JP2017517945A - パラメトリックフィルタを使用して混合を改善する第1隣接キャンセラ(fac) - Google Patents

パラメトリックフィルタを使用して混合を改善する第1隣接キャンセラ(fac) Download PDF

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Abstract

【解決手段】無線信号の処理方法であって、当該方法は、デジタル変調された複数のサブキャリアを上側及び下側の側波帯に含むFM帯域内オンチャネル無線信号を受信する工程と、FM帯域内オンチャネル無線信号をサンプリングして、上側及び下側の側波帯における所望の一方とFM干渉波の組み合わせの複素デジタルサンプルを含む入力信号を生成する工程と、ノッチフィルタリングにより第1の信号からFM干渉波成分を除去して、ノッチフィルタリング済み信号を生成する工程と、ノッチフィルタリング済み信号を重み付けして、重み付けされたノッチフィルタリング済み信号を生成する工程と、パラメトリックフィルタを使用して入力信号をフィルタリングして、パラメトリックフィルタリング済み入力信号を生成する工程と、重み付けされたノッチフィルタリング済み信号とパラメトリックフィルタリング済み入力信号とを結合して出力信号を生成する工程と、を含む。この方法を実装している無線受信機も含まれている。【選択図】図3

Description

本発明は、帯域内オンチャネル無線信号を受信及び処理する方法及び装置に関しており、より具体的には、隣接無線チャネルにおけるFM信号のからの干渉の影響を低減する方法及び装置に関する。
アイビクイティデジタルコーポレイション(iBiquity Digital Corporation)のHDラジオ(登録商標)システムは、現在のアナログ振幅変調(AM)及び周波数変調(FM)無線から完全なデジタル帯域内オンチャネル(digital in-band on-channel)(IBOC)システムへのスムーズな進化ができるように設計されている。このシステムは、既存の中波(MF)及び高周短波(VHF)の無線帯域において、地上局の送信機(terrestrial transmitter)からモバイル、ポータブル、及び固定の受信機にデジタルオーディオ及びデータサービスを提供する。
IBOC信号は、複数のデジタル変調サブキャリアと組み合わされたアナログ変調キャリアを含むハイブリッド形式、又は、アナログ変調キャリアが使用されていない完全デジタル形式で伝送できる。ハイブリッド形式を使用することで、放送局は、より高品位でよりロバストなデジタル信号を同時に用いてアナログAM及びFMの送信を継続しながら、現在の周波数割り当てを維持しつつ、聴取者がアナログからデジタル無線に転換することを可能とする。IBOCハイブリッド及び完全デジタル波形は、米国特許第7,933,368号にて説明されており、当該特許は、引用により本明細書に組み込まれる。
隣接無線チャネルからの信号は、ハイブリッドIBOC信号のデジタル変調キャリアと干渉し得る。第1隣接キャンセラ(FAC)技術は、FM放送帯域におけるHDラジオ信号のデジタル側波帯への第1隣接FMの干渉の影響を緩和するために使用できる。
本発明の1つの態様では、無線信号の処理方法は、デジタル変調された複数のサブキャリアを上側及び下側の側波帯に含むFM帯域内オンチャネル無線信号を受信する工程と、FM帯域内オンチャネル無線信号をサンプリングして、上側及び下側の側波帯の所望の一方とFM干渉波(interferer)との組合せである複素デジタルサンプルを含む入力信号を生成する工程と、ノッチフィルタリングにより第1の信号からFM干渉波成分を除去して、ノッチフィルタリング済み信号を生成する工程と、ノッチフィルタリング済み信号を重み付けして重み付けされたノッチフィルタリング済み信号を生成する工程と、パラメトリックフィルタを使用して入力信号をフィルタリングして、パラメトリックフィルタリング済み入力信号を生成するため工程と、重み付けされたノッチフィルタリング済み信号とパラメトリックフィルタリング済み入力信号とを結合して、出力信号を生成する工程と、を含む。
本発明の別の態様では、無線受信機は、デジタル変調された複数のサブキャリアを上側及び下側の側波帯に含むオリジナルのFM帯域内オンバンド無線信号を受信する入力と、処理回路とを含んでおり、前記処理回路は、FM帯域内オンチャネル無線信号をサンプリングして、上側及び下側の側波帯の所望の一方とFM干渉波との組み合わせの複素デジタルサンプルを含む入力信号を生成し、ノッチフィルタリングにより第1の信号からFM干渉波成分を除去してノッチフィルタリング済み信号を生成し、ノッチフィルタリング済み信号を重み付けして重み付けされたノッチフィルタリング済み信号を生成し、パラメトリックフィルタを使用して入力信号をフィルタリングしてパラメトリックフィルタリング済み入力信号を生成し、重み付けされたノッチフィルタリング済み信号とパラメトリックフィルタリング済み入力信号とを結合する。
図1は、ハイブリッドFMIBOC信号と2つの隣接チャネルの信号の概略図である。
図2は、FMIBOC受信機の簡略化した機能ブロック図である。
図3は、分離フィルタの機能ブロック図である。
図4は、DCに向かってシフトした上側及び下側の側波帯信号の周波数のグラフである。
図5は、第1隣接キャンセラの機能ブロック図である。
図6は、パラメトリックFAC混合(blend)フィルタを備えた分離フィルタの機能ブロック図である。
図7は、1/4間引きサンプルレート(decimate-by-4 sample rate)である別の第1隣接キャンセラの機能ブロック図である。
図8は、1/4間引きサンプルレートである別の第1隣接キャンセラの機能ブロック図である。
図9は、第1隣接キャンセラで処理された信号とバイパス信号とを混合する最大比合成を示す機能ブロック図である。
