JP2017500515A - シールリング - Google Patents

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Abstract

本発明は、ピストンロッドをシールするシールリング(1)であって、円形の内径(M1)及び中心軸線(M)を有する保持リング(2)を備え、中心軸線(M)に対して径方向に移動することができるように保持リング(2)において支持される複数のシールセグメント(3)を備え、各シールセグメント(3)は、中心軸線(M)に向かう向きであるとともに、周方向(U)に中心軸線(M)に対して湾曲して延びるシール表面(3a)を有し、各シールセグメント(3)は、互いに平行に延びる2つの横方向シールセグメントガイド面(3b)を有し、シール表面(3a)は、両端が、2つのシールセグメントガイド面(3b)のうちの一方において終端し、保持リング(2)は、周方向(U)に互いから或る距離を置いて配置される複数のガイドセグメント(2a)を備え、周方向(U)に互いに沿う各2つのガイドセグメント(2a)は、互いに面して互いに平行に延びるガイド面(2b、2c)を有し、当該ガイド面は、シールセグメントのシールセグメントガイド面(3b)によって、シールセグメント(3)が2つの横方向ガイド面(2b、2c)においてガイドされ、シールセグメントが径方向(R)に移動することができるように2つの横方向ガイド面において支持されるよう互いから或る距離を置いて配置されるとともに設計され、ガイドセグメント(2a)及びシールセグメント(3)は、周方向(U)に連続的に配置される、シールリング(1)に関する。

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載のシールリングに関する。
特許文献1は、ピストンロッドをシールするパッキンリングの組み合わせを開示しており、パッキンリングの組み合わせは、シールリング及び止めリングを含む。このパッキンリングの組み合わせは、シールセグメントが、或る程度の摩耗の後で摩耗停止を被り、それによって、シールセグメントとピストンロッドとの間に隙間が形成され、この結果、シール作用が大幅に低下するという不都合点を有する。この既知のパッキンリングの組み合わせはしたがって、或る程度の摩耗の後にシール作用が大幅に低下するという不都合点を有する。
欧州特許出願公開第2060833号明細書
本発明の目的は、ピストンロッドをシールする商業的により有利なシールリングを形成することである。
この目的は、請求項1の特徴を有するシールリングによって達成される。請求項2〜14は、更なる、有利に構成されるシールリングに関する。この目的は、特に、円形の内径及び中心軸線を有する保持リングを備え、中心軸線に対して径方向に変位可能であるように保持リングに取り付けられる複数のシールセグメントを備えるシールリングであって、各シールセグメントは、中心軸線に向かって位置合わせされるとともに、周方向に中心軸線の周りで湾曲して延びるシール表面を有し、各シールセグメントは、相互に平行に延びる2つの横方向シールセグメントガイド面を有し、シール表面の各々は、両側において2つのシールセグメントガイド面のうちの一方において終端し、保持リングは、周方向に相互に離間して配置される複数のガイドセグメントを備え、周方向に連続的に配置される2つのガイドセグメントの各々は、ガイド面を有し、ガイド面は、互いに向かい合って平行に延びかつ相互に離間して配置され、ガイド面は、シールセグメントが、シールセグメントガイド面を介して2つの横方向ガイド面においてガイドされ、径方向に変位可能に取り付けられるように構成されており、ガイドセグメント及びシールセグメントは、周方向に連続的に配置される、シールリングによって達成される。保持リングは一体的に構成され、360度の円周角に沿って延びる。
本発明によるシールリングは、そのシール作用が、摩耗が進んだ場合であっても変化しないという利点を有する。これとは対照的に、従来技術から既知のシールリングの場合に、シール作用は、従来技術から既知のシールリングが、原則的に、或る程度の摩耗から摩擦しない隙間シールを形成するという点で、或る程度の摩耗から変化し、この結果、対応して漏れが増大する。本発明によるシールリングの場合、その漏れ断面、及び、したがってそのシール作用も、摩耗が進む場合でさえも、全体的な摩耗経路の間に変化しない。本発明によるシールリングはしたがって、長期にわたって一様に作用する信頼性の高いシールを確実にし、これは一方では信頼性の高いシール作用を確実にし、他方ではメンテナンスコストを低減する。
