JP2017220431A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】可動部が繰り返し弾性変形しても塑性変形や損傷を生じ難いコネクタを提供すること。
【解決手段】基板に固定される固定ハウジングと、固定ハウジングに対して変位可能に保持され、相手端子の挿入口4aを有する可動ハウジング4と、相手端子との接触部を有しており、一端側が固定ハウジングに保持され、他端側が可動ハウジング4に保持され、可動ハウジング4を固定ハウジングに対して相対変位可能に弾性的に支持する可動部を有する端子とを備えるコネクタについて、固定ハウジングを、可動ハウジング4の側壁を覆う枠状に形成されている第1の分割ハウジング6と第2の分割ハウジング7にて形成した。こうすることで、自由な組み付けが可能となり、任意の方向への可動ハウジング4の最大変位長さを確実に制御することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、基板に実装されて接続対象物と導通接触するコネクタに関する。
端子が接続対象物と導通接触している状態で振動を加えられても接触状態を維持できるように、端子が可動部を有するコネクタが使用されている。この可動部は、端子において基板に実装される基板接続部と、接続対象物と導通接触する接触部との間に配置されている。基板や接続対象物に振動が生じた際にはこの可動部が弾性変形することで振動を吸収し、接触部と接続対象物とが導通接触し続けることができる。
こうしたコネクタとしては、例えば端子の基板接続部に固定される固定ハウジングと、固定ハウジングに対して相対変位可能な状態で係止されており、端子の接触部を保持する可動ハウジングとを備えるものがある。接続対象物の嵌合時に位置ずれが生じたり、嵌合後に基板等に振動が生じると、可動部が弾性変形することで可動ハウジングが固定ハウジングに対して相対変位して、接触部が接続対象物に追従して導通接触し続けることができる(例として特許文献1参照)。
特開2012−129109号公報
このような従来のコネクタが備える固定ハウジングは、基板と対向する底面に開口を有する箱型に形成されており、コネクタの組立時にはその底面の開口から固定ハウジングの内部の収容部に可動ハウジングを挿入する。こうした固定ハウジングの底面に可動ハウジングの挿入開口を有するコネクタにあっては、基板に接近する方向への可動ハウジングの変位は可動ハウジングが基板に当接することで規制され、他の方向(前後方向、左右方向、基板から離間する上方向)への変位は、可動ハウジングに設けた突出部が固定ハウジングの収容部を形成する内縁に当接することで規制される。よって、基板に対する接離方向での可動ハウジングの最大変位量(距離)は、基板から収容部の内縁までの距離から、突出部の当該方向での長さを引いた距離として定まる。
ところが、その収容部の内縁と基板との距離は、端子を基板に実装する際に使用する半田の量や、基板の反り具合、固定ハウジングや可動ハウジングに対する端子の組み付け位置の違いなど、様々な要因によって大きく変動する。このうち基板と実装に関わる要因は、コネクタ自体に起因するものではなく、しかも小さなコネクタに対して大きな影響を与える構造的な要因であることから、基板に対する接離方向での可動ハウジングの最大変位量を大きく変動させるおそれがある。そして収容部の内縁と基板との距離が長くなり過ぎると、可動部が過度に弾性変形してしまう場合がある。こうした場合、可動部に大きな負担が掛かり、振動が繰り返された場合には可動部が塑性変形したり、損傷を生じたりしやすくなる等の課題がある。
以上のような従来技術を背景になされたのが本発明である。その目的は、可動部が特定の方向に繰り返し弾性変形しても、可動部に塑性変形や損傷を生じさせるといった事態を生じ難いコネクタを提供することである。
上記目的を達成すべく、本発明は以下のように構成される。
本発明は、基板に固定される固定ハウジングと、固定ハウジングに対して変位可能に保持され、接続対象物の挿入口を有する可動ハウジングと、前記接続対象物との接触部を有しており、前記可動ハウジングを前記固定ハウジングに対して変位可能に弾性支持する可動部を有する端子とを備えるコネクタについて、前記固定ハウジングは、前記可動ハウジングの周壁の外側に配置した複数の分割ハウジングにて形成されていることを特徴とするコネクタを提供する。
