JP2017224503A - 誘導加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力制御素子として半導体素子を用いることなく誘導加熱回路を構成し、その誘導加熱回路において力率改善用コンデンサにより力率を改善するとともに、その力率改善用コンデンサの破損を防止する。【解決手段】被加熱物を誘導加熱するための誘導コイルLに商用周波数である50Hz又は60Hzの交流電流を供給するとともに、誘導コイルに供給される交流電流ILを可飽和リアクトルSRによって制御する誘導加熱回路3を有し、誘導加熱回路において可飽和リアクトル及び誘導コイルの間に、力率改善用コンデンサC及び力率改善用コンデンサを保護する保護用交流リアクトルCRが接続されている。【選択図】図2

Description

本発明は、誘導加熱装置に関するものである。
誘導加熱は力率が低くなることが多く、そのため受電容量が大きくなってしまうことが問題である。
ここで、特許文献1に示すように、電力制御素子にトランジスタやサイリスタ等の半導体素子を用いると、出力波形が歪むことで高い周波数成分が多く含まれることになる。
このような誘導加熱回路に力率改善用コンデンサを接続すると、コンデンサは高い周波数に対してインピーダンスが低下するために大きな電流が流れて、コンデンサが破損することがある。
特開2015−220051号公報
そこで本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、電力制御素子として半導体素子を用いることなく誘導加熱回路を構成し、その誘導加熱回路において力率改善用コンデンサにより力率を改善するとともに、その力率改善用コンデンサの破損を防止することをその主たる課題としたものである。
すなわち、本発明に係る誘導加熱装置は、被加熱物を誘導加熱するための誘導コイルに商用周波数である50Hz又は60Hzの交流電流を供給するとともに、前記誘導コイルに供給される交流電流を可飽和リアクトルによって制御する誘導加熱回路を有し、前記誘導加熱回路において前記可飽和リアクトル及び前記誘導コイルの間に、力率改善用コンデンサ及び当該力率改善用コンデンサを保護する保護用交流リアクトルが接続されていることを特徴とする。
この誘導加熱装置によれば、電力制御素子として可飽和リアクトルを用いた誘導加熱回路において力率改善用コンデンサを接続しているので、誘導加熱回路において力率を改善することができる。
特に、可飽和リアクトルは、動作原理が等アンペアターンによる電流制御であるため、それ自体が定電流特性を有しており、大きな電流が流れることを防止する作用がある。また、可飽和リアクトルにより比較的高い周波数成分を少なくすることができ、力率改善用コンデンサを保護するための保護用交流リアクトルを接続することで、力率改善用コンデンサが破損するような大きな電流を防止することができる。その結果、力率改善用コンデンサを破損させることなく、力率の改善が可能となる。
なお、図5に基本周波数60Hzで正弦波交流電源において、電力制御素子としてサイリスタを用いた場合と、可飽和リアクトルを用いた場合とにおける高調波成分の実測値を示している。この図5から明らかなように、可飽和リアクトルの方が、低出力時における高調波含有率の差が大きい。
巻き数(√3)Nの第1誘導コイルの一端を第1可飽和リアクトルを介して三相交流電源の第1相に接続し、前記第1誘導コイルの他端を巻き数2Nの第2誘導コイルの中央である巻き数Nの位置に接続し、前記第2誘導コイルの一端を第2可飽和リアクトルを介して前記三相交流電源の第2相に接続し、前記第2誘導コイルの他端を前記三相交流電源の第3相に接続することによって2組の誘導加熱回路を構成していることが望ましい。
この構成であれば、2組の誘導加熱回路で三相交流電源の各相の電流バランスを図りながら、第1誘導コイル及び第2誘導コイルの出力を個別に制御することができる。
巻き数(√3)Nの第1誘導コイルを流れる巻線電流は、巻き数2Nの第2誘導コイルに流れ込むので、第2誘導コイルの巻線電流をゼロにできないため、第2誘導コイルが作用する誘導加熱負荷量が制御できない場合が生じうる。このため、前記第2誘導コイルが作用する誘導加熱負荷量は、前記第1誘導コイルが作用する誘導加熱負荷量と同じ又はそれよりも大きくなるように設定されていることが望ましい。
