JP2017517691A - 雄型端部セグメント及び雌型端部セグメントを有する、特にベローズ用のファスナー - Google Patents

雄型端部セグメント及び雌型端部セグメントを有する、特にベローズ用のファスナー Download PDF

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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L33/00Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
    • F16L33/02Hose-clips

Abstract

本発明は、雄型端部セグメント(14)及び該雄型端部セグメントに相補的な雌型端部セグメント(16)を備え、閉じる性能が改善された、特にベローズ用のファスナー、並びにジョイントハウジング及び/又はシャフトにベローズを締結するためのこのファスナー(10)に関するものである。【代表図】図1

Description

本発明は、雄型端部セグメント及び該雄型端部セグメントに相補的な雌型端部セグメントを備え、少なくとも1つのアンダーカットが該雄型端部セグメントに形成されている、特にベローズ用のファスナー、並びにベローズをジョイントハウジング及び/又はシャフトに締結するためのこのようなファスナーの使用に関する。
エラストマー材料から製造されたベローズ、特にプリーツベローズ及びローラーベローズを締結する手段は周知である。従って、しばらく前から、2つのストラップ自由端を適切な手段でピンと張ることによってクランプ効果を達成する、いわゆる相互に重なる保持ストラップが利用可能である。しかしながら、プリーツベローズは、ストラップ自由端の領域で損傷することがあり、また取り付けのためにかなりの空間を必要とする。従って、多数のいわゆるエンドレスの環状に閉じたクランプリングが過去に提案された。それらの直径は、クリンピングによって、即ち、適切な器具によって径方向の圧縮によって縮小され、これにより、クリンピングプロセス中に、ベローズが、締付け本体、例えば、ジョイントハウジング又はシャフトに最終的に確実に保持される。
このようなエンドレスの環状に閉じたクランプリングを製造するために、エンドレステープ材料からカットされたテープ片を丸めて、リングの中心線に垂直に互いにこれらを突き合わせ溶接することが知られているが、この技術は、非常に時間がかかる。対照的に、このような溶接の代わりに、ドイツ特許出願公開第4,021,746号から分かるように、テープセグメントの第1及び第2の自由端に、互いに相補的に形成された、アンダーカット領域を有する外側及び内側クロージャーストリップが設けられ、これにより、密着接続が引張荷重を受けると、2つの相補的なクロージャーストリップの点接続を可能にする内向きの力が、外側クロージャーストリップに作用する。端部領域は、例えば、実質的にT字型頭部がこの端部領域に形成され、該端部領域に相補的な第2の端部領域が、第1の端部領域に適合するジョー型フォークを提供し、この2つの端部領域が、線形に当接して互いに係合するように形成することができる。複数のダブテール又はT字型ストリップを、リング幅に設けることもできる。ドイツ特許出願公開第4,021,746号に記載されているこのようなエンドレスの環状に閉じた張力リングは、いわゆるパズルロックとして知られるようになった。しかしながら、ドイツ特許出願公開第4,021,746号から知られているエンドレス張力リングの不都合な点は、閉じたエンドレス張力リングが顧客又は使用者への輸送中であろうと、又は、例えば、プリーツベローズ又はローラーベローズを外側ジョイントハウジング部品又はシャフトに保持するために閉じたエンドレス張力リングの使用中であろうと、これらのエンドレス張力リングは、時々開いてしまうことがある。従って、エンドレス張力リングを形成するためのストリップ状セグメントの2つの自由端の改善されたクロージャーを有するファスナーが必要とされている。
従って、本発明の目的は、雄型端部セグメント及び該雄型端部セグメントに相補的な雌型端部セグメントを備え、閉じる性能が改善された、特にベローズ用のファスナー、並びにジョイントハウジング及び/又はシャフトにベローズを締結するためのこのファスナーの使用を提供することである。
この目的は、雄型端部セグメント及び該雄型端部セグメントに相補的な雌型端部セグメントを備える、特にベローズ用のファスナーを使用することによって発明的な方法で達成され、この雄型端部セグメント及び雌型端部セグメントはそれぞれ、少なくとも第1の横断アンダーカット領域を有し、雄型端部セグメントの第1の幅bは、第1の雄型横断アンダーカット領域における、第1のベースから延出した第1の脚セグメントの最小幅bによって、又は、ファスナーの長さ方向においてベースから離れて配置された凹部が存在する場合は、この凹部の領域における長手方向セグメントの最小幅b11、b12のいずれかによって決定され、雌型端部セグメントは、第1及び第2の外部長手方向セグメントを有し、これらの外部長手方向セグメントはそれぞれ、第1の雌型横断アンダーカットの領域における第2の最小幅b21及びb22を有し、かつ、場合によっては、第2の脚セグメントにより内部に設けられた横断アンダーカット領域を有し、第2の脚セグメントは、第2のベースから延出し、かつ内部に設けられた横断アンダーカット領域における第3の最小幅bを有し、b:(b21+b22+b)又は(b11+b12):(b21+b22+b)が、約0.79〜約1.27の範囲である。
本発明によって提供される特定の断面幅比は、使用中にファスナーが多数の応力を受けたとしても、雄型端部セグメントと雌型端部セグメントとの接側面間にほんの僅かなクラックしか生じないようにして耐用年数を延ばすのに役立つ。請求される範囲の断面幅比b:(b21+b22+b)又は(b11+b12):(b21+b22+b)(bは、内部に設けられる横断アンダーカット領域が存在する場合にのみ考慮される)を除いて、特に、有限要素法を使用する多数の一般的なファスナーの分析により、横断方向のクラック、即ち、特にファスナーの外壁に近接した、ファスナーの長手方向延長部を横断するクラックの発生が見つかった。これらは、特に引張曲げ応力が存在すると発生する。本発明のファスナーでは、これらのクラックの発生は、著しく低減される、又は全く起こらない。