1つの特に有利な構造では、4つのシールセグメントが、周方向に相互に離間して配置され、保持リングに中心軸線の方向に変位可能に取り付けられる。更なる可能な構造では、本発明によるシールリングは、少なくとも5つのシールセグメント、好ましくは6つ又は8つのシールセグメントを備える。
1つの有利な構造では、全てのシールセグメントは周方向に同じ幅を有する。
更なる可能な実施形態では、周方向に連続的に配置される少なくとも2つのシールセグメントは、軸方向又は中心軸線の方向に相互にオフセットされ、このオフセットによって、シールセグメントは軸方向に相互に変位して配置される。このオフセット値は好ましくは、軸方向にシールセグメントの高さと等しいサイズであるか又はより大きく、その結果、周方向に連続的に配置される2つのシールセグメントが、周方向に相互に重なるような幅であるように構成されることが可能である。
更なる有利な構造では、少なくとも1つのシールセグメント及び好ましくは全てのシールセグメントは、シールセグメントの位置を径方向に中心軸線に対して作動するために、アクチュエータ、例えば圧電アクチュエータに接続される。1つの有利な構造では、例えば、ピストンロッドの表面と、シールセグメントの、ピストンロッドに向かって位置合わせされる面側との間の隙間の幅を求めるために、シールセグメントの面側の位置を求めることを可能にするセンサが更に設けられる。1つの有利な実施形態では、開及び閉ループ制御装置が設けられ、これは、シールセグメントが予め求めた位置を占め、それによって、それぞれのシールセグメントの面側が例えばピストンロッドの表面に対して既定の距離を有することで、ピストンロッドとシールセグメントとの間の隙間の幅を調整及び調節することができるように、センサによって測定される値及びアクチュエータを用いて、シールセグメントの位置を作動することを可能にする。そのような実施形態は、例えば、シールセグメントの面側がピストンロッドに接触しないか又は少ししか接触しないため、シールセグメントが極めて小さい程度の摩耗しか有せず、それによって、この結果、シールセグメントの面側が摩耗しないか又は小さい程度しか摩耗しないという利点を有する。
例示的な実施形態を説明するために図面を用いる。
シール構造の縦断面図である。 シールリングの第1の例示的な実施形態を示す図である。 シールリングの第2の例示的な実施形態の上面図である。 図3の線A−Aに沿った断面図である。 シールセグメントの上面図である。 図5によるシールセグメントの側面図である。 図5によるシールセグメントの線B−Bに沿った断面図である。 更なるシールセグメントの上面図である。 シールリングの第3の例示的な実施形態の上面図である。 図9の線C−Cに沿った断面図である。 図8の線D−Dに沿った断面図である。 シールリングの第4の例示的な実施形態の上面図である。 図12の線E−Eに沿った断面図である。 カバーリングの上面図である。 図14によるカバーリングの線F−Fに沿った断面図である。 シールリングの第5の例示的な実施形態を示す図である。 シールリングの第6の例示的な実施形態の断面図である。 ガイドリングの切り欠き部の上面図である。 能動的に作動可能なシールセグメントを有するシール構造の縦断面図である。
原則として、図面における同一の部分には同一の参照符号が設けられる。
図1は、ピストンロッド4をシールするシール構造10の縦断面を示しており、ピストンロッド4は、ピストンコンプレッサの軸方向4aに振動する。そのような構成10は好ましくは、各場合に第1の側壁11a及び第2の側壁11bを有する、軸方向4aに連続的に配置される複数のパッキン室11を備え、シールリング1が各パッキン室11内に配置される。パッキン室11内のガス圧は、シールリング1を介して、より高い圧力P1からより低い圧力P2に低下する。この圧力の低下は、特に、シールセグメント3の面側3aとピストンロッド4の表面4aとの間に形成されるシール隙間43の上で行われる。本発明によるシールリング1は、例示的な実施形態において図2に示されているように、360度にわたって延びるとともに円形の内径M1及び中心軸線Mを有する保持リング2を備え、保持リング2において径方向に中心軸線Mに向かって変位可能に取り付けられる複数のシールセグメント3を備える。保持リング2は、一体的に構成され、360度の円周角に沿って接合部を有することなく延びる。図1から明らかなように、内径M1は、ピストンロッド4の外径よりも大きいように構成されており、それによって、保持リング2とピストンロッド4との間に隙間2fが形成される。シールセグメント外面3cに存在するより高い圧力P1の結果として、中心軸線Mの方向に変位可能に取り付けられるシールセグメント3は、その面側3aを介して、接触力3mによって、ピストンロッド4の表面4aに押される。