JP2017502621A - リレー対応ワイヤレス装置 - Google Patents

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Abstract

リレーを介したワイヤレス通信のための装置および方法が開示される。リレー対応クライアント局STAは、アクセスポイントAPに関連付けることと、他のクライアント局STAからの要求についてワイヤレス媒体を監視することと、要求に応答してアクセスポイントAPと他のクライアント局STAとの間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定することとを行うように構成された処理システムを含む。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年11月19日に出願された「RELAY CAPABLE WIRELESS APPARATUSES」と題する米国仮出願第61/906,361号、および2014年11月18日に出願された「RELAY CAPABLE WIRELESS APPARATUSES」と題する米国特許出願第14/547,036号の利益を主張する。
[0002]本開示は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレスネットワークにおいてリレー機能を与えることが可能なワイヤレス装置に関する。
[0003]技術の進歩は、より小型でより強力なコンピューティングデバイスをもたらした。たとえば、現在、小型で、軽量で、ユーザによって容易に持ち運ばれる、ポータブルワイヤレス電話、携帯情報端末(「PDA」)、およびページングデバイスなど、様々なワイヤレスコンピューティングデバイスが存在する。これらのデバイスは、ワイヤレスネットワークを介して音声およびデータパケットを通信することができる。また、そのようなデバイスは、インターネットにアクセスするために使用され得る、ウェブブラウザアプリケーションなど、ソフトウェアアプリケーションを含む、実行可能な命令を処理することが可能であり得る。
[0004]ワイヤレスネットワークは、これらのデバイス、またはクライアント局(「STA」)に様々なサービスを提供するために広く展開されている。今日、ワイヤレスネットワークは、広い地理的領域(たとえば、大都市、地域、全国、さらには全世界)、ならびにより局所化および個別化された領域にわたるブロードバンド通信を可能にする。局所領域をカバーするワイヤレスネットワークは、近年ますます普及してきている。これらのワイヤレスネットワークは、例として、電気技術者協会(「IEEE:Institute of Electrical Engineers」)802.11委員会によって規格化されたワイヤレスローカルエリアネットワーク(「WLAN」)としばしば呼ばれる。WLANは、数十メートルから数百メートルに及ぶ地理的カバレージをもつ小さいエリアをカバーするために展開されている。例として、多くの家庭、オフィスビル、キャンパス、ホテル、輸送ハブ(たとえば、空港、駅など)、および他の施設は、STAにインターネットへのアクセスを与えるアクセスポイント(「AP」)を含んでいる。
[0005]WLANのカバレージを拡張するために、1つまたは複数のリレーが使用され得る。これらのリレーは、APとSTAとの間でパケットをリレーすることによって、それらの間の長距離通信を可能にする。例として、リレーは、本来ならAPのカバレージ範囲の外側にあるであろうSTAにAPへのワイヤレスバックホールリンクを与え得る。これらのリレーは、スタンドアロンデバイスであるか、またはいくつかの事例では、STAに組み込まれ得る。リレー対応STAは領域中の他のSTAにリレー機能を与える。
[0006]STAは、バッテリー電源式デバイスであり、したがって、いくつかの電力制限を有する。電力を節約するために、IEEE802.11準拠STAは、それらがデータを送信または受信していないとき、アイドルモードに入るように構成される。しかしながら、リレー対応STAは、それらのリレー機能に関して言えば、同様の電力節約特徴を有しない。これらのデバイスでは、リレー機能は、使用していないときでも有効にされたままであり、それによって不要な電力を消費する。
[0007]開示する一態様はワイヤレス通信のための装置を対象とする。本装置は、第1のリモート装置に関連付けることと、第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視することと、要求に応答して第1のリモート装置と第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定することとを行うように構成された処理システムを含む。
[0008]開示する別の態様はワイヤレス通信のための装置を対象とする。本装置は、第1のリモート装置に関連付けるための手段と、第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視するための手段と、要求に応答して第1のリモート装置と第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定するための手段とを含む。
[0009]開示するさらなる態様はワイヤレス通信の方法を対象とする。本方法は、第1のリモート装置に関連付けることと、第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視することと、要求に応答して第1のリモート装置と第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定することとを含む。
[0010]開示する別の態様はワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を対象とする。第1のリモート装置に関連付けることと、第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視することと、要求に応答して第1のリモート装置と第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定することとを行うように実行可能な命令を有する機械可読媒体を含む本コンピュータプログラム製品。
[0011]開示するさらなる態様は局を対象とする。本局は、第1のリモート装置に関連付けることと、第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視することと、要求に応答して第1のリモート装置と第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定することとを行うように構成された処理システムを含む。本局はまた、処理システムのユーザ制御を行うように構成されたユーザインターフェースを含む。
[0012]開示する別の態様はワイヤレス通信のための装置を対象とする。本装置は、ワイヤレス媒体における送信についての要求を生成することと、要求が、第2のリモート装置へのインターフェースを与えるようにとの第1のリモート装置についての要求を備える、インターフェースを通して第2のリモート装置にアクセスすることとを行うように構成された処理システムを含む。
[0013]開示するさらなる態様はワイヤレス通信のための装置を対象とする。本装置は、ワイヤレス媒体における送信についての要求を生成するための手段と、要求が、第2のリモート装置へのインターフェースを与えるようにとの第1のリモート装置についての要求を備える、インターフェースを通して第2のリモート装置にアクセスするための手段とを含む。
[0014]開示する別の態様はワイヤレス通信のための方法を対象とする。本方法は、ワイヤレス媒体における送信についての要求を生成することと、要求が、第2のリモート装置へのインターフェースを与えるようにとの第1のリモート装置についての要求を備える、インターフェースを通して第2のリモート装置にアクセスすることとを含む。
[0015]開示するさらなる態様はワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を対象とする。本コンピュータプログラム製品は、ワイヤレス媒体における送信についての要求を生成することと、要求が、第2のリモート装置へのインターフェースを与えるようにとの第1のリモート装置についての要求を備える、インターフェースを通して第2のリモート装置にアクセスすることとを行うように実行可能な命令を有する機械可読媒体を含む。
[0016]開示する別の態様は局を対象とする。本局は、ワイヤレス媒体における送信についての要求を生成することと、要求が、第2のリモート装置へのインターフェースを与えるようにとの第1のリモート装置についての要求を備える、インターフェースを通して第2のリモート装置にアクセスすることとを行うように構成された処理システムを含む。本局はまた、処理システムのユーザ制御を行うように構成されたユーザインターフェースを含む。
[0017]方法および装置のいくつかの態様のみが例として図示され説明される、以下の開示から、当業者には方法および装置の他の態様が容易に明らかになることを理解されたい。当業者によって了解されるように、すべて本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、方法および装置は他のおよび異なる態様が可能であり、それのいくつかの詳細は様々な他の点で変更が可能である。したがって、図面および発明を実施するための形態は、本質的に例示的なものと見なされるべきであり、限定的なものと見なされるべきではない。
