JP2017510879A - 端末デバイスを処理するための方法及び端末デバイス - Google Patents
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Abstract
本発明の実施形態は、端末デバイスを処理するための方法及び端末デバイスを提供する。端末デバイスの被覆されたエリアを使用することによって、プリセット命令が実行される。特に、ユーザ入力が取得され、そのユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアが取得され、その被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令が実行される。前述の方法及び前述の端末デバイスを使用することは、従来技術におけるハードウェアの摩耗及び余分な電力消費という技術的な問題を解決し、また、ハードウェアを加えることなく、次の有益な効果をもたらし、すなわち、ユーザによって引き起こされる端末デバイスのハードウェアの摩耗が低減され、端末デバイスの電力が節約され、ユーザの操作効率が改善される。
Description
本発明は、端末デバイスの分野に関し、詳細には、端末デバイスを処理するための方法及び端末デバイスに関する。
テクノロジーが発展するにつれて、端末デバイスは、自分がタッチされているかどうかを知覚できるようになっている。タッチスクリーンを一例として使用すると、タッチスクリーンの原理は、下記のとおりである。タッチスクリーンがタッチされているということを検知した後に、端末のタッチスクリーンドライバが、タッチポイントの座標及び圧力などの情報を認識し、次いでその情報をオペレーティングシステムのフレームワーク(framework)レイヤに報告する。フレームワークレイヤは、分析を行うことによって、タッチポイントの最新の報告された情報に従ってユーザのアクション情報を得て、次いでアクション情報をアプリケーションに報告し、アプリケーションは、ユーザのアクション情報に応答する。押すこと及び放すことなどのそれぞれのタッチポイントのイベントを認識することによって、フレームワークレイヤは、ユーザのアクション情報を分析する。たとえば、ユーザがタッチポイントを押している持続時間がt0未満であるということがわかった場合には、フレームワークレイヤは、ユーザがタッチポイントをタップ(tap)しているとみなす。ユーザがタッチポイントを押している持続時間がt0〜t1であるということがわかった場合には、フレームワークレイヤは、ユーザがタッチポイントを押している(press)とみなす。ユーザがタッチポイントを押した後のt1の持続時間内に、タッチポイントを放すことが検知されなかった場合には、フレームワークレイヤは、ユーザがタッチポイントにタッチして保持している(long press)とみなす。アプリケーションは、フレームワークレイヤによって報告された別々のアクション情報に従って、別々の応答を行う。
テクノロジーが発展するにつれて、自分がタッチされているかどうかを知覚する端末デバイスの能力は、ますます向上している。しかしながら、その能力はフルに活用されていない。通常、ユーザの操作は依然として、物理的なボタンを使用することによって完遂され、これは、端末デバイスのいくつかの物理的なボタンを使用するきわめて高い頻度に起因して不要な摩耗が生じるという従来技術における技術的な問題、又はユーザが意図的に摩耗を少なくすることに起因して端末デバイスの余分な電力消費が引き起こされるという問題を引き起こす。これらの技術的な問題のいずれも、従来技術においてはうまく解決されていない。
本発明の実施形態においては、端末デバイスの被覆されたエリアに従ってプリセット命令が実行されるスキームが使用され、これは、ハードウェアの摩耗及び余分な電力消費という技術的な問題を解決し、また、ハードウェアを加えることなく、次の有益な効果をもたらし、すなわち、ユーザによって引き起こされる端末デバイスのハードウェアの摩耗が低減され、端末デバイスの電力が節約され、ユーザの操作効率が改善される。
第1の態様によれば、本発明の一実施形態は、端末デバイスを処理するための方法を提供し、この方法は、ユーザ入力を取得するステップと、そのユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアを取得するステップと、その被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するステップとを含む。
第1の態様の第1の可能な実施様式においては、被覆されたエリアは、端末デバイスの少なくとも1つの被覆された領域のエリアを含み、被覆された領域は、連続した被覆されたポイントによって形成されている。
第1の態様の第1の可能な実施様式に関連して、第1の態様の第2の可能な実施様式においては、被覆されたエリアが1つの被覆された領域のエリアを含む場合には、被覆されたエリアは、その被覆された領域のエリアであり、又は被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、被覆されたエリアは、それらの少なくとも2つの被覆された領域のエリアの合計である。
第1の態様の第1の可能な実施様式に関連して、第1の態様の第3の可能な実施様式においては、被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、被覆されたエリアは、最大の被覆された領域のエリアである。
第1の態様、又は第1の態様の第1の可能な実施様式、又は第1の態様の第2の可能な実施様式、又は第1の態様の第3の可能な実施様式に関連して、第1の態様の第4の可能な実施様式においては、被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令が実行され、又は被覆された領域がプリセット経路に従って移動し、被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令が実行される。
第1の態様の第4の可能な実施様式に関連して、第1の態様の第5の可能な実施様式においては、被覆された領域がプリセット経路に従って移動することは、少なくとも1つの被覆された領域が1つのプリセット経路に従って移動すること、又は少なくとも2つの被覆された領域が少なくとも2つのプリセット経路に従って移動することを特に含む。
第1の態様の第4の可能な実施様式に関連して、又は第1の態様の第5の可能な実施様式に関連して、第1の態様の第6の可能な実施様式においては、被覆された領域がプリセット経路に従って移動することは、被覆された領域が端末デバイスの1つの端部から端末デバイスの別の端部へ移動することを含み、その移動は、下記の移動のうちのいずれか1つ、又は複数の移動の組合せを含み、それらの移動は、被覆された領域が端末デバイスの上側端部から端末デバイスの下側端部へ移動すること、被覆された領域が端末デバイスの下側端部から端末デバイスの上側端部へ移動すること、被覆された領域が端末デバイスの左側端部から端末デバイスの右側端部へ移動すること、及び被覆された領域が端末デバイスの右側端部から端末デバイスの左側端部へ移動することである。
第1の態様、又は第1の態様の第1の可能な実施様式、又は第1の態様の第2の可能な実施様式、又は第1の態様の第3の可能な実施様式、又は第1の態様の第4の可能な実施様式、又は第1の態様の第5の可能な実施様式、又は第1の態様の第6の可能な実施様式に関連して、第1の態様の第7の可能な実施様式においては、プリセット命令は、以下の命令のうちのいずれか1つ、又は複数の命令の組合せを含み、それらの命令は、スクリーンオフ命令、電源オフ命令、前のステップへ戻るための命令、ハングアップ命令、及びメインユーザインターフェースへ戻るための命令であり、スクリーンオフ命令は、スクリーンオン状態からスクリーンオフ状態へ切り替わるよう端末デバイスに指示するために使用される。
第1の態様、又は第1の態様の第1の可能な実施様式、又は第1の態様の第2の可能な実施様式、又は第1の態様の第3の可能な実施様式、又は第1の態様の第4の可能な実施様式、又は第1の態様の第5の可能な実施様式、又は第1の態様の第6の可能な実施様式、又は第1の態様の第7の可能な実施様式に関連して、第1の態様の第8の可能な実施様式においては、プリセットエリアは、端末デバイスの表面積のN倍であり、又はプリセットエリアは、端末デバイスのタッチスクリーンの面積のN倍であり、Nは、0より大きく1未満である。
第1の態様、又は第1の態様の第1の可能な実施様式、又は第1の態様の第2の可能な実施様式、又は第1の態様の第3の可能な実施様式、又は第1の態様の第4の可能な実施様式、又は第1の態様の第5の可能な実施様式、又は第1の態様の第6の可能な実施様式、又は第1の態様の第7の可能な実施様式、第1の態様の第8の可能な実施様式に関連して、第1の態様の第9の可能な実施様式においては、ユーザ入力を取得するステップは、端末デバイスがスクリーンオン状態にあるときにユーザ入力を取得するステップを特に含む。
第2の態様によれば、本発明の一実施形態は、端末デバイスを提供し、この端末デバイスは、ユーザ入力を取得するように構成されている入力取得ユニットと、入力取得ユニットによって取得されたユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアを取得するように構成されている被覆エリア取得ユニットと、被覆エリア取得ユニットによって取得された被覆されたエリアを受け取るように構成されている処理ユニットとを含み、処理ユニットは、被覆エリア取得ユニットによって取得された被覆されたエリアを取得して、その被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するように構成されている。
第2の態様の第1の可能な実施様式においては、被覆エリア取得ユニットによって受け取られた被覆されたエリアは、端末デバイスの少なくとも1つの被覆された領域のエリアを含み、被覆された領域は、連続した被覆されたポイントによって形成されている。
第2の態様の第1の可能な実施様式に関連して、第2の態様の第2の可能な実施様式においては、被覆エリア取得ユニットは、被覆されたエリアが1つの被覆された領域のエリアを含む場合には、その被覆された領域のエリアを取得するように、又は被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、それらの少なくとも2つの被覆された領域のエリアの合計を取得するように特に構成されている。
第2の態様の第1の可能な実施様式に関連して、第2の態様の第3の可能な実施様式においては、被覆エリア取得ユニットは、被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、最大の被覆された領域のエリアを取得するように特に構成されている。
第2の態様、又は第2の態様の第1の可能な実施様式、又は第2の態様の第2の可能な実施様式、又は第2の態様の第3の可能な実施様式に関連して、第2の態様の第4の可能な実施様式においては、処理ユニットは、被覆エリア取得ユニットによって取得された被覆されたエリアを受け取って、その被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するように、又は被覆された領域がプリセット経路に従って移動し、被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するように特に構成されている。
第2の態様の第4の可能な実施様式に関連して、第2の態様の第5の可能な実施様式においては、処理ユニットにおいて、被覆された領域がプリセット経路に従って移動することは、少なくとも1つの被覆された領域が1つのプリセット経路に従って移動すること、又は少なくとも2つの被覆された領域が少なくとも2つのプリセット経路に従って移動することを特に含む。
第2の態様の第4の可能な実施様式に関連して、又は第2の態様の第5の可能な実施様式に関連して、第2の態様の第6の可能な実施様式においては、処理ユニットにおいて、被覆された領域がプリセット経路に従って移動することは、被覆された領域が端末デバイスの1つの端部から端末デバイスの別の端部へ移動することを含み、その移動は、下記の移動のうちのいずれか1つ、又は複数の移動の組合せを含み、それらの移動は、被覆された領域が端末デバイスの上側端部から端末デバイスの下側端部へ移動すること、被覆された領域が端末デバイスの下側端部から端末デバイスの上側端部へ移動すること、被覆された領域が端末デバイスの左側端部から端末デバイスの右側端部へ移動すること、及び被覆された領域が端末デバイスの右側端部から端末デバイスの左側端部へ移動することである。