ピストンロッド4の移動によって、シールセグメント3の面側3aにおける摩耗が生じる。能動的な接触力3m、及び、中心軸線Mに向かって変位可能に取り付けられるシールセグメント3の性質は、必要に応じてシールセグメント3のほぼ全体がなくなるまで、シール隙間34が確実にシールされたままであるという結果を有する。本発明によるシールリング3はしたがって、必要に応じてシールセグメント3全体がなくなるまで、長期にわたって信頼性の高い一定のシール作用を有する。シールセグメント3は、その周方向Uにおいて、面側3aの材料の除去が不均一には生じないか又は最小限に不均一にしか生じず、それによって、シール隙間34の漏れ断面、したがってシール隙間34のシール作用が、シールセグメント3の全体的な摩耗経路にわたって変化しないか又は目立たない小さい程度までしか変化しないという利点を有する。シールリング1は、シールセグメント3が、弾性変形及び/若しくは塑性変形しないか、又は、最小限にしか変形しないという利点を更に有し、これは、シール隙間34の漏れ断面、したがってシール隙間34のシール作用が、シールセグメント3の全体的な摩耗経路にわたって変化しないか又は目立たない小さい程度までしか変化しないという結果を更に有する。本発明によるシールリング1はしたがって、長期にわたって信頼性の高いシール作用を有する。
特にシールリング1を取り付けるために、周方向Uに全てのシールセグメント3を包囲するチューブばね6等のばねが設けられる場合に有利であるものとすることができる。
図1はまた、シールリング1のシール作用を高めるように働く最適なカバーリング5を示している。しかし、カバーリング5は省くこともできる。
シールリング1の異なる実施形態を以下で開示する。
ピストンロッド4をシールする、図2に示されているシールリング1は、円形の内径M1及び中心軸線Mを有する保持リング2を備え、中心軸線Mに対して径方向Rに変位可能であるように保持リング2に取り付けられる4つのシールセグメント3を備え、各シールセグメント3は、中心軸線Mに向かって位置合わせされるとともに、周方向Uに中心軸線Mの周りで湾曲して延びてピストンロッド4の表面に調整されるシール表面3aを有する。各シールセグメント3は、相互に平行に延びる2つの横方向シールセグメントガイド面3bを有し、シール表面3aは、各場合に、両側が、2つのシールセグメントガイド面3bのうちの一方において終端する。保持リング2は、ベースリング2k、及び、周方向Uに相互に離間して配置される複数のガイドセグメント2aを備え、ガイドセグメント2aは、ベースリング2kにわたって中心軸線Mの方向に突出し、各場合に、周方向Uに連続的に配置される2つのガイドセグメント2aは、ガイド面2b、2cを有し、ガイド面2b、2cは、互いに面して平行に延びるとともに、相互に離間して配置され、各場合に、単一のシールセグメント3が、そのシールセグメントガイド面3bを介して2つの横方向ガイド面2b、2cにおいてガイドされ、径方向Rに変位可能に取り付けられるように構成されており、ガイドセグメント2a及びシールセグメント3は、周方向Uに連続的に配置される。
ガイドセグメント2aは中心軸線Mの方向に先端部2gで終端する。1つの有利な構造では、先端部2gは、図2に示されているように、内径M1と面一に中心軸線Mの方向に延びる。更なる可能な構造では、ガイドセグメント2aの先端部2gは、図18に示されているように、内径M1までの距離D1だけ、すなわち、0.4mmの距離以下だけ、好ましくは0.2mmの距離以下だけ径方向Rに離間している。
1つの有利な構造では、シールリング1は、図2に示されているように、4つのシールセグメント3及び4つのガイドセグメント2aを備え、各ガイドセグメント2aの横方向ガイド面2b、2cは90度の角度で延びる。
1つの有利な構造では、シールリング1は、図2に示されているように、各場合に、中心軸線Mに対して対向して配置されているとともに周方向Uに同じ幅3lを有する2つのシールセグメント3を有し、周方向Uに連続的に配置されるシールセグメント3は、周方向Uに異なる幅3lを有する。図2に示されているシールリング1はしたがって、2つの幅狭のシールセグメント3e及び2つの幅広のシールセグメント3dを有する。
