JP2017228104A - 制御装置、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
ECUの種類には、例えば、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作に対してエンジンやブレーキ、EPS(Electric Power Steering)等の制御を行う走行系に関わるもの、乗員によるスイッチ操作に応じて車内照明やヘッドライトの点灯/消灯と警報器の吹鳴等の制御を行うボディ系ECU、運転席近傍に配設されるメータ類の動作を制御するメータ系ECUなどがある。
ECUの制御プログラムは、車両の仕向け地やグレードなど応じて異なることがあり、制御プログラムのバージョンアップに対応して、旧バージョンの制御プログラムを新バージョンの制御プログラムに書き換える必要がある。
本実施の形態には、少なくとも以下のものが含まれる。
すなわち、本実施の形態に含まれる制御装置は、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の更新プログラムのダウンロードを制御する制御装置であって、ダウンロードに用いる通信回線の混雑状況と関連する通信指標および混雑状況と相関する相関情報のうちの少なくとも1つである、判定用情報を取得する取得部と、取得した判定用情報に基づいて、更新プログラムのダウンロード処理を実行するタイミングを決定する処理部と、を備える。
この構成によれば、更新プログラムのダウンロード処理が、ダウンロードに用いる回線の通信回線の混雑状況と関連する通信指標および混雑状況と相関する相関情報のうちの少なくとも1つに基づくタイミングで実行される。これにより、通信回線が混雑していることによってダウンロード時間が長くなったり、ダウンロードに失敗したりすることが回避される可能性を高めることができる。また、ダウンロードによる通信回線への影響も抑えられる。
これにより、前記決定に用いる条件を、通信回線が混雑しているとみなされる、予め規定された状態であるか否かを判定し得る条件とすることによって、ダウンロード処理が適切なタイミングに実行されることになる。
これにより、更新プログラムのダウンロード処理が、ダウンロードに用いる回線の通信回線の混雑状況と相関する相関情報である第1イベントの発生期間に基づくタイミングで実行される。これにより、第1イベントの発生に伴って通信回線が混雑していることによってダウンロード時間が長くなったり、ダウンロードに失敗したりすることが回避される可能性を高めることができる。また、ダウンロードによる通信回線への影響も抑えられる。
これにより、更新プログラムのダウンロード処理が、ダウンロードに用いる回線の通信回線の混雑状況と相関する相関情報である第2イベントの発生期間および影響範囲に基づくタイミングで実行される。これにより、第2イベントの発生に伴って通信回線が混雑していることによってダウンロード時間が長くなったり、ダウンロードに失敗したりすることが回避される可能性を高めることができる。また、ダウンロードによる通信回線への影響も抑えられる。
これにより、更新プログラムのダウンロードが、適したタイミングに開始、または適した速度で実行される。このため、通信回線が混雑していることによってダウンロード時間が長くなったり、ダウンロードに失敗したりすることが回避される可能性を高めることができる。また、ダウンロードによる通信回線への影響も抑えられる。
これにより、通信回線が混雑しているときに更新プログラムが送信されることによって引き起こされる課題の回避と、更新プログラムのダウンロードの重要性や緊急性とを両立させることができる。
これにより、通信回線が混雑しているときに更新プログラムが送信されることによって引き起こされる課題の回避と、更新プログラムの重要性や緊急性とを両立させることができる。
これにより、更新プログラムのダウンロード処理のタイミングが効率的に判定される。
この構成によれば、更新プログラムのダウンロード処理が、ダウンロードに用いる回線の通信回線の混雑状況と関連する通信指標および混雑状況と相関する相関情報のうちの少なくとも1つに基づくタイミングで実行される。これにより、通信回線が混雑していることによってダウンロード時間が長くなったり、ダウンロードに失敗したりすることが回避される可能性を高めることができる。また、ダウンロードによる通信回線への影響も抑えられる。
この構成によれば、更新プログラムのダウンロード処理が、ダウンロードに用いる回線の通信回線の混雑状況と関連する通信指標および混雑状況と相関する相関情報のうちの少なくとも1つに基づくタイミングで実行される。これにより、通信回線が混雑していることによってダウンロード時間が長くなったり、ダウンロードに失敗したりすることが回避される可能性を高めることができる。また、ダウンロードによる通信回線への影響も抑えられる。
以下に、図面を参照しつつ、好ましい実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
〔システムの全体構成〕
図1は、本発明の実施形態にかかるプログラム更新システムの全体構成図である。
図1に示すように、本実施形態のプログラム更新システムは、広域通信網2を介して通信可能な車両1、管理サーバ5およびDL(ダウンロード)サーバ6を含む。
管理サーバ5およびDLサーバ6は、たとえば、車両1のカーメーカーにより運営されており、予め会員登録されたユーザが所有する多数の車両1と通信可能である。