以下で説明される方法及び装置の様々な実施形態は、オリジナルの入力信号の少なくとも一部とFAC処理された信号の混合を重み付けすることで、第1隣接キャンセラ(FAC)の性能を改善する。
第1隣接キャンセラは、IBOC信号におけるスペクトル的に同じ一次デジタル側波帯への第1隣接(first-adjacent)アナログFMの干渉の影響を緩和する。第1隣接アナログ部分とIBOC信号のデジタル変調部分とで起こり得るスペクトルの重なりが、図1に示されている。図1は、第1チャネル12におけるハイブリッドFMIBOC信号10の概略図であって、当該第1チャネル12は、中心周波数fから約±200kHzに広がっている。信号10は、アナログ変調キャリア14と、下側の一次側波帯16及び上側の一次側波帯18(本明細書ではデジタル側波帯とも称される)における複数のデジタル変調サブキャリアとを含む。各側波帯は、直交周波数分割変調を使用してデジタル信号で変調された複数のサブキャリアを含む。下側及び上側の隣接チャネルは、チャネル12の中心に対して−200Hz及び+200Hzの位置に中心を有する。図1は、チャネル12の中心から−200Hzの位置に中心を有する下側の第1隣接アナログFM干渉波20と、チャネル12の中心から+200Hzの位置に中心を有する上側の第1隣接アナログFM干渉波22とを示す。下側の第1隣接アナログFM干渉波20は、下側の一次デジタル側波帯の少なくとも一部と重なって、その側波帯のサブキャリアと干渉する。同様に、上側の第1隣接アナログFM干渉波22は、上側の一次デジタル側波帯の少なくとも一部と重なって、その側波帯のサブキャリアと干渉する。
更なるIBOCDABハイブリッド及び完全デジタル波形については、米国特許第7,933,368号に記載されており、当該特許は、引用により本明細書に組み込まれる。図1ではアナログ変調信号のFMスペクトルが三角形で示されているが、それらのスペクトルは、より正確にはベル型として特徴付けられることは当業者によって認識されるであろう。
図2は、FMIBOC受信機100の簡略化した機能ブロック図であり、米国特許第7,221、917号に記載の受信機の一部を示している。アンテナ102は、帯域内オンチャネルデジタルオーディオ放送信号を受信する手段として機能する。当該デジタルオーディオ放送信号は、アナログ変調FMキャリアの形と複数のOFDMデジタル変調サブキャリアとの形態で対象の信号を含んでおり、当該サブキャリアは、アナログ変調FMキャリアに対して下側及び上側の側波帯に位置している。受信機は、周知の技術に従って構成されたフロントエンド回路104を含む。フロントエンド回路からのライン106の信号は、局部発信回路112からのライン11の信号とミキサ108において合成されて、ライン114の中間周波数(IF)信号が生成される。IF信号は、バンドパスフィルタ116を通過し、その後、アナログ/デジタル変換器118によってデジタル化される。デジタルダウンコンバータ120は、コンポジット信号の同相及び直交ベースバンド成分を生成する。コンポジット信号はその後、FM分離フィルタ122によって、ライン124のアナログFM成分と、ライン126及び128の上側及び下側の側波帯成分とに分離される。アナログFMステレオ信号は、図示のようにブロック130においてデジタル復調及び逆多重化されて、ライン132のサンプリングされたステレオオーディオ信号が生成される。
上側及び下側の側波帯は、分離フィルタの後、初めに別々に処理される。ライン126のベースバンド上側側波帯信号と、ライン128のベースバンド下側側波帯信号とは、ブロック134及びブロック136として図示した第1隣接キャンセラによって別々に処理されて、第1隣接干渉の影響が低減される。ライン138及びライン140の処理結果の信号は、図示のようにブロック142及びブロック144にて復調される。復調後、上側及び下側の側波帯は後続の処理のために結合され、デフレーマ(deframer)146によってデフレーム化される(deframed)。次に、信号は、図示のようにブロック148によって、FECデコード及びデインターリーブされる。オーディオデコーダ150は、オーディオ信号を復元する。ライン152のオーディオ信号は、図示のようにブロック154において遅延を付与されるので、ライン156のステレオ信号は、ライン132のサンプリングされたアナログFMステレオ信号と同期する。次に、ステレオ信号とサンプリングされたFMステレオ信号とは、図示のようにブロック158において混合されて、ライン160の混合オーディオ信号が生成される。
本発明の一態様では、FACにおける改善は、所望のデジタル側波帯及びFM干渉波の推定相対レベルによって制御されるパラメトリックフィルタを使用することで達成される。このフィルタは、第1隣接FM干渉波の中心(即ち、+200Hz)付近のデジタルサブキャリアが内側の(+100Hzに近い)サブキャリアよりも抑制される(suppressed)ように周波数成形されている(frequency-shaped)。これは、より高いベル型干渉パワースペクトル密度が干渉波の中心周波数付近に集中している、隣接チャネルFM干渉波の周波数依存干渉特性に対応している。さらに、この実装は、操作の幾つかをベクトル化することによって、以前の実装よりも単純さと効率を向上させている。以下に説明するように、以前のFAC実装の再帰IIRフィルタを非再帰フィルタ(即ち、FIRベクトル加算)で置き換えることで、デジタル信号プロセッサにおいてより効率的な実装が可能になる。
