JP2017216573A - ネットワークシステム、サーバ、情報処理方向、および通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】対象となる通信端末から位置情報が提供されない場合などに従来よりも適切な処理を実行することができるネットワークシステム、情報処理方向、および通信端末を提供する。【解決手段】位置情報を取得可能な複数の端末300と、複数の端末300と通信可能なサーバ100とを備えるネットワークシステム1が提供される。複数の端末300の各々は、位置情報の提供を停止するための命令を受け付ける。サーバ100は、位置情報の提供が滞っている端末300のうち、命令に応じて位置情報の提供を停止している端末以外の端末300に、位置情報の提供を要求する。【選択図】図3
Description
本発明は、位置取得機能などを利用して少なくとも1つの通信端末の位置に関する情報を取得したり表示したりすることができるネットワークシステム、サーバ、情報処理方向、および通信端末に関する。
従来から、端末の位置を取得するための位置取得機能が知られている。そして、サーバを利用することによって、当該端末の位置を複数の機器で表示するためのネットワークシステムも知られている。
たとえば、特開平11−120032号公報(特許文献1)には、コンピュータの障害監視自動復旧装置が開示されている。特開平11−120032号公報(特許文献1)によると、コンピュータのコンソールポートに、所定周期で監視コマンドを送り、そのレスポンスを監視することにより、オペレーティングシステムの異常を検出する異常検出手段と、異常検出時に、コンソールポートを介してコンピュータをコンソールモードに移行させるとともに、ログ収集コマンドをコンピュータに送って、障害の究明に必要なデータをコンピュータの不揮発性記憶部に待避させるログ収集手段と、ログ収集後に、コンソールポートを介してコンピュータに再起動の指令を行う再起動手段を設けることが開示されている。
また、特開2014−50111号公報(特許文献2)には、システムコントローラ、遠隔制御システム、遠隔制御方法及びプログラムが開示されている。特開2014−50111号公報(特許文献2)によると、システムコントローラは、端末装置とデータ通信を行うと共に、住居内に設置された電気機器と宅内ネットワークを介したデータ通信を行う。端末装置は、ユーザから電気機器に対する遠隔操作の指示を受け付けた場合、遠隔操作の要求を示すデータをシステムコントローラに送信する。システムコントローラは、端末装置から電気機器の遠隔操作の要求を示すデータを受信すると、電気機器の運転状態が異常であるか否かを判定し、異常である場合には、遠隔操作の要求を受け付けないことが開示されている。
しかしながら従来は、対象となる通信端末(ユーザ装置(User Equipment:UE)ともいう)から位置情報が提供されない場合などに、システムが適切な処理を実行することができなかった。本発明の目的は、対象となる通信端末から位置情報が提供されない場合などに従来よりも適切な処理を実行することができるネットワークシステム、情報処理方向、および通信端末を提供することである。
この発明のある態様に従うと、位置情報を取得可能な複数の端末と、複数の端末と通信可能なサーバとを備えるネットワークシステムが提供される。複数の端末の各々は、位置情報の提供を停止するための命令を受け付ける。サーバは、位置情報の提供が滞っている端末のうち、命令に応じて位置情報の提供を停止している端末以外の端末に、位置情報の提供を要求する。
好ましくは、ネットワークシステムは、複数の閲覧端末をさらに備える。サーバは、閲覧端末からの端末の位置情報の要求に応じて、当該端末の位置情報の提供が滞っている場合に当該端末に位置情報の提供を要求する。
好ましくは、ネットワークシステムは、携帯端末用のアクセスネットワークとコアネットワークの少なくともいずれかを含む。サーバは、アクセスネットワーク上またはコアネットワーク上に配置される。
好ましくは、サーバは、位置情報の提供が滞っている端末のうち、命令に応じて位置情報の提供を停止している端末に、位置情報の提供の許可を問い合わせる。
好ましくは、端末は、サーバからの要求に基づいて、位置情報を提供するアプリケーションまたはオペレーションシステムを再起動する。
この発明の別の局面に従うと、複数の端末と通信するための通信インターフェイスと、プロセッサとを備えるサーバが提供される。プロセッサは、通信インターフェイスを介して、位置情報の提供が滞っている端末のうち、位置情報の提供を停止している端末以外の端末に、位置情報の提供を要求する。
この発明の別の局面に従うと、複数の端末の各々が、位置情報を取得するステップと、複数の端末のいずれかが、位置情報の提供を停止するための命令を受け付けるステップと、サーバが、位置情報の提供が滞っている端末のうち、命令に応じて位置情報の提供を停止している端末以外の端末に、位置情報の提供を要求するステップと、を備える、情報処理方法が提供される。
この発明の別の局面に従うと、サーバと通信するための通信インターフェイスと、プロセッサとを備える通信端末が提供される。プロセッサは、位置情報の提供を停止するための命令を受け付け、サーバからの要求に応じて、命令を受け付けていない場合に、位置情報をサーバに提供する。
以上のように、この発明によれば、対象となる通信端末から位置情報が提供されない場合などに従来よりも適切な処理を実行することができるネットワークシステム、情報処理方向、および通信端末が提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の全体構成>
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の全体構成>
まず、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とについて説明する。図1は、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。
図1を参照して、ネットワークシステム1の全体構成について簡単に説明する。ネットワークシステム1は、主に、サーバ100と、当該サーバ100と通信事業者網やインターネットなどのネットワークを介して接続可能な複数の通信端末300A、300B、300Cとを含む。なお、以下では、通信端末300A、300B、300Cを総称して、通信端末300ともいう。
本実施の形態にかかる複数の通信端末300の各々は、スマートフォン、タブレット、ゲーム機、ウェアラブル端末、ノートパソコン、カーナビゲーションシステムなどの現在位置情報を取得可能な装置である。より詳細には、通信端末300の各々は、サーバ100などから位置取得用のアプリケーションをダウンロードして、当該位置取得用のアプリケーションをインストールしている。
本実施の形態においては、たとえば、複数の通信端末300のうちのいずれか(図1における300Aなど)は、GPS(Global Positioning System)やGNSS(Global Navigation Satellite System)などの位置取得機能を利用することによって自身の現在位置を取得することができる。そして、通信端末300は、自分の現在位置を示す情報をサーバ100に送信する。
また、複数の通信端末300A、300B、300Cは、ディスプレイを利用して文字や画像を表示することができる。そのような通信端末300A、300B、300Cは、サーバ100からのデータに基づいて、上記の位置取得機能を有する通信端末300Aの位置を表示することができる。
<ネットワークシステム1の動作概要>
<ネットワークシステム1の動作概要>
次に、図1および図2を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。なお、図2は、本実施の形態にかかる通信端末300における表示画面を示すイメージ図である。
後述する位置情報発信モードの通信端末300Aは、GPS機能などを利用して現在位置を示す情報を取得して、ネットワーク200を介して現在位置情報をサーバ100にアップロードする。後述する位置表示モードの通信端末300B、300Cは、ネットワーク200を介してサーバ100から通信端末300Aの現在位置情報を取得する。これによって、図2に示すように、位置表示モードの通信端末300B、300Cのタッチパネル350またはディスプレイ330には、位置情報発信モードの通信端末300Aの現在位置が地図上に表示される。
より詳細には、本実施の形態においては、定期的に、位置情報発信モードの通信端末300Aからサーバ100に現在位置情報が送信される。そして、位置表示モードの通信端末300B、300Cからの要求に応じて、サーバ100が通信端末300Aの現在位置情報を通信端末300B、300Cに送信する。
そして特に本実施の形態においては、サーバ100は、位置情報発信モードの通信端末300Aから、定期的に現在位置情報を取得できなくなったときに、通信端末300Aに現在位置情報の提供の再開を要求する。
<通信端末300Aの状態遷移>
<通信端末300Aの状態遷移>
以下では、図3を参照しながら、本実施の形態にかかる位置情報発信モードの通信端末300Aの状態遷移について説明する。なお、図3は、本実施の形態にかかる位置情報発信モードの通信端末300Aの状態遷移を示すイメージ図である。
「発信中」状態では、定期的に、位置情報発信モードの通信端末300Aからサーバ100に現在位置情報が送信される。そして、位置表示モードの通信端末300Bからの要求に応じて、サーバ100が通信端末300Aの現在位置情報を通信端末300Bに送信する。
この状態において、通信端末300Aが、ユーザから手動で「位置情報の発信停止命令」を受け付けると、「発信停止(正常)」状態に移行する。これによって、通信端末300は、サーバ100に対する位置情報の発信を停止する。たとえば、位置表示モードの通信端末300Bがサーバ100に通信端末300Aの現在位置情報を要求しても、サーバ100は、通信端末300Aに位置情報を要求しない。あるいは、サーバ100が、通信端末300Aに現在位置情報を要求しても、通信端末300Aが現在位置情報を提供しない。
また、通信端末300Aが「発信停止(正常)」状態にある場合、サーバ100は、通信端末300Aの現在位置情報を取得していないため、位置表示モードの通信端末300Bから通信端末300Aの現在位置情報を要求されても、通信端末300Bに対して、通信端末300Aの現在位置情報を送信しないか、あるいは、通信端末300Aが「発信中」状態であったときに取得した位置情報(すなわち、過去の位置情報)を送信しても良い。