雄型及び雌型端部セグメントの両方は、第1の横断アンダーカット領域を有し得るが、これらの端部セグメントはそれぞれ、第2、又は第3、又は第4の横断アンダーカット領域をさらに有し得る。雄型端部セグメント及び雌型端部セグメントにおける横断アンダーカット領域の数は常に等しい。存在する可能性のある、雄型端部セグメントの少なくとも1つの内部に設けられた横断アンダーカット領域は同様に、雌型端部セグメントの内部に設けられた横断アンダーカット領域に対応部分を有する。本発明によると、好ましくは厳密に1つの内部に設けられた横断アンダーカット領域が、雌型端部セグメント及び雄型端部セグメントに存在するようになっている。本出願の文脈において、雄型及び雌型セグメントについての第1の横断アンダーカット領域は、雄型セグメントのベースに隣接した横断アンダーカット領域を意味すると解釈されるべきであり、雌型端部セグメントの場合には、これは、閉じた状態にある本発明のファスナーを指す。別法では、ファスナーが開いた状態にある雌型セグメントに関しては、第1の横断アンダーカット領域は、雌型端部セグメントの端部に隣接したアンダーカット領域と定義することができる。雌型端部セグメントの端部は、閉じた状態にある雄型端部セグメントのベースに結合される、又はこのベースに直接隣接する。1つの横断(外部)アンダーカット領域のみが、雄型及び雌型端部セグメントに設けられている場合、従って、それぞれに対して第1のアンダーカット領域のみに設けられている場合、これらは、ファスナーが閉じた状態にあるときは互いに結合されている。対照的に、2つ以上の雄型及び雌型横断アンダーカット領域が設けられている場合は、これらは、互いに結合されない。例えば、この場合は、第1の雄型横断(外部)アンダーカット領域が、第2の雌型横断(外部)アンダーカット領域に結合される。同数の雄型及び雌型横断(外部)アンダーカット領域が存在する。
本発明の文脈では、本発明に従って請求される断面幅比の決定に関して、第1、第2、第3、第4などの横断アンダーカット領域によって第1、第2、第3、及び第4の段が存在する。第1の段は、雄型及び雌型端部セグメントの第1の横断アンダーカット領域に関連し、第2の段は、雄型及び雌型端部セグメントの第2の横断アンダーカット領域に関連し、第3の段は、雄型及び雌型端部セグメントの第3の横断アンダーカット領域に関連し、第4の段は、雄型及び雌型端部セグメントの第4の横断アンダーカット領域に関連するなどである。
本発明が、内部の又は内部に設けられた(横断)アンダーカット領域について述べる場合、これは、雄型及び雌型端部セグメントの実施形態を用いて専用に形成されたアンダーカット領域を意味し、ファスナーの外壁における直接の横断アンダーカットも直接の長手方向アンダーカットも有していない。この文脈では、横断するとは、アンダーカットが、ファスナーの長さ方向を横断するように形成されることを意味し、本明細書の「横断」という語は、ファスナーの外壁に対して直角に延びる横断アンダーカットだけではなく、ファスナーの外壁に対して一定の角度で延びる横断アンダーカットも包含する。この文脈では、長手方向とは、アンダーカットがファスナーの長さ方向に延在することを意味し、「長さ方向」とは、アンダーカットが、ファスナーの外壁に対してほぼ平行及び一定の角度の両方で延在し得ることを意味する。内部アンダーカット領域は、横断アンダーカット領域も有するが、これらは、雄型及び/又は雌型端部セグメントの凹部に形成され、従って、ファスナーの外壁には関連しない。
内部に設けられたアンダーカット領域の場合、雌型又は雄型端部セグメントの相補的な中心要素が係合することができる少なくとも1つの凹部を、雄型又は雌型端部セグメントに配置される中心要素に必ず設ける必要がある。本発明の文脈では、2つ以上の内部アンダーカット領域、例えば、2つ又は3つのアンダーカット領域を設けることもできる。
雄型セグメントは、舌状突出部を備えると見なすことができる。舌状突出部は、少なくとも1つの脚部、及びこの脚部に配置された少なくとも1つの頭部を有し、この頭部は、雄型端部セグメントの場合は、脚部の外部形状から突き出た第1及び第2の延長部を有する。アンダーカット領域が内部に設けられた雌型端部セグメントの本発明の実施形態は、頭部を備えた脚セグメントについてマッシュルーム型などと見なすこともできるし、又は舌状と見なすこともできる。しかしながら、ファスナーの長さ方向におけるこの舌又はこのマッシュルーム頭部の延長部は、雄端端部セグメントの舌状突出部の延長部の最大でも約50%、好ましくは約15%〜約42%である。雌型端部セグメントのほぼ中心に配置された、頭部を備えた脚セグメントは、雌型端部セグメントのベースに配置された突出部、特にマッシュルーム頭部型突出部と見なすことができる。この突出部は、好ましくは、ベースに配置され、その両側に雌型端部セグメントの長手方向セグメントが隣接する。突出部は、ファスナーの長さ方向において長手方向セグメントを越えて突出しても良いし、又はこれらの画定された空間の1つの中に配置されても良い。雌型端部セグメントのマッシュルーム頭部型突出部は、好ましくは、ファスナーが閉じられた状態にあるときに、雄型端部セグメントの内部でその凹部に配置される、又は配置可能である。閉じられたときのより良い結合のために縁領域に設けられる全てのオーバーカットを除き、雌型端部セグメントのマッシュルーム頭部型突出部の外部形状は、雄型端部セグメントの内部形状に本質的に一致する。雄型端部セグメントの凹部は、内部アンダーカット領域を形成するための中心要素、好ましくは、そこに配置される頭部に配置される。雄型端部セグメントに内部アンダーカット領域を形成するための手段は、好ましくは、凹部を備えた頭部を保持する脚部を有する。頭部は、好ましくは、脚部を越えて突き出た2つの延長部を形成する。凹部は、好ましくは、これらの延長部間に設けられる。外部又は第1、第2、第3、第4などの横断(外部)アンダーカット領域は、本発明の文脈では、ファスナーの外壁に対して直接、横断方向又は長手方向である、雄型端部セグメントについてのアンダーカットである領域であることを理解されたい。
本発明では、内部アンダーカット領域及び少なくとも1つの第1の外部又は横断アンダーカット領域について述べられる場合、横断アンダーカットを有するアンダーカット領域を意味する。本発明の文脈における横断アンダーカットは、長さ方向を除く、ファスナーのあらゆる方向において横断する向きである。横断アンダーカットは、好ましくは、線形セグメント及び/又は異なる半径を有する場合が多い湾曲セグメントから形成される。
内部アンダーカット領域及び少なくとも1つの外部又は横断アンダーカット領域は、ファスナーの長さ方向に、好ましくは、雄型及び雌型端部セグメントに配置された中心要素の、特定のアンダーカット領域についての最小幅間に延在する。例えば、雌型端部セグメントの内部アンダーカット領域は、雌型端部セグメントの脚セグメントの最小幅bから、雄型端部セグメントの頭部の2つの延長部の最小幅b61及びb62まで延びている。例えば、第1の外部又は横断アンダーカット領域は、概ね、雄型端部セグメントの第1のベースに配置された第1の脚セグメントの最小幅bの領域から、概ね、第2のベースの中心に配置された雌型端部セグメントの第2の脚セグメントの両側に配置された、相補的な雌型端部セグメントの2つの長手方向セグメントの最小幅b21及びb22まで延びている。
