JP2004503984A - Fmインバンド・オンチャンネル・デジタル音声放送受信機における干渉軽減方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の背景】
本発明は、無線周波数の干渉の軽減方法に関し、さらに詳細には、デジタル音声放送(DAB)受信機用の信号処理技術及びかかる技術を利用する受信機に関する。
【0002】
デジタル音声放送は、既存のアナログ放送フォーマットより優れたデジタル品質の音声を提供するメディアである。AM信号とFM DAB信号とは共に、デジタル変調信号が現在放送中のアナログAMまたはFM信号と共存するハイブリッドフォーマットか、またはアナログ信号のない全デジタルフォーマットの何れかで送信することができる。インバンド・オンチャンネル(IBOC)DAB方式は、各DAB信号が割り当てられた既存のAMまたはFMチャンネルのスペクトルマスク内で同時に送信されるため、スペクトルを新しく割り当てる必要がない。IBOC方式は、スペクトルの経済性を向上させると共に放送業者がそれらの現在の聴取者ベースにデジタル品質の音声を供給するのを可能にする。IBOC DAB方式として幾つかの方式が提案されている。
【0003】
FM DAB方式は、米国特許第5,949,796;5,465,396;5,315,583;5,278,844及び5,278,826号の主題になっている。最近提案された方式には、FM IBOC DAB信号が、直交周波数分割多重化(OFDM)サブキャリアを、アナログ変調ホストFMキャリアが占有するスペクトルの上方及び下方の、FM中心周波数から約129kHz乃至199kHz離れた領域に配置するものがある。IBOCのオプションの一部(例えば、全デジタルオプション)には、サブキャリアを中心周波数から100kHz離れた近い所からスタートできるものもある。
【0004】
DAB信号のデジタル部分は、例えば、ハイブリッドIBOC DAB方式の第1の隣接するFM信号またはホスト信号による干渉を受けやすい。干渉信号が存在すると、対象となる信号を分離する信号処理技術が必要になる。
【0005】
COLTと呼ぶ1つのFM抽出法により、広帯域FM信号の下から狭帯域の信号を抽出することができる。この方法は、米国特許第5,263,191;5,428,834及び5,355,533号に記載されている。これらの特許に記載された方法は、事実上、干渉信号のFM瞬時周波数を追跡して抑制するノッチフィルターを用いる。
【0006】
本願の出願人に譲渡された米国特許出願第09/192,555号は、特にFM放送帯域の第1の隣接チャンネルによる干渉を軽減するための干渉軽減方法を開示している。第1の隣接チャンネルの干渉信号を軽減することを、以下において第1隣接チャンネルキャンセレーション(FAC)と呼ぶ。FACは、特定の信号環境に応じてオンまたはオフに切り換えることが可能である。FACをオンまたはオフに切り換える1つの方法は、FAC処理されていない信号へのまたはその信号からのブレンディング(融合)を行なうことである。米国特許出願第09/192,555号は、インバンド・オンチャンネル・デジタル音声放送受信機のFM信号による干渉を軽減させるブレンディング法を開示している。
【0007】
米国特許出願第09/192,555号のFACブレンディング法は、相対的な干渉レベルに応じてFACを使用すべきか否かを選択する目的を有する。しかしながら、場合によっては、サブキャリア周波数の損なわれ方が一様でなく、FAC処理のある場合とない場合とでFM信号の干渉による損なわれ方が異なる分布を有することがある。
【0008】
サブキャリア周波数の損なわれ方が一様でなく、FAC処理のある場合とない場合でFM信号の干渉による損なわれ方が異なる分布を有する、インバンド・オンチャンネル・デジタル音声放送信号に有効な信号抽出方法が求められている。
【0009】
【発明の概要】
本発明は、インバンド・オンチャンネル・デジタル音声放送方式においてFM干渉を軽減する方法を提供する。この方法は、対象信号と干渉信号とを含む複合信号を受信し、複合信号を復調して第1の復調信号を発生させ、第1の復調信号から第1の二分軟判定値を計算し、複合信号を処理して処理済み信号を発生させ、処理済み信号を復調して第2の復調信号を発生させ、第2の復調信号から第2の二分軟判定値を計算し、第1及び第2の二分軟判定値を結合して出力信号を発生させるステップより成る。本発明はさらに、この方法を利用するラジオ受信機を包含する。
【0010】
好ましい実施例によると、対象となる信号は、デジタル音声放送方式で見られるような、放送プログラム材または他のデータのデジタル表示により変調された複数の直交周波数分割多重化サブキャリアより成る信号である。本発明は、第1の隣接FM信号がDAB信号のデジタル部分に対して干渉信号として作用するFMインバンド・オンチャンネル(IBOC)デジタル音声放送(DAB)方式に使用するための第1隣接キャンセレーション(FAC)技術の動作を改良するものである。FACは、干渉FM信号の瞬時周波数をキャンセル及び/またはノッチフィルターによりろ波して、FM放送信号による干渉効果を抑制する。これにより、サブキャリアにわたって均一に軟記号情報を付加することなくFAC信号のブレンディングが可能となる。
