を前記第一期タンクに供給するステップと、
前記第一期タンク内の前記細菌を制御された温度で所定時間保持するステップと、
前記細菌を含む液体を第二期タンクに移すステップと、
前記第二期タンク内の処理パラメーターを監視および制御して、細菌の増殖を最適化するステップと、
生成物を前記第二期タンクから排出するステップと、
を含む方法。 - 前記第二期タンクから前記細菌を含む液体を再循環させるステップをさらに含む請求項25に記載の方法。
- 前記第二期タンク内で、または、前記第二期タンクへの再循環の間、前記液体を曝気するステップをさらに含む請求項25または請求項26に記載の方法。
- 前記タンクのいずれかまたは全てにおいて、前記細菌を含む液体を混合するステップをさらに含む請求項25〜27のいずれか一項に記載の方法。
- 前記システムが、半連続的な処理として動作する請求項23〜28のいずれか一項に記載の方法。
- 前記システムが、連続的な処理として動作する請求項23〜29のいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB1410806.2A GB2527317B (en) | 2014-06-17 | 2014-06-17 | Microbial fermentation system for growing and discharging a biological material |
GB1410806.2 | 2014-06-17 | ||
PCT/GB2015/051506 WO2015193635A1 (en) | 2014-06-17 | 2015-05-21 | Microbial fermentation system for growing and discharging a biological material |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017518063A true JP2017518063A (ja) | 2017-07-06 |
Family
ID=51266743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016573774A Pending JP2017518063A (ja) | 2014-06-17 | 2015-05-21 | 生体物質を増殖および排出する微生物発酵システム |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP3158051B1 (ja) |
JP (1) | JP2017518063A (ja) |
DK (1) | DK3158051T3 (ja) |
ES (1) | ES2878175T3 (ja) |
GB (1) | GB2527317B (ja) |
HU (1) | HUE055442T2 (ja) |
PL (1) | PL3158051T3 (ja) |
PT (1) | PT3158051T (ja) |
SI (1) | SI3158051T1 (ja) |
WO (1) | WO2015193635A1 (ja) |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2603668C2 (de) * | 1974-07-31 | 1985-11-07 | Hüls AG, 4370 Marl | Vorrichtung zur aeroben Fermentation |
US3984286A (en) * | 1975-03-06 | 1976-10-05 | Phillips Petroleum Company | Apparatus and method for conducting fermentation |
DE2607963A1 (de) * | 1976-02-27 | 1977-09-01 | Metallgesellschaft Ag | Verfahren und vorrichtung zum begasen von fluessigkeiten |
FR2466502A2 (fr) * | 1979-10-04 | 1981-04-10 | Wilkie Bernard | Installation de desodorisation et de mise en valeur de dechets organiques par fermentation |
DE3139672A1 (de) * | 1981-10-06 | 1983-04-28 | Menzel Gmbh & Co, 7000 Stuttgart | Verfahren zur biochemischen stoffumsetzung und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
WO1991019682A1 (en) * | 1990-06-21 | 1991-12-26 | Biodynamic Systems, Inc. | Improved method and apparatus for processing biodegradable organic material |
KR100329019B1 (ko) * | 1999-04-13 | 2002-03-18 | 윤덕용 | 유기산의 고효율 생산방법 |
DE10116144A1 (de) * | 2001-03-30 | 2002-10-17 | Friedrich Karl Heinz | Verfahren zum Vergären von Biomasse |
US7081361B2 (en) * | 2003-08-07 | 2006-07-25 | Nch Corporation | Biomass generator |
CA2439645C (en) * | 2003-09-04 | 2014-03-18 | Hygiene-Technik Inc. | Automated biological growth and dispensing system |
US20100129888A1 (en) * | 2004-07-29 | 2010-05-27 | Jens Havn Thorup | Liquefaction of starch-based biomass |
US20120270275A1 (en) * | 2004-07-29 | 2012-10-25 | Marcus Brian Mayhall Fenton | Systems and methods for treating biomass and calculating ethanol yield |
