JP2017514690A - 文書処理システム及び文書を撮像するための方法 - Google Patents
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Abstract
Description
特に、本願は、文書の更なる処理をする文書処理装置に対する文書の供給に関する。
本発明は、特に、文書スキャナ等の撮像システムに対して文書が供給される文書撮像分野に対して適用される。
更に、多くの例において、文書の画像データを取得することが望まれる。
しかしながら、文書は、個別の文書、文書群、又は大きなスタックとして整理されている場合がある。
文書群又はスタックである場合に、スキャンのために個別の文書を分ける必要がある。
このような文書群の処理は進歩しているが、手動での準備を最小限に抑えて文書群及び大きなスタックの供給システムを向上させることが望ましい。
本文書処理装置は、複数の文書から成る文書群を受け取り、文書を分けてから文書を離れるように順次供給するように動作可能であるフィーダを備える。
例えば、一態様によれば、本発明は、文書群をスキャンするための文書処理装置を提供する。
本文書処理装置は、文書群を受け取るように動作可能なフィーダを備えてもよく、フィーダは、進入隙間を有する。
センサは、文書群内の文書の数が所定の閾値を超えているか否かを示す、文書群内の文書の特性を検出する。
駆動機構は、文書群の検出特性に応じて文書群がフィーダ内を前進する距離を制御する。
本文書処理装置は、文書をスキャンすることによって、文書の画像データを取得するスキャナを更に備え、文書群を駆動機構に搬送する、全体的に水平なコンベヤを更に備えてもよい。
フィーダは、複数の文書から成る文書群を受け取り、文書を分けてから文書を離れるように順次供給するように動作可能である。
プレシンギュレータは、フィーダに隣接して配置されてもよい。
プレシンギュレータは、文書群を受け取る第1のニップを構成する第1のローラ及び第2のローラを備えてもよい。
第1のローラは、第2のローラから離れるように変位することによって、第1のローラ及び第2のローラの間の高さを有する隙間を形成可能である。
センサは、トランザクション内の文書の数が所定の閾値を超えているか否かを示す、トランザクションの特性を検出可能である。
制御器(controller)は、2つのプレフィーダの動作を独立して制御可能である。
制御器は、任意で、第1のローラの位置を制御することによって、第1の隙間の高さを制御する。
制御器は、ソーター又はスキャナによる文書の処理を制御可能である。
センサアレイは、複数のセンサを有してもよい。
センサは、任意で、互いに間隔を空けて配置され、操作者によってアレイの1つ以上のセンサの上方で文書を変位可能とするように位置してもよい。
制御器は、文書が上方を通過した1つ以上のセンサを示す信号、並びに、文書がセンサ(単複問わず)上を通過した順番を示す信号をセンサアレイから受信可能である。
センサアレイは、センサ上を文書が第1の方向から通過することによって、文書を第1の文書種類として識別し、センサ上を文書が第2の方向から通過することによって、文書を第2の文書種類として識別するように構成されてもよい。
制御器は、センサアレイを用いて識別された文書種類に基づいて文書を電子的にタグ付け可能である。
本方法は、複数のセンサを有するセンサアレイ上に第1の文書を通過させる工程であって、第1の方向に文書を変位させる工程を含む第1文書通過工程を含んでもよい。
本方法は、第1文書通過工程に基づいて第1の文書を第1の文書種類として電子的にタグ付けする工程を含んでもよい。
本方法は、文書を第2の方向に変位させることによってセンサアレイ上に第2の文書を通過させる第2文書通過工程と、第2文書通過工程に基づいて第2の文書を第2の文書種類として電子的にタグ付けする工程と、を更に含んでもよい。
本方法は、スキャナ又はソーターの処理を制御することによって、第1の文書種類を第2の文書種類とは異なって処理する工程を更に含んでもよい。
本方法は、文書が第1の文書種類又は第2の文書種類のいずれかとして識別されたかに基づいて文書の第1の処理を制御する工程を更に含んでもよい。
例えば、文書は、第1の文書種類として電子的にタグ付け可能である。
あるいは、文書が第1の文書種類として識別された場合には、文書は、第1のエリアに仕分け可能であり、第2の文書種類として識別された場合には、文書は、第2のエリアに仕分け可能である。
また、文書が第1の文書種類として識別された場合には、文書は、第1の方法でスキャナによってスキャン可能であり、第2の文書種類として識別された場合には、文書は、第2の方法でスキャン可能である。
第1の向きにおいて、第1の支持部及び第2の支持部は、コンベヤが第1の支持部及び第2の支持部の間にある状態で互いに間隔を空けて配置され、これによって、コンベヤは、地面から間隔を空ける。
第2の向きにおいて、第1の支持部及び第2の支持部は、旋回することによって、移送のために本文書処理装置を折り畳む。
本方法は、ワークステーションを設ける工程であって、ワークステーションは、全体的に水平なコンベヤと、文書をスキャンするスキャナと、変位可能な第1の支持部と、変位可能な第2の支持部とを有する、工程を含んでもよい。
本方法は、第1の向きに第1の支持部及び第2の支持部を変位させる工程であって、第1の向きにおいて、第1の支持部及び第2の支持部は、コンベヤが第1の支持部及び第2の支持部の間にある状態で互いに間隔を空けて配置され、これによって、コンベヤは、地面から間隔を空け、コンベヤと地面との間に空き領域を形成する、工程を含んでもよい。
本方法は、車両にワークステーションの一部を挿入した後、第1の支持部及び第2の支持部を第2の向きに変位させることによって移送のために文書処理装置を折り畳む一方、ワークステーションの一部は、ワークステーションを支持する工程を更に含んでもよい。
ワークステーション10は、撮像ステーション210に文書を搬送するコンベヤ100上に文書を個別又はスタック状に降ろすことによって文書を処理する。
撮像ステーション210は、文書を分けて、文書の画像データを取得する撮像部に対して文書を順次供給する。
そして、文書は、1つ以上の出力ビンに仕分けされる。
本願の文書処理システムは、特に、文書処理用のワークステーション10に対して適用され、文書をスキャンし画像データを取得するための文書群の処理にも適用される。
実施形態において、ワークステーション10は、種々の文書を処理する半自動システムとして構成され、当該文書は、各種サイズの文書、封筒から取り出された文書等の折り畳まれた文書を含む。
本願の文書処理システムは、開いている封筒を切断する切断ステーション、並びに、封筒を開封して、文書の取り出しのためにユーザに対して当該文書を提示する取出ステーション等の要素を備える、より大型の文書処理システムに組み込まれてもよい。
これらのステーションは、米国特許出願第13/090,172号において詳細に説明され、その開示の全体が参照により本明細書に組み込まれる。
尚、本願の文書処理システムは、文書取出機能が組み込まれない文書処理システムに対して適用されるが、代わりに文書処理を総じて目的とする。
例えば、本願の文書処理システムの機能は、取出機能を備えていない文書処理システムに組み込まれてもよいが、水平コンベヤと、スキャナステーションと、仕分けステーションと、を備える。
更に、本願の文書処理システムの機能は、文書処理システムに総じて適用可能であり、当該文書処理システムにおいて、文書処理システム内への供給のために文書群を整理又は下準備することなく、文書処理システム内へ文書群を手動で供給することが望まれる。
文書取出についての実施形態の概要
初めに、ジョブと称される、文書を含む封筒5のスタックが、入力ビン内に設置される。
封筒フィーダ30は、スタックの前側から先頭の封筒5を取り出し、供給トレイに当該封筒を移す。
供給トレイから、封筒5が側部切断部内に降ろされ、側部切断部は、必要に応じて封筒5の側端を切断する。
側部切断部から、封筒5は、シャトル内に降ろされる。
シャトルは、垂直に移動することによって、封筒5の上端の高さを調整し、ジョブにおける異なる封筒5の高さのばらつきに対応する。
シャトルは、封筒5の上端の高さが封筒5の上部切断部内への前進の許容範囲内に入るまで、垂直に移動する。
そして、封筒5は、封筒5の上端を切断する上部切断部まで移送される。
取出ステーション70は、封筒5の前面及び後面を互いに引き離すことによって、封筒5の内容物をその取り出しのために提示する。
そして、操作者は、封筒5から内容物を手動で取り出す。
検査部90は、封筒5が破棄される前に、全ての文書が封筒5から取り出されたかを確認する。
検査部90から、封筒5はくず入れに搬送される。
あるいは、封筒5は、手動で取り出され、撮像ステーション210において撮像されてもよい。
画像エントリフィーダ110は、ドロップコンベヤ100から文書を受け取り、撮像ステーション210内への文書の供給を制御する。
画像エントリフィーダ110は、各種サイズ及び状態の文書を受け取り、供給するように構成される。
例えば、文書は、頻繁に、封筒5内で折り畳まれている。
文書が取り出され、開かれたときに、当該文書に折り目がついているか、当該文書が折り畳まれているため、平らにならない。
画像エントリフィーダ110は、このような折り目付き文書又は折り畳まれた文書を受け取り、操作者による手動での準備を最小限に抑えて、折り畳まれた文書を撮像ステーション210内に順次供給するように構成されることが好ましい。
例えば、撮像部230は、各文書の画像を示すグレースケールの画像データ又はカラーの画像データを取得するスキャナであることが好ましい。
スキャナは、文書がスキャナを通過して搬送されるときに、複数箇所において各文書をスキャンする。
各文書についての情報は、それに対するデータファイル内に記憶され、これによって、しばらく経って画像データにアクセス可能となる。
当該文書は、種々の方法で仕分け可能である。
例えば、文書は、撮像ステーション210で受信した画像データから取得される文書情報に基づいて仕分け可能である。
あるいは、文書のスキャン前に当該文書についての情報を操作者が提示してもよく、これによって、操作者によって提示された情報に従って文書が仕分けされる。
更に別の代替手段は、単に文書が処理された順番で、文書を1つ以上のビン内に積み重ねることである。
従って、文書の皺又は折り目を軽減する要素である折り目軽減部によって、文書を処理可能である。
折り目軽減部は、文書を平坦又は真っすぐにし、これによって、文書が出力ビン内でより平らになり、ビンが満たされる前にビン内により多くの文書を排出可能となる。
例えば、供給トレイに封筒がないことを示す、供給トレイ内のセンサからの指示に応じて、制御器は、入力ビンから供給トレイに封筒を供給する必要があることを示す信号を封筒フィーダ30に対して送信する。
同様に、シャトルに封筒5がないことを示す、シャトル内のセンサからの指示に応じて、制御器は、供給トレイからシャトルに封筒を降ろす必要があることを示す信号を供給トレイに対して送信する。
多くの場合において、制御器は、各種部分の動作を互いに独立して制御する。
このような独立制御によって、必要に応じて同時又は非同期的に幾つかの動作を進めることができる。
結果として、ある部分における減速によって、必ずしもその他の全ての部分において減速されない。
更に、好ましくは、操作者が文書の処理の制御に介入可能となるように、オペレータインターフェースを設ける。
具体的には、操作者が文書についての各種情報を入力可能となるように、タッチ画面表示部20を設けることが好ましい。
あるいは、文書処理装置のワークステーションが「10’」として示される図2において、代替的な実施形態を示す。
この代替的な実施形態において、文書処理装置のワークステーション10’は、実質的に同様のドロップコンベヤ100と、撮像ステーション210と、仕分けステーション240と、を備える。
しかしながら、代替的なワークステーション10’は、図1に示すような封筒供給、切断、開封ステーションを備えていない。
尚、ドロップコンベヤ100、画像エントリステーション110、撮像ステーション210、及び仕分けステーション240の以下の説明は、図1〜図2に示す第1の実施形態及び第2の実施形態の両方に適用可能である。
