JP2017221132A - 茶生葉保管装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 摘採後の茶生葉を冷却するため、以前より様々な方法を試行錯誤している。本発明は、より効率的に冷却する装置を提供することを課題としている。
【解決手段】 本発明の第1手段は、底面を無端輸送体で構成し、取出端に備えた掻き落とし装置によって茶生葉を取り出す茶生葉保管コンテナにおいて、該掻き落とし装置によって取り出されている茶生葉へ向けて、微細な水粒子を吹き付けるための微細霧発生ノズルを設けることを特徴とする茶生葉保管装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、製茶工場内で茶生葉を一時的に保管する装置に関するものである。
茶生葉保管装置は、茶生葉を冷却しながら保管することを目的としているため、特許文献1のように茶生葉保管コンテナの底面から加湿された冷たい空気を送風している。茶生葉を保管している間に、茶生葉の呼吸熱により、茶生葉が熱を持つと、葉焼けと言われる現象が起こり、茶生葉の品質が変質してしまう。
上記のような冷却では足りないため、特許文献2のように茶生葉保管コンテナへ投入する前に搬送装置上で特許文献2のように冷却しているものもある。
特開2000−295965号公報 特開2000−139349号公報
摘採後の茶生葉を冷却するため、以前より様々な方法を試行錯誤している。本発明は、より効率的に冷却する装置を提供することを課題としている。
本発明の第1手段は、底面を無端輸送体で構成し、取出端に備えた掻き落とし装置によって茶生葉を取り出す茶生葉保管コンテナにおいて、該掻き落とし装置によって取り出されている茶生葉へ向けて、微細な水粒子を吹き付けるための微細霧発生ノズルを設けることを特徴とする茶生葉保管装置。
本発明の第2手段は、上記第1手段において、前記掻き落とし装置の駆動に連動して、前記微細霧発生ノズルから噴霧する。
本発明の第3手段は、上記第1または2手段において、前記無端輸送体の駆動から任意の時間前後に、前記微細霧発生ノズルから噴霧する。
本発明の第4手段は、上記第1、2または3手段において、前記茶生葉保管コンテナの茶生葉の量に応じて、微細霧発生ノズルからの噴霧量を調整する。
本発明の第5手段は、上記第1、2、3または4手段において、前記水粒子の粒子径を10〜50μmとする。
掻き落とし装置で少量ずつ取り出されながら撹拌されているすべての茶生葉の表面に、微細な水粒子を吹き付け、付着した水粒子が蒸発する時の気化熱を用いて、効率的に茶生葉を冷却することができる。これにより3〜7度の冷却効果が得られる。粒子径が小さく気化しやすいので、効果的に冷却でき、次工程の機械へ投入するまでには付着した水粒子は蒸発している。また駆動のタイミングや噴霧量を調整することで、無駄なく、茶生葉を冷却することができる。
図1は茶生葉保管装置の実施方法を示した側面図である。 図2は茶生葉保管装置を取出側から見た正面図である。 図3は茶生葉保管装置の取出端の側面の断面図である。 図4は茶生葉保管装置の取出側から見た正面図である。
茶生葉保管コンテナ1は、底面が通気性の無端輸送体3で構成されており、無端輸送体3の下部に冷却ファン2を備えた風導2aがあり、無端輸送体3を介して風導2a内の空気を、無端輸送体3上の茶生葉Tへ送風する。茶生葉Tは茶生葉保管コンテナ1へ設けられた投入装置(図示しない)により、茶生葉保管コンテナ1へ投入される。風導2aには冷却ファン2だけでなく、加湿装置(図示しない)を備えている。この加湿装置は、特許文献1のようなものの他、スプレー加湿や超音波加湿など、様々な手法が採用されている。
製茶ラインの要求により、茶生葉保管コンテナ1内の茶生葉Tの取出しを開始する。取出をするときには、取出端では掻き落とし装置4が駆動し、底面では無端輸送体3が駆動する。取出端の茶生葉Tは掻き落とし装置4によって撹拌され、一定量ずつ取出コンベヤ5上へ落下する。取出端の茶生葉Tが取出コンベヤ5上へ落下すると、掻き落とし装置4にかかる茶生葉がなくなり、掻き落とすことができなくなるため、無端輸送体3の輸送面を取出端へ移動する。無端輸送体3を駆動することにより、茶生葉Tが掻き落とし装置4へかかり、取出コンベヤ5上へ落下する。
