JP2017512580A - 歯科アタッチメント・アセンブリのキャップおよび使用方法 - Google Patents

歯科アタッチメント・アセンブリのキャップおよび使用方法 Download PDF

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Abstract

歯科装置をインプラントと一緒に固定するための歯科アタッチメント・アセンブリおよび方法であって、歯科アタッチメント・アセンブリは、インプラントに取り付けられるアバットメント部材と、アバットメント部材と解放可能にスナップ係合する保定部材と、歯科装置のくぼみに固着され、保定部材に解放可能に旋回係合して歯科装置をインプラント上に位置決めし固着するキャップとを有している。保定部材と係合する丸みのある凹型内表面を有する空洞を含んでおり、この空洞の上部内表面にはその外縁部に沿って半径方向に延びる凹型くぼみがあって、キャップ内で保定部材が回転することを可能にしている。したがって、凹型くぼみに囲まれた空洞の上部内表面の中心部分は空洞内に垂直方向に突き出して、保定部材が回転する際の垂直方向のずれを最小限に抑えている。

Description

本明細書に記載のデバイスまたは方法は、歯科装置を歯科インプラントなどの基部構造と一緒に固定するための歯科アタッチメント・アセンブリに関し、より詳細には、歯科装置を位置決めし保定するキャップを有するアタッチメント・アセンブリに関する。
歯科用固定アセンブリは、歯根、インプラント、または隣接する歯に取り付けられる雌部が設けられ、雄部を歯科装置のくぼみに係合させるものが知られており、雄部と雌部は、雄部を雌部に解放可能に固着するための、対合するスナップ係合部を有している。たとえば、Zuestの米国特許第5,417,570号明細書では、雌部はソケットを有し、雄部はソケット内でスナップ係合するヘッドを有している。しかし、使用者は雄のヘッドを雌のソケット内に適切に配置することを難しいと感じるかもしれず、場合によってはヘッドがソケットの周縁部に当たってしまうこともあり得る。このような性質の衝撃が繰り返されると雄の保定ヘッドが損傷し、それによってヘッドの保定能力の一部が失われることにもなり得る。
その全容を参照により本明細書に援用するZuestらの米国特許第6,030,219号明細書および同第6,299,447号明細書は、雄部が雌またはアバットメント部材の位置決め外表面に被さりスナップ係合するためのスカートを有する、歯科アタッチメント・アセンブリを記載している。雄部は雌部のソケット内でスナップ係合する中心ステムも有して、内外両方の保定表面を提供し、したがってさらなる保定力を提供することができる。また、雄部を雌部上で適切に位置決めしやすい。
その全容を参照により本明細書に援用するZuestの米国特許第6,981,871号は、歯科装置内に固着されたキャップの内表面に設けられた対応する離間したスナップ係合部と対合してスナップ係合する、少なくとも2つの軸方向に離間した保定表面を有して、アバットメント部材と保定部材間の重なり合う外側保定部を提供する、位置決め外表面を記載している。
米国特許第5,417,570号明細書 米国特許第6,030,219号明細書 米国特許第6,299,447号明細書 米国特許第6,981,871号
しかし、歯科アタッチメント・アセンブリのコンポーネントの保定性を改良するだけではなく、これらコンポーネントの調節性を改良することも望まれている。
本明細書に記載の実施形態は、歯科装置をインプラントまたは他の基部構造と一緒に固定するための歯科アタッチメント・アセンブリおよび方法を提供し、歯科アタッチメント・アセンブリは、インプラントまたは基部構造に取り付けられるアバットメント部材と、アバットメント部材と解放可能にスナップ係合する保定部材と、歯科装置のくぼみに固着され、保定部材と解放可能に旋回係合して歯科装置をインプラント上に位置決めし固着するように構成されているキャップとを含んでいる。キャップは、保定部材と係合する丸みのある凹型内表面を有する空洞と、この空洞の上部内表面であってその外縁部に沿って半径方向に延びる凹型くぼみを有する上部内表面とを含んで、キャップ内で保定部材が回転するのを可能にしている。したがって、凹型くぼみに囲まれた空洞の上部内表面の中心部分は空洞内に垂直方向に突き出して、保定部材がキャップ内で回転する際の垂直方向のずれを最小限に抑えている。
