JP2017228829A - 撮像素子、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置 - Google Patents

撮像素子、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】単位画素に複数の受光素子を有する場合に、出力される信号の量を低減する。【解決手段】撮像素子は複数の受光素子を備える単位画素200を有し、これら単位画素が2次元マトリックス状に配列されている。撮像素子は第1の方向に沿って配置された第1の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第1の信号および第2の信号を得るとともに、第1の方向に交差する方向に配置された第2の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第3の信号および第4の信号を得て、第1の駆動モードが設定されると、第1の信号、第2の信号、第3の信号、および第4の信号のうち3つの信号を、撮像面位相差AF制御を行う際の像信号として出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、撮像素子、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置に関し、特に、撮像光学系を介して光を瞳分割で受光する撮像素子に関する。
デジタルカメラなどの撮像装置において、撮像素子(以下固体撮像素子ともいう)に焦点検出用画素を配置して、自動焦点調節(以下AFという)の1つである所謂撮像面位相差AFを行うようにしたものがある。この撮像面位相差AFでは、撮像素子に撮像光学系の瞳を分割して受光する複数の受光素子を配置して、当該受光素子で得られた像信号に基づいてAFが行われる。
撮像面位相差AFを行うために用いられる固体撮像素子として、例えば、単位画素に複数の受光素子を配置して、瞳領域が分割された光をこれら受光素子で光電変換するものが知られている。なお、このような撮像素子では、複数の受光素子から読み出した像信号を加算して撮影画像とすることも行われている。
ところで、一般に単位画素は2つの受光素子を備えているが、単位画素が多数の受光素子を有する撮像素子が知られている。例えば、単位画素が4つの受光素子を有する撮像素子がある(特許文献1参照)。特許文献1に記載の撮像素子では、瞳領域を水平および垂直方向に分割するように受光素子が配されている。このため、縦線および横線の双方の検知が可能となって、撮像面位相差AFを行うための被写体を増やすことができるばかりでなく、その精度を向上させることができる。
さらに、各受光素子の出力である像信号を用いて、画像生成の際に用いる画素配列を再構成して、合焦状態にある画像を生成するようにしたものがある(特許文献2参照)。
特開2013−4635号公報 特開2009−105717号公報
ところで、単位画素に複数の受光素子を配置する際には、単位画素に1つの受光素子を配置する場合に比べて、同一の画素数の画像を得るために読み出す受光素子の数が非常に多くなる。撮像面位相差AFを行う場合には、単位画素毎に複数の受光素子から像信号を読み出すことが必要となって、撮像素子から読み出す信号の量が増大する。また、撮像面位相差AFを行わない場合においても、単位画素毎に複数の受光素子から像信号を個別に読み出すと、不要に信号の量が増加してしまう。
従って、本発明の目的は、単位画素に複数の受光素子を有する場合に、出力される信号の量を低減することができる撮像素子、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像素子は、複数の受光素子を備える単位画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子であって、第1の方向に配置された第1の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第1の信号および第2の信号を得るとともに、前記第1の方向に交差する第2の方向に配置された第2の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第3の信号および第4の信号を得る混合手段と、第1の駆動モードが設定されると、前記第1の信号、前記第2の信号、前記第3の信号、および前記第4の信号のうち3つの信号を、撮像面位相差AF制御を行う際の像信号として出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、単位画素に複数の受光素子を有する場合に、撮像素子の出力である信号の量を低減することができる。
本発明の第1の実施形態による撮像素子が用いられた撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示す撮像素子の構成についてその一例を示す図である。 図2に示す単位画素の構成についてその一例を示す図である。 図2に示す撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。 図2に示す撮像素子を第2の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態による撮像素子の構成についてその一例を示す図である。 図6に示す単位画素の構成についてその一例を示す図である。 図6に示す増幅回路の構成についてその一例を示す図である。 図6に示す撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態による撮像素子の構成についてその一例を示す図である。 図10に示す単位画素の構成についてその一例を示す図である。 図11に示す単位画素と垂直出力線との接続関係を説明するための図である。 図10に示す撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。 図10に示す撮像素子を第2の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。 本発明の第4の実施形態による撮像素子の構成についてその一例を示す図である。 図15に示す単位画素の構成についてその一例を示す図である。 図15に示す撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際の一例を示すタイミングチャートである。 図15に示す撮像素子を第2の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。 図15に示す撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際の他の例を示すタイミングチャートである。 本発明の第5の実施形態による撮像素子が用いられたカメラにおける焦点調節を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態による撮像素子の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像素子が用いられた撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の撮像装置は、例えば、デジタルカメラ(以下カメラと呼ぶ)であり、固体撮像素子(以下単に撮像素子という)100を有している。図示の例では、撮像素子100として、CMOSイメージセンサーが用いられる。
撮影レンズユニット(以下撮影レンズと呼ぶ)101を介して光学像が撮像素子100に結像する。撮像素子100は光学像に応じた画像信号(電気信号)を出力する。レンズ駆動部102は、全体制御演算部104の制御下で、撮影レンズ101の焦点制御を行う。信号処理部103は、撮像素子100の出力である画像信号について補正処理、並び替え、さらには後述する混合信号から他の混合信号を生成して画像データとして全体制御演算部104に出力する。
全体制御演算部104は、画像データに対して補正処理を行うとともに、現像処理を行う。さらに、全体制御演算部104はカメラ全体の制御を行う。全体制御演算部104はメモリ部105に画像データを一時的に記憶する。また、全体制御演算部104は表示部106に、各種情報および画像データに応じた画像を表示する。さらに、全体制御演算部104は、記録部107に画像データを書き込むとともに、記録部107に記録された画像データを読み出す。なお、記録部107はカメラに着脱可能であり、記録部107として、例えば、半導体メモリが用いられる。
操作部108はユーザーによって操作され、全体制御演算部104は操作部108の操作に応じてカメラを制御する。
図2は、図1に示す撮像素子の構成についてその一例を示す図である。
撮像素子100は、複数の単位画素200を備えており、これら単位画素200は2次元マトリックス状に配列されている。単位画素200の各々は撮像素子100に結像した光学像に応じた電気信号を垂直出力線201に出力する。なお、単位画素200の詳細な構成については後述する。
垂直出力線201は列毎に単位画素200に共通に接続されており、単位画素200の出力である電気信号を行毎に後段に送る。電流源202は負荷として垂直出力線201に接続される。ンプルホールド回路(以下S/H回路という)203は容量およびスイッチを備えており、垂直出力線201に出力された電気信号を保持する。これによって、後段のAD変換回路204においてAD変換が行われている際に、次の行の単位画素200から電気信号を出力することが可能となる。
図示のAD変換回路204は、シングルスロープ型であり、コンパレータ(COMP)およびカウンタを備えている。AD変換回路204はRAMP生成回路205から出力されるRAMP信号とS/H回路203に保持された電気信号とを比較する。そして、AD変換回路204はこれら信号の大小関係が変化するタイミングでカウンタを停止させてAD変換を行う。
