JP2017507627A - アンテナアレイを備える装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アンテナアレイ(1021...102N)と、複数のユニット(1041...104N)と、配置回転器と、同位相および直角位相のグローバル信号のための信号バス(106、107)と、フィードバックシステムとを備え、前記各ユニットは、1つ以上のアンテナ(102)からの高周波信号を、グローバル信号により定義される位相を持つ周波信号に合成するとともに、同位相および直角位相の信号を与えるように構成され、前記配置回転器は前記各ユニットに関し、前記同位相および直角位相の信号に関する配置点を、同位相および直角位相の調整信号を与える回転角度で回転するように構成され、前記信号バスはそれぞれ、前記同位相および直角位相の調整信号を、前記複数のユニットから受信するように構成され、前記フィードバックシステムは前記各ユニットに関し、前記回転角度の誤差を決定するために、前記1つ以上の同位相および直角位相の調整信号を、前記1つ以上の同位相および直角位相のグローバル信号と比較するように構成される装置(100)について述べる。【選択図】図1B
Description
本開示はアンテナアレイを備える装置に関する。
例えば国際公開第2010/007442号A1に記載された位相配列アンテナ(phased array antenna)では、各アンテナ素子に関連するベースバンド信号や中間周波数(IF)信号の位相を制御することができる。これは、位相配列アンテナを、衛星のような送信元に対して自動的に調整可能とすることによりなされる。この制御は、例えば、受信した高周波(RF)信号を復調するために使われる発振器の位相を調整することにより実現できる。
本発明の第1態様は、
アンテナアレイと、
複数のユニットと、
配置回転器(constellation rotator)と、
同位相(in−phase)および直角位相(quadrature−phase)のグローバル信号のための信号バスと、
フィードバックシステムとを備え、
前記各ユニットは、1つ以上のアンテナからの高周波信号を、グローバル信号により定義される位相を持つ周波信号(oscillating signal)に合成するとともに、同位相および直角位相の信号を与えるように構成され、
前記配置回転器は、前記各ユニットに関し、前記同位相および直角位相の信号に関する配置点(constellation point)を、同位相および直角位相の調整信号(adjusted signal)を与える回転角度で回転するように構成され、
前記信号バスは、それぞれ前記同位相および直角位相の調整信号を、前記複数のユニットから受信するように構成され、
前記フィードバックシステムは、前記各ユニットに関し、前記回転角度の誤差を決定するために、前記1つ以上の同位相および直角位相の調整信号を、前記1つ以上の同位相および直角位相のグローバル信号と比較するように構成される装置である。
アンテナアレイと、
複数のユニットと、
配置回転器(constellation rotator)と、
同位相(in−phase)および直角位相(quadrature−phase)のグローバル信号のための信号バスと、
フィードバックシステムとを備え、
前記各ユニットは、1つ以上のアンテナからの高周波信号を、グローバル信号により定義される位相を持つ周波信号(oscillating signal)に合成するとともに、同位相および直角位相の信号を与えるように構成され、
前記配置回転器は、前記各ユニットに関し、前記同位相および直角位相の信号に関する配置点(constellation point)を、同位相および直角位相の調整信号(adjusted signal)を与える回転角度で回転するように構成され、
前記信号バスは、それぞれ前記同位相および直角位相の調整信号を、前記複数のユニットから受信するように構成され、
前記フィードバックシステムは、前記各ユニットに関し、前記回転角度の誤差を決定するために、前記1つ以上の同位相および直角位相の調整信号を、前記1つ以上の同位相および直角位相のグローバル信号と比較するように構成される装置である。
本発明の第2態様は、
アンテナアレイからの複数の高周波信号の各々に関し、
前記高周波信号を、グローバル信号により定義される位相を持つ周波信号に合成するとともに、同位相および直角位相のローカル信号を与えるステップと、
前記同位相および直角位相のローカル信号に関する配置点を、同位相および直角位相の調整信号を与える回転角度で回転するステップと、
前記同位相および直角位相の調整信号を、それぞれ前記同位相および直角位相のグローバル信号に付加するステップと、
前記回転角度の誤差を決定するために、前記1つ以上の同位相および直角位相の調整信号を、前記1つ以上の同位相および直角位相のグローバル信号と比較するステップとを備える方法である。
アンテナアレイからの複数の高周波信号の各々に関し、
前記高周波信号を、グローバル信号により定義される位相を持つ周波信号に合成するとともに、同位相および直角位相のローカル信号を与えるステップと、
前記同位相および直角位相のローカル信号に関する配置点を、同位相および直角位相の調整信号を与える回転角度で回転するステップと、
前記同位相および直角位相の調整信号を、それぞれ前記同位相および直角位相のグローバル信号に付加するステップと、
