JP2017228493A - 赤外線ヒータ - Google Patents

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Abstract

【課題】照射効率を高める赤外線ヒータを提供する。【解決手段】赤外線ヒータ1は、赤外線を発する円筒状の複数の発光管5と、発光管の径方向に沿って配列された複数の発光管の端部を連結する連結部材6と、発光管の周面に設けられ、赤外線を反射する反射膜7と、を備える。反射膜は、金を主成分とする材料によって形成されている。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、赤外線ヒータに関する。
例えば、ハロゲンランプ等を用いた赤外線ヒータが知られている。この種の赤外線ヒータでは、発光管から発せられる赤外線を所定の照射方向へ反射させる反射膜を有する構成が知られている。反射膜は、発光管の外周面に、周方向における所定の被覆範囲にわたって形成されている。反射膜としては、アルミナやシリカを主成分とする薄膜が一般的に用いられている。
特開2008−210550号公報
しかしながら、上述したアルミナやシリカを主成分とする薄膜は、100%に近い反射率が得られず、発光管から発せられた赤外線の一部が反射膜を透過する。このため、赤外線ヒータの照射方向において、赤外線の照射効率の低下を招き、反射膜の反射率を高めることが望ましい。
そこで、本発明は、赤外線の照射効率を高めることができる赤外線ヒータを提供することを目的とする。
実施形態に係る赤外線ヒータは、赤外線を発する円筒状の複数の発光管と、前記発光管の径方向に沿って配列された前記複数の発光管の端部を連結する連結部材と、前記発光管の周面に設けられ、前記赤外線を反射する反射膜と、を具備する。前記反射膜は、金を主成分とする材料によって形成されている。
本発明によれば、赤外線の照射効率を高めることができる。
実施形態に係る赤外線ヒータを示す平面図である。 実施形態に係る赤外線ヒータが有するベース部材の近傍を示す斜視図である。 実施形態に係る赤外線ヒータを示す側面図である。 実施形態に係る赤外線ヒータが有する反射膜の膜厚と照射強度比との関係を示す図である。 実施形態に係る赤外線ヒータが有する反射膜の被覆範囲の変形例を模式的に示す図である。 実施形態に係る赤外線ヒータについて、反射膜の開口部がなす中心角が180°の場合の照射強度比の分布を示す図である。 実施形態に係る赤外線ヒータについて、反射膜の開口部がなす中心角が160°の場合の照射強度比の分布を示す図である。 実施形態に係る赤外線ヒータについて、反射膜の開口部がなす中心角が140°の場合の照射強度比の分布を示す図である。 他の実施形態に係る赤外線ヒータを示す断面図である。 他の実施形態の変形例に係る赤外線ヒータを示す断面図である。
以下で説明する実施形態に係る赤外線ヒータは、赤外線を発する複数の発光管と、連結部材と、反射膜と、を具備する。発光管は円筒状である。複数の発光管は、発光管の径方向に沿って配列される。連結部材は、発光管の径方向に沿って配列された複数の発光管の端部を連結する。反射膜は、発光管の周面に設けられており、赤外線を反射する。反射膜は、金を主成分とする材料によって形成されている。
また、以下で説明する実施形態に係る赤外線ヒータにおいて、反射膜は、発光管の全周の1/4以上、3/4以下の被覆範囲にわたって設けられている。
また、以下で説明する実施形態に係る赤外線ヒータにおいて、反射膜の膜厚は、45[nm]以上、300[nm]以下である。
また、以下で説明する実施形態に係る赤外線ヒータにおいて、複数の発光管の配列方向における両側に位置する各発光管には、反射膜が、発光管の長さ方向に直交する断面において、配列方向に直交する、発光管の中心線に対して、隣接する発光管と反対側へ片寄って配置されている。
また、以下で説明する実施形態に係る赤外線ヒータにおいて、複数の発光管は、少なくとも3つの発光管を含む。複数の発光管の配列方向における中央に位置する発光管には、反射膜が、発光管の長さ方向に直交する断面において、配列方向に直交する、発光管の中心線に対して対称に配置されている。
