JP7320546B2 - プログラム更新制御装置、プログラム更新制御方法、及びプログラム - Google Patents

プログラム更新制御装置、プログラム更新制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、プログラム更新制御装置、プログラム更新制御方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、車両用のECUとして、アプリプログラムを書き換え可能なECUが開示されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2020-27666号公報
第1の態様において、プログラム更新制御装置が提供される。プログラム更新制御装置は、装置の少なくとも一部を制御する複数の制御部が接続された第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量を取得する取得部を備える。プログラム更新制御装置は、複数の制御部のうちの第1制御部のプログラムの書き換えを行うための第1書き換えデータを第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信することによって、第1制御部のプログラムを書き換える制御を行う書換制御部を備える。プログラム更新制御装置は、取得部が取得した第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量に基づいて、書換制御部が第1書き換えデータを送信するときの第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量が予め定められた値になるように、書換制御部が第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信する単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量を決定する決定部を備える。
取得部は、書換制御部が第1書き換えデータを送信している間に、第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量を繰り返し取得してよい。決定部は、書換制御部が第1書き換えデータを送信している間に取得部が繰り返し取得した第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量に基づいて、書換制御部が第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信する単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量の決定を繰り返してよい。
決定部は、書換制御部が第1通信ネットワークを通じて送信する第1書き換えデータの送信周期を決定してよい。
取得部は、 第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量の取得と並行して、複数の制御部が接続された第2通信ネットワーク上の通信トラフィック量を取得してよい。書換制御部は、第1通信ネットワークを通じた書き換えデータの送信と並行して、第2通信ネットワークに接続された複数の制御部のうちの第2制御部のプログラムの書き換えを行うための第2書き換えデータを第2通信ネットワークを通じて第2制御部に送信することによって、第2制御部のプログラムを書き換える制御を行ってよい。決定部は、第1書き換えデータのデータ量の決定と並行して、取得部が取得した第2通信ネットワーク上の通信トラフィック量に基づいて、第2通信ネットワーク上の通信トラフィック量が予め定められた値になるように、書換制御部が第2通信ネットワークを通じて第2制御部に送信する単位時間あたりの第2書き換えデータのデータ量を決定してよい。
決定部は、第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量が減少した場合に、書換制御部が第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信する単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量を増加させてよい。
決定部は、第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量が増加した場合に、書換制御部が第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信する単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量を減少させてよい。
装置は移動体であり、第1通信ネットワークは移動体内の通信ネットワークであってよい。
移動体は車両であってよい。
第1通信ネットワークは、車内通信ネットワークであってよい。
第1通信ネットワークは、CAN(Controller Area Network)であってよい。
車両のイグニッション電源がオフされた場合に、取得部は、車両の少なくとも一部を制御する複数の制御部が接続された第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量を取得し、決定部は、書換制御部が第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信する単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量を決定し、書換制御部は、第1書き換えデータを第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信することによって、第1制御部のプログラムを書き換える制御を開始してよい。
第2の態様において、移動体が提供される。移動体は、上記のプログラム更新制御装置を備える。
