JP2017228057A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】なされるジェスチャを予想して操作対象の応答速度を向上させることができる操作装置を提供する。
【解決手段】操作装置1は、検出対象によってなされたジェスチャを検出するタッチパッド3と、なされたジェスチャの履歴の情報である履歴情報40を生成して蓄積する履歴情報生成部4と、検出対象によってなされているジェスチャが終了する前に、タッチパッド3が検出した検出対象の検出情報Sと履歴情報40とに基づいてなされているジェスチャを予想し、予想したジェスチャの情報である予想ジェスチャ情報Sを操作対象に出力するジェスチャ予想部5と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図3A

Description

本発明は、操作装置に関する。
従来の技術として、操作面と複数の指との複数の接触座標を検知する接触情報検知部と、接触情報検知部で検知した接触座標を格納する接触情報履歴格納部と、接触情報履歴格納部に格納されている各接触座標に対してIDを付与する関連ID作成部と、関連ID作成部により同じIDを付与された各接触座標の履歴に基づいてジェスチャーを認識するジェスチャー認識部と、接触情報履歴格納部に格納されている各接触座標に基づいて、操作面に置かれた指が右手もしくは左手のものであるかを判定する左右手判定部と、ジェスチャー認識部による認識結果と左右手判定部の判定結果とに基づいて、予め決められたコマンドを機器に送信するコマンド送信部とを備える入力装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この入力装置は、判定した左右の手に応じてアプリケーションを動作させることができる。
特開2010−117748号公報
しかし従来の入力装置は、ジェスチャ(ジェスチャー)の認識結果と左右手の判定結果とに基づいて予め決められたコマンドを機器に送信するので、操作者がジェスチャ(ジェスチャー)を行ってから機器が応答するまでの応答速度が操作者にとって遅く感じる可能性が有る。
従って本発明の目的は、なされるジェスチャを予想して操作対象の応答速度を向上させることができる操作装置を提供することにある。
本発明の一態様は、検出対象によってなされたジェスチャを検出する検出部と、なされたジェスチャの履歴の情報である履歴情報を生成して蓄積する履歴情報生成部と、検出対象によってなされているジェスチャが終了する前に、検出部が検出した検出対象の検出情報と履歴情報とに基づいてなされているジェスチャを予想し、予想したジェスチャの情報である予想ジェスチャ情報を操作対象に出力するジェスチャ予想部と、を備えた操作装置を提供する。
本発明によれば、なされるジェスチャを予想して操作対象の応答速度を向上させることができる。
図1(a)は、実施の形態に係る操作装置の一例が搭載された車両内部の概略図であり、図1(b)は、操作装置の一例を示すブロック図であり、図1(c)は、操作装置を含む車両通信システムの一例を示すブロック図である。 図2(a)は、実施の形態に係る操作装置が判定するピンチアウト操作及びピンチイン操作の一例を説明するための概略図であり、図2(b)は、フリック操作及びスワイプ操作の一例を説明するための概略図である。 図3Aは、実施の形態に係る操作装置のジェスチャの予想の一例を示すフローチャートである。 図3Bは、実施の形態に係る操作装置のジェスチャの予想の一例を示すフローチャートである。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る操作装置は、検出対象によってなされたジェスチャを検出する検出部と、なされたジェスチャの履歴の情報である履歴情報を生成して蓄積する履歴情報生成部と、検出対象によってなされているジェスチャが終了する前に、検出部が検出した検出対象の検出情報と履歴情報とに基づいてなされているジェスチャを予想し、予想したジェスチャの情報である予想ジェスチャ情報を操作対象に出力するジェスチャ予想部と、を備えて概略構成されている。