なお、「発信停止(正常)」状態において、位置表示モードの通信端末300Bが、サーバ100に通信端末300Aの現在位置情報を要求したときに、サーバ100が通信端末300Aに現在位置情報の提供を再開してもよいか問い合わせてもよい。
「発信停止(正常)」状態において、通信端末300Aは、ユーザからの手動による「位置情報の発信命令」を受け付けると、「発信中」状態へと移行する。
ユーザが「位置情報の発信停止命令」を入力していないにもかかわらず、位置情報発信モードの通信端末300Aが位置情報を発信できなくなることを検出した場合、通信端末300Aは、「発信停止(異常)」状態となる。たとえば、位置取得用のアプリケーションが、メモリ不足などによって強制終了してしまった場合、通信端末300Aが通信事業者網の通信圏外に位置する場合や、通信端末300AがGPS機能で現在位置を取得できなくなった場合などに、通信端末300Aは自身の現在位置情報をサーバ100にアップロードできなくなる。
この状態において、通信端末300Aは、ユーザからの手動による「位置情報の発信停止命令」を受け付けると、「発信停止(正常)」状態へと移行する。あるいは、通信端末300Aは、サーバ100からの位置情報の発信を再開するための要求に基づいて、「発信中」状態へと移行する。
以下では、再度図3を参照しながら、サーバ100側で把握している通信端末300Aの状態について説明する。たとえば、通信端末300Aが、位置取得アプリケーションを起動すると、その旨の通知に基づいて、サーバ100は、「発信停止(正常)」状態を初期状態として登録する。そして、サーバ100は、通信端末300Aからの位置情報発信モードに移行した旨の情報に基づいて、通信端末300Aを「発信中」状態として登録する。そして、通信端末300Aから定期的に現在位置情報を受信する。そして、位置表示モードの通信端末300Bからの要求に応じて、サーバ100は、通信端末300Aの現在位置情報を通信端末300Bに送信する。
この状態において、サーバ100は、通信端末300Aから「発信停止(正常)」状態に移行する旨の情報に基づいて、通信端末300Aを「発信停止(正常)」状態として登録する。これによって、サーバ100は、通信端末300Aへの位置情報の要求を停止する。たとえば、位置表示モードの通信端末300Bがサーバ100に通信端末300Aの現在位置情報を要求しても、サーバ100は、通信端末300Aに位置情報を要求しない。
あるいは、サーバ100が、通信端末300Aに現在位置情報を要求しても、通信端末300Aが現在位置情報を提供しない。また、通信端末300Aが「発信停止(正常)」状態にある場合、サーバ100は、通信端末300Aの現在位置情報を取得していないため、位置表示モードの通信端末300Bから通信端末300Aの現在位置情報を要求されても、通信端末300Bに対して、通信端末300Aの現在位置情報を送信しないか、あるいは、通信端末300Aが「発信中」状態であったときに取得した位置情報(すなわち、過去の位置情報)を送信しても良い。
なお、「発信停止(正常)」状態において、位置表示モードの通信端末300Bが、サーバ100に通信端末300Aの現在位置情報を要求したときに、サーバ100が通信端末300Aに現在位置情報の提供を再開してもよいかを問い合わせてもよい。
「発信停止(正常)」状態において、通信端末300Aから「発信中」状態へと移行する旨の情報を受け付けると、通信端末300Aを「発信中」状態として登録する。これによって、サーバ100は、通信端末300Bへ通信端末300Aの現在位置情報の提供を再開する。
「発信中」状態として登録されている通信端末300Aから定期的に位置情報を発信できなくなると、サーバ100は、通信端末300Aを「発信停止(異常)」状態として登録する。サーバ100は、位置情報の発信を再開する旨のコマンドを通信端末300に送信する。サーバ100は、通信端末300Aから現在位置情報を取得すると、通信端末300Aを「発信中」状態として登録する。一方、サーバ100は、通信端末300Aから「発信停止(正常)」状態である旨の情報を受信すると、通信端末300Aを「発信停止(正常)」状態として登録する。
<各状態における通信端末300Aとサーバ100のアクション>
<各状態における通信端末300Aとサーバ100のアクション>
次に、図4を参照しながら、各状態における通信端末300Aとサーバ100のアクションについて説明する。なお、図4は、本実施の形態にかかる各状態における通信端末300Aとサーバ100のアクションを示す表である。
まず、「発信停止(正常)」状態においては、通信端末300Aは、「発信」ボタンの押下を受け付ける。通信端末300Aは、停止ボタンの押下を受け付けない。このとき、通信端末300Aは、サーバ100からの自動再発信要求は受け付けない。
そして、「発信中」状態においては、通信端末300Aは、「発信」ボタンの押下を受け付けない。通信端末300Aは、停止ボタンの押下を受け付ける。このとき、通信端末300Aは、サーバ100からの自動再発信要求は受け付けない。
そして、「発信停止(異常)」状態においては、通信端末300Aは、「発信」ボタンの押下を受け付けない。通信端末300Aは、停止ボタンの押下を受け付ける。このとき、通信端末300Aは、サーバ100からの自動再発信要求を受け付ける。
<サーバ100のハードウェア構成>
<サーバ100のハードウェア構成>
次に図5を参照しながら、サーバ100のハードウェア構成の一態様について説明する。なお、図5は、本実施の形態にかかるサーバ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
サーバ100は、主たる構成要素として、CPU110と、メモリ120と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。すなわち、CPU110は、メモリ120などに格納されているプログラムを実行することによって、各種の処理、たとえば後述する様々な処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read-Only Memory)などによって実現される。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、入出力部を介して入力されたデータ、複数の通信端末300から受信したデータ、後述する各種のデータベース、地図を表示するための地図データ、レースに使用されるピッチの位置および/またはエリアを示す緯度・経度情報などを記憶する。たとえば、メモリ120は、現在位置情報データベース121を記憶する。
ここで、図6は、本実施の形態にかかる現在位置情報データベース121を示すイメージ図である。図6を参照して、現在位置情報データベース121は、ユーザIDと、ニックネームと、ユーザIDに対応する通信端末300の現在位置を示す情報と、現在位置情報を取得した最終の日時と、ユーザIDに対応する通信端末300のIPアドレスと、通信端末300Aの現在の状態を示すフラグの対応関係を格納する。なお、本実施の形態においては、通信端末300Aの現在の状態を示すフラグは、「発信中」と「発信停止(正常)」と「発信停止(異常)」とが準備されている。
図5に戻って、通信インターフェイス160は、アンテナやコネクタによって実現される。通信インターフェイス160は、有線通信あるいは無線通信によって他の装置(通信端末300を含む)との間でデータをやり取りする。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300(例えば通信端末300A)の位置データ、制御命令、画像データ、テキストデータなどを通信端末300(例えば通信端末300A)などの他の装置から受信する。また、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、チーム毎の走者の位置を表示するためのデータ、その他のテキストデータ、その他の画像データなどを、複数の通信端末300(例えば通信端末300B、300C)などの他の装置に送信する。
<「発信中」状態の通信端末300Aに対するサーバ100における位置データ取得送信処理>
<「発信中」状態の通信端末300Aに対するサーバ100における位置データ取得送信処理>
次に、本実施の形態にかかる「発信中」状態の通信端末300Aに対するサーバ100における位置データ取得送信処理について説明する。図7は、本実施の形態にかかる「発信中」状態の通信端末300Aに対するサーバ100における位置データ取得送信処理を示すフローチャートである。
図7を参照して、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、「発信中」状態の通信端末300からデータを受信すると、以下の処理を実行する。受信したデータに現在位置を示すデータ(現在位置情報)が含まれているか否かを判断する(ステップS052)。受信したデータに現在位置を示すデータ(現在位置情報)が含まれている場合(ステップS052にてYESである場合)、CPU110は、受信データから通信端末300のユーザIDを特定する(ステップS054)。CPU110は、特定したユーザIDに対応付けて、通信端末300の位置データ(現在位置情報)を現在位置情報データベース121に格納する(ステップS056)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300からの次のデータを待ち受ける。
受信したデータに現在位置を示すデータ(現在位置情報)が含まれていない場合(ステップS052にてNOである場合)、CPU110は、受信データに通信端末300からの位置データの要求が含まれているか否かを判断する(ステップS058)。受信データに通信端末300からの位置データの要求が含まれている場合(ステップS058にてYESである場合)、CPU110は、受信データから、位置データを取得したい通信端末300のユーザIDを特定する(ステップS060)。
CPU110は、現在位置情報データベース121から特定したユーザIDに対応する位置データを読み出す(ステップS062)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300に位置データを送信する(ステップS064)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300からの次のデータを待ち受ける。
