JP2017510384A - フォロプタ及び前記種類のフォロプタを使用して屈折度を測定する方法 - Google Patents

フォロプタ及び前記種類のフォロプタを使用して屈折度を測定する方法 Download PDF

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Abstract

本発明はフォロプタ(100)に関し、これは、− 第一の光学窓を含む前面と、光学視軸に関して第一の光学窓と整列する第二の光学窓を含む後面とを有する筐体と、− 光学視軸に沿って見るための少なくとも1つの視力矯正装置とを含む。第一の窓と第二の窓との間において、視力矯正装置は、可変光軸に沿って球面度数を有する第一の光学要素を含む。筐体は、静止部分(102)に関して水平軸(H)の周囲で回転可能な向き付け可能ホルダ(104)に取り付けられる。前記種類のフォロプタを使って屈折度を測定する方法も記載されている。

Description

本発明は、検眼の分野に関する。
本発明は、より詳しくは、レフラクタと、このようなレフラクタを使用して屈折度を測定する方法とに関する。
患者の視力測定に関しては、例えば、検眼枠又はレフラクタヘッド等のレフラクタにより、提供するべき視力矯正をシミュレートすることがすでに提案されている。
検眼枠は、その患者にとって適正な矯正力が見つかるまで、異なる矯正力を提供する検眼レンズを連続的に受けることができる。
この解決策は実用的ではなく、検眼レンズを専用の箱に別に保管しなければならない。これにはさらに、レンズの交換が関わり、その結果、望ましくなく且つ不連続的な矯正力の推移がもたらされる。
レフラクタヘッド内では、検眼レンズが複数のディスク上に設置され、これらが手動で又は電動式機構を使って回転させられる。
しかし、当然のことながら、このような物体は、各ディスク上に設置されるレンズの数に関係する実質的なかさ及び重量を有する。それゆえ、レフラクタヘッドは必然的に硬いホルダ上に取り付けられ、観察方向は実質的に水平となる。
したがって、このような装置は、患者に必要な近見視力矯正を正確に確立するのに適していない。具体的には、このような装置では、検眼士が必要な近見視力矯正力を測定している間も、視軸は略水平のままである。これに対し、自然な近見姿勢においては、視軸は30°下向きとなり、その結果、眼球及び眼球運動筋の位置の違いによって、屈折異常は視軸が水平であるときに観察されるものと若干異なる。
これに関連して、本発明は、第一の光学窓を含む前面と観察光軸に沿って第一の光学窓と整列する第二の光学窓を含む後面とを含む筐体と、観察光軸に沿って観察することを可能にする少なくとも1つの視力矯正装置とを含むレフラクタにおいて、視力矯正装置が、第一の窓と第二の窓との間に、光軸に沿って球面度数を有する第一の光学要素を含み、前記球面度数は可変的であることと、筐体が水平軸の周囲で静止部分に関して回転可能な向き付け可能ホルダに取り付けられることとを特徴とする、レフラクタを提供する。
この視力矯正装置は、特に観察軸に沿った球面度数を変化させることができ、筐体に形成された第一の窓と第二の窓との間に格納され、筐体自体は、水平軸の周囲で回転されてもよい。
このようにして、特に遠見視力、中間視力、及び近見視力に関して、視力検査を患者にとって自然な姿勢で行うことのできる小型の向き付け可能アセンブリが得られる。
この視力矯正装置はさらに、可変円筒軸及び可変度数の乱視矯正力を生成するように設計されてもよい。例えば、この視力矯正装置は、乱視度数の第二の光学要素と、乱視度数の第三の光学要素とを含み、第二の光学要素と第三の光学要素とは相互に独立して、光軸の周囲で回転式に調節可能である。
可変球面度数のレンズは、例えば、流体を含む変形可能レンズ、又は換言すれば、流体と変形可能膜とを含むレンズである。
筐体は、例えば、水平軸に垂直な軸の周囲で向き付け可能ホルダに関して蝶着されたアームに取り付けられ、それによって観察光軸の輻輳を変化させ、この輻輳を試験が行われている視力(遠見視力又は近見視力)に適合させることができ、これについては下記の記載で説明する。
この筐体はさらに、向き付け可能ホルダ上において、水平軸に沿って調節可能な位置に取り付けられてもよい。正確には、後述の例において、筐体は蝶着アーム上の調節可能な位置に取り付けられる。
ホイールもまた提供されてもよく、前記ホイールは筐体内において、光軸に平行な軸の周囲で回転可能に取り付けられ、且つ光軸の前に設置されることが意図された少なくとも1つの相補的要素を支持する。この補足的要素は、フィルタ、プリズム、開口部、又はシールドであってもよい。
レフラクタは、ディアスポラメータを、筐体の前面上で、ディアスポラメータの少なくとも1つのプリズムが光軸と整列する第一の位置と、ディアスポラメータが第一の光学窓にかからない第二の位置とにおいて移動可能に取り付けるための手段を含んでいてもよい。
以下の記載で説明するように、筐体は下面を有していてもよく、光軸とこの下面との間の距離は、垂直面に投影したときに30mm以下、さらには20mm未満である。それゆえ、筐体のかさは使用者の眼の下方にある領域内に限定され、筐体は、水平軸の周囲で回転しているときに使用者の顔に当たらない。
向き付け可能ホルダの位置は、例えば、アクチュエータによって水平軸の周囲で回転式に調節可能である。変形形態として、この位置調節は手動で実行できる。
静止部分が、使用者の頭の一部を位置決めするための手段(一般に、「額当て」と呼ばれる)を含むようになされていてもよい。
静止部分は、例えば、(使用者が前記位置決め手段に頭を載せたときに)前記水平軸が前記使用者の眼を通過するような大きさとされる。より正確には、静止部分は、例えば、前記水平軸が前記使用者の少なくとも片眼の回転中心を通過するような大きさとされる。それゆえ、向き付け可能ホルダの移動は、例えば遠視野観察から近視野観察へと移行するときに起こりうる眼の動きに対応する。
レフラクタはまた、視線を有する少なくとも1つの画像捕捉装置を含んでいてもよく、その場合、画像捕捉装置はレフラクタに、視線が前記水平軸と実質的に平行であるように取り付けられてもよく、それによって特に、視力矯正装置に関する眼の位置を継続的にモニタできる。
したがって、画像捕捉装置は、眼と視力矯正装置との間の距離を測定するように設計されてもよい。その場合、測定された距離に応じて、第一の光学要素の球面度数を設定するようになされてもよい。
本発明はまた、上で説明したようなレフラクタによって屈折度を測定する方法を提供であって、
− 向き付け可能ホルダを静止部分に関して傾けるステップと、
− 第一の光学要素の球面度数を調節するステップと、
− 例えば、上記の傾きに関連付けて、調節された球面度数をメモリに保存するステップと
を含む、方法を提供する。
上述のように、球面度数は、したがって使用者の眼と視力矯正装置との間の距離に応じて調節されてもよく、この距離は画像捕捉装置により測定される。
以下の説明は、添付の図面に関して、且つ非限定的な例として与えられ、本発明がどのようなものから構成され、及びどのように実行できるかをよく理解することを可能にする。