この操作装置は、操作対象がジェスチャの判定を行う前に、予想ジェスチャ情報を出力するので、この構成を採用しない場合と比べて、操作対象がどのジェスチャの判定を行うかを定めるための処理をスキップさせることができ、操作対象の応答速度を向上させることができる。
[実施の形態]
(操作装置1の概要)
図1(a)は、実施の形態に係る操作装置の一例が搭載された車両内部の概略図であり、図1(b)は、操作装置の一例を示すブロック図であり、図1(c)は、操作装置を含む車両通信システムの一例を示すブロック図である。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図1(b)及び図1(c)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
操作装置1は、例えば、なされたジェスチャに基づいて車両8に搭載された電子機器の操作を可能とするものである。操作者は、予め定められたジェスチャを行うことでジェスチャに対応する電子機器の機能を操作することができる。この電子機器は、一例として、図1(c)に示すナビゲーション装置84、音楽及び映像再生装置85及び空調装置86などである。操作装置1及び電子機器は、一例として、図1(c)に示すように、車両通信システム81を構成している。
この操作装置1は、図1(a)〜図1(c)に示すように、検出対象によってなされたジェスチャを検出する検出部としてのタッチパッド3と、なされたジェスチャの履歴の情報である履歴情報40を生成して蓄積する履歴情報生成部4と、検出対象によってなされているジェスチャが終了する前に、タッチパッド3が検出した検出対象の検出情報Sと履歴情報40とに基づいてなされているジェスチャを予想し、予想したジェスチャの情報である予想ジェスチャ情報Sを操作対象に出力するジェスチャ予想部5と、を備えて概略構成されている。
また操作装置1は、操作対象によって判定されたジェスチャと予想したジェスチャとを比較し、双方が一致しない場合、履歴情報生成部4を制御して判定されたジェスチャに応じた履歴情報40を蓄積させる制御部6を有する。
さらにジェスチャ予想部5は、検出情報Sと履歴情報40に基づいて予想対象のジェスチャが予め定められた回数以上の履歴を有する場合、なされているジェスチャの予想を行う。
(タッチパッド3の構成)
タッチパッド3は、例えば、操作者の体の一部(例えば、指)や専用のペンによる操作面30に対する接近及び接触に基づいて、操作面30上の位置を検出するタッチセンサである。なお以下における検出対象は、一例として、操作者の指であるものとする。
操作者は、例えば、操作面30に操作を行うことにより、接続された操作対象の操作を行うことが可能となる。タッチパッド3としては、例えば、マルチタッチを検出することができる抵抗膜方式や静電容量方式などのタッチパッドを用いることが可能である。
タッチパッド3は、例えば、操作面30に対する指の接近又は接触を検出する静電容量方式のタッチパッドである。この操作面30の下方には、例えば、互いに絶縁されながら交差する複数の駆動電極と複数の検出電極とが配置されている。
このタッチパッド3は、例えば、上述の駆動電極と検出電極の組み合わせ全てを周期的に走査して得られた静電容量に基づく検出情報Sを制御部6に出力するように構成されている。この検出情報Sには、操作面30に設定されたXY座標系における指が検出された検出点の座標の情報が含まれている。この検出点は、一例として、加重平均により求められる。
タッチパッド3は、例えば、スワイプ操作、フリック操作、ピンチアウト操作及びピンチイン操作などのジェスチャを検出する。このスワイプ操作は、例えば、操作面30に指を接触させたまま移動させ、表示された画像を次の画像に送ったり、前の画像に戻したりする操作を示す。
フリック操作は、例えば、指で操作面30を払い、表示された画像を次の画像に素早く送ったり、前の画像に素早く戻したりする操作を示す。ピンチアウト操作は、例えば、操作面30に接触させた2本の指を広げて、画像や地図などを拡大する操作を示す。ピンチイン操作は、例えば、操作面30に接触させた2本の指を近づけて、画像や地図などを縮小する操作を示す。
