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Description
驚くべきことに、粉砕炭酸カルシウム(GCC)と、タルク又はカオリンのどちらかとを含む組成物の白色度は、粉砕炭酸カルシウムのみと比べてそれほど変わらなかった。
実施例2
粉砕炭酸カルシウム(GCC)と、異なる量のタルク又はカオリンとを含む組成物を、上述したように調製した。これらの組成物の摩耗能を測定した。結果を図1及び図2に示す。
驚くべきことに、粉砕炭酸カルシウムにタルク又はカオリンを添加すると、組成物の摩耗能が低下することが分かった。
本発明の好ましい態様は、下記の通りである。
〔1〕アルカリ土類金属炭酸塩及びフィロシリケートを含む組成物であって、前記組成物の固形分が、
少なくとも約45wt%のアルカリ土類金属炭酸塩、及び
少なくとも約2wt%のフィロシリケート
を含む、前記組成物。
〔2〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約98wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕記載の組成物。
〔3〕前記組成物の固形分が約2wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕又は〔2〕記載の組成物。
〔4〕前記組成物の固形分が少なくとも約3wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔3〕のいずれか1項記載の組成物。
〔5〕前記組成物の固形分が約3wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔4〕のいずれか1項記載の組成物。
〔6〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約97wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕〜〔5〕のいずれか1項記載の組成物。
〔7〕前記組成物の固形分が少なくとも約45wt%のアルカリ土類金属炭酸塩及び少なくとも約5wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔6〕のいずれか1項記載の組成物。
〔8〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約95wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕〜〔7〕のいずれか1項記載の組成物。
〔9〕前記組成物の固形分が約5wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔8〕のいずれか1項記載の組成物。
〔10〕前記組成物の固形分が少なくとも約50wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕〜〔9〕のいずれか1項記載の組成物。
〔11〕前記組成物の固形分が約50wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕〜〔10〕のいずれか1項記載の組成物。
〔12〕前記組成物の固形分が少なくとも約10wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔11〕のいずれか1項記載の組成物。
〔13〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約50wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔12〕のいずれか1項記載の組成物。
〔14〕前記組成物の固形分が約70wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕〜〔13〕のいずれか1項記載の組成物。
〔15〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約30wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔14〕のいずれか1項記載の組成物。
〔16〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が炭酸カルシウムである、前記〔1〕〜〔15〕のいずれか1項記載の組成物。
〔17〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が粉砕炭酸カルシウム(GCC)である、前記〔1〕〜〔16〕のいずれか1項記載の組成物。
〔18〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が大理石である、前記〔1〕〜〔17〕のいずれか1項記載の組成物。
〔19〕前記フィロシリケートがカオリンである、前記〔1〕〜〔18〕のいずれか1項記載の組成物。
〔20〕前記フィロシリケートがタルクである、前記〔1〕〜〔19〕のいずれか1項記載の組成物。
〔21〕前記フィロシリケートがカオリンとタルクの組み合わせである、前記〔1〕〜〔20〕のいずれか1項記載の組成物。
〔22〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約30wt%のカオリンを含む、前記〔1〕〜〔21〕のいずれか1項記載の組成物。
〔23〕前記組成物の固形分が約2wt%から約21wt%未満のタルクを含む、前記〔1〕〜〔22〕のいずれか1項記載の組成物。
〔24〕前記組成物の固形分が約3wt%〜約15wt%のタルクを含む、前記〔1〕〜〔23〕のいずれか1項記載の組成物。
〔25〕アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約35wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔1〕〜〔24〕のいずれか1項記載の組成物。
〔26〕フィロシリケート粒子の約5wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔1〕〜〔25〕のいずれか1項記載の組成物。
〔27〕アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約80wt%〜約100wt%が約5μmより小さい、前記〔1〕〜〔26〕のいずれか1項記載の組成物。
〔28〕フィロシリケート粒子の約20wt%〜約100wt%が約5μmより小さい、前記〔1〕〜〔27〕のいずれか1項記載の組成物。
〔29〕アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約4wt%〜約35wt%が約0.5μmより小さい、前記〔1〕〜〔28〕のいずれか1項記載の組成物。
〔30〕フィロシリケート粒子の約0wt%〜約55wt%が約0.5μmより小さい、前記〔1〕〜〔29〕のいずれか1項記載の組成物。