[0018]次に、添付の図面を参照しながら、限定としてではなく例として、発明を実施するための形態において装置および方法の様々な態様を提示する。
[0019]本明細書で説明する方法および装置の様々な態様が採用され得るWLANの例示的な態様を示す概念図。 [0020]APのカバレージ領域の外側に位置する第3のSTAを加えた、図1に示されたWLANの例示的な態様を示す概念図。 [0021]APのカバレージ領域の外側に位置する、電源投入モードにある第3のSTAを加えた、図1に示されたWLANの例示的な態様を示す概念図。 [0022]WLANにわたって移動する第3のSTAをもつ、図1に示されたWLANの例示的な態様を示す概念図。 [0023]APのカバレージ領域の外側に位置する第3のSTAを加えた、図1に示されたWLANの別の例示的な態様を示す概念図。 [0024]STAの例示的な態様を示す概略図。 [0025]図6に示されたSTAの例示的な態様の機能を示す機能ブロック図。 [0026]リレー対応STAの例示的な態様を示す概略図。 [0027]図8に示されたSTAの例示的な態様の機能を示す機能ブロック図。 [0028]図8に示されたSTAの別の例示的な態様の機能を示す機能ブロック図。 [0029]図8に示されたSTAの例示的な態様の機能を示すフローチャート。 [0030]図8に示されたSTAの別の例示的な態様の機能を示すフローチャート。
[0031]慣例により、図面のいくつかは、明快のために簡略化されることがある。したがって、本開示全体にわたって提示する様々な概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示すか、または完全に省略することがある。
[0032]添付の図面を参照しながら新規のシステム、装置、および方法の様々な態様について以下でより十分に説明する。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得、本開示全体にわたって提示する任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるために与えるものである。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本発明の他の態様と組み合わされるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、および方法のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本発明の範囲は、本明細書に記載の本発明の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示するどの態様も請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
[0033]本明細書では特定の態様について説明するが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるものとし、それらのいくつかを例として、図および好適な態様についての以下の説明において示す。発明を実施するための形態および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれの均等物によって定義される。
[0034]「装置」という用語は、任意のワイヤレスノード、または任意のブロック、モジュール、構成要素、回路、部品など、またはワイヤレスノード中で使用されるそれらの任意の組合せを意味すると広く解釈されたい。「方法」という用語は、同様に、ワイヤレスノードの動作、または任意のステップ、プロセス、アルゴリズムなど、またはワイヤレスノードによって実行されるそれらの任意の組合せを意味すると広く解釈されたい。「ワイヤレスノード」という用語は、任意のAP、AT、リレー、リレー対応AP、リレー対応AT、あるいは他の好適なデバイスワイヤレスモデムまたは通信デバイスを意味すると広く解釈されたい。
[0035]「関連付ける」または「関連付け」という用語、あるいはそれらの任意の変形態は、本開示のコンテキスト内で可能な最も広い意味を与えられるべきである。例として、第1の装置が第2の装置に関連付けるとき、2つの装置が直接関連付けられ得るか、または中間装置が存在し得ることを理解されたい。簡潔のために、2つの装置間の関連付けを確立するためのプロセスについて、装置のうちの1つによる「関連付け要求」と、後続の、他の装置による「関連付け応答」とを必要とする、ハンドシェイクプロトコルを使用して説明する。ハンドシェイクプロトコルが、例として、認証を行うためのシグナリングなど、他のシグナリングを必要とし得ることが、当業者には理解されよう。
[0036]「例示的」という用語は、本明細書では、例、事例、または例示の働きをすることを意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利であると解釈されるべきであるとは限らない。同様に、装置または方法の「態様」という用語は、本発明のすべての態様が、説明する構成要素、構造、特徴、機能、プロセス、利点、利益、または動作モードを含むことを必要としない。
[0037]本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでない。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利な方法として使用される。したがって、第1の要素および第2の要素への言及は、2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。さらに、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す用語は、個々のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」は、A、またはB、またはC、またはAおよびB、またはAおよびC、またはBおよびC、またはA、BおよびC、または2A、または2B、または2Cなどを包含するものとする。
[0038]本明細書で使用する単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明確に示すのでなければ、複数形をも含むものとする。さらに、本明細書で使用する「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」という用語は、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことを理解されよう。
[0039]方法および装置のいくつかの態様がWLANのコンテキストにおいて提示される。WLANは、広く使用されているネットワーキングプロトコルを採用して、ワイヤレス接続性および効率的なデータ転送を与えるために使用され得る。本明細書で説明する様々な態様は、Wi−Fi(登録商標)、またはより一般的には、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリーの任意のメンバーに適用され得る。例として、本明細書で説明する様々な態様は、IEEE802.11ahプロトコルをサポートするために使用され得る。IEEE802.11ahプロトコルは、他のIEEE802.11プロトコルよりも大きいワイヤレス範囲を与える、サブ1GHz周波数範囲中で動作している(たとえば、米国では902〜928MHz範囲中で動作している)ネットワークプロトコルである。しかしながら、当業者が容易に諒解するように、そのような態様は、それの地理的リーチまたはネットワークプロトコルにかかわらず、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(「WWAN」)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(「WPAN」)、または他の好適なワイヤレスネットワークなど、他のワイヤレスネットワークに拡張され得る。したがって、IEEE802.11ネットワークへのいかなる言及も、そのような態様が広範囲の適用例を有し得るという理解とともに、方法および装置の様々な態様を説明するためのものにすぎない。
[0040]WLANは、概して、複数のワイヤレスノードから構成される。例として、WLANは、地理的領域全体にわたって分散される複数の固定サイトAPを用いて実装され得るが、APのうちの1つまたは複数はモバイルであり得る。APは、APのカバレージ領域内に存在するいくつかの固定サイトおよび/またはモバイルSTAをサポートするために使用され得る。概して、APは、カバレージ領域中のSTAにバックホールサービスを提供する、WLANのためのハブまたは基地局として働き得る。STAの例としては、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスがある。したがって、本明細書で提示する様々な態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽またはビデオデバイス、あるいは衛星ラジオ)、ゲームデバイスまたはシステム、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
