JP2017218245A - ヒレ付コンベア - Google Patents

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宏治 野口
Koji Noguchi
宏治 野口
幹也 樋口
Mikiya Higuchi
幹也 樋口
宏明 上條
Hiroaki Kamijo
宏明 上條
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Abstract

【課題】キャリア側でのヒレ間の間隙を小さくすることができるヒレ付コンベアを提供する。
【解決手段】幅方向に配置された第1ヒレ部61及び第2ヒレ部62からなるヒレ6が走行方向に複数設けられているコンベアベルト2と、キャリア側でコンベアベルトを樋形状に支持するキャリアローラー5と、リターン側に第1ヒレ部61と第2ヒレ部62との間を支持する大径リターンローラー9とを有するヒレ付コンベア1であって、第1ヒレ部61と第2ヒレ部62との間には、大径リターンローラー9に当接する突起部63が形成されている。また、突起部63は、キャリアローラー5による第2ヒレ部62の回動を妨げない位置に設けられている。さらに、突起部63には、幅方向においてコンベアベルト2と平行な当接面63aが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、土砂等のバラ物を輸送するヒレ付コンベアに関する。
一般的に傾斜部でバラ物を輸送するコンベアとしてヒレ付コンベアが使用されている(例えば、特許文献1参照)。ヒレ付コンベアにおいて大容量の土砂を運搬する場合は、コンベアベルト2のベルト幅を広くする必要があり、図4に示すような、3点キャリアローラー式のヒレ付コンベアが用いられることが多い。図4において、(a)はキャリア側の断面図、(b)はリターン側の断面図をそれぞれ示している。このようなヒレ付コンベアでは、ベルト幅が広いため、リターン側において、幅方向の中央でもコンベアベルト2を支持する必要が生じる。そこで、ヒレ間に間隙を設け、細い大径リターンローラー9をヒレ間に設置している。なお、大径リターンローラー9は、ヒレ間を通ってコンベアベルト2を支持する必要があるため、半径がヒレの高さ以上に設定されている。
特開平5−151110号公報
しかしながら、従来技術では、リターン側において大径リターンローラー9がコンベアベルト2まで到達する必要があるため、ヒレの配置や形状に制約が生じてしまい、キャリア側でトラフ形状を採用してもヒレ間に大きな間隙が生じてしまい、流動性の高い土砂等の搬送物の搬送効率が低下してしまうという問題点があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の課題を解消し、キャリア側でのヒレ間の間隙を小さくすることができるヒレ付コンベアを提供することにある。
本発明のヒレ付コンベアは、幅方向に配置された複数のヒレが走行方向に複数設けられているコンベアベルトと、キャリア側で前記コンベアベルトを樋形状に支持するキャリアローラーと、リターン側に前記ヒレ間を支持するリターンローラーとを有するヒレ付コンベアであって、前記ヒレ間には、前記リターンローラーに当接する突起部が形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明のヒレ付コンベアにおいて、前記突起部は、前記キャリアローラーによる前記ヒレの回動を妨げない位置に設けられていても良い。
さらに、本発明のヒレ付コンベアにおいて、前記突起部には、幅方向において前記コンベアベルトと平行な当接面が形成されていても良い。
さらに、本発明のヒレ付コンベアにおいて、前記突起部の前記コンベアベルトの表面からの高さは、前記ヒレの高さの1/5以下に設定されていても良い。
さらに、本発明のヒレ付コンベアにおいて、前記突起部の走行方向の長さは、前記ヒレの厚さより長く、前記ヒレ部よりも走行方向上流側に延出して設けられていても良い。
本発明によれば、ヒレ間の位置する突起部によって、キャリア側でのヒレ間の間隙を小さくすることができ、流動性の高い土砂等の搬送物の搬送効率を向上させることができるという効果を奏する。
本発明に係るヒレ付コンベアの実施形態の構成を示す概略側面図である。 図1に示すヒレ付コンベアの走行方向と交差する断面を走行方向下流側から見た図である。 図1に示すヒレの構成を示す図である。 従来のヒレ付コンベアの構成を説明する説明図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施形態のヒレ付コンベア1は、図1を参照すると、無端環状に形成されたコンベアベルト2がヘッドプーリー3とテールプーリー4とに掛け回されている。コンベアベルト2は、キャリア側においてテールプーリー4からヘッドプーリー3に向けて走行されるように駆動され、テールプーリー4側の搬送始端において投入された土砂等の搬送物をヘッドプーリー3側の搬送終端まで搬送して次段に供給する。