第3の態様において、プログラム更新制御方法が提供される。プログラム更新制御方法は、装置の少なくとも一部を制御する複数の制御部が接続された第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量を取得する段階を備える。プログラム更新制御方法は、複数の制御部のうちの第1制御部のプログラムの書き換えを行うための第1書き換えデータを第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信することによって、第1制御部のプログラムを書き換える制御を行う段階を備える。プログラム更新制御方法は、取得した第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量に基づいて、第1書き換えデータが送信されるときの第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量が予め定められた値になるように、第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信される単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量を決定する段階を備える。
第4の態様において、プログラムが提供される。プログラムは、コンピュータに、装置の少なくとも一部を制御する複数の制御部が接続された第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量を取得する手順を実行させる。プログラムは、コンピュータに、複数の制御部のうちの第1制御部のプログラムの書き換えを行うための第1書き換えデータを第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信することによって、第1制御部のプログラムを書き換える制御を行う手順を実行させる。プログラムは、コンピュータに、取得した第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量に基づいて、第1書き換えデータが送信されるときの第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量が予め定められた値になるように、第1通信ネットワークを通じて第1制御部に送信される単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量を決定する手順を実行させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一実施形態に係る更新システム10を模式的に示す。 制御システム200が備えるシステム構成を被制御機器とともに模式的に示す。 IGオフ前後における1つの通信ネットワーク280上の通信トラフィック量の時間変化を模式的に示す。 ダブルバンクメモリを備えるECUに送信する書き換えデータの送信条件を説明するための図である。 プログラム更新に関するECUの動作を説明するための図である。 ECU202が実行する送信制御処理の実行手順を示すフローチャートである。 コンピュータ2000の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係る更新システム10を模式的に示す。更新システム10は、車両20と、外部装置70とを備える。車両20は、制御システム200を備える。制御システム200は、車両20の制御と、通信ネットワーク90を通じた外部装置70との間の通信とを担う。通信ネットワーク90は、インターネット等のIPネットワーク、P2Pネットワーク、VPNを含む専用回線、仮想ネットワーク、移動体通信網等を含む。
車両20において、制御システム200は、車両20の制御を行う複数のECU(Electronic Control Unit)を備える。制御システム200は、制御システム200が備えるECUの更新プログラムを外部から取得する。例えば、制御システム200は、通信ネットワーク90を通じて、外部装置70から送信される更新プログラムを無線通信により受信する。制御システム200は、制御システム200が備えるECUが実行するプログラムを更新プログラムで書き換えることによって、制御システム200が備えるECUをリプログラミングする。このようなリプログラミングは、制御システム200が備えるECUの機能のアップグレード等を目的として行われる。このように、制御システム200は、OTA(Over The Air)によりECUをリプログラミングすることによってECUを更新する。本実施形態において、更新プログラムによってECU等の機器が実行するプログラムを書き換えることを「プログラム更新」と呼ぶ。
ECUのプログラム更新の少なくとも一部は、IGスイッチがオフされた後に実行される。IGオフ中にECUのプログラム更新を実行している間は車両20を走行させることはできないため、プログラム更新は短時間で完了させることが望まれる。そのために、ECUへのプログラムの書き換えデータの送信速度を高める必要がある。ECUへの書き換えデータは車両20内のCAN(Controller Area Network)を通じて送信される。CANにおいては、通信トラフィックが増大すると、送信エラーが生じて再送制御が行われる。そのため、大量の書き換えデータを送信すると、送信効率が低下する場合がある。そこで、制御システム200は、ECUに書き換えデータを送信する場合、CAN上の通信トラフィック量を取得し、通信トラフィック量が閾値を超えないように、単位時間あたりの書き換えデータの送信料量を調節する。例えば、通信トラフィック量が最大トラフィック量の80%となるように、単位時間あたりの書き換えデータの送信量を調節する。これにより、プログラム更新をより短時間で完了させることが可能になる。
図2は、制御システム200が備えるシステム構成を被制御機器とともに模式的に示す。制御システム200は、TCU201と、ECU202と、ECU204と、ECU205と、ECU206と、MID298と、IVI299ととを備える。
ECU202は、TCU201、ECU204、ECU205、ECU206、及びECU207、MID298及びIVI299と通信ネットワーク280a~e(「通信ネットワーク280」と総称する場合がある)を通じて相互に通信する。ECU202は、TCU201、ECU204、ECU205、ECU206、及びECU207、MID298及びIVI299を統括制御する。通信ネットワーク280は、例えばCANやイーサ・ネットワーク等を含んで構成されてよい。