なお変形例として検出部は、操作面30になされた操作を検出するものに限定されず、カメラを備えた撮像部であっても良い。撮像部の場合、撮像部は、例えば、指先などの特徴点を検出する。そしてジェスチャ予想部は、この特徴点と履歴情報40に基づいてジェスチャを予想する。
(履歴情報生成部4の構成)
図2(a)は、実施の形態に係る操作装置が判定するピンチアウト操作及びピンチイン操作の一例を説明するための概略図であり、図2(b)は、フリック操作及びスワイプ操作の一例を説明するための概略図である。
履歴情報生成部4は、一例として、ジェスチャを判定するために必要なジェスチャの特徴量と当該ジェスチャを識別する識別番号とを関連付けた履歴情報40を生成して蓄積するように構成されている。
履歴情報生成部4は、例えば、車両8の電源がオンされてからオフされるまでの履歴情報40を生成する。なお変形例として履歴情報生成部4は、駆動源が始動された際に用いられた電子キーなどによって操作者が識別できる場合、識別された操作者ごとに履歴情報40を生成しても良い。また操作者ごとに履歴情報40を生成した場合、履歴情報生成部4は、車両8の電源がオフされても履歴情報40を保持するように構成されても良い。この構成によって操作装置1は、履歴情報40を消去することなく蓄積することで予想の精度を向上させ、操作者に応じたジェスチャの予想をすることができる。
ピンチアウト操作及びピンチイン操作は、二本の指を操作面30に接触させてから互いの指を近づけたり、遠ざけたりする操作である。このピンチイン操作を開始する際の検出点31及び検出点32間の距離Lは、ピンチアウト操作を開始する際の検出点31及び検出点32間の距離Lよりも長い。
従って履歴情報生成部4は、例えば、図2(a)に示すように、ピンチアウト操作及びピンチイン操作を開始する際の検出点31及び検出点32間の距離Lを特徴量として履歴情報40を生成する。つまりピンチアウト操作及びピンチイン操作が行われる度、操作対象によって判定されたジェスチャの識別番号と距離Lとが履歴情報40として蓄積される。このジェスチャの識別番号は、後述する判定結果情報Sに含まれている。
なおピンチアウト操作が操作面30の中央付近で開始され、ピンチイン操作が操作面30の縁近傍で開始される傾向があることから履歴情報40は、例えば、初期位置(初期座標)を特徴量として有していても良い。
フリック操作とスワイプ操作は、例えば、操作面30を移動する速度Vがフリック操作の方が早い傾向がある。そこで履歴情報生成部4は、少なくとも2周期分の検出情報Sを取得して検出点の速度Vを求める。履歴情報生成部4は、例えば、図2(b)に示すように、検出点33が検出されると、次の周期の検出情報Sから検出点34を取得し、この検出点33と検出点34とに基づいて特徴量として速度Vを算出する。
そして履歴情報生成部4は、操作対象から判定されたジェスチャの識別番号を取得し、速度Vと関連付けた履歴情報40を生成する。フリック操作及びスワイプ操作が行われる度、ジェスチャの識別番号と速度Vとが履歴情報40として蓄積される。
なお変形例としてスワイプ操作は、例えば、図2(b)に示すように、フリック操作と比べて、X軸又はY軸に沿って低速度で行われる傾向がある。従って履歴情報生成部4は、例えば、図2(b)に一点鎖線で示す水平線41からの角度θも特徴量として速度V及びジェスチャの識別番号と関連付けて履歴情報40を生成しても良い。
また他の変形例としてフリック操作が操作面30の中央近傍で行われる傾向があり、スワイプ操作が操作面30の端から端に操作が行われる傾向があることから履歴情報40は、初期位置(初期座標)を特徴量として有していても良い。
履歴情報生成部4は、上述のジェスチャ以外のジェスチャに対しても同様にジェスチャを予想するために必要な少なくとも1つの特徴量と判定されたジェスチャの識別番号とを関連付けて履歴情報40を生成する。
(ジェスチャ予想部5の構成)
ジェスチャ予想部5は、ジェスチャが終了する前に、検出情報Sと履歴情報40とに基づいてなされるジェスチャを予想するように構成されている。このジェスチャ予想部5は、ジェスチャの特徴量に応じたしきい値の情報であるしきい値情報50を有している。以下では、ピンチアウト操作及びピンチイン操作の判定について説明する。
