JP2017218709A - 脱ぎやすい５本指靴下 - Google Patents

Abstract

【課題】 ５本指靴下は、それぞれの指が指袋に密着しているため、脱ぐときに指袋が裏返しに成り易く、靴下本体を表に返しても指袋は裏返しのままであり、一本ずつ指袋を表に返す手間がかかり面倒であった。
【解決手段】 第二指用指袋から第五指用指袋の指袋先端を繋げ、脱ぐときに裏返しになりにくく、表に返し易い５本指靴下を考案した。
また、第一指用指袋を繋げず独立させて、第一指の可動域を確保し、サンダル等の鼻緒の使用にも支障はなく、第二指用指袋から第五指用指袋の先端のみを繋げたことで、履き心地にも違和感は起こらない５本指靴下である。
【選択図】図２

Description

本発明は、指袋が裏返しになっても、器具を使わずに簡単に表にできる５本指靴下に関するものである。

従来の５本指靴下は、靴下の先端に５本の指袋を設けて、５指全てを独立して包むため着用感は良いが、脱ぐときは５本の指袋を一本ずつ外してから靴下を脱ぐか、一度に裏返しにして脱いでから一本ずつ表に返さなければならず、面倒であった。

従来の５本指靴下は、第一指から第五指それぞれに指袋で被せるもので、履くときはスムーズに指が入るものの、脱ぐときは発汗した指が靴下に密着するため、指袋から指が抜けにくく裏返しに成り易かった。

第一指用指袋は、太いため比較的返し易いが、第二指用指袋から第五指用指袋までは、細く作られているため、裏返しになった５本指靴下は表に戻し難くい構造であった。

本発明は、器具を用いずに裏返った５本指靴下を、容易に元に戻すことができるとともに、裏返しにすることなく、容易に脱ぐことができるようにすることを目的としたものである。

上述のように、指先を繋げることで、器具を使わずに裏返しになった指袋を容易に元に戻せ、脱ぐときも第一指用指袋及び第二指用指袋から第五指用指袋までの先端の一部を引っ張ることで、裏返しにならずに脱ぐことができる。

第一指用指袋を独立させ、第一指の可動域を確保し、第二指用指袋から第五指用指袋の４指の先端を繋げることで、使用上は違和感がなく脱ぎやすい５本指靴下にした。

５本指靴下は、それぞれの指を独立した指袋で被せる構造であり、指袋を繋げることは逆の発想である。しかし、第二指用指袋から第五指用指袋の先端のみを繋げることで、第一指の可動域を確保し、使用上違和感がない、脱ぎやすい５本指靴下を実現した。

本発明で用いる５本指靴下の指袋等の名称 指袋先端を繋げた状況

以下本発明を実施するための形態を説明する。

図２のように、第二指用指袋から第五指用指袋の先端を繋げることで、脱ぐときに靴下が裏返っても、指袋の先端は常に表に出ているため、繋がっている部分の一部を引き出せば、すべての指袋が連れて表に戻る。

また、脱ぐときに第一指用指袋と第二指用指袋以下の一部を引き抜くことで、全ての指袋が裏返しにならずに脱ぐことができる。

▲１▼ ・・・第一指用指袋
▲２▼ ・・・第二指用指袋
▲３▼ ・・・第三指用指袋
▲４▼ ・・・第四指用指袋
▲５▼ ・・・第五指用指袋
Ａ ・・・５本指靴下本体
Ｂ ・・・指袋先端の結合状況

Claims (1)

1. 靴下の先端が５本の袋状（以下「指袋」という。）に分かれ、足の指それぞれに指袋を被せる構造の靴下（以下「５本指靴下」という。）の第二指用指袋から第五指用指袋までの４指の指袋先端を繋げた５本指靴下。

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