TCU201は、テレマティクス制御ユニット(Telematics Control Unit)である。TCU201は、主として移動体通信を担う。TCU201は、ECU202の制御に基づいて、外部装置70との間でデータの送受信を行う。TCU201は、ECU202の制御に基づいて、外部装置70から送信された更新プログラムを移動体通信によって受信する。TCU201は、無線通信部として機能し得る。
MID298は、マルチインフォメーションディスプレイである。IVI299は、例えば車内インフォテインメント情報機器(IVI)である。MID298及びIVI299は表示制御部として機能し得る。IVI299は、無線LAN通信機能を備える。IVI299は、ECU202の制御に基づいて、外部装置70から送信された更新プログラムを無線LАN通信によって受信する。
ECU204、ECU205、ECU206、及びECU207は、それぞれ車両20の少なくとも一部を制御する車両制御部としてのECUである。ECU204、ECU205、ECU206、及びECU207は、「移動体制御部」の一例である。ECU204、ECU205、ECU206、及びECU207は、車両20が備える各種の被制御機器を制御する。被制御機器は、例えば燃料噴射装置、バッテリ、施錠装置等である。ECU204は被制御機器294を制御し、ECU205は被制御機器295を制御し、ECU206は被制御機器296を制御し、ECU207は被制御機器297を制御する。
ECU202は、通信ネットワーク280aを通じてECU204及びECU205に接続される。ECU202、ECU204及びECU205は、通信ネットワーク280aを通じて相互に通信可能である。また、ECU202は、通信ネットワーク280bを通じてECU206及びECU207に接続される。ECU202、ECU206及びECU207は、通信ネットワーク280aを通じて相互に通信可能である。
本実施形態では、制御システム200がTCU201、ECU202、ECU204、ECU205、ECU206、ECU207、MID298、及びIVI299を備えるシステム構成を例示するが、制御システム200のシステム構成は本実施形態の例に限られない。また、本実施形態では、例示として、プログラム更新の対象となり得る移動体制御部がECU204及びECU205であり、ECU202がプログラム更新を制御する「プログラム更新制御装置」として機能するものとして説明する。なお、プログラム更新の対象となり得る移動体制御部はこれらのECUに限られない。プログラム更新の対象となり得る移動体制御部は、TCU201、ECU202、ECU204、ECU205、ECU206、ECU207、MID298及びIVI299のいずれであってよい。
ECU202は、ECUのプログラム更新を制御するプログラム更新制御装置として機能する。ECU202は、書換制御部220と、決定部230と、取得部240とを備える。ここで、プログラム更新対象のECUがECU204である場合を取り上げて、取得部240、書換制御部220及び決定部230の処理の概要を説明する。
取得部240は、車両20の少なくとも一部を制御する複数のECUが接続された通信ネットワーク280a上の通信トラフィック量を取得する。書換制御部220は、複数のECUのうちのECU204のプログラムの書き換えを行うための第1書き換えデータを通信ネットワーク280aを通じてECU204に送信することによって、ECU204のプログラムを書き換える制御を行う。決定部230は、取得部240が取得した通信ネットワーク280a上の通信トラフィック量に基づいて、書換制御部220が第1書き換えデータを送信するときの通信ネットワーク280a上の通信トラフィック量が予め定められた値になるように、書換制御部220が通信ネットワーク280aを通じてECU204に送信する単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量を決定する。
取得部240は、書換制御部220が第1書き換えデータを送信している間に、通信ネットワーク280a上の通信トラフィック量を繰り返し取得する。決定部230は、書換制御部220が第1書き換えデータを送信している間に取得部240が繰り返し取得した通信ネットワーク280a上の通信トラフィック量に基づいて、書換制御部220が通信ネットワーク280aを通じてECU204に送信する単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量の決定を繰り返す。
決定部230は、書換制御部220が通信ネットワーク280aを通じて送信する第1書き換えデータの送信周期を決定してよい。
決定部230は、通信ネットワーク280a上の通信トラフィック量が減少した場合に、書換制御部220が通信ネットワーク280aを通じてECU204に送信する単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量を増加させてよい。決定部230は、通信ネットワーク280a上の通信トラフィック量が増加した場合に、書換制御部220が通信ネットワーク280aを通じてECU204に送信する単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量を減少させてよい。
車両20のイグニッション電源がオフされた場合に、取得部240は、車両20の少なくとも一部を制御する複数のECUが接続された通信ネットワーク280a上の通信トラフィック量を取得し、決定部230は、書換制御部220が通信ネットワーク280aを通じてECU204に送信する単位時間あたりの第1書き換えデータのデータ量を決定し、書換制御部220は、第1書き換えデータを通信ネットワーク280aを通じてECU204に送信することによって、ECU204のプログラムを書き換える制御を開始する。
ECU204のプログラム更新及びECU206のプログラム更新を並行して制御する場合を説明する。取得部240は、通信ネットワーク280a上の通信トラフィック量の取得と並行して、複数のECUが接続された通信ネットワーク280b上の通信トラフィック量を取得してよい。書換制御部220は、通信ネットワーク280aを通じた書き換えデータの送信と並行して、通信ネットワーク280bに接続された複数のECUのうちのECU206のプログラムの書き換えを行うための第2書き換えデータを通信ネットワーク280bを通じてECU206に送信することによって、ECU206のプログラムを書き換える制御を行ってよい。決定部230は、第1書き換えデータのデータ量の決定と並行して、取得部240が取得した通信ネットワーク280b上の通信トラフィック量に基づいて、通信ネットワーク280b上の通信トラフィック量が予め定められた値になるように、書換制御部220が通信ネットワーク280bを通じてECU206に送信する単位時間あたりの第2書き換えデータのデータ量を決定してよい。これにより、異なるネットワークに接続されたECUのプログラム更新を並行して行うことができる。これにより、プログラム更新の所要時間を短くすることができる。