【0011】
【好ましい実施例の説明】
図面を参照して、図1は、ハイブリッドFM IBOC DAB信号10の周波数割り当て(スペクトル配置)及び信号成分の相対的電力スペクトル密度を略示するものである。このハイブリッドフォーマットは、チャンネルの中心部分16または中心帯域にある、電力スペクトル密度が三角形14で表される従来のFMステレオアナログ信号を含んでいる。典型的なアナログFM放送信号の電力スペクトル密度(PSD)はほぼ三角形の分布形状を有し、中心周波数からの勾配は約−0.35dB/kHzである。アナログFM信号の両側の上側波帯18と下側波帯20には、複数のデジタル変調サブキャリアが等間隔で位置するが、それらはアナログFM信号と同時に送信される。これらキャリアは全て、米国連邦通信委員会のチャンネルマスク22内に収まる電力レベルで送信される。
【0012】
ハイブリッドFM IBOC変調フォーマットの一例では、直交周波数分割多重化(OSBM)デジタル変調サブキャリアがホストアナログFM信号の両側に等間隔で配置され、図1の上側波帯18及び下側波帯20で示す、ホストFM中心周波数から約129kHz乃至198kHz離れたスペクトルを占有する。ハイブリッド方式では、各側波帯におけるOFDMデジタル変調サブキャリアのDAB総合電力は、ホストFM信号のアナログ電力に対して約−25dBに設定される。
【0013】
隣接FMチャンネルからの信号(即ち、第1の隣接FM信号)が存在する場合、これらの信号は対象チャンネルの中心から200kHz離れた所に中心がある。図2は、ハイブリッドDAB信号10のスペクトルと共に、アナログ変調信号26及び対象信号、即ち信号10のデジタル変調サブキャリアに比べて約−6dBのレベルにある側波帯28及び30の複数のデジタル変調サブキャリアを有する上方の第1隣接干渉信号群24を示す。この図は、DABの上側波帯18が第1隣接干渉信号群のアナログ変調信号により損傷を受ける態様を示す。本発明は、この状況において干渉の影響を抑制できる第1隣接キャンセレーション手段(FAC)を提供する。FACは、DABの上及び下側波帯の両方において第1隣接干渉信号群に対処し、それらの下に埋もれたDAB信号を成功裏に復元できることが判明している。DAB信号は干渉FMキャリアの下から抽出されるが、抽出プロセスによりDAB信号が歪む。DAB信号は、FMトラッキング及びキャンセレーションが有効となるように、第1隣接干渉アナログFM信号に対して小さいと仮定される。
【0014】
図3は、本発明に従って信号を処理できるラジオ受信機40のブロック図である。DAB信号はアンテナ42で受信する。バンドパスプリセレクトフィルター44は、周波数fcの所望の信号を含む対象となる周波数帯域を通過させるが、周波数fc−2fif(低サイドローブ局部発振器につき)のイメージ信号はリジェクトする。低雑音増幅器46はこの信号を増幅し、増幅済み信号はミキサー48で、同調可能な局部発振器52によりライン50上に供給される局部発振器信号floと混合される。これにより、ライン54上に和信号(fc+flo)と差信号(fc−flo)が発生する。中間周波数フィルター56は、中間周波数信号fifを通過させ、対象となる変調信号の帯域幅の外側の周波数成分を減衰させる。アナログ−デジタルコンバーター58は、クロック信号fsにより動作してライン60上にデジタルサンプルをレートfsで発生させる。デジタルダウンコンバーター62は、この信号に周波数シフト、ろ波及びデシメーションを施すことにより、ライン64、66上に低いサンプルレートの同相及び直交信号を発生させる。デジタル信号プロセッサーより成る復調器68は、さらに信号処理を施してライン70上に出力装置72のための出力信号を発生させる。
【0015】
フェージングがない場合、複合アナログFM・DAB信号は、下式のように模式化できる。
【0016】
上式において、aは振幅、θ(t)はFM信号の瞬時位相、d(t)はDAB信号である。一般性を失うことなしに、d(t)の平均電力は1と仮定できる。さらに、FM信号による捕捉効果を顕著にするため、aが1よりかなり大きいと仮定する。信号の振幅は、分析のこの部分では仮定として信号のフェージングがないため、一定であると仮定していることに注意されたい。また、これはノイズのない理想的なケースであることに注意されたい。この信号を米国特許第5,263,191;5,428,834;5,355,533号に示す方法を用いて処理すると、出力を下式のように近似可能である。
COLT出力の第1項は所望の項であるが、第2項は干渉項である。干渉項は第1項と同一電力を有しているが、そのスペクトルはFM変調帯域幅が2倍であるFM信号の自乗を畳み込まれている。
【0017】