(実施形態)
以下、実施形態に係る赤外線ヒータについて、図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る赤外線ヒータを示す平面図である。図2は、実施形態に係る赤外線ヒータが有するベース部材の近傍を示す斜視図である。図3は、実施形態に係る赤外線ヒータを示す側面図である。
本実施形態に係る赤外線ヒータ1は、赤外線を発する複数の発光管5と、連結部材としてのベース部材6と、反射膜7と、を備える。赤外線ヒータ1は、いわゆるハロゲンヒータとして構成されている。以下、2つの発光管5を有する赤外線ヒータ1について説明するが、発光管5の個数が限定されるものではない。赤外線ヒータ1において、図1、図2及び図3に示すように、複数の発光管5の配列方向をX方向、発光管5の長さ方向をY方向、赤外線を照射する被照射体(図示せず)に発光管5が対向する方向をZ方向とする。
発光管5は、例えば石英ガラスによって円筒状に形成されている。発光管5の内部には、例えばタングステンによって形成されたフィラメント11が発光管5の長さ方向に沿って設けられている。フィラメント11は、カンタルやカーボンを成分とする材料によって形成されてもよい。上述のような材料からなるフィラメント11を有することで、赤外線ヒータ1は、短波長帯域から中波長帯域の赤外線を発することが可能となる。
発光管5の内部には、フィラメント11を支持する複数のリング状のアンカ12が、発光管5の長さ方向に間隔をあけて配置されている。アンカ12を介して、フィラメント11は、発光管5内の径方向における所定の位置に支持されている。
フィラメント11の両端は、発光管5の長さ方向に延びるように形成され、金属箔14の一端部に接合されているが、フィラメント11の両端は、延びるように形成されるものに限定されるものではなく、例えば、フィラメント11の両端が、直線状に形成されてもよい。金属箔14の他端部には、リード線15が接合されており、リード線15が発光管5から引き出されている。発光管5の両端部には、金属箔14を覆って封止した封止部16が形成されている。封止部16は、平板状に形成される、いわゆるピンチシールで形成されるが、円柱状に形成される、いわゆるシュリンクシールで形成されてもよい。図2及び図3において、平板状の封止部16が、複数の発光管5の配列方向(X方向)に沿って並べて設けられたが、平板状の封止部16の向きを限定するものではなく、例えば、平板状の封止部16がZ方向に沿って配置されてもよい。
そして、複数の発光管5は、発光管5の径方向(X方向)に沿って互いに平行に配列されている。各発光管5は、リード線15を介して、例えば、並列接続されているが、並列接続に限定するものではなく、直列接続されてもよい。
また、図1及び図3に示すように、複数の発光管5のうち、隣接する発光管5同士の、複数の発光管5の配列方向(X方向)に対する間隙Dは、発光管5の発光領域Aにおいて、10[mm]以下に設定されている。間隙Dに起因する照射強度比の低下を抑える観点では、間隔Dを小さくすることが好ましく、隣接する発光管5の外周面が互いに接する状態、すなわち0[mm]であってもよい。間隔Dが10[mm]を超えた場合には、間隔Dによって、照射強度比の低下を招くので好ましくない。
ベース部材6は、発光管5の径方向に沿って配列された複数の発光管5の両端部の封止部16を連結している。ベース部材6は、例えば、耐熱性を有する樹脂材料、セラミックス等によって形成されており、接着剤によって封止部16に固定されている。ベース部材6は、各発光管5の封止部16を保持する複数の保持部6aを有する。保持部6aは、発光管5の封止部16を挟み込む保持溝16bを有する。また、発光管5の封止部16から引き出されたリード線15は、ベース部材6を貫通し、ベース部材6から赤外線ヒータ1の外部へ引き出されている。発光管5は、リード線15を介して図示しない外部電源から給電されて、赤外線を発する。