ここで、プログラム更新について説明する。プログラム更新の対象となる機器がECUであり、ECUのファームウェア格納用のメモリがシングルバンクメモリ(いわゆる1面ROM)である場合のプログラム更新処理を説明する。この場合、ECUのファームウェア格納用のプログラム記憶領域は1つであるため、ECUがプログラム記憶領域内に格納されたプログラムに従って動作している場合には、更新プログラムをプログラム記憶領域に書き込むことができない。ECUのプログラム更新を行う場合、書換制御部220は、ECUに更新プログラムを転送してECUの予め定められたデータ記憶領域に更新プログラムを格納させた後、ECUにプログラム更新を指示する。ECUは、プログラム更新が指示されると、プログラム更新を行う制御コードを実行して、データ記憶領域に転送された更新プログラムをプログラム記憶領域に書き込み、更新プログラムをアクティベートする。更新プログラムのアクティベートは、例えばECUの起動時に更新プログラムをロードして更新プログラムに基づく制御を開始するように、ECUの起動パラメータを設定する処理を含む。
次に、ECUの内部メモリがダブルバンクメモリ(いわゆる2面ROM)である場合のプログラム更新処理を説明する。この場合、ECUはファームウェア格納用のプログラム記憶領域を2つ有しているため、第1のプログラム記憶領域に格納されたプログラムに従ってECUが動作している場合に、第2のプログラム記憶領域に更新プログラムを書き込むことができる。つまり、いわゆる裏面書き込みによって、裏面となる第2のプログラム記憶領域に更新プログラムを書き込むことができる。したがって、例えば車両20の走行中であっても、第2のプログラム記憶領域に更新プログラムを書き込むことができる。そのため、書換制御部220は、更新プログラムをECUに転送すると、更新プログラムを第2のプログラム記憶領域に書き込むようECUに指示する。ECUの第2のプログラム記憶領域への更新プログラムの書き込みが完了すると、ECUのプログラム更新が可能な状態となる。書換制御部220がECUのプログラム更新を行う場合、書換制御部220は、第2のプログラム記憶領域に書き込まれた更新プログラムをアクティベートするようECUに指示する。更新プログラムのアクティベートは、例えばECUの起動時に、第2のプログラム記憶領域に格納された更新プログラムをロードして更新プログラムに基づく制御を開始するように、ECUの起動パラメータを設定する処理を含む。例えば、更新プログラムのアクティベートは、第2のプログラム記憶領域をプログラムの読み出し領域として有効化するとともに、第1のプログラム記憶領域をプログラムの読み出し領域として無効化する処理を含む。このように、「プログラム更新」は、更新プログラムをECUのプログラム記憶領域に書き込むことを指示することを含む概念である。また、「プログラム更新」は、プログラム記憶領域に書き込まれた更新プログラムをアクティベートする指示を行うことを含む概念である。アクティベートが完了することによって、既存のプログラムが新たな更新プログラムに書き換えられる。
シングルバンクメモリの内部メモリを持つECUのプログラム更新においては、更新プログラムをプログラム記憶領域に書き込んでいる期間と、更新プログラムのアクティベートを行っている期間に、ECUが車両を制御できない可能性が生じる。一方、ダブルバンクメモリの内部メモリを持つECUのプログラム更新においては、更新プログラムを裏面(非アクティブ面)のプログラム記憶領域に書き込んでいる期間は、他方の表面(アクティブ面)に記憶されたプログラムでECUが車両の制御を行うことができる。
図3は、IGオフ前後における1つの通信ネットワーク280上の通信トラフィック量の時間変化を模式的に示す。
符号300は、ECU間で発生する、プログラムの書き換えデータの通信以外の通信トラフィック量を表す。IGスイッチがオンである場合、各ECUの通信量は予め定められたトラフィック要件値以下となるように設定される。符号300で示されるように、IGスイッチがオフされた後でも、ある程度の期間にわたってECU間で通信ネットワーク280を通じた通信が発生する。したがって、IGスイッチがオフされた後にすぐに通信ネットワーク280に大量の書き換えデータを送信すると、トラフィックが100%近くとなり、再送制御が発生し、送信効率が低下する場合がある。
符号310は、ECU202がIGオフ後に送信されるプログラム更新に関する通信トラフィック量の時間変化を示す。IGオフ後に実行されるプログラム更新には、ECUへの更新プログラムのデータをECUに送信する処理や、ECUが備えるプログラム記憶領域への書き込み及びアクティベートを実行させる処理等を含む。ECUに送信される「書き換えデータ」は、更新プログラムそのものであるプログラムデータや、プログラム記憶領域への書き込みを指示する制御データ、アクティベートの実行を指示する制御データ等を含む。なお、シングルバンクメモリを備えるECUへの書き換えデータの送信はIGオフ中に行われる。ダブルバンクメモリを備えるECUへの書き換えデータの送信はIGオン中に行うことが可能であるが、IGオフ中に行われる場合もあり得る。
符号320は、書き換えデータ以外の通信トラフィック(符号300)と、ECU202がIGオフ後に送信する書き換えデータの通信トラフィック量(符号310)の合計値を示す。決定部230は、IGスイッチがオフされると、通信ネットワーク280上の通信トラフィック量を計測し、計測した通信トラフィック量に基づいて、通信ネットワーク280上の全ての通信トラフィック量(符号320)が予め定められた閾値と一致するように、通信ネットワーク280を通じてECUへ送信する書き換えデータの単位時間あたりのデータ量を決定する。例えば、決定部230は、通信ネットワーク280を通じて送信する書き換えデータのデータフレームの送信周期を決定する。書換制御部220は、決定部230が決定した送信周期に従って、書き換えデータのデータフレームを送信する。