ドロップコンベヤの詳細
コンベヤ100は、ワークステーション10の前端に沿って配置され、これによって、ワークステーション10の前端に隣接して当該前端に平行に文書を搬送するように動作可能である。
また、コンベヤ100は、取り出された文書を図1〜図2から見てワークステーション10の左側に向かって搬送することが好ましい。
このように、操作者は、文書スキャンの下準備のための文書の前処理を最小限に抑えて、文書を容易に取り出し、必要に応じて文書を開き、単に文書又は文書群をコンベヤ100上に降ろすことができる。
従って、操作者は、コンベヤ100上に降ろされる文書の位置及び向きを一致させる必要がない。
しかしながら、操作者は、コンベヤ100上で文書の前面が上を向くように、当該文書を降ろすことが好ましい。
ローラのベッドによって、文書を降ろすことができる、全体的に水平な面が形成される。
ローラベッドは、ベルトによって駆動され、水平に配置される複数の円筒状ローラを備え、当該ベルトは、ローラの底部に係合し、制御器によって制御されるモータによって駆動される。
ローラ102は、文書がローラベッドにそって一直線に移動するように、互いに平行であり、走行方向に対して鉛直であってもよい。
しかしながら、好ましくは、ローラは、ローラベッドに沿って前方且つ端揃えレール105に向かって横方向に文書を運ぶように斜めになっている。
このように、斜めローラ102は、端揃えレール105に対して文書を運ぶことによって、端揃えレール105に対して文書の端部の位置を合わせるか、当該端部を揃える。
Oリングは、ローラの表面よりも高い摩擦係数を有することによって、ローラベッドと文書との摩擦が増大するエリアがもたらされ、これによって、文書の端揃えを改善する。
前述のように、文書は、ローラ上に載っている。
従って、ローラ102の回転時に、ローラは、文書を前方に移動させる。
例えば、ドロップコンベヤ100は、水平なコンベヤベルトを備えてもよい。
コンベヤベルトが使用される場合には、当該ベルトは、端揃えレール105に対して文書の端を揃えるように、端揃えレール105に向かって斜めになることが好ましい。
あるいは、1つのコンベヤベルトではなく、ドロップコンベヤ100は、文書を降ろすことができる複数のより小さいコンベヤベルトを備えてもよい。
コンベヤ100は、約5度に傾斜することが好ましいが、当該角度は、より大きな角度であってもよく、実際には、コンベヤ100の角度は、コンベヤ100が水平ではなく垂直になる箇所まで増加してもよい。
また、撮像ステーショ210ン及び仕分けステーション240は、ドロップコンベヤ100と同様に、下方に傾斜することが好ましい。
文書種類の識別
文書処理システムは、幅広い種類の文書を処理するように構成されるため、文書の処理の仕方に影響を与えうる多数の特性が存在し得る。
従って、操作者が多数の文書特性についての情報を入力可能にするインターフェースが、文書処理ステムにおいて設けられてもよい。
また、文書処理システムは、文書の下降前に文書種類を容易に識別するジェスチャベースの文書識別アセンブリ50を備えてもよい。
文書認識アセンブリ50は、特定の方法で文書認識アセンブリ50内に文書を単に挿入することによって幾つかの異なる文書種類を識別するように構成され、これによって、操作者は、文書種類を迅速且つ容易に識別可能である。
各センサアレイ60a,60b,60cは、文書の特定の特性を識別することによって、文書の処理の仕方を示す信号を送るように個々に動作可能である。
例えば、各センサアレイ60a,60b,60cは、文書種類を識別するように動作可能であり、更に、文書のスキャン画像データの処理の仕方を判断するために使用可能である。
センサアレイの数及びセンサアレイの向きは、様々であるが、本願例において、文書認識アセンブリ50は、全体的に水平な3つのスロット52,54,56を備える。
より詳細には、当該3つのスロット52,54,56は、互いに間隔を空けて配置され、上部スロット52が下部スロット56の上方の中間スロット54の上方に位置するように垂直柱状になる方向を向く。
文書認識アセンブリ50のハウジングは、文書認識アセンブリ50の左右、並びに、アセンブリの前側からのアクセスを可能とするように構成される。
従って、スロット52,54,56は、操作者が3つのスロット52,54,56のいずれかに文書を容易に挿入し文書種類を識別可能となるように構成される。
センサアレイ60a,60b,60cは、種々の向きで構成可能である。
本願例において、各センサアレイ60a,60b,60cは、個々の3つの文書センサを備える。
例えば、図3に示すように、センサアレイ60aは、上部スロット52内に配置され、互いに間隔を空けて配置される3つのセンサを備える。
例えば、センサは、3つ全てのセンサが上部スロット52の右側から上部スロット52の左側に向かって、若しくは、スロットの前側開口部から上部スロット52の後壁に向かって一列になるように位置してもよい。
しかしながら、本願例において、センサは、3つのセンサ62a,62b,62cがオフセットするように構成されるような向きを向く。
特に、第1のセンサ62aは、上部スロット52の後壁に向かう左端部の略中間に隣接して位置する。
第2のセンサ62bは、上部スロット52の幅に亘って延びる上部スロット52の前端部の略中間に隣接して位置する。
第3のセンサ62cは、後壁に向かう上部スロット52の右端部の略中間に隣接して位置する。
このように位置させることによって、3つのセンサ62a,62b,62cは、三角パターンで構成される。
しかしながら、本願例において、各センサは、対応スロットの下壁に位置する送信部と、スロットの上壁に位置する受信部と、を備える。
センサ62a,62b,62cは、ビーム遮断センサとして動作し、これによって、送信部と受信部との間に文書が設置されたときに、受信部が送信部からの信号を受信しないように文書が送信部からの信号を遮断する。
このように、文書がセンサ62a,62b,62cを遮断したときに、マイクロプロセッサ等の制御器は、センサ62a,62b,62cから信号を受信し、文書の対応スロットへの挿入を信号が示していると解釈する。
センサアレイにおいて使用されるセンサ62a,62b,62cの種類の一例は、一対の赤外線送信部及び受信部である。
尚、文書の存在を検出するために、種々の代替的な文書検出器が使用可能である。
具体的には、各アレイ60a,60b,60cにおいて、センサ62a,62b 62cは、オフセットパターンで互いに間隔を空けて配置され、三角構成を成す。
例えば、操作者が右から左に上部スロット52内に文書を挿入することによって、つまりスロットに文書をスワイプすることによって、上部スロット52内に文書を挿入する場合に、右側センサ62cが最初に文書を検出し、中間センサ62bが次に文書を検出し、左側センサが続いて文書を検出する。
制御器は、センサからの信号が右側、中間、左側であるときに、センサアレイ60a,60b,60cから信号を受信し、第1の文書種類として文書を識別する。
そして、制御器は、文書画像の処理の制御及び/又はそれに応じた文書の仕分けを行う。
反対に、文書が左から右に上部スロット52にスワイプされた場合には、センサからの信号の順番が逆となる(即ち、左62a、中間62b、右62cの順番)。
制御器がこのような一連の信号を受信したときに、制御器は、第2の文書種類として文書を識別し、文書画像の処理及び/又はこれに応じた文書の仕分けを行う。
更に、中間センサ62bが左側及び右側センサ62a,62cからオフセットしているため、右から左、若しくは、左から右に文書をスロットにスワイプするのではなく、上部スロット52内に文書を真っすぐに挿入することに応じて第3の文書種類を識別するために、センサアレイ60a,60b,60cを使用可能である。
文書が上部スロット52内に真っすぐに(又は実質的に真っすぐに)挿入されたときに、中間センサ62bは、文書の存在を最初に検出する。
文書が更に挿入されると、左側及び/又は右側センサ62a,62cは、文書が斜めであるか否かに応じて文書の存在を検出する。
制御器が、中間センサ62bによって最初に文書が検出され、右側及び左側センサ62a,62cの一方又は両方からの信号が受信される一連の信号を受信したときに、文書処理システムは、第3の文書種類として単数又は複数の文書を識別し、画像の処理及び/又はこれに応じた文書(単複問わず)の仕分けを行う。
本願例において、各センサアレイ60a,60b,60cは、文書がスロット52,54,56内に挿入される方法に基づいて3つの異なる文書種類を識別するように動作可能である。
このように構成されることによって、文書処理システムは、9つの固有の文書種類を識別可能である。
異なる文書種類のそれぞれは、文書識別アセンブリ50においてセンサアレイ60a,60b,60c上に文書をスワイプすることによって識別可能であるため、文書処理システムは、多数の文書種類の迅速な識別が可能となり、これによって、操作者は、文書処理システムに対して情報を入力し、特別な処理又は個々の処理を要する文書に対して文書種類を識別するために時間を費やす必要がなくなる。
例えば、多くの用途に対して、3つの文書種類の識別をすれば十分である場合がある。
このような例において、文書識別アセンブリ50は、3つのセンサから成る1つのセンサアレイのみを備えてもよい。
同様に、3つのセンサを備えるのではなく、各センサアレイは、それが3方向ではなく2方向のスワイプのみを検出可能となるように2つのセンサのみを備えてもよい。
従って、文書識別アセンブリ50は、文書種類を区別するために異なる動きを用いるセンサアレイの異なる構成を提供するために変更可能である。
更に、文書種類の識別は、センサアレイにおけるセンサの1つ以上のみに基づいて判断可能である。
例えば、操作者は、左側センサのみが遮断された後、文書がその他のセンサのいずれも覆うことなく引き戻されるように、スロットの1つに文書を挿入可能である。
所定の時間枠内で同一のセンサアレイ内にその他の文書が挿入されない限り、文書処理システムは、当該1つのセンサからの信号に基づいて文書種類を判断する。
このように、ジェスチャの数は、ジェスチャによって識別可能な異なる文書種類の数の増加に伴い増加してもよい。
少ないセンサをスワイプするジェスチャとマルチセンサジェスチャとを組み合わせることによって、ジェスチャの数は、倍以上とすることができる:a)左側センサのみがスワイプされる、左から右への内外スワイプ;b)右側センサのみがスワイプされる、右から左への内外スワイプ;c)前側センサの内外スワイプ;d)右側及び中央センサがスワイプされるが、左側センサはスワイプされない、右から左へのスワイプ、e)左側及び中央センサがスワイプされるが、右側センサはスワイプされない、左から右へのスワイプ;f)中央センサがスワイプされ、その後、右側センサがスワイプされるが、左側センサがスワイプされない、斜め右方向の内外スワイプ;並びに、中央センサがスワイプされ、その後、左側センサがスワイプされるが、右側センサがスワイプされない、斜め左方向の内外スワイプ。
文書種類を識別する主目的は、識別された文書又は文書群のスキャン画像(単複問わず)の処理を制御することであるが、特定の文書を識別し、これらの文書を特定のビンに仕分けすることが望ましい。
従って、識別された文書(単複問わず)に対する種々の後続処理工程のいずれも制御するために、文書種類の判断を使用可能である。
しかしながら、文書の特性を識別することによって特定の方法でスキャン画像を処理するために、文書種類の識別が通常なされる。
例えば、当該特性は、文書が横向きで印刷されているか否かを識別するためのものであってもよい。
標準の8−1/2×11の用紙が横向きであると識別された場合に、文書処理システムは、画像を適切に自動回転させることによって、縦向きではなく横向きに表示可能である。
色−操作者は、カラーでのスキャンが必要な文書を識別可能である。
一部のジョブにおいて、デフォルトスキャンは、白黒又はグレースケールであり得る。
操作者がカラースキャン用の文書を識別した場合に、当該文書は、白黒又はグレースケールではなくカラーでスキャンされる。