[0041]STAは、加入者局、加入者ユニット、移動局(MS)、リモート局、リモート端末、ユーザ端末(UT)、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、または何らかの他の用語で呼ばれることがある。同様に、APは、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、トランシーバ基地局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、または何らかの他の用語で呼ばれることがある。本開示全体にわたって説明する様々な概念は、ワイヤレスノードの固有の名称にかかわらず、すべての好適なワイヤレスノードに適用されるものとする。
[0042]図1は、本明細書で説明する方法および装置の様々な態様が採用され得る例示的なWLANを示す概念図である。WLAN102は、ワイヤレス規格、たとえばIEEE802.11規格に従って動作し得る。WLAN102は、カバレージ領域全体にわたって分散される任意の数のAPを含み得る。説明を簡単にするために、単一のAP104が図1に示されている。AP104は、それのカバレージ領域中で動作しているSTAに、インターネットまたは公衆交換網(「PSTN」)など、リモートネットワークへのアクセスポイントを与える。図1は、AP104と通信している第1のSTA106Aおよび第2のSTA106Bを示しているが、STAのモビリティにより、異なる時間に異なる数のSTAがサポートされ得る。
[0043]WLAN102中で動作しているワイヤレスノードは、サポートされている特定のワイヤレス規格に応じてワイヤレス媒体へのアクセスを獲得するために任意の好適な多元接続技術を使用し得る。多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、空間分割多元接続(SDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、キャリア検知多重アクセス(CSMA:Carrier Sense Multiple Access)、またはそれらの任意の組合せ、または複数のワイヤレスノードがワイヤレス媒体を共有することを可能にする他の好適なワイヤレス技術がある。
[0044]AP104は、ビーコン間隔、タイムスタンプ、サービスセット識別子(SSID:service set identifier)、および他のAPパラメータなど、それの存在およびリレー情報をAPのカバレージ領域内のSTA(たとえば、第1のSTA106Aおよび第2のSTA106B)に告知するために、ビーコン信号(または単に「ビーコン」)を周期的にブロードキャストし得る。各STA106は受動走査(passive scan)または能動走査(active scan)のいずれかを実行する。受動走査の場合、STA106は、AP104からのビーコンについてすべての無線チャネルを走査する。ビーコンが検出されると、STA106は、次いで、AP104に接続すべきかどうかを決定し得る。能動走査の場合、STA106は、プローブ要求をブロードキャストすることによってAP104の位置を特定することを試みる。AP104はプローブ応答を返送する。プローブ応答はビーコンと同様である。プローブ応答に基づいて、STA106は、AP104に接続すべきかどうかを決定し得る。STA106が、利用される特定のタイプの走査にかかわらず、AP104に接続することを決定すると、STA106は関連付け要求を送信し、それにより、AP104はSTA106のためのリソースを割り振ることが可能になる。関連付け要求は、例として、STAによってサポートされるデータレート、およびSSIDを含む、STA106に関する様々な情報を含み得る。関連付け要求に応答して、AP104は、要求を許可すべきかどうかを決定し、要求を許可する場合、STA106のためのリソースを予約し、関連付けIDを確立する。AP104は、次いで、要求が許可されたかどうかを示す関連付け応答をSTA106に送る。許可された場合、関連付け応答は、例として、関連付けIDおよびサポートされるデータレートを含む、様々な情報を含む。関連付けられると、STA106は、インターネットまたはPSTNなど、リモートネットワークにアクセスするためにAP104を使用し得る。
[0045]図2は、APのカバレージ領域の外側に位置する第3のSTAを加えた、図1に示された例示的なWLANを示す概念図である。上記で説明したように、第1のSTA106Aおよび第2のSTA106BはAPのカバレージ領域内に位置する。第1のSTA106Aは、それ自体のカバレージ領域をもつリレー対応STAである。この例では、APのカバレージ領域の外側に位置するが、第1のSTAのカバレージ領域内に位置する、第3のSTA106Cが導入される。したがって、第1のSTA106Aは、第3のSTA106CとAP104との間のデータパケットをリレーするために使用され得る。詳細には、第1のSTA106Aは、第3のSTA106Cが第1のSTAのカバレージ領域中にとどまる限り、第3のSTA106Cにワイヤレスバックホールを与える。
[0046]図示されていないが、第1のSTA106Aは、それのカバレージ領域内に位置する複数のSTAをサポートし得る。さらに、第2のSTA106Bも、他のSTAにAP104へのワイヤレスバックホールを与えることもできる、それ自体のカバレージ領域をもつリレー対応であり得る。第3のSTA106C、または第1のSTAのカバレージ範囲における別のSTAがリレー対応である場合、WLAN102はさらに拡張され得る。その場合、第1のSTA106Aと第3のSTA106Cの両方は、第3のSTAのカバレージ領域内のSTA(図示せず)とのAP104の間のデータパケットをリレーするために一緒に動作し得る。当業者が容易に諒解するように、STAおよびリレー対応STAがWLAN102に出入りするので、多数のマルチホップシナリオがアドホック様式で生じ得る。
[0047]図3は、APのカバレージ領域の外側に位置する、電源投入モードにある第3のSTAを加えた、図1に示された例示的なWLANを示す概念図である。この例では、第1のSTA106Aのリレー機能はアイドルモードにある。このモード中に、第1のSTA106Aは、AP104へのインターフェースについての別のSTAからのリレー要求についてワイヤレス媒体を監視する。例示的な一態様では、リレー要求は「プローブ要求」であり得る。上記で説明したように、プローブ要求は、APをアクティブに走査するために使用される既存のIEEE802.11信号であり得る。したがって、プローブ要求は、APとリレー対応STAの両方を走査するために使用され得るので、魅力的な手法である。しかしながら、プローブ要求の使用は欠点を有し得る。たとえば、多くのプローブ要求は、常にワイヤレス媒体を通って伝搬し得、したがって、性能に影響を及ぼし得る。別の例では、STAのリレー機能は、近くのAPが利用可能であるとき、プローブ要求に応答してリレー機能を不必要に開始し得る。リレー対応STAとの接続を開始するための代替手法は、「専用要求」を使用することである。STAは、専用要求のみを認識するためにフィルタ処理技法を使用し、それにより、STAがリレー機能を不必要に開始する危険を最小限に抑え得る。しかしながら、専用要求に対する欠点は、追加のシグナリングが、専用要求の使用を可能にするために可能にするために必要とされ得ることである。当業者は、特定の適用例および全体的なシステムに課される全体的な設計パラメータに基づいてシグナリング方式を実装するときに様々なトレードオフを評価する最高の能力があるであろう。
[0048]様々な態様は、リレー要求について異なるタイミング方式を使用し得る。図3を参照すると、第3のSTA106Cは、リレー要求を非同期的に繰り返し送信することによって、リレー対応STAを積極的に探索し得る。代替的に、第3のSTA106Cは、WLAN102中のすべてのワイヤレスノードによって知られている何らかのタイミング基準に従ってリレー要求を送信することによって、リレー対応STAを探索し得る。基準は、AP104によってビーコン中で送信されるタイムスタンプ情報に固有である、AP104によって維持される内部クロックであり得る。第1のSTA106Aは、タイムスタンプ情報を利用可能にするためのビーコンを第3のSTA106Cに送信し得る。代替的に、ワイヤレスノードはリモート時間ソースからタイミング基準情報を取得することができる。リモート時間ソースは、無線、衛星、モデム、または他の手段を介して協定世界時(UTC:Universal Time Coordinated)に同期される、リモートネットワーク中の多数のサーバのうちの1つであり得る。当業者は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に応じて、2つのタイミング方式のうちのどちらが単独で、あるいは互いならびに/または他のタイミング方式と組み合わせてのいずれかで、使用されるべきであるかを容易に決定することができよう。
[0049]プローブ要求か、専用要求か、他のタイプの要求かにかかわらず、第3のSTA106Cによって送信されたリレー要求は、要求されたサービスの性質に関する様々な情報を含み得る。例として、リレー要求は、特定のAP、または要求中に含まれているAPリスト上で与えられたいくつかのAPのうちの1つへのインターフェースに制限され得る。別の例として、リレー要求は、特定のワイヤレスネットワーク事業者に属するAPに制限され得る。プローブ要求がリレー要求として使用される場合、第3のSTA106CがAPへの直接接続を必要とするか否か、またはリレー対応STAからAPへのインターフェースを処理することが可能であるか否かを示す情報が含まれ得る。当業者が容易に諒解するように、リレー要求、およびリレー要求中に含まれている情報は、特定の適用例および全体的なシステムに課される全体的な設計制約に応じて変化し得る。