〔31〕前記フィロシリケートがカオリンを含み、カオリン粒子の約30wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔1〕〜〔30〕のいずれか1項記載の組成物。
〔32〕前記フィロシリケートがタルクを含み、タルク粒子の約5wt%〜約40wt%が約2μmより小さい、前記〔1〕〜〔31〕のいずれか1項記載の組成物。
〔33〕前記組成物が、乾燥アルカリ土類金属炭酸塩の総質量に基づいて約0.3%未満の分散剤を含む、前記〔1〕〜〔32〕のいずれか1項記載の組成物。
〔34〕前記組成物中の粒子の約45wt%〜約85wt%が約2μmより小さい、前記〔1〕〜〔33〕のいずれか1項記載の組成物。
〔35〕前記組成物中の粒子の約15wt%〜約30wt%が約0.5μmより小さい、前記〔1〕〜〔34〕のいずれか1項記載の組成物。
〔36〕前記組成物中の粒子の約20wt%までが約10μmより大きい、前記〔1〕〜〔35〕のいずれか1項記載の組成物。
〔37〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔1〕〜〔36〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約10%低い摩耗能を示す、前記〔1〕〜〔36〕のいずれか1項記載の組成物。
〔38〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔1〕〜〔37〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約20%低い摩耗能を示す、前記〔1〕〜〔37〕のいずれか1項記載の組成物。
〔39〕前記組成物が約85〜約95の白色度を有する、前記〔1〕〜〔38〕のいずれか1項記載の組成物。
〔40〕前記組成物が約88〜約95の白色度を有する、前記〔1〕〜〔39〕のいずれか1項記載の組成物。
〔41〕前記組成物が水性懸濁液である、前記〔1〕〜〔40〕のいずれか1項記載の組成物。
〔42〕前記組成物が乾燥鉱物ブレンドである、前記〔1〕〜〔41〕のいずれか1項記載の組成物。
〔43〕アルカリ土類金属炭酸塩及びフィロシリケートを含む組成物であって、前記組成物中の粒子の約45wt%〜約85wt%が約2μmより小さく、前記組成物中の粒子の約15wt%〜約30wt%が約0.5μmより小さく、前記組成物中の粒子の約20wt%までが約10μmより大きい、前記組成物。
〔44〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が炭酸カルシウムである、前記〔43〕記載の組成物。
〔45〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が粉砕炭酸カルシウム(GCC)である、前記〔43〕又は〔44〕記載の組成物。
〔46〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が大理石である、前記〔43〕〜〔45〕のいずれか1項記載の組成物。
〔47〕前記フィロシリケートがカオリンである、前記〔43〕〜〔46〕のいずれか1項記載の組成物。
〔48〕前記フィロシリケートがタルクである、前記〔43〕〜〔47〕のいずれか1項記載の組成物。
〔49〕前記フィロシリケートがカオリンとタルクの組み合わせである、前記〔43〕〜〔48〕のいずれか1項記載の組成物。
〔50〕前記組成物の固形分が少なくとも約45wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔49〕のいずれか1項記載の組成物。
〔51〕前記組成物の固形分が少なくとも約2wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔50〕のいずれか1項記載の組成物。
〔52〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約98wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔51〕のいずれか1項記載の組成物。
〔53〕前記組成物の固形分が約2wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔52〕のいずれか1項記載の組成物。
〔54〕前記組成物の固形分が少なくとも約3wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔53〕のいずれか1項記載の組成物。
〔55〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約97wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔54〕のいずれか1項記載の組成物。
〔56〕前記組成物の固形分が約3wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔55〕のいずれか1項記載の組成物。
〔57〕前記組成物の固形分が少なくとも約5wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔56〕のいずれか1項記載の組成物。
〔58〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約95wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔57〕のいずれか1項記載の組成物。
〔59〕前記組成物の固形分が約5wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔58〕のいずれか1項記載の組成物。
〔60〕前記組成物の固形分が少なくとも約50wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔59〕のいずれか1項記載の組成物。
〔61〕前記組成物の固形分が約50wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔60〕のいずれか1項記載の組成物。
〔62〕前記組成物の固形分が少なくとも約10wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔61〕のいずれか1項記載の組成物。
〔63〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約50wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔62〕のいずれか1項記載の組成物。
〔64〕前記組成物の固形分が約70wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔63〕のいずれか1項記載の組成物。
〔65〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約30wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔64〕のいずれか1項記載の組成物。