第2の態様、又は第2の態様の第1の可能な実施様式、又は第2の態様の第2の可能な実施様式、又は第2の態様の第3の可能な実施様式、又は第2の態様の第4の可能な実施様式、又は第2の態様の第5の可能な実施様式、又は第2の態様の第6の可能な実施様式に関連して、第2の態様の第7の可能な実施様式においては、処理ユニットにおいて、プリセット命令は、以下の命令のうちのいずれか1つ、又は複数の命令の組合せを含み、それらの命令は、スクリーンオフ命令、電源オフ命令、前のステップへ戻るための命令、ハングアップ命令、及びメインユーザインターフェースへ戻るための命令であり、スクリーンオフ命令は、スクリーンオン状態からスクリーンオフ状態へ切り替わるよう端末デバイスに指示するために使用される。
第2の態様、又は第2の態様の第1の可能な実施様式、又は第2の態様の第2の可能な実施様式、又は第2の態様の第3の可能な実施様式、又は第2の態様の第4の可能な実施様式、又は第2の態様の第5の可能な実施様式、又は第2の態様の第6の可能な実施様式、又は第2の態様の第7の可能な実施様式に関連して、第2の態様の第8の可能な実施様式においては、処理ユニットにおいて、プリセットエリアは、端末デバイスの表面積のN倍であり、又はプリセットエリアは、端末デバイスのタッチスクリーンの面積のN倍であり、Nは、0より大きく1未満である。
第2の態様、又は第2の態様の第1の可能な実施様式、又は第2の態様の第2の可能な実施様式、又は第2の態様の第3の可能な実施様式、又は第2の態様の第4の可能な実施様式、又は第2の態様の第5の可能な実施様式、又は第2の態様の第6の可能な実施様式、又は第2の態様の第7の可能な実施様式、又は第2の態様の第8の可能な実施様式に関連して、第2の態様の第9の可能な実施様式においては、端末デバイスは、状態取得ユニットをさらに含み、状態取得ユニットは、端末デバイスの状態を取得して、その状態を入力取得ユニットへ送信するように構成されており、状態取得ユニットによって取得されていて、かつ端末デバイスのものである状態がスクリーンオン状態であるときに、入力取得ユニットは、ユーザ入力を取得するように構成されている。
第3の態様によれば、本発明の一実施形態は、端末デバイスを提供し、この端末デバイスは、ユーザ入力を取得するように構成されているタッチスクリーンと、タッチスクリーンによって取得されたユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアを取得するように構成されているプロセッサとを含み、プロセッサは、被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するようにさらに構成されている。
第3の態様の第1の可能な実施様式においては、プロセッサによって取得された被覆されたエリアは、端末デバイスの少なくとも1つの被覆された領域のエリアを含み、被覆された領域は、連続した被覆されたポイントによって形成されている。
第3の態様の第1の可能な実施様式に関連して、第3の態様の第2の可能な実施様式においては、プロセッサは、被覆されたエリアが1つの被覆された領域のエリアを含む場合には、その被覆された領域のエリアを取得するように、又は被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、それらの少なくとも2つの被覆された領域のエリアの合計を取得するように特に構成されている。
第3の態様の第1の可能な実施様式に関連して、第3の態様の第3の可能な実施様式においては、プロセッサは、被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、最大の被覆された領域のエリアを取得するように特に構成されている。
第3の態様、又は第3の態様の第1の可能な実施様式、又は第3の態様の第2の可能な実施様式、又は第3の態様の第3の可能な実施様式に関連して、第3の態様の第4の可能な実施様式においては、プロセッサは、被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するように、又は被覆された領域がプリセット経路に従って移動し、被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するように特に構成されている。
第3の態様の第4の可能な実施様式に関連して、第3の態様の第5の可能な実施様式においては、プロセッサにおいて、被覆された領域がプリセット経路に従って移動することは、少なくとも1つの被覆された領域が1つのプリセット経路に従って移動すること、又は少なくとも2つの被覆された領域が少なくとも2つのプリセット経路に従って移動することを特に含む。
第3の態様の第4の可能な実施様式に関連して、又は第3の態様の第5の可能な実施様式に関連して、第3の態様の第6の可能な実施様式においては、処理ユニットにおいて、被覆された領域がプリセット経路に従って移動することは、被覆された領域が端末デバイスの1つの端部から端末デバイスの別の端部へ移動することを含み、その移動は、下記の移動のうちのいずれか1つ、又は複数の移動の組合せを含み、それらの移動は、被覆された領域が端末デバイスの上側端部から端末デバイスの下側端部へ移動すること、被覆された領域が端末デバイスの下側端部から端末デバイスの上側端部へ移動すること、被覆された領域が端末デバイスの左側端部から端末デバイスの右側端部へ移動すること、及び被覆された領域が端末デバイスの右側端部から端末デバイスの左側端部へ移動することである。
第3の態様、又は第3の態様の第1の可能な実施様式、又は第3の態様の第2の可能な実施様式、又は第3の態様の第3の可能な実施様式、又は第3の態様の第4の可能な実施様式、又は第3の態様の第5の可能な実施様式、又は第3の態様の第6の可能な実施様式に関連して、第3の態様の第7の可能な実施様式においては、プロセッサにおいて、プリセット命令は、以下の命令のうちのいずれか1つ、又は複数の命令の組合せを含み、それらの命令は、スクリーンオフ命令、電源オフ命令、前のステップへ戻るための命令、ハングアップ命令、及びメインユーザインターフェースへ戻るための命令であり、スクリーンオフ命令は、スクリーンオン状態からスクリーンオフ状態へ切り替わるよう端末デバイスに指示するために使用される。
第3の態様、又は第3の態様の第1の可能な実施様式、又は第3の態様の第2の可能な実施様式、又は第3の態様の第3の可能な実施様式、又は第3の態様の第4の可能な実施様式、又は第3の態様の第5の可能な実施様式、又は第3の態様の第6の可能な実施様式、又は第3の態様の第7の可能な実施様式に関連して、第3の態様の第8の可能な実施様式においては、プロセッサにおいて、プリセットエリアは、端末デバイスの表面積のN倍であり、又はプリセットエリアは、端末デバイスのタッチスクリーンの面積のN倍であり、Nは、0より大きく1未満である。
第3の態様、又は第3の態様の第1の可能な実施様式、又は第3の態様の第2の可能な実施様式、又は第3の態様の第3の可能な実施様式、又は第3の態様の第4の可能な実施様式、又は第3の態様の第5の可能な実施様式、又は第3の態様の第6の可能な実施様式、又は第3の態様の第7の可能な実施様式、又は第3の態様の第8の可能な実施様式に関連して、第3の態様の第9の可能な実施様式においては、タッチスクリーンは、端末デバイスがスクリーンオン状態にあるときにユーザ入力を取得するように特に構成されている。
本発明の実施形態においては、端末デバイスを処理するための方法及び端末デバイスが使用され、これは、端末デバイスのフレキシブルでない操作によってもたらされる従来技術における一連の技術的な問題を解決する。たとえば、操作は、物理的なボタン又はソフトキーを押すことによって完遂され、これは、ハードウェアの摩耗又は余分な電力消費を引き起こす。本発明の実施形態においては、電力を節約すること、ハードウェアの摩耗を低減すること、及びユーザのプライバシーを保護することという技術的な効果が、ハードウェアを加えることなくもたらされ、それによって、ユーザ経験が著しく改善される。
本発明の実施形態における、又は従来技術における技術的なソリューションをより明確に説明するために、以降では、それらの実施形態を説明する上で必要とされる添付の図面を簡単に紹介する。明らかに、以降の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しており、当業者なら、それでもなお、創造的な取り組みを伴わずにこれらの添付の図面からその他の図面を導き出すことができる。
本発明の実施形態の目的、技術的なソリューション、及び利点をより明確にするために、以降では、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら本発明の実施形態における技術的なソリューションを明確にかつ完全に説明する。明らかに、説明されている実施形態は、本発明の実施形態のうちのいくつかであり、すべてではない。当業者によって本発明の実施形態に基づいて創造的な取り組みを伴わずに得られるその他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
本発明の実施形態において使用されている用語は、特定の実施形態を例示するためのものにすぎず、本発明を限定することを意図されているものではない。それらの実施形態、及び本発明の添付の特許請求の範囲において使用されている単数形の「1つ(a)」、「前記(said)」、及び「その(the)」という用語はまた、そうでないと文脈においてはっきりと示されていない限り、複数形を含むことを意図されている。本明細書において使用されている「及び/又は(and/or)」という用語は、1つ以上の関連付けられている列挙されている項目のうちのいずれか又はすべての可能な組合せを示し、また含むということも理解されたい。本明細書において採用されている「含む(include)」という用語は、特徴、整数、ステップ、オペレーション、要素、及び/又はコンポーネントの存在を明示しているが、その他の特徴、整数、ステップ、オペレーション、要素、コンポーネント、及び/又はそれらの組合せが存在すること又は付加されることは除外されないということをさらに理解されたい。
「第1の(first)」及び「第2の(second)」という用語は、本発明の実施形態においては、さまざまなタイプのプリセット時間を記述するために使用されている場合があるが、さまざまなタイプのプリセット時間は、これらの用語に限定されるべきではないということを理解されたい。これらの用語は、さまざまなタイプのプリセット時間を区別するために使用されているにすぎない。たとえば、本発明の実施形態の範囲から逸脱することなく、第1のプリセット時間が第2のプリセット時間と呼ばれることも可能であり、同様に、第2のプリセット時間が第1のプリセット時間と呼ばれることも可能である。
本発明の実施形態においては、端末デバイスは、モバイル通信端末デバイス、たとえば、モバイル電話、携帯情報端末(Personal Digital Assistant, PDA)、タブレットコンピュータ、及びポータブル端末デバイス(ポータブルコンピュータなど)を含むが、それらには限定されず、また、現金自動預け払い機(Automatic Teller Machine, ATM)などのタッチスクリーンを伴う端末デバイスを含み、デジタルカメラなどのタッチスクリーンを伴う端末デバイスをさらに含むことができるが、これは、本発明の実施形態において限定されるものではない。
本発明の実施形態においては、「プリセット」は、事前に設定することを指し、事前に設定することは、ユーザによって事前に設定すること、及び/又はシステムによって事前に設定することを含むことができ、事前に設定することは、ユーザの使用習慣に従って事前に設定することであってもよく、又は端末デバイスの機能に従って事前に設定することであってもよい、といった具合だが、これは、本発明の実施形態において限定されるものではない。
本発明における「被覆される」は、「直接被覆される」又は「間接的に被覆される」を含み、タッチスクリーン上でのフローティング操作をさらに含むが、これは、本発明の実施形態において限定されるものではないということを理解されたい。
本発明の実施形態においては、端末デバイスのさまざまな入力デバイス及び/又はさまざまな出力デバイスを記述するためにタッチスクリーン又はスクリーンが使用されている場合があるということを理解されたい。しかしながら、実際には、さまざまな入力デバイス及び/又はさまざまな出力デバイスは、タッチスクリーン又はスクリーンに限定されるべきではない。ここで、タッチスクリーン及び/又はスクリーンを使用することは、記述を容易にするためのものにすぎず、本発明の実施形態に関する限定を構成するものではない。
