JP2017227163A - 昇温装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リターダの放熱を用いて触媒を効果的に昇温しつつ、燃費性能の向上を図る。
【解決手段】車両1の減速時に駆動系に制動力を付与するリターダ20と、エンジン10の排気ガスを流通させる排気管32と、ケーシング41内に排気浄化触媒42を収容した排気浄化装置40と、リターダ20の外周に取り付けられた第1熱交換配管部62、ケーシング41の外周に取り付けられた第2熱交換配管部64、第1熱交換配管部62の出口部と第2熱交換配管部64の入口部とを接続する第1接続配管部63及び、第2熱交換配管部64の出口部と第1熱交換配管部62の入口部とを接続する第2接続配管部65とを含み、その内部に冷媒が封入された冷媒循環配管61と、リターダ20の作動時に駆動して冷媒を冷媒循環配管61内に圧送循環させるポンプ70とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇温装置に関し、特に、排気浄化装置の昇温に関する。
一般的に、この種の排気浄化装置は、排気ガス中の炭化水素(HC)・一酸化炭素(CO)を酸化する酸化触媒や、排気ガス中の窒素化合物(NOx)を浄化するNOx触媒等を備えている。酸化触媒やNOx触媒は低温時には不活性となるため、これら触媒の排気浄化性能を効果的に発揮させるには、触媒温度を活性温度以上に保つことが好ましい。
このような点に鑑みて、例えば、特許文献1には、車両制動時にリターダの廃熱によって加熱される冷却風を用いてNOx触媒の入口側排気ガスを保温する技術が開示されている。
特開2012−122440号公報
ところで、上記従来技術においては、NOx触媒直上流の入口側排気ガスのみを保温するため、NOx触媒よりも上流側に配置された酸化触媒の昇温効果は得られない構造になっている。このため、酸化触媒が活性温度未満の場合には、筒内の燃焼温度を上昇させて酸化触媒を昇温するアーリー・ポスト噴射(アフタ噴射に近いタイミングで行うポスト噴射)や排気管噴射が必要となり、燃費性能を十分に改善できない可能性がある。
本開示の技術は、リターダの放熱を用いて触媒を効果的に昇温しつつ、燃費性能の向上を図ることを目的とする。
本開示の技術は、車両の減速時に当該車両の駆動系に制動力を付与するリターダと、前記車両に搭載されたエンジンの排気ガスを流通させる排気管と、前記排気管に設けられたケーシング内に排気浄化触媒を収容した排気浄化装置と、前記リターダの外周に取り付けられた第1熱交換配管部、前記ケーシングの外周又は当該ケーシングよりも上流側の前記排気管の外周に取り付けられた第2熱交換配管部、前記第1熱交換配管部の出口部と前記第2熱交換配管部の入口部とを接続する第1接続配管部及び、前記第2熱交換配管部の出口部と前記第1熱交換配管部の入口部とを接続する第2接続配管部とを含み、その内部に冷媒が封入された冷媒循環配管と、前記リターダの作動時に駆動して前記冷媒を前記冷媒循環配管内に圧送循環させるポンプと、を備えることを特徴とする。
また、前記第1熱交換用配管部が少なくともその一部を蛇行状又は螺旋状に曲げられて前記リターダの外周に取り付けられてもよい。
また、前記第2熱交換用配管部が少なくともその一部を蛇行状又は螺旋状に曲げられて前記ケーシングの外周又は当該ケーシングよりも上流側の前記排気管の外周に取り付けられてもよい。
また、前記排気浄化触媒が酸化触媒であってもよい。
また、前記酸化触媒よりも下流側の前記ケーシング内に排気ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタが設けられてもよい。
また、前記排気浄化装置が、前記ケーシングよりも下流側の前記排気管に第2のケーシングを備えると共に、当該第2のケーシング内にNOx触媒が収容され、前記冷媒循環配管が前記第2のケーシングの外周に取り付けられる第3熱交換配管部をさらに備えてもよい。
また、前記ポンプは、前記駆動系から動力を取り出して駆動するクラッチ付きポンプであってもよい。