〔66〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約30wt%のカオリンを含む、前記〔43〕〜〔65〕のいずれか1項記載の組成物。
〔67〕前記組成物の固形分が約2wt%から約21wt%未満のタルクを含む、前記〔43〕〜〔66〕のいずれか1項記載の組成物。
〔68〕前記組成物の固形分が約3wt%〜約15wt%のタルクを含む、前記〔43〕〜〔67〕のいずれか1項記載の組成物。
〔69〕アルカリ土類金属粒子の約35wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔43〕〜〔68〕のいずれか1項記載の組成物。
〔70〕フィロシリケート粒子の約5wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔43〕〜〔69〕のいずれか1項記載の組成物。
〔71〕アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約80〜約100が約5μmより小さい、前記〔43〕〜〔70〕のいずれか1項記載の組成物。
〔72〕フィロシリケート粒子の約20〜約100が約5μmより小さい、前記〔43〕〜〔71〕のいずれか1項記載の組成物。
〔73〕アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約4〜約35が約0.5μmより小さい、前記〔43〕〜〔72〕のいずれか1項記載の組成物。
〔74〕フィロシリケート粒子の約0〜約55が約0.5μmより小さい、前記〔43〕〜〔73〕のいずれか1項記載の組成物。
〔75〕前記フィロシリケートがカオリンであり、カオリン粒子の約30wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔43〕〜〔74〕のいずれか1項記載の組成物。
〔76〕フィロシリケートがタルクであり、タルク粒子の約5wt%〜約40wt%が約2μmより小さい、前記〔43〕〜〔75〕のいずれか1項記載の組成物。
〔77〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔43〕〜〔76〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約10%低い摩耗能を示す、前記〔43〕〜〔76〕のいずれか1項記載の組成物。
〔78〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔43〕〜〔77〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約20%低い摩耗能を示す、前記〔43〕〜〔77〕のいずれか1項記載の組成物。
〔79〕前記組成物が約85〜約95の白色度を有する、前記〔43〕〜〔78〕のいずれか1項記載の組成物。
〔80〕前記組成物が約88〜約95の白色度を有する、前記〔43〕〜〔79〕のいずれか1項記載の組成物。
〔81〕前記組成物が水性懸濁液である、前記〔43〕〜〔80〕のいずれか1項記載の組成物。
〔82〕前記組成物が乾燥鉱物ブレンドである、前記〔43〕〜〔81〕のいずれか1項記載の組成物。
〔83〕アルカリ土類金属炭酸塩及びフィロシリケートを含む組成物であって、アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約35wt%〜約90wt%が約2μmより小さく、フィロシリケート粒子の約5wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記組成物。
〔84〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が炭酸カルシウムである、前記〔83〕記載の組成物。
〔85〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が粉砕炭酸カルシウム(GCC)である、前記〔83〕又は〔84〕記載の組成物。
〔86〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が大理石である、前記〔83〕〜〔85〕のいずれか1項記載の組成物。
〔87〕前記フィロシリケートがカオリンである、前記〔83〕〜〔86〕のいずれか1項記載の組成物。
〔88〕前記フィロシリケートがタルクである、前記〔83〕〜〔87〕のいずれか1項記載の組成物。
〔89〕前記フィロシリケートがカオリンとタルクの組み合わせである、前記〔83〕〜〔88〕のいずれか1項記載の組成物。
〔90〕前記組成物の固形分が少なくとも約45wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔89〕のいずれか1項記載の組成物。
〔91〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約98wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔90〕のいずれか1項記載の組成物。
〔92〕前記組成物の固形分が少なくとも約2wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔91〕のいずれか1項記載の組成物。
〔93〕前記組成物の固形分が約2wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔92〕のいずれか1項記載の組成物。
〔94〕前記組成物の固形分が少なくとも約3wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔93〕のいずれか1項記載の組成物。
〔95〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約97wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔94〕のいずれか1項記載の組成物。
〔96〕前記組成物の固形分が約3wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔95〕のいずれか1項記載の組成物。
〔97〕前記組成物の固形分が少なくとも約5wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔96〕のいずれか1項記載の組成物。
〔98〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約95wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔97〕のいずれか1項記載の組成物。
〔99〕前記組成物の固形分が約5wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔98〕のいずれか1項記載の組成物。
〔100〕前記組成物の固形分が少なくとも約50wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔99〕のいずれか1項記載の組成物。