カラードロップアウト−操作者は、カラーでのスキャンが必要であるが、スキャン時に特定の色が除外される文書を識別可能である。
ジョブの設定の一部として、操作者は、スキャン時に除外する必要がある色を選択する。
トランザクション限界−操作者は、トランザクション限界としての文書を識別可能である。
例えば、操作者は、トランザクションにおける最後の文書として文書を識別可能である。
後続の文書は、別のトランザクションにおいて識別される。
自動回転−操作者は、横向きの文書等の、回転が必要な文書を識別可能である。
ページ種類の判断−操作者は、特に2つの異なる種類の文書が同様の物理的属性を有する場合に、文書種類を識別可能である。
例えば、チェック及びマネーオーダー等の、実質的にサイズが同一の2つの文書種類をジョブが有する場合がある。
マネーオーダーをチェックと区別するためにページ種類の判断を使用可能であり、これによって、文書画像が適切にスキャン可能であり、必要に応じて、文書を個々に仕分け可能である。
従って、上記リストは、異なる処理に対して文書をタグ付けするために使用可能な全ての特徴の網羅的リストではない。
画像エントリフィーダ
画像エントリフィーダ110は、ドロップコンベヤ100の終端に隣接して位置することによって、ドロップフィーダ100が画像エントリフィーダ110に対して文書を搬送し、次に、撮像ステーション210に対して文書を供給する。
文書が、画像エントリフィーダ110に搬送されたときに、当該文書は、ドロップコンベヤ100上の載せられた状態で全体的に水平に配置され、端揃えレール105に対して端部の位置が合わされる。
画像エントリフィーダ110は、個別の文書、封筒、及び封筒群を含む多数の異なる種類の文書を受け取るように動作可能である。
以下の説明において、文書群は、互いに関連するが画像エントリフィーダ110に対して順次搬送される多数の文書とは対照的に、互いに重複する2つ以上の文書の群を意味するものである。
文書群は、僅か2つの文書を含んでもよいが、実質的にそれ以上であってもよい。
具体的には、以下で更に説明するように、文書処理システムは、50、100、200の文書から成る大きな文書群を処理するように構成されてもよい。
大きな文書群の場合には、通常「スタック」と称される。
尚、説明を容易にするために、文書群は、通常「スタック」と称される大きな文書群を含む、2つ以上の文書から成る任意の群を含む。
画像エントリフィーダ110は、プレフィーダ120と、フィーダ160と、を備える。
プレフィーダ120は、フィーダ160内への進入のために文書群を準備することによって、文書群がフィーダ160に進入するとき、又は、文書群がフィーダ160によって処理されるときに詰まりが起こる可能性を下げるように構成される。
第1のプレフィーダ122は、ニップを構成する一対の対向ローラ128,138を備える。
端揃えレール105の終端における傾斜ガイドは、コンベヤ100に覆いかぶさり、第1のプレフィーダ122のニップに向かって文書を下方に向かわせる。
より詳細には、折り畳まれた後に開かれたが、皺が残っているか、平らではない文書について、当該文書の上端は、ドロップコンベヤ100の表面から間隔を空ける傾向がある。
端揃えレール105は、ドロップコンベヤ100に覆いかぶさる縁部を有し、これによって、上記文書の上端は、コンベヤ100が端揃えレール105に向かって文書を移動させるときに、端揃えレール105の縁部の下に配置されるようになる。
傾斜ガイドは、端揃えレール105と相互作用し、これによって、折り畳まれた文書の上端は、当該文書の先頭端が折り重なることなく第1のプレフィーダ122のニップに進入可能となるように、コンベヤ100に向かって下方に平らにされる。
上部ローラ128は、駆動ローラであり、下部ローラ138は、従動ローラである。
上部ローラ128は、旋回軸132で旋回シャフト周りに旋回する旋回アーム130に実装される。
付勢要素は、上部ローラ128を下部ローラ138に向かわせるように旋回シャフトを付勢する。
文書が第1のプレフィーダ122に進入したときに、ローラ及び旋回アーム130は、付勢要素の付勢に反して下部ローラ138から離れるように旋回することによって、第1のプレフィーダ122に進入する文書又は文書群を十分に収納できる広い隙間を形成する。文書又は文書群の後端が第1のプレフィーダ122から出たときに、上部ローラ128は、後続の文書又は文書群が第1のプレフィーダ122に進入するまで、従動ローラ138と係合するように旋回する。
あるいは、文書群が多数の文書を含む場合には、アクチュエータは、上部ローラ128を上方(図5から見て反時計回り)に旋回させることによって、文書群が第1のプレフィーダ122に進入したときに第1のプレフィーダ122が文書群から上部の文書を押しのける可能性が下がる。
プレフィーダの上方への駆動についての詳細は、以下で更に説明する。
本願例において、下部ローラ138は、トルク制限文書処理装置132を介して固定シャフトに連結される。
種々のトルク制限文書処理装置132が利用可能であり、本願例において、下部ローラ138は、マグネット式トルクリミッタを介してシャフトに接続される。
また、第2のプレフィーダ122は、従動する下部ローラ144に向かって付勢されることによりニップを構成する従動上部ローラ142を備える。
駆動する上部ローラ128,142は、厚い文書群を収納するように旋回可能であるが、上部ローラ142は、文書群がプレフィーダ120に進入したときにスタック内の上部文書を後方(即ち、ドロップコンベヤに向かって上流側)に押してもよい。
整頓されたスタック内の文書群を維持するために、文書群が第1のプレフィーダ122に進入する前にプレフィーダ120の上部ローラ128,142を自動的に持ち上げるようにすることが望ましい。
本願例において、第1のモータ125は、第1のプレフィーダ122の旋回アーム130に対して動作可能にリンクする。
具体的には、第1のサーボモータ125は、アーム126を(図4から見て)時計回り又は反時計回りに駆動するサーボモータである。
本願例において、接続リンク機構は、バネ等の付勢要素である。
バネは、アーム126からポスト133を通って延びるロッドまで延びており、ポスト133は、旋回アーム130から離れるように突出する(図6に示す)。
このように、制御器がサーボモータ125を作動させることによって、第1のプレフィーダ122の旋回アーム130を持ち上げるときに、サーボモータ125は、アーム126を反時計回りに回転させ、次にポスト133を引き下ろし、続いて旋回アーム130を(図4〜図5から見て)反時計回りに回転させ、これによって、旋回アーム130を上げる。
このように、第1のプレフィーダ122の上部ローラ128は、その下端が文書群の上面の近く又は上方に位置するように上がる。
第1及び第2のプレフィーダアームの両方を持ち上げるために、同一のアクチュエータが使用可能である。
しかしながら、本願例において、第2のプレフィーダ140は、別のアクチュエータによって独立して作動される。
具体的には、第2のプレフィーダ140は、サーボモータ125及び上記リンク機構と同様に構成される第2のサーボモータ及びリンク機構を備える。
しかしながら、プレフィーダのローラ128,142を持ち上げることは、相当な数の文書から成る厚い文書群である場合に主に有益である。
従って、ドロップコンベヤ100に沿って位置する厚さ検出部は、文書がドロップコンベヤ100に沿って搬送されるときに当該文書の厚さを検出する。
文書群が閾値を超えると、プレフィーダアームは、文書群がプレフィーダ120に進入する前に持ち上げられる。
本願例において、1つ以上の反射式センサは、機械の前端において端揃えレール105に実装される。
コンベヤ100の終端に隣接する(プレフィーダ120に隣接する)センサが閾値を超える厚さを検出したときに、制御器は、プレフィーダ120のローラ128,142に接続されるサーボモータに対して信号を送信する。
当該信号に応じて、サーボモータは、リンク機構を駆動して、アームを持ち上げる。
第1のプレフィーダ122及び第2のプレフィーダ140の間の第1のセンサは、文書群の先頭端を検出するように動作可能である。
例えば、第1のセンサは、一対の送信部及び受信部等のビーム遮断センサであってもよい。
第1のセンサが厚い文書群の先頭端を検出した場合に、文書群の先頭端は、第1のプレフィーダ122に進入している。
従って、サーボモータ125が停止し、アーム126を(図4〜図5から見て)時計回りに旋回させることによって、旋回アーム130のポスト133を引き寄せるバネ力が低減する。
結果として、第1のプレフィーダアームは、駆動ローラ128が文書群内の上部文書に接触するように下方に旋回する。
また、第2のサーボモータも停止することによって、第2のプレフィーダアームを同時に下げることができる。
しかしながら、文書群がプレフィーダ120に進入する前に第2のプレフィーダ140が下げられる可能性を制限するために、第2のサーボモータは、第1のサーボモータよりも後に停止される。
具体的には、第1のセンサから下流側の第2のセンサは、第2のサーボモータの停止を制御可能である。
具体的には、第2のセンサは、第2のプレフィーダ140に近接して位置可能であり、文書群の先頭端が第2のセンサによって検出されたときに、制御器は、第2のサーボモータが第2のプレフィーダアームを下げるように制御し、これによって、第2のプレフィーダ140の上部ホイールが文書群内の上部文書に接触するように下がる。
第1のプレフィーダ122及び第2のプレフィーダ140は、並行して制御されてもよいが、本願例において、第1のプレフィーダ122は、第2のプレフィーダ140とは独立して制御される。
例えば、第1のクラッチ195は、第1のプレフィーダ122の係合を制御可能である。
より詳細には、第1の駆動ベルト198は、第1のプレフィーダ122の従動ローラ128を駆動可能である。
第1のクラッチ195は、第1の駆動ベルト198を駆動モータに対して係合及び離脱するように動作可能である。
同様に、第2のクラッチ197は、第2のプレフィーダ140の係合を制御可能である。
具体的には、第2の駆動ベルト199は、第2のプレフィーダ140の従動ローラ142を駆動可能である。
第2のクラッチ197は、第2の駆動ベルト199を駆動モータに対して係合及び離脱するように動作可能である。
また、第1プレフィーダ122及び第2のプレフィーダ140の両方に対する1つの駆動モータではなく、プレフィーダ120は、駆動ローラ128,142を駆動する2つの個々の駆動モータを備えてもよい。
更に、本願例において、第1プレフィーダ122及び第2のプレフィーダ140を駆動する駆動モータは、フィーダ160も駆動可能である。
第1プレフィーダ122及び第2のプレフィーダ140及びフィーダ160を駆動するために1つの駆動モータが使用される場合に、文書処理システムは、フィーダ160を駆動モータに対して選択的に係合及び離脱する第3のクラッチを備えてもよい。
文書群の厚さ検出部155は、第1のプレフィーダ122から第2のプレフィーダ140に搬送された文書の数についての指標を提供するように構成される。
ある方法において、厚さ検出部155は、文書又は文書群の厚さを判断した後、個別の文書に対する想定厚さに基づいて文書の数を推定可能である。
しかしながら、本願例において、厚さ検出部155は、文書又は文書群の厚さを直接測定しない。
代わりに、厚さ検出部155は、送信部から送信され、受信部で受信される超音波を使用する超音波検出部である。
受信部で受信された信号に基づいて、用紙間のトランザクションの数を判断することによって、スタック内の文書の数を見積もる。
より詳細には、文書群の厚さ検出部155は、プレフィーダ120におけるトランザクションが1つの文書ではなく2つ以上の文書から成る文書群であるか否かを検出する。
供給ステーション
1つの幅広のベルトが使用可能であるが、本願例において、フィーダ160には、複数のローラ周りに実装される互いに平行なベルトが組み込まれる。
具体的には、本願例において、フィーダ160は、駆動シャフト161に実装される駆動ローラ162を備える。
また、供給ベルト165は、図4〜図5に示すように、一対の従動ローラ164a,164b周りに掛け渡される。