本発明による代替又はさらなる実施形態では、静的に改善された動的挙動の理由はまた、雌型端部セグメントのほぼ中心に配置され、かつ雌型端部セグメントに相補的に形成された雄型端部セグメントに係合することができる、頭部を備えた脚セグメントを設けたことである。一致する凹部が設けられ、これにより、内部アンダーカット領域が、雄型端部セグメントに形成される。内部アンダーカット領域に加えて、雄型端部セグメントは、少なくとも1つの外部又は横断アンダーカット領域を有する。本発明の文脈における雌型端部セグメントは、このようなアンダーカット領域を示し、このようなアンダーカット領域は、雄型端部セグメントを受容し、主に外側である。
本発明の主題は、本発明の上述の主題で言及されたタイプの別法又はさらなるファスナーであり、雌型端部セグメントが、ベースを備え、このベース上に、脚セグメントがほぼ中心に配置され、この脚セグメント上に、脚セグメントの外部形状に対して外側に突き出た頭部が横断方向に配置され、ファスナーの横断方向から見て、この雌型端部セグメントは、雄型端部セグメントの凹部に少なくとも1つの内部アンダーカット領域を形成するための下外側面を備える。ファスナーの両方の本発明の実施形態は、さらなる実施形態とすることもでき、先行技術と比較すると、静的荷重及び動的荷重の両方について改善されている。
本発明のファスナーは、好ましくは、リボン状の形態で形成される。本発明のファスナーは、この形状に製造されてから、閉じたリングを形成するために曲げられる。従って、好ましい一実施形態では、請求されるファスナーは、閉じたリングを形成するために閉じることができ、特に閉じたリングとして形成することができ、相補的な雄型端部セグメントと雌型端部セグメントが互いに接続される。雄型又は雌型端部セグメントが、材料のオーバーカットを、特にそれぞれの頭部及び脚部にも有することができると有利であり得、オーバーカットは、材料のオーバーカットを意味するため、リボン状ファスナーが閉じられて閉じたリングを形成すると、これらの領域で材料の重なりによる変形が生じる。このため、ファスナーの使用中にクラックが形成される可能性がある、非常に高い応力を受ける領域では、このクラックの形成を閉じた状態では防止することができ、これにより、閉じたリングとして形成されるファスナーの耐用年数が延びる。
閉じたリングを形成するためにストリップ状ファスナーを曲げることによって、及び、例えば、ベローズを、例えば、シャフト上の本発明のファスナーで締結するためにクリンピングすることによっても、雄型及び雌型端部セグメントの加圧変形及び/又は他の変形が生じる。従って、本発明では、幾何学的な値、値に関連した語、例えば、平行など、又は値の範囲、例えば、角度又は半径について述べられる場合、これらの言及は、リボン状ファスナーについてである、即ち、閉じられたファスナーについてではない。最小幅は、一般に、閉じてクリンプされた本発明のファスナーでもほぼ維持される。
本発明では、「約」という語は、具体的な値、平行などのように値に関連した語、又は値の範囲について使用される場合、これらは、技術者の世界では正常であると当業者が見なす偏差、特に、特定の値又は語の±10%、好ましくは、特定の値又は値に関連した語の±5%の偏差を含むと解釈されるべきである。
本発明のファスナーの好ましい一実施形態では、幅b又は(b11+b12)と(b21+b22)との合計は、ファスナーの全幅bの少なくとも38%、好ましくは少なくとも40%である。上述の幅は、ファスナーの全幅bの好ましくは約38%〜約80%、好ましくは約40%〜約75%である。ファスナーに作用する長手方向の力は、上述の比又は範囲で、雄型及び雌型端部セグメントの中心要素、特に雄型脚セグメントに最も良く伝達され得る。
別の好ましい一実施形態では、少なくとも1つの横断アンダーカット領域に、少なくとも約0.3mm、好ましくは少なくとも約0.5mm、より好ましくは、特に約0.3mm〜約0.9mmの範囲のノッチ半径が設けられる。さらに好ましい実施形態では、最大約0.3mmの別のノッチ半径が、少なくとも約0.3mmのノッチ半径につながっている。本発明の文脈で特に好ましくは、少なくとも1つの横断アンダーカット領域に、約0.4mm〜約0.9mmのノッチ半径が設けられ、これらのノッチ半径には、約0.2mm〜約0.35mm、より好ましくは約0.2mm〜約0.3mmの別のノッチ半径がつながっている。本発明の別の好ましい実施形態では、ノッチ半径は、雄型端部セグメントの第1のベースから脚セグメントへの移行部では、少なくとも約0.3mm、好ましくは少なくとも0.5mmであり、より好ましくは約0.4mm〜約0.85mmの範囲である。ここでも、好ましくは、前述の異なる半径を使用することができる。
雄型端部セグメントの脚セグメントの外側長手方向面と延長部の外側横断面との間の領域には、少なくとも約0.3mm、好ましくは少なくとも約0.5mm、より好ましくは、特に約0.3mm〜約0.9mmの範囲のノッチ半径が設けられる。異なる半径が使用されることに有利にすることができ、雄型端部セグメントの脚セグメントの最小幅bの領域に、約0.7mm〜約0.9mmの範囲の大きめのノッチ半径が有利に設けられ、これらのノッチ半径に、約0.25mm〜約0.5mmの範囲、好ましくは約0.3mm〜約0.4mmの範囲の最小半径が接続される。
本発明の特に好ましい一実施形態では、第1、第2、第3、第4などの横断アンダーカット領域又は内部に設けられる横断アンダーカット領域の最小幅の領域に、可能な最大のノッチ半径、特に、約0.5mm〜約0.9mmの範囲のノッチ半径、特に好ましくは約0.6mm〜約0.9mmの範囲のノッチ半径が設けられ、これらのノッチ半径に、約0.2mm〜約0.35mmの範囲の最小ノッチ半径が接続される。これは、荷重の伝達に重要な本発明のファスナーのアンダーカット領域における静的又は動的な荷重によるクラックの拡大などを有利に抑制する。
雄型端部セグメントの第1のベースの上の第1の脚セグメントは、好ましくは、第1の最小幅bより大きい幅bを有する。さらに好ましくは、移行角γ(ガンマ)は、約90.5度〜約110度、より好ましくは約91度〜約102度の範囲である雄型端部セグメントの第1のベースと第1の脚セグメントとの間の角である。雄型端部セグメントの第1の脚セグメントのこの特定の実施形態を用いると、有利なことに、重要な領域、特に最小幅bの領域において可能な最大のノッチ半径を実現することが可能である。
