JP2017223427A - 熱交換器用金属プレートおよび熱交換器 - Google Patents

熱交換器用金属プレートおよび熱交換器 Download PDF

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Abstract

【課題】一方の流体が熱交換器内部で漏洩した場合に、この漏洩した一方の流体が他方の流体へ混合することを簡単な構造を用いて防止することが可能な、熱交換器用金属プレートおよび熱交換器。
【解決手段】熱交換器用金属プレート20Dは、外周領域21と、外周領域21の内側に形成され、外周領域21よりも薄肉の薄肉領域22と、薄肉領域22から金属プレート20Dの厚み方向に突出するように設けられた伝熱フィン25とを備えている。外周領域21には、第1の流体Fが流入するとともに薄肉領域22から離間して配置された入口側開口23Aが形成されている。入口側開口23Aの周囲に、入口側開口23A及び薄肉領域22から独立した溝28が形成され、溝28の一端28aが外周領域21の周囲まで延びている。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱交換器用金属プレートおよび熱交換器に関する。
一般に、熱交換器は、熱エネルギーの利用や除熱を要する機器などに幅広く利用されている。その中で、高性能熱交換器として代表的なものとして、プレート型熱交換器が知られている。このようなプレート型熱交換器においては、プレス加工やハーフエッチング加工などで部分的に薄肉に形成された金属プレートを複数枚積み重ね、この金属プレート間に、熱交換流体の対向する或いは並行する流路を形成するようになっている。また、プレート型熱交換器においては、温度の異なる2つの熱交換流体間で伝熱効率を高めるために、熱交換流体が通る流路に複数の伝熱フィンを設け、伝熱面積を増やしている。
特開2014−152963号公報
しかしながら、特に熱交換流体として高圧流体を用いる熱交換器においては、金属プレートのうち高圧流体の入口流路近傍(特に高圧流体用の配管が接続された側から遠い方の金属プレート近傍)が最も圧力負荷が大きく、接合不良の発生しやすい箇所となっている。このため、例えば金属プレートの高圧流体の入口流路近傍で接合不良が発生した場合、高圧流体が金属プレート同士の間から漏洩してしまうおそれがある。
これに対して従来、漏洩した一方の流体が他方の流体用の流路に混入しないように、2つの流体用の基板間に介在層を設けた構造であるマイクロチャネル熱交換器が知られている(例えば特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1に記載された熱交換器において、2つの基板の間に別途介在層を設置する必要があるため、基板の枚数が増加してしまうという問題がある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、一方の流体が熱交換器内部で漏洩した場合に、この漏洩した一方の流体が他方の流体へ混合することを簡単な構造を用いて防止することが可能な、熱交換器用金属プレートおよび熱交換器を提供することを目的とする。
本発明は、熱交換器用金属プレートであって、外周領域と、前記外周領域の内側に形成され、前記外周領域よりも薄肉の薄肉領域と、前記薄肉領域から前記金属プレートの厚み方向に突出するように設けられた伝熱フィンとを備え、前記外周領域には、流体が流入又は流出するとともに前記薄肉領域から離間して配置された開口が形成され、前記開口の周囲に、前記開口及び前記薄肉領域から独立した溝が形成され、前記溝の一端が前記外周領域の周囲まで延びていることを特徴とする熱交換器用金属プレートである。
本発明は、前記溝の他端は、前記開口と前記薄肉領域との間に位置していることを特徴とする熱交換器用金属プレートである。
本発明は、前記溝の他端は、前記開口に対して前記金属プレートの短手方向側方に位置していることを特徴とする熱交換器用金属プレートである。
本発明は、前記溝の他端は、前記開口に対して前記薄肉領域の反対側に位置していることを特徴とする熱交換器用金属プレートである。
本発明は、一対の固定板と前記一対の固定板の間に互いに積層して配置された複数の熱交換器用金属プレートとを備え、前記複数の熱交換器用金属プレートのうち少なくとも一枚の熱交換器用金属プレートは、前記熱交換器用金属プレートであることを特徴とする熱交換器である。