一実施形態では、歯科アタッチメント・アセンブリのキャップは、歯科装置のくぼみと係合するような形状の外表面と、保定部材との旋回係合を受けるための空洞を画定する丸みのある凹型内表面と、空洞の上部内表面であって、その外縁部に沿って半径方向に延びる凹型くぼみを有する上部内表面とを備えている。
さらなる実施形態では、歯科アタッチメント・アセンブリは、歯根、インプラント、または隣接する歯に取り付けられるような形状の第1の端部、および位置決め外表面を有する第2の端部を有するアバットメント部材と、第1の端部、および第1の端部から延びてアバットメント部材の位置決め外表面に被さり係合する内表面を画定するスカートを有する保定部材と、保定部材との旋回係合を受けるための空洞を画定する丸みのある凹型内表面を有するキャップとを備え、空洞の上部内表面は、この空洞の上部内表面の縁部に沿って半径方向に延びる凹型くぼみを含んでいる。
当業者にとっては、以下の詳細な説明および添付の図面を読めば、本発明の他の特徴および利点がより容易に明白になろう。
本発明の構造および機能は、以下の詳細な説明および添付の図面を読むことで理解できる。図面では、同様の部品には同様の参照符号を付した。
本発明の一実施形態による歯科アタッチメント・アセンブリの切欠き側面図である。 本発明の一実施形態による歯科アタッチメント・アセンブリのキャップの等角図である。 本発明の一実施形態による歯科アタッチメント・アセンブリのキャップの切欠き等角図である。 本発明の一実施形態による歯科アタッチメント・アセンブリのキャップおよび保定部材の切欠き側面図である。 本発明の一実施形態による、キャップの内壁に凹型くぼみの角度を生成するのに使用される連続的な複数の接円弧(tangent circle arcs)を説明するキャップの切欠き側面図である。 本発明の一実施形態による、凹型くぼみの角度を説明する、キャップの切欠き側面図である。 本発明の一実施形態による、旋回しきった位置の歯科アタッチメント・アセンブリの切欠き側面図である。 本発明の一実施形態による、無旋回位置から旋回しきった位置へと順次旋回していく保定部材を説明する切欠き側面図である。 本発明の一実施形態による、旋回しきった位置の歯科アタッチメント・アセンブリの側面図である。 本発明の一実施形態による、キャップ、および保定部材の代替の設計、およびアバットメントの代替の設計を説明する切欠き側面図である。 本発明の一実施形態による、キャップ、および保定部材の代替の設計、およびアバットメントを説明する切欠き側面図である。 本発明の一実施形態による、保定部材の2つの構成(図10Aと図10B)の各外表面を画定する円の直径を隣どうしで比較する図である。 本発明の一実施形態による、保定部材の2つの構成(図10Aと図10B)の各外表面を画定する円の直径を隣どうしで比較する図である。 本発明の一実施形態による歯科アタッチメント・アセンブリのサイズが異なる構成の切欠き側面図である。 本発明の一実施形態による、旋回しきった位置にある歯科アタッチメント・アセンブリのサイズが異なる構成の側面図である。 本発明の一実施形態による、歯科装置を患者の口内に固定する過程の一例を説明する流れ図である。 本発明の一実施形態による、歯科装置を患者の口内に固定した後の歯科アタッチメント・アセンブリの側面図である。 本発明の一実施形態による、キャップと保定部材とを歯科アタッチメント・アセンブリのアバットメントに固定する過程を説明する側面図である。
本明細書に記載のある実施形態は、歯科装置をインプラントまたは他の基部構造と一緒に固定するための歯科アタッチメント・アセンブリおよび方法を提供し、歯科アタッチメント・アセンブリは、インプラントまたは基部構造に取り付けられるアバットメント部材と、アバットメント部材と解放可能にスナップ係合する保定部材と、歯科装置のくぼみに固着され、保定部材と解放可能に旋回係合して歯科装置をインプラント上に位置決めし固着するように構成されているキャップとを含んでいる。キャップは、保定部材と係合する丸みのある凹型内表面を有する空洞と、この空洞の上部内表面であってその外縁部に沿って半径方向に延びる凹型くぼみを有する上部内表面とを含んで、キャップ内で保定部材が旋回することを可能にしている。したがって、凹型くぼみに囲まれた空洞の上部内表面の中心部分は空洞内に垂直方向に突き出して、保定部材がキャップ内で回転する際の垂直方向のずれを最小限に抑えている。