実施形態1
図1は、本発明の実施形態1による、端末デバイスを処理するための方法のフローチャートである。図1において示されているように、端末デバイスを処理するための方法は、下記を含むことができる。
図1は、本発明の実施形態1による、端末デバイスを処理するための方法のフローチャートである。図1において示されているように、端末デバイスを処理するための方法は、下記を含むことができる。
S101.ユーザ入力を取得する。
端末デバイスは、ユーザ入力を取得することができ、ユーザ入力は、ユーザによって端末デバイス上で実行される被覆であることが可能であり、被覆は、ユーザが端末デバイスに直接タッチする被覆を含み、また、ユーザが何らかの物体(たとえば、手袋、衣服、及びスタイラス)を通じて端末デバイスにタッチする被覆を含み、端末デバイスの付近の特定の範囲内でユーザによって端末デバイス上で実行される被覆をさらに含むことができ、この被覆においては、ユーザは、端末デバイスに直接タッチせず、これは、フローティング操作に属する。この入力は、端末デバイスによって認識されることが可能であるいずれかの様式で実行される入力をさらに含むことができるということを理解されたい。本発明のこの実施形態における被覆は、複数の様式を含み、これは、ユーザにとっての容易な使用という有益な効果をもたらすことができる。ユーザは、端末デバイスにタッチすること、端末デバイスにタッチしないこと、又は手袋を着用して端末デバイスにタッチすることを選ぶことができ、これは、ユーザにとっての容易な使用につながり、ユーザによって使用されることが可能であるシナリオを増やす。
任意選択で、図5において示されているように、ユーザは、端末デバイスのタッチスクリーンを手で被覆し、これは、ユーザ入力に属する。同様に、ユーザは、端末デバイスを手に持ち、これも、ユーザ入力と呼ばれることが可能であり、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
S102.ユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアを取得する。
端末デバイスは、ユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアを、すなわち、端末デバイスにとって、どれぐらい大きなエリアが被覆されているかを得ることができる。被覆されたエリアは、端末デバイスの少なくとも1つの被覆された領域のエリアを含み、被覆された領域は、連続した被覆されたポイントによって形成されている。
端末デバイスは、ユーザ入力に従って、被覆されたポイントを得ることができる。図3において示されているように、被覆されたポイント1、被覆されたポイント2、被覆されたポイント3、被覆されたポイント4、被覆されたポイント5、被覆されたポイント6などが分かる。これらの被覆されたポイントのうちで、いくつかの被覆されたポイント、たとえば、被覆されたポイント1、被覆されたポイント2、及び被覆されたポイント3、又は被覆されたポイント4及び被覆されたポイント5は、連続している。いくつかの被覆されたポイント、たとえば、被覆されたポイント1及び被覆されたポイント4などは、不連続である。連続した被覆されたポイントは、被覆された領域を形成することができる。図3において示されているように、連続した被覆されたポイントは、被覆された領域1、被覆された領域2、及び被覆された領域3を形成している。したがって、端末デバイスが被覆されるときには、1つ又は複数の被覆された領域が形成される場合がある。
任意選択で、被覆されたエリアが1つの被覆された領域のエリアを含む場合には、被覆されたエリアは、その被覆された領域のエリアである。図2において示されているように、被覆されたポイントがすべて連続している場合には、1つの被覆された領域が形成され、その領域のエリアが、被覆されたエリアである。
任意選択で、被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、被覆されたエリアは、それらの少なくとも2つの被覆された領域のエリアの合計である。「少なくとも2つ」は、「2つ」を含む。本発明のこの実施形態の説明は、一例として図3を使用することによって与えられる。被覆されたエリアは、被覆された領域1及び被覆された領域2のエリアの合計を含むこと、又は被覆された領域1及び被覆された領域3のエリアの合計を含むことが可能であり、又は被覆された領域2及び被覆された領域3のエリアの合計を含むことができ、又は被覆された領域1、被覆された領域2、及び被覆された領域3のエリアの合計を含むことができる。特に、2つ、3つ、又はそれよりも多くの被覆された領域のエリアの合計が、被覆されたエリアとして選択され、その被覆された領域のエリアが選択されるが、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではなく、実際の製品、ユーザの要件などに従ってユーザ又は端末デバイスによって選択されることが可能である。
任意選択で、被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、被覆されたエリアは、最大の被覆された領域のエリアである。図3において示されているように、被覆されたエリアは、被覆された領域1、被覆された領域2、及び被覆された領域3のうちの最大の被覆された領域のエリアであり、すなわち、被覆されたエリアは、被覆された領域1のエリアである。
任意選択で、以降では、容量性タッチスクリーンを含む端末デバイスをユーザが手でタッチする一例を使用して、被覆されたエリアを端末デバイスがどのように取得するかを例示する。タッチスクリーンはさらに、抵抗性タッチスクリーンなどのように、ユーザ入力を受け取ることができるその他のいずれかタッチスクリーンであることが可能であるということを理解されたい。ここで、容量性タッチスクリーンは、説明を容易にするために使用されているにすぎない。同様に、端末デバイスのタッチスクリーンに加えて、端末デバイスのその他のコンポーネント、たとえば、ハウジングなどのユーザ入力を受け取ることができるいずれかの装置はすべて、本発明のこの実施形態の範囲内に含まれる。図2、図3、及び図4において示されているように、端末デバイスは、mHzの周波数(mは変数であり、その値の範囲は、0よりも大きい正の数である)でタッチスクリーンをスキャンして、タッチスクリーンが物体によって被覆されているかどうかをチェックする。タッチスクリーンがスキャンされるたびに、タッチスクリーン上のすべてのポイント(X1、Y1)、(X2、Y2)、...、(Xn、Yn)がスキャンされ、すべてのポイントのステータスが取得される。ユーザの指がタッチスクリーンにタッチすると、結合容量が減少する。端末デバイスは、静電容量の変化に従って、タッチスクリーンがユーザの指によって被覆されているかどうかを判定する。タッチスクリーンの特徴に従って1つ以上の被覆されたポイントによって、被覆された領域が形成される。端末デバイスは、被覆されたポイント及び被覆されたポイントの座標を取得する。端末デバイスは、被覆されたポイントの座標に従って、どの被覆されたポイントが、連続した被覆されたポイントであるかを判定する。連続した被覆されたポイントは、被覆された領域を形成し(図3において示されているように、連続した被覆されたポイントは、3つの被覆された領域を形成している)、次いでこれらの被覆された領域に従って、被覆されたエリアが得られることが可能である。
被覆されたエリアを取得するための複数の方法があり、それは、誤操作が生じる可能性が高いという従来技術における技術的な問題を解決する。ユーザ又は端末デバイスは、実際の状況に従って、被覆されたエリアをどのようにして得るかを決定することができ、これは、操作の正確さを改善するという有益な効果をもたらす。
任意選択で、少なくとも2つの被覆された領域がある場合には、ステップS103は実行されない。或いは、少なくとも2つの被覆された領域がある場合には、ステップS103の判定結果は、被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きくないということである。このスキームも、操作の正確さを改善するという有益な効果をもたらすことができる。
任意選択で、端末デバイスがスクリーンオン状態にある場合には、ステップS102が実行され、そうでない場合には、ステップS102は実行されない。
S103.被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行する。
ステップS102においては、被覆されたエリアが得られることが可能である。端末デバイスは、被覆されたエリアのサイズと、プリセットエリアのサイズとを比較し、被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、端末デバイスは、プリセット命令を実行する。
任意選択で、ステップS103は、特にS1031を含む。被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行する。被覆されたエリアが特定の時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、条件が満たされているとみなされ、端末デバイスは、プリセット命令を実行する。容量性タッチスクリーンを含む端末デバイスをユーザが手でタッチする一例を使用すると、端末デバイスは、mHzの周波数(mは変数であり、その値の範囲は、0よりも大きい正の数である)でタッチスクリーンをスキャンして、被覆されたエリアを得る。第1のプリセット時間内に、端末デバイスは、n回(nは変数であり、その値の範囲は、0よりも大きい正の数である)にわたってタッチスクリーンをスキャンし、それぞれのスキャン後に得られた被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、端末デバイスは、プリセット命令を実行する。
任意選択で、ステップS103は、特にS1032を含む。被覆された領域がプリセット経路に従って移動し、被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行する。ステップS1032は、2つの条件を含む。条件1: 被覆された領域がプリセット経路に従って移動すること、条件2: 被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいこと。条件1及び条件2が両方とも満たされている場合には、端末デバイスは、プリセット命令を実行する。端末デバイスは、条件1及び条件2を同時に判定することができ、又は1つの条件が満たされた後に、他方の条件を判定することもでき、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。ステップS1032における条件2の具体的な実施様式は、被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいかどうかをステップS1031において判定するための方法と同じであることが可能であり、それについて、ここで再び説明することはしない。
任意選択で、被覆されたエリアが条件1においてプリセット経路に従って移動するということは、被覆された領域の移動に起因して形成される経路の形状がプリセット経路の形状と一致しているということを意味することが可能であり、又は被覆された領域の始点が第1のプリセット領域の範囲内に入り、終点が第2のプリセット領域の範囲内に入るということを意味することが可能である。条件1におけるプリセット経路は、固定された始点及び/又は固定された終点を必要とせず、固定された移動ルートの経路であることも必要としない。複数の被覆された領域がある場合には、すべての被覆された領域がプリセット経路に従って移動して、条件1が満たされる可能性があり、又は、いくつかの(「1つ」のケースを含む)被覆された領域がプリセット経路に従って移動して、条件1が満たされる可能性もある。特に、プリセット経路に従って移動しているのがすべての又はいくつかの被覆された領域であり、プリセット経路に従って移動しているのがいくつかの被覆された領域である場合には、それらの被覆された領域が選択されるが、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。任意選択で、ステップS1032における条件1は、特に、被覆された領域が端末デバイスの1つの端部から端末デバイスの別の端部へ移動することであることが可能であり、その移動は、下記の移動のうちのいずれか1つ、又は複数の移動の組合せを含み、それらの移動とは、被覆された領域が端末デバイスの上側端部から端末デバイスの下側端部へ移動すること、被覆された領域が端末デバイスの下側端部から端末デバイスの上側端部へ移動すること、被覆された領域が端末デバイスの左側端部から端末デバイスの右側端部へ移動すること、及び被覆された領域が端末デバイスの右側端部から端末デバイスの左側端部へ移動することである。任意選択で、プリセット経路は、左上から右下へ、右下から左上へ、右上から左下へ、又は左下から右上への移動の推定を含むことができる。本発明のこの実施形態においては、プリセット経路に関する複数のランダムな組合せが存在することが可能であり、それによって本発明の実施スキームは、フレキシブルかつ多様になり、ユーザのパーソナライズされた要件をよりよく満たす。経路は、まっすぐであることが可能であり、又はもちろん曲がっていることも可能であり、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではないということを理解されたい。