車両1には、共通の車内通信線にバス接続された複数のECU30による通信グループが存在し、ゲートウェイ10は、通信グループ間の通信を中継している。このため、ゲートウェイ10には、複数の車内通信線が接続されている。
ゲートウェイ10は、ECU30から取得した情報を無線通信部15に送信し、無線通信部15は、その情報を管理サーバ5などの車外装置に送信する。
図1では、ゲートウェイ10が無線通信部15を介して車外装置と通信を行う場合が例示されているが、ゲートウェイ10が無線通信の機能を有する場合には、ゲートウェイ10自身が管理サーバ5などの車外装置と無線通信を行う構成としてもよい。
図2は、ゲートウェイ10の内部構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ゲートウェイ10は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、記憶部13、および車内通信部14などを備える。ゲートウェイ10は、無線通信部15と車内通信線とを介して接続されているが、これらは一つの装置で構成してもよい。
CPU11は、たとえば時分割で複数のプログラムを切り替えて実行することにより、複数のプログラムを並列的に実行可能である。RAM12は、SRAM(Static RAM)またはDRAM(Dynamic RAM)等のメモリ素子で構成され、CPU11が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
記憶部13は、CPU11が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等を記憶する記憶領域を有する。記憶部13は、DLサーバ6から受信した各ECU30の更新プログラムなども記憶する。
車内通信部14は、CPU11から与えられた情報を対象のECU30へ送信するとともに、ECU30から受信した情報をCPU11に与える。車内通信部14は、上記の通信規格だけでなく、車載ネットワークに用いる他の通信規格によって通信してもよい。
無線通信部15は、図示しない基地局により形成される広域通信網2を介して、CPU11から与えられた情報を管理サーバ5等の車外装置に送信するとともに、車外装置から受信した情報をCPU11に与える。
別の通信装置と管理サーバ5等の車外装置とが広域通信網2を通じた無線通信が可能である場合には、車外装置→別の通信装置→有線通信部→ゲートウェイ10の通信経路により、車外装置とゲートウェイ10とが通信可能になる。
図3は、ECU30の内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ECU30は、CPU31、RAM32、記憶部33、および通信部34などを備える。ECU30は、車両1に搭載された対象機器を個別に制御する車載制御装置である。ECU30の種類には、たとえば、エンジン制御ECU、ステアリング制御ECU、およびドアロック制御ECUなどがある。
RAM32は、SRAMまたはDRAM等のメモリ素子で構成され、CPU31が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
記憶部33が記憶する情報には、たとえば、車内の制御対象である対象機器を制御するための情報処理をCPU31に実行させるためのコンピュータプログラム(以下、「制御プログラム」という。)が含まれる。
通信部34は、CPU31から与えられた情報をゲートウェイ10へ送信するとともに、ゲートウェイ10から受信した情報をCPU31に与える。第1通信部34は、上記の通信規格だけなく、車載ネットワークに用いる他の通信規格によって通信してもよい。
ここで、通常モードとは、ECU30のCPU31が、対象機器に対する本来的な制御(たとえば、燃料エンジンに対するエンジン制御や、ドアロックモータに対するドアロック制御など)を実行する制御モードのことである。
すなわち、リプログラミングモードは、CPU31が、記憶部33のROM領域に対して、制御プログラムの消去や書き換えを行う制御モードのことである。CPU31は、この制御モードのときにのみ、記憶部33のROM領域に格納された制御プログラムを新バージョンに更新することが可能となる。
起動部35は、上記のベリファイ処理の完了後に、CPU31を更新後の制御プログラムによって動作させる。
図4は、管理サーバ5の内部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、管理サーバ5は、CPU51、ROM52、RAM53、記憶部54、および通信部55などを備える。
RAM53は、SRAMまたはDRAM等のメモリ素子で構成され、CPU51が実行するプログラムおよび実行に必要なデータ等が一時的に記憶される。
通信部55は、所定の通信規格に則って通信処理を実行する通信装置よりなり、携帯電話網等の広域通信網2に接続されて当該通信処理を実行する。通信部55は、CPU51から与えられた情報を、広域通信網2を介して外部装置に送信するとともに、広域通信網2を介して受信した情報をCPU51に与える。
図5は、本実施形態のプログラム更新システムにおいて実行される、ECUに対する制御プログラムの更新の一例を示すシーケンス図である。一例として、管理サーバ5が、予め会員登録されたユーザが所有する車両1について、当該車両1のECUの制御プログラムを更新するタイミングを決定する。更新のタイミングは、たとえば、車両1のカーメーカーなどによって設定されてもよい。
これにより、ゲートウェイ10は、ECU30のための更新プログラムを要求し、DLサーバ6からダウンロードする(ステップS4)。