〔101〕前記組成物の固形分が約50wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔100〕のいずれか1項記載の組成物。
〔102〕前記組成物の固形分が少なくとも約10wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔101〕のいずれか1項記載の組成物。
〔103〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約50wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔102〕のいずれか1項記載の組成物。
〔104〕前記組成物の固形分が約70wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔103〕のいずれか1項記載の組成物。
〔105〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約30wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔104〕のいずれか1項記載の組成物。
〔106〕前記組成物が約10wt%〜約30wt%のカオリンを含む、前記〔83〕〜〔105〕のいずれか1項記載の組成物。
〔107〕前記組成物が約2wt%から約21wt%未満のタルクを含む、前記〔83〕〜〔106〕のいずれか1項記載の組成物。
〔108〕前記組成物が約3wt%〜約15wt%のタルクを含む、前記〔83〕〜〔107〕のいずれか1項記載の組成物。
〔109〕前記アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約80wt%〜約100wt%が約5μmより小さい、前記〔83〕〜〔108〕のいずれか1項記載の組成物。
〔110〕前記フィロシリケート粒子の約20wt%〜約100wt%が約5μmより小さい、前記〔83〕〜〔109〕のいずれか1項記載の組成物。
〔111〕前記アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約4wt%〜約35wt%が約0.5μmより小さい、前記〔83〕〜〔110〕のいずれか1項記載の組成物。
〔112〕前記フィロシリケート粒子の約0wt%〜約55wt%が約0.5μmより小さい、前記〔83〕〜〔111〕のいずれか1項記載の組成物。
〔113〕前記フィロシリケートがカオリンであり、カオリン粒子の約30wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔83〕〜〔112〕のいずれか1項記載の組成物。
〔114〕前記フィロシリケートがタルクであり、タルク粒子の約5wt%〜約40wt%が約2μmより小さい、前記〔83〕〜〔113〕のいずれか1項記載の組成物。
〔115〕前記組成物が、乾燥アルカリ土類金属炭酸塩の総質量に基づいて約0.3%未満の分散剤を含む、前記〔83〕〜〔114〕のいずれか1項記載の組成物。
〔116〕前記組成物中の粒子の約45wt%〜約85wt%が約2μmより小さい、前記〔83〕〜〔115〕のいずれか1項記載の組成物。
〔117〕前記組成物中の粒子の約15wt%〜約30wt%が約0.5μmより小さい、前記〔83〕〜〔116〕のいずれか1項記載の組成物。
〔118〕前記組成物中の粒子の約20wt%までが約10μmより大きい、前記〔83〕〜〔117〕のいずれか1項記載の組成物。
〔119〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔83〕〜〔118〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約10%低い摩耗能を示す、前記〔83〕〜〔118〕のいずれか1項記載の組成物。
〔120〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔83〕〜〔119〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約20%低い摩耗能を示す、前記〔83〕〜〔119〕のいずれか1項記載の組成物。
〔121〕前記組成物が約85〜約95の白色度を有する、前記〔83〕〜〔120〕のいずれか1項記載の組成物。
〔122〕前記組成物が約88〜約95の白色度を有する、前記〔83〕〜〔121〕のいずれか1項記載の組成物。
〔123〕前記組成物が水性懸濁液である、前記〔83〕〜〔122〕のいずれか1項記載の組成物。
〔124〕前記組成物が乾燥鉱物ブレンドである、前記〔83〕〜〔123〕のいずれか1項記載の組成物。
〔125〕前記〔1〕〜〔124〕のいずれか1項記載の組成物の、紙製品の填料としての使用。
〔126〕前記〔1〕〜〔124〕のいずれか1項記載の組成物を含む製紙組成物。
〔127〕前記製紙組成物が繊維状パルプを含み、かつ1種以上の歩留り向上剤、1種以上のサイズ剤、1種以上の染料、1種以上の蛍光増白剤及び1種以上の紙力増強剤から選択される1種以上の添加剤をさらに含んでもよい、前記〔126〕に記載の製紙組成物。
〔128〕前記〔126〕又は〔127〕記載の製紙組成物から調製された紙製品。
〔129〕填料を含む紙製品であって、前記填料が、前記〔1〕〜〔124〕のいずれか1項記載の組成物を含む、前記紙製品。
〔130〕前記〔1〕〜〔124〕のいずれか1項記載の組成物の調製方法であって、下記工程:
アルカリ土類金属炭酸塩をフィロシリケートと組み合わせる工程
を含む方法。
〔131〕紙製品の製造方法であって、下記工程:
前記〔1〕〜〔124〕のいずれか1項記載の組成物を、紙製品の製造に適した繊維状パルプと組み合わせて、製紙組成物を形成する工程;及び
前記製紙組成物から紙製品を形成する工程
を含む方法。
〔132〕前記繊維状パルプがセルロースを含む、前記〔131〕記載の方法。
実施例2
粉砕炭酸カルシウム(GCC)と、異なる量のタルク又はカオリンとを含む組成物を、上述したように調製した。これらの組成物の摩耗能を測定した。結果を図1及び図2に示す。
驚くべきことに、粉砕炭酸カルシウムにタルク又はカオリンを添加すると、組成物の摩耗能が低下することが分かった。
本発明の好ましい態様は、下記の通りである。
〔1〕アルカリ土類金属炭酸塩及びフィロシリケートを含む組成物であって、前記組成物の固形分が、
少なくとも約45wt%のアルカリ土類金属炭酸塩、及び
少なくとも約2wt%のフィロシリケート
を含む、前記組成物。
〔2〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約98wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕記載の組成物。
〔3〕前記組成物の固形分が約2wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕又は〔2〕記載の組成物。