任意選択で、被覆された領域がプリセット経路に従って移動することは、少なくとも1つの被覆された領域が1つのプリセット経路に従って移動することを含み、又は少なくとも2つの被覆された領域が少なくとも2つのプリセット経路に従って移動することを含むことができる。
任意選択で、被覆された領域が端末デバイスの1つの端部から端末デバイスの別の端部へ移動することを説明するために、タッチスクリーンを含む端末デバイスをユーザの手のひらがフリックする一例が使用され、端末デバイスは、mHzの周波数(mは変数であり、その値の範囲は、0よりも大きい正の数である)でタッチスクリーンをスキャンして、被覆された領域を得る。ユーザの手のひらがタッチスクリーンを最上部から最下部へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの上側端部から端末デバイスの下側端部へ移動する。特に、図10において示されているように、手のひらがタッチスクリーンをフリックしたときに、端末デバイスは、タッチスクリーンをスキャンすることによって、Y軸方向における被覆された領域の最小値Y1を得て、2回目にスキャンすることによって、Y軸方向における被覆された領域の最小値Y2を得て、3回目にスキャンすることによって、Y軸方向における被覆された領域の最小値Y3を得て、N回目にスキャンすることによって、Y軸方向における被覆された領域の最小値YN(Nは、0よりも大きい正の整数である)を得て、Y1、Y2、Y3...YNは、Y1<Y2<Y3<...<YNという法則を概ね満たしている。逆に、ユーザの手のひらがタッチスクリーンを最下部から最上部へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの下側端部から端末デバイスの上側端部へ移動し、Y1、Y2、Y3...YNは、Y1>Y2>Y3>...>YNという法則を概ね満たしている。ユーザの手のひらがタッチスクリーンを左から右へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの左側端部から端末デバイスの右側端部へ移動する。特に、図9において示されているように、手のひらがタッチスクリーンをフリックしたときに、端末デバイスは、タッチスクリーンをスキャンすることによって、X軸方向における被覆された領域の最小値X1を得て、2回目にスキャンすることによって、X軸方向における被覆された領域の最小値X2を得て、3回目にスキャンすることによって、X軸方向における被覆された領域の最小値X3を得て、N回目にスキャンすることによって、X軸方向における被覆された領域の最小値XN(Nは、0よりも大きい正の整数である)を得て、X1、X2、X3...XNは、X1<X2<X3<...<XNという法則を概ね満たしている。逆に、ユーザの手のひらがタッチスクリーンを右から左へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの右側端部から端末デバイスの左側端部へ移動し、X1、X2、X3...XNは、X1>X2>X3>...>YNという法則を概ね満たしている。ユーザの手のひらがタッチスクリーンを左上から右下へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの左上側端部から端末デバイスの右下側端部へ移動する。特に、図10において示されているように、手のひらがタッチスクリーンをフリックしたときに、端末デバイスは、タッチスクリーンをスキャンすることによって、X軸方向及びY軸方向における被覆された領域のものである最小値X1及び最小値Y1を得て、2回目にスキャンすることによって、X軸方向及びY軸方向における被覆された領域のものである最小値X2及び最小値Y2を得て、3回目にスキャンすることによって、X軸方向及びY軸方向における被覆された領域のものである最小値X3及び最小値Y3を得て、N回目にスキャンすることによって、X軸方向及びY軸方向における被覆された領域のものである最小値XN及び最小値YN(Nは、0よりも大きい正の整数である)を得て、X1、X2、X3...XNは、X1<X2<X3<...<XNという法則を概ね満たしており、Y1、Y2、Y3...YNは、Y1<Y2<Y3<...<YNという法則を概ね満たしている。逆に、ユーザの手のひらがタッチスクリーンを右下から左上へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの右下側端部から端末デバイスの左上側端部へ移動し、X1、X2、X3...XNは、X1>X2>X3>...>YNという法則を概ね満たしており、Y1、Y2、Y3...YNは、Y1>Y2>Y3>...>YNという法則を概ね満たしている。前述のものは、本発明のこの実施形態の可能な一実施スキームにすぎないということを理解されたい。実際には、被覆された領域の移動を判定するための複数のアルゴリズムがあり、それは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
任意選択で、ステップS1031及びステップS1032において、第1のプリセット時間及び第2のプリセット時間は、時間セグメントであることが可能である。この時間セグメントにおいて、端末デバイスによって取得された被覆されたエリアは、プリセットエリアよりも大きい。或いは、第1のプリセット時間及び第2のプリセット時間は、回数のプリセット量であることが可能である。端末デバイスによって取得された被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きかった場合には、端末デバイスは、被覆されたエリアが1回プリセットエリアよりも大きかったということを記録する。端末デバイスによって再び取得された被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きかった場合には、端末デバイスは、被覆されたエリアが2回プリセットエリアよりも大きかったということを記録する。回数の量が回数のプリセット量よりも大きい場合には、被覆されたエリアは第1のプリセット時間又は第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいとみなされる。その一方で、回数の量の記録は、第3のプリセット時間内の記録である場合があり、第3のプリセット時間が経過した場合には、回数の量は再び記録される。ここでの第1のプリセット時間、第2のプリセット時間、及び第3のプリセット時間は、同じであってもよく、又は異なっていてもよいということを理解されたい。本発明のこの実施形態においては、プリセット時間は、複数の様式でプリセットされること及び取得されることが可能であり、それによって本発明の実施スキームは、フレキシブルかつ多様になり、ユーザのパーソナライズされた要件をよりよく満たす。
任意選択で、ステップS1031及びステップS1032において、プリセットエリアは、端末デバイスの表面積のN倍であり、Nは、0より大きく1未満である。端末デバイスは、複数の表面を有する場合がある。プリセットエリアは、表面のうちのいずれか1つの表面積であることが可能であり、又は少なくとも2つの表面積の合計であることも可能である。どの1つの又はどのいくつかの表面が特に選択されるかは、システム又はユーザによってプリセットされることが可能であるが、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
任意選択で、ステップS1031及びステップS1032において、プリセットエリアは、端末デバイスのタッチスクリーンの面積のN倍であり、Nは、0より大きく1未満である。図5において示されているように、端末デバイスはタッチスクリーンを含み、端末デバイスのプリセットエリアは、タッチスクリーンの面積のN倍である。本発明のこの実施形態においては、プリセットエリアは、タッチスクリーンの面積の30%〜80%であることが可能であり、好ましくは、タッチスクリーンの面積の50%であることが可能である。
任意選択で、プリセットエリアが端末デバイスのタッチスクリーンの面積のN倍である場合には、被覆されたポイントは、ユーザ入力に従って端末デバイスによって取得されるポイントであり、そこでは、端末デバイスのタッチスクリーンは物理的に被覆されている。
任意選択で、ステップS1031及びステップS1032において、プリセット命令は、以下の命令のうちのいずれか1つ、又は複数の命令の組合せを含み、それらの命令は、スクリーンオフ命令、電源オフ命令、前のステップへ戻るための命令、ハングアップ命令、及びメインユーザインターフェースへ戻るための命令である。スクリーンオフ命令は、スクリーンオン状態からスクリーンオフ状態へ切り替わるよう端末デバイスに指示するために使用されることが可能である。スクリーンオフ状態は、端末デバイスがスタンバイ状態若しくはスリープ状態にあることを含むことができ、又は端末デバイスがスクリーンに電力を供給していないだけである状態をさらに含むことができる。すべての前述の状態において、電力を節約するという目的が達成されることが可能である。前のステップへ戻るための命令は、記憶されている操作シーケンスに従って、現在の操作の前に現れていたユーザインターフェースへ戻るよう端末デバイスに指示するために使用されることが可能である。ハングアップ命令は、通話中の端末デバイスに現在の通話を終了するよう指示するために使用されることが可能である。メインユーザインターフェースへ戻るための命令は、端末デバイスのメインユーザインターフェースへ戻るよう端末デバイスに指示するために使用されることが可能であり、メインユーザインターフェースは一般に、端末デバイスがアンロックされた後に現れる最初のユーザインターフェースであり、デスクトップのメインユーザインターフェースである。
本発明のこの実施形態においては、スクリーンオフ/電源オフ/戻る/ハングアップスキームが使用され、これは、端末デバイスのフレキシブルでない操作によってもたらされる従来技術における一連の技術的な問題を解決する。たとえば、操作は、物理的なボタン又はソフトキーを押すことによって完遂され、これは、ハードウェアの摩耗又は余分な電力消費を引き起こす。電力を節約すること、ハードウェアの摩耗を低減すること、及びユーザのプライバシーを保護することという技術的な効果が、ハードウェアを加えることなくもたらされ、それによって、ユーザ経験が著しく改善される。