固定ハウジングが複数の分割ハウジングによって形成されている。よって、従来の固定ハウジングのように基板と対向する挿入開口から可動ハウジングを挿入して組み付ける必要がない。このため固定ハウジングには、基板と当接する前に可動ハウジングの変位を止める規制部を設けることができる。即ち、基板からの距離が可動ハウジングの変位量に影響を与えないコネクタを実現することが可能となる。また、固定ハウジングを可動ハウジングに対して任意の方向から組み付けられるコネクタとすることができる。
より具体的には、例えば固定ハウジングは、各分割ハウジングを可動ハウジングの周壁の側方から近づけるようにして組み付けることができる。こうした構成とすることで、基板に接近する方向への変位を止める規制部と、基板から離間する方向への変位を止める規制部とを、固定ハウジングの収容部の内縁に設ける構造とし、それらの規制部の間に可動ハウジングの周壁に設けた突出部を挟むように、可動ハウジングの周壁の側方から分割ハウジングどうしを組み合わせることができる。こうした従来コネクタと異なる固定ハウジングとすることでも、基板に接近する方向と基板から離間する方向への可動ハウジングの変位を、固定ハウジング収容部の内縁で規制することができる。そのため可動ハウジングの基板に対する接離方向への変位が固定ハウジングと基板との距離によっては変動を受けないようにすることができる。こうすることで、可動ハウジングの基板に対する接離方向への最大変位量をコネクタ構造によって容易に制御することができるため、可動部が基板や実装に関わる要因によって意図せず当該方向に過度に弾性変形してしまう不具合を回避することができる。このように、可動ハウジングの最大変位量を確実に制御する必要がある方向以外の向きに開口部を設けることで、当該方向への可動部の過度な弾性変形を抑制することができる。
前記本発明の複数の分割ハウジングは互いに同一形状とすることができる。
こうすることで、複数の金型を製造する必要が無いため、より低コストで製造可能なコネクタとすることができる。
前記本発明の複数の分割ハウジングは前記可動ハウジングの周壁を囲む枠状に形成することができる。
前記本発明の複数の分割ハウジングは、前述のように可動ハウジングの周壁の側方から近づけるようにして組み付けることが可能であり、その具体的な形態としては、複数の分割ハウジングを可動ハウジングの周壁を囲む枠状に形成することができる。この「枠状」については、分割ハウジングの組み合わせによって可動ハウジングの周壁を外側から囲むことができればよい。具体的には、可動ハウジングの隣接する2辺に対応するL字状の2つの分割ハウジングにて形成することができる。また、可動ハウジングの1辺に沿う直線状の分割ハウジングにて形成することができる。さらに、それらのL字状、直線状の分割ハウジングの組み合わせにて複数の分割ハウジングを形成することもできる。
前記本発明の固定ハウジングは、可動ハウジングに対して前記接続対象物の挿入方向で当接する第1の規制部を有することができる。
固定ハウジングに、可動ハウジングに対して接続対象物の挿入方向で当接する第1の規制部を設けることで、固定ハウジングや端子を基板に対して固定する際に使用される半田量等によって第1の規制部の位置が変動することが無い。よって、前記挿入方向における可動ハウジングの最大変位量を固定ハウジングと可動ハウジングの公差の範囲内に留めることができる。
こうした第1の規制部は前記固定ハウジングの壁部に設けた第1の突出部とすることができる。
固定ハウジングの壁部として第1の突出部を設けることで、最大変位量の変動に与える影響を固定ハウジングと可動ハウジングの樹脂成形体の公差の範囲に留めることができる。
前記本発明の固定ハウジングは、前記可動ハウジングに対して前記接続対象物の抜去方向で当接する第2の規制部を有することができる。
固定ハウジングに、可動ハウジングに対して接続対象物の抜去方向で当接する第2の規制部を設けることで、固定ハウジングや端子を基板に対して固定する際に使用される半田量等によって第2の規制部の位置が変動することが無い。よって、前記抜去方向における可動ハウジングの最大変位量を固定ハウジングと可動ハウジングの公差の範囲内に留めることができる。