受信データに位置データの要求が含まれていない場合(ステップS058にてNOである場合)、CPU110は、受信データから、他の命令や情報を取得して、各種の処理を実行する(ステップS066)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300からの次のデータを待ち受ける。
<通信端末300のハードウェア構成>
<通信端末300のハードウェア構成>
まず、通信端末300のハードウェア構成の一態様について説明する。図8は、本実施の形態にかかる通信端末300のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図8を参照して、通信端末300は、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、タッチパネル350(ディスプレイ330とポインティングデバイスなどの操作部340を含む)と、通信インターフェイス360と、位置情報取得部370とを含む。
CPU310は、メモリ320あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、通信端末300の各部を制御する。すなわち、CPU310は、メモリ320などに格納されているプログラムを実行することによって、各種の処理、たとえば図13などに記載の各ステップを実行する。
メモリ320は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現される。メモリ320は、CPU310によって実行されるプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部340を介して入力されたデータ、サーバ100から受信したデータ、地図を表示するための地図データ、レースに使用されるピッチの位置および/またはエリアを示す緯度・経度情報などを記憶する。
ディスプレイ330は、CPU310からの信号に基づいて、文字や画像を出力する。操作部340は、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU310に入力する。なお、本実施の形態においては、通信端末300としてのスマートフォンやタッチパッドは、ディスプレイ330と操作部340とが組み合わされたタッチパネル350を有する。そして、タッチパネル350は、CPU310からの信号に基づいてソフトウェアボタンを表示したり、ソフトウェアボタンへのタッチをCPU310へ入力したりする。
通信インターフェイス360は、アンテナやコネクタによって実現される。通信インターフェイス360は、有線通信あるいは無線通信によって他の装置との間でデータをやり取りする。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、後述する位置データ、その他のテキストデータ、その他の画像データなどを、サーバ100などの他の装置に送信する。また、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、チームのメンバーの通信端末300の位置を示すための位置データ、プログラム、制御命令、画像データ、テキストデータなどを、サーバ100などの他の装置から受信する。
位置情報取得部370は、外部の衛星と信号をやり取りする。CPU310は、位置情報取得部370が取得した信号に基づいて、通信端末300の現在位置、すなわち現在の緯度と経度とを取得する。位置情報に関しては、上記GPS情報以外に、例えば、公衆通信網の基地局情報や、ビーコンから受信する位置情報等でも良い。
<通信端末300のCPU310の処理>
<通信端末300のCPU310の処理>
次に、図9を参照して、本実施の形態にかかる通信端末300におけるCPU310が位置取得プログラムに従って、実行する処理について説明する。図9は、本実施の形態にかかる通信端末300の情報処理を示すフローチャートである。
まず、予め、各チームに属する複数のメンバーは、各々がサーバ100から自分の通信端末300に位置取得用のアプリケーションプログラムをダウンロードする(ステップS002)。ただし、位置取得用のアプリケーションプログラムは、サーバ100以外のサーバから供給されるものであってもよい。なお、以下では、位置取得用のアプリケーションプログラムは、短縮して位置取得プログラムともいう。
各メンバーは、位置取得プログラムを起動させる(ステップS004)。また、各メンバーは、利用規約を確認する(ステップS006)。
そして、レースの開始前に、あるいはメンバーが別行動をする際に、各メンバーは、サーバ100を介して他のメンバーの通信端末300または自分の通信端末300に位置情報を発信する位置情報発信モードか、他のメンバーの通信端末300または自分の通信端末300から位置情報を取得して表示する位置表示モードか、を選択する(ステップS008)。
メンバーがステップS008にて位置情報発信モードを選択した場合、通信端末300の位置取得プログラムは、メンバーからニックネームの入力を受け付ける(ステップS010)。位置取得プログラムは、メンバーからユーザIDの取得命令を受け付けて、サーバ100にユーザIDを要求する。位置取得プログラムは、サーバ100からユーザIDを取得して、当該ユーザIDをディスプレイに表示させる。
ここで、位置取得プログラムは、ユーザIDを他の通信端末300に伝える命令も受け付ける。たとえば、位置取得プログラムは、ユーザからの当該命令を受け付けて、メール送受信プログラムを立ち上げる。位置取得プログラムは、ユーザから指定された他のメンバーの通信端末300に、取得したユーザIDを送信する(ステップS012)。
そして、位置取得プログラムは、現在位置情報の取得および現在位置情報の送信を開始するための命令を待ち受ける。たとえば、レースの開始直前などに、位置取得プログラムは、当該開始命令を受け付ける。位置取得プログラムは、位置取得機能を利用して、通信端末300の現在位置を取得し始める。位置取得プログラムは、サーバを介して、当該現在位置情報を他のメンバーの通信端末300に送信し始める(ステップS014)。
一方、メンバーがステップS008にて位置取得(表示)モードを選択した場合、通信端末300の位置取得プログラムは、メンバーから現在位置情報を取得したい通信端末300のユーザIDの入力を受け付ける(ステップS016)。なお、位置取得プログラムは、電子メールを利用してユーザIDを取得してもよい。位置取得プログラムは、他の通信端末300の現在位置情報を受信すると、地図上に当該他の通信端末300の現在位置を表示する(ステップS018)。なお、位置取得プログラムは、各種のイベントに関する情報も表示させる。
なお、本実施の形態にかかる位置取得プログラムは、位置情報発信モードと位置表示モードとを同時に実行させることもできる。たとえば、通信端末300は、位置情報発信モードとして自分の位置情報を発信しながら、位置表示モードとしてサーバ100から受信した他の通信端末300または自身の通信端末300の現在位置を取得して地図上に表示することができる。
このように、本実施の形態にかかる位置取得プログラムは、位置情報発信モードと位置表示モードとを有しているため、自分の位置情報を送信する場合と他人の位置情報を取得する場合におけるプラットフォームを共通にすることができる。その結果、ユーザの利便性および/またはサービス側の利便性を向上させることができる。
次に図10〜図12を参照して、本実施の形態にかかる通信端末300の画面遷移について説明する。なお、図10は、本実施の形態にかかる通信端末300における表示画面を示すイメージ図である。図11は、本実施の形態にかかる位置情報発信モードの通信端末300における表示画面を示すイメージ図である。図12は、本実施の形態にかかる位置表示モードの通信端末300における表示画面を示す第2のイメージ図である。
まず、図10(a)を参照して、CPU310は、通信端末300の位置を計測して現在位置情報をサーバ100に送信するための位置情報発信モード指定するための命令、および/または、サーバ100から他の通信端末300の現在位置情報を取得する位置表示モード、を指定するための命令、をユーザから受け付ける。
ユーザが通信端末300のタッチパネル350あるいはスイッチを介して発信モードを選択した場合、図10の(b)に示すように、CPU310は、ユーザからのニックネームの入力を受け付ける。CPU310は、タッチパネル350を介して、発信スタートボタン350Aの押下を受け付けると、「発信停止(正常)」状態から「発信中」状態に移行し、定期的に、位置情報取得部370を介して現在位置を取得して、当該現在位置情報をサーバ100にアップロードする。
CPU310は、現在位置情報をサーバ100に提供している場合は、図11に示すように、発信停止ボタンをタッチパネル350に表示させる。そして、CPU310は、タッチパネル350を介して、発信停止ボタン350Bの押下を受け付けると、「発信停止(正常)」状態に移行し、現在位置情報の取得を停止する。なお、CPU310は、発信停止ボタンの押下を受け付けると、現在位置の取得は続行して、現在位置のログをメモリ320に格納しながら、サーバ100に現在位置をアップロードしないものであってもよい。
一方、ユーザが通信端末300のタッチパネル350あるいはスイッチを介して位置取得(表示)モードを選択した場合、図10の(c)に示すように、CPU310は、ユーザからの現在位置の表示をしたい通信端末300に関するユーザIDの入力を受け付ける。
図12の(a)を参照して、本実施の形態においては、CPU310は、タッチパネル350に通信端末300に関するユーザIDの受け付け画面を表示させる。なお、他の通信端末300からメールなどによってユーザIDが送付されてきた場合には、CPU310は、自動的にユーザIDが入力された画面をタッチパネル350に表示させる。
ユーザが、現在位置の表示をしたい通信端末300に関するユーザIDを入力して検索ボタンを押すと、あるいは現在位置の表示をしたい通信端末300からの受信メールに基づいてユーザIDが入力されてユーザが検索ボタンを押すと、CPU310は、通信インターフェイス360を介してサーバ100にユーザIDを送信する。