本発明は、前記一対の固定板のうち少なくとも一つの固定板に隣接する前記熱交換器用金属プレートは、前記熱交換器用金属プレートであることを特徴とする熱交換器である。
本発明は、前記一対の固定板のうち少なくとも一つの固定板の近傍に、前記複数の熱交換器用金属プレートの間から漏洩する流体を検知する漏洩検知器が設けられていることを特徴とする熱交換器である。
本発明によれば、一方の流体が熱交換器内部で漏洩した場合に、この漏洩した一方の流体が他方の流体へ混合することを簡単な構造を用いて防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態による熱交換器を示す分解斜視図。 図2(a)(b)は、それぞれ本発明の第1の実施の形態による金属プレートを示す平面図。 図3は、本発明の第1の実施の形態による金属プレートを示す部分拡大平面図(図2(b)のIII部拡大図)。 図4は、互いに接合された一対の金属プレートを示す断面図(図3のIV−IV線断面に対応する図)。 図5は、本発明の第1の実施の形態による金属プレートを示す部分拡大平面図(図2(b)のV部拡大図)。 図6(a)−(d)は、それぞれ金属プレートに形成される溝の変形例を示す部分拡大平面図。 図7は、本発明の第1の実施の形態による熱交換器を使用している状態を示す概略断面図。 図8は、本発明の第2の実施の形態による熱交換器を示す分解斜視図。 図9は、本発明の第2の実施の形態による熱交換器を使用している状態を示す概略断面図。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図7を参照して説明する。なお、以下の各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。
熱交換器の構成
まず、図1により、本実施の形態による熱交換器の概略について説明する。図1は、本実施の形態による熱交換器を示す分解斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態による熱交換器(プレート型熱交換器)10は、一方の固定板11と、一方の固定板11から離間して設けられた他方の固定板12と、一方の固定板11と他方の固定板12との間に互いに積層して配置された複数(図1では4枚)の熱交換器用金属プレート(金属薄板状プレート)20A〜20Dとを備えている。
このうち、複数の金属プレート20A〜20Dは、第1の流体F用の金属プレート20A、20Bと、第2の流体F用の金属プレート20C、20Dとからなっている。各金属プレート20A、20B、20C、20Dは、溶融点に近い温度で隣接する金属プレート20A、20B、20C、20Dに圧着されることにより、接触面でプレートを構成する金属原子を相互に拡散させ、互いに接合されている(拡散接合)。あるいは、金属プレート20A、20B、20C、20Dは、ロウ材によって互いに接合されていても良い。一方の固定板11と他方の固定板12とは、図示しない連結手段で互いに連結されており、これにより一方の固定板11と金属プレート20Aとが互いに密着し、他方の固定板12と金属プレート20Dとが互いに密着している。
一方の固定板11および他方の固定板12は、それぞれ平面略矩形状を有している。このうち一方の固定板11には、流入管13A、13Bおよび流出管14A、14Bが接続されている。これに対して他方の固定板12は、開口等が形成されることなく、平坦な形状を有している。
流入管13Aおよび流出管14Aは、それぞれ第1の流体Fが流入および流出するものである。第1の流体Fは、図示しないコンプレッサー又はポンプによって、流入管13Aから熱交換器10に流入し、金属プレート20A、20B内で循環しながら熱交換を行い、流出管14Aから流出するようになっている。また、流入管13Bおよび流出管14Bは、それぞれ第2の流体Fが流入および流出するものである。第2の流体Fは、図示しないコンプレッサー又はポンプによって、流入管13Bから熱交換器10に流入し、金属プレート20C、20D内で循環しながら熱交換を行って、流出管14Bから流出するようになっている。