本発明の1つの実施例で使用される光学要素を概略的に示す。 本発明に関して使用可能な、ある例示的視力矯正装置の断面図を示す。 図2の視力矯正装置の、円筒レンズ側の破断図を示す。 図2の視力矯正装置の、可変球面レンズ側の破断図を示す。 図2の視力矯正装置を制御するための要素を概略的に示す。 遠見視力を試験するための第一の状態にある、本発明の教示によるレフラクタの斜視図である。 近見視力を試験するための第二の状態にある、図6のレフラクタの斜視図である。 オペレータ側から見た、図6のレフラクタの正面図である。 患者側から、すなわち図8に示される図と反対側から見た、図6のレフラクタの正面図である。 図6のレフラクタの向き付け可能ホルダの破断図である。 図6のレフラクタ内の蝶着アームに取り付けられた視力矯正サブシステムの詳細図である。 図11のサブシステムの破断図である。
図1は、本発明の教示によるレフラクタ内で後述のように使用される、ある例示的な視力矯正装置の主要光学要素を概略的に示す。
これらの光学要素は、乱視度数C0の円筒面平凸レンズ2と、マイナスの乱視度数−C0の円筒面平凹レンズ4と、可変球面度数SVのレンズ6とを含む。
したがって、円筒面平凹レンズ4の乱視度数(ここでは、−C0)の絶対値(すなわち、モジュラス)、ここではC0は、円筒面平凸レンズ2の乱視度数(C0)の絶対値(C0)(すなわち、モジュラス)と等しい。
変形形態として、円筒面平凹レンズ4及び円筒面平凸レンズ2のそれぞれの乱視度数が、絶対値において(わずかに)異なるようになすこともできるが、これらは何れの場合も、これら2枚のレンズを組み合わせることにより生成される結果的な乱視度数が、これら2枚のレンズの少なくとも1つの相対位置において、無視できる程度の数値(例えば、絶対値において0.1ディオプトリ未満)であるようにされる。
3枚のレンズ2、4、6は同じ光軸X上に設置される。正確には、3枚のレンズ2、4、6の各々は光軸X上に中心を置く、概して円筒形の外形を有する。ここで説明する例において、レンズ2、4、6はそれぞれの以下の直径(そのかさを定量化)を有する:25mm、25mm、20mm。
それゆえ、この視力矯正装置10は、患者の眼が可変球面度数レンズ6の側にある状態で使用し、直径がより大きいほうの乱視度数のレンズ2、4が、患者の眼に近いためにそれ自体が広く認識される可変球面度数レンズ6により画定される視野を限定しないようにすることが好ましいことがわかるであろう。
3枚のレンズ2、4、6の各々は、光軸Xに垂直な第一の平面と、第一の面と反対の、光学的にアクティブな第二の面を含み、
− レンズ2の光学的にアクティブな面は、凸円筒面の形状であり(この面を画定する円筒の軸Y1は光軸Xに垂直に位置する)、
− レンズ4の光学的にアクティブな面は、凹円筒面の形状であり(この面を画定する円筒の軸Y2は光軸Xに垂直に位置する)、
− 可変球面度数SVのレンズ6の光学的にアクティブな面は変形可能であり、それゆえ、凸球面(図1の破線で示される)、平面形状、又は凹球面(実線で示される)をとることができる。
可変球面度数SVのレンズ6は、例えば、欧州特許第2 034 338号明細書の文献に記載されている種類のレンズである。このようなレンズは、透明な変形可能膜と平坦な可動透明壁により閉じられる空洞を含み、この空洞には一定の体積の透明な液体が収容され、これが可動面によって、より大きく、又はより小さく歪められて、膜が変形し、これはそれゆえ、凹球面、又は平面、又は凸球面の何れかとなる。使用されるレンズにおいて、ナット/ボルトシステムで構成されるトランスミッションにより、回転運動から直線運動への変換が確実に行われる。それゆえ、ケース26に取り付けられたリングを回転させると、レンズ6の一部が移動し、それによって、例えば上記の文献、欧州特許第2 034 338号明細書に説明されているように、透明膜が上記のように変形する。それゆえ、レンズ6に対する機械的作用を通じて球面度数SVを継続的に変化させることが可能である。ここで説明する例において、レンズ6の焦点距離は−40mm〜40mmで可変的であり、すなわち、その球面度数SVは−25D〜25D(Dは1ディオプトリという、輻輳測定単位であり、メートルで表される焦点距離の逆数である)で可変的である。
さらに、平面−円筒面レンズ2、4は、前述のように、それぞれ乱視度数−C0及びC0を有し、ここではC0=5Dである。
後でより詳しく説明するように、円筒面平凹レンズ4及び円筒面平凸レンズ2は、軸Xの周囲で回転可能(軸Xを中心とした回転)に取り付けられる。
円筒面平凸レンズ2の光学的にアクティブな面に形成された凸円筒面の軸Y1はそれゆえ、基準軸Y0(これは固定され、光軸Xに垂直)と可変的な角度α1をなしてもよい。
同様に、円筒面平凹レンズ4の光学的にアクティブな面に形成された凹円筒面の軸Y2は、基準軸Y0と可変的角度α2をなしてもよい。
様々な子午線での屈折度を計算することによって、上述の3つの光学要素2、4、6から形成される光学サブアセンブリの球面度数S、乱視度数C、及び非点収差の角度αについて、次式が得られる。
Figure 2017510384
式3内の項(−C/2)は、2枚のレンズが乱視度数を提供することにより生成される球面度数に対応することがわかるであろう。
後述のように、円筒面平凸レンズ2の回転位置と円筒面平凹レンズ4の回転位置を相互に独立して設定することにより、2枚のレンズを同時に制御することにより0°〜360°で調節可能な何れの非点収差の角度についても、角度α1及びα2の各々を独立して0°から360°まで変化させ、それゆえ−2.C0〜2.C0(すなわち、ここでは−10D〜10D)で調節可能な乱視度数Cを得ることが可能である。式3が示すように、2枚の円筒レンズの向きの結果として得られる球面度数は、可変的な球面度数のレンズを使用して補償される。
さらに、球面レンズ6の球面度数SVを変化させることによって、3枚のレンズ2、4、6から形成されるサブアセンブリの球面度数Sを調整することが可能である。
1つの想定可能な変形形態によれば、設定された乱視度数を提供するレンズは、同じ(プラス又はマイナスの)乱視度数C0を有することができ、2つの、任意選択により同一の、円筒面平凸レンズか、その代替案として、2枚の、任意選択により同一の、円筒面平凹レンズかの問題となりうる。
具体的には、この場合、これら2枚のレンズ及び可変的な球面度数を提供する1枚のレンズから形成されるサブアセンブリの球面度数S、乱視度数C、及び非点収差の角度αは、次式により表される。
Figure 2017510384
項C0−C/2は、乱視度数を提供する2枚のレンズの組合せによって誘導される球面度数に対応する。
したがって、この場合、乱視度数を提供するレンズを(相互に独立して)回転させ、可変球面度数を提供するレンズの球面度数を変化させることによって、球面度数S、乱視度数C、及び非点収差の角度αを、特に乱視度数Cがゼロとなるように調節することが可能となる。
上述の光学要素を使用する、ある例示的な視力矯正装置10が図2に示されている。
以下の記載では場合により、説明を明瞭にするために、「上側」又は「下側」等の用語が使用されるが、これらは図2、3及び4での向きを画定する。当然のことながら、この向きは必ずしも、上述の装置の可能な使用、特に図6〜12に示される使用に当てはまるとは限らない。