任意選択で、ステップS103は、特にS1033を含むことができる。被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きく、被覆されたエリアを形成している被覆された領域がプリセット位置にある場合には、プリセット命令を実行する。ステップS1033は、2つの条件を含む。条件3: 被覆されたエリアを形成している被覆された領域がプリセット位置にあること、条件2: 被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいこと。条件3及び条件2が両方とも満たされている場合には、端末デバイスは、プリセット命令を実行する。端末デバイスは、条件3及び条件2を同時に判定することができ、又は1つの条件が満たされた後に、他方の条件を判定することもでき、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。条件2は、被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいかどうかをステップS1031において判定するための方法と同じであることが可能であり、それについて、ここで再び説明することはしない。条件3における被覆された領域は、被覆されたエリアを形成しているすべての被覆された領域であることが可能であり、又は被覆されたエリアを形成しているいくつかの(「いくつかの」は、「1つ」のケースを含む)被覆された領域であることが可能であるが、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。プリセット位置は、端末デバイスの外側表面の1つ又はいくつかのプリセット領域であり、又はたとえば、タッチスクリーンの最上部又は最下部であることが可能であり、これも、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。任意選択で、モバイル電話を一例として使用すると、プリセット位置は、モバイル電話の後面上の特定の位置であることが可能である(タッチスクリーンを備えた側が、モバイル電話の前面と呼ばれ、タッチスクリーンとは反対の側が、モバイル電話の後面である)。ユーザがモバイル電話の後面上の特定の位置を被覆して、被覆エリアがプリセットエリアに達した場合には、対応する操作が実行される。その位置に従って、プリセット操作が実行されるかどうかが判定され、それによって端末デバイスは、より精巧なユーザ命令を完遂することができ、ユーザは、被覆によってさらに多くの操作を完遂することができ、これは、ユーザが端末デバイスを使用するのを補助する。任意選択で、ステップS103は、特にS1034を含むことができる。被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きく、被覆されたエリアを形成している被覆された領域がプリセット形状を満たしている場合には、プリセット命令を実行する。ステップS1034は、2つの条件を含む。条件4: 被覆されたエリアを形成している被覆された領域がプリセット形状を満たしていること、条件2: 被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいこと。条件4及び条件2が両方とも満たされている場合には、端末デバイスは、プリセット命令を実行する。端末デバイスは、条件3及び条件2を同時に判定することができ、又は1つの条件が満たされた後に、他方の条件を判定することもでき、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。条件2は、被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいかどうかをステップS1031において判定するための方法と同じであることが可能であり、それについて、ここで再び説明することはしない。条件4における被覆された領域は、被覆されたエリアを形成しているすべての被覆された領域であることが可能であり、又は被覆されたエリアを形成しているいくつかの(「いくつかの」は、「1つ」のケースを含む)被覆された領域であることが可能であるが、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。プリセット形状は、端末デバイスの外側表面上の1つ又はいくつかのプリセット形状であり、たとえば、ユーザの手のひらの形状、及びユーザの指の形状であることが可能であるが、これも、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。プリセット形状に従って、プリセット命令が実行されるかどうかが判定される。個人的な操作を求めるユーザの要求は、パーソナライズされたプリセット形状に従って満たされることが可能である。たとえば、端末デバイスが、そのデバイスの持ち主がその端末デバイスを手で被覆しているということを認識した場合にのみ、対応する命令が実行される。ユーザの手の形状は異なっている可能性があるので、端末デバイスは、特定のユーザの操作を完遂することのみを容易に行うことができ、それによって、端末デバイスのセキュリティーが向上する。
任意選択で、ステップS103において、プリセット命令を実行するための条件は、以下の条件のうちのいずれか1つ、又は複数の条件の組合せを含むことができ、それらの条件は、条件1、条件2、条件3、及び条件4である。本発明のこの実施形態は、それに対する制限を設けてはいない。
任意選択で、端末デバイスが着話状態にある場合には、ステップS102が実行されず、又はステップS103が実行されない。着話状態とは、着信している及び/又は接続されている通話を端末デバイスが有している状態を指す。
任意選択で、本発明のこの実施形態のステップS101、S102、及びS103においては、被覆されたエリアは、被覆されたポイントの量であることが可能であり、プリセットエリアは、プリセットポイントの量であることが可能である。本発明のこの実施形態のスキームはさらに、端末デバイスを処理するための方法であることが可能であり、この方法は、ユーザ入力を取得するステップと、ユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたポイントの量を取得するステップと、被覆されたポイントの量がプリセットポイントの量よりも大きい場合には、プリセット命令を実行するステップとを含む。任意選択で、被覆されたポイントの量は、端末デバイスの少なくとも1つの被覆された領域のポイントの量を含み、被覆された領域は、連続した被覆されたポイントによって形成されている。特に、図2において示されているように、被覆されたポイントの量は、被覆されているポイントの量である。図3において示されているように、被覆されたポイントの量は、いくつかの又はすべての被覆されたポイントの量であることが可能である。その量がプリセットポイントの量よりも大きい場合には、プリセット命令が実行され、プリセットポイントの量に関しては、端末デバイスのさまざまなタッチスクリーン又は外側表面の別々の属性に従って別々のしきい値が設定されることが可能である。任意選択で、たとえば、容量性タッチスクリーンを一例として使用すると、被覆されることになるかどうかを知覚することができるそれぞれのコンデンサが、1つの被覆されたポイントである。被覆されたポイントの量がプリセットポイントの量に達した場合には、プリセット命令が実行されることが可能である。本発明のこの実施形態においては、端末デバイスの被覆されたエリアに従ってプリセット命令が実行されるスキームが使用される。ハードウェアを加えることなく、ユーザによって引き起こされるデバイスのハードウェアの摩耗が低減され、端末デバイスの電力が節約され、ユーザの操作効率及び柔軟性が改善され、ユーザ経験が著しく改善される。
任意選択で、図6において示されているように、プリセット命令がスクリーンオフ命令である一例を使用して、以降では、タッチスクリーンを含む端末デバイスに関連した本発明のこの実施形態のスキームを紹介する。本発明のこの実施形態のスキームは、以下のステップを含むことができ、これらのステップは、S201、S202、S203、及びS204である。
S201.端末デバイスがスクリーンオン状態にあるときに、ユーザ入力を取得する。
端末デバイスのスクリーンオン状態は、端末デバイスがアクティブな状態にあるということを意味する。この状態においては、ユーザ入力が取得されることが可能であり、ユーザ入力は、処理されて、特定の様式でユーザへ提示される。タッチスクリーンを含む端末デバイスに関しては、スクリーンオン状態は、端末デバイスのタッチスクリーンが作動状態にあるということであり、その状態においては、特定の伝送デバイス又は装置を使用することによって特定の電子ドキュメントがスクリーン上に表示され、次いで人間の目へ反射される。この状態においては、端末デバイスは、ユーザによってタッチスクリーン上で実行される被覆を取得することができる。
S202.ユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアを取得する。
ステップS202は、ステップS102と同じであることが可能であり、又は特に、端末デバイスのタッチスクリーンの被覆されたエリアが、ユーザによってタッチスクリーン上で実行される被覆に従って取得されるということであることが可能である。
S203.被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、スクリーンオフ命令を実行する。被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きいかどうかをステップS203において判定するための方法は、被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きいかどうかをステップS103において判定するための方法と同じであることが可能である。スクリーンオフ命令は、スタンバイ又はスリープ状態に入るよう端末デバイスに指示するための命令である。
ステップS203は、「S2031.被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、スクリーンオフ命令を実行する」を含むことができ、又はS203は、「S2032.被覆された領域がプリセット経路に従って移動し、被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、スクリーンオフ命令を実行する」を含むことができる。
S204.スクリーンオフ命令に従って端末デバイスをスクリーンオフ状態へ切り替える。
スクリーンオフ命令は、スクリーンオン状態からスクリーンオフ状態へ切り替わるよう端末デバイスに指示するために使用されることが可能である。スクリーンオフ状態は、端末デバイスがスタンバイ状態若しくはスリープ状態にあることを含むことができ、又は端末デバイスがスクリーンに電力を供給していないだけである状態をさらに含むことができる。すべての前述の状態において、電力を節約するという目的が達成されることが可能である。任意選択で、たとえば、ステップS201〜S204は、次の2つの状態を記述することができ、すなわち、第1に、端末デバイスがスクリーンオン状態にあるときに、ユーザがタッチスクリーンを手で被覆し、端末デバイスはスクリーンオフ状態へ切り替わり、又は第2に、端末デバイスがスクリーンオン状態にあるときに、ユーザがタッチスクリーンを手でフリックし、端末デバイスはスクリーンオフ状態へ切り替わる。
本発明のこの実施形態においては、スクリーンオフスキームが使用され、これは、端末デバイスをスクリーンオン状態からスクリーンオフ状態へ切り替えるというフレキシブルでない操作によってもたらされる従来技術における一連の技術的な問題を解決する。たとえば、固定された時間が一般に設定され、その時間が経過したときに、スクリーンは自動的にオフになる。スクリーンオフ様式は一般に、電力の浪費を引き起こし、又はタイムリーでないスクリーンオフに起因して個人情報が開示されるという技術的な問題を引き起こす。別の例に関しては、電源ボタンを押すことによってスクリーンがオフにされ、これは、ハードウェアの摩耗を引き起こし、又はスクリーンのタイムリーでない被覆に起因して個人情報が開示されるという技術的な問題を引き起こす。本発明のこの実施形態の技術的なソリューションにおいては、ユーザは、タッチスクリーンを直接被覆して、端末デバイスをスクリーンオフ状態へ切り替えるという目的を達成し、これは、電力を節約すること、ハードウェアの摩耗を低減すること、及びユーザのプライバシーを保護することという技術的な効果をもたらし、それによって、ユーザ経験が著しく改善される。
実施形態2
図7は、実施形態2による端末デバイスの概略構造図である。図7において示されているように、本発明のこの実施形態の端末デバイスは、
ユーザ入力を取得するように構成されている入力取得ユニット201と、
入力取得ユニット201によって取得されたユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアを取得するように構成されている被覆エリア取得ユニット202と、
被覆エリア取得ユニット202によって取得された被覆されたエリアを受け取って、その被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するように構成されている処理ユニット203とを含む。
図7は、実施形態2による端末デバイスの概略構造図である。図7において示されているように、本発明のこの実施形態の端末デバイスは、
ユーザ入力を取得するように構成されている入力取得ユニット201と、
入力取得ユニット201によって取得されたユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアを取得するように構成されている被覆エリア取得ユニット202と、