この構成であれば、第1誘導コイルの巻線電流が第2誘導コイルに流れ込んでも、個別温度制御における支障が生じることを防ぐことができる。
前記誘導コイルが作用する誘導負荷は、耐食性に優れた例えばSUS304やSUS316L等の非磁性金属製の容器であることが望ましい。また、容器を誘導加熱する場合には、容器の側壁の外側に誘導コイルを配置して側壁を誘導加熱するとともに、容器の底壁の外側に誘導コイルを配置して底壁を誘導加熱する2面加熱方式が望ましい。さらに、非磁性金属を誘導加熱する場合には低力率となってしまうところ、本発明のように力率改善コンデンサを有する可飽和リアクトルを用いた電力制御方式が望ましい。
商用周波数による非磁性金属の誘導加熱は、高周波による非磁性金属の誘導加熱に比べて電流浸透度が高く、加熱される深度も深くなる。ここで、誘導加熱における容器2の電流浸透深さσ[m]は、金属の抵抗率ρ[Ω・m]と、比透磁率μと、電源周波数f[Hz]とによって決まり、次式で表わされる。
σ=503.3√{ρ/(μf)}
例えば、SUS316L製の容器が800℃に加熱された状態において、商用周波数50Hzでは、電流浸透深さと呼ばれる表面電流密度の36.8%となる深さは、96.5mmであり、高周波である10000Hzでは、6.8mmである。商用周波数の場合の力率は高周波の場合に比べて低くなる傾向があるので、可飽和リアクトルと力率改善コンデンサと保護用交流リアクトルとの組み合わせによる力率改善は受電容量低減において有効である。
図6は、800℃におけるSUS316Lの誘導電流の電流浸透深さを表わすグラフであり、容器の誘導コイルに対向する外側面の電流密度を1.0としたときの、電流密度と深さとの関係を示している。
例えば、容器の肉厚6.8mmであるとすると、10000Hzでは外側面に対する内側面の電流密度が36.8%であるから、外表面の発熱に対して内側面の発熱は電流密度の2乗である13.5%となる。
一方、50Hzでは、容器の内側面の電流密度は約95%であるから、外側面に対する内側面の発熱比は約90%となる。
熱処理対象の収容物に伝熱するのは容器の内側面であるため、10000Hzの高周波では外側面1の加熱に対して内側面0.135の発熱温度を制御しなければならないのに対し、50Hzの商用周波数では外側面1の加熱で内側面0.9の発熱温度を制御すれば良い。つまり、容器の内側面及び容器の外側面との温度差の小さい商用周波数を用いることが、容器の内側面の温度制御性において優れている。
このため、前記容器を構成する非磁性金属の肉厚は、前記誘導コイルに対向する外側面の電流密度に対して、当該外側面とは反対側の内側面の電流密度が90%以上となるように形成されていることが望ましい。容器は内側面の温度を所望の値に制御するために外側面から誘導加熱するが、内外面の温度差が大きいと制御性が悪くなる。内側面の電流密度が外側面の電流密度に比べて90%以上であれば、内側面の発熱量は外側面の発熱量のおよそ80%以上となることから、高い温度制御精度が得られる。
このように構成した本発明によれば、電力制御素子として半導体素子を用いることなく誘導加熱回路を構成し、その誘導加熱回路において力率改善用コンデンサにより力率を改善するとともに、その力率改善用コンデンサの破損を防止することができる。
本実施形態に係る誘導加熱装置の構成を模式的に示す断面図である。 同実施形態における誘導加熱回路を示す模式図である。 変形実施形態における誘導加熱回路を示す模式図である。 変形実施形態における誘導加熱回路を示す模式図である。 サイリスタと可飽和リアクトルの高調波成分の実測値を示す図である。 800℃におけるSUS316Lの50Hzと10000Hzの電流浸透度を示す図である。
<1.装置構成>
本実施形態に係る誘導加熱装置100は、図1に示すように、例えばSUS304やSUS316L等の耐食性に優れた非磁性金属製の容器2を誘導加熱するものであり、容器2を誘導加熱するための誘導コイルLに交流電流を供給するとともに、誘導コイルLに供給される交流電流を可飽和リアクトルSRによって制御する誘導加熱回路3を有している。