視力矯正装置10はケース12を含み、これは第一の部分14、第二の部分16、及び第三の部分18から形成され、これらは光軸Xに沿って連続して配置され、光軸Xに垂直な平面内で対となるように組み立てられる。
第一の歯車22は、ケース12の第一の部分14に光軸Xを中心として回転可能に取り付けられ、その中心において、この目的のために設けられた開口部内に円筒面平凸レンズ2を支持する。第一の歯車22及び円筒面平凸レンズ2は同軸であり、換言すれば、光軸Xに垂直な平面内の断面において、第一の歯車22の外周と円筒面平凸レンズ2の円周は、光軸Xを中心とする同心円を形成する。
同様に、第二の歯車24は、ケース12の第二の部分16に光軸Xを中心として回転可能に取り付けられ、その中心において、この目的のために設けられた開口部内に、円筒面平凹レンズ4を支持する。第二の歯車24及び円筒面平凹レンズ4は同軸であり、換言すれば、光軸Xに垂直な平面内の断面において、第二の歯車24の外周と円筒面平凹レンズ4の円周は、光軸Xを中心とする同心円を形成する。
第三の歯車27は、ケース12の第三の部分18に光軸Xを中心として回転可能に取り付けられる。第三の歯車27は、ケース26の円周上に設けられたリングに確実に固定され、これは可変球面度数のレンズ6を支持し、球面度数SVの制御を可能にする。可変球面度数のレンズ6のケース26は、ケース12の第三の部分18に取り付けられる。
図3から明確にわかるように、第一の歯車22は、第一のモータ42によって(光軸Xの周囲で)回転され、このモータの駆動軸は第一の歯車22と係合する第一のグラブねじ32を支持する。第一のモータ42は、例えばケース12の第一の部分14に取り付けられる。
第一の歯車22の現在位置は、第一の光学セル52によってモニタされる。
同様に、第二の歯車24は、第二のモータ44によって光軸Xの周囲で回転され、このモータの駆動軸は第二の歯車24と係合する第二のグラブねじ34を支持する。第二のモータ44は、例えばケース12の第二の部分16に取り付けられる。
第二の歯車24の現在位置は、第二の光学セル54によってモニタされる。
図4に示されるように、第三の歯車27自体は、第三のモータ46によって(X軸の周囲で)回転され、このモータの駆動軸には、第三の歯車27と係合する第三のグラブねじ36が取り付けられる。第三のモータ46は、例えばケース12の第三の部分18に取り付けられる。
第三の歯車27の現在位置は、第三の光学セル56によりモニタされる。
光学セル52、54、56の各々は、例えば少なくとも1つの光学センサを含む2つの要素から形成され、そのペアの他方の要素は、例えば光学エミッタである(又は、変形形態として、反射要素であり、その場合、光学エミッタは光学センサに関連付けられる)。
第一、第二、及び第三のモータ42、44、46は、例えばステップモータであり、その分解能は20ステップ/回転であり、ここでは8分の1ステップで設定される(以下、マイクロステップと呼ぶ)。変形形態として、これらのモータは16分の1ステップで設定できる。
下で説明する構成により、光学要素(すなわち、第一の光学要素、第二の光学要素、及びレンズ)は、(視力矯正装置内で)これら(各々)が(たとえ)電力を使用しなくてもそれぞれの設定位置を保持するように取り付けられる。
ケース12の内部空間は(及び、さらには、第一、第二、及び第三の部分14、16、18の各々の内部空間も同様に)、モータ42、44、46を受けるための空間(図2、3、及び4におけるケース12の上側領域)と、光学要素2、4、6を受けるための空間(図2、3、及び4におけるケース12の下側領域)にさらに分割されてもよい。
モータ42、44、46を受けるための空間は、光学要素2、4、6を受けるための空間の方向に(図の下に向かって)開放し、反対の端(図の上に向かう)では、ケース12の上面19によって閉鎖される基本的に平行六面体の形状を有する(ケース12の上面19は、ケース12のそれぞれ第一、第二、及び第三の部分14、16、18の組立後の上面により形成される)。
モータ42、44、及び46の配置は、有利な点として、180°にわたる円形状を使用することができるような配置であり、前記円形状は、レンズの有効半径にできるだけ近い位置において、光軸に中心を置く。
光学要素2、4、6を受けるための空間は、モータを受けるための空間と異なり、第三の歯車27のそれと、その円周の半分において一致する円筒形の形状(ケース12の壁を境界とする)を有する。
換言すれば、ケース12(及び、したがってケース12の第一、第二、及び第三の部分14、16、18の各々)は、光学要素2、4、6を受けるための空間において円筒形状を有し、その直径(光軸Xに垂直)は、第三の歯車27のそれと略同じか、それより若干大きい。
歯車22、24、27のそれぞれの直径は、光学サブアセンブリの厚さにかかわらず、視野を保持するように選択される。
第一のモータ42及び第一のグラブねじ32は、ケース12内で、ケース12の上面に垂直な(したがって、特に光軸Xに垂直な)方向Zに延び、第一のモータ42がモータを受けるための空間内に格納され、第一のグラブねじ32が光学要素を受けるための空間内にあるようになっている。
第二のモータ44及び第二のグラブねじ34に関して、これらはケース12内で、同じ方向であるが、乱視度数レンズ2、4に関して第一のモータ42及び第一のグラブねじ34の反対側に延びる。第二のモータ44は、モータを受けるための空間内に格納され、第二のグラブねじ34は光学要素を受けるための空間内にある。
それゆえ、第一のグラブねじ32及び第二のグラブねじ34が、第一の歯車22及び第二の歯車24により形成されるアセンブリの両側にそれぞれ配置され、これら各種の部品(第一のグラブねじ32、第二のグラブねじ34、第一又は第二の歯車22、24)の(上記の軸X及びZに垂直な軸Yに沿った)横方向のかさは、第三の歯車27の直径より小さく、それによって第一及び第二のグラブねじ32、34が光学要素を受けるための空間内に収容され、それらを受けるための余分な空間が不要となることがわかるであろう。
さらに、第一及び第二のモータ42、44の各々の光軸Xに沿ったかさは、第一及び第二の歯車22、24の各々のそれより大きく、さらにはケース12の第一及び第二の部分14、16の各々のそれより大きい。しかしながら、これらの第一及び第二のモータ42、44は、上述のように、ケース12の(軸Zに関して)両側にそれぞれ設置されているため、これらは各々、光軸Xに沿って、ケース12の第一の部分14及び第二の部分16と一致して延びる空間を占有する。
例えば、第一及び第二のモータ42、44の各々の横方向のかさ(モータの外径)は6〜12mm、例えば10mmであり、第一及び第二の歯車22、24の各々の厚さ(軸Xに沿ったかさ)は1〜4mm、例えば2.5mmである。
第三のモータ46及び第三のグラブねじ36は、対照的に、モータを受けるための空間内の、X軸に沿ってケース12の第三の部分18と一致して延びる領域内に位置付けられる。それゆえ、第三のグラブねじ36は、第三の歯車27とその上側部分で係合し、それによって、ケース12に、上述のように第三の歯車27の下側部分においてケース12の形状に密接に追従させることができる。