[0050]第1のSTA106Aは、様々なメトリックに基づいて第3のSTA106Cにバックホールサービスを提供すべきかどうかを決定するためにリレー要求を使用し得る。これらのメトリックは、好適なリレー機能を与えるために第1のSTA106Aの能力に関係し得る。例として、第1のSTA106Aは、それのバッテリーレベルが低すぎるか、またはそれの現在のリソース使用量が高すぎるか、またはリレー要求の信号強度が弱すぎるか、またはAP104への信号強度が弱すぎる場合、第3のSTA106Cに対するサービスを拒否し得る。本明細書で使用する「リソース使用量」という用語は、多種多様な意味を包含する。たとえば、「リソース使用量」は、限定はしないが、エネルギーリソース使用量、時間リソース使用量、周波数リソース使用量、またはそれらの任意の組合せを含み得る。代替的に、またはに追加として、第3のSTA106Cにサービスを提供すべきかどうかを決定するために、第1のSTA106A上でのユーザ設定が使用され得る。例として、ユーザは、第1のSTA106Aが他のSTAのためのリレーとして働くことができないようにそれを設定し得る。様々な他のメトリックが、単独であるいは上記で説明したメトリックのうちの1つまたは複数と組み合わせてのいずれかで、使用され得る。当業者は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に基づいて適切なメトリックを容易に決定することができよう。
[0051]第1のSTA106Aは、第3のSTA106Cにリレー要求に対する応答を返送する。応答は、第1のSTA106Aが、要求されたサービスを提供することができるかどうかを示す。応答が、第1のSTA106Aがそれらのサービスを提供することができることを示す場合、タイムスタンプ情報、SSID、および第1のSTA106Aに関する他のパラメータなど、情報が応答中に含まれ得る。第3のSTA106Cは、次いで、関連付け要求を送信し、それにより、第1のSTA106Aは第3のSTA106Cのためのリソースを割り振ることが可能になる。関連付け要求は、例として、第1のSTA106Aによってサポートされるデータレート、およびWLAN102のSSIDを含む、第3のSTA106Cに関する様々な情報を含み得る。関連付け要求に応答して、第1のSTA106Aは、第3のSTA106Cのためのリソースを予約し、関連付けIDを確立する。第1のSTA106Aは、次いで、第3のSTA106Cに関連付け応答を送る。関連付け応答は、例として、関連付けIDおよびサポートされるデータレートを含む、様々な情報を含む。関連付けられると、第3のSTA106Cは、AP104と通信するために第1のSTA106Aを使用し、それにより、インターネットまたはPSTNなど、リモートネットワークにアクセスし得る。
[0052]図4は、WLANにわたって移動する第3のSTAをもつ、図1に示された例示的なWLANを示す概念図である。この例では、第3のSTA106Cは、一連の破線によって、APのカバレージ領域内の位置からAPのカバレージ領域外の位置に移動することを示されている。最初に、位置Aにおいて、第3のSTA106Cは、直接AP104を通して、インターネットまたはPSTNなど、リモートネットワークにアクセスすることが可能である。第3のSTA106CがロケーションAから遠ざかり始めるとき、それは、AP104からのダウンリンク送信の信号強度を監視し続ける。第3のSTA106CがAPのカバレージ領域のエッジに接近し始めるとき、AP104からのダウンリンク送信の信号強度は弱くなる。この時点で、第3のSTA106Cは、AP104からのハンドオフをサポートすることができるリレー対応STAの位置を特定するためにリレー要求を送信する。リレー要求は、ネットワーク接続を維持するために同じAP104へのインターフェースを必要とする情報を含んでいることがある。AP104への接続を有する、第1のSTA106Aはリレー要求を検出する。要求に応答して、第1のSTA106Aは、適切なメトリックが満たされるかどうかを決定し、適切なメトリックが満たされる場合、リレー機能をアクティブ状態に入れる。第1のSTA106Aは、それが、要求されたインターフェースを与えることができることを示す応答を第3のSTA106Cに返送する。第3のSTA106Cは、第1のSTA106Aに関連付け要求を送信し、それにより、第1のSTA106Aは第3のSTA106Cのためのリソースを割り振ることが可能になる。関連付け要求に応答して、第1のSTA106Aは、第3のSTA106Cのためのリソースを予約し、関連付けIDを確立する。第1のSTA106Aは、次いで、第3のSTA106Cに関連付け応答を返送する。関連付け応答は、第3のSTA106Cが第1のSTA106Aに関連付けることを可能にする様々な情報を含む。その2つが関連付けられると、第3のSTA106Cは、AP104に関連付け解除要求を送り、その後に、AP104から第3のSTA106Cへの関連付け解除応答が続き、それにより、AP104と第3のSTA106Cとは互いに関連付けを解除することが可能になる。この手法は、第3のSTA106Cが位置Bのほうへ移動し続けるときにシームレスな遷移を行うためにメークビフォアブレーク(make-before-break)ハンドオフを行う。代替的に、第3のSTA106Cが、第1のSTA106Aに関連付ける前にAP104との関連付けを解除する、ブレークビフォアメーク(break-before-make)ハンドオフが実装され得る。
[0053]図5は、APのカバレージ領域の外側に位置する第3のSTAを加えた、図1に示された例示的なWLANを示す概念図である。この例では、第3のSTA106Cは、第1のSTAのカバレージ領域と第2のSTAのカバレージ領域の両方の中にある。最初に、たとえば電源投入時に、第3のSTA106Cはリレー要求を送信する。第1のSTA106Aと第2のSTA106Bの両方がAP104へのインターフェースを与えることができる場合、第1のSTA106Aと第2のSTA106Bの両方は、第3のSTA106Cに応答を返送し、関連付け要求を待つ。これらの応答に基づいて、第3のSTA106Cは、関連付けるべきSTAのうちの1つを選択する。決定は、応答の信号強度、または他方のSTAと比較した、サービスを提供する一方のSTAの能力に関係する他の情報など、任意の好適な基準に基づき得る。例として、STAのうちの1つは、他方のSTAよりも多くの利用可能なリソースを有し得る。いずれの場合も、第3のSTA106Cは、この例では、第1のSTA106Aである、関連付けるべきSTAのうちの1つを選択する。第3のSTA106Cは、次いで、第1のSTA106Aに関連付ける。電力を節約するために、第2のSTA106Bは、関連付け要求が所与の時間期間内に受信されない場合、それのリレー機能をアイドルモードに戻すように構成され得る。
[0054]図6は、例示的なSTAを示す概略図である。この例では、STA106は、3つの概略ブロック、すなわち、ワイヤレストランシーバ602、処理システム604、およびユーザインターフェース606によって表されている。
[0055]ワイヤレストランシーバ602は、送信機能と受信機能の両方を与えるように構成され得る。送信機能は、キャリアをデータで変調することを含み、受信機能は、データを復元するためにキャリアを復調することを含む。ワイヤレストランシーバ602はまた、RF処理、アナログ/デジタル変換、データパケット検出、タイミングおよび同期、チャネル推定、空間処理、OFDM処理、信号コンスタレーションマッピング、ターボコーディングなど、様々な他の機能を与え得る。要約すれば、ワイヤレストランシーバ602は、STA106の完全な物理レイヤ実装形態を提供するように構成され得る。
[0056]処理システム604は、単独でまたはSTA106中の他のエンティティと組み合わせてのいずれかで、物理レイヤの上のすべての機能を実装するように構成され得る。代替的に、処理システム604はまた、物理レイヤの全部または一部を実装し得る。最も一般的な言い方をすると、処理システム604は、APとの通信をサポートするために送信および受信機能を利用するように構成される。
[0057]ユーザインターフェース606は、ユーザがSTA106を操作することを可能にする。ユーザインターフェース606は、ディスプレイ、キーパッド、スピーカー、マイクロフォン、および/または他の好適なインターフェースを含み得る。ユーザインターフェース606は、ワイヤレストランシーバ602によってワイヤレス媒体を介して処理システム604によって送信および受信されるデータを制御するために使用される。
[0058]処理システム604は、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス(図示せず)は、プロセッサ614と機械可読媒体616とを含む様々な回路を互いにリンクする任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、電力管理回路など、様々な他の回路(図示せず)をリンクし得るが、それらは当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上説明しない。