図12(b)を参照して、サーバ100は、ユーザIDに対応するニックネームを通信端末300に送信する。CPU310は、タッチパネル350に現在位置を表示したい通信端末300に関わるニックネームを表示させる。これによって、通信端末300のユーザは、現在位置を取得しようとしている通信端末300が所望のユーザのものであるか確認することができる。
このとき、CPU310は、指定された通信端末300の現在位置の表示を開始するための命令を受け付けるためのソフトウェアボタンをタッチパネル350に表示させる。指定された通信端末300の現在位置の表示を開始するための命令を受け付けると、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、サーバ100から通信端末300の現在位置情報を取得し始める。すなわち、CPU310は、サーバ100あるいは他のデータベースあるいは自身の位置取得プログラムから取得できる地図データに基づいて、タッチパネル350に、ユーザによって指定された通信端末300の現在位置を地図上に表示させる。
なお、発信モードにおいて位置情報を発信している状態において、ユーザが、図12(a)に示す画面に自身の通信端末300に関するユーザIDを入力すると、あるいは自身の通信端末300からの受信メールに基づいてユーザIDが入力されると、タッチパネル350には自身の通信端末300の現在位置が地図上に表示されることになる。
<ネットワークシステム1のデータのやり取り(1)>
<ネットワークシステム1のデータのやり取り(1)>
以下では、ネットワークシステム1のサーバ100と通信端末300A、300Bとのデータのやり取りについて説明する。まずは、図13を参照して、通信端末300Aのユーザが手動で発信停止命令を入力する場合のネットワークシステム1のデータのやり取りについて説明する。なお、図13は、本実施の形態にかかる通信端末300Aのユーザが発信停止命令を入力する場合のネットワークシステム1のシーケンス図である。
まず、通信端末300AのCPU310は、操作部340を介してユーザからの位置情報発信モードの発信スタート命令(図10の(b)参照。)を受け付ける(ステップS102)。CPU310は、x秒ごとに、位置情報取得部370を利用して通信端末300の現在位置情報を取得する。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、取得した現在位置情報をサーバ100に送信する。
サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aからのデータに基づいて、対応するユーザIDまたは機器IDに対応付けて、「発信中」状態を登録するとともに(ステップS104)、受信した通信端末300Aの現在位置情報を格納する。
その後、位置表示モードの通信端末300BのCPU310が操作部340を介して通信端末300Aの現在位置の表示命令を受け付けると、CPU310は、定期的に、通信インターフェイス360を介して、サーバ100に通信端末300Aの現在位置を要求する(ステップS112)。
図13のS112では、2秒毎に位置情報を要求しているが、これに限定されるものではなく、端末を利用している利用者の移動する速度に最適な時間間隔(例えば、車なら2秒、歩行者なら10秒〜1分、リアルタイム性が必要ない要介護者の居場所確認のような場合なら5〜10分)でも、あるいは、通信端末300の利用者がタッチパネル350から、入力設定してもよい。
サーバ100のCPU110は、通信端末300Bからの要求に応じて、通信端末300Aから取得した通信端末300Aの現在位置情報を、通信インターフェイス160を介して通信端末300Bに送信する。
ここで、位置情報発信モードの通信端末300AのCPU310が、操作部340を介して、ユーザから現在の位置の発信を停止するための発信停止命令(図11参照。)を受け付ける(ステップS122)。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、「発信停止(正常)」状態へ移行した旨をサーバ100に送信する(ステップS124)。
サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aからのデータに基づいて、対応するユーザIDまたは機器IDに対応付けて、「発信停止(正常)」状態を登録する(ステップS126)。
その後は、位置表示モードの通信端末300Bから要求を受けても、サーバ100のCPU110は、通信端末300Aの現在位置情報を提供できない旨のエラーメッセージを、通信インターフェイス160を介して通信端末300Bに送信する。
<ネットワークシステム1のデータのやり取り(2)>
<ネットワークシステム1のデータのやり取り(2)>
次に、図14を参照して、通信端末300Aで位置情報発信用のアプリケーションが強制終了された場合のネットワークシステム1のサーバ100と通信端末300A、300Bとのデータのやり取りについて説明する。なお、図14は、本実施の形態にかかる通信端末300Aで位置情報発信用のアプリケーションが強制終了された場合のネットワークシステム1のシーケンス図である。
まず、通信端末300AのCPU310は、操作部340を介してユーザからの位置情報発信モードの発信スタート命令(図10の(b)参照。)を受け付ける(ステップS102)。CPU310は、x秒ごとに、位置情報取得部370を利用して通信端末300の現在位置情報を取得する。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、取得した現在位置情報をサーバ100に送信する。
サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aからのデータに基づいて、対応するユーザIDまたは機器IDに対応付けて、「発信中」状態を登録するとともに(ステップS104)、受信した通信端末300Aの現在位置情報を格納する。
その後、位置表示モードの通信端末300BのCPU310が操作部340を介して通信端末300Aの現在位置の表示命令を受け付けると、CPU310は、定期的に、通信インターフェイス360を介して、サーバ100に通信端末300Aの現在位置を要求する(ステップS112)。
サーバ100のCPU110は、通信端末300Bからの要求に応じて、通信端末300Aから取得した通信端末300Aの現在位置情報を、通信インターフェイス160を介して通信端末300Bに送信する(ステップS114)。
ここで、位置情報発信モードの通信端末300Aの位置取得用のアプリケーションが何らかの原因により強制終了されてしまう。
サーバ100のCPU110は、定期的に、通信インターフェイス160を介して、「発信中」の通信端末300Aのうちで、位置情報が最後の取得日時から所定期間の間アップロードされていないものがないか調べる(ステップS132)。CPU310は、「発信中」の通信端末300Aのうちで、位置情報が最後の取得日時から所定期間の間アップロードされていない通信端末300Aに対応付けて「発信停止(異常)」状態を登録する(ステップS134)。
その後は、位置表示モードの通信端末300Bから要求を受けても、サーバ100のCPU110は、通信端末300Aの現在位置情報を提供できない旨のエラーメッセージを、通信インターフェイス160を介して通信端末300Bに送信する。
サーバ100のCPU110は、「発信停止(異常)」状態の通信端末300Aが「発信停止(正常)」状態か「発信中」状態になるまで、通信インターフェイス160を介して通信端末300Aに定期的に再発信コマンドを送信する(ステップS136)。
通信端末300AのCPU310は、通信インターフェイス360を介して、サーバ100から再発信コマンドを受け付けると、CPU310は通信端末300の状態に応じてリセット(再起動)処理を行う(ステップS137)。
好ましくは、たとえば、サーバ100のCPU110は、通信端末300から再発信コマンドを受け付けた旨の情報を受信できなかったときは、当該通信端末300の位置取得用のアプリケーションに当該アプリケーションの再起動命令を送信する。そして、サーバ100のCPU110は、通信端末300から位置取得用のアプリケーションの再起動を実行した旨の情報を受信できなかったときは、当該通信端末300のOS(Operating System)にOSの再起動命令を送信する。なお、前記リセット処理は、通信事業者あるいは端末装置の仕様などにより実行できない場合や行わない場合もある。
通信端末300のCPU310は、ステップS137のリセット処理として、位置取得用のアプリケーションを再起動したり、OSを再起動したりすると、位置情報取得部370を介して現在位置情報を取得して当該現在位置情報をサーバ100に送信しはじめる(ステップS138)。また、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、サーバ100に「発信中」状態であることを示す情報も送信する(ステップS140)。ステップS138とステップS140を同時に実行してもよい。
サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aからのデータに基づいて、対応するユーザIDまたは機器IDに対応付けて、「発信停止(異常)」状態を「発信中」状態へと変更するとともに、受信した通信端末300Aの現在位置情報を格納する(ステップS142)。
その後、位置表示モードの通信端末300BのCPU310が操作部340を介して通信端末300Aの現在位置の表示命令を受け付けると、CPU310は、定期的に、通信インターフェイス360を介して、サーバ100に通信端末300Aの現在位置を要求する。
<ネットワークシステム1のデータのやり取り(3)>
<ネットワークシステム1のデータのやり取り(3)>
次に、図15を参照して、通信端末300Aが通信圏外に位置した場合のネットワークシステム1のサーバ100と通信端末300A、300Bとのデータのやり取りについて説明する。なお、図15は、本実施の形態にかかる通信端末300Aが通信圏外に位置した場合のネットワークシステム1のシーケンス図である。
まず、通信端末300AのCPU310は、操作部340を介してユーザからの位置情報発信モードの発信スタート命令(図10の(b)参照。)を受け付ける(ステップS102)。CPU310は、x秒ごとに、位置情報取得部370を利用して通信端末300の現在位置情報を取得する。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、取得した現在位置情報をサーバ100に送信する。
サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aからのデータに基づいて、対応するユーザIDまたは機器IDに対応付けて、「発信中」状態を登録するとともに(ステップS104)、受信した通信端末300Aの現在位置情報を格納する。
その後、位置表示モードの通信端末300BのCPU310が操作部340を介して通信端末300Aの現在位置の表示命令を受け付けると、CPU310は、定期的に、通信インターフェイス360を介して、サーバ100に通信端末300Aの現在位置を要求する(ステップS112)。
サーバ100のCPU110は、通信端末300Bからの要求に応じて、通信端末300Aから取得した通信端末300Aの現在位置情報を、通信インターフェイス160を介して通信端末300Bに送信する(ステップS114)。
ここで、位置情報発信モードの通信端末300Aがキャリア網の圏外に移動してしまったとする。
サーバ100のCPU110は、定期的に、通信インターフェイス160を介して、「発信中」の通信端末300Aのうちで、位置情報が最後の取得日時から所定期間の間アップロードされていないものがないか調べる(ステップS132)。CPU310は、「発信中」の通信端末300Aのうちで、位置情報が最後の取得日時から所定期間の間アップロードされていない通信端末300Aに対応付けて「発信停止(異常)」状態を登録する(ステップS134)。
その後は、位置表示モードの通信端末300Bから要求を受けても、サーバ100のCPU110は、通信端末300Aの現在位置情報を提供できない旨のエラーメッセージを、通信インターフェイス160を介して通信端末300Bに送信する。
サーバ100のCPU110は、「発信停止(異常)」状態の通信端末300Aが「発信停止(正常)」状態か「発信中」状態になるまで、通信インターフェイス160を介して通信端末300Aに定期的に再発信コマンドを送信する(ステップS136)。
ここで、CPU310は、操作部340を介して手動で「発信停止」状態への移行命令を受け付ける(ステップS152)。しかしながら、この場合は、通信端末300Aがキャリア網の圏外であるため、通信端末300Aがユーザから「発信停止」状態へ移行するための操作命令を受け付けた場合であっても、通信端末300Aは当該状態の移行をサーバ100に伝えることができない。
この間、通信端末300Aへの再発信コマンドは、ネットワーク上のキャリアサーバに蓄積(キャッシュ)されている。そして、通信端末300Aがキャリア網の圏内に入ってくると、通信端末300Aは、通信インターフェイス360を介してキャッシュされていた再発信コマンドを受信する(ステップS154)。
CPU310は、「再発信コマンド」を受信したが、手動で発信停止状態へと移行しているため、現在位置情報はサーバ100に送信せずに、通信インターフェイス360を介して、「発信停止(正常)」状態であることをサーバ100に送信する(ステップS156)。
サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aからのデータに基づいて、「発信停止(異常)」状態から「発信停止(正常)」状態へと変更する。
一方、「発信停止(正常)」状態へ移行していない場合、すなわち「発信中」状態である場合は、通信端末300Aが通信インターフェイス360を介してキャッシュされていた再発信コマンドを受信すると(ステップS154)、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、現在位置情報や「発信中」状態である旨の情報をサーバ100に送信する。サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aから「発信中」状態である旨の情報を受け付けて、通信端末300Aに関して「発信停止(正常)」状態から「発信中」状態へと変更する。その後は、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、定期的に通信端末300Aの現在位置情報をサーバ100に提供する。
<ネットワークシステム1のデータのやり取り(4)>
<ネットワークシステム1のデータのやり取り(4)>
次に、図16を参照して、通信端末300Aにおいて、地下や屋内等でGPS電波を受信できない時や、ユーザ操作により位置情報を受信しないモードに移行した時や、その他の何らかの不具合等が生じた時などのように、GPSエラーが生じた場合のネットワークシステム1のサーバ100と通信端末300A、300Bとのデータのやり取りについて説明する。なお、図16は、本実施の形態にかかる通信端末300AでGPSエラーが生じた場合のネットワークシステム1のシーケンス図である。
まず、通信端末300AのCPU310は、操作部340を介してユーザからの位置情報発信モードの発信スタート命令(図10の(b)参照。)を受け付ける(ステップS102)。CPU310は、x秒ごとに、位置情報取得部370を利用して通信端末300の現在位置情報を取得する。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、取得した現在位置情報をサーバ100に送信する。
サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aからのデータに基づいて、対応するユーザIDまたは機器IDに対応付けて、「発信中」状態を登録するとともに(ステップS104)、受信した通信端末300Aの現在位置情報を格納する。
その後、位置表示モードの通信端末300BのCPU310が操作部340を介して通信端末300Aの現在位置の表示命令を受け付けると、CPU310は、定期的に、通信インターフェイス360を介して、サーバ100に通信端末300Aの現在位置を要求する(ステップS112)。
サーバ100のCPU110は、通信端末300Bからの要求に応じて、通信端末300Aから取得した通信端末300Aの現在位置情報を、通信インターフェイス160を介して通信端末300Bに送信する(ステップS114)。
ここで、位置情報発信モードの通信端末300AのGPS機能のエラーが発生し、現在位置情報が取得できなくなったとする。図16の場合、GPS機能のエラーにより端末300Aの現在位置情報をサーバ100に送れていない場合を考える。
サーバ100のCPU110は、定期的に、通信インターフェイス160を介して、「発信中」の通信端末300Aのうちで、位置情報が最後の取得日時から所定期間の間アップロードされていないものがないか調べる(ステップS132)。CPU310は、「発信中」の通信端末300Aのうちで、位置情報が最後の取得日時から所定期間の間アップロードされていない通信端末300Aに対応付けて「発信停止(異常)」状態を登録する(ステップS134)。
その後は、位置表示モードの通信端末300Bから要求を受けても、サーバ100のCPU110は、通信端末300Aの現在位置情報を提供できない旨のエラーメッセージを、通信インターフェイス160を介して通信端末300Bに送信する。
サーバ100のCPU110は、「発信停止(異常)」状態の通信端末300Aが「発信停止(正常)」状態か「発信中」状態になるまで、通信インターフェイス160を介して通信端末300Aに定期的に再発信コマンドを送信する(ステップS136)。
通信端末300AのCPU310は、現在位置情報が取得できないため、現在位置情報をサーバ100に送信できない(ステップS162)。
CPU310は、GPS機能のエラーが解消されると、通信インターフェイス360を介して、現在位置情報と「発信中」状態である旨をサーバ100に送信する。サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aから「発信中」状態である旨の情報を受け付けて、通信端末300Aに関して「発信停止(異常)」状態から「発信中」状態へと変更する。その後は、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、定期的に通信端末300Aの現在位置情報をサーバ100に提供する。
なお、ステップS162においては、通信端末300AのCPU310は、現在位置情報が取得できないため、現在位置情報をサーバ100に送信せずに、通信インターフェイス360を介して、「GPSエラー」状態であることをサーバ100に送信してもよい。サーバはGPSエラー状態を受信すると、それ以上再発信コマンドを送信しないようにすると効率がよい。
<第2の実施の形態>
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態においては、サーバ100が、「発信中」状態の通信端末300Aのうちの現在位置情報のアップロードが滞っている通信端末300に再発信コマンドを送信するものであった。本実施の形態においては、サーバ100が、通信端末300Bからの現在位置情報の要求があった通信端末300Aのうちの現在位置情報のアップロードが滞っている通信端末300に再発信コマンドを送信する。
以下では、本実施の形態にかかるネットワークシステム1のデータのやり取りについて説明するものとし、サーバ100や通信端末300などのハードウェア構成などについては第1の実施の形態のそれらと同様であるためここでは説明を繰り返さない。
<ネットワークシステム1のデータのやり取り>
<ネットワークシステム1のデータのやり取り>
以下では、本実施の形態にかかるネットワークシステム1のサーバ100と通信端末300A、300Bとのデータのやり取りについて説明する。まずは、図17を参照して、通信端末300Aが何らかの原因で現在位置情報をサーバ100にアップロードできない場合のネットワークシステム1のデータのやり取りについて説明する。なお、図17は、本実施の形態にかかる通信端末300Aが何らかの原因で現在位置情報をサーバ100にアップロードできない場合のネットワークシステム1のシーケンス図である。
まず、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aからのデータに基づいて、対応するユーザIDまたは機器IDに対応付けて、「発信中」状態を登録している。