上述の例において、図4に示されるように、第三のモータ46及び第三のグラブねじ36の軸は、ケース12の上面に関して(正確には、上述の軸Yに関して)わずかに傾斜している。
例えば、第三の歯車27の厚さを0.3mm〜2mmとするようになされてもよい。
各種の要素のこのような配置によって、比較的薄いケースを得ることができ、典型的には、その厚さは15〜20mmである。
ケース12はまた、例えばモータを受けるための空間の上側領域において、制御要素50を含み、これはここでは共通のプリント回路板により支持される複数の集積回路で形成される。
さらに、電力を貯蔵するための装置、ここではバッテリ58(ただし、変形形態として、超コンデンサでもよい)が提供され、それによって装置は独立型となる。例えば、電力貯蔵装置58を再充電するための非接触要素が設けられてもよい。バッテリ58により、特に、モータ42、44、46及び制御要素50に電力を供給できる。
このような制御要素50の主要要素と、その上記モータ42、44、46及び前述の光学セル52、54、56との接続が、図5に概略的に示されている。
制御要素50は受信モジュール60を含み、これは、ここでは無線リンクを通じて、設定値情報、すなわち、光学要素2、4、6から形成される光学サブアセンブリにより生成される矯正を定義する球面度数S、乱視度数C、及び非点収差の角度αについて使用者が希望する数値を示す情報を受け取るように設計される。
受信モジュール60は、例えば、使用者が制御する赤外線発光リモートコントローラからこの設定値情報を受信する赤外線受信モジュールである。変形形態として、この設定値情報を無線リンク、例えばローカルワイヤレスネットワークを介してパーソナルコンピュータから受け取るようになすことができ、使用者はこの場合、コンピュータ上での対話的な選択によって、視力矯正装置のための球面度数S、乱視度数C、及び非点収差の角度αの数値を選択できる。
図6〜12に関して後述する応用例において、設定値情報は、例えば、エミッタ/レシーバ装置156を介して、電子制御盤160により受信されてもよい。
受信モジュール60は、受け取った設定値情報S、C、αをコンピューティングマシン66(例えば、後述のように、コンピューティングマシンの機能を実行するようにコンピュータプログラムを実行するプロセッサからなる)に、正確には、コンピューティングマシン66により制御される計算モジュール68に転送する。
計算モジュール68は、上で与えた式を使って、入力として受け取った設定値S、C、αを得るために必要な角度α1、α2の数値及び球面度数SVの数値を計算する。平面−円筒面レンズ2及び4の乱視度数がそれぞれ−C0及びC0である場合、例えば次式を使用してもよい。
Figure 2017510384
コンピューティングマシン66はまた、制御モジュール70を含み、これは入力として、計算モジュール68により計算された角度α1、α2、及び球面度数SVの数値を受け取り、制御信号をモータ42、44、46に送信して、モータ42、44、46の各々を相互に独立して制御し、所望の数値が得られるような歯車22、24、27のそれぞれの位置を得るが、すなわち、
− 制御モジュール70は第一のモータ42を制御して、第一の歯車22を光軸Xの周囲で、(第一の歯車22により支持される)円筒面平凸レンズ2の光学的にアクティブな円筒面の軸Y1が基準方向Y0と角度α1をなす位置まで回転させ、
− 制御モジュール70は第二のモータ44を制御して、第二の歯車24を光軸Xの周囲で、(第二の歯車24により支持される)円筒面平凹レンズ4の光学的にアクティブな円筒面の軸Y2が基準方向Y0と角度α2をなす位置まで回転させ、
− 制御モジュール70は第三のモータ46を制御して、第三の歯車27を光軸Xの周囲で、可変球面度数の制御リングが球面度数SVを計算モジュール68により計算された度数に設定する位置まで回転させる。
歯車22、24、27の各々の位置は、各瞬間に、それぞれ光学セル52、54、56により把握され、これらは各々、各々が関連付けられる歯車上で、関係する歯車の円周上の基準点(例えば、歯のない地点)に関して光学セルが通過した歯の数を測定する。
本明細書に記載の例において、第一のモータ42/第一のグラブねじ32/第一の歯車22のアセンブリは、第二のモータ44/第二のグラブねじ34/第二の歯車24のアセンブリと同じように、歯車22、24の1回転が関連付けられているモータ42、44の15040マイクロステップに対応するような歯数比を有する。分解能(1マイクロステップの歯車22、24の回転角度)はしたがって、角度α1及びα2について0.024°である。
第三のモータ46/第三のグラブねじ36/第三の歯車46のアセンブリ自体は、1回転あたり16640マイクロステップの歯数比を有する。可変球面度数を制御するリングは、−25Dから25Dまでの球面度数変化(すなわち、50Dの変化範囲)を得るために、120°の角度範囲(したがって、5547マイクロステップに対応する)で調節可能である。分解能(1マイクロステップあたりの球面度数SVの変化)は、したがって、0.009Dである。
当初の設定値α1、α2、SVから新たな設定値α’1、α’2、S’Vへと移行させている間に、第一、第二、及び第三のモータ42、44、及び46の各々が、任意選択で設定値変化のうちの1つの振幅(例えば、球面度数の変化の絶対値|S’V−SV|、ただし|x|はxの絶対値)に依存するある長さの時間T(秒)にわたり作動されるようになされてもよい。
これを行うために、コンピューティングマシン66は、例えば、角度α1から角度α’1に移行できるようにするモータ42のマイクロステップの数p1、角度α2から角度α’2に移行できるようにするモータ44のマイクロステップの数p2、及び球面度数SVから球面度数S’Vに移行できるようするモータ46のマイクロステップの数P3を決定する。すると、コンピューティングマシン66は、モータ42が毎秒p1/Tマイクロステップの速度で回転し、モータ44が毎秒p2/Tマイクロステップの速度で回転し、モータ46が毎秒P3/Tマイクロステップの速度で回転するように命令する。
制御要素50はまた、測定された気温に関する情報を供給する温度センサ62と、例えば加速度計の形態をとり、例えば垂直に関する視力矯正装置10の向きに関する情報を供給する傾斜計64とを含む。図6〜12に関して後述する応用において、向きの情報は、レフラクタの状態及び、それゆえ現在実行されている視力測定の種類(遠見視力、中間視力、又は近見視力)を決定するために使用されてもよい。
コンピューティングマシン66は、温度センサ62により生成される温度情報と、傾斜計64により生成される向き情報を受け取り、これらの情報のうちの少なくとも1つを、モータ42、44、46に送るべき命令の計算に関して使用する。
ここに記載の例において、制御モジュール70は、温度情報を使って、温度によるレンズ6の球面度数の変化(ここに記載の例では約0.06D/℃)を補償し、向き情報を使って、視力矯正装置10の向きの変化が駆動システム(モータ、グラブねじ、歯車)に及ぼす可能性のある攪乱を補償する。
図2〜4に関して上で説明したケースとは異なり、図6〜12の以下の説明は、患者の視力を測定するためのレフラクタの従来の用途に対応する方向(特に水平及び垂直方向)と相対位置(「下側」又は「上側」)に関する。