第1の流体Fおよび第2の流体Fは、少なくとも流入管13A、13Bに流入する時点では、互いに温度が異なっている。第1の流体Fおよび第2の流体Fとしては、二酸化炭素、空気等の気体であっても良く、水等の液体であっても良い。第1の流体Fおよび第2の流体Fは、同一種類の流体を用いても良く、互いに異なる種類の流体を用いても良い。なお、本実施の形態においては、第1の流体Fとして高温高圧冷媒(R744(二酸化炭素)等)が用いられ、第2の流体Fとして低温低圧流体(水等)が用いられる場合を例にとって説明する。
他方の固定板12の近傍には、高温高圧の第1の流体Fの漏洩を検知するための漏洩検知器15が設けられている。漏洩検知器15は、他方の固定板12の近傍における、金属プレート20C、20Dの間から漏洩する第1の流体Fを検知するものである。この漏洩検知器15は、例えば電気抵抗、圧力、温度等が通常時から変化したことに基づいて第1の流体Fの漏洩を検知するものであっても良い。漏洩検知器15は、金属プレート20A〜20D及び/又は他方の固定板12に密着していても良く、これらから離間していても良い。なお、追加の漏洩検知器を他の箇所にも設けても良い。例えば、他方の固定板12に対して漏洩検知器15の反対側となる位置に追加の漏洩検知器を設け、この追加の漏洩検知器によって第2の流体Fの漏洩を検知しても良い。
このように、熱交換器10においては、金属プレート20A、20Bの間を通過する第1の流体Fと、金属プレート20C、20Dの間を通過する第2の流体Fとの間で、熱交換が行われるようになっている。なお、金属プレート20A〜20Dの枚数は、図1では便宜上4枚の場合を示しているが、これに限らず、例えば20枚以上200枚以下程度としても良い。また、複数の金属プレートのうちの一部が本実施の形態による金属プレート20A〜20Dと異なる構成のものであっても良い。
なお、このような熱交換器10は、例えば給湯器のヒートポンプユニット、空調設備、冷蔵設備、冷凍設備、車載EGR(Exhaust Gas Recirculation)クーラー、化学プラント等に用いることができる。
金属プレートの構成
次に、図2乃至図5を参照して、本実施の形態による金属プレートの構成について説明する。なお、以下においては、第2の流体F(低温低圧流体)用の一対の金属プレート20C、20Dについて説明する。
図2(a)(b)に示すように、一対の金属プレート20C、20Dは、それぞれ平面略矩形形状であり、長手方向と短手方向とを有している。図2(a)(b)において、長手方向はY方向に平行であり、短手方向はY方向に直交するX方向に平行である。
金属プレート20C、20Dは、それぞれ外周領域21と、外周領域21の内側に形成された薄肉領域(ハーフエッチング領域)22とを有している。このうち外周領域21は、各金属プレート20C、20Dの外周全域に沿って環状に形成されている。この外周領域21は、ハーフエッチングが施されておらず、金属プレート20C、20D全体の厚みと同一の厚みを有している。
また、薄肉領域22は、外周領域21よりも薄肉となっており、金属プレート20C、20Dの一面側のみに形成されている。この場合、薄肉領域22は、当該一面側から例えばハーフエッチング加工を施すことにより形成されている。なお、「ハーフエッチング」とは、被エッチング材料をその厚み方向に途中までエッチングすることをいう。薄肉領域22の深さは、例えば、外周領域21の厚みの40%〜70%程度とされても良い。このように、金属プレート20A〜20Dの薄肉領域22が(ハーフ)エッチングにより形成されるので、流体の流路をプレスによって形成する場合と比べて、熱交換器10をコンパクトかつ高効率なものとすることができる。これにより、冷媒量の削減も含め、エネルギー効率を高めることができる。
薄肉領域22のうち、金属プレート20C、20Dの一対の角部近傍には、それぞれ入口側開口23B、出口側開口24Bが形成されている。この入口側開口23B、出口側開口24Bは、第2の流体Fが通過するとともに、薄肉領域22に連通している。
また、外周領域21のうち、金属プレート20C、20Dの他の一対の角部近傍には、それぞれ入口側開口23A、出口側開口24Aが形成されている。この入口側開口23A、出口側開口24Aは、第1の流体Fが通過するものである。したがって、入口側開口23A、出口側開口24Aは、金属プレート20C、20Dの薄肉領域22とは連通することなく、薄肉領域22から離間して配置されている。他方、入口側開口23A、出口側開口24Aは、金属プレート20A、20B(図1参照)の薄肉領域22に連通している。