本実施形態では、容器2の側壁の外側に上部誘導コイルLaが配置されるとともに、容器2の底壁の外側に下部誘導コイルLbが配置された場合を示している。なお、下部誘導コイルLbは、容器2の底壁に設けられた排出部21を避けて設けられている。これらの誘導コイルLa、Lbは、交流電源Esに対して直列接続されたものであってもよいし、並列接続されたものであってもよい。また、上部及び下部誘導コイルLa、Lbの更に外側には、上部及び下部誘導コイルLa、Lbによる磁束の漏れを低減して容器を効率的に誘導加熱するための例えば珪素鋼板などの磁性体製の磁路形成部材4が設けられている。上部誘導コイルLaの外側に配置された磁路形成部材4は、上下方向に沿った棒状をなすものであってもよいし、上部誘導コイルLaを取り囲むように円筒状をなすものであってもよい。また、下部誘導コイルLbの外側に配置される磁路形成部材4は、放射状に配置された棒状をなすものであってもよいし、下部誘導コイルLbに対向するような例えば円板状又は下部誘導コイルLbを取り囲む形状をなすものであってもよい。
誘導加熱回路3は、図2に示すように、50Hz又は60Hzの商用周波数の交流電源Esと、当該交流電源Esにより交流電流が供給される誘導コイルLと、交流電源Es及び誘導コイルLの間に設けられて誘導コイルLへの交流電流を制御する可飽和リアクトルSRとを備えている。
可飽和リアクトルSRは、電磁誘導作用を持つ鉄心に交流と直流の2種類の巻線を巻回した構造であり、巻回された2つの巻線に流れる電流と巻回数との積はある一定の範囲では等しくなるという等アンペアターンの法則によって、I×N=IDC×NDCの関係が成立する。これにより、直流電流IDCを増減することによって、交流電流Iを制御することができ、誘導コイルLの出力を制御することができる。
そして、この誘導加熱回路3には、可飽和リアクトルSR及び誘導コイルLの間に、力率改善用コンデンサC及び当該力率改善用コンデンサCを保護する保護用交流リアクトルCRが接続されている。
具体的には、力率改善用コンデンサC及び保護用交流リアクトルCRは、交流電源Esに対して直列となるように接続されており、保護用交流リアクトルCRの一端が誘導コイルLの一端側に接続されており、力率改善用コンデンサCを複数接続してもよいし、保護用交流リアクトルCRを複数接続してもよい。
また、容器2を構成する非磁性金属の肉厚は、10mm以下である。具体的には容器2を構成する非磁性金属の肉厚は、誘導コイルL(L1、L2)に対向する外側面の電流密度に対して、当該外側面とは反対側の内側面の電流密度が90%以上となるように形成されている。なお、非磁性金属の肉厚は、誘導コイルLに対向する外側面と内側面との最短距離が10mm以下であれば良く、また、10mm以下であって、熱処理対象である収容物から受ける圧力や熱伸変形に耐え得る所定の機械的強度を有する肉厚以上であれば良い。
この誘導加熱装置100では、容器2又は収容物の温度を温度検出器(不図示)により検出して、この検出温度と目標温度との偏差に応じた制御信号を可飽和リアクトルSRに入力して誘導コイルLに流れる交流電流を制御している。具体的にこの制御を行う温度制御器(不図示)は、容器2又は収容物の温度を、目標温度との偏差が±1℃未満となるようにフィードバック制御(例えばPID制御)する。
<2.本実施形態の効果>
このように構成した誘導加熱装置100によれば、電力制御素子として可飽和リアクトルSRを用いた誘導加熱回路3において力率改善用コンデンサCを接続しているので、誘導加熱回路3において力率を改善することができる。
特に、可飽和リアクトルSRは、動作原理が等アンペアターンにより電流制御であるため、それ自体が定電流特性を有しており、大きな電流が流れることを防止する作用がある。また、可飽和リアクトルSRにより比較的高い周波数成分を少なくすることができ、力率改善用コンデンサCを保護するための保護用交流リアクトルCRを接続することで、高い周波数成分に対し、力率改善用コンデンサが低インピーダンスになった場合でも保護用交流リアクトルは高インピーダンスになるため、力率改善用コンデンサCが破損するような大きな電流を防止することができる。その結果、力率改善用コンデンサCを破損させることなく、力率の改善が可能となる。
さらに、肉厚が10mm以下の容器2を50Hz又は60Hzの交流電流が供給される誘導コイルLにより誘導加熱する構成としているので、容器2又は収容物の温度を、目標温度との偏差が±1℃未満となるように、容易に高精度にフィードバック制御することができる。