図6及び7は斜視図として、本発明の教示によるレフラクタ100を、それぞれ遠見視力を試験するための第一の状態と、近見視力を試験するための第二の状態で示すが、レフラクタはあらゆる中間位置もとることができると理解する。
レフラクタ100は、レフラクタヘッドホルダに取り付けるよう意図された静止部分102と、向き付け可能ホルダを形成する可動部分104を含み、この部分は静止部分102に、例えばある角度範囲にわたって水平軸Hの周囲で回転可能に取り付けられる。
静止部分102は、ここではガントリの形状を有し、2つの垂直で平行な立上り部106、108と、2つの立上り部106、108をその上側部分で結合する水平ビーム110を含み、これを介して静止部分102が、図6及び7においてはその一部300が見えているレフラクタヘッドホルダに取り付けられてもよい。
ここに記載の実施形態において、向き付け可能ホルダ104もまたガントリの形状を有し、それゆえ、2つの平行な立上り部112、114と、2つの立上り部112、114をそれらの上側部分で結合する横木116を含む。
静止部分102の立上り部106及び向き付け可能ホルダ104の立上り部112は、水平軸Hの周囲での回転を案内するための相補的手段(図10の参照番号113参照)を含み、前記手段はここでは、これらの立上り部106、112の下側領域内にある。
同様に、静止部分102の立上り部108及び向き付け可能ホルダ104の立上り部114は、水平軸Hの周囲での回転を案内するための相補的手段(図10の参照番号115参照)を含み、前記手段はここでは、これらの立上り部108、114の下側領域内にある。
それゆえ、向き付けホルダ104は、静止部分102に関して、水平軸Hの周囲で、その立上り部112、114が垂直になる位置(図6に示される)とその立上り部112、114が垂直Vに関して傾斜角度βで傾斜する位置(図7に示される)との間で移動可能であり、ここでβ=30°である。
向き付け可能ホルダ104は、これら2つの位置の間の1つ又は複数の中間位置に位置付けられてもよい。
向き付け可能ホルダ104の、静止部分102に関する移動はここでは電動式とされ、例えば、向き付け可能ホルダ104に確実に固定されたモータ170により駆動されるグラブねじ(図10において明確に示される)は、静止部分102に確実に固定されたピニオンセグメントと係合する。
変形形態として、向き付け可能ホルダ104は、手動で静止部分102に関して移動させることができ、したがって、機械的手段が向き付け可能ホルダ104を静止部分102に関する1つ又は複数の位置で静止させることができるようになされてもよい。
静止部分102の立上り部106、108はここでは、それぞれ向き付け可能ホルダ104の立上り部112、114と実質的に同じ外形を有し、静止部分102の立上り部106はさらに、向き付け可能ホルダ104の立上り部112と一致するように設置され、静止部分102の立上り部108は、向き付けホルダ104の立上り部114と一致するように位置付けられる。さらに、静止部分102のビーム110は、横木116と一致するように位置付けられる。
これに加えて、ここでは、静止部分102の構造的要素(すなわち、立上り部106、108及びビーム110)を中空にして、向き付け可能ホルダ104が図6に示されるようにその垂直位置にあるときに、向き付け可能ホルダ104の、それに対応する要素(すなわち、それぞれ立上り部112、114及び横木116)を受けるようになされる。
図8及び9は、上述のレフラクタの、それぞれオペレータ側と患者側から見た正面図である。
これらの図面から明確にわかるように、レフラクタ100は、患者の右眼用のアイピース121を含む第一の視力矯正サブシステム120と、患者の左眼用のアイピース123を含む第二のサブシステム122とを含む。
第一のサブシステム120は、横木116の約半分にわたって横木116に平行に延びる第一の蝶着アーム124に(図11に関して後述するように水平に並進移動可能に)取り付けられる。
第一の蝶着アーム124は横木116の、その端領域、すなわち立上り部114の付近に取り付けられ、概して立上り部114の延長方向に延びる軸Mの周囲で回転可能に取り付けられ、これについては図10を参照しながら後で説明する。
第一の蝶着アーム124は横木116の下方に取り付けられ、第一のサブシステム120は第一の蝶着アーム124に、基本的に第一の蝶着アーム124の下方に延びるように取り付けられる。特に、第一のサブシステム120のアイピース121は、その全体が第一の蝶着アーム124の下方に位置付けられる。
同様に、第二のサブシステム122は、横木116の長さの反対側の約半分にわたって横木116に平行に延びる第二の蝶着アーム126に(図11に関して後述するように、水平に並進移動可能に)取り付けられる。
第二の蝶着アーム126は横木116の、その端部分(第一の蝶着アーム124が取り付けられた領域と反対)に、すなわち立上り部112の付近に、概して立上り部112の延長方向に延びる軸の周囲で回転可能に取り付けられ、これについては図10を参照しながら後で説明する。
第二の蝶着アーム124は横木116の下方に取り付けられ、第二のサブシステム120は、第二の蝶着アーム126に、基本的に第二の蝶着アーム126の下方に延びるように取り付けられる。特に、第二のサブシステム122のアイピース123は、その全体が第二の蝶着アーム126の下方に位置付けられる。
より正確には、第一及び第二のサブシステム120、122のアイピース121、123のそれぞれの中心は、向き付け機能ホルダ104の、静止部分102に関する水平回転軸Hを含む水平面内にある。
図9において明確にわかるように、静止部分102はまた、患者の頭を位置決めするための手段130も支持し、これは概して「額当て(フォーヘッドレスト)」と呼ばれ、その位置は任意選択により、垂直方向に(すなわち、垂直軸Vに平行に)並進的に調節可能である。
ここで、レフラクタを、水平軸Hが患者の眼球の回転中心を通過するような大きさとすることが提案される。
それゆえ、患者が眼をアイピース121、123に向けて頭を位置決め手段に当てたときに、サブシステム120、122のアイピース121、123は、向き付け可能ホルダ104が静止部分102に関して傾けられてもほとんど動かず、この移動はさらに、患者の注視(特に、患者がその注視を近見のために下げたとき)に追従する。
各サブシステム120、122は複数の要素を含み、これらは特に前面142、裏面144、及び下面146から形成される筐体140により保護される。各サブシステム120、122は、特に図1〜5に関して上で説明したような視力矯正装置200を含む。
前面142及び裏面144は各々、光学窓143、145を含み、これは関係するサブシステム120、122のアイピース121、123を(各面142、144において)画定する
サブシステム122について、図12を参照しながら以下に詳しく説明する。サブシステム120は同様の構成である(2つのサブシステム120、122は、横木116の中央を通過する垂直面に関して対称である)。