本開示の技術によれば、リターダの放熱を用いて触媒を効果的に昇温しつつ、燃費性能の向上を図ることができる。
本発明の第一実施形態に係る昇温装置及び、昇温装置を搭載した車両を示す模式的な全体構成図である。 本発明の第一実施形態に係る昇温装置のポンプを説明する模式図である。 本発明の第一実施形態に係る昇温装置の作用を説明するタイミングチャート図である。 本発明の第二実施形態に係る昇温装置及び、昇温装置を搭載した車両を示す模式的な全体構成図である。 本発明の他の実施形態に係る昇温装置を示す模式的な全体構成図である。 本発明の他の実施形態に係る昇温装置を示す模式的な全体構成図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の各実施形態に係る昇温装置について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[第一実施形態]
まず、図1に基づいて、第一実施形態に係る車両1の駆動系から説明する。ディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)10の出力軸(不図示)には、クラッチ装置11を介して変速機12の入力軸(不図示)が接続されている。また、変速機12の出力軸(不図示)には、プロペラシャフト13、差動装置14、左右のドライブシャフト15L,15Rを介して、左右の駆動輪16L,16Rがそれぞれ接続されている。なお、図1中において、符号20はリターダを示している。リターダ20の詳細については後述する。
次に、第一実施形態に係るエンジン10の排気系について説明する。エンジン10の排気マニホールド31には、排気管32が接続されている。また、排気管32には、排気浄化装置40が設けられている。さらに、排気浄化装置40のケーシング41内には、排気上流側から順に、酸化触媒42及び、フィルタ43が収容されている。
酸化触媒42は、例えば、ハニカム構造体等のセラミック担体表面に酸化触媒成分を担持して形成されている。酸化触媒42は、エンジン10のポスト噴射や排気管インジェクタ44の排気管噴射によってHCが供給されると、これを酸化して排気温度を上昇させる。
フィルタ43は、例えば、多孔質性の隔壁で区画された多数のセルを排気の流れ方向に沿って配置し、これらセルの上流側と下流側とを交互に目封止して形成されている。フィルタ43は、排気ガス中の粒子状物質(PM)を隔壁の細孔や表面に捕集すると共に、PM堆積推定量が所定量に達すると、これを燃焼除去するフィルタ強制再生が実施される。フィルタ強制再生は、ポスト噴射や排気管噴射によって酸化触媒42にHCを供給し、フィルタ43に流れ込む排気ガスの温度をPM燃焼温度(例えば、約600℃)以上に上昇させることで行われる。
次に、本実施形態に係る昇温装置の詳細について説明する。昇温装置は、少なくとも、リターダ20と、冷媒循環配管61と、ポンプ70と、コントロールユニット80とを備えている。
リターダ20は、例えば、永久磁石式リターダであって、何れも図示しない複数の永久磁石が周方向に所定ピッチで配置されると共に車体の非回転部に連結されたステータと、磁性体で形成されると共にプロペラシャフト13(又は、変速機12の出力軸)に一体回転可能に設けられ、ステータの周りを回転するロータと、これらステータとロータとの間に配置されたポールピースとを備えている。車両1の制動時には永久磁石の磁界がポールピースを通ってロータに作用することで制動力を発生させ、非制動時には隣接する永久磁石とポールピースによって閉回路を構成することで、磁界をロータに作用させないようになっている。なお、リターダ20は、永久磁石式に限定されず、電磁式リターダや流体式リターダであってもよい。
冷媒循環配管61は、第1熱交換配管部62と、第1接続配管部63と、第2熱交換配管部64と、第2接続配管部65とを備えており、その内部には冷媒としての冷却水が封入されている。また、第2接続配管部65には、冷却水を圧送するポンプ70が設けられている。