ローラ164a,164bは、駆動ローラ162に対して位置合わせされることによって、上部ベルト走行部及びそれに平行な下部ベルト走行部を形成可能である。
しかしながら、本願例において、ローラ164bは、駆動ローラ162及び従動ローラ164aの軸を通る線からオフセットしている。
このように、供給ベルト165の下部走行部は、図4〜図5に示すように、下方に傾斜する第1の部分と、上方に傾斜する第2の部分と、を有する。
ローラ162,164は、一対の実装ブラケットの間に回転可能に実装される。
前側実装ブラケットは、平坦なアームを備える一方、後側実装ブラケットは、フィーダ160を旋回するために取り付けられる持上アームを備える。
しかしながら、フィーダ160は、駆動シャフト161周りに上方(図5から見て時計回りに)に旋回することによって、フィーダ160内で詰まった文書を取り出すことができる。
遅延機構180は、供給ベルト165と選択的に協働することによって、文書群内の文書を分ける。
傾斜台は、第2のプレフィーダ140のニップから出る文書を案内し、供給ベルト165と遅延アセンブリ180との間のエリアに当該文書を向かわせる。
遅延機構180は、高摩擦性遅延パッド182を備える。
文書群の前進の制御
反対に、文書群の厚さ検出部155によって、第1のプレフィーダ122から第2のプレフィーダ140を走行するトランザクションが2つ以上の文書を有すると判断された場合に、文書群は、フィーダ160まで進み、フィーダ160で停止することによって、フィーダ160が文書群内の文書を分割可能となる。
より詳細には、文書群がフィーダ160で停止するまでに進む距離は、文書群の厚さに基づいて制御可能である。
プレフィーダセンサは、種々のセンサのいずれであってもよく、プレフィーダセンサの機能は、文書群の厚さ検出部155の機能と組み合わせ可能である。
しかしながら、本願例において、プレフィーダセンサは、第1のプレフィーダと第2のプレフィーダとの間に配置される赤外線送信部および受信部の形式をとる別のセンサである。
より詳細には、プレフィーダセンサは、超音波の厚さ検出部155が実装される回路基板に実装され、当該回路基板は、第1のプレフィーダ122と第2のプレフィーダ140との間に配置される。
更に、第2のプレフィーダセンサが設けられる。
第1のプレフィーダセンサは、文書群の厚さ検出部155から上流側に配置される一方、第2のプレフィーダセンサは、文書群の厚さ検出部から下流側の文書経路に沿って位置する。
プレフィーダセンサは、共に、同一種のセンサであり、文書群が第1のプレフィーダ122から出て第2のプレフィーダ140に進入したときに文書処理システムが文書群の先頭端を追跡可能となるように、用紙経路に沿って位置する。
具体的には、供給スロットは、フィーダの下方においてフィーダ160と遅延アセンブリ180との間に形成される。
傾斜台175は、第2のプレフィーダ140のニップから出る文書を案内し、供給ベルト165と遅延アセンブリ180との間のエリアに当該文書を向かわせる。
以下で更に説明するように、傾斜台175及びフィーダ160は、互いに組み合わされることによって、フィーダ160に対して凸状に傾斜又はテーパ状となる入口スロットを形成する。
このように、入口スロットの高さ(即ち、傾斜台175と供給ベルト165との間の距離)は、フィーダ160の長さの略中間で入口スロットの高さが最小になるまで、文書経路がフィーダ160の入口を通って下流側の延びるにつれて徐々に小さくなる。
文書群の代わりに、1つの文書がプレフィーダ120を介して供給される場合に、当該1つの文書は、単にプレフィーダ120を通過し、フィーダ160によって撮像ステーション210に供給される。
特に、文書群がフィーダ160の進入スロット内を進む距離は、文書群の厚さに反比例する。
例えば、100枚から成る文書群は、約0.400’’の文書群厚さを有する一方、10枚から成る文書群は、約0.040’’’’の文書群厚さを有する。入口スロットはテーパ状であるため、10枚から成る文書群は、進入スロットの上面を構成する供給ベルトに上部用紙が接触するまで供給スロット内をより遠くまで進むことができる。
反対に、100の文書から成る文書群は、文書群内の上部用紙が供給ベルトに接触する前にそれほど遠くまでスロット内を進む必要がない。
文書群の厚さを検出するために、種々のセンサ又は検出器が使用可能である。
しかしながら、本願例において、文書処理システムは、第1のプレフィーダ122の旋回アーム130の変位に基づいて文書群の厚さを判断する。
具体的には、一対の光学センサが設けられ、各センサは、発信部と、対応する受信部と、を有する。
光学センサは、第1のセンサ組が第2のセンサ組の垂直方向上方に位置する状態において、互いに並んで位置する。
光学センサは、第1のプレフィーダ122の上部の旋回アーム130に取り付けられる厚さインジケータ(表示器)135の移動を検出する。
光学センサは、厚さインジケータ135をまたぐことによって、上部の旋回アーム130が旋回して所定の厚さを有する文書群を収容するときに厚さインジケータの移動を監視する。
旋回アーム130の変位は、スタックの厚さに比例するため、旋回アーム130の変位を監視することによって、文書群のおおよその厚さを判断できる。
厚さインジケータ135は、ノッチ132によって分けられる一連の歯136を備える。
厚さインジケータ135の移動を検出するために、1つの光学センサが使用可能である。
具体的には、発信部と対応する受信部とを有する赤外線の光学センサの例において、発信部は、厚さインジケータ135の第1の側に位置する一方、受信部は、厚さインジケータ135の反対側に位置し、これによって、厚さインジケータ135は、送信部と受信部との間を通過する(即ち、光学センサは、厚さインジケータ135をまたぐ)。
センサは、歯136がセンサに位置合わせされているときにセンサが遮断されるように位置し、ノッチ137がセンサに位置合わせされているときにセンサが遮断されないように位置する。
このように、センサは、旋回アーム130が旋回して所定の厚さを有する文書群を収容するときに、遮断状態から非遮断状態への平行移動、並びに、非遮断状態から遮断状態への平行移動の数を検出し、前述のように、文書群が厚ければ厚いほど、旋回アーム130は更に旋回し文書群を収容する。
一例として、第1のプレフィーダ122に文書群がないときに上部歯136aが両光学センサを遮断した場合に、旋回アーム130は、文書群が旋回アーム130を押し上げるときに上方(反時計回り)に旋回する。
旋回アーム130が旋回するときに、下部センサは、第1のノッチ137aの上端が下部センサに位置合わせされたときの遮断状態から非遮断状態への移行を最初に検出する。
旋回アーム130が上方に旋回し続けると、上部センサは、第1の歯136aから第1のノッチ137aへの移行を検出する。
このような移行の検出は、旋回アーム130が上方に旋回しているときに2つのセンサに対して継続され、これによって、センサは、第2のノッチ137bから第3の歯136cへの移行が検出されるまで、第1のノッチ137aから第2の歯136b、そして、第2のノッチ137bへの移行を検出する。
このように、文書群の厚さは、光学センサのそれぞれによって検出される移行の数に関係する。
従って、文書処理システムは、文書群の一部が第1のプレフィーダ122内にある間、文書群の厚さを示す特性を継続的に監視するように動作可能である。
文書群を受け取る前にアームが上げられた場合にも、上述の文書群厚さを使用可能である。
具体的には、第1のプレフィーダ122の旋回アーム130が上げられたときに、厚さインジケータ135が上方に旋回し、これによって、文書群が旋回アーム130を押し上げるときに、センサが上述と同様に旋回アーム130の旋回を検出する。
アーム130が持ち上げられ、文書群がプレフィーダ120に進入した後に、サーボ125は、方向を反転させることによって、アーム126を時計回りに駆動する。
上がるアーム126は、バネを緩めることによって、プレフィーダアーム130を持ち上げる付勢力(即ち、アーム126と旋回アーム130のポスト133との間の張力)を低下させる。
それに応じて、プレフィーダアーム126は、スタックに向かって下方に旋回する。
具体的には、本願例において、付勢要素は、プレフィーダの枠体と旋回アーム130のポスト133とは反対側の端部139との間に配置される。
付勢要素は、反時計回りの回転に反してプレフィーダアーム126を付勢し、これによって、第1のプレフィーダ122の上部ローラ128を対向する下部ローラ138に向かって下方に付勢する。
旋回アーム130が放された後、センサは、フィーダ160による文書の分割の際に文書群高さが縮小するとアームが下方に旋回する場合と同様に旋回アーム130の下方旋回を検出する。
従って、文書群が旋回アーム130を押し上げているか、文書処理システムが旋回アーム130を上方に駆動した後に当該旋回アームを放しているかに関わらず、厚さインジケータ135と光学センサ(単複問わず)とから成る厚さ検出部は、第1のプレフィーダ122における文書群厚さを継続的に検出及び監視可能である。
文書群の高さが縮小すると、サーボモータ125は、アーム126を上げることによって、旋回アーム130を持ち上げる付勢力を低下させる。
このように、文書が文書群から供給されると、文書処理システムは、アーム126の変位を制御することによって、文書群の頂部から離れるように上部ローラ128を持ち上げる張力と、文書群の頂部に向かって上部ローラ128を引き下ろす張力とのバランスをとり、文書群に対する上部ローラ128の力を略一定の割合に維持する。
例えば、文書処理システムは、フィーダ160に隣接する文書経路に沿って位置合わせされる一連のセンサ190a,190b,190c,190d,190e,190fを備えてもよい。
文書群がフィーダ160に向かってフィーダ160内を進むときに、文書群の先頭端は、センサ190a〜190fを連続的に遮断する。例えば、文書群がフィーダ160に向かって進むときに、文書群の先頭端は、最初にセンサ190aを遮断する。
文書群が更に進む場合には、文書群の先頭端は、センサ190bを遮断する。
これは、文書群がフィーダ160において停止することによって、文書群の分割を行うまで継続される。
文書群がフィーダ160に向かって進んだ距離は、文書群に対して判断された厚さと相関する。
例えば、文書群が100の文書から成る文書群と同様の厚さを有すると文書処理システムが判断した場合には、文書群がフィーダ160において停止する箇所において文書群の先頭端がフィーダセンサ190aを覆うまで、文書群が前進可能である。
文書処理システムが50の文書から成る文書群と同様の厚さ等の小さい厚さを有する文書群を検出した場合には、例えば、文書群がフィーダ160において文書群分割のために停止する箇所において文書群の先頭端がセンサ190cを覆うまで、文書群がフィーダ160内を更に前進可能である。
更に、フィーダ160によって文書群の分割が開始された後、文書群の高さが縮小する。検出された文書群の厚さが閾値を下回るまで縮小すると、文書群は、フィーダ160内を更に前進可能である。
例えば、上述の例について説明すると、100の文書から成る文書群が50の文書まで縮小すると、文書群は、その先頭端がセンサ190cを覆うまで前進可能である。
尚、その他の要因も文書群のプレフィーダを介した前進に影響を与えうる。
例えば、文書処理システムは、第1の文書群の後端、並びに、それに続く文書群の先頭端を追跡する。
連続する文書群の間の適切な隙間を確保するために、文書群の前進は、ある文書群とそれに先行する文書群との間に検出された隙間にも依存してもよい。
例えば、撮像ステーション210は、フィーダ160から下流側であるが、撮像ステーション210を介した文書の移送を制御するために文書と係合するクラッシャローラ220の上流側に位置するフィーダ出口センサ215を備える。
フィーダ出口センサ215は、文書の先頭端及び/又は後端を検出するように動作可能な種々の任意のセンサであってもよい。
本願例において、画像エントリセンサ215は、送信部/受信部付き赤外線センサである。
トランザクションが文書群である場合に、文書処理システムは、文書群厚さの測定値の評価を行う。そして、文書群は、その先頭端がフィーダ160に対して適切な位置に位置するまで進む。