図1〜5に関して上で説明した視力矯正装置200のかさが限定的であることにより、各サブシステム120、122の下面146は、関係する視力矯正装置の光軸(換言すれば、関係するアイピース121、123の中心)の付近にある。それゆえ、上述のように、採用される構成により(回転軸Hがアイピース121、123の中心にある)、各サブシステム120、122の下面146は、静止部分102に関する向き付け可能ホルダ104の回転軸Hの付近にある(例えば、垂直面に投影した場合に、30mm以下、好ましくは20mm以下、ここでは20mmの距離dの位置にある)。
それゆえ、向き付け可能ホルダ104及び、特にサブシステム120、122は、向け付け可能ホルダ104を水平軸Hの周囲で回転させて、遠見視力測定に適した状態(図6)から近見視力測定に適した状態(図7)へと移行させるときに、使用者の顔に当たらない。
各サブアセンブリ120、122はまた、ディアスポラメータ150、152を位置決めするための手段も含み、これは、前面142上の2つの異なる位置の間で移動可能であり、第一の位置においては、ディアスポラメータのプリリズムが関係するアイピース121、123の中心、すなわち、関係する視力矯正装置の光軸と整列し、第二の位置においては、ディアスポラメータは関係するアイピース121、123から離れた位置にあり、光学窓143にかからない。
ここで説明する例において、これらの位置決め手段は、各ディアスポラメータ150、152の各々によって支持され、関係するサブシステム120、122の磁気要素(ここでは磁石)と相互作用するように意図され、これについては図12に関して下で説明する。
各ディアスポラメータ150、152は、2つの回転可能に案内される枠を含み、これはその周囲に歯を有し、ハウジング内で、プリズムを支持し、2つの枠のプリズムは整列している。各枠は、例えば(ステップ又はDC)モータ及びグラブねじで構成される専用のアクチュエータにより回転されてもよい。
各ディアスポラメータ150、152は、加速度計をさらに含んでいてもよく、それによって関係するサブシステム120、122の筐体の前面142上のその特定の位置を判断できる。
図8からわかるように、向き付け可能ホルダ104は、例えば、横木116の中央領域内で、特に近見視力測定中に使用可能な照明手段154(例えば、赤外線エミッタ/レシーバ)と、電子制御盤160に関連付けられるエミッタ/レシーバ装置156とを含み、これについては図10に関して下で説明する。
図10は、向き付け可能ホルダ104を詳細に示す破断図である。
横木116には電子制御盤160が格納されており、これはここでは水平に、横木116のほとんど全長にわたって設置される。電子制御盤160は特に、照明手段154及びエミッタ/レシーバ装置156を支持し、これらは横木116の前面と接触し、前面には照明手段154及びエミッタ/レシーバ装置156とそれぞれ一致するような穴が設けられている。
横木116にはまた、電子制御盤160の(横木116の長さ方向に)両側のそれぞれにおいて、それぞれ第一のモータ161及び第二のモータ162が格納され、第一のモータ161は、第一の蝶着アーム124をその回転軸164(すでに示したように、立上り部114が延びる方向Mに向く)の周囲で移動するように駆動でき、第二のモータ162は、第二の蝶着アーム126をその回転軸166(第一の蝶着アームの回転軸164及び方向Mに平行)の周囲で移動するように駆動できる。
第一及び第二のモータ161、162の各々は、電子制御盤160の一方の端に取り付けられ、エミッタ/レシーバ装置156を介して受け取った命令に応じて、電子制御盤160により制御される。
図10において明確にわかるように、モータ161、162の作動による蝶着アーム124、126の移動によって、(前述のように、それぞれ蝶着アーム124、126により支持される)サブシステム120、122の光軸を、特に近見に対応するために輻輳させることができる。当然のことながら、蝶着アーム124、126は一般に、レフラクタの一般平面から前後に移動されてよい。
距離D(瞳と視力スケールとの間の距離)で視力を測定するため、及び関係する眼について単眼瞳孔距離dPDを有する人物に使用される輻輳角度Φは、式:Φ=arctan(dPD/D)で与えられる。
一般に遭遇される最大の瞳孔距離(80mm)と、距離D=350mmにある観察物(視力スケール)に対応できるように、例えば、各サブシステム120、122が、関係する軸164、166の周囲で5°〜20°、ここでは6.5°の限定値だけ回転できるようになされてもよい。
向き付け可能ホルダ104はまた、(ここでは立上り部112の内側で)モータ170を支持し、これによって、前述のように、向き付け可能ホルダ104の傾斜を静止部分102に関して調節できる。
モータ170はまた、電子制御盤160にも接続され、それゆえ、エミッタ/レシーバ装置156を介して受け取った命令によって制御されてもよい。同じく電子制御盤160に接続されたコーディングシステム(コーディング付きホイール/センサ)が任意選択によって立上り部112の下側部分に設置され、それによって、向き付け可能ホルダ104の、静止部分102に関する傾斜を継続的に把握することが可能となる。
電子制御盤160及びモータ161、162、170には、例えば、静止部分102側で検眼士の施設のコンセントに接続され、向き付け可能ホルダ104が静止部分102に回転可能に取り付けられる領域において向き付け可能ホルダ104と結合する供給回路によって電源供給される。
向き付け可能ホルダ104の各立上り部112、114はまた、画像捕捉装置168、169、ここではビデオカメラ(例えば、対物レンズを備える赤外線又は可視光CMOSセンサを使用する)を支持し、これはワイヤリンクによって電子制御盤160に接続され、前記画像捕捉装置は、その視線が、向き付け可能ホルダ104の静止部分102に関する回転軸Hに実質的に平行になるように取り付けられ、各画像捕捉装置168、169はそれゆえ、その視野内に、関係する眼と同じ高さの患者の顔の輪郭と、関係するアイピース121、123と同じ高さの関係するサブシステム120、122の筐体の裏面144を有する。
それゆえ、左眼と右眼について、電子制御盤160は関係する画像捕捉装置168、169により捕捉された画像を処理してもよく、一方で、この画像はエミッタ/レシーバ装置156を介して外部システム、例えば検眼士のコンピュータに送信されてもよく、それによって、例えば検眼士は患者の眼が実際にアイピース121、123の中心に位置付けられていることを確認でき、他方で、電子制御盤160は、この画像に基づいて、関係する眼の角膜の最上部と関係するサブシステム120、122の筐体の後面144との間の距離を測定して、関係する視力矯正装置の度数設定値を、この距離を考慮して修正することができる。
具体的には、焦点距離Fと等価である球面度数Sを例にとると、位置決めエラーεは、球面度数S’と等価である修正後の焦点距離F’が必要であることを意味し、これは、
Figure 2017510384
であり、第一次近似によりS’=S・(1+ε・S)となる。
電子制御盤160はしたがって、視力矯正装置の各々に、球面及び乱視度数の設定値を送信し、これは、検眼士が必要とする球面及び乱視度数に依存するだけでなく、画像捕捉装置168、169により測定された眼/装置距離(ここでは、角膜/後面144距離)にも依存する。