反射膜7は、発光管5の周面としての外周面に設けられており、発光管5が発する赤外線を所定の照射方向へ反射する。なお、反射膜7は、発光管5の内周面に設けられてもよい。反射膜7は、金を主成分とする材料によって形成されており、アルミナやシリカ等を主成分とする材料によって形成された反射膜に比べて、反射率が高められている。
反射膜7は、図3に示すように、発光管5の周方向における所定の被覆範囲にわたって設けられており、図1に示すように、発光管5の長さ方向(Y方向)における発光領域Aにわたって設けられている。所定の被覆範囲として、図3に示すように、反射膜7は、発光管5の周方向における全周の1/4以上、3/4以下の被覆範囲にわたって設けられている。言い換えると、反射膜7は、発光管5の中心軸Oまわりの中心角が90°以上、270°以下の被覆範囲にわたって設けられている。一例として図3に示す反射膜7は、発光管5の周方向における1/2(180°)の被覆範囲にわたって設けられている。
また、各発光管5の周方向における反射膜7の位置は、図3に示すように、被照射体に対向する側の反対側に設けられている。各発光管5には、反射膜7が、発光管5の長さ方向(Y方向)に直交する断面(X−Z平面)において、複数の発光管5の配列方向(X方向)に直交する、発光管5の中心線C1に対して対称に配置されている。したがって、この断面(X−Z平面)において、各発光管5の各反射膜7は、複数の発光管5の配列方向における中心線C2に対しても対称に設けられている。なお、反射膜5の被覆範囲の各変形例については後述するが、発光管5の周方向において、反射膜7は、発光管5の中心線C1に対して、一方側へ片寄って配置されてもよい。
(反射膜の膜厚)
図4は、実施形態に係る赤外線ヒータ1が有する反射膜7の膜厚と照射強度比との関係を示す図である。図4において、縦軸が照射強度比[%]を示し、横軸が反射膜7の膜厚[nm]を示す。図4における照射強度比[%]は、発光管5に反射膜7が無い場合を基準値として100[%]で示し、発光管5に設けた反射膜7の膜厚を変化させた場合について、基準値に対する照射強度の変化の比率を示している。
図4に示すように、反射膜7は、膜厚が厚くなるのに伴い、照射強度比が増加し、膜厚が130[nm]程度以上になると、反射率の増加、すなわち照射強度比の増加が緩やかになり、照射強度比がほぼ安定する傾向があった。反射膜7は、膜厚が180[nm]程度以上になると、照射強度比の増加が頭打ちとなり、300[nm]以上においても照射強度比がほぼ変化しなくなった。このため、図4では、反射膜7の膜厚が0[nm]から240[nm]までのデータを示し、240[nm]から300[nm]のデータ及び300[nm]を超えたときのデータを省略する。また、反射膜7は、膜厚が厚くなるに従って剥離し易くなり、かつ、金の使用量の増加に伴って原料コストの増加を招く。一方、反射膜7の膜厚は、45[nm]未満の場合、反射膜7を透過する赤外線の透過量が多く、十分な反射率が得られない。
このようなトレードオフの関係を考慮し、実施形態における反射膜7の膜厚は、45[nm]以上、300[nm]以下に設定されている。また、反射膜7の膜厚としては、照射強度の向上、反射膜7の剥離の抑制、原料コストの増大の抑制を適正に確保する場合、例えば、90[nm]程度以上、230[nm]程度以下の範囲内が好ましい。
(反射膜の被覆範囲)
図5は、実施形態に係る赤外線ヒータ1が有する反射膜7の被覆範囲の変形例を模式的に示す図である。ここで、説明の便宜上、発光管5の周方向において、反射膜7の両端の間に位置する、反射膜7が設けられていない非被覆範囲を、反射膜7の開口部と称する。図5において、発光管5の中心軸Oまわりに対して、発光管5の周方向における反射膜7の両端がなす角度θ1を、反射膜7の開口部がなす中心角θ1と称し、中心角θ1を180°、160°、140°に変化させた各変形例を縦に並べて示す。