DAB信号の帯域幅が干渉FM信号の帯域幅と等しく、DAB信号がFM信号の中心にある場合、従来のCOLT法を用いて得られる信号対干渉の比率はせいぜい数dB軽減するにすぎない。信号劣化のもう1つの発生源はマルチパスフェージングである。このフェージングにより、瞬時FMキャリアが振幅変調を受ける。選択的フェージングによるとFMベースバンド帯域幅(即ち、53kHz)のオーダーの振幅変調帯域幅が得られるが、ダイナミックフラットフェージングによる帯域幅は自動車用受信機においてハイウェイの最高速度で約13Hzに制限される。米国特許第5,263,191;5,428,834;5,355,533号の抽出プロセスは入力信号によりノッチの中心周波数を直接制御するため、フェージングによる入力信号の振幅変調が性能に悪い影響を及ぼす。
【0018】
フェージングがある場合、複合アナログFM・デジタルサブキャリア信号は下式のように模式化できる。
【0019】
上式において、f(t)は選択的フェージングによる偏差帯域幅に亘って進行するFMキャリアの振幅変調によるダイナミックフェージングの項である。振幅変調は、FMベースバンド帯域幅(即ち、53kHz)のオーダーの帯域幅を有する。ローリー(Raleigh)フェージングにより遅いフェージング成分は、キャリア周波数が100MHzの範囲においてハイウェイのスピードで約13Hzに制限される。この遅いフェージング成分は、分析窓に亘ってほぼ一定であると仮定するため、このモデルから省略する。選択的フェージングが存在する場合、さらに別の干渉成分が有意なものとなる。
【0020】
米国特許第5,263,191;5,428,834;5,355,533号のろ波技術は、DAB電力に対するアナログFM電力の比率が大きいため、入力信号自体をFM信号の良好な近似であると仮定している。しかしながら、入力信号がフェージングを受けやすく、FM信号の良好な近似でない場合、処理ステップが後続段で除去できないイメージを発生することがある。
【0021】
本出願人に譲渡された米国特許出願第09/438148号のろ波方法は、正規化信号抽出プロセスによりこの問題に対処している。信号の第1の乗算は瞬時FM周波数を0にシフトさせるが、第2の乗算は第1の乗算の逆を行なうはずである。理想的には、第1及び第2の信号が複素共役関係にあり、これらの振幅の積が一定値である場合、信号は位相及び振幅において完全に復元される(FMキャリアはろ波されて除かれる)。しかしながら、ダイナミックフェージング及び選択的フェージングにより、フェージングレート及びベースバンド信号の帯域幅に関して振幅にばらつきが生じる。基準信号の振幅を正規化する別のステップを用いると、元のCOLT技術に付随する望ましくない干渉の一部をなくすことができる。この正規化抽出プロセスを図4に示す。
【0022】
複合信号を下式に示す。
【0023】
この信号はライン74で受信される。ブロック76は、入力をその絶対値で割算して正規化するとライン78上に正規化信号が得られることを示す。フェージングが存在する場合、正規化後の複合アナログFM・DAB信号は下式のように模式化できる。
【0024】
上式において、FMアナログ信号はデジタルDAB信号より格段に大きいと仮定する。正規化信号の複素共役をブロック80で示すように発生させ、複合信号を乗算器82で示すように正規化した複素共役で乗算して、ライン84上に下式のような中間信号を発生させる。
ブロック86で示す直流ノッチ動作により、一定値の項aを消去して、ライン88上に下式の信号を得る。
ローパス有限インパルス応答フィルター90は、ライン92上にこの一定値項の推定値を発生させる。ライン84上の信号を、ブロック94で示すようにフィルターの遅延にマッチするように遅延させ、フィルターの出力を、加算器96で示すように遅延済み信号から減算して、ライン88上に中間信号を発生させる。ノッチの近傍のDAB信号も抑制され、ノッチフィルターがDAB信号の健全性に何らかの効果を及ぼすことに注意されたい。最後に、この中間信号を、ブロック100で遅延された正規化済みの元の複合信号で乗算器98において乗算して、ライン102上に下式のような出力信号を得る。
FM信号がDBA信号よりも格段に大きいと仮定すると(通常そうである)、出力は下式のように近似できる。
上式は、選択的フェージングにより生じる振幅変調項f(t)が0である場合、元のCOLT法の結果が得られることを示している。しかしながら、選択的フェージングが存在する場合、この選択的フェージング条件の下でさらに別の干渉項をCOLT法の項と比較できる。詳しくは、下式が成り立つと、
本発明の方法を用いる自己誘導ノイズは小さい。上記の不等式は、1より格段に小さいそれ程有意でない項をさらに消去することにより下式のように近似できる。
これは、正規化法を用いると、選択的フェージングによるノイズの軽減が6dB改善される可能性があることを示す。
【0025】
