JP2017219151A - 車両の変速装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、切替操作部(例えば操作レバー)を操作範囲における中間位置(中立位置)に操作することにより、第1調整室および第2調整室を基準状態の広さにするとともに、低速側油路および高速側油路を基準状態の広さにして、第1クラッチ機構および第2クラッチ機構を同一の作動状態(具体的には、半クラッチ状態)にすることができる。
上記構成によれば、油路内の油圧が高くなると同油路内の作動油がアキュムレータ内部に取り込まれるようになる一方で、油路内の油圧が低くなるとアキュムレータ内部の作動油が油路に排出されるようになる。そのため、アキュムレータが設けられていない変速装置と比較して、第1油路や第2油路の容積の増減幅を大きくすることができ、切替操作部を操作することの可能な範囲を大きくすることができる。したがって、切替操作部の操作を通じて、第1調整室の油圧や第2調整室の油圧を高い自由度で調節することができる。しかも、アキュムレータの作用により、切替操作部の操作時における油路内の油圧の変化速度が低く抑えられるため、滑らかな変速動作を実現することができる。
図1に示すように、車両10は、原動機としての電動機11が搭載された電気自動車である。車両10の駆動輪12と電動機11との間には変速装置13が設けられており、この変速装置13によって2段変速が行われる。
本実施形態では、第1油路35(第1減圧室34A、第1調整室37を含む)および第1作動室33Bからなる低速側油路31と、第2油路45(第2減圧室44A、第2調整室47を含む)および第2作動室43Bからなる高速側油路41と、の共に外部に対して閉じた2系統の油路が形成されている。
(1)簡素な構成で滑らかな変速動作を実現することができる。
(2)第1油路35にアキュムレータ36が接続されているため、第1油路35内の油圧が高くなると同第1油路35内の作動油がアキュムレータ36内部に取り込まれるようになる一方で、第1油路35内の油圧が低くなるとアキュムレータ36内部の作動油が第1油路35に排出されるようになる。また、第2油路45にアキュムレータ46が接続されているため、第2油路45内の油圧が高くなると同第2油路45内の作動油がアキュムレータ46内部に取り込まれるようになる一方で、第2油路45内の油圧が低くなるとアキュムレータ46内部の作動油が第2油路45に排出されるようになる。
・減圧レバー51に代えて、スイッチを設けるようにしてもよい。例えばスイッチのオン操作時には第1減圧室34Aの容積および第2減圧室44Aの容積が共に小さくなるようにピストン34Bおよびピストン44Bを動作させる一方、スイッチのオフ操作時には第1減圧室34Aの容積および第2減圧室44Aの容積が共に大きくなるようにピストン34Bおよびピストン44Bを動作させればよい。
・車両10の運転席に、減圧レバー51および切替レバー53の2本の操作レバーを設けることに代えて、一本の操作レバーを設けるようにしてもよい。この場合には、以下のように機能する態様で、操作レバーを、低速側減圧シリンダ34のピストン34B、高速側減圧シリンダ44のピストン44B、および切替シリンダ52の隔壁52Bに連結すればよい。すなわち、図5に一例を示すように、操作レバー60は、第1の方向(図5では上下方向)に操作されるときには変速装置の変速段を切り替えるための切替レバーとして機能し、第1の方向と異なる第2の方向(図5では左右方向)に操作されるときには変速装置を動力伝達状態およびニュートラル状態のいずれかに切り替える減圧レバーとして機能する。こうした変速装置によれば、共通の1本の操作レバー60を上記切替レバーおよび上記減圧レバーとして用いることができるため、切替レバーおよび減圧レバーを各別に設ける場合と比較して、変速装置を簡素な構造にすることができる。
・減圧レバー51、低速側減圧シリンダ34、および高速側減圧シリンダ44を省略してもよい。
Claims (4)
- 車両の駆動輪に各別に連結される低速ギア部および高速ギア部と、前記低速ギア部の入力軸と車載原動機の出力軸との間を断接する第1クラッチ機構と、前記高速ギア部の入力軸と前記車載原動機の出力軸との間を断接する第2クラッチ機構とを有して、2段変速を行う車両の変速装置であって、
内部に区画された第1作動室に供給される油圧に応じて前記第1クラッチ機構の作動状態を変更する第1アクチュエータと、
作動油が充填されるとともに一端に前記第1作動室が連通された第1油路と、
内部に区画された第2作動室に供給される油圧に応じて前記第2クラッチ機構の作動状態を変更する第2アクチュエータと、
前記第1油路とは別に設けられて、作動油が充填されるとともに一端に前記第2作動室が連通された第2油路と、
前記第1油路の一部をなす第1調整室の容積を増減させるための第1切替操作子と、
前記第2油路の一部をなす第2調整室の容積を増減させるための第2切替操作子と、
前記第1調整室の容積および前記第2調整室の容積を一方が増加するときには他方が減少するように増減させることの可能な態様で、前記第1切替操作子および前記第2切替操作子に連結された切替操作部と、を備える車両の変速装置。 - 請求項1に記載の車両の変速装置において、
前記第1油路および前記第2油路にはそれぞれアキュムレータが接続されている
ことを特徴とする車両の変速装置。 - 請求項1または2に記載の車両の変速装置において、
前記第1油路の一部をなす第1減圧室の容積を増減させるための第1減圧操作子と、
前記第2油路の一部をなす第2減圧室の容積を増減させるための第2減圧操作子と、
前記第1減圧室の容積および前記第2減圧室の容積を一方が増加するときには他方も増加するように、且つ一方が減少するときには他方も減少するように増減させることの可能な態様で、前記第1減圧操作子および前記第2減圧操作子に連結された減圧操作部と、を備えることを特徴とする車両の変速装置。 - 請求項3に記載の車両の変速装置において、
前記切替操作部および前記減圧操作部は、前記車両の運転席に設けられた操作レバーであり、
前記操作レバーは、第1の方向に操作されるときには前記切替操作部として機能し、第2の方向に操作されるときには前記減圧操作部として機能する
ことを特徴とする車両の変速装置。
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