当業者にとっては、本明細書を読めば、本発明をさまざまな代替実施形態および代替用途にいかにして組み込むかが明白になろう。しかし、以下に本発明のさまざまな実施形態を記載するが、それら実施形態は単なる例であり限定的なものではない。したがって、このさまざまな代替実施形態の詳細な説明は、添付の請求項で記述する本発明の範囲や広さを限定するものと解釈すべきではない。
本発明に記載の歯科アタッチメント・アセンブリは、歯科アタッチメント・アセンブリがインプラント上に配置されるときに該アセンブリの融通性(flexibility)および動きを大きくすることで、歯科装置をインプラントなどの基部構造に取り付ける過程を簡略化する。空洞の上部内表面の外縁部に沿って半径方向に延びる凹型くぼみを作ることで、保定要素はキャップ内でより大きい角度で回転または旋回することが可能になり、それによって、保定要素の垂直方向のずれを制限しながらも、アセンブリがアバットメントに嵌まることができる許容可能な角度補正が増加する。多くの解剖学的条件によってインプラントのさまざまな配置角度が決められるが、現行のプロテーゼの選択肢の角度補正能力ではこれに対応しきれない。この改良されたキャップおよびアセンブリは、歯科装置を患者の口内で位置決めし調節する場合に非常に使いやすい。
A.歯科アタッチメント・アセンブリ
図1Aは、骨、または歯や歯根などの他の基部構造(図示せず)に固定され得るインプラント102と一緒に取り付けられた歯科アタッチメント・アセンブリ100の一実施形態を説明している。歯科アタッチメント・アセンブリ100のアバットメント104がインプラント102の一端に取り付けられて、アバットメント104はインプラント102を典型的に囲む組織の上方に見えている。次いで保定部材106が、解放可能なスナップ係合または後述する他の保定手段により、アバットメント104の上部に接続される。次に、空洞を画定する丸みのある凹型内表面を有するキャップ108が、保定部材106に旋回係合して嵌められて、キャップ108が保定部材106およびアバットメント104に対して旋回することが可能になる。キャップ108は(図14および図15に示すように)歯科装置のくぼみ内に固着され、したがってキャップ108は、歯科装置がアバットメントに嵌まっているときにアバットメント104と係合する保定部材106を保定する。キャップ108と保定部材106との係合は、キャップ108と、よって歯科装置とが、保定部材106、アバットメント104、およびインプラント102に対して旋回するのを許容する、旋回接合部を画定する。
図1Aに示すように、また図1Bおよび図1Cの等角図にさらに明白に示すように、一実施形態では、キャップ108の空洞の上部内表面は、この上部内表面の外縁部に沿って半径方向に延びる凹型くぼみ110を有する構成になっている。凹型くぼみ110はキャップ108が保定部材106およびアバットメント104に対してより大きい角度で旋回するのを可能にするので、歯科装置をアバットメント104に固着しやすくなる。キャップ108の上部内表面の中心部分112はキャップの空洞内に垂直方向に突出し、この中心部分112がなければ生じているであろう保定部材106とキャップ108との間の垂直方向のずれを最小限化している。この例示的実施形態では、キャップの高さはおよそ1.9ミリメートルであるが、当業者であればキャップの寸法を変えることができることを理解しよう。
図1Aに説明する実施形態では、保定部材106は、その全容を参照により本明細書に援用する米国特許第6,981,871号に開示されているように、キャップ108の一端から突き出して保定部材106をキャップ108に解放可能に係合するスカート(または側壁)によって保定されている。アバットメント104の位置決め外表面は、少なくとも2つの軸方向に離間した保定表面を有し、これらが保定部材106の内表面の対応する離間したスナップ係合部と対合してスナップ係合して、アバットメント104と保定部材106との間の重なり合う外側保定部を提供している。
B.キャップの設計
図2は、キャップ108および無旋回位置の保定部材106の切欠き側面図であり、旋回が生じていないときに保定部材106がどのようにキャップ108の空洞内に嵌まっているかをさらに明白に説明している。保定部材106はキャップ108の上部内表面の中心部分112と接触している。保定部材106の外側壁は、キャップ108の内側壁の湾曲した表面に沿うように概ね湾曲しており、これら側壁のどこか一か所で一部分が直接接して、過剰な摩擦なく容易に旋回できるようにされ得る。