以後、決定部230は、定期的に通信ネットワーク280上の通信トラフィック量を定期的に取得し、符号300で示す通信トラフィック量が減少すると、単位時間あたりに送信する書き換えデータのデータ量を増加させ、符号300で示す通信トラフィック量が増加すると、単位時間あたりに送信する書き換えデータのデータ量を減少させる。したがって、符号320に示されるように、通信ネットワーク280上の全体のトラフィック量が閾値付近で一定となるように制御することができる。なお、閾値は、通信ネットワーク280における最大トラフィック量の80%程度の値であってよい。これにより、再送指示が発生した場合でもスムーズに再送制御を実行する、つまりECU202が他のECUに情報の再度の送信を要求した場合でも、20%のバッファがあることによりバッファ分を利用してECUに情報を送信することが可能となる。換言すれば、閾値とバッファ(再送制御用領域)とを合わせて、通信トラフィックの最大値(100%)とすることが好ましい。閾値は、通信ネットワーク280毎に定められてよい。閾値は、通信ネットワーク280の種別毎に定められてよい。例えば、閾値は、FCAN、CAN-FD等のCANの種別毎に定められてよい。
図3に関連して説明した制御により、書き換えデータの送信速度を可能な範囲で高めつつ、通信ネットワーク280において再送制御が発生する頻度を低減することができる。したがって、プログラム更新の所要時間を短縮することができる。なお、書換制御部220は、図3に関連して説明した制御を、通信ネットワーク280a及び通信ネットワーク280bのそれぞれの通信ネットワークにおいて実行する。これにより、例えば、ECU204のプログラム更新とECU206の両方のプログラム更新を行う必要がある場合に、プログラム更新を並行して進めることができる。そのため、プログラム更新の所要時間が長くなることを抑制することができる。また、通信ネットワーク280a及び通信ネットワーク280bのそれぞれの通信トラフィック量に応じて単位時間あたりに送信する書き換えデータのデータ量を調節するので、書き換えデータの生成や送信についてECU202に過剰な処理負荷がかかることを抑制することができる場合がある。
図4は、ダブルバンクメモリを備えるECUに送信する書き換えデータの送信条件を説明するための図である。ダブルバンクメモリを備えるECUには、IGオン中に書き換えデータを送信することができる。IGオン中においては、プログラム更新に関する書き換えデータの送信以外の通信については、通信トラフィック量がトラフィック要件値以下になるように設定される。そのため、IGオン中の書き換えデータの送信については、書き換えデータに関する通信トラフィック量が「100%-トラフィック要件値」以下となるように設定する必要がある。
本実施形態において、書き換えデータのデータフレームのデータサイズは固定とする。書き換えデータを送信する単位時間あたりのデータ量は、例えばデータフレームの送信周期によって設定される。図4の符号400は、データフレームの送信周期を変化させた場合に書き換えデータの通信トラフィック量が変化する様子を示す。符号400で示されるように、送信周期を0.5msに設定するとトラフィック要件値を超え、送信周期を1msに設定するとトラフィック要件値を下回ることがわかる。符号410は、データフレームの送信周期を変化させた場合に、プログラム記憶領域への更新プログラムの書き込み時間が変化する様子を示す。符号410で示されるように、送信周期を短くするほど、書き込み時間が短くなることがわかる。図4に示されるデータによれば、データフレームの送信周期を1msにすることによって、通信トラフィック量の要件を満たしつつ、書き込み時間を短縮することができる。なお、IGオン中の書き換えデータの送信条件は、通信ネットワーク280毎に設定されてよい。IGオン中の書き換えデータの送信条件は、通信ネットワーク280の種別毎に設定されてよい。例えば、IGオン中の書き換えデータの送信条件は、FCAN、CAN-FD等のCANの種別毎に定められてよい。
図5は、プログラム更新に関するECUの動作を説明するための図である。図5の「対象ECU」は、プログラム更新の対象となるECUである。ECU202において、「データ作成期間」は、ECU202が書き換えデータを生成する期間である。「データ送信期間」は、書換制御部220が通信ネットワーク280を通じて、書き換えデータのデータフレーム501~508を対象ECUに送信する期間である。「データ書込期間」は、対象ECUが受信した更新プログラムのデータをプログラム記憶領域に書き込む期間である。図5に示されるように、ECU202及び対象ECUによるプログラム更新は、主として、データ作成期間、データ送信期間、及びデータ書込期間の各処理の繰り返しによって行われる。
なお、本実施形態では、書き換えデータのデータフレームのデータサイズは固定とし、書き換えデータのデータフレームの送信周期によって通信トラフィック量を調整する。データフレームのデータサイズは固定であるので、データフレームの送信周期を変えることは、連続するデータフレームの送信間隔を変えることと同義である。
図6は、ECU202が実行する送信制御処理の実行手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートの処理は、IG電源がオフにされた場合に開始される。
S602において、取得部240は通信ネットワーク280上の通信トラフィック量を取得する。S604において、決定部230は、S602で取得した通信ネットワーク280上の通信トラフィック量に基づいて、書き換えデータのデータフレームの送信周期を決定する。例えば、図3等に関連して説明したように、書き換えデータのデータフレームを送信することにより発生することが予測される通信トラフィック量と、S602で取得した通信ネットワーク280上の通信トラフィック量の合計値が、予め定められた閾値になるように、書き換えデータのデータフレームの送信周期を決定する。