好ましくは、雄型端部セグメントの第1のベースに、雌型端部セグメントの相補的な凹部に配置することができる少なくとも2つの延長セグメントが設けられる。従って、これらの延長セグメントは、追加の横断アンダーカット領域を提供し、これにより、雌型端部セグメントと雄型端部セグメントとの噛み合いの向上を可能にする。
雄型端部セグメントの第1の脚セグメントによって形成される外側面は、第1及び第2の延長部によって第1の雄型横断アンダーカット領域に形成された外側横断面に対して有利に鋭角で形成される。
延長部は、少なくとも1つの外部横断アンダーカット領域を形成するための外側横断面を備える。外側横断面は、雄型端部セグメントの脚セグメントの外側長手方向面と共に、約45度〜約88度の範囲、好ましくは約68度〜88度の範囲、より好ましくは約75度〜86度の範囲の鋭角Wを形成する。より好ましくは、鋭角Wは、80度+5度であり、80度の鋭角が好ましいが、+5度の製造公差を有し得ることを意味する。
本発明によると、雌型端部セグメントの両方の外部長手方向セグメントの最小幅b21及びb22並びに第2の脚セグメントの最小幅bは、存在する場合は、雄型端部セグメントの脚の最小幅b又は凹部の領域における長手方向セグメントの最小幅b11及びb12に対して約0.79〜約1.27、好ましくは約0.85〜約1.18、より好ましくは約0.95〜約1.05の比b:(b21+b22+b)又は(b11+b12):(b21+b22+b)を有するように選択される。この比は、生じる引張応力に対して最良の値を提供するために、有限要素解析による計算中に不可欠であることが証明された。原則として、雄型及び雌型端部セグメントの最小幅の比(断面幅比)は、第1の雄型の段及び第1の雌型の段、又は第2の雄型の段及び第2の雌型の段、又は第3の雄型の段及び第3の雌型の段などで、このような外部横断アンダーカット領域に対して対称に形成され、好ましくは、本発明の文脈における前述の領域においてである。
特に好ましくは、雄型端部セグメントの第1のベース又はこの第1のベースに設けられた延長セグメントの幅bは、少なくとも1.0mmであり、幅bは、延長セグメントが設けられている場合は、好ましくは、約1.2mm〜約2.0mmの範囲であり、第1のベースの幅bは、好ましくは、延長セグメントの幅に本質的に等しい。延長セグメントが設けられていない場合は、第1のベースの幅bは、好ましくは約1.5mm〜約3.2mmである。
有限要素解析では、本発明のファスナーが、静的引張伸びについてだけではなく、動的引張曲げ歪についても優れた値を有することが示された。加えて、有限要素法により、本発明のファスナーが、バインダーの組み立て中の中間応力ステップで決定される、静的クラック開口に対して非常に優れた値を示すことが実証された。有限要素法を用いて決定されて正規化される前述の変数の全てで、100%未満、好ましくは80%未満の値を決定することができた。これは、極めて小さいクラック開口のみが、閉じたリング形状のファスナーの使用中又は製造後の配達中に発生することを意味する。本発明によると、動的引張曲げ歪の値は、特に、100以下、好ましくは最大約80%、好ましくは最大約75%、好ましくは約20%〜約80%の範囲であり、従って、同様に有限要素法によって決定され正規化される、先行技術によるパズル接続の値よりも明らかに低い値であり、このパズル接続の値は、100%よりも大幅に大きい場合が多い。
好ましい一実施形態では、雌型端部セグメントの第2の脚セグメントは、存在する場合は、そのベースから最小幅bまで先細に形成される。さらに好ましくは、この実施形態では、ベースと第2の脚セグメントとの間の移行角βは、約91度〜約110度の範囲、好ましくは約93度〜約108度の範囲である。さらに好ましくは、雌型端部セグメントの第2の脚セグメントの外側面と頭部の下外側面との間に、少なくとも約0.3mmのノッチ半径を有する半径領域が設けられ、より好ましくは少なくとも約0.5mmのノッチ半径が設けられ、より好ましくは約0.3mm〜約0.9mmの範囲のノッチ半径が設けられる。特に好ましくは、異なるノッチ半径が、上述の半径の範囲で設けられる。特に好ましくは、最小幅の範囲、例えば、雌型端部セグメントの第2の脚セグメントの最小幅などでは、約0.7mm〜約0.9mm、好ましくは約0.8mm〜約0.9mmの半径であり、この半径に、約0.3mm〜約0.4mmの範囲の最小半径を接続することができる。好ましくは約0.25mm〜約0.5mmの範囲、より好ましくは約0.3mm〜約0.4mmの範囲である上述の最小半径は、最も可能性のある機能、例えば、利用可能な狭い空間における本発明のファスナーのアンダーカット又は耐荷重断面を提供するのに役立つ。本発明のファスナーの通常の幅bは、約8mm〜約20mm、好ましくは約9mm〜約13mmの範囲である。しかしながら、これらの最小半径は、最小幅の領域で使用した場合に強いノッチ効果が発生するため、最小幅の領域では使用されない。大きい半径、特に約0.7mm〜約0.9mmの範囲の半径によって少なくとも0.1mmの断面の拡大が存在する場合にのみ、この半径に接続される最小半径が設けられるべきである。重要な断面の領域、即ち、雄型又は雌型端部セグメントの最小カット又は最小幅、例えば、脚セグメントの最小幅では、好ましくは、可能な最大のノッチ半径は、約0.4mm〜約1mmの範囲、より好ましくは約0.9mmで使用される。本発明によると、最小半径から大きい半径への移行又はその逆は、常に接線方向に連続している。前述の局所曲率半径は、異なる既知の適合する半径を比較することによって有利に決定される。
雌型端部セグメントの頭部の外側面が存在する場合は、その少なくとも一部又は全てに、少なくとも約0.3mm、好ましくは少なくとも約0.5mmのノッチ半径、より好ましくは約0.3mm〜約0.9mmの範囲のノッチ半径の湾曲で有利に形成される。この場合も、異なる半径を、上記説明されたように互いに接続することができる。頭部の1つの頭部外側面は、雌型端部セグメントのベースにほぼ平行な少なくとも1つのサブ領域に形成される。特に好ましくは、頭部の外側の半径領域が、少なくとも約0.5mm、好ましくは少なくとも約0.7mm、特に好ましくは約0.7mm〜約0.9mmの範囲のノッチ半径で頭部の頭部外側面に移行する。湾曲の一切ない線形領域を、半径領域の後に設けることができる。
好ましい一実施形態では、外壁がファスナーの外壁と面一に移行している外部長手方向セグメントが、雌型端部セグメントの脚セグメントの両側に配置される。雄型端部セグメントに結合されるこれらの端部では、長手方向セグメントは、雄型端部セグメントの延長セグメントを配置することができる凹部を有し得る。これにより、閉じられた本発明のファスナーの雄型端部セグメントと雌型端部セグメントとの間の接続が、曲げ応力が存在すると開いてしまうリスクをさらに防止する追加の長手方向アンダーカットが提供される。