本発明の一実施形態では、第1隣接キャンセラは、受信機の分離フィルタセクションに組み込まれている。図3は、上側及び下側のデジタル側波帯を分離するための分離フィルタを備えたHDラジオ受信機の一部についての高度なブロック図である。分離フィルタは、(ハイブリッドIBOC波形の)アナログFM信号又は(完全デジタルIBOC波形の)二次デジタルサブキャリアから上側及び下側の一次デジタル側波帯を分離する。この分離は、後続の効率的な処理のためにアナログFM信号及びデジタル側波帯がより低いレートでサンプリングされることを可能としており、どちらのデジタル側波帯でも独立した信号取得とFAC処理を可能にする。図3では、全ての信号は、複素数である。
図3の例では、サンプルレートが744.1875kspsである入力信号が、ライン170に供給される。ハーフクォーター(halfquarter)FIRフィルタ172は、入力信号のアナログ変調部分をフィルタリングして、FM出力を生成する。FM出力は、図示のようにブロック176において遅延を付与された入力信号から、結合器174にて減算される。これは、信号をライン178に生成し、受信したIBOC信号のデジタル変調サブキャリアに信号を表している。スイッチ180は、デジタル入力信号又はフィルタリングされたFM信号をハーフバンドFIRフィルタ182に接続し、ライン184の二次完全デジタル信号又はライン186のサンプリングされたFM信号を生成する。
ライン178の信号は、図示のようにヒルベルトFIRフィルタ188、1/2間引きブロック190、ディレイ192及びディレイ194、並びに結合器196によって、上側及び下側のデジタル側波帯信号に分離される。上側のデジタル側波帯信号は、図示のように乗算器198によって周波数シフトされ、上側の側波帯の第1隣接キャンセラ200に渡される。下側のデジタル側波帯信号は、図示のように乗算器202によって周波数シフトされ、下側の側波帯の第1隣接キャンセラ204に渡される。
第1隣接キャンセレーションの後、上側及び下側の側波帯信号は、ハーフバンドFIRフィルタ206及び208をそれぞれ通過して、ライン210の上側の側波帯信号とライン212の下側の側波帯信号が生成される。上側側波帯プレアクイジションフィルタ(preacquistion filter)214及び下側側波帯プレアクイジションフィルタ216も含められている。
図3の例では、図3の分離フィルタは約372kHzの複素サンプルレートで動作し、上側及び下側の一次デジタル側波帯を独立して処理する。複素ベースバンドデジタルサンプルは、通常のIBOC無線受信チューナモジュールから、毎秒744,187.5サンプルのレートで分離フィルタに入力される。入力信号は、744.1875kHzの複素サンプルレートでサンプリングされたデジタル出力でHDラジオチューナモジュールで生成されており、FMアナログ、FMハイブリッド又はFM完全デジタル信号から得られる。入力通過帯域は、FAC処理に対応するために、中心周波数の何れかの側で概ね±275kHzに渡っているべきである。
一次側波帯分離フィルタは、直線位相と通過帯域特性と整合する最小出力サンプルレートとを持つべきである。拡張された一次側波帯におけるデジタルサブキャリアとFAC処理をもたらすために、上側及び下側の側波帯の各々は、中心周波数から100kHzと270kHzの間に位置する通過帯域を有するべきである。このフィルタは、2段の1/4間引きの出力サンプルレート(186.046875ksps)を使用して設計できる。FAC処理は、372kspsのフィルタ段の間で実行され、擬似雑音(noise-like)FACアーチファクトのFAC誘導エイリアシングを緩和する。
図3は、ヒルベルトフィルタの出力サンプルレートが入力サンプルレートの1/2であることを示している。この1/2間引きの結果、USB及びLSBデジタル側波帯信号のフィルタリングが効率的になる。結果として生じるエイリアシングは、デジタルサブキャリアにほとんど影響を与えない。さらに、間引き後のフィルタ出力周波数のスパンは+186kHzを超える。デジタル側波帯は、何れかの端で約100kHzから200kHzに渡るので、各端の14kHz(200−186kHz)は、フィルタ周波数スパンの反対側の端にエイリアシングされる。
後続の処理のためには、dc近くに側波帯をセンタリングすることが望ましい。従って、FAC処理の前に周波数シフトが側波帯に適用される。一例では、分離されたUSBは、サンプルレートの3/8、即ち−139.5kHzだけ周波数シフトされ、分離されたLSBは、+139.5kHzだけ周波数シフトされる。これは、起こり得る第1隣接干渉波を、USBについては60.5kHzに、LSBについては−60.5kHzにシフトする。周波数シフトは、その後に対称(真の)ハーフバンド及びクォータバンドフィルタリングを可能とすることで、複雑さを低減する。
実際には、周波数シフトは、入力USBにexp(j・π・n・3/4)をミキシングすることによって達成される。同様に、入力LSBは、exp(−j・π・n・3/4)によってシフトする。この周波数シフトは、1サイクルあたり8個の複素係数のみの循環ルックアップテーブルに複素フェーザが格納されることを可能とする。周波数シフト後のFAC入力を、図4に示す。ここで、USBは曲線250であり、LSBは曲線252である。
FAC処理の後には、1/2間引きを行うハーフバンドフィルタが続く。この結果、USBとLSBの出力は186kspsになる。USB周波数は−139.5kHzだけシフトして、LSB周波数は+139.5kHzだけシフトしたので、得られたデジタル側波帯信号はdc近くに集中している。
<FACの実装>
FACの機能ブロック図が図5に示されている。ライン300の信号は、IBOC信号のデジタル側波帯の一方(所望の側波帯とも称される)と、第1隣接FM干渉波と、ノイズの組み合わせであると仮定される。同じFACが、各デジタル側波帯に別々に適用される。
FAC技術は、信号帯域幅全体にノイズを広げるアーチファクトを生成する。他の側波帯の破損を防ぐために、上側及び下側の一次側波帯は別々に処理される。さらに、FACアーチファクトは、スペクトル的に同じ一次デジタル側波帯に重大な干渉をもたらす。