米国特許出願第09/192,555号の発明は、干渉信号に対して対象信号の大きさまたは電力スペクトル密度を増加することにより出力中の干渉信号の悪い影響を軽減するものである。
【0026】
上述のFMキャンセレーション法は、第1隣接干渉FM信号が存在する場合はいつもFM IBOC DAB方式に直接適用可能である。第1隣接干渉FM信号は、処理すると、DAB信号のデジタル部分から有効にキャンセル/ノッチフィルタリングすることが可能であり、その際DAB信号には合理的に小さい歪みが生じるに過ぎない。この歪みは、FMキャンセレーションプロセスを開始する前に下記の3つの条件が満足されればかなり小さくものである。
【0027】
1)有意な電力を有する信号は、第1隣接FM信号と、それにより干渉を受けるDAB信号のデジタル部分(即ち、DAB信号の上または下デジタル側波帯)に限られる。これは、単に、FM干渉信号群を混合して0Hzにし、その結果得られる信号をローパスフィルタリングするかまたはその結果得られた信号をバンドパスフィルタリングすることにより実行される。
【0028】
2)デジタル信号は、第1隣接FM信号の上半分または下半分の何れかに完全に含まれる。これは、デジタル信号の端縁部が第1隣接FM信号の中心周波数である200kHzのほとんどその近傍にあるIBOC DABシステムのレイアウト内で固有に存在するものである。従って、デジタル信号はFM干渉信号の一方の半分上に含まれる。これは、この抽出プロセスにより生じる望ましくない歪みまたはイメージがFM信号に対してDAB信号の反対のスペクトル側に現れるため重要である。
【0029】
3)第1隣接FM信号の電力は、デジタル信号より約6dB大きい。第1隣接FM信号の電力が小さくなると、FACを実行しないほうがよい。それは、捕捉効果が顕著になるようにFM信号がDAB信号と比べて十分に大きくなるようにするためである。マルチパスフフェージングがある環境では、FM信号は時として6dBの電力しきい値以下になることがあるため、オフに切り換えるアルゴリズムが推奨される。
【0030】
提案された1つのFM IBOC方式では、これら3つの条件は、時として、特に、FM放送局のカバーエリアの端にある領域で存在する。第1隣接FMキャンセレーション法は、干渉を軽減して放送局のカバーエリアを拡げる。
【0031】
FACをオンまたはオフに切り換える1つの方法は、FAC処理のない信号へまたはその信号から滑らかにブレンディングすることである。ノッチ処理を受けている電力の大きさの測定は、ノッチに入る電力とノッチから出る電力との差をとることより行なうことができる。2つの信号を、その差を計算する前に単純な、損失のある積分器を用いて平滑化する。図5は、上方及び下方の第1隣接FM干渉信号について実行可能な、米国特許出願第09/192,555号のFAC及びブレンディング機能を説明するブロック図である。複合信号をライン104に入力し、ミキサー106により局部発振器信号と混合すると、ライン108上に第1隣接干渉信号群が直流に変換されたベースバンド信号が得られる。この信号を、有限インパルス応答ローパスフィルター110によりろ波して、FM干渉信号の帯域幅の外側の信号を除去する。その結果ライン112上に得られる信号に、ブロック114で示すようにFMトラッキング及びキャンセレーションプロセスを施す。キャンセレーションプロセスを図3に示すように行なうと、ノッチフィルターの前及び後の信号がライン84、88上に出力される。ブレンディング制御ブロック116は、ノッチ処理を受けた電力をブレンディングが起こるレンジを表す上方及び下方のしきい値と比較する。このレンジは、正規化されていないレンジ内にあるノッチ処理を受けた電力の大きさがレンジの単純な百分比で表されるように正規化される。ライン118上の制御信号は、乗算器120がFAC処理済み信号と乗算する百分比の数を表す。ライン122上の制御信号は1からその百分比を引いた数を表し、ブロック124において遅延されたFAC処理のない信号への乗算に用いる。乗算器120、126の出力を加算器128で結合してライン130上の信号を発生させ、この信号を有限インパルス応答フィルター132によりろ波する。その結果ライン114上に得られるろ波済み信号をミキサー136により局部発振器信号と混合して、ライン188上に信号を発生させる。その後、この信号に公知技術に従ってさらに処理を施し、受信機から音声出力を得る。
【0032】
図6は、FAC処理を施した軟記号情報と、FAC処理を施していない軟記号情報とを本発明に従って最大比率で結合する態様を示す機能ブロック図140である。複合DAB信号をライン142に入力し、ブロック144で示すようにDAB側波帯フィルターによりろ波する。ろ波済み信号にその後、パス146及び148において2つの復調処理を施す。パス146は、ライン150上のろ波済み信号にFAC処理を施す。ブロック152のFMトラッキング及びキャンセレーション処理は、図4に示すような好ましい実施例で実行する。その結果ライン154上に得られる信号をブロック156で示すように復調して、ライン158上に復調信号を得る。ブロック160は、復調信号に基づきチャンネル状態情報が推定されることを示す。このチャンネル状態情報の推定値を用いて、ブロック162に示すように復調信号の二分軟基準値を求め、ライン164にFAC処理済み信号を発生させる。