その後、位置表示モードの通信端末300BのCPU310が操作部340を介して通信端末300Aの現在位置の表示命令を受け付けると、CPU310は、定期的に、通信インターフェイス360を介して、サーバ100に通信端末300Aの現在位置を要求する(ステップS112)。
サーバ100のCPU110は、通信端末300Bからの要求に応じて、通信端末300Aから取得した通信端末300Aの現在位置情報を、通信インターフェイス160を介して通信端末300Bに送信する。
ここで、通信端末300Bから現在位置情報を要求された通信端末300Aからの現在位置情報が最後の取得日時から所定期間の間アップロードされていない場合で、かつ、当該通信端末300が「発信中」状態で登録されている場合、CPU110は、通信端末300Aの「発信中」状態のフラグを「発信停止(異常)」状態のフラグに更新する(ステップS172)。そして、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aに再発信コマンドを送信する(ステップS174)。
本実施の形態においては、CPU110は、通信端末300Aが「発信中」状態か「発信停止(正常)」状態になるまで、定期的に再発信コマンドを送信する(ステップS174)。
通信端末300AのCPU310は、再発信コマンドに応じて、「発信停止(正常)」状態でない場合は位置情報取得部370を介して現在位置情報を取得し、通信インターフェイス360を介して現在位置情報をサーバ100にアップロードする(ステップS178)。また、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、「発信中」状態である旨の情報をサーバ100に送信する(ステップS180)。
サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aから「発信中」状態である旨の情報を受け付けて、通信端末300Aに関して「発信停止(正常)」状態から「発信中」状態へと変更する(ステップS182)。その後は、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、定期的に通信端末300Aの現在位置情報をサーバ100に提供する。
一方、CPU310は、「発信停止(正常)」状態の場合は、通信インターフェイス360を介して、サーバ100に現在位置情報を提供できない旨の情報を送信する。サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aから「発信停止(正常)」状態である旨の情報を受け付けて、通信端末300Aに関して「発信停止(異常)」状態から「発信停止(正常)」状態へと変更する。
<第3の実施の形態>
<第3の実施の形態>
第1および第2の実施の形態においては、位置表示モードの通信端末300Bから、位置情報発信モードの通信端末300Aの現在位置情報の要求があった際に、サーバ100は、通信端末300Aが「発信停止(正常)」状態の場合には、現在位置情報を提供できない旨のエラー情報を通信端末300Bに送信するものであった。しかしながら、このような構成には限られない。
たとえば、サーバ100のCPU110は、位置表示モードの通信端末300Bから位置情報発信モードの通信端末300Aの現在位置情報の要求があった際に、通信端末300Aが「発信停止(正常)」状態の場合には、通信インターフェイス160を介して、通信端末300Aに現在位置情報を通信端末300Bに提供してもよいかを問い合わせてもよい。
より詳細には、通信端末300AのCPU310は、サーバ100からの問合せに基づいて、図18に示すような、現在位置情報の提供を許可するための発信再開ボタン350Cをタッチパネル350に表示させる。
CPU310は、現在位置情報の提供が許可された場合、既に取得されている最新の現在位置情報を通信インターフェイス360を介してサーバ100にアップロードする。これによって、サーバ100は、通信端末300Aの最新の現在位置情報を通信端末300Bに提供する。
あるいは、CPU310は、現在位置情報の提供が許可された場合、位置情報取得部370を介して最新の現在位置情報を取得して、通信インターフェイス360を介して当該現在位置情報をサーバ100にアップロードする。これによって、サーバ100は、通信端末300Aの最新の現在位置情報を通信端末300Bに提供する。
あるいは、CPU310は、現在位置情報の提供が許可された場合、これ以降、定期的に、位置情報取得部370を介して現在位置情報を取得し始める。そして、CPU310は、通信インターフェイス360を介して当該現在位置情報をサーバ100にアップロードするとともに、「発信中」状態であることを示す情報をサーバ100に送信する。これによって、これ以降、サーバ100は、通信端末300Aからの要求に応じて、通信端末300Aの現在位置情報を通信端末300Bに提供する。
<第4の実施の形態>
<第4の実施の形態>
第1〜第3の実施の形態においては、主にサーバ100が、位置情報発信モードの通信端末300Aが「発信中」状態であるか「発信停止(正常)」であるか「発信停止(異常)」状態であるかを判断するものであった。しかしながら、このような形態には、限られない。
たとえば、サーバ100が、定期的に、あるいは位置表示モードの通信端末300Bからの要求に応じて、通信端末300Aに現在位置情報を要求し、通信端末300AのCPU310が、「発信中」状態であるか「発信停止(正常)」であるか「発信停止(異常)」であるかを判断してもよい。そして、CPU310は、「発信中」状態の場合に通信インターフェイス360を介して現在位置情報をサーバ100に提供し、「発信停止(正常)」か「発信停止(異常)」の場合に現在位置情報を取得しないように構成されたり、現在位置情報を取得してもサーバ100にアップロードしないように構成されたりしてもよい。
<第5の実施の形態>
<第5の実施の形態>
第1〜第4の実施の形態においては、サーバ100が通信事業者網とインターネットネットとを介して、通信端末300とデータをやり取りするものであった。すなわち、図19に示すように、サーバ100がPDN(Packet data network)210に接続され、位置情報発信モードの通信端末300Aが通信事業者網220に接続され、位置表示モードの通信端末300Bが通信事業者網220またはPDN210に接続されるものであった。
より具体的には、位置情報発信モードの通信端末300Aは、通信事業者網220を介して、PDN210に設置されたサーバ100に対して、現在位置情報を送信する。そして、位置表示モードの通信端末300Bは、通信事業者網220を介して、PDN210に設置されたサーバ100から、通信端末300Aの現在位置情報を取得する。さらに、PDN210に設置されたサーバ100は、通信端末300Aの状態が「発信停止(異常)」であることを検出した場合、通信事業者網220を介して、通信端末300Aに対して、再発信コマンドを送信するというものであった。
なお、通信事業者網220には、基地局装置(evolved Node B:eNBともいう)、サービングゲートウェイ(Serving Gateway:SGWともいう)、及び、ピーディーエヌゲートウェイ(Packet Data Network Gateway:PGWともいう)、又はこれらの代替装置が含まれていても良い。この場合、通信端末300は、eNB、SGW、PGWを介して、サーバ100にデータを送信しても良い。また、通信端末300は、PGW、SGW、eNBを介して、サーバ100からのデータを受信しても良い。
しかしながら、このような構成には限られない。たとえば、図20に示すように、サーバ100が、通信事業者網220に設置されて接続されてもよい。ここで、通信事業者網220には、eNB、SGW、PGW、又はこれらの代替装置が含まれていても良い。具体的には、位置情報発信モードの通信端末300Aは、通信事業者網220に設置されたサーバ100に対して、現在位置情報を送信する。そして、位置表示モードの通信端末300Bは、通信事業者網220に設置されたサーバ100から、通信端末300Aの現在位置情報を取得する。さらに、通信事業者網220に設置されたサーバ100は、通信端末300Aの状態が「発信停止(異常)」であることを検出した場合、通信端末300Aに対して、再発信コマンドを送信するというものでもよい。
図21と図22は、図20における通信事業者網220を詳細に記載した図である。たとえば、図21に示すように、サーバ100は、通信事業者網220のCN(Core Network)221に設置されて接続されてもよい。ここで、CN221には、SGW及びPGWが含まれていても良い。また、AN222にはeNBが含まれていても良い。具体的には、位置情報発信モードの通信端末300Aは、通信事業者網220のCN221に設置されたサーバ100に対して、現在位置情報を送信する。そして、位置表示モードの通信端末300Bは、通信事業者網220のCN221に設置されたサーバ100から、通信端末300Aの現在位置情報を取得する。さらに、通信事業者網220のCN221に設置されたサーバ100は、通信端末300Aの状態が「発信停止(異常)」であることを検出した場合、通信端末300Aに対して、再発信コマンドを送信するというものでもよい。
あるいは、図22に示すように、サーバ100は、通信事業者網220のAN(Access Network)222に設置されて接続されてもよい。ここで、CN221には、SGW及びPGW、又はこれらの代替装置が含まれていても良い。また、AN222にはeNB、又はこの代替装置が含まれていても良い。具体的には、位置情報発信モードの通信端末300Aは、通信事業者網220のAN222に設置されたサーバ100に対して、現在位置情報を送信する。そして、位置表示モードの通信端末300Bは、通信事業者網220のAN222に設置されたサーバ100から、通信端末300Aの現在位置情報を取得する。さらに、通信事業者網220のAN222に設置されたサーバ100は、通信端末300Aの状態が「発信停止(異常)」であることを検出した場合、通信端末300Aに対して、再発信コマンドを送信するというものでもよい。
このように、図20〜22に示されるような実施の形態によれば、サーバ100が、通信事業者網220内に設置されるため、通信端末300とサーバ100とがPDN210を介さずに通信することになる。そのため、サーバ100がPDN210に設置された場合に比べて、通信端末300とサーバ100との間の物理的な距離が短くなるため、その通信時間を短くすることが可能になるとともに、遅延時間の低減(レーテンシーリダクション(latency reduction)やローレーテンシー(low latency)ともいう)にも寄与することができる。