RAMP生成回路205は電流源および容量を有し、所定の速さで電位が上昇又は下降するRAMP信号を出力する。メモリ回路206はAD変換回路204の出力であるデジタル信号を保持するととともに、減算回路(図示せず)によって減算処理を行う。そして、演算回路207はメモリ回路206に保持されたデジタル信号の加算を行うか否かを選択して、デジタル信号を水平転送部208に出力する。
水平転送部208は水平走査回路211によって制御され、各列の演算回路207から出力されたデジタル信号を順次出力回路209に送る。出力回路209は水平転送部208から送られたデジタル信号を撮像素子100の外部に出力する。
垂直走査回路210は、駆動信号線に単位画素200を駆動する駆動信号であるφRES、φTX_A、φTX_B、φTX_C、φTX_D、およびφSELを出力する。駆動信号線は行毎に配置されている。ここでは、n(nは1以上の整数)行目に出力される駆動信号に添え字_nを付してRES_n、φTX_A_n、φTX_B_n、φTX_C_n、φTX_D_n、およびφSEL_nとする。なお、水平走査回路211は水平転送部208を制御する。
図3は、図2に示す単位画素の構成についてその一例を示す図である。
図示の単位画素200は、受光素子であるフォトダイオード(以下PDという)300A、300B、300C、および300Dを有している。これらPD300A、300B、300C、および300Dは行方向(水平方向)に沿って配置されるとともに、水平方向に交差する方向(列方向又は垂直方向)に配置されている。そして、これらPD300A〜300Dを覆うようにして、マイクロレンズ(以下MLという)301が配置されている。図示の例では、PD300A〜300DはML301で覆われた領域を2×2分割するように配置されている。これによって、PD300A〜300Dにはそれぞれが射出瞳領域において互いに異なる領域を通過した光が入射する。その結果、互いに異なる射出瞳領域における光学像を光電変換した得られた像信号を比較すれば、焦点検出を行うことが可能である。
転送トランジスタ(以下TXという)302APD300Aに蓄積された電荷を電荷電圧変換部であるフローティングディフュージョン(以下FDという)303に転送する。TX302BはPD300Bに蓄積された電荷をFD303に転送し、TX302CはPD300Cに蓄積された電荷をFD303に転送する。また、TX302DはPD300Dに蓄積された電荷をFD303に転送する。
複数のPD300A〜300Dに対して1つのFD303を有することによって、時分割で個別に読み出しを行うことができる。そして、FD303において電荷を混合することが可能であるので、FD303を複数のPD300A〜300Dの電荷を混合して電圧信号を生成する混合部として用いることができる。
リセットトランジスタ(以下RESという)304はFD303の電荷を排出して、FD303の電位をリセットする。ソースフォロワ型アンプである増幅トランジスタ(以下SFという)305はFD303の電位に応じた電圧信号を垂直出力線201に出力する。選択トランジスタ(以下SELという)306はFD303と垂直出力線201との間に接続され、SF305を選択的に垂直出力線201に接続する。
TXD302A〜302Dはそれぞれ転送信号φTX_A〜φTX_Dによってオンオフ制御される。RES304はリセット信号φRESによって制御され、SEL306は選択信号φSELにより制御される。
図4は、図2に示す撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。また、図5は図2に示す撮像素子を第2の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。なお、第1の駆動モードは撮像面位相差AF制御(以下単に撮像面位相差AFという)を行う際の駆動モードであり、第2の駆動モードは撮像面位相差AFを行わずに撮影画像を生成する際の読み出しモードである。
まず、ここでは、図4および図5に示すタイミングチャートの概要、そして、当該タイムチャートに示す記号について説明する。
図示のタイミングチャートにおいては、1行目から2行目までの単位画素200の駆動が示されており、当該駆動を行数に応じて繰り返し行うことによって、全ての単位画素200の読み出しを行うことができる。
φRES,φTX_A〜φTX_D、およびφSELはそれぞれ対応する行の駆動信号を示し、φS/HはS/H回路203に備えられたスイッチを駆動する信号を示す。そして、S/H回路203は、駆動信号φS/Hがハイレベル(Hレベル)の期間においてサンプリングを行い、ローレベル(Lレベル)の期間において信号をホールドする。
VrampはRAMP生成回路205から出力されるRAMP信号(比較信号)の電位レベルを示す。垂直出力線は垂直出力線201の電位を破線で示す。AD入力はAD変換回路204に入力されるS/H回路203の出力を示す。COMPはAD変換回路204に備えられたコンパレータ(COMP)の出力を示す。そして、カウンタはAD変換回路204に備えられたカウンタの動作を示す。ここでは、パルスが発生している期間においてカウンタのカウンタ値が増加する。
水平走査信号は、水平走査回路211の動作を示し、パルスに応じてメモリ回路206から出力される列の信号が切り替わる。そして、切り替えの繰り返しによって全てのメモリ回路206の信号が演算回路207および水平転送部208を介して出力回路209に送られる。なお、Vramp、垂直出力線、AD入力、COMP、およびカウンタについては、1つの列についてその一例が示されている。
図1に示すカメラにおいては、PD300A〜300Dの各々に蓄積された電荷に応じた信号とPD300A〜300Dに蓄積された電荷に応じた信号を混合して得られた混合信号についてAD変換を行う。その際、PD300A〜300Dの信号をそれぞれAS信号、BS信号、CS信号、およびDS信号とする。また、PD300AとPD300Cとの混合信号をA+CS信号とし、同様に、PD300BとPD300Dとの混合信号をB+DS信号とする。
さらに、PD300A〜300Dの電荷を転送する前(リセット後)の状態をN信号として、S信号(AS信号など)からN信号を減算することによって電荷に応じた信号をより精度よく求めることができる。なお、前述のAS信号、BS信号、A+CS信号、およびB+DS信号などに対応するN信号をそれぞれAN信号、BN信号、A+CN信号、およびB+DN信号などとする。加えて、S信号からN信号を減算して得られた信号をA信号、B信号、A+C信号、およびB+D信号などとする。また、S信号に係るAD変換をS変換、N信号に係るAD変換をN変換とする。
まず、図4を参照して、第1の駆動モードが設定されると、タイミングt401において、リセットφRES_1がLレベルとなって、1行目の単位画素200のFD303のリセットが解除される。同時に選択信号φSEL_1がHレベルとなって、垂直出力線201に1行目のFD303のリセット後の電位に基づく電圧信号(AN信号およびA+CN信号)が出力される。
タイミングt402において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、垂直出力線201の電位のS/Hを開始する。そして、タイミングt403において駆動信号φS/HがLレベルとなって、S/H回路203は垂直出力線201の電位をホールドする。これによって、1行目のAN信号のS/Hが完了する。
タイミングt404〜t406において、S/H回路203に保持された1行目のAN信号がN変換される。タイミングt404においては、RAMP生成回路205からRAMP信号が出力される。そして、AD変換回路204のカウンタのカウント値が増加する。その後、VrampとAD入力の電位との大小関係が変化するタイミングでAD変換回路204においてCOMP出力が反転してLレベルとなる。AD変換回路204はCOMP出力の反転によってカウンタの動作を停止する。これによって、FD303のリセット後における電位に応じた電圧信号(AN信号、A+CN信号)が、デジタル信号に変換される。
タイミングt406においては、RAMP生成回路205はRAMP信号を停止して、AN信号のN変換を終了する。N変換されたAN信号はメモリ回路206に一時的に保持される。
なお、タイミングt405においては、転送信号φTX_A_1がHレベルとなって、1行目のPD300Aに蓄積された電荷がFD303に転送される。FD303ではPD300Cに蓄積された電荷に応じてその電位が低下する。これによって、垂直出力線301の電位は、リセット後の電位から、電荷に応じて電位が低下した電位(AS信号)となる。
タイミングt407〜t408においては、駆動信号φS/Hがハイレベルとなって、1行目のAS信号に対してS/Hが行われる。タイミングt409〜t411においては、S/H回路203に保持されたAS信号がS変換される。そして、S変換されたAS信号からAN信号を減算した得られた信号がA信号としてメモリ回路206に保持される。
タイミングt410では、転送信号φTX_C_1がHレベルとなって、1行目のPD300Cに蓄積された電荷がFD303に転送される。FD303にはPD300Aで蓄積された電荷が既に転送されており、新たに転送されたPD300Cの電荷と混合される。これによって、垂直出力線201の電位はA+CS信号となる。タイミングt412〜t413においては、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+CS信号に対してS/Hが行われる。
タイミングt414〜t415においては、S/H回路203に保持された1行目のA+CS信号がS変換される。S変換されたA+CS信号からA+CN信号を減算して得られた信号がA+C信号としてメモリ回路206に保持される。なお、タイミングt414において、リセット信号φRES_1がHレベルとなって、読み出し中の行の単位画素200のFD303がリセットされた状態となる。
タイミングt416においては、リセット信号φRES_1がLレベルとなって、FD303のリセットが解除される。これによって、垂直出力線201には1行目のFD303のリセット後の電位に応じた信号(BN信号、B+DN信号)が出力される。