第1熱交換配管部62は、リターダ20のロータ外周に接触して設けられており、制動時にロータから発せられる放熱と冷却水とを熱交換させることで、冷却水温を上昇させる。第1熱交換配管部62は、熱交換面積を確保するために、好ましくは、蛇行状又は螺旋状に曲げられてリターダ20のロータ外周に沿うように取り付けられている。
第1接続配管部63は、第1熱交換配管部62の出口部と第2熱交換配管部64の入口部とを接続する。制動時にポンプ70が駆動すると、第1熱交換配管部62で加熱された高温冷却水が第1接続配管部63を介して第2熱交換配管部64に導入されるようになっている。
第2熱交換配管部64は、ケーシング41の外周に接触して設けられており、制動時に流れ込む高温冷却水とケーシング41内の排気ガスとを熱交換させることで、酸化触媒42の温度を上昇させる。第2熱交換配管部64は、熱交換面積を確保するために、好ましくは、蛇行状又は螺旋状に曲げられてケーシング41の外周に沿うように取り付けられている。
第2接続配管部65は、第2熱交換配管部64の出口部と第1熱交換配管部62の入口部とを接続する。制動時にポンプ70が駆動すると、第2熱交換配管部64内で排気ガスとの熱交換によって冷却された低温冷却水が、第2接続配管部65を介して第1熱交換配管部62に導入され、リターダ20の放熱によって再び過熱されるようになっている。
ポンプ70は、電動ポンプ又はクラッチ付きポンプであって、車両1の制動時に駆動して冷却水を冷媒循環配管61内に圧送循環させる。ポンプ70の駆動はコントロールユニット80によって制御されている。
コントロールユニット80は、車両1やエンジン10の各種制御を行うもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え構成されている。また、コントロールユニット80は、車両1の制動時に酸化触媒42を昇温させる触媒昇温制御を実施する。
より詳しくは、コントロールユニット80は、車両1の制動時にリターダ20が作動すると、ポンプ70を駆動させることで、冷媒循環配管61内に封入された冷却水を圧送循環させる。ポンプ70の駆動は、図2(A)に示すように、ポンプ70が電動ポンプであれば、リターダ20の作動と同時に電動モータ71に車載バッテリ75から電力を供給すればよい。また、図2(B)に示すように、ポンプ70が、その駆動軸72と変速機12から動力を取り出すPTO軸76との間にクラッチ78を備えるクラッチ付きポンプであれば、リターダ20の作動と同時にクラッチ78を断から接に切り替えればよい。
このように、リターダ20の作動時にポンプ70を駆動させて冷媒循環配管61内に冷却水を循環させると、第1熱交換配管部62でリターダ20の放熱によって加熱された高温冷却水が第2熱交換配管部63に連続的に圧送されてケーシング41内の排気ガスと熱交換されることで、酸化触媒42の昇温が効果的に図られるようになる。
次に、図3に基づいて、本実施形態に係る昇温装置の作用について説明する。
図3の時刻t0〜t1は、運転者によってアクセルペダルがON操作される車両1の加速走行中を示し、時刻t1〜t3は、アクセルペダルがOFF操作される車両1の減速走行中を示している。車両1が加速するエンジン10の高負荷運転時(時刻t0〜t1参照)は、排気ガス温度が上昇し、これに伴い酸化触媒42も触媒活性温度(例えば、約200℃)以上に昇温される。時刻t1にて、アクセルペダルのOFF操作によりエンジン10が無負荷運転(フューエルカット状態)に切り替わると、これに伴いエンジン出口排気温度は次第に低下する。
本実施形態では、時刻t2に示すように、車両1の減速走行時にリターダ20が作動すると、これと同時にポンプ70を駆動させて、冷媒循環配管61内の冷却水を循環させるように構成されている。すなわち、車両1の制動時は、第1熱交換配管部62でリターダ20の放熱によって加熱された高温冷却水が第2熱交換配管部63に連続的に圧送されてケーシング41内の排気ガスと熱交換されることで、酸化触媒42の温度低下が効果的に抑制されるようになっている(時刻t2〜t3参照)。