これらの入口側開口23A、23B、出口側開口24A、24Bは、金属プレート20C、20Dを貫通するように形成される。なお、入口側開口23A、23B、出口側開口24A、24Bは、薄肉領域22を片面側からハーフエッチングにより形成する際、薄肉領域22と同時に両面側からエッチングにより形成されても良い。
薄肉領域22には、複数の伝熱フィン25がそれぞれZ方向(金属プレート20C、20Dの厚み方向)に突出して設けられている。各伝熱フィン25が設けられている箇所の厚みは、外周領域21の厚みと同一である。一方、各伝熱フィン25は、外周領域21および他の伝熱フィン25からそれぞれ平面方向(X方向およびY方向)に離間して配置されている。このため、各伝熱フィン25は島状に独立して配置されており、各伝熱フィン25の周囲には、第2の流体Fが通過するための流路26が形成されている。なお、図1および図2(a)(b)において、便宜上、一部の伝熱フィン25のみを示しているが、実際には、薄肉領域22の略全域に亘って伝熱フィン25が配置されている。
図3に示すように、各伝熱フィン25は、平面略S字形状を有している。この伝熱フィン25は、第2の流体Fの主流方向D(Y方向)に沿って一定の間隔を隔てて多数配置されている。また、伝熱フィン25は、第2の流体Fの主流方向D(Y方向)に対して垂直な方向(X方向)にも一定の間隔で平行に配置されている。この伝熱フィン25は、その長手方向両端を渦や旋回流などの乱れが生じないような流線型にそれぞれ成形しており、流体抵抗を最小にするように構成されている。なお、各伝熱フィン25の形状は、平面円形状、平面長円形状、または平面多角形形状としても良い。
本実施の形態において、複数の伝熱フィン25は、互いに線対称な形状を有する2種類の伝熱フィン25a、25bを複数組合せることによって構成されている。このうち伝熱フィン25aは、X方向マイナス側およびY方向マイナス側から、X方向プラス側およびY方向プラス側へ向かって延びる略S字形状を有している。一方、伝熱フィン25bは、X方向プラス側およびY方向マイナス側から、X方向マイナス側およびY方向プラス側へ向かって延びる略S字形状を有している。伝熱フィン25aおよび25bは、それぞれX方向に沿って一列に配置されており、伝熱フィン25aの列と伝熱フィン25bの列とは、Y方向に沿って交互に配置されている。複数の伝熱フィン25は、これら一組の伝熱フィン25a、25bの位置をX方向およびY方向にそれぞれ所定量だけずらして多数配置するように構成され、いわゆる千鳥状の配列(デルタ配列)となっている。本明細書中、これら2種類の伝熱フィン25a、25bを合わせて、伝熱フィン25と称する。伝熱フィン25の幅は、金属プレート20C、20Dの材料の厚みや流体によって適宜異ならせても良い。具体的には、各伝熱フィン25のうち最も幅の広い箇所で例えば0.3mm以上1.0mm以下としても良い。
第2の流体Fは、X方向に互いに隣接する一対の伝熱フィン25間の流路26を通過した後、より下流側(Y方向マイナス側)に位置する他の伝熱フィン25の上流側(Y方向プラス側)の端部で分岐され、この伝熱フィン25とX方向に互いに隣接する一対の伝熱フィン25間の流路26を通過する。その後、伝熱フィン25に沿って流れた第2の流体Fは、伝熱フィン25の下流側(Y方向マイナス側)の端部で合流する。これにより、流路26における急激な曲がりによる渦形成や旋回流に起因する圧力損失を最小限に抑え、流路面積の変化、すなわち、流路26の拡大や縮小を抑えることができ、拡流や縮流による圧力損失を小さく抑えることができる。流路26の幅は、金属プレート20C、20Dの材料の厚みや流体によって適宜異ならせても良く、例えば0.2mm以上3.0mm以下としても良い。
図2(a)(b)および図3に示すように、外周領域21のうち薄肉領域22側に位置する縁部27が、縁部27に隣接する伝熱フィン25の形状に沿って波形状又はジグザグ形状となっている。すなわち、外周領域21の縁部27には、薄肉領域22側に張り出す凸部21aと、外周領域21側に引っ込む凹部21bとが、第2の流体Fの主流方向D(Y方向)に沿って複数個繰り返し形成されている。また、波形状又はジグザグ形状の縁部27は、略S字状の伝熱フィン25の形状に合わせた形状となっている。すなわち、縁部27は、各伝熱フィン25の外形形状に沿って湾曲しており、これにより、縁部27と伝熱フィン25との間の流路26が略一定の幅となっている。
次に、図4を参照して、接合された状態の金属プレート20C、20Dについて説明する。図4は、金属プレート20C、20D同士が接合された状態を示している。