タイミングt417〜t418においては、駆動信号φS/Hがハイレベルとなって、1行目のBN信号に対してS/Hが行われる。タイミングt419〜t421においては、S/H回路203に保持された1行目のBN信号がN変換される。そして、N変換されたBN信号はメモリ回路206に一時的に保持される。なお、タイミングt420において、転送信号φTX_B_1がHレベルとなって、1行目のPD300Bに蓄積された電荷がFD303に転送される。これによって、垂直出力線201の電位はBS信号となる。
タイミングt422〜t423においては、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のBS信号に対してS/Hが行われる。タイミングt424〜t426においては、S/H回路203に保持された1行目のBS信号がS変換される。S変換されたBS信号からBN信号を減算して得られた信号がB信号としてメモリ回路206に保持される。なお、タイミングt425において、転送信号φTX_D_1がHレベルとなって、1行目のPD300Dに蓄積された電荷がFD303に転送される。これによって、垂直出力線201の電位はB+DS信号となる。
タイミングt427〜t428においては、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のB+DS信号に対してS/Hが行われる。タイミングt429〜t430においては、S/H回路203に保持された1行目のB+DS信号がS変換される。S変換されたB+DS信号からB+DN信号を減算して得られた信号がB+D信号としてメモリ回路206に保持される。なお、タイミングt429において、リセット信号φRES_1がHレベルとなって、FD303がリセット状態となる。また、選択信号φSEL_1がLレベルとなって、1行目の単位画素200が垂直出力線201から切り離される。
タイミングt431〜t462において、メモリ回路206に保持された信号が出力回路209に順次転送されて撮像素子から出力される。この際、A信号およびB信号は演算回路207において加算されて、A+B信号として出力回路209に転送される。一方、A+C信号およびB+D信号はそのまま出力回路209に転送される。
タイミングt432〜t463において、1行目の信号が撮像素子から出力されるのと並行して、1行目と同様にして2行目の単位画素200の読み出しが行われる。2行目以降において、タイミングt431〜t463における駆動制御が繰り返し行われる。これによって、図2に示す撮像素子において撮像面位相差AFを行うための第1の駆動モードが行われる。
上述のようにして、撮像素子100からA+C信号、A+B信号、およびB+D信号を出力する。そして、信号処理部103又は全体制御演算部104によってA+C信号とB+D信号とを加算して撮影画像として用いるA+B+C+D信号を生成する。さらに、A+B+C+D信号からA+B信号を減算してC+D信号を生成する。つまり、A+C信号とB+D信号とによって単位画素200のPDを模擬的に横に2分割した縦線検出用信号が得られる。また、A+B信号とC+D信号とによって単位画素200のPDを模擬的に縦に2分割した横線検出用信号が得られる。そして、撮影画像として用いるA+B+C+D信号を得ることができる。
続いて、図5を参照して、タイミングt501において、リセット信号φRES_1がLレベルとなって、1行目の単位画素200のFD303のリセットが解除される。さらに、選択信号φSEL_1がHレベルとなって、垂直出力線201には1行目のFD303のリセット後の電位に応じた信号(A+B+C+DN信号)が出力される。
タイミングt502〜t503において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+B+C+DN信号に対してS/Hが行われる。タイミングt504〜t506において、S/H回路203に保持された1行目のA+B+C+DN信号がN変換される。N変換されたA+B+C+DN信号はメモリ回路206に一時的に保持される。なお、タイミングt505においては、転送信号φTX_A_1、φTX_B_1、φTX_C_1、およびφTX_D_1がHレベルとなる。これによって、1行目のPD300A〜300Dに保持された電荷がそれぞれFD303に転送される。そして、PD300A〜300Dに蓄積された電荷がFD303で混合されて、垂直出力線201の電位はA+B+C+DS信号となる。
タイミングt507〜t508において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+B+C+DS信号に対してS/Hが行われる。タイミングt509〜t510において、S/H回路203に保持された1行目のA+B+C+DS信号がS変換される。S変換されたA+B+C+DS信号からA+B+C+DN信号が減算されて、A+B+C+D信号としてメモリ回路206に保持される。なお、タイミングt509においては、リセット信号φRES_1がHレベルとなって、1行目の単位画素200のFD303がリセット状態となる。また、選択信号φSEL_1がLレベルとなって、1行目の単位画素200が垂直出力線201から切り離される。
タイミングt511〜t521において、メモリ回路206に保持された信号が出力回路209に順次転送されて撮像素子から出力される。この際、演算回路207においては処理が行われず、A+B+C+D信号はそのまま出力回路209に転送される。
タイミングt512〜t522において、1行目の信号が撮像素子から出力されるのと並行して、1行目と同様の駆動制御が、2行目の単位画素200に対して行われる。2行目以降においては、タイミングt511〜t522の駆動制御が繰り返し行われる。これによって、図2に示す撮像素子において、撮像面位相差AFを行うことなく、高速に撮像素子から信号を出力することができる。
上述のように、撮像面位相差AFを行う際に必要な縦線検出用信号、横線検出用信号、および撮影画像用信号を出力する際、単位画素の全てのPDについてそれぞれ信号を出力する場合に比べて、出力する信号量を低減することができる。
なお、上述の例では、A+C信号およびB+D信号をFD303における混合によって得るようにしたが、例えば、A信号、B信号、C信号、およびD信号の各々についてAD変換を行って、演算回路207において混合するようにしてもよい。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態による撮像素子の一例について説明する。なお、第2の実施形態による撮像素子が用いられるカメラの構成は、図1に示すカメラと同様である。
図6は、本発明の第2の実施形態による撮像素子の構成についてその一例を示す図である。
図示の撮像素子では、1列当りに垂直出力線601およびその対応する電流源602が4つ配置されている。さらに、垂直出力線601とS/H回路604との間には増幅回路603が配置されている。S/H回路604、AD変換回路605、およびメモリ回路607は列毎に3つ配置され、演算回路が備えられていない。なお、単位画素600および増幅回路603については後述する。
単位画素600を制御する駆動信号線は1行当りにφRES、φTX、およびφSELの3本が配置されている。ここでは、n行目に接続される駆動信号線を、添え字_nを付して、φTX_n、φRES_n、およびφSEL_nとする。
単位画素600は垂直出力線601−1〜601−4に信号を出力する。同一の列に配置される垂直出力線601−1〜601−4は、共通の増幅回路603に接続される。増幅回路603は垂直出力線601−1〜601−4の信号を、組み合わせを異ならせて混合して3つの混合信号を生成する。増幅回路603の出力である混合信号は、異なるS/H回路604、AD変換回路605、およびメモリ回路607で並列に処理される。
図7は、図6に示す単位画素の構成についてその一例を示す図である。
図示の単位画素600は、図3に示す単位画素と比べて、PD毎にTX、FD、RES、SF、およびSELが備えられている。図示の単位画素では、FD703Aの電位に応じた信号は垂直出力線601−1に出力される。FD703Bの電位に応じた信号は垂直出力線601−2に出力される。そして、FD703Cの電位に応じた信号は垂直出力線601−3に出力され、FD703Dの電位に応じた信号は垂直出力線601−4に出力される。
なお、図示の例では、PD700AにはTX702A、FD703A、RES704A、SF705A、およびSEL706Aが対応する。PD700BにはTX702B、FD703B、RES704B、SF705B、およびSEL706Bが対応する。同様に、PD700CにはTX702C、FD703C、RES704C、SF705C、およびSEL706Cが対応する。そして、PD700DにはTX702D、FD703D、RES704D、SF705D、およびSEL706Dが対応する。
図8は、図6に示す増幅回路603の構成についてその一例を示す図である。
図示の増幅回路603は、増幅器800、入力容量801、帰還容量802、およびクランプ用トランジスタ(以下CLという)803を備えている。図示の例では、列毎に3つの増幅器800BD、800AB、および800ACが備えられている。これら増幅器800BD、800AB、および800ACのマイナス入力端子はそれぞれ入力容量801を介して2本の垂直出力線に接続される。ここでは、増幅器800ACは垂直出力線601−1および601−3に接続され、増幅器800ABは垂直出力線601−1および601−2に接続される。そして、増幅器800BDは垂直出力線601−2および601−4に接続される。
増幅器800BD、800AB、および800ACの各々において、マイナス入力端子と出力端子との間には帰還容量802およびCL803が並列に接続される。増幅器800BD、800AB、および800ACの各々において、プラス入力端子には基準電圧Vclampが接続される。CL803は駆動信号φCLAMPによって制御され、増幅器800BD、800AB、および800ACの各々においてマイナス入力端子の電位をリセットする。