図6は、図5のステップS2のタイミング判定処理の具体的な内容を表したフローチャートである。図6のフローチャートに表された処理は、管理サーバ5のCPU51がROM52に記憶されたプログラムをRAM53上に読み出して実行することによって、主にCPU51により実現される。
図7は、上記のタイミング判定処理を行うための、管理サーバ5の機能構成の具体例を示したブロック図である。図7の各機能は、管理サーバ5のCPU51がROM51に記憶されているプログラムをRAM52上に読み出して実行することによって、主にCPU51によって実現される。
判定部512においてダウンロード処理を実行するタイミングを決定する第1の方法として、携帯電話網等の広域通信網2における混雑状況と関連する通信指標の多寡に応じて上記タイミングを決定する方法が挙げられる。
判定部512においてダウンロード処理を実行するタイミングを決定する第2の方法として携帯電話網等の広域通信網2における混雑状況と相関する相関情報に基づく判定方法が挙げられる。上記情報は、該通信回線を逼迫させる通信アクセス数の原因となり得る原因事象であるイベントに関する情報である。上記イベントは、一例として、時間的にのみ特定されるイベント、つまり、時間的に特定されて地理的には特定されない(第1イベント)である。第1イベントは、たとえば、年末年始、お盆休み、クリスマス、ゴールデンウィーク、ハロウィンなどの、一年のうちの予め規定された期間で特定されるイベントである。この場合、相関情報は、当該イベントの発生期間を含む。
上記原因事象であるイベントは、他の例として、時間的および地理的に特定されるイベント(第2イベント)である。上記イベントは、たとえば、スポーツイベント(試合、運動会等)、音楽イベント(コンサート等)、および祭事などの興行イベント、爆発事故、公共交通事故、およびテロ攻撃などの大規模人災、ならびに、異常気象(台風、局地的豪雨、洪水等)や自然災害(地震、津波等)などの自然現象である。この場合、相関情報は、当該イベントの発生期間および影響範囲を含む。
なお、判定部512においてダウンロード処理を実行するタイミングを決定する第3の方法として、上記第1の方法と第2の方法との組み合わせであってもよい。すなわち、携帯電話網等の広域通信網2における混雑状況に関連する通信指標と混雑状況と相関する相関情報との両方に基づいてタイミングが決定されてもよい。
第1の実施の形態にかかるプログラム更新システムによれば、ECUの更新プログラムのダウンロードが、広域通信網2の混雑状況に関連する通信指標、および/または相関する相関情報に基づいた、適したタイミングで開始される。すなわち、広域通信網2が混雑しているとみなされる、予め規定された状態を示す判定条件を満たす場合には更新プログラムのダウンロードが開始されず、そうでない場合にダウンロードが開始される。これにより、広域通信網2が混雑していることによって更新プログラムのダウンロード時間が長くなったり、ダウンロードに失敗したりすることが回避される可能性を高めることができる。また、更新プログラムのダウンロードによって広域通信網2がさらに混雑したり混雑の解消が遅れたりすることも回避される可能性を高めることができる。
第2の実施の形態にかかるプログラム更新システムでは、ダウンロード対象の更新プログラムの更新情報に例外的な種別であることを示す種別情報が含まれる場合に、タイミング判定処理を行うことなくダウンロード処理を実行するタイミングが決定される。例外的な種別は、更新プログラムの重要性や更新の緊急性などの種別を表わす情報であって、たとえば、重要フラグや緊急フラグなどのフラグ情報であってもよい。一例として、セキュリティホールへの対処などの情報セキュリティに関する更新プログラム、走行上の安全を確保するために必要な更新プログラム、自動運転モード用に用いられる地図情報などの更新の緊急性が高い更新プログラム、などである。更新プログラムの重要性や更新の緊急性などである上記例外的な種別は、当該更新プログラムを提供するカーメーカーなどによって設定されている。
図6に示されたタイミング判定処理においては、ダウンロード処理を実行するタイミングと決定されなかった場合(ステップS103でNO)には、たとえば一日後(24時間後)などの一定期間の後に、再度、タイミング判定処理が繰り返される。つまり、タイミング判定処理は周期的に行われる。このとき、第3の実施の形態にかかるプログラム更新システムでは、一定期間の後にもダウンロード処理を実行するタイミングと決定されないと予測される場合には、上記周期に従わず、上記一定期間よりも長い期間の後にタイミング判定処理を実行する。
ダウンロード処理は、他の例として、更新用プログラムの通信速度を制御する処理が挙げられる。更新用プログラムの通信速度の制御は、たとえば、送信周期の制御や、送信速度(単位時間あたりの送信データ量)そのものの制御である。たとえば、図5に示された例の場合、管理サーバ5は、ステップS3において、送信周期やダウンロード速度(通信速度)の指定と共にゲートウェイ10にダウンロードを要求する。この場合、DL制御部513は、広域通信網2の通信状態に基づいて更新用プログラムの送信周期や単位時間あたりの送信データ量などの送信速度を制御する。
第1〜第4の実施の形態にかかるプログラム更新システムでは、更新プログラムのダウンロード処理を実行する制御装置である管理サーバ5においてタイミング判定処理が実行される。ここで、図5に示された例では、ゲートウェイ10からの更新プログラムの要求に応じてDLサーバ6から更新プログラムがダウンロードされている。そのため、ゲートウェイ10も上記の制御装置であると言える。そこで、タイミング判定処理は、上記の制御装置の一例であるゲートウェイ10において行われてもよい。