具体的には、文書群の先頭端は、フィーダ進入スロット内を進む。
文書群がフィーダ進入スロット内を進む距離は、文書群厚さにある程度基づいて判断してもよい。
文書群の先頭端が、フィーダ160における所望の位置まで進むと、プレフィーダ120の一方又は両方が、離脱する。
上述のように、各プレフィーダ120は、個々のクラッチ185,197によって制御され、これによって、これらのプレフィーダ120の係合及び離脱を独立して行うことができる。
しかしながら、第2のプレフィーダ140は、文書群内の上部文書をフィーダ160に向かわせるように作動状態に維持されてもよい。
フィーダ160は、下流側文書が前進し続ける限り、文書群から文書を順次供給し続ける。
フィーダ160は、下流側文書が前進し続ける限り、文書群から文書を順次供給し続ける。
文書群内の上部文書の先頭端とそれに先行する文書の後端との間の隙間が不十分である場合には、フィーダ160が文書群から更に文書を供給しないように駆動モータを停止可能である。
先行する文書片が十分に進むと、モータが再始動されるが、フィーダ160のみが作動され、両プレフィーダは、離脱されたままである。
第2のプレフィーダ140は、第3のフィーダセンサ190cが文書群の先頭端によって覆われなくなると再度係合する。
また、フィーダ160が、第1のフィーダセンサ190aを覆っていない、十分な数の文書を文書群から供給すると、第1のクラッチは、再度作動されることによって、第1のプレフィーダ122に再度係合し、これによって、両プレフィーダは、上述のようにフィーダ160に向かって文書群を送る。
このような処理は、次の文書群が前進する時点であり、フィーダ160が文書群内の全ての文書を供給するまで繰り返し続行される。
この際、文書は、クラッシャローラ220によって引っ張られて、画像エントリフィーダ110によって制御されなくなる。
上記センサは、また、文書の厚さプロファイルを検出するように動作可能である。そして、厚さプロファイルは、文書に関する特性を判断するために評価可能である。
例えば、超音波センサ155によって検出される2つの文書に対するプロファイルは、封筒に対するプロファイルと同様である。
しかしながら、封筒に対する厚さプロファイルは、封筒の継ぎ目に起因する封筒の長さに亘る厚さ変化のため、封筒を2枚の用紙と区別する特性を有する。
ドロップコンベヤ100は、画像エントリフィーダ110に対して1つ以上の文書を搬送することによって、文書(単複問わず)を撮像ステーション210に対して供給する。
当該文書に折り目がついているか、当該文書が下降移送部100から突き出ている場合には、進入ガイド115は、第1のプレフィーダ122に向かって文書を逸らす。
文書は、駆動ローラ128と従動ローラ130との間のニップに進入する。
文書がニップに進入したときに、駆動ローラ又は上部ローラ128は、下部従動ローラ130から離れるように変位することによって、文書の間隙を形成する。
厚さ検出器は、文書が第1のプレフィーダ122のニップに進入した際に上部ローラ128が離れるように移動する場合に、旋回アーム130の変位を検出する。
あるいは、厚さ検出器ではなく、厚い文書群を示す、超音波検出器155からの信号を使用可能である。
厚さ検出器又は超音波検出器155からの信号は、中央制御器とやり取りされ、検出された厚さが所定の閾値を超える場合に、文書群は、厚い文書群と見なされ、ドロップコンベヤ100は、厚い文書群が画像エントリフィーダ110によって撮像ステーション210に対して供給されるまで停止する。
具体的には、文書処理システムは、第2のプレフィーダ140からフィーダ160までの文書(単複問わず)の供給が完了するまで、第1のプレフィーダ122内で文書を前進させない。
例えば、フィーダ160が撮像ステーション210に対して5つの文書から成る文書群を供給する場合に、文書群内の文書がその他の文書と混同されることなく文書群のグループを維持することが望ましい。
従って、フィーダ160が文書群内の文書の分割の仕上げを行っている間は、更なる文書の第2のプレフィーダ140内への前進が行われない。
文書群内の最後の文書が第2のプレフィーダ140を通過すると、文書処理システムは、文書移送部に信号を送信し、ドロップフィーダ100からプレフィーダ120に次の文書又は文書群を進ませる。
具体的には、1つの文書が超音波厚さ検出器155を通過したときに、検出部は、トランザクションが1つの文書又は文書群であるかを判断する。
超音波厚さ検出器155によってトランザクションが1つの文書であると判断された場合に、当該文書は、停止することなく第2のプレフィーダローラを通過し続ける。
トランザクションが文書群であることを示す文書処理システムからの信号に応じて、ブレーキに通電可能である。
具体的には、トランザクションが文書群であると判断されると、文書群の先頭端がプレフィーダセンサによって検出された後、所定時間遅れてブレーキに通電可能である。
しかしながら、トランザクションが1つの文書であるか複数の文書であるかに関わらず、各トランザクションに対してブレーキに通電することが好ましい。
言い換えると、ブレーキのタイミングは、システムによってトランザクションが文書群であると判断されるタイミングからは測定されない。
実際には、通常の動作において、プレフィーダセンサは、文書処理システムが超音波検出器155からの信号に応じてトランザクションが文書群であるか否かを判断する前にトランザクションの先頭端を検出可能である。
それにもかかわらず、一度判断がなされると、ブレーキ作動のタイミングは、先頭端がプレフィーダセンサを通過したタイミングから測定される。
下部ローラにブレーキをかけ、文書群を前方に送るために上部ローラを駆動し続けることによって、文書群内の上部文書は、下部文書に対して前方にずれる。
このように、上部ローラは、底部文書に対して文書群内の文書を前方にずらすため、文書群内の底部文書に至るまで、上部文書の先頭端が文書群内の第2の文書の先頭端に覆いかぶさり、当該第2の文書の先頭端が文書群内の第3の文書の先頭端に覆いかぶさる等、文書群を屋根板状にする。
上部文書(単複問わず)を前方にずらすことによって、上部文書がその下の文書の後方に配置される文書群に比べて、文書群の分割を容易に向上する。
このように、フィーダは、文書群内の残りの文書から先頭文書を分けることによって、文書を分割する。
文書の先頭端がフィーダ160に残っているときに、フィーダ出口センサ215は、文書の先頭端を検出する。
それに応じて、プレフィーダクラッチ197は、プレフィーダ駆動ベルト198,199を介して上部プレフィーダローラに伝達される駆動力を解放可能である。
上部プレフィーダローラを離脱させることによって、遅延部が文書を押しとどめている間フィーダ160に向かって文書群を前方に送ることにより起こり得る、ローラへの文書のはまり込みを軽減する。
クラッシャローラ220は、文書を正方向に引っ張られ、フィーダ160と文書との間の摩擦力よりも大きな摩擦制御を文書に対して行う。
従って、フィーダ160は、文書を前進させ続けるために文書を前方に送る必要がない。
これによって、厚さ検出器(又はフィーダ出口センサ215と同様の別のセンサ検出器)等の、クラッシャローラ220から下流側のセンサによって文書の先頭端が検出されると、文書は、クラッシャローラ220によって引っ張られ、クラッシャローラ220によって制御されることが知られている。
従って、第1の文書の供給が完了する前に文書群内の第2の文書をフィーダ160が供給する(通常、「二重供給」と称する)可能性を下げるために、制御器は、駆動モータを停止することによって、フィーダ160を停止してもよい。
フィーダが停止しているにもかかわらず、クラッシャローラ210は、それが文書を前方に送るのに十分な摩擦力で文書を引っ張り、当該文書をフィーダから引き出す。
一方向オーバーランニングクラッチによって、クラッシャローラ220による文書の引き出し中にフィーダモータが停止している間、ベルトローラの回転が可能となる。
フィーダ出口センサ215が文書の後端を検出すると、制御器は、駆動モータ190を作動し、フィーダ160を再始動することによって、文書群内の次の文書を前の文書が供給された方法と同一の方法で供給する。
また、クラッチ197は、プレフィーダ駆動ベルト198,199がモータ190と再度接続されるように作動し、これによって、プレフィーダ122,140の上部ローラは、文書群をフィーダ160に向かわせる。
撮像ステーション
画像エントリフィーダ110は、文書を押し下げるが、当該文書を平らにしているわけではなく、ほとんどの場合、単にフィーダの基板に対して文書の端部を平らに保持しているだけである。
反対に、クラッシャは、折り目のついた文書を平らにしようとする。
複数のエラストマーグリップリング224は、ローラ222の周囲に形成され、互いに間隔を空けて配置される。
好ましくは、第1のグリップリングは、画像エントリフィーダ110に最も近いローラ224の端部に位置し、第2のグリップリングは、ローラ上に数インチ離れて位置する。
より詳細には、第2のグリップリングは、内側に画像エントリフィーダ110の幅未満の間隔を空けて配置されることが好ましい。
また、第3のグリップリングは、ローラの対向する端部に隣接して位置することが好ましい。
第1及び第2のグリップリング224は、画像エントリフィーダ110から撮像部230に用紙を送るニップを形成する。
第3のグリップリングは、用紙経路上に位置しない(即ち、第3のグリップリングは、文書と係合しない)。
代わりに、第3のグリップリングは、一定の隙間を空けてローラを平行に維持するためのスペースを形成する。
このように、グリップリング224は、三つ折り文書の端揃えされた3分の1の部分と係合する。
それと同時に、文書の残りの部分は、クラッシャローラの幅に亘って摺動可能であり、これは、用紙経路におけるクラッシャローラ220の残りの幅の部分がアルミニウムであるからである。
このように、クラッシャローラ220は、文書がはまり込むことなく文書を平らにする。
上述のように、フィーダ160は、クラッシャローラ220に対して文書を供給する。
カバー214は、用紙経路を覆う。
カバー214は、フィーダ160が隙間を介して文書をカバー214の下に引っ張ることによって当該文書をクラッシャローラ220に対して供給するように、機械の基板から間隔を空けて配置される。
上述のように、文書は、フィーダ160がクラッシャローラ220に向かって文書を送るときに水平状態にある。
具体的には、クラッシャスロット212は、カバー214を通って延びることによって、文書をクラッシャローラ220のニップに向かわせる。
クラッシャスロット212は、カバー214と用紙経路の基板との間の隙間内に延びる。
このように、クラッシャスロット212は、フィーダ160から直ぐ下流側に配置される。
文書をクラッシャスロット212内に降ろすことができ、クラッシャスロット212内の傾斜台は、文書が略水平向きに引っ張られるように文書の先頭端をクラッシャローラ220のニップ内に向かわせ、これによって、当該文書の撮像部230による処理、並びに、仕分けステーション240による文書の仕分けが可能となる。
フィーダ出口センサ215及びクラッシャローラ220を通過後、文書の長さに沿って複数箇所において文書を測定する厚さ検出部を文書が通過する。
好ましくは、撮像部230は、文書の両側をスキャンする一対のスキャナを備える。
具体的には、撮像部230は、下部スキャナが位置する下板と、上部スキャナが位置する上板と、を備えることが好ましい。
下部スキャナは、文書の底面をスキャンし、上部スキャナは、文書の上面をスキャンする。
図4に示すように、撮像部のスキャナ230の上板は、下板から離れるように上方に旋回可能であり、これによって、撮像ステーション210に詰まりが発生した場合に撮像ステーション210の内部にアクセス可能となることが好ましい。
より詳細には、撮像部230のスキャナは、スキャン要素として動作するフォトダイオードアレイとLED光源とから成る密着イメージセンサ(CIS)モジュールであることが好ましい。
撮像アセンブリ300は、撮像ステーション210の撮像部230内に組み込まれてもよい。