図5において、反射膜7の中心角θ1が180°の場合について、反射膜7の両端を結ぶ平面が、発光管5の中心軸Oまわりに傾斜する傾斜角θ2を、反射膜7の開口面の傾斜角θ2と称し、傾斜角θ2を0°、15°、30°、45°に変化させた各変形例を横に並べて示す。また、傾斜角θ2を変化させた各変形例では、2つの発光管5の各反射膜7が、2つの発光管5の配列方向における中心線C2に対して対称に傾斜されている。
反射膜7の中心角θ1が160°、140°の場合についても、中心角θ1が180°の場合と同様に、傾斜角θ2を0°、15°、30°、45°に変化させた各変形例を横に並べて示す。なお、反射膜7の中心角θ1が160°、140°の場合には、発光管5の中心軸O(長さ方向)に直交する発光管5の断面(X−Z平面)において、発光管5の周方向における反射膜7の一端と、発光管5の中心軸Oとを結ぶ線分が中心軸Oまわりに傾斜する傾斜角θ2が、反射膜7の開口面の傾斜角θ2に相当する。
図5において、反射膜7の開口部がなす中心角θ1が180°の構成は、中心軸Oまわりの中心角180°の被覆範囲にわたって反射膜7が形成されている構成に相当する。反射膜7の開口部がなす中心角が160°の構成は、中心軸Oまわりの中心角200°の被覆範囲にわたって反射膜7が形成されている構成に相当する。反射膜7の開口部の中心角が140°の構成は、中心軸Oまわりの中心角220°の被覆範囲にわたって反射膜7が形成されている構成に相当する。
図5に示すように、反射膜7の被覆範囲は、配光特性を調整する必要に応じて、中心角θ1及び傾斜角θ2が適宜変更されてよく、上述した一例の角度に限定するものではない。中心角θ1及び傾斜角θ2を変更することで、発光管5の任意の径方向において、反射膜7の開口部と正対する方向へ照射される赤外線の照射量を高めることが可能になる。
(反射膜の被覆範囲と照射強度比との関係)
図6は、実施形態に係る赤外線ヒータ1について、反射膜7の開口部がなす中心角θ1が180°の場合の照射強度比の分布を示す図である。図7は、実施形態に係る赤外線ヒータ1について、反射膜7の開口部がなす中心角θ1が160°の場合の照射強度比の分布を示す図である。図8は、実施形態に係る赤外線ヒータ1について、反射膜7の開口部がなす中心角θ1が140°の場合の照射強度比の分布を示す図である。
図6、図7及び図8において、縦軸が、照射強度比[%]を示し、横軸が、2つの発光管5の配列方向(X方向)における発光管5の中心軸C1からの距離[mm]を示す。図6、図7及び図8は、図5に示した各変形例(実施例)について、2つの発光管5から照射される赤外線の照射強度比の分布を測定した結果である。ここで、照射強度比は、反射膜7の中心角θ1が180°、傾斜角θ2が0°の場合における照射強度を基準値として100[%]で示し、基準値に対する照射強度の比率を示す。照射強度は、多目的分光放射計MSR−7000(株式会社オプトリサーチ製)を用い、各実施例の発光管5を有する赤外線ヒータ1について、2つの発光管5の配列方向における中心線C2上に受光器を配置し、Z方向において発光管5と受光器との間の距離を30[mm]に設定して照射強度の測定を行った。
図6において、反射膜7の中心角θ1が180°、傾斜角θ2が0°の場合を実施例1(180°,0°)として実線で示し、反射膜7の中心角θ1が180°、傾斜角θ2が15°の場合を実施例2(180°,15°)として破線で示す。また、図6において、反射膜7の中心角θ1が180°、傾斜角θ2が30°の場合を実施例3(180°,30°)として一点鎖線で示し、反射膜7の中心角θ1が180°、傾斜角θ2が45°の場合を実施例4(180°,45°)として点線で示す。
図6に示すように、反射膜7の中心角θ1が180°の場合、傾斜角θ2が大きくなるに従って、2つの発光管5の配列方向における中心線C2の照射強度比が徐々に大きくなり、配列方向における中心線C2から離れた位置での照射強度比が小さくなった。