〔4〕前記組成物の固形分が少なくとも約3wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔3〕のいずれか1項記載の組成物。
〔5〕前記組成物の固形分が約3wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔4〕のいずれか1項記載の組成物。
〔6〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約97wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕〜〔5〕のいずれか1項記載の組成物。
〔7〕前記組成物の固形分が少なくとも約45wt%のアルカリ土類金属炭酸塩及び少なくとも約5wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔6〕のいずれか1項記載の組成物。
〔8〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約95wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕〜〔7〕のいずれか1項記載の組成物。
〔9〕前記組成物の固形分が約5wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔8〕のいずれか1項記載の組成物。
〔10〕前記組成物の固形分が少なくとも約50wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕〜〔9〕のいずれか1項記載の組成物。
〔11〕前記組成物の固形分が約50wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕〜〔10〕のいずれか1項記載の組成物。
〔12〕前記組成物の固形分が少なくとも約10wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔11〕のいずれか1項記載の組成物。
〔13〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約50wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔12〕のいずれか1項記載の組成物。
〔14〕前記組成物の固形分が約70wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔1〕〜〔13〕のいずれか1項記載の組成物。
〔15〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約30wt%のフィロシリケートを含む、前記〔1〕〜〔14〕のいずれか1項記載の組成物。
〔16〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が炭酸カルシウムである、前記〔1〕〜〔15〕のいずれか1項記載の組成物。
〔17〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が粉砕炭酸カルシウム(GCC)である、前記〔1〕〜〔16〕のいずれか1項記載の組成物。
〔18〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が大理石である、前記〔1〕〜〔17〕のいずれか1項記載の組成物。
〔19〕前記フィロシリケートがカオリンである、前記〔1〕〜〔18〕のいずれか1項記載の組成物。
〔20〕前記フィロシリケートがタルクである、前記〔1〕〜〔19〕のいずれか1項記載の組成物。
〔21〕前記フィロシリケートがカオリンとタルクの組み合わせである、前記〔1〕〜〔20〕のいずれか1項記載の組成物。
〔22〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約30wt%のカオリンを含む、前記〔1〕〜〔21〕のいずれか1項記載の組成物。
〔23〕前記組成物の固形分が約2wt%から約21wt%未満のタルクを含む、前記〔1〕〜〔22〕のいずれか1項記載の組成物。
〔24〕前記組成物の固形分が約3wt%〜約15wt%のタルクを含む、前記〔1〕〜〔23〕のいずれか1項記載の組成物。
〔25〕アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約35wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔1〕〜〔24〕のいずれか1項記載の組成物。
〔26〕フィロシリケート粒子の約5wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔1〕〜〔25〕のいずれか1項記載の組成物。
〔27〕アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約80wt%〜約100wt%が約5μmより小さい、前記〔1〕〜〔26〕のいずれか1項記載の組成物。
〔28〕フィロシリケート粒子の約20wt%〜約100wt%が約5μmより小さい、前記〔1〕〜〔27〕のいずれか1項記載の組成物。
〔29〕アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約4wt%〜約35wt%が約0.5μmより小さい、前記〔1〕〜〔28〕のいずれか1項記載の組成物。
〔30〕フィロシリケート粒子の約0wt%〜約55wt%が約0.5μmより小さい、前記〔1〕〜〔29〕のいずれか1項記載の組成物。
〔31〕前記フィロシリケートがカオリンを含み、カオリン粒子の約30wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔1〕〜〔30〕のいずれか1項記載の組成物。
〔32〕前記フィロシリケートがタルクを含み、タルク粒子の約5wt%〜約40wt%が約2μmより小さい、前記〔1〕〜〔31〕のいずれか1項記載の組成物。
〔33〕前記組成物が、乾燥アルカリ土類金属炭酸塩の総質量に基づいて約0.3%未満の分散剤を含む、前記〔1〕〜〔32〕のいずれか1項記載の組成物。
〔34〕前記組成物中の粒子の約45wt%〜約85wt%が約2μmより小さい、前記〔1〕〜〔33〕のいずれか1項記載の組成物。
〔35〕前記組成物中の粒子の約15wt%〜約30wt%が約0.5μmより小さい、前記〔1〕〜〔34〕のいずれか1項記載の組成物。
〔36〕前記組成物中の粒子の約20wt%までが約10μmより大きい、前記〔1〕〜〔35〕のいずれか1項記載の組成物。
〔37〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔1〕〜〔36〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約10%低い摩耗能を示す、前記〔1〕〜〔36〕のいずれか1項記載の組成物。
〔38〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔1〕〜〔37〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約20%低い摩耗能を示す、前記〔1〕〜〔37〕のいずれか1項記載の組成物。