更なる例示的な実施形態が、図3には上面図で、図4には線A−Aに沿った断面で示されている。ベースリング2kにわたって中心軸線Mの方向に突出する4つのガイドセグメント2aがベースリング2kに沿って配置され、周方向Uに連続的に配置されるガイドセグメント2aは各場合に、90度だけオフセットして配置される。各ガイドセグメント2aは、90度の角度で先端部2gに開く2つの横方向ガイド面2b、2cを有する。周方向Uに連続的に配置される2つのガイドセグメント2aの対向するガイド面2b、2cは、平行に延びる2つの表面を形成し、2つの表面の間には、各場合に、図5に示されているようなシールセグメント3が径方向Rに変位可能に取り付けられる。シールセグメント3は、平行に延びる2つのシールセグメントガイド面3b、シール表面3a及びシールセグメント外面3cを備える。図6はシールセグメント3の側面図を示しており、図7はシールセグメント3の線B−Bに沿った断面を示している。図5、図6及び図7に示されているシールセグメント3は、径方向に延びる接続ダクト3f、圧力逃がし溝3g及びばねの凹部3hを備える。シールセグメント3は軸方向の幅3kを有する。保持リング2に使用される全ての4つのシールセグメント3は、周方向Uに同じ幅を有し、それによって、全てのシールセグメント3は同一であるように構成されている。
1つの有利な構造では、ガイドセグメント2aは、図4に示されているように、凹部2oを有し、1つの可能な実施形態では、凹部2oに沿って、シールセグメント3を包囲する、図1に示されているチューブばね6が延びることができる。
更なる例示的な実施形態が、図9には上面図で、図10には線C−Cに沿う断面で示されている。ベースリング2kにわたって中心軸線Mの方向に突出する4つのガイドセグメント2aがベースリング2kに沿って配置され、周方向Uに連続的に配置されるガイドセグメント2aは、各場合に、45度又は135度だけオフセットして配置される。各ガイドセグメント2aは、先端部2gに90度の角度で開く2つの横方向ガイド面2b、2cを有する。周方向Uに連続的に配置される2つのガイドセグメント2aの対向するガイド面2b、2cは、平行に延びる2つの表面を形成し、2つの表面の間には、各場合に、幅広のシールセグメント3d、又は、図8に示されているような幅狭のシールセグメント3eが配置される。
図7は、シールセグメント3の線D−Dに沿う断面を示している。シールセグメント3は、径方向に延びる接続ダクト3f、圧力逃がし溝3g及びばねの凹部3hを備える。
更なる例示的な実施形態が、図12には上面図で、図13には線E−Eに沿う断面で示されている。ベースリング2kにわたって中心軸線Mの方向に突出する8つのガイドセグメント2aがベースリング2kに沿って配置され、周方向Uに連続的に配置されるガイドセグメント2aは、各場合に、45度だけオフセットして配置される。各ガイドセグメント2aは、先端部2gに45度の角度で開く2つの横方向ガイド面2b、2cを有する。周方向Uに連続的に配置される2つのガイドセグメント2aの対向するガイド面2b、2cは、平行に延びる2つの表面を形成し、距離D2だけ相互に離間され、2つの表面の間には、各場合に、シールセグメント3が配置される。図12に示されている保持リング2の場合、全てのシールセグメント3は好ましくは同一に構成される。
本発明によるシールリング1は、周方向Uに離間して配置される少なくとも4つのシールセグメント3、有利には4つ、6つ又は8つのシールセグメント3、及び、シールセグメント3間に周方向Uに配置される対応する4つ、6つ又は8つのガイドセグメント2aを備える。全てのシールセグメント3は有利には、周方向Uに同じ幅3lを有し、全てのガイドセグメント2aは周方向Uに同じ幅を有する。シールリング1はまた、奇数の少なくとも5つのシールセグメント3を備え、シールセグメント3間に周方向Uに配置される同じ数のガイドセグメント2aを備えることができる。各ガイドセグメント2aの双方の横方向ガイド面2b、2cが延びる角度は、シールセグメント3の総数、又は、シールセグメント3の総数に対応するガイドセグメント2aの総数に依存する。総数に応じて、角度は90度以下である。4つのシールセグメント3又はガイドセグメント2aの場合、角度は90度である。5つのシールセグメント3又はガイドセグメント2aの場合、角度は72度である。6つのシールセグメント3若しくはガイドセグメント2aの場合、角度は60度であり、又は、8つのシールセグメント若しくはガイドセグメントの場合、45度である。角度は、シールセグメント3又はガイドセグメント2aの数の増大とともに対応してより小さくなる。
図14は、カバーリング5の例示的な実施形態の上面図を示し、図15は、断面線F−Fに沿った断面を示している。カバーリング5は、第1のカバーリング半体5a及び第2のカバーリング半体5bを備え、ピン2lを受け入れる凹部5c、及び、チューブばね6を受け入れる凹部5dも有する。保持リング2は、図3に示されているように、中心軸線Mの方向に突出するピン2lを有することができ、カバーリング5は、突出ピン2lが凹部5c内に突出することでカバーリング5がシールリング1に対して規定の位置をとるように、シールリング1上に横方向に配置される。