同様に、図7において、反射膜7の中心角θ1が160°、傾斜角θ2が0°の場合を実施例5(160°,0°)として二点鎖線で示し、反射膜7の中心角θ1が160°、傾斜角θ2が15°の場合を実施例6(160°,15°)として破線で示す。また、図7において、反射膜7の中心角θ1が160°、傾斜角θ2が30°の場合を実施例7(160°,30°)として一点鎖線で示し、反射膜7の中心角θ1が160°、傾斜角θ2が45°の場合を実施例8(160°,45°)として点線で示す。また、図7においても、実施例1(180°,0°)を実線で示す。
図7に示すように、反射膜7の中心角θ1が160°の場合においても、中心角θ1が180°の場合と同様に、傾斜角θ2が大きくなるに従って、2つの発光管5の配列方向における中心線C2の照射強度比が徐々に大きくなり、配列方向における中心線C2から離れた位置での照射強度比が小さくなった。また、実施例5(160°,0°)は、実施例1(180°,0°)に比べて、配列方向における照射強度比が高くなった。
また同様に、図8において、反射膜7の中心角θ1が140°、傾斜角θ2が0°の場合を実施例9(140°,0°)として二点鎖線で示し、反射膜7の中心角θ1が140°、傾斜角θ2が15°の場合を実施例10(140°,15°)として破線で示す。また、図8において、反射膜7の中心角θ1が140°、傾斜角θ2が30°の場合を実施例11(140°,30°)として一点鎖線で示し、反射膜7の中心角θ1が140°、傾斜角θ2が45°の場合を実施例12(140°,45°)として点線で示す。また、図8においても、実施例1(180°,0°)を実線で示す。
図8に示すように、反射膜7の中心角θ1が140°の場合においても、中心角θ1が180°の場合と同様に、傾斜角θ2が大きくなるに従って、2つの発光管5の配列方向における中心線C2の照射強度比が徐々に大きくなり、配列方向における中心線C2から離れた位置での照射強度比が小さくなった。また、実施例9(140°,0°)は、実施例1(180°,0°)に比べて、配列方向における照射強度比が高くなった。
また、図6、図7及び図8に示すように、反射膜7の開口部がなす中心角θ1が小さくなるのに従って、つまり発光管5の周方向に対する反射膜7の被覆範囲が増えるのに従って、2つの発光管5の配列方向における発光管5の中心線C2近傍の照射強度比が徐々に高くなった。これは、2つの発光管5を有する構成において、反射膜7の中心角θ1が小さくなることで、各発光管5が発する赤外線がそれぞれ集光されるためである。加えて、2つの発光管5を有する構成において、反射膜7が中心線C2に対して対称に中心軸Oまわりに傾斜する傾斜角θ2が大きくなることで、各発光管5が発する赤外線が、2つの発光管5の配列方向における中心線C2に向かって集光されるためである。
上述したように、実施形態の赤外線ヒータ1は、金を主成分とする材料によって形成された反射膜7を有する。これにより、発光管5から反射膜7を透過する赤外線を抑え、反射膜7の反射率が高められるので、赤外線の照射効率を高めることができる。また、赤外線ヒータ1は、ベース部材6を有することで、任意の個数の発光管5を所望の間隔Dで連結することが可能になり、配光特性を調整するための自由度が高められている。
また、赤外線ヒータ1が有する反射膜7は、発光管5の全周の1/4以上、3/4以下の被覆範囲にわたって設けられている。これにより、反射膜7の被覆範囲に応じて、照射強度を適宜調整し、所望の配光特性を得ることができる。また、発光管5の周方向に対する反射膜7の位置を適宜調整することにより、複数の発光管5の配列方向における照射強度比を適宜調整し、所望の配向特性を得ることができる。
また、赤外線ヒータ1が有する反射膜7の膜厚は、45[nm]以上、300[nm]以下である。これにより、照射強度の向上、反射膜7の剥離の抑制、原料コストの増大の抑制を適正に確保することが可能になる。
また、赤外線ヒータ1において、複数の発光管5のうち、隣接する発光管5同士の、複数の発光管5の配列方向に対する間隙Dは、発光管5の発光領域Aにおいて、10[mm]以下である。これにより、隣接する発光管5の間で、赤外線の照射が低下する間隙を減らし、複数の発光管5の配列方向における照射強度の分布にバラツキが生じることを抑え、配列方向に対して所望の配向特性を得ることができる。