S606において、書換制御部220は、S604で決定部230が決定した送信周期で、書き換えデータのデータフレームの送信を開始する。S608において、取得部240は、再び通信ネットワーク280上の通信トラフィック量を取得する。S610において、決定部230は、プログラム更新以外の通信に関する通信トラフィック量を算出する。例えば、決定部230は、S608で取得した通信トラフィック量から、S604で決定した送信周期でデータフレームを送信することで増加する通信トラフィック量を差し引くことによって、プログラム更新以外の通信に関する通信トラフィック量を算出する。S612において、決定部230は、S610で算出したプログラム更新以外の通信に関する通信トラフィック量に基づいて、書き換えデータのデータフレームの送信周期を再決定する。例えば、図3等に関連して説明したように、書き換えデータのデータフレームを送信することにより発生することが予測される通信トラフィック量と、S610で算出した通信トラフィック量の合計値が、予め定められた閾値になるように、書き換えデータのデータフレームの送信周期を決定する。
S614において、書換制御部220は、書き換えデータの送信を終了するか否かを判断する。例えば、書き換えデータの送信が全て完了した場合に、書き換えデータの送信を終了すると判断する。書き換えデータの送信を終了すると判断した場合は本フローチャートの処理を終了する。書き換えデータの送信を終了しないと判断した場合はS608に処理を移行し、S608からS612までの処理を繰り替えす。これにより、プログラム更新対象のECUに書き換えデータを短時間で送信することができる。ひいては、IGオフ後のプログラム更新処理の所要時間を短縮することができる。
なお、図3等に関連して説明したように、図6に関連して説明した処理は、複数の通信ネットワーク280毎に行う。そのため、S602からS614の各処理は、複数の通信ネットワーク280において並行して実行され得る。
車両20は、輸送機器の一例としての車両である。車両は、内燃機関を備える自動車、電気自動車、燃料電池自動車(FCV)等の自動車であってよい。自動車は、バス、トラック、二輪自動車等を含む。車両は、鞍乗型車両等であってよく、バイクであってよい。輸送機器としては、車両の他に、無人航空機を含む航空機、船舶等の機器を含む。輸送機器は、人又は物品を輸送する任意の機器であってよい。輸送機器は移動体の一例である。移動体は、輸送機器に限らず、移動可能な任意の機器であってよい。
図7は、本発明の複数の実施形態が全体的又は部分的に具現化され得るコンピュータ2000の例を示す。コンピュータ2000にインストールされたプログラムは、コンピュータ2000を、実施形態に係る制御システム等のシステム又はシステムの各部、もしくは情報処理装置等の装置又は当該装置の各部として機能させる、当該システム又はシステムの各部もしくは当該装置又は当該装置の各部に関連付けられるオペレーションを実行させる、及び/又は、実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2000に、本明細書に記載の処理手順及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU2012によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2000は、CPU2012、及びRAM2014を含み、それらはホストコントローラ2010によって相互に接続されている。コンピュータ2000はまた、ROM2026、フラッシュメモリ2024、通信インタフェース2022、及び入力/出力チップ2040を含む。ROM2026、フラッシュメモリ2024、通信インタフェース2022、及び入力/出力チップ2040は、入力/出力コントローラ2020を介してホストコントローラ2010に接続されている。
CPU2012は、ROM2026及びRAM2014内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。
通信インタフェース2022は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。フラッシュメモリ2024は、コンピュータ2000内のCPU2012によって使用されるプログラム及びデータを格納する。ROM2026は、アクティブ化時にコンピュータ2000によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ2000のハードウエアに依存するプログラムを格納する。入力/出力チップ2040はまた、キーボード、マウス及びモニタ等の様々な入力/出力ユニットをシリアルポート、パラレルポート、キーボードポート、マウスポート、モニタポート、USBポート、HDMI(登録商標)ポート等の入力/出力ポートを介して、入力/出力コントローラ2020に接続してよい。
プログラムは、CD-ROM、DVD-ROM、又はメモリカードのようなコンピュータ可読記憶媒体又はネットワークを介して提供される。RAM2014、ROM2026、又はフラッシュメモリ2024は、コンピュータ可読記憶媒体の例である。プログラムは、フラッシュメモリ2024、RAM2014、又はROM2026にインストールされ、CPU2012によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2000に読み取られ、プログラムと上記様々なタイプのハードウエアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ2000の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、コンピュータ2000及び外部デバイス間で通信が実行される場合、CPU2012は、RAM2014にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース2022に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース2022は、CPU2012の制御下、RAM2014及びフラッシュメモリ2024のような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取った送信データをネットワークに送信し、ネットワークから受信された受信データを、記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2012は、フラッシュメモリ2024等のような記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM2014に読み取られるようにし、RAM2014上のデータに対し様々な種類の処理を実行してよい。