第1の実施形態では、2つの外部長手方向セグメントは、ファスナーの長さ方向において雌型端部セグメントの頭部を越えて突き出る。第2の実施形態では、ファスナーの長さ方向に見られるように、雌型端部セグメントの頭部は、外部長手方向セグメントを越えて突き出る、又は外部長手方向セグメントの端部を越えて突き出る。従って、第2の実施形態では、雄型端部セグメントは、ストリップの長さ方向に見られるそのベースを越えて形成された凹部を有し、この凹部において、脚部が、相補的な雌型端部セグメントの頭部に係合する。
本発明のファスナーの好ましい一実施形態では、少なくとも1つの外部横断アンダーカット領域に加えて、雄型端部セグメントは、少なくとも1つの内部アンダーカット領域を備える。また、少なくとも2つ、又は3つ、又はそれ以上の横断アンダーカット領域が設けられるが、好ましくは、1つ、又は2つ、又は3つの横断アンダーカット領域が設けられることにすることもできる。
別の好ましい実施形態では、ベースの反対を向いた、雄型端部セグメントの脚セグメントの端部に、内部アンダーカット領域を形成する延長部を備えた頭部が配置され、特に、これらの延長部は、雌型端部セグメントの頭部を備えた脚部の凹部を形成する。
延長部の外側面は、ファスナーの外壁にほぼ平行に有利に形成される。しかしながら、外側面は、ファスナーの外壁に対して僅かに角度をつけて形成される、即ち、ファスナーの長手方向に見られる雄型端部セグメントの頭部が、特に有利にやや先細に形成されるようにすることもできる。平行な向きからの偏差は、好ましくは、約±10度の範囲、より好ましくは約±5度の範囲である。延長部の外側面は、好ましい線形に形成することができるだけではなく、別の方式では、特に、これらの外側面は、雄型端部セグメントの頭部の延長部に隆起部又は凹みを形成する曲げ領域を有することができる。雄型端部セグメントの頭部の延長部の外側面と、雌型端部セグメントのベースと結合することができる、特定のその頭部外側面との間の移行部は、好ましくは直角である。しかしながら、技術的な生産上の理由から、最小ノッチ半径は、最大0.3mmであり得る。これは、技術的な生産上の理由から回避することができない。
さらに好ましくは、雌型端部セグメントのベースに配置される頭部を備えた脚セグメントに相補的な凹部が存在する場合は、この凹部は、延長部間に形成される。凹部は、ほぼマッシュルーム頭部型として表すことができる。このため、雄型端部セグメントに配置され、かつ脚部並びに2つの延長部及び凹部を有する頭部を備えた中心要素は、クワガタムシのような形状である。2つ以上の内部アンダーカット領域が設けられる場合は、例えば、ツリー状の外形を追加することができる。
別の好ましい実施形態では、雄型端部セグメントの脚セグメントと延長部を備えた頭部とを合わせた長さlは、ファスナーの幅bよりも短い。長さlは、ファスナーの幅bの好ましくは約70%〜約98%、より好ましくは約78%〜95%である。
本発明は、さらに、特に自動車のジョイントハウジング、特に外部ジョイントハウジング部品及び/又はシャフト、特に等速ジョイントにベローズを締結するための本発明のファスナーの使用に関する。ベローズ及びファスナーから、ベローズの締結を可能にするシステムが形成される。特に、このシステムは、プリーツベローズ及び/又はローラーベローズを有する。
本発明のこれら及び他の利点は、以下の図面を用いてより詳細に説明される。
第1の実施形態の本発明のリボン状ファスナーの平面図である。 図1によるファスナーの雄型端部セグメントの図である。 図1によるファスナーの雌型端部セグメントの図である。 閉じたリングの状態にある図1〜図3によるファスナーの斜視図である。 閉じたリング型ファスナーの第2の実施形態の平面図である。 本発明の閉じたファスナーの第3の実施形態の図である。 本発明の閉じたファスナーの第4の実施形態の図である。 本発明の閉じたファスナーの第5の実施形態の図である。 本発明の閉じたファスナーの第6の実施形態の図である。 本発明の閉じたファスナーの第7の実施形態の図である。 本発明の閉じたファスナーの第8の実施形態の図である。 本発明の閉じたファスナーの第9の実施形態の図である。 図4からの細部Yの図である。
まず、図面に示される本発明のファスナーの実施形態が、限定と解釈されるべきではないことを理解されたい;例えば、頭部を備えた2つ以上の脚セグメント及び延長部を、雄型端部セグメントの場合には雌型及び雄型端部セグメントのベースに配置することもできる。図面に示されている特徴を組み合わせて、上記説明で示された特徴を有する別の実施形態をなすことができる。さらに、図面の説明で示される参照番号は、本発明の保護範囲を限定するものではなく、むしろ、図面に例示された例示的な実施形態を単に参照するためのものであることを理解されたい。特段の記載がない限り、同じ機能を有する1又は複数の同一の部品は、以下の説明において同じ参照番号を有する。
図1は、本発明のファスナー10の第1の実施形態の平面図であり、このファスナー10は、リボン状の形状、即ち、閉じていない状態で示されている。ファスナー10は、雄型端部セグメント14及び雌型端部セグメント12を有し、これらのセグメント間にストリップセグメント12が配置されている。ファスナー10は、両側に外壁11を有する。
図2aは、図1によるファスナー10の雄型端部セグメント14の第1の実施形態を示している。ファスナー10又はストリップセグメント12の外壁11間の幅bは、ベース22と頭部外側面33.1及び33.2との間で測定される雄型端部セグメントの長さlよりも大きい。長さlは、幅bの約80%である。
雄型端部セグメント14は、脚セグメント20及び頭部21を有する。頭部21は、脚部20の外部形状を越えて外側に突き出た2つの延長部32.1及び32.2を有する。脚部20は、外側長手方向面30.1、30.2、ベース22と外側長手方向面30.1及び30.2との間に形成された約93度の鈍角γ(ガンマ)を有する。約0.3mmのノッチ半径rが、ベース22から外側長手方向面30.1及び30.2への移行領域に設けられている。脚部20は、最小幅bに向かって先細に形成されている。この最小幅bの後に、0.8mmの値の第1のノッチ半径rが形成され、このノッチ半径rは、0.3mmのノッチ半径rに接線方向に連続的に移行している。これらのノッチ半径r及びrは、脚セグメント20の外側長手方向面30.1及び30.2から延長部32.1及び32.2の外側横断面34.1及び34.2への移行を表し、これらの外側横断面34.1及び34.2は、第1の唯1つの外部アンダーカット領域26に位置している。次いで、これらは、0.3mmの最小ノッチ半径r及びこのノッチ半径rに接線方向に連続的につながっている0.8mmのノッチ半径rによって延長部32.1及び32.2の外側面35.1及び35.2に移行している。外側面35.1及び35.2は、ファスナー10の外壁11に平行ではなく、約3度の角度で延在するように形成され、これにより延長部32.1及び32.2は、雌型端部セグメント16に結合させることができるその頭部外側面33.1及び33.2に向かってやや先細に形成される。これにより、次の図2bで確認できるように、最小幅bを有するノッチ半径rの後の領域が相補的な雌型セグメント16に提供される。雄型端部セグメント14では、脚セグメント20は、最小幅bの領域よりも大きいベース22の幅bを有する。