以下、他の実施形態の赤外線ヒータについて図面を参照して説明する。なお、他の実施形態において、上述の実施形態と同一の構成部材には、実施形態と同一符号を付して説明を省略する。
(他の実施形態)
図9は、他の実施形態に係る赤外線ヒータを示す断面図である。図10は、他の実施形態に係る変形例の赤外線ヒータを示す断面図である。他の実施形態は、3つの発光管5が配列された点が、実施形態と異なる。
図9に示すように、他の実施形態の赤外線ヒータ2は、発光管5の径方向に配列された3つの発光管5の両端の各封止部16を互いに連結するベース部材26を備える。反射膜7は、各発光管5の外周面に、発光管5の周方向における1/2(180°)の被覆範囲にわたって設けられている。また、発光管5の周方向における反射膜7の位置は、被照射体に対向する側の反対側に位置しており、発光管5の長さ方向(Y方向)に直交する断面において、3つの発光管5の配列方向(X方向)に直交する、発光管5の中心線C1に対して対称に配置されている。
図10に示すように、他の実施形態の変形例の赤外線ヒータ3において、3つの発光管5の配列方向(X方向)における両側に位置する各発光管5は、反射膜7が、これらの発光管5の長さ方向に直交する断面(X−Z平面)において、配列方向に直交する、これらの発光管5の中心線C1に対して、隣接する発光管5と反対側へ片寄って配置されている。すなわち、3つの発光管5の配列方向における両側に位置する各発光管5の反射膜7は、開口部が、すなわち発光管5の周方向における反射膜7の中央領域が、配列方向における中心線C2側へ向くように片寄っている。これにより、発光管5は、反射膜7が片寄って配置された側と対向する方向へ赤外線を照射する照射量を増やすことができる。また、発光管5の長さ方向に直交する断面(X−Z平面)において、3つの発光管5の配列方向における両側に位置する各発光管5の各反射膜7は、配列方向における中心線C2に対して対称に設けられている。
また、3つの発光管5の配列方向における中央に位置する1つの発光管5には、反射膜7が、この発光管5の長さ方向に直交する断面(X−Z平面)において、配列方向に直交する、この発光管5の中心線C1に対して対称に配置されている。なお、例えば6つの発光管5を有する構成の場合には、6つの発光管5の配列方向における中央に位置する発光管5は、2つの発光管5を含む。すなわち、奇数個の発光管5を有する構成の場合には、複数の発光管5の配列方向における中央に位置する発光管5が1つとなり、偶数個の発光管5を有する構成の場合には、複数の発光管5の配列方向における中央に位置する発光管5が2つとなる。
他の実施形態の赤外線ヒータ2によれば、反射膜7によって反射効率が高められた発光管5を増やすことで、赤外線の照射範囲を広げることが可能になる。これにより、3つの発光管5の配列方向における照射強度比の分布を調整し、所望の配光特性を得ることができる。
また、他の実施形態の変形例の赤外線ヒータ3によれば、3つの発光管5の配列方向における両側に位置する2つの発光管5の反射膜7によって、配列方向における中心線C2側である中央に集光し、中央の照射強度比を高めることができる。これにより、3つの発光管5の配列方向における中央に照射範囲を絞って照射することが可能になり、配列方向における中心線C2に対向する位置に配置された被照射体を効率的に加熱することが可能になる。
なお、複数の発光管5の配列方向における中央の発光管5から、配列方向における両端の各発光管5に向かって、発光管5の周方向における反射膜7の配置、または発光管5の周方向における反射膜7の被覆範囲が徐々に変化するように構成されてもよい。複数の発光管5の配列方向において、反射膜7の配置や被覆範囲を変化させることで、配列方向に対する照射強度比の分布を容易に調整することが可能になり、所望の配光特性を得ることができる。