〔39〕前記組成物が約85〜約95の白色度を有する、前記〔1〕〜〔38〕のいずれか1項記載の組成物。
〔40〕前記組成物が約88〜約95の白色度を有する、前記〔1〕〜〔39〕のいずれか1項記載の組成物。
〔41〕前記組成物が水性懸濁液である、前記〔1〕〜〔40〕のいずれか1項記載の組成物。
〔42〕前記組成物が乾燥鉱物ブレンドである、前記〔1〕〜〔41〕のいずれか1項記載の組成物。
〔43〕アルカリ土類金属炭酸塩及びフィロシリケートを含む組成物であって、前記組成物中の粒子の約45wt%〜約85wt%が約2μmより小さく、前記組成物中の粒子の約15wt%〜約30wt%が約0.5μmより小さく、前記組成物中の粒子の約20wt%までが約10μmより大きい、前記組成物。
〔44〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が炭酸カルシウムである、前記〔43〕記載の組成物。
〔45〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が粉砕炭酸カルシウム(GCC)である、前記〔43〕又は〔44〕記載の組成物。
〔46〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が大理石である、前記〔43〕〜〔45〕のいずれか1項記載の組成物。
〔47〕前記フィロシリケートがカオリンである、前記〔43〕〜〔46〕のいずれか1項記載の組成物。
〔48〕前記フィロシリケートがタルクである、前記〔43〕〜〔47〕のいずれか1項記載の組成物。
〔49〕前記フィロシリケートがカオリンとタルクの組み合わせである、前記〔43〕〜〔48〕のいずれか1項記載の組成物。
〔50〕前記組成物の固形分が少なくとも約45wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔49〕のいずれか1項記載の組成物。
〔51〕前記組成物の固形分が少なくとも約2wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔50〕のいずれか1項記載の組成物。
〔52〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約98wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔51〕のいずれか1項記載の組成物。
〔53〕前記組成物の固形分が約2wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔52〕のいずれか1項記載の組成物。
〔54〕前記組成物の固形分が少なくとも約3wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔53〕のいずれか1項記載の組成物。
〔55〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約97wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔54〕のいずれか1項記載の組成物。
〔56〕前記組成物の固形分が約3wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔55〕のいずれか1項記載の組成物。
〔57〕前記組成物の固形分が少なくとも約5wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔56〕のいずれか1項記載の組成物。
〔58〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約95wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔57〕のいずれか1項記載の組成物。
〔59〕前記組成物の固形分が約5wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔58〕のいずれか1項記載の組成物。
〔60〕前記組成物の固形分が少なくとも約50wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔59〕のいずれか1項記載の組成物。
〔61〕前記組成物の固形分が約50wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔60〕のいずれか1項記載の組成物。
〔62〕前記組成物の固形分が少なくとも約10wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔61〕のいずれか1項記載の組成物。
〔63〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約50wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔62〕のいずれか1項記載の組成物。
〔64〕前記組成物の固形分が約70wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔43〕〜〔63〕のいずれか1項記載の組成物。
〔65〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約30wt%のフィロシリケートを含む、前記〔43〕〜〔64〕のいずれか1項記載の組成物。
〔66〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約30wt%のカオリンを含む、前記〔43〕〜〔65〕のいずれか1項記載の組成物。
〔67〕前記組成物の固形分が約2wt%から約21wt%未満のタルクを含む、前記〔43〕〜〔66〕のいずれか1項記載の組成物。
〔68〕前記組成物の固形分が約3wt%〜約15wt%のタルクを含む、前記〔43〕〜〔67〕のいずれか1項記載の組成物。
〔69〕アルカリ土類金属粒子の約35wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔43〕〜〔68〕のいずれか1項記載の組成物。
〔70〕フィロシリケート粒子の約5wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔43〕〜〔69〕のいずれか1項記載の組成物。
〔71〕アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約80〜約100が約5μmより小さい、前記〔43〕〜〔70〕のいずれか1項記載の組成物。
〔72〕フィロシリケート粒子の約20〜約100が約5μmより小さい、前記〔43〕〜〔71〕のいずれか1項記載の組成物。
〔73〕アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約4〜約35が約0.5μmより小さい、前記〔43〕〜〔72〕のいずれか1項記載の組成物。