図11は、患者の左眼の視力を測定するためのサブシステム122がどのように蝶着アーム126に取り付けられるかを詳細に示す。
蝶着アーム126は、その外端(すなわち、左眼用のサブシステム122については、図11に示されているように、患者側から見たときにその左端)においてモータ180(ここではステップモータ)を支持し、これはスライド184が取り付けられているねじシャフト182を回転させるように設計され、前記スライド184には、ねじシャフト182のそれと相補的な雌ねじが設けられている。
スライド184は延長部185により下方に延び、これは蝶着アーム126の下側壁に設けられた溝を通って延び、その下端にサブシステム122が取り付けられる。
図12を参照しながら以下に説明するように、サブシステム122は、図1〜5に関して上で説明したような視力矯正装置200を含み、これはモータを受けるためのその平行六面体の空間が横に、光学要素、すなわちアイピース123を受けるためのその円筒形の空間の外側に(ここでは、患者側から見て左側に)なるように向けられる(アイピース123は、サブシステム122の筐体の裏面144に形成された光学窓145に対応し、この裏面144はこの位置において、視力矯正装置200のケース12によって形成される)。
換言すれば、視力矯正装置200はサブシステム122内に、図2〜4に示される軸Zが水平回転軸Hに平行となるように位置付けられる(図2〜4の軸Y自体は、立上り部112が延びる方向Mに平行である)。
サブシステム122は、モータを受けるための平行六面体の空間と光学要素を受けるための円筒形の空間との間の接合部分において、視力矯正装置200と同じ高さのスライド184の延長部185に正確に取り付けられる。
モータ180は電子制御盤160に接続され、それゆえ、エミッタ/レシーバ装置156を介して受け取った命令に基づいて制御されてもよい。さらに、同じく電子制御盤160に接続されたコーディングシステム186(コードディング付きホイール/センサ)により、ねじシャフト182の角度位置及び、したがってスライド184及びサブシステム122の位置を正確に知ることが可能となる。
モータ180を作動させるとねじシャフト182が回転し、したがって、スライド184及びサブシステム122が蝶着アーム126に沿って移動できる。
それゆえ、サブシステム122は特に2つの位置、すなわち、患者の形態に合わせて調節可能な位置(患者の眼とアイピース123が整列するように)と、スライド184がその外端位置(図11の左側)に位置付けられ、したがってサブシステム122が患者の視野の外にあるような退避位置をとることができる。
退避位置は、例えば、患者の裸眼視力を測定するため、又はレフラクタを患者に適した高さに位置付けるために使用されてもよく(すると、検眼士が患者の眼を見やすくなるためである)、その後、サブアセンブリ122はおそらく、作業位置に移動させられる。
前述のように、サブシステム120は、蝶着アーム126上のサブシステム122に関して説明したものと同様の方法で蝶着アーム124に取り付けられ、そこで移動される。
図12は、患者の左眼の視力を測定するように設計されたサブシステム122を示す。
前述のように、このサブシステム122は特に、図1〜5に関して上で説明したような視力矯正装置200を含む。
サブシステム122はさらに、筐体により取り囲まれ、その後面144は視力矯正装置200のケース12の一部により形成される。
視力矯正装置200と筐体の前面142との間で(光軸の方向に)、サブシステム122は内側ホイール190及び外側ホイール192を支持し、これらは光軸に平行で、そこから離れた共通の回転軸に中心を置く(光軸は、視力矯正装置200のそれであり、すなわち、アイピース123の中心にある)。
例えば、内側ホイール190は、複数の光学要素(例えば、シールド部分、偏光フィルタ、カラーフィルタ、マドックスフィルタ、減結合プリズム)を支持し、そのうちの1つは選択的に光軸の前に設置されてもよい。内側ホイール190はまた、自由通路を含み、これはサブシステム122により提供される光学処理を視力矯正装置200により生成されるそれに対応させるために、光軸の前に位置付けてもよい。
ここで説明する実施形態においては、サブシステム122がその前面142において、前面142の上方で移動可能なディアスポラメータ152を支持し、外側ホイール192は、例えば、磁力要素(ここでは磁石)を支持し、これは前述のように、ディアスポラメータの磁石と相互作用して、外側ホイール192を上記の共通軸の周囲で移動させると、ディアスポラメータ152がその第一の位置(プリズムが光軸上にある)とその第二の位置(ディアスポラメータがアイピース123により画定される視野から出る)との間で移動するようになっている。
内側ホイール190及び/又は外側ホイール192は、例えば、埃が入らないようにするためのフラップを備える取り外し可能なケースに取り付けられる。検眼士はそれゆえ、サブシステム122内にある光学要素(フィルタ、プリズム、シールド部分)を交換してもよい。
前面142は突起195を含み、サブシステム122の下側部分の体積が縮小され、それによって視野の大きさに有利となるように、製品の光路の長さが制限される。
具体的には、内側ホイール190及び外側ホイール192はここでは、その周囲に歯が設けられており、対応する駆動モータ194、196により駆動されるピニオンがそこに係合する。
駆動モータ194、196は、電子制御盤160により制御される。絶対的コーディングシステム(図示せず)により、内側ホイール190及び外側ホイール192を独立してリセットできる。
採用された設計により、サブシステム122は小型化され、典型的には高さ(すなわち、方向M)と幅(すなわち、方向H)が120ミリメートル未満であり、厚さ(すなわち、視力矯正装置200の光軸Xに沿う)が60mm未満であり、ここで説明する例では、各サブシステムは高さ80mm、幅80mm、厚さ43mmである。
ここで、上で説明したレフラクタの使用例を説明する。
サブシステム120、122をまず、その退避位置(すなわち、横木116の中央を通る正中垂直面から最も遠いその水平位置)に位置付ける。すると、向き付け可能ホルダ104はその垂直位置にある(すなわち、図6に示されるように、遠見に適したレフラクタの状態)。
次に、患者が頭をレフラクタの前に位置付ける。
次に、検眼士は従来の方法(ここでは説明しない)でレフラクタの高さを調節してもよく、これは、サブシステム120、122がその退避位置にあることから患者の眼が見えるという事実により、容易になる。
次に、患者は額を位置決め手段130に当て、検眼士はモータ180を(例えば適当な命令を電子制御盤160に送信するコンピュータを使って)作動させ、サブシステム120、122を蝶着アーム124、126に沿って水平に移動させて、アイピース121、123が患者の眼と対向するように位置付ける。
レフラクタは、この時点で、患者の遠見視力を測定する状態となる。
検眼士は、したがって、各サブシステム120、122の各種の要素の位置を(同じく、電子制御盤160に命令を送信するコンピュータによって)設定してもよく、特に、