一実施形態では、凹型くぼみ110は、湾曲114のある特別設計であり、この湾曲114は、図3および図4に説明するように、半径が異なる複数の円から形成される一連の連続的な複数の接円弧を用いて形成され得る。本明細書で説明される実施形態では、円A、円B、および円Cは、湾曲114を導出するのに使用される接円弧の部分を表しているが、どのような複数の円を使用してもよい。円A、円B、および円Cは、直径が大きい方から小さい方へと、キャップの下部108Bからキャップの上部108Aまで配置されて、湾曲114のさまざまな角度を形成している。図5に説明するように、湾曲114は、保定部材106のキャップ108内での係合を維持しながら、キャップ108が保定部材106の周りを旋回するのを最適化するように設計されている。キャップの内側壁に沿って下から上へ、直径が大きい方から小さい方へと配列されるかぎり、各円の異なる直径を用いてもよい。図3の例示的実施形態では、凹型くぼみ110は、それぞれ直径0.067インチ、0.083インチ、0.186インチの円A、円B、および円Cで形成されている。円Cは、キャップの反対側の凹型くぼみ110と交差する直径を有するので、キャップの空洞の直径を定めることになる。各円の各湾曲は、凹型くぼみ110の別々の部分と交差して、図4に示すように湾曲の角度が異なる湾曲表面114を形成している。この実施形態では、湾曲114は、湾曲の異なる点における半径値が、上述の例の直径に対応する、それぞれ0.34インチ、0.42インチ、0.93インチの円で形成されている。
図5は、キャップ108内で旋回しきった位置にある保定部材106とアバットメント104の一実施形態を説明しており、保定部材106の一部分がキャップ108の凹型くぼみ110内へと旋回している。保定部材106の反対側は、キャップ108内に保持されたままで下方に旋回しており、キャップ108の一方向の完全な旋回範囲を説明している。この実施形態では、旋回Sの範囲はおよそ30度であり、ここでキャップの直径Dはおよそ5.4ミリメートル(mm)であり高さHはおよそ2.3mmであるが、当業者であればこれらの寸法を変えることが可能であり、それでもなお同程度の回転が得られることを理解するであろう。回転範囲は、無理なくおよそ32度にまで拡大することができるが、キャップ、保定部材、およびアバットメントの寸法を変えて、たとえばキャップの高さを増大しアバットメントの直径を小さくすることにより、より大きい回転を可能にすれば、およそ40度にまで拡大することも可能である。
図6は、保定部材106が無旋回位置から旋回しきった位置へと旋回を開始している、キャップ108と保定部材106の一連の図を説明しており、図7は、旋回しきった位置にある完全な歯科アタッチメント・アセンブリの側面図を説明している。キャップ108が歯科装置のくぼみに挿入されているので、旋回量は、歯科装置がアセンブリに取り付けられると歯科装置の旋回量ということになり、歯科医や患者が歯科装置をアバットメントに取り付ける際に非常に高い融通性を許容する。
C.代替アセンブリ
図8は、アバットメント104と保定部材106Bとを有する歯科アタッチメント・アセンブリの代替実施形態を説明しており、アバットメント104と保定部材106Bとは、アバットメント104の外表面と保定部材106Bの内表面とのスナップ係合により互いに係合している。この実施形態では、キャップ108は半径方向の凹型くぼみ110を保持しているが、アバットメント104はその外側部分に1つだけ保定表面を有して、対応する保定部材106Bの環状凹部と対合している。したがって、保定機構は違っていても、キャップ108は、保定部材106Bおよびアバットメント104にさらなる回転の融通性を与えている。
図9は別の代替実施形態を説明しており、アバットメント104には軸方向に離間した保定表面が設けられているが、保定部材106Bには対応する環状溝が構成されていない。それでもなお、保定部材106Bはアバットメント104を保定し、キャップ108の凹型くぼみ110内でいっぱいに回転することができる。
図10Aは、アバットメントを保定する環状溝のない保定部材106Bの湾曲外表面118の湾曲の設計を説明しており、図10Bは、アバットメントを保定する環状溝のある保定部材106の湾曲外表面120の湾曲の設計を説明している。図示の寸法は、保定部材がキャップ内で旋回するように、さまざまな幾何学的構成を設計できることを示している。設計は、保定部材がキャップ内で摩擦なしに動くことができるように最適化することもできるし、わずかな抵抗はあるがなおもキャップ内での旋回が可能なように設計することもできる。図10Aでは、保定部材106Bの湾曲外表面118は、直径0.060インチの円E、および直径0.187インチの円Fで構成されている。図10Bでは、保定部材106の湾曲外表面120は、直径およそ0.040インチの円G、直径およそ0.074インチの円H、および直径およそ0.186インチの円Iで構成されている。このわずかな寸法差は、どちらの保定部材の構成も、キャップ内に嵌まって、凹型くぼみ110によりもたらされる同程度の旋回ができることを説明している。