[0059]プロセッサ614は、機械可読媒体616に記憶されたソフトウェアの実行を含む、バスおよび一般的な処理を管理することを担当する。プロセッサ614は、1つまたは複数の汎用および/または専用プロセッサを用いて実装され得る。例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行することができる他の回路がある。代替的に、あるいは1つまたは複数の汎用および/または専用プロセッサに加えて、プロセッサ614は、例として、1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、または他の好適な回路、または回路の任意の組合せなど、専用ハードウェアを用いて実装され得る。
[0060]ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、データ、またはそれらの任意の組合せを意味すると広く解釈されたい。ソフトウェアは、1つまたは複数の命令またはコードとして機械可読媒体上に記憶されるか、あるいは機械可読媒体を介して送信され得る。機械可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、プロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのような機械可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続も機械可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、機械可読媒体は非一時的機械可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、他の態様では、機械可読媒体は一時的機械可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せも機械可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0061]機械可読媒体616は、いくつかのソフトウェアモジュールを記憶するために使用され得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサ614によって実行されたとき、処理システム604に、本開示全体にわたって提示する様々な機能を実行する専用処理システムになることを行わせる命令を含む。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス中に常駐するか、または複数のメモリデバイスにわたって分散され得る。例として、トリガイベントが発生したとき、ソフトウェアモジュールがハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサ614は、アクセス速度を高めるために、命令のいくつかをキャッシュにロードし得る。次いで、1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサ614による実行のために汎用レジスタファイルにロードされ得る。本開示でソフトウェアモジュールに言及する場合、そのような言及は、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行するプロセッサ614への言及であることを理解されよう。
[0062]機械可読媒体616は通信ソフトウェアモジュール622とともに示されている。通信ソフトウェアモジュール622は、APを介したリモートネットワークへの接続をサポートするために物理レイヤの上のプロトコルスタックを実装するためにプロセッサ614によって実行され得る。例として、通信ソフトウェアモジュール622は、ワイヤレス媒体へのアクセスを管理するためのデータリンクレイヤ、ソース宛先間データ転送を管理するためのネットワークレイヤ、エンドユーザ間のデータの透過的な転送を管理するためのトランスポートレイヤ、およびリモートネットワークへのAPを介した接続を確立またはサポートするために必要なまたは望ましい任意の他のレイヤを実装し得る。前に説明したように、ワイヤレストランシーバ602は、物理レイヤを実装するように構成され得るが、他の例示的な態様では、通信ソフトウェアモジュール622は、物理レイヤのデジタル部分を実装するように構成され得る。
[0063]処理システム604の例示的な態様では、通信ソフトウェアモジュール622は、リモートネットワークへのバックホール接続を用いて別の装置へのインターフェースを与えることができるリレー対応装置への接続をサポートするために、プロセッサ614によって実行され得る。図7を参照すると、この例示的な態様では、通信ソフトウェアモジュール622は、ワイヤレス媒体を介した送信についての要求を生成するための手段702と、ここにおいて、要求が、第2のリモート装置へのインターフェースを与えるようにとの第1のリモート装置についての要求を備える、インターフェースを通して第2のリモート装置にアクセスするための手段704とを与えるために、プロセッサ614によって実行され得る。第1のリモート装置は、リレー対応STAまたは何らかの他の好適なデバイスであり得る。第2のリモート装置は、AP、またはAPに関連付けられた装置、または何らかの他の好適なデバイスであり得る。
[0064]要求を生成するための手段は、プロセッサ614が通信ソフトウェアモジュール622を実行することから生じるいくつかのアルゴリズムのうちのいずれか1つによって実装され得る。例示的な態様では、通信ソフトウェアモジュール622は、要求をいつ生成すべきかを決定するために様々なパラメータを監視する。例として、通信ソフトウェアモジュール622は、APについての走査の失敗に続いて、または代替的に、ハンドオフが必要とされるとき、要求を生成し得る。要求が必要とされると通信ソフトウェアモジュール622が決定すると、通信ソフトウェアモジュール622は要求についての情報を生成する。WLANによって採用される特定のワイヤレス規格に応じて、要求中で異なる情報が与えられ得る。例として、情報は、インターフェースがそれへの接続を与える1つまたは複数の装置のリストを含み得る。リストは、1つまたは複数の装置との前のまたは現在の関連付けに基づき得る。情報は、追加または代替として、それらの装置、またはそのネットワークに属するリレー対応装置のみに関連付けを制限するためにワイヤレスネットワーク事業者を含み得る。いずれの場合も、情報が生成されると、通信ソフトウェアモジュール622は、ワイヤレス媒体を介した送信のためにそれをワイヤレストランシーバ602(図6参照)に与える前に実装されている特定のワイヤレス規格のための適切なプロトコルに従って情報をリレー要求にフレーム化する。
[0065]第1のリモート装置のインターフェースを通して第2のリモート装置にアクセスするための手段も、プロセッサ614が通信ソフトウェアモジュール622を実行することから生じるいくつかのアルゴリズムのうちのいずれか1つによって実装され得る。例示的な態様では、通信ソフトウェアモジュール622はワイヤレストランシーバ602を「受信専用」モードに入れる。通信ソフトウェアモジュール622は、次いで、リレー要求に対する応答についてワイヤレストランシーバ602からの出力を監視する。応答を検出すると、通信ソフトウェアモジュール622は関連付け要求を生成する。関連付け要求の送信に続いて、通信ソフトウェアモジュール622は、ワイヤレストランシーバ602を受信専用モードに戻し、関連付け応答についてそれの出力を監視する。応答を検出すると、通信ソフトウェアモジュール622は、応答から情報を抽出し、第1の装置のインターフェースを通してデータパケットを第2のリモート装置と交換するためにその情報を使用する。
[0066]図8は、例示的なリレー対応STAを示す概略図である。リレー対応STA106は、それが、インターフェースを実装するための2つの追加のソフトウェアモジュール、すなわち、検出ソフトウェアモジュール802とリレーソフトウェアモジュール804とを有することを除いて、図6に関して上記で説明したSTAと同じハードウェア構成を有する。以下でより詳細に説明するように、検出ソフトウェアモジュール802は、APへのインターフェースについての要求についてワイヤレス媒体を探索するためにプロセッサ614によって実行され得る。探索プロセス中に、リレーソフトウェアモジュール804は、電力を節約するために休止状態のままである。STAのリレー機能を与える、リレーソフトウェアモジュール804は、リレー要求が検出され、要求側に関連付けるとの決定が行われた後に、プロセッサ614にロードされ、実行されるにすぎない。
[0067]図9Aを参照すると、通信ソフトウェアモジュール622は、第1のリモート装置に関連付けるための手段902を与えるためにプロセッサ614によって実行され得る。検出ソフトウェアモジュール802は、第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視するための手段904と、要求に応答して第1のリモート装置と第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定するための手段906と、第1のリモート装置と第2のリモート装置との間でデータパケットを通信するためにインターフェースを有効にするための手段907とを与えるために、プロセッサ614によって実行され得る。少なくとも1つの態様では、図9Bを参照すると、検出ソフトウェアモジュール802は、要求に応答してある時間期間の間インターフェースを有効にするための手段908と、第2のリモート装置との関連付けが行われない場合、時間期間の終了時にインターフェースを無効にするための手段910とを与えるために、プロセッサ614によって実行され得る。第1のリモート装置は、AP、またはAPに関連付けられた装置、または何らかの他の好適なデバイスであり得る。第2の装置は、APのカバレージ領域外の、STA、または何らかの他の好適なデバイスであり得る。