前述のように、増幅器800BD、800AB、および800ACの各々において、マイナス入力端子には入力容量801を介して複数の垂直出力線が接続される。これによって、増幅回路603は、複数の垂直出力線上の信号を権号して混合信号を生成する。
図9は、図6に示す撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。なお、図示の例では、1行目から2行目までの単位画素600の駆動が示されており、当該駆動を行数に応じて繰り返し行うことによって、全ての単位画素600の読み出しを行うことができる。また、前述のように、増幅回路603は反転増幅器を備えているので、RAMP生成回路606の出力である比較信号Vrampは初期電圧から電圧が上昇する信号とすることが望ましい。
タイミングt901において、リセット信号φRES_1がLレベルとなって、1行目の単位画素600のFD703のリセットが解除される。さらに、選択信号φSEL_1がHレベルとなって、垂直出力線601−1〜601−4には1行目のFD703A〜FD703Dの電位に応じた電圧信号が出力される。
タイミングt902において、駆動信号φCLAMPがHレベルとなって、CL803がオンする。これによって、増幅器800のマイナス入力端子と出力端子とが短絡されて、増幅器800のマイナス入力端子の電位が基準電圧Vclampにリセットされる。
タイミングt903〜t904において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、増幅回路603のリセット解除後の信号(1行目のA+CN信号、A+BN信号、およびB+DN信号)に対してS/Hが行われる。タイミングt905〜t906において、S/H回路604に保持された1行目のA+CN信号、A+BN信号、およびB+DN信号がN変換される。N変換されたA+CN信号、A+BN信号、およびB+DN信号はメモリ回路607に一時的に保持される。
なお、タイミングt905においては、転送信号φTX_1がHレベルとなって、1行目のPD700A〜PD700Dに蓄積された電荷がそれぞれ対応するFD703A〜703Dに転送される。これによって、垂直出力線601の電位が変化して、増幅回路603の出力は垂直出力線601の変化量を示す混合信号が増幅された信号である1行目のA+CS信号、A+BS信号、およびB+DS信号となる。
タイミングt907〜t908において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+CS信号、A+BS信号、およびB+DS信号に対してS/Hが行われる。タイミングt909〜t910において、S/H回路604に保持された1行目のA+CS信号、A+BS信号、およびB+DS信号がS変換される。これらS変換された信号からメモリ回路607に保持された1行目のA+CN信号、A+BN信号、およびB+DN信号がそれぞれ減算される。そして、1行目のA+C信号、A+B信号、およびB+D信号がメモリ回路607に保持される。
なお、タイミングt909においては、リセット信号φRES_1がHレベルとなって、1行目の単位画素600のFD703がリセット状態となる。また、選択信号φSEL_1がLレベルとなって、1行目の単位画素600が垂直出力線601から切り離される。
タイミングt911〜t925において、メモリ回路607に保持されたA+C信号、A+B信号、およびB+D信号が順次出力回路609に送られて、撮像素子から出力される。タイミングt914〜t926において、1行目の信号が撮像素子から出力されるのと並行して、1行目と同様の駆動制御が、2行目の単位画素600に対して行われる。
2行目以降については、タイミングt911〜t926における駆動制御が繰り返し行われる。それによって、撮像面位相差AFを行うための第1の駆動モードが行われる。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、信号処理部103又は全体制御演算部104によってA+C信号、A+B信号、およびB+D信号からC+D信号およびA+B+C+D信号を生成することができる。さらに、撮像面位相差AFを行う際に必要な縦線検出用信号、横線検出用信号、および撮影画像用信号を出力する際、単位画素の全てのPDについてそれぞれ信号を出力する場合に比べて、出力する信号量を低減することができる。加えて、信号の混合を、AD変換回路の前段に配置した増幅回路で行うようにしたので、AD変換を行う信号数を低減することができる。
[第3の実施形態]
続いて、本発明の第3の実施形態による撮像素子の一例について説明する。なお、第3の実施形態による撮像素子が用いられるカメラの構成は、図1に示すカメラと同様である。
図10は、本発明の第3の実施形態による撮像素子の構成についてその一例を示す図である。
図示の撮像素子では、1列当りに垂直出力線1001−1〜1001−3およびその対応する電流源1002が3つ配置されている。さらに、第1の実施形態で説明した演算回路および第2の実施形態で説明した増幅回路は備えられておらず、駆動信号線が異なる。また、後述するように、単位画素1000と3本の垂直出力線1001との接続が3パターンあり、当該パターンは6行周期で繰り返される。なお、単位画素1000については後述する。
単位画素1000を制御する駆動信号線は1行当りに1行当たりにφTX、φRES、φSEL1、φSEL2、およびφSEL3の5本が配置されている。ここでは、n行目に接続される駆動信号線を、添え字_nを付して、φTX_n、φRES_n、φSEL1_n、φSEL2_n、およびφSEL3_nとする。
図11は、図10に示す単位画素の構成についてその一例を示す図である。
図示の単位画素1000では、FD毎に2つのSEL1106A−1および1106A−2が配置されている。SEL1106A−1および1106A−2はSF1105Aとは異なる垂直出力線の間に配置されており、FD1103Aの電位に応じた信号を出力する垂直出力線を切り替えられることができる。
図示の例では、後述するように、単位画素1000の備えられたFD1103A〜1103Dのうち異なるFDの電位に応じた信号が同時に同一の垂直出力線に出力される。よって、垂直出力線の電位は複数のFDの電位に応じた混合信号となる。
転送信号TX1102A,TX1102B、TX1102C、およびTX1102Dは共通の駆動信号(転送信号)φTXによって駆動される。また、リセット信号RES1104A、RES1104B、RES1104C、およびRES1104Dは共通の駆動信号(リセット信号)φRESによって駆動される。そして、選択信号SEL1106A−1およびSEL1106B−1は駆動信号(選択信号)φSEL1によって駆動される。選択信号SEL1106C−1およびSEL1106D−1は駆動信号(選択信号)φSEL2によって駆動される。さらに、選択信号SEL1106A−2、SEL1106B−2、SEL1106C−2、およびSEL1106D−2は駆動信号(選択信号)φSEL3によって駆動される。
駆動信号(選択信号)φSELによってFDの電位に応じた信号がいずれの垂直出力線に出力されるかについては後述する。
図12は、図11に示す単位画素と垂直出力線との接続関係を説明するための図である。そして、図12(a)は第1の接続パターンを示す図であり、図12(b)は第2の接続パターンを示す図である。また、図12(c)は第3の接続パターンを示す図であり、図12(d)は単位画素の行と接続パターンとの関係を示す図である。
図12(a)に示す第1の接続パターン(接続パターン1)においては、選択信号φSEL1がHレベルとなると、FD1103AおよびFD1103Bの電位に応じた信号が垂直出力線1001−1に出力されて混合信号となる。選択信号φSEL2がHレベルとなると、FD1103CおよびFD1103Dの電位に応じた信号が垂直出力線1001−1に出力されて混合信号となる。
選択信号φSEL3がHレベルになると、FD1103AおよびFD1103Cの電位に応じた信号が垂直出力線1001−2に出力されて混合信号となる。同時に、FD1103BおよびFD1103Dの電位に応じた信号が垂直出力線1001−3に出力され混合信号となる。
図12(b)に示す第2の接続パターン(接続パターン2)においては、選択信号φSEL1がHレベルとなると、FD1103AおよびFD1103Bの電位に応じた信号が垂直出力線1001−2に出力されて混合信号となる。選択信号φSEL2がHレベルとなると、FD1103CおよびFD1103Dの電位に応じた信号が垂直出力線1001−2に出力されて混合信号となる。
選択信号φSEL3がHレベルとなると、FD1103AおよびFD1103Cの電位に応じた信号が垂直出力線1001−3に出力されて混合信号となる。同時に、FD1103BおよびFD1103Dの電位に応じた信号が垂直出力線1001−1に出力されて混合信号となる。
図12(c)に示す第3の接続パターン(接続パターン3)においては、選択信号φSEL1がHレベルとなると、FD1103AおよびFD1103Bの電位に応じた信号が垂直出力線1001−3に出力されて混合信号となる。選択信号φSEL2がHレベルとなると、FD1103CおよびFD1103Dの電位に応じた信号が垂直出力線1001−3に出力されて混合信号となる。
選択信号φSEL3がHレベルとなると、FD1103AおよびFD1103Cの電位に応じた信号が垂直出力線1001−1に出力されて混合信号となる。同時に、FD1103BおよびFD1103Dの電位に応じた信号が垂直出力線1001−2に出力されて混合信号となる。
図12(d)に示すように、1行目および2行目に配置された単位画素1000においては、接続パターン1で垂直出力線に接続される。3行目および4行目に配置された単位画素1000においては、接続パターン2で垂直出力線に接続される。5行目および6行目に配置された単位画素1000においては、接続パターン3で垂直出力線に接続される。7行目以降については1行目〜6行目までの接続が繰り替えされる。
図13は、図10に示す撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。なお、図示の例では、1行目から6行目までの単位画素1000の駆動が示されており、当該駆動を行数に応じて繰り返し行うことによって、全ての単位画素1000の読み出しを行うことができる。