図11は、図1Aおよび図5に説明する実施形態よりも小さいサイズの歯科アタッチメント・アセンブリ100を説明している。サイズは小さいが、旋回Sの角度はなおもおよそ30度であり、サイズが大きいアセンブリが使えないような口内の異なる場所で使用するために、同じ特性を有しながらもサイズは異なるアタッチメント・アセンブリを作製することができることを示している。図12は、旋回しきった位置の、より小さい歯科アタッチメント・アセンブリ100の側面図を説明している。
D.使用方法
図13は、本明細書に記載の歯科アタッチメント・アセンブリを用いて歯科装置をインプラントに取り付ける方法の一実施形態を説明している。第1のステップ1302で、アバットメントがインプラントまたは歯科装置を支える他の歯根構造に固着される。次に、旋回しない保定部材をキャップに挿入(ステップ1304)してから、ステップ1306で、このアセンブリをアバットメントに取り付ける。ステップ1308で、歯科装置に、旋回しない保定部材とキャップとのアセンブリを受ける適切な位置にくぼみを設けて取り付け準備をし、ステップ1310で、キャップを歯科装置のくぼみ内に接着する。ステップ1312で、旋回しない保定部材をキャップから取り外し、旋回する保定部材をキャップに挿入する。ステップ1312で、保定部材をアバットメントにスナップ係合させることで、歯科装置をアバットメントに係合させることができ、キャップと保定部材との間の旋回接合部を利用して、またさらにキャップ内の凹型くぼみによって助けられて、旋回または回転させて所定位置に合わせることができる。
図14は、患者口内122でインプラント102と一緒に取り付けられたアバットメント104に、キャップ108を有する歯科装置120を固着した後の、歯科アタッチメント・アセンブリの側面図である。図15は、歯科装置120をキャップ108および保定部材106に取り付け、次いでこの歯科装置アセンブリをアバットメント104およびインプラント102に嵌める方法を説明する側面図である。
歯科アタッチメント・アセンブリの複数の構成と併せてキャップに凹型くぼみを与えることによって、どのような歯科アタッチメント・アセンブリでも、歯科装置をインプラントに取り付ける際のさらなる許容可能な角度補正が可能になり、取り付け過程が簡略化され、高角度位置からの使用に伴う位置ずれや摩耗によるコンポーネント部品の破損のリスクを低減することができる。
開示の実施形態についての上記記載は、当業者であればだれでも本発明を作製または使用できるように提供するものである。これらの実施形態のさまざまな変更形態は当業者には容易に明白になり、本明細書に記載の一般的な原理は本発明の精神または範囲を逸脱することなく他の実施形態にも応用可能である。したがって、本明細書および図面は、本発明の目下好ましい実施形態を代表するものであり、したがって本発明によって広く意図される主題の代表として理解すべきである。さらに、本発明の範囲は、当業者にとって明白になり得る他の各実施形態をも広く包含するものであり、したがって本発明の範囲は限定されるものではないことが理解される。

Claims (50)

  1. 歯科アタッチメント・アセンブリであって、
    歯根、インプラント、または隣接する歯に取り付けられるような形状の第1の端部、および位置決め外表面を有する第2の端部を有するアバットメント部材であって、前記アバットメント部材の位置決め外表面は、2つの概ね丸みのある環状突起を含む少なくとも2つの軸方向に離間した保定部分を有するアバットメント部材と、
    第1の端部と、前記第1の端部から延びて前記アバットメント部材の前記位置決め外表面に被さり係合する内表面を画定するスカートとを有する保定部材であって、前記保定部材は、前記スカートの前記内表面に、前記アバットメント部材の各前記保定部分と解放可能にスナップ係合する、少なくとも2つの軸方向に離間したスナップ係合部を有し、前記スカートの前記内表面の前記軸方向に離間したスナップ係合部は、前記アバットメント部材の前記環状突起に被さりスナップ係合する、2つの離間した環状溝を有している、保定部材と、
