JP2017514690A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 文書を処理するための文書処理装置において、
   複数の文書から成る文書群を受け取り、前記文書を分離して順次供給するように動作し、進入隙間を有するフィーダと、
   前記文書群内の文書の数が所定の閾値を超えているか否かを示す、前記文書群内の文書の特性を検出するセンサと、
   前記文書群の検出した特性に応じて前記文書群が前記フィーダ内を前進する距離を制御する駆動機構と、を備えている、文書処理装置。
2. 前記文書をスキャンすることによって前記文書の画像データを取得するスキャナを更に備え、
   前記フィーダは、前記スキャナに対して前記文書を供給する、請求項１に記載の文書処理装置。
3. 前記文書群を前記駆動機構に搬送する全体的に水平なコンベヤを更に備え、
   前記水平なコンベヤは、前記コンベヤに降ろされる前記文書群を受け取り、前記文書群を前記駆動機構に向かって前進させるように構成されている、請求項２に記載の文書処理装置。
4. 前記フィーダに隣接する遅延部を更に備え、
   前記進入隙間は、前記フィーダと前記遅延部との間に形成される、請求項１乃至請求項３のいずれか一項に記載の文書処理装置。
5. 前記フィーダは、前記文書と係合する係合面を有し、
   前記係合面は、摩擦係数を有し、
   前記遅延部は、前記係合面の摩擦係数よりも低い摩擦係数を有している、請求項４に記載の文書処理装置。
6. 前記文書群の特性は、前記文書群の厚さである、請求項１乃至請求項５のいずれか一項に記載の文書処理装置。
7. 前記駆動機構は、前記文書群の厚さに反比例する距離だけ前記文書群を前記進入隙間内で前進させる、請求項１乃至請求項６のいずれか一項に記載の文書処理装置。
8. 前記駆動機構は、前記フィーダが前記文書群から前記文書を供給することによって前記文書群の厚さが低下したときに前記文書群を前記進入隙間内で更に前進させる、請求項１乃至請求項７のいずれか一項に記載の文書処理装置。
9. 複数の文書から成る文書群をフィーダに移すステップを有し、
   前記文書群を前記フィーダに供給し、文書群を受け取る第１のニップを形成する第１のローラと第２のローラからなるプレシンギュレータを使用し、前記第１のローラは、前記第２のローラから変位可能で、第１のローラと第２のローラとの間に高さを有する間隙を形成し、
   前記フィーダで文書群を受け取り、前記フィーダを使用して前記文書を分離して順次供給し、
   処理する文書数が所定の閾値を超えているか否かを示すトランザクション（すなわち、処理）の特性を検出し、
   ２つのプレフィーダの動作を独立して制御し、前記第１のローラの位置を制御して前記第１の間隙の高さを制御する、文書処理方法。
10. 前記文書をスキャンすることによって前記文書の画像データを取得するステップを更に備え、
    前記フィーダは、前記スキャナに対して前記文書を供給する、請求項９に記載の文書処理方法。
11. 前記文書群を全体的に水平なコンベヤに落下して前記文書群をプレシンギュレータに進める、請求項９又は請求項１０に記載の方法。
12. 前記プレシンギュレータは、前記文書群を受け取る第２のニップを構成する第３のローラ及び第４のローラを有する第２のローラ対を備え、
    前記第３のローラは、前記第４のローラから離れるように変位することによって、前記第２のローラ対の間の高さを有する隙間を形成し、
    前記第３のローラの位置を制御することによって、前記第１の隙間の制御とは独立して前記第２の隙間を制御する、請求項９乃至請求項１１のいずれか一項に記載の文書処理方法。
13. 前記プレフィーダは、前記第２のローラから離れるように前記第１のローラを付勢する第１の付勢要素と、前記第２のローラに向かって前記第１のローラを付勢する第２の付勢要素と、を更に備え、
    前記制御は、前記第１の付勢要素の付勢力を制御することによって前記第１の隙間を制御する、請求項９乃至請求項１２のいずれか一項に記載の文書処理方法。
14. 前記第１のローラを使用して、前記第１のローラと第２のローラとの間の前記文書群に対して供給圧を付与し、
    前記供給圧は、前記文書が前記フィーダによって前記文書群から供給されるときには略一定である、請求項９乃至請求項１３のいずれか一項に記載の文書処理方法。
15. 前記第１の付勢要素の付勢力を制御することによって前記供給圧を制御する、請求項１４に記載の文書処理方法。