第1隣接キャンセレーションは、動的ノッチフィルタを効果的に用いて、瞬時FMキャリアをトラッキング及び排除することで達成される。アナログFM信号の瞬時キャリア周波数は時間とともに変化する。FM干渉波のフィルタリングを簡単化するために、その瞬時キャリアは大きさ(magnitude)(MAG)演算302を介してdcと合成(ダウンコンバート)されて、入力信号の大きさを表す第1の信号が生成される。これによって、dcノッチフィルタ304及び306を使用して、FM干渉を除去することが可能となる。ブロック304は、第1の信号の平均の大きさを表す第2の信号を生成する。ブロック306は、第1の信号から第2の信号を減算してノッチ振幅信号を生成する。乗算器310は、ノッチ大きさ信号を正規化されたバージョンの入力信号と結合して、ノッチフィルタリング済み信号を生成する。瞬時FM干渉波も正規化されて、正規化された入力信号(signorm)が生成されて(308)、それによって、ノッチフィルタリング済みベースバンド信号を、ダウンコンバージョン310の前に入力信号が占める周波数領域に戻すための局部発振器が形成される。
dcノッチフィルタは以下のように実装される。ローパス(平均)フィルタリング304は、瞬時FM干渉波を分離する。平均フィルタリングは、以前の実装のローパスIIRフィルタと置き換わる。この置き換えは、再帰的フィルタリング演算よりも効率的なベクトル処理の実装を可能とする。次いで、分離された干渉波は、ダウンコンバートされた大きさ信号から減算される(306)。結果して得られたノッチフィルタ出力は、抽出されたFM干渉をベースバンド入力信号から差し引いたものを含む。次いで、アップコンバートコンポーネント310、ノッチされた信号と乗算することによって、ノッチフィルタリング済み信号(即ち、signotch)をそのオリジナルの位相/周波数に戻す。
図5の例では、平均ノッチフィルタ312は、ノッチ信号の残りの部分の大きさを推定するために使用される。meanmag信号及びmeannotch信号は、デジタル信号とFM干渉波の大きさの比を計算するために使用される。
図5のダイアグラムで実施されるFACアルゴリズムの動作は、以下のように説明され得る。サンプリングされた入力信号は、振幅(大きさ)と位相の形で、sig=a・exp(j・φ)のように表現できる。これらのサンプルは、便宜上、1つのOFDMシンボル時間を含む複数の要素の有限ベクトルにわたってインデックスされる。所望のデジタル側波帯信号を加えたコンポジットアナログFM干渉波は更に、以下式のように表現することができる、ここで、bはFM干渉波の振幅、θはFM干渉波の瞬時位相、dは所望の複素デジタル側波信号である。
Figure 2017517945
更なるノイズ、干渉、又はフェーディングについては、この分析では議論されない。
一般的実装されるサンプルレートが372kHzであると仮定すると、入力ベクトルサイズは、n=0…1079の1080個の複素サンプルである。連続するシンボルの複数のサンプルは、同じ範囲にわたって番号が付け替えられるが、別の処理でシンボルの数をトラッキングしながら引き続いて処理される。適切な畳み込みのためにフィルタインパルス応答のスパンがシンボルの端点を超えて広がる場合には、隣接する複数のシンボルから複数のサンプルが必要とされる。この場合、1077、1078、及び1079でインデックスされた直前のシンボルのサンプルは、この説明では便宜上、−3、−2、及び−1として再インテックスされて、例えば、同様に、次のシンボルにおける最初の複数のサンプルは、1080、1090、及び1091とインデックスされる。
FMキャプチャ効果が生じるように、b>>|d|と仮定する。信号の大きさは、FACベクトル処理サイズ(約1シンボル、又は372kspsで1080サンプル)に対してある程度一定であると仮定される。従って、FACは、フラットフェーディングの影響をほとんど受けない。しかしながら、周波数選択性フェージングは、ノッチフィルタ内のFM振幅bを推定する場合には、FM対AMアーチファクトをもたらすだろう。信号の大きさ(図1のsigmag)、即ち|sig|は、数2のように計算される。
Figure 2017517945
>>|d|であるので、以下の切り捨て(truncated)級数展開近似が有用である。
Figure 2017517945
さらに、FMキャプチャ効果は、FM干渉波を加えたデジタル信号の位相がFM成分の位相によって、θ≒φと近似されることを意味する。その結果、入力信号の大きさは、下式によって近似される。
Figure 2017517945
平均(sigmag)304、又は期待値E{sigmag}の目的は、デジタル信号及びノイズに起因した小さなバイアスが加わったFM干渉波の大きさを推定することである。
Figure 2017517945
無相関因子のセロ平均項は、E{[Re{d}・cos(φ)+Im{d}・sin(φ)]}=0となる。この値が入力信号の大きさから減算されて、ノッチフィルタ出力を形成する。このノッチフィルタは、FM信号の瞬時周波数を、下式でトラッキングするスペクトルノッチと見ることができる。
Figure 2017517945
FM振幅は、フィルタの時定数に渡ってほぼ一定と仮定されるので、その結果、b−b≒0となる。
さらに、|d/(2・b)がある項は、すでに小さいと仮定されており、そして、その期待値は、それから減算されて、それを無視できるほど小さくする。従って、|d/(2・b)−E{|d/(2・b)}≒0となる。その結果、ノッチフィルタの出力は、下式で近似され得る。
Figure 2017517945
次に、ノッチフィルタの出力が、入力信号の正規化されたフェーザ(signorm=exp(j・φ))によって乗算されて(310)、振幅関数によって以前に除去された位相が復元される。