− ある眼に関して電子制御盤160が受け取った球面及び乱視矯正設定値に応じて、電子制御盤160は設定値を関係する眼に関係する視力矯正装置に伝え、これらの設定値には、前述のように、画像捕捉装置により測定された眼と視力矯正装置との間の距離が考慮され、
− 電子制御盤160は任意選択により、モータ194の回転を制御して、必要に応じてその他のフィルタ又はプリズムを光軸上に設置し、
− 電子制御盤160は任意選択により、モータ196の回転を制御して、必要に応じて、ディアスポラメータ150、152のプリズムを関係するアイピース121、123の前に設置し、ディアスポラメータ150、152のモータの回転を制御して、必要なプリズム補正を得る。
患者の遠見屈折異常に適した矯正力が発見されたところで、検眼士は、例えば、これらの(球面、乱視、及びプリズム)矯正力の数値を、(例えば、モータ170に関連付けられるコーディングシステムを使って電子制御盤160によって、又は加速度計により供給される向き情報を使って視力矯正装置200によって測定される)向き付け可能ホルダの現在の傾斜に関連付けてメモリに保存し、ここでは傾斜ゼロである。
次に、検眼士は、(それを、検眼士のコンピュータからエミッタ/レシーバ装置156を介して受け取った命令に応じて電子制御盤160により制御されるモータ170によって水平軸Hの周囲で静止部分102に関して回転させることにより、)向き付け可能ホルダ104を傾ける。
したがって、レフラクタは、向き付け可能ホルダ104が、例えば垂直に関して30°傾けられて、患者の近見視力を測定する状態となる。当然のことながら、向き付けホルダ104を他の中間位置に位置付けて、中間視力を測定することも可能である。
前述のように、水平軸Hは眼球の回転中心と同じ高さに設置されるため、アイピース121、123は患者の注視に追従し、したがって、レフラクタは患者の近見視力をすぐに測定でき、患者が姿勢を変えなくてもよい。
検眼士は次に、(遠見視力について上ですでに説明したように)、各サブシステム120、122の各種の要素の位置を設定してもよい。
患者の近見屈折異常に対する適当な矯正力が発見されたら、検眼士は、例えば、(例えばモータ170に関連付けられるコーディングシステムを使って電子制御盤160によって、又は加速度計により供給される向き情報を使って視力矯正装置200によって測定される)これらの(球面、乱視、及びプリズム)矯正値を、向き付け可能ホルダの現在の傾斜に関連付けてメモリに保存し、ここでは傾斜30°である。
したがって、メモリ内に保存された矯正値(遠見及び近見の両方及び、任意選択で中間視に関する)を使って、患者の視力に合わせて調整された眼科用レンズを作製できる。

Claims (17)

  1. − 第一の光学窓(143)を含む前面(142)と観察光軸に沿って前記第一の光学窓(143)と整列する第二の光学窓(145)を含む後面(144)とを含む筐体と、
    − 前記観察光軸に沿って観察することを可能にする少なくとも1つの視力矯正装置(10;200)と
    を含むレフラクタ(100)において、
    − 前記視力矯正装置(10;200)が、前記第一の窓と前記第二の窓との間に、前記光軸に沿って球面度数を有する第一の光学要素(6)を含み、前記球面度数は可変的であることと、
    − 前記筐体が、水平軸(H)の周囲で静止部分(102)に関して回転可能な向き付け可能ホルダ(104)に取り付けられることとを特徴とする、レフラクタ(100)。
  2. 前記視力矯正装置(10;200)は、可変円筒軸及び可変度数の乱視矯正力を生成するように設計される、請求項1に記載のレフラクタ。
  3. 前記視力矯正装置(10;200)は、乱視度数の第二の光学要素(2)と、乱視度数の第三の光学要素(4)とを含み、前記第二の光学要素(2)と前記第三の光学要素(4)とは相互に独立して、前記光軸の周囲で回転式に調節可能である、請求項1又は2に記載のレフラクタ。
  4. 前記筐体は、前記水平軸(H)に垂直な軸(M)の周囲で前記向き付け可能ホルダ(104)に関して蝶着されたアーム(124;126)に取り付けられる、請求項1〜3の何れか一項に記載のレフラクタ。
  5. 前記筐体が、前記向き付けホルダ(104)上において、前記水平軸(H)に沿って調節可能な位置に取り付けられる、請求項1〜4の何れか一項に記載のレフラクタ。
  6. ホイール(190;192)が前記筐体内において、前記光軸に平行な軸の周囲で回転可能に取り付けられ、且つ前記光軸の前に設置されることが意図された少なくとも1つの相補的要素を支持する、請求項1〜5の何れか一項に記載のレフラクタ。
  7. ディアスポラメータ(150;152)を、前記筐体の前記前面(142)上で、前記ディアスポラメータ(150;152)の少なくとも1つのプリズムが前記光軸と整列する第一の位置と、前記ディアスポラメータ(150;152)が前記第一の光学窓にかからない第二の位置とにおいて移動可能に取り付けるための手段を含む、請求項1〜6の何れか一項に記載のレフラクタ。
  8. 前記筐体が下面(146)を有し、前記光軸と前記下面(146)との間の距離が、垂直平面に投影したときに30mm未満である、請求項1〜7の何れか一項に記載のレフラクタ。
  9. 前記向き付けホルダ(104)の位置が、アクチュエータ(170)によって前記水平軸(H)の周囲で回転式に調節可能である、請求項1〜8の何れか一項に記載のレフラクタ。
  10. 前記静止部分(102)が、使用者の頭の一部を位置決めするための手段(130)を含む、請求項1〜9の何れか一項に記載のレフラクタ。
  11. 前記静止部分(102)が、前記水平軸(H)が前記使用者の眼を通過するような大きさである、請求項10に記載のレフラクタ。
  12. 前記静止部分が、前記水平軸(H)が前記使用者の少なくとも片眼の回転中心を通過するような大きさである、請求項11に記載のレフラクタ。
  13. 視線を有する少なくとも1つの画像捕捉装置(168;169)を含み、前記画像捕捉装置(168;169)は前記レフラクタ(10)に、前記視線が前記水平軸(H)と実質的に平行であるように取り付けられる、請求項1〜12の何れか一項に記載のレフラクタ。
  14. 前記画像捕捉装置(168;169)が、前記眼と前記視力矯正装置(200)との間の距離を測定するように設計される、請求項13に記載のレフラクタ。
  15. 前記視力矯正装置が、前記測定された距離に応じて、前記第一の光学要素(6)の前記球面度数を制御するように設計される、請求項14に記載のレフラクタ。
  16. 請求項1〜15の何れか一項に記載のレフラクタによって屈折度を測定する方法であって、
    − 前記向き付け可能ホルダ(104)を前記静止部分(102)に関して傾けるステップと、
    − 前記第一の光学要素(6)の前記球面度数を調節するステップと、
    − 前記調節された球面度数をメモリに保存するステップと
    を含む、方法。
  17. 前記球面度数は、使用者の眼と前記視力矯正装置との間の距離に応じて調節され、前記距離は画像捕捉装置(168;169)により測定される、請求項16に記載の方法。
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