〔74〕フィロシリケート粒子の約0〜約55が約0.5μmより小さい、前記〔43〕〜〔73〕のいずれか1項記載の組成物。
〔75〕前記フィロシリケートがカオリンであり、カオリン粒子の約30wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔43〕〜〔74〕のいずれか1項記載の組成物。
〔76〕フィロシリケートがタルクであり、タルク粒子の約5wt%〜約40wt%が約2μmより小さい、前記〔43〕〜〔75〕のいずれか1項記載の組成物。
〔77〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔43〕〜〔76〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約10%低い摩耗能を示す、前記〔43〕〜〔76〕のいずれか1項記載の組成物。
〔78〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔43〕〜〔77〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約20%低い摩耗能を示す、前記〔43〕〜〔77〕のいずれか1項記載の組成物。
〔79〕前記組成物が約85〜約95の白色度を有する、前記〔43〕〜〔78〕のいずれか1項記載の組成物。
〔80〕前記組成物が約88〜約95の白色度を有する、前記〔43〕〜〔79〕のいずれか1項記載の組成物。
〔81〕前記組成物が水性懸濁液である、前記〔43〕〜〔80〕のいずれか1項記載の組成物。
〔82〕前記組成物が乾燥鉱物ブレンドである、前記〔43〕〜〔81〕のいずれか1項記載の組成物。
〔83〕アルカリ土類金属炭酸塩及びフィロシリケートを含む組成物であって、アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約35wt%〜約90wt%が約2μmより小さく、フィロシリケート粒子の約5wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記組成物。
〔84〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が炭酸カルシウムである、前記〔83〕記載の組成物。
〔85〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が粉砕炭酸カルシウム(GCC)である、前記〔83〕又は〔84〕記載の組成物。
〔86〕前記アルカリ土類金属炭酸塩が大理石である、前記〔83〕〜〔85〕のいずれか1項記載の組成物。
〔87〕前記フィロシリケートがカオリンである、前記〔83〕〜〔86〕のいずれか1項記載の組成物。
〔88〕前記フィロシリケートがタルクである、前記〔83〕〜〔87〕のいずれか1項記載の組成物。
〔89〕前記フィロシリケートがカオリンとタルクの組み合わせである、前記〔83〕〜〔88〕のいずれか1項記載の組成物。
〔90〕前記組成物の固形分が少なくとも約45wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔89〕のいずれか1項記載の組成物。
〔91〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約98wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔90〕のいずれか1項記載の組成物。
〔92〕前記組成物の固形分が少なくとも約2wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔91〕のいずれか1項記載の組成物。
〔93〕前記組成物の固形分が約2wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔92〕のいずれか1項記載の組成物。
〔94〕前記組成物の固形分が少なくとも約3wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔93〕のいずれか1項記載の組成物。
〔95〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約97wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔94〕のいずれか1項記載の組成物。
〔96〕前記組成物の固形分が約3wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔95〕のいずれか1項記載の組成物。
〔97〕前記組成物の固形分が少なくとも約5wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔96〕のいずれか1項記載の組成物。
〔98〕前記組成物の固形分が約45wt%〜約95wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔97〕のいずれか1項記載の組成物。
〔99〕前記組成物の固形分が約5wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔98〕のいずれか1項記載の組成物。
〔100〕前記組成物の固形分が少なくとも約50wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔99〕のいずれか1項記載の組成物。
〔101〕前記組成物の固形分が約50wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔100〕のいずれか1項記載の組成物。
〔102〕前記組成物の固形分が少なくとも約10wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔101〕のいずれか1項記載の組成物。
〔103〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約50wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔102〕のいずれか1項記載の組成物。
〔104〕前記組成物の固形分が約70wt%〜約90wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、前記〔83〕〜〔103〕のいずれか1項記載の組成物。
〔105〕前記組成物の固形分が約10wt%〜約30wt%のフィロシリケートを含む、前記〔83〕〜〔104〕のいずれか1項記載の組成物。
〔106〕前記組成物が約10wt%〜約30wt%のカオリンを含む、前記〔83〕〜〔105〕のいずれか1項記載の組成物。
〔107〕前記組成物が約2wt%から約21wt%未満のタルクを含む、前記〔83〕〜〔106〕のいずれか1項記載の組成物。
〔108〕前記組成物が約3wt%〜約15wt%のタルクを含む、前記〔83〕〜〔107〕のいずれか1項記載の組成物。
〔109〕前記アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約80wt%〜約100wt%が約5μmより小さい、前記〔83〕〜〔108〕のいずれか1項記載の組成物。