CPU2012は次に、処理されたデータを記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理にかけられてよい。CPU2012は、RAM2014から読み取られたデータに対し、本明細書に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々な種類のオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々な種類の処理を実行してよく、結果をRAM2014にライトバックする。また、CPU2012は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2012は、第1の属性の属性値が指定されている、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウエアモジュールは、コンピュータ2000上又はコンピュータ2000近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能である。コンピュータ可読記憶媒体に格納されたプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2000に提供してよい。
コンピュータ2000にインストールされ、コンピュータ2000を制御システム200として機能させるプログラムは、CPU2012等に働きかけて、コンピュータ2000を、制御システム200の各部としてそれぞれ機能させてよい。これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ2000に読込まれることにより、ソフトウエアと上述した各種のハードウエア資源とが協働した具体的手段である制御システム200の各部として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ2000の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の制御システム200が構築される。
様々な実施形態が、ブロック図等を参照して説明された。ブロック図において各ブロックは、(1)オペレーションが実行されるプロセスの段階又は(2)オペレーションを実行する役割を持つ装置の各部を表わしてよい。特定の段階及び各部が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウエア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、及び他の論理オペレーション、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウエア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、処理手順又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段をもたらすべく実行され得る命令を含む製品の少なくとも一部を構成する。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk(登録商標)、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ又はプログラマブル回路に対し、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、説明された処理手順又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段をもたらすべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 更新システム
20 車両
70 外部装置
90 通信ネットワーク
200 制御システム
201 TCU
202 ECU
204 ECU
205 ECU
206 ECU
207 ECU
220 書換制御部
230 決定部
240 取得部
280 通信ネットワーク
294、295、296、297 被制御機器
298 MID
299 IVI
2000 コンピュータ
2010 ホストコントローラ
2012 CPU
2014 RAM
2020 入力/出力コントローラ
2022 通信インタフェース
2024 フラッシュメモリ
2026 ROM
2040 入力/出力チップ

Claims (13)

  1. 車両の少なくとも一部を制御する複数の制御部が接続された第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量を取得する取得部と、
    前記複数の制御部のうちの第1制御部のプログラムの書き換えを行うための第1書き換えデータを前記第1通信ネットワークを通じて前記第1制御部に送信することによって、前記第1制御部のプログラムを書き換える制御を行う書換制御部と、
    前記取得部が取得した前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量に基づいて、前記書換制御部が前記第1書き換えデータを送信するときの前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量が予め定められた値になるように、前記書換制御部が前記第1通信ネットワークを通じて前記第1制御部に送信する単位時間あたりの前記第1書き換えデータのデータ量を決定する決定部と
    を備え
    前記車両のイグニッション電源がオフされた場合、前記イグニッション電源がオフされてから前記第1制御部への前記第1書き換えデータの全ての送信が完了するまでの間、
    前記取得部は、前記書換制御部が前記第1書き換えデータを送信している間に、前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量を繰り返し取得し、