被覆エリア取得ユニット202によって取得された被覆されたエリアを受け取って、その被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するように構成されている処理ユニット203とを含む。
入力取得ユニット201は、実施形態1におけるステップS101の方法を実行するように構成されることが可能であり、被覆エリア取得ユニット202は、実施形態1におけるステップS102の方法を実行するように構成されることが可能であり、処理ユニット203は、実施形態1におけるステップS103の方法を実行するように構成されることが可能である。具体的な方法に関しては、実施形態1における方法の説明を参照されたい。それについて、ここで再び説明することはしない。入力取得ユニット201、被覆エリア取得ユニット202、及び処理ユニット203によって実行されることが可能であるステップは、S101、S102、及びS103に限定されないということを理解されたい。
任意選択で、被覆エリア取得ユニット202によって取得される被覆されたエリアは、端末デバイスの少なくとも1つの被覆された領域のエリアを含み、被覆された領域は、連続した被覆されたポイントによって形成されている。
任意選択で、被覆エリア取得ユニットは、被覆されたエリアが1つの被覆された領域のエリアを含む場合には、その被覆された領域のエリアを取得するように、又は被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、それらの少なくとも2つの被覆された領域のエリアの合計を取得するように特に構成されている。
任意選択で、被覆エリア取得ユニットは、被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、最大の被覆された領域のエリアを取得するように特に構成されている。
任意選択で、処理ユニット203は、被覆エリア取得ユニットによって取得された被覆されたエリアを受け取って、その被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するように特に構成されている。処理ユニット203は、実施形態1におけるステップS1031の方法を実行するように構成されることが可能である。具体的な方法に関しては、実施形態1における方法の説明を参照されたい。それについて、ここで再び説明することはしない。
任意選択で、処理ユニット203は、被覆エリア取得ユニットによって取得された被覆されたエリアを受け取って、被覆された領域がプリセット経路に従って移動し、被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するように特に構成されている。処理ユニット203は、実施形態1におけるステップS1032の方法を実行するように構成されることが可能である。具体的な方法に関しては、実施形態1における方法の説明を参照されたい。それについて、ここで再び説明することはしない。
任意選択で、処理ユニットにおいて、被覆された領域がプリセット経路に従って移動することは、少なくとも1つの被覆された領域が1つのプリセット経路に従って移動すること、又は少なくとも2つの被覆された領域が少なくとも2つのプリセット経路に従って移動することを特に含む。
任意選択で、処理ユニットにおいて、被覆された領域がプリセット経路に従って移動することは、被覆された領域が端末デバイスの1つの端部から端末デバイスの別の端部へ移動することを含み、その移動は、下記の移動のうちのいずれか1つ、又は複数の移動の組合せを含み、それらの移動とは、被覆された領域が端末デバイスの上側端部から端末デバイスの下側端部へ移動すること、被覆された領域が端末デバイスの下側端部から端末デバイスの上側端部へ移動すること、被覆された領域が端末デバイスの左側端部から端末デバイスの右側端部へ移動すること、及び被覆された領域が端末デバイスの右側端部から端末デバイスの左側端部へ移動することである。
任意選択で、処理ユニットにおいて、プリセット命令は、以下の命令のうちのいずれか1つ、又は複数の命令の組合せを含み、それらの命令は、スクリーンオフ命令、電源オフ命令、前のステップへ戻るための命令、ハングアップ命令、及びメインユーザインターフェースへ戻るための命令であり、スクリーンオフ命令は、スクリーンオン状態からスクリーンオフ状態へ切り替わるよう端末デバイスに指示するために使用される。
任意選択で、処理ユニットにおいて、プリセットエリアは、端末デバイスの表面積のN倍であり、又はプリセットエリアは、端末デバイスのタッチスクリーンの面積のN倍であり、Nは、0より大きく1未満である。
任意選択で、図8において示されているように、端末デバイスは、状態取得ユニット204をさらに含み、状態取得ユニット204は、端末デバイスの状態を取得して、その状態を入力取得ユニットへ送信するように構成されており、また、状態取得ユニットによって取得されていて、かつ端末デバイスのものである状態がスクリーンオン状態であるときに、入力取得ユニットは、ユーザ入力を取得するように構成されている。
本発明のこの実施形態は、端末デバイスを提供し、この端末デバイスは、端末デバイスのフレキシブルでない操作によってもたらされる従来技術における一連の技術的な問題を解決する。たとえば、操作は、物理的なボタン又はソフトキーを押すことによって完遂され、これは、ハードウェアの摩耗又は余分な電力消費を引き起こす。電力を節約すること、ハードウェアの摩耗を低減すること、及びユーザのプライバシーを保護することという技術的な効果が、ハードウェアを加えることなくもたらされ、それによって、ユーザ経験が著しく改善される。
実施形態3
図9は、本発明の実施形態3による端末デバイスの概略構造図である。図9において示されているように、端末デバイスが提供され、この端末デバイスは、ユーザ入力を取得するように構成されているタッチスクリーン302と、タッチスクリーンによって取得されたユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアを取得するように構成されているプロセッサ301とを含み、プロセッサ301は、その被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するようにさらに構成されている。
図9は、本発明の実施形態3による端末デバイスの概略構造図である。図9において示されているように、端末デバイスが提供され、この端末デバイスは、ユーザ入力を取得するように構成されているタッチスクリーン302と、タッチスクリーンによって取得されたユーザ入力に従って端末デバイスの被覆されたエリアを取得するように構成されているプロセッサ301とを含み、プロセッサ301は、その被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するようにさらに構成されている。
図9において示されている端末デバイスは、端末デバイスの一例にすぎないということを理解されたい。この端末デバイスは、図において示されているよりも多くの又は少ない部分を有することができ、2つ以上の部分を組み合わせることができ、又は異なる部分構成を有することができる。図において示されているさまざまな部分は、1つ以上の信号処理及び/若しくは特定用途向け集積回路を含むハードウェアで、ソフトウェアで、又はハードウェアとソフトウェアとの組合せで実装されることが可能である。
タッチスクリーン302は、実施形態1における方法を実行するように構成されている。具体的な方法に関しては、実施形態1におけるステップS101の方法を参照されたい。それについて、ここで再び説明することはしない。タッチスクリーン302は、モバイル電話とユーザとの間における入力ユーザインターフェース兼出力ユーザインターフェースである。ユーザのタッチの情報及びコントロール命令を取得する機能を有していることに加えて、タッチスクリーン302はさらに、視覚的な出力をユーザへ提示し、その視覚的な出力は、グラフ、テキスト、アイコン、ビデオなどを含むことができる。
プロセッサ301は、実施形態1におけるS102及びS103の方法を実行するように構成されている。具体的な方法に関しては、実施形態1における方法を参照されたい。それについて、ここで再び説明することはしない。任意選択で、プロセッサ301は、実施形態1におけるS1031、S1032、S1033、及びS1034の方法を実行するようにさらに構成されることが可能である。具体的な方法に関しては、実施形態1における方法を参照されたい。それについて、ここで再び説明することはしない。プロセッサ301は、端末デバイスのコントロールセンターであり、端末デバイス全体のすべての部分を接続するためにさまざまなユーザインターフェース及びラインを使用し、また、メモリ303内に記憶されているソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを作動させること又は実行することによって、並びにメモリ303内に記憶されているデータを呼び出すことによって、端末デバイスのさまざまな機能を実行し、データを処理し、それによって端末デバイス上での全体的なモニタリングを実行する。前述の機能は、プロセッサ301によって実行されることが可能である機能のうちの1つのタイプにすぎないということを理解されたい。本発明のこの実施形態は、その他の機能に関して何の制限も設けていない。任意選択で、本発明のこの実施形態においては、被覆されたエリア、被覆された領域、プリセットエリア、プリセット時間、プリセット経路、プリセット命令などの説明は、本発明の実施形態1における範囲と同じであると言える。詳細に関しては、本発明の実施形態1における前述の内容の説明を参照されたい。それについて、ここで再び説明することはしない。
本発明のこの実施形態は、端末デバイスを提供し、この端末デバイスは、端末デバイスのフレキシブルでない操作によってもたらされる従来技術における一連の技術的な問題を解決する。たとえば、操作は、物理的なボタン又はソフトキーを押すことによって完遂され、これは、ハードウェアの摩耗又は余分な電力消費を引き起こす。電力を節約すること、ハードウェアの摩耗を低減すること、及びユーザのプライバシーを保護することという技術的な効果が、ハードウェアを加えることなくもたらされ、それによって、ユーザ経験が著しく改善される。
前述の実施形態の説明に伴って、本発明の実施形態は、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの組合せによって実装されることが可能であるということを当業者なら明確に理解することができる。本発明の実施形態がソフトウェアによって実装される場合には、前述の機能は、端末によって読み取り可能な媒体内に記憶されること、又は端末によって読み取り可能な媒体内の1つ以上の命令若しくはコードとして伝送されることが可能である。端末によって読み取り可能な媒体は、端末の記憶媒体及び通信媒体を含む。任意選択で、通信媒体は、端末プログラムが1つの場所から別の場所へ伝送されることを可能にするいずれかの媒体を含む。記憶媒体は、端末によってアクセスされることが可能であるいずれかの利用可能な媒体であることが可能である。下記は、一例を提供するが、限定を課すものではない。端末によって読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、若しくは別の光ディスクストレージ若しくはディスク記憶媒体、又は別の磁気記憶端末デバイス、又は、期待されるプログラムコードを命令若しくはデータ構造の形態で搬送若しくは記憶することが可能な、及び端末によってアクセスされることが可能なその他のいずれかの媒体を含むことができる。加えて、いかなる接続も、端末によって読み取り可能な媒体として適切に定義されることが可能である。たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、又は、赤外線、ラジオ波、及びマイクロ波などのワイヤレステクノロジーを使用することによって、ウェブサイト、サーバ、又は別のリモートソースからソフトウェアが伝送される場合には、その同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、DSL、又は、赤外線、ラジオ波、及びマイクロ波などのワイヤレステクノロジーは、それらが属する媒体の定義内に含まれる。たとえば、本発明の実施形態において使用されているディスク(Disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク、及びブルーレイディスクを含む。任意選択で、ディスク(disk)は一般に、磁気的手段によってデータをコピーし、その一方でディスク(disc)は、レーザー手段によって光学的にデータをコピーする。上記の組合せも、端末によって読み取り可能な媒体の保護範囲内に含まれるものとする。