タイミングt1301において、リセット信号φRES_1およびφRES_2がLレベルとなる。これによって、1行目および2行目のFD1103A、FD1103B、FD1103C、およびFD1103Dのリセットが解除される。さらに、選択信号φSEL3_1およびφSEL1_2がHレベルとなって、垂直出力線1001−1には2行目のFD1103AおよびFD1103Bの電位に応じた混合信号(2行目のA+BN信号)が出力される。垂直出力線1001−2には1行目のFD1103AおよびFD1103Cの電位に応じた混合信号(1行目のA+CN信号)が出力される。垂直出力線1001−3には1行目のFD1103BおよびFD1103Dの電位に応じた混合信号(1行目のB+DN信号)が出力される。
タイミングt1302〜t1303において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、2行目のA+BN信号、1行目のA+CN信号、および1行目のB+DN信号がS/H回路1003に保持される。タイミングt1304〜t1305において、2行目のA+BN信号、1行目のA+CN信号、および1行目のB+DN信号に対してAD変換回路1004によってN変換が行われる。N変換で得られたN信号はメモリ回路1006に一時的に保持される。
なお、タイミングt1304においては、選択信号φSEL3_1およびφSEL1_2がLレベルとなって、選択信号φSEL1_1およびφSEL3_2がHレベルとなる。これによって、垂直出力線1001−1には1行目のA+BN信号が出力される。また、垂直出力線1001−2には2行目のA+CN信号が出力され、垂直出力線1001−3には2行目のB+DN信号が出力される。
タイミングt1306〜t1307において、1行目のA+BN信号、2行目のA+CN信号、および2行目のB+DN信号に対してS/Hが行われる。タイミングt1308〜t1310において、1行目のA+BN信号、2行目のA+CN信号、2行目のB+DN信号に対してAD変換回路1004によってN変換が行われる。N変換によって得られたN信号はメモリ回路1006に一時的に保持される。
なお、タイミングt1308においては、選択信号φSEL1_1およびφSEL3_2がLレベルとなり、選択信号φSEL3_1およびφSEL1_2がハイレベルとなる。また、タイミングt1309においては、転送信号φTX_1およびφTX_2がHレベルとなって、1行目および2行目の複数のPDに蓄積された電荷がそれぞれ対応するFDに転送される。これによって、垂直出力線1001−1には2行目のA+BS信号が出力される。また、垂直出力線1001−2には1行目のA+CS信号が出力され、垂直出力線1001−3には1行目のB+DS信号が出力される。
タイミングt1311〜t1312において、2行目のA+BS信号、1行目のA+CS信号、および1行目のB+DS信号に対してS/Hが行われる。タイミングt1313〜t1314において、2行目のA+BS信号、1行目のA+CS信号、および1行目のB+DS信号に対してAD変換回路1004によってS変換が行われる。
S変換によって得られたS信号からそれぞれ対応するN信号が減算され、2行目A+B信号、1行目A+C信号、および1行目B+D信号としてメモリ回路1006に保持される。なお、タイミングt1313においては、選択信号φSEL3_1およびφSEL1_2がLレベルとなり、選択信号φSEL1_1およびφSEL3_2がハイレベルとなる。これによって、垂直出力線1001−1には1行目のA+BS信号が出力される。また、垂直出力線1001−2には2行目のA+CS信号が出力され、垂直出力線1001−3には2行目のB+DS信号が出力される。
タイミングt1315〜t1316において、1行目のA+BS信号、2行目のA+CS信号、および2行目のB+DS信号に対してS/Hが行われる。タイミングt1317〜t1319において、1行目のA+BS信号、2行目のA+CS信号、および2行目のB+DS信号に対してAD変換回路1004によってS変換が行われる。S変換で得られたS信号からそれぞれ対応するN信号が減算されて、1行目A+B信号、2行目A+C信号、および2行目B+D信号としてメモリ回路1006に保持される。
なお、タイミングt1318においては、リセットφRES_1およびφRES_2がHレベルとなり、1行目および2行目のFD1103A、FD1103B、FD1103C、およびFD1103Dがリセットされた状態となる。さらに、選択信号φSEL1_1およびφSEL3_2がLレベルとなり、1行目および2行目の単位画素1000が垂直出力線1001−1、1001−2、および1001−3から切り離される。
タイミングt1320〜t1340において、メモリ回路1006に保持された1行目および2行目のA+B信号、A+C信号、およびB+D信号が順次出力回路1008に送られて撮像素子から出力される。
タイミングt1321〜t1339において、撮像素子外からの出力と並行して、1行目および2行目の読み出しが行われた駆動制御と同様の駆動制御が3行目および4行目の単位画素100に対して行われる。但し、3行目および4行目については接続パターン2で単位画素1000と垂直出力線とが接続されているので、垂直出力線に出力される信号に係る対応が1行目および2行目と異なる。
タイミングt1341〜t1361において、メモリ回路1006に保持された3行目及び4行目のA+B信号、A+C信号、およびB+D信号が順次出力回路1008に送られて撮像素子から出力される。
タイミングt1342〜t1360において、1行目および2行目の読み出しが行われた駆動制御と同様の駆動制御が5行目および6行目の単位画素100に対して行われる。但し、5行目および6行目については接続パターン3で単位画素1000と垂直出力線が接続されているので、垂直出力線に出力される信号に係る対応が1行目、2行目、3行目、および4行目と異なる。
上述のようにして、駆動制御行うことによって図10および図11で説明した撮像素子について撮像面位相差AFを行うための第1の駆動モードを行うことができる。
図14は、図10に示す撮像素子を第2の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。なお、図示の例では、1行目から6行目までの単位画素1000の駆動が示されており、当該駆動を行数に応じて繰り返し行うことによって、全ての単位画素1000の読み出しを行うことができる。
タイミングt1401において、リセットφRES_2がLレベルとなって、2行目の単位画素1000のFD1103A、FD1103B、FD1103C、およびFD1103Dの電位のリセットが解除される。さらに、選択信号φSEL1_2およびφSEL2_2がHレベルとなる。これによって、垂直出力線1001−1に2行目の単位画素1000のFD1103A、FD1103B、FD1103C、およびFD1103Dの電位に応じた混合信号(2行目のA+B+C+DN信号)が出力される。その後、タイミングt1402〜t1403において、A+B+C+DN信号がS/Hされる。タイミングt1404〜1406において、A+B+C+DN信号がN変換される。そして、N変換された2行目のA+B+C+DN信号がメモリ回路1006に一時的に保持される。
タイミングt1405において、転送信号φTX_2がHレベルとなって、2行目の複数のPDに蓄積された電荷がそれぞれ対応するFDに転送される。これによって、垂直出力線1001−1にはA+B+C+DS信号が出力される。その後、タイミングt1407〜t1408において、A+B+C+DS信号がS/Hされ、タイミングt1409〜1411において、A+B+C+DS信号がS変換される。そして、S変換されたA+B+C+DS信号からA+B+C+DN信号が減算されて、2行目のA+B+C+D信号としてメモリ回路1006に保持される。
なお、タイミングt1410においては、リセット信号φRES_2がHレベルとなって、2行目の単位画素1000の全てのFDはリセットされた状態となる。さらに、選択信号φSEL1_2およびφSEL2_2がLレベルとなって、2行目の単位画素1000は垂直出力線から切り離される。
タイミングt1412〜t1413において、メモリ回路1006に保持された、2行目のA+B+C+D信号が順次出力回路1008に送られて、撮像素子から出力される。タイミングt1414〜t1424においては、2行目の単位画素1000に対して行った駆動制御が、1行目、3行目、および5行目の単位画素1000について行われる。この際、垂直出力線1001−1には1行目の単位画素1000が接続される。また、垂直出力線1001−2には3行目の単位画素1000が接続され、垂直出力線1001−3には5行目の単位画素1000が接続される。
タイミングt1425〜t1437において、メモリ回路1006に保持された1行目、3行目、および5行目のA+B+C+D信号が順次出力回路1008に送られて、撮像素子から出力される。
タイミングt1426〜t1436においては、タイミングt1401〜t1411において2行目の単位画素1000に対して行われた駆動制御が4行目、6行目、および8行目の単位画素1000に対して行われる。この際、垂直出力線1001−1には8行目の単位画素1000が接続される。また、垂直出力線1001−2には4行目の単位画素1000が接続され、垂直出力線1001−3には6行目の単位画素1000が接続される。
図示はされていないが、以降、7行目、9行目、および11行目について駆動制御が行われ、続いて10行目、12行目、および14行目について駆動制御が行われる。このようにして、読み出しを行う行の組み合わせを3行ずつずらしながら読み出しが行われる。これによって、図10および図11に示す撮像素子では、撮像面位相差AFを行わずに、高速に撮像素子から信号を出力する第2の駆動モードが行われる。
第3の実施形態においては、行の順に信号の読み出しが行われない。このため、信号の出力順を行の順に変更するため、信号処理部103においてラインメモリを用いて並び替えが行う。