図4に示すように、金属プレート20C、20Dは、薄肉領域22が形成された面同士を互いに対向させるように配置されている。また、一対の金属プレート20C、20Dの薄肉領域22および複数の伝熱フィン25は、それぞれ互いに鏡面対称となるように形成されている。このため、金属プレート20C、20Dを互いに接合した際、薄肉領域22同士が一致し、対応する各伝熱フィン25同士が一致するように接合される。このとき、金属プレート20C、20Dの薄肉領域22同士によって第2の流体Fが流れる流路26が形成される。
流路26の高さh(Z方向の距離)は、例えば0.1mm以上1.0mm以下とすることが好ましい。このように、流路26の高さhを抑えることにより、熱交換器10をコンパクトにすることができるとともに、熱交換の効率を高めることができる。
図5は、金属プレート20Dの部分拡大平面図である。図5に示すように、金属プレート20Dの入口側開口23Aの周囲に、平面視略直線状の溝28が形成されている。この溝28は、仮に入口側開口23Aの周縁で金属プレート20C、20Dが互いに剥離してしまった場合に、第1の流体F(高温高圧冷媒)を熱交換器10の外部へ排出させるとともに、漏洩検知器15(図1参照)を用いて第1の流体Fの漏洩を検知するために用いられる。
溝28は、薄肉領域22を片面側からハーフエッチングにより形成する際、同時にハーフエッチングにより形成される。このため、溝28は、薄肉領域22と略同一の深さに形成される。溝28は底面を有し、この底面の断面形状は、略半円、略半楕円等、湾曲した弧状となっている。溝28の幅は、例えば0.1mm以上3.0mm以下としても良い。溝28の深さは、例えば0.05mm以上1.4mm以下としても良い。溝28の幅及び深さをこの範囲内とすることにより、漏洩した第1の流体Fを熱交換器10の外部へ確実に排出するとともに、漏洩検知器15によって第1の流体Fの漏洩を確実に検知することができる。
また溝28は、入口側開口23A及び薄肉領域22の両方から独立しており、平面視において、入口側開口23A及び薄肉領域22からそれぞれ離間して配置されている。このため、通常時(第1の流体Fの非漏洩時)、溝28は、入口側開口23A及び薄肉領域22のいずれとも連通しない。一方、仮に入口側開口23Aの周縁で金属プレート20C、20Dが互いに剥離した場合には、入口側開口23Aからの第1の流体Fが、溝28を介して外周領域21の外方へ排出されるようになっている。
溝28は、上述したように略直線状であり、一端28aと他端28bとを有している。このうち一端28aは、外周領域21の周囲まで延びており、具体的には、外周領域21の長手方向縁部21c(長辺)に終端している。一方、溝28の他端28bは、入口側開口23Aと薄肉領域22との間に位置している。この場合、入口側開口23Aから漏洩した第1の流体Fが、溝28の他端28bから一端28aまで流れ、熱交換器10の外部に排出される。また溝28の他端28bが、入口側開口23Aと薄肉領域22とが最も接近する箇所の近傍に位置するので、第1の流体Fが薄肉領域22に流入することをより確実に防止することができる。
本実施の形態において金属プレート20Dの溝28は、薄肉領域22が形成された面と同一の面に形成されているが、これに限られるものではない。金属プレート20Dのうち薄肉領域22が形成されていない側の面に形成されていても良い。また、溝28は、金属プレート20Dだけでなく、金属プレート20Cの入口側開口23Aの周囲に更に設けられていても良い(図2(a)の二点鎖線参照)。この場合、金属プレート20Cの溝28は、金属プレート20Dの溝28に対応する位置に設けられ、金属プレート20C、20Dを互いに接合した際、双方の溝28が一つの一体化された溝を構成しても良い。この場合、溝の断面積を広くし、溝から排出する第1の流体Fの量を増やすことができる。さらに、溝28は、金属プレート20Dの出口側開口24Aの周囲に更に設けられていても良い(図2(b)の二点鎖線参照)。この場合、仮に出口側開口24Aの周縁で金属プレート20C、20Dが剥離した場合においても、漏洩する第1の流体Fを熱交換器10の外部へ排出することができる。