なお、本実施の形態には、以下のものがさらに含まれてもよい。
すなわち、本実施の形態に含まれる制御装置は、車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の更新プログラムのダウンロードを制御する制御装置であって、ダウンロードに用いる通信回線の通信指標、および、通信回路を逼迫させる通信アクセス数の原因となり得る原因事象に関する情報のうちの少なくとも1つである、判定用情報を取得する取得部と、取得した判定用情報に基づいて、更新プログラムのダウンロード処理を実行するタイミングを決定する処理部と、を備える。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 広域通信網
5 管理サーバ(制御装置)
6 DLサーバ
10 ゲートウェイ(制御装置)
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
14 車内通信部
15 無線通信部
30 ECU(車載制御装置)
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
34 通信部
35 起動部
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 記憶部
55 通信部
511 取得部
512 判定部(処理部)
513 DL制御部
Claims (10)
- 車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の更新プログラムのダウンロードを制御する制御装置であって、
前記ダウンロードに用いる通信回線の混雑状況と関連する通信指標および前記混雑状況と相関する相関情報のうちの少なくとも1つである、判定用情報を取得する取得部と、
取得した判定用情報に基づいて、前記更新プログラムのダウンロード処理を実行するタイミングを決定する処理部と、を備える、制御装置。 - 前記処理部は、前記通信指標の多寡に応じて、前記タイミングを決定する、請求項1に記載の制御装置。
- 前記相関情報は、前記通信回路を逼迫させる通信アクセス数の原因となり得る原因事象であって、時間的に特定されて地理的には特定されない第1イベントの発生期間を含み、
前記処理部は、現在時刻が前記第1イベントの発生期間に含まれるか否かにより、前記タイミングを決定する、請求項1または請求項2に記載の制御装置。 - 前記相関情報は、前記通信回線を逼迫させる通信アクセス数の原因となり得る原因事象であって、時間的および地理的に特定される第2イベントの発生期間および影響範囲を含み、
前記処理部は、現在時刻が前記第2イベントの発生期間に含まれるか否か、および、前記更新プログラムを必要とする前記車両が前記第2イベントの影響範囲に含まれるか否かにより、前記タイミングを決定する、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の制御装置。 - 前記ダウンロード処理は、前記更新プログラムがダウンロード可能であることを通知する処理、前記更新プログラムのダウンロードを開始する処理、または前記更新プログラムのダウンロード速度を変更する処理である、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記処理部は、前記更新プログラムの種別が例外的な種別ではない場合に、前記ダウンロード処理を実行するタイミングを決定する、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記例外的な種別は、前記更新プログラムの重要性や緊急性が高いことを示す種別である、請求項6に記載の制御装置。
- 前記処理部は、一定期間ごとに前記ダウンロード処理を実行するタイミングを決定し、
前記ダウンロード処理を実行するタイミングと決定しなかった場合であって、かつ、前記一定期間の後も前記ダウンロード処理を実行するタイミングと決定されないと予測される場合には、前記処理部は、前記一定期間よりも長い期間の後に前記ダウンロード処理を実行するタイミングを決定する、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の制御装置。 - 車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の更新プログラムの配信方法であって、
前記ダウンロードに用いる通信回線の混雑状況と関連する通信指標および前記混雑状況と相関する相関情報のうちの少なくとも1つである、判定用情報を取得するステップと、
取得した判定用情報に基づいて、前記更新プログラムのダウンロード処理を実行するタイミングを決定するステップと、を備える、プログラム配信方法。 - 車両に搭載された対象機器を制御する車載制御装置の更新プログラムのダウンロードを制御する制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
前記ダウンロードに用いる通信回線の混雑状況と関連する通信指標および前記混雑状況と相関する相関情報のうちの少なくとも1つである、判定用情報を取得する取得部、および、
取得した判定用情報に基づいて、前記更新プログラムのダウンロード処理を実行するタイミングを決定する処理部、として機能させる、コンピュータプログラム。
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