要するに、前述の説明は、本発明の技術的なソリューションの実施形態にすぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図されているものではない。本発明の趣旨及び原理から逸脱することなく行われたいかなる修正、均等な置換、又は改善も、本発明の保護範囲内に入るものとする。
任意選択で、以降では、容量性タッチスクリーンを含む端末デバイスをユーザが手でタッチする一例を使用して、被覆されたエリアを端末デバイスがどのように取得するかを例示する。タッチスクリーンはさらに、抵抗性タッチスクリーンなどのように、ユーザ入力を受け取ることができるその他のいずれかタッチスクリーンであることが可能であるということを理解されたい。ここで、容量性タッチスクリーンは、説明を容易にするために使用されているにすぎない。同様に、端末デバイスのタッチスクリーンに加えて、端末デバイスのその他のコンポーネント、たとえば、ハウジングなどのユーザ入力を受け取ることができるいずれかの装置はすべて、本発明のこの実施形態の範囲内に含まれる。図2、図3、及び図4において示されているように、端末デバイスは、mHzの周波数(mは変数であり、その値の範囲は、0よりも大きい正の数である)でタッチスクリーンをスキャンして、タッチスクリーンが物体によって被覆されているかどうかをチェックする。タッチスクリーンがスキャンされるたびに、タッチスクリーン上のすべてのポイント(X1、Y1)、(X2、Y2)、...、(Xn、Yn)がスキャンされ、すべてのポイントのステータスが取得される。ユーザの指がタッチスクリーンにタッチすると、結合容量が減少する。端末デバイスは、静電容量の変化に従って、タッチスクリーンがユーザの指によって被覆されているかどうかを判定する。タッチスクリーンの特徴に従って1つ以上の被覆されたポイントによって、被覆された領域が形成される。端末デバイスは、すべての被覆されたポイントの座標を取得する。端末デバイスは、被覆されたポイントの座標に従って、どの被覆されたポイントが、連続した被覆されたポイントであるかを判定する。連続した被覆されたポイントは、被覆された領域を形成し(図3において示されているように、連続した被覆されたポイントは、3つの被覆された領域を形成している)、次いでこれらの被覆された領域に従って、被覆されたエリアが得られることが可能である。
任意選択で、被覆された領域が端末デバイスの1つの端部から端末デバイスの別の端部へ移動することを説明するために、タッチスクリーンを含む端末デバイスをユーザの手のひらがフリックする一例が使用され、端末デバイスは、mHzの周波数(mは変数であり、その値の範囲は、0よりも大きい正の数である)でタッチスクリーンをスキャンして、被覆された領域を得る。ユーザの手のひらがタッチスクリーンを最上部から最下部へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの上側端部から端末デバイスの下側端部へ移動する。特に、図10において示されているように、手のひらがタッチスクリーンをフリックしたときに、端末デバイスは、タッチスクリーンをスキャンすることによって、Y軸方向における被覆された領域の最小値Y1を得て、2回目にスキャンすることによって、Y軸方向における被覆された領域の最小値Y2を得て、3回目にスキャンすることによって、Y軸方向における被覆された領域の最小値Y3を得て、N回目にスキャンすることによって、Y軸方向における被覆された領域の最小値YN(Nは、0よりも大きい正の整数である)を得て、Y1、Y2、Y3...YNは、Y1<Y2<Y3<...<YNという法則を概ね満たしている。逆に、ユーザの手のひらがタッチスクリーンを最下部から最上部へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの下側端部から端末デバイスの上側端部へ移動し、Y1、Y2、Y3...YNは、Y1>Y2>Y3>...>YNという法則を概ね満たしている。ユーザの手のひらがタッチスクリーンを左から右へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの左側端部から端末デバイスの右側端部へ移動する。特に、図9において示されているように、手のひらがタッチスクリーンをフリックしたときに、端末デバイスは、タッチスクリーンをスキャンすることによって、X軸方向における被覆された領域の最小値X1を得て、2回目にスキャンすることによって、X軸方向における被覆された領域の最小値X2を得て、3回目にスキャンすることによって、X軸方向における被覆された領域の最小値X3を得て、N回目にスキャンすることによって、X軸方向における被覆された領域の最小値XN(Nは、0よりも大きい正の整数である)を得て、X1、X2、X3...XNは、X1<X2<X3<...<XNという法則を概ね満たしている。逆に、ユーザの手のひらがタッチスクリーンを右から左へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの右側端部から端末デバイスの左側端部へ移動し、X1、X2、X3...XNは、X1>X2>X3>...>XNという法則を概ね満たしている。ユーザの手のひらがタッチスクリーンを左上から右下へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの左上側端部から端末デバイスの右下側端部へ移動する。特に、図10において示されているように、手のひらがタッチスクリーンをフリックしたときに、端末デバイスは、タッチスクリーンをスキャンすることによって、X軸方向及びY軸方向における被覆された領域のものである最小値X1及び最小値Y1を得て、2回目にスキャンすることによって、X軸方向及びY軸方向における被覆された領域のものである最小値X2及び最小値Y2を得て、3回目にスキャンすることによって、X軸方向及びY軸方向における被覆された領域のものである最小値X3及び最小値Y3を得て、N回目にスキャンすることによって、X軸方向及びY軸方向における被覆された領域のものである最小値XN及び最小値YN(Nは、0よりも大きい正の整数である)を得て、X1、X2、X3...XNは、X1<X2<X3<...<XNという法則を概ね満たしており、Y1、Y2、Y3...YNは、Y1<Y2<Y3<...<YNという法則を概ね満たしている。逆に、ユーザの手のひらがタッチスクリーンを右下から左上へフリックした場合には、被覆された領域は、端末デバイスの右下側端部から端末デバイスの左上側端部へ移動し、X1、X2、X3...XNは、X1>X2>X3>...>XNという法則を概ね満たしており、Y1、Y2、Y3...YNは、Y1>Y2>Y3>...>YNという法則を概ね満たしている。前述のものは、本発明のこの実施形態の可能な一実施スキームにすぎないということを理解されたい。実際には、被覆された領域の移動を判定するための複数のアルゴリズムがあり、それは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
任意選択で、ステップS103は、特にS1033を含むことができる。被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きく、被覆されたエリアを形成している被覆された領域がプリセット位置にある場合には、プリセット命令を実行する。ステップS1033は、2つの条件を含む。条件3: 被覆されたエリアを形成している被覆された領域がプリセット位置にあること、条件2: 被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいこと。条件3及び条件2が両方とも満たされている場合には、端末デバイスは、プリセット命令を実行する。端末デバイスは、条件3及び条件2を同時に判定することができ、又は1つの条件が満たされた後に、他方の条件を判定することもでき、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。条件2の具体的な実施様式は、被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいかどうかをステップS1031において判定するための方法と同じであることが可能であり、それについて、ここで再び説明することはしない。条件3における被覆された領域は、被覆されたエリアを形成しているすべての被覆された領域であることが可能であり、又は被覆されたエリアを形成しているいくつかの(「いくつかの」は、「1つ」のケースを含む)被覆された領域であることが可能であるが、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。プリセット位置は、端末デバイスの外側表面の1つ又はいくつかのプリセット領域であり、又はたとえば、タッチスクリーンの最上部又は最下部であることが可能であり、これも、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。任意選択で、モバイル電話を一例として使用すると、プリセット位置は、モバイル電話の後面上の特定の位置であることが可能である(タッチスクリーンを備えた側が、モバイル電話の前面と呼ばれ、タッチスクリーンとは反対の側が、モバイル電話の後面である)。ユーザがモバイル電話の後面上の特定の位置を被覆して、被覆エリアがプリセットエリアに達した場合には、対応する操作が実行される。その位置に従って、プリセット操作が実行されるかどうかが判定され、それによって端末デバイスは、より精巧なユーザ命令を完遂することができ、ユーザは、被覆によってさらに多くの操作を完遂することができ、これは、ユーザが端末デバイスを使用するのを補助する。任意選択で、ステップS103は、特にS1034を含むことができる。被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きく、被覆されたエリアを形成している被覆された領域がプリセット形状を満たしている場合には、プリセット命令を実行する。ステップS1034は、2つの条件を含む。条件4: 被覆されたエリアを形成している被覆された領域がプリセット形状を満たしていること、条件2: 被覆されたエリアが第2のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいこと。条件4及び条件2が両方とも満たされている場合には、端末デバイスは、プリセット命令を実行する。端末デバイスは、条件4及び条件2を同時に判定することができ、又は1つの条件が満たされた後に、他方の条件を判定することもでき、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。条件2の具体的な実施様式は、被覆されたエリアが第1のプリセット時間内にプリセットエリアよりも大きいかどうかをステップS1031において判定するための方法と同じであることが可能であり、それについて、ここで再び説明することはしない。条件4における被覆された領域は、被覆されたエリアを形成しているすべての被覆された領域であることが可能であり、又は被覆されたエリアを形成しているいくつかの(「いくつかの」は、「1つ」のケースを含む)被覆された領域であることが可能であるが、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。プリセット形状は、端末デバイスの外側表面上の1つ又はいくつかのプリセット形状であり、たとえば、ユーザの手のひらの形状、及びユーザの指の形状であることが可能であるが、これも、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。プリセット形状に従って、プリセット命令が実行されるかどうかが判定される。個人的な操作を求めるユーザの要求は、パーソナライズされたプリセット形状に従って満たされることが可能である。たとえば、端末デバイスが、その端末デバイスの持ち主がその端末デバイスを手で被覆しているということを認識した場合にのみ、対応する命令が実行される。ユーザの手の形状は異なっている可能性があるので、端末デバイスは、特定のユーザの操作を完遂することのみを容易に行うことができ、それによって、端末デバイスのセキュリティーが向上する。
Claims (30)
- 端末デバイスを処理するための方法であって、