前記回転角度の誤差を決定するために、前記1つ以上の同位相および直角位相の調整信号を、前記1つ以上の同位相および直角位相のグローバル信号と比較するステップとを備える方法である。
従って、同相および直角位相の信号を調整するための新たな方法が与えられる。さらに本装置は、信号調整に必要な高周波(例えばRF、および/または、IF)素子が従来に比べ少ないため、より対費用効果の高い、および/または、より性能のよいものとなり得る。
選択的な特徴は、従属請求項に規定される。
本発明のいくつかの実施形態を、以下の図面を参照して説明する。ただしこれらは例示にすぎない。
(位相配列アンテナ)
特に図1Aおよび1Bを参照して、位相配列アンテナ100(以下「アンテナ」と呼ぶ)を説明する。
特に図1Aおよび1Bを参照して、位相配列アンテナ100(以下「アンテナ」と呼ぶ)を説明する。
好ましくは、アンテナ100は、RF搬送波上に直交変調されたデータ信号を含む衛星通信用信号を受信するように構成される。変調方法は、例えば四位相偏移変調(QPSK)であってよい。このような信号の例は、欧州標準規格(ETSI EN 302 307 V1.2.1(2009−08))に記載されている。
好ましくは、アンテナ100はさらに、信号を送信するように構成される。しかし送信に関する特性は、ここでは一般に述べない。
特に図1Aを参照すると、アンテナ100は、RF信号を受信するための複数のアンテナ要素1021...102Nを備える。例えばアンテナ100は、数十または数百のアンテナ要素102を備えてもよい。アンテナ100は、1つ以上のアンテナモジュール103(以下「パネル」と呼ぶ)を備えてもよい。本例ではアンテナ100はパネル103を1つだけ備える。他の例では、例えばデータスループットの最大値を増加させる目的で、アンテナは複数のパネル103を備える。パネル103の各々は、薄い(例えば高さ1インチの)直方体の形をした筐体105を備える。すなわちアンテナ100は、特に乗り物などへの搭載に有利な、突出が最小限という優れた形状的特性を持つ。好ましくは、アンテナ要素102は、筐体105の2つの主要面の一方(例えば上面)の面上に含まれる。好ましくは、回路(本図には示さず)は筐体105内部に含まれる。
特に図1Bを参照すると、アンテナ100は、複数の回路要素1041...104Nを備える。好ましくは、アンテナ要素102の各々は回路要素104に動作可能に接続され、その逆方向の接続もされるが、必須ではない。アンテナ100は、第1および第2信号バス106、107を備える。第1信号バス106は同位相のグローバル信号を伝達するためのものであり、第2信号バス107は直角位相のグローバル信号を伝達するためのものである。好ましくは、各信号バス106および107は、差動対(differential pair)(太線で示す)を含む。これにより、グローバル信号の信号対雑音比を向上することができる。回路要素104の各々は、第1および第2信号バス106、107に動作可能に接続される。アンテナ100は、特定の周波数と位相で振動する信号(以下「参照信号」と呼ぶ)の発信元108(以下「参照元」と呼ぶ)を備える。本例では、参照信号の周波数は、アンテナ100が受信する信号の搬送周波数に一致する。他の例では、参照信号の周波数は異なっていてもよい。参照元108は、より低周波の信号から参照信号を生成するように構成された周波数シンセサイザを備えてもよい。回路要素104の各々は、参照元108に動作可能に接続される。好ましくは、アンテナ100は、後述の機能を実現するように構成された回路110(以下「グローバルコントローラ」と呼ぶ)を備える。回路要素104の各々は、グローバルコントローラ110に動作可能に接続される。好ましくは、アンテナ100は、インタフェース112を備える。好ましくは、インタフェース112は、第1および第2信号バス106、107、参照元108、およびコントローラ110に、動作可能に接続される。インタフェース112は、データ処理装置などの外部装置とも接続可能である。
(回路要素)
特に図2を参照して、回路要素104の1つをさらに詳細に説明する。
特に図2を参照して、回路要素104の1つをさらに詳細に説明する。
回路要素104は、動作可能に接続されたアンテナ要素102からRF信号を受信するように構成される。さらに回路要素104は、同位相および直角位相の調整信号を、それぞれ第1および第2信号バス106,107に与えるように構成される。それぞれ第1および第2信号バス106,107により伝達される同位相および直角位相のグローバル信号は、複数の回路要素104から与えられた同位相および直角位相の調整信号の重ね合わせに相当する。同位相および直角位相の調整信号は、同位相および直角位相のグローバル信号との相関度(言い換えれば時間的な整合度)が最大となるように、継続的に調整される。
回路要素104は、第1回路202(以下「復調器」と呼ぶ)、第2回路204(以下「配置回転器」と呼ぶ)、第3回路206(以下「インタフェース」と呼ぶ)、第4回路208(以下「フィードバックユニット」と呼ぶ)、および第5回路210(以下「ローカルコントローラ」と呼ぶ)を備える。
復調器202は、アンテナ要素102からRF信号を受信するように構成される。好ましくは、回路要素104は、RF信号を増幅するように構成された増幅器212、例えば低雑音アンプを備える。復調器202は、参照元108から参照信号を受信するように構成される。復調器202は、同位相および直角位相のローカル信号(それぞれIおよびQで示す)を、配置回転器204に与えるように構成される。本例では、同位相および直角位相のローカル信号はベースバンド信号である。