    前記保定部材との旋回係合を受けるための空洞を画定する丸みのある凹型内表面を有するキャップであって、前記空胴の上部内表面が、前記空洞の上部内表面の外縁部に沿って半径方向に延びている凹型くぼみを含む、キャップと
    を備える、歯科アタッチメント・アセンブリ。
  2. 前記空洞内に垂直方向に突き出す前記上部内表面の中心部分をさらに備えている、請求項1に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  3. 前記保定部材は、前記上部内表面の前記中心部分と直接接している、請求項2に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  4. 前記凹型くぼみの湾曲が、前記空洞の前記丸みのある凹型内表面の側壁に沿って連続している、請求項1に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  5. 前記凹型くぼみは、前記空洞の前記側壁および前記上部内表面に沿って複数の異なる角度で湾曲している、請求項3に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  6. 前記凹型くぼみは、一連の連続的な複数の接円弧で構成されている、請求項3に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  7. 前記一連の連続的な複数の接円弧は、前記キャップの前記上部内表面から下部へとサイズがだんだん大きくなる、請求項5に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  8. 前記一連の連続的な複数の接円弧は、前記キャップの上部から前記キャップの下部へとサイズがだんだん大きくなる円で構成されている、請求項6に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  9. 前記キャップの外径がおよそ5.4ミリメートル(mm)であり、前記キャップの高さがおよそ2.3mmである、請求項1に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  10. 前記凹型くぼみは、保定部材に最大およそ30度の角度補正を提供する、請求項1に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  11. 歯科アタッチメント・アセンブリのキャップであって、
    歯科装置のくぼみと係合するような形状の外表面と、
    保定部材と係合する空洞を画定する丸みのある凹型内表面と、
    前記内表面の上部表面の外縁部に沿って半径方向に延びて、前記保定部材との旋回係合を提供する凹型くぼみと
    を備える、キャップ。
  12. 前記空洞内に垂直方向に突き出す前記上部表面の中心部分をさらに備えている、請求項11に記載のキャップ。
  13. 前記凹型くぼみの湾曲が、前記空洞の前記丸みのある凹型内表面の側壁に沿って連続している、請求項12に記載のキャップ。
  14. 前記凹型くぼみは、前記空洞の前記側壁および前記上部内表面に沿って複数の異なる角度で湾曲している、請求項13に記載のキャップ。
  15. 前記凹型くぼみは、一連の連続的な複数の接円弧で構成されている、請求項13に記載のキャップ。
  16. 前記一連の連続的な複数の接円弧は、前記キャップの前記上部内表面から下部へとサイズがだんだん大きくなる、請求項15に記載のキャップ。
  17. 前記一連の連続的な複数の接円弧は、前記空洞の前記丸みのある凹型内表面の、前記内表面の前記上部表面から前記側壁の前記下部へと、直径がだんだん大きくなる円で構成されている、請求項16に記載のキャップ。
  18. 前記キャップの外径がおよそ5.4ミリメートル(mm)であり、前記キャップの高さがおよそ2.3mmである、請求項11に記載のキャップ。
  19. 前記保定部材に対する前記キャップの前記凹型くぼみの旋回係合は、最大およそ30度である、請求項11に記載のキャップ。
  20. 歯科アタッチメント・アセンブリであって、
    歯根、インプラント、または隣接する歯に取り付けられるような形状の第1の端部、および位置決め外表面を有する第2の端部を有するアバットメント部材と、