第3の実施形態においても、信号処理部103又は全体制御演算部104によってA+B信号、A+C信号、およびB+D信号からC+D信号およびA+B+C+D信号を生成することができる。さらに、撮像面位相差AFを行う際に必要な縦線検出用信号、横線検出用信号、および撮影画像用信号を出力する際、単位画素の全てのPDについてそれぞれ信号を出力する場合に比べて、出力する信号量を低減することができる。加えて、信号の混合を、同一の垂直出力線に同時に出力して行うようにしたので、第1の実施形態に比べてAD変換を行う信号数を低減することができる。さらには、第2の実施形態に比べて垂直出力線の本数を削減することができる。
[第4の実施形態]
続いて、本発明の第4の実施形態による撮像素子の一例について説明する。なお、第4の実施形態による撮像素子が用いられるカメラの構成は、図1に示すカメラと同様である。
図15は、本発明の第4の実施形態による撮像素子の構成についてその一例を示す図である。
図示の撮像素子では、1列当りに垂直出力線1500、電流源1502、S/H回路1503、AF変換回路1504、メモリ回路1506が1つ配置されており、駆動信号線が異なる。なお、単位画素1500については後述する。
単位画素1500を制御する駆動信号線は1行当りに1行当たりにφRES、φTX_AC、φTX_BD、φSEL_AB、およびφSEL_CDの5本が配置されている。ここでは、n行目に接続される駆動信号線を、添え字_nを付して、φRES_n、φTX_AC_n、φTX_BD_n、φSEL_AB_n、φSEL_CD_nとする。
図16は、図15に示す単位画素の構成についてその一例を示す図である。
図示の単位画素1500では、PD1600AおよびPD1600BがそれぞれTX1602AおよびTX1602Bを介して共通のFD1603ABに接続される。また、PD1600CおよびPD1600DがそれぞれTX1602CおよびTX1602Dを介して共通のFD1603CDに接続される。
ここでは、PD1600Aおよび1600Bに蓄積された電荷が同時にFD1603ABに転送される。また、PD1600Cおよび1600Dに蓄積された電荷が同時にFD1603CDに転送される。これによって、信号の加算処理が行われる。さらに、FD1603ABおよびFD1603CDの電位に応じた信号が同時に同一の垂直出力線1501に出力される。つまり、複数のFDの電位に応じた信号を混合することができる。
図17は、図15に示す撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際の一例を示すタイミングチャートである。なお、図示の例では、1行目から2行目までの単位画素1500の駆動が示されており、当該駆動を行数に応じて繰り返し行うことによって、全ての単位画素1500の読み出しを行うことができる。
タイミングt1701において、リセット信号φRES_1がLレベルとなって、FD1603ABおよびFD1603CDのリセットが解除される。さらに、選択信号φSEL_AB_1がHレベルとなって、1行目のFD1603ABのリセット後の電位に応じた信号(A+BN信号)がSF1605ABによって垂直出力線1501に出力される。
タイミングt1702〜t1703において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+BN信号に対してS/Hが行われる。タイミングt1704〜t1705において、1行目のA+BN信号に対してAD変換回路1504によるN変換が行われる。そして、N変換されたA+BN信号はメモリ回路1506に一時的に保持される。なお、タイミングt1704においては、選択信号φSEL_CD_1がHレベルとなって、1行目のFD1603CDのリセット後の電位に応じた信号がSF1605CDによって垂直線1501に出力される。この際、垂直出力線1501には、SF1605ABおよびSF1605CDから同時に信号が出力される。このため、垂直出力線1501の電位は、FD1603ABのリセット後の電位とFD1603CDのリセット後の電位との混合信号となる。つまり、2つの電位の中間電位に応じた信号(A+CN信号、A+B+C+DN信号)となる。
タイミングt1706〜t1707おいて、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+CN信号に対してS/Hが行われる。タイミングt1708〜t1710において、1行目のA+CN信号のN変換(A+B+C+DN信号のN変換)が行われる。N変換された1行目のA+CN信号はメモリ回路1506に一時的に保持される。この際、AD変換中であるタイミングt1710において、転送信号φTX_AC_1がハイレベルとなる。これによって、PD1600Aに蓄積された電荷がFD1603ABに転送される。また、PD1600Cに蓄積された電荷がFD1603CDに転送される。この結果、垂直出力線1501の電位は、FD1603ABおよびFD1603CDの電位の混合信号(A+CS信号)となる。
タイミングt1711〜t1712において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+CS信号に対してS/Hが行われる。タイミングt1713〜t1715において、1行目のA+CS信号のS変換が行われる。当該S変換された信号からA+CN信号が減算されて、1行目のA+C信号としてメモリ回路1506に保持される。
また、S変換中であるタイミングt1714において、転送信号φTX_BD_1がHレベルとなって、PD1600Bに蓄積された電荷がFD1603ABに転送される。さらに、PD1600Dに蓄積された電荷がFD1603CDに転送される。FD1603ABにはPD1600Aに蓄積された電荷が既に転送されており、新たに転送されたPD1600Bの電荷とFD1603ABにおいて混合される。同様に、FD1603CDにおいても、PD1600Cに蓄積された電荷とPD1600Dに蓄積された電荷とが混合される。
垂直出力線1501の電位はFD1603ABとFD1603CDとの混合信号となるので、PD1600A、PD1600B、PD1600C、およびPD1600Dに蓄積された電荷の混合信号(A+B+C+DS信号)が得られる。
タイミングt1716〜t1717において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+B+C+DS信号に対してS/Hが行われる。タイミングt1718〜1719において、1行目のA+B+C+DS信号のS変換が行われる。当該S変換された信号からA+B+C+DN信号が減算されて、1行目のA+B+C+D信号としてメモリ回路1506に保持される。
タイミングt1718においては、選択信号φSEL_CD_1がLレベルとなって、SF1604CDは垂直出力線1501から切り離される。これによって、垂直出力線1501の電位は、FD1603ABの電位に基づく信号(A+BS信号)となる。タイミングt1720〜t1721において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+BS信号に対してS/Hが行われる。
タイミングt1722〜t1723において、1行目のA+BS信号のS変換が行われる。当該S変換された信号からA+BN信号が減算されて、1行目のA+B信号としてメモリ回路1506に保持される。タイミングt1722においては、リセット信号φRES_1がHレベルとなって、FD1603ABおよびFD1603CDの電位がリセットされる。さらに、選択信号φSEL_AB_1がLレベルとなって、1行目の単位画素1500は垂直出力線1501から切り離される。
タイミングt1724〜t1747において、メモリ回路1506に保持された1行目のA+C信号、A+B+C+D信号、およびA+B信号が順次出力回路1508に送られて、撮像素子から出力される。
タイミングt1725〜t1748において、1行目の信号が撮像素子から出力されるのと並行して、1行目と同一の駆動制御が2行目の単位画素1500に対して行われる。そして、2行目以降について同様にして駆動制御が繰り返し行われる。これによって、図15および図16に示す撮像素子では、撮像面位相差AFを行うための第1の駆動モードが行われる。
上述のようにして、撮像素子1500からA+B+C+D信号、A+B信号、およびA+C信号を出力する。そして、信号処理部103又は全体制御演算部104によってA+B+C+D信号からA+B信号を減算することによってC+D信号を生成する。さらに、A+B+C+D信号からA+C信号を減算することによってB+D信号を生成する。つまり、A+C信号とB+D信号とによって単位画素1500のPDを模擬的に横に2分割した縦線検出用信号が得られる。また、A+B信号とC+D信号とによって単位画素1500のPDを模擬的に縦に2分割した横線検出用信号が得られる。そして、撮影画像として用いるA+B+C+D信号を得ることができる。
この際、FDにおいて電荷を混合した信号と複数のSF1605を用いて同時に垂直出力線1501に出力して混合した信号とにおいては、混合の際の振幅が異なる。例えば、FDにおける混合においては加算に等しい振幅が得られるが、垂直出力線における混合においては中間電位となるのでほぼ平均に等しい振幅となる。よって、信号処理部103において調整用増幅率を乗算して振幅の調整が行われる。
図18は、図15に示す撮像素子を第2の駆動モードで駆動する際のタイミングチャートである。なお、図示の例では、1行目から2行目までの単位画素1500の駆動が示されており、当該駆動を行数に応じて繰り返し行うことによって、全ての単位画素1500の読み出しを行うことができる。
タイミングt1801において、リセット信号φRES_1がLレベルとなって、1行目のFD1603ABおよびFD1603CDのリセットが解除される。さらに、選択信号φSEL_AB_1およびφSEL_CD_1がHレベルとなって、1行目のA+B+C+DN信号が垂直出力線1501に出力される。