配置回転器204は、同位相および直角位相の調整信号(それぞれI’およびQ’で示す)を、インタフェース206およびフィードバックユニット208に与えるように構成される。
インタフェース206は、同位相および直角位相の調整信号を、それぞれ第1および第2信号バス106,107に与えるように構成される。さらにインタフェース206は、それぞれ第1および第2信号バス106,107から受信した同位相および直角位相のグローバル信号(それぞれI’ ’およびQ’ ’で示す)を、フィードバックユニット208に与えるように構成される。
フィードバックユニット208は、フィードバック信号を、ローカルコントローラ210に与えるように構成される。通常は、同じフィードバック信号が、配置回転器204にも与えられる。
ローカルコントローラ210は、回路要素104の1つ以上の部品、例えばインタフェース206、フィードバックユニット208、あるいはグローバルコントローラ110と通信するように構成される。さらなる詳細は後述する。
(復調器)
特に図3を参照して、復調器202をさらに詳細に説明する。
特に図3を参照して、復調器202をさらに詳細に説明する。
復調器202は、アンテナ要素102からのRF信号を、参照元108からの参照信号により定義される位相を持つ第1および第2周波信号に合成するように構成される。さらに復調器202は、同位相および直角位相のローカル信号を与えるように構成される。
復調器202は、第1および第2合成器3021、3022、および回路304(以下「ローカル発振器」と呼ぶ)を備える。ローカル発振器304は、参照信号を参照元108から受信するように構成される。さらにローカル発振器304は、第1および第2周波信号を、それぞれ第1および第2合成器3021、3022に与えるように構成される。好ましくは、第1および第2周波信号は正弦波である。第1および第2周波信号の各々は、参照信号と同じ周波数を持ち、参照信号に対して一定の位相関係を持つ。例えば、第1周波信号の位相は、参照信号の位相と実質的に等しい。第2周波信号の位相は、第1周波信号の位相に対してπ/2オフセットしている(例えば遅れている)。好ましくは、ローカル発振器304は、位相同期回路(phase−locked loop)を備える。第1および第2合成器3021、3022は、アンテナ要素102からのRF信号を、それぞれ第1および第2周波信号に合成するように構成される。
復調器202は、第1および第2フィルタ3061、3062を備える。第1および第2フィルタ3061、3062は、第1および第2合成器3021、3022からの出力信号をそれぞれフィルタするように構成される。好ましくは、フィルタ3061、3062の各々は、特定のベースバンドから外れた周波数成分を、少なくとも部分的に除去するように構成される。これは、第1および第2合成器3021、3022によって生成された合成周波数成分を、少なくとも部分的に除去することを含む。第1および第2フィルタ3061、3062の出力信号は、それぞれ同位相および直角位相のローカル信号に相当する。
復調器202には、その他の様々な変形が可能である。例えば復調器202は、第1および第2アナログ−デジタル変換器(ADC)を備えてもよい。この第1および第2アナログ−デジタル変換器は、第1および第2フィルタ3061、3062のアナログ出力信号を、それぞれデジタル信号に変換するように構成される。ADCの各々は量子化器を備えてもよい。
(配置回転器)
特に図4Aおよび4Bを参照して、配置回転器204をさらに詳細に説明する。
特に図4Aおよび4Bを参照して、配置回転器204をさらに詳細に説明する。
配置回転器204は、復調器202からの同位相および直角位相のローカル信号に関する配置点を、回転するように構成される。このときの回転角は、通常フィードバックユニット208から送信されるフィードバック信号によって指定される。この配置点の回転により、同位相および直角位相の調整信号が与えられる。
図4Aに示すように、同位相および直角位相のローカル信号の値(I、Q)は、極座標(r、φ)で配置点に関係付けられる。ここでI=rcos(φ)およびQ=rsin(φ)である。より詳細に後述するように、フィードバック信号は通常、ローカル信号とグローバル信号の位相差αを表す。従って、グローバル信号と時間的整合を取るために、ローカル信号は−α回転される必要がある。好ましくは、αは、−πラジアンと+πラジアンとの間の値で定義される。ここで、αが正の値を取ることは、ローカル信号がグローバル信号に対して先行していることに相当する。ローカル信号に関する配置点を角度−α回転することにより、回転された配置点(rotated constellation point)が、極座標(r、φ−α)で与えられる。回転された配置点に対応する、調整された同位相(adjusted in−phase)(I’)は、以下の式で与えられる。
I’=rcos(φ−α)=rcos(φ)cos(α)+rsin(φ)sin(α)=Icos(α)+Qsin(α)
回転された配置点に対応する、調整された直角位相(rotated quadrature−phase)(Q’)は、以下の式で与えられる。
Q’=rsin(φ−α)=rsin(φ)cos(α)−rcos(φ)sin(α)=Qcos(α)−Isin(α)
I’=rcos(φ−α)=rcos(φ)cos(α)+rsin(φ)sin(α)=Icos(α)+Qsin(α)