こうした第2の規制部は、前記固定ハウジングの壁部に設けた第2の突出部とすることができる。
固定ハウジングの壁部として第2の突出部を設けることで、最大変位量の変動に与える影響を固定ハウジングと可動ハウジングの樹脂成形体の公差の範囲に留めることができる。
前記本発明の固定ハウジングは、前記可動ハウジングに対して前記接続対象物の挿入方向で当接する第1の規制部と、前記可動ハウジングに対して前記接続対象物の抜去方向で当接する第2の規制部とを有するものとすることができる。
本発明によれば、固定ハウジングや端子を基板に対して固定する際に使用される半田量等によって、固定ハウジングに設ける第1の規制部と第2の規制部の双方の位置が何れも変動することが無い。よって、接続対象物の挿入方向と抜去方向の双方向で可動ハウジングの最大変位量を固定ハウジングと可動ハウジングの公差の範囲内に留めることができる。そして、それらの第1の規制部と第2の規制部は、前記本発明における固定ハウジングの壁部に設ける第1の突出部と第2の突出部として構成することが可能である。
前記本発明の可動部は、前記接続対象物の前記固定ハウジングへの挿入方向又は抜去方向の少なくとも何れか一方に弾性変形する荷重が、前記接触部と前記接続対象物の少なくとも何れかが正規の接触位置から挿抜方向に位置ずれする荷重より小さいものとすることができる。
こうすることで、接続対象物が接触部に対して挿抜方向又は抜去方向で変位する際に、接触部に対して位置ずれする前に可動部が弾性変形する。よって、接続対象物が接触部に対して位置ずれすることなく、確実に正規の接触位置で導通接触し続けることができる。よって、コネクタに繰り返し接続対象物の挿抜方向に沿う振動が加えられた場合であっても端子の接触部のめっき剥がれの発生を抑制できるため、接続信頼性を維持することができる。
本発明によれば、特定方向へ可動部が繰り返し弾性変形しても、可動部に塑性変形や損傷を生じさせるといった事態を生じ難いコネクタとすることができる。
一実施形態のコネクタの正面、平面、右側面を示す斜視図。 図1のコネクタの背面、底面、右側面を示す斜視図。 図1のコネクタの正面図。 図1のコネクタの平面図。 図1のコネクタの底面図。 図1のコネクタの右側面図。 図1の第1の分割ハウジングの正面、底面、左側面を示す斜視図。 図1の端子の斜視図。 図1の固定ハウジングに可動ハウジングを組み付ける状態を示す説明図。 図1の固定ハウジングに可動ハウジングを組み付ける状態を示す説明断面図。 図9の可動ハウジングに端子を固定する状態を示す説明図。 図4のコネクタの矢示SA−SA線断面図。 図12のコネクタの矢示R部分の拡大断面図。 図3のコネクタの矢示SB−SB線断面図。 図3のコネクタの矢示SC−SC線断面図。
以下、本発明のコネクタの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本明細書、特許請求の範囲、図面では、コネクタ1の端子5の配列方向に沿う幅方向をX方向、前後方向をY方向、高さ方向をZ方向とする。また、高さ方向Zにおける平面側を「上側」とし、底面側を「下側」とする。こうした上下方向の特定は本発明のコネクタの実装方向、使用方向を限定するものではない。
なお、コネクタ1について、背面図は正面図とは同一のものとして表されるため、記載を省略する。また、左側面図は右側面図とは同一のものとして表されるため、記載を省略する。
第1実施形態〔図1〜図15〕:
コネクタ1は、基板Cに実装されて、基板Cの回路パターンと、「接続対象物」としての相手コネクタ2の相手端子2aとを導通接続するものである(図14参照)。このコネクタ1は、図1〜図6で示すように、固定ハウジング3と、可動ハウジング4と、複数の端子5とを備える。
〔固定ハウジング〕