Figure 2017517945
上式を単純化するために、以下の3つの三角関数の公式が適用される。
Figure 2017517945
三角関数の公式を代入することで、下式が得られる。
Figure 2017517945
さらなる操作及び簡単化によって、下式が得られる。
Figure 2017517945
signoch出力は、デジタル信号項と干渉項とを含む。信号項は、所望のデジタル側波帯信号の半分の大きさを持つ。干渉項は、同じ大きさを持つが、FM信号スペクトルの2乗(exp(−j・2・φ))では周波数にわたって拡がっている。その結果、干渉密度は、デジタル側波帯スペクトルの共役とFMスペクトルの2乗との畳み込みによって決定される。このスペクトル拡散は、所望の信号の帯域幅における干渉のパワースペクトル密度を低減する。さらに、干渉スペクトルのピークは、FM干渉波が所望のデジタル側波帯スペクトルの外れに集められているので、所望の信号からオフセットされる。このスペクトル拡散は、372kHzの複素サンプルレートでサンプリングされる場合に、小さいが許容可能な量のエイリアシングをもたらす。
信号スペクトルの占有率は、側波帯がより低いレート(例えば186kHz)でサンプリングされて、処理要求を低減できることを示すかもしれないが、エイリアシングがより大きくなり、特に、存在する場合には、内部拡張されたオプションのOFDMパーティション(即ち、P4及びP3論理チャネル)を劣化させる。
<FAC混合>
第1隣接キャンセラは、所望の一次デジタル側波帯を劣化させるアーチファクトを生成する。干渉のパワーが所望のデジタル側波帯のパワーに対して高い場合には、これらのアーチファクトはマスクされて、FAC処理はデジタル性能を著しく改善する。しかしながら、干渉のレベルが減少するにつれて、FAC処理の利点は減少する。ある時点では、FAC処理は、所望のデジタル側波帯に対して効果があるというよりもむしろ害になる。
FM干渉の相対レベルに依存して、第1隣接キャンセラの出力は、FMノッチフィルタリング済み信号とパラメトリックフィルタリング済み信号間で混合される。2つの信号の相対的な割合は、ノッチフィルタによって除去される干渉の相対量を測定することによって決定される。この測定は、ノッチフィルタの入力と出力に存在するエネルギを比較することによって実行される。結果として、ノッチフィルタリング済み信号は、干渉の相対レベルが増加すると第1隣接キャンセラの出力内に、干渉の相対レベルが低下すると第1隣接キャンセラの出力外にスムーズに、スムーズに「混合される(blended)」。
混合比コンポーネント314は、所望のデジタル側波帯のパワーに対するFM干渉のパワーを測定し、処理された信号と処理されていない信号の適切な合成を計算する。図5に示されているように、ブロック304はノッチ大きさ信号の平均を決定し、ブロック314は、ノッチ大きさ信号の平均と第2の信号の比を決定する。ブロック318は、この比を使用して、第1及び第2の混合パラメータ(k及びc)を計算する。混合パラメータkは、重み付けノッチフィルタリング済み信号を生成するために使用される。
この比(ratio)は、notchmagベクトル成分の絶対値の平均に対するsigmagベクトルの平均の比として計算される。ブロック316に示すように、この比は、次に混合パラメータcとkの対を計算するために使用される。
Figure 2017517945
混合パラメータkが、乗算器318においてFM−ノッチ済み信号signotchの合計を単純に重み付けして、重み付けされたノッチフィルタリング済み信号が生成される。混合パラメータcは、未処理の入力信号のスペクトルを整形するパラメトリックFAC混合フィルタの係数を計算するために使用される。これは、従来の技術よりも好ましい。従来技術では、未処理の信号がフィルタリングされておらず、不均一なベル形のFM干渉スペクトルに対して補償されていなかった。スペクトルは、FM干渉波によって最も影響される未処理信号のスペクトル部分(即ち、±200kHzに近い)に、より多くの減衰をもたらすように整形される。
干渉するFM信号がより大きいことを比(ratio)が示す場合には、パラメトリックフィルタ320は、より大きな減衰を適用する。混合パラメータcは、パラメトリックフィルタの係数として使用される。
目標は、デジタル側波帯全体の各サブキャリアの信号対雑音比(SNR)を最大化することである。線形位相FIRフィルタは、複数のサブキャリアの各々について最大比合成(MRC)を近似するように経験的に決定された複素係数を用いて設計される。MRCの技術では、ノッチ処理済とフィルタリング済みのバイパス(入力)信号から、それらのSNRに比例して信号(この場合は、サブキャリア)が結合される。ノッチ処理済のバイパス信号とフィルタリング済みのバイパス信号における両方のSNRは、典型的なFM第1隣接干渉波を用いたシミュレーションによって決定及び評価される。4つのサンプルによる群遅延補償が適切に適用されていると仮定すると、パラメトリックFAC混合フィルタは、非因果的(non-causal)形態でz変換によって定義される。USB及びLSBフィルタのz変換式は、以下の通りである。
Figure 2017517945
重み付けされたノッチフィルタリング済み信号とパラメトリックフィルタの出力(即ち、パラメトリックフィルタ信号)とは、加算点322において結合されて、ライン324にFAC出力信号が生成される。パラメトリックFAC混合フィルタのスペクトルが図6に示されている。このプロットにおいて、USBの周波数スペクトルは、+139.5kHzだけシフトされており、図3から−139.5kHzシフト前の実際の周波数が示されている。従って、図6に示されているように、デジタル側波帯の上端は200kHzに近く、デジタル側波帯の下端は100kHzに近い。図6は、0.0,0.2,0.4,0.6,0.8,及び1.0の範囲にわたる6つのc値に対応する6つのスペクトルプロットを示す。約100kHzから200kHzに広がっているデジタル側波帯のプロットも示されている。フィルタは、c=0の場合に最も減衰し(信号なし)、c=1の場合は減衰しない。cが0と1の間にある場合、スペクトルは200kHz付近の周波数でより多くの減衰をもたらすように整形される。