【0033】
ライン150上のろ波済み信号も、ブロック166で遅延させる。ライン168上の遅延信号はその後、ブロック170に示すように復調する。ブロック172は、ライン174上の復調信号に基づきチャンネル状態情報の推定が行なわれることを示す。チャンネル状態情報の推定値を用いて、ブロック176で示すように復調信号の二分軟基準値を求め、ライン178上にFAC処理済信号を得る。最大比率結合器180は、ライン164と168上の信号を結合してライン182上に出力信号を発生させる。この信号はその後、受信機でさらに処理するためにデインターリーバ/順方向誤り訂正デコーダーへ送る。
【0034】
本発明では、チャンネル上の損失を最小限に抑えるために、コーヒーレント検波したQPSKサブキャリア記号について、重み付け及び最大比率による結合(MRC)と共に軟判定ビタビ復号を用いる。最大比率による結合(MRC)は、個々の独立したノイズ発生源により損傷を受けた同一信号の多数のバージョンを結合する公知の方法である。多数の信号を各入力の信号対雑音比(SNR)に比例させて結合すると、その結果得られる信号のSNRが最大になる。この方法は、FAC処理信号パスとFAC処理のない信号パスとの結合に利用できる。FAC処理のない信号パスは第1隣接FM干渉信号による損傷を受けているが、FACプロセスのアーチファクトによりFACパスを損傷を受ける。これら2つのパスの干渉またはノイズはそれぞれ非常に異なるものである。加算前に各パスの軟記号がチャンネル状態情報(CSI)により適当に重み付けされている場合、これは最大比率による結合になる。FACパスと非FACパスとでは信号成分が同一であるため信号成分をコーヒーレントに結合すると利点が得られるが、ノイズは非コーヒーレントに結合される。
【0035】
干渉レベル及び信号レベルは選択的フェージングによりサブキャリア(周波数)及び時間に対してばらつきがあるため、軟記号の重み付けを適応的に調整するためにはその時間のチャンネル状態情報(CSI)が必要である。CSIの推定方法は、100MHzの周りのFM帯域において車両の最高速度で最大約13Hzのフェージング帯域幅に適応するように設計する必要がある。環境によっては大きな拡がりが測定されているが、ドップラーの拡がりは数マイクロ秒が典型的である。本願の出願人に譲渡された米国特許出願第09/438,148号に示す、基準サブキャリアから位相基準とCSIとの両方を推定する方法の機能ブロック図を図7に示す。チャンネル位相エラーの訂正と共に、最大比率による結合を行うためにこのCSIの重みを振幅の重み付けに結合する。
【0036】
図7のCSI復元方法の動作は、サブキャリアの周波数及びOFDM記号の記号タイミングの捕捉及び追跡を想定している。周波数及び記号タイミングの捕捉方法は、巡回プレフィックスの特性を活用するものである。周波数及び記号の追跡は、時間または周波数(サブキャリア)について記号間の位相ドリフトを観察することにより行なう。
【0037】
周波数と記号タイミングとを共に捕捉した後、遅延検波したBPSK時系列をブロック同期パターンと相互相関することによりBPSK時系列のブロック同期パターンへの同期を試みる。遅延検波は、トレーニングサブキャリアの位置が最初はわからないと仮定して全てのサブキャリアについて行なう。各サブキャリアの検波ビットと既知のブロック同期パターンとの相互相関を行なう。ブロック同期パターンの11ビット全てについてのマッチングが検出されると、サブキャリアの相互相関を宣言する。サブキャリアの相関数がしきい基準値(例えば、離隔した19個のサブキャリアのうち4個のサブキャリアの相関)に到達するかそれを超えた場合、ブロック同期(及びサブキャリアあいまい性の解消)が得られる。
【0038】
ブロック同期が得られた後、BPSK時系列の可変フィールドを復号できる。これらの可変フィールドの遅延検波ビットは、トレーニングサブキャリアに亘って多数決原理で判定されるため、これらのサブキャリアまたはビットの一部が損傷を受けている場合でも復号が可能である。各モデムフレーム内の16個のブロックは順次、0から15の番号を付けられている。ブロックカウントフィールドの最上位ビットは、ブロックカウントが決して15を超えないため、常に15にセットされている。モデムフレームの同期は、ブロックカウントフィールドを知ることによって得られる。
【0039】