固定ハウジング3は絶縁性樹脂でなり、図1〜図6で示すように第1の分割ハウジング6と第2の分割ハウジング7とを備え、これらは可動ハウジング4の外側に配置されている。第1の分割ハウジング6と第2の分割ハウジング7は、可動ハウジング4の周壁4fを囲む形状に形成されており、具体的には全体として略矩形の枠状にて形成される。第1の分割ハウジング6と第2の分割ハウジング7は長手枠部と短手枠部とを角部で繋いだ略L字状でなり、互いに同一形状で形成される。このように略L字状でなる第1の分割ハウジング6と第2の分割ハウジング7とによって、固定ハウジング3のX−Y平面における略中央に可動ハウジング4を収容する可動室3Aが形成される(図4参照)。固定ハウジング3を周方向で分かれる分割構造であることから、従来コネクタの固定ハウジングのように基板と対向する挿入開口から可動ハウジングを挿入して組み付ける必要がない。このため本実施形態の固定ハウジング3には、基板Cと当接する前に可動ハウジング4の変位を止める規制部(下側突出部6b4、7b4)を設けることができる。また、基板Cから離間する方向への可動ハウジング4の変位を止める規制部(上側突出部6b3、7b3)を設けることができる。即ち、後述するように高さ方向Zに沿う可動ハウジング4の最大変位量をコネクタ1自体の公差範囲に抑えることができる。
〔第1の分割ハウジング〕
第1の分割ハウジング6は可動ハウジング4の周壁4fの表面を覆うように配置される。第1の分割ハウジング6は、図1〜図7で示すように正面壁6aと、側面壁6bと、第1の保持部6b1とを有する(図7)。
正面壁6aは、X−Z平面を有する。正面壁6aには後述する端子5のハウジング固定部5bが圧入される固定溝6a1が形成されている。
側面壁6bは正面壁6aと繋がり、Y−Z平面を有する規制板部6b2と、規制板部6b2において可動ハウジング4が設けられる側の面に設けられる第1の保持部6b1とを有する。
規制板部6b2はY−Z平面を有する板状でなり、可動ハウジング4が固定ハウジング3に保持された状態で、後述する可動ハウジング4の第1の係止部4cの先端部4c1と対向する。
第1の保持部6b1は、高さ方向Zに沿って設けられる「第2の規制部」及び「第2の突出部」としての上側突出部6b3と、「第1の規制部」及び「第1の突出部」としての下側突出部6b4とを有する。本実施形態ではこの上側突出部6b3が前後方向Yに沿って2つ設けられている。下側突出部6b4は側面壁6bの下端側であって、前後方向Yにおける中央に基板Cに対向して1つ設けられている。高さ方向Zにおける上側突出部6b3と下側突出部6b4の間の位置に収容部6cが設けられており、可動ハウジング4の第1の係止部4cが収容部6cに収容されることで、可動ハウジング4が固定ハウジング3によって保持される。2つの上側突出部6b3の間隔は、そうした第1の係止部4cの前後方向Yに沿う長さよりも短く形成されることで(図4、図9)、可動ハウジング4が上側に変位しても第1の係止部4cがそれらの隙間から抜けることなく、上方向への変位が規制される。
この収容部6cの高さ方向Zの長さは、可動ハウジング4の第1の係止部4cの高さ方向Zに沿う長さよりも長く形成されている(図13)。また、収容部6cの前後方向Yに沿う間隔もまた、第1の係止部4cの前後方向Yに沿う長さよりも長く形成されている。
〔第2の分割ハウジング〕
第2の分割ハウジング7は上述のように第1の分割ハウジング6と同一形状でなり、可動ハウジング4の周壁4fの表面を覆うように配置される。図1〜図6で示すように背面壁7aと、側面壁7bと、第2の保持部7b1とを有する。
背面壁7aは、X−Z平面を有する。背面壁7aには後述する端子5のハウジング固定部5bが圧入される固定溝7a1が形成されている。
側面壁7bは正面壁7aと繋がり、Y−Z平面を有する規制板部7b2と、規制板部7b2において可動ハウジング4が設けられる側の面に設けられる第2の保持部7b1を有する。
規制板部7b2はY−Z平面を有する板状でなり、可動ハウジング4が固定ハウジング3に保持された状態で、後述する第2の係止部4dの先端部4d1が規制板部7b2と対向する。
第2の保持部7b1は、第1の保持部6b1と同様に、高さ方向Zに沿って設けられる、「第2の規制部」及び「第2の突出部」としての上側突出部7b3と、「第1の規制部」及び「第1の突出部」としての下側突出部7b4とを有する。また、本実施形態ではこの上側突出部7b3が前後方向Yに沿って2つ設けられている。下側突出部7b4は側面壁7bの下端側であって、前後方向Yにおける中央に基板Cに対向して1つ設けられている。高さ方向Zにおける上側突出部7b3と下側突出部7b4の間の位置に収容部7cが設けられており、可動ハウジング4の後述する第2の係止部4dが収容部7cに収容されることで、可動ハウジング4が固定ハウジング3によって保持される。2つの上側突出部7b3の間隔は、そうした第2の係止部4dの前後方向Yに沿う長さよりも短く形成されることで、可動ハウジング4が上側に変位しても第1の係止部4cがそれらの隙間から抜けることなく、上方向への変位が規制される。