更なる有利な構造では、少なくとも2つのシールセグメント3は、周方向Uに連続的に配置されるシールセグメント3が中心軸線Mの方向にオフセット値2hだけずらして配置されるように、シールリング1に配置される。図16は、そのような構成の2つの例示的な実施形態の斜視図を示し、図17は断面を示している。図16では、ベースリング2kは、双方の幅広のシールセグメント3dが径方向Rに変位可能に取り付けられるガイド面2mを形成する。保持リング2は、双方のガイドセグメント2a間に、ガイド面2nを有するベース部分2iを有し、ベース部分2iの高さはオフセット値2hに対応する。幅狭のシールセグメント3eは、ガイド面2nに径方向Rに変位可能に取り付けられ、それによって、幅狭のシールセグメント3e及び幅広のシールセグメント3dは、中心軸線Mの方向にオフセット2hだけ変位して配置される。オフセット値2hを有する1つの特に有利な構成が図17に示されている。図17による断面は、ガイド面2mを有するベースリング2k、及び、ガイド面2nを有するベース部分2iを示しており、それによって、ガイド面2m、2nは、中心軸線Mの方向にオフセット値2hだけ離間して配置される。示されている例示的な実施形態では、オフセット値2hは、幅広のシールセグメント3dの軸方向の幅3kほどの幅である。シールセグメント3d、3eは、径方向Rに変位可能に取り付けられる。幅狭のシールセグメント3eは、ガイド面2nの幅よりも大きい周方向Uの幅3lを有し、その結果、双方のシールセグメント3d、3eが、左及び右に交差点3nを有し、交差点3nにおいて、双方のシールセグメント3d、3eの部分が、中心軸線Mの方向に重ねて配置される。そのような交差点3nは、軸方向Mに改善されたシールの利点を有する。1つの有利な構造では、周方向Uに連続的に配置される少なくとも2つのシールセグメント3は互いに部分的に重なる。オフセット値2hは、有利には、少なくともシールセグメント3の軸方向の幅3kと同じ大きさである。しかし、オフセット値2hは、軸方向の幅3kよりも大きいか又は小さいものとすることもできる。
図19は、能動的に作動可能なシールセグメント3を有するシール構造10の縦断面を示している。示されている例示的な実施形態では、保持リング2はL字形であるように構成されており、シールセグメント3の位置を径方向Rに作動し、その結果として、シールセグメント3の面側3aとピストンロッド4の表面4aとの間に形成されるシール隙間43の幅を調整するために、シールセグメント3と保持リング2との間に径方向に、駆動手段12、例えば圧電性結晶が配置される。駆動手段12は、送電線12aを介して作動装置12bに接続される。1つの有利な構造では、例えばシールセグメント3内に配置されるセンサ12cが更に設けられ、センサ12cも、信号を伝えるように、例えば線12dを介して作動装置12bに接続され、それによって、シール表面3aとピストンロッド4の表面4aとの間の距離を制御することが可能な制御回路が形成される。この距離は、有利には、シール表面3aが表面4aにほとんど又は全く接触しないように制御される。1つの有利な構造では、駆動手段12は、シールリング1のそれぞれのシールセグメント3に設けられ、それによって、各シールセグメント3を好ましくは径方向Rに個々に変位可能に作動することもできる。1つの有利な構造では、センサ12cはまた、各シールセグメント3の隙間の幅34を個々に作動するために、各シールセグメント3に設けられる。
本発明によるシールセグメント3は、有利には、ピストンコンプレッサの軸方向4bに延びるピストンロッド4をシールするシール構造10において用いられる。そのようなシール構造10は、少なくとも1つのパッキン室11を備え、パッキン室11は、第1の側壁11a及び第2の側壁11bによって軸方向4bに画定され、少なくとも1つのシールリング1がパッキン室11に配置される。シール構造は通常、各場合にシールリング1が配置される軸方向に離間する複数のパッキン室11を備える。各シールリング1にカバーリング5を設けることも有利であることが分かり、カバーリング5は、軸方向にシールリング1の直接的に隣に配置される。