タイミングt1802〜t1803において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+B+C+DN信号のS/Hが行われる。タイミングt1804〜t1806において、1行目のA+B+C+DN信号のN変換が行われてデジタル信号に変換される。そして、N変換されたA+B+C+DN信号はメモリ回路1506に一時的に保持される。
なお、N変換(つまり、AD変換)中のタイミングt1805において、転送信号φTX_AC_1およびφTX_BD_1がHレベルとなる。これによって、1行目のPD1600AおよびPD1600Bに蓄積された電荷がFD1603ABに転送される。また、PD1600CおよびPD1600Dに蓄積された電荷がFD1603CDに転送される。その結果、垂直出力線1501の電位は1行目のA+B+C+DS信号となる。
タイミングt1807〜t1808において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+B+C+DS信号のS/Hが行われる。タイミングt1809〜t1810において、1行目のA+B+C+DS信号のS変換が行われる。そして、当該S変換された信号からA+B+C+DN信号が減算されて、1行目のA+B+C+D信号としてメモリ回路1506に保持される。
さらに、タイミングt1809において、リセットφRES_1がHレベルとなって、1行目のFD1603ABおよびFD1603CDの電位がリセットされる。この際、選択信号φSEL_AB_1およびφSEL_CD_1がLレベルとなって、1行目の単位画素1500が垂直出力線1501から切り離される。
タイミングt1811〜t1821において、メモリ回路1506に保持された1行目のA+B+C+D信号が順次出力回路1508に送られて、撮像素子から出力される。
タイミングt1812〜t1822において、1行目の信号が撮像素子から出力されるのと並行して、1行目と同様の駆動制御が2行目の単位画素1500に対して行われる。そして、2行目以降について同様にして駆動制御が繰り返し行われる。これによって、図15および図16に示す撮像素子では、撮像面位相差AFを行わずに画素読み出しを行う第2の駆動モードが行われる。
図19は、図15に示す撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際の他の例を示すタイミングチャートである。
タイミングt1901において、リセットφRES_1がLレベルとなって、1行目のFD1603ABおよびFD1603CDのリセットが解除される。さらに、選択信号φSEL_AB_1およびφSEL_CD_1がHレベルとなって、1行目のA+CN信号が垂直出力線1501に出力される。
タイミングt1902〜t1903において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+CN信号のS/Hが行われる。タイミングt1904〜t1905において、A+CN信号のN変換が行われて、デジタル信号に変換される。当該N変換されたA+CN信号はメモリ回路1506に一時的に保持される。
さらに、タイミングt1904において、選択信号φSEL_CD_1がLレベルとなって、垂直出力線1501の電位は1行目のA+BN信号となる。タイミングt1906〜t1907において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+BN信号のS/Hが行われる。
タイミングt1908〜t1909において、1行目のA+BN信号のN変換が行われてデジタル信号に変換される。当該N変換されたA+BN信号はメモリ回路1506に一時的に保持される。さらに、タイミングt1908において、選択信号φSEL_AB_1がLレベルとなり、選択信号φSEL_CD_1がHレベルとなって、垂直出力線1501の電位は1行目のC+DN信号となる。タイミングt1910〜t1911において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のC+DN信号のS/Hが行われる。
タイミングt1912〜t1914において、1行目のC+DN信号のN変換が行われてデジタル信号に変換される。当該N変換されたC+DN信号はメモリ回路1506に一時的に保持される。なお、タイミングt1912においては、選択信号φSEL_AB_1がHレベルとなる。その後、タイミングt1914において、転送信号φTX_AC_1がHレベルとなって、PD1600Aに蓄積された電荷がFD1603ABに転送される。また、PD1600Cに蓄積された電荷はFD1603CDに転送される。それによって、垂直出力線1501の電位は、1行目のA+CS信号となる。
タイミングt1915〜t1916において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+CS信号のS/Hが行われる。タイミングt1917〜t1919において、1行目のA+CS信号のS変換が行われ、当該S変換された信号からA+CN信号が減算されて、1行目のA+C信号としてメモリ回路1506に保持される。
さらに、タイミングt1917において、選択信号φSEL_CD_1がLレベルとなる。その後、タイミングt1918において、転送信号φTX_BD_1がHレベルとなって、PD1600Bに蓄積された電荷はFD1603ABに転送される。また、PD1600Dに蓄積された電荷はFD1603CDに転送される。これによって、垂直出力線1501の電位は1行目のA+BS信号となる。
タイミングt1920〜t1921において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のA+BS信号のS/Hが行われる。タイミングt1922〜t1923において、1行目のA+BS信号のS変換が行われて、当該S変換された信号からA+BN信号が減算されて1行目のA+B信号としてメモリ回路1506に保持される。
さらに、タイミングt1922において、選択信号φSEL_AB_1がLレベルとなり、選択信号φSEL_CD_1がHレベルとなって、垂直出力線1501の電位は1行目のC+DS信号となる。そして、タイミングt1924〜t1925において、駆動信号φS/HがHレベルとなって、1行目のC+DS信号のS/Hが行われる。
タイミングt1926〜t1927において、1行目のC+DS信号のS変換が行われて、当該S変換された信号からC+DN信号が減算されて1行目のC+D信号としてメモリ回路1506に保持される。なお、タイミングt1926においては、リセットφRES_1がHレベルとなって、1行目のFD1603ABおよびFD1603CDの電位がリセットされる。また、選択信号φSEL_CD_1がLレベルとなって、1行目の単位画素1500が垂直出力線1501から切り離される。
タイミングt1928〜t1956において、メモリ回路1506に保持された1行目のA+C信号、A+B信号、およびC+D信号が順次出力回路1508に伝送されて、撮像素子から出力される。
タイミングt1929〜t1957において、1行目の信号が撮像素子から出力されるのと並行して、1行目と同様の駆動制御が2行目の単位画素1500に対して行われる。そして、2行目以降について同様にして駆動制御が繰り返し行われる。これによって、図15および図16に示す撮像素子では、撮像面位相差AFを行う第1の駆動モードが行われる。
なお、図19に示す第1の駆動モードにおいては、撮像素子1500からA+B信号、A+C信号、およびC+D信号を出力する。そして、信号処理部103又は全体制御演算部104において、A+C信号とB+D信号とによって単位画素1500のPDを模擬的に横に2分割した縦線検出用信号が得られる。また、A+B信号とC+D信号とによって単位画素1500のPDを模擬的に縦に2分割した横線検出用信号が得られる。そして、撮影画像として用いるA+B+C+D信号を得ることができる。なお、当該第1の駆動モードにおいても、信号処理部103などにおいて調整用増幅率を乗算して振幅の調整が行われる。
このように、本発明の第4の実施形態においても、撮像面位相差AFを行う際に必要な縦線検出用信号、横線検出用信号、および撮影画像用信号を出力する際、単位画素の全てのPDについてそれぞれ信号を出力する場合に比べて、出力する信号量を低減することができる。加えて、信号の混合を、FDにおける電荷の加算による混合と垂直出力線に同時に出力する混合とを組み合わせる。これによって、第1の実施形態に比べてAD変換を行う信号数を低減することができる。さらには、第2および第3の実施形態に比べて単位画素の構成を簡潔にすることができる。
[第5の実施形態]
続いて、本発明の第5の実施形態による撮像素子の一例について説明する。なお、第5の実施形態による撮像素子が用いられるカメラの構成は、図1に示すカメラと同様である。
前述の第1〜第4の実施形態においては、撮像面位相差AFを行う際に必要な縦線検出用信号、横線検出用信号、および撮影画像用信号を得る際の信号量を低減可能な撮像素子について説明した。
第5の実施形態による撮像素子では、縦線検出および横線検出のみを行い、単位画素において分割されたPDから信号を個別に読み出さない。そして、カメラにおいて分割されたPDからの信号を復元して焦点調節を行う。
前述の第1〜第4の実施形態においては、カメラに備えられた信号処理部又は全体制御演算部において、A+B信号、C+D信号、A+C信号、B+D信号、およびA+B+C+D信号を生成する。以下の説明ではこれら信号のデジタル値をそれぞれDA+B、DC+D、DA+C、DB+D、およびDA+B+C+Dとする。
いま、被写体が水平方向の空間周波数および垂直方向の空間周波数によって表現可能であるとする。このような被写体においては、水平方向に分割されたPDの信号の比は上部おける比(DA:DB)、下部おける比(DC:DD)、および全体における比(DA+C:DB+D)が等しいと予測することができる。つまり、次の式(1)が成り立つと仮定することができる。
DA:DB≒DC:DD≒DA+C:DB+D (1)
式(1)を用いて、分割されたPDの各々の信号DA、DB、DC、およびDDは、次の式(2)〜式(5)によって推測することができる。