コンベアベルト2のキャリア側には、コンベアベルト2を裏面側から支持するキャリアローラー5が、ヘッドプーリー3とテールプーリー4との間に間隔をおいて複数列設けられている。キャリアローラー5は、図2を参照すると、ヘッドプーリー3及びテールプーリー4と平行に配置された水平ローラー51と、水平ローラー51の両側に所定のトラフ角度αで配置された一対のトラフローラー52とで構成され、コンベアベルト2を樋形状に支持するトラフ型キャリアを構成している。
コンベアベルト2の表面には、ヒレ6が走行方向略等間隔に複数列設けられている。ヒレ6は、例えば、硬質ゴムで構成され、走行方向に対して略直交する向きに、コンベアベルト2の表面に略直立して設けられている。ヒレ6は、略矩形状の第1ヒレ部61と、第1ヒレ部61の両側に配置された一対の第2ヒレ部62とで構成されている。キャリア側において、第1ヒレ部61は水平ローラー51上を移動し、第2ヒレ部62はトラフローラー52上を移動する。従って、キャリアローラー5によってコンベアベルト2が樋形状に支持されると、第2ヒレ部62が内側の第1ヒレ部61の方向にそれぞれ回動され、第1ヒレ部61と一対の第2ヒレ部62とが重なって一体化される。
図3を参照すると、第2ヒレ部62は、第1ヒレ部61よりも走行方向下流側に配置されている。図3において、(a)はリターン側のヒレ6を走行方向下流側から見た図であり、(b)は(a)に示すX−X断面図である。第1ヒレ部61の開放端は、コンベアベルト2の表面と平行に形成され、第2ヒレ部62の開放端は、キャリアローラー5によってコンベアベルト2が樋形状に支持された状態で、第1ヒレ部61の開放端と平行になるように、コンベアベルト2の表面に対してトラフ角度αを持って形成されている。
第1ヒレ部61の両側のコンベアベルト2表面には、図2に示すように、キャリア側で第1ヒレ部61と第2ヒレ部62との間隙を塞ぐ、突起部63が設けられている。突起部63は、キャリアローラー5による第2ヒレ部62の回動を妨げないように、第2ヒレ部62の側方を避けて配置されている。
突起部63には、幅方向においてコンベアベルト2の表面と平行な当接面63aが形成されている。なお、図3に示す例では、当接面63aが走行方向においてもコンベアベルト2の表面と平行に形成されているが、走行方向においては、当接面63aがコンベアベルト2の表面に対して傾斜していても良く、当接面63aは曲面であっても良い。突起部63のコンベアベルト2の表面からの高さは、ヒレ6の高さの1/5以下に設定されている。そして、突起部63の走行方向の長さは、第1ヒレ部61の厚さより長く、第1ヒレ部61よりも走行方向上流側に延出して設けられている。
リターン側には、ヒレ6が設けられていないコンベアベルト2の両側を表面側から支持するリターンローラー8と、第1ヒレ部61と第2ヒレ部62との間を表面側から支持する大径リターンローラー9と、コンベアベルト2の側面をガイドするサイドローラー10とが、ヘッドプーリー3とテールプーリー4との間に間隔をおいて複数設けられている。さらに、ヘッドプーリー3側の搬送終端には、ヒレ6に付着した土砂等の付着物を取り除くクリーナー用ローラー11が設けられている。
大径リターンローラー9は、幅が第1ヒレ部61と第2ヒレ部62との間隔よりも狭く、半径がヒレ6の高さよりも大きい円板状のローラーである。これにより、ヒレ6が設けられている箇所で、第1ヒレ部61と第2ヒレ部62との間隔に侵入し、その周面が突起部63の当接面63aに当接される。すなわち、大径リターンローラー9は、ヒレ6がない箇所では、コンベアベルト2の表面を直接支持し、ヒレ6が設けられている箇所では、突起部63を介してコンベアベルト2を支持する。
なお、突起部63には、幅方向においてコンベアベルト2の表面と平行な当接面63aが形成されていると共に、突起部63のコンベアベルト2の表面からの高さは、ヒレ6の高さの1/5以下に設定されているため、半径がヒレ6の高さ以上である大径リターンローラー9は、簡単に突起部63を乗り越えることができる。また、突起部63の走行方向の長さを第1ヒレ部61の厚さより長くすることで、突起部63を第1ヒレ部61と同じ硬質ゴムで構成しても、大径リターンローラー9の当接に耐える強度を確保することができる。