ハウジング310は、側壁315を有する細長の通路と同様の形状を有する。
尚、図12は、通路の長さに沿った断面図である。
ハウジング310の基部における中央スロットは、撮像センサ320が位置するソケットを構成する。
尚、撮像センサ320は、当該センサ320が用紙経路の幅に沿って画像データを取得可能となるように、通路の長さに沿って延びる一連の要素を備える。
例えば、LEDアレイ325は、傾斜肩部に実装されることによって、文書が撮像アセンブリ300上で搬送されるときに文書を照らす。
レンズ330は、撮像センサ320の上方に位置してもよい。
例えば、本願例において、集束ロッドレンズアレイが設けられる。
撮像センサ320は、密着イメージセンサのPCB回路と電気通信する。
本願例において、ガラス350は、平板を構成する全体的に平面状の要素である。
光源要素325は、ガラス350の表面に対して斜めに配置される一方、撮像センサ320は、ガラスカバー350に対して略鉛直である。
キャップ360は、互いに間隔を空けて配置される2つの脚部362から成る細長の通路を備える。
脚部362は、ハウジング310の幅に対応する距離だけの間隔を空けて配置され、これによって、キャップ360は、ハウジング310上にクリップ留めされることによって、ハウジング310に対するキャップ360の位置及び向きを固定し、次に、撮像センサ320に対するキャップ360の位置が固定される。
キャップ360の上面の厚さを貫通するスロット366によって、撮像センサ320がスキャン対象の文書の画像データを取得可能とする開口部が形成される。
図12において右から左に延びる矢印で示すように、当該矢印は、文書が撮像アセンブリ300の上方を通過するときの文書の走行方向を示す。
テーパ面又はテーパ台368は、文書が撮像アセンブリ300の上方を通過するときに、キャップ360の上面364上で文書を案内する。
また、キャップ360におけるスロット366の後端は、先頭端がスロット366に架かるときに用紙経路に沿って文書を移動させる。
より詳細には、テーパ縁部372は、先頭端がスロット366内に下方に屈曲し、スロット内364に潜在的にはまり込むことを防止する。
しかしながら、キャップ360の上面がガラスから間隔を空けて配置され、埃がガラス350上に積もようになる。
キャップ360の上面が焦点面であり、当該上面がガラスから隙間を空けて配置されるため、埃は、撮像センサ320の深度の外側に存在することになる。
従って、たとえ、画質にダクトによる何らかの影響があったとしても、このような影響は低減される。
画像は、システムコンピュータとやり取りされ、画像データは、文書に対応するデータファイルに記憶される。
具体的には、MICRマークは、磁化可能なインクで印刷される。
MICR検出部は、文書を磁界にさらす磁石を備える。
MICR検出部は、また、MICR特性を示す磁気揺動について文書をスキャンするMICR読取部を備える。
当該文書処理装置がMICRラインの存在を検出した場合に、MICR検出部は、MICRラインの読み取りを試みる。
そして、MICR情報を示すデータは、システムコンピュータとやり取りされ、システムコンピュータは、文書に対応するデータファイルにMICRデータを記憶する。
撮像移送部
好ましくは、図4に示すように、撮像移送部は、2つの部分から構成され、上半分は、下半分から離れるように旋回可能であり、これによって、撮像移送部における用紙の詰まりの取り出し、若しくは、内部要素上での作業を行うために移送経路にアクセス可能となる。
代わりに、撮像移送部は、上方に向きを変え、台座エリア15に向かって後方に曲がることが好ましい。
撮像ステーション210と仕分けステーション240との間において、任意の折り目軽減ステーション及びプリンタが移送経路に沿って配置されてもよい。
折り目軽減ステーションは、文書が移送経路に沿って向きを変えるときに文書が上方を通過する尖った端部を有するガイドである。
これが設けられている場合には、プリンタは、文書が仕分けステーション240に搬送されるときに文書上にマークを印刷可能となるように移送経路に沿って配置される。
プリンタは、撮像移送部においてカバーの後ろに配置される。
より詳細には、第1のプリンタは、上部においてプレートの後ろに配置されることが好ましく、第2のプリンタは、下部においてプレートの後ろに配置されることが好ましい。
コンピュータからの信号に応じて、プリンタ(単複問わず)は、各文書にオーディットトレールデータを印刷する。
文書に印刷されたオーディットトレール情報は、例えば各文書の種類、文書のバッチ番号、文書番号、文書がメンバーであるトランザクションの番号、及び文書が処理されたデータ等の文書特定のデータを含む。
文書スタック内に後で特定の文書を置くために、オーディットトレール情報が使用可能である。
仕分けステーション
仕分けステーション240は、文書を適切なビン245に向かわせるように動作可能な複数のゲートを備える。
このような仕分けは、多数の基準に基づいて行ってもよい。
例えば、文書は、画像データから判断される情報に従って仕分け可能である。
文書が出力ビン245の1つの中に移動したときに、ゲートは、上方を向く全体的に垂直な方向から、回転軸250に実装される一連の出力ローラ252上の全体的に水平な経路に文書の向きを変える。
文書は、出力ビン245に向かって全体的に下方に向けられる。
このように、文書は、出力ローラ252上で曲がる。
このように、文書の先頭端は、出力ビン245の底部、若しくは、出力ビン245内のその他の文書に接触するときに、頻繁に下にはまり込む。
文書が下にはまり込むときに、文書が折れ曲がり、多くの場合に文書が逸れることで、当該文書が出力ビン245内でコンパクトに整ったスタックとなることが妨げられる。
具体的には、複数の支持フィンガ260は、出力ビン245の幅に亘って互いに間隔を空けて配置される。
ガイドフィンガ260は、文書の先頭端を出力ビン245に向かって比較的浅い角度で下方に案内することによって、当該先頭端が下にはまり込むことを防止する案内台を形成する。
各支持フィンガ260の遠位端は、出力ビン245の基部に形成されるガイドスロット270内に下方に延びる。
本願例において、支持フィンガ260の遠位端は、出力ビン245の基部に対して斜角を成すことによって、文書が下にはまり込むことを防止する。
具体的には、支持フィンガ260の近位端は、互いに間隔を空けて配置されることによって、文書が排出される開口部を形成する。
支持フィンガ260は、文書の下面を支持することによって、文書が下にはまり込むことを防止する一方、押下フィンガ280は、文書の上面に押し付けられることによって、文書の巻き上がりを防止する。
押下フィンガ280の遠位端は、出力ビン245が空のときには支持フィンガ260に寄り掛かり、出力ビン245内に文書があるときには上部文書に寄り掛かる。
また、各押下フィンガ280の上端又は近位端は、排出ローラ252に隣接する支持ロッドに対して旋回可能に接続される。
このように、ビン245内の文書の山が大きくなると、押下フィンガ280の遠位端は、押し上げられ、スタックによって支持される。
具体的には、前述のように、押下フィンガ280の近位端は、ビン245に対する排出スロットに隣接する支持部から垂れ下がる。
支持フィンガ260と押下フィンガ280との間に隙間が形成される。
隙間を維持して出力ビン245に排出される文書を収容するために、支持フィンガ260の近位端は、更なる文書が出力ビン245に対して仕分けされるときに、押下フィンガ280の近位端から離れるように下方に移動する。
水平ロッドは、支持フィンガ260を押し下げる文書の重さに応じて垂直に変位可能である。
より詳細には、1つ以上の付勢要素は、水平支持ロッドを上方に付勢可能である。
文書が出力ビン245内に排出されるときに、文書の重さによって、支持フィンガ26が押し下げられ、次に、付勢要素の付勢に反して支持ロッドが下方に変位する。
また、各フィンガは、上方に付勢されることによって、上向きの力をもたらし、当該力は、文書スタックの重さの増加に応じた支持フィンガ260の下方への移動が可能である間、支持フィンガ260を支持する。
具体的には、文書が出力ビン245において積み重なるときに、支持フィンガ260は、押下フィンガ280に対する出力ビン245内の上部文書の位置が出力ビン245における文書の積み重ね時に比較的一定に保たれるように下方に移動する。
ワークステーション400は、上述の画像エントリアセンブリ120と実質的に同様な画像エントリアセンブリ420を更に備える。
ワークステーション400は、上述の撮像ステーション210及び仕分けステーション240と、実質的に同様な撮像ステーション430及び仕分けステーション440を更に備える。
水平ドロップコンベヤ410は、2つの垂直支持部450,460の間に架かる。
旋回アウトリガ470は、一対のローラ又はホイールを備える。
図14において、旋回アウトリガ470の格納位置を示す。
図13において、旋回アウトリガ470は、展開位置に向かって上方に旋回している。
一連のラッチ要素は、図13に示すワークステーション400の展開位置において垂直支持部を離脱可能に係止する。
また、旋回アウトリガ470は、図13に示す展開位置において旋回アウトリガ470を係止する一対の係止ピンを備える。
この位置において、旋回アウトリガ470は、ワークステーション400の収容時にワークステーション400の前端を支持する。
例えば、旋回アウトリガ470は、バンの荷台等の、移送用車両の床に係合可能である。
そして、第1の垂直支持部450及び第2の垂直支持部460は、係止解除可能であり、ワークステーション400の収容時に折り畳まれる。
第1の垂直支持部450及び第2の垂直支持部460は、水平枠体500から下流側に延びる。
また、旋回アウトリガ470は、水平枠体500に対して旋回可能に接続される。
アームの上端は、文書処理装置400の上部枠体500に回転可能に接続される。
枠体610の下端に接続される軸は、アームの下端の間に架かる。
一対のローラ又はホイール616は、軸に回転可能に実装される。
係止ヨークは、係止開口部512を有し、互いに間隔を空けて配置される一対の係止ブロックを備える。
係止ブロックは、アウトリガ枠体610のアームの間の距離に対応する距離分の間隔を空けて配置される。
このように、旋回アウトリガ470が展開位置に上方に旋回するときに、アウトリガ枠体610のアームは、係止ヨーク510の実装ブロックをまたぐ。
アウトリガ枠体610は、係止穴内に実装される一対の係止ピン614を備える。
水平枠体500に固定される止め棒514は、旋回アウトリガ470を展開位置に位置させるための止め部を構成する。
具体的に、アウトリガ枠体610のアームが止め棒514を接触するまで旋回アウトリガ470が上方(図14から見て時計回り)に旋回するときに、アウトリガアームの係止穴は、係止ヨーク510における係止穴512に位置合わせされる。
アウトリガ枠体610及び係止ヨーク510における位置合わせされた穴に係止ピン614を挿入することによって、旋回アウトリガ470が展開位置で係止される。
しかしながら、本願例において、旋回アウトリガが展開されたときに、旋回アウトリガ470は、水平枠体500に対して角度をなす。
より詳細には、旋回アウトリガ470のホイール616は、水平枠体500の下端の下方で延びる。
第1の垂直支持部は、外側支持部626の内側ではめ込まれる一対の内側脚部628を有する第1の柱620を備える。
本願例において、クーパーギアは、外側支持部626に対して内側脚部628を駆動することによって、第1の柱620の長さを伸縮させる。
第1の柱620の頂部に実装されるギアボックス630は、第1の柱を伸ばすために協働ギアを駆動する。
具体的には、駆動軸632は、ギアボックス630と協働する。
駆動軸632の回転によってギアボックス630内のギアを駆動し、これによって、第1の柱の伸縮を行う。
このように、第1の柱の長さは、ワークステーション400の高さを昇降するように伸縮可能である。
図15〜図16に示すように、本願例において、第1の垂直支持部450は、図15に示す伸長位置と図16に示す折畳み位置との間を旋回可能である。