この収容部7cの高さ方向Zの長さは、可動ハウジング4の第2の係止部4dの高さ方向Zに沿う長さよりも長く形成されている。また、収容部7cの前後方向Yに沿う長さもまた、第2の係止部4dの前後方向Yに沿う長さよりも長く形成されている。
〔可動ハウジング〕
可動ハウジング4は絶縁性樹脂の成形体でなり、略直方体状に形成される。この可動ハウジング4は図4で示すように周壁4fの表面が固定ハウジング3の分割ハウジング6,7によって覆われるように配置されており、挿入口4aと、嵌合室4bと、第1の係止部4cと、第2の係止部4dと、端子挿通部4eを有する。
挿入口4aは、可動ハウジング4の天面側に複数並列に設けられる。特に本実施形態では、幅方向Xに沿う挿入口4aの列が前後方向Yに沿って2列形成されている。
嵌合室4bは、挿入口4aと連通して可動ハウジング4の内部に形成されており、端子5の接触部5eと相手コネクタ2の相手端子2aとが嵌合室4bの内部で導通接触する。
第1の係止部4cは、図9で示すように可動ハウジング4の下側であって幅方向Xにおける一端側に、幅方向Xに沿って外側に向けて突出して設けられる。また、第1の係止部4cは前後方向Yにおける両端側にも突出する。
第2の係止部4dは、可動ハウジング4の下側であって幅方向Xにおいて、第1の係止部4cが設けられる一端側に対する他端側に、幅方向Xに沿って外側に向けて突出して設けられる。また、第2の係止部4dは前後方向Yにおける両端側にも突出する。
端子挿通部4eは、可動ハウジング4の下端に、嵌合室4bと連通して設けられる。後述する端子5の接触部5eは、この端子挿通部4eから嵌合室4bに挿入される。
〔端子〕
端子5は、導電性の金属板を打ち抜いて、折り曲げ加工することで形成されている。この端子5は、図8で示すように、基板接続部5aと、ハウジング固定部5bと、可動部5cと、基端部5dと、接触部5eとを有する。
基板接続部5aは、端子5の一端側に配置される。基板接続部5aが基板Cに半田付けされることで、端子5が基板Cに設けられる回路パターン(図示略)と導通接続する。
ハウジング固定部5bは、基板接続部5aに繋がり、幅方向Xにおける両端側に、固定ハウジング3に対して噛み込んで固定される突部5b1が形成されている。
可動部5cは、ハウジング固定部5bに繋がって、略U字状をなす細軸のばね片でなる。可動部5cは幅方向X、前後方向Y、高さ方向Zのいずれの方向であっても弾性変形が可能である。
基端部5dは、可動部5cに繋がり、高さ方向Zに沿って伸長する。基端部5dの幅方向Xにおける両端側には、可動ハウジング4の嵌合室4bの内壁に噛み込む突部5d1が形成されている。これにより基端部5dが可動ハウジング4に対して固定される。
接触部5eは、基端部5dに繋がり、弾性腕5e1と、弾性腕5e1の先端側で弾性的に支持される接点部5e2とを有する。特に本実施形態では、接触部5eが2本の弾性腕5e1と、2つの接点部5e2とを有する。相手コネクタ2の相手端子2aに対しては2つの接点部5e2が前後方向Yにおける両側から挟み込むように導通接触する。
〔組み立て方法の説明〕
図9,図10で示すように、固定ハウジング3の第1の分割ハウジング6と第2の分割ハウジング7を可動ハウジング4に対して幅方向X及び前後方向Yで挟み込んで、その側面となる外周を囲むように移動させる。そして、可動ハウジング4の第1の係止部4cを第1の分割ハウジング6の収容部6cに収容し、第2の係止部4dを第2の分割ハウジング7の収容部7cに収容する。