WO2007083456A1 (ja) * | 2006-01-20 | 2007-07-26 | Kurita Water Industries Ltd. | 有機性廃液の嫌気性消化処理方法及び装置 |
WO2011064762A1 (en) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | University Of The Free State | Production of a fermented foodstuff |
WO2011135588A2 (en) * | 2010-04-29 | 2011-11-03 | Shree Renuka Sugars Limited | A continuous process for the preparation of alcohol |
WO2013180863A1 (en) * | 2012-06-01 | 2013-12-05 | Pursuit Dynamics Plc | Systems and methods for treating biomass and calculating ethanol yield |
CN103060199B (zh) * | 2013-01-29 | 2014-02-12 | 河南天冠企业集团有限公司 | 异养小球藻的半连续发酵方法 |
-
2014
- 2014-06-17 GB GB1410806.2A patent/GB2527317B/en active Active
-
2015
- 2015-05-21 WO PCT/GB2015/051506 patent/WO2015193635A1/en active Application Filing
- 2015-05-21 ES ES15727041T patent/ES2878175T3/es active Active
- 2015-05-21 PL PL15727041T patent/PL3158051T3/pl unknown
- 2015-05-21 JP JP2016573774A patent/JP2017518063A/ja active Pending
- 2015-05-21 PT PT157270414T patent/PT3158051T/pt unknown
- 2015-05-21 HU HUE15727041A patent/HUE055442T2/hu unknown
- 2015-05-21 EP EP15727041.4A patent/EP3158051B1/en active Active
- 2015-05-21 DK DK15727041.4T patent/DK3158051T3/da active
- 2015-05-21 SI SI201531614T patent/SI3158051T1/sl unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HUE055442T2 (hu) | 2021-11-29 |
DK3158051T3 (da) | 2021-07-12 |
PL3158051T3 (pl) | 2021-09-13 |
SI3158051T1 (sl) | 2021-08-31 |
GB2527317B (en) | 2020-12-02 |
EP3158051A1 (en) | 2017-04-26 |
PT3158051T (pt) | 2021-06-28 |
EP3158051B1 (en) | 2021-04-07 |
GB201410806D0 (en) | 2014-07-30 |
WO2015193635A1 (en) | 2015-12-23 |
ES2878175T3 (es) | 2021-11-18 |
GB2527317A (en) | 2015-12-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2607782C1 (ru) | Биореактор для выращивания метанутилизирующих микроорганизмов | |
CN105668783B (zh) | 一种一体式养殖场废水生物处理反应器 | |
US20130153494A1 (en) | Methods and apparatuses for water and wastewater treatment | |
US20080251451A1 (en) | Method and Apparatus for the Aerobic Treatment of Waste | |
CN107915320B (zh) | 一种气浮式半短程硝化-厌氧氨氧化反应器 | |
CN108698871B (zh) | 用于生物处理有机废物和污水的设备和方法 | |
CN105948255B (zh) | 一种处理高浓度硫酸多黏菌素发酵废水的处理方法及系统 | |
CN105152359A (zh) | 一种培养并存储污水处理活性菌群的设备及方法 | |
CN208038239U (zh) | 一种垃圾渗滤液生化处理系统 | |
CN103979670A (zh) | 塔式污水生物处理装置 | |
JP2017518063A (ja) | 生体物質を増殖および排出する微生物発酵システム | |
KR101286072B1 (ko) | 2상 혐기소화 장치 | |
CN110002600A (zh) | 微生物菌落的培养方法、原位培养装置及废水治理方法 | |
CN103981081A (zh) | 一种用于废水深度处理的微藻光生物反应器 | |
RU2585666C1 (ru) | Аппарат для культивирования метанокисляющих микроорганизмов | |
KR100672205B1 (ko) | 혐기성 소화조에서 선별 배양시킨 바실러스 종 세균을이용한 하, 폐수의 고도처리 방법 및 장치 | |
CN208182995U (zh) | 一种一体化多级菌剂活化装置 | |
CN209669007U (zh) | 一种高效除磷脱氮小型化膜法生活污水处理装置 | |
CN206447660U (zh) | 黑臭水体有益微生物增效系统 | |
CN205011480U (zh) | 一种培养并存储污水处理活性菌群的设备 | |
CN111867983A (zh) | 高固体溶气浮选系统和方法 | |
CN203807303U (zh) | 一种污水处理系统 | |
CN215161925U (zh) | 有机质厌氧消化后亚硝化-厌氧氨氧化处理装置 | |
CN218058958U (zh) | 一种水处理用微生物连续培养装置 | |
CN107902853A (zh) | 一种垃圾渗滤液生化处理系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170313 |