ジェスチャ予想部5は、検出情報Sに基づいて2つの検出点が検出された場合、履歴情報40に基づいてピンチアウト操作及びピンチイン操作の履歴が予め定められた回数上の履歴があるか確認する。履歴は、例えば、それぞれが予め定められた回数以上の履歴があることが望ましいが、合計が予め定められた回数以上であっても良い。本実施の形態では、それぞれが予め定められた回数以上の履歴があることがジェスチャを予想する際の条件となる。この予め定められた回数は、一例として、10回である。
ジェスチャ予想部5は、履歴が予め定められた回数以上であった場合、ピンチアウト操作及びピンチイン操作の特徴量である2点間の距離Lを算出する。そしてジェスチャ予想部5は、一例として、ピンチアウト操作及びピンチイン操作のそれぞれの距離Lの平均値を求める。
なおジェスチャ予想部5は、2点間の距離Lを算出した後に判定対象のジェスチャの履歴を確認するように構成されても良い。
ジェスチャ予想部5は、2点間の距離Lとジェスチャの平均値との差を算出し、この差がしきい値情報50に基づく判定対象のジェスチャの距離Lに関するしきい値以下であった場合、当該ジェスチャをなされるジェスチャとして予想ジェスチャ情報Sを生成する。なお差と比較される履歴情報40の距離Lは、平均値に限定されず、最大値、最小値、中央値などの他の値であっても良い。
(制御部6の構成)
制御部6は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部6が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。
制御部6は、少なくとも履歴情報生成部4及びジェスチャ予想部5を制御するように構成されている。
制御部6は、操作対象から取得する判定結果情報Sに基づく判定されたジェスチャと予想ジェスチャ情報Sに基づく予想したジェスチャとを比較し、双方が一致しない場合、判定されたジェスチャに応じた履歴情報40を蓄積させるように構成されている。この蓄積は、例えば、予想した際の距離Lと判定されたジェスチャの識別番号を関連付けて履歴情報40として蓄積することにより行われる。
また制御部6は、検出情報Sに基づいて操作対象を操作する操作情報Sを生成して操作対象に出力するように構成されている。
(車両通信システム81の構成)
車両通信システム81は、一例として、CAN(Controller Area Network)などの規格を用いた通信システムである。車両通信システム81は、例えば、車両LAN(Local Area Network)82を介して操作装置1やナビゲーション装置84などが通信を行うように構成されている。この車両通信システム81は、操作システムの一例である。
この車両通信システム81は、一例として、図1(c)に示すように、操作装置1、車両制御部83、ナビゲーション装置84、音楽及び映像再生装置85、空調装置86及び表示装置87などが通信できるように構成されている。車両制御部83は、例えば、この車両通信システム81を制御するマイクロコンピュータである。
操作装置1が操作対象としてナビゲーション装置84を操作する場合、操作装置1から出力された予想ジェスチャ情報Sは、車両LAN82を介してナビゲーション装置84に入力する。そしてナビゲーション装置84は、例えば、入力した予想ジェスチャ情報Sに基づく予想されたジェスチャを判定する処理を行う。
操作装置1が操作対象としてナビゲーション装置84を操作する場合、操作装置1から出力された操作情報Sは、車両LAN82を介してナビゲーション装置84に入力する。ナビゲーション装置84は、入力した操作情報Sに基づいて動作を行う。
以下に、本実施の形態の操作装置1のジェスチャの予想に関する動作の一例について図3A及び図3Bのフローチャートに従って説明する。ここでは、ピンチ操作の予想の一例について説明する。
(動作)
操作装置1の制御部6は、タッチパッド3から周期的に検出情報Sを取得する。ジェスチャ予想部5は、2つの検出点が検出されると(Step1)、検出情報Sをジェスチャ予想部5に出力する。なお検出情報Sは、周期的にジェスチャ予想部5に入力するように構成されても良い。