DA=DA+B×DA+C/DA+B+C+D (2)
DB=DA+B×DB+D/DA+B+C+D (3)
DC=DA+C×DC+D/DA+B+C+D (4)
DD=DB+D×DC+D/DA+B+C+D (5)
式(2)〜式(4)に示す推測値は、式(1)が成り立たない被写体においては誤差を含む。一方、PDの信号に偏りができる撮像素子の周辺部に対応する領域においては、誤差が大きくなるものの、分割されたPD各々の信号を推測できる。よって、撮影後の画像の焦点調節の用途に用いることが可能である。
図20は、本発明の第5の実施形態による撮像素子が用いられたカメラにおける焦点調節を説明するための図である。
図20において、瞳分割画像2000Aは画素値を推測値DAとした画像である。同様に、瞳分割画像2000Bは画素値を推測値DBとした画像であり、瞳分割画像2000Cは画素値を推測値DCとした画像である。また、瞳分割画像2000Dは画素値を推測値DDとした画像である。
全体制御演算部104は瞳分割画像2000A〜2000Dを水平方向および垂直方向に画素ずらし量Δpixに応じてずらして合成し、焦点距離の異なる焦点調節画像2001を得る。焦点調節画像2001の画素値Dfは次の式(6)によって得られる。
Df(m、n)=DA(m+Δpix、n+Δpix)+DB(m、n+Δpix)+DC(m+Δpix、n)+DD(m、n) (6)
なお、推測値DA〜DDおよび画素値Dfについて、m列n行の値を(m、n)を付して示す。
式(6)を用いて、全体制御演算部104は画像全体の画素値Dfを求めて焦点調節画像2001を得る。なお、焦点調節画像2001は、2×Δpix列および2×Δpix行だけ画像サイズが小さい。
また、全体制御演算部104は画素ずらし量Δpixを決定する際、画素ずらし量Δpixを変更しつつ、焦点調節画像2001において焦点調節を行う対象領域について既知の手法を用いてコントラストを求める。そして、全体制御演算部104は当該コントラストが最大となる画素ずらし量Δpixを求めて、当該画素ずらし量Δpixを合成画像を生成する際に用いる画素ずらし量とする。
このように、本発明の第5の実施形態においては、第1〜第4の実施形態で説明した撮像素子を第1の駆動モードで駆動する際においても、撮影後の焦点調節を行うことができる。よって、撮影後の焦点調節を行う際に単位画素の全ての受光素子から出力を得る必要がなく、撮像素子から出力する信号量を低減して焦点調節を行うことができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。例えば、単位画素内に4つ以上の受光素子を備える構成であってもよい。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像素子に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像素子が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮像素子
200 単位画素
201 垂直出力線
203 サンプルホールド回路(S/H)
204 AD変換回路(A/D)
205 RAMP生成回路
207 演算回路
209 出力回路
210 垂直走査回路
211 水平走査回路

Claims (14)

  1. 複数の受光素子を備える単位画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子であって、
    第1の方向に配置された第1の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第1の信号および第2の信号を得るとともに、前記第1の方向に交差する第2の方向に配置された第2の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第3の信号および第4の信号を得る混合手段と、
    第1の駆動モードが設定されると、前記第1の信号、前記第2の信号、前記第3の信号、および前記第4の信号のうち3つの信号を、撮像面位相差AF制御を行う際の像信号として出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする撮像素子。
  2. 複数の受光素子を備える単位画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子であって、
    第1の方向に配置された第1の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第1の信号および第2の信号を得るとともに、前記第1の方向に交差する第2の方向に配置された第2の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第3の信号および第4の信号を得る混合手段と、
    第1の駆動モードが設定されると、撮像面位相差AF制御を行う際の像信号として出力する出力手段と、を有し、
    前記混合手段は、前記第1の受光素子の出力および前記第2の受光素子の出力を混合して第5の信号を得ており、
    前記出力手段は、前記第1の信号および前記第2の信号のいずれか、前記第3の信号および前記第4の信号のいずれか、および前記第5の信号を前記像信号として出力することを特徴とする撮像素子。
  3. 前記第1の方向は行方向であり、前記第2の方向は列方向であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像素子。
  4. 前記混合手段は加算によって前記混合を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像素子。
  5. 前記出力手段は、第2の駆動モードが設定されると、前記第5の信号を画像信号として出力することを特徴とする請求項2に記載の撮像素子。
  6. 前記混合手段は、前記第1の受光素子および前記第2の受光素子の出力をAD変換して混合することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像素子。
  7. 前記混合手段は、前記第1の受光素子および前記第2の受光素子に蓄積された電荷を電圧に変換する際に混合することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像素子。
  8. 同一の列方向に沿って配列された前記単位画素が接続される垂直出力線と、
    前記垂直出力線に接続された容量と、を有し、
    前記混合手段は前記容量を介して前記垂直出力線に前記第1の受光素子および前記第2の受光素子の出力を出力して混合を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像素子。
  9. 同一の列方向に沿って配列された前記単位画素は複数の増幅手段を有し、
    前記単位画素は前記複数の増幅手段を介して垂直出力線と接続され、
    前記混合手段は複数の増幅手段により共通の垂直出力線に前記受光素子の信号を出力して混合を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像素子。
  10. 請求項1に記載の撮像素子と、
    前記3つの信号に基づいて前記第1信号、前記第2の信号、前記第3の信号、および前記第4の信号のうちの残りの信号を求めて、前記撮像面位相差AF制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  11. 前記制御手段は、前記3つの信号に基づいて前記第1の受光素子の出力および前記第2の受光素子の出力に応じた画像信号を求めることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 請求項2に記載の撮像素子と、
    前記第1の信号、前記第3の信号、および前記第5の信号に基づいて前記第2の信号および前記第4の信号を求めて前記撮像面位相差AF制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  13. 複数の受光素子を備える単位画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子の制御方法であって、
    第1の方向に配置された第1の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第1の信号および第2の信号を得るとともに、前記第1の方向に交差する第2の方向に配置された第2の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第3の信号および第4の信号を得る混合ステップと、
    第1の駆動モードが設定されると、前記第1の信号、前記第2の信号、前記第3の信号、および前記第4の信号のうち3つの信号を、撮像面位相差AF制御を行う際の像信号として出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  14. 複数の受光素子を備える単位画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像素子が備えるコンピュータに、
    第1の方向に配置された第1の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第1の信号および第2の信号を得るとともに、前記第1の方向に交差する第2の方向に配置された第2の受光素子の出力を選択的に混合して少なくとも第3の信号および第4の信号を得る混合ステップと、
    第1の駆動モードが設定されると、前記第1の信号、前記第2の信号、前記第3の信号、および前記第4の信号のうち3つの信号を、撮像面位相差AF制御を行う際の像信号として出力する出力ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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