この信号のコーヒーレント検波を行うには、コーヒーレントな位相基準が必要である。BPSK時系列からの復号情報を用いて、トレーニングサブキャリアから変調を除去し、局部位相基準及びノイズに関する情報を残す。図7を参照して、基準サブキャリアにより運ばれる複素トレーニング記号をライン184に入力し、これらの記号の複素共役をブロック186に示すように取る。この複素共役を、乗算器190によりライン188上の既知のトレーニング時系列と乗算する。これにより、受信したトレーニングサブキャリアに、同期、復号及び差動再符号化したBPSK時系列が乗算されるため、受信したトレーニングサブキャリアから二進(+/−1)の時系列変調が除去される。その結果ライン192上に得られる記号を、有限インパルス応答(FIR)フィルター194により処理して、その結果得られる記号を時間に対して平滑化し、ライン196上に局部位相及び振幅の複素共役推定値が得る。この値を時間遅延手段198により遅延させた後、乗算器202によりライン200上のノイズ変数の逆数推定値と乗算する。ノイズ変数は、加算点206において入力記号(遅延手段204による適当な時間調整済み)からライン196上の局部位相及び振幅の平滑化推定値を減算した後、ブロック208でその結果を自乗し、ブロック210で示すように複素ノイズサンプルをろ波することにより推定する。この逆数は、ブロック212で示すように0による除算保護付きで近似する。このCSIの重みを、ブロック214で示すように隣接するトレーニングサブキャリア対の間の18個のサブキャリアに亘ってインターポーレイションすることにより、ライン216上に局部CSI重み信号を得る。これらのCSI重み信号はその後、ブロック220に示すように適当に遅延させた対応局部データ記号(ライン218で受けた)と乗算する。乗算器222は、ライン224上に軟判定出力を発生させる。
【0040】
正規化プロセスにより、選択的フェージング条件の下で性能が改善される。振幅スケーリングにとって便利であるだけでなく、正規化は、DAB受信機の後続段のチャンネル状態情報(CSI)推定手段により追跡されるDAB信号の振幅のばらつきを軽減させるという二次的な効果を有する。この改善は、使用するCSI推定方法の種類及びこれらの推定用フィルターの帯域幅により異なる。さらに、正規化済み信号は、FACプロセスの利得がa2でなくて1であるため、小さいダイナミックレンジを有する。良好な性能を得るためには、複合信号パスの遅延をノッチフィルターの遅延にマッチングさせることも重要である。
【0041】
これは二分軟記号が独立したノイズ(QPSKのような)による損傷を受ける変調技術の典型的な例として用いることができる。QAMのような高次変調を用いる場合、FAC処理済み軟判定情報とFAC処理のない軟判定情報との加算を可能にするために、検出された記号を二分基準値に変換する実際的な方法を実行する必要がある。
【0042】
チャンネル上の損失を最小限に抑えるために、コーヒーレント検波したQPSKサブキャリア記号について、重み付け及び最大比率による結合(MRC)と共に軟判定ビタビ復号を用いる。干渉レベル及び信号レベルは選択的フェージングによりサブキャリア(周波数)及び時間に対してばらつきがあるため、軟記号の重み付けを適応的に調整するためにはその時間のチャンネル状態情報(CSI)が必要である。CSIの推定方法は、100MHzの周りのFM帯域において車両の最高速度で最大約13Hzのフェージング帯域幅に適応するように設計する必要がある。環境によっては大きな拡がりが測定されているが、ドップラーの拡がりは数マイクロ秒が典型的である。基準サブキャリアから位相基準とCSIとの両方を推定する方法の機能ブロック図を図8に示す。チャンネル位相エラーの訂正と共に、最大比率による結合を行うためにこのCSIの重みを振幅の重み付けに結合する。
【0043】
上式において、
はチャンネル利得の複素共役の推定値であり、σ2はノイズのばらつきを推定値である。
【0044】
図7のCSI復元方法の動作は、サブキャリアの周波数及びOFDM記号の記号タイミングの捕捉及び追跡を想定している。周波数及び記号タイミングの捕捉方法は、巡回プレフィックスの特性を活用するものである。周波数及び記号の追跡は、時間または周波数(サブキャリア)について記号間の位相ドリフトを観察することにより行なう。
【0045】
周波数と記号タイミングとを共に捕捉した後、遅延検波したBPSK時系列をブロック同期パターンと相互相関することによりBPSK時系列のブロック同期パターンへの同期を試みる。遅延検波は、トレーニングサブキャリアの位置が最初はわからないと仮定して全てのサブキャリアについて行なう。各サブキャリアの検波ビットと既知のブロック同期パターンとの相互相関を行なう。ブロック同期パターンの11ビット全てについてのマッチングが検出されると、サブキャリアの相互相関を宣言する。サブキャリアの相関数がしきい基準値(例えば、離隔した19個のサブキャリアのうち4個のサブキャリアの相関)に到達するかそれを超えた場合、ブロック同期(及びサブキャリアあいまい性の解消)が得られる。
【0046】