延長部32.1及び32.2の外側長手方向面35.1及び35.2から頭部外側面33.1及び33.2への移行部は、実質的に直角である。
しかしながら、製造公差により、ノッチ半径は最大0.3mmであり得る。
延長部32.1及び32.2の外側横断面34.1及び34.2は、脚セグメント20の外側長手方向面30.1及び30.2と85度の鋭角Wを成すように形成されている。
雄型端部セグメント16の頭部21は、内部アンダーカット領域36を形成するマッシュルーム頭部型凹部38を有し、この凹部38は、延長部32.1及び32.2の頭部外側面33.1及び33.2から始まるように形成されている。頭部外側面33.1及び33.2は、マッシュルーム頭部型凹部38のマッシュルームの茎のようなものを形成する内部の外側長手方向面40.1及び40.2に移行している。マッシュルーム頭部型凹部38のマッシュルーム頭部は、外側ベース面41を有し、その一部は、直線であり、ベース22に対して平行であり、かつ最終的にマッシュルーム頭部が形成されるように線形セグメントが全くない内部の曲線状外側面42.1及び42.2に移行している。延長部32.1及び32.2の最小幅b61及びb62は、マッシュルーム頭部型凹部38の領域で確認することができる。
図2bは、ファスナー10の雌型端部セグメント16を示し、雄型端部セグメント14に相補的な実施形態に対しても言及される第1の唯1つの外部横断アンダーカット領域27、及び内部に設けられた横断アンダーカット領域36が示されている。第1の横断アンダーカット領域26及び27は、雄型端部セグメント14の脚セグメント20の最小幅bから、雌型端部セグメント16の長手方向セグメント50.1及び50.2の最小幅b21又はb22まで延びている。内部に設けられた横断アンダーカット領域36は、雌型端部セグメント16の脚セグメント56の最小幅bから、雄型端部セグメント14の延長部32.1及び32.2の最小幅b61及びb62まで延びている。端部セグメント16のベース54から始まる、頭部セグメント57を備えた脚セグメント56が、ほぼ中心に配置されている。脚セグメント56は、最小幅bを有する。延長セグメント56の外側長手方向面58.1及び58.2は、約95度の鈍角βを成してベース54に移行している。従って、脚セグメント56は、頭部57に向かって先細に形成されている。延長セグメントの外側長手方向面58.1及び58.2に、下外側横断面63.1及び63.2がつながっており、これらの下外側横断面63.1及び63.2は、ベース54に少なくとも部分的に平行に形成され、かつ曲線状外側面62.1及び62.2に移行し、これらの曲線状外側面62.1及び62.2自体は、ベース54にほぼ平行な中心サブ領域を有するように形成された頭部外側面60に移行している。脚セグメント56の外側長手方向面58.1及び58.2と下外側横断面63.1及び63.2との間の移行では、最小幅bの直後の半径領域59.1及び59.2は、0.8mmのノッチ直径を有し、次いで、0.3mmのノッチ直径に接線方向に続いている。
その外壁51.1及び51.2がファスナー10の外壁11に面一に移行している延長セグメント50.1及び50.2は、脚セグメント56及び頭部57によって形成されたマッシュルーム頭部型を中心として両側に形成されている。延長セグメント50.1及び50.2は、雄型端部セグメントに結合させることができるその端部に、雄型端部セグメント14の延長セグメント24.1及び24.2(図2aを参照)が係合し得る凹部53.1及び53.2を有する。これにより、長手方向のアンダーカット28(図2aを参照)が提供される。雄型端部セグメント14に結合する、延長セグメント50.1及び50.2の突出部52.1及び52.2は、凹部25.1及び25.2(図2aを参照)内に配置されることになる。
延長セグメント50.1及び50.2は、最小幅b21及びb22を有する。これらの最小幅b21及びb22は、アンダーカット領域27内の第2の内部の外側横断面65.1及び65.2に続いており、これらの外側横断面65.1及び65.1は、第2の内部の外側長手方向面64.1及び64.2に移行し、0.8mmのノッチ半径が、最小幅b21及びb22に直接接続され、0.3mmのノッチ半径がそこに接続されて設けられている。次いで、第2の内部の外側横断面65.1及び65.2は、第1の内部の外側横断面66.1及び66.2に移行している。
幅b:(b21+b22+b)の比は約0.87である。このような比では、雄型端部セグメント14の最小断面幅及び雌型端部セグメント16の最小断面幅が、ファスナーが閉じられてリングを形成すると、このファスナーの引張応力の値を最適にする。
雄型端部セグメント14の外部の第1のアンダーカット領域26は、径方向領域を接続している外側横断面34.1及び34.2を備える。図2bによると、内部アンダーカット領域36は、下外側横断面63.1及び63.2並びにこれらに接続された径方向領域によって形成されている。
図3は、閉じたリングの形状のファスナー10の第1の実施形態の斜視図である。対照的に、図4は、ファスナー10の第2の実施形態の閉じたリングの平面図であり、図12に細部Yが示されている。この第2の実施形態は、基本的には、図1〜図3による第1の実施形態と同様に形成されるが、頭部21の延長部32.1及び32.2の外側長手方向面35.1及び35.2が、ファスナー10の外壁11に完全に平行に向いている。加えて、外側横断面34.1及び34.2及びそれらの線形セグメントの一方と雄型端部セグメント14のベース22を通る又はベース22に平行な直線の他方とによって決定される角αは、図2aによる実施形態でのように5度ではなく10度である。結果として、この実施形態では、図12には示されていない鋭角Wの値は、同様に図12には示されていない角γが、図2aによる第1の実施形態と全く同じように93度であるため、約80度である。しかしながら、鋭角Wは、図12による実施形態の代替では、例えば、70度でも良い。図12は、閉じられてリングを形成しているファスナー10における雄型端部セグメント14と雌型端部セグメント16との結合の理想図を示している。しかしながら、実際には、曲げる器具を使用するため、僅かな材料の変形が存在することがあり、これにより、正確な幾何学的な値、即ち、閉じたリングにおける雄型及び雌型端部セグメント14、16の正確な形状が、図1及び図2a/bに示されている開いたリボンセグメントの形状とはやや異なる。