また、熱交換器10が複数の金属プレート20Dを有する場合、溝28は、複数の金属プレート20Dの全てに設けられていなくても良い。溝28は、複数の金属プレート20Dのうち、他方の固定板12に隣接する金属プレート20Dを含む1枚以上の金属プレート20Dに設けられ、それ以外の金属プレート20Dに設けられていなくても良い。一般に、第1の流体Fが高圧である場合、流入管13Aから最も遠い位置にある他方の固定板12に隣接する金属プレート20Dの入口側開口23A付近が最も圧力負荷が大きい領域である。このため、この領域付近は、金属プレート20Dの接合不良が最も発生しやすい箇所であると考えられる。このため、他方の固定板12に隣接する金属プレート20Dに溝28を設けておくことにより、漏洩した第1の流体Fを効果的に排出することができる。
次に、図6(a)−(d)を参照して、溝28の各種変形例について説明する。
図6(a)において、溝28は、外周領域21の長手方向縁部21c(長辺)に対して略平行かつ直線状に延びている。溝28の一端28aは、外周領域21の短手方向縁部21d(短辺)まで延びている。溝28の他端28bは、入口側開口23Aに対して金属プレート20Dの短手方向側方であって、出口側開口24B側に位置している。図6(a)に示す変形例によれば、漏洩検知器15が外周領域21の短手方向縁部21d側に設けられている場合にも、第1の流体Fの漏洩を検知することができる。
図6(b)において、溝28は、入口側開口23Aの周囲に沿って湾曲した弧状に延びている。溝28の一端28aは、外周領域21の短手方向縁部21d(短辺)まで延びている。溝28の他端28bは、入口側開口23Aと薄肉領域22との間に位置している。図6(b)に示す変形例によれば、溝28の他端28bが、入口側開口23Aの周囲で薄肉領域22に最も近接する箇所に設けられているので、第1の流体Fが薄肉領域22に流入することを確実に防止することができる。
図6(c)において、溝28は、外周領域21の長手方向縁部21c(長辺)に対して略平行かつ直線状に延びている。溝28の一端28aは、外周領域21の短手方向縁部21d(短辺)まで延びている。溝28の他端28bは、入口側開口23Aに対して薄肉領域22の反対側に位置している。一般に入口側開口23Aから同心円状に金属プレート20Cと金属プレート20Dとが剥がれていく。このため、図6(c)に示す変形例のように、薄肉領域22側とは逆側に溝28を設けても漏洩を検知することが可能となる。図6(c)に示す変形例は、とりわけ入口側開口23Aと薄肉領域22との間の接合強度が必要な構造や、入口側開口23Aと薄肉領域22との間の幅が狭い構造に適している。
図6(d)において、溝28は、外周領域21の長手方向縁部21c(長辺)および短手方向縁部21d(短辺)に対して斜めかつ直線状に延びている。溝28の一端28aは、外周領域21のコーナー部21eまで延びている。溝28の他端28bは、入口側開口23Aに対して薄肉領域22の反対側に位置している。一般に入口側開口23Aから同心円状に金属プレート20Cと金属プレート20Dとが剥がれていく。このため、図6(d)に示す変形例のように、薄肉領域22側とは逆側に溝28を設けても漏洩を検知することが可能となる。図6(d)に示す変形例は、とりわけ入口側開口23Aと薄肉領域22との間の接合強度が必要な構造や、入口側開口23Aと薄肉領域22との間の幅が狭い構造に適している。
本実施の形態において、金属プレート20C、20Dは、熱伝導性の良い金属が好ましく、例えばステンレス、鉄、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、チタンなど、種々選択可能である。また、金属プレート20C、20Dの厚みは、それぞれ例えば0.1mm以上2.0mm以下としても良い。
なお、第1の流体F用の一対の金属プレート20A、20Bの構成は、第2の流体F用の一対の金属プレート20C、20Dの構成とそれぞれ略同一であっても良い。あるいは、金属プレート20A、20Bの伝熱フィン25の形状及び/又は配置は、金属プレート20C、20Dの伝熱フィン25の形状及び/又は配置と異なっていても良い。また、金属プレート20A、20Bには、金属プレート20Dと同様の溝28が設けられていても良く、あるいは溝28が設けられていなくても良い。
本実施の形態の作用
次に、このような構成からなる熱交換器の作用について述べる。
まず、図1に示す熱交換器10において、流入管13Aに第1の流体Fを導入するとともに、流入管13Bに第2の流体Fを導入する。この場合、第1の流体Fの温度と第2の流体Fの温度とは互いに異なっている。