ブロック同期が得られた後、BPSK時系列の可変フィールドを復号できる。これらの可変フィールドの遅延検波ビットは、トレーニングサブキャリアに亘って多数決原理で判定されるため、これらのサブキャリアまたはビットの一部が損傷を受けている場合でも復号が可能である。各モデムフレーム内の16個のブロックは順次、0から15の番号を付けられている。ブロックカウントフィールドの最上位ビットは、ブロックカウントが決して15を超えないため、常に15にセットされている。モデムフレームの同期は、ブロックカウントフィールドを知ることによって得られる。
【0047】
本発明は、図6に示すように、FAC処理済み信号とFAC処理のない信号とから二分軟判定値を復調/検波し計算するためにFAC軟記号情報と非FAC軟記号情報とを結合するほぼ最適に近い方法を提供する。
【0048】
本発明は、FM放送信号から干渉の影響を抑制するために干渉FM信号の瞬時周波数のキャンセレーション及び/またはノッチフィルターによるろ波を行う。本発明は特に、第1隣接FM信号がDAB信号のデジタル部分に対して干渉信号として作用するFMインバンド・オンチャンネル(IBOC)デジタル音声放送(DAB)方式に適用可能である。この技術は、ホストFM信号によるDAB信号のデジタル部分への干渉の影響を抑制するためにハイブリッドIBOC FM DAB方式にも使用できる。
【0049】
本発明を現在において好ましい実施例につき説明したが、当業者は、図示説明した実施例に対する種々の変形例及び設計変更が、頭書の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱することなく可能であることがわかるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、FMインバンド・オンチャンネル・デジタル音声放送信号の電力スペクトル密度を示す。
【図2】
図2は、2つの隣接するチャンネルの2つのFMインバンド・オンチャンネル・デジタル音声放送信号の電力スペクトル密度を示す。
【図3】
図3は、本発明に従ってフォーマットされた信号を受信可能なデジタル音声放送システム用の受信機の機能ブロック図である。
【図4】
図4は、米国特許出願第09/192,555号の信号処理方法を説明するブロック図である。
【図5】
図5は、米国特許出願第09/192,555号の信号処理方法を説明する別のブロック図である。
【図6】
図6は、本発明による第1隣接キャンセレーション(FAC)手段の動作を示すブロック図である。
【図7】
図7は、本発明の好ましい実施例に用いる、米国特許出願第09/438,148号に開示された、チャンネル状態情報を求めるプロセスを説明するブロック図である。
Claims (29)
- インバンド・オンチャンネル・デジタル音声放送方式においてFM干渉を軽減する方法であって、
対象信号と干渉信号とを含む複合信号を受信し、
複合信号を復調して第1の復調信号を発生させ、
第1の復調信号から第1の二分軟判定値を計算し、
複合信号を処理して処理済み信号を発生させ、
処理済み信号を復調して第2の復調信号を発生させ、
第2の復調信号から第2の二分軟判定値を計算し、
第1及び第2の二分軟判定値を結合して出力信号を発生させるステップより成るFM干渉の軽減方法。 - 第1及び第2の二分軟判定値を結合して出力信号を発生させるステップは、
第1及び第2の二分軟判定値を比率が最大となるように結合するステップを含む請求項1の方法。 - 複合信号を処理して処理済み信号を発生するステップは、
複合信号をろ波するステップより成る請求項1の方法。 - 第1の復調信号から第1の二分軟判定値を計算するステップは、第1の復調信号のチャンネル状態情報を推定し、このチャンネル状態情報を用いて第1の二分軟判定値を計算するステップより成り、第2の復調信号から第2の二分軟判定値を計算するステップは、第2の復調信号からチャンネル状態情報を推定し、このチャンネル状態情報を用いて第2の二分軟判定値を計算するステップより成る請求項1の方法。
- 複合信号を復調するステップの前に複合信号を遅延させるステップを含む請求項1の方法。
- 複合信号を処理して処理済み複合信号を発生させるステップは、
複合信号を正規化して正規化複合信号を発生させ、
複合信号に正規化複合信号の複素共役を乗算して実信号を発生させ、
実信号をろ波してろ波済み信号を発生させ、
ろ波済み信号に正規化複合信号を乗算して処理済み信号を発生させるステップより成る請求項1の方法。 - 実信号をろ波してろ波済み信号を発生させるステップは、
キャリア振幅推定信号を発生させ、
実信号を遅延させて遅延実信号を発生させ、
遅延実信号からキャリア振幅推定信号を減算してろ波済み信号を発生させるステップより成る請求項6の方法。 - ろ波済み信号に正規化複合信号を乗算するステップの前に正規化複合信号を遅延させるステップをさらに含む請求項6の方法。
- 複合信号は、複数のデジタル変調サブキャリアと、アナログ変調キャリアとより成る請求項1の方法。
- 第1及び第2の二分軟判定値を結合して出力信号を発生させるステップは、
第1及び第2の二分軟判定値をブレンディングして出力信号を発生させるステップより成る請求項1の方法。 - インバンド・オンチャンネル・デジタル音声放送信号においてFM信号による干渉を受ける受信機であって、