また、図23に示すように、サーバ100は、PDN210や通信事業者網220以外の場所であって通信端末300から物理的に近い場所に設置される場合を示している。ここで、通信事業者網220には、eNB、SGW、PGW、又はこれらの代替装置が含まれていても良い。具体的には、位置情報発信モードの通信端末300Aは、通信事業者網220を介して、サーバ100に対して、現在位置情報を送信する。そして、位置表示モードの通信端末300Bは、通信事業者網220を介して、サーバ100から、通信端末300Aの現在位置情報を取得する。さらに、サーバ100は、通信端末300Aの状態が「発信停止(異常)」であることを検出した場合、通信事業者網220を介して、通信端末300Aに対して、再発信コマンドを送信するというものでもよい。
図24は、図23における通信事業者網220を詳細に記載した図である。ここで、CN221には、SGW及びPGW、又はこれらの代替装置が含まれていても良い。また、AN222にはeNB、又はこの代替装置が含まれていても良い。具体的には、位置情報発信モードの通信端末300Aは、通信事業者網220のAN222を介して、サーバ100に対して、現在位置情報を送信する。そして、位置表示モードの通信端末300Bは、通信事業者網220のAN222を介して、サーバ100から、通信端末300Aの現在位置情報を取得する。さらに、サーバ100は、通信端末300Aの状態が「発信停止(異常)」であることを検出した場合、通信事業者網220のAN222を介して、通信端末300Aに対して、再発信コマンドを送信するというものでもよい。
このように、図23および図24に示されるような実施の形態によれば、サーバ100が、PDN210や通信事業者網220以外の場所であって、通信端末300から物理的に近い場所に設置されるため、サーバ100がPDN210に設置された場合に比べて、通信端末300とサーバ100との間の物理的な距離が短くなるため、その通信時間を短くすることが可能になるとともに、遅延時間の低減(レーテンシーリダクション(latency reduction)やローレーテンシー(low latency)ともいう)にも寄与することができる。さらに、通信端末300とサーバ100とが、通信事業者網220のCN221を介さずに通信するため、CN221に集中していたトラフィックをオフロード(負荷分散ともいう)することもできる。
図25は、たとえば、リレー端末装置(Relay UEともいう)230も通信端末300も、通信事業者網220を介して、PDN210に接続することが可能であるが、通信端末300の電波状況が悪くなった等の理由により、通信端末300が、直接、通信事業者網220を介して、PDN210に接続することができなくなった場合であって、リレー端末装置230が直接、通信事業者網220を介して、PDN210に接続することが可能である場合に、通信端末300(通信端末300A、300B)が、リレー端末装置230を介して、通信事業者網220を介して、PDN210に接続する場合を示している。ここで、リレー端末装置230は、リレー機能を有する通信端末300であっても良いし、リレー機能のみを有する専用の装置であっても良い。また、CN221には、SGW及びPGW、又はこれらの代替装置が含まれていても良い。また、AN222にはeNB、又はこの代替装置が含まれていても良い。
図25に示すように、サーバ100は、PDN210や通信事業者網220以外の場所であって、通信端末300から物理的に近い場所にいる(通信端末300の近隣にいる)リレー端末装置230に設置されてもよい。具体的には、位置情報発信モードの通信端末300Aは、リレー端末装置230に設置されたサーバ100に対して、現在位置情報を送信する。そして、位置表示モードの通信端末300Bは、リレー端末装置230に設置されたサーバ100から、通信端末300Aの現在位置情報を取得する。さらに、リレー端末装置230に設置されたサーバ100は、通信端末300Aの状態が「発信停止(異常)」であることを検出した場合、通信端末300Aに対して、再発信コマンドを送信するというものでもよい。
このように、図25に示されるような実施の形態によれば、サーバ100が、PDN210や通信事業者網220以外の場所であって、通信端末300から物理的に近い場所にいる(通信端末300の近隣にいる)リレー端末装置230に設置されるため、サーバ100がPDN210に設置された場合に比べて、通信端末300とサーバ100との通信時間を短くすることが可能になるため、遅延時間の低減(レーテンシーリダクション(latency reduction)やローレーテンシー(low latency)ともいう)にも寄与することができる。
また、本実施の形態において、これまで通信端末300(通信端末300A、300B)とサーバ100によるend-to-endの通信の場合について記載してきたが、このような構成には限られない。すなわち、通信端末300における各処理(処理x1、x2、・・・、xnとする。以下、処理xともいう。)のうちの少なくとも1つが、その通信端末300以外の1以上の装置(装置X1、X2、・・・、Xnとする。以下、装置Xともいう。)で行われても良い。また、サーバ100における各処理(処理y1、y2、・・・、ynとする。以下、処理yともいう。)のうちの少なくとも1つが、そのサーバ100以外の1以上の装置(装置Y1、Y2、・・・、Ynとする。以下、装置Yともいう。)で行われても良い。ここで、装置Yは、PDN210、CN221、AN222、PDN210や通信事業者網220以外の場所であって通信端末300から物理的に近い場所、のいずれかに設置される装置であっても良いし、リレー端末装置230であっても良い。
一例として、通信端末300における各処理はそのまま通信端末300で行われ、サーバ100における各処理のうちの1つの処理y1を、位置情報発信モードの通信端末300Aから現在位置情報を取得する処理とし、その処理y1を行う装置Y1がリレー端末装置230であり、サーバ100がAN222に設置される場合について説明する。すなわち、サーバ100は上記の各実施の形態で行っていた各処理のうち処理y1以外の処理を行い、装置Y1(リレー端末装置230)は処理y1を行うような場合である。
位置情報発信モードの通信端末300Aは、装置Y1(リレー端末装置230)に対して、現在位置情報を送信する。装置Y1(リレー端末装置230)は、AN222に設置されたサーバ100に対して、その現在位置情報を転送する。AN222に設置されたサーバ100は、装置Y1(リレー端末装置230)を介して、位置表示モードの通信端末300Bに対して、通信端末300Aの現在位置情報を送信する。さらに、AN222に設置されたサーバ100が、通信端末300Aの状態が「発信停止(異常)」であることを検出した場合、装置Y1(リレー端末装置230)を介して、通信端末300Aに対して、再発信コマンドを送信するというものでもよい。
また別の一例として、通信端末300における各処理はそのまま通信端末300で行われ、サーバ100における各処理のうちの1つの処理y2を、位置情報発信モードの通信端末300Aに対して再発信コマンドを送信する処理とし、その処理y2を行う装置Y2がリレー端末装置230であり、サーバ100がAN222に設置される場合について説明する。すなわち、サーバ100は上記の実施の形態で行っていた各処理のうち処理y2以外の処理を行い(前述の処理y1も行い)、装置Y2(リレー端末装置230)は処理y2を行うような場合である。
位置情報発信モードの通信端末300Aは、装置Y2(リレー端末装置230)を介して、AN222に設置されたサーバ100に対して、現在位置情報を送信する。AN222に設置されたサーバ100は、装置Y2(リレー端末装置230)を介して、位置表示モードの通信端末300Bに対して、通信端末300Aの現在位置情報を送信する。AN222に設置されたサーバ100は、通信端末300Aの状態が「発信停止(異常)」であることを検出した場合、装置Y2(リレー端末装置230)に対して、再発信コマンドの送信を指示又は要求を行う。装置Y2(リレー端末装置230)は、指示又は要求に基づいて、通信端末300Aに対して、再発信コマンドを送信するというものでもよい。
尚、上述の例では、装置Y1が処理y1を行う場合と、装置Y2が処理y2を行う場合について、それぞれ別々に記載したが、装置Y(たとえば装置Y1)が処理y1〜ynの全ての処理を行うことももちろん可能である。そして、この場合、その装置Yで行われた処理の結果の少なくとも一部について、装置Yはサーバ100に対して報告する、という構成をとることも可能である。
以上のように、サーバ100における各処理のうちの少なくとも1つの処理yを、他の装置Yが処理する構成にすることにより、サーバ100における処理の負荷分散を図ることができる。
また、上述の例では、装置Xや処理xを用いた例について説明していないが、通信端末300と装置Xとの関係は、サーバ100と装置Yとの関係と同様であるため、その説明を割愛する。
このように、通信端末300における各処理のうちの少なくとも1つの処理xを、他の装置Xが処理する構成にすることにより、通信端末300における処理の負荷分散を図ることができる。
<第6の実施の形態>
<第6の実施の形態>
第1〜第5の実施の形態においては、通信端末300Aが自身の位置情報取得部370を利用して自身の現在位置情報を取得し、当該現在位置情報をサーバ100にアップロードするものであった。しかしながら、このような形態には限られない。
たとえば、図26に示すように、通信事業者網220のAN222に配置される装置100Bが、通信端末300Aを検知した際に、たとえばWiFi(登録商標)や4Gや5Gなどで接続された際に、当該装置100Bの無線通信エリア内に通信端末300Aがいるという旨の情報を通信端末300Aの現在位置情報として取り扱うことも可能である。そして、当該装置100Bが、自身の現在位置情報または自身のエリアを示す情報を、サーバ100にアップロードすることによって、通信端末300Aの現在位置情報を通信端末300Bに提供してもよい。
当該装置100Bは、AN222に配置されてもよいし、CN221に配置されてもよいし、AN222に接続可能なリレー装置自身であってもよいし、AN222に接続可能なリレー装置に接続可能な装置であってもよい。