次に、第1の流体Fは、金属プレート20A、20B間の薄肉領域22に形成された流路26を通過し、熱交換器10の流出管14Aから流出する。同様に、第2の流体Fは、金属プレート20C、20D間の薄肉領域22に形成された流路26を通過し、熱交換器10の流出管14Bから流出する。流出管14A、14Bから流出する時点で、相対的に低温の流体である第2の流体Fの温度は流入時よりも上昇し、相対的に高温の流体である第1の流体Fの温度は流入時よりも低下している。この場合、金属プレート20Bと金属プレート20Cとが互いに接合されているので、これら金属プレート20B、20Cを介して、第1の流体Fと第2の流体Fとの間で熱交換が効率的に行なわれる。
このようにして熱交換器10を使用している間、高温高圧の第1の流体Fが継続的に流入管13Aに流入する。この第1の流体Fは、各金属プレート20A〜20Dの入口側開口23Aを順次通過して、金属プレート20C、20Dの薄肉領域22によって形成された各流路26に流入する。このときの熱交換器10の概略断面を図7に示す。このように高温高圧の第1の流体Fが流入することにより、金属プレート20C、20Dの間の入口側開口23Aに高い負荷が加わる。仮に、入口側開口23Aの周囲で金属プレート20C、20Dの接合が不十分であると、入口側開口23Aの周囲で金属プレート20C、20Dが剥離するおそれがある(図7の位置P参照)。この場合、金属プレート20C、20Dの間に形成された隙間から第1の流体Fが浸入してしまう。金属プレート20C、20Dの間に第1の流体Fが浸入した場合、浸入した第1の流体Fは、金属プレート20C、20Dの薄肉領域22同士によって形成された流路26に到達し、流路26内の第2の流体Fと混合してしまうおそれがある。
これに対して本実施の形態によれば、金属プレート20Dの入口側開口23Aの周囲に、溝28が形成されている。したがって、金属プレート20C、20Dの間に第1の流体Fが浸入した場合であっても、この第1の流体Fが溝28を介して熱交換器10の外部へと排出される。これにより、第1の流体Fと第2の流体Fとが混合してしまう不具合を防止することができる。さらに、漏洩した第1の流体Fを漏洩検知器15によって検知することにより、第1の流体Fの漏洩を発見することができ、熱交換器10を迅速に修理したり交換したりすることができる。
以上説明したように本実施の形態によれば、入口側開口23Aの周囲に、入口側開口23A及び薄肉領域22から独立した溝28が形成され、溝28の一端28aが外周領域21の周囲まで延びている。これにより、第1の流体Fが熱交換器10の内部で漏洩した場合であっても、漏洩した第1の流体Fが第2の流体Fへ混合することを防止し、かつ第1の流体Fの漏洩を検知することができる。また、溝28は、外周領域21のうち入口側開口23Aの周囲に形成されているので、金属プレート20C、20Dの間に別途介在層等を設ける必要がなく、漏洩した第1の流体Fの排出を簡単な構造で実現することができる。また、溝28は、薄肉領域22を形成する際にハーフエッチングで同時に形成されるので、溝28を形成するための特別な製造工程が必要となることもない。
(第2の実施の形態)
次に、図8および図9を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図8および図9は本発明の第2の実施の形態を示す図である。図8および図9に示す第2の実施の形態は、熱交換器10Aが2種類の金属プレート20B、20Dによって構成されている点が異なるものであり、他の構成は上述した第1の実施の形態と略同一である。図8および図9において、第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示すように、本実施の形態による熱交換器(プレート型熱交換器)10Aは、一方の固定板11と、一方の固定板11から離間して設けられた他方の固定板12と、一方の固定板11と他方の固定板12との間に互いに積層して配置された複数(図1では4枚)の熱交換器用金属プレート(金属薄板状プレート)20B、20Dとを備えている。
本実施の形態においては、一方の固定板11と他方の固定板12との間で、金属プレート20Bと金属プレート20Dとが順番に繰り返し配置されている。金属プレート20Bは、第1の流体F用の金属プレートであり、金属プレート20Dは、第2の流体F用の金属プレートである。各金属プレート20B、20Dの構成は、第1の実施の形態における金属プレート20B、20Dの構成とそれぞれ略同様である。