先端部2gの図18に示されている構成は、好ましくは内径M1への10分の1ミリメートル〜10分の数ミリメートルの小さい距離D1において、周方向Uに連続的に配置される2つのシールセグメント3が、内径M1と先端部3gとの間の領域において互いに接触することができ、それによって、シールセグメント3が、必要に応じて相互の接点の領域において僅かに撓むという結果を有する。これは、シールセグメントが、先端部3gの領域において軸方向に特に良好なシール作用を生成するという結果を有する。更なる有利な実施形態では、先端部2gは、内径M1と面一に配置され、すなわち距離D1はゼロである。この構造は、シールセグメント3が、先端部3gの後、すなわち隙間2fの領域において径方向Rに互いに接触することができるという利点も有する。この相互の接触は、隙間2fが軸方向4bにこの地点において特に良好にシールされるという結果を有する。図2から、シールセグメント3がこの地点において比較的幅狭の端部縁3nを有することができることが明らかであり、この端部縁3nは、比較的小さい力で弾性変形又は塑性変形することができ、これは、隙間2fの、先端部3gの正面に直接的に位置付けられる領域が、好ましくはこの領域において弾性変形又は塑性変形するシールセグメント3によってシールされるという結果を有する。これは、隙間2fが先端部2gの直接的に正面の領域においてシールされるという結果を有するが、先端部2g自体はシールセグメント3を有せず、先端部2gはピストンロッド4の表面4aまで常に小さい距離を有する。
示されている例示的な実施形態では、シールセグメントガイド面3b及び横方向ガイド面2b、2cは平坦な表面として常に示されている。しかし、これらの表面は、複数の可能な形態で構成することができ、これらの形態は、シールセグメント3が径方向Rに変位可能であるように保持リング2に取り付けられるよう構成されなければならない。図20及び図21は、例として、ガイドセグメント2a及びシールセグメント3の相互のガイド面の2つの可能な構造を示している。これらの構造は、径方向Rへの移動のみが可能であり、中心軸線Mの方向への移動は排除されるように、シールセグメント3がガイドされるという利点を有する。
シール構造の縦断面図である。 シールリングの第1の例示的な実施形態を示す図である。 シールリングの第2の例示的な実施形態の上面図である。 図3の線A−Aに沿った断面図である。 シールセグメントの上面図である。 図5によるシールセグメントの側面図である。 図5によるシールセグメントの線B−Bに沿った断面図である。 更なるシールセグメントの上面図である。 シールリングの第3の例示的な実施形態の上面図である。 図9の線C−Cに沿った断面図である。 図8の線D−Dに沿った断面図である。 シールリングの第4の例示的な実施形態の上面図である。 図12の線E−Eに沿った断面図である。 カバーリングの上面図である。 図14によるカバーリングの線F−Fに沿った断面図である。 シールリングの第5の例示的な実施形態を示す図である。 シールリングの第6の例示的な実施形態の断面図である。 ガイドリングの切り欠き部の上面図である。 能動的に作動可能なシールセグメントを有するシール構造の縦断面図である。 ガイドセグメント及びシールセグメントの相互のガイド面の2つの可能な 構造を示す図である。 ガイドセグメント及びシールセグメントの相互のガイド面の2つの可能な 構造を示す図である。
原則として、図面における同一の部分には同一の参照符号が設けられる。
図1は、ピストンロッド4をシールするシール構造10の縦断面を示しており、ピストンロッド4は、ピストンコンプレッサの軸方向4bに振動する。そのような構成10は好ましくは、各場合に第1の側壁11a及び第2の側壁11bを有する、軸方向4bに連続的に配置される複数のパッキン室11を備え、シールリング1が各パッキン室11内に配置される。パッキン室11内のガス圧は、シールリング1を介して、より高い圧力P1からより低い圧力P2に低下する。この圧力の低下は、特に、シールセグメント3の面側3aとピストンロッド4の表面4aとの間に形成されるシール隙間43の上で行われる。本発明によるシールリング1は、例示的な実施形態において図2に示されているように、360度にわたって延びるとともに円形の内径M1及び中心軸線Mを有する保持リング2を備え、保持リング2において径方向に中心軸線Mに向かって変位可能に取り付けられる複数のシールセグメント3を備える。保持リング2は、一体的に構成され、360度の円周角に沿って接合部を有することなく延びる。図1から明らかなように、内径M1は、ピストンロッド4の外径よりも大きいように構成されており、それによって、保持リング2とピストンロッド4との間に隙間2fが形成される。シールセグメント外面3cに存在するより高い圧力P1の結果として、中心軸線Mの方向に変位可能に取り付けられるシールセグメント3は、その面側3aを介して、接触力3mによって、ピストンロッド4の表面4aに押される。ピストンロッド4の移動によって、シールセグメント3の面側3aにおける摩耗が生じる。