このように、車両1の制動時にエンジン出口排気温度が低下しても、リターダ20の放熱を用いて酸化触媒42を昇温することで、酸化触媒42の温度が触媒活性温度以上に効果的に維持されるようになる。これにより、筒内の燃焼温度を触媒活性温度以上に上昇させるアーリー・ポスト噴射や排気管噴射等が不要、或は、これらの噴射制御の実行頻度を効果的に削減することが可能となり、エンジン10の燃費性能を向上させることができる。
また、車両走行時のフィルタ強制再生中に、車両1の減速によってエンジン出口排気温度が低下しても、フィルタ43に流入する排気ガスはリターダ20の放熱と熱交換されることで高温状態に維持され、フィルタ43の温度低下が抑止されるようになる。これにより、フィルタ強制再生に必要な総ポスト噴射量や総排気管噴射量を効果的に削減することが可能となり、エンジン10の燃費性能を確実に向上させることができる。
また、車両制動時の排気ガス昇温に気体よりも熱容量が大きい冷却水を用いることで、冷却風を用いる従来技術に比べて排気ガスの昇温効率を確実に向上させることができる。
また、ポンプ70を図2(B)に示すクラッチ付きポンプとすれば、車両1の制動時にクラッチ78を接続してポンプ70を駆動させることで、車両1の駆動系に負荷が生じるようになり、制動力を効果的に補助することができる。
[第二実施形態]
次に、図4に基づいて、第二実施形態に係る昇温装置の詳細について説明する。第二実施形態は、排気浄化装置40が前段ケーシング41よりも下流側の排気管32に後段ケーシング45を備えると共に、後段ケーシング45の内部に、排気上流側から順に、選択的還元型触媒(以下、SCR触媒)46及び、第2酸化触媒47を収容したものである。第一実施形態と同一の構成については同一の符号を付して、それらの詳細な説明は省略する。
SCR触媒46は、例えばハニカム構造体等のセラミック担体表面にゼオライト等を担持して形成されている。SCR触媒46は、上流側に配置された尿素水インジェクタ48によって排気管内に噴射された尿素水から加水分解により生成されるアンモニア(NH)を還元剤として排気ガス中のNOxを選択的に還元浄化する。
第2酸化触媒47は、例えば、ハニカム構造体等のセラミック担体表面に酸化触媒成分等を担持して形成されており、SCR触媒46から下流側にスリップしたアンモニアを酸化する機能を有している。
冷媒循環配管61は、第1熱交換配管部62と、第1接続配管部63と、第2熱交換配管部64と、第2接続配管部65と、第3熱交換配管部66と、第3接続配管部67とを備えており、その内部には冷媒としての冷却水が封入されている。また、第3接続配管部67には、車両1の制動時に駆動して冷却水を圧送するポンプ70が設けられている。
第2接続配管部65は、第2熱交換配管部64の出口部と第3熱交換配管部66の入口部とを接続する。制動時にポンプ70が駆動すると、第2熱交換配管部64で第1ケーシング41内の排気ガスとの熱交換された冷却水が、第2接続配管部65を介して第3熱交換配管部66に導入されるようになっている。
第3熱交換配管部66は、後段ケーシング45の外周に接触して設けられており、制動時に流れ込む高温冷却水と後段ケーシング45内の排気ガスとを熱交換させることで、SCR触媒46の温度を上昇させる。第3熱交換配管部66は、熱交換面積を確保するために、好ましくは、蛇行状或は螺旋状に曲げられて後段ケーシング45の外周に沿うように取り付けられている。
第3接続配管部67は、第3熱交換配管部66の出口部と第1熱交換配管部62の入口部とを接続する。制動時にポンプ70が駆動すると、第2熱交換配管部64及び第3熱交換配管部66で排気ガスとの熱交換によって冷却された低温冷却水が、第3接続配管部67を介して第1熱交換配管部62に導入され、リターダ20の放熱によって再び過熱されるようになっている。
以上のように構成された第二実施形態によれば、上記第一実施形態の作用効果と同様、車両制動時に第1酸化触媒42の温度を上昇させつつ、SCR触媒46の温度も活性温度以上に効果的に保温することが可能になる。これにより、燃費性能を確実に向上させつつ、SCR触媒46のNOx浄化性能を効果的に発揮させることができる。