[0068]第1のリモート装置に関連付けるための手段も、プロセッサ614が通信ソフトウェアモジュール622を実行することから生じるいくつかのアルゴリズムのうちのいずれか1つによって実装され得る。例示的な態様では、通信ソフトウェアモジュール622は受動走査または能動走査のいずれかを実行し得る。受動走査の場合、通信ソフトウェアモジュール622は、リモート装置からのビーコンについてすべての無線チャネルを走査するようにワイヤレストランシーバ602に促す。能動走査の場合、通信ソフトウェアモジュール622は、ワイヤレストランシーバ602を通してプローブ要求を送信し、次いで、ワイヤレストランシーバ602を「受信専用」モードに入れることによって、装置の位置を特定することを試みる。通信ソフトウェアモジュール622は、次いで、プローブ応答についてワイヤレストランシーバ602からの出力を監視する。通信ソフトウェアモジュール622が、受動走査の場合にビーコンを検出するか、または能動走査の場合にプローブ応答を検出すると、通信ソフトウェアモジュール622は関連付け要求を生成する。関連付け要求の送信に続いて、通信ソフトウェアモジュール622は、ワイヤレストランシーバ602を受信専用モードに戻し、関連付け応答についてそれの出力を監視する。応答を検出すると、通信ソフトウェアモジュール622は、応答から情報を抽出し、データパケットを第1のリモート装置と交換するためにその情報を使用する。
[0069]上記で説明したように、検出ソフトウェアモジュール802は、第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視するための手段904と、要求に応答して第1のリモート装置と第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定するための手段906と、第1のリモート装置と第2のリモート装置との間でデータパケットを通信するためにインターフェースを有効にするための手段907と、要求に応答してある時間期間の間インターフェースを有効にするための手段908と、時間期間内に第2のリモート装置との関連付けが行われない場合、時間期間の終了時にインターフェースを無効にするための手段910とを与えるために、プロセッサ614によって実行され得る。機能は、プロセッサ614が検出ソフトウェアモジュール802を実行することから生じるいくつかのアルゴリズムのうちのいずれか1つによって実装され得る。1つのそのような例示的なアルゴリズムが図10Aに示されている。
[0070]図10Aを参照すると、第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視するための手段904は、ブロック1002と、ブロック1004と、ブロック1006とを含む。ブロック1002において、検出ソフトウェアモジュール802はワイヤレストランシーバ602(図6参照)を受信専用モードに入れる。ブロック1004において、検出ソフトウェアモジュール802は、ある時間期間の間リレー要求についてワイヤレストランシーバ602からの出力を監視する。時間期間が満了すると、検出ソフトウェアモジュール802は、ブロック1006においてタイムアウトモードに入る。タイムアウトモードの目的は、カバレージ領域中にインターフェースを求める装置がないときに電力を節約することである。ブロック1004に戻ると、検出ソフトウェアモジュール802が時間期間中にリレー要求を検出した場合、それはブロック1008に進む。
[0071]要求に応答して第1のリモート装置と第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定するための手段906は、ブロック1008と、ブロック1010と、ブロック1012と、ブロック1014とを含む。ブロック1008において、検出ソフトウェアモジュール802は要求を処理する。これは、例として、要求が、特定の装置へのインターフェースについての要求など、任意の制限を含んでいるかどうかを決定することを含む。要求における制限が満たされ得ない場合、検出ソフトウェアモジュール802は、ブロック1010において要求を拒否する応答を生成する。検出ソフトウェアモジュール802は、次いで、ブロック1006においてタイムアウトモードに戻る。一方、要求における制限が満たされ得る場合、検出ソフトウェアモジュール802は、ブロック1012において様々なメトリックを評価する。上記で説明したように、これらのメトリックは、例として、バッテリーレベル、現在のリソース使用量、リレー要求の信号強度、第1のリモート装置への信号強度、ユーザ設定、または他の好適なメトリック、またはそれらの任意の組合せを含み得る。これらのメトリックに応じて、検出ソフトウェアモジュール802は、要求を許可または拒否する応答を生成し得る。検出ソフトウェアモジュール802が要求を拒否することをメトリックが必要とした場合、それは、ブロック1010において適切な応答を生成し、ブロック1006においてタイムアウトモードに戻る。一方、検出ソフトウェアモジュール802が要求を許可することをメトリックが可能にした場合、それは、ブロック1014において適切な応答を生成し、ブロック1015またはブロック1016(図10B参照)に進む。
[0072]第1のリモート装置と第2のリモート装置との間でデータパケットを通信するためにインターフェースを有効にするための手段907は、ブロック1015とブロック1017とを含む。ブロック1015において、検出ソフトウェアモジュール802は、実行のためにリレーソフトウェアモジュール804をプロセッサ614にロードすることによってリレーソフトウェアモジュール804を有効にする。関連付け要求を検出すると、検出ソフトウェアモジュール802は、ブロック1017において、リレーソフトウェアモジュール804にインターフェースの制御をハンドオーバする。
[0073]代替態様では、図10Bに示されているように、要求に応答してある時間期間の間インターフェースを有効にするための手段908、および、時間期間内に第2のリモート装置との関連付けが行われない場合、時間期間の終了時にインターフェースを無効にするための手段910は、ブロック1016と、ブロック1018と、ブロック1020と、ブロック1022と、ブロック1024とを含む。ブロック1016において、検出ソフトウェアモジュール802は、実行のためにリレーソフトウェアモジュール804をプロセッサ614にロードすることによってリレーソフトウェアモジュール804を有効にする。ブロック1018において、検出ソフトウェアモジュール802はタイマーを設定する。ブロック1020において、検出ソフトウェアモジュール802は、関連付け要求について、リレーソフトウェアモジュール804によって受信専用モードに入れられるワイヤレストランシーバ602からの出力を監視する。タイマーが満了する前に、検出ソフトウェアモジュール802が関連付け要求を検出しない場合、ブロック1022において、それは、プロセッサ614からリレーソフトウェアモジュール804を削除することによってリレーソフトウェアモジュール804を無効にし、ブロック1006においてタイムアウトモードに戻る。一方、タイマーが満了する前に、検出ソフトウェアモジュール802が関連付け要求を検出した場合、それは、ブロック1024において、リレーソフトウェアモジュール804にインターフェースの制御をハンドオーバする。
[0074]リレーソフトウェアモジュール804は、第1のリモート装置と第2のリモート装置との間のインターフェースを与えるためにプロセッサ614によって実行され得る。インターフェースは、APによって一般に実行される機能を与え得る。例として、インターフェースは、関連付けプロセスを完了するために必要とされるプロトコルハンドシェイクを実装するようにワイヤレストランシーバ602を制御し得る。インターフェースは、装置を認証すること、第1のリモート装置と第2のリモート装置との間でデータパケットを通信すること、および、IEEE802.11準拠システムにおいてCS/CSMAをサポートするためのRTS/CTSプロトコルなど、データパケット衝突を低減するためのプロトコルを実装することなど、他の機能を与え得る。
[0075]ソフトウェアモジュールのコンテキストで説明するステップの特定の順序または階層は、装置の例を与えるために提示されていることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、ステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。
[0076]装置がハードウェアで実装されるか、ソフトウェアで実装されるか、またはそれらの組合せで実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