〔110〕前記フィロシリケート粒子の約20wt%〜約100wt%が約5μmより小さい、前記〔83〕〜〔109〕のいずれか1項記載の組成物。
〔111〕前記アルカリ土類金属炭酸塩粒子の約4wt%〜約35wt%が約0.5μmより小さい、前記〔83〕〜〔110〕のいずれか1項記載の組成物。
〔112〕前記フィロシリケート粒子の約0wt%〜約55wt%が約0.5μmより小さい、前記〔83〕〜〔111〕のいずれか1項記載の組成物。
〔113〕前記フィロシリケートがカオリンであり、カオリン粒子の約30wt%〜約90wt%が約2μmより小さい、前記〔83〕〜〔112〕のいずれか1項記載の組成物。
〔114〕前記フィロシリケートがタルクであり、タルク粒子の約5wt%〜約40wt%が約2μmより小さい、前記〔83〕〜〔113〕のいずれか1項記載の組成物。
〔115〕前記組成物が、乾燥アルカリ土類金属炭酸塩の総質量に基づいて約0.3%未満の分散剤を含む、前記〔83〕〜〔114〕のいずれか1項記載の組成物。
〔116〕前記組成物中の粒子の約45wt%〜約85wt%が約2μmより小さい、前記〔83〕〜〔115〕のいずれか1項記載の組成物。
〔117〕前記組成物中の粒子の約15wt%〜約30wt%が約0.5μmより小さい、前記〔83〕〜〔116〕のいずれか1項記載の組成物。
〔118〕前記組成物中の粒子の約20wt%までが約10μmより大きい、前記〔83〕〜〔117〕のいずれか1項記載の組成物。
〔119〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔83〕〜〔118〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約10%低い摩耗能を示す、前記〔83〕〜〔118〕のいずれか1項記載の組成物。
〔120〕前記組成物が、前記フィロシリケートを含まない、前記〔83〕〜〔119〕のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約20%低い摩耗能を示す、前記〔83〕〜〔119〕のいずれか1項記載の組成物。
〔121〕前記組成物が約85〜約95の白色度を有する、前記〔83〕〜〔120〕のいずれか1項記載の組成物。
〔122〕前記組成物が約88〜約95の白色度を有する、前記〔83〕〜〔121〕のいずれか1項記載の組成物。
〔123〕前記組成物が水性懸濁液である、前記〔83〕〜〔122〕のいずれか1項記載の組成物。
〔124〕前記組成物が乾燥鉱物ブレンドである、前記〔83〕〜〔123〕のいずれか1項記載の組成物。
〔125〕前記〔1〕〜〔124〕のいずれか1項記載の組成物の、紙製品の填料としての使用。
〔126〕前記〔1〕〜〔124〕のいずれか1項記載の組成物を含む製紙組成物。
〔127〕前記製紙組成物が繊維状パルプを含み、かつ1種以上の歩留り向上剤、1種以上のサイズ剤、1種以上の染料、1種以上の蛍光増白剤及び1種以上の紙力増強剤から選択される1種以上の添加剤をさらに含んでもよい、前記〔126〕に記載の製紙組成物。
〔128〕前記〔126〕又は〔127〕記載の製紙組成物から調製された紙製品。
〔129〕填料を含む紙製品であって、前記填料が、前記〔1〕〜〔124〕のいずれか1項記載の組成物を含む、前記紙製品。
〔130〕前記〔1〕〜〔124〕のいずれか1項記載の組成物の調製方法であって、下記工程:
アルカリ土類金属炭酸塩をフィロシリケートと組み合わせる工程
を含む方法。
〔131〕紙製品の製造方法であって、下記工程:
前記〔1〕〜〔124〕のいずれか1項記載の組成物を、紙製品の製造に適した繊維状パルプと組み合わせて、製紙組成物を形成する工程;及び
前記製紙組成物から紙製品を形成する工程
を含む方法。
〔132〕前記繊維状パルプがセルロースを含む、前記〔131〕記載の方法。
Claims (23)
- アルカリ土類金属炭酸塩及びフィロシリケートを含む組成物であって、前記組成物の固形分が、
少なくとも約45wt%のアルカリ土類金属炭酸塩、及び
少なくとも約2wt%のフィロシリケート
を含む、前記組成物。 - 前記組成物の固形分が約45wt%〜約98wt%のアルカリ土類金属炭酸塩を含む、請求項1記載の組成物。
- 前記組成物の固形分が約2wt%〜約55wt%のフィロシリケートを含む、請求項1又は2記載の組成物。
- 前記アルカリ土類金属炭酸塩が炭酸カルシウムである、請求項1〜3のいずれか1項記載の組成物。
- 前記フィロシリケートがカオリンである、請求項1〜4のいずれか1項記載の組成物。
- 前記フィロシリケートがタルクである、請求項1〜5のいずれか1項記載の組成物。
- 前記フィロシリケートがカオリンとタルクの組み合わせである、請求項1〜6のいずれか1項記載の組成物。
- 乾燥アルカリ土類金属炭酸塩の総質量に基づいて約0.3%未満の分散剤を含む、請求項1〜7のいずれか1項記載の組成物。
- 前記組成物中の粒子の約20wt%までが約10μmより大きい、請求項1〜8のいずれか1項記載の組成物。
- 前記フィロシリケートを含まない、請求項1〜9のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約10%低い摩耗能を示す、請求項1〜9のいずれか1項記載の組成物。
- 約85〜約95の白色度を有する、請求項1〜10のいずれか1項記載の組成物。
- アルカリ土類金属炭酸塩及びフィロシリケートを含む組成物であって、前記組成物中の粒子の約45wt%〜約85wt%が約2μmより小さく、前記組成物中の粒子の約15wt%〜約30wt%が約0.5μmより小さく、前記組成物中の粒子の約20wt%までが約10μmより大きい、前記組成物。
- 前記アルカリ土類金属炭酸塩が炭酸カルシウムである、請求項12記載の組成物。
- 前記フィロシリケートがカオリンである、請求項12又は13記載の組成物。
- 前記フィロシリケートがタルクである、請求項12〜14のいずれか1項記載の組成物。
- 前記フィロシリケートがカオリンとタルクの組み合わせである、請求項12〜15のいずれか1項記載の組成物。
- 前記フィロシリケートを含まない、請求項12〜16のいずれか1項に記載の対応組成物に比べて、少なくとも約10%低い摩耗能を示す、請求項12〜16のいずれか1項記載の組成物。
- 請求項1〜17のいずれか1項記載の組成物を含む製紙組成物。
- 請求項18記載の製紙組成物から調製された紙製品。
- 填料を含む紙製品であって、前記填料が、請求項1〜17のいずれか1項記載の組成物を含む、前記紙製品。
- 請求項1〜17のいずれか1項記載の組成物の調製方法であって、下記工程:
アルカリ土類金属炭酸塩をフィロシリケートと組み合わせる工程
を含む方法。 - 紙製品の製造方法であって、下記工程:
請求項1〜17のいずれか1項記載の組成物を、紙製品の製造に適した繊維状パルプと組み合わせて、製紙組成物を形成する工程;及び
前記製紙組成物から紙製品を形成する工程
を含む方法。 - 前記繊維状パルプがセルロースを含む、請求項22記載の方法。
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