続けて可動ハウジング4に端子5を固定する。具体的には図11で示すように、可動ハウジング4の底面側に設けられる端子挿通部4eから端子5の接触部5eを挿入する。そして、基端部5dに設けられる突部5d1を嵌合室4bの内壁に噛み込ませることで基端部5dが嵌合室4bの内部に固定される。こうして接触部5eと基端部5dが嵌合室4bに挿入される際に、可動ハウジング4は基端部5dによって上方に持ち上げられるように変位する。持ち上げられた可動ハウジング4の第1の係止部4cは第1の分割ハウジング6が有する上側突出部6b3に当接することで上方への変位が規制され、可動ハウジング4の第2の係止部4dは第2の分割ハウジング7が有する上側突出部7b3に当接することで上方への変位が規制される。こうして可動ハウジング4の上側への変位が止まり、基端部5dは嵌合室4bの内部に圧入される。こうして端子5の接触部5eと基端部5dの可動ハウジング4への固定が完了する。
その後、端子5のハウジング固定部5bを固定ハウジング3に固定する。具体的には、可動ハウジング4の前後方向Yにおいて前側の嵌合室4bに固定されている端子5のハウジング固定部5bを第1の分割ハウジング6の固定溝6a1に圧入する。これによりハウジング固定部5bが有する突部5b1が固定溝6a1の内壁に噛み込んで固定される。また、同様に可動ハウジング4の前後方向Yにおいて後側の嵌合室4bに固定されている端子5のハウジング固定部5bを第2の分割ハウジング7の固定溝7a1に圧入する。これによりハウジング固定部5bが有する突部5b1が固定溝7a1の内壁に噛み込んで固定される。こうして全ての端子5のハウジング固定部5bの固定ハウジング3へ固定が完了する。以上でコネクタ1の組み立てが完了する。
この状態で、第1の分割ハウジング6と第2の分割ハウジング7とは互いに直接固定はされておらず、前後方向Yにおける一方の端子5と可動ハウジング4と、前記他方の端子5を介して連結された状態となっている。そのため、第1の分割ハウジング6と第2の分割ハウジング7の距離や位置関係は、コネクタ1を基板Cに実装していない状態において端子5の可動部5cが弾性変形することで変わり得るものである。コネクタ1が基板Cに実装された状態で初めてそうした第1の分割ハウジング6と第2の分割ハウジング7の距離や位置関係が定まる。
なお、組み立ての順序として、まず第1の分割ハウジング6の収容部6cに可動ハウジング4の第1の係止部4cを収容して位置決めし、続いて第2の分割ハウジング7の収容部7cに可動ハウジング4の第2の係止部4dを収容して位置決めし、最後に端子5を各ハウジング4,6,7に固定する例を示した。しかし、順序はこれに限られない。例えばまず第1の分割ハウジング6に対する可動ハウジング4の上記位置決めをまず行い、端子5を各ハウジング4,6に固定した後で、第2の分割ハウジング7に対する可動ハウジング4の上記の位置決めを行い、最後に端子5を各ハウジング4,7に固定しても良い。
〔使用方法の説明〕
相手コネクタ2の相手端子2aを可動ハウジング4の挿入口4aから嵌合室4bに挿入し、端子5の接触部5eに接触させる。相手端子2aが接点部5e2同士の間の間隙を押し広げるが、その際に、相手端子2aの接触部5eに対する押圧によって可動部5cが弾性変形し、可動ハウジング4が基板Cの側に向けて変位する。可動ハウジング4の第1の係止部4cは第1の分割ハウジング6の下側突出部6b4に当接して下側への変位が規制される。また、可動ハウジング4の第の係止部4cは第2の分割ハウジング7の下側突出部7b4に当接して下側への変位が規制される。こうして可動ハウジング4の下側への変位が規制された状態で、相手端子2aが接点部5e2同士の間隙を更に押し広げて、その間に相手端子2aが挿入される。その際、接点部5e2と相手端子2aは互いに位置ずれする。その後、相手端子2aの嵌合室5dへの挿入が停止して、相手端子2aが端子5の接点部5e2と正規の接触位置正規の接触位置P1で導通接触している状態で嵌合作業が完了する(図14参照)。
可動ハウジング4は、第1の係止部4cが第1の分割ハウジング6の収容部6cに収容され、第2の係止部4dが第2の分割ハウジング7の収容部7cに収容された状態で、幅方向Xに沿う変位が第1の分割ハウジング6の規制板部6b2と第2の分割ハウジング7の規制板部7b2とによって規制される。コネクタ1が基板Cに実装された状態で、規制板部6b2と規制板部7b2の間の間隔は可動ハウジング4の第1の係止部4cの先端部4c1と第2の係止部4dの先端部4d1の距離よりも長く形成されている。そのため、第1の係止部4cと規制板部6b2の間及び、第2の係止部4dと規制板部7b2の間には可動間隙S1,S1’が形成されている(図12参照)。よって、可動ハウジング4は可動間隙S1,S1’の内部を幅方向Xに沿って弾性変位する。