[その他]
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、第一実施形態において、第2熱交換配管部64はケーシング41の外周に設けられるものとして説明したが、図5に示すように、ケーシング41直上流の排気管32の外周に設けることもできる。あるいは、図6に示すように、第2熱交換配管部64をケーシング41直上流の排気管32内に挿入して設けてもよい。
また、上記各実施形態において、制動時に冷却水を冷媒循環配管61内に逆向きに循環させるように構成してもよい。
また、上記各実施形態において、冷媒循環配管61内に封入される冷媒は冷却水(液体)に限定されず、ポンプ70によって圧送可能なものであれば、冷却水以外の他の流体であってもよい。
また、上記各実施形態において、ポンプ70は第1接続配管部63等、冷媒循環配管61の他の部位に設けられてもよい。
また、第二実施形態において、NOx触媒はSCR触媒46に限定されず、吸蔵還元型触媒(LNT)等の他のNOx触媒であってもよい。
また、エンジン10は、ディーゼルエンジンに限定されず、ガソリンエンジン等の他の内燃機関にも広く適用することが可能である。
1 車両
10 エンジン
11 クラッチ装置
12 変速機
13 プロペラシャフト
14 差動装置
15L,15R ドライブシャフト
16L,16R 駆動輪
20 リターダ
31 排気マニホールド
32 排気管
40 排気浄化装置
41 ケーシング
42 酸化触媒
43 フィルタ
61 冷媒循環配管
62 第1熱交換配管部
63 第1接続配管部
64 第2熱交換配管部
65 第2接続配管部
70 ポンプ
80 コントロールユニット

Claims (7)

  1. 車両の減速時に当該車両の駆動系に制動力を付与するリターダと、
    前記車両に搭載されたエンジンの排気ガスを流通させる排気管と、
    前記排気管に設けられたケーシング内に排気浄化触媒を収容した排気浄化装置と、
    前記リターダの外周に取り付けられた第1熱交換配管部、前記ケーシングの外周又は当該ケーシングよりも上流側の前記排気管の外周に取り付けられた第2熱交換配管部、前記第1熱交換配管部の出口部と前記第2熱交換配管部の入口部とを接続する第1接続配管部及び、前記第2熱交換配管部の出口部と前記第1熱交換配管部の入口部とを接続する第2接続配管部とを含み、その内部に冷媒が封入された冷媒循環配管と、
    前記リターダの作動時に駆動して前記冷媒を前記冷媒循環配管内に圧送循環させるポンプと、を備える
    ことを特徴とする昇温装置。
  2. 前記第1熱交換用配管部が少なくともその一部を蛇行状又は螺旋状に曲げられて前記リターダの外周に取り付けられた
    請求項1に記載の昇温装置。
  3. 前記第2熱交換用配管部が少なくともその一部を蛇行状又は螺旋状に曲げられて前記ケーシングの外周又は当該ケーシングよりも上流側の前記排気管の外周に取り付けられた
    請求項1又は2に記載の昇温装置。
  4. 前記排気浄化触媒が酸化触媒である
    請求項1から3の何れか一項に記載の昇温装置。
  5. 前記酸化触媒よりも下流側の前記ケーシング内に排気ガス中の粒子状物質を捕集するフィルタが設けられた
    請求項4に記載の昇温装置。
  6. 前記排気浄化装置が、前記ケーシングよりも下流側の前記排気管に第2のケーシングを備えると共に、当該第2のケーシング内にNOx触媒が収容され、前記冷媒循環配管が前記第2のケーシングの外周に取り付けられる第3熱交換配管部をさらに備える
    請求項1から5の何れか一項に記載の昇温装置。
  7. 前記ポンプは、前記駆動系から動力を取り出して駆動するクラッチ付きポンプである
    請求項1から6の何れか一項に記載の昇温装置。
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