図5は、3段の外部横断アンダーカット領域を有する本発明のファスナー10の第3の実施形態を示し、図7は、同様に形成された第5の実施形態を例示している。雄型端部セグメント14の第1のベース22の領域では、第3の実施形態が、図2aによる雄型端部セグメント16と同様に形成されている。図7による第5の実施形態のベース22は、第1の雄型脚セグメント20.1に材料集積部74.1及び74.2が存在するという点で、第3の実施形態のベース22とは異なるように形成されており、この材料集積部は、面取り部が形成されるようにベース22から始まってほぼ線形に増加して形成されている。雄型端部セグメント14の第1のベース22の領域では、第3の実施形態は、図2aによる雄型端部セグメント16と同様に形成されている。第3の実施形態は、特に、雄型端部セグメント14の第1の横断アンダーカット領域26.1、第2の横断アンダーカット領域26.2、及び第3の横断アンダーカット領域26.3、並びに雌型端部セグメント16の第1の横断アンダーカット領域27.1、第2の横断アンダーカット領域27.2、及び第3の横断アンダーカット領域27.3を有する。図5に示されている第3の実施形態は、(モミの)ツリー状と見なすことができる。第1の段の断面幅比は、第1の雄型脚セグメント20.1の最小幅b並びに雌型端部セグメント16の延長セグメント50.1及び50.2の最小幅b11及びb12から算出される(図7も参照)。この第1の段の断面幅比は、約1であり、図7による第5の実施形態でも同様である。雄型端部セグメント14及び雌型端部セグメント16の第3の外部横断アンダーカットに対する第3の段の断面幅比は、雄型端部セグメント14の第3の雄型脚セグメント20.3の幅b並びに雌型端部セグメント16の保持部50.1及び50.2の最小幅b21及びb22から算出される(b:(b21+b22))。この第3の段の断面幅比は、約0.93であり、図7による第5の実施形態でも同様である。
図6は、内部アンダーカット領域36を除いて、図8による第6の実施形態(以下も参照)と同じである本発明のファスナー10の第4の実施形態を示している。この第4の実施形態は、外部横断アンダーカット領域26.1及び26.2又は27.1及び27.2を備えた2段の実施形態を有する。雄型端部セグメント14の第1の横断アンダーカット領域26.1及び雌型端部セグメント16の第2の横断アンダーカット領域27.2は、雌型端部セグメント16の第1の横断アンダーカット領域27.1及び雌型端部セグメント16の第2の横断アンダーカット領域27.2と同様に設けられている。第2の横断アンダーカット27.1の領域における第2の雄型脚セグメント20.2の最小幅b並びに雌型端部セグメント16の長手方向セグメント50.1及び50.2の幅b21及びb22から算出される第2段の断面幅比は約1である。溝状凹部48が、第2の頭部の雄型端部セグメント16に設けられている。
図8は、閉じたリング状の状態にある本発明のファスナー10の第6の実施形態を示している。この実施形態では、雄型端部セグメントの2つの外部横断アンダーカット領域26.1及び26.2並びに雌型端部セグメント16の2つの外部横断アンダーカット領域27.1及び27.2が設けられている。雄型端部セグメントの形状は、ツリー状と見なすことができる。従って、第2のアンダーカット領域26.2における第2の雄型脚セグメント20.2の最小幅bを使用して、第2の段の比b:(b21+b22)が決定され、この比は約0.8であり、第1の段の断面幅比の決定では、第1の横断アンダーカット領域26.1における第1の雄型脚セグメント20.1の最小幅bが使用され、そしてアンダーカット領域27.1における雌型端部セグメント16の外部外側長手方向セグメント50.1及び50.2の幅b11及びb12並びに内部アンダーカット領域36の最小幅bが使用され、この比b:(b11+b12+b)は約0.8である。2つの外部アンダーカット領域26.1及び26.2が設けられているため、図8による第6の実施形態は、静的引張伸びについて優れた値を有する。次いで、第1のアンダーカット領域26.1に続いて、長手方向アンダーカット領域が、例えば、図2aによる第1の実施形態の突出部24.1及び24.2によって設けられているように、溝状成形部44により同様に設けられている。しかしながら、さらに、一致する突出部24.1及び24.2もベース22に設けられている。別法では、凹部38を備えた上部が、図4及び図12による第2の実施形態と同一に形成される。2つの内部アンダーカット領域を設けることが望まれる場合は、ツリー状の方式では、凹部38が隣接セグメントに設けられることもあろうし、又は脚20.1が設けられることもあろう。
図9は、雄型端部セグメント14の第1の横断アンダーカット領域26.1及び第2の横断アンダーカット領域26.2並びに雌型端部セグメント16の第1の横断アンダーカット領域27.1及び第2の横断アンダーカット領域27.2を有する本発明のファスナー10の第7の実施形態を示している。第2の段では、第2の雄型脚セグメント20.1の最小幅b並びに雌型端部セグメント16の長手方向セグメント50.1及び50.2の最小幅b21及びb22から決定される断面幅比は約1であり、第1の段では、断面幅比は約0.91である。図9による第7の実施形態は、延長部32.1及び32.2に続く、第2の雄型脚セグメント20.2に面した追加の溝状凹部44を有し、この追加の溝状凹部44を通る追加の長手方向アンダーカットが設けられ、雌型端部セグメント16と雄型端部セグメント14との噛み合いがさらに向上している。雄型端部セグメント14の第2の頭部領域は窪み82を有し、このセグメントのベースには、約1.5mmの幅bを有する主に曲線状の外形を有する小さい突出部の形態である延長セグメント80.1及び80.2が配置されている。これらの延長セグメント80.1及び80.2は、噛み合いをさらに向上させ、かつ追加のアンダーカットを利用可能にしている。
図10は、図9に示されているファスナーと同様の本発明のファスナー10の第8の実施形態を示している。特に、第8の実施形態の断面幅比は、図9による第7の実施形態の断面幅比に一致している。しかしながら、この実施形態は、雄型端部セグメント14の第1のベース22の領域が異なる。図2aによる第1の実施形態と同様に、雄型端部セグメント14に、延長セグメント24.1及び24.2が設けられており、これらの延長セグメント24.1及び24.2に、雌型端部セグメント16の長手方向セグメント50.1及び50.2の突出部52.1及び52.2が係合する。