    前記決定部は、前記書換制御部が前記第1書き換えデータを送信している間に前記取得部が繰り返し取得した前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量に基づいて、前記書換制御部が前記第1書き換えデータを送信するときの前記第1通信ネットワーク上の全ての通信トラフィック量が予め定められた第1閾値になるように、前記書換制御部が前記第1通信ネットワークを通じて前記第1制御部に送信する単位時間あたりの前記第1書き換えデータのデータ量の決定を繰り返す
    プログラム更新制御装置。
  2. 前記第1閾値は、前記第1通信ネットワークの最大トラフィック量から再送制御用の通信バッファを差し引いた値に定められる
    請求項1に記載のプログラム更新制御装置。
  3. 前記第1閾値は、前記第1通信ネットワークの種別に応じて予め定められる
    請求項1に記載のプログラム更新制御装置。
  4. 前記決定部は、前記書換制御部が前記第1通信ネットワークを通じて送信する前記第1書き換えデータの送信周期を決定する
    請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラム更新制御装置。
  5. 前記取得部は、
    前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量の取得と並行して、複数の制御部が接続された第2通信ネットワーク上の通信トラフィック量を取得し、
    前記書換制御部は、前記第1通信ネットワークを通じた前記書き換えデータの送信と並行して、前記第2通信ネットワークに接続された複数の制御部のうちの第2制御部のプログラムの書き換えを行うための第2書き換えデータを前記第2通信ネットワークを通じて前記第2制御部に送信することによって、前記第2制御部のプログラムを書き換える制御を行い、
    前記決定部は、前記第1書き換えデータのデータ量の決定と並行して、前記取得部が取得した前記第2通信ネットワーク上の通信トラフィック量に基づいて、前記第2通信ネットワーク上の通信トラフィック量が予め定められた値になるように、前記書換制御部が前記第2通信ネットワークを通じて前記第2制御部に送信する単位時間あたりの前記第2書き換えデータのデータ量を決定する
    請求項1からのいずれか一項に記載のプログラム更新制御装置。
  6. 前記決定部は、前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量が減少した場合に、前記書換制御部が前記第1通信ネットワークを通じて前記第1制御部に送信する単位時間あたりの前記第1書き換えデータのデータ量を増加させる
    請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム更新制御装置。
  7. 前記決定部は、前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量が増加した場合に、前記書換制御部が前記第1通信ネットワークを通じて前記第1制御部に送信する単位時間あたりの前記第1書き換えデータのデータ量を減少させる
    請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラム更新制御装置。
  8. 記第1通信ネットワークは信ネットワークである
    請求項1からのいずれか一項に記載のプログラム更新制御装置。
  9. 前記第1通信ネットワークは、CAN(Controller Area Network)である
    請求項8記載のプログラム更新制御装置。
  10. 前記車両のイグニッション電源がオフされた場合に、記書換制御部は、前記第1書き換えデータを前記第1通信ネットワークを通じて前記第1制御部に送信することによって、前記第1制御部のプログラムを書き換える制御を開始する
    請求項8又は9に記載のプログラム更新制御装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のプログラム更新制御装置を備える移動体。
  12. 車両の少なくとも一部を制御する複数の制御部が接続された第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量を取得する段階と、
    前記複数の制御部のうちの第1制御部のプログラムの書き換えを行うための第1書き換えデータを前記第1通信ネットワークを通じて前記第1制御部に送信することによって、前記第1制御部のプログラムを書き換える制御を行う段階と、
    前記取得した前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量に基づいて、前記第1書き換えデータが送信されるときの前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量が予め定められた値になるように、前記第1通信ネットワークを通じて前記第1制御部に送信される単位時間あたりの前記第1書き換えデータのデータ量を決定する段階と
    を備え
    前記車両のイグニッション電源がオフされた場合、前記イグニッション電源がオフされてから前記第1制御部への前記第1書き換えデータの全ての送信が完了するまでの間、
    前記通信トラフィック量を取得する段階は、前記第1書き換えデータが前記第1制御部に送信されている間に、前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量を繰り返し取得し、
    前記第1制御部に送信される単位時間あたりの前記第1書き換えデータのデータ量を決定する段階は、前記第1書き換えデータが前記第1制御部に送信されている間に前記通信トラフィック量を取得する段階において繰り返し取得された前記第1通信ネットワーク上の通信トラフィック量に基づいて、前記第1書き換えデータが前記第1制御部に送信されるときの前記第1通信ネットワーク上の全ての通信トラフィック量が予め定められた第1閾値になるように、前記第1通信ネットワークを通じて前記第1制御部に送信される単位時間あたりの前記第1書き換えデータのデータ量の決定を繰り返す
    プログラム更新制御方法。
  13. プログラムであって、コンピュータ請求項1から10のいずれか一項に記載のプログラム更新制御装置として機能させるためのプログラム。
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