FIRフィルタスパンが原因で、FACパラメトリック混合フィルタは、シンボルサイズベクトルの両端を超えてサンプルを必要とする。これは不便かもしれない。ゼロ値信号のサンプルが、隣接ベクトルからの実際のサンプルの代わりに入力ベクトルの端に付加されることで、FIRフィルタタップの畳み込みが支援されてよい。劣化が最小限に抑えられるはずであり、FACが混合されていない場合には劣化はない。
<コンテキスト及び実装>
FACアルゴリズムが372kHzの複素サンプルレートで又は1/2間引きで実行されている場合、小さくても許容できる量のFACエイリアシングが発生する。186kHzのサンプルレート又は1/4間引きでFACが実行される場合、このエイリアシングは大きくなって、P3及びP4論理チャネルに対する損失が大きくなる。結果として、1/4間引き、186kHzの実装においては、分離フィルタ及びFACアルゴリズムを若干変更することが推奨される。186kHz(fs/4)での動作は推奨されないが、拡張されたFACアルゴリズムは、常時、この低減されたサンプルレートで有効にされて、プロセッサのスループットが節約されてよい。
図7には、1/4間引き(186ksps)のオプション用に変更された分離フィルタのブロック図が示されている。図3の実施例のように、図7の分離フィルタは、アナログFM信号(ハイブリッド波形)又は二次デジタルサブキャリア(完全デジタル波形)の何れかから、上側及び下側の一次デジタル側波帯を分離する。この分離は、後続処理を効率的にするためにアナログFM信号及びデジタル側波帯がより低いレートでサンプルされることを可能とし、どちらのデジタル側波帯でも独立した信号収集及びFAC処理を可能にする。図7では、全ての信号は複素数である。
744.1875kspsのサンプルレートの入力信号がライン370に供給される。ハーフクォーターFIRフィルタ372は、入力信号のアナログ変調部分をフィルタリングして、FM出力を生成する。FM出力は、図示のようにブロック376において遅延を付与された入力信号から、結合器374において減算される。これは、受信したIBOC信号のデジタル変調サブキャリアの信号を表す信号をライン378に生成する。スイッチ380は、デジタル入力信号又はフィルタリング済みFM信号をハーフバンドFIRフィルタ382に接続し、二次全デジタル信号をライン384に生成し、サンプリングされたFM信号をライン386に生成する。
ライン378の信号は、図示のようにヒルベルトFIRフィルタ388、1/2間引きブロック390、遅延器392及び394、及び結合器396によって上側及び下側のデジタル側波帯信号に分離される。上側のデジタル側波帯信号は、図示のように乗算器398によって周波数シフトされて、USBの第1隣接キャンセラ400に渡される。下側のデジタル側波帯信号は、図示のように乗算器402によって周波数シフトされて、LSBの第1隣接キャンセラ404に渡される。
複数のFACは、ライン406の上側の側波帯信号とライン408の下側の側波帯信号とを出力する。上側側波帯プレアクイジションフィルタ410及び下側側波帯プレアクイジションフィルタ412も含まれている。
ヒルベルトFIRは今や1/4間引きを行うので、FACアルゴリズムは低減されたサンプルレートで実行できることに留意のこと。図3のfs/2の実装との別の相違点は、ヒルベルトFIR出力からのエイリアスが、jだけシフトしていることである。これは、1/2間引きにおいて使用されていたものと同じ、+139.5kHzの正味の同じ周波数シフトを与える。
図8は、1/4間引き操作用のFACの機能ブロック図である。FACアルゴリズムには、先に図5に示したものから2つだけ変更がある。第1の変更は、FAC混合重みcについてのブロック316’の式である。
Figure 2017517945
第2の変更点は、ブロック320’におけるパラメトリックFAC混合フィルタのタップ間隔が、2サンプルから1サンプルに減少されていることである。
Figure 2017517945
パラメトリックFAC混合フィルタの代わりに最大比合成技術(MRC)が使用されて、FAC処理信号とバイパス信号が混合されてよい。この技術は、図9に示されている。信号ベクトルは、ライン500に入力される。第1隣接のキャンセレーションは、動的ノッチフィルタを効果的に使用して、瞬時FMキャリアをトラッキングして排除することによって達成される。アナログFM信号の瞬時キャリア周波数は、時間とともに変化する。FM干渉波のフィルタリングを単純化するために、その瞬時キャリアは、大きさ(MAG)演算502を介してdcとミキシング(ダウンコンバート)される。これにより、dcノッチフィルタ504及び506の使用が可能とされて、FM干渉波が除去される。瞬時FM干渉波も正規化され(508)、それによって、ダウンコンバージョン510の前に入力信号が占めていた周波数にノッチフィルタリング済みのベースバンド信号を戻すための局部発振器が生成される。
別個のOFDM復調器512,514が各経路で使用されて、追加の復調器に対して処理能力の向上が必要とされる。重み付けされ等化された対応するビットメトリックが、単純加算器516によって結合されるであろう。この方法は、干渉波とデジタル側波帯レベルの比を推定する必要性を排除する。MRCの性能は、それが各シンボルについてFM干渉波の変調の変化に反応するので、パラメトリックフィルタ混合技術より優れているはずである。上側の側波帯信号のため、プレアクイジションフィルタ518が含まれる。