図11は、閉じられた、即ち、雄型及び雌型端部セグメントを有する本発明のファスナー10の第9の実施形態を示し、この第3実施形態は、雌型端部セグメント16の脚セグメント56がかなり長く、具体的にはファスナー10の長さ方向において雄型端部セグメント14のベース22を越えているという点で、例えば、第1及び第2の実施形態とは異なっている。このために、頭部57は、ベース22の反対側に設けられ、これにより最終的に、ファスナーの長さ方向においてベース22を越えて配置された凹部38が、雄型端部セグメント14に形成されている。図5による実施形態では、最小幅bは、2つのサブ幅b11及びb12によって形成され、これにより、0.8の比(b11+b12):(b21+b22+b)が存在する。この結果、雄型端部セグメント16の幅b11及びb12は、その長手方向セグメント18.1及び18.2に関連し、これらの長手方向セグメント18.1及び18.2は、ファスナーの長さ方向における凹部38の第1のベース22を越えた配置によって形成された。
本発明のファスナーでは、張力及び曲げ荷重の点で優れた値を示すファスナーが提供され、これにより使用中に最終的にクラックによって開いてしまうのが防止され、従って、本発明のファスナーの耐用年数が著しく延びる。

Claims (15)

  1. 雄型端部セグメント(14)及び前記雄型端部セグメントに相補的な雌型端部セグメント(16)を備える、特にベローズ用のファスナー(10)であって、前記雄型端部セグメント(14)及び前記雌型端部セグメント(16)がそれぞれ、少なくとも1つの第1の横断アンダーカット領域(26、27)を有し、前記雄型端部セグメント(14)の第1の幅bが、第1の雄型横断アンダーカット領域(26.1)における、第1のベース(22)から延出した第1の脚セグメント(20)の最小幅bによって、又は、前記ファスナー(10)の長さ方向において前記ベース(22)から離れて配置された凹部(38)が存在する場合は、前記凹部(38)の領域における長手方向セグメント(18.1、18.2)の最小幅b11、b12のいずれかによって決定され、前記雌型端部セグメント(16)が、第1及び第2の外部長手方向セグメント(50.1、50.2)を有し、これらの外部長手方向セグメント(50.1、50.2)がそれぞれ、前記第1の雌型横断アンダーカット(27)の領域における第2の最小幅b21及びb22を有し、かつ、場合によっては、第2の脚セグメント(56)により内部に設けられた横断アンダーカット領域(36)を有し、前記第2の脚セグメント(56)が、第2のベース(54)から延出し、かつ前記内部に設けられた横断アンダーカット領域(36)における第3の最小幅bを有し、b:(b21+b22+b)又は(b11+b12):(b21+b22+b)が、約0.79〜約1.27の範囲である、ファスナー(10)。
  2. 前記幅b又は(b11+b12)と(b21+b22)の合計が、前記ファスナー(10)の全幅bの少なくとも38%であることを特徴とする、請求項1に記載のファスナー。
  3. 少なくとも約0.3mmのノッチ半径が、少なくとも1つの横断アンダーカット領域(26、27、36)に設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のファスナー。
  4. 最大約0.3mmの別のノッチ半径が、少なくとも約0.3mmのノッチ半径につながっていることを特徴とする、請求項3に記載のファスナー。
  5. 前記雄型端部セグメント(14)の前記第1のベース(22)から前記脚セグメント(20)への移行部におけるノッチ半径が、少なくとも約0.3mmであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のファスナー。
  6. 前記第1のベース(22)における前記第1の脚セグメント(20)が、前記第1の最小幅bよりも大きい幅bを有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のファスナー。
  7. 前記雌型端部セグメント(16)の相補的な凹部(53.1、53.2)内に配置することができる少なくとも2つの延長セグメント(24.1、24.2)が、前記雄型端部セグメント(14)の前記第1のベース(22)に設けられていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のファスナー。
  8. 前記第1の脚セグメント(20)によって形成された外側面(30.1、30.2)が、第1及び第2の延長部(32.1、32.2)によって前記第1の雄型横断アンダーカット領域(26.1)に形成された外側横断面(34.1、34.2)に対して鋭角Wで形成されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のファスナー。
  9. 前記雄型及び雌型端部セグメント(14、16)の長さlが、前記ファスナー(10)の全幅bよりも短いことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のファスナー。
  10. リボン状であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のファスナー。
  11. 前記雄型端部セグメント(14)と前記雌型端部セグメント(16)とが互いに接続されたリングを形成するために閉じることができることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のファスナー。
  12. 前記第1のベース(22)又は前記延長セグメント(24.1、24.2)の幅bが少なくとも1.0mmであることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載のファスナー。
  13. 動的交互荷重によって決定される、100%以下の動的引張曲げ応力の値を有することを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載のファスナー。
  14. ベローズをジョイントハウジング及び/又はシャフトに締結するための、請求項1〜13のいずれか1項に記載のファスナー(10)の使用。
  15. 請求項1〜13のいずれか1項に記載のファスナー(10)及びベローズを含むシステム。
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