回転された配置点に対応する、調整された直角位相(rotated quadrature−phase)(Q’)は、以下の式で与えられる。
Q’=rsin(φ−α)=rsin(φ)cos(α)−rcos(φ)sin(α)=Qcos(α)−Isin(α)
言い換えれば、同位相および直角位相の調整信号は、それぞれ同位相および直角位相のローカル信号の第1および第2加重和に相当する。ここでこの加重和の重みは、角度αの適切な三角関数に相当する。
より詳細に後述するように、フィードバックユニット208は、調整信号とグローバル信号の位相差、従って現在の角度αの誤差Δαを検出するように構成される。従ってフィードバックユニット208は、角度をα+Δαに更新するように構成される。
他の例では、前述と同じまたは同様の、調整された同位相および直角位相の値を得るために、別の等価関数が使われてもよい。例えば三角関数に似た近似関数が使われてもよい。さらに、別の関数、例えば同位相および直角位相のローカル信号に関する別のタイプの加重和(または別の結合)などが、適切に構成されたフィードバックユニット208と組み合わされて使われてもよい。
本例の特に図4Bを参照すると、配置回転器204は、同位相および直角位相のローカル信号を、それぞれ電圧信号から差動電流信号に変換するように構成された回路4021および4022を備える。他の例では、復調器202からの信号は別の形態でもよく、および/または、配置回転器204は別の形態の信号に対して機能するように構成されてもよい。
本例ではフィードバック信号は、第1および第2フィードバック信号を含む。第1フィードバック信号は、ローカル信号とグローバル信号の位相差のコサインを表すデジタル信号である。第2フィードバック信号は、ローカル信号とグローバル信号の位相差のサインを表すデジタル信号である。配置回転器204は、第1および第2フィードバック信号を、それぞれアナログ信号に変換するように構成された、第1および第2DAC4041、4042を備える。各アナログ信号は、例えば−1ボルトと+1ボルトとの間といった特定の強度範囲の電圧信号に相当する。他の例では、第1および第2DAC4041、4042は、アンテナ100の別の部品に含まれてもよい。いくつかの例では、配置回転器204は、角度のコサインとサインを決定するように構成されてもよい。
配置回転器204は、第1、第2、第3および第4乗算器4061、4062、4063および4064を備える。第1DAC4041からの出力信号が、第2および第4乗算器4062、4064の入力側に与えられる。第2DAC4042からの出力信号が、第1および第3乗算器4061、4063の入力側に与えられる。同位相のローカル信号が、第1および第2乗算器4061、4062の入力側に与えられる。直角位相のローカル信号が、第3および第4乗算器4063、4064の入力側に与えられる。第1、第2、第3および第4乗算器4061、4062、4063および4064からの各出力信号は、差動電流信号である。第1乗算器4061からの出力信号は反転している。同位相の調整信号を生成するために、第2乗算器4062からの出力信号が、第3乗算器4063からの出力信号に付加される。直角位相の調整信号を生成するために、第1乗算器4061からの反転した出力信号が、第4乗算器4064からの出力信号に付加される。
配置回転器204にはその他の様々な変形が可能である。例えば、別のアナログ素子、および/または、デジタル素子の組み合わせを用いて、同じ機能を実現してもよい。前述のように別の関数を用いて同位相および直角位相の調整信号を決定した場合、配置回転器204はそれに合わせて構成されてもよい。
回路要素102は、単一の配置回転器204の代わりに、第1および第2配置回転器を備えてもよい。すなわち第1配置回転器は、同位相および直角位相の調整信号を、インタフェース206に与えるように構成される。また第2配置回転器は、同位相および直角位相の調整信号を、フィードバックユニット208に与えるように構成される。
(インタフェース)
特に図2を参照して、インタフェース206をさらに詳細に説明する。
特に図2を参照して、インタフェース206をさらに詳細に説明する。
好ましくは、インタフェース206は、同位相および直角位相の調整信号を、それぞれ第1および第2バス106、107に選択的に与えるように構成される。より詳細に後述するように、これにより、1つ以上のアンテナ要素102、および/または、回路要素104にばらつきがあった場合でも、グローバル信号の完全性を保つことができる。インタフェース206は、第1および第2回路2141、2142を備える(以下「スイッチ」と呼ぶ)。第1および第2回路2141、2142の各々は、信号(以下「禁止信号」と呼ぶ)を、グローバルコントローラ110、および/または、ローカルコントローラ210から受信するように構成される。さらに第1および第2回路2141、2142の各々は、禁止信号に応じて、調整信号がそれぞれ第1および第2信号バス106、107に与えられるか否かを制御するように構成される。
インタフェース206にはその他の様々な変形が可能である。例えば、インタフェース206は、同位相および直角位相のグローバル信号を、それぞれ差動電流信号から電圧信号に変換するように構成された第3および第4回路を備えてもよい。インタフェース206は、同位相および直角位相の調整信号に重みを与えるように構成されてもよい。
(フィードバックユニット)