    第1の端部と、前記第1の端部から延びて前記アバットメント部材の前記位置決め外表面に被さり係合する内表面を画定するスカートとを有する保定部材と、
    前記保定部材との旋回係合を形成するための空洞を画定する丸みのある凹型内表面を有するキャップであって、凹型くぼみが、前記キャップの前記凹型内表面の上部表面の外縁部に沿って半径方向に延びている、キャップと
    を備える、歯科アタッチメント・アセンブリ。
  21. 前記空洞内に垂直方向に突き出す前記上部表面の中心部分をさらに備えている、請求項20に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  22. 前記保定部材は、前記上部表面の前記中心部分と直接接している、請求項21に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  23. 前記凹型くぼみの湾曲が、前記空洞の前記丸みのある凹型内表面の側壁に沿って連続している、請求項20に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  24. 前記凹型くぼみは、前記空洞の前記側壁および前記上部表面に沿って複数の異なる角度で湾曲している、請求項23に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  25. 前記凹型くぼみは、一連の連続的な複数の接円弧で構成されている、請求項23に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  26. 前記一連の連続的な複数の接円弧は、前記キャップの前記上部表面から下部へとサイズがだんだん大きくなる、請求項25に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  27. 前記一連の連続的な複数の接円弧は、前記キャップの前記上部表面から前記キャップの下部へとサイズがだんだん大きくなる円で構成されている、請求項26に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  28. 前記キャップの外径がおよそ5.4ミリメートル(mm)であり、前記キャップの高さがおよそ2.3mmである、請求項20に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  29. 前記保定部材に対する前記キャップの前記凹型くぼみの旋回係合は、最大およそ30度である、請求項20に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  30. 患者の口に歯科装置を取り付ける方法であって、
    インプラント、歯根、または隣接する歯に、アバットメント部材の第1の端部を固着し、前記アバットメント部材は、第2の端部に位置決め外表面を有し、
    前記歯科装置のくぼみ内に前記キャップの外表面を取り付け、前記キャップは、空洞を画定する丸みのある凹型内表面および前記キャップの凹型内表面の上部表面の外縁部に沿って半径方向に延びている凹型くぼみを有し、
    前記キャップの内表面の空洞内に保定部材の外表面を位置させて、前記保定部材と前記キャップの凹型内表面および凹型くぼみとを旋回係合させ、
    前記アバットメント部材の位置決め外表面上に前記保定部材の内表面を位置させて、患者の口に前記歯科装置を固着し、前記保定部材は、第1の端部と、前記第1の端部から延びて前記アバットメント部材の前記位置決め外表面に係合するスカートとを有する、
    ことを具備する方法。
  31. 歯科アタッチメント・アセンブリのキャップであって、
    歯科装置のくぼみと係合するような形状の外表面と、
    保定部材との旋回係合を受けるための空洞を画定する丸みのある凹型内表面と、
    凹型くぼみを有する前記空洞の上部内表面であって、前記凹型くぼみが前記空洞の上部内表面の外縁部に沿って半径方向に延びている、上部内表面と
    を備える、キャップ。
  32. 前記空洞内に垂直方向に突き出す前記上部内表面の中心部分をさらに備えている、請求項31に記載のキャップ。
  33. 前記凹型くぼみの湾曲が、前記空洞の前記丸みのある凹型内表面の側壁に沿って連続している、請求項31に記載のキャップ。
  34. 前記凹型くぼみは、前記空洞の前記側壁および前記上部内表面に沿って複数の異なる角度で湾曲している、請求項33に記載のキャップ。