上述した様々な信号処理方法は、無線信号を受信するための入力と、プロセスを実装するために必要な信号処理実行するようにプログラム又はさもなければ構成された1若しくは複数のプロセッサ又は他の処理回路とを有する無線受信機又はその他の装置にて実施できる。
ある実施形態では、本明細書に記載の方法は、上側及び下側の側波帯にデジタル変調された複数のサブキャリアを含むオリジナルのFM帯域内オンチャネル無線信号を受信する入力と、処理回路とを含む無線受信機にて実施でき、当該処理回路は、FM帯域内オンチャネル無線信号をサンプリングして、上側及び下側の側波帯における所望の一方とFM干渉波との組み合わせの複素デジタルサンプルを含む入力信号を生成し、ノッチフィルタリングにより第1の信号からFM干渉波成分を除去してノッチフィルタリング済み信号を生成し、ノッチフィルタリング済み信号を重み付けして重み付けされたノッチフィルタリング済み信号を生成し、パラメトリックフィルタを使用して入力信号をフィルタリングして、パラメトリックフィルタリング済み入力信号を生成し、そして重み付けされたノッチフィルタリング済み信号とパラメトリックフィルタリング済み入力信号とを結合して、出力信号を生成する。
無線受信機の様々な実施形態では、重み付けされたノッチフィルタリング済み信号とパラメトリックフィルタリング済み入力信号の相対的な割合は、ノッチフィルタによって除去された干渉波の相対量を測定することによって決定される。処理回路は、ノッチフィルタリングによって入力信号のFM干渉波成分を除去することでノッチフィルタリング済み信号を生成するように構成できる。ノッチフィルタリング済み信号の生成は、入力信号の大きさを表す第1の信号を生成し、第1の信号の平均の大きさを表す第2の信号を生成し、第1の信号から第2の信号を減算してノッチ大きさ信号を生成し、入力信号の正規化バージョンをノッチ大きさ信号に乗算して、ノッチフィルタリング済み信号を生成することでなされる。処理回路は、ノッチ大きさ信号の平均を決定するように、ノッチ大きさ信号と第2の信号の比を決定するように、その比を使用して第1及び第2の混合パラメータを計算するように、そして、第1の混合パラメータを使用してノッチフィルタリング済み信号の重み付けを行うように構成されてよい。処理回路は、第2の混合パラメータをパラメトリックフィルタの係数として使用できる。無線受信機のパラメトリックフィルタは、入力信号のスペクトルを整形することができ、FM干渉波によって最も影響を受けている入力信号のスペクトル部分により多くの減衰が適用できる。この比は、所望のデジタル側波帯のパワーに対するFM干渉波のパワーを表すことができる。処理回路は、ゼロ値信号サンプルを入力信号の端部に付加して、その後、パラメトリックフィルタを使用して入力信号をフィルタリングし、パラメトリックフィルタリング済み信号を生成できる。処理回路は、上側及び下側の側波帯から複素デジタルサンプルを分離することができ、上側及び下側の側波帯から複素デジタルサンプルを周波数シフトして上側及び下側の側波帯から複素ベースバンドデジタルサンプルを生成でき、上側及び下側の側波帯から複素ベースバンドデジタルサンプルを別個に処理するために分離フィルタを使用する。
本発明の幾つかの実施形態に関して説明してきたが、特許請求の範囲の記載された発明の範囲から逸脱することなく、開示された実施形態に様々な変更が加えられてよいことは当業者には理解されるであろう。

Claims (20)

  1. デジタル変調された複数のサブキャリアを上側及び下側の側波帯に含むFM帯域内オンチャネル無線信号を受信する工程と、
    前記FM帯域内オンチャネル無線信号をサンプリングして、前記上側及び下側の側波帯における所望の一方とFM干渉波の組み合わせの複素デジタルサンプルを含む入力信号を生成する工程と、
    ノッチフィルタリングにより前記第1の信号からFM干渉波成分を除去して、ノッチフィルタリング済み信号を生成する工程と、
    前記ノッチフィルタリング済み信号を重み付けして、重み付けされたノッチフィルタリング済み信号を生成する工程と、
    パラメトリックフィルタを使用して前記入力信号をフィルタリングして、パラメトリックフィルタリング済み入力信号を生成する工程と、
    前記重み付けされたノッチフィルタリング済み信号と前記パラメトリックフィルタリング済み入力信号とを結合して、出力信号を生成する工程と、
    を含む無線信号の処理方法。
  2. 前記重み付けされたノッチフィルタリング済み信号と前記パラメトリックフィルタリング済み入力信号の相対的な割合は、前記ノッチフィルタによって除去された干渉波の相対量を評価することによって決定される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ノッチフィルタリングによって前記入力信号の前記FM干渉波成分を除去して、前記ノッチフィルタリング済み信号を生成する工程は、
    前記入力信号の大きさを表す第1の信号を生成する工程と、
    前記第1の信号の平均の大きさを表す第2の信号を生成する工程と、
    前記第1の信号から前記第2の信号を減算して、ノッチ大きさ信号を生成する工程と、
    前記入力信号の正規化バージョンを前記ノッチ大きさ信号に乗算して、前記ノッチフィルタリング済み信号を生成する工程と、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ノッチ大きさ信号の平均を決定する工程と、
    前記ノッチ大きさ信号と前記第2の信号の比を決定する工程と、
    前記比を使用して第1及び第2の混合パラメータを計算する工程と、