特に図5Aおよび5Bを参照して、フィードバックユニット208をさらに詳細に説明する。
特に図5Aおよび5Bを参照して、フィードバックユニット208をさらに詳細に説明する。
フィードバックユニット208は、1つ以上の同位相および直角位相の調整信号を、1つ以上の同位相および直角位相のグローバル信号と比較するように構成される。その目的は、調整信号とグローバル信号の位相差を決定し、従って配置回転器204によって使われる角度の誤差を決定することにある。
本例では、フィードバックユニット208は、同位相の調整信号を同位相のグローバル信号と比較し、直角位相の調整信号を直角位相のグローバル信号と比較するように構成される。これにより、調整信号とグローバル信号の相関度を表す第1パラメータが決定される。他の例では、第1パラメータを決定するために、上記の比較の一方だけが使われてもよい。さらに本例では、フィードバックユニット208は、同位相の調整信号を直角位相のグローバル信号と比較し、直角位相の調整信号を同位相のグローバル信号と比較するように構成される。これにより、同位相信号と直角信号の相関度を表す第2パラメータが決定される。他の例では、第2パラメータを決定するために、上記の比較の一方だけが使われてもよい。
元来、同位相および直角位相の信号は、互いに独立で、直行している。従って、例えば同位相の調整信号と直角位相のグローバル信号との間の相関はすべて、同位相信号と直角位相信号との「相互汚染(cross−contamination)」を表す。この相互汚染は、調整信号とグローバル信号の位相差に起因する。
好ましくは、フィードバックユニット208は、調整信号とグローバル信号の位相差を、第1および第2パラメータの関数として決定する、特に第1と第2パラメータの組み合わせの適切な逆三角関数として決定するように構成される。
特に図5Aを参照して、第1パラメータ(調整信号とグローバル信号の相関度を表す)をy−軸に、第2パラメータ(同位相信号と直角信号の相関度を表す)をx−軸にプロットした場合を考える。この場合、調整信号とグローバル信号の位相差(Δαで表される)は、y−軸の正の部分の(垂直)線と、原点から第1および第2パラメータがそれぞれyおよびx座標を定める点まで引いた線分との間の角度として求まる。好ましくは、この角度は、−πラジアンと+πラジアンとの間の値で定義される。ここで、この角度が正の値を取ることは、調整信号がグローバル信号に対して先行していることを示す。本例では、第2パラメータは、調整信号がグローバル信号に対して先行しているときに、正の値を取るように決定される。従ってこの角度は、第2パラメータと第1パラメータの比のアークタンジェントに相当し、−π/4と+π/4との間の値を取る。πから、第1パラメータと第2パラメータの比のアークタンジェントを引いた値は、+π/4と+3π/4との間を取る。以下同様である。
特に図5Bを参照すると、フィードバックユニット208は、第1、第2、第3および第4回路5011、5012、5013および5014を備える。第1、第2、第3および第4回路5011、5012、5013および5014は、配置回転器204から受信した同位相および直角位相の調整信号、並びにインタフェース206から受信した同位相および直角位相のグローバル信号を、それぞれ差動電流信号から電圧信号に変換するように構成される。各回路5011、5012、5013および5014はまた、信号を1ビット量子化するように構成される。特に各回路5011、5012、5013および5014は、バイナリ値を持つ出力信号を与えるように構成される。このような信号の例としては、入力信号が所定の閾値より高いか低いかに応じてそれぞれ出力される、高電圧および低電圧信号がある。他の例では信号は別の形態で与えられてもよく、および/または、フィードバックユニット208は別の形態の信号に対して機能するように構成されてもよい。
フィードバックユニット208は、第1、第2、第3および第4排他的論理和(XOR)ゲート5021、5022、5023および5024を備える。1ビット量子化された同位相の調整信号と同位相のグローバル信号とが、第1XORゲート5021の入力側に与えられる。1ビット量子化された直角位相の調整信号と直角位相のグローバル信号とが、第3XORゲート5023の入力側に与えられる。1ビット量子化された同位相の調整信号と直角位相のグローバル信号とが、第2XORゲート5022の入力側に与えられる。1ビット量子化された直角位相の調整信号と同位相のグローバル信号とが、第4XORゲート5024の入力側に与えられる。
第1、第2、第3および第4XORゲート5021、5022、5023および5024の出力信号が、回路504(以下「計算ユニット」と呼ぶ)に与えられる。この計算ユニット504は、調整信号とグローバル信号の位相差を決定するように構成される。計算ユニット504は、第1および第2カウンタ(図示せず)を備える。このカウンタは、適切な周波数、例えばベースバンドシンボルレートに近い周波数でクロックされる。このクロックは、ベースバンドシンボルと同期している必要はない。
第1および第3XORゲート5021、5023の出力信号が、第1カウンタに与えられる。この第1カウンタは、第1パラメータに相当する信号を与えるように構成される。第1XORゲート5021の出力信号が高値(high)だった場合、すなわち同位相の調整信号と同位相のグローバル信号とが一致していた場合、すなわちこの両信号のいずれもが高値または低値(low)だった場合、(1クロック進むとき)第1カウンタは値を1増加する。その反対の場合、第1カウンタは値を1減少する。第3XORゲート5023の出力信号が高値(high)だった場合、すなわち直角位相の調整信号と直角位相のグローバル信号とが一致していた場合、(1クロック進むとき)第1カウンタは値を1増加する。その反対の場合、第1カウンタは値を1減少する。