第1の垂直支持部450は、(図15から見て)反時計回りに旋回することによって折り畳まれる。
具体的には、傾斜ブラケット634は、柱620の(図15から見て)反時計回り方向の旋回を防止する。
しかしながら、傾斜ブラケット634は、第1の垂直支持部450の変位が可能となるように折り畳み可能である。
具体的には、傾斜ブラケット634は、傾斜ブラケットを折り畳み可能とすることによって第1の垂直支持部を折り畳み可能とする2つのヒンジ要素を備える。
係止要素は、傾斜ブラケットの折り畳みを防止する。
例えば、図15に示すように、係止ピン636は、傾斜ブラケットのヒンジ部に亘って延びることによって、ヒンジ部の相対回転を防止可能である。
あるいは、バネ懸架式ラッチ要素がヒンジ要素に架かることによって、支持ブラケット634の折り畳みを防止する。
折畳み位置において、第1の垂直支持部450は、水平枠体500に対して全体的に水平となるように上げられる。
特に、ホイール624は、折畳み位置においてホイールの下端が第1の垂直支持部450の側面の下方で延びるのに十分に大きい直径を有してもよい。
このように、下部ホイール624は、水平枠体500の中間点に沿った転動体を構成する。
より詳細には、伸長摺動部520は、水平枠体500の協働水平レールと共に伸縮する水平レールを有する。
このように、伸長摺動部520は、枠体を拡げるように水平に引き出すことができる。
その他の水平要素の対向面等の、ワークステーション400のワーク面は、その面を拡げるように伸長摺動部520に配置されてもよい。
第2の垂直部460は、上述の第1の垂直柱450と同様に構成される。
具体的には、第2の垂直部460は、外側支持部646と一対のはめ込み式内側脚部648とを有する第2の柱640を備えることによって、上部枠体500の高さを昇降するように第2の垂直部460の長さが伸縮する。
また、第2の垂直支持部460は、その下端に接続される軸642と、当該軸642に回転可能に実装される一対のローラ又はホイール644と、を備える。
第2の垂直支持部460の上端に接続されるギアボックス650は、外側支持部646に対して内側脚部648を駆動することによって垂直支持部を伸縮させるように動作可能である。
第1の垂直支持部450と同様に、第2の垂直支持部460は、ギアボックスと協働することによってはめ込み式脚部を伸縮させる駆動軸652を備える。
図18に示すように、クランクアーム653は、駆動軸652に対して着脱可能に接続される。
クランクアーム653は、駆動軸652を回転させることによってワークステーション400の高さを昇降するように手動で動作可能である。
本願例において、係止ブラケットは、垂直支持部が折畳み位置に旋回することを防止する。
係止ブラケットの係止を解除することによって、第2の垂直支持部460は、上方に旋回することによって、脚部を折り畳む。
本願例において、第2の垂直支持部は、(図18から見て)反時計回りに旋回することによって第2の垂直支持部460を折り畳む。
第2の垂直脚部460が折り畳まれた後、第2の垂直支持部460の底部におけるホイール644は、第2の垂直支持部の水平面、並びに、上部枠体500の下方において突出する。
このように、ホイール644によって、ワークステーション400が折り畳まれたときのワークステーション400の右端における回転支持部を構成する。
更に、図21に示すように、第2の垂直支持部460の上端が上部枠体に取り付けられる支持ブラケットに対して旋回可能に接続される。
より詳細には、実装ブラケットは、上部枠体500の通路内部で摺動可能である。
このように、第2の垂直支持部460が折り畳まれた後、第2の垂直支持部460は、上部枠体500の長さに沿って平行移動することによって、折畳み状態のワークステーション400の全長を縮小可能である。
例えば、ワークステーション400は、以下のように収容可能である。
ワークステーション400は、全体的に平坦な荷台又は床を有する車両の開口部まで転動可能である。
アウトリガ470は、図15に示すように、展開位置に向かって上方に旋回し、展開位置で係止される。
そして、ワークステーション400は、車両の床においてアウトリガホイールを転動させることによって、車両の床に部分的に積み込まれる。
そして、傾斜ブラケット634が折り畳まれることによって、第1の垂直支持部450が上方に旋回可能となる。
第1の垂直支持部450の固定が解除された後、車両の床においてアウトリガホイールを更に転動させ続けることによって車両内に更にワークステーション400を積み込み可能となる。
ワークステーション400が車両内に更に積み込まれたときに、第1の垂直支持部450は、車両の後端に接触することによって、上方に旋回するように押し付けられる。
第1の垂直支持部450が全体的に水平な向きに旋回されると、第2の垂直支持部460の底部におけるホイールがワークステーション400に対する転動支持部を構成し、これによって、部分的に折り畳まれたワークステーション400は、アウトリガホイール及び折り畳まれた第1の垂直支持部450のホイールによって支持される。
そして、更に、部分的に折り畳まれたワークステーション400は、その前端においては、アウトリガホイールによって車両支持部上で転動可能であり、その中間点においては、ホイールによって第1の垂直支持部450上で支持可能である。
ワークステーション400は、第2の垂直支持部460が車両に至るまで、車両に更に積み込まれる。
第2の垂直支持部460に対する係止ブラケットの係止を解除することによって、第2の垂直支持部460は、折畳み位置に向かって上方に旋回可能である。
具体的には、第2の垂直支持部460の係止が解除された後、第2の垂直支持部460は、ワークステーション400を車両に対して更に押し付けることによって折り畳み可能であり、これによって、ワークステーション400を車両に積み込むときに、車両の端部が第2の垂直支持部460に対して押し付けられることによって、第2の垂直支持部460を上方に旋回させる。
そして、必要に応じて、第2の垂直脚部460は、折り畳まれた文書処理装置400の全長を縮小するように平行移動可能である。
従って、本発明は、ここにおいて述べる特定の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲において述べるような発明の範囲及び精神内の全ての変更及び修正を含むものである。
Claims (59)
- 文書を処理するための文書処理装置において、
複数の文書から成る文書群を受け取り、前記文書を分けてから前記文書を離れるように順次供給するように動作可能であり、進入隙間を有するフィーダと、
前記文書群内の文書の数が所定の閾値を超えているか否かを示す、前記文書群内の文書の特性を検出するセンサと、
前記文書群の検出特性に応じて前記文書群が前記フィーダ内を前進する距離を制御する駆動機構と、を備える、文書処理装置。 - 前記文書をスキャンすることによって、前記文書の画像データを取得するスキャナを更に備え、
前記フィーダは、前記スキャナに対して前記文書を供給する、請求項1に記載の文書処理装置。 - 前記文書群を前記駆動機構に搬送する、全体的に水平なコンベヤを更に備える、請求項2に記載の文書処理装置。
- 前記水平なコンベヤは、そこに降ろされる前記文書群を受け取り、前記文書群を前記駆動機構に向かって前進させるように構成される、請求項3に記載の文書処理装置。
- 前記フィーダに隣接する遅延部を更に備え、
前記進入隙間は、前記フィーダと前記遅延部との間に形成される、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の文書処理装置。 - 前記フィーダは、前記文書と係合する係合面を有し、
前記係合面は、摩擦係数を有し、
前記遅延部は、前記係合面の摩擦係数よりも低い摩擦係数を有する、請求項5に記載の文書処理装置。 - 前記特性は、前記文書群の厚さである、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の文書処理装置。
- 前記駆動機構は、前記文書群の厚さに反比例する距離だけ、前記文書群を前記進入隙間内で前進させる、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の文書処理装置。
- 前記駆動機構は、前記フィーダが前記文書群から前記文書を供給することによって前記文書群の厚さが低下したときに、前記文書群を前記進入隙間内で更に前進させる、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の文書処理装置。
- 文書を処理するための文書処理装置において、
複数の文書から成る文書群を受け取り、前記文書を分けてから前記文書を離れるように順次供給するように動作可能であるフィーダと、
前記フィーダに隣接して配置され、前記文書群を受け取る第1のニップを構成する第1及び第2のローラを備えるプレシンギュレータであって、前記第1のローラは、前記第2のローラから離れるように変位することによって、前記第1及び第2のローラの間の高さを有する隙間を形成するプレシンギュレータと、
前記トランザクション内の文書の数が所定の閾値を超えているか否かを示す、前記トランザクションの特性を検出するセンサと、
前記2つのプレフィーダの動作を独立して制御する制御器と、を備え、
前記制御器は、前記第1のローラの位置を制御することによって、前記第1の隙間の高さを制御する、文書処理装置。 - 前記文書をスキャンすることによって、前記文書の画像データを取得するスキャナを更に備え、
前記フィーダは、前記スキャナに対して前記文書を供給する、請求項10に記載の文書処理装置。 - 前記文書群を前記プレシンギュレータに搬送する、全体的に水平なコンベヤを更に備える、請求項10又は請求項11に記載の文書処理装置。
- 前記水平コンベヤは、そこに降ろされる前記文書群を受け取り、前記文書群を前記プレシンギュレータに向かって前進させるように構成される、請求項12に記載の文書処理装置。
- 前記プレシンギュレータは、前記文書群を受け取る第2のニップを構成する第3及び第4のローラを有する第2のローラ組を備え、
前記第3のローラは、前記第4のローラから離れるように変位することによって、前記第2のローラ組の間の高さを有する隙間を形成し、
前記制御器は、前記第3のローラの位置を制御することによって、前記第1の隙間の制御とは独立して前記第2の隙間を制御する、請求項10乃至請求項13のいずれか一項に記載の文書処理装置。 - 前記第2のローラから離れるように前記第1のローラを付勢する第1の付勢要素と、
前記第2のローラに向かって前記第1のローラを付勢する第2の付勢要素と、を更に備え、
前記制御器は、前記第1の付勢要素の付勢力を制御することによって前記第1の隙間を制御する、請求項10乃至請求項14のいずれか一項に記載の文書処理装置。 - 前記第1のローラは、前記第1及び第2のローラの間において前記文書群に対して供給圧を付与し、
前記供給圧は、前記文書が前記フィーダによって前記文書群から供給されるときには略一定である、請求項10乃至請求項15のいずれか一項に記載の文書処理装置。 - 前記制御器は、前記第1の付勢要素の付勢力を制御することによって前記供給圧を制御する、請求項16に記載の文書処理装置。
- 文書を処理するための文書処理装置において、
文書を仕分けするソーター、並びに、前記文書をスキャンすることによって画像データを取得するスキャナのいずれか一方と、
前記ソーター又は前記スキャナによる前記文書の処理を制御する制御器と、
複数のセンサを有するセンサアレイと、を備え、
前記センサは、互いに間隔を空けて配置され、操作者によって前記アレイのセンサの1つ以上の上方で前記文書を変位可能とするように位置し、
前記制御器は、前記文書が上方を通過した前記1つ以上のセンサを示す信号、並びに、前記文書が前記1つ以上のセンサ上を通過した順番を示す信号を前記センサアレイから受信し、
前記センサ上を前記文書が第1の方向から通過することによって、前記文書を第1の文書種類として識別し、前記センサ上を前記文書が第2の方向から通過することによって、前記文書を第2の文書種類として識別し、