クリーナー用ローラー11は、ヘッドプーリー3側の搬送終端に、その周面が第1ヒレ部61及び第2ヒレ部62の開放端に接触するように配置されている。これにより、コンベアベルト2の走行に伴い、クリーナー用ローラー11によって第1ヒレ部61及び第2ヒレ部62が弾かれ、ヒレ6に付着した付着物が取り除かれ、次段に供給される。なお、クリーナー用ローラー11の代わりに圧縮空気の吹き付けによる清掃方法を採用することも可能である。しかし、クリーナー用ローラー11は、フリーローラーで構成することができ、動力を必要としないため、好適である。
また、本実施形態では、キャリア側において、3本のキャリアローラーでコンベアベルト2を支持する3点キャリアローラー式について説明したが、2本のキャリアローラーでコンベアベルト2をV字状に支持する2点キャリアローラー式や、受板によってコンベアベルト2を支持する受板式であっても適用することができる。さらに、トラフ型キャリアでなく、平型キャリアであっても適用することができる。
以上説明したように、本実施形態は、幅方向に配置された第1ヒレ部61及び第2ヒレ部62からなるヒレ6が走行方向に複数設けられているコンベアベルト2と、キャリア側でコンベアベルトを樋形状に支持するキャリアローラー5と、リターン側に第1ヒレ部61と第2ヒレ部62との間を支持する大径リターンローラー9とを有するヒレ付コンベア1であって、第1ヒレ部61と第2ヒレ部62との間には、大径リターンローラー9に当接する突起部63が形成されている。
この構成により、第1ヒレ部61と第2ヒレ部62との間に突起部63によって、キャリア側でのヒレ間の間隙を小さくすることができ、流動性の高い土砂等の搬送物の搬送効率を向上させることができる。
さらに、本実施形態において、突起部63は、キャリアローラー5による第2ヒレ部62の回動を妨げない位置に設けられている。
この構成により、キャリアローラー5によって第1ヒレ部61と第2ヒレ部62とを確実に一体化させることができる。
さらに、本実施形態において、突起部63には、幅方向においてコンベアベルト2と平行な当接面63aが形成されている。また、本実施形態において、突起部63のコンベアベルト2の表面からの高さは、ヒレ6の高さの1/5以下に設定されている。
この構成により、半径がヒレ6の高さ以上である大径リターンローラー9は、簡単に突起部63を乗り越えることができる。
さらに、本実施形態において、突起部63の走行方向の長さは、第1ヒレ部61の厚さより長く、第1ヒレ部61よりも走行方向上流側に延出して設けられている。
この構成により、突起部63を第1ヒレ部61と同じ硬質ゴムで構成しても、大径リターンローラー9の当接に耐える強度を確保することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1、1a ヒレ付コンベア
2 コンベアベルト
3 ヘッドプーリー
4 テールプーリー
5 キャリアローラー
6 ヒレ
8 リターンローラー
9 大径リターンローラー
10 サイドローラー
11 クリーナー用ローラー
51 水平ローラー
52 トラフローラー
61 第1ヒレ部
62 第2ヒレ部
63 突起部
63a 当接面
α トラフ角度

Claims (5)

  1. 幅方向に配置された複数のヒレが走行方向に複数設けられているコンベアベルトと、キャリア側で前記コンベアベルトを樋形状に支持するキャリアローラーと、リターン側に前記ヒレ間を支持するリターンローラーとを有するヒレ付コンベアであって、
    前記ヒレ間には、前記リターンローラーに当接する突起部が形成されていることを特徴とするヒレ付コンベア。
  2. 前記突起部は、前記キャリアローラーによる前記ヒレの回動を妨げない位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のヒレ付コンベア。
  3. 前記突起部には、幅方向において前記コンベアベルトと平行な当接面が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のヒレ付コンベア。
  4. 前記突起部の前記コンベアベルトの表面からの高さは、前記ヒレの高さの1/5以下に設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のヒレ付コンベア。
  5. 前記突起部の走行方向の長さは、前記ヒレの厚さより長く、前記ヒレ部よりも走行方向上流側に延出して設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のヒレ付コンベア。
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