[0001]以上の説明は、いかなる当業者も本開示の全範囲を完全に理解することができるように与えたものである。本明細書で開示する様々な構成への変更は当業者には容易に明らかであろう。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で説明した本開示の様々な態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきである。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ためのステップ」という句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条(f)の規定の下で解釈されるべきではない。
[0001]以上の説明は、いかなる当業者も本開示の全範囲を完全に理解することができるように与えたものである。本明細書で開示する様々な構成への変更は当業者には容易に明らかであろう。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で説明した本開示の様々な態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきである。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という句を使用して明確に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ためのステップ」という句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条(f)の規定の下で解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1のリモート装置に関連付けることと、
第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視することと、
前記要求に応答して前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定することと
を行うように構成された処理システム
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C2]
前記要求がプローブ要求を備える、C1に記載の装置。
[C3]
前記要求が、前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間の前記インターフェースについての要求を備える、C1に記載の装置。
[C4]
前記要求が1つまたは複数の装置を指定し、ここにおいて、前記処理システムは、前記指定された1つまたは複数の装置が前記第1のリモート装置を備えるのか、前記第1のリモート装置に関連付けられた別のリモート装置を備えるのかに基づいて、前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C5]
前記処理システムは、前記要求が前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間の前記インターフェースの使用を可能にするかどうかに基づいて、前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C6]
前記処理システムが、現在のリソース使用量に基づいて前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C7]
前記処理システムが、バッテリーレベルに基づいて前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C8]
前記処理システムが、1つまたは複数のユーザ設定に基づいて前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C9]
前記処理システムが、前記要求の信号強度に基づいて前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C10]
前記処理システムが、前記装置と前記第1のリモート装置との間の信号強度に基づいて前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C11]
前記処理システムは、前記要求に応答してある時間期間の間前記インターフェースを有効にすることと、前記時間期間内に前記第2のリモート装置との関連付けが行われない場合、前記時間期間の終了時に前記インターフェースを無効にすることとを行うようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C12]
前記処理システムが、前記要求について前記ワイヤレス媒体を周期的に監視するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C13]
前記周期性が、前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置とに共通の時間ソースに基づく、C12に記載の装置。
[C14]
前記処理システムが、前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間でデータパケットを通信するために前記インターフェースを有効にするようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C15]
第1のリモート装置に関連付けることと、
第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視することと、
前記要求に応答して前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定することと
を備える、ワイヤレス通信の方法。
[C16]
前記要求がプローブ要求を備える、C15に記載の方法。
[C17]
前記要求が、前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間の前記インターフェースについての要求を備える、C15に記載の方法。
[C18]
前記要求が1つまたは複数の装置を指定し、ここにおいて、前記インターフェースを有効にすべきかどうかを前記決定することは、前記指定された1つまたは複数の装置が前記第1のリモート装置を備えるのか、前記第1のリモート装置に関連付けられた別のリモート装置を備えるのかに基づく、C15に記載の方法。
[C19]
前記インターフェースを有効にすべきかどうかを前記決定することは、
前記要求が前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間の前記インターフェースの使用を可能にするかどうか、
現在のリソース使用量、
バッテリーレベル、
1つまたは複数のユーザ設定、
前記要求の信号強度、または
前記装置と前記第1のリモート装置との間の信号強度
のうちの少なくとも1つに基づく、C15に記載の方法。
[C20]
前記要求に応答してある時間期間の間前記インターフェースを有効にすることと、前記時間期間内に前記第2のリモート装置との関連付けが行われない場合、前記時間期間の終了時に前記インターフェースを無効にすることとをさらに備える、C15に記載の方法。
[C21]
ワイヤレス媒体を前記監視することが、前記要求について前記ワイヤレス媒体を周期的に監視することを備え、ここにおいて、前記周期性が、前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置とに共通の時間ソースに基づく、C15に記載の方法。
[C22]
前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間でデータパケットを通信するために前記インターフェースを有効にすることをさらに備える、C15に記載の方法。
[C23]
ワイヤレス媒体における送信についての要求を生成することと、前記要求が、第2のリモート装置へのインターフェースを与えるようにとの第1のリモート装置についての要求を備える、
前記インターフェースを通して前記第2のリモート装置にアクセスすることと
を行うように構成された処理システム
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C24]
前記要求が、前記第2のリモート装置、または前記第2のリモート装置に関連付けられた別のリモート装置を指定する、C23に記載の装置。
[C25]
前記要求が、前記第2のリモート装置との現在のまたは前の関連付けに基づいて前記第2のリモート装置を指定する、C23に記載の装置。
[C26]
前記要求は、前記第1のリモート装置が、ワイヤレスネットワーク事業者にサブスクライブされた1つまたは複数のデバイスとの通信のために前記インターフェースを制限することを可能にするために、前記ワイヤレスネットワーク事業者を指定する、C23に記載の装置。
[C27]
ワイヤレス媒体における送信についての要求を生成することと、前記要求が、第2のリモート装置へのインターフェースを与えるようにとの第1のリモート装置についての要求を備える、
前記インターフェースを通して前記第2のリモート装置にアクセスすることと
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C28]
前記要求が、前記第2のリモート装置、または前記第2のリモート装置に関連付けられた別のリモート装置を指定する、C27に記載の方法。