ジェスチャ予想部5は、検出情報Sを取得すると、ピンチイン操作又はピンチアウト操作が行われたと判定し、制御部6を介して履歴情報生成部4から履歴情報40を取得する。なお制御部6は、2つの検出点が検出された際の検出情報Sに基づいて操作情報Sを生成し、車両LAN82を介して操作対象に出力する。
ジェスチャ予想部5は、取得した履歴情報40に基づいてピンチイン操作及びピンチアウト操作の履歴が予め定められた回数以上であるか否かを確認する。なお履歴の確認は、ジェスチャ予想部5が履歴情報40を取得せず、履歴情報生成部4に指示して確認しても良いし、ジェスチャ予想部5がピンチイン操作及びピンチアウト操作の履歴のみを取得するように構成されても良い。
ジェスチャ予想部5は、ピンチイン操作及びピンチアウト操作の履歴が予め定められた回数以上である場合(Step2:Yes)、2点間の距離Lを算出する(Step3)。そしてジェスチャ予想部5は、ピンチイン操作及びピンチアウト操作の履歴からそれぞれのジェスチャにおける距離Lの平均値を算出する(Step4)。そしてジェスチャ予想部5は、2点間の距離Lと平均値の差を算出する(Step5)。
ジェスチャ予想部5は、しきい値情報50に基づいてピンチイン操作及びピンチアウト操作に対応するしきい値と算出した差とを比較する。
ジェスチャ予想部5は、差がピンチイン操作のしきい値以内である場合(Step6:Yes)、ジェスチャとしてピンチイン操作がなされると予想する(Step7)。そしてジェスチャ予想部5は、予想したジェスチャに基づく予想ジェスチャ情報Sを生成して出力する(Step8)。
制御部6は、2つの検出点の検出の後に取得した検出情報Sに基づいて、続いて検出点が検出されたか確認する。制御部6は、続いて検出点が確認された場合(Step9:Yes)、検出情報Sに基づいて操作情報Sを生成し、車両LAN82を介して操作対象に出力する。
そして制御部6は、操作対象から判定結果を示す判定結果情報Sが入力すると(Step10)、予想したジェスチャと判定結果とが一致しているか確認する。制御部6は、予想と結果が一致している場合(Step11:Yes)、履歴情報生成部4を制御し、予想時に算出した距離Lと予想したジェスチャに基づいた履歴情報40を蓄積させる(Step12)。
ここでステップ2においてジェスチャ予想部5は、ピンチイン操作及びピンチアウト操作の履歴が予め定められた回数より少なかった場合(Step2:No)、予想を中止し(Step13)、ステップ9に処理を進める。この場合は、操作装置1は、ジェスチャの予想を行わず、検出情報Sに基づいた操作情報Sを出力する。
またステップ6においてジェスチャ予想部5は、差がピンチイン操作のしきい値より大きい場合(Step6:No)、差がピンチアウト操作のしきい値以内であるか確認する。ジェスチャ予想部5は、差がピンチアウト操作のしきい値以内である場合(Step14:Yes)、ジェスチャとしてピンチアウト操作がなされると予想する(Step15)。そしてジェスチャ予想部5は、予想したジェスチャに基づく予想ジェスチャ情報Sを生成して出力する(Step8)。
またステップ14においてジェスチャ予想部5は、差がピンチアウト操作のしきい値より大きい場合(Step14:No)、ステップ13に処理を進めてジェスチャの予想を中止する。なお制御部6は、例えば、定められた回数、連続して差がしきい値以内ではなかった場合、操作者又は操作環境が変わったと判断し、履歴情報40を消去する。
またステップ9において制御部6は、続いて検出点が確認されなかった場合(Step9:No)、算出した距離と予想したジェスチャを破棄する(Step16)。つまり操作装置1は、この検出点の検出に関する履歴情報40を生成しない。なお制御部6は、続いて検出点が確認されなかった場合、予想をキャンセルさせるキャンセル信号を操作対象に出力する。操作対象は、このキャンセル信号に基づいて予想ジェスチャ情報Sを破棄する。
さらにステップ11において制御部6は、予想と結果が一致していない場合(Step11:No)、履歴情報生成部4を制御し、算出した距離Lと判定されたジェスチャとに基づいた履歴情報40を蓄積させる(Step17)。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作装置1は、なされるジェスチャを予想して操作対象の応答速度を向上させることができる。具体的には、操作装置1は、操作対象がジェスチャの判定を行う前に、予想ジェスチャ情報Sを出力するので、この構成を採用しない場合と比べて、操作対象がどのジェスチャの判定を行うかを定めるための処理をスキップさせることができ、操作対象の応答速度を向上させることができる。