    前記第1の混合パラメータを使用して前記ノッチフィルタリング済み信号の重み付けを行う工程と、
    を更に含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2の混合パラメータを前記パラメトリックフィルタの係数として使用する工程を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記パラメトリックフィルタは、前記入力信号のスペクトルを整形して、前記FM干渉波によって最も影響を受けている前記入力信号のスペクトル部分により多くの減衰が適用される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記比は、前記所望のデジタル側波帯のパワーに対する前記FM干渉波のパワーを表す、請求項4に記載の方法。
  8. 前記パラメトリックフィルタを使用して前記入力信号をフィルタリングして、前記パラメトリックフィルタリング済み信号を生成する前に、ゼロ値信号サンプルが、入力信号ベクトルの端部に付加される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記上側及び下側の側波帯から前記複素デジタルサンプルを分離する工程と、
    前記上側及び下側の側波帯からの前記複素デジタルサンプルを周波数シフトして、前記上側及び下側の側波帯から複素ベースバンドデジタルサンプルを生成する工程と、
    前記複数の分離フィルタを使用して、前記上側及び下側の側波帯からの前記複素ベースバンドデジタルサンプルを別個に処理する工程と、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記上側及び下側の側波帯の分離フィルタからの複素ベースバンドデジタルサンプルの各々は、前記FM帯域内オンチャネル無線信号の中心周波数から100kHzと200kHzの間に位置する通過帯域を有する、請求項9に記載の方法。
  11. デジタル変調された複数のサブキャリアを上側及び下側の側波帯に含むオリジナルのFM帯域内オンバンド無線信号を受信する入力と、
    処理回路と、
    を備えており、前記処理回路は、
    前記FM帯域内オンチャネル無線信号をサンプリングし、前記上側及び下側の側波帯における所望の一方とFM干渉波との組み合わせの複素デジタルサンプルを含む入力信号を生成し、ノッチフィルタリングにより前記第1の信号からFM干渉波成分を除去し、
    前記ノッチフィルタリング済み信号を重み付けして、重み付けされたノッチフィルタリング済み信号を生成し、
    パラメトリックフィルタを使用して前記入力信号をフィルタリングして、パラメトリックフィルタリング済み入力信号を生成し、
    前記重み付けされたノッチフィルタリング済み信号と前記パラメトリックフィルタリング済み入力信号とを結合して、出力信号を生成する、
    無線受信機。
  12. 前記重み付けされたノッチフィルタリング済み信号と前記パラメトリックフィルタリング済み入力信号の相対的な割合は、前記ノッチフィルタによって除去された干渉波の相対量を評価することによって決定される、請求項11に記載の無線受信機。
  13. 前記入力信号の大きさを表す第1の信号を生成することと、
    前記第1の信号の平均の大きさを表す第2の信号を生成することと、
    前記第1の信号から前記第2の信号を減算してノッチ大きさ信号を生成することと、
    前記入力信号の正規化バージョンを前記ノッチ大きさ信号に乗算して、前記ノッチフィルタリング済み信号を生成することと、
    によって、ノッチフィルタリングで前記ノッチフィルタリング済み信号を生成して、前記処理回路は、前記入力信号の前記FM干渉波成分を除去する、請求項11に記載の無線受信機。
  14. 前記処理回路は、
    前記ノッチ大きさ信号の平均を決定し、
    前記ノッチ大きさ信号と前記第2の信号の比を決定し、
    前記比を使用して第1及び第2の混合パラメータを計算し、
    前記第1の混合パラメータを使用して前記ノッチフィルタリング済み信号の重み付けを行う、請求項13に記載の無線受信機。
  15. 前記処理回路は、前記第2の混合パラメータを前記パラメトリックフィルタの係数として使用する、請求項14に記載の無線受信機。
  16. 前記パラメトリックフィルタは、前記FM干渉波によって最も影響を受けている前記入力信号のスペクトル部分により多くの減衰が適用されるように、前記入力信号のスペクトルを整形する、請求項15に記載の無線受信機。
  17. 前記比は、前記所望のデジタル側波帯のパワーに対する前記FM干渉波のパワーを表す、請求項14に記載の無線受信機。
  18. 前記パラメトリックフィルタを使用して前記入力信号をフィルタリングして、前記パラメトリックフィルタリング済み信号を生成する前に、ゼロ値信号サンプルが、入力信号ベクトルの端部に付加される、請求項11に記載の無線受信機。
  19. 前記処理回路は、
    前記上側及び下側の側波帯から複素デジタルサンプルを分離し、
    前記上側及び下側の側波帯からの前記複素デジタルサンプルを周波数シフトして、前記上側及び下側の側波帯から複素ベースバンドデジタルサンプルを生成し、
    前記複数の分離フィルタを使用して、前記上側及び下側の側波帯からの前記複素ベースバンドデジタルサンプルを別個に処理する、請求項11に記載の無線受信機。
  20. 前記上側及び下側の側波帯の分離フィルタからの複素ベースバンドデジタルサンプルの各々は、前記FM帯域内オンチャネル無線信号の中心周波数から100kHzと200kHzの間に位置する通過帯域を有する、請求項19に記載の無線受信機。
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