また、第1の分割ハウジング6の収容部6cの前後方向Yの長さL1は、可動ハウジング4の第1の係止部4cの前後方向Yの長さよりも長く形成されている。そのため、第1の係止部4cと収容部6cを形成する内壁6c1との間には前後方向Yに沿う可動間隙S2が形成されている(図15参照)。よって、第1の係止部4cは可動間隙S2の内部を前後方向Yに沿って変位可能である。また、同様に第2の分割ハウジング7の収容部7cの前後方向Yの長さL1’は、可動ハウジング4の第2の係止部4dの前後方向Yの長さよりも長く形成されている。そのため、第2の係止部4dと収容部7cを形成する内壁7c1との間には前後方向Yに沿う可動間隙S2’が形成されている(図15参照)。よって、第2の係止部4dもまた可動間隙S2’の内部を前後方向Yに沿って弾性変位する。
さらに、第1の分割ハウジング6の上側突出部6b3と下側突出部6b4との間隔L2は、可動ハウジング4の第2の係止部4dの高さ方向Zの長さよりも長く形成されている。そのため、第1の係止部4cと上側突出部6b3の間には第2の可動間隙S4が形成されており、第1の係止部4cと下側突出部6b4の間には第1の可動間隙S3が形成されている(図13参照)。よって、第1の係止部4cは可動間隙S3,S4の内部を高さ方向Zに沿って変位可能である。それと同様に、第2の分割ハウジング7の上側突出部7b3と下側突出部7b4との間隔(図示略)は、可動ハウジング4の第2の係止部4dの高さ方向Zの長さよりも長く形成されている。そのため、第2の係止部4dと上側突出部7b3の間には第2の可動間隙S4と同じ長さの第2の可動間隙(図示略)が形成されており、第2の係止部4dと下側突出部7b4の間には第1の可動間隙S3と同じ長さの第1の可動間隙(図示略)が形成されている。よって、第2の係止部4dもまた各可動間隙の内部を高さ方向Zに沿って変位可能である。
上側突出部6b3と下側突出部6b4は単一の絶縁性樹脂でなる第1の分割ハウジング6の一部として設けられるため、高さ方向Zに沿う間隔L2(図13)は公差の範囲内で一定である。また、上側突出部7b3と下側突出部7b4もまた単一の絶縁性樹脂でなる第2の分割ハウジング7の一部として設けられるため、高さ方向Zに沿う間隔L2’もまた公差の範囲内で一定である。
そのため、可動ハウジング4の高さ方向Zに沿う変位量を決める間隔L2,L2’は、基板や実装に関わる要因、例えば固定ハウジング3を基板Cに対して半田付けする際に使用する半田の使用量や基板Cの反り、固定ハウジング3の固定溝6a1,7a1や可動ハウジング4の嵌合室5dへの端子5の圧入量や固定位置等によって大きく変動するといった事態が生じない。そのため、固定ハウジング3に対する可動ハウジング4の高さ方向Zの最大変位量の変動をコネクタ1の公差の範囲に抑えることができる。したがって、従来のコネクタのように、予期せぬ基板や実装に関わる要因を考慮し、コネクタ自体の公差を超えて可動ハウジングの最大変位量が大きく変動することを見積もって、可動間隙(S3,S3’)を必要以上に大きく設ける必要がなく、コネクタ1自体の小型化に資することができる。また、可動ハウジングの最大変位量の変動がコネクタ1自体の公差内に抑えることができるので、可動部5cが繰り返し過度に大きく弾性変形することで可動部5cが塑性変形したり、損傷を受けたりするといった事態を生じ難くすることができる。
また端子5の可動部5cについて、相手コネクタ2の相手端子2aの固定ハウジング3への挿入方向及び抜去方向(本実施形態では高さ方向Z)に弾性変形する荷重を接触部5eと相手端子2aが正規の接触位置P1から挿抜方向に位置ずれする荷重より小さく設定している。そのため、相手端子2aが接触部5eに対して挿抜方向又は抜去方向で変位する際に、接触部5eに対して位置ずれする前に可動部5cが弾性変形する。よって、相手端子2aが接触部5eに対して位置ずれすることなく、確実に正規の接触位置P1で導通接触し続けることができる。よって、コネクタ1に繰り返し相手端子2aの挿抜方向に沿う振動が加えられた場合であっても端子5の接触部5eのめっき剥がれの発生を抑制できる。よって、接続信頼性の高いコネクタ1とすることができる。