本実施の形態において、金属プレート20Bの表面(薄肉領域22が形成された面)は、金属プレート20Dの裏面(薄肉領域22が形成されていない面)に直接接合されている。この場合、金属プレート20Bの薄肉領域22と金属プレート20Dの裏面とによって第1の流体Fが流れる流路26が形成される。同様に、金属プレート20Dの表面(薄肉領域22が形成された面)は、金属プレート20Bの裏面(薄肉領域22が形成されていない面)に直接接合されている。この場合、金属プレート20Dの薄肉領域22と金属プレート20Bの裏面とによって第2の流体Fが流れる流路26が形成される。
図9は、使用時における熱交換器10Aの概略断面を示す図である。図9に示すように、高温高圧の第1の流体Fは、各金属プレート20B、20Dの入口側開口23Aを順次通過して、各金属プレート20Bの薄肉領域22によって形成された流路26に流入する。第1の流体Fが流入することにより、金属プレート20Dの入口側開口23Aに高い負荷が加わり、入口側開口23Aの周囲で金属プレート20B、20Dが剥離するおそれがある。(図9の位置P参照)。この場合、金属プレート20B、20Dの間に形成された隙間から第1の流体Fが浸入することが考えられる。
本実施の形態によれば、金属プレート20Dの入口側開口23Aの周囲に、溝28が形成されている。したがって、金属プレート20B、20Dの間に第1の流体Fが浸入した場合であっても、この第1の流体Fが溝28を介して熱交換器10の外部へ排出される。これにより、第1の流体Fと第2の流体Fとが混合してしまう不具合を防止することができる。
上記実施の形態および変形例に開示されている複数の構成要素を必要に応じて適宜組合せることも可能である。あるいは、上記実施の形態および変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
10、10A 熱交換器
11 一方の固定板
12 他方の固定板
20A〜20D 金属プレート
21 外周領域
22 薄肉領域
23A、23B 入口側開口
24A、24B 出口側開口
25 伝熱フィン
26 流路
27 縁部
28 溝

Claims (7)

  1. 熱交換器用金属プレートであって、
    外周領域と、
    前記外周領域の内側に形成され、前記外周領域よりも薄肉の薄肉領域と、
    前記薄肉領域から前記金属プレートの厚み方向に突出するように設けられた伝熱フィンとを備え、
    前記外周領域には、流体が流入又は流出するとともに前記薄肉領域から離間して配置された開口が形成され、
    前記開口の周囲に、前記開口及び前記薄肉領域から独立した溝が形成され、前記溝の一端が前記外周領域の周囲まで延びていることを特徴とする熱交換器用金属プレート。
  2. 前記溝の他端は、前記開口と前記薄肉領域との間に位置していることを特徴とする請求項1記載の熱交換器用金属プレート。
  3. 前記溝の他端は、前記開口に対して前記金属プレートの短手方向側方に位置していることを特徴とする請求項1記載の熱交換器用金属プレート。
  4. 前記溝の他端は、前記開口に対して前記薄肉領域の反対側に位置していることを特徴とする請求項1記載の熱交換器用金属プレート。
  5. 一対の固定板と
    前記一対の固定板の間に互いに積層して配置された複数の熱交換器用金属プレートとを備え、
    前記複数の熱交換器用金属プレートのうち少なくとも一枚の熱交換器用金属プレートは、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の熱交換器用金属プレートであることを特徴とする熱交換器。
  6. 前記一対の固定板のうち少なくとも一つの固定板に隣接する前記熱交換器用金属プレートは、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の熱交換器用金属プレートであることを特徴とする請求項5記載の熱交換器。
  7. 前記一対の固定板のうち少なくとも一つの固定板の近傍に、前記複数の熱交換器用金属プレートの間から漏洩する流体を検知する漏洩検知器が設けられていることを特徴とする請求項5又は6記載の熱交換器。
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