[C29]
前記要求が、前記第2のリモート装置との現在のまたは前の関連付けに基づいて前記第2のリモート装置を指定する、C27に記載の方法。
[C30]
前記要求は、前記第1のリモート装置が、ワイヤレスネットワーク事業者にサブスクライブされた1つまたは複数のデバイスとの通信のために前記インターフェースを制限することを可能にするために、前記ワイヤレスネットワーク事業者を指定する、C27に記載の方法。

Claims (30)

  1. 第1のリモート装置に関連付けることと、
    第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視することと、
    前記要求に応答して前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定することと
    を行うように構成された処理システム
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  2. 前記要求がプローブ要求を備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記要求が、前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間の前記インターフェースについての要求を備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記要求が1つまたは複数の装置を指定し、ここにおいて、前記処理システムは、前記指定された1つまたは複数の装置が前記第1のリモート装置を備えるのか、前記第1のリモート装置に関連付けられた別のリモート装置を備えるのかに基づいて、前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  5. 前記処理システムは、前記要求が前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間の前記インターフェースの使用を可能にするかどうかに基づいて、前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  6. 前記処理システムが、現在のリソース使用量に基づいて前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  7. 前記処理システムが、バッテリーレベルに基づいて前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  8. 前記処理システムが、1つまたは複数のユーザ設定に基づいて前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  9. 前記処理システムが、前記要求の信号強度に基づいて前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  10. 前記処理システムが、前記装置と前記第1のリモート装置との間の信号強度に基づいて前記インターフェースを有効にすべきかどうかを決定するようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  11. 前記処理システムは、前記要求に応答してある時間期間の間前記インターフェースを有効にすることと、前記時間期間内に前記第2のリモート装置との関連付けが行われない場合、前記時間期間の終了時に前記インターフェースを無効にすることとを行うようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  12. 前記処理システムが、前記要求について前記ワイヤレス媒体を周期的に監視するようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  13. 前記周期性が、前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置とに共通の時間ソースに基づく、請求項12に記載の装置。
  14. 前記処理システムが、前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間でデータパケットを通信するために前記インターフェースを有効にするようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  15. 第1のリモート装置に関連付けることと、
    第2のリモート装置からの要求についてワイヤレス媒体を監視することと、
    前記要求に応答して前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間のインターフェースを有効にすべきかどうかを決定することと
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  16. 前記要求がプローブ要求を備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記要求が、前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間の前記インターフェースについての要求を備える、請求項15に記載の方法。
  18. 前記要求が1つまたは複数の装置を指定し、ここにおいて、前記インターフェースを有効にすべきかどうかを前記決定することは、前記指定された1つまたは複数の装置が前記第1のリモート装置を備えるのか、前記第1のリモート装置に関連付けられた別のリモート装置を備えるのかに基づく、請求項15に記載の方法。
  19. 前記インターフェースを有効にすべきかどうかを前記決定することは、
    前記要求が前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間の前記インターフェースの使用を可能にするかどうか、
    現在のリソース使用量、
    バッテリーレベル、
    1つまたは複数のユーザ設定、
    前記要求の信号強度、または
    前記装置と前記第1のリモート装置との間の信号強度
    のうちの少なくとも1つに基づく、請求項15に記載の方法。
  20. 前記要求に応答してある時間期間の間前記インターフェースを有効にすることと、前記時間期間内に前記第2のリモート装置との関連付けが行われない場合、前記時間期間の終了時に前記インターフェースを無効にすることとをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  21. ワイヤレス媒体を前記監視することが、前記要求について前記ワイヤレス媒体を周期的に監視することを備え、ここにおいて、前記周期性が、前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置とに共通の時間ソースに基づく、請求項15に記載の方法。
  22. 前記第1のリモート装置と前記第2のリモート装置との間でデータパケットを通信するために前記インターフェースを有効にすることをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  23. ワイヤレス媒体における送信についての要求を生成することと、前記要求が、第2のリモート装置へのインターフェースを与えるようにとの第1のリモート装置についての要求を備える、
    前記インターフェースを通して前記第2のリモート装置にアクセスすることと
    を行うように構成された処理システム
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  24. 前記要求が、前記第2のリモート装置、または前記第2のリモート装置に関連付けられた別のリモート装置を指定する、請求項23に記載の装置。
  25. 前記要求が、前記第2のリモート装置との現在のまたは前の関連付けに基づいて前記第2のリモート装置を指定する、請求項23に記載の装置。
  26. 前記要求は、前記第1のリモート装置が、ワイヤレスネットワーク事業者にサブスクライブされた1つまたは複数のデバイスとの通信のために前記インターフェースを制限することを可能にするために、前記ワイヤレスネットワーク事業者を指定する、請求項23に記載の装置。
  27. ワイヤレス媒体における送信についての要求を生成することと、前記要求が、第2のリモート装置へのインターフェースを与えるようにとの第1のリモート装置についての要求を備える、
    前記インターフェースを通して前記第2のリモート装置にアクセスすることと
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  28. 前記要求が、前記第2のリモート装置、または前記第2のリモート装置に関連付けられた別のリモート装置を指定する、請求項27に記載の方法。
  29. 前記要求が、前記第2のリモート装置との現在のまたは前の関連付けに基づいて前記第2のリモート装置を指定する、請求項27に記載の方法。
  30. 前記要求は、前記第1のリモート装置が、ワイヤレスネットワーク事業者にサブスクライブされた1つまたは複数のデバイスとの通信のために前記インターフェースを制限することを可能にするために、前記ワイヤレスネットワーク事業者を指定する、請求項27に記載の方法。
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