変形例:
前記本実施形態では、可動ハウジング4の第1の係止部4cを収容する収容部6cが第1の分割ハウジング6の側面壁6bに設けられ、第2の係止部4dを収容する収容部7cが第2の分割ハウジング7の側面壁7bに設けられる例を示した。これに対して、そうした第1の係止部4cと第2の係止部4dを収容する収容室を第1の分割ハウジング6の正面壁6aが有していたり第2の分割ハウジング7の背面壁7aが有していたりしても良い。
前記本実施形態では、第1の分割ハウジング6と第2の分割ハウジング7がL字状に形成されている例を示したが、可動ハウジング4の周壁4fを囲む他の枠状に形成することができる。その一例として具体的には、可動ハウジング4の長手辺に沿ってその外側を囲む1対の直線状の分割ハウジングとして形成することができる。
1 コネクタ
2 相手コネクタ
2a 相手端子
3 固定ハウジング
3A 可動室
4 可動ハウジング
4a 挿入口
4b 嵌合室
4c 第1の係止部
4c1 先端部
4d 第2の係止部
4d1 先端部
4e 端子挿通部
4f 周壁
5 端子
5a 基板接続部
5b ハウジング固定部
5b1 突部
5c 可動部
5d 基端部
5d1 突部
5e 接触部
5e1 弾性腕
5e2 接点部
6 第1の分割ハウジング
6a 正面壁
6a1 固定溝
6b 側面壁
6b1 第1の保持部
6b2 規制板部
6b3 上側突出部(第2の規制部、第2の突出部)
6b4 下側突出部(第1の規制部、第1の突出部)
6c 収容部
6c1 内壁
7 第2の分割ハウジング
7a 背面壁
7a1 固定溝
7b 側面壁
7b1 第2の保持部
7b2 規制板部
7b3 上側突出部(第2の規制部、第2の突出部)
7b4 下側突出部(第1の規制部、第1の突出部)
7c 収容部
7c1 内壁
C 基板
P1 正規の接触位置
S1〜S4,S1’〜S4’ 可動間隙

Claims (9)

  1. 基板に固定される固定ハウジングと、
    該固定ハウジングに対して変位可能に保持され、接続対象物の挿入口を有する可動ハウジングと、
    前記接続対象物との接触部を有しており、前記可動ハウジングを前記固定ハウジングに対して変位可能に弾性支持する可動部を有する端子とを備えるコネクタにおいて、
    前記固定ハウジングは、前記可動ハウジングの周壁の外側に配置した複数の分割ハウジングにて形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 複数の前記分割ハウジングが互いに同一形状である請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記複数の分割ハウジングが前記可動ハウジングの周壁を囲む枠状に形成されている請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記固定ハウジングが、前記可動ハウジングに対して前記接続対象物の挿入方向で当接する第1の規制部を有する請求項1〜請求項3何れか1項記載のコネクタ。
  5. 前記固定ハウジングが、前記可動ハウジングに対して前記接続対象物の抜去方向で当接する第2の規制部を有する請求項1〜請求項4何れか1項記載のコネクタ。
  6. 前記固定ハウジングが、前記可動ハウジングに対して前記接続対象物の挿入方向で当接する第1の規制部と、前記可動ハウジングに対して前記接続対象物の抜去方向で当接する第2の規制部とを有する請求項1〜請求項3何れか1項記載のコネクタ。
  7. 前記第1の規制部が前記固定ハウジングの壁部に設けた第1の突出部である請求項4〜請求項6何れか1項記載のコネクタ。
  8. 前記第2の規制部が前記固定ハウジングの壁部に設けた第2の突出部である請求項5〜請求項7何れか1項記載のコネクタ。
  9. 前記可動部は、前記接続対象物の前記固定ハウジングへの挿入方向又は抜去方向の少なくとも何れか一方に弾性変形する荷重が、前記接触部と前記接続対象物の少なくとも何れかが正規の接触位置から挿抜方向に位置ずれする荷重より小さい請求項1〜請求項8何れか1項記載のコネクタ。
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