対象信号と干渉信号とを含む複合信号を受信する手段と、
複合信号を復調して第1の復調信号を発生させる手段と、
第1の復調信号から第1の二分軟判定値を計算する手段と、
複合信号を処理して処理済み信号を発生させる手段と、
処理済み信号を復調して第2の復調信号を発生させる手段と、
第2の復調信号から第2の二分軟判定値を計算する手段と、
第1及び第2の二分軟判定値を結合して出力信号を発生させる手段とより成るFM信号による干渉を受ける受信機。 - 第1及び第2の二分軟判定値を結合して出力信号を発生させる手段は、
第1及び第2の二分軟判定値を比率が最大となるように結合する手段を含む請求項11の受信機。 - 複合信号を処理して処理済み信号を発生する手段は、
複合信号をろ波する手段より成る請求項11の受信機。 - 第1の復調信号から第1の二分軟判定値を計算する手段は、第1の復調信号のチャンネル状態情報を推定する手段と、このチャンネル状態情報を用いて第1の二分軟判定値を計算する手段とより成り、第2の復調信号から第2の二分軟判定値を計算する手段は、第2の復調信号からチャンネル状態情報を推定する手段と、このチャンネル状態情報を用いて第2の二分軟判定値を計算する手段とより成る請求項11の受信機。
- 複合信号を復調する前に複合信号を遅延させる手段を含む請求項11の受信機。
- 複合信号を処理して処理済み複合信号を発生させる手段は、
複合信号を正規化して正規化複合信号を発生させる手段と、
複合信号に正規化複合信号の複素共役を乗算して実信号を発生させる手段と、
実信号をろ波してろ波済み信号を発生させる手段と、
ろ波済み信号に正規化複合信号を乗算して処理済み信号を発生させる手段とより成る請求項13の受信機。 - 実信号をろ波してろ波済み信号を発生させる手段は、
キャリア振幅推定信号を発生させる手段と、
実信号を遅延させて遅延実信号を発生させる手段と、
遅延実信号からキャリア振幅推定信号を減算してろ波済み信号を発生させる手段とより成る請求項16の受信機。 - ろ波済み信号に正規化複合信号を乗算する前に正規化複合信号を遅延させる手段をさらに含む請求項16の受信機。
- 複合信号を正規化する手段は、複合信号を複合信号の絶対値で割り算する手段より成る請求項16の受信機。
- 第1及び第2の二分軟判定値を結合して出力信号を発生させる手段は、
第1及び第2の二分軟判定値をブレンディングして出力信号を発生させる手段より成る請求項11の受信機。 - インバンド・オンチャンネル・デジタル音声放送信号においてFM信号による干渉を受ける受信機であって、
対象信号と干渉信号とを含む複合信号を受信する入力と、
複合信号を復調して第1の復調信号を発生させる第1の復調器と、
第1の復調信号から第1の二分軟判定値を計算する第1の処理器と、
複合信号を処理して処理済み信号を発生させるフィルターと、
処理済み信号を復調して第2の復調信号を発生させる第2の復調器と、
第2の復調信号から第2の二分軟判定値を計算する第2の処理器と、
第1及び第2の二分軟判定値を結合して出力信号を発生させる結合器とより成るFM信号による干渉を受ける受信機。 - 結合器は、第1及び第2の二分軟判定値を比率が最大となるように結合する請求項21の受信機。
- 第1の復調信号から第1の二分軟判定値を計算する第1の処理器は、第1の復調信号のチャンネル状態情報を推定し、このチャンネル状態情報を用いて第1の二分軟判定値を計算し、第2の復調信号から第2の二分軟判定値を計算する第2の処理器は、第2の復調信号からチャンネル状態情報を推定し、このチャンネル状態情報を用いて第2の二分軟判定値を計算する請求項21の受信機。
- 複合信号を復調する前に複合信号を遅延させる遅延手段を含む請求項21の受信機。
- フィルターは、
複合信号を正規化して正規化複合信号を発生させる正規化器と、
複合信号に正規化複合信号の複素共役を乗算して実信号を発生させる第1の乗算器と、
実信号をろ波してろ波済み信号を発生させる実信号フィルターと、
ろ波済み信号に正規化複合信号を乗算して処理済み信号を発生させる第2の乗算器とより成る請求項21の受信機。 - 実信号フィルターは、
キャリア振幅推定信号を発生させる推定器と、
実信号を遅延させて遅延実信号を発生させる遅延器と、
遅延実信号からキャリア振幅推定信号を減算してろ波済み信号を発生させる結合器とより成る請求項25の受信機。 - ろ波済み信号に正規化複合信号を乗算する前に正規化複合信号を遅延させる遅延器をさらに含む請求項25の受信機。
- 正規化器は、複合信号を複合信号の絶対値で割り算する割り算器より成る請求項25の受信機。
- 第1及び第2の二分軟判定値を結合して出力信号を発生させる結合器は、
第1及び第2の二分軟判定値をブレンディングして出力信号を発生させるブレンディング器より成る請求項21の受信機。
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