第2および第4XORゲート5022、5024の出力信号が、第2カウンタに与えられる。この第2カウンタは、第2パラメータに一致する信号を与えるように構成される。第2XORゲート5022の出力信号が高値(high)だった場合、すなわち同位相の調整信号と直角位相のグローバル信号とが一致していた場合、(1クロック進むとき)第2カウンタは値を1増加する。その反対の場合、第2カウンタは値を1減少する。第4XORゲート5024の出力信号が高値(high)だった場合、すなわち直角位相の調整信号と同位相のグローバル信号とが一致していた場合、(1クロック進むとき)第2カウンタは値を1増加する。その反対の場合、第2カウンタは値を1減少する。
いくつかの例では、計算ユニット504は、第1および第2カウンタのいずれかの値が最大値(正または負)に達したときに、第1および第2カウンタの値、すなわち第1および第2パラメータを使うように構成される。他の例では、計算ユニット504が第1および第2カウンタの値を使うのは、別の段階であってもよい(例えば定期的に使う)。第1および第2カウンタの値を使った後、計算ユニット504は、第1および第2カウンタをリセットするように構成される。後述のように、好ましくは、計算ユニット504はまた、グローバルコントローラ110、および/または、ローカルコントローラ210から受信した信号(以下「リセット信号」と呼ぶ)に応答して、第1および第2カウンタをリセットするように構成される。前述のように、計算ユニット504は、第1および第2パラメータから、調整信号とグローバル信号の位相差、従って現在の回転角度の誤差を決定するように構成される。計算ユニット504は、この誤差を修正するために回転角度を更新し、この更新値を表すフィードバック信号を配置回転器204に与えるように構成される。
フィードバックユニット208には、その他の様々な変形が可能である。例えばフィードバックユニット208は、XORゲート5021、5022、5023および5024に代えて、別のタイプの比較器を備えてもよい。
(グローバルおよびローカルコントローラ)
特に図2を参照して、グローバルコントローラ110およびローカルコントローラ210をさらに詳細に説明する。
特に図2を参照して、グローバルコントローラ110およびローカルコントローラ210をさらに詳細に説明する。
いくつかの制御機能を実現するために、グローバルコントローラ110とローカルコントローラ210は、相互に通信するように構成される。
好ましくは、グローバルコントローラ110は、フィードバックユニット208からのフィードバック信号を、ローカルコントローラ210を通じて受信するとともに、これに対応するフィードバック信号を、ローカルコントローラ210を通じて配置回転器204に与えるように構成される。ローカルコントローラ210は、これらの信号を単に中継するだけでもよいし、例えば回転角度からサインとコサインを計算するといったように、これらの信号を修正してもよい。グローバルコントローラ110は、複数の回路要素1041...104Nに関し、回転角度の初期値をセットするように構成される。理解できるように、これらの初期値は、衛星などの送信元のおよその位置に関する情報に基づいて決めることができる。これによりアンテナ100は、送信元に対して初期調整され得る。これは、アンテナ100が初期化されたとき、および/または、新しい送信元を選択するなどの事象に応答して実行できる。前述のように、その後フィードバックユニット208により回転角度が決定され、アンテナ100は送信元に対して自動的かつ正確に調整される。
前述のように、好ましくは、グローバルコントローラ110、および/または、ローカルコントローラ210は、同位相および直角位相の調整信号の第1および第2バスへの選択的な供給を制御するために、禁止信号を与えるよう構成される。禁止信号は、フィードバックユニット208からの信号であって、1つ以上の基準に合致するものに応答して与えられてもよい。例えば、調整信号とグローバル信号の相関度を表す第1パラメータが、一定時間にわたって所定の閾値未満だった場合に、禁止信号が与えられてもよい。禁止信号は、ユーザの指示に応答して与えられてもよい。
前述のように、グローバルコントローラ110、および/または、ローカルコントローラ210は、フィードバックユニット208内の計算ユニット504が第1および第2カウンタをリセットするためのリセット信号を与えるように構成される。好ましくは、グローバルコントローラ110、および/または、ローカルコントローラ210は、アンテナ100が初期化されたとき、および/または、例えば新しい衛星を選択するなどの事象に応答してリセット信号を与えるように構成される。
(本装置による処理手順)
特に図6を参照して、本装置100による処理手順をさらに詳細に説明する。
特に図6を参照して、本装置100による処理手順をさらに詳細に説明する。
処理は、ステップS600で開始される。これに続くステップは、アンテナアレイからの複数の高周波信号の各々に対して実行される。