操作装置1は、予想対象のジェスチャの履歴が予め定められた回数より少ない場合、ジェスチャの予想を行わないので、この構成を採用しない場合と比べて、ジェスチャの予想精度が向上する。
操作装置1は、予想したジェスチャと操作対象によって判定されたジェスチャとが一致しない場合、予想したジェスチャの履歴情報40ではなく、判定されたジェスチャに関する履歴情報40を蓄積するので、この構成を採用しない場合と比べて、ジェスチャの予想精度が向上する。
他の実施の形態として、操作装置1と操作対象とで以下に記載する操作システムが構成されても良い。
具体的には、操作システムは、指によってなされたジェスチャを検出するタッチパッド3、なされたジェスチャの履歴の情報である履歴情報40を生成して蓄積する履歴情報生成部4、指によってなされているジェスチャが終了する前に、タッチパッド3が検出した指の検出情報Sと履歴情報40とに基づいてジェスチャを予想し、予想したジェスチャの情報である予想ジェスチャ情報Sを操作対象に出力するジェスチャ予想部5、及び操作対象によって判定されたジェスチャと予想したジェスチャとを比較し、双方が一致しない場合、履歴情報生成部4を制御して判定されたジェスチャに応じた履歴情報40を蓄積させ、また検出情報Sに基づいて操作対象を操作する操作情報Sを出力する制御部6を有する操作装置1と、操作装置1と電磁気的に接続され、取得した予想ジェスチャ情報Sに基づいて予想されたジェスチャを判定するための処理を行い、また操作装置1から出力される操作情報Sに基づいてなされたジェスチャを判定し、判定結果を操作装置1に出力する操作対象と、を備えて概略構成されている。
上述の実施の形態及び変形例に係る操作装置1は、例えば、用途に応じて、その一部が、コンピュータが実行するプログラム、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)及びFPGA(Field Programmable Gate Array)などによって実現されても良い。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…操作装置、3…タッチパッド、4…履歴情報生成部、5…ジェスチャ予想部、6…制御部、8…車両、30…操作面、31〜34…検出点、40…履歴情報、41…水平線、50…しきい値情報、81…車両通信システム、82…車両LAN、83…車両制御部、84…ナビゲーション装置、85…映像再生装置、86…空調装置、87…表示装置

Claims (3)

  1. 検出対象によってなされたジェスチャを検出する検出部と、
    なされたジェスチャの履歴の情報である履歴情報を生成して蓄積する履歴情報生成部と、
    前記検出対象によってなされているジェスチャが終了する前に、前記検出部が検出した前記検出対象の検出情報と前記履歴情報とに基づいてなされているジェスチャを予想し、予想したジェスチャの情報である予想ジェスチャ情報を操作対象に出力するジェスチャ予想部と、
    を備えた操作装置。
  2. 前記操作対象によって判定されたジェスチャと予想したジェスチャとを比較し、双方が一致しない場合、前記履歴情報生成部を制御して前記判定されたジェスチャに応じた前記履歴情報を蓄積させる制御部を備えた、
    請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記ジェスチャ予想部は、前記検出情報と前記履歴情報に基づいて予想対象のジェスチャが予め定められた回数以上の履歴を有する場合、なされているジェスチャの予想を行う、
    請求項1又は2に記載の操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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