<第7の実施の形態>
<第7の実施の形態>
第1〜第6の実施の形態においては、通信端末300Aが、手動で発信停止した旨の情報、すなわち通信端末300Aが「発信停止(正常)」状態である旨の情報、を逐一サーバ100にアップロードするものであった。しかしながら、このような形態には限られない。
たとえば、図27に示すように、通信端末300Aが、手動で発信停止した旨の情報、すなわち通信端末300Aが「発信停止(正常)」状態である旨の情報、を逐一、AN222内の他の装置またはリレー装置などに送信してもよい(ステップS192)。そして、AN222内の他の装置またはリレー装置などは、定期的にサーバ100に当該情報をアップロードしたり、サーバ100からの要求に応じて当該情報を提供したりしてもよい。
このような構成により、通信端末300Aの電源が落ちた場合に、サーバ100が、通信端末300Aの現在位置情報の取得に関する情報、たとえば「発信停止(正常)」状態であること、などを把握することができる。
<第8の実施の形態>
<第8の実施の形態>
第1〜第7の実施の形態においては、例示として、周回レースに参加中の通信端末300Aの現在位置を、通信端末300Bが地図上に表示することができるものであった。しかしながらこのような形態には限られない。
より詳細には、位置表示モードの通信端末300Bが地図上に通信端末300Aの現在位置を表示する形態に限らず、通信端末300Aの現在位置は音声で出力されるものであってもよい。たとえば、通信端末300BのCPU310が、スピーカに、「AAAさんはXポイントから北へ50mの地点にいます。」という音声メッセージを出力させてもよい。
さらには、周回レースに限らず、マラソンやトライアスロンのような周回しないレースであってもよい。あるいは、ネットワークシステム1は、レースではなく、お年寄りの現在位置を把握するためのシステムであってもよい。あるいは、ネットワークシステム1は、複数人で遊園地や大型商業施設に訪れた際に、友人や家族の位置を取得するためのシステムであってもよい。あるいは、工場やオフィスや学校などの、職員や学生の位置を把握するためのシステムであってもよい。
あるいは、ネットワークシステム1は、人間の現在位置を把握するものに限らず、建物内や区域内や国内あるいは地球上における、他の動物や荷物や材料などの位置を把握するためのシステムであってもよい。
<第9の実施の形態>
<第9の実施の形態>
第1〜第8の実施の形態のネットワークシステム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、サーバ100の役割をクラウド上の複数の装置が担ったり、通信端末300がサーバ100の役割の一部を担ったり、逆にサーバ100が通信端末300の役割の一部を担ったりしてもよい。
<その他の応用例>
<その他の応用例>
本発明は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体(あるいはメモリ)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる他の記憶媒体に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
<上記の複数の実施の形態のまとめ>
<上記の複数の実施の形態のまとめ>
上記の第1〜第9の実施の形態においては、位置情報を取得可能な複数の端末300と、複数の端末300と通信可能なサーバ100とを備えるネットワークシステム1が提供される。複数の端末300の各々は、位置情報の提供を停止するための命令を受け付ける。サーバ100は、位置情報の提供が滞っている端末300のうち、命令に応じて位置情報の提供を停止している端末以外の端末300に、位置情報の提供を要求する。
好ましくは、ネットワークシステム1は、複数の閲覧端末300Bをさらに備える。サーバ100は、閲覧端末300Bからの端末300Aの位置情報の要求に応じて、当該端末300Aの位置情報の提供が滞っている場合に当該端末300Aに位置情報の提供を要求する。
好ましくは、ネットワークシステム1は、携帯端末用のアクセスネットワーク222とコアネットワーク221の少なくともいずれかを含む。サーバ100は、アクセスネットワーク222上またはコアネットワーク221上に配置される。
好ましくは、サーバ100は、位置情報の提供が滞っている端末300のうち、命令に応じて位置情報の提供を停止している端末300に、位置情報の提供の許可を問い合わせる。
好ましくは、端末300は、サーバ100からの要求に基づいて、位置情報を提供するアプリケーションまたはオペレーションシステムを再起動する。
この発明の別の局面に従うと、複数の端末300と通信するための通信インターフェイス160と、プロセッサ110とを備えるサーバ100が提供される。プロセッサ110は、通信インターフェイス160を介して、位置情報の提供が滞っている端末300のうち、位置情報の提供を停止している端末以外の端末300に、位置情報の提供を要求する。
この発明の別の局面に従うと、複数の端末300の各々が、位置情報を取得するステップと、複数の端末300のいずれかが、位置情報の提供を停止するための命令を受け付けるステップと、サーバ100が、位置情報の提供が滞っている端末300のうち、命令に応じて位置情報の提供を停止している端末以外の端末300に、位置情報の提供を要求するステップと、を備える、情報処理方法が提供される。
この発明の別の局面に従うと、サーバ100と通信するための通信インターフェイス360と、プロセッサ310とを備える通信端末300が提供される。プロセッサ310は、位置情報の提供を停止するための命令を受け付け、サーバ100からの要求に応じて、命令を受け付けていない場合に、位置情報をサーバ100に提供する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :サーバ
100B :装置
110 :プロセッサ(CPU)
120 :メモリ
121 :現在位置情報データベース
140 :操作部
150 :タッチパネル
160 :通信インターフェイス
200 :ネットワーク
220 :通信事業者網
221 :コアネットワーク
222 :アクセスネットワーク
230 :リレー用装置
300 :通信端末
300A :位置情報発信モードの通信端末
300B :閲覧端末(位置表示モードの通信端末)
300C :閲覧端末(位置表示モードの通信端末)
310 :プロセッサ(CPU)
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :タッチパネル
350A :発信スタートボタン
350B :発信停止ボタン
350C :発信再開ボタン
360 :通信インターフェイス
370 :位置情報取得部
100 :サーバ
100B :装置
110 :プロセッサ(CPU)
120 :メモリ
121 :現在位置情報データベース
140 :操作部
150 :タッチパネル
160 :通信インターフェイス
200 :ネットワーク
220 :通信事業者網
221 :コアネットワーク
222 :アクセスネットワーク
230 :リレー用装置
300 :通信端末
300A :位置情報発信モードの通信端末
300B :閲覧端末(位置表示モードの通信端末)
300C :閲覧端末(位置表示モードの通信端末)
310 :プロセッサ(CPU)
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :タッチパネル
350A :発信スタートボタン
350B :発信停止ボタン
350C :発信再開ボタン
360 :通信インターフェイス
370 :位置情報取得部
Claims (8)
- 位置情報を取得可能な複数の端末と、
前記複数の端末と通信可能なサーバとを備え、
前記複数の端末の各々は、前記位置情報の提供を停止するための命令を受け付け、
前記サーバは、前記位置情報の提供が滞っている前記端末のうち、前記命令に応じて前記位置情報の提供を停止している端末以外の端末に、前記位置情報の提供を要求する、ネットワークシステム。 - 複数の閲覧端末をさらに備え、
前記サーバは、前記閲覧端末からの前記端末の位置情報の要求に応じて、当該端末の前記位置情報の提供が滞っている場合に当該端末に前記位置情報の提供を要求する、請求項1に記載のネットワークシステム。 - 前記ネットワークシステムは、携帯端末用のアクセスネットワークとコアネットワークの少なくともいずれかを含み、
前記サーバは、前記アクセスネットワーク上または前記コアネットワーク上に配置される、請求項1または2に記載のネットワークシステム。 - 前記サーバは、前記位置情報の提供が滞っている前記端末のうち、前記命令に応じて前記位置情報の提供を停止している端末に、前記位置情報の提供の許可を問い合わせる、請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
- 前記端末は、前記サーバからの前記要求に基づいて、位置情報を提供するアプリケーションまたはオペレーションシステムを再起動する、請求項1から4のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
- 複数の端末と通信するための通信インターフェイスと、
プロセッサとを備え、
前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを介して、位置情報の提供が滞っている前記端末のうち、前記位置情報の提供を停止している端末以外の端末に、前記位置情報の提供を要求する、サーバ。 - 複数の端末の各々が、位置情報を取得するステップと、
前記複数の端末のいずれかが、前記位置情報の提供を停止するための命令を受け付けるステップと、
サーバが、前記位置情報の提供が滞っている前記端末のうち、前記命令に応じて前記位置情報の提供を停止している端末以外の端末に、前記位置情報の提供を要求するステップと、を備える、情報処理方法。 - サーバと通信するための通信インターフェイスと、
プロセッサとを備え、
前記プロセッサは、位置情報の提供を停止するための命令を受け付け、前記サーバからの要求に応じて、前記命令を受け付けていない場合に、前記位置情報を前記サーバに提供する、通信端末。
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