第1ステップS602では、グローバル参照信号を用いてRF信号が復調される。特にRF信号は、グローバル参照信号により定義される位相を持つ第1および第2周波信号に合成される。従って、同位相および直角位相のローカル信号(IおよびQ)が与えられる。
第2ステップS604では、適正な場合、例えばアンテナ100が初期化された場合、回転角度の初期値が決定される。この初期値は、例えば送信元の位置情報に基づいて決定されてよい。
第3ステップS606では、同位相および直角位相のローカル信号に関する配置点が、前述の回転角度回転される。従って、同位相および直角位相の調整信号(I’およびQ’)が与えられる。好ましくは、同位相および直角位相の調整信号は、それぞれ同位相および直角位相のローカル信号の第1および第2加重和に相当する。ここで、この加重和の重みは、回転角度の適切な三角関数に相当する。
第4ステップS608では、同位相および直角位相の調整信号が、それぞれ同位相および直角位相のグローバル信号(I’ ’およびQ’ ’)に付加される。好ましくは、この付加は選択的にされる。例えば1つ以上の所定の基準に合致するときは、調整信号は付加されない。
第5ステップS610では、調整信号とグローバル信号の位相差、従って回転角度の誤差を決定するため、調整信号とグローバル信号とが比較される。好ましくは、この比較は、調整信号とグローバル信号の相関度合いを表す第1パラメータを決定するために、同位相の調整信号と同位相のグローバル信号との比較を含み、直角位相の調整信号と直角位相のグローバル信号との比較を含む。好ましくは、この比較はまた、同位相信号と直角信号の相関度合いを表す第2パラメータを決定するために、同位相の調整信号と直角位相のグローバル信号との比較を含み、直角位相の調整信号と同位相のグローバル信号との比較を含む。その後、回転角度の誤差が、好ましくは第1および第2パラメータの組み合わせの適切な逆三角関数として決定される。その後、誤差を考慮して回転角度が更新される。
その後ステップS602に戻る。
(変形)
ここで述べた実施形態には、その他の多くの変形が可能であることが理解できるだろう。
ここで述べた実施形態には、その他の多くの変形が可能であることが理解できるだろう。
前述ではアンテナ100の特定の部品やモジュールに含まれる、または関連するとした構造的または機能的特徴は、それに代えて、アンテナ100の1つ以上の別の部品やモジュールに含まれてもよい。
例えば計算ユニット504とローカルコントローラ210が、同じ回路の一部を形成してもよい。
さらに、デジタル信号処理に関するいくつかまたはすべての処理は、例えばグローバルコントローラ110など同一の回路内で行われてもよい。これは、前述では配置回転器204およびフィードバックユニット208により実行されるとした処理も含む。この場合、例えば回路要素104とグローバルコントローラ110との間で必要なシグナリングはベースバンドで行われる。従って、より高い周波数でシグナリングが行われた場合に発生する雑音などの不利益を受けない。
回路要素104は、ホモダイン受信器ではなく、ヘテロダイン受信器であってもよい。この場合、復調器202は、同位相及び直角位相のIFローカル信号を与えるように構成されてもよい。この信号は、回路要素104の部品であって、前述のものと等価であるが別のもので処理されてもよい。信号バス106、107は、IFグローバル信号を伝達するように構成されてもよい。その後、この信号は復調されてもよい。
アンテナ100は、1つ以上の更なる部品を備えてもよい。
アンテナ100は、前述の特性に加えて、あるいはそれに代えて、国際公開第2010/007442号A1に記載された位相配列アンテナの任意の特性で適切なものを備えてもよい。例えばアンテナ100は、フィードバックユニット208に代えて、国際公開第2010/007442号A1の図5の位相フィードバック部材構成536を備えてもよい。
アンテナ100は、国際公開第2010/007442号A1に記載された制御可能な発振器を用いて、配置点を回転するように構成されてもよい。
本願で、回路という用語は以下のすべてを含む。
(a)ハードウェア回路のみの実装(例えば、アナログ回路、および/または、デジタル回路のみの実装など)。
(b)回路とソフトウェア(および/または、ファームウェア)の組み合わせ。例えば(適用できる場合)(i)プロセッサの組み合わせ、または、(ii)協同して動作することにより本装置の様々な機能を実現する、プロセッサ/ソフトウェア(デジタル信号プロセッサを含む)の一部、ソフトウェア、およびメモリなど。
(c)動作のためにソフトウェアまたはファームウェアが必要な回路。ただし、これらのソフトウェアまたはファームウェアが物理的には存在しない場合も含む。例えば、マイクロプロセッサ、マイクロプロセッサの一部など。
(a)ハードウェア回路のみの実装(例えば、アナログ回路、および/または、デジタル回路のみの実装など)。
(b)回路とソフトウェア(および/または、ファームウェア)の組み合わせ。例えば(適用できる場合)(i)プロセッサの組み合わせ、または、(ii)協同して動作することにより本装置の様々な機能を実現する、プロセッサ/ソフトウェア(デジタル信号プロセッサを含む)の一部、ソフトウェア、およびメモリなど。
(c)動作のためにソフトウェアまたはファームウェアが必要な回路。ただし、これらのソフトウェアまたはファームウェアが物理的には存在しない場合も含む。例えば、マイクロプロセッサ、マイクロプロセッサの一部など。
Claims (17)
- アンテナアレイと、
複数のユニットと、
配置回転器と、