前記制御器は、前記センサアレイを用いて識別された前記文書種類に基づいて前記文書を電子的にタグ付けする、文書処理装置。 - 前記制御器は、前記センサアレイを用いて識別された前記文書種類に基づいて前記文書の処理を制御する、請求項18に記載の文書処理装置。
- スキャナを更に備え、
前記制御器は、前記スキャナアレイを用いて識別された前記文書種類に基づいて前記文書のスキャンを制御する、請求項18又は請求項19に記載の文書処理装置。 - ソーターを更に備え、
前記制御器は、前記スキャナアレイを用いて識別された前記文書種類に基づいて前記文書の仕分けを制御する、請求項18又は請求項19に記載の文書処理装置。 - 前記センサアレイは、前記文書を受け取るスロットを備え、
前記センサは、前記文書が前記スロットに挿入されることによって前記文書種類を識別可能となるように、前記スロット内に位置する、請求項18乃至請求項21のいずれか一項に記載の文書処理装置。 - 前記センサアレイは、互いに間隔を空けて配置される3つのセンサを備え、前記文書の前記第1の方向の変位による前記センサ上の前記文書の通過によって、第1のシーケンスで前記センサを覆い、前記文書の前記第2の方向の変位による前記センサ上の前記文書の通過によって、第2のシーケンスで前記センサを覆い、
前記第1のシーケンスで前記文書が前記センサを覆うときに、前記制御器は、前記第1の文書種類として前記文書を電子的にタグ付けし、前記第2のシーケンスで前記文書が前記センサを覆うときに、前記制御器は、前記第2の文書種類として前記文書を電子的にタグ付けする、請求項18乃至請求項21のいずれか一項に記載の文書処理装置。 - 前記文書の第3の方向の変位によって、第3のシーケンスで前記センサを覆い、これによって、前記制御器は、第3の文書種類として前記文書を電子的にタグ付けする、請求項23に記載の文書処理装置。
- 前記センサアレイは、複数のスロットを備え、
前記スロットのそれぞれは、複数のセンサを備え、
前記制御器は、前記文書が挿入されるスロット、並びに、前記文書が前記スロットに挿入される方向に応じて、前記文書に対して前記文書種類を電子的にタグ付けする、請求項18乃至請求項24のいずれか一項に記載の文書処理装置。 - 前記スロットの1つにおいて、3つのセンサが互いに間隔を空けて三角形状に配置される、請求項25に記載の文書処理装置。
- 文書を処理するための方法において、
互いに間隔を空けて配置される複数のセンサを有するセンサアレイ上に第1の文書を通過させる工程であって、第1の方向に前記文書を変位させる工程を含む第1文書通過工程と、
前記第1文書通過工程に基づいて前記第1の文書を第1の文書種類として電子的にタグ付けする工程と、
前記文書を第2の方向に変位させることによって前記センサアレイ上に第2の文書を通過させる第2文書通過工程と、
前記第2文書通過工程に基づいて前記第2の文書を第2の文書種類として電子的にタグ付けする工程と、
スキャナ又はソーターの処理を制御することによって、前記第1の文書種類を前記第2の文書種類とは異なって処理する工程と、を含む、方法。 - 前記第1文書通過工程は、前記第1の文書を第1のスロット内に挿入する工程を含む、請求項27に記載の方法。
- 前記第2文書通過工程は、前記第2の文書を前記第1のスロット内に挿入する工程を含む、請求項28に記載の方法。
- 前記センサアレイ上に第3の文書を第3の方向から通過させることによって、前記文書を第3の文書種類として識別する工程を更に含む、請求項27乃至請求項29のいずれか一項に記載の方法。
- 前記文書をコンベヤ上に降ろす工程を更に含む、請求項27乃至請求項30のいずれか一項に記載の方法。
- 前記コンベヤを駆動することによって前記下降文書を前記スキャナに搬送する工程を更に含む、請求項31に記載の方法。
- 前記第1文書通過工程において、第1のシーケンスで前記センサが覆われ、前記第2文書通過工程において、第2のシーケンスで前記センサが覆われる、請求項27乃至32のいずれか一項に記載の方法。
- 文書を処理するための方法において、
互いに間隔を空けて配置される複数のセンサを有するセンサアレイに対して第1の文書を変位させる工程であって、前記センサアレイに対して第1の方向に前記文書を変位させることによって、前記センサの第1のシーケンスで前記文書を検出し、前記センサアレイに対して第2の方向に前記文書を変位させることによって、前記センサの第2のシーケンスで前記文書を検出する第1文書変位工程と、
前記センサの第1のシーケンス又は前記センサの第2のシーケンスのいずれかで前記文書を検出するかに基づいて前記文書の文書種類を識別する識別工程と、
前記識別工程に基づいて前記文書の更なる処理を制御する処理制御工程と、を含む、方法。 - 前記文書をスキャンすることによって前記文書の画像データを取得する文書スキャン工程を更に含み、
前記処理制御工程は、前記文書スキャン工程を制御する工程を含む、請求項34に記載の方法。 - 前記文書を仕分けする文書仕分け工程を更に含み、
前記処理制御工程は、前記文書仕分け工程を制御する工程を含む、請求項34又は請求項35に記載の方法。 - 前記センサアレイに対して前記文書を第3の方向に変位させることによって、前記センサの第3のシーケンスで前記文書を検出し、
前記識別工程は、前記センサの第3のシーケンスで前記文書が検出された場合に前記文書を第3の文書種類として識別する工程を含む、請求項34乃至請求項36のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第1文書変位工程は、第1のスロット内に前記第1の文書を挿入する工程を含む、請求項34乃至請求項37のいずれか一項に記載の方法。
- 前記センサアレイの第2のスロット内に第2の文書を挿入することによって、前記第2の文書を第4の文書種類として識別する工程を更に含む、請求項38に記載の方法。
- コンベヤ上に前記文書を降ろす工程を更に含む、請求項34乃至請求項39のいずれか一項に記載の方法。
- 前記コンベヤを駆動することによって前記下降文書をスキャナに搬送する工程を更に含む、請求項40に記載の方法。
- 文書を処理するための文書処理装置において、
文書の文書種類を識別する識別手段であって、前記識別手段上に前記文書を第1の方向に通過させることによって第1のシーケンスで一連のセンサを作動させ、前記識別手段上に前記文書を第2の方向に通過させることによって第2のシーケンスで前記一連のセンサを作動させる手段と、
前記第1のシーケンスで作動された前記一連のセンサに応じて第1の文書種類として前記第1の文書を電子的にタグ付けするか、前記第2のシーケンスで作動された前記一連のセンサに応じて第2の文書種類として前記文書を識別する制御器と、を備える、文書処理装置。 - スキャナ又はソーターを更に備え、
前記制御器は、前記スキャナ又は前記ソーターを制御することによって、前記第1の文書種類を前記第2の文書種類と異なって処理する、請求項42に記載の文書処理装置。 - 前記識別手段に対して前記文書を第3の方向に変位させることによって、前記センサの第3のシーケンスで前記文書を検出し、
前記制御器は、前記センサの第3のシーケンスで前記文書が検出された場合に前記文書を第3の文書種類として識別する、請求項42又は請求項43に記載の文書処理装置。 - 前記識別手段は、スロットを備え、
前記一連のセンサは、前記スロット内において互いに間隔を空けて配置される、請求項42乃至請求項44のいずれか一項に記載の文書処理装置。 - 前記識別手段は、第2のスロットを備え、
第2の一連のセンサは、前記スロット内において互いに間隔を空けて配置され、
前記第2のスロット内に前記文書を挿入することによって、前記文書を第4の文書種類として識別する、請求項45に記載の文書処理装置。 - 下降文書を受け取るように構成される全体的に水平なコンベヤを更に備える、請求項42乃至請求項46のいずれか一項に記載の文書処理装置。
- 前記コンベヤは、スキャナに前記文書を搬送することによって、前記文書をスキャンし光学画像データを取得する、請求項47に記載の文書処理装置。
- 文書をスキャンするための文書処理装置において、
下降文書を受け取る、全体的に水平なコンベヤであって、第1の端部及び第2の端部を有するコンベヤと、
前記コンベヤ上に降ろされる前記文書をスキャンするスキャナと、
全体的に水平な向きで前記水平コンベヤから前記文書を受け取り、前記文書を前記スキャナに順次供給するフィーダと、
旋回可能な第1の支持部と、
旋回可能な第2の支持部と、を備え、
第1の向きにおいて、前記第1の支持部及び第2の支持部は、前記コンベヤが前記第1の支持部及び第2の支持部の間にある状態で互いに間隔を空けて配置され、これによって、前記コンベヤは、地面から間隔を空け、前記コンベヤと前記地面との間に空き領域を形成し、
第2の向きにおいて、前記第1の支持部及び第2の支持部は、旋回することによって、移送のために前記文書処理装置を折り畳み、
前記第1の支持部及び第2の支持部は、前記コンベヤ、前記フィーダ、及び前記スキャナを支持する、文書処理装置。 - 前記第1の向きにおいて、前記第1の支持部及び第2の支持部は、全体的に垂直であり、
前記第2の向きにおいて、前記第1の支持部及び第2の支持部は、全体的に水平である、請求項50に記載の文書処理装置。 - 前記第1の向きにおいて前記第1の支持部及び第2の支持部を保持する細長のブレースを更に備える、請求項50又は請求項51に記載の文書処理装置。
- 前記スキャナに隣接して外側に延びる、全体的に水平なアームと、
旋回可能な前記第1の支持部及び第2の支持部が前記第2の向きに変位したときに、前記スキャナ、前記フィーダ、及び前記コンベヤの重さを支持する第1のホイールと、を更に備える、請求項50乃至請求項52のいずれか一項に記載の文書処理装置。 - 前記水平アームに接続される、全体的に水平なシャフトと、
前記スキャナ、前記フィーダ、及び前記コンベヤの重さを支持する第2のホイールと、を更に備え、
前記第2のホイールは、前記第1のホイールから間隔を空けて配置される、請求項53に記載の文書処理装置。 - 前記第1の向きにおいて前記第1の支持部に掛け金をかける、離脱可能な第1のラッチと、
前記第1の向きにおいて前記第2の支持部に掛け金をかける、離脱可能な第2のラッチと、を更に備える、請求項50乃至請求項54のいずれか一項に記載の文書処理装置。 - 前記支持部が前記第1の向きにあるときに、旋回可能な前記第1の支持部及び第2の支持部の間のスペースを調整する機構を更に備える、請求項50乃至請求項55のいずれか一項に記載の文書処理装置。
- 旋回可能な前記第2の支持部は、それが前記第1の向きから前記第2の向きに旋回するときに、旋回可能な前記第1の支持部から離れるように旋回する、請求項50乃至請求項56のいずれか一項に記載の文書処理装置。
- 文書を処理するための方法において、
ワークステーションを設ける工程であって、前記ワークステーションは、下降文書を受け取る全体的に水平なコンベヤと、前記コンベヤ上に降ろされた前記文書をスキャンするスキャナと、全体的に水平な向きで前記水平なコンベヤから前記文書を受け取るフィーダと、変位可能な第1の支持部と、変位可能な第2の支持部と、を有する、工程と、
第1の向きに前記第1の支持部及び第2の支持部を変位させる工程であって、前記第1の向きにおいて、前記第1の支持部及び第2の支持部は、前記コンベヤが前記第1の支持部及び第2の支持部の間にある状態で互いに間隔を空けて配置され、これによって、前記コンベヤは、地面から間隔を空け、前記コンベヤと前記地面との間に空き領域を形成する、工程と、
車両に前記ワークステーションの一部を挿入するワークステーション挿入工程の後、前記第1の支持部及び第2の支持部を第2の向きに変位させることによって移送のために前記文書処理装置を折り畳む一方、前記ワークステーションの一部は、前記ワークステーションを支持する、第2向き変位工程と、を含む、方法。 - 前記第2向き変位工程の後、前記車両に前記ワークステーションを積み込む工程を更に含む、請求項59に記載の方法。
- 前記ワークステーション挿入工程は、前記車両上でローラを転動させる工程を更に含む、請求項59又は請求項60に記載の方法。
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