能動的な接触力3m、及び、中心軸線Mに向かって変位可能に取り付けられるシールセグメント3の性質は、必要に応じてシールセグメント3のほぼ全体がなくなるまで、シール隙間43が確実にシールされたままであるという結果を有する。本発明によるシールリング3はしたがって、必要に応じてシールセグメント3全体がなくなるまで、長期にわたって信頼性の高い一定のシール作用を有する。シールセグメント3は、その周方向Uにおいて、面側3aの材料の除去が不均一には生じないか又は最小限に不均一にしか生じず、それによって、シール隙間43の漏れ断面、したがってシール隙間43のシール作用が、シールセグメント3の全体的な摩耗経路にわたって変化しないか又は目立たない小さい程度までしか変化しないという利点を有する。シールリング1は、シールセグメント3が、弾性変形及び/若しくは塑性変形しないか、又は、最小限にしか変形しないという利点を更に有し、これは、シール隙間43の漏れ断面、したがってシール隙間43のシール作用が、シールセグメント3の全体的な摩耗経路にわたって変化しないか又は目立たない小さい程度までしか変化しないという結果を更に有する。本発明によるシールリング1はしたがって、長期にわたって信頼性の高いシール作用を有する。
図19は、能動的に作動可能なシールセグメント3を有するシール構造10の縦断面を示している。示されている例示的な実施形態では、保持リング2はL字形であるように構成されており、シールセグメント3の位置を径方向Rに作動し、その結果として、シールセグメント3の面側3aとピストンロッド4の表面4aとの間に形成されるシール隙間43の幅を調整するために、シールセグメント3と保持リング2との間に径方向に、駆動手段12、例えば圧電性結晶が配置される。駆動手段12は、送電線12aを介して作動装置12bに接続される。1つの有利な構造では、例えばシールセグメント3内に配置されるセンサ12cが更に設けられ、センサ12cも、信号を伝えるように、例えば線12dを介して作動装置12bに接続され、それによって、シール表面3aとピストンロッド4の表面4aとの間の距離を制御することが可能な制御回路が形成される。この距離は、有利には、シール表面3aが表面4aにほとんど又は全く接触しないように制御される。1つの有利な構造では、駆動手段12は、シールリング1のそれぞれのシールセグメント3に設けられ、それによって、各シールセグメント3を好ましくは径方向Rに個々に変位可能に作動することもできる。1つの有利な構造では、センサ12cはまた、各シールセグメント3のシール隙間43幅を個々に作動するために、各シールセグメント3に設けられる。
先端部2gの図18に示されている構成は、好ましくは内径M1への10分の1ミリメートル〜10分の数ミリメートルの小さい距離D1において、周方向Uに連続的に配置される2つのシールセグメント3が、内径M1と先端部2gとの間の領域において互いに接触することができ、それによって、シールセグメント3が、必要に応じて相互の接点の領域において僅かに撓むという結果を有する。これは、シールセグメントが、先端部2gの領域において軸方向に特に良好なシール作用を生成するという結果を有する。更なる有利な実施形態では、先端部2gは、内径M1と面一に配置され、すなわち距離D1はゼロである。この構造は、シールセグメント3が、先端部2gの後、すなわち隙間2fの領域において径方向Rに互いに接触することができるという利点も有する。この相互の接触は、隙間2fが軸方向4bにこの地点において特に良好にシールされるという結果を有する。図2から、シールセグメント3がこの地点において比較的幅狭の端部縁3nを有することができることが明らかであり、この端部縁3nは、比較的小さい力で弾性変形又は塑性変形することができ、これは、隙間2fの、先端部2gの正面に直接的に位置付けられる領域が、好ましくはこの領域において弾性変形又は塑性変形するシールセグメント3によってシールされるという結果を有する。これは、隙間2fが先端部2gの直接的に正面の領域においてシールされるという結果を有するが、先端部2g自体はシールセグメント3を有せず、先端部2gはピストンロッド4の表面4aまで常に小さい距離を有する。

Claims (15)