同位相および直角位相のグローバル信号のための信号バスと、
フィードバックシステムとを備え、
前記各ユニットは、1つ以上のアンテナからの高周波信号を、グローバル信号により定義される位相を持つ周波信号に合成するとともに、同位相および直角位相の信号を与えるように構成され、
前記配置回転器は、前記各ユニットに関し、前記同位相および直角位相の信号に関する配置点を、同位相および直角位相の調整信号を与える回転角度で回転するように構成され、
前記信号バスは、それぞれ前記同位相および直角位相の調整信号を、前記複数のユニットから受信するように構成され、
前記フィードバックシステムは、前記各ユニットに関し、前記回転角度の誤差を決定するために、前記1つ以上の同位相および直角位相の調整信号を、前記1つ以上の同位相および直角位相のグローバル信号と比較するように構成される装置。 - 前記フィードバックシステムは、
前記調整信号と前記グローバル信号との相関度を表す第1パラメータを決定するために、前記同位相の調整信号を前記同位相のグローバル信号と比較し、かつ/または、前記直角位相の調整信号を前記直角位相のグローバル信号と比較し、
前記同位相信号と前記直角位相信号との相関度を表す第2パラメータを決定するために、前記同位相の調整信号を前記直角位相のグローバル信号と比較し、かつ/または、前記直角位相の調整信号を前記同位相のグローバル信号と比較し、
前記回転角度の誤差を、前記第1パラメータおよび前記第2パラメータの関数として決定するように構成される請求項1に記載の装置。 - 前記回転角度の誤差は、前記第1パラメータおよび前記第2パラメータの組み合わせの適切な逆三角関数である請求項2に記載の装置。
- 前記フィードバックシステムは、排他的論理和ゲートを用いて前記信号を比較するように構成される先行する請求項のいずれか一項に記載の装置。
- 前記同位相および直角位相の調整信号は、それぞれ前記同位相および直角位相の信号の第1加重和および第2加重和である先行する請求項のいずれか一項に記載の装置。
- 前記第1加重和と前記第2加重和の重みは、前記回転角度の適切な三角関数である請求項5に記載の装置。
- 前記第1加重和における前記同位相および直角位相の調整信号の重みは、それぞれ前記回転角度のコサインおよび前記回転角度のサインであり、前記第2加重和における前記同位相および直角位相の調整信号の重みは、それぞれ前記回転角度のサインにマイナスを乗じたものおよび前記回転角度のコサインである請求項6に記載の装置。
- 前記同位相および直角位相の調整信号を、選択的に前記信号バスに与える先行する請求項のいずれか一項に記載の装置。
- 前記各信号バスは、異なる電流信号を伝達する先行する請求項のいずれか一項に記載の装置。
- アンテナアレイからの複数の高周波信号の各々に関し、
前記高周波信号を、グローバル信号により定義される位相を持つ周波信号に合成するとともに、同位相および直角位相の信号を与えるステップと、
前記同位相および直角位相の信号に関する配置点を、同位相および直角位相の調整信号を与える回転角度で回転するステップと、
前記同位相および直角位相の調整信号を、それぞれ前記同位相および直角位相のグローバル信号に付加するステップと、
前記回転角度の誤差を決定するために、前記1つ以上の同位相および直角位相の調整信号を、前記1つ以上の同位相および直角位相のグローバル信号と比較するステップとを備える方法。 - 前記比較するステップは、
前記調整信号と前記グローバル信号との相関度を表す第1パラメータを決定するために、前記同位相の調整信号を前記同位相のグローバル信号と比較し、かつ/または、前記直角位相の調整信号を前記直角位相のグローバル信号と比較し、
前記同位相信号と前記直角位相信号との相関度を表す第2パラメータを決定するために、前記同位相の調整信号を前記直角位相のグローバル信号と比較し、かつ/または、前記直角位相の調整信号を前記同位相のグローバル信号と比較し、
前記回転角度の誤差を、前記第1パラメータおよび前記第2パラメータの関数として決定する請求項10に記載の方法。 - 前記回転角度の誤差は、前記第1パラメータと前記第2パラメータの組み合わせの適切な逆三角関数である請求項11に記載の方法。
- 前記同位相および直角位相の調整信号は、それぞれ前記同位相および直角位相の信号の第1加重和および第2加重和である請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1加重和と前記第2加重和の重みは、前記回転角度の適切な三角関数である請求項13に記載の方法。
- 前記第1加重和における前記同位相および直角位相の調整信号の重みは、それぞれ前記回転角度のコサインおよび前記回転角度のサインであり、前記第2加重和における前記同位相および直角位相の調整信号の重みは、それぞれ前記回転角度のサインにマイナスを乗じたものおよび前記回転角度のコサインである請求項14に記載の方法。
- 前記付加するステップは、前記同位相および直角位相の調整信号を、前記同位相および直角位相のグローバル信号に、選択的に付加する請求項10から15のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数の高周波信号の各々に関し、送信元の位置情報に基づいて、前記回転角度の初期値を決定するステップを備える請求項10から16のいずれか一項に記載の方法。
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