ユーザ入力を取得するステップと、
前記ユーザ入力に従って前記端末デバイスの被覆されたエリアを取得するステップと、
前記被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するステップとを含む方法。 - 前記被覆されたエリアが、前記端末デバイスの少なくとも1つの被覆された領域のエリアを含み、前記被覆された領域が、連続した被覆されたポイントによって形成されている、請求項1に記載の方法。
- 前記被覆されたエリアが1つの被覆された領域のエリアを含む場合には、前記被覆されたエリアが、前記被覆された領域の前記エリアであり、又は
前記被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、前記被覆されたエリアが、前記少なくとも2つの被覆された領域の前記エリアの合計である、
請求項2に記載の方法。 - 前記被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、前記被覆されたエリアが、最大の被覆された領域のエリアである、
請求項2に記載の方法。 - 前記被覆されたエリアが前記プリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行する前記ステップが、
前記被覆されたエリアが第1のプリセット時間内に前記プリセットエリアよりも大きい場合には、前記プリセット命令を実行するステップ、又は
前記被覆された領域がプリセット経路に従って移動し、前記被覆されたエリアが第2のプリセット時間内に前記プリセットエリアよりも大きい場合には、前記プリセット命令を実行するステップを特に含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。 - 前記被覆された領域がプリセット経路に従って移動することが、少なくとも1つの被覆された領域が1つのプリセット経路に従って移動すること、又は少なくとも2つの被覆された領域が少なくとも2つのプリセット経路に従って移動することを特に含む、請求項5に記載の方法。
- 前記被覆された領域がプリセット経路に従って移動することが、前記被覆された領域が前記端末デバイスの1つの端部から前記端末デバイスの別の端部へ移動することを含み、
前記移動が、下記の移動のうちのいずれか1つ、又は複数の移動の組合せを含み、それらの移動が、
前記被覆された領域が前記端末デバイスの上側端部から前記端末デバイスの下側端部へ移動すること、
前記被覆された領域が前記端末デバイスの前記下側端部から前記端末デバイスの前記上側端部へ移動すること、
前記被覆された領域が前記端末デバイスの左側端部から前記端末デバイスの右側端部へ移動すること、及び
前記被覆された領域が前記端末デバイスの前記右側端部から前記端末デバイスの前記左側端部へ移動することである、請求項5又は6に記載の方法。 - 前記プリセット命令が、以下の命令のうちのいずれか1つ、又は複数の命令の組合せを含み、それらの命令は、
スクリーンオフ命令、電源オフ命令、前のステップへ戻るための命令、ハングアップ命令、及びメインユーザインターフェースへ戻るための命令であり、
前記スクリーンオフ命令が、スクリーンオン状態からスクリーンオフ状態へ切り替わるよう前記端末デバイスに指示するために使用される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。 - 前記プリセットエリアが、前記端末デバイスの表面積のN倍であり、又は
前記プリセットエリアが、前記端末デバイスのタッチスクリーンの面積のN倍であり、
Nが、0より大きく1未満である、
請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。 - ユーザ入力を取得する前記ステップが、前記端末デバイスがスクリーンオン状態にあるときに前記ユーザ入力を取得するステップを特に含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
- 端末デバイスであって、
ユーザ入力を取得するように構成されている入力取得ユニットと、
前記入力取得ユニットによって取得された前記ユーザ入力に従って前記端末デバイスの被覆されたエリアを取得するように構成されている被覆エリア取得ユニットと、
前記被覆エリア取得ユニットによって取得された前記被覆されたエリアを受け取って、前記被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するように構成されている処理ユニットとを含む端末デバイス。 - 前記被覆エリア取得ユニットによって取得された前記被覆されたエリアが、前記端末デバイスの少なくとも1つの被覆された領域のエリアを含み、前記被覆された領域が、連続した被覆されたポイントによって形成されている、
請求項11に記載の端末デバイス。 - 前記被覆エリア取得ユニットが、前記被覆されたエリアが1つの被覆された領域のエリアを含む場合には、前記被覆された領域の前記エリアを取得するように、又は前記被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、前記少なくとも2つの被覆された領域の前記エリアの合計を取得するように特に構成されている、
請求項12に記載の端末デバイス。 - 前記被覆エリア取得ユニットが、前記被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、最大の被覆された領域のエリアを取得するように特に構成されている、
請求項12に記載の端末デバイス。 - 前記処理ユニットが、前記被覆エリア取得ユニットによって取得された前記被覆されたエリアを受け取って、前記被覆されたエリアが第1のプリセット時間内に前記プリセットエリアよりも大きい場合には、前記プリセット命令を実行するように、又は前記被覆された領域がプリセット経路に従って移動し、前記被覆されたエリアが第2のプリセット時間内に前記プリセットエリアよりも大きい場合には、前記プリセット命令を実行するように特に構成されている、
請求項11から14のいずれか一項に記載の端末デバイス。 - 前記処理ユニットにおいて、前記被覆された領域がプリセット経路に従って移動することが、少なくとも1つの被覆された領域が1つのプリセット経路に従って移動すること、又は少なくとも2つの被覆された領域が少なくとも2つのプリセット経路に従って移動することを特に含む、請求項15に記載の端末デバイス。
- 前記処理ユニットにおいて、前記被覆された領域がプリセット経路に従って移動することが、前記被覆された領域が前記端末デバイスの1つの端部から前記端末デバイスの別の端部へ移動することを含み、前記移動が、下記の移動のうちのいずれか1つ、又は複数の移動の組合せを含み、それらの移動が、前記被覆された領域が前記端末デバイスの上側端部から前記端末デバイスの下側端部へ移動すること、前記被覆された領域が前記端末デバイスの前記下側端部から前記端末デバイスの前記上側端部へ移動すること、前記被覆された領域が前記端末デバイスの左側端部から前記端末デバイスの右側端部へ移動すること、及び前記被覆された領域が前記端末デバイスの前記右側端部から前記端末デバイスの前記左側端部へ移動することである、請求項15又は16に記載の端末デバイス。
- 前記処理ユニットにおいて、前記プリセット命令が、以下の命令のうちのいずれか1つ、又は複数の命令の組合せを含み、それらの命令は、スクリーンオフ命令、電源オフ命令、前のステップへ戻るための命令、ハングアップ命令、及びメインユーザインターフェースへ戻るための命令であり、前記スクリーンオフ命令が、スクリーンオン状態からスクリーンオフ状態へ切り替わるよう前記端末デバイスに指示するために使用される、請求項11から17のいずれか一項に記載の端末デバイス。
- 前記処理ユニットにおいて、前記プリセットエリアが、前記端末デバイスの表面積のN倍であり、又は
前記プリセットエリアが、前記端末デバイスのタッチスクリーンの面積のN倍であり、
Nが、0より大きく1未満である、請求項11から18のいずれか一項に記載の端末デバイス。 - 前記端末デバイスが、状態取得ユニットをさらに含み、前記状態取得ユニットが、前記端末デバイスの状態を取得して、前記状態を前記入力取得ユニットへ送信するように構成されており、
前記状態取得ユニットによって取得されていて、かつ前記端末デバイスのものである前記状態がスクリーンオン状態であるときに、前記入力取得ユニットが、前記ユーザ入力を取得するように構成されている、請求項11から18のいずれか一項に記載の端末デバイス。 - 端末デバイスであって、
ユーザ入力を取得するように構成されているタッチスクリーンと、
前記タッチスクリーンによって取得された前記ユーザ入力に従って前記端末デバイスの被覆されたエリアを取得するように構成されているプロセッサとを含み、
前記プロセッサが、前記被覆されたエリアがプリセットエリアよりも大きい場合には、プリセット命令を実行するようにさらに構成されている、端末デバイス。 - 前記プロセッサによって取得された前記被覆されたエリアが、前記端末デバイスの少なくとも1つの被覆された領域のエリアを含み、前記被覆された領域が、連続した被覆されたポイントによって形成されている、
請求項21に記載の端末デバイス。 - 前記プロセッサが、前記被覆されたエリアが1つの被覆された領域のエリアを含む場合には、前記被覆された領域の前記エリアを取得するように、又は前記被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、前記少なくとも2つの被覆された領域の前記エリアの合計を取得するように特に構成されている、
請求項22に記載の端末デバイス。 - 前記プロセッサが、前記被覆されたエリアが少なくとも2つの被覆された領域のエリアを含む場合には、最大の被覆された領域のエリアを取得するように特に構成されている、
請求項22に記載の端末デバイス。 - 前記プロセッサが、前記被覆されたエリアが第1のプリセット時間内に前記プリセットエリアよりも大きい場合には、前記プリセット命令を実行するように、又は前記被覆された領域がプリセット経路に従って移動し、前記被覆されたエリアが第2のプリセット時間内に前記プリセットエリアよりも大きい場合には、前記プリセット命令を実行するように特に構成されている、
請求項21から24のいずれか一項に記載の端末デバイス。 - 前記プロセッサにおいて、前記被覆された領域がプリセット経路に従って移動することが、少なくとも1つの被覆された領域が1つのプリセット経路に従って移動すること、又は少なくとも2つの被覆された領域が少なくとも2つのプリセット経路に従って移動することを特に含む、請求項25に記載の端末デバイス。
- 前記処理ユニットにおいて、前記被覆された領域がプリセット経路に従って移動することが、前記被覆された領域が前記端末デバイスの1つの端部から前記端末デバイスの別の端部へ移動することを含み、前記移動が、下記の移動のうちのいずれか1つ、又は複数の移動の組合せを含み、それらの移動が、前記被覆された領域が前記端末デバイスの上側端部から前記端末デバイスの下側端部へ移動すること、前記被覆された領域が前記端末デバイスの前記下側端部から前記端末デバイスの前記上側端部へ移動すること、前記被覆された領域が前記端末デバイスの左側端部から前記端末デバイスの右側端部へ移動すること、及び前記被覆された領域が前記端末デバイスの前記右側端部から前記端末デバイスの前記左側端部へ移動することである、請求項25又は26に記載の端末デバイス。
- 前記プロセッサにおいて、前記プリセット命令が、以下の命令のうちのいずれか1つ、又は複数の命令の組合せを含み、それらの命令は、スクリーンオフ命令、電源オフ命令、前のステップへ戻るための命令、ハングアップ命令、及びメインユーザインターフェースへ戻るための命令であり、前記スクリーンオフ命令が、スクリーンオン状態からスクリーンオフ状態へ切り替わるよう前記端末デバイスに指示するために使用される、請求項21から27のいずれか一項に記載の端末デバイス。
- 前記プロセッサにおいて、前記プリセットエリアが、前記端末デバイスの表面積のN倍であり、又は
前記プリセットエリアが、前記端末デバイスのタッチスクリーンの面積のN倍であり、
Nが、0より大きく1未満である、請求項21から28のいずれか一項に記載の端末デバイス。 - 前記タッチスクリーンが、前記端末デバイスがスクリーンオン状態にあるときに前記ユーザ入力を取得するように特に構成されている、
請求項21から29のいずれか一項に記載の端末デバイス。
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