  1. ピストンロッド(4)をシールするシールリング(1)であって、円形の内径(M1)及び中心軸線(M)を有する、360度にわたって延びる一体的な保持リング(2)を備え、該中心軸線(M)に対して径方向に変位可能であるように保持リング(2)に取り付けられる複数のシールセグメント(3)を備え、各シールセグメント(3)は、中心軸線(M)に向かって位置合わせされるとともに前記中心軸線(M)に対して前記周方向(U)に湾曲して延びるシール表面(3a)を有し、各シールセグメント(3)は、相互に平行に延びる2つの横方向シールセグメントガイド面(3b)を有し、前記シール表面(3a)は両側に位置する前記2つのシールセグメントガイド面(3b)のうちの一方において終端し、前記保持リング(2)は、前記周方向(U)に相互に離間して配置される複数のガイドセグメント(2a)を備え、前記周方向(U)に連続する2つのガイドセグメント(2a)の各々は、ガイド面(2b、2c)を有し、該ガイド面(2b、2c)は、互いに向かい合って平行に延びかつ相互に離間して配置され、該ガイド面(2b、2c)は、前記シールセグメント(3)がシールセグメントガイド面(3b)を介して前記2つの横方向ガイド面(2b、2c)においてガイドされて前記径方向(R)に変位可能に取り付けられるように構成されており、ガイドセグメント(2a)及びシールセグメント(3)は、前記周方向(U)に連続的に配置される、シールリング。
  2. 前記ガイドセグメント(2a)は、前記中心軸線(M)の方向に先端部(2g)において終端することを特徴とする、請求項1に記載のシールリング。
  3. 前記先端部(2g)は、前記中心軸線(M)の方向に前記内径(M1)と面一に延びることを特徴とする、請求項2に記載のシールリング。
  4. 前記先端部(2g)は、前記内径(M1)から0.4mmの距離以下、好ましくは0.2mmの距離以下だけ前記径方向(R)に離間していることを特徴とする、請求項2に記載のシールリング。
  5. 各ガイドセグメント(2a)の前記横方向ガイド面(2b、2c)は、最大で90度の角度で延びることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシールリング。
  6. 前記シールリングは、偶数、但し少なくとも4つのシールセグメント(3)を備えること、及び、前記シールリングは、前記シールセグメント(3)間に前記周方向(U)に配置される同数のガイドセグメント(2a)を備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシールリング。
  7. 前記シールリングは、奇数、但し少なくとも5つのシールセグメント(3)を備えること、及び、前記シールリングは、前記シールセグメント(3)間に前記周方向(U)に配置される同数のガイドセグメント(2a)を備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシールリング。
  8. 全ての前記シールセグメント(3)は、前記周方向(U)に同じ幅を有し、全ての前記ガイドセグメント(2a)は、前記周方向(U)に同じ幅を有することを特徴とする、請求項6又は7に記載のシールリング。
  9. 前記中心軸線(M)に関して互いに対向して配置される2つのシールセグメント(3)は、前記周方向(U)に同じ幅を有し、前記周方向(U)に連続的に配置されるシールセグメント(3)は、前記周方向(U)に異なる幅を有することを特徴とする、請求項6に記載のシールリング。
  10. 前記周方向(U)に連続的に配置されるシールセグメント(3)は、前記中心軸線(M)の方向にオフセット値(2h)だけずらして配置されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のシールリング。
  11. 前記オフセット値(2h)は、少なくとも前記シールセグメント(3)の軸方向の幅(3k)と同じ大きさであることを特徴とする、請求項10に記載のシールリング。
  12. 前記シールセグメント(3)のうちの少なくとも1つは、前記周方向(U)に隣接して配置されるシールセグメント(3)を部分的に覆うことを特徴とする、請求項10に記載のシールリング。
  13. 前記シールリングは、少なくとも1つのシールセグメント(3)を前記径方向(R)に位置決めするように構成及び配置される少なくとも1つの駆動装置(12)を備えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のシールリング。
  14. 各シールセグメント(3)には、各シールセグメント(3)の位置に個々に影響を与えるように駆動装置(12)が割り当てられることを特徴とする、請求項13に記載のシールリング。
  15. ピストンコンプレッサの軸方向(4b)に延びるピストンロッド(4)をシールするシール構造(10)であって、少なくとも1つのパッキン室(11)を備え、該パッキン室(11)は、第1の側壁(11a)及び第2の側壁(11b)によって前記軸方向(4b)に画定され、少なくとも1つのシールリング(1)が前記パッキン室(11)に配置される、シール構造。
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