  35. 前記凹型くぼみは、一連の連続的な複数の接円弧で構成されている、請求項33に記載のキャップ。
  36. 前記一連の連続的な複数の接円弧は、前記キャップの前記上部内表面から下部へとサイズがだんだん大きくなる、請求項35に記載のキャップ。
  37. 前記一連の連続的な複数の接円弧は、前記空洞の上部から前記空胴の下部へと、直径がだんだん大きくなる円で構成されている、請求項36に記載のキャップ。
  38. 前記キャップの外径がおよそ5.4ミリメートル(mm)であり、前記キャップの高さがおよそ2.3mmである、請求項31に記載のキャップ。
  39. 前記凹型くぼみは、保定部材に最大およそ30度の角度補正を提供する、請求項31に記載のキャップ。
  40. 歯科アタッチメント・アセンブリであって、
    歯根、インプラント、または隣接する歯に取り付けられるような形状の第1の端部、および位置決め外表面を有する第2の端部を有するアバットメント部材と、
    第1の端部と、前記第1の端部から延びて前記アバットメント部材の前記位置決め外表面に被さり係合する内表面を画定するスカートとを有する保定部材と、
    前記保定部材との旋回係合を受けるための空洞を画定する丸みのある凹型内表面を有するキャップであって、前記空胴の上部内表面が、前記空洞の上部内表面の外縁部に沿って半径方向に延びている凹型くぼみを含む、キャップと
    を備える、歯科アタッチメント・アセンブリ。
  41. 前記空洞内に垂直方向に突き出す前記上部内表面の中心部分をさらに備えている、請求項40に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  42. 前記保定部材は、前記上部表面の前記中心部分と直接接している、請求項41に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  43. 前記凹型くぼみの湾曲が、前記空洞の前記丸みのある凹型内表面の側壁に沿って連続している、請求項40に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  44. 前記凹型くぼみは、前記空洞の前記側壁および前記上部内表面に沿って複数の異なる角度で湾曲している、請求項43に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  45. 前記凹型くぼみは、一連の連続的な複数の接円弧で構成されている、請求項43に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  46. 前記一連の連続的な複数の接円弧は、前記キャップの前記上部内表面から下部へとサイズがだんだん大きくなる、請求項45に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  47. 前記一連の連続的な複数の接円弧は、前記キャップの上部から前記キャップの下部へとサイズがだんだん大きくなる円で構成されている、請求項46に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  48. 前記キャップの外径がおよそ5.4ミリメートル(mm)であり、前記キャップの高さがおよそ2.3mmである、請求項40に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  49. 前記凹型くぼみは、保定部材に最大およそ30度の角度補正を提供する、請求項40に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
  50. 前記アバットメント部材の前記位置決め外表面は、2つの概ね丸みのある環状突起を含む少なくとも2つの軸方向に離間した保定部分を有し、
    前記保定部材は、前記スカートの前記内表面に、前記アバットメント部材の各前記保定部分と解放可能にスナップ係合する、少なくとも2つの軸方向に離間したスナップ係合部を有し、
    前記スカートの前記内表面の前記軸方向に離間したスナップ係合部は、前記アバットメント部材の前記環状突起に被さりスナップ係合する、2つの離間した環状溝を有している、
    請求項40に記載の歯科アタッチメント・アセンブリ。
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