例えば、5つの発光管5を有する構成の場合、5つの発光管5の配列方向において、両端に位置する2つの発光管5と、中央に位置する1つの発光管5と、両端の各発光管5にそれぞれ隣接する2つの発光管5の各反射膜7の被覆範囲が、各発光管5の周方向において異なって形成されてもよい。例えば、中央の発光管5から両端の発光管5に向かうに従って、反射膜7が、複数の発光管5の配列方向における両側へ片寄る量を徐々に大きくされてもよく、配列方向における中央側に向かって集光させることが可能になる。
あるいは、複数の発光管5の配列方向における照射分布が均一になるように、配列方向における各発光管5の位置に応じて、反射膜7の被覆範囲が異なってもよい。また、反射膜7は、複数の発光管5の全てに設ける構成に限定されるものではない。複数の発光管5には、配光特性を調整する必要に応じて、金からなる反射膜7と反射率が異なる他の反射膜が設けられた発光管5が含まれてもよく、反射膜7が設けられない発光管5が含まれてもよい。
また、1つの発光管5に設けられる反射膜としては、1つの発光管5の周方向において、金からなる反射膜7と、アルミナやシリカからなる反射膜とを組み合わせて用いられてもよい。この場合、1つの発光管5における、反射率が異なる複数種類の各反射膜の比率を、複数の発光管5の配列方向において変化させて構成されてもよい。また、反射膜7は、1つの発光管5の長さ方向(中心軸C1方向)の両側と中央との間で、周方向における被覆範囲が徐々に変化するように形成されてもよい。例えば、各発光管5は、長さ方向(Y方向)における両端の反射膜7の被覆範囲が、長さ方向における中央の反射膜7の被覆範囲よりも増やされることで、発光管5の長さ方向に生じる照度分布が適宜調整されてもよい。
また、実施形態の赤外線ヒータ1では、複数の発光管5が一列に整列して配列されたが、所望の配光特性を調整する必要に応じて、複数の発光管5の配列方向(X方向)において、発光管5の長さ方向(Y方向)または被照射体に対向する方向(Z方向)に対して各発光管5の位置を異ならせて配列されてもよい。
本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することを意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、本発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 赤外線ヒータ
5 発光管
6 ベース部材(連結部材)
7 反射膜
11 フィラメント
A 発光領域
C1 中心線
C2 中心線
D 間隙

Claims (5)

  1. 赤外線を発する円筒状の複数の発光管と;
    前記発光管の径方向に沿って配列された前記複数の発光管の端部を連結する連結部材と;
    前記発光管の周面に設けられ、前記赤外線を反射する反射膜と;
    を具備し、
    前記反射膜は、金を主成分とする材料によって形成されている、赤外線ヒータ。
  2. 前記反射膜は、前記発光管の全周の1/4以上、3/4以下の被覆範囲にわたって設けられている、
    請求項1に記載の赤外線ヒータ。
  3. 前記反射膜の膜厚は、45[nm]以上、300[nm]以下である、
    請求項1または2に記載の赤外線ヒータ。
  4. 前記複数の発光管の配列方向における両側に位置する各発光管には、前記反射膜が、当該発光管の長さ方向に直交する断面において、前記配列方向に直交する、当該発光管の中心線に対して、隣接する発光管と反対側へ片寄って配置されている、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の赤外線ヒータ。
  5. 前記複数の発光管は、少なくとも3つの発光管を含み、
    前記複数の発光管の配列方向における中央に位置する発光管には、前記反射膜が、当該発光管の長さ方向に直交する断面において、前記配列方向に直交する、当該発光管の中心線に対して対称に配置されている、
    請求項4に記載の赤外線ヒータ。
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