微細霧発生ノズル6をこの取出端の掻き落とし装置4から出た茶生葉へ向けてフレーム10に取り付ける。このフレーム10上を微細霧発生ノズル6は移動可能であり、横位置調整自在である。また、このフレーム10へは角度調節具9を介して角度調節自在に微細霧発生ノズル6を取り付ける。微細霧発生ノズル6へ、エアー供給ホース7と給水ホース8を接続し、二流体噴霧をして、微細霧とすることができる。給水ホース8のみを接続して、一流体噴霧でも構わない。本実施例では、すべての茶葉に微細な水粒子が行き渡るように、茶生葉保管コンテナ2の茶生葉が取り出される上部と下部の両方に微細霧発生ノズル6を設けて噴霧しているが、茶生葉の量など必要に応じて、どちらか一方でもよい。また、微細霧発生ノズル6を幅方向に2個ずつ設けたが、これに限らず3個以上または、1個でも構わない。
掻き落とし装置4の駆動とほぼ同時に上記微細霧発生ノズル6へのエアーや水の供給を駆動する。掻き落とし装置4によりほぐされた茶生葉Tへ微細な水粒子が当たり、取出コンベヤ5により搬送されている途中でも茶生葉Tの熱を奪いながら、蒸発する。微細な水粒子は次の機械へ投入される前には、蒸発する。
微細な水粒子であっても、長時間同じ茶生葉へ噴霧すると多量であるため、茶生葉が掻き落とされる時のみに茶生葉へ噴霧するとよい。または掻き落とし装置4が駆動してから数秒経過後に噴霧するようにタイマー設定してもよい。微細霧発生ノズル6の位置によっては、微細霧発生ノズル6の噴霧をしてから、掻き落とし装置4を後で駆動する場合もある。
茶生葉の量が少ない時に多量に水粒子を噴霧すると、茶生葉が次の機械へ投入するまでに水粒子が蒸発できなかったり、茶生葉の量が多い時に水粒子を少ししか散布しないと、十分な冷却効果を得ることができなかったりする。よって、茶生葉保管コンテナ内の茶生葉の量(高さなど)を測定し、該測定した茶生葉の量に応じて、微細霧発生ノズルからの噴霧量を調整するとよい。具体的には、エアーや水の供給量を変更するとよい。
水粒子の粒子径は10〜50μmが効果的である。
図4のように、茶生葉Tに微細霧をあててから、コンベヤ10上で送風をすると、確実に水粒子を蒸発させることができ、茶生葉の冷却を促すこともできる。
本実施例は、長時間茶生葉を保管する茶生葉保管コンテナのみならず、受入用の茶生葉保管コンテナにも適用自在である。
1 茶生葉保管コンテナ
2 冷却ファン
2a 風導
3 無端輸送体
4 掻き落とし装置
5 取出コンベヤ
6 微細霧発生ノズル
7 エアー供給ホース
8 給水ホース
9 角度調節具
10 フレーム
11 コンベヤ
12 送風ファン
T 茶生葉

Claims (5)

  1. 底面を無端輸送体で構成し、取出端に備えた掻き落とし装置によって茶生葉を取り出す茶生葉保管コンテナにおいて、該掻き落とし装置によって取り出されている茶生葉へ向けて、微細な水粒子を吹き付けるための微細霧発生ノズルを設けることを特徴とする茶生葉保管装置。
  2. 前記掻き落とし装置の駆動に連動して、前記微細霧発生ノズルから噴霧することを特徴とする請求項1記載の茶生葉保管装置。
  3. 前記無端輸送体の駆動から任意の時間前後に、前記微細霧発生ノズルから噴霧することを特徴とする請求項1または2記載の茶生葉保管装置。
  4. 前記茶生葉保管コンテナの茶生葉の量に応じて、微細霧発生ノズルからの噴霧量を調整することを特徴とする請求項1、2または3記載の茶生葉保管装置。
  5. 前記水粒子の粒子径を10〜50μmとすることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の茶生葉保管装置。
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