<3.本発明の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では単相交流電源Esを用いた誘導加熱回路3について説明したが、図3に示すように、誘導加熱装置100は、三相交流電源Etを用いた誘導加熱回路3を有する構成としてもよい。この場合、三相交流電源EtのUV相間に第1の誘導加熱回路31が形成され、VW相間に第2の誘導加熱回路32が形成され、WU相間に第3の誘導加熱回路33が形成される。これら3組の誘導加熱回路31〜33それぞれにおいて可飽和リアクトルSR1〜SR3及び誘導コイルL1〜L3の間に力率改善用コンデンサC1〜C3及び保護用交流リアクトルCR1〜CR3が接続される。
また、図4に示すように、第1誘導コイルL1及び第2誘導コイルL2がスコット結線されたものであっても良い。具体的には、巻き数(√3)Nの第1誘導コイルL1の一端を第1可飽和リアクトルSR1を介して三相交流電源Etの第1相に接続し、第1誘導コイルL1の他端を巻き数2Nの第2誘導コイルL2の中央である巻き数Nの位置に接続し、第2誘導コイルL2の一端を第2可飽和リアクトルSR2を介して三相交流電源Etの第2相に接続し、第2誘導コイルL2の他端を三相交流電源Etの第3相に接続することによって2組の誘導加熱回路31、32を構成しても良い。この構成であれば、2組の誘導加熱回路31、32で三相交流電源Etの各相の電流バランスを図りながら、第1誘導コイルL1及び第2誘導コイルL2の出力を個別に制御することができる。
この場合、巻き数(√3)Nの第1誘導コイルL1を流れる巻線電流は、巻き数2Nの第2誘導コイルL2に流れ込むので、第2誘導コイルL2の巻線電流をゼロにできないため、第2誘導コイルL2が作用する誘導加熱負荷量をゼロに制御できない場合が生じうる。このため、第2誘導コイルL2が作用する誘導加熱負荷量は、第1誘導コイルL1が作用する誘導加熱負荷量と同じ又はそれよりも大きくなるように設定されていることが望ましい。この構成であれば、第1誘導コイルL1の巻線電流が第2誘導コイルL2に流れ込んでも、個別温度制御における支障が生じることを防ぐことができる。
また、本発明の誘導加熱装置は、被加熱物が飽和水蒸気又は過熱水蒸気を生成するための加熱容器や加熱導体管である過熱水蒸気生成装置であっても良いし、誘導発熱ローラ装置であっても良い。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・誘導加熱装置
2・・・容器
3・・・誘導加熱回路
Es・・・単相交流電源
L・・・誘導コイル
SR・・・可飽和リアクトル
C・・・力率改善用コンデンサ
CR・・・保護用交流リアクトル
L1・・・第1誘導コイル
L2・・・第2誘導コイル
SR1・・・第1可飽和リアクトル
SR2・・・第2可飽和リアクトル
Et・・・三相交流電源

Claims (6)

  1. 被加熱物を誘導加熱するための誘導コイルに商用周波数である50Hz又は60Hzの交流電流を供給するとともに、前記誘導コイルに供給される交流電流を可飽和リアクトルによって制御する誘導加熱回路を有し、
    前記誘導加熱回路において前記可飽和リアクトル及び前記誘導コイルの間に、力率改善用コンデンサ及び当該力率改善用コンデンサを保護する保護用交流リアクトルが接続されている誘導加熱装置。
  2. 巻き数(√3)Nの第1誘導コイルの一端を第1可飽和リアクトルを介して三相交流電源の第1相に接続し、前記第1誘導コイルの他端を巻き数2Nの第2誘導コイルの中央である巻き数Nの位置に接続し、
    前記第2誘導コイルの一端を第2可飽和リアクトルを介して前記三相交流電源の第2相に接続し、前記第2誘導コイルの他端を前記三相交流電源の第3相に接続することによって2組の誘導加熱回路を構成している請求項1記載の誘導加熱装置。
  3. 前記第2誘導コイルが作用する誘導加熱負荷量は、前記第1誘導コイルが作用する誘導加熱負荷量と同じ又はそれよりも大きくなるように設定されている請求項2記載の誘導加熱装置。
  4. 前記誘導コイルが作用する誘導負荷は、非磁性金属製の容器である請求項1乃至3の何れか一項に記載の誘導加熱装置。
  5. 前記容器を構成する非磁性金属の肉厚は10mm以下である請求項4記載の誘導加熱装置。
  6. 前記容器を構成する非磁性金属の肉厚は、前記誘導コイルに対向する外側面の電流密度に対して、当該外側面とは反対側の内側面の電流密度が90%以上